JP4528504B2 - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体装置の製造方法に関し、特に、半導体基板上に形成されたトランジスタの上層に、このトランジスタと電気的に接続される容量素子が形成された半導体装置およびその製造方法に関する。
DRAMを構成するメモリセルは、一般的にメモリセル用トランジスタと容量素子とから構成される。このメモリセルを高い集積度で実現するため、DRAMの容量素子をビット線よりも上層に設けた構造のCOB(Capacitor Over Bitline)型DRAMが提案されている。このようなCOB型DRAMの従来の構造を図13に示す。
この従来のDRAMでは、シリコン基板10等の半導体基板上に形成されたMOSトランジスタがメモリセル用トランジスタとして機能していてる。このメモリセル用トランジスタの上層には、セルコンタクト層間膜8を介してビット線6が形成され、このビット線6の上層には容量コンタクト層間膜7を介して容量素子11が形成されている。そして、ビット線6はバリアメタル層5を介してセルコンタクト9に接続されることによりシリコン基板10上に形成されたメモリセル用トランジスタに接続され、容量素子11は、容量コンタクト4、セルコンタクト9を介してシリコン基板10上に形成されたメモリセル用トランジスタに接続されている。
尚、図13では、バリアメタル層5はビット線6の下層に設けられているものとして表現しているが、以下の説明では単にビット線6と表現した場合にはバリアメタル層5が含まれているものとする。
このような構造では、ビット線6と、容量コンタクト4またはセルコンタクト9との間では電気的な短絡(ショート)が発生しないように一定の間隔を保った設計がなされている。しかし、半導体装置の高集積化が進むと、ビット線6と、セルコンタクト9または容量コンタクト4との間のマージンが少なくなるため、ビット線6形成の際の位置ずれや容量コンタクト4形成の際の位置ずれ等により、ビット線6とセルコンタクト9または容量コンタクト4との間で短絡が発生してしまう場合がある。このようにビット線6とセルコンタクト9または容量コンタクト4との間で短絡が発生すると、そのメモリセルは不良となりDRAMの歩留まり悪化を招いてしまう。
また、図13では、容量コンタクト4およびセルコンタクト9の径は、上端でも下端でも同じであるものとして示している。しかし、実際には、図14に示すように、容量コンタクト4およびセルコンタクト9の経は上端のほうが下端よりも大きくなる逆テーパ状となっている。そのため、ビット線6と容量コンタクト4との間の短絡防止マージンよりも、ビット線6とセルコンタクト9との間の短絡防止マージンのほうが少なくなる。
そのため、ビット線6とセルコンタクト9との間の短絡を防止することを目的として、セルコンタクト層間膜8上にさらにビットコンタクト層間膜13を形成するようにした半導体装置が提案されている。このような従来の半導体装置の構成を図15に示す。この従来の半導体装置では、セルコンタクト層間膜8形成後にビットコンタクト層間膜13を形成し、このセルコンタクト9とビット線6との接続を行いたビットコンタクト層間膜13の部分にビットコンタクト14が形成されている。このような構造とすることによりセルコンタクト9の上端とビット線6との間の距離が離されて短絡防止マージンを拡大することが可能となる。
次に、このようなビットコンタクト層間膜13を形成してビット線6とセルコンタクト9の上端の短絡防止マージンを拡大するようにした半導体装置の製造方法を図16〜図23を参照して説明する。
先ず、図16に示すように、通常のDRAMを製造する場合と同様に、シリコン基板10に浅い溝型の溝を形成し、この溝を絶縁材料で埋設した素子分離絶縁膜3を形成して、メモリセル領域内の個々のセル領域を区画する。そして、シリコン基板10上に不純物を拡散させてソース・ドレイン領域2を形成してメモリセル用トランジスタとなるMOSトランジスタを形成する。
次に、それぞれのトランジスタの拡散層とゲートの全面をコバルトでシリサイド化することによりコバルトシリサイド層12を形成する。その後素子分離絶縁膜3の表面を含むシリコン基板10の表面には各トランジスタを被覆するシリコン窒化膜1が形成される。
次に、メモリセル領域の各メモリセル用トランジスタを覆うようにシリコン酸化膜等の材料によりセルコンタクト層間膜8を形成する。そして、このセルコンタクト層間膜8のメモリセル用トランジスタに対してビット線及び容量素子を接続するためのコンタクトホールを選択エッチングにより開口する。そして、このコンタクトホールにTiN(窒化チタン)のバリアメタル層を堆積した後に、このコンタクトホールが埋設されるまで全面にW(タングステン)をCVD法により堆積する。その後CMP(化学機械研磨)方によりセルコンタクト層間膜8の表面を平坦化してWを各コンタクトホール内にのみ残しセルコンタクト9を形成する。ここまでの工程が終了した半導体装置の断面は図16のようになる。
次に、図17に示すように、セルコンタクト9の表面が露呈されているセルコンタクト層間膜8の表面上にシリコン酸化膜からなるビットコンタクト層間膜13を所定の厚さに形成して、セルコンタクト9の表面を被覆する。そして、ビットコンタクト層間膜13には、セルコンタクト9のうちビット線6に電気的に接続するものの直上位置のみ選択的にエッチングを行うことによりコンタクトホールを開口してセルコンタクト9の上面を露出する。そして、セルコンタクト9を形成した場合と同様にして、コンタクトホールにTiN(窒化チタン)のバリアメタル層を堆積した後に、形成したコンタクトホールが埋設されるまでWをCVD法により堆積し、CMP法により表面を平坦化してWをコンタクトホール内のみ残すことにより、ビット線6に接続するためのビットコンタクト14を形成する。ここまでの工程が終了した半導体装置の断面は図17のようになる。
次に、図18に示すように、ビットコンタクト層間膜13の表面上にバリアメタル層5となるTiN(窒化チタン)膜19と、ビット線6となるタングステン(W)膜20を堆積する。
そして、図19に示すように、タングステン膜20上のビット線を形成しようとする場所にフォトレジスト18を形成する。そして、図20に示すように、このフォトレジスト18をマスクとして用いてビット線6、バリアメタル層5を所定の形状にパターン形成する。ビット線6、バリアメタル層5のパターンニングが終了すると、フォトレジスト18を除去する。ここまでの工程が終了した半導体装置の断面は図21のようになる。
そして、セルコンタクト9やビットコンタクト14を形成した場合と同様に、コンタクトホールにTiN(窒化チタン)のバリアメタル層を堆積した後に、コンタクトホールを埋設するまでWをCVD法により堆積し、CMP法により表面を平坦化してWをコンタクト孔内にのみ残し、容量素子11と接続するための容量コンタクト4を形成する。ここまでの工程が終了した半導体装置の断面は図22のようになる。
そして、最後に容量コンタクト4と接続するための容量素子11を形成することにより半導体装置が完成する。ここまでの工程が終了した半導体装置の断面は図23のようになる。
このような、従来の半導体装置では、ビットコンタクト層間膜13を設けて、ビット線6とセルコンタクト9との距離を離すようにしているので短絡防止マージンが確保される。しかし、このような構成の従来の半導体装置では、ビットコンタクト層間膜13、ビットコンタクト14を形成する必要があるために、工程数が大幅に増加してしまう。
また、ビット線6をセルコンタクト層間膜8上に直接形成する場合と比較して、ビットコンタクト14が存在することによりコンタクト抵抗が大きくなってしまう。
ビット線とセルコンタクトとの短絡を防止するするようにした従来の半導体装置の製造方法としては、例えば、特許文献1に開示されている方法がある。この従来の半導体装置の製造方法では、ビットコンタクト層間膜を用いない場合に、容量接続用のコンタクトとビット線との短絡を防止するために、コンタクト孔の内部に層間絶縁膜の上面よりも低い位置まで多結晶シリコンを充填した後、この多結晶シリコン上部に、シリサイド膜を形成する。そして、ビット線形成後にサイドウォールを形成した後、ビット線で覆われていないコンタクト孔内部に形成されたシリサイド膜を除去することにより、コンタクトとビット線との距離を離すようにしている。
しかし、この従来の半導体装置の製造方法によれば、ビットコンタクト層間膜を設けることなくビット線とコンタクトとの短絡防止マージンを確保することができるが、ビット線形成後のサイドウォール形成工程、コンタクト孔内の多結晶シリコン上部にシリサイド膜を形成する工程、ビット線形成後にこのシリサイド膜を除去する工程等が必要となり、工程数が大幅に増加してしまう。
特開2001−257325号公報
上述した従来の半導体装置の製造方法では、ビットコンタクト層間膜を設けて、ビット線とセルコンタクトとの間の短絡防止マージンを確保するようにしているため、下記のような問題点を有していた。
(1)ビットコンタクト層間膜を形成するための工程、ビットコンタクトを形成するための工程等が必要となり製造工程が大幅に増加する。
(2)セルコンタクトとビット線との間にビットコンタクトが存在することによりビット線のコンタクト抵抗が増加する。
本発明の目的は、製造工程を大幅に増加させることなくビット線とセルコンタクトとの間の短絡を防止するとともに、ビット線のコンタクト抵抗を削減することができる半導体装置およびその製造方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板上に形成されたトランジスタの上層に、該トランジスタと電気的に接続される容量素子を形成する半導体装置の製造方法であって、
半導体基板上にトランジスタを形成する工程と、
前記トランジスタを覆うセルコンタクト層間膜を形成する工程と、
前記セルコンタクト層間膜に前記トランジスタと電気的に接続するためのセルコンタクトを形成する工程と、
前記セルコンタクト層間膜上に前記セルコンタクトと電気的に接続されるビット線を形成するとともに、前記セルコンタクトのうち前記ビット線と接続しないセルコンタクトの上面が前記ビット線と接続するセルコンタクトの上面よりも低くなるようにエッチングする工程と、
前記セルコンタクト層間膜上に前記ビット線を覆うようにして容量コンタクト層間膜を形成する工程と、
前記容量コンタクト層間膜に前記セルコンタクトと電気的に接続するための容量コンタクトを形成する工程と、
前記容量コンタクト層間膜上に前記容量コンタクトと電気的に接続される容量素子を形成する工程とを有し、
前記ビット線を形成するとともに、前記セルコンタクトのうち前記ビット線と接続しないセルコンタクトの上面が前記ビット線と接続するセルコンタクトの上面よりも低くなるようにエッチングする工程の後に、
前記ビット線の下面に形成されたバリアメタル層を選択的にエッチングする工程をさらに有する
本発明によれば、ビット線を生成する工程と同一工程により、ビット線と接続しないセルコンタクトの上面がビット線と接続するセルコンタクトの上面よりも低くなるように形成することができるので、工程数を増加させることなくビット線とセルコンタクトとの短絡防止マージンを拡大することが可能となる。さらに、ビットコンタクト層間膜を設けてビット線とセルコンタクトとの短絡防止マージンを拡大する必要がなくなるため、ビットコンタクト層間膜を設けてビット線とセルコンタクトとの短絡を防止した従来の半導体装置と比較して、ビットコンタクト抵抗を低減することができる。さらに、本発明によれば、バリアメタル層の幅が、上部層であるビット線の幅よりも狭くなるように形成することにより、ビット線とセルコンタクトおよびビット線と容量コンタクトとの間隔を広げることができるため、ビット線とセルコンタクト間の短絡の防止をさらに図ることも可能となる。
また、本発明の他の半導体装置の製造方法では、前記ビット線を形成する工程において、前記セルコンタクトを形成した材料と同一の材料により前記ビット線を形成する。
本発明によれば、セルコンタクトとビット線を同一の材料により形成するようにしているので、ビット線を形成する際に使用するエッチングガスによりセルコンタクトの上面のエッチングを行うことができる。
また、同一の材料を、タングステンと窒化チタンからなる材料とするようにしてよもい。
また、本発明の半導体装置の製造方法では、前記ビット線を形成するとともに、前記セルコンタクトのうち前記ビット線と接続しないセルコンタクトの上面が前記ビット線と接続するセルコンタクトの上面よりも低くなるようにエッチングする工程を、
第1のエッチングガスによりエッチングを行うことにより前記ビット線のパターンニングを行う工程と、
第2のエッチングガスによりエッチングを行うことにより前記ビット線の下面に形成されるバリアメタル層のパターンニングを行う工程と、
第3のエッチングガスによりエッチングを行うことにより前記セルコンタクトのうち前記ビット線と接続しないセルコンタクトの上面が前記ビット線と接続するセルコンタクトの上面よりも低くなるように形成する工程とから構成される。
また、本発明の半導体装置の製造方法では、前記ビット線を形成するとともに、前記セルコンタクトのうち前記ビット線と接続しないセルコンタクトの上面が前記ビット線と接続するセルコンタクトの上面よりも低くなるようにエッチングする工程を、
第1のエッチングガスによりエッチングを行うことにより前記ビット線および該ビット線の下面に形成されているバリアメタル層のパターンニングを行う工程と、
第2のエッチングガスによりエッチングを行うことにより前記セルコンタクトのうち前記ビット線と接続しないセルコンタクトの上面が前記ビット線と接続するセルコンタクトの上面よりも低くなるように形成する工程とから構成される。
さらに、本発明の半導体装置の製造方法では、前記ビット線を形成するとともに、前記セルコンタクトのうち前記ビット線と接続しないセルコンタクトの上面が前記ビット線と接続するセルコンタクトの上面よりも低くなるようにエッチングする工程を、
1つのエッチング条件によりエッチングを行うことにより、前記ビット線、該ビット線の下面に形成されているバリアメタル層のパターンニングを行うとともに前記セルコンタクトのうち前記ビット線と接続しないセルコンタクトの上面が前記ビット線と接続するセルコンタクトの上面よりも低くなるように形成する工程から構成される。
以上説明したように、本発明によれば、下記のような効果を得ることができる。
(1)ビット線の形成と、ビット線と接続しないセルコンタクトの上面をビット線と接続するセルコンタクトの上面よりも低くする処理とを同一工程により行うことができるので、工程数を増加させることなくビット線とセルコンタクトとの間の短絡防止マージンを拡大することができる。
(2)ビットコンタクト層間膜を形成してビット線とセルコンタクトとの間の短絡を防止する必要がなくなるため、ビット線のコンタクト抵抗を削減することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の断面図である。図1において、図13中の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略するものとする。
本実施形態における半導体装置は、図1に示されるように、ビットコンタクト層間膜を形成しない従来の半導体装置に対して、ビット線6とセルコンタクト9との短絡防止マージンを確保するため、ビット線6と接続しないセルコンタクト9の上面がビット線6と接続するセルコンタクト9の上面よりも低くなるように形成することにより、容量コンタクト4が、ビット線6と接続するセルコンタクト9の上面よりも低い位置まで埋設されるようにする。さらに、ビット線6の下面に形成されたバリアメタル層5を選択的にエッチングすることにより、バリアメタル層5の幅が、上部層であるビット線6の幅よりも狭くなるように形成されている。
このような構成とすることにより、ビット線6とセルコンタクト9との距離を離すことができ、ビットコンタクト層間膜を形成することなく、ビット線6とセルコンタクト9との間の短絡防止マージンを大きくすることができるため、ビットコンタクト層間膜を形成する工程や、ビットコンタクトを形成する工程を削減することができるとともにビットコンタクト抵抗を削減することができる。
次に、図2〜図12を参照して本実施形態の半導体装置の製造方法について説明する。
先ず、図2に示すように、通常のDRAMを製造する場合と同様に、シリコン基板10に浅い溝型の溝を形成し、この溝を絶縁材料で埋設した素子分離絶縁膜3を形成して、メモリセル領域内の個々のセル領域を区画する。そして、シリコン基板10上に不純物を拡散させてソース・ドレイン領域2を形成してメモリセル用トランジスタとなるMOSトランジスタを形成する。
次に、それぞれのトランジスタの拡散層とゲートの全面をコバルトでシリサイド化することによりコバルトシリサイド層12を形成する。その後素子分離絶縁膜3の表面を含むシリコン基板10の表面には各トランジスタを被覆するシリコン窒化膜1が形成される。
次に、メモリセル領域の各メモリセル用トランジスタを覆うようにシリコン酸化膜等の材料によりセルコンタクト層間膜8を形成する。そして、このセルコンタクト層間膜8のメモリセル用トランジスタに対してビット線及び容量素子を接続するためのコンタクトホールを選択エッチングにより開口する。そして、このコンタクトホールにTiN(窒化チタン)のバリアメタル層を堆積した後に、このコンタクトホールが埋設されるまで全面にW(タングステン)をCVD法により堆積する。その後CMP(化学機械研磨)方によりセルコンタクト層間膜8の表面を平坦化してWを各コンタクトホール内にのみ残しセルコンタクト9を形成する。ここまでの工程が終了した半導体装置の断面は図2のようになる。
次に、図3に示すように、従来の方法と同様な方法により、セルコンタクト層間膜8の表面上にバリアメタル層5となるTiN(窒化チタン)膜19と、ビット線6となるタングステン(W)膜20を堆積する。
そして、図4に示すように、タングステン膜20上のビット線を形成しようとする場所にフォトレジスト18を形成する。そして、図5に示すように、フォトレジスト18をマスクとして用いてビット線6、バリアメタル層5を所定の形状にパターン形成する。
ここで、タングステン膜20をエッチングしてビット線6を形成する際には、窒化チタンとの選択比が高いエッチングガスを第1のエッチングガスとして使用し、窒化チタン膜19をエッチングしてバリアメタル層5を形成する際には、Cl2系のガスを第2のエッチングガスとして使用する。SF6系のガスと他のガスとの混合比を変化させることにより、タングステンと窒化チタンとの選択比を変えることができる。そのため、ここではこの混合比を調整することにより窒化チタンとの選択比が高くなるように設定したSF6系のエッチングガスを第1のエッチングガスとして使用する。
従来の半導体装置の製造方法では、ビット線6、バリアメタル層5のパターニングが終了した後には、フォトレジスト18を除去していたが、本実施形態では、図6に示すように、再度第1のエッチングガスである窒化チタンとの選択比が高くなるように設定したSF6系のガスを使用したエッチングを行うことにより、セルコンタクト9のうち、ビット線6と接続しないセルコンタクト9の上面がビット線6と接続するセルコンタクト9の上面よりも低くなるようにエッチバックする。尚、ここでは、第1のエッチングガスを用いてビット線6と接続しないセルコンタクト9の上面のエッチバックを行っているが、かならずしも第1のエッチングガスと同じガスを用いてエッチングする必要はなく、タングステンと窒化チタンとの選択比が高い第3のエッチングガスを用いて、ビット線6と接続しないセルコンタクト9の上面のエッチバックを行うようにしてもよい。
本実施形態では、セルコンタクト9を形成した材料と同一の材料によりビット線6が形成されているため、ビット線6をエッチングする際に使用した第1のエッチングガスによりセルコンタクト9の上面のエッチングを行うことができる。しかし、ビット線6とセルコンタクト9が同一の材料により形成されていなくても、ビット線6とセルコンタクト9が同質の材料により形成されていれば同じエッチングガスによりエッチングを行うことが可能である。ここで、同質の材料とは、エッチングの選択比が小さく、同一系統のエッチングガスを用いてエッチングが可能な材料のことをいう。また、ビット線6とセルコンタクト9が同一の材料または同質の材料により形成されていない場合、つまりビット線6とセルコンタクト9とが、それぞれエッチング選択比の大きな材料により形成されている場合でも、使用するエッチングガスを変更するだけであるため、ビット線6を形成する工程と同一工程においてセルコンタクト9の上面のエッチングを行うことができることには変わりはない。ただし、ビット線6とセルコンタクト9とを同一の材料または同質の材料により形成するようにすれば、1つの工程中でエッチングガスの変更回数を減らすことができる、あるいは複数のエッチング装置を用いる必要がなくなる。
このエッチング工程において、ビット線6と接続するセルコンタクト9のビット線6により覆われている部分については、エッチングが行われないため、その上面が低くならない。
ここで、セルコンタクト9の上面をエッチバックする量の具体例としては、例えば下記のような値が一例として挙げられる。
ビット線6(W)の膜厚:10〜100nm(例えば50nm)
バリアメタル層5の膜厚:5〜40nm(例えば20nm)
セルコンタクト9のコンタクト孔のサイズ:直径80〜140nm
セルコンタクト9をエッチバックする量:10〜100nm(例えば50nm)
上記の説明においては、図4〜図6までの工程が、それぞれ異なる工程のようにして説明しているが、全てエッチング処理を行う工程であるため、実際には使用するエッチングガスの成分、濃度等を切り替えるだけでビット線6の形成およびセルコンタクト9の上面のエッチバックを同一のエッチング工程により連続的に行うことができる。
ビット線6のエッチングと、セルコンタクト9のエッチバックとを同一工程で行う方法として、上記では、ビット線6となるタングステン膜20、バリアメタル層5となる窒化チタン膜19をエッチングする工程に続いて、再度タングステンにより形成されているセルコンタクト9をややエッチングするステップを追加することによって、セルコンタクト9の高さを低減する方法を用いて説明した。しかし、ビット線6のエッチングと、セルコンタクト9のエッチバックとを同一工程で行う方法としては、上記で説明した方法だけでなく、下記のような他の2つの方法でも実現可能である。
(1)タングステン膜20をエッチングする際に、窒化チタンとのエッチング選択比が低くなるように設定されたSF6系のエッチングガスを第1のエッチングガスとして用いるようにする。このようにした場合、タングステン膜20をエッチングする際に、窒化チタン膜19もエッチングされてセルコンタクト9が露出される。そして、露出したセルコンタクト9が露出した後は、セルコンタクト9を構成しているタングステン膜、窒化チタン膜もエッチングされる。そして、その後にCl2系のエッチングガスを第2のエッチングガスとして使用して窒化チタン膜19のエッチングを行う。
(2)また、他の方法としては、先ずバリアメタル層5の膜厚を、例えば5nm程度に薄く形成しておく。そして、上記の(1)と同様に、タングステン膜20をエッチングする際に、窒化チタンとのエッチング選択比が低くなるように設定されたSF6系のエッチングガスを用いてエッチングを行う。このようにした場合、タングステン膜20をエッチングする際に、窒化チタン膜19もエッチングされ、さらに露出したセルコンタクト9を構成しているタングステン膜、窒化チタン膜もエッチングされる。そのため、1つのエッチング条件のみで、タングステン膜20、窒化チタン膜19、セルコンタクト9のエッチングが行われる。
上述したいずれの方法によっても、ビット線6形成時に、同一工程によりビット線6と接続しないセルコンタクト9の上面をビット線6と接続するセルコンタクト9の上面よりも低くすることができ、ビット線6とセルコンタクト9との短絡防止マージンを拡大することができる。
そして、セルコンタクト9のエッチバックが終了した後は、図7に示すように、フォトレジスト18を剥離する処理を行う。
ここでは、ビット線6のバリアメタル層5のエッチングの際にセルコンタクト層間膜8はエッチングされないものとして説明しているが、エッチングの条件によっては、酸化膜であるセルコンタクト層間膜8もエッチングされてしまう場合もある。したがって、フォトレジスト18を剥離した後の断面図は、図8に示すような断面図となり、セルコンタクト層間膜8の上面が、ビット線6と接続しないセルコンタクト9の上面と同位置となる場合もある。また、エッチングの条件によっては、図9に示すように、セルコンタクト層間膜8の上面がビット線6と接続しないセルコンタクト9の上面よりも低くなる場合もあるが、ビット線6の下面とセルコンタクト9上面とは距離があるため何ら問題は無い。
ただし、以下の説明においては説明を簡単にするため、ビット線6のバリアメタル層5をエッチングする際には、セルコンタクト層間膜8はエッチングされないものとして以降の工程について説明する。
図7に示した工程の次に、図10に示すように、窒化チタン(TiN)のみを選択的にエッチングするCF4等のガスを用いて、窒化チタンにより構成されるバリアメタル層5の幅が、上部層であるビット線6の幅よりも狭くなるように形成する。
そして、バリアメタル層5を選択的にエッチングした後は、図11に示すように、従来と同様な方法により容量コンタクト層間膜7、容量コンタクト4を形成する。ここで、ビット線6と接続しないセルコンタクト9についてはその上部がエッチバックされることにより、ビット線6と接続するセルコンタクト9の上面よりも低くなっているため、容量コンタクト4は、セルコンタクト層間膜8のコンタクト孔開口部上面よりも低い位置まで埋設される。
最後に、図12に示すように、従来と同様な方法により容量素子11を形成して本実施形態における半導体装置が完成する。
本実施形態の半導体装置の製造方法では、ビット線6を形成する際に、同一工程によりビット線6と接続しないセルコンタクト9の上面がビット線6と接続するセルコンタクト9の上面よりも低くなるように形成することにより、工程数を増加させることなくビット線とセルコンタクトとの短絡防止マージンを拡大することが可能となる。
上記で説明した特許文献1に開示されている従来の半導体装置の製造方法では、ビット線をエッチングにより形成する工程と、シリサイド膜を除去してセルコンタクトとビット線との距離を離すようにする工程の間には、成膜工程やウェットエッチング等のドライエッチング工程以外の工程が必要となる。そのため、ビット線の形成と、ビット線と接続しないセルコンタクトの上面がビット線と接続するセルコンタクトの上面よりも低くなるように形成することを連続的に行うことはできない。これに対して、本実施形態では、1つのドライエッチング工程という同一工程のみで、ビット線6の形成と、ビット線6と接続しないセルコンタクト9の上面がビット線6と接続するセルコンタクト9の上面よりも低くなるように形成することを連続的に行うことができ、工程数を増やさずにすむ。
また、窒化チタン(TiN)のみを選択的にエッチングするCF4等のガスを用いて、窒化チタンにより構成されるバリアメタル層5の幅が、上部層であるビット線6の幅よりも狭くなるように形成することにより、ビット線6とセルコンタクト9との短絡防止マージンをさらに増やすことができる。ビット線6のバリアメタル層5を選択的にエッチングすることにより、ビット線6とセルコンタクト9との間隔を広げることができるため、ビット線6とセルコンタクト9及びビット線6と容量コンタクト4間の短絡を防止することも可能となる。また、ビット線6のバリアメタル層5を選択的にエッチングする際に、セルコンタクト9のバリアメタル層もエッチングされるため、セルコンタクト9とビット線6との間隔が広がり、セルコンタクト9とビット線6との短絡防止が図られる。
尚、ビット線6の形成後にバリアメタル層5を選択的にエッチングするためには工程が1つ増加されることになるが、ビットコンタクト層間膜やビットコンタクトを形成する工程を増加させることと比較すれば、工程数の増加は最小限であり大幅に工程数を増加するものではない。
また、本実施形態のように、ビット線6と接続しないセルコンタクト9の上面がビット線6と接続するセルコンタクト9の上面よりも低くなるようにし、バリアメタル層5の幅が、ビット線6の幅よりも狭くなるように形成するようにすれば、ビット線6とセルコンタクト9との間隔を広げることができるため、ビットコンタクト層間膜を設けてビット線6とセルコンタクト9との短絡防止マージンを拡大する必要がなくなる。この結果、ビットコンタクト層間膜を設けてビット線6とセルコンタクト9との短絡を防止した従来の半導体装置と比較して、ビットコンタクト抵抗を低減することができる。
本実施形態では、ビット線6と接続しないセルコンタクト9の上面がビット線6と接続するセルコンタクト9の上面よりも低くなるようにすることと、バリアメタル層5を選択的にエッチングすることの両方を行うことにより、ビット線6とセルコンタクト9との間の短絡を防止するようにしていたが、いずれか一方のみを行うことによってもビット線6とセルコンタクト9との間の短絡を防止することが可能である。
また、本実施形態では、ビット線6形成のためのフォトレジスト18剥離後に、バリアメタル層5を選択的にエッチングするものとして説明しているが、フォトレジスト18を剥離する前に、バリアメタル層5を選択的にエッチングするようにしてもよい。
さらに、本実施形態では、メモリセル用トランジスタと容量素子とから構成されるDRAMの構造において、ビット線とセルコンタクトとの短絡を防止する場合について説明しているが、本発明はこのような場合に限定されるものではない。半導体基板上に形成されたトランジスタの上層に、第1のコンタクト層間膜を介して配線が形成され、この配線の上層に、第2のコンタクト層間膜を介して他の素子が形成されるような半導体装置であれば同様に適用することができる。
本発明の第1の実施形態の半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の断面図である。 本発明の第1の実施形態の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 セルコンタクト層間膜8がエッチングされることを考慮した場合の、図7の工程図に対応する工程図である。 セルコンタクト層間膜8がエッチングされることを考慮した場合の、図7の工程図に対応する工程図である。 本発明の第1の実施形態の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 従来の半導体装置の断面図である。 容量コンタクト4、セルコンタクト9とビット線6の関係を示す部分拡大図である。 セルコンタクト層間膜8上にさらにビットコンタクト層間膜13が形成された従来の半導体装置の断面図である。 ビットコンタクト層間膜13が形成された従来の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 ビットコンタクト層間膜13が形成された従来の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 ビットコンタクト層間膜13が形成された従来の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 ビットコンタクト層間膜13が形成された従来の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 ビットコンタクト層間膜13が形成された従来の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 ビットコンタクト層間膜13が形成された従来の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 ビットコンタクト層間膜13が形成された従来の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 ビットコンタクト層間膜13が形成された従来の半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。
符号の説明
1 シリコン窒化膜
2 ソース・ドレイン領域
3 素子分離絶縁膜
4 容量コンタクト
5、5a、5b バリアメタル層
6、6a、6b ビット線
7 容量コンタクト層間膜
8 層間膜
9 セルコンタクト
10 シリコン基板
11 容量素子
12 コバルトシリサイド層
13 ビットコンタクト層間膜
14 ビットコンタクト
16 シリコン窒化膜
17 サイドウォール
18、18a、18b フォトレジスト
19 窒化チタン膜
20 タングステン膜

Claims (8)

  1. 半導体基板上に形成されたトランジスタの上層に、該トランジスタと電気的に接続される容量素子を形成する半導体装置の製造方法であって、
    半導体基板上にトランジスタを形成する工程と、
    前記トランジスタを覆うセルコンタクト層間膜を形成する工程と、
    前記セルコンタクト層間膜に前記トランジスタと電気的に接続するためのセルコンタクトを形成する工程と、
    前記セルコンタクト層間膜上に前記セルコンタクトと電気的に接続されるビット線を形成するとともに、前記セルコンタクトのうち前記ビット線と接続しないセルコンタクトの上面が前記ビット線と接続するセルコンタクトの上面よりも低くなるようにエッチングする工程と、
    前記セルコンタクト層間膜上に前記ビット線を覆うようにして容量コンタクト層間膜を形成する工程と、
    前記容量コンタクト層間膜に前記セルコンタクトと電気的に接続するための容量コンタクトを形成する工程と、
    前記容量コンタクト層間膜上に前記容量コンタクトと電気的に接続される容量素子を形成する工程とを有し、
    前記ビット線を形成するとともに、前記セルコンタクトのうち前記ビット線と接続しないセルコンタクトの上面が前記ビット線と接続するセルコンタクトの上面よりも低くなるようにエッチングする工程の後に、
    前記ビット線の下面に形成されたバリアメタル層を選択的にエッチングする工程をさらに有する半導体装置の製造方法。
  2. 前記ビット線を形成する工程において、前記セルコンタクトを形成した材料と同一の材料により前記ビット線を形成する請求項記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記同一の材料が、タングステンと窒化チタンからなる材料である請求項記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記ビット線を形成するとともに、前記セルコンタクトのうち前記ビット線と接続しないセルコンタクトの上面が前記ビット線と接続するセルコンタクトの上面よりも低くなるようにエッチングする工程が、
    第1のエッチングガスによりエッチングを行うことにより前記ビット線のパターンニングを行う工程と、
    第2のエッチングガスによりエッチングを行うことにより前記ビット線の下面に形成されるバリアメタル層のパターンニングを行う工程と、
    第3のエッチングガスによりエッチングを行うことにより前記セルコンタクトのうち前記ビット線と接続しないセルコンタクトの上面が前記ビット線と接続するセルコンタクトの上面よりも低くなるように形成する工程とから構成される請求項からのいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記ビット線を形成するとともに、前記セルコンタクトのうち前記ビット線と接続しないセルコンタクトの上面が前記ビット線と接続するセルコンタクトの上面よりも低くなるようにエッチングする工程が、
    第1のエッチングガスによりエッチングを行うことにより前記ビット線および該ビット線の下面に形成されているバリアメタル層のパターンニングを行う工程と、
    第2のエッチングガスによりエッチングを行うことにより前記セルコンタクトのうち前記ビット線と接続しないセルコンタクトの上面が前記ビット線と接続するセルコンタクトの上面よりも低くなるように形成する工程とから構成される請求項からのいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記ビット線を形成するとともに、前記セルコンタクトのうち前記ビット線と接続しないセルコンタクトの上面が前記ビット線と接続するセルコンタクトの上面よりも低くなるようにエッチングする工程が、
    1つのエッチング条件によりエッチングを行うことにより、前記ビット線、該ビット線の下面に形成されているバリアメタル層のパターンニングを行うとともに前記セルコンタクトのうち前記ビット線と接続しないセルコンタクトの上面が前記ビット線と接続するセルコンタクトの上面よりも低くなるように形成する工程から構成される請求項からのいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
  7. 半導体基板上のトランジスタを覆うように形成されたセルコンタクト層間膜と、
    前記セルコンタクト層間膜に形成され前記トランジスタと電気的に接続するためのセルコンタクトと、
    前記セルコンタクト層間膜上に形成され、前記セルコンタクトと電気的に接続するためのビット線と、
    前記セルコンタクト層間膜上に前記ビット線を覆うようにして形成された容量コンタクト層間膜と、
    前記容量コンタクト層間膜に前記セルコンタクトと電気的に接続するように形成された容量コンタクトと、
    前記容量コンタクト層間膜上に前記容量コンタクトと電気的に接続するように形成された容量素子とを有する半導体装置において、
    前記ビット線と前記セルコンタクトとが同一の材料により形成され、前記セルコンタクトのうち前記ビット線と接続しないセルコンタクトの上面が前記ビット線と接続するセルコンタクトの上面よりも低くなるように形成されることにより前記容量コンタクトが前記ビット線と接続するセルコンタクトの上面よりも低い位置まで埋設され
    前記ビット線の下面に形成されたバリアメタル層が選択的にエッチングされることにより、該バリアメタル層の幅が、上部層であるビット線の幅よりも狭くなるように形成されていることを特徴とする半導体装置。
  8. 前記同一の材料が、タングステンと窒化チタンからなる材料である請求項記載の半導体装置。
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