JP2007189009A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】製造プロセスの複雑化を抑制し、かつデータを蓄積するためのキャパシタの容量を大きくした半導体装置を提供する。
【解決手段】周辺回路部に設けられた複数の配線層を備え、メモリセルは、プレート電極と、プレート電極の開口の側壁に形成された容量絶縁膜と、容量絶縁膜が側壁に形成された開口内に埋め込まれた蓄積電極とが複数の配線層に対応して設けられ、蓄積電極同士が接続されたキャパシタを有する構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、データを格納するための電気容量素子を有する半導体装置およびその製造方法に関する。
キャパシタを有する半導体装置としてDRAM(Dynamic Random Access Memory)を例に取ると、従来のSTC(Stacked Capacitor Cells)型のDRAMにおいては、微細化に伴うキャパシタの電気容量減少を補償するために、立体的なキャパシタを高さ方向に大きくし対応してきた。このためキャパシタ断面方向のアスペクト比が増加あるいは構造の複雑化を招き、キャパシタ容量確保と歩留りの確保の両立が困難になってきている。具体的には、キャパシタ間の絶縁膜埋め込み特性や導体膜の埋め込み特性が確保できない、あるいはキャパシタを挟んで上下の配線を接続するための周辺回路用スルーホールの高さも高くなっており、スルーホール内の導体膜の埋め込み特性確保が厳しくなってきている(特許文献1参照)。
また、DRAMのキャパシタ容量は、ソフトエラー等のデータ破壊に対する耐性を確保するために、約25〜35fFを保持するように設計されている。しかし、DRAM市場の家電領域への市場の広がりとともに、一部の製品では低消費電力低減を強く要求されるようになってきており、DRAMメモリセルのリフレッシュ特性を向上させる必要に迫られている。
特開2000−332213号公報
リフレッシュ特性向上のためには、キャパシタ容量を増加させ、信号量を増加させることが確実な改善案の1つであるが、キャパシタ容量を増加させるためには製造プロセスを複雑化せざるを得ず、高コスト化の要因となる。一方でパソコン用途のように低コストの要求もあり、同一製造プロセスでこれらの要求に応えることが課題となっている。さらに、高性能化や高機能化に伴いメタル配線の層数増加の要求が強くなってきているが、コスト増加を如何に抑えるかが課題となってきている。
ロジック混載DRAMでは、メモリセル専用プロセスをロジックプロセスに追加する形となり、基本プロセスに対して、高コストや歩留り低下が避けられず問題であった。
本発明は上述したような従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、製造プロセスの複雑化を抑制し、かつデータを蓄積するためのキャパシタの容量を大きくした半導体装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の半導体装置は、データを蓄積するためのキャパシタを含むメモリセルがアレイ状に設けられたメモリセル部と該メモリセル部にアクセスするための周辺回路部とを有する半導体装置において、
前記周辺回路部に設けられた複数の配線層を備え、
前記メモリセルは、
プレート電極と、該プレート電極の開口の側壁に形成された容量絶縁膜と、該容量絶縁膜が側壁に形成された開口内に埋め込まれた蓄積電極とが前記複数の配線層に対応して設けられ、該蓄積電極同士が接続されたキャパシタを有することを特徴とするものである。
一方、上記目的を達成するための本発明の半導体装置の製造方法は、データを蓄積するためのキャパシタを含むメモリセル部とメモリセル部にアクセスするための周辺回路部とを有する半導体装置の製造方法であって、
基板上に設けられた下地絶縁膜の前記メモリセル部に前記キャパシタに接続するための下地プラグを形成する工程と、
前記下地絶縁膜上の前記周辺回路部に第1の配線を形成し、前記メモリセル部の前記下地プラグ上に第1のキャパシタのプレート電極を形成する工程と、
前記プレート電極に前記下地プラグに達する第1の開口を形成する第1の開口形成工程と、
前記下地プラグの上部を所定量エッチングする工程と、
前記第1の配線、前記プレート電極および前記下地プラグの露出面を覆う容量絶縁膜を形成する工程と、
前記容量絶縁膜上に層間絶縁膜を形成する工程と、
前記層間絶縁膜上に設けられたマスクを介して前記容量絶縁膜および前記層間絶縁膜に対してエッチングすることで、前記第1の配線の一部を露出させる第2の開口を形成し、前記第1の開口内の該層間絶縁膜を除去し、該第1の開口底部の前記下地プラグの一部を露出させる工程と、
前記第1および第2の開口に導電体を埋め込んで、前記周辺回路部に配線間接続用プラグを形成し、前記メモリセル部に前記第1のキャパシタの蓄積電極を形成するプラグ形成工程と、
を有するものである。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、データを蓄積するためのキャパシタを含むメモリセル部とメモリセル部にアクセスするための周辺回路部とを有する半導体装置の製造方法であって、
基板上に設けられた下地絶縁膜の前記メモリセル部に前記キャパシタに接続するための下地プラグを形成する工程と、
前記下地絶縁膜上に導電体および絶縁キャップ層を順に形成する工程と、
前記周辺回路部に前記導電体および絶縁キャップ層で第1の配線のパターンを形成し、前記メモリセル部の前記下地プラグ上に該導電体および絶縁キャップ層で第1のキャパシタのプレート電極のパターンを形成する工程と、
前記プレート電極に前記下地プラグに達する第1の開口を形成する第1の開口形成工程と、
前記下地プラグの上部を所定量エッチングする工程と、
前記絶縁キャップ層を含む第1の配線および前記プレート電極ならびに前記下地プラグの露出面を覆う容量絶縁膜を形成する工程と、
前記容量絶縁膜上に層間絶縁膜を形成する工程と、
前記層間絶縁膜上に設けられたマスクを介して前記容量絶縁膜および前記層間絶縁膜に対してエッチングすることで、前記第1の配線の一部を露出させる第2の開口を形成する工程と、
前記層間絶縁膜上に設けられた、前記第1の開口よりも寸法の大きい開口を有するマスクを介して前記容量絶縁膜および前記層間絶縁膜に対してエッチングすることで、前記第1の開口内の該層間絶縁膜を除去し、該第1の開口底部の前記下地プラグの一部を露出させる工程と、
前記第1および第2の開口に導電体を埋め込んで、前記周辺回路部に配線間接続用プラグを形成し、前記メモリセル部に前記第1のキャパシタの蓄積電極を形成するプラグ形成工程と、
を有するものである。
本発明では、周辺回路の配線と同時にキャパシタが形成され、配線に対応して形成されるキャパシタが積層形成される。周辺回路の配線形成工程とメモリセル部のキャパシタが同時に形成されるため、製造工程数の低減が図れる。また、積層形成されたキャパシタが蓄積電極で接続されるため、配線層数に対応して容量が増大する。
本発明によれば、配線の多層化に伴い、製造プロセスの工程数の増加を抑制するともに、各メモリセルのキャパシタ容量を大きくすることができる。
本発明の半導体装置の製造方法は、回路の配線およびキャパシタのプレート電極を共通工程で形成し、回路内の配線間接続用のプラグおよびキャパシタの蓄積電極を共通工程で形成するようにしたことを特徴とする。
本実施例の半導体装置の構成を説明する。本実施例では、DRAMの場合で説明する。図1は、本実施例の半導体装置の一構成例を示す断面図である。図1(a)は周辺回路部を示し、図1(b)はメモリセル部を示す。本実施例の半導体装置では、図1(a)に示す多層配線構造と同時に図1(b)に示すキャパシタ構造が作製される。
図1(a)に示すように、周辺回路部の多層配線は、第1の配線、第2の配線、…、第(N+1)の配線(Nは1以上の自然数)と、配線間を接続するスルーホールプラグ(以下、THプラグと表記する)とを有する構成である。第1の配線は、銅を混在したアルミニウム(以下では、アルミニウムと称する)31と、アルミニウム31の下層側に設けられた窒化チタン21と、アルミニウム31の上層側に設けられた窒化チタン41とを有する。第2の配線は、アルミニウム32と、アルミニウム32の下層側に設けられた窒化チタン22と、アルミニウム31の上層側に設けられた窒化チタン42とを有する。第1の配線および第2の配線と同様にして、第(N+1)の配線は、アルミニウム110と、アルミニウム110の下層側に設けられた窒化チタン100と、アルミニウム110の上層側に設けられた窒化チタン120とを有する。窒化チタン21、22、100はバリア層として機能し、窒化チタン41、42、120はキャップ層として機能する。
第1の配線から第Nの配線の各配線は、側面と上面が絶縁膜で覆われ、その上面の絶縁膜には開口が設けられている。THプラグは、その開口を介して下層側の配線と接続されている。図1(a)で説明すると、THプラグとなるプラグ10は下層配線(不図示)と第1の配線の窒化チタン21とを接続している。プラグ11は、絶縁膜71の開口を介して第1の配線の窒化チタン41と第2の配線の窒化チタン22とを接続している。同様にして、プラグ12は絶縁膜72の開口を介して第2の配線と第3の配線(不図示)とを接続している。このようにして、第(N+1)の配線まで、各プラグは上層と下層の配線同士を接続している。プラグ10、11、12は、主にタングステン等の埋め込み特性に優れた導電性材料で形成されている。
下層配線(不図示)は層間絶縁膜60に設けられ、第1の配線およびプラグ11は層間絶縁膜61に設けられている。また、第2の配線およびプラグ12は層間絶縁膜62に設けられている。なお、図には示さないが、層間絶縁膜60よりも下層には、トランジスタなどの素子や配線が形成されている。
図1(b)に示すメモリセル部には、第1のキャパシタと第2のキャパシタとが積層して形成されている。それぞれのキャパシタは、プレート電極と、蓄積電極と、これら2つの電極に挟まれた絶縁膜とを有する。この絶縁膜はキャパシタの容量絶縁膜となる。第1のキャパシタのプレート電極は、アルミニウム31と、アルミニウム31の下層側に設けられた窒化チタン21と、アルミニウム31の上層側に設けられた窒化チタン41とを有する。第1のキャパシタの蓄積電極はプラグ11で形成されている。絶縁膜71は第1のキャパシタの容量絶縁膜に相当する。プラグ11はプラグ10に接続され、プラグ10はメモリセルの選択用トランジスタ(不図示)に接続されている。プラグ10を下地プラグと称する。
第2のキャパシタのプレート電極は、アルミニウム32と、アルミニウム32の下層側に設けられた窒化チタン22と、アルミニウム32の上層側に設けられた窒化チタン42とを有する。第1のキャパシタの蓄積電極は、プラグ12で形成されている。絶縁膜72は第2のキャパシタの容量絶縁膜に相当する。絶縁膜71、72として、例えば、五酸化タンタルがある。なお、図1(b)には示さないが、第2のキャパシタより上側に第nのキャパシタまで積層して形成されている。
図1(a)に示す第1の配線と図1(b)に示す第1のキャパシタを見比べると、アルミニウム31および窒化チタン21、41は、周辺回路部では第1の配線を構成し、メモリセル部では第1のキャパシタのプレート電極を構成している。また、絶縁体71は、周辺回路部では第1の配線の絶縁性を確保する役目を果たし、第1のキャパシタでは容量絶縁膜の役目を果たしている。そして、周辺回路部におけるプラグ11は第1の配線と第2の配線を接続するためのTHプラグとなり、メモリセル部におけるプラグ11は第1のキャパシタの蓄積電極となる。
第2の配線と第2のキャパシタとを見比べると、アルミニウム32および窒化チタン22、42は、周辺回路部では第2の配線を構成し、メモリセル部では第2のキャパシタのプレート電極を構成している。また、絶縁体72は、周辺回路部では第2の配線の絶縁性を確保する役目を果たし、第2のキャパシタでは容量絶縁膜の役目を果たしている。そして、周辺回路部におけるプラグ12は第2の配線と第3の配線を接続するためのTHプラグとなり、メモリセル部におけるプラグ12は第2のキャパシタの蓄積電極となっている。このように、第2の配線と第2のキャパシタとを見比べても、第1の配線および第1のキャパシタの関係と同様である。
なお、図1(a)および(b)では、キャパシタと同時に形成される配線とその上層配線のみを示しており、この下層にトランジスタ等の半導体素子やキャパシタと同時に形成されない配線層が設けられているが、図に示すことを省略している。また、上層も必要に応じてキャパシタと同時に形成されない配線層が必要層数形成されていてもよい。
図2は本実施例の半導体装置の一構成例を示す平面レイアウト図である。図2(a)は周辺回路部の配線接続部位を示し、図2(b)はメモリセル部における単体のキャパシタを示す。図2(a)は、配線1と、配線1の上層に設けられた配線2と、これらの配線1、2を接続するためのTHプラグ3のそれぞれについて、平面レイアウトを重ねて表示している。なお、メモリセルは、通常、データトランスファ用のトランジスタとキャパシタとから成り立っているが、本発明はメモリセルではキャパシタの構造に関するものである。そのため、トランジスタのレイアウト平面図を図に示すことを省略している。
図2(a)に示すように、配線1と配線2とがTHプラグ3を介して接続されている。図2(b)に示すように、キャパシタは、データを蓄えるための蓄積電極5と、データを蓄えるために基準となるプレート電極4と、これら2つの電極の間に挟まれる容量絶縁膜とを有する。図2(b)では、単体のキャパシタを示しているが、プレート電極4はメモリセルアレイに共通である。後述する方法により、配線1とプレート電極4とが同時に形成され、THプラグ3と蓄積電極5とが同時に形成される。
図2(b)に示すように、プレート電極4は、メモリセルアレイ全体を覆いながら、蓄積電極5を形成する部分を抜いたパターンとなっており、その抜いた部分に蓄積電極5がホールパターンとして配置されている。図2(a)におけるAA'断面構造が図1(a)の2つの配線の接続部に相当し、図2(b)おけるBB'断面構造が図1(b)のキャパシタ部分に相当する。
なお、周辺回路部に3層以上の配線が設けられている場合、配線のパターンは配線1または配線2と重なり、配線間を接続するTHプラグも図2(a)に示すTHプラグ3のパターンに重なる。そのため、図2(a)に示す平面レイアウト図がその代表図となる。実際の配線レイアウトは種々のパターンを有し、配線間を接続するためのTHプラグも1個ではなく複数個設置される場合もあるが、本実施例ではその詳細な説明を省略する。
また、メモリセル部に2層以上のキャパシタが設けられている場合、どのキャパシタのプレート電極4および蓄積電極5も図2(b)に示すのと同様のレイアウトパターンとなる。そのため、キャパシタが2層以上設けられている場合でも、図2(b)に示す平面レイアウト図がその代表図となる。また、上述したように、図2(b)は、1ビット分のメモリセルのキャパシタを示しているが、図には示さないが、実際は平面方向に同様のパターンでアレイ状に必要ビット数繰り返されている。
次に、本実施例の半導体装置の製造方法を説明する。図3から図12は、本実施例の半導体装置の製造方法を説明するための断面模式図である。各図において(a)は周辺回路部の一部を示し、(b)はメモリセル部の一部を示す。
あらかじめ、半導体基板上にトランジスタ等の半導体素子、メモリセルのキャパシタと同時に形成しない配線層、ならびにこれらの素子および配線層を絶縁するための絶縁膜(これを、下地絶縁膜と称する)を形成する。続いて、周辺回路部とメモリセル部の両方に、図に示さない配線層と接続するためのプラグ10をタングステンで層間絶縁膜60内にそれぞれ形成する。その後、プラグ10および層間絶縁膜60の上に窒化チタン21、アルミニウム31および窒化チタン41の三層構造の導電層をスパッタリング法で順次堆積する。そして、KrFレーザーを用いたリソグラフィ技術により所定の開口パターンを有するレジストを導電層上に形成する。続いて、レジストをマスクにしてドライエッチング技術により上記導電層を加工し、周辺回路部に第1の配線のパターンを形成し、メモリセル部にはプレート電極のパターンを形成する。その後、レジストをドライアッシャーで除去する(図3(a)、(b))。図3(b)に示すように、メモリセル部のプレート電極に開口部6が形成される。第1の配線のパターンは図2(a)に示した配線1に相当し、プレート電極のパターンは図2(b)に示したプレート電極4に相当する。
続いて、窒化チタン21、41およびアルミニウム31に対してエッチングレート比が十分に大きく、かつ等方的なエッチング条件でプラグ10のタングステンをエッチングする。このとき、周辺回路部では、第1の配線(窒化チタン41/アルミニウム31/窒化チタン21)によりプラグ10が覆われているので、プラグ10はエッチングされない(図4(a))。一方、メモリセル部では、プレート電極(窒化チタン41/アルミニウム31/窒化チタン21)に設けられた開口部6の底にタングステンプラグ10が露出しているため、プラグ10の上面がエッチングされる(図4(b))。これにより、プレート電極(窒化チタン41/アルミニウム31/窒化チタン21)とプラグ10は絶縁される。プラグ10のタングステンとプレート電極の窒化チタン41/アルミニウム31/窒化チタン21のように、プラグ10とプレート電極とのエッチング選択比をより大きくすることで、プレート電極に対するエッチング量を抑制するとともに、プラグ10の上面から所定量削ることが可能となる。
次に、絶縁膜71として五酸化タンタルをCVD(Chemical Vapor Deposition)法で堆積する。周辺回路部では、第1の配線の側面と上面が絶縁膜71で覆われる(図5(a))。メモリセル部では、プラグ10の上面、開口部6の側壁、およびプレート電極の上面が絶縁膜71で覆われる(図5(b))。この絶縁膜71はメモリセル部ではキャパシタの容量絶縁膜となる。
続いて、図6(a)、(b)に示すように、絶縁膜71上に層間絶縁膜61をCVD法で堆積する。その後、リソグラフィ技術により所定の開口パターンを有するレジストを層間絶縁膜61上に形成する。そして、レジストをマスクにして異方性のドライエッチング技術により層間絶縁膜61および絶縁膜71を順次エッチングする。これにより、周辺回路部では第1の配線の窒化チタン41をTHプラグに接続するための開口部11Hが形成され(図7(a))、メモリセル部ではプラグ10を第1のキャパシタの蓄積電極に接続するための開口部11Hが形成される(図7(b))。
続いて、メモリセル部のプレート電極の側壁における絶縁膜71を露出させる目的で、希フッ酸等を用いたウエットエッチングにより、開口部11Hを等方的に拡大する。これにより、周辺回路部ではTHプラグのための開口が形成され(図8(a))、メモリセル部では第1のキャパシタの蓄積電極のための開口が形成される(図8(b))。
次に、タングステン等の導電体膜を開口部11Hに埋め込んだ後、CMP(Chemical and Mechanical Polishing)技術により層間絶縁膜61上の導電体膜を除去する。これにより、周辺回路部ではTHプラグとなるプラグ11が形成され(図9(a))、メモリセル部では第1のキャパシタの蓄積電極となるプラグ11が形成される(図9(b))。プラグ11を形成するための導電体膜は、CVD法を用いたタングステンに限らず、CVD法を用いた窒化チタン、またはその両方の積層膜を用いてもよい。図9(b)に示すように、メモリセル部では、蓄積電極に相当するプラグ11、容量絶縁膜に相当する絶縁膜71、およびプレート電極(窒化チタン41/アルミニウム31/窒化チタン21)により第1のキャパシタが立体的に形成される。
さらに、図3から図9で説明した製造プロセスを繰り返すことにより、図10から図12に示すように、第2の配線および第2のキャパシタが同時に形成される。第2の配線および第2のキャパシタの形成手順については、簡単に説明する。
層間絶縁膜61上に第2の配線と第2のキャパシタのプレート電極を形成した後、図4で説明した方法と同様にして、プレート電極に開口部を形成し、プラグ11とプレート電極を絶縁する(図10(a)、(b))。絶縁膜72および層間絶縁膜62を形成した後、図7で説明した方法と同様にして、周辺回路部およびメモリセル部におけるこれら2層の絶縁膜に開口部12Hを形成する(図11(a)、(b))。そして、図8で説明した方法と同様にして、開口部12Hを拡大し、その開口部12Hに導電体膜を埋め込む。これにより、周辺回路部にはTHプラグとなるプラグ12が形成され(図12(a))、メモリセル部には第2のキャパシタの蓄積電極となるプラグ12が形成される(図12(b))。
このようにして、周辺回路部の第1の配線とメモリセル部の第1のキャパシタとが同時に形成される。また、第1の配線および第1のキャパシタ上に、これらと同様の構造を有する第2の配線および第2のキャパシタが同時に形成される。
その後、上述した方法を用いてメモリセルで必要とする層数のキャパシタを順次形成する。そして、同時に形成されるキャパシタおよび配線の形成が完了した後、キャパシタと同時に形成されない配線(窒化チタン100/アルミニウム110/窒化チタン120)を形成する。その後、必要に応じて、図に示さない上部配線層およびパッシベーション保護膜を形成することで、半導体装置が作製される。
上述したようにして、周辺回路部とメモリセル部のそれぞれに同時にプラグ10、11が形成され、プラグ10、11が周辺回路部では第1の配線および第2の配線を下地絶縁膜中の配線層に接続している。これに対して、プラグ10、11がメモリセル部では絶縁膜71、72により周辺回路部の配線に相当するプレート電極と絶縁された構造が形成される。
また、第1の配線および第2の配線上には、従来の配線プロセスには形成されない容量絶縁膜が設けられることになるが、メモリセル部では、周辺回路部の配線と同時に形成されるプレート電極と周辺回路部のプラグと同時に形成される蓄積電極および下層の蓄積電極とが容量絶縁膜を介して接することになり、周辺回路部の配線とメモリセル部のキャパシタが同時に形成される。
本発明の半導体装置の製造方法は、配線の多層化に伴い、製造プロセスの工程数の増加を抑え、各メモリセルのキャパシタ容量を大きくすることが可能となる。
また、従来では、キャパシタ容量を大きくするためにアスペクト比の高いシリンダを形成する必要があった。この場合、キャパシタを挟んで上下の配線を接続するための周辺回路用スルーホールを形成しなければならなかった。これに対して、本発明では、これらの高コストの要因となる超高アスペクトエッチング技術や超高アスペクト対応の成膜技術を導入する必要がないので、これらの技術のための専用の材料やプロセスがほとんど不要となり、従来技術よりも低コストを実現できる。
また、本発明における配線およびキャパシタの形成プロセスは、プロセスモジュールとして繰り返し可能であり、必要な配線層数Nmとキャパシタ層数Ncを、Nm>Ncの範囲で任意に選ぶことが可能である。このため、微細化に伴う容量確保をキャパシタの高さを増加させるのではなく、キャパシタ層数Ncを増やすことにより実現できる。その結果、基板面に対して垂直方向のキャパシタのアスペクト比の増大が抑えられ、高アスペクト比のキャパシタの加工が不要となり、歩留りの向上が図れる。
本実施例の半導体装置の製造方法は、メモリセル部のプレート電極上にエッチングマスクとして機能する絶縁キャップ層を形成することで、キャパシタの蓄積電極のホールパターンを自己整合的に形成可能にしたものである。
本実施例の半導体装置の構成について説明する。図13は本実施例の半導体装置の一構成例を示す断面模式図である。図13(a)は周辺回路部を示し、図13(b)はメモリセル部を示す。平面レイアウトについては、実施例1で説明した図2と同様であるため、ここではその詳細な説明を省略する。
図13(a)に示すように、周辺回路部では、窒化チタン21、アルミニウム31および窒化チタン41が順に積層された第1の配線の上面に絶縁キャップ層51が形成されている。配線同士を接続するためのTHプラグとして機能するプラグ11は、絶縁膜71および絶縁キャップ層51に設けられた開口部を介して第1の配線と接続されている。窒化チタン22、アルミニウム32および窒化チタン42が順に積層された第2の配線についても同様である。
図13(b)に示すように、メモリセル部では、窒化チタン21、アルミニウム31および窒化チタン41が順に積層された、第1のキャパシタのプレート電極の上面に絶縁キャップ層51が形成されている。蓄積電極として機能するプラグ11は、絶縁膜71および絶縁キャップ層51に設けられた開口部を介してプレート電極と接続されている。窒化チタン22、アルミニウム32および窒化チタン42が順に積層された、第2のキャパシタのプレート電極についても同様である。
次に、本実施例の半導体装置の製造方法を説明する。図14から図24は本実施例の半導体装置の製造方法を説明するための断面模式である。なお、実施例1と同様な工程については、その詳細な説明を省略する。
実施例1と同様にして、半導体基板上にトランジスタ等の半導体素子、メモリセルのキャパシタと同時に形成しない配線層、ならびにこれらの素子および配線層を絶縁するための下地絶縁膜を形成する。続いて、周辺回路部とメモリセル部の両方に、図に示さない配線層と接続するためのプラグ10をタングステンで層間絶縁膜60内にそれぞれ形成する。その後、プラグ10および層間絶縁膜60の上に窒化チタン21、アルミニウム31および窒化チタン41の三層構造の導電層をスパッタリング法で順次堆積する。さらに、本実施例では、窒化チタン41の上に絶縁キャップ層51を形成する。
続いて、図14(b)に示すように、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、メモリセル部の導電層に開口部を形成する。その後、実施例1と同様にして、プラグ10の上部を所定量エッチングし(図15(b))、絶縁膜71を全面に形成し(図16)、層間絶縁膜61を形成する(図17)。続いて、レジストR1をマスクにして、周辺回路部の第1の配線上の絶縁膜71および層間絶縁膜61に開口部11Hを形成する(図18(a))。
ジスストR1を除去した後、レジストR2を層間絶縁膜61上に形成する。図19(b)に示すように、レジストR2をマスクにして、メモリセル部の層間絶縁膜61に対してエッチングを行う。レジストR2の開口は、開口部6よりもサイズが大きい。図19(b)に示す工程では、絶縁膜71および絶縁キャップ層51に対して層間絶縁膜61のエッチング量を大きくする条件を用いることで、レジストR2の開口サイズが開口部6よりも大きくても、開口部11Hの層間絶縁膜61が自己整合的にエッチングされる。これにより、蓄積電極のホールパターンが自己整合的に形成される。
その後、メモリセル部のプラグ10上の絶縁膜71に開口を形成し、続いて、実施例1と同様にして、周辺回路部およびメモリセル部の開口部11Hに導電体膜を埋め込む。これにより、周辺回路部ではTHプラグとなるプラグ11が形成され(図21(a))、メモリセル部では蓄積電極となるプラグ11が形成される(図21(b))。さらに、図14から図21で説明した工程を繰り返して、図23に示すレジストR3をマスクにして自己整合的に第2のキャパシタの蓄積電極のホールパターンを形成した後、プラグ12を形成する(図22から図24)。その後、配線およびキャパシタの層数を増やす場合は、上述の方法を繰り返す。そして、周辺回路部に配線のみを形成する場合には、実施例1と同様にして、配線(窒化チタン100/アルミニウム110/窒化チタン120)を形成し、必要に応じて、図に示さない上部配線層およびパッシベーション保護膜を形成することで、半導体装置が作製される。
本実施例では、メモリセル部においてプレート電極に対して蓄積電極を自己整合的に加工できるので、実施例1と比較してメモリセルを緻密にすることができる。そのため、実施例1よりもチップサイズの縮小化や大容量化が可能となる。また、実施例1と同程度のメモリセルサイズであればキャパシタの表面積を拡大することができる。チップサイズの縮小化や大容量化はコストを低減する効果があり、キャパシタ表面積拡大は情報蓄積電荷量をより多く確保することが可能となるため、情報保持特性の向上が図れる。その他の効果は実施例1と同様である。
本発明の半導体装置は、配線層数Nmとキャパシタ層数Ncを調整することにより、キャパシタの容量が相対的に少なく、高歩留りが期待される低価格のDRAMに適用することが可能である。
また、本発明をロジック混載DRAMやその他キャパシタ素子を有する半導体装置に適用可能である。容量が小さくてもECC(Error Check and Correct)回路で補償し、配線層数の多いロジック混載DRAMから、配線層数もキャパシタ層数も最大とする高速または低消費電力に特化した超高性能DRAMや高性能混載DRAMに至るまで、本発明と同一の構造で応用して実現することが可能であり、短い開発期間と低コストで多品種展開が実現可能となる。
実施例1の半導体装置の一構成例を示す断面模式図である。 実施例1の半導体装置の一構成例を示す平面レイアウト図である。 実施例1の半導体装置の製造方法における1層目配線層完成後の構造断面図である。 実施例1の半導体装置の製造方法における下地プラグエッチング後の構造断面図である。 実施例1の半導体装置の製造方法における容量絶縁膜成膜後の構造断面図である。 実施例1の半導体装置の製造方法における1層目配線層間膜完成後の構造断面図である。 実施例1の半導体装置の製造方法における1層目配線上スルーホール開口後の構造断面図である。 実施例1の半導体装置の製造方法における1層目配線上スルーホール拡大後の構造断面図である。 実施例1の半導体装置の製造方法における1層目スルーホール内埋め込みプラグ形成後の構造断面図である。 実施例1の半導体装置の製造方法における2層目配線層完成、下地プラグエッチ後の構造断面図である。 実施例1の半導体装置の製造方法における2層目配線上スルーホール開口後の構造断面図である。 実施例1の半導体装置の製造方法における2層目スルーホール内埋め込みプラグ形成後の構造断面図である。 実施例2の半導体装置の一構成例を示す断面模式図である。 実施例2の半導体装置の製造方法における1層目配線層完成後の構造断面図である。 実施例2の半導体装置の製造方法における下地プラグエッチング後の構造断面図である。 実施例2の半導体装置の製造方法における容量絶縁膜成膜後の構造断面図である。 実施例2の半導体装置の製造方法における1層目配線層間膜完成後の構造断面図である。 実施例2の半導体装置の製造方法における周辺回路部のみ1層目配線上スルーホール開口後の構造断面図である。 実施例2の半導体装置の製造方法における1層目メモリセル部蓄積容量用スルーホール開口後の構造断面図である。 実施例2の半導体装置の製造方法における1層目メモリセル部スルーホール底容量絶縁膜エッチ後の構造断面図である。 実施例2の半導体装置の製造方法における1層目スルーホール内埋め込みプラグ形成後の構造断面図である。 実施例2の半導体装置の製造方法における2層目配線層完成、容量絶縁膜成膜後の構造断面図である。 実施例2の半導体装置の製造方法における2層目メモリセル部蓄積容量用スルーホール開口後の構造断面図である。 実施例2の半導体装置の製造方法における2層目スルーホール内埋め込みプラグ形成後の構造断面図である。
符号の説明
11 プラグ
21 窒化チタン
31 アルミニウム
41 窒化チタン
71 絶縁膜

Claims (5)

  1. データを蓄積するためのキャパシタを含むメモリセルがアレイ状に設けられたメモリセル部と該メモリセル部にアクセスするための周辺回路部とを有する半導体装置において、
    前記周辺回路部に設けられた複数の配線層を備え、
    前記メモリセルは、
    プレート電極と、該プレート電極の開口の側壁に形成された容量絶縁膜と、該容量絶縁膜が側壁に形成された開口内に埋め込まれた蓄積電極とが前記複数の配線層に対応して設けられ、該蓄積電極同士が接続されたキャパシタを有することを特徴とする半導体装置。
  2. データを蓄積するためのキャパシタを含むメモリセル部とメモリセル部にアクセスするための周辺回路部とを有する半導体装置の製造方法であって、
    基板上に設けられた下地絶縁膜の前記メモリセル部に前記キャパシタに接続するための下地プラグを形成する工程と、
    前記下地絶縁膜上の前記周辺回路部に第1の配線を形成し、前記メモリセル部の前記下地プラグ上に第1のキャパシタのプレート電極を形成する工程と、
    前記プレート電極に前記下地プラグに達する第1の開口を形成する第1の開口形成工程と、
    前記下地プラグの上部を所定量エッチングする工程と、
    前記第1の配線、前記プレート電極および前記下地プラグの露出面を覆う容量絶縁膜を形成する工程と、
    前記容量絶縁膜上に層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜上に設けられたマスクを介して前記容量絶縁膜および前記層間絶縁膜に対してエッチングすることで、前記第1の配線の一部を露出させる第2の開口を形成し、前記第1の開口内の該層間絶縁膜を除去し、該第1の開口底部の前記下地プラグの一部を露出させる工程と、
    前記第1および第2の開口に導電体を埋め込んで、前記周辺回路部に配線間接続用プラグを形成し、前記メモリセル部に前記第1のキャパシタの蓄積電極を形成するプラグ形成工程と、
    を有する半導体装置の製造方法。
  3. 前記配線接続用プラグ上に第2の配線を形成し、前記第1のキャパシタの蓄積電極上に第2のキャパシタのプレート電極を形成する工程の後、
    前記第1の開口形成工程から前記プラグ形成工程までの手順を行って、前記第2の配線に対応する前記第2のキャパシタを形成する請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  4. データを蓄積するためのキャパシタを含むメモリセル部とメモリセル部にアクセスするための周辺回路部とを有する半導体装置の製造方法であって、
    基板上に設けられた下地絶縁膜の前記メモリセル部に前記キャパシタに接続するための下地プラグを形成する工程と、
    前記下地絶縁膜上に導電体および絶縁キャップ層を順に形成する工程と、
    前記周辺回路部に前記導電体および絶縁キャップ層で第1の配線のパターンを形成し、前記メモリセル部の前記下地プラグ上に該導電体および絶縁キャップ層で第1のキャパシタのプレート電極のパターンを形成する工程と、
    前記プレート電極に前記下地プラグに達する第1の開口を形成する第1の開口形成工程と、
    前記下地プラグの上部を所定量エッチングする工程と、
    前記絶縁キャップ層を含む第1の配線および前記プレート電極ならびに前記下地プラグの露出面を覆う容量絶縁膜を形成する工程と、
    前記容量絶縁膜上に層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜上に設けられたマスクを介して前記容量絶縁膜および前記層間絶縁膜に対してエッチングすることで、前記第1の配線の一部を露出させる第2の開口を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜上に設けられた、前記第1の開口よりも寸法の大きい開口を有するマスクを介して前記容量絶縁膜および前記層間絶縁膜に対してエッチングすることで、前記第1の開口内の該層間絶縁膜を除去し、該第1の開口底部の前記下地プラグの一部を露出させる工程と、
    前記第1および第2の開口に導電体を埋め込んで、前記周辺回路部に配線間接続用プラグを形成し、前記メモリセル部に前記第1のキャパシタの蓄積電極を形成するプラグ形成工程と、
    を有する半導体装置の製造方法。
  5. 絶縁キャップ層が上面に設けられた第2の配線を前記配線接続用プラグ上に形成し、絶縁キャップ層が上面に設けられた、第2のキャパシタのプレート電極を前記第1のキャパシタの蓄積電極上に形成する工程の後、
    前記第1の開口形成工程から前記プラグ形成工程までの手順を行って、前記第2の配線に対応する前記第2のキャパシタを形成する請求項4記載の半導体装置の製造方法。
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