JP6144930B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
なお、上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、特徴群を構成する個々の構成もまた発明となり得る。
遊技領域10Aには、遊技盤10の略中央部に配設された表示手段としての演出表示装置250と、当該演出表示装置250の周囲を取り囲むように配設されたセンター飾り15の他、振分手段としての振分装置20と、当該振分装置20の下方において左右方向に併設された第1始動入賞部品30、第2始動入賞部品32、第1始動通過ゲート34と、遊技領域10Aの右側部に配設された第2始動通過ゲート36と、当該第2始動通過ゲート36の側部において前記センター飾り15の一部に設けられた可変入賞装置としての特別役物装置40と、第2始動通過ゲート36の下方に配設された可変入賞装置としての普通役物装置42と、当該普通役物装置42の下方に配設された可変入賞装置としての大入賞装置38、及び遊技領域10Aの一側部において複数配設された一般入賞部品39等の各種の入賞手段が設けられる。つまり、本実施形態においては、遊技領域10A内における振分装置20の下方に3つの始動部品が配設されており、さらに3つの可変入賞装置(大入賞装置38,特別役物装置40,普通役物装置42)が配設されている。
センター飾り15は、表示画面250Aの周囲を取り囲むように延在する枠状部材であって、当該センター飾り15の前面よりも前方から遊技球が流下することはできない。よって、センター飾り15の上方に到達した遊技球は、への字状に形成されたセンター飾り15の上部において左右方向に振分けられながらセンター飾り15の右側部又は左側部の領域を流下することとなる。
なお、遊技球の流下方向の調整はハンドル8の回動量によって可能であり、例えばハンドル8を右方向の限度位置まで回動した場合、遊技球のほぼ全てがセンター飾り15の右側部を流下することとなり、ハンドル8を限度位置から徐々に左方向に緩めることにより、遊技球の流下方向をセンター飾り15の左側部とすることができる。
また、本実施形態において特別遊技は、遊技球が前述の特定領域検出センサSW5によって検出されたこと、或いは、前述した第1始動入賞部品30及び第2始動入賞部品32と対応する第1始動口検出センサSW1又は第2始動口検出センサSW2によって検出されたことを契機として実行される特別図柄抽選(以下、特図抽選という。)の結果が「当り」であることに基づいて実行される。つまり、本実施形態においては、特別遊技獲得までの工程が複数存在することとなる。
即ち、本実施形態に係る振分装置20は、進入口20Aより内部に進入した遊技球の進路を下流側において少なくとも3方向の進路に振分け、各導出口21A〜21Cより下方に排出する。
上記構成からなる振分装置20内に進入した遊技球は、振分機構26によって第1流路L1乃至第3流路L3のいずれかに略均等な確率で振分けられた後、導出口21A乃至21Cより下方に落下し、第1始動入賞部品30、第2始動入賞部品32及び第1始動通過ゲート34のいずれかに極めて高い確率で進入(入賞又は通過)することとなる。
図5は、本体部40Aの内部構造を示す透視図、図6は取込機構45の動作を示す概略断面図である。本体部40Aは、特別役物開閉体40Bが開放動作した状態において進入した遊技球を下方に流下させるための内部流路41を有している。内部流路41は、互いに左右方向に対向するように立設され、上下方向に延在する内壁部41A;41Bによって形成される。図示のとおり、内部流路41は、その下半部の区間において左右に蛇行するように延在しており、その途中には、取込機構45が設けられ、終端部には排出孔48が開設されている。
なお、本体部40A内に、例えば円周上に10カ所の遊技球取り入れ部を有する回転体を配設し、そのうちの1つの遊技球取り入れ部に取り込まれた遊技球のみを特定領域検出センサSW5の方向に誘導し、他の遊技球取り入れ部に取り込まれた遊技球を非特定領域検出センサSW6の方向に誘導するような振分体を配設することにより、本体部40A内に進入した遊技球の1/10を特定領域検出センサSW5によって検出させる構成としてもよい。
また、取込機構45内に取り込まれ、遊技盤10の背面側に誘導された遊技球は、その流下経路上に配設された特定領域検出センサSW5によって検出された後に機外に排出される。
主制御装置100は、検出センサSW1;SW2;SW5;SW6;SW7;SW8からの入力に基づいて、賞球数に係る情報(賞球数情報)を含む払出コマンドを生成し、当該生成した払出コマンドを払出制御装置300に対して送信する。ここで、遊技者に払出される賞球数はセンサの種別ごとに予め設定されている。具体的には、主制御装置100は、第1始動入賞部品30、第2始動入賞部品32、特別役物装置40、及び普通役物装置42にそれぞれ対応する検出センサSW1;SW2;SW5;SW6;SW7からの入力に対しては、3個の賞球が払い出されるように賞球数情報を含む払出コマンドを生成する。一方、主制御装置100は、大入賞装置38に対応する大入賞口検出センサSW8からの入力に対しては、15個の賞球が払い出されるように賞球数情報を含む払出コマンドを生成する。
主制御装置100は、第1始動入賞部品30に対応する第1始動口検出センサSW1又は、第2始動入賞部品32に対応する第2始動口検出センサSW2からの入力に基づいて、特図当否抽選処理、特図種類決定処理、及び特図変動時間決定処理(以下、3つを総称して「特図遊技処理」という。)等の処理を実行する以下、上記主要な処理について概説する。
特図当り用特図種類決定乱数及び特図変動時間決定用乱数は、例えば0〜99までの範囲の値を取り得るソフトウェアカウンタより取得される乱数であり、当該各乱数は前記同様にRAMに設けられた記憶領域内にそれぞれ格納される。なお、これら特図遊技用乱数の上限記憶数は、第1始動口検出センサSW1の入力に対して4つ、第2始動口検出センサSW2の入力に対して4つの合計8つまでとされている。主制御装置100は、所定の始動条件が成立したことに基づいて上記記憶された特図遊技用乱数を読み出し、特図当否抽選処理、特図種類決定処理、及び特図変動時間決定処理を実行する。なお、所定の始動条件とは、第1特別図柄表示器19A又は第2特別図柄表示器19Bによって表示される特別図柄が変動中でないこと、かつ、現在の遊技状態が特別遊技状態でないことである。
主制御装置100は、読み出した特図当否抽選用乱数と、特図当否抽選用テーブルとを参照し、読み出した特図当否抽選用乱数に対応する当否結果(「当り」又は「外れ」)を抽出する。特図当否抽選用テーブルには、0〜65535までの値と、それぞれの値に対応する当否結果が対応付けられて規定されており、主制御装置100は、当該特図当否抽選用テーブルを参照することにより、特図当否抽選用乱数に対応する当否結果を抽出する。特図当否抽選用テーブルが参照された場合に当否結果が「当り」となる確率は、例えば約1/399程度に設定されている。
主制御装置100は、前述の当否結果が「当り」であることを条件として、読み出した特図当り用特図種類決定乱数及び特図当り用特図種類決定テーブルとを参照し、読み出した特図当り用特図種類決定乱数に対応する特図種類(本例では「特別図柄A」〜「特別図柄D」を抽出する。
図7に示すように、特図当り用特図種類決定テーブルには、0〜99までの値と、それぞれの値に対応する特図種類が所定の選択率により規定されており、主制御装置100は、当該特図当り用特図種類決定テーブルを参照することにより、特図当り用特図種類決定乱数に対応する特図種類を抽出する。
当該図柄種類は、後述する特別遊技におけるラウンド(R)数、及び特別遊技後における遊技状態の決定に関わるものであり、特別図柄の種類(「特別図柄A」〜「特別図柄D」)によって特別遊技において得られる賞球数やその後の遊技性が大きく変動することとなる。
なお、図示の「選択率」,「ラウンド数」,「遊技状態」の項目は、説明のための便宜上の項目であり、実際の特図当り用特図種類決定テーブルに規定されるものではない。なお、後述する役物当り用特図種類決定テーブルについても同様である。
主制御装置100は、読み出した特図変動時間決定用乱数と、特図変動時間決定用テーブルとを参照し、読み出した特図変動時間決定用乱数に対応する変動時間(例えば「2秒」,「4秒」,「11秒」,「15秒」,「30秒」,「45秒」)を抽出する。特図変動時間決定用テーブルには、0〜99までの値と、それぞれの値に対応する上記「2秒」〜「45秒」までの変動時間が規定されており、主制御装置100は、当該特図変動時間決定用テーブルを参照することにより特図変動時間決定用乱数に対応する変動時間を抽出する。
また、特図変動時間決定用テーブルは、後述する遊技状態、及び当否結果に応じて、抽出される特図変動時間の割合が異なるように設定されたテーブルに細分化されており、例えば遊技状態が「通常状態」である場合には、「2秒」,「4秒」の変動時間を除き、「11秒」,「15秒」が抽出される割合が高く設定されたテーブルが参照され、遊技状態が「時短状態」かつ当否結果が「外れ」である場合には、「2秒」,「4秒」が抽出される割合が高く設定されたテーブルが参照される。
よって、遊技状態が「時短状態」である場合には、特別図柄の一回当たりの変動時間が大幅に短縮される。また、遊技状態が「通常状態」かつ当否結果が「当り」、又は「時短状態」かつ当否結果が「当り」である場合には、「2秒」,「4秒」の変動時間を除き、「30秒」,「45秒」が抽出される割合が高く設定されたテーブルが参照される。つまり、主制御装置100は、遊技状態及び当否結果に応じて、細分化された特図変動時間決定用テーブルを参照することにより、特別図柄の変動時間を抽出する。
主制御装置100は、上述の特図遊技処理によって抽出された情報に基づいて、特別図柄、及び演出図柄Sの変動処理を実行する。具体的には、主制御装置100は、遊技盤10の右下部に配置された第1特別図柄表示器19A又は第2特別図柄表示器19Bの変動表示を開始させ、特図変動時間経過後に当否結果を示す態様で停止表示させる。第1特別図柄表示器19A及び第2特別図柄表示器19Bは、ともに7セグメントランプが並列に配置された表示器であって、例えば前述の当否結果が「当り」である場合には主制御装置100の制御によって所定の変動時間経過後に「7」・「7」,「3」・「3」等の同一数字が停止表示され、「外れ」である場合には「−」・「−」等の記号が停止表示される。
つまり、特別図柄、及び演出図柄Sは、ほぼ同期して変動を開始するとともに、ほぼ同期して停止表示され、その停止表示の態様によって前述の特図当否抽選の結果を遊技者に報知する図柄である。
主制御装置100は、第1始動通過ゲート34に対応する第1ゲート検出センサSW3又は第2始動通過ゲート36に対応する第2ゲート検出センサSW4からの入力を契機として同時に取得される普図当否抽選用乱数、及び普図変動時間決定用乱数に基づいて、普図当否抽選処理、及び普図変動時間決定処理を実行する。普図当否抽選用乱数は、例えば0〜99までの範囲の値を取り得るハードウェアカウンタより取得される乱数であり、当該乱数は記憶手段としてのRAMに設けられた記憶領域内に格納される。普図変動時間決定用乱数は、例えば0〜99までの範囲の値を取り得るソフトウェアカウンタより取得される乱数であり、当該各乱数は前記同様にRAMに設けられた記憶領域内に格納される。なお、上記同時に取得される普図当否抽選用乱数及び普図変動時間決定用乱数の上限記憶数は、検出センサSW3;SW4の入力に対して合計4つまでとされている。
主制御装置100は、所定の始動条件が成立したことに基づいて上記記憶された普図当否抽選用乱及び普図変動時間決定用乱数を読み出し、普図当否抽選処理、及び普図変動時間決定処理(以下、2つを総称して「普図遊技処理」という。)を実行する。なお、所定の始動条件とは、後述の普通図柄表示器19Cによって変動表示される普通図柄が変動中でないことである。
主制御装置100は、始動条件の成立により読み出した普図当否抽選用乱数と、普図当否抽選用テーブルとを参照し、読み出した普図当否抽選用乱数に対応する当否結果(「当り」又は「外れ」)を抽出する。普図当否抽選用テーブルには、0〜99までの値と、それぞれの値に対応する当否結果が対応付けられて規定されており、主制御装置100は、当該普図当否抽選用テーブルを参照することにより、普図当否抽選用乱数に対応する当否結果を抽出する。なお、普図当否抽選用テーブルは、通常用普図当否抽選用テーブルと、時短用普図当否抽選用テーブルとから構成されており、通常用普図当否抽選用テーブルは、遊技状態が「通常状態」である場合に参照され、時短用普図当否抽選用テーブルは遊技状態が「時短状態」である場合に参照される。また、通常用普図当否抽選用テーブルが参照された場合に当否結果が「当り」となる確率は、例えば1/39.9程度に設定されており、時短用普図当否抽選用テーブルが参照された場合に当否結果が「当り」となる確率は、例えば約1/4程度に設定されている。
主制御装置100は、読み出した普図変動時間決定用乱数と、普図変動時間決定用テーブルとを参照し、読み出した普図変動時間決定用乱数に対応する変動時間(「2秒」,「45秒」)を抽出する。普図変動時間決定用テーブルには、0〜99までの値と、それぞれの値に対応する上記「2秒」又は「45秒」までの変動時間が規定されており、主制御装置100は、当該普図変動時間決定用テーブルを参照することにより、普図変動時間決定用乱数に対応する変動時間を抽出する。
また、普図変動時間決定用テーブルは、遊技状態が「通常状態」である場合に参照される通常用普図変動時間決定用テーブルと、「時短状態」である場合に参照される時短用普図変動時間決定用テーブルに細分化されており、通常用普図変動時間決定用テーブルには、例えば「45秒」の変動時間のみが規定され、時短用普図変動時間決定用テーブルには「2秒」の変動時間のみが規定されている。よって、遊技状態が「時短状態」である場合には、普通図柄の一回当たりの変動時間が大幅に短縮(「45秒」→「2秒」)される。なお、普通図柄の変動時間は、これに限られるものではなく、例えば45秒を主体として40秒,50秒等の変動時間、或いは2秒を主体として1秒,3秒等の変動時間を所定の割合で複数規定してもよい。
主制御装置100は、上述の普図当否抽選処理、及び普図変動時間決定処理によって抽出された情報に基づいて、普通図柄の変動処理を実行する。具体的には、主制御装置100は、遊技盤10の右下部に配置された普通図柄表示器19Cの変動表示を開始させ、普図変動時間経過後に当否結果を示す態様で停止表示させる。普通図柄表示器19Cは、前述の第1特別図柄表示器19A,第2特別図柄表示器19Bの下方に設けられた複数のLEDランプによって構成され、例えば前述の当否結果が「当り」である場合には主制御装置100の制御によって所定の変動時間経過後に全てのLEDランプが点灯状態で停止表示され、「外れ」である場合にはいずれかのLEDランプのみが点灯状態で停止表示される。
主制御装置100は、普通図柄の停止表示の態様が「当り」を示す態様であることに基づいて、前述の普通役物装置42の普通役物開閉体42Bを開閉動作させるソレノイドSOL2に駆動信号を出力し、普通役物開閉体42Bを所定の動作態様により開放動作させる。
ここで、普通役物開閉体42Bの開放動作は、現在の遊技状態に応じて予め設定されており、遊技状態が「通常状態」である場合には、普通役物開閉体42Bが例えば1.8秒間の間、1回開放動作するようにSOL2を制御する。一方、遊技状態が「時短状態」である場合には、普通役物開閉体42Bを例えば1.5秒間、3回開放動作するようにソレノイドSOL2を制御する。つまり、遊技状態が「時短状態」である場合には、前述の特別図柄及び演出図柄Sの変動時間が大幅に短縮されるのみならず、普通図柄の変動時間も短縮(「2秒」)され、さらに普通役物開閉体42Bの合計開放時間が「通常状態」の場合よりも長くなる。
よって、遊技者は、「時短状態」において遊技球を遊技領域10Aの右側部に打ち出して遊技球を第2始動通過ゲート36内を通過させながら遊技を実行することにより、打ち出された遊技球を高い確率で普通役物装置42内に取り込ませることが可能となり、ひいては特別役物装置40内に設けられた特定領域検出センサSW5によって遊技球が検出されることに基づいて実行される後述の特別遊技を極めて高い確率で獲得することが可能となる。
主制御装置100は、普通役物検出センサSW7からの入力に基づいて、図外のソフトウェアカウンタから役物当り用特図種類決定乱数を取得する。役物当り用特図種類決定乱数は、例えば0〜99までの範囲の値を取り得るソフトウェアカウンタより取得される乱数であり、当該乱数はRAMに設けられた記憶領域内に格納される。また、役物当り用特図種類決定乱数は、普通役物検出センサSW7の入力から所定時間経過後に消去される。ここで、所定時間は、特別役物装置40の特別役物開閉体40Bが開放してから本体部40A内に遊技球が進入したと仮定した場合に排出に掛かる時間を考慮して設定される。なお、本体部40Aの上流部に当該本体部40A内に進入した遊技球を検出するセンサを別途配設し、当該センサによって検出された遊技球の総数と、特定領域検出センサSW5及び非特定領域検出センサSW6によって検出された遊技球の合計数とが一致した場合に役物当り用特図種類決定乱数を消去する構成としてもよい。
主制御装置100は、普通役物装置42に遊技球が取り込まれたこと、換言すれば普通役物装置42と対応する普通役物検出センサSW7からの検出信号の入力に基づいて、特別役物装置40の特別役物開閉体40Bを所定の動作態様により開放動作させ、本体部40A内への遊技球の進入を許容する。具体的には、主制御装置100は、特別役物開閉体40Bが例えば2.5秒間の間、1回開放動作するようにSOL1を制御する。なお、上記特別役物開閉体40Bの開放の有無を、例えば普通役物検出センサSW7からの検出信号の入力と同時に取得される所定の乱数に基づくランダムな抽選により決定してもよいが、本例では前述の普通役物開閉体42Bの開放動作の確率について遊技状態によって大きな差が設けられているため(「普図当否抽選処理」参照)、開放の有無に関する抽選を実行することなく、特別役物開閉体40Bを必ず開放動作させることが好ましい。また、特別役物開閉体40Bの開放時間は上記例に限定されるものではなく、開放時間を短縮又は延長することや、複数回の開放を実行するようにしてもよい。
主制御装置100は、普通役物検出センサSW7からの検出信号の入力に基づいて、特別役物開閉体40Bを開放動作させるとともに、本体部40A内に配設された取込機構45を前述のとおり、周期的又はランダムな時期に動作させる。具体的には、主制御装置100は、遊技球取込片47の取込舌部47Aが内部流路41内に例えば1秒間かつ複数回突出するように周期的又はランダムなタイミングでソレノイドSOL4を制御する。これにより、内部流路41内を流下する遊技球が取込機構45内に取り込まれ、特定領域検出センサSW5により検出されるチャンスが付与される。
主制御装置100は、特定領域検出センサSW5からの検出信号が入力したことに基づいて、上述の処理で取得した役物当り用特図種類決定乱数を読み出すとともに、図7(b)に示す役物当り用特図種類決定テーブルを参照し、読み出した役物当り用特図種類決定乱数に対応する特図種類(本例では「特別図柄B」又は「特別図柄D」)を抽出する。役物当り用特図種類決定テーブルには、前述した特図当り用特図種類決定テーブルと同様に0〜99までの値と、それぞれの値に対応する特図種類が規定されており、主制御装置100は、当該役物当り用特図種類決定テーブルを参照することにより役物当り用特図種類決定乱数に対応する特図種類を抽出する。同図に示す通り、特図当り用特図種類決定テーブルと異なり、役物当り用特図種類決定テーブルには「特別図柄B」又は「特別図柄D」のいずれかのみが規定されているため、特別遊技におけるラウンド数は必ず16Rとなる。なお、実施形態においては、役物当り用特図種類決定処理を特定領域検出センサSW5からの検出信号が入力したことに基づいて実行する構成としたが、普通役物装置42と対応する普通役物検出センサSW7からの検出信号の入力に基づいて、前述の役物当り用特図種類決定乱数取得処理と同時に、当該役物当り用特図種類決定処理を実行する構成としてもよい。
主制御装置100は、特別図柄が「当り」を示す態様で停止したこと、又は特定領域検出センサSW5からの検出信号の入力があったことに基づいて、遊技者にとって最も有利な特別遊技(大当り遊技)を開始する。特別遊技は、前述の大入賞装置38の大入賞口開閉体38Bを開放動作させることにより行われる。大入賞口開閉体38Bの開放動作後、遊技者が遊技球を大入賞装置38が位置する遊技領域10Aの右側部側に発射すれば、大入賞口38A内に多量の遊技球が取り込まれるため、特別遊技中において多量の賞球を獲得することが可能となる。また、大入賞口開閉体38Bの開放動作の態様(特別遊技の態様)は、前述の特図種類に応じて予め設定されている。
主制御装置100は、特別図柄が「当り」を示す態様で停止したこと、又は特定領域検出センサSW5からの検出信号の入力があったことに基づいて遊技状態を「特別遊技状態」に切り替えるとともに、当該特別遊技状態中において実行される特別遊技終了後、特図種類に応じて特別遊技状態を「通常状態」又は「時短状態」に切り替える処理を実行する。ここで、「時短状態」は、特図変動時間が「通常状態」の場合と比べて大幅に短縮されるほか、前述の普図当否抽選処理において時短用普図当否抽選用テーブルが参照されることにより「通常状態」の場合と比べて当否結果が「当り」となる確率が約10倍向上し、さらに前述の普図変動時間決定処理において時短用普図変動時間決定用テーブルが参照されることにより「通常状態」の場合と比べて普通図柄の変動が停止するまでの時間(=普通図柄が変動を開始してから普通役物装置42の普通役物開閉体42Bが開放するまでの時間)が大幅に短縮された状態であり、当該「時短状態」において遊技球を遊技領域10Aの右側部側に打ち出せば、遊技球を第2始動通過ゲート36に通過させつつ、普通役物装置42内に頻繁に入賞させることが可能となり、当該入賞を契機として開放動作する特別役物装置40内に遊技球を容易に入賞させることが可能となる。また、当該「時短状態」は、次回の特別遊技(大当り)が実行されるまで継続し、当該特別遊技に係る特図種類が「特別図柄C」又は「特別図柄D」である場合、「時短状態」に再び移行する。一方、特図種類が「特別図柄A」又は「特別図柄B」である場合、「通常状態」に移行する。
S1において、遊技者のハンドル8の操作により遊技球が遊技領域10Aの左側部側を流下した場合、一部の遊技球が振分装置20の進入口20Aに取り込まれた後、第1始動入賞部品30又は第2始動入賞部品32に入賞する(S2)。
第1始動入賞部品30又は第2始動入賞部品32に遊技球が入賞すると、特図当否抽選処理、特図種類決定処理、及び特図変動時間決定処理からなる「特図遊技処理」が実行され(S3)、特別図柄及び演出図柄Sの変動表示が開始される。そして、所定の変動時間の経過後、特別図柄の停止態様が「当り」(大当り)を示す態様である場合(S4)、S5において遊技状態移行処理が実行される。具体的には遊技状態が「特別遊技状態」に移行し、特別遊技後の遊技状態が特図種類によって決定される。一方で、停止態様が「外れ」を示す態様である場合、S2に移行する。
つまり、遊技状態が「時短状態」以外の「通常状態」中に特別遊技を獲得するメインルートは、原則的に遊技球を第1始動入賞部品30又は第2始動入賞部品32へ入賞させ、当該入賞を契機として実行される主制御装置100による「特図遊技処理」を実行させる必要がある。一方で、例えば遊技者の遊技時間(持ち時間)が少ない等の理由により、「通常状態」において、あえて右打ちを実行し、「特図遊技処理」を経ずに特別遊技を獲得するという遊技の選択肢も確保されている。
上記特別役物開閉体40B、及び取込機構45の遊技球取込片47の動作によって、特別役物装置40の本体部40A内に進入した遊技球が取込間口45Aより遊技盤10の後方に取り込まれ、特定領域検出センサSW5によって検出された場合(S29)、S30に移行して役物当り用特図種類決定処理が実行される。一方、所定時間内に遊技球が検出されなかった場合、S21に移行する。なお、前述した本体部40Aの上流部に当該本体部40A内に進入した遊技球を検出するセンサを別途配設した構成にあっては、当該センサによって検出された遊技球の総数と、非特定領域検出センサSW6によって検出された遊技球の合計数とが一致した場合にS21に移行する構成とすればよい。
一方で、「時短状態」中に右打ちを行えば、第2始動通過ゲート36への連続的な通過によって、普通役物装置42の開放動作、及び特別役物装置40の開放,取込動作が立て続けに実行されることから、「時短状態」への移行から極めて短時間に特定領域検出センサSW5からの入力に基づく特別遊技を獲得することが可能となり、その後「時短状態」と特別遊技が繰り返しループすることにより、短時間で多量の賞球を得ることが可能となる。
また、複数の始動部品と異なる他の始動部品(本例では第2始動通過ゲート36)を遊技領域10Aの左右方向一側部側にさらに配設し、第2の可変入賞装置及び第3の可変入賞装置を遊技領域の左右方向一側部側、かつ他の始動部品よりも下方に配設し、普図遊技実行手段が、他の始動部品への遊技球の進入を契機として、第2の可変入賞装置の開放動作の可否に関する抽選を実行することから、遊技者の操作による遊技球の流下方向の調整によって、遊技球を第3の可変入賞装置内の特定領域に効率よく進入させることが可能となる。
30 第1始動入賞部品,32 第2始動入賞部品,34 第1始動通過ゲート,
36 第2始動通過ゲート,38 大入賞装置,
40 特別役物装置,42 普通役物装置,45 取込機構。
Claims (1)
- 遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、
前記遊技領域に配置され、前記遊技領域内で開口する進入口より進入した遊技球を下流側において少なくとも3つ以上の導出口から排出する振分装置と、
前記導出口の下方に配置され、各導出口から排出された遊技球が進入可能な複数の始動部品と、
前記遊技領域の左右方向一側部側において、他側部側を流下する遊技球が流下できない位置に配設された前記複数の始動部品と異なる他の始動部品と、
前記遊技領域に配置された複数の可変入賞装置と、
前記複数の始動部品及び他の始動部品いずれかへの遊技球の進入に基づいて、前記複数の可変入賞部品の開放動作に関する所定の抽選を実行する主制御装置と、
を備えた遊技機であって、
前記主制御装置は、前記複数の始動部品のうち少なくとも2つの始動部品いずれかへの遊技球の進入を契機として、第1の可変入賞装置を開放動作させる特別遊技の可否に関する抽選を実行する特図遊技実行手段と、
前記複数の始動部品のうち少なくとも1つの始動部品又は前記他の始動部品への遊技球の進入を契機として、前記他の始動部品よりも下流側に配設された第2の可変入賞装置の開放動作の可否に関する抽選を実行する普図遊技実行手段と、
を備え、
前記主制御装置は、前記第2の可変入賞装置に遊技球が進入したことに基づいて前記他の始動部品よりも下流側に配設された第3の可変入賞装置の開放動作を実行し、遊技球が当該第3の可変入賞装置内に設けられた特定領域に進入したこと、又は前記特図遊技実行手段によって実行される特別遊技の可否に関する抽選の結果が所定の結果であることに基づいて、前記第1の可変入賞装置を開放動作する特別遊技を実行すると共に、当該特別遊技後の遊技状態を第1の遊技状態又は第2の遊技状態に設定し、
前記第1の遊技状態における前記第2の可変入賞装置の開放時間が、前記第2の遊技状態における前記第2の可変入賞装置の開放時間よりも短く、かつ、前記第1の遊技状態において前記一側部側に打ち出された遊技球が前記第2の可変入賞装置に実質的に進入可能な時間であることを特徴とする遊技機。
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