JP2005087603A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 特定入賞口に入賞して獲得可能な特別の権利の内容を識別できるようにする。
【解決手段】 パチンコ機やアレンジボール機等の遊技機に関し、特に特定入賞口6aに入賞する確率が高い複数の第1通路3aと、当該複数の第1通路3aのいずれよりも特定入賞口6aに入賞する確率が低い第2通路3bとを入賞装置1に備える。さらに、入賞装置1に入った遊技球Bが、複数の第1通路3aのうちでどの通路を通行したのかを検出する検出手段4と、遊技球Bが特定入賞口6aに入賞したときは検出手段4によって検出された通路に応じて特別の権利の内容を異ならせて付与する権利付与手段9と、特別の権利の内容を識別するための表示を行う識別表示手段5とを有する。識別表示手段5によって特別の権利の内容を識別するための表示が行われるので、遊技者Yは特定入賞口に入賞して獲得可能な特別の権利の内容を識別できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、特定入賞口と非特定入賞口とを入賞装置に備えた遊技機に関する。
遊技機の一つであるパチンコ機については、複数の特定入賞口(特定入賞領域とも呼ぶ。)を一の入賞装置内に備え、どの特定入賞口にパチンコ球が入賞したかに応じて遊技者に付与する特別の権利の内容(例えば大当たり遊技を継続可能な最大ラウンド数)を異ならせる技術が開示されている(例えば特許文献1を参照)。
特開2002−325906号公報(第2−3頁,図1)
しかし、従来技術によれば複数の特定入賞口は単に入賞装置に備えられているだけであり、どの特定入賞口に入賞したら大きな特別の権利の内容になり、どの特定入賞口に入賞したら小さな特別の権利の内容になるのかを識別できない。したがって、遊技者はパチンコ球が特定入賞口に入賞するまでは特別の権利の内容を知ることができなかった。
本発明はこのような点に鑑みてなしたものであり、特定入賞口に入賞して獲得可能な特別の権利の内容を識別可能に構成した遊技機を提供することを目的とする。
(1)課題を解決するための手段(以下では単に「解決手段」と呼ぶ。)1は、特定入賞口6aと非特定入賞口6bとを入賞装置1に備え、前記特定入賞口6aに遊技球Bが入賞したことを契機として遊技者Yに特別の権利を付与する構成とした遊技機であって、
前記特定入賞口6aに入賞する確率が高い複数の第1通路3aと、当該複数の第1通路3aのいずれよりも前記特定入賞口6aに入賞する確率が低い第2通路3bとを前記入賞装置1に備え、
入賞装置1に入った遊技球Bが、前記複数の第1通路3aのうちで、どの通路を通行したのかを検出する検出手段4と、
遊技球Bが前記特定入賞口6aに入賞したときは、前記検出手段4によって検出された通路に応じて前記特別の権利の内容を異ならせて付与する権利付与手段9と、
前記複数の第1通路3aについて一以上の通路に備え、前記特別の権利の内容を識別するための表示を行う識別表示手段5とを有することを要旨とする。
解決手段1に記載した用語は、以下のように解釈する。当該解釈は特許請求の範囲および明細書の記載についても同様である。
(A)「特定入賞口」は入賞装置内に備えた複数の入賞口のうちで特定した入賞口であって、例えばVゾーン等が該当する。これに対して「非特定入賞口」は入賞装置内に備えていることが条件となるものの、特定入賞口以外の入賞口を意味する。
(B)「特別の権利」は、遊技者が遊技上の利益を享受可能な権利を意味する。例えば一定条件下でラウンド遊技を継続可能な大当たり遊技や、変動表示を行う期間の短縮(以下では単に「時短」と呼ぶ。)、時短回数、当選確率の変更(以下「確率変動」と呼ぶ。)、入賞に伴う払い出し個数の変更、入賞装置やゲート等に備えた可動部(蓋,羽根,翼片等)の作動などのような諸態様、あるいはこれら二以上の要素を任意に組み合わせた態様が該当する。
解決手段1によれば、入賞装置1には複数の第1通路3aと第2通路3bとを備えており、このうち複数の第1通路3aについて一以上の通路には識別表示手段5を備える。図1の例では、三つの第1通路3aと二つの第2通路3bとを備え、三つの第1通路3aについては全て特別の権利の内容(本例で示す「7」「15」「?」等は大当たり遊技を継続可能な最大ラウンド数)を表示している。遊技球Bがどの通路を通行したのかは検出手段4によって検出でき、当該遊技球Bが特別入賞口に入賞した場合には検出手段4によって検出された通路に応じた内容の特別の権利を権利付与手段9が付与する。この構成によれば、遊技球Bがどの通路を通行して特定入賞口6aに入賞したかによってどのような内容の特別の権利が付与されるのかは、識別表示手段5を一目見れば分かる。
(2)解決手段2は、解決手段1に記載した遊技機であって、検出手段4が複数の第1通路3aのうちで特定の通路を通行する遊技球Bを検出すると特別の権利の内容にかかる抽選を行う第1抽選手段7aを備え、権利付与手段9は前記第1抽選手段7aによる抽選結果に応じた内容の特別の権利を遊技者Yに付与することを要旨とする。
解決手段2によれば、複数の第1通路3aに含まれる特定の通路をパチンコ球が通行すると、第1抽選手段7aは特別の権利の内容にかかる抽選を行う。例えば大当たり遊技を継続可能な最大ラウンド数について、図1に示す左側の第1通路3aを通行した場合には7ラウンドと15ラウンドとの中から選択する抽選を行い、右側の第1通路3aを通行した場合には1〜15ラウンドの中から選択する抽選を行う。こうして行われた抽選の結果に応じた内容の特別の権利は、権利付与手段9によって遊技者Yに付与される。したがって、抽選結果によって遊技者Yが獲得可能な利益が変わるので、大きな利益を期待する期待感を遊技者Yに持たせることができる。
(3)解決手段3は、解決手段1または2に記載した遊技機であって、第1所定条件を満たすことを契機として複数の第1通路3aのうちでどの通路に振り分けるのかを抽選する第2抽選手段7bと、前記第2抽選手段7bによる抽選結果に応じた通路に遊技球Bを振り分ける振分手段2とを有することを要旨とする。
なお、「第1所定条件」は遊技機の種類,日時,遊技状態等に応じて適切に設定可能な条件であって、例えば特定の入賞領域(大入賞口,始動口,入賞口,Vゾーン等)に遊技球Bが入賞したことや、特定の通過領域(ゲート等)を遊技球Bが通過したこと、入賞領域の入賞数や通過領域の通過数が所定数に達したこと、第2抽選手段7bによる抽選とは別個に抽選を行なって当選等をしたこと、特定の日時に達したことなどが該当する。第1所定条件の内容は遊技中において固定してもよく変化させてもよい。
解決手段3によれば、第1所定条件を満たせば第2抽選手段7bによって抽選が行われ、振分手段2は当該抽選の結果に従った通路に遊技球Bを振り分ける。抽選結果によっては獲得可能な利益が大きな内容の特別の権利が得られるので、遊技者Yは第1所定条件を満たそうと遊技するようになる。したがって、遊技者Yはの遊技意欲を向上させ得る。
(4)解決手段4は、解決手段1から3のいずれか一項に記載した遊技機であって、第2所定条件を満たすことを契機として、検出手段4によって検出された通路に応じて付与する特別の権利の内容を変更するとともに、識別表示手段5によって表示する内容を変更する内容変更手段Aを有することを要旨とする。なお「第2所定条件」は上述した第1所定条件と同様であり、通常は異なる内容を設定するが、同一の内容を設定してもよい。
解決手段4によれば、第2所定条件を満たせば、特別の権利の内容が変わるとともに、変更後の内容が識別表示手段5によって表示される。変更の対象となる通路は、複数の第1通路3aの全部としてもよく、複数の第1通路3aの一部としてもよい。第2所定条件を満たすと大きな内容の特別の権利に変更される場合には、遊技者Yは第2所定条件を満たそうと遊技する。したがって、遊技者Yは第2所定条件を満たそうと遊技するようになるので、遊技意欲を向上させることができる。
上述した内容変更手段Aは第2所定条件を満たして初めて変更後の特別の権利の内容を識別表示手段5によって表示するが、第2所定条件を満たす前に変更後の特別の権利の内容を報知する事前報知手段を備えてもよい。遊技者Yは変更後の内容を事前に知ったうえで第2所定条件を満たそうと遊技するので、より遊技意欲を向上させることができる。
(5)解決手段5は、解決手段1から4のいずれか一項に記載した遊技機であって、検出手段4が単位時間内に複数の通路を遊技球Bが通行したことを検出すると、権利付与手段9は先に通行した通路または遊技者Yにとって有利な特別の権利の内容となる通路を選択することを要旨とする。
単位時間(例えば1秒間や3秒間等)内に複数の通路を遊技球Bが通行した場合には、本来であれば各通路ごとに対応する特別の権利を遊技者Yに付与すべきである。しかし、通常は一の特別の権利だけでも遊技者Yに大きな利益をもたらすので、全ての遊技球Bに対して特別の権利を付与した場合には遊技場にとって大きな不利益となる。
そこで解決手段5では、権利付与手段9は先に通行した通路を選択して特別の権利を遊技者Yに付与するか、または遊技者Yにとって有利な特別の権利の内容となる通路を選択して特別の権利を遊技者Yに付与する。こうすることで、遊技者Yが獲得可能な利益と遊技場が被る不利益とのバランスを適切に調整することができる。
(6)解決手段6は、解決手段1から5のいずれか一項に記載した遊技機であって、検出手段4によって検出された通路および当該通路に応じて付与される特別の権利の内容のうちで一方または双方を報知する報知手段8を有することを要旨とする。
なお「報知手段」は予告を含み、表示部(表示器や発光体等)への表示によって視覚的に報知する手段や、音(音声,音楽,効果音等)によって聴覚的に報知する手段、ハンドルや椅子等の遊技機に付属する部材を通じて触覚的に報知する手段(例えば振動体によってハンドルや椅子等を振動させたり、ファンによって送風する等)などが該当する。
解決手段6によれば、報知手段8は検出手段4によって検出された通路を報知するか、検出された通路に応じて付与される特別の権利の内容を報知する。よって、遊技者Yが複数の第1通路3aのいずれか一の通路を通行中の遊技球Bを見ていなかったとしても、報知手段8で報知された内容を認識すればどの通路を遊技球Bが通行したのかが分かる。したがって、遊技者Yは常に入賞装置1を見る必要がなく、しかも確実に遊技球Bが通行した通路を知ることができる。
本発明によれば、遊技者は、遊技球が特定入賞口に入賞したときに獲得可能な特別の権利の内容を識別表示手段により識別することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、実施例に従って説明する。
実施例1は遊技機の一つであるパチンコ機に本発明を適用し、複数段でパチンコ球の振り分けを行うため、複数の可動部材を用いて振分手段2を実現する例である。当該実施例1は図2〜図9を参照しながら説明する。
まず図2には、パチンコ機に備える遊技盤10の外観を正面図で示す。当該遊技盤10は、後述するように可動翼片18,46や可動部材22,42等を有する役物装置12、パチンコ球(遊技球B,遊技媒体に相当する)がそれぞれ入賞可能な始動口36,32,26、その他にゲートや一般の入賞口,風車,障害釘等を適宜に配置する。なお、入賞口や障害釘等の一部は図示を省略する。
始動口36,32,26は、役物装置12の下方に配置する。このうち始動口32はパチンコ球の入賞を検出するために始動口センサ30を備え、同様にして始動口36,26はそれぞれ始動口センサ34,28を備える。
図3は、図2に示す役物装置12を拡大して模式的に表す正面図である。役物装置12は、図面上側から下側に向かってゆくと、抽選結果やラウンド数等を表示する表示器14、大入賞口48(左大入賞口)を開閉する可動翼片46、当該大入賞口48に入賞したパチンコ球を検出する入賞センサ44、大入賞口16(右大入賞口)を開閉する可動翼片18、当該大入賞口16に入賞したパチンコ球を検出する入賞センサ20、大入賞口48,16からそれぞれ入ったパチンコ球が転動可能な上棚56、当該上棚56の落下部50から落下したパチンコ球を複数の通路(本例では通路74,72,58)のいずれかに振り分ける可動部材22、左右二つの壁部40で挟まれた特定領域内に流下してきたパチンコ球を複数の特別入賞口(本例では図4に示すような特別入賞口76,78,80,82,84)のいずれかに誘導する通路72を形成する可動部材42、獲得可能な大当たり遊技の内容を表す識別表示部24などを有する。
表示器14には例えば7セグメント素子を用いるが、ドットマトリクス表示器(例えば液晶表示器,プラズマ表示器,CRT等)を用いてもよい。可動翼片46,18および可動部材22,42は、各々が駆動体(例えばモータやソレノイド等)の制御によって個別に所要の動作が可能に構成する。すなわち、可動翼片46,18は開閉方向(本例では矢印D2,D4方向)に沿って往復運動が可能に構成する。また図4(A)に示すように、可動部材22はモータ52によって回転方向(本例では矢印D6方向)に沿って回転可能に構成し、左右二つの可動部材42はモータ54によって揺動方向(本例では矢印D8方向)にほぼ同時に揺動可能に構成する。当該可動部材22,42の動きは上述した形態に限らず、スライドさせる動きや、開閉させる動き等で構成してもよい。
壁部40と役物装置12の左壁とで挟まれた部位からなる通路74は、通常入賞口70に臨ませている。同様にして壁部40と役物装置12の右壁とで挟まれた部位からなる通路58は通常入賞口60に臨ませている。二つの可動部材42に挟まれた部位からなる通路72は、当該可動部材42が動けば通路自体も動く点で「可動通路」と言える。
上述した各要素について、役物装置12は入賞装置1に相当し、可動部材22,42は振分手段2に相当し、通路72は第1通路3aに相当し、通路74,58は第2通路3bに相当し、特別入賞口76,78,80,82,84はそれぞれが特定入賞口6aに相当に相当し、通常入賞口70,60はそれぞれが非特定入賞口6bに相当し、表示器14は報知手段8に相当する。
次に、パチンコ球を振り分ける例について図4を参照しながら説明する。図4(A)には特定領域にパチンコ球を誘導する確率が低い状態を表し、図4(B)には特定領域にパチンコ球を誘導する確率が高い状態を表す。可動部材22の動きと可動部材42の動きは連動させてもよく、非連動としてもよい。上棚56の落下部50から落下したパチンコ球は、可動部材22の動きや姿勢の影響を受けることになり、通路74,58を通るか、左右二つの壁部40で挟まれた入口部40aを経て通路72(すなわち特定領域内)を通る。もし可動部材22が図3や図4(A)に示す姿勢のときは通路74,58を通りやすくなり、同じく図4(B)に示す姿勢のときは通路72を通りやすくなる。こうして通路74,58を通れば通常入賞口に入賞し、通路72を通れば特別入賞口に入賞する。
さらに通路72を通った場合には、可動部材42の動きや姿勢の影響を受けるので、特別入賞口76,78,80,82,84のいずれかに入賞することになる。例えば可動部材42が図3に示す姿勢のときは特別入賞口78に入賞しやすくなり、同じく図4(A)に示す姿勢のときは特別入賞口82に入賞しやすくなり、同じく図4(B)に示す姿勢のときは特別入賞口80に入賞しやすくなる。
識別表示部24は例えばシールを貼付して実現するが、部材に直接印刷したり、表示器を備える等して実現してもよい。当該識別表示部24には、特別の権利の内容として、各入賞口ごとに大当たり遊技を行う場合に継続して遊技可能な最大のラウンド数を表す。例えば特別入賞口76,84には、三以上のラウンド数(例えば1ラウンド,7ラウンド,15ラウンド等)の中からいずれか一のラウンド数を抽選によって決定することを意味する識別符号「N」を表す。同様に特別入賞口78,82には、二つのラウンド数(例えば7ラウンドと15ラウンド等)の中からいずれか一のラウンド数を抽選によって決定することを意味する識別符号「7or15」を表す。さらに特別入賞口80には、特定のラウンド数(例えば15ラウンド等)で確定することを意味する識別符号「15」を表す。
したがって、本例の場合に大当たり遊技として獲得可能な最も大きな特別の権利はパチンコ球が特別入賞口80に入賞することであり、遊技者Yは可動部材22および可動部材42が図4(B)に示す姿勢になるのを望む。また遊技者Yは、パチンコ球がどの入賞口に入賞するかで獲得可能な特別の権利の内容を予め知り得るので、希望する入賞口(本例では特別入賞口80)にパチンコ球が入賞するのを期待しながら遊技できる。
ところで、特別入賞口76,78,80,82,84に入賞したパチンコ球は、全て集合樋38を通って、Vセンサ64によって検出される。また、特別入賞口78には入賞センサ68を備え、特別入賞口80には入賞センサ66を備え、特別入賞口82には入賞センサ62を備える。これらの入賞センサ68,66,62によれば、対応する特別入賞口の入賞を検出できる。Vセンサ64によって検出されたにもかかわらず、入賞センサ68,66,62のいずれにも検出されなかったパチンコ球は、特別入賞口76,84に入賞したことを導き出すことができる。
次に、パチンコ機によるパチンコ遊技を実現するべく構成した基板や装置等の接続例について図5を参照して説明する。なお以下の説明で単に「接続する」という場合には、特に断らない限り電気的に接続することを意味する。
CPU(プロセッサ)122を中心に構成したメイン制御基板120は、遊技制御プログラムや一定のデータ等を格納したROM124、乱数,保留数(特別保留数,普通保留数),確率群およびバッファ等のような一時的データを格納可能なRAM126、計時装置、あるいは入出力処理回路や通信制御回路などを備える。CPU122は、ROM124に格納された遊技制御プログラムを実行してパチンコ遊技を実現する。当該遊技制御プログラムには、後述する始動口処理等のような各手続きを実現するプログラムを含む。その他の構成要素は周知の技術と同様であるので、図示および説明を省略する。
メイン制御基板120には、駆動センサ102,計数センサ104等からの信号を受けて払い出し用のモータM4を駆動制御する払出制御基板112や、カードユニット106や払出制御基板112と接続して残高情報や有価価値情報等のデータの送受信したり現時点の残高情報等を報知するなどを制御するインタフェース基板114(図5では「I/F基板」と表記する)、外部装置に信号を伝達可能な外部端子板116、表示や音等の演出を制御するサブ制御基板130、信号を中継する中継端子板138などを接続する。外部装置には、遊技場に備えたホールコンピュータや、島設備に備えた島コンピュータ、他の遊技機(例えばパチンコ機,スロットマシン等)、携帯端末装置(例えば携帯電話器や携帯用パソコン等)などが該当する。外部装置に伝達する信号には、例えば大当たり,図柄確定,確変中等のような遊技情報を含む。
払出制御基板112には、パチンコ球の発射を制御するハンドルに備えたタッチセンサ100等からの信号を受けて発射用のモータM2を駆動制御する発射制御基板110などを接続する。当該発射制御基板110は、上述したメイン制御基板120と同様にCPUを中心に構成する。モータM2,M4には例えばパルスモータ(正逆回転可能なものが望ましい)を用いるが、サーボモータ等を用いてもよい。駆動センサ102は、モータM4やパチンコ球を払い出す払出装置等の駆動状況を監視する。計数センサ104は、実際に払い出したパチンコ球の個数をカウントする。
サブ制御基板130には、表示器14や、音(音声,音楽,効果音等)を響かせるスピーカ142、装飾用の発光体144、可動部材22を回転運動させるモータ52、可動部材42を揺動運動させるモータ54などを接続する。当該サブ制御基板130はCPU132を中心に構成し、サブ制御プログラムや一定のデータ等を格納したROM134、コマンド等のような一時的データを格納可能なRAM136、入出力処理回路、通信制御回路等を備える。CPU132はROM134に格納したサブ制御プログラムを実行して、種々の制御を行う。例えば、メイン制御基板120から送信されたコマンドに基づいて表示器14に表示したり、スピーカ142から音を出したり、発光体144を表示したり、可動部材22,42を運動させる等の各種制御を行う。
なお、表示器14にドットマトリクス表示器を用いた場合には、図柄制御基板140を備えるのが望ましい。当該図柄制御基板140にはVDP(Video Display Processor)等を備えると、図柄(例えば特別図柄,普通図柄,背景図柄など)の表示や変動表示などを容易に実現できる。
中継端子板138には、メイン制御基板120等から離れた位置に備えた装置(例えば入賞センサ44,20や、始動口センサ34,30,28、入賞センサ68,66,62、ソレノイド146等)などを接続する。駆動センサ102や、計数センサ104、入賞センサ44,20、始動口センサ34,30,28、入賞センサ68,66,62等には、非接触型センサ(例えば近接センサ,光センサ,赤外線センサ等)、あるいは接触型センサ(例えばリードスイッチ,マイクロスイッチ,圧力センサ等)を用いる。
上述のように構成したパチンコ機において、本発明を実現するためにメイン制御基板120側で行う手続きについて図6〜図8を参照しながら説明する。図6,図7には役物装置12内のパチンコ球を振り分ける役物制御処理の手続きを、図8には大当たり遊技の内容を変更する内容変更処理の手続きをそれぞれフローチャートで示す。
なお図6,図7に示す役物制御処理では、結合子J2,J4を通じてそれぞれ処理が継続する。また、図6のステップS12は第2抽選手段7bに相当し、図6のステップS14は可動部材22,42とともに振分手段2に相当し、図6のステップS20は第1抽選手段7aに相当し、図6のステップS22および図7のステップS24,S26,S30は権利付与手段9に相当し、図7のステップS28は報知手段8に相当し、図8のステップS42,S44,S46は内容変更手段Aに相当する。
図6の役物制御処理において、まずパチンコ球が大入賞口48,16のいずれかに入賞したか否かを判別する〔ステップS10〕。例えば図2,図3に示す入賞センサ44,20からの検出信号があれば入賞した(YES)と判別し、当該検出信号がなければ入賞していない(NO)と判別する。大入賞口48,16が開くには一定の遊技条件を満たすこと、例えばパチンコ球が始動口36,32,26に入賞すること等が必要となる。もしパチンコ球が大入賞口48,16のいずれかに入賞したときは(YES)、以下に説明するステップS12からステップS30までの処理を実現する。
すなわち、乱数や抽選テーブル等を用いて抽選を行い〔ステップS12〕、当該抽選の結果に従って可動部材22および可動部材42のうちで一方または双方について、運動させたり特定の姿勢にする〔ステップS14〕。抽選結果と可動部材22,42の運動や姿勢との関係は、パチンコ機の種類や遊技状態,日時等に応じて任意に設定することができる。例えば可動部材22と可動部材42とで個別に抽選を行い、抽選結果R1〜R7に基づいて可動部材22の運動や姿勢を設定する例を設定表1に示し、抽選結果Ra〜Rgに基づいて可動部材42の運動や姿勢を設定する例を設定表2に示す。
〔設定表1〕
┏━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓
┃抽選結果┃ 可動部材22の運動/姿勢 ┃
┣━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━┫
┃ R1 ┃通路74側に向けて静止させる┃
┃ R2 ┃時計回りに高速回転させる ┃
┃ R3 ┃時計回りに低速回転させる ┃
┃ R4 ┃通路72側に向けて静止させる┃
┃ R5 ┃反時計回りに高速回転させる ┃
┃ R6 ┃反時計回りに低速回転させる ┃
┃ R7 ┃通路58側に向けて静止させる┃
┗━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┛
〔設定表2〕
┏━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃抽選結果┃ 可動部材42の運動/姿勢 ┃
┣━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃ Ra ┃特別入賞口76側に向けて静止させる┃
┃ Rb ┃特別入賞口78側に向けて静止させる┃
┃ Rc ┃高速で揺動させる ┃
┃ Rd ┃特別入賞口80側に向けて静止させる┃
┃ Re ┃低速で揺動させる ┃
┃ Rf ┃特別入賞口82側に向けて静止させる┃
┃ Rg ┃特別入賞口84側に向けて静止させる┃
┗━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
上記設定表1,2によれば、可動部材22について抽選結果R4となり、可動部材42について抽選結果Rdとなれば図4(B)に示すような状態となる。このとき、パチンコ球Pが特別入賞口80に入賞する確率は、他の抽選結果に比べて高くなる。本例では可動部材22および可動部材42について個別に抽選を行なった抽選結果に従って運動や姿勢させる構成としたが、同等の作用効果を得るには一の抽選を行なった抽選結果に従って可動部材22と可動部材42とを運動や姿勢させる構成としてもよい。この構成では、可動部材22と可動部材42とについて運動や姿勢の対応関係を持たせておく必要がある。
そして、大入賞口48,16のいずれかに入賞したパチンコ球が特別入賞口に入賞したか否かを判別する〔ステップS16〕。例えば図3,図4に示すVセンサ64からの検出信号があれば入賞した(YES)と判別し、当該検出信号がなければ入賞していない(NO)と判別する。もしパチンコ球が特別入賞口に入賞したときは(YES)、以下に説明するステップS20からステップS30までの処理を実現する。
すなわち、Vセンサ64に検出される前に特定の通路をパチンコ球Pが通行したか否かを判別する〔ステップS18〕。特定の通路は、例えば特別入賞口76,78,82,84側のいずれかに向けた通路72が該当する。図4に示すVセンサ64からの検出信号があり、かつ入賞センサ68,62からの検出信号があったときは、特別入賞口76,84側に向けた通路72を通行したと判別する。同様にVセンサ64からの検出信号があったが、入賞センサ68,66,62のいずれからも検出信号がないときは、特別入賞口78,82側に向けた通路72を通行したと判別する。
もし特定の通路をパチンコ球Pが通行したときは(ステップS18でYES)、乱数や抽選テーブル等を用いて抽選を行い〔ステップS20〕、当該抽選の結果に従って大当たり遊技を継続可能な最大ラウンド数を決定する〔ステップS22〕。ただし、パチンコ球Pが特別入賞口76,84側に向けた通路72を通行した場合と、特別入賞口78,82側に向けた通路72を通行した場合とでは抽選により決定可能なラウンド数を異ならせる。例えば前者の場合には三以上のラウンド数(例えば1ラウンド,7ラウンド,15ラウンド等)の中からいずれか一のラウンド数を決定し、後者の場合には二のラウンド数(例えば7ラウンドと15ラウンド等)の中からいずれか一のラウンド数を決定する。
非特定の通路、すなわち特別入賞口80側のいずれかに向けた通路72をパチンコ球Pが通行したときは(ステップS18でNO)、抽選を行わずに15ラウンドで確定させる。具体的には図4に示すVセンサ64からの検出信号があり、かつ入賞センサ66からの検出信号があったときが該当する。
図7に移って、単位時間(例えば1秒間や3秒間等)内にパチンコ球Pが獲得可能なラウンド数が異なる複数の通路を通行したときは(ステップS24でYES)、選択基準に従って通路やラウンド数を選択する〔ステップS26〕。ステップS24の単位時間については、開始タイミング以前にパチンコ球Pが1個も通行しない空白期間(例えば10秒間)を経過していることを条件とする。
ステップS26の選択基準は、パチンコ機の種類や遊技状態,日時等に応じて任意の内容で設定することができる。例えば次の選択基準表に示すいずれかの一の選択基準に従って、通路やラウンド数等を決定する。どの選択基準を用いるのかは任意であって、遊技中に選択基準を変更してもよい。なお、選択基準の内容を明らかにするためには、表示器14やスピーカ142等を通じて報知するのが望ましい。
〔選択基準表〕
┏━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃選択基準┃ 選択すべき基準となる通路やラウンド数等の内容 ┃
┣━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃ T1 ┃遊技者Yからみて左側(または右側)を通行した通路┃
┃ T2 ┃単位時間内の最初(または最後)に通行した通路 ┃
┃ T3 ┃単位時間内で最多数(または最少数)が通行した通路┃
┃ T4 ┃遊技者Yにとって有利(または不利)なラウンド数 ┃
┃ T5 ┃通行した各通路にかかるラウンド数の単純平均値 ┃
┃ T6 ┃通行した各通路にかかるラウンド数の加重平均値 ┃
┗━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
上記選択基準表によれば、選択基準T4を用いた場合には、パチンコ球Pが遊技者Yに不利な通路(例えば特別入賞口76,84に通ずる通路72)を通行した後でも単位時間内にパチンコ球Pが遊技者Yに有利な通路(例えば特別入賞口80に通ずる通路72)を通行すれば、結果的には大当たり遊技を長く継続可能なラウンド数となる。
なお表中の「加重平均値」は、図4に示す通路構成によれば同じ特別の権利の内容となる通路の数が異なる点を考慮する。すなわち、識別符号「N」や識別符号「7or15」に通ずる通路はそれぞれ二つあるが、識別符号「15」に通ずる通路は一つしかない。パチンコ球Pが識別符号「15」に通ずる通路を通行する確率は他の通路を通行する確率よりも低いことから、単純平均値では低くなって遊技者Yに不利となる。そこで、どの識別符号に通ずる通路を通行する確率を等しくするべく、パチンコ球Pが識別符号「15」に通ずる通路を通行した(入賞センサ66から検出信号を受けた)場合には、2倍にしてから平均値を求める。こうすれば、単純平均値よりも高くなって遊技者Yに有利となる。
そして、パチンコ球Pが通行した通路や抽選等によって決定したラウンド数等を報知し〔ステップS28〕、上述の過程で決定したラウンド数を最大とした大当たり遊技を実現したうえで〔ステップS30〕、役物制御処理を終える。
その一方、パチンコ球が大入賞口48,16のいずれかも入賞しなかったときや(ステップS10でNO)、パチンコ球が大入賞口48,16に入賞できたとしても特別入賞口に入賞しなかったときは(ステップS16でNO)、特別の権利を遊技者Yに付与する必要がないのでそのまま役物制御処理を終える。
ステップS28の報知は、通路やラウンド数等を文字等で表示器14に表示したり、特別入賞口76,78,80,82,84ごとに対応して識別表示部24に備えた発光体144を点灯させたり、通路自体を発光させるべく対象となる通路に埋め込んだ発光体144を発光させたり、通路やラウンド数等を点滅回数や点灯時間等で発光体144に表示したり、同様の内容を音(特に音声や効果音)でスピーカ142から響かせたり、振動体(例えば圧電素子やモータ等)を用いて通路やラウンド数等に応じて振動間隔や振動数等を異ならせて振動させたり、ファンや扇風機等を用いて通路やラウンド数等に応じて風速や送風時間等を異ならせて送風するなどのうちで、いずれか一形態によって実現する。また、二以上の形態を適宜に組み合わせてほぼ同時に実現して報知を行えば、遊技者Yの認識率が向上する。ステップS30の大当たり遊技の手続きについては、上述の過程で決定したラウンド数を最大とする点を除けば、周知であるので図示および説明を省略する。
図8の内容変更処理において、まず特別の権利の内容を変更するための変更条件を満たすか否かを判別する〔ステップS40〕。当該変更条件は、パチンコ機の種類や遊技状態,日時等に応じて任意の内容で設定することができる。例えば抽選によって所定の結果になったことや、所定数(1個や5個等)のパチンコ球が特定の領域(ゲートや、大入賞口,特別入賞口を含む特定の入賞口等)に入賞/通過したこと等が該当する。
もし変更条件を満たすときは(ステップS40でYES)、変更の対象となる通路(あるいは特別入賞口)や大当たり遊技を継続可能な最大ラウンド数等を決定し〔ステップS42〕、当該ステップS42で決定した通路(あるいは特別入賞口)について同じく決定した最大ラウンド数等に変更するとともに〔ステップS44〕、対応する通路(あるいは特別入賞口)について識別表示を変更したうえで〔ステップS46〕、内容変更処理を終える。一方、変更条件を満たさないときは(ステップS40でNO)、変更を行う必要がないのでそのまま内容変更処理を終える。
ステップS42において、どの通路(あるいは特別入賞口)に決定し、どのラウンド数等を決定するかは、パチンコ機の種類や遊技状態,日時等に応じて任意の内容で設定することができる。例えば例えば抽選によって決定してもよく、通路(あるいは特別入賞口)ラウンド数等を予め設定しておきROM124(またはRAM126等)に記憶させた決定テーブルに従って決定してもよく、特定の領域(ゲートや、大入賞口,特別入賞口を含む特定の入賞口等)に入賞/通過したパチンコ球の数に基づいて決定してもよい。例えば特定の領域への入賞数に基づいて、通路やラウンド数等を決定する決定表を次に示す。
〔決定表〕
┏━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━┓
┃ 入賞数 ┃通路(特別入賞口) │継続可能な最大ラウンド数┃
┣━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━┿━━━━━━━━━━━━┫
┃ 0〜10┃ (変更なし) │ (変更なし) ┃
┃11〜20┃特別入賞口76,84 │ 7または15ラウンド ┃
┃21〜30┃特別入賞口78 │ 15ラウンド ┃
┃31〜40┃特別入賞口78,82 │ 15ラウンド ┃
┃41〜50┃特別入賞口76,78,84│ 15ラウンド ┃
┃51〜 ┃全ての特別入賞口 │ 15ラウンド ┃
┗━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━┛
上記決定表によれば、例えば35個入賞した場合には、パチンコ球Pが特別入賞口78,82に通ずるいずれかの通路72を通行したときは、継続可能な最大ラウンド数が15ラウンドとなるように変更される。ラウンド数の変更に従い、図9に示すように特別入賞口78,82に対応する識別表示部24にはそれぞれ識別符号「15」が表示される。本例では入賞数が増えるほど、継続可能な最大ラウンド数が15ラウンドとなる通路の数が増える。したがって、遊技者Yは継続可能な最大ラウンド数が15ラウンドとなる通路の数を増やそうと期待感を持って遊技するようになる。
上述した実施例1によれば、以下に示す各効果を得ることができる。
(a1)入賞センサ68,66,62およびVセンサ64(検出手段4)からの検出信号に基づいて、役物装置12に入ったパチンコ球Pがどの特別入賞口に通ずる通路72を通行したのかを特定した{図6のステップS16,S18、図7のステップS28を参照}。Vセンサ64からの検出信号に基づいてパチンコ球Pが特別入賞口76,78,80,82,84(特定入賞口6a)に入賞したときは、検出された通路に応じて特別の権利の内容を異ならせて付与した{権利付与手段9;図7のステップS30を参照}。役物装置12には、大当たり遊技を継続可能な最大ラウンド数(特別の権利の内容)を識別するための表示を行う識別表示部24を備えた。
この構成により、パチンコ球Pがどの通路を通行して特別入賞口76,78,80,82,84に入賞したかによってどのような内容の特別の権利が付与されるのかは、識別表示部24を一目見れば分かる。また、識別表示部24をシールや印刷等で実現することにより、液晶表示器を用いる場合よりも低コストで本発明を実現することができる。さらに、従来ではV入賞後に抽選結果が報知されて初めて与えられる特別の権利の内容を知り得たが、本発明では識別表示部24をVセンサ64の上流側に設けたので{図3,図4等を参照}、V入賞前にパチンコ球が通行する通路(あるいは特別入賞口)を見れば与えられる特別の権利の内容を知り得る。特にパチンコ球Pが識別符号「15」を表す特別入賞口80に入賞した場合は、抽選を待つまでもなく15ラウンド等で確定するのが分かる。したがって、遊技者Yは早く(予告的に)抽選結果に対する期待値を知ることができ、特別の権利に対する遊技者Yの期待感をより高めることができる。
(a2)入賞センサ68,66,62およびVセンサ64(検出手段4)からの検出信号に基づいて、パチンコ球Pが特別入賞口76,84に通ずる通路72を通行した場合や、パチンコ球Pが特別入賞口78,82に通ずる通路72を通行した場合には、大当たり遊技を継続可能な最大ラウンド数(特別の権利の内容)にかかる抽選を行なった{第1抽選手段7a;図6のステップS20,S22を参照}。こうして行なった抽選の結果に応じた内容のラウンド数で大当たり遊技を実現して特別の権利を遊技者Yに付与した{権利付与手段9;図7のステップS28を参照}。抽選結果によっては遊技者Yが獲得可能な利益が変わるので、大きな利益を期待する期待感を遊技者Yに持たせることができる。
(a3)パチンコ球Pが大入賞口48,16のいずれかに入賞すること(第1所定条件を満たすこと)を契機として、特別入賞口76,78,80,82,84のいずれに通ずる通路72に振り分けるのかを抽選し{第2抽選手段7b;図6のステップS10,S12を参照}、その抽選結果に応じた通路72にパチンコ球Pを振り分けた{振分手段2;可動部材22,42、図6のステップS14を参照}。抽選結果によっては獲得可能な利益が大きな内容の特別の権利が得られるので、遊技者Yはパチンコ球Pが大入賞口48,16に入賞させようと遊技するようになる。よって、遊技者Yの遊技意欲を向上させ得る。
(a4)変更条件(第2所定条件)を満たすことを契機として、特別入賞口76,78,80,82,84に通ずる通路72ごとに個別に付与する大当たり遊技を継続可能な最大ラウンド数(特別の権利の内容)を変更し、当該ラウンド数の変更に伴って識別表示部24によって表示する内容を変更した{内容変更手段A;図8のステップS40,S42,S44,S46を参照}。変更条件を満たすと大きな内容の特別の権利に変更される場合には、遊技者Yは変更条件を満たそうと遊技する。したがって、遊技者Yは変更条件を満たそうと遊技するようになるので、遊技意欲を向上させることができる。
(a5)本来であれば単位時間内に複数の通路をパチンコ球Pが通行した場合であっても、各通路ごとに対応する大当たり遊技を実現して特別の権利を遊技者Yに付与すべきである。しかし、一の大当たり遊技だけでも遊技者Yに大きな利益をもたらすので、入賞した全てのパチンコ球Pに対して大当たり遊技を実現した場合には遊技場にとって大きな不利益となる。そこで、入賞センサ68,66,62およびVセンサ64によって単位時間内に複数の通路をパチンコ球Pが通行したことを検出したときは、先に通行した通路または遊技者Yにとって有利な特別の権利の内容となる通路を選択し{選択基準表に示す選択基準T2,T4を参照}、当該選択した通路に対応する最大ラウンド数で大当たり遊技を実現した{図7のステップS24,S26,S30を参照}。この構成により、遊技者Yが獲得可能な利益と遊技場が被る不利益とのバランスを適切に調整することができる。
(a6)入賞センサ68,66,62およびVセンサ64によってによって検出された通路や大当たりを継続可能な最大ラウンド数について、表示器14やスピーカ142等を通じて報知した{報知手段8;図7のステップS28を参照}。よって、遊技者Yが通路72を通行中のパチンコ球Pを見ていなかったとしても、表示器14やスピーカ142等を通じて報知された内容を認識すればどの通路72をパチンコ球Pが通行したのかが分かる。したがって、遊技者Yは常に役物装置12を見る必要がなく、しかもパチンコ球Pが通行した通路72を確実に知ることができる。
実施例2は実施例1と同様にパチンコ機に本発明を適用し、技術介入ラウンドを含む大当たり遊技においてパチンコ球の振り分けを実現する例である。当該実施例2は図12を参照しながら説明する。なおパチンコ機の構成等は実施例1と同様であり、図示および説明を簡単にするために実施例2では実施例1と異なる点について説明する。よって実施例1で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
役物装置12について、実施例1(図4を参照)に代わる構成例を図12に示す。実施例1と異なるのは、入口部40aに停留部材88を備えた点である。当該停留部材88は、図示しない駆動体(例えばモータやソレノイド等)の駆動によって、図12(A)に示す突出姿勢と、図12(B)に示す退避姿勢との間で切り換え可能に構成する。図12(A)に示す突出姿勢に切り換わると通路72への通行が阻害され、図12(B)に示す退避姿勢に切り換わると通路72に通行が可能となる。
上述した構成からなるパチンコ機において、大当たり遊技では技術介入を行うラウンドか行わないラウンドかで、次のように遊技形態を異ならせる制御を行う。
〔技術介入を行わないラウンド〕
可動部材22はパチンコ球Pを入口部40aに誘導する姿勢、すなわち図12(A)に示すような姿勢で静止させる。パチンコ球Pは突出姿勢の停留部材88によって入口部40aに停留される。この停留時には、後続のパチンコ球は停留されているパチンコ球Pにぶつかって、通路74または通路58を通行し、一般入賞口70,60に入賞する。そして、ラウンド中に停留解除条件を満たしたときは停留部材88を退避姿勢にし、停留を解除してパチンコ球Pを特別入賞口76,78,80,82,84のいずれかに入賞させる。この入賞によって、最終ラウンドを除いて次のラウンドに移行する権利が発生する。
なお、上述した停留解除条件は、例えば入賞センサ44,20(いわゆる先カウントセンサ)によって大入賞口48,16に入賞したパチンコ球の数が規定数(例えば10個等)に達したことや、抽選によって停留解除を決定したこと等が該当する。
また、本例ではパチンコ球Pを停留部材88によって停留させている場合でも、可動部材22は入口部40aに向けた姿勢を維持する形態とした。この形態に代えて、パチンコ球Pの停留を検出する停留検出センサを備え、停留検出センサがパチンコ球Pの停留を検出すると可動部材22を通路74,58に向ける姿勢に切り換える構成としてもよい。
〔技術介入を行うラウンド〕
図12(B)に示すように、可動部材22は図面左右方向(矢印D10方向)に高速で揺動させるものの、停留部材88は退避姿勢で静止させる。ところが入口部40aは狭いので、よほどタイミングよく落下部50から落下しなければ特別入賞口76,78,80,82,84に入賞することは困難である。そして、技術介入時(例えば大入賞口48,16の開放回数がラウンド中に18回目等の特定回数であるとき等)には、可動部材22はパチンコ球Pを入口部40aに誘導する姿勢、すなわち図12(A)に示すような姿勢で静止させる。1回の開放期間は通常短く設定されているので(例えば0.5秒間等)、狙ってパチンコ球を打ち出さなければ入口部40aを経て特別入賞口76,78,80,82,84に入賞させることは困難である。したがって、遊技者Yに技量が要求される。
上述した実施例2によれば、以下に示す各効果を得ることができる。
(b1)可動部材22の下流側であって、かつ特定領域の入口部40aには、パチンコ球Pを一時的に停留可能にする停留部材88(停留部に相当する)を備えた{図12を参照}。よって可動部材22の姿勢や動きの如何によって、パチンコ球Pを停留させることができたりできなかったりする。停留部材88によって停留が解除されたパチンコ球Pは特別入賞口76,78,80,82,84に確実に入賞できるので、遊技者Yはパチンコ球Pを停留させることを狙って遊技するようになる。規定数のパチンコ球を大入賞口48,16に入賞させることが停留解除条件となるときは、当該規定数のパチンコ球は通常入賞口70,60に入賞するので、特別入賞口への入賞を契機として次のラウンドに移行する遊技形態のパチンコ機では、ラウンド移行に先だってより多くの賞球が得られる。したがって、遊技者Yの遊技意欲を向上させることができる。
(b2)その他の要件,構成,作用,作動結果等については実施例1と同様であるので、当該実施例1と同様の効果が得られる{上述した事項(a1)〜(a6)を参照}。
他の実施例
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例に従って説明したが、本発明は当該実施例に何ら限定されるものではない。言い換えれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施することが可能である。例えば、次に示す各形態を実現してもよい。
(1)実施例1,2では、パチンコ機に本発明を適用した。この形態に代えて、パチンコ機以外の他の遊技機(例えばアレンジボール機,雀球遊技機,テレビゲーム機等)であって特別入賞口76,78,80,82,84(特定入賞口6a)と通常入賞口70,60(非特定入賞口6b)とを有する役物装置12(入賞装置1)を備えたものにも同様に本発明を適用することができる。当該他の遊技機であっても、遊技者Yはパチンコ球Pが特別入賞口76,78,80,82,84のいずれかに入賞したときに獲得可能な特別の権利の内容を識別表示手段により識別することができる。特別入賞口の数と通常入賞口の数は任意であって、一方または双方が一つでもよく二以上の複数でもよい。
(2)実施例1,2では、特別の権利の内容として大当たり遊技を継続可能な最大ラウンド数を適用した{図6のステップS22を参照}。この形態に代えて(あるいは加えて)、遊技者Yが遊技上の利益(または不利益)を享受可能な他の権利を適用してもよい。例えば、特別入賞口76,78,80,82,84に入賞しやすくなるような補助を受けられない技術介入ラウンドの開始時期や、大当たり遊技における大入賞口48,16の開閉回数や開放時間、変動表示を行う期間の短縮(以下では単に「時短」と呼ぶ。)、時短回数、確率変動、確率変動を適用する期間や回数、入賞に伴う払い出し個数、役物装置12に備えた可動部材22,44の作動などが該当する。こうした特別の権利であっても遊技者Yに利益等をもたらすので、上述した実施例と同様の作用効果を得ることができる。
(3)実施例1,2では、可動部材42の姿勢を変化させることにより、特別入賞口76,78,80,82,84に通ずる通路72(複数の通路)を実現した{図3,図4,図6のステップS14を参照}。この形態に代えて、図10(A)に示すように、特別入賞口76,78,80,82,84のそれぞれに通ずる通路群86を予め形成しておき、可動部材42を備える場合には通路群86の各通路に振り分ける構成としてもよい。
さらには図10(B)に示すように、特別入賞口76,78,80,82,84のそれぞれに通ずる通路群86だけでなく、通常入賞口70に通ずる通路74や通常入賞口60に通ずる通路58を含めて、可動部材22がパチンコ球Pを各入賞口に通ずる通路に振り分ける構成としてもよい。いずれの構成にせよ、特別入賞口または通常入賞口のいずれかにパチンコ球Pを振り分けられるので、上記実施例と同様の効果を得る。
(4)実施例1,2では、変更条件を満たして初めて変更後の特別の権利の内容を識別表示部24によって表示する構成とした{内容変更手段A;図8のステップS40,S42,S44,S46を参照}。この構成に代えて(あるいは加えて)、変更条件を満たす前に変更後の特別の権利の内容を報知する構成としてもよい(事前報知手段)。具体的には、図8に代わる内容変更処理を示す図11のようにして実現する。すなわち、内容変更処理を実行するごとに図8のステップS42と同様に変更の対象となる通路(あるいは特別入賞口)や大当たり遊技を継続可能な最大ラウンド数等を決定し〔ステップS50〕、当該ステップS50で決定した通路(あるいは特別入賞口)の識別表示を一時的に表示する〔ステップS52〕。識別表示の一時的な表示は、一時期間(例えば3秒間や5秒間等)行うが、遊技者Yが一時的な表示であることを容易に認識するには表示内容(表示色,図柄等)を通常の表示と異ならせるのが望ましい。その後は、ステップS42を除いて図8と同様に処理する。こうすれば、遊技者Yは変更後の内容を事前に知ったうえで変更条件を満たそうと遊技するので、より遊技意欲を向上させることができる。
(5)実施例1,2では、対象となる通路における最大ラウンド数を変更すると、変更後の最大ラウンド数で大当たり遊技を実現した{図8のステップS44を参照}。この形態に代えて、有効期間内でのみ最大ラウンド数を変更する構成としてもよい。当該有効期間の内容(適用する回数や長さ等)は、抽選等によって決定してもよく、特定の領域(ゲートや、大入賞口,特別入賞口を含む特定の入賞口等)に入賞/通過したパチンコ球の数に基づいて決定してもよく、一律に所定の内容(例えば1回,3回や10分間等)を適用してもよい。有効期間を経過した後は標準状態(例えば図3に示す状態)に戻せば、メリハリのある遊技を遊技者Yに提供することができる。
(6)実施例1,2では、メイン制御基板120で図6,図7に示す役物制御処理の手続きと、図8に示す内容変更処理の手続きとを実現した。この形態に代えて、役物制御処理および内容変更処理のうちで一方または双方の手続きをサブ制御基板130や他の基板で実現してもよい。こうすれば、メイン制御基板120の負担が少なくなるので、当該処理に要する部分の他の遊技に関する処理に振り向けることが可能になる。
本発明の概要を模式的に示す図である。 パチンコ機に備える遊技盤の構成例を示す正面図である。 役物装置の構成例を示す正面図である。 パチンコ球の振り分け例を説明する図である。 基板や装置等の接続例を示すブロック図である。 役物制御処理の一例を示すフローチャートである。 図6に続く手続きを示すフローチャートである。 内容変更処理の一例を示すフローチャートである。 識別表示部の表示例を示す図である。 パチンコ球の振り分け例を説明する図である。 図8に代わる内容変更処理の一例を示すフローチャートである。 パチンコ球の停留例を説明する図である。
符号の説明
1 入賞装置
2 振分手段
3a 第1通路
3b 第2通路
4 検出手段
5 識別表示手段
6a 特定入賞口
6b 非特定入賞口
7a 第1抽選手段
7b 第2抽選手段
8 報知手段
9 権利付与手段
A 内容変更手段
B 遊技球
Y 遊技者
10 遊技盤
12 役物装置(入賞装置)
14 表示器(報知手段)
16,48 大入賞口
20,44 入賞センサ
22,42 可動部材(振分手段)
24 識別表示部(識別表示手段)
26,32,36 始動口
28,30,34 始動口センサ
58,74 通路(第2通路)
62,66,68 入賞センサ(検出手段)
64 Vセンサ(検出手段)
60,70 通常入賞口(非特定入賞口)
72 通路(第1通路)
76,78,80,82,84 特別入賞口(特定入賞口)
88 停留部材(停留部)
120 メイン制御基板(報知手段,権利付与手段,内容変更手段)
122,132 CPU
124,134 ROM(記憶部)
126,136 RAM(記憶部)
130 サブ制御基板(報知手段,権利付与手段,内容変更手段)
142 スピーカ(報知手段)
144 発光体(報知手段)
P パチンコ球(遊技球)

Claims (1)

  1. 特定入賞口と非特定入賞口とを入賞装置に備え、前記特定入賞口に遊技球が入賞したことを契機として遊技者に特別の権利を付与する構成とした遊技機であって、
    前記特定入賞口に入賞する確率が高い複数の第1通路と、当該複数の第1通路よりも前記特定入賞口に入賞する確率が低い第2通路とを前記入賞装置に備え、
    入賞装置に入った遊技球が、前記複数の第1通路のうちで、どの通路を通行したのかを検出する検出手段と、
    遊技球が前記特定入賞口に入賞したときは、前記検出手段によって検出された通路に応じて前記特別の権利の内容を異ならせて付与する権利付与手段と、
    前記特別の権利の内容を識別するための表示を行う識別表示手段とを有する遊技機。
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