JP2020120792A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
遊技機であって、
所定の入賞空間への遊技球の入球を可能な状態と困難な状態とに切替可能な羽根部材と、
前記入賞空間に配置され、前記遊技球の通過によって大当たり遊技を発生させるための特定入球口と、
前記特定入球口の下流側に配置され、前記遊技球の通過によってそれぞれ大当たり時の異なるラウンド数が決定される複数の特定領域と、
前記特定入球口に複数の前記遊技球が通過した場合、遊技者にとってより有利なラウンド数を得られやすくする誘導手段と、
を備えていることを特徴とする遊技機。
適用例1に記載の遊技機であって、
前記誘導手段は、前記入賞空間内において前記遊技球の移動方向を変更可能な変更手段を含んでおり、
前記変更手段は、位置または姿勢を変更可能であり、前記特定入球口に前記複数の遊技球が通過した際、前記複数の遊技球の少なくとも一部に接触することまたは接触しないことにより、相対的に遊技者にとってより有利なラウンド数の前記特定領域に前記遊技球を誘導する、
ことを特徴とする遊技機。
適用例2に記載の遊技機であって、
前記変更手段は、
相対的に遊技者にとって不利なラウンド数の前記特定領域を前記遊技球が通過しやすくなる第1の方向に前記遊技球を誘導する第1姿勢と、
相対的に遊技者にとって有利なラウンド数の前記特定領域を前記遊技球が通過しやすくなる第2の方向に前記遊技球を誘導する第2姿勢と、
の間で姿勢変化が可能な振分部材である、
ことを特徴とする遊技機。
適用例3に記載の遊技機であって、
前記振分部材は、
前記特定入球口を第1の前記遊技球が通過した際は前記第1姿勢であり、
前記特定入球口を前記第1の遊技球の後の第2の前記遊技球が通過した際に、前記第1姿勢から前記第2姿勢へと変化することで、前記第2の遊技球を前記第2の方向に誘導する、
ことを特徴とする遊技機。
適用例3に記載の遊技機であって、
前記振分部材には、前記遊技球を受け止めるための凹部が形成され、
前記振分部材は、
前記特定入球口を第1の前記遊技球が通過した際は前記第1姿勢であり、
前記凹部に落下した前記第1の遊技球の重量によって、前記第1姿勢から前記第2姿勢へと変化することで、前記特定入球口を通過した第2の前記遊技球を前記第2の方向に誘導する、
ことを特徴とする遊技機。
適用例2から適用例5のいずれか一つに記載の遊技機であって、さらに、
画像表示装置と、
前記画像表示装置に演出画像を表示させる演出制御手段と、を備え、
前記演出制御手段は、前記特定入球口に前記複数の遊技球が通過した際、
相対的に遊技者にとって不利なラウンド数の前記特定領域により決定されたラウンド数に対応する前記演出画像を表示させた後、
相対的に遊技者にとって有利なラウンド数の前記特定領域により決定されたラウンド数へのラウンド昇格を表す前記演出画像を表示させる、
ことを特徴とする遊技機。
適用例2に記載の遊技機であって、
前記変更手段は、
前記特定入球口に前記複数の遊技球が通過した際に、前記複数の特定領域の上流側を遮蔽すると共に、
相対的に遊技者にとって有利なラウンド数の前記特定領域の上流側が、相対的に遊技者にとって不利なラウンド数の前記特定領域の上流側よりも先に開放するように移動することが可能な遮蔽部材である、
ことを特徴とする遊技機。
適用例1に記載の遊技機であって、
前記誘導手段は、前記特定入球口に複数の前記遊技球が通過した場合、前記複数の特定領域において最後に決定されたラウンド数を採用する、
ことを特徴とする遊技機。
適用例1に記載の遊技機であって、
前記誘導手段は、前記特定入球口に複数の前記遊技球が通過した場合、前記複数の特定領域において決定された各ラウンド数のうち、遊技者にとって最も有利な前記ラウンド数を採用する、
ことを特徴とする遊技機。
1.遊技機の構造
図1は、本発明の一実施形態としての遊技機1の正面図である。以下では、遊技機1の左右方向を、遊技機1に対面する遊技者から見た左右方向に一致させて説明する。また、遊技機1の前方向は、遊技機1から遊技者に向かう方向として説明し、遊技機1の後方向は、遊技者から遊技機1に向かう方向として説明する。
図2は、遊技機1の電気的な構成を示すブロック図である。図2の上段には主制御基板側の電気的な構成を、下段にはサブ制御基板側の電気的な構成を、それぞれ表す。遊技機1は、主制御基板100と、サブ制御基板200と、中継基板120と、払出制御基板130と、ランプ制御基板220と、音声制御基板230とを備えている。主制御基板100は、大当たり抽選や遊技状態の移行などの遊技利益に関する制御を行う遊技制御基板であり、中継基板120、払出制御基板130と共にメイン制御部を構成する。サブ制御基板200は、遊技の進行に伴って実行する演出に関する制御を行う演出制御基板であり、ランプ制御基板220、音声制御基板230と共にサブ制御部を構成する。なお、サブ制御部は、少なくともサブ制御基板200を備えていればよい。
図3は、遊技手順の一例を示すフローチャートである。通常遊技中において、第1始動口21または第2始動口22への遊技球の通過を検出した場合、遊技制御用マイコン110は、羽根部材32を所定回数(例えば1回または2回)開放する。羽根部材32を通過した遊技球の少なくとも一部分は、羽根部材32の下方に配置された特定入球口31へと入球する。図3のステップS10において、遊技制御用マイコン110は、特定入球口31を第1の遊技球が通過したか否かを判定する。この判定は、中継基板120を介して接続された特定入球口センサ123からの検出信号により判定できる。第1の遊技球が通過していない場合(ステップS10:NO)、遊技制御用マイコン110は、処理をステップS10に遷移させ、特定入球口31への遊技球の入球を監視する。一方、第1の遊技球が通過した場合(ステップS10:YES)、遊技制御用マイコン110は、処理をステップS12に遷移させる。
図6は、第2実施形態の誘導手段33aの一例について説明する図である。図6(A)は、特定入球口31を第1の遊技球GB1が通過した場合の入賞空間30aを、図6(B)は、特定入球口31を第2の遊技球GB2が通過した場合の入賞空間30aを、それぞれ例示している。第2実施形態の誘導手段33aは、例えば、2枚の板状部材を逆T字状に組み合わせた振分部材331aと、振分部材331aの下方に固定された板状の支持部材332と、により実現できる。
図7は、第3実施形態の誘導手段33bの一例について説明する図である。図7(A)は、特定入球口31を第1の遊技球GB1が通過した場合の入賞空間30bを、図7(B)は、特定入球口31を第2の遊技球GB2が通過した場合の入賞空間30bを、それぞれ例示している。第3実施形態の誘導手段33bは、例えば、第2実施形態と同様の構成を有する振分部材331a、及び、支持部材332に加えてさらに、第2支持部材333により実現できる。以降、区別のために、支持部材332を第1支持部材332と呼ぶ。第2支持部材333は、中心を支点3331Fとして左方向に傾斜することが可能な板状の部材である。
図9は、第4実施形態の誘導手段33cの一例について説明する図である。図9(A)は、特定入球口31を第1の遊技球GB1が通過した場合の入賞空間30cを、図9(B)は、特定入球口31を第2の遊技球GB2が通過した場合の入賞空間30cを、それぞれ例示している。第4実施形態の誘導手段33cは、例えば、3枚の板状部材を逆A字状に組み合わせた振分部材331cと、振分部材331cの下方に固定された多角形状の重し部材332cと、により実現できる。重し部材332cは省略してもよい。
図10は、第5実施形態の誘導手段33dの一例について説明する図である。図10(A)は、特定入球口31を第1の遊技球GB1が通過した場合の入賞空間30dを、図10(B)は、特定入球口31を第2の遊技球GB2が通過した場合の入賞空間30dを、それぞれ例示している。第5実施形態では、特定入球口31の下方には、特定入球口31の中心から右側に向かって略水平方向に、第3特定領域43、第2特定領域42、及び、第1特定領域41がそれぞれ設けられている。また、特定入球口31と第3特定領域43との間には、第3特定領域43と第2特定領域42との一方に遊技球を振り分ける第1抽選用構造物45が設けられている。同様に、特定入球口31と第2特定領域42との間には、第2特定領域42と第1特定領域41との一方に遊技球を振り分ける第2抽選用構造物46が設けられている。さらに、第1〜第3特定領域41〜43の上流側(言い換えれば、第1抽選用構造物45及び第2抽選用構造物46と、第1〜第3特定領域41〜43との間)には、遊技球を一時的に滞留させるための遮蔽部材335が設けられている。本実施形態では、遮蔽部材335が誘導手段33dとして機能する。遮蔽部材335の初期位置は、図10(A)において破線で示す第1位置P1である。遮蔽部材335は、第1実施形態で説明した振分部材ソレノイド152(図2)に代えて設けられる遮蔽部材ソレノイド152によって駆動され、第1位置P1から第2位置P2まで水平移動が可能である。
図12は、第6実施形態の誘導手段33eの一例について説明する図である。図12(A)は、特定入球口31を第1の遊技球GB1が通過した場合の入賞空間30eを、図12(B)は、特定入球口31を第2の遊技球GB2が通過した場合の入賞空間30eを、それぞれ例示している。第6実施形態の誘導手段33eは、例えば、第5実施形態の遮蔽部材335に代えて、3つの遮蔽部材335eと、3つのセンサ336とにより実現できる。3つの遮蔽部材335eは、第1〜第3特定領域41〜43の上流側にそれぞれ配置され、各第1〜第3特定領域41〜43の上流側においてそれぞれ遊技球を滞留させる。各遮蔽部材335eは、奥側の第1位置P1において対応する第1〜第3特定領域41〜43の上流側における遊技球を滞留させ、手前側の第2位置P2において遊技球を通過(落下)させる。3つのセンサ336は、各遮蔽部材335eの上流側における遊技球の通過を検出する。
図14は、第7実施形態の誘導手段33fの一例について説明する図である。第5実施形態では、入賞空間30fには第4特定領域44が配置されていない。また、第1実施形態で説明した振分部材331に代えて、振分部材331fを備えている。振分部材331fは、特定入球口31を通過して落下した遊技球GBを第1〜第3特定領域41〜43の方向に誘導する板状の部材である。振分部材331fは固定され、姿勢変化しない。本実施形態では、遊技制御用マイコン110は、所定時間(図3:ステップS16)内に特定入球口31を通過した遊技球GBのうち、第1〜第3特定領域41〜43において最後に決定されたラウンド数(言い換えれば、最後の入賞)によって、大当たり時のラウンド数を決定する。第1〜第3特定領域41〜43に対する遊技球の通過でラウンド抽選を行う遊技機1においては、最初の遊技球により決定されたラウンド数より、最後の遊技球により決定されたラウンド数の方が大きい場合が多い。このように、遊技制御用マイコン110は、最後に決定されたラウンド数を採用することで、遊技者にとってより有利なラウンド数を得られやすくする誘導手段33fとして機能できる。
図15は、第8実施形態の遊技機1gの正面図である。第8実施形態の入賞空間30gには、第1実施形態の第4特定領域44に代えて、第4特定領域44gと、画像表示装置7とを備えている。第4特定領域44gは、第1実施形態と同様にラウンド数16の大当たり(16R大当たり)が決定する特定領域である一方、遊技者には大当たり時のラウンド数が分からない表示(図示の例では星表示)がされている。画像表示装置7は、可変入賞装置5の中央付近に設けられている。画像表示装置7は、液晶表示装置であってもよいし、有機EL表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクター、ドットマトリクス等の他の画像表示装置であってもよい。
以下に、誘導手段33の効果例を示す。
[効果1]
上記実施形態の遊技機1では、可変入賞装置5の内側に設けられた入賞空間30へと遊技球を受け入れる羽根部材32と、入賞空間30,30a〜gに配置されて遊技球の通過によって大当たり遊技を発生させるための特定入球口31と、特定入球口31の下流側に配置されて遊技球の通過によってそれぞれ大当たり時の異なるラウンド数が決定される複数の特定領域(第1〜第4特定領域41〜44)と、特定入球口31に複数の遊技球が通過した場合、遊技者にとってより有利なラウンド数を得られやすくする誘導手段33とを備えている。この構成によれば、特定入球口31に複数の遊技球が通過した場合、遊技者にとってより有利なラウンド数を得られやすくする誘導手段33によって、遊技の興趣を向上させることができる。
上記実施形態の遊技機1では、誘導手段33,33a〜eは、入賞空間30内において遊技球の方向を変更可能な変更手段であって、特定入球口31に複数の遊技球が通過した際、複数の遊技球の少なくとも一部に接触することまたは接触しないことにより、相対的に遊技者にとってより有利なラウンド数の特定領域に遊技球を誘導する変更手段を含んでいる。この構成によれば、誘導手段33(変更手段)は、遊技球の少なくとも一部分に接触することで遊技球の進路を変更し、または、遊技球の少なくとも一部分に接触しないことで遊技球の進路を維持することによって、相対的に遊技者にとってより有利なラウンド数の特定領域へと遊技球を誘導できる。
上記実施形態の遊技機1では、相対的に遊技者にとって不利なラウンド数の第1〜第3特定領域41〜43を遊技球が通過しやすくなる第1の方向D1に遊技球を誘導する第1姿勢と、相対的に遊技者にとって有利なラウンド数の第4特定領域44を遊技球が通過しやすくなる第2の方向D2に遊技球を誘導する第2姿勢と、の間で姿勢変化が可能な振分部材331a〜cである。この構成によれば、姿勢変化が可能な振分部材331によって、特定入球口31に複数の遊技球が通過した場合に、遊技者にとってより有利なラウンド数を得られやすくする誘導手段33を実現できる。
上記実施形態の遊技機1では、振分部材331a〜cは、特定入球口31を第1の遊技球が通過した際は第1姿勢であり、特定入球口31を第2の遊技球が通過した際に、第1姿勢から第2姿勢へと変化することで、第2の遊技球を第2の方向に誘導する。この構成によれば、特定入球口31を通過した第2の遊技球に対して、より有利なラウンド数を得られやすくできる。
上記実施形態の遊技機1では、振分部材331a〜cには、遊技球を受け止めるための凹部が形成され、振分部材331は、特定入球口31を第1の遊技球が通過した際は第1姿勢であり、凹部に落下した第1の遊技球の重量によって、第1姿勢から第2姿勢へと変化することで、特定入球口31を通過した第2の遊技球を第2の方向に誘導する。この構成によれば、特定入球口31を通過した第1の遊技球の自重により、振分部材331の姿勢変化を実現できる。また、特定入球口31を通過した第2の遊技球に対して、より有利なラウンド数を得られやすくできる。
上記実施形態の遊技機1では、画像表示装置7と、画像表示装置7に演出画像を表示させる演出制御用マイコン210とを備え、演出制御用マイコン210は、特定入球口31に複数の遊技球が通過した際、相対的に遊技者にとって不利なラウンド数の第1〜第3特定領域41〜43により決定されたラウンド数に対応する演出画像を表示させた後、相対的に遊技者にとって有利なラウンド数の第4特定領域44により決定されたラウンド数へのラウンド昇格を表す演出画像を表示させる。この構成によれば、ラウンド昇格を表す演出画像によって、さらに遊技の興趣を向上させることができる。
上記実施形態の遊技機1では、誘導手段33d,eは、特定入球口31に複数の遊技球が通過した際に、第1〜第3特定領域41〜43の上流側を遮蔽すると共に、相対的に遊技者にとって有利なラウンド数の第1特定領域41の上流側が、相対的に遊技者にとって不利なラウンド数の第3特定領域43の上流側よりも先に開放するように移動することが可能な遮蔽部材335である。この構成によれば、第1〜第3特定領域41〜43の上流側を遮蔽する遮蔽部材335によって、特定入球口31に複数の遊技球が通過した場合に、遊技者にとってより有利なラウンド数を得られやすくする誘導手段33を実現できる。
上記実施形態の遊技機1では、誘導手段33fは、特定入球口31に複数の遊技球が通過した場合、第1〜第3特定領域41〜43において最後に決定されたラウンド数を採用する。特定領域に対する遊技球の通過でラウンド抽選を行う遊技機1においては、最初の遊技球により決定されたラウンド数より、最後の遊技球により決定されたラウンド数の方が大きい場合が多い。この構成によれば、最後に決定されたラウンド数を採用することで、遊技者にとってより有利なラウンド数を得られやすくする誘導手段33を実現できる。
上記実施形態の遊技機1では、誘導手段33fは、特定入球口31に複数の遊技球が通過した場合、第1〜第3特定領域41〜43において決定された各ラウンド数のうち、遊技者にとって最も有利なラウンド数を採用する。この構成によれば、遊技者にとって最も有利なラウンド数を採用することで、遊技者にとってより有利なラウンド数を得られやすくする誘導手段33を実現できる。
[変形例1]
上記実施形態では、振分部材331や、遮蔽部材335の構成の一例を示した。しかし、振分部材331や、遮蔽部材335の構成は種々の変更が可能である。例えば、振分部材331は、上述とは異なる形状を有していてもよく、異なるパターンの姿勢変化をしてもよい。例えば、遮蔽部材335は、上述とは異なる形状を有していてもよく、異なる方向へ移動してもよい。
上記実施形態では、第1の方向D1を特定入球口31の中心O(図1:一点鎖線)よりも右側の方向とし、第2の方向D2を中心Oよりも左側の方向とする場合を例示した。しかし、第1の方向D1と第2の方向D2とは、相対的に異なる方向である限りにおいて、任意に決定できる。例えば、第1の方向D1は中心Oから左側の方向とし、第2の方向D2は中心Oから右側の方向としてもよい。例えば、第1の方向D1は中心Oから右上の方向とし、第2の方向D2は中心Oから右下の方向としてもよい。
上記実施形態では、遊技制御用マイコン110は、特定入球口31を遊技球が通過したことを、振分部材331の姿勢変化や、遮蔽部材335の移動の契機としていた。しかし、遊技制御用マイコン110は、羽根部材32の開閉を契機として、振分部材331の姿勢変化や、遮蔽部材335の移動を実施してもよい。
上記実施形態では、入賞空間30における複数の特定領域の配置の一例を示した。しかし、入賞空間30における複数の特定領域の配置は、種々変更が可能である。例えば、入賞空間30には、上述の複数の特定領域のうちの一部が配置されていてもよいし、さらに他の特定領域が配置されていてもよい。例えば、第1の方向D1に第2特定領域42(7R大当たり)と、第3特定領域43(3R大当たり)とが配置され、第2の方向D2に第1特定領域41(16R大当たり)が配置されていてもよい。
上記第8実施形態では、第1実施形態の構成において演出画像を表示させて、疑似ラウンド昇格演出を行う場合を例示した。しかし、第2〜第4実施形態の構成において図17で説明した処理を行うことによって、第2〜第4実施形態の構成において疑似ラウンド昇格演出を行ってもよい。
[態様1]
遊技機であって、
所定の入賞空間への遊技球の入球を可能な状態と困難な状態とに切替可能な羽根部材と、
前記入賞空間に配置され、前記遊技球の通過によって大当たり遊技を発生させるための特定入球口と、
前記特定入球口の下流側に配置され、前記遊技球の通過によってそれぞれ大当たり時の異なるラウンド数が決定される複数の特定領域と、
前記特定入球口に複数の前記遊技球が通過した場合、遊技者にとってより有利なラウンド数を得られやすくする誘導手段と、
を備えていることを特徴とする遊技機。
態様1に記載の遊技機であって、
前記誘導手段は、前記入賞空間内において前記遊技球の移動方向を変更可能な変更手段を含んでおり、
前記変更手段は、位置または姿勢を変更可能であり、前記特定入球口に前記複数の遊技球が通過した際、前記複数の遊技球の少なくとも一部に接触することまたは接触しないことにより、相対的に遊技者にとってより有利なラウンド数の前記特定領域に前記遊技球を誘導する、
ことを特徴とする遊技機。
態様2に記載の遊技機であって、
前記変更手段は、
相対的に遊技者にとって不利なラウンド数の前記特定領域を前記遊技球が通過しやすくなる第1の方向に前記遊技球を誘導する第1姿勢と、
相対的に遊技者にとって有利なラウンド数の前記特定領域を前記遊技球が通過しやすくなる第2の方向に前記遊技球を誘導する第2姿勢と、
の間で姿勢変化が可能な振分部材である、
ことを特徴とする遊技機。
態様3に記載の遊技機であって、
前記振分部材は、
前記特定入球口を第1の前記遊技球が通過した際は前記第1姿勢であり、
前記特定入球口を前記第1の遊技球の後の第2の前記遊技球が通過した際に、前記第1姿勢から前記第2姿勢へと変化することで、前記第2の遊技球を前記第2の方向に誘導する、
ことを特徴とする遊技機。
態様3に記載の遊技機であって、
前記振分部材には、前記遊技球を受け止めるための凹部が形成され、
前記振分部材は、
前記特定入球口を第1の前記遊技球が通過した際は前記第1姿勢であり、
前記凹部に落下した前記第1の遊技球の重量によって、前記第1姿勢から前記第2姿勢へと変化することで、前記特定入球口を通過した第2の前記遊技球を前記第2の方向に誘導する、
ことを特徴とする遊技機。
態様2から態様5のいずれか一つに記載の遊技機であって、さらに、
画像表示装置と、
前記画像表示装置に演出画像を表示させる演出制御手段と、を備え、
前記演出制御手段は、前記特定入球口に前記複数の遊技球が通過した際、
相対的に遊技者にとって不利なラウンド数の前記特定領域により決定されたラウンド数に対応する前記演出画像を表示させた後、
相対的に遊技者にとって有利なラウンド数の前記特定領域により決定されたラウンド数へのラウンド昇格を表す前記演出画像を表示させる、
ことを特徴とする遊技機。
態様2に記載の遊技機であって、
前記変更手段は、
前記特定入球口に前記複数の遊技球が通過した際に、前記複数の特定領域の上流側を遮蔽すると共に、
相対的に遊技者にとって有利なラウンド数の前記特定領域の上流側が、相対的に遊技者にとって不利なラウンド数の前記特定領域の上流側よりも先に開放するように移動することが可能な遮蔽部材である、
ことを特徴とする遊技機。
態様1に記載の遊技機であって、
前記誘導手段は、前記特定入球口に複数の前記遊技球が通過した場合、前記複数の特定領域において最後に決定されたラウンド数を採用する、
ことを特徴とする遊技機。
態様1に記載の遊技機であって、
前記誘導手段は、前記特定入球口に複数の前記遊技球が通過した場合、前記複数の特定領域において決定された各ラウンド数のうち、遊技者にとって最も有利な前記ラウンド数を採用する、
ことを特徴とする遊技機。
上記実施形態の遊技機1が備えるとした可変入賞装置5の構成は、種々の変更が可能である。例えば、可変入賞装置5における枠や羽根部材の構成は、種々変更が可能である。
2…遊技盤
5…可変入賞装置
7…画像表示装置
30…入賞空間
31…特定入球口
32…羽根部材
33…誘導手段
41…第1特定領域
42…第2特定領域
43…第3特定領域
44…第4特定領域
45…第1抽選用構造物
46…第2抽選用構造物
331…振分部材
335…遮蔽部材
336…センサ
Claims (9)
- 遊技機であって、
所定の入賞空間への遊技球の入球を可能な状態と困難な状態とに切替可能な羽根部材と、
前記入賞空間に配置され、前記遊技球の通過によって大当たり遊技を発生させるための特定入球口と、
前記特定入球口の下流側に配置され、前記遊技球の通過によってそれぞれ大当たり時の異なるラウンド数が決定される複数の特定領域と、
前記特定入球口に複数の前記遊技球が通過した場合、遊技者にとってより有利なラウンド数を得られやすくする誘導手段と、
を備えていることを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載の遊技機であって、
前記誘導手段は、前記入賞空間内において前記遊技球の移動方向を変更可能な変更手段を含んでおり、
前記変更手段は、位置または姿勢を変更可能であり、前記特定入球口に前記複数の遊技球が通過した際、前記複数の遊技球の少なくとも一部に接触することまたは接触しないことにより、相対的に遊技者にとってより有利なラウンド数の前記特定領域に前記遊技球を誘導する、
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項2に記載の遊技機であって、
前記変更手段は、
相対的に遊技者にとって不利なラウンド数の前記特定領域を前記遊技球が通過しやすくなる第1の方向に前記遊技球を誘導する第1姿勢と、
相対的に遊技者にとって有利なラウンド数の前記特定領域を前記遊技球が通過しやすくなる第2の方向に前記遊技球を誘導する第2姿勢と、
の間で姿勢変化が可能な振分部材である、
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項3に記載の遊技機であって、
前記振分部材は、
前記特定入球口を第1の前記遊技球が通過した際は前記第1姿勢であり、
前記特定入球口を前記第1の遊技球の後の第2の前記遊技球が通過した際に、前記第1姿勢から前記第2姿勢へと変化することで、前記第2の遊技球を前記第2の方向に誘導する、
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項3に記載の遊技機であって、
前記振分部材には、前記遊技球を受け止めるための凹部が形成され、
前記振分部材は、
前記特定入球口を第1の前記遊技球が通過した際は前記第1姿勢であり、
前記凹部に落下した前記第1の遊技球の重量によって、前記第1姿勢から前記第2姿勢へと変化することで、前記特定入球口を通過した第2の前記遊技球を前記第2の方向に誘導する、
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の遊技機であって、さらに、
画像表示装置と、
前記画像表示装置に演出画像を表示させる演出制御手段と、を備え、
前記演出制御手段は、前記特定入球口に前記複数の遊技球が通過した際、
相対的に遊技者にとって不利なラウンド数の前記特定領域により決定されたラウンド数に対応する前記演出画像を表示させた後、
相対的に遊技者にとって有利なラウンド数の前記特定領域により決定されたラウンド数へのラウンド昇格を表す前記演出画像を表示させる、
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項2に記載の遊技機であって、
前記変更手段は、
前記特定入球口に前記複数の遊技球が通過した際に、前記複数の特定領域の上流側を遮蔽すると共に、
相対的に遊技者にとって有利なラウンド数の前記特定領域の上流側が、相対的に遊技者にとって不利なラウンド数の前記特定領域の上流側よりも先に開放するように移動することが可能な遮蔽部材である、
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載の遊技機であって、
前記誘導手段は、前記特定入球口に複数の前記遊技球が通過した場合、前記複数の特定領域において最後に決定されたラウンド数を採用する、
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載の遊技機であって、
前記誘導手段は、前記特定入球口に複数の前記遊技球が通過した場合、前記複数の特定領域において決定された各ラウンド数のうち、遊技者にとって最も有利な前記ラウンド数を採用する、
ことを特徴とする遊技機。
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