JP2008042085A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

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    • H10B12/312DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor with a bit line higher than the capacitor

Abstract

【課題】十分な量の電荷を保持可能なキャパシタを備えた半導体記憶装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置は、基板11内に形成されたトランジスタと、トランジスタのソース領域/ドレイン領域14のいずれか一方の上方に形成されたキャパシタと、基板11の上方に形成され、トランジスタのゲート長方向に延伸するビット線24と、ソース領域/ドレイン領域14のいずれか一方とキャパシタとを接続する第1の導体プラグ16aと、第1の導体プラグ16aに接続されないソース領域/ドレイン領域14のいずれか一方に接続される第2の導体プラグ16bと、第2の導体プラグ16b上に形成され、ビット線24に接続される第3の導体プラグ21とを備えている。第3の導体プラグ21はその中心軸が第2の導体プラグ16bの中心軸に対してトランジスタのゲート幅方向にずれるように形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、DRAMなどの半導体記憶装置およびその製造方法に関する。
揮発性の半導体メモリであるDRAM(ダイナミックランダムアクセスメモリ)の構造として、ビット線よりもキャパシタを先に形成するビット線後作り構造(CUB構造)が挙げられる(特許文献1参照)。図5(a)は、従来のCUB構造を有するDRAMの構成を示す上面図である。また、図5(b)は従来のDRAMの図5(a)に示すVb−Vb線における断面図であり、図5(c)は図5(a)に示すVc−Vc線における断面図である。
図5(b)、(c)に示すように、従来のDRAMは、シリコンからなる基板111内に形成されたMOSトランジスタのソース領域およびドレイン領域114と、基板111上に設けられ、平面的にみてソース領域およびドレイン領域114の各々の間に形成されたゲート絶縁膜113と、ゲート絶縁膜113上に形成されたゲート電極123と、基板111、ソース領域およびドレイン領域114、およびゲート電極123上に形成された第1の層間絶縁膜115と、第1の層間絶縁膜115上に形成されたライナー層膜122とを備えている。また、従来のDRAMは、ライナー層膜122上に形成され、溝が設けられた第2の層間絶縁膜117と、ソース領域およびドレイン領域114のいずれか一方の上方に、溝の内壁に沿って下から順に形成されたストレージノード電極118、容量絶縁膜119、およびプレート電極120と、プレート電極120および第2の層間絶縁膜117の上に形成された第3の層間絶縁膜128と、第3の層間絶縁膜128上に形成され、MOSトランジスタのゲート長方向に延伸して形成されたビット線124とを備えている。
さらに、従来のDRAMは、第1の層間絶縁膜115を貫通し、ソース領域およびドレイン領域114のいずれか一方とストレージノード電極118とを接続する第1の導体プラグ116aと、第1の導体プラグ116aに接続されないソース領域およびドレイン領域114のいずれか一方に接続され、第1の層間絶縁膜115を貫通する第2の導体プラグ116bと、第2の導体プラグ116b上に、ライナー層膜122、第2の層間絶縁膜117、および第3の層間絶縁膜128を貫通し、第2の導体プラグ116bとビット線124とを接続する第3の導体プラグ121とを備えている。ここで、第3の導体プラグ121の中心軸は、第2の導体プラグ116bの中心軸と一致している。なお、MOSトランジスタは複数個設けられており、基板111内に形成された素子分離用絶縁膜112により、複数のMOSトランジスタの各々が分離されている。各MOSトランジスタと、これに接続される1つキャパシタとがメモリセルを構成する。
ここで、図5(a)に示すように、第3の導体プラグ121は平面的に見てプレート電極120のホール125に囲まれて形成されており、該第3の導体プラグ121の中心軸と第3の導体プラグ121の両側に形成されたストレージノード電極118における底面の長軸の延長線とは互いに交差するように位置している。なお、図5(a)では、容量絶縁膜119、プレート電極120、第3の層間絶縁膜128およびビット線124の図示は省略されているが、プレート電極120は基板111の上方に一体的に形成されており、第3の導体プラグ121を囲むホール125を有している。
以上のように、図5に示す従来のDRAMは、立体構造を有するキャパシタを備えており、キャパシタとして十分な容量を確保しつつ投影面積を小さくすることができるため、セル面積を縮小化することができる。
特開平10−242422号公報
しかしながら、近年、半導体メモリのさらなる高集積化を実現するために、キャパシタの容量のさらなる増加が求められている。ここで、従来のDRAMにおいてキャパシタの容量を増加させるためには、少なくともキャパシタを構成するストレージノード電極118の面積を大きくする必要がある。
ところが、図5(a)に示すように、従来のDRAMでは、面積の増加を図るためにストレージノード電極118の長辺方向の長さを拡大しようとすると、2つのストレージノード電極118間に第3の導体プラグ121が形成されているため、必要以上にストレージノード電極118における長辺方向の長さを大きくすることは難しい。
本発明は上記の不具合を解決するためになされたものであり、十分な量の電荷を保持可能なキャパシタを備えた半導体記憶装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の半導体記憶装置は、基板内に形成されたソース領域およびドレイン領域を有するMISトランジスタと、前記基板および前記MISトランジスタの上に形成された第1の層間絶縁膜と、前記ソース領域または前記ドレイン領域のいずれか一方の上方に形成されたストレージノード電極と、前記ストレージノード電極上に形成された容量絶縁膜と、前記容量絶縁膜上に形成されたプレート電極とを有するキャパシタと、前記プレート電極および前記第1の層間絶縁膜の上または上方に形成された第2の層間絶縁膜と、前記第2の層間絶縁膜の上に形成され、MISトランジスタのゲート長方向に延伸するビット線と、前記第1の層間絶縁膜を貫通し、前記ソース領域または前記ドレイン領域のいずれか一方と前記ストレージノード電極とを接続する第1の導体プラグと、前記第1の導体プラグに接続されない前記ソース領域または前記ドレイン領域のいずれか一方に接続され、前記第1の層間絶縁膜を貫通する第2の導体プラグと、前記第2の導体プラグ上に、少なくとも前記第2の層間絶縁膜を貫通し、前記第2の導体プラグと前記ビット線とを接続する第3の導体プラグとを備えており、平面的に見て前記第3の導体プラグの中心軸は、前記第2の導体プラグの中心軸に対して前記ビット線が延伸する方向と垂直な方向にずれている。
この構成によると、第3の導体プラグはその中心軸が第2の導体プラグの中心軸に対してビット線が延伸する方向と垂直な方向にずれるように、第2の導体プラグ上に配置されている。これにより、第3の導体プラグとキャパシタが形成された溝との距離を拡大することができるため、溝内において、ストレージノード電極、容量絶縁膜、およびプレート電極の長辺方向の長さを拡大してキャパシタの実効面積を増加させることができる。その結果、キャパシタの容量を増加させることができ、メモリとして動作するのに十分な量の電荷を保持可能な半導体記憶装置を実現することができる。
また、本発明の半導体記憶装置は、前記第1の層間絶縁膜と前記第2の層間絶縁膜との間に、前記第1の導体プラグまで達する溝が設けられた第3の層間絶縁膜をさらに備えており、前記ストレージノード電極、前記容量絶縁膜、および前記プレート電極は、前記溝の内壁に沿って形成されていることが好ましい。
この構成によると、立体構造を有するキャパシタを備えているため、平面構造のキャパシタを備えている半導体記憶装置に比べ、セル面積を縮小化することができる。したがって、本発明の半導体記憶装置は、上記の効果に加え、微細化された場合でも確実に記憶動作を行うことができる。
また、本発明の半導体記憶装置は、前記第3の導体プラグの下端部は前記第1の層間絶縁膜に埋め込まれており、前記第2の導体プラグの上端部の上面および側面の一部は前記第3の導体プラグと接していることが好ましい。
この構成によると、第3の導体プラグの下端部は、第2の導体プラグの上端部の上面だけでなく側面においても第2の導体プラグと接続され、第2の導体プラグと第3の導体プラグとの接触面積が大きくなっているため、コンタクト抵抗を低減させることが可能となる。
本発明の半導体記憶装置の製造方法は、ソース領域およびドレイン領域を有するMISトランジスタと、ストレージノード電極、容量絶縁膜、およびプレート電極を有するキャパシタと、第1の導体プラグ、第2の導体プラグ、および第3の導体プラグと、ビット線とを備えた半導体記憶装置の製造方法であって、基板内に前記ソース領域および前記ドレイン領域を形成する工程(a)と、前記基板上に第1の層間絶縁膜を形成する工程(b)と、前記ソース領域および前記ドレイン領域の上に前記第1の層間絶縁膜を貫通する前記第1の導体プラグおよび前記第2の導体プラグを形成する工程(c)と、前記第1の層間絶縁膜の上方に、前記第1の導体プラグを露出させる溝が設けられた第2の層間絶縁膜を形成する工程(d)と、前記溝の内壁に沿って、前記ストレージノード電極、前記容量絶縁膜、および前記プレート電極を順次形成する工程(e)と、前記プレート電極および前記第2の層間絶縁膜の上に第3の層間絶縁膜を形成する工程(f)と、前記第2の層間絶縁膜および前記第3の層間絶縁膜を貫通して前記第2の導体プラグの一部を露出させ、且つ中心軸が前記第2の導体プラグの中心軸に対して前記MISトランジスタのゲート幅方向にずれたコンタクトホールを形成する工程(g)と、前記コンタクトホールに導電体を埋め込み、前記第2の導体プラグに接続する前記第3の導体プラグを形成する工程(h)と、前記第3の層間絶縁膜上に形成され、前記第2の導体プラグおよび前記第3の導体プラグを介して前記ソース領域およびドレイン領域のいずれか一方と接続されるビット線を形成する工程(i)とを備えている。
この方法によれば、コンタクトホール29を形成する工程(g)において、中心軸が第2の導体プラグの中心軸に対してMOSトランジスタのゲート幅方向(ビット線の延伸方向と垂直な方向)にずれるように、コンタクトホール29を形成する。これにより、第3の導体プラグは第2の導体プラグ上にゲート幅方向にずれて形成されるため、第3の導体プラグと該第3の導体プラグの両側にあるキャパシタが形成された溝との距離が拡がる。このため、先のキャパシタを形成する工程(e)では、溝内においてストレージノード電極、容量絶縁膜、およびプレート電極の長辺方向の長さを拡大することが可能となり、キャパシタの実効面積を増加させることができる。その結果、キャパシタの容量を増加させることができ、メモリとして動作するのに十分な量の電荷を保持可能な半導体記憶装置を製造することができる。
本発明の半導体記憶装置およびその製造方法によれば、微細化してもメモリとして動作するのに十分な量の電荷を保持可能な半導体装置を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置およびその製造方法について図1および図2を参照しながら説明する。最初に、本実施形態に係るDRAMの半導体記憶装置の構成について述べる。図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す上面図である。図1(b)は、本実施形態の半導体装置の図1(a)に示すIb−Ib線における断面図であり、図1(c)は、図1(a)に示すIc−Ic線における断面図である。
図1(b)、(c)に示すように、本実施形態の半導体記憶装置は、例えばシリコンからなる基板11内に形成されたMOS(MIS)トランジスタのソース領域およびドレイン領域14と、基板11上に設けられ、平面的にみてソース領域およびドレイン領域14の各々の間に形成されたゲート絶縁膜13と、ゲート絶縁膜13上に形成されたゲート電極23と、基板11、ソース領域およびドレイン領域14、およびゲート電極23上に形成された第1の層間絶縁膜15と、第1の層間絶縁膜15上に形成されたライナー層膜22とを備えている。また、本実施形態の半導体記憶装置は、ライナー層膜22上に形成され、溝が設けられた第2の層間絶縁膜17と、ソース領域およびドレイン領域14のいずれか一方の上方に設けられ、溝の内壁に沿って下から順に形成されたストレージノード電極18、容量絶縁膜19、およびプレート電極20から構成されるキャパシタと、プレート電極20および第2の層間絶縁膜17の上に形成された第3の層間絶縁膜28と、第3の層間絶縁膜28上に形成され、MOS(MIS)トランジスタのゲート長方向に延伸するビット線24とを備えている。なお、第1の層間絶縁膜15、第2の層間絶縁膜17、および第3の層間絶縁膜28の材料としては、例えばシリコン酸化膜を用いる。また、ライナー層膜22の材料としては、例えばシリコン窒化膜を用いる。
さらに、本実施形態の半導体記憶装置は、第1の層間絶縁膜15を貫通し、ソース領域およびドレイン領域14のいずれか一方とストレージノード電極18とを接続する第1の導体プラグ16aと、第1の導体プラグ16aに接続されないソース領域およびドレイン領域14のいずれか一方に接続され、第1の層間絶縁膜15を貫通する第2の導体プラグ16bと、第2の導体プラグ16b上に形成され、ライナー層膜22、第2の層間絶縁膜17、および第3の層間絶縁膜28を貫通し、第2の導体プラグ16bとビット線24とを接続する第3の導体プラグ21とを備えている。なお、本実施形態の半導体記憶装置では、MOS(MIS)トランジスタが複数個設けられており、基板11内に形成された素子分離用絶縁膜12により、複数のMOS(MIS)トランジスタの各々が分離されている。各MOS(MIS)トランジスタとこれに接続される1つのキャパシタとがメモリセルを構成する。
ここで、図1(a)に示すように、平面的に見た場合、第3の導体プラグ21はプレート電極20のホール25に囲まれて形成されており、中心軸が第2の導体プラグ16bの中心軸に対してビット線が延伸する方向と垂直な方向(MOSトランジスタのゲート幅方向)にずれるように配置されている。一方、第3の導体プラグ21の両側に形成されたストレージノード電極18における底面の長軸の延長線と、第2の導体プラグ16bの中心軸は互いに交差するように配置されている。なお、図1(a)では、容量絶縁膜19、プレート電極20、第3の層間絶縁膜28、およびビット線24の図示は省略されているが、プレート電極20は基板11の上方に一体化して形成されており、第3の導体プラグ21を囲むホール25を有している。
本実施形態の半導体記憶装置の特徴は、中心軸が第2の導体プラグ16bの中心軸に対してビット線が延伸する方向と垂直な方向にずれるように、第3の導体プラグ21が第2の導体プラグ16b上に配置されていることにある。これにより、第3の導体プラグ21を囲むホール25とキャパシタが形成された溝との距離を拡大することができるため、図1(a)に示す面積増加部27のように、溝内において、ストレージノード電極18、容量絶縁膜19、およびプレート電極20の長辺方向の長さを拡大してキャパシタの実効面積を増加させることができる。その結果、キャパシタの容量を増加させることができ、メモリとして動作するのに十分な量の電荷を保持可能な半導体記憶装置を実現することができる。
また、本実施形態の半導体記憶装置は、立体構造を有するキャパシタを備えているため、平面構造のキャパシタを備えている半導体記憶装置に比べ、セル面積を縮小化させることができる。したがって、本実施形態の半導体記憶装置は、高容量化され、さらには微細化された場合でも確実に記憶動作を行うことができる。
次に、本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法について図2を用いて説明する。図2(a)〜(f)は本実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。なお、図2(a)〜(f)は、図1(a)に示すIc−Ic線における断面図であり、図2ではトランジスタやキャパシタなどの構成の一部は図示されていない。
最初に、図2(a)に示すように、基板11内にMOS(MIS)トランジスタの活性領域をメモリセル毎に分離するための素子分離用絶縁膜12を形成する。次に、基板11上に厚みが例えば数nmであるシリコン酸化膜と厚みが約100nmであるポリシリコン膜とを順次堆積する。そして、これらの堆積した膜をパターンングすることにより、MOS(MIS)トランジスタのシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜(図示せず)とポリシリコン膜からなるゲート電極(図示せず)をそれぞれ形成する。その後、基板11内に形成された活性領域に砒素イオンを注入し、MOS(MIS)トランジスタのソース領域およびドレイン領域14をそれぞれ形成する。続いて、基板11上にシリコン酸化膜などからなる第1の層間絶縁膜15を堆積し、CMP(ケミカル・メカニカル・ポリッシュ)により第1の層間絶縁膜15を平坦化する。その後、第1の層間絶縁膜15を貫通してソース領域およびドレイン領域14に到達するコンタクトホール29を形成した後、該コンタクトホール29に導電体を埋め込むことにより、第1の導体プラグ16a(図示せず)および第2の導体プラグ16bを形成する。
次に、第1の層間絶縁膜15、第1の導体プラグ16a、および第2の導体プラグ16bの上に、シリコン窒化膜などからなるライナー層膜22を形成する。続いて、ライナー層膜22上に、シリコン酸化膜などからなる第2の層間絶縁膜17を堆積し、CMPにより第2の層間絶縁膜17を平坦化する。そして、パターニングされたマスクを用いて第2の層間絶縁膜17をエッチングすることにより、第2の層間絶縁膜17に第1の導体プラグ16aを露出させる溝を形成する。その後、図示していないが、第2の層間絶縁膜17に形成された溝の内壁に沿って、キャパシタを構成するストレージノード電極18、容量絶縁膜19、およびプレート電極20を順次形成する。ここで、プレート電極20は基板の上方に一体化されて形成されている。さらに、一体化されたプレート電極20に、第2の層間絶縁膜17を露出させるホール25をエッチングにより形成する。このとき、ホール25は、その中心軸が第2の導体プラグ16bの中心軸に対してMOS(MIS)トランジスタのゲート幅方向にずれるように形成される。
次に、図2(b)に示す工程では、プレート電極20および第2の層間絶縁膜17の上にシリコン酸化膜などからなる第3の層間絶縁膜28を堆積した後、CMPにより第3の層間絶縁膜28を平坦化する。
続いて、図2(c)に示す工程では、第3の層間絶縁膜28上に形成されたレジスト(図示せず)を用いてパターニングを行った後、第3の層間絶縁膜28、第2の層間絶縁膜17をライナー層膜22が露出するまでエッチングすることで、コンタクトホール29を形成する。このとき、コンタクトホール29は、その中心軸が第2の導体プラグ16bの中心軸に対してMOS(MIS)トランジスタのゲート幅方向にずれるように形成される。
そして、図2(d)に示す工程では、第3の層間絶縁膜28上に形成されたレジスト(図示せず)をアッシングにより除去した後、コンタクトホール29の底に形成されたライナー層膜22をさらにエッチングし、第2の導体プラグ16bを露出させる。
次に、図2(e)に示す工程では、図2(d)の工程で形成したコンタクトホール29に導電体を埋め込むことにより、第3の導体プラグ21を形成する。
最後に、図2(f)に示す工程では、第3の層間絶縁膜28および第3の導体プラグ21の上に、第2の導体プラグ16bおよび第3の導体プラグ21を介して、MOS(MIS)トランジスタのソース領域およびドレイン領域14のいずれか一方に接続されるビット線24を形成する。以上の工程により、本実施形態の半導体記憶装置を作製することができる。
本実施形態の半導体記憶装置の製造方法の特徴は、図2(c)に示すコンタクトホール29を形成する工程において、中心軸が第2の導体プラグ16bの中心軸に対してMOS(MIS)トランジスタのゲート幅方向(ビット線の延伸方向と垂直な方向)にずれるように、コンタクトホール29を形成することにある。これにより、第3の導体プラグ21は第2の導体プラグ16b上にゲート幅方向にずれて形成されるため、第3の導体プラグ21と該第3の導体プラグ21の両側にあるキャパシタが形成された溝との距離が拡がり、先のキャパシタを形成する工程において、図1(a)に示す面積増加部27のように、溝内において、ストレージノード電極18、容量絶縁膜19、およびプレート電極20の長辺方向の長さを拡大することが可能となる。その結果、本実施形態の製造方法では、キャパシタの容量を増加させることができ、十分な容量値が確保された半導体記憶装置を作製することができる。
なお、本実施形態の製造方法では、例えば、プレート電極20のホール径を200nm、第3の導体プラグ21の両側に形成された2つのストレージノード電極18間との距離を260nmとし、第3の導体プラグ21の中心軸が第2の導体プラグ16bに対してゲート幅方向に例えば45nmずれている場合、第3の導体プラグ21の中心軸と第2の導体プラグ16bの中心軸とが同じである場合に比べて、ストレージノード電極18の表面積を約2.5%増加させることができる。
また、本実施形態の半導体記憶装置の製造方法では、図2(a)に示すプレート電極20のホール25を形成する工程において、該ホール25の中心軸が第2の導体プラグ16bの中心軸に対してMOS(MIS)トランジスタのゲート幅方向にずれていることが好ましい。この場合、図2(c)の工程において、ホール25の中心軸と同じ中心軸となるようにコンタクトホール29を形成すればよいため、コンタクトホール29の位置合わせが容易になり、第3の導体プラグ21を比較的簡単に作製することができる。
なお、本実施形態において、立体構造のキャパシタを備えた半導体記憶装置およびその製造方法について説明したが、これに限定されるものではなく、平面構造のキャパシタを備えた半導体記憶装置を用いた場合でも上記と同様の効果が得られる。
以下、本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置およびその製造方法について図3および図4を参照しながら説明する。最初に、本実施形態に係るDRAMの半導体記憶装置の構成について述べる。図3(a)、(b)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す断面図である。なお、図3(a)、(b)は、それぞれ第1の実施形態の半導体装置の図1(a)に示すIb−Ib線、Ic−Ic線における断面図である。
図3(a)、(b)に示すように、本実施形態の半導体記憶装置は、第1の実施形態と同様に、例えばシリコンからなる基板11内に形成されたMOS(MIS)トランジスタのソース領域およびドレイン領域14と、基板11の上方に、平面的にみてソース領域およびドレイン領域14の各々の間に下から順に形成されたゲート絶縁膜13、ゲート電極23と、基板11、ソース領域およびドレイン領域14、およびゲート電極23上に形成された第1の層間絶縁膜15と、第1の層間絶縁膜15上に形成されたライナー層膜22とを備えている。また、本実施形態の半導体記憶装置は、ライナー層膜22上に形成され、溝が設けられた第2の層間絶縁膜17と、ソース領域およびドレイン領域14のいずれか一方の上方に、溝の内壁に沿って下から順に形成されたストレージノード電極18、容量絶縁膜19、およびプレート電極20からなるキャパシタと、プレート電極20および第2の層間絶縁膜17の上に形成された第3の層間絶縁膜28と、第3の層間絶縁膜28上に形成され、MOSトランジスタのゲート長方向に延伸するビット線24とを備えている。なお、第1の層間絶縁膜15、第2の層間絶縁膜17、第3の層間絶縁膜28の材料としてはシリコン酸化膜を、ライナー層膜22の材料としてはシリコン窒化膜を用いることができる。
さらに、本実施形態の半導体記憶装置は、第1の実施形態と同様に、ソース領域およびドレイン領域14のいずれか一方とストレージノード電極18とを接続する第1の導体プラグ16aと、第1の導体プラグ16aに接続されないソース領域およびドレイン領域14のいずれか一方に接続される第2の導体プラグ16bと、第2の導体プラグ16bとビット線24とを接続する第4の導体プラグ30とを備えている。なお、本実施形態の半導体記憶装置では、MOS(MIS)トランジスタが複数個設けられており、基板11内に形成された素子分離用絶縁膜12により、複数のMOS(MIS)トランジスタの各々が分離されている。各MOSトランジスタと、これに接続させる1つのキャパシタとが、メモリセルを構成する。
ここで、本実施形態の半導体記憶装置においては、図3(b)に示すように、第4の導体プラグ30の下端部は、第1の層間絶縁膜15に埋め込まれており、第2の導体プラグ16bの上端部の上面および側面の一部と接している。さらに、第1の実施形態と同様に、第4の導体プラグ30はプレート電極20のホール25に囲まれて形成されており、中心軸が第2の導体プラグ16bの中心軸に対してMOS(MIS)トランジスタのゲート幅方向(ビット線の延伸方向と垂直な方向)にずれるように配置されている。一方、第4の導体プラグ30の両側に形成されたストレージノード電極18における底面の長軸の延長線と、第2の導体プラグ16bの中心軸は互いに交差するように配置されている。なお、プレート電極20は基板11の上方に一体化して形成されており、第4の導体プラグ30を囲むホール25を有している。
本実施形態の半導体記憶装置の特徴は、第4の導体プラグ30の中心軸が第2の導体プラグ16bの中心軸に対してMOS(MIS)トランジスタのゲート幅方向にずれていることにある。これにより、第4の導体プラグ30を囲むホール25とストレージノード電極18との距離を拡げることができるため、ストレージノード電極18の長辺方向の長さを拡大してストレージノード電極18の面積を増加させることができる。その結果、キャパシタの容量を増加させることができ、高容量化された半導体記憶装置を実現することが可能となる。
さらに、本実施形態の半導体記憶装置では、第4の導体プラグ30の下端部は、第2の導体プラグ16bの上端部の上面だけでなく側面においても第2の導体プラグ16bと接続されている。これにより、第2の導体プラグ16bと第4の導体プラグ30との接触面積が大きくなっているため、コンタクト抵抗を低減させることが可能となる。したがって、本実施形態の半導体記憶装置においては、微細化されても記憶動作を行うことができ、且つコンタクト抵抗の低減を図ることができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法について図4を用いて説明する。図4(a)〜(f)は本実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。なお、図4(a)〜(f)は、図1(a)に示すIc−Ic線における断面図であり、図4ではトランジスタやキャパシタなどの構成の一部は図示されていない。また、図4(a)〜(c)に示す工程は、第1の実施形態の半導体記憶装置の製造方法における図2(a)〜(c)に示す工程と同様であるため、ここでは簡略化して説明を行う。
最初に、図4(a)に示す工程では、素子分離用絶縁膜12およびMOS(MIS)トランジスタのソース領域およびドレイン領域14が形成された基板11上に、第1の層間絶縁膜15を形成する。その後、第1の層間絶縁膜15を貫通しソース領域およびドレイン領域14に到達するコンタクトホール29を形成した後、該コンタクトホール29に導電体を埋め込むことにより、第1の導体プラグ16a(図示せず)および第2の導体プラグ16bを形成する。
次に、第1の層間絶縁膜15、第1の導体プラグ16a、および第2の導体プラグ16bの上にライナー層膜22、第2の層間絶縁膜17を順次形成する。その後、図示していないが、第2の層間絶縁膜17に形成された溝の内壁に沿って、ストレージノード電極18、容量絶縁膜19、およびプレート電極20を順次積層して、キャパシタを形成する。ここで、プレート電極20は基板の上方に一体化されて形成されている。さらに、一体化されたプレート電極20に、第2の層間絶縁膜17を露出させるホール25をエッチングにより形成する。このとき、ホール25はその中心軸が第2の導体プラグ16bの中心軸に対してMOS(MIS)トランジスタのゲート幅方向にずれるように形成される。
次に、図4(b)に示す工程では、プレート電極20および第2の層間絶縁膜17の上にシリコン酸化膜などからなる第3の層間絶縁膜28を形成する。
続いて、図4(c)に示す工程では、第3の層間絶縁膜28、第2の層間絶縁膜17を貫通するコンタクトホール29を形成する。このとき、コンタクトホール29は、その中心軸が第2の導体プラグ16bの中心軸に対してMOS(MIS)トランジスタのゲート幅方向にずれるように形成される。
そして、図4(d)に示す工程では、コンタクトホール29の底に形成されたライナー層膜22をエッチングした後、さらに第1の層間絶縁膜15を20〜30nm程度オーバーエッチングすることで、第2の導体プラグ16bの上端部の上面および側面の一部を露出させる。
次に、図4(e)に示す工程では、図4(d)の工程で形成したコンタクトホール29に導電体を埋め込むことにより、第4の導体プラグ30を形成する。
最後に、図4(f)に示す工程では、第3の層間絶縁膜28および第4の導体プラグ30の上に、第2の導体プラグ16bと第4の導体プラグ30を介してMOS(MIS)トランジスタのソース領域およびドレイン領域14のいずれか一方に接続されるビット線24を形成する。以上の工程により、本実施形態の半導体記憶装置を作製することができる。
本実施形態の半導体記憶装置の製造方法の特徴は、図4(d)に示すコンタクトホール29を形成する工程において、中心軸が第2の導体プラグ16bの中心軸に対してMOS(MIS)トランジスタのゲート幅方向(ビット線の延伸方向と垂直な方向)にずれるように、コンタクトホールを作製することにある。これにより、第1の実施形態の製造方法と同様に、第4の導体プラグ30が第2の導体プラグ16bの上にゲート幅方向にずれて形成されるため、第4の導体プラグ30と該第4の導体プラグ30の両側にあるキャパシタが形成された溝との距離が拡がり、キャパシタを形成する工程で、溝内においてストレージノード電極18、容量絶縁膜19、プレート電極20の長辺方向の長さを拡大することが可能となる。
また、本実施形態の製造方法では、下端部が第2の導体プラグ16bの上面だけでなく側面においても第2の導体プラグ16bと接続されるように、第4の導体プラグ30が形成される。その結果、第2の導体プラグ16bと第4の導体プラグ30との接触面積が大きくなるため、コンタクト抵抗を低減させることが可能となる。したがって、本実施形態の半導体記憶装置の製造方法では、メモリ動作に十分な電荷を保持しつつ、コンタクト抵抗が比較的小さい半導体記憶装置を作製することができる。さらに、本実施形態の製造方法では、立体構造を有するキャパシタを備えた半導体記憶装置を作製することができるため、半導体記憶装置の微細化にも有用である。
なお、本実施形態の半導体記憶装置およびその製造方法では、第1の実施形態と同様に立体キャパシタを備えた半導体記憶装置を例に挙げたが、これに限定されるものではなく、平面キャパシタを備えた半導体記憶装置であっても、上記と同様な効果が得られる。
本発明の半導体記憶装置およびその製造方法は、例えばDRAMなどの半導体記憶装置に有用である。
(a)は本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の構成を示す上面図であり、(b)は図1(a)におけるIb−Ib線における断面図であり、(c)は図1(a)におけるIc−Ic線における断面図である。 (a)〜(f)は、第1の実施形態における半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 (a)、(b)は、本発明の第2の実施形態における半導体記憶装置の構成を示す断面図である。 (a)〜(f)は、第2の実施形態における半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。 (a)は、従来のDRAMの構成を示す上面図であり、(b)は図5(a)におけるVb−Vb線における断面図であり、(c)は図5(a)におけるVc−Vc線における断面図である。
符号の説明
11、111 基板
12、112 素子分離用絶縁膜
13、113 ゲート絶縁膜
14、114 ソース領域およびドレイン領域
15、115 第1の層間絶縁膜
16a、116a 第1の導体プラグ
16b、116b 第2の導体プラグ
17、117 第2の層間絶縁膜
18、118 ストレージノード電極
19、119 容量絶縁膜
20、120 プレート電極
21、121 第3の導体プラグ
22、122 ライナー層膜
23、123 ゲート電極
24、124 ビット線
25、125 ホール
27 面積増加部
28、128 第3の層間絶縁膜
29、 コンタクトホール
30 第4の導体プラグ

Claims (8)

  1. 基板内に形成されたソース領域およびドレイン領域を有するMISトランジスタと、
    前記基板および前記MISトランジスタの上に形成された第1の層間絶縁膜と、
    前記ソース領域または前記ドレイン領域のいずれか一方の上方に形成されたストレージノード電極と、前記ストレージノード電極上に形成された容量絶縁膜と、前記容量絶縁膜上に形成されたプレート電極とを有するキャパシタと、
    前記プレート電極および前記第1の層間絶縁膜の上または上方に形成された第2の層間絶縁膜と、
    前記第2の層間絶縁膜の上に形成され、前記MISトランジスタのゲート長方向に延伸するビット線と、
    前記第1の層間絶縁膜を貫通し、前記ソース領域または前記ドレイン領域のいずれか一方と前記ストレージノード電極とを接続する第1の導体プラグと、
    前記第1の導体プラグに接続されない前記ソース領域または前記ドレイン領域のいずれか一方に接続され、前記第1の層間絶縁膜を貫通する第2の導体プラグと、
    前記第2の導体プラグ上に、少なくとも前記第2の層間絶縁膜を貫通し、前記第2の導体プラグと前記ビット線とを接続する第3の導体プラグとを備えており、
    平面的に見て前記第3の導体プラグの中心軸は、前記第2の導体プラグの中心軸に対して前記ビット線が延伸する方向と垂直な方向にずれていることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第1の層間絶縁膜と前記第2の層間絶縁膜との間に、前記第1の導体プラグまで達する溝が設けられた第3の層間絶縁膜をさらに備えており、前記ストレージノード電極、前記容量絶縁膜、および前記プレート電極は、前記溝の内壁に沿って形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記MISトランジスタおよび前記キャパシタは複数個設けられており、
    前記複数のキャパシタの前記プレート電極は一体的に形成されており、前記一体化されたプレート電極には平面的に見て前記第3の導体プラグを囲む開口が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記一体化されたプレート電極の開口の中心軸は、前記第2の導体プラグの中心軸に対して前記ビット線が延伸する方向と垂直な方向にずれていることを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第3の導体プラグの下端部は前記第1の層間絶縁膜に埋め込まれており、前記第2の導体プラグの上端部の上面および側面の一部は前記第3の導体プラグと接していることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
  6. ソース領域およびドレイン領域を有するMISトランジスタと、ストレージノード電極、容量絶縁膜、およびプレート電極を有するキャパシタと、第1の導体プラグ、第2の導体プラグ、および第3の導体プラグと、ビット線とを備えた半導体記憶装置の製造方法であって、
    基板内に前記ソース領域および前記ドレイン領域を形成する工程(a)と、
    前記基板上に第1の層間絶縁膜を形成する工程(b)と、
    前記ソース領域および前記ドレイン領域の上に前記第1の層間絶縁膜を貫通する前記第1の導体プラグおよび前記第2の導体プラグを形成する工程(c)と、
    前記第1の層間絶縁膜の上方に、前記第1の導体プラグを露出させる溝が設けられた第2の層間絶縁膜を形成する工程(d)と、
    前記溝の内壁に沿って、前記ストレージノード電極、前記容量絶縁膜、および前記プレート電極を順次形成する工程(e)と、
    前記プレート電極および前記第2の層間絶縁膜の上に第3の層間絶縁膜を形成する工程(f)と、
    前記第2の層間絶縁膜および前記第3の層間絶縁膜を貫通して前記第2の導体プラグの一部を露出させ、且つ中心軸が前記第2の導体プラグの中心軸に対して前記MISトランジスタのゲート幅方向にずれたコンタクトホールを形成する工程(g)と、
    前記コンタクトホールに導電体を埋め込み、前記第2の導体プラグに接続する前記第3の導体プラグを形成する工程(h)と、
    前記第3の層間絶縁膜上に形成され、前記第2の導体プラグおよび前記第3の導体プラグを介して前記ソース領域およびドレイン領域のいずれか一方と接続されるビット線を形成する工程(i)とを備えていることを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  7. 前記工程(g)では、前記第1の層間絶縁膜の一部を除去して前記第2の導体プラグの上端部の上面および側面の一部を露出させ、前記工程(h)では、下端部が前記第2の導体プラグの上端部の上面および側面の一部と接するように前記第3の導体プラグを形成することを特徴とする請求項6に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  8. 前記工程(e)は、前記第2の導体プラグの上方に形成された前記プレート電極に、前記第2の導体プラグの中心軸に対して前記MISトランジスタのゲート幅方向にずれている中心軸を有し、前記第2の層間絶縁膜を露出させるホールを形成する工程を含んでいることを特徴とする請求項6または7に記載の半導体記憶装置の製造方法。
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