JP2005082256A - 工事用エレベータのロープ繰り出し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ロープの巻き直し作業を省略することができる工事用エレベータのロープ繰り出し装置を得ることを目的とするものである。
【解決手段】上梁14には、フレーム21が着脱可能に取り付けられている。フレーム21には、回転可能な複数のドラムホルダ25がそれぞれ搭載されている。各ドラムホルダ25には、ロープ6が巻回された木製のドラム26が保持されている。各ドラム26には、ロープ6のかご側の端部が巻き取られている。また、各ドラム26は、ロープ6の出荷時にロープ6が巻回されていたものをそのまま使用している。各ドラムホルダ25は、ドラム26に装着された第1及び第2のホルダフランジ部27,28を有している。
【選択図】図3

Description

この発明は、工事用エレベータのかごに搭載され、かごを吊り下げるロープを昇降行程の変化に応じて繰り出す工事用エレベータのロープ繰り出し装置に関するものである。
一般に、建築中のビルには、工事用の機材や作業員を運ぶための工事用エレベータが設けられる。また、高層ビルの建築中には、ビルの骨組みの高さが高くなるに従って、工事用エレベータの昇降行程が長くなる。例えば、骨組みが10階まで出来ている状態では、10階に機械室を置き、1階から8階までを昇降行程とするが、骨組みが15階まで出来上がると、機械室を15階に移動させ、1階から13階までを昇降行程とする。
このような昇降行程の変化に対応するため、工事用エレベータのかごには、かごを吊り下げているロープが巻回されたロープドラムが搭載されている。そして、機械室が上階へ移動された際には、昇降行程の延長に応じて、ロープドラムからロープが繰り出される(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−278325号公報
上記のような従来の工事用エレベータにおいては、専用のロープドラムを用いていたので、別のドラムに巻回されて出荷されたロープを専用のロープドラムに巻き直す必要があった。また、ロープの重量は1本当たり200kg程度もあることが多く、しかも通常は複数本のロープが用いられているので、ロープの巻き直し作業には手間がかかっていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ロープの巻き直し作業を省略することができる工事用エレベータのロープ繰り出し装置を得ることを目的とする。
この発明に係る工事用エレベータのロープ繰り出し装置は、かごのかご枠に取り付けられるフレーム、かごを吊り下げるためのロープが巻回されたドラムに装着されるホルダフランジ部と、回転軸とを有し、フレームに搭載されドラムを保持する複数のドラムホルダ、及び通常はフレームに対するドラムの回転を阻止し、ドラムからのロープの繰り出し時にはドラムの回転阻止を解除する状態にされるストッパを備えたものである。
この発明の工事用エレベータのロープ繰り出し装置は、ホルダフランジ部と回転軸とを有するドラムホルダをフレームに搭載し、ホルダフランジ部をドラムに装着してドラムホルダによりドラムを保持するようにしたので、ロープ出荷時のドラムをそのまま用いることができ、ロープの巻き直し作業を省略することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
図1はこの発明の実施の形態の一例を示す工事用エレベータを示す側面図、図2は図1のかごを示す正面図である。
図において、組み上げられた建屋の鉄骨(骨組み)1上には、移動式機械室2が設置されている。移動式機械室2の上部には、クレーン用吊りフック3が設けられている。移動式機械室2内には、巻上機4及びそらせ車5が設置されている。巻上機4の駆動シーブ及びそらせ車5には、複数本のロープ6が巻き掛けられている。
ロープ6の一端部には、かご7が吊り下げられている。ロープ6の他端部には、釣合おもり8が吊り下げられている。かご7及び釣合おもり8は、巻上機4の駆動力により昇降路9内を昇降される。
かご7は、かご枠10と、かご枠10に支持された工事用かご室11とを有している。かご枠10は、上下方向に沿って延びる一対の縦柱12、縦柱12の下端部間に固定された下枠13、及び縦柱12の上端部間に固定された上梁14を有している。下枠13及び上梁14は、かご7の幅方向に沿って延びている。かご室11は、かご床15、及びかご床15上の空間を囲む金網状の側壁16を有している。この例では、建屋の建築後に工事用かご室11が撤去され、乗客を乗せるためのかご室がかご枠7の内側に組み立てられる。上梁14には、ロープ6の長さを調整するためのロープ繰り出し装置20が搭載されている。
図3は図1のロープ繰り出し装置を示す斜視図、図4は図3のロープ繰り出し装置を示す正面図、図5は図3のロープ繰り出し装置を示す平面図、図6は図4のロープ繰り出し装置を示す右側面図、図7は図4のロープ繰り出し装置を示す左側面図である。
図において、上梁14には、フレーム21が着脱可能に取り付けられている。フレーム21は、上梁14に固定され垂直に延びる一対の垂直フレーム22と、垂直フレーム22の上端部間に固定され水平に延びる一対の水平フレーム23と、垂直フレーム22に固定された複数対(ここでは4対)のドラム支持板24とを有している。
互いに対向するドラム支持板24間には、回転可能な複数(ここでは4つ)のドラムホルダ25がそれぞれ搭載されている。各ドラムホルダ25には、ロープ6が巻回された木製のドラム26が保持されている。各ドラム26には、ロープ6のかご7側の端部が巻き取られている。また、各ドラム26は、ロープ6の出荷時にロープ6が巻回されていたものをそのまま使用している。さらに、各ドラム26は、ロープ6が巻回された円筒部と、円筒部の両端部に固定された一対のドラムフランジ部とを有している。
各ドラムホルダ25は、ドラム26に装着された第1及び第2のホルダフランジ部27,28と、第1及び第2のホルダフランジ部27,28に固着され、ドラム支持板24に回転自在に支持されている回転軸25aとを有している。回転軸25aは、ドラム26の軸方向に沿って延びている。第1のホルダフランジ部27は、複数のねじにより一方のドラムフランジ部に固定されている。第2のホルダフランジ部28は、他方のドラムフランジ部に対向するように、複数のねじにより他方のドラムフランジ部に固定されている。第2のホルダフランジ部28は、ブレーキディスクとして機能し、その両側に制動面28aを有している。
第1のホルダフランジ部27には、ロープ6の終端部6aを固定する終端固定部27aが設けられている。ロープ6には、ロープ把持部29が装着されている。ロープ把持部29は、水平フレーム23に取り付けられ、ロープ6を把持することにより、フレーム21に対するロープ6の変位を阻止する。ロープ6に作用する張力は、ロープ把持部29を介して水平フレーム23で受けられる。
ドラム支持板24とドラムホルダ25との間には、ドラムホルダ25及びドラム26の回転を阻止するストッパとしてのストッパボルト30が設けられている。ストッパボルト30は、ドラム支持板24に螺着され、かつ先端部が第2のホルダフランジ部28の孔に挿通されている。通常は、ロープ6にロープ把持部29が装着されているとともに、ストッパボルト30によりドラム26の回転が阻止されている。ロープ6の繰り出し作業時には、ストッパボルト30は、第2のホルダフランジ部28の孔から引き抜かれ、これによりドラム26の回転の阻止が解除される。
複数のうちの1つのドラムホルダ25の回転軸25aには、ストッパボルト30が解除された状態のとき、ドラムホルダ25及びドラム26を手動で回転操作するための回転操作機構31が装着されている。回転操作機構31は、手動操作するためのハンドル32と、ハンドル32の回転を減速して回転軸25aに伝達するプーリ・ベルト式の減速機構33とを有している。また、回転操作機構31は、ドラムホルダ25に対して着脱可能になっており、複数のドラムホルダ25のいずれか1つに選択的に取り付けられる。
上梁14には、ドラムホルダ25及びドラム26の回転を制動するブレーキ装置34が搭載されている。ブレーキ装置34は、第2のホルダフランジ部28の制動面28aに接離するブレーキシュー35を有している。ブレーキ装置34の上梁14への取付位置(又は取付方向)は、変更可能になっている。そして、ブレーキ装置34は、その取付位置に応じて、複数のドラムホルダ25のいずれか1つの回転を選択的に制動可能となっている。
図8は図3のロープ把持部29を示す正面図、図9は図8のロープ把持部29を示す側面図である。図において、水平フレーム23には、取付板36がボルト止めされている。ロープ6は、複数のクランプ部材37により挟持されている。クランプ部材37は、ロープの長さ方向に互いに間隔をおいて複数段(ここでは3段)設けられている。ロープ6の長さ方向の同位置に並んだクランプ部材37には、複数のねじ棒38が貫通されている。ねじ棒38には、クランプ部材37を一括して締め付けるナット39が螺着されている。
ロープ6の長さ方向に互いに隣接したクランプ部材37間には、スペーサ40が挿入されている。スペーサ40は、ロープ6に対して締め付け力を与えない。ロープ把持部29は、取付板36、クランプ部材37、ねじ棒38、ナット39及びスペーサ40を有している。また、工事用エレベータの運転時にロープ6に過大な張力が作用した場合には、ロープ把持部29はロープ6に対して僅かに滑ってエネルギーを吸収するようになっている。
ロープ6のロープ把持部29よりも下方(ドラム26に最も近い部分)には、ロープ把持部29に対してロープ6が滑ったことを検出する滑り検出部41が設けられている。滑り検出部41は、ロープ6の長さ方向の同位置でロープ6の1本ずつを把持する複数の副ロープ把持部42、副ロープ把持部42上に載せられた検出板43、及びロープ把持部29に搭載され検出板43により操作される検出スイッチ44を有している。ロープ把持部29に対してロープ6が相対的に上方へ滑ると、ロープ把持部29に対して副ロープ把持部42及び検出板43が上方へ変位し、検出板43により検出スイッチ44が作動される。
次に、動作について説明する。工事用エレベータの昇降行程を長くする場合、かご7が最上位置まで移動され、フレーム21が移動式機械室2に連結される。また、釣合おもり8は、昇降路9の下部でロープ6から切り離される。この後、クレーン装置等により移動式機械室2及びかご7が上方へ移動され、新たな設置階に移動式機械室2が設置される。この後、ロープ繰り出し装置20からロープ6が必要な長さだけ繰り出され、釣合おもり8に接続される。この後、フレーム21が移動式機械室2から切り離される。
ロープ6を繰り出す際には、ロープ把持部29及び滑り検出部41によるロープ6の把持が解除された状態で、ストッパボルト30が取り外される。そして、ブレーキ装置34による摩擦制動と回転操作機構31の操作とを繰り返すことにより、ロープ6が徐々に送り出される。必要量のロープ6が繰り出されたら、ストッパボルト30によりドラム26の回転が阻止される。このようなロープ6の繰り出し作業は、1本ずつのロープ6について順次行われる。また、回転操作機構31及びブレーキ装置34は、繰り出し作業を行うロープ6に対応するドラムホルダ25に順次装着される。そして、全てのロープ6の繰り出し作業が終了したら、ロープ把持部29及び滑り検出部41が元の把持状態に戻される。
このようなロープ繰り出し装置20では、ドラム26に装着されるホルダフランジ部27,28と回転軸25aとを有しドラム26を保持する複数のドラムホルダ25をフレーム21に搭載したので、出荷時のドラム26をそのまま使用することができ、ロープ6の巻き直し作業を省略することができ、作業性を向上させることができる。
また、フレーム21は、かご枠10の上梁14に着脱可能としたので、繰り出し装置専用の上梁を工事毎に製作する必要がなく、あらゆるサイズの上梁14に繰り出し装置を搭載することができる。
さらに、フレーム21とドラムホルダ25との間にストッパボルト30を設けたので、簡単な構造によりドラムホルダ25及びドラム26の回転を阻止することができる。
さらにまた、ホルダフランジ部28に制動面28aを設け、ブレーキ装置34は制動面28aを利用してドラムホルダ25を摩擦制動するようにしたので、簡単な構成によりドラムホルダ25の回転を制動することができる。
また、ブレーキ装置34は、その取付位置に応じて、複数のドラムホルダ25のいずれか1つの回転を選択的に制動可能となっているので、ブレーキ装置34が1つだけで済み、部品点数を削減することができ、コストを低減できる。また、ロープ繰り出し装置20の周囲の作業空間を広くすることができる。
さらに、回転操作機構31は、複数のドラムホルダ25のいずれか1つに選択的に取り付けられるようになっているので、回転操作機構31が1つだけで済み、部品点数を削減することができ、コストを低減できる。また、ロープ繰り出し装置20の周囲の作業空間を広くすることができる。
また、ブレーキ装置34及び回転操作機構31は、繰り出し作業時以外は不要であり、繰り出し装置20から撤去することもできる。
さらにまた、ドラムホルダ25にはロープ6の終端部6aを固定するための終端固定部27aが設けられているので、出荷時のドラム26を用いても、ロープ6がドラム26から全部繰り出されて外れてしまうのを防止することができる。
また、ロープ把持部29は、ロープ6を挟持する複数のクランプ部材37を有しているので、簡単な構造により、ロープ把持部29をロープ6に強固に止めることができる。
さらに、ロープ6の長さ方向の同位置に並んだ複数のクランプ部材37が一括して締め付けられてロープ6を挟持するようになっているので、部品点数を削減できるとともに、均等な締め付け力でロープ6を把持することができる。また、複数のクランプ部材37に対する締め付け作業及び解除作業を同時に行うことができ、作業効率を向上させることができる。
さらにまた、クランプ部材37のロープ6に接する部分がロープ6よりも柔らかい材料で構成されているので、締め付けによるロープ6へのダメージを抑制することができる。
また、ロープ6の長さ方向に互いに間隔をおいて複数段のクランプ部材37が設けられているので、段数により把持力を調整することができる。
さらに、ロープ6の長さ方向に互いに隣接したクランプ部材37間には、スペーサ40が挿入されているので、クランプ部材37間に隙間が生じる。ロープ6の径は、スペーサ40の部分よりも、クランプ部材37で挟持されている部分の方が小さくなる。このように、ロープ6の径に段差を生じさせることにより、ロープ把持部29の把持力を増大させることができる。
さらにまた、ロープ把持部29に対してロープ6が滑ったことを検出する滑り検出部41を設けたので、ロープ把持部29のロープ6に対する把持力が低下する前に、ロープ把持部29の増し締めをすることができる。
また、滑り検出部41は、ロープ6のドラム26に最も近い部分に設けので、フレーム21に対してロープ把持部29がずれた場合も、それを検出することができる。
さらに、滑り検出部41は、複数の副ロープ把持部42上に載せられた検出板43を有しているので、複数のロープ6に対して検出スイッチ44を1つだけ設ければよく、部品点数を削減してコストを低減することができる。
この発明の実施の形態の一例を示す工事用エレベータを示す側面図である。 図1のかごを示す正面図である。 図1のロープ繰り出し装置を示す斜視図である。 図3のロープ繰り出し装置を示す正面図である。 図3のロープ繰り出し装置を示す平面図である。 図4のロープ繰り出し装置を示す右側面図である。 図4のロープ繰り出し装置を示す左側面図である。 図3のロープ把持部を示す正面図である。 図8のロープ把持部を示す側面図である。
符号の説明
6 ロープ、7 かご、10 かご枠、14 上梁、21 フレーム、25 ドラムホルダ、25a 回転軸、26 ドラム、27 第1のホルダフランジ部、27a 終端固定部、28 第2のホルダフランジ部、28a 制動面、29 ロープ把持部、30 ストッパボルト、31 回転操作機構、34 ブレーキ装置、35 ブレーキシュー、37 クランプ部材、40 スペーサ、41 滑り検出部、42 副ロープ把持部、43 検出板、44 検出スイッチ。

Claims (14)

  1. かごのかご枠に取り付けられるフレーム、
    上記かごを吊り下げるためのロープが巻回されたドラムに装着されるホルダフランジ部と、回転軸とを有し、上記フレームに搭載され上記ドラムを保持する複数のドラムホルダ、及び
    通常は上記フレームに対する上記ドラムの回転を阻止し、上記ドラムからの上記ロープの繰り出し時には上記ドラムの回転の阻止を解除する状態にされるストッパ
    を備えていることを特徴とする工事用エレベータのロープ繰り出し装置。
  2. 上記フレームは、上記かご枠の上梁に着脱可能であることを特徴とする請求項1記載の工事用エレベータのロープ繰り出し装置。
  3. 上記ストッパは、上記フレームと上記ドラムホルダとの間に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の工事用エレベータのロープ繰り出し装置。
  4. 上記ドラムホルダ及び上記ドラムの回転を制動するブレーキ装置をさらに備え、
    上記ホルダフランジ部は、制動面を有しており、上記ブレーキ装置は、上記制動面に接離するブレーキシューを有していることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の工事用エレベータのロープ繰り出し装置。
  5. 上記ブレーキ装置は、その取付位置に応じて、複数の上記ドラムホルダのいずれか1つの回転を選択的に制動可能となっていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の工事用エレベータのロープ繰り出し装置。
  6. 上記ストッパが解除された状態のとき、上記ドラムを回転操作するための回転操作機構をさらに備え、
    上記回転操作機構は、上記ドラムホルダに対して着脱可能になっており、複数の上記ドラムホルダのいずれか1つに選択的に取り付けられることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の工事用エレベータのロープ繰り出し装置。
  7. 上記ドラムホルダには、上記ロープの終端部を固定するための終端固定部が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の工事用エレベータのロープ繰り出し装置。
  8. 上記ロープを把持することにより、上記フレームに対する上記ロープの変位を阻止するロープ把持部をさらに備え、
    上記ロープ把持部は、上記ロープを挟持する複数のクランプ部材を有していることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の工事用エレベータのロープ繰り出し装置。
  9. 上記ロープの長さ方向の同位置に並んだ複数の上記クランプ部材が一括して締め付けられて上記ロープを挟持することを特徴とする請求項8記載の工事用エレベータのロープ繰り出し装置。
  10. 上記クランプ部材の上記ロープに接する部分が上記ロープよりも柔らかい材料で構成されていることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の工事用エレベータのロープ繰り出し装置。
  11. 上記ロープの長さ方向に互いに間隔をおいて複数段の上記クランプ部材が設けられていることを特徴とする請求項8〜請求項10のいずれかに記載の工事用エレベータのロープ繰り出し装置。
  12. 上記ロープの長さ方向に互いに隣接した上記クランプ部材間には、スペーサが挿入されていることを特徴とする請求項11記載の工事用エレベータのロープ繰り出し装置。
  13. 上記ロープの上記ドラムに最も近い部分には、上記ロープ把持部に対して上記ロープが滑ったことを検出する滑り検出部が設けられていることを特徴とする請求項8〜請求項12のいずれかに記載の工事用エレベータのロープ繰り出し装置。
  14. 上記滑り検出部は、上記ロープの長さ方向の同位置で上記ロープの1本ずつを把持する複数の副ロープ把持部、上記副ロープ把持部上に載せられた検出板、及び上記ロープ把持部に搭載され上記検出板により操作される検出スイッチを有していることを特徴とする請求項13記載の工事用エレベータのロープ繰り出し装置。
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