JP2005038414A - ファイル管理プログラム、ファイル管理方法、ファイル管理装置、撮像装置及び記録媒体 - Google Patents

ファイル管理プログラム、ファイル管理方法、ファイル管理装置、撮像装置及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ファイルの管理が容易なファイル管理プログラム、ファイル管理方法、ファイル管理装置、撮像装置及び記録媒体を提供する。
【解決手段】電子カメラのモードをフォルダ作成モードに設定し、レリーズボタンを押下すると、記録メディアの記録領域にフォルダが新規作成されるとともに、その新規作成されたフォルダのアイコン画像が作成される。アイコン画像は、レリーズボタンの押下に応じて撮影された画像データに基づいて作成される。記録メディアに作成されたフォルダは、フォルダアイコンによって画像表示装置28に一覧表示され、各フォルダアイコンにはアイコン画像が表示される。ユーザは、この一覧表示されたフォルダの中から画像データを記録するフォルダを選択する。
【選択図】 図3

Description

本発明はファイル管理プログラム、ファイル管理方法、ファイル管理装置、撮像装置及び記録媒体に係り、特にファイルの分類・整理が可能なファイル管理プログラム、ファイル管理方法、ファイル管理装置、撮像装置及び記録媒体に関する。
デジタルスチルカメラの場合、被写体を撮影すると、その被写体像を表す画像データがメモリカード等の記録媒体に記録される。
従来のデジタルスチルカメラは、この画像データを記録媒体に記録する際、記録媒体に単一のフォルダを作成して、このフォルダに順次画像データを格納するようにしていた。
しかし、このように単一のフォルダに画像データを記録する方式では、後日、画像データの分類・整理が困難になるという問題があった。
そこで、特許文献1(特開平11−262030号公報)には、キーワードが記述された撮影用基準ボードを被写体とともにデジタルスチルカメラで撮影し、キーワードごとに撮影した画像を分類することが提案されている。
また、特許文献2(特開2001−169222号公報)には、あらかじめ複数のフォルダを用意しておき、ユーザが画像記録先のフォルダを任意に選択できるようにすることが提案されている。
また、特許文献3(特開2003−37805号公報)には、撮影モードごとにフォルダを用意し、撮影モードに応じて自動的に記録先のフォルダを分類して記録することが提案されている。
特開平11−262030号公報 特開2001−169222号公報 特開2003−37805号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、キーワードが記述された撮影用基準ボードを用意しなければならず、管理に手間がかかるという欠点がある。
また、特許文献2の方法では、個々のフォルダが単に番号で管理されているだけのため、一見しただけでは個々のフォルダの内容を把握することができず、フォルダの数が多くなった場合などに使い勝手が悪いという欠点がある。
また、特許文献3の方法では、撮影モードに応じて自動的に記録先のフォルダが決定してしまうため、撮影者が意図した分類で記録されないおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ファイルの管理が容易なファイル管理プログラム、ファイル管理方法、ファイル管理装置、撮像装置及び記録媒体を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、記録媒体の記録領域にフォルダを作成し、該フォルダにファイルを格納して管理するためにコンピュータを、前記記録媒体の記録領域にフォルダの作成を指示する手段、フォルダの作成指示に応じて前記記録媒体の記録領域にフォルダを作成する手段、作成されたフォルダのアイコン画像に使用する画像データを入力する手段、入力された画像データに基づきフォルダのアイコン画像を作成する手段、前記記録媒体の記録領域に作成されたフォルダと、そのフォルダのアイコン画像の情報を記憶装置に記憶する手段、前記記録媒体の記録領域に作成されているフォルダの一覧表示を指示する手段、フォルダの一覧表示の指示に応じて前記記録媒体の記録領域に作成されているフォルダの一覧を前記記憶装置に記憶されている情報に基づいて前記アイコン画像が表示されたフォルダアイコンによって表示装置に表示させる手段、として機能させることを特徴とするファイル管理プログラムを提供する。
請求項1に係る発明によれば、フォルダの作成を指示して、画像データを入力すると、記憶媒体の記憶領域にフォルダが新規作成され、そのフォルダのアイコン画像が入力された画像データに基づいて作成される。そして、作成されたフォルダと、そのフォルダのアイコン画像の情報が記憶装置に記憶される。また、フォルダの一覧表示を指示すると、記録媒体の記録領域に作成されているフォルダの一覧が記憶装置に記憶されている情報に基づいてアイコン画像が表示されたフォルダアイコンによって表示装置に表示される。これにより、各フォルダの区別が明瞭になり、管理が容易になる。
また、請求項2に係る発明は、前記目的を達成するために、ファイルの格納先とするフォルダを前記フォルダアイコンによって前記表示装置に一覧表示されたフォルダの中から選択する手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする請求項1に記載のファイル管理プログラムを提供する。
請求項2に係る発明によれば、ファイルの格納先とするフォルダをフォルダアイコンによって表示装置に一覧表示されたフォルダの中から選択することができる。これにより、ファイルの格納先の選択が容易になる。
請求項3に係る発明は、前記目的を達成するために、フォルダの連続作成を指示する手段、フォルダの連続作成の指示に応じて先に作成されたフォルダの下位層にフォルダを作成する手段、としてコンピュータを機能させることを特徴とする請求項1又は2に記載のファイル管理プログラムを提供する。
請求項3に係る発明によれば、フォルダの連続作成を指示すると、先に作成されたフォルダの下位層にフォルダが作成される。これにより、フォルダを階層化させることができ、用途に応じてフォルダを再分類することができる。この結果、フォルダの内容把握が容易になる。
また、請求項4に係る発明は、前記目的を達成するために、アイコン画像の変更を希望するフォルダを前記フォルダアイコンによって前記表示装置に一覧表示されたフォルダの中から選択する手段、選択されたフォルダの新たなアイコン画像に使用する画像データを入力する手段、入力された画像データに基づきフォルダの新たなアイコン画像を作成する手段、前記記憶装置に記憶された情報を書き換える手段、として機能させることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のファイル管理プログラムを提供する。
請求項4に係る発明によれば、フォルダアイコンに表示するアイコン画像を変更することができる。すなわち、フォルダアイコンによって表示装置に一覧表示されたフォルダの中からアイコン画像の変更を希望するフォルダを選択して、画像データを入力すると、その入力された画像データに基づき新たなアイコン画像が作成される。そして、その新たに作成されたアイコン画像が、選択されたフォルダの新たなアイコン画像として記憶装置に上書き保存される。これにより、フォルダに格納されているファイルはそのままにして、フォルダアイコンに表示するアイコン画像のみを変更することができる。
また、請求項5に係る発明は、前記目的を達成するために、記録媒体の記録領域にフォルダを作成し、該フォルダにファイルを格納して管理するファイル管理方法において、フォルダの作成指示に応じて前記記録媒体の記録領域にフォルダを作成するステップと、作成されたフォルダのアイコン画像に使用する画像データを入力するステップと、入力された画像データに基づきフォルダのアイコン画像を作成するステップと、前記記録媒体の記録領域に作成されたフォルダと、そのフォルダのアイコン画像の情報を記憶装置に記憶するステップと、フォルダの一覧表示の指示に応じて前記記録媒体の記録領域に作成されているフォルダの一覧を前記記憶装置に記憶されている情報に基づいて前記アイコン画像が表示されたフォルダアイコンによって表示装置に表示させるステップと、からなることを特徴とするファイル管理方法を提供する。
請求項5に係る発明によれば、フォルダの作成を指示して、画像データを入力すると、記憶媒体の記憶領域にフォルダが新規作成され、そのフォルダのアイコン画像が入力された画像データに基づいて作成される。そして、作成されたフォルダと、そのフォルダのアイコン画像の情報が記憶装置に記憶される。また、フォルダの一覧表示を指示すると、記録媒体の記録領域に作成されているフォルダの一覧が記憶装置に記憶されている情報に基づいてアイコン画像が表示されたフォルダアイコンによって表示装置に表示される。これにより、各フォルダの区別が明瞭になり、管理が容易になる。
また、請求項6に係る発明は、前記目的を達成するために、ファイルの格納先とするフォルダを前記フォルダアイコンによって前記表示装置に一覧表示されたフォルダの中から選択するステップを含むことを特徴とする請求項5に記載のファイル管理方法を提供する。
請求項6に係る発明によれば、ファイルの格納先とするフォルダをフォルダアイコンによって表示装置に一覧表示されたフォルダの中から選択することができる。これにより、ファイルの格納先の選択が容易になる。
また、請求項7に係る発明は、前記目的を達成するために、フォルダの連続作成の指示に応じて先に作成されたフォルダの下位層にフォルダを作成するステップを含むことを特徴とする請求項5又は6に記載のファイル管理方法を提供する。
請求項7に係る発明によれば、フォルダの連続作成を指示すると、先に作成されたフォルダの下位層にフォルダが作成される。これにより、フォルダを階層化させることができ、用途に応じてフォルダを再分類することができる。この結果、フォルダの内容把握が容易になる。
また、請求項8に係る発明は、前記目的を達成するために、アイコン画像の変更を希望するフォルダを前記フォルダアイコンによって前記表示装置に一覧表示されたフォルダの中から選択するステップと、選択されたフォルダの新たなアイコン画像に使用する画像データを入力するステップと、入力された画像データに基づきフォルダの新たなアイコン画像を作成するステップと、前記記憶装置に記憶された情報を書き換えるステップと、を含むことを特徴とする請求項5、6又は7に記載のファイル管理方法を提供する。
請求項8に係る発明によれば、フォルダアイコンに表示するアイコン画像を変更することができる。すなわち、フォルダアイコンによって表示装置に一覧表示されたフォルダの中からアイコン画像の変更を希望するフォルダを選択して、画像データを入力すると、その入力された画像データに基づき新たなアイコン画像が作成される。そして、その新たに作成されたアイコン画像が、選択されたフォルダの新たなアイコン画像として記憶装置に上書き保存される。これにより、フォルダに格納されているファイルはそのままにして、フォルダアイコンに表示するアイコン画像のみを変更することができる。
また、請求項9に係る発明は、前記目的を達成するために、記録媒体の記録領域にフォルダを作成し、該フォルダにファイルを格納して管理するファイル管理装置において、前記記録媒体の記録領域にフォルダの作成を指示するフォルダ作成指示手段と、前記フォルダ作成指示手段のフォルダ作成指示に応じて前記記録媒体の記録領域にフォルダを作成するフォルダ作成手段と、前記フォルダ作成手段によって作成されたフォルダのアイコン画像に使用する画像データを入力する画像入力手段と、前記画像入力手段から入力された画像データに基づきフォルダのアイコン画像を作成するアイコン画像作成手段と、前記記録媒体の記録領域に作成されたフォルダと、そのフォルダのアイコン画像の情報を記憶するフォルダ情報記憶手段と、前記記録媒体の記録領域に作成されているフォルダの一覧表示を指示するフォルダ表示指示手段と、前記フォルダ表示指示手段による表示指示に応じて前記記録媒体の記録領域に作成されているフォルダの一覧を前記フォルダ情報記憶手段に記憶されている情報に基づいて前記アイコン画像が表示されたフォルダアイコンによって表示装置に表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とするファイル管理装置を提供する。
請求項9に係る発明によれば、フォルダ作成指示手段によってフォルダの作成を指示し、画像入力手段から画像データを入力すると、フォルダ作成手段によって記憶媒体の記憶領域にフォルダが新規作成され、そのフォルダのアイコン画像がアイコン画像作成手段によって入力された画像データから作成される。そして、作成されたフォルダと、そのフォルダのアイコン画像の情報がフォルダ情報記憶手段に記憶される。また、フォルダ表示指示手段によってフォルダの一覧表示が指示されると、記録媒体の記録領域に作成されているフォルダの一覧がフォルダ情報記憶手段に記憶されている情報に基づいてアイコン画像が表示されたフォルダアイコンによって表示装置に表示される。これにより、各フォルダの区別が明瞭になり、管理が容易になる。
また、請求項10に係る発明は、前記目的を達成するために、ファイルの格納先とするフォルダを前記フォルダアイコンによって前記表示装置に一覧表示されたフォルダの中から選択する記録先フォルダ選択手段を備えたことを特徴とする請求項9に記載のファイル管理装置を提供する。
請求項10に係る発明によれば、記録先フォルダ選択手段によってファイルの格納先とするフォルダをフォルダアイコンによって表示装置に一覧表示されたフォルダの中から選択することができる。これにより、ファイルの格納先の選択が容易になる。
また、請求項11に係る発明は、前記目的を達成するために、フォルダの連続作成を指示するフォルダ連続作成指示手段を有し、前記フォルダ作成手段は、前記フォルダ連続作成指示手段によるフォルダの連続作成の指示に応じて先に作成されたフォルダの下位層にフォルダを作成することを特徴とする請求項9又は10に記載のファイル管理装置を提供する。
請求項11に係る発明によれば、フォルダ連続作成指示手段によってフォルダの連続作成が指示されると、先に作成されたフォルダの下位層にフォルダが作成される。これにより、フォルダを階層化させることができ、用途に応じてフォルダを再分類することができる。この結果、フォルダの内容把握が容易になる。
また、請求項12に係る発明は、前記目的を達成するために、アイコン画像の変更を希望するフォルダを前記フォルダアイコンによって前記表示装置に一覧表示されたフォルダの中から選択するフォルダ選択手段と、前記画像入力手段から入力された画像データに基づき前記フォルダ選択手段で選択されたフォルダの新たなアイコン画像を作成する新規アイコン画像作成手段と、前記フォルダ選択手段によって選択されたフォルダのアイコン画像の情報を前記新規アイコン画像作成手段で作成された新たなアイコン画像の情報に書き換えて前記フォルダ情報記憶手段に記憶させるフォルダ情報更新手段と、を備えたことを特徴とする請求項9、10又は11に記載のファイル管理装置を提供する。
請求項12に係る発明によれば、フォルダアイコンに表示するアイコン画像を変更することができる。すなわち、フォルダアイコンによって表示装置に一覧表示されたフォルダの中からアイコン画像の変更を希望するフォルダをフォルダ選択手段によって選択し、画像入力手段から画像データを入力すると、その入力された画像データに基づき新たなアイコン画像が新規アイコン画像作成手段で作成される。そして、その新たに作成されたアイコン画像が、選択されたフォルダの新たなアイコン画像としてフォルダ情報記憶手段に上書き保存される。これにより、フォルダに格納されているファイルはそのままにして、フォルダアイコンに表示するアイコン画像のみを変更することができる。
請求項13に係る発明は、前記目的を達成するために、撮影指示に応じて撮像手段から取得された画像データを所定形式の画像ファイルとして記録媒体に記録するとともに、前記記録媒体に記録された画像ファイルを表示手段に再生表示可能な撮像装置において、前記撮像装置のモードをフォルダ作成モードに設定するフォルダ作成モード設定手段と、前記フォルダ作成モードの下、撮影指示に応じて前記記録媒体の記録領域にフォルダを新規作成するフォルダ作成手段と、前記フォルダ作成モードの下、新規作成されたフォルダのアイコン画像を作成するアイコン画像作成手段であって、撮影指示に応じて前記撮像手段から画像データを取得し、該画像データに基づき前記アイコン画像を作成するアイコン画像作成手段と、前記記録媒体の記録領域に作成されたフォルダと、そのフォルダのアイコン画像の情報を記憶するフォルダ情報記憶手段と、前記フォルダ情報記憶手段に記憶された情報に基づいて前記記録媒体の記録領域に作成されたフォルダの一覧を前記アイコン画像が表示されたフォルダアイコンによって前記表示手段に表示させる表示制御手段と、前記表示手段に表示されたフォルダアイコンの中から所望のフォルダアイコンを選択して、前記撮像手段から取得された画像データの記録先となるフォルダを選択する記録先フォルダ選択手段と、前記記録先フォルダ選択手段によって選択されたフォルダに前記撮像手段から取得された画像データを記録させる記録制御手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置を提供する。
請求項13に係る発明によれば、フォルダアイコンに画像(アイコン画像)を表示させることができ、そのフォルダアイコンに表示させる画像にユーザが撮影した画像を使用することができる。すなわち、撮像装置のモードをフォルダ作成モードに設定し、撮影指示を出すと、フォルダ作成手段によって記録媒体の記録領域にフォルダが新規作成され、その新規作成されたフォルダのアイコン画像が、アイコン画像作成手段によって作成される。アイコン画像作成手段は、撮影指示に応じて撮像手段から画像データを取得し、その画像データに基づいてアイコン画像を作成する。そして、その新規作成されたフォルダとアイコン画像の情報がフォルダ情報記憶手段に記憶される。表示制御手段は、このフォルダ情報記憶手段に記憶された情報に基づき記録媒体の記録領域に作成されたフォルダの一覧をアイコン画像付きのフォルダアイコンによって表示手段に表示する。そして、この表示手段に表示されたフォルダアイコンの中から記録先フォルダ選択手段にて所望のフォルダアイコンを選択すると、選択されたフォルダアイコンのフォルダに撮影された画像データが記録される。このように、アイコン画像付きのフォルダアイコンによってフォルダを表示手段に一覧表示させ、そのフォルダアイコンの中から記録先のフォルダを選択させることにより、記録先のフォルダの選択が容易になり、撮影後の画像データの管理が容易になる。
また、請求項14に係る発明は、前記目的を達成するために、前記フォルダ作成手段は、前記フォルダ作成モードの下、撮影指示に応じて前記記録媒体の記録領域にフォルダを新規作成した後、更に撮影指示が出されると、その新規作成されたフォルダの下位層にフォルダを新規作成することを特徴とする請求項13に記載の撮像装置を提供する。
請求項14に係る発明によれば、フォルダを階層化させることができる。すなわち、フォルダ作成モードの下、撮影指示を出して記録媒体の記録領域にフォルダを作成した後、更に撮影指示を出すと、その作成されたフォルダの下位層にフォルダが新規作成される。これにより、用途に応じてフォルダを細分類することができ、また、その内容把握も容易に行なうことができる。
また、請求項15に係る発明は、前記目的を達成するために、前記撮像装置のモードをアイコン画像変更モードに設定するアイコン画像変更モード設定手段と、前記アイコン画像変更モードの下、前記表示制御手段によって前記表示手段に前記フォルダアイコンで一覧表示されたフォルダの中から所望のフォルダアイコンを選択して、アイコン画像の変更を希望するフォルダを選択するフォルダ選択手段と、前記フォルダ選択手段によって選択されたフォルダの新規アイコン画像を作成する新規アイコン画像作成手段であって、前記アイコン画像変更モードの下、撮影指示に応じて前記撮像手段から画像データを取得し、該画像データに基づき前記新規アイコン画像を作成する新規アイコン画像作成手段と、前記フォルダ選択手段によって選択されたフォルダのアイコン画像の情報を新規アイコン画像の情報に書き換えて前記フォルダ情報記憶手段に記憶させるフォルダ情報更新手段と、を備えたことを特徴とする請求項13又は14に記載の撮像装置を提供する。
請求項15に係る発明によれば、フォルダアイコンに表示するアイコン画像を変更することができる。すなわち、撮像装置のモードをアイコン変更モードに設定し、表示手段にフォルダアイコンで一覧表示されたフォルダの中からフォルダアイコンの変更を希望するフォルダを選択して、撮影指示を出すと、新規アイコン画像作成手段が、撮像手段から画像データを取得し、その画像データに基づき新規アイコン画像を作成する。そして、その新規アイコン画像作成手段によって作成された新規アイコン画像が、フォルダ選択手段によって選択されたフォルダの新たなアイコン画像としてフォルダ情報記憶手段に上書き保存される。これにより、フォルダに格納された画像ファイルは、そのままにしてフォルダアイコンのアイコン画像のみを変更することができる。
また、請求項16に係る発明は、前記目的を達成するために、撮影指示に応じて撮像手段から取得された画像データを所定形式の画像ファイルとして記録媒体に記録するとともに、前記記録媒体に記録された画像ファイルを表示手段に再生表示可能な撮像装置において、前記撮像装置のモードをフォルダ作成モードに設定するフォルダ作成モード設定手段と、前記フォルダ作成モードの下、前記表示手段に再生表示される画像の中からアイコン画像に使用する画像を選択する画像選択手段と、前記フォルダ作成モードの下、前記画像選択手段の画像選択動作に応じて前記記録媒体の記録領域にフォルダを新規作成するフォルダ作成手段と、前記フォルダ作成モードの下、前記画像選択手段の画像選択動作に応じて新規作成されたフォルダのアイコン画像を作成するアイコン画像作成手段であって、前記画像選択手段によって選択された画像の画像データに基づき前記アイコン画像を作成するアイコン画像作成手段と、前記記録媒体の記録領域に作成されたフォルダと、そのフォルダのアイコン画像の情報を記憶するフォルダ情報記憶手段と、前記フォルダ情報記憶手段に記憶された情報に基づいて前記記録媒体の記録領域に作成されたフォルダの一覧を前記アイコン画像が表示されたフォルダアイコンによって前記表示手段に表示させる表示制御手段と、前記表示手段に表示されたフォルダアイコンの中から所望のフォルダアイコンを選択して、前記撮像手段から取得された画像データの記録先となるフォルダを選択する記録先フォルダ選択手段と、前記記録先フォルダ選択手段によって選択されたフォルダに前記撮像手段から取得された画像データを記録させる記録制御手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置を提供する。
請求項16に係る発明によれば、フォルダアイコンに画像(アイコン画像)を表示させることができ、そのアイコン画像に撮影済み画像の中からユーザが任意に選んだ画像を使用することができる。すなわち、撮像装置のモードをフォルダ作成モードに設定し、表示手段に再生表示される画像の中からアイコン画像に使用する画像を画像選択手段にて選択すると、フォルダ作成手段にて記録媒体の記録領域にフォルダが新規作成されるとともに、その新規作成されたフォルダのアイコン画像がアイコン画像作成手段によって作成される。アイコン画像作成手段は、画像選択手段にて選択された画像の画像データに基づきアイコン画像を作成する。そして、その新規作成されたフォルダとアイコン画像の情報がフォルダ情報記憶手段に記憶される。表示制御手段は、このフォルダ情報記憶手段に記憶された情報に基づき記録媒体の記録領域に作成されたフォルダの一覧をアイコン画像付きのフォルダアイコンによって表示手段に表示する。そして、この表示手段に表示されたフォルダアイコンの中から所望のフォルダアイコンを選択すると、選択されたフォルダアイコンのフォルダに撮影された画像データが記録される。このように、アイコン画像付きのフォルダアイコンによってフォルダを表示手段に一覧表示させ、そのフォルダアイコンの中から記録先のフォルダを選択させることにより、記録先のフォルダの選択が容易になり、撮影後の画像データの管理が容易になる。
また、請求項17に係る発明は、前記目的を達成するために、前記フォルダ作成手段は、前記画像選択手段の画像選択動作に応じて前記記録媒体の記録領域にフォルダを新規作成した後、更に前記画像選択手段によって画像選択動作が行なわれると、その新規作成されたフォルダの下位層にフォルダを新規作成することを特徴とする請求項16に記載の撮像装置を提供する。
請求項17に係る発明によれば、フォルダを階層化させることができる。すなわち、フォルダ作成モードの下、画像選択手段で画像を選択して記録媒体の記録領域にフォルダを作成した後、更に画像選択手段で画像を選択すると、その作成されたフォルダの下位層にフォルダが新規作成される。これにより、用途に応じてフォルダを細分類することができ、また、その内容把握も容易に行なうことができる。
また、請求項18に係る発明は、前記目的を達成するために、前記撮像装置のモードをアイコン画像変更モードに設定するアイコン画像変更モード設定手段と、前記アイコン画像変更モードの下、前記表示制御手段によって前記表示手段に一覧表示されたフォルダアイコンの中から所望のフォルダアイコンを選択して、アイコン画像の変更を希望するフォルダを選択するフォルダ選択手段と、前記フォルダ選択手段によって選択されたフォルダの新規アイコン画像を作成する新規アイコン画像作成手段であって、前記アイコン画像変更モードの下、前記表示手段に再生表示された画像の中から前記画像選択手段によって選択された画像に基づき前記新規アイコン画像を作成する新規アイコン画像作成手段と、前記フォルダ選択手段によって選択されたフォルダのアイコン画像の情報を新規アイコン画像の情報に書き換えて前記フォルダ情報記憶手段に記憶させるフォルダ情報更新手段と、を備えたことを特徴とする請求項16又は17に記載の撮像装置を提供する。
請求項18に係る発明によれば、フォルダアイコンに表示されるアイコン画像を変更することができる。すなわち、撮像装置のモードをアイコン変更モードに設定し、表示手段にフォルダアイコンによって一覧表示されたフォルダの中からアイコン画像の変更を希望するフォルダを選択したのち、画像選択手段で画像を選択すると、新規アイコン画像作成手段が、その画像選択手段に選択された画像の画像データに基づいて新規アイコン画像を作成する。そして、その新規アイコン画像作成手段によって作成された新規アイコン画像が、フォルダ選択手段によって選択されたフォルダの新たなアイコン画像としてフォルダ情報記憶手段に上書き保存される。これにより、フォルダに格納された画像ファイルは、そのままにしてフォルダアイコンのアイコン画像を変更することができる。
また、請求項19に係る発明は、前記目的を達成するために、フォルダの一覧表示の指示に応じて記録媒体の記録領域に作成されているフォルダの一覧をフォルダアイコンによって表示装置に表示させるためにコンピュータを、各フォルダに格納されているファイルの個数又は容量に応じて各フォルダのフォルダアイコンの大きさを変えて前記表示装置に表示させる手段として機能させることを特徴とするファイル管理プログラムを提供する。
請求項19に係る発明によれば、フォルダに記録されたファイルの個数又は容量に応じて、そのフォルダを表すフォルダアイコンの大きさが変化する。これにより、フォルダアイコンを見ただけで各フォルダの内容量を一目で把握することができ、管理がしやすくなる。
また、請求項20に係る発明は、前記目的を達成するために、各フォルダに記録されているファイルの個数又は容量を各フォルダのフォルダアイコンの近傍に表示させるとともに、前記記録媒体に記録されているファイルの総個数又は総容量を前記表示装置に表示させる手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする請求項19に記載のファイル管理プログラムを提供する。
請求項20に係る発明によれば、各フォルダのフォルダアイコンの近傍に実際に各フォルダに格納されているファイルの個数又は容量が表示される。これにより、各フォルダの管理がより一層容易になる。
また、請求項21に係る発明は、前記目的を達成するために、フォルダの一覧表示の指示に応じて記録媒体の記録領域に作成されているフォルダの一覧をフォルダアイコンによって表示装置に表示させるファイル管理方法において、各フォルダに格納されているファイルの個数又は容量に応じて各フォルダのフォルダアイコンの大きさを変えて前記表示装置に表示させることを特徴とするファイル管理方法を提供する。
請求項21に係る発明によれば、フォルダに記録されたファイルの個数又は容量に応じて、そのフォルダを表すフォルダアイコンの大きさが変化する。これにより、フォルダアイコンを見ただけで各フォルダの内容量を一目で把握することができ、管理がしやすくなる。
また、請求項22に係る発明は、前記目的を達成するために、各フォルダに記録されているファイルの個数又は容量を各フォルダのフォルダアイコンの近傍に表示させるとともに、前記記録媒体に記録されているファイルの総個数又は総容量を前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項21に記載のファイル管理方法を提供する。
請求項22に係る発明によれば、各フォルダのフォルダアイコンの近傍に実際に各フォルダに格納されているファイルの個数又は容量が表示される。これにより、各フォルダの管理がより一層容易になる。
また、請求項23に係る発明は、前記目的を達成するために、フォルダの一覧表示の指示に応じて記録媒体の記録領域に作成されているフォルダの一覧をフォルダアイコンによって表示装置に表示させるファイル管理装置において、各フォルダに格納されているファイルの個数又は容量を検出する検出手段と、前記検出手段で検出されたファイルの個数又は容量に応じて各フォルダのフォルダアイコンの大きさを変えて前記表示装置に表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とするファイル管理装置を提供する。
請求項23に係る発明によれば、フォルダに記録されたファイルの個数又は容量に応じて、そのフォルダを表すフォルダアイコンの大きさが変化する。これにより、フォルダアイコンを見ただけで各フォルダの内容量を一目で把握することができ、管理がしやすくなる。
また、請求項24に係る発明は、前記目的を達成するために、前記表示制御手段は、各フォルダに記録されているファイルの個数又は容量を各フォルダのフォルダアイコンの近傍に表示させるとともに、前記記録媒体に記録されているファイルの総個数又は総容量を前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項23に記載のファイル管理装置を提供する。
請求項24に係る発明によれば、各フォルダのフォルダアイコンの近傍に実際に各フォルダに格納されているファイルの個数又は容量が表示される。これにより、各フォルダの管理がより一層容易になる。
また、請求項25に係る発明は、前記目的を達成するために、記録媒体の記録領域にフォルダを作成し、該フォルダに撮像手段を介して取得した画像データを所定形式の画像ファイルとして記録する撮像装置において、表示手段と、前記記録媒体の記録領域に作成されたフォルダの一覧をフォルダアイコンによって前記表示手段に表示させる表示制御手段であって、各フォルダに記録された画像ファイルの個数又は容量に応じて各フォルダのフォルダアイコンの大きさを変えて表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置を提供する。
請求項25に係る発明によれば、フォルダに記録された画像ファイルの個数(画像の枚数)又は容量に応じて、そのフォルダを表すフォルダアイコンの大きさが変化する。これにより、フォルダアイコンを見ただけで各フォルダの内容量を一目で把握することができ、管理がしやすくなる。
また、請求項26に係る発明は、前記目的を達成するために、前記表示制御手段は、各フォルダに記録されている画像ファイルの個数又は容量を各フォルダのフォルダアイコンの近傍に表示させるとともに、前記記録媒体に記録されている画像ファイルの総個数又は総容量を表示させることを特徴とする請求項25に記載の撮像装置を提供する。
請求項26に係る発明によれば、各フォルダのフォルダアイコンの近傍に実際に各フォルダに格納されている画像ファイルの個数(画像の枚数)又は容量が表示される。これにより、各フォルダの管理がより一層容易になる。
また、請求項27に係る発明は、前記目的を達成するために、記録媒体の記録領域に複数のフォルダを作成し、該複数のフォルダの中から指定されたフォルダにファイルを記録するためにコンピュータを、指定されたフォルダに格納するファイルに対して1つの記録媒体のなかで重複しないファイル名を付与する手段として機能させることを特徴とするファイル管理プログラムを提供する。
請求項27に係る発明によれば、記録媒体の作成されたフォルダにファイルを記録する際、1つの記録媒体のなかで重複しないようにファイル名が付与される。これにより、たとえば、記録媒体内のファイルを他の機器に取り込んだ際、先に取り込まれたファイルを上書きして消去してしまうことを効果的に防止できる。
また、請求項28に係る発明は、前記目的を達成するために、前記記録媒体の記録領域に作成されるフォルダには、個々のフォルダを識別するためのフォルダ名が付与され、記録先のフォルダに与えられたフォルダ名と、その記録先のフォルダ内で個々のファイルを識別するために与えられるファイル番号とを組み合わせて生成されるファイル名を付与することを特徴とする請求項27に記載のファイル管理プログラムを提供する。
請求項28に係る発明によれば、フォルダごとに異なるファイル名が付与されるので、他の機器に取り込んだ場合であっても、ファイル名による分類が可能になり、ファイルの管理が容易になる。
また、請求項29に係る発明は、前記目的を達成するために、記録媒体の記録領域に複数のフォルダを作成し、該複数のフォルダの中から指定されたフォルダにファイルを記録するファイル管理方法において、指定されたフォルダに格納するファイルに対して1つの記録媒体のなかで重複しないファイル名を付与することを特徴とするファイル管理方法を提供する。
請求項29に係る発明によれば、記録媒体の作成されたフォルダにファイルを記録する際、1つの記録媒体のなかで重複しないようにファイル名が付与される。これにより、たとえば、記録媒体内のファイルを他の機器に取り込んだ際、先に取り込まれたファイルを上書きして消去してしまうことを効果的に防止できる。
また、請求項30に係る発明は、前記目的を達成するために、前記記録媒体の記録領域に作成されるフォルダには、個々のフォルダを識別するためのフォルダ名が付与され、記録先のフォルダに与えられたフォルダ名と、その記録先のフォルダ内で個々のファイルを識別するために与えられるファイル番号とを組み合わせて生成されるファイル名を付与することを特徴とする請求項29に記載のファイル管理方法を提供する。
請求項30に係る発明によれば、フォルダごとに異なるファイル名が付与されるので、他の機器に取り込んだ場合であっても、ファイル名による分類が可能になり、ファイルの管理が容易になる。
また、請求項31に係る発明は、前記目的を達成するために、記録媒体の記録領域に複数のフォルダを作成し、該複数のフォルダの中から指定されたフォルダにファイルを記録するファイル管理装置において、前記フォルダに記録する画像ファイルにファイル名を付与して記録する記録制御手段を備え、該記録制御手段は、指定されたフォルダに格納するファイルに対して1つの記録媒体のなかで重複しないファイル名を付与することを特徴とするファイル管理装置を提供する。
請求項31に係る発明によれば、記録媒体の作成されたフォルダにファイルを記録する際、1つの記録媒体のなかで重複しないようにファイル名が付与される。これにより、たとえば、記録媒体内のファイルを他の機器に取り込んだ際、先に取り込まれたファイルを上書きして消去してしまうことを効果的に防止できる。
また、請求項32に係る発明は、前記目的を達成するために、前記記録媒体の記録領域に作成されるフォルダには、個々のフォルダを識別するためのフォルダ名が付与され、前記記録制御手段は、記録先のフォルダに与えられたフォルダ名と、その記録先のフォルダ内で個々のファイルを識別するために与えられるファイル番号とを組み合わせて生成されるファイル名を付与することを特徴とする請求項31に記載のファイル管理装置を提供する。
請求項32に係る発明によれば、フォルダごとに異なるファイル名が付与されるので、他の機器に取り込んだ場合であっても、ファイル名による分類が可能になり、ファイルの管理が容易になる。
また、請求項33に係る発明は、前記目的を達成するために、記録媒体の記録領域に複数のフォルダを作成し、該複数のフォルダの中から指定されたフォルダに撮像手段を介して取得した画像データを所定形式の画像ファイルとして記録する撮像装置において、前記フォルダに記録する画像ファイルにファイル名を付与して記録する記録制御手段を備え、該記録制御手段は、1つの記録媒体のなかで重複しないファイル名を付与して画像ファイルを記録することを特徴とする撮像装置を提供する。
請求項33に係る発明によれば、記録媒体の作成されたフォルダに画像ファイルを記録する際、1つの記録媒体のなかで重複しないようにファイル名が付与される。これにより、たとえば、記録媒体内の画像ファイルをパーソナルコンピュータ等に取り込んだ際、先に取り込まれた画像ファイルを上書きして消去してしまうことを効果的に防止できる。
また、請求項34に係る発明は、前記目的を達成するために、前記記録媒体の記録領域に作成されるフォルダには、個々のフォルダを識別するためのフォルダ名が付与され、前記記録制御手段は、記録先のフォルダに与えられたフォルダ名と、その記録先のフォルダ内で個々の画像ファイルを識別するために与えられるファイル番号とを組み合わせて生成されるファイル名を画像ファイルに付与して画像ファイルを記録することを特徴とする請求項33に記載の撮像装置を提供する。
請求項34に係る発明によれば、フォルダごとに異なるファイル名が付与されるので、パーソナルコンピュータ等に取り込んだ場合であっても、ファイル名による分類が可能になり、画像ファイルの管理が容易になる。
また、請求項35に係る発明は、前記目的を達成するために、記録媒体の記録領域にフォルダを作成し、該フォルダに撮像手段を介して取得した画像データを所定形式の画像ファイルとして記録する撮像装置において、表示手段と、前記記録媒体の記録領域に作成されたフォルダの一覧をフォルダアイコンによって前記表示手段に表示させる表示制御手段であって、上位層のフォルダのフォルダアイコンに対して下位層のフォルダのフォルダアイコンを横方向に展開して表示させるとともに、同一階層のフォルダのフォルダアイコンを縦方向に並列して表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置を提供する。
請求項35に係る発明によれば、同一階層のフォルダのアイコンは縦方向に並列して表示され、異なる階層のフォルダのアイコンは横方向に並列して表示される。これにより、限られた表示スペース内でフォルダの階層構造が一目で把握できるようになり、フォルダ管理が容易になる。
また、請求項36に係る発明は、前記目的を達成するために、記録領域にフォルダを作成し、該フォルダにファイルを格納する記録媒体において、記録領域に作成されているフォルダと、そのフォルダのアイコン画像の情報が所定の記録領域に記録されていることを特徴とする記録媒体を提供する。
請求項36に係る発明によれば、記録媒体の記録領域に作成されているフォルダと、そのフォルダのアイコン画像の情報が、記録媒体の所定の記録領域に記録される。この結果、記録媒体の所定の記録領域に記録された情報に基づいて、記録媒体の記録領域に作成されているフォルダの一覧をアイコン画像が表示されたフォルダアイコンを用いてディスプレイ上に表示させることができる。
以上説明したように、本発明によれば、表示手段に表示させるフォルダアイコンに画像を表示させることができ、その画像にユーザが入力した画像や撮影した画像、あるいは撮影済み画像の中から選択した画像を使用することができる。これにより、フォルダアイコンを見れば、一目で各フォルダの内容を把握することができ、ファイルの分類、整理を容易に行なうことができる。また、フォルダアイコンに表示する画像を変更可能にすることにより、更にファイルの分類、整理が容易になる。さらに、フォルダを階層化できるようにすることにより、用途に応じてフォルダを細分類することができる。また、記録媒体を交換した場合であっても、交換前と同じ設定を交換後の記録媒体で引き継ぐことができるようにすることにより、記録媒体を交換した場合であっても、交換後の記録媒体に対して新たな設定をし直す必要がなくなり、使い勝手が向上する。
また、本発明によれば、フォルダに記録されたファイルの個数又は容量に応じて、そのフォルダを表すフォルダアイコンの大きさが変化するので、フォルダアイコンを見ただけで各フォルダの内容量を一目で把握することができ、管理がしやすくなる。この際、フォルダアイコンの近傍に実際に各フォルダに格納されているファイルの個数又は容量を表示することにより、各フォルダの管理がより一層容易になる。
さらに、本発明によれば、記録媒体の作成されたフォルダにファイルを記録する際、1つの記録媒体のなかで重複しないようにファイル名が付与されるので、たとえば、記録媒体内のファイルをパーソナルコンピュータ等に取り込んだ場合であっても、先に取り込まれたファイルを上書きして消去してしまうのを効果的に防止することができる。この際、フォルダごとに異なるファイル名が付与することにより、ファイル名による分類が可能になり、ファイルの管理が更に容易になる。
また、本発明によれば、同一階層のフォルダのアイコンは縦方向に並列して表示され、異なる階層のフォルダのアイコンは横方向に並列して表示されるので、限られた表示スペース内でフォルダの階層構造が一目で把握でき、画面上でのフォルダ管理が容易になる。
以下、添付図面に従って本発明に係るファイル管理プログラム、ファイル管理方法、ファイル管理装置、撮像装置及び記録媒体の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は本発明が適用されたデジタルスチルカメラの一実施形態を示すブロック図である。このデジタルスチルカメラ10は、静止画の記録・再生機能を備えるとともに、記録された画像ファイルの編集機能を備えており、その全体の動作を中央処理装置(CPU)12によって統括制御されている。
CPU12は、所定のプログラムに従って本カメラシステムを制御する制御手段として機能するとともに、自動露出(AE)演算、自動焦点調節(AF)演算、ホワイトバランス(WB)調整演算などの各種演算を実施する演算手段として機能する。
バス14を介してCPU12と接続されたROM16には、このCPU12が実行するプログラム及び制御に必要な各種データ等が格納されており、EEPROM17には、フォルダの管理情報などのデジタルスチルカメラ10の動作に関する各種設定情報等が格納されている。
なお、メモリ(SDRAM)18は、CPU12の演算作業用領域として利用されるとともに、画像データや音声データの一時記憶領域として利用され、VRAM20は、画像データ専用の一時記憶領域として利用される。
デジタルスチルカメラ10には、モード選択スイッチ22、レリーズボタン24の他、メニュー/OKキー、十字キー、キャンセルキー、電源ボタンなどの操作手段26が設けられている。これら各種操作部(22〜26)からの信号はCPU12に入力され、CPU12は、その入力信号に基づいてデジタルスチルカメラ10の各回路を制御し、レンズ駆動制御、撮影動作制御、画像処理制御、画像データの記録/再生制御、表示制御などを行なう。
モード選択スイッチ22は、「撮影モード」と「再生モード」を切り換えるための操作手段であり、モード選択スイッチ22を操作して可動接片22Aを接点aに接続させると、その信号がCPU12に入力され、デジタルスチルカメラ10は「撮影モード」に設定される。また、可動接片22Aを接点bに接続させると、デジタルスチルカメラ10は記録済み画像を再生する「再生モード」に設定される。
レリーズボタン24は、撮影開始の指示を入力する操作ボタンであり、半押し時にONするS1スイッチと、全押し時にONするS2スイッチとを有する二段ストローク式のスイッチで構成されている。
メニュー/OKキーは、画像表示装置28の画面上にメニューの表示を指示するメニューボタンとしての機能と、選択内容の確定、実行などを指示するOKボタンとしての機能とを兼備した操作キーである。
十字キーは、上下左右4方向の指示を入力する操作部であり、メニュー画面から項目を選択したり、各メニューから各種設定項目の選択を指示したりするボタン(カーソル移動操作手段)として機能する。また、この十字キーの上/下キーは撮影時のズームスイッチあるいは再生時の再生ズームスイッチとして機能し、左/右キーは再生モード時のコマ送り(順方向/逆方向送り)ボタンとして機能する。
キャンセルキーは、指示内容の取消しや1つ前の操作状態に戻らせることを指示するボタンとして機能する。
画像表示装置28は、カラー表示可能な液晶ディスプレイで構成されている。この画像表示装置28は、撮影時に画角確認用の電子ファインダとして使用できるとともに、記録済み画像を再生表示する手段として利用される。また、この画像表示装置28は、ユーザインターフェース用表示画面としても利用され、必要に応じてメニュー情報や選択項目、設定内容などの情報が表示される。なお、液晶ディスプレイに代えて、有機ELなど他の方式の表示装置を用いることも可能である。
デジタルスチルカメラ10は、メディアソケット(メディア装着部)30を有し、メディアソケット30には記録メディア32を装着することができる。記録メディアの形態は特に限定されず、xD-PictureCard(商標)、スマートメディア(商標)に代表される半導体メモリカード、可搬型小型ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクなど、種々の媒体を用いることができる。
メディアコントローラ34は、メディアソケット30に装着される記録メディア32に適した入出力信号の受渡しを行うために所要の信号変換を行う。
次に、本実施の形態のデジタルスチルカメラ10の撮影機能について説明する。
モード選択スイッチ22によって撮影モードが選択されると、カラーCCD固体撮像素子(以下CCDと記載)38を含む撮像部に電源が供給され、撮影可能な状態になる。
レンズユニット40は、フォーカスレンズを含む撮影レンズ42と、絞り兼用メカシャッタ44とを含む光学ユニットである。撮影レンズ42と絞り兼用メカシャッタ44は、レンズ駆動部46と絞り駆動部48とによって電動駆動され、このレンズ駆動部46と絞り駆動部48とをCPU12によって駆動制御することにより、ズーム制御、フォーカス制御及びアイリス制御が行われる。
レンズユニット40を通過した光は、CCD38の受光面に結像される。CCD38の受光面には多数のフォトダイオード(受光素子)が二次元的に配列されており、各フォトダイオードに対応して赤(R)、緑(G)、青(B)の原色カラーフィルタが所定の配列構造(ベイヤー、Gストライプなど)で配置されている。また、CCD38は、各フォトダイオードの電荷蓄積時間(シャッタースピード)を制御する電子シャッタ機能を有しており、CPU12は、タイミングジェネレータ50を介してCCD38の電荷蓄積時間を制御する。なお、CCD38に代えてMOS型など他の方式の撮像素子を用いてもよい。
CCD38の受光面に結像された被写体像は、各フォトダイオードによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。各フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、CPU12の指令に従いタイミングジェネレータ50から与えられる駆動パルスに基づいて信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次読み出される。
CCD38から出力された信号はアナログ処理部(CDS/AMP)52に送られ、ここで画素ごとのR、G、B信号がサンプリングホールド(相関二重サンプリング処理)されたのち、増幅され、A/D変換器54に加えられる。
A/D変換器54は、アナログ処理部52から出力されたアナログのR、G、B信号をデジタルのR、G、B信号に変換する。そして、このA/D変換器54から出力されたデジタルのR、G、B信号が画像入力コントローラ56を介してメモリ18に記憶される。
画像信号処理回路58は、メモリ18に記憶されたR、G、B信号をCPU12の指令に従って処理する。すなわち、画像信号処理回路58は、同時化回路(単板CCDのカラーフィルタ配列に伴う色信号の空間的なズレを補間して色信号を同時式に変換する処理回路)、ホワイトバランス補正回路、ガンマ補正回路、輪郭補正回路、輝度・色差信号生成回路等を含む画像処理手段として機能し、CPU12からの指令に従ってメモリ18を活用しながら所定の信号処理を行う。この画像信号処理回路58に入力されたR、G、B信号は、画像信号処理回路58で輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr 、Cb 信号)に変換されるとともに、ガンマ補正等の所定の処理が施されたのちVRAM20に格納される。
撮影画像を画像表示装置28に出力する場合は、VRAM20から画像データが読み出され、ビデオエンコーダ60に送られる。ビデオエンコーダ60は、入力された画像データを表示用の所定方式の信号(たとえば、NTSC方式のカラー複合映像信号)に変換して画像表示装置28に出力する。これにより、撮影画像が画像表示装置28に出力表示される。
なお、CCD38から画像信号を定期的に取り込み、その画像信号から生成される画像データによってVRAM20内の画像データを定期的に書き換えて、画像表示装置28に出力することにより、撮像中の映像がリアルタイムに画像表示装置28に表示される。撮影者は、この画像表示装置28に表示される映像(スルー画像)によって撮影画角を確認することができる。
レリーズボタン24が半押しされ、S1スイッチがオンすると、デジタルスチルカメラ10はAE及びAF処理を開始する。
まず、画像入力コントローラ56を介してCCD38から取り込まれた画像信号がAF検出回路62並びにAE/AWB検出回路64に入力される。
AE/AWB検出回路64は、1画面を複数のエリア(例えば、16×16)に分割し、分割エリアごとにR、G、B信号を積算する回路を含み、その積算値をCPU12に提供する。CPU12は、AE/AWB検出回路64から得た積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を検出し、撮影に適した露出値(撮影EV値)を算出する。そして、求めた撮影EV値と所定のプログラム線図から絞り値とシャッタースピードを決定し、これに従いCCD38の電子シャッターと絞り兼用メカシャッタ44を制御して適正な露光量を得る。
また、AE/AWB検出回路64は、自動ホワイトバランス調整時、分割エリアごとにR、G、B信号の色別の平均積算値を算出し、その算出結果をCPU12に提供する。CPU12は、得られたRの積算値、Bの積算値、Gの積算値から各分割エリアごとにR/G及びB/Gの比を求め、求めたR/G、B/Gの値のR/G、B/Gの色空間における分布等に基づいて光源種判別を行う。そして、判別された光源種に適したホワイトバランス調整値に従って、たとえば、各比の値がおよそ1(つまり、1画面においてRGBの積算比率がR:G:B≒1:1:1)になるように、ホワイトバランス調整回路のR、G、B信号に対するゲイン値(ホワイトバランス補正値)を制御し、各色チャンネルの信号に補正をかける。
AF検出回路62は、G信号の高周波成分のみを通過させるハイパスフィルタ、絶対値化処理部、所定のフォーカスエリア(たとえば、画面中央部)内の信号を切り出すAFエリア抽出部及びAFエリア内の絶対値データを積算する積算部から構成され、AF検出回路62で求めた積算値のデータはCPU12に通知される。CPU12は、レンズ駆動部46を制御してフォーカスレンズを移動させながら、複数のAF検出ポイントで焦点評価値(AF評価値)を演算し、評価値が極大となるレンズ位置を合焦位置として決定する。そして、求めた合焦位置にフォーカスレンズを移動させるようにレンズ駆動部46を制御する(いわゆるコントラストAF)。
上記のように、レリーズボタン24が半押しされ、S1スイッチがオンすると、AE/AF処理が行われ、この後、レリーズボタン24が全押しされ、S2スイッチがオンすると、記録用の撮影動作がスタートする。S2オンに応動して取得された画像データが、画像信号処理回路58において輝度/色差信号(Y/C信号)に変換され、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、メモリ18に格納される。
メモリ18に格納された画像データは、圧縮伸張回路66によって所定のフォーマット(たとえば、JPEG形式)に従って圧縮された後、所定形式の画像ファイルとして、メディアコントローラ34を介して記録メディア32に記録される。この際、画像ファイルは、記録メディア32の記録領域に作成されたフォルダの中から指定されたフォルダに格納されて記録される。なお、この記録メディア32の記録領域に作成するフォルダの構造については、後に詳述する。
モード選択スイッチ22により再生モードが選択されると、記録メディア32に記録されている最終の画像ファイル(最後に記録された画像ファイル)が読み出される。この読み出された画像ファイルは、圧縮伸張回路66を介して非圧縮のYC信号に伸張され、画像信号処理回路58及びビデオエンコーダ60を介して表示用の信号に変換された後、画像表示装置28に出力される。これにより、当該画像データの画像内容が画像表示装置28の画面上に表示される。
静止画の一コマ再生中に、十字キーの右キー又は左キーを操作することによって、再生対象の画像データを切り換えること(順コマ送り/逆コマ送り)ができる。コマ送りされた位置の画像ファイルが記録メディア32から読み出され、上記と同様にして静止画像が画像表示装置28に再生表示される。
次に、本実施の形態のデジタルスチルカメラ10の画像ファイルの管理機能について説明する。
上記のように、本実施の形態のデジタルスチルカメラ10は、CCD38を介して得られた画像データを画像ファイルとして記録メディア32に記録する際、指定したフォルダに格納できるようになっている。そして、この画像ファイルを格納するフォルダは、ユーザが任意に作成できるようにされている。
図2は、記録メディア32の記録領域に作成されるフォルダ(ディレクトリ)の構造を示す概念図である。同図に示すように、フォルダは階層的に作成できるようにされている。すなわち、ルートフォルダ「ROOT」を頂点として、その下位に階層的に作成できるようにされている。たとえば、最大9階層まで作成できるようにされている。
ここで、ルートフォルダ「ROOT]の直下に作成されるフォルダは、独立フォルダとして構成され、そのフォルダ名にはアルファベット1文字からなるフォルダ名が与えられる。たとえば、「A」、「B」、「C」、…というように、作成された順にアルファベット1文字からなるフォルダ名が付与される。
そして、この独立フォルダ「A」、「B」、「C」、…の直下に作成されるフォルダには、上位フォルダである独立フォルダ「A」、「B」、「C」、…のフォルダ名に「ハイフン(−)」と「数字」を組み合わせたフォルダ名が与えられる。たとえば、独立フォルダ「A」の直下に作成されたフォルダであれば、「A−1」、「A−2」、…というフォルダ名が付与され、独立フォルダ「B」の直下に作成されたフォルダであれば、「B−1」、「B−2」、…というフォルダ名が付与される。
同様に、このフォルダ「A−1」、「A−2」、…の直下に作成されるフォルダには、その上位フォルダであるフォルダ「A−1」、「A−2」、…のフォルダ名に「ハイフン(−)」と「数字」を組み合わせたフォルダ名が与えられる。たとえば、フォルダ「A−1」の直下に作成されたフォルダであれば、「A−1−1」、「A−1−2」、…というフォルダ名が付与され、独立フォルダ「B−1」の直下に作成されたフォルダであれば、「B−1−1」、「B−1−2」、…というフォルダ名が付与される。
このように、一階層が下がるごとに、上位層のフォルダのファイル名にハイフンと数字が付加されたフォルダ名が与えられる。したがって、フォルダ名を見れば、どのフォルダから、どのように分岐されたフォルダであるかを知ることができる。
画像ファイルは、このように階層的に作成されるフォルダに対して任意のフォルダを指定して格納することができ、これにより、撮影目的に応じて画像ファイルを分類して記録することができるようになる。
なお、各フォルダに格納される画像ファイルには、CPU12により、個別にファイル名が付与される。このファイル名は、同じ記録メディア内で重複することがないようにフォルダごとに固有のファイル名が付与される。すなわち、各フォルダ内で記録順に付与される「ファイル番号(DSCF****)」と、記録先のフォルダの「フォルダ名」からハイフン(−)を取り除いた「フォルダ番号」とを組み合わせで構成される。
たとえば、図2に示すように、フォルダ「A−1」に格納される画像ファイルの場合、その画像ファイルが、フォルダ「A−1」に記録される一番最初の画像ファイルであるならば、ファイル番号である『DSCF0001』と、フォルダ番号である「A1」とを組み合わせた「DSCF0001A1」というファイル名が付与される。また、その画像ファイルが、フォルダ「A−1」に記録される2番目の画像ファイルであるならば、ファイル番号である「DSCF0002」と、フォルダ番号である「A1」とを組み合わせた『DSCF0002A1』というファイル名が付与される。
同様に、フォルダ「A」に格納される画像ファイルの場合、その画像ファイルが、フォルダ「A」に記録される一番最初の画像ファイルであるならば、ファイル番号である「DSCF0001」と、フォルダ番号である「A」とを組み合わせた『DSCF0001A』というファイル名が付与される。また、その画像ファイルが、フォルダ「A」に格納される2番目の画像ファイルであるならば、ファイル番号である「DSCF0002」と、フォルダ番号である「A」とを組み合わせた『DSCF0002A』というファイル名が付与される。
また、同様に、フォルダ「B−1−1」に格納される画像ファイルの場合、その画像ファイルが、フォルダ「B−1−1」に記録される一番最初の画像ファイルであるならば、ファイル番号である「DSCF0001」と、フォルダ番号である「B11」とを組み合わせた『DSCF0001B11』というファイル名が付与される。また、その画像ファイルが、フォルダ「B−1−1」に格納される2番目の画像ファイルであるならば、ファイル番号である「DSCF0002」と、フォルダ番号である「B11」とを組み合わせた『DSCF0002B11』というファイル名が付与される。
同様に、フォルダ「C」に格納される画像ファイルの場合、その画像ファイルが、フォルダ「C」に記録される一番最初の画像ファイルであるならば、ファイル番号である「DSCF0001」と、フォルダ番号である「C」とを組み合わせた『DSCF0001C』というファイル名が付与され、2番目の画像ファイルであるならば、ファイル番号である「DSCF0002」と、フォルダ番号である「C」とを組み合わせた『DSCF0002C』というファイル名が付与される。
このように、各フォルダに格納される画像ファイルには、同じ記録メディア内で重複することがないように、フォルダごとに固有のファイル名が付与される。これにより、たとえばパーソナルコンピュータ等に画像ファイルを取り込んだ場合であっても、同じファイル名であることにより、誤ってデータが上書き保存されてしまうのを未然に防止することができる。
また、このようにファイル名を付与することにより、ユーザは、ファイル名を見れば、どのフォルダに保存されていたファイルであるかを一目で認識することができる。すなわち、画像ファイルに与えられるファイル名は、ファイル番号とフォルダ番号との組み合わせで構成されているので、後段のフォルダ番号を見れば、ユーザは、どのフォルダに記録されていた画像ファイルであるかを一目で認識することができる。
さて、上記のように、本実施の形態のデジタルスチルカメラ10は、画像ファイルの記録先となるフォルダをユーザが作成でき、その作成したフォルダの中から任意のフォルダを指定して撮影した画像データを記録できるようにされている。そして、そのフォルダの指定は、図3に示すように、画像表示装置28の画面上にフォルダアイコンを用いてフォルダを一覧表示させ、その一覧表示させた中から選択するようになっている。
ここで、このフォルダの一覧表示は、図3に示すように、階層的に表示され、画面左から右側に向かって各階層のフォルダが展開するように表示される。この際、同一階層のフォルダは、同じ列(縦列)に位置するように表示される。すなわち、図3に示す例では、フォルダ「A」、「B」、「C」が同じ階層なので、そのフォルダアイコンは同じ列に縦列配置される。そして、その下位の階層であるフォルダ「A−1」、「A−2」、「B−1」のフォルダアイコンは、その右隣の列に縦列配置される。
また、図3に示すように、各フォルダを示すフォルダアイコンには、それぞれ画像(アイコン画像)が表示され、このフォルダにアイコン画像を見ることにより、フォルダの内容を確認できるようになっている。このフォルダアイコンは、フォルダの作成と同時に作成される。以下、このフォルダとアイコンの作成方法及びその編集方法について説明する。
フォルダの作成は、カメラのモードを「フォルダ作成モード」に設定して行なわれる。この「フォルダ作成モード」の設定は、メニュー画面から行われる。
図4は、メニュー画面の表示例である。同図に示すように、カメラのモードを「撮影モード」又は「再生モード」にした状態でメニュー/OKキーを押すと、CPU12は、これを検知し、図4(a)に示すように、画像表示装置28にメニュー画面が表示させる。このメニュー画面に表示されるメニュー項目の中から「フォルダ編集」を選択すると、図4(b)に示すように、画像表示装置28の画面が「フォルダ編集」のメニュー画面に切り替わる。「フォルダ作成モード」は、この「フォルダ編集」のメニュー画面に表示されるメニュー項目の中から「フォルダ作成」を選択することにより設定される。
なお、この「フォルダ編集」のメニュー画面に表示されるメニュー項目のうち「アイコン画像変更」は、すでに作成されたフォルダのアイコン画像を変更するモード(アイコン画像変更モード)、「アイコン画像削除」は、すでに作成されたフォルダのアイコン画像を削除するモード(アイコン画像削除モード)、「フォルダ削除」は、すでに作成されたフォルダを削除するモード(フォルダ削除モード)、「記録先フォルダ設定」は、撮影した画像データの保存となるフォルダを指定するモード(記録先フォルダ設定モード)、「フォルダ一覧表示」は、記録メディア32の記録領域に作成されているフォルダを一覧表示するモード(フォルダ一覧表示モード)である。これらのモードについては後に詳述する。
また、各メニュー項目の選択は、十字キーでカーソルを希望する項目のところに移動させることにより行なわれ、決定は、メニュー/OKキーを押すことにより行なわれる。
さて、上記のように、デジタルスチルカメラ10は、カメラのモードを「フォルダ作成モード」に設定することにより、フォルダの作成が可能になるが、この「フォルダ作成モード」は、「撮影モード」の下で設定した場合と「再生モード」の下で設定した場合とで、その後のフォルダと、フォルダアイコンの作成手順が異なってくる。すなわち、「撮影モード」の下で「フォルダ作成モード」に移行した場合、新規フォルダは、撮影操作によって作成され、その撮影により得られた画像がアイコン画像としてフォルダアイコンに表示される。一方、「再生モード」の下で「フォルダ作成モード」に移行した場合、新規フォルダは、撮影済み画像の選択操作によって作成され、その選択された画像がアイコン画像としてフォルダアイコンに表示される。
まず、「撮影モード」の下でカメラのモードを「フォルダ作成モード」に移行した場合の処理動作について説明する。
上記のように、カメラのモードを「撮影モード」にした状態でメニュー/OKキーを押し、画像表示装置28に表示されるメニュー画面から「フォルダ編集」を選択したのち、「フォルダ編集」のメニュー画面の中から「フォルダ作成」を選択すると、デジタルスチルカメラ10は、「撮影モード」の下で「フォルダ作成モード」に設定される。そして、この「フォルダ作成モード」にカメラのモードが移行すると、図4(c)に示すように、画像表示装置28の画面上にフォルダの一覧がフォルダアイコンによって表示される。
ユーザは、この一覧表示されたフォルダの中から下位層にフォルダを新規作成するフォルダを選択する。たとえば、ルートフォルダ「ROOT」の下位層にフォルダを新規作成する場合は、ルートフォルダ「ROOT」を選択する。同様にフォルダ「A」の下位層にフォルダを新規作成する場合は、フォルダ「A」を選択する。選択は、十字キーで選択フレームを移動させることにより行なわれ、決定は、メニュー/OKキーを押すことにより行なわれる。なお、ここではルートフォルダ「ROOT」の下位にフォルダを新規作成するものとする。
この後、画像表示装置28の画面には、図5(a)に示すように、スルー画像が表示される。すなわち、フォルダの選択処理が行なわれると、CPU12は、これを検知して、画像表示装置28にスルー画像が表示されるように、各回路を制御する。ユーザは、この状態でアイコン画像用の画像を撮影する。撮影は通常と同じでレリーズボタン24を押すことにより行なわれる。
そして、ユーザがレリーズボタン24を押すと、CPU12は、これを検知して、画像の取り込み処理を実行し、取り込んだ画像を図5(b)に示すように画像表示装置28にプレビュー表示させる。ユーザは、このプレビュー表示された画像を見て、その画像をアイコン画像に採用する場合は、メニュー/OKキーを押し、撮り直す場合は、キャンセルキーを押す。キャンセルキーが押された場合は、再度、画像表示装置28にスルー画像が表示され、デジタルスチルカメラ10は撮影スタンバイ状態になる。
一方、メニュー/OKキーが押された場合は、選択したフォルダ(ルートフォルダ「ROOT」)の下位層にフォルダ(フォルダ「C」)が新規作成されるとともに、そのフォルダのフォルダアイコンに表示させる画像(アイコン画像)の画像データが、撮影した画像データに基づいて作成される。そして、その新規作成されたフォルダとアイコン画像の情報(フォルダ管理情報)が、EEPROM17に記録される。このフォルダ管理情報は、フォルダの新規作成や削除、アイコンの変更等が行なわれるたびに新たな情報に書き換えられる。
なお、新規作成されたフォルダは、ルートフォルダ「ROOT」の直下に作成されたものであり、また、ルートフォルダ「ROOT」の直下には、すでにフォルダ「A」とフォルダ「B」が作成されているので、新規作成されたフォルダには、アルファベット1文字からなる「C」というフォルダ名が付与される。
このようにフォルダが作成されると、図5(c)に示すように、新規作成されたフォルダを含め、現在、記録メディア32の記録領域に作成されているフォルダの一覧がフォルダ管理情報に基づいて画像表示装置28の画面上にフォルダアイコンを用いて表示される。ユーザは、この画像表示装置28にフォルダアイコンで表示されたフォルダの一覧表を見ることにより、現在の記録メディア32の記録領域に作成されているフォルダの構造と、各フォルダの保存内容を把握することができる。
なお、フォルダアイコンは、図5(c)に示すように、所定の外形形状を有するフォルダアイコン1の内側にアイコン画像2を貼り合わせた構造のものが作成され、画像表示装置28に表示される。
以上一連の操作にて所定のフォルダ内にフォルダが新規作成され、そのフォルダのアイコン画像が作成される。この後、引き続きフォルダの作成処理を行なう場合は、図5(c)に示すフォルダ一覧が表示された状態でメニュー/OKキーを押し、処理を終了する場合は、キャンセルキーを押す。キャンセルキーが押されると、CPU12は、これを検知して、フォルダの作成処理を終了し、カメラのモードを通常の「撮影モード」に移行させる。
一方、メニュー/OKキーが押されると、CPU12は、これを検知して、画像表示装置28の表示をスルー画像に切り替え、デジタルスチルカメラ10の状態を撮影スタンバイ状態に復帰させる。この後、レリーズボタン24が押されると、CPU12は、これを検知して、画像の取り込み処理を実行し、取り込んだ画像を画像表示装置28にプレビュー表示させる。ユーザは、このプレビュー表示された画像を見て、アイコン画像に採用する場合は、メニュー/OKキーを押し、撮り直す場合は、キャンセルキーを押す。キャンセルキーが押された場合は、再度、画像表示装置28にスルー画像が表示され、デジタルスチルカメラ10は撮影スタンバイ状態になる。
一方、メニュー/OKキーが押された場合は、新規作成したフォルダ「C」の下位層にフォルダ「C−1」が新規作成され、その新規作成されたフォルダ「C−1」のアイコン画像が撮影した画像に基づき作成される。そして、EEPROM17に記録されたフォルダ管理情報が更新され、その更新されたフォルダ管理情報に基づいて現在、記録メディア32の記録領域に作成されているフォルダの一覧がフォルダアイコンによって画像表示装置28に表示される。
このように、「フォルダ撮影モード」の下、連続してフォルダの作成処理を行なうと、新規作成したフォルダの下位層にフォルダが新規作成される。すなわち、フォルダが階層化して作成される。
次に、「再生モード」の下でカメラのモードを「フォルダ作成モード」に移行した場合の処理動作について説明する。
上記のように、カメラのモードを「再生モード」にした状態でメニュー/OKキーを押し、画像表示装置28に表示されるメニュー画面から「フォルダ編集」を選択したのち、「フォルダ編集」のメニュー画面の中から「フォルダ作成」を選択すると、デジタルスチルカメラ10は、「再生モード」の下で「フォルダ作成モード」に設定される。そして、この「フォルダ作成モード」にカメラのモードが移行すると、画像表示装置28の画面上にフォルダの一覧がフォルダアイコンによって表示される(図4(c)参照)。ユーザは、この一覧表示されたフォルダの中から下位層にフォルダを新規作成するフォルダを選択する。なお、ここではルートフォルダ「ROOT」の下位にフォルダを新規作成するものとする。
この後、画像表示装置28の画面には、図6(a)に示すように、記録メディア32に記録された画像が再生表示される。すなわち、フォルダの選択処理が行なわれると、CPU12は、これを検知して、画像表示装置28に撮影済み画像が再生表示されるように、各回路を制御する。
ここで、画像再生は、たとえばフォルダに付されたフォルダ名のアルファベット順に行われる。すなわち、図4(c)に示す例の場合、まず、フォルダ「A」に格納された画像ファイルが再生表示され、次いで、フォルダ「A−1」、フォルダ「A−2」、フォルダ「B」、フォルダ「B−1」、フォルダ「B−1−1」の順で再生表示される。画像のコマ送りは、十字キーの左右のボタンで行われ、右ボタンを押すと順コマ送りされ、左ボタンを押すと逆コマ送りされる。
ユーザは、このように記録メディア32に記録された画像ファイルを順に画像表示装置28上に再生表示させる。そして、アイコン画像に使用する画像が画像表示装置28上に表示されたところで、メニュー/OKキーを押す。
メニュー/OKキーが押されると、図6(b)に示すように、選択された画像が画像表示装置28に再度表示される。この画像表示装置28に表示された画像をアイコン画像に採用する場合は、メニュー/OKキーを押し、選択し直す場合は、キャンセルキーを押す。キャンセルキーが押された場合は、再度、画像表示装置28に記録済み画像が再生表示され、選択待ち状態になる。
一方、メニュー/OKキーが押された場合は、選択したフォルダ(ルートフォルダ「ROOT」)の下位層にフォルダ(フォルダ「C」)が新規作成される。そして、その新規作成されたフォルダのアイコン画像の画像データが、選択した画像の画像データに基づいて作成される。
なお、新規作成されたフォルダは、ルートフォルダ「ROOT」の直下に作成されたものであり、また、ルートフォルダ「ROOT」の直下には、すでにフォルダ「A」とフォルダ「B」が作成されているので、新規作成されたフォルダには、アルファベット1文字からなる「C」というフォルダ名が付与される。
このようにフォルダとアイコン画像が作成されると、EEPROM17に記録されたフォルダ管理情報が更新され、その更新されたフォルダ管理情報に基づいて、図6(c)に示すように、現在、記録メディア32の記録領域に作成されているフォルダがフォルダアイコンによって画像表示装置28に一覧表示される。
以上一連の操作にて所定のフォルダ内にフォルダが新規作成され、そのフォルダのアイコン画像が作成される。この後、引き続きフォルダの作成処理を行なう場合は、図6(c)に示すフォルダ一覧が表示された状態でメニュー/OKキーを押し、処理を終了する場合は、キャンセルキーを押す。キャンセルキーが押されると、CPU12は、これを検知して、フォルダの作成処理を終了し、カメラのモードを通常の「再生モード」に移行させる。
一方、メニュー/OKキーが押されると、CPU12は、これを検知して、画像表示装置28に記録済み画像を再生表示させる。この後、メニュー/OKキーが押されて、アイコン画像に使用する画像が選択されると、CPU12は、これを検知して、選択した画像を画像表示装置28に再度表示させる。ユーザは、この画像表示装置28に表示された画像を見て、アイコン画像に採用する場合は、メニュー/OKキーを押し、選択し直す場合は、キャンセルキーを押す。キャンセルキーが押された場合は、再度、画像表示装置28に記録済み画像が再生表示され、デジタルスチルカメラ10は選択待ち状態になる。
一方、メニュー/OKキーが押された場合は、新規作成したフォルダ「C」の下位層にフォルダ「C−1」が新規作成され、その新規作成されたフォルダ「C−1」のアイコン画像が、撮影した画像に基づき作成される。そして、EEPROM17に記録されたフォルダ管理情報が更新され、その更新されたフォルダ管理情報に基づいて現在、記録メディア32の記録領域に作成されているフォルダの一覧が画像表示装置28に表示される。
このように、「フォルダ撮影モード」の下、連続してフォルダの作成処理を行なうと、撮影モード下のときと同様に新規作成したフォルダの下位層にフォルダが新規作成される。
以上のように、「撮影モード」又は「再生モード」の下、カメラのモードを「フォルダ作成モード」に設定すると、それぞれのモードに応じてフォルダの作成処理が行なわれる。
次に、すでに作成されたフォルダのアイコン画像を変更する「アイコン画像変更モード」の操作処理手順について説明する。
上記のように「アイコン画像変更モード」の設定は、メニュー画面から行われる。すなわち、カメラのモードを「撮影モード」又は「再生モード」にした状態でメニュー/OKキーを押すと、画像表示装置28にメニュー画面が表示されるので(図7(a)参照)、このメニュー画面から「フォルダ編集」を選択し、更に「フォルダ編集」のメニュー画面(図7(b)参照)から「アイコン画像変更」を選択することにより、カメラのモードが「アイコン画像変更モード」に設定される。
ここで、この「アイコン画像変更モード」は、上記「フォルダ作成モード」の場合と同様に「撮影モード」の下で設定した場合と「再生モード」の下で設定した場合とで、その後のアイコンの変更処理の手順が異なってくる。すなわち、「撮影モード」の下で「アイコン画像変更モード」に移行した場合、新規アイコン画像は、その場で撮影した画像に基づき作成され、「再生モード」の下で「アイコン変更モード」に移行した場合、新規アイコンは、撮影済み画像の中から選択した画像に基づき作成される。
まず、「撮影モード」の下で「アイコン画像変更モード」に移行した場合の処理動作について説明する。
アイコン作成モードの時と同様にカメラのモードを「撮影モード」にした状態でメニュー/OKキーを押すと、図7 (a) に示すように、画像表示装置28には、メニュー画面が表示される。ユーザは、このメニュー画面に表示されるメニュー項目の中から「フォルダ編集」を選択する。そして、この「フォルダ編集」を選択すると、図7(b)に示すように、画面表示装置28の表示が「フォルダ編集」のメニュー画面に切り替わるので、ユーザは、この「フォルダ編集」のメニュー項目の中から「アイコン画像変更」を選択する。
「フォルダ編集」のメニュー項目から「アイコン画像変更」を選択すると、デジタルスチルカメラ10は、「撮影モード」の下で「アイコン画像変更モード」に設定される。そして、この「アイコン画像変更モード」にカメラのモードが移行すると、図7(c)に示すように、画像表示装置28の画面上にフォルダの一覧がフォルダアイコンによって表示される。ユーザは、この画面表示装置28に一覧表示されたフォルダの中からアイコン画像を変更するフォルダを選択する。たとえば、フォルダ「A」のアイコン画像を変更する場合は、フォルダ「A」を選択し、フォルダ「A−1」のアイコン画像を変更する場合は、フォルダ「A−1」を選択する。選択は、十字キーで選択フレームを移動させることにより行なわれ、決定は、メニュー/OKキーを押すことにより行なわれる。なお、ここではフォルダ「B−1−1」のアイコン画像を変更するものとする。
この後、画像表示装置28の画面には、図8(a)に示すように、スルー画像が表示される。すなわち、フォルダの選択処理が行なわれると、CPU12は、これを検知して、画像表示装置28にスルー画像が表示されるように、各回路を制御する。ユーザは、この状態でアイコン画像用の画像を撮影する。撮影は通常と同じでレリーズボタン24を押すことにより行なわれる。
そして、ユーザがレリーズボタン24を押すと、CPU12は、これを検知して、画像の取り込み処理を実行し、取り込んだ画像を図8(b)に示すように画像表示装置28にプレビュー表示させる。ユーザは、このプレビュー表示された画像を見て、アイコン画像に採用する場合は、メニュー/OKキーを押し、撮り直す場合は、キャンセルキーを押す。キャンセルキーが押された場合は、再度、画像表示装置28にスルー画像が表示され、デジタルスチルカメラ10は撮影スタンバイ状態になる。
一方、メニュー/OKキーが押された場合は、その撮影画像に基づいてアイコン画像が新規作成され、EEPROM17に記録されているフォルダ管理情報が更新される。すなわち、選択されたフォルダのアイコン画像の情報が、新規作成されたアイコン画像によって上書きされる。そして、図8(c)に示すように、その新規作成されたアイコン画像を用いて記録メディア32の記録領域に作成されているフォルダがフォルダアイコンによって画像表示装置28に一覧表示される。
以上一連の操作にて所定のフォルダのアイコン画像が変更される。この後、引き続きアイコン画像の変更処理を行なう場合は、図8(c)に示すフォルダ一覧が表示された状態でメニュー/OKキーを押し、処理を終了する場合は、キャンセルキーを押す。キャンセルキーが押されると、CPU12は、これを検知して、アイコン画像の変更処理を終了し、カメラのモードを通常の「撮影モード」に移行させる。
次に、「再生モード」の下で「アイコン画像変更モード」に移行した場合の処理動作について説明する。
上記のように、カメラのモードを「再生モード」にした状態でメニュー/OKキーを押し、画像表示装置28に表示されるメニュー画面から「フォルダ編集」を選択したのち、「フォルダ編集」のメニュー画面の中から「アイコン画像変更」を選択すると、デジタルスチルカメラ10は「再生モード」の下で「アイコン画像変更モード」に設定される。そして、この「アイコン画像変更モード」に移行すると、撮影モード下の時と同様に画像表示装置28の画面上にフォルダの一覧がフォルダアイコンによって表示される(図7(c)参照)。ユーザは、この一覧表示されたフォルダの中からアイコン画像を変更するフォルダを選択する。なお、ここではフォルダ「B−1−1」のアイコン画像を変更するものとする。
この後、画像表示装置28の画面には、図9(a)に示すように、記録メディア32に記録された画像が再生表示される。すなわち、フォルダの選択処理が行なわれると、CPU12は、これを検知して、画像表示装置28に撮影済み画像が再生表示されるように、各回路を制御する。画像再生は、上記再生モード下で設定した「フォルダ作成モード」のときと同様にフォルダに付されたフォルダ名のアルファベット順に行われる。また、画像のコマ送りは、十字キーの左右のボタンで行われ、右ボタンを押すと順コマ送りされ、左ボタンを押すと逆コマ送りされる。
ユーザは、このように記録メディア32に記録された画像ファイルを順に画像表示装置28上に再生表示させる。そして、新規アイコンに使用する画像が画像表示装置28上に表示されたところで、メニュー/OKキーを押す。
メニュー/OKキーが押されると、図9(b)に示すように、選択された画像が画像表示装置28に再度表示される。この画像表示装置28に表示された画像を新規アイコンに採用する場合は、メニュー/OKキーを押し、選択し直す場合は、キャンセルキーを押す。キャンセルキーが押された場合は、再度、画像表示装置28に記録済み画像が再生表示され、選択待ち状態になる。
一方、メニュー/OKキーが押された場合は、その撮影画像に基づいてアイコン画像が新規作成され、EEPROM17に記録されているフォルダ管理情報が更新される。すなわち、選択されたフォルダのアイコン画像の情報が、新規作成されたアイコン画像の情報によって上書きされる。そして、図9(c)に示すように、その新規作成されたアイコンを用いて記録メディア32の記録領域に作成されているフォルダの一覧が画像表示装置28に表示される。
以上一連の操作にて所定のフォルダのアイコン画像が変更される。この後、引き続きアイコン画像の変更操作を行なう場合は、図9(c)に示すフォルダ一覧が表示された状態でメニュー/OKキーを押し、処理を終了する場合は、キャンセルキーを押す。キャンセルキーが押されると、CPU12は、これを検知して、アイコン画像の変更処理を終了し、カメラのモードを通常の「再生モード」に移行させる。
以上のように、「撮影モード」又は「再生モード」の下、カメラのモードを「アイコン画像変更モード」に設定すると、それぞれのモードに応じてアイコン画像の変更処理が行なわれる。
次に、すでに作成されたフォルダのアイコン画像を削除する「アイコン画像削除モード」の操作処理手順について説明する。
「アイコン画像削除モード」の設定は、メニュー画面から行われる。すなわち、カメラのモードを「撮影モード」又は「再生モード」にした状態でメニュー/OKキーを押すと、画像表示装置28には、メニュー画面が表示されるので(図7(a) 参照)、ユーザは、このメニュー画面に表示されるメニュー項目の中から「フォルダ編集」を選択する。そして、この「フォルダ編集」を選択すると、画面表示装置28の表示が「フォルダ編集」のメニュー画面に切り替わるので(図7(b)参照)、ユーザは、この「フォルダ編集」のメニュー項目の中から「アイコン画像削除」を選択する。これにより、カメラのモードが「アイコン画像削除モード」に設定される。
カメラのモードが、「アイコン画像削除モード」に設定されると、図10(a)に示すように、記録メディア32の記録領域に作成されているフォルダが、画像表示装置28にフォルダアイコンによって一覧表示される。ユーザは、この画面表示装置28に一覧表示されたフォルダの中からアイコン画像を削除するフォルダを選択する。たとえば、フォルダ「A」のアイコン画像を削除する場合は、フォルダ「A」を選択し、フォルダ「A−1」のアイコン画像を削除する場合は、フォルダ「A−1」を選択する。選択は、十字キーで選択フレームを移動させることにより行なわれ、決定は、メニュー/OKキーを押すことにより行なわれる。ここでは、フォルダ「B−1−1」のアイコン画像を削除するものとする。
アイコン画像を変更するフォルダが選択され、メニュー/OKキーが押されると、CPU12は、選択されたフォルダのアイコン画像の削除処理を行なう。すなわち、EEPROM17に記録されたフォルダ管理情報から選択されたフォルダのアイコン画像の情報を削除する。そして、図10(b)に示すように、更新されたフォルダ管理情報に基づいて記録メディア32の記録領域に作成されているフォルダの一覧を画像表示装置28に表示させる。
以上一連の操作にてフォルダのアイコン画像が削除される。この後、引き続きアイコン画像の削除処理を行なう場合は、図10(b)に示すフォルダ一覧が表示された状態でメニュー/OKキーを押し、処理を終了する場合は、キャンセルキーを押す。キャンセルキーが押されると、CPU12は、これを検知して、アイコン画像の削除処理を終了し、カメラのモードを「アイコン画像削除モード」に移行する前のモード、すなわち、「撮影モード」又は「再生モード」に移行させる。
次に、すでに作成されたフォルダを削除する「フォルダ削除モード」の操作処理手順について説明する。
「フォルダ削除モード」の設定は、メニュー画面から行われる。すなわち、カメラのモードを「撮影モード」又は「再生モード」にした状態でメニュー/OKキーを押すと、画像表示装置28には、メニュー画面が表示されるので(図7(a) 参照)、ユーザは、このメニュー画面に表示されるメニュー項目の中から「フォルダ編集」を選択する。そして、この「フォルダ編集」を選択すると、画面表示装置28の表示が「フォルダ編集」のメニュー画面に切り替わるので(図7(b)参照)、ユーザは、この「フォルダ編集」のメニュー項目の中から「フォルダ削除」を選択する。これにより、カメラのモードが「フォルダ削除モード」に設定される。
カメラのモードが「フォルダ削除モード」に設定されると、図11(a)に示すように、記録メディア32の記録領域に作成されているフォルダが画像表示装置28にフォルダアイコンによって一覧表示される。ユーザは、この画面表示装置28に表示された一覧表から削除するフォルダを選択する。たとえば、フォルダ「A」を削除する場合は、フォルダ「A」を選択し、フォルダ「A−1」を削除する場合は、フォルダ「A−1」を選択する。選択は、十字キーで選択フレームを移動させることにより行なわれ、決定は、メニュー/OKキーを押すことにより行なわれる。ここでは、フォルダ「B−1−1」を削除するものとする。
削除するフォルダが選択され、メニュー/OKキーが押されると、CPU12は、これを検知して、選択されたフォルダ「B−1−1」の削除処理を行なう。すなわち、記録メディア32の記録領域に作成されたフォルダの中から選択されたフォルダを削除するとともに、EEPROM17に記録されたフォルダ管理情報から当該フォルダの情報を削除する。そして、図11(b)に示すように、更新されたフォルダ管理情報に基づいて記録メディア32の記録領域に作成されているフォルダの一覧を画像表示装置28に表示させる。
以上一連の操作にてフォルダが削除される。この後、引き続きフォルダの削除処理を行なう場合は、図11(b)に示すフォルダ一覧が表示された状態でメニュー/OKキーを押し、処理を終了する場合は、キャンセルキーを押す。キャンセルキーが押されると、CPU12は、これを検知して、フォルダの削除処理を終了し、カメラのモードを「フォルダ削除モード」に移行する前のモード、すなわち、「撮影モード」又は「再生モード」に移行させる。
次に、撮影した画像データの保存となるフォルダを指定する「記録先フォルダ設定モード」の操作処理手順について説明する。
「記録先フォルダ設定モード」の設定は、メニュー画面から行われる。すなわち、カメラのモードを「撮影モード」又は「再生モード」にした状態でメニュー/OKキーを押すと、画像表示装置28には、メニュー画面が表示されるので(図7(a) 参照)、ユーザは、このメニュー画面に表示されるメニュー項目の中から「フォルダ編集」を選択する。そして、この「フォルダ編集」を選択すると、画面表示装置28の表示が「フォルダ編集」のメニュー画面に切り替わるので(図7(b)参照)、ユーザは、この「フォルダ編集」のメニュー項目の中から「記録先フォルダ設定」を選択する。これにより、カメラのモードが「記録先フォルダ設定モード」に設定される。
カメラのモードが「記録先フォルダ設定モード」に設定されると、記録メディア32の記録領域に作成されているフォルダが、画像表示装置28にフォルダアイコンによって一覧表示される (図7(c)参照)。ユーザは、この画面表示装置28に表示された一覧表から削除する撮影画像の記録先となるフォルダを選択する。たとえば、フォルダ「A」に撮影画像を記録する場合は、フォルダ「A」を選択し、フォルダ「A−1」に撮影画像を記録する場合は、フォルダ「A−1」を選択する。選択は、十字キーで選択フレームを移動させることにより行なわれ、決定は、メニュー/OKキーを押すことにより行なわれる。
記録先のフォルダが選択され、メニュー/OKキーが押されると、CPU12は、これを検知し、以後、選択されたフォルダに画像ファイルが記録されるように、画像ファイルの記録制御を行なう。
なお、記録メディア32のフォーマット処理した場合、記録メディア32の記録領域には、ルートフォルダ「ROOT」の直下にフォルダ「A」が自動的に作成され、そのフォルダ「A」に撮影画像が記録される。
また、初期設定として、記録先のフォルダには、フォルダ「A」が設定され、記録先フォルダの設定処理を行なわない場合には、このフォルダ「A」に画像ファイルが自動的に記録される。
次に、記録メディア32の記録領域に作成されているフォルダを一覧表示する「フォルダ一覧表示モード」の操作処理手順について説明する。
「フォルダ一覧表示モード」の設定は、メニュー画面から行われる。すなわち、カメラのモードを「撮影モード」又は「再生モード」にした状態でメニュー/OKキーを押すと、画像表示装置28には、メニュー画面が表示されるので(図7(a) 参照)、ユーザは、このメニュー画面に表示されるメニュー項目の中から「フォルダ編集」を選択する。そして、この「フォルダ編集」を選択すると、画面表示装置28の表示が「フォルダ編集」のメニュー画面に切り替わるので(図7(b)参照)、ユーザは、この「フォルダ編集」のメニュー項目の中から「フォルダ一覧表示」を選択する。これにより、カメラのモードが「フォルダ一覧表示モード」に設定される。
カメラのモードが「フォルダ一覧表示モード」に設定されると、記録メディア32の記録領域に作成されているフォルダが、画像表示装置28にフォルダアイコンによって一覧表示される (図7(c)参照)。ユーザは、この画像表示装置28の表示を見てフォルダの構造を把握する。
表示を終わらせる場合は、メニュー/OKキーを押す。メニュー/OKキーが押されると、CPU12は、これを検知して、カメラのモードを「フォルダ一覧表示モード」に移行する前のモード、すなわち、「撮影モード」又は「再生モード」に移行させる。
次に、前記のごとく構成された本実施の形態のデジタルスチルカメラ10の撮影・再生・フォルダ編集を含めた一連の処理の流れを図12及び図13に示すフローチャートに従って説明する。
図12に示すように、デジタルスチルカメラ10の電源が投入されると、まず、カメラのモードが「撮影モード」に設定されているか否か判定される(ステップS10)。カメラのモードが「撮影モード」に設定されている場合はステップ11に進み、「再生モード」に設定されている場合は、図13に示す「再生モード」のフローチャートに進む。
まず、カメラのモードが「撮影モード」に設定されている場合について説明する。この場合、次にカメラのモードが「フォルダ作成モード」に設定されているか否かが判定される(ステップS11)。このステップ11でカメラのモードが、「フォルダ作成モード」に設定されていると判定された場合には、「撮影モード」の下でフォルダの作成処理が行なわれる。すなわち、アイコン画像の撮影が行なわれ(ステップS12)、その撮影動作に連動して、指定されたフォルダの下位層にフォルダが新規作成されるとともに、そのフォルダのアイコン画像が撮影画像に基づいて作成される(ステップS13)。そして、そのフォルダとアイコン画像の情報がEEPROM17に記録されたフォルダ管理情報に書き込まれる。
一方、ステップ11でカメラのモードが「フォルダ作成モード」に設定されていないと判定された場合には、次にカメラのモードが「アイコン画像変更モード」に設定されているか否かが判定される(ステップS14)。このステップ14でカメラのモードが「アイコン画像変更モード」に設定されていると判定された場合には、指定されたフォルダのアイコン画像の変更処理が行なわれる。すなわち、アイコン画像の撮影が行なわれ(ステップS15)、その撮影画像に基づいて新規アイコン画像が作成されるとともに、指定されたフォルダのアイコン画像が、その新規作成されたアイコン画像に切り替えられる(ステップS16)。すなわち、指定されたフォルダのアイコン画像の情報が新規作成されたアイコン画像の情報になるようにEEPROM17に記録されたフォルダ管理情報が書き換えられる。
一方、ステップ14でカメラのモードが「アイコン画像変更モード」に設定されていないと判定された場合には、次にカメラのモードが「アイコン画像削除モード」に設定されているか否かが判定される(ステップS17)。このステップ17でカメラのモードが「アイコン画像削除モード」に設定されていると判定された場合には、選択されたフォルダのアイコン画像の削除処理が行なわれる。すなわち、アイコン画像を削除するフォルダが選択され、その選択されたフォルダのアイコン情報が削除されるように、EEPROM17に記録されたフォルダ管理情報が書き換えられる(ステップS18)。
一方、ステップ17でカメラのモードが「アイコン画像削除モード」に設定されていないと判定された場合には、次にカメラのモードが「フォルダ削除モード」に設定されているか否かが判定される(ステップS19)。このステップ19でカメラのモードが「フォルダ削除モード」に設定されていると判定された場合には、指定されたフォルダの削除処理が行なわれる。すなわち、削除するフォルダが選択され、その選択されたフォルダが記録メディア32から削除されるとともに、その選択されたフォルダの情報が、EEPROM17に記録されたフォルダ管理情報から削除される(ステップS20)。
一方、ステップ19でカメラのモードが「フォルダ削除モード」に設定されていないと判定された場合には、次にカメラのモードが「記録先フォルダ選択モード」に設定されているか否かが判定される(ステップS21)。
このステップ21でカメラのモードが「記録先フォルダ選択モード」に設定されている場合には、記録席フォルダの選択処理が行なわれる。すなわち、撮影画像を記録するためのフォルダが選択される(ステップS22)。そして、記録先フォルダの選択処理が行なわれると、撮影操作が行なわれた後(ステップS23)、選択された記録先フォルダに撮影された画像が記録される(ステップS24)。
なお、ステップ21において、カメラのモードが「記録先フォルダ選択モード」に設定されていないと判定された場合には、そのまま、撮影操作が行なわれた後(ステップS23)、あらかじめ選択されているフォルダ又は規定のフォルダに撮影された画像が記録される(ステップS24)。
次に、上記ステップ10でカメラのモードが「撮影モード」に設定されていないと判定された場合について説明する。この場合、図13に示すフローチャートに進む。
上記ステップ10でカメラのモードが「撮影モード」に設定されていないと判定された場合には、カメラのモードは「再生モード」に設定されているので(ステップS30)、以下、この「再生モード」の下で処理が行なわれる。
まず、カメラのモードが「フォルダ作成モード」に設定されているか否かが判定される(ステップS31)。このステップ31でカメラのモードが、「フォルダ作成モード」に設定されていると判定された場合には、「再生モード」の下でフォルダの作成処理が行なわれる。すなわち、記録メディア32に記録されている画像ファイルが再生され、その再生画像の中からアイコン画像に使用する画像の選択が行なわれる(ステップS32)。そして、その選択動作に連動して、指定されたフォルダの下位層にフォルダが新規作成されるとともに、そのフォルダのアイコン画像が選択した画像に基づいて作成される(ステップS33)。そして、そのフォルダとアイコン画像の情報がEEPROM17に記録されたフォルダ管理情報に書き込まれる。
一方、ステップ31でカメラのモードが「フォルダ作成モード」に設定されていないと判定された場合には、次にカメラのモードが「アイコン画像変更モード」に設定されているか否かが判定される(ステップS14)。このステップ34でカメラのモードが「アイコン画像変更モード」に設定されていると判定された場合には、指定されたフォルダのアイコン画像の変更処理が行なわれる。すなわち、記録メディア32に記録されている画像ファイルが再生され、その再生画像の中からアイコン画像に使用する画像が選択される(ステップS35)。そして、その選択された画像に基づいて新規アイコン画像が作成されるとともに、指定されたフォルダのアイコン画像が、その新規作成されたアイコン画像に切り替えられる(ステップS36)。すなわち、指定されたフォルダのアイコン画像の情報が新規作成されたアイコン画像の情報になるようにEEPROM17に記録されたフォルダ管理情報が書き換えられる。
一方、ステップ34でカメラのモードが「アイコン画像変更モード」に設定されていないと判定された場合には、次にカメラのモードが「アイコン画像削除モード」に設定されているか否かが判定される(ステップS37)。このステップ37でカメラのモードが「アイコン画像削除モード」に設定されていると判定された場合には、選択されたフォルダのアイコン画像の削除処理が行なわれる。すなわち、アイコン画像を削除するフォルダが選択され、その選択されたフォルダのアイコン情報が削除されるように、EEPROM17に記録されたフォルダ管理情報が書き換えられる(ステップS38)。
一方、ステップ37でカメラのモードが「アイコン画像削除モード」に設定されていないと判定された場合には、次にカメラのモードが「フォルダ削除モード」に設定されているか否かが判定される(ステップS39)。このステップ39でカメラのモードが「フォルダ削除モード」に設定されていると判定された場合には、指定されたフォルダの削除処理が行なわれる。すなわち、削除するフォルダが選択され、その選択されたフォルダが記録メディア32から削除されるとともに、その選択されたフォルダの情報が、EEPROM17に記録されたフォルダ管理情報から削除される(ステップS40)。
一方、ステップ39でカメラのモードが「フォルダ削除モード」に設定されていないと判定された場合には、記録メディア32に記録されている画像ファイルの再生処理が行なわれる(ステップS41)。
以上説明したように、本実施の形態のデジタルスチルカメラ10によれば、記録メディア32の記録領域にフォルダを階層的に作成することができ、任意のフォルダに撮影した画像を記録することができる。これにより、ユーザの好みに応じて撮影した画像データを分類して管理することができる。
また、記録メディア32の記録領域に作成されたフォルダのフォルダ構造を画像表示装置28にフォルダアイコンで一覧表示させることができ、その一覧表示されるフォルダアイコンに撮影画像又は撮影済み画像を表示させることができる。そして、そのフォルダアイコンに表示させる画像を任意に変更することができる。これにより、フォルダアイコンを見るだけで、各フォルダの内容を一目で把握することができるようになり、各フォルダの管理がきわめて容易になる。
また、各フォルダに記録される画像ファイルは、ファイル名が重複しないように、各フォルダごとに異なるファイル名が付与されるため、パーソナルコンピュータ等に取り込んだ後であっても画像ファイルの管理が容易になる。また、前に取り込んだ画像ファイルと同じファイル名であることにより、画像ファイルが上書きされて、前に取り込んだ画像ファイルが消失してしまうという問題も防止することができる。
さらに、本実施の形態のデジタルスチルカメラ10では、階層化されるフォルダに対してフォルダ構造を一覧表示させる際、同じ階層のフォルダを縦列配置し、下位の階層のフォルダを横方向に展開して表示させているので、フォルダの構造を一目で把握することができる。
なお、本実施の形態では、フォルダ管理情報をEEPROM17に記録しているが、フォルダ管理情報は、記録メディア32に記録するようにしてもよい。このようにフォルダ管理情報を記録メディアに記録することにより、記録メディア32をデジタルスチルカメラ10から外して、再びデジタルスチルカメラ10に装着した場合であっても、前に使用したフォルダ及びアイコン画像をそのまま継続して使用することができる。また、専用のアプリケーションソフトを使用することにより、データが取り込まれたパーソナルコンピュータにおいても、アイコン画像が表示されたフォルダアイコンを用いてフォルダの一覧をディスプレイ上に表示させることができるようになる。
また、本実施の形態では、レリーズボタン24の押下によって撮影指示を与えているが、セルフタイマ機能やリモコン等を備えている場合には、これらによって撮影指示を与えてもよい。
次に、本発明に係るデジタルスチルカメラの第2の実施の形態について説明する。
上記のように、第1の実施の形態のデジタルスチルカメラ10は、記録メディア32の記録領域にフォルダを階層的に作成することができ、その階層化されたフォルダの一覧をフォルダアイコンによって画像表示装置28に表示させることができる。そして、その一覧表示させたフォルダアイコンにユーザが好みの画像(アイコン画像)を表示させることができる。
本実施の形態のデジタルスチルカメラは、記録メディアを交換した場合に交換前の記録メディア32に作成したフォルダの管理情報を交換後の記録メディアに引き継げるようにしたものである。すなわち、交換前の記録メディアに作成したフォルダと同じ構造のフォルダを交換後の記録メディアに作成し、交換前の記録メディアに作成したフォルダのアイコン画像と同じアイコン画像を用いて画像表示装置にフォルダの一覧を表示できるようにしたものである。
以下、この記録メディアを交換した場合におけるフォルダ管理情報の引継ぎ方法を図14に示すフローチャートに従って説明する。
デジタルスチルカメラ10の電源が投入されると、CPU12は、記録メディア32に作成されているフォルダ構造と、EEPROM17に記録されているフォルダ管理情報とを照合し(ステップS50)、記録メディア32が交換されているか否か判定する(ステップS51)。
また、メディアソケット30から記録メディア32が抜かれ、新たな記録メディア32が装着された場合も同様に、新たな記録メディア32に作成されているフォルダ構造と、EEPROM17に記録されているフォルダ管理情報とを照合し(ステップS50)、記録メディア32が交換前のものと異なるか否かを判定する(ステップS51)。
記録メディア32が交換されていない場合は、そのままその記録メディア32を継続して使用する。
一方、記録メディア32が交換されている場合は、交換された新規メディア32に対して前の記録メディア32のフォルダ管理情報を継続して使用するか否かが判定される(ステップS52)。すなわち、記録メディア32が交換されていると判定すると、CPU12は、画像表示装置28上に前の記録メディアに作成されたフォルダのフォルダ管理情報を引き続き使用するか否かを問い合わせるメッセージを出力させる。ユーザは、前の記録メディアに作成されたフォルダのフォルダ管理情報を引き続き使用する場合はメニュー/OKキーを押し、使用しない場合はキャンセルキーを押す。
CPU12は、メニュー/OKキーが押されたことを検出すると、すなわち、交換された新規メディア32に対して前の記録メディア32のフォルダ管理情報を継続して使用すると判定した場合は、新規記録メディア32にフォルダが作成されているか否か判定し(ステップS53)、作成されている場合には、新規記録メディア32をフォーマットし(ステップS54)、その後、EEPROM17に記録されている前の記録メディアのフォルダ管理情報に基づき新規記録メディア32に前の記録メディアに作成されたフォルダと同じ構造のフォルダを作成する(ステップS55)。これにより、交換前の記録メディアのフォルダ管理情報をそのまま引き継いで使用することができる。なお、不要なフォルダを削除したり、アイコン画像を変更したりする場合は、この後、上述したフォルダの編集操作を行なえば、所望のフォルダ構造に修正することができる。
一方、キャンセルキーが押されたことを検出すると、すなわち、交換された新規メディア32に対して前の記録メディア32のフォルダ管理情報を継続して使用しないと判定した場合は、EEPROM17に記録されている前の記録メディアのフォルダ管理情報を削除する(ステップS56)。
この後、新規記録メディア32にフォルダが作成されているか否か判定し(ステップS57)、作成されている場合には、更に、そのフォルダをそのまま使用するか否か判定する(ステップS58)。すなわち、新規記録メディア32にフォルダが作成されている場合には、画像表示装置28上に新規記録メディアに作成されているフォルダをそのまま使用するか否かを問い合わせるメッセージを出力させる。ユーザは、新規記録メディアに作成されているフォルダをそのまま使用する場合はメニュー/OKキーを押し、使用しない場合はキャンセルキーを押す。
CPU12は、メニュー/OKキーが押されたことを検出すると、すなわち、その新規記録メディア32に作成されているフォルダの情報に基づき新たなフォルダ管理情報を作成し、EEPROM17に記録する(ステップS59)。この後、新規記録メディア32に作成されているフォルダを利用して画像ファイルの記録処理が行なわれる。
一方、キャンセルキーが押されたことを検出すると、すなわち、新規記録メディアに作成されているフォルダをそのまま使用しないと判定すると、CPU12は、新規記録メディア32をフォーマットする(ステップS60)。
なお、フォーマットした場合は、ルートフォルダ[ROOT]の階層にフォルダ「A」を作成する。そして、フォルダの作成処理が行なわれない場合は、このフォルダ「A」に撮影された画像ファイルを記録する。
このように、本実施の形態のデジタルスチルカメラによれば、記録メディアを交換した場合であっても、交換前の記録メディアのフォルダ管理情報を交換後の記録メディアに対して引き続き使用することができる。これにより、記録メディアを交換するたびにフォルダの設定をする手間が省け、操作性が向上する。
次に、本実施の形態のデジタルスチルカメラの第3の実施の形態について説明する。
上述した第1の実施の形態のデジタルスチルカメラでは、記録メディアの記録領域に形成されたフォルダの構造を画像表示装置28上に一覧表示する際、各フォルダのフォルダアイコンは、共に同じ大きさで表示させている。
本実施の形態のデジタルスチルカメラは、図15に示すように、フォルダをフォルダアイコンで画像表示装置28上に一覧表示させる際、各フォルダに格納された画像ファイルの個数に応じてフォルダアイコンの大きさを変えて表示させる。以下、このフォルダの表示方法について説明する。
画像表示装置28にフォルダ一覧を表示させる場合、CPU12は、まず、記録メディア32にアクセスし、その記録メディア32の各フォルダに記録されている画像ファイルの記録数(枚数)を取得する。そして、その記録メディア32に記録されている画像ファイルの総記録数(総枚数)を算出し、算出した総記録数に対する各フォルダごとの画像ファイルの記録数の割合を算出する。
ここで、たとえば、図15に示すように、記録メディア32の記録領域にフォルダ「A」、フォルダ「B」、フォルダ「C」の3つのフォルダが作成されており、フォルダ「A」には650枚、フォルダ「B」には260枚、フォルダ「C」には90枚の画像ファイルが記録されていると仮定すると、記録メディア32に記録されている画像ファイルの総記録数は1000枚となる。そして、各フォルダに記録されている画像ファイルの記録数の割合は、フォルダ「A」が全体の650/1000、フォルダ「B」が全体の260/1000、フォルダ「C」が全体の90/1000となる。
次に、CPU12は、求めた画像ファイルの記録数の割合から画像表示装置28に表示させるフォルダアイコンの大きさを設定する。この設定は、図16に示すように、あらかじめ設定されたサイズ切替テーブルに従って設定される。すなわち、画像ファイルの記録数の割合に応じて、画像表示装置28に表示するフォルダアイコンの各辺の長さLが設定されており、このサイズ切替テーブルに求めた画像ファイルの記録数の割合を当てはめて、画像表示装置28に表示させるフォルダアイコンの大きさを設定する。
たとえば、本例のサイズ切替テーブルの場合、フォルダに記録された画像ファイルの記録数が記録メディア32に記録された画像ファイルの総記録数に対して1/4未満の場合は縦×横が5×5mm、1/4〜2/4の場合は縦×横が7×7mm、2/4〜3/4の場合は縦×横が10×10mm、3/4以上の場合は縦×横が15×15mmとなるようにフォルダアイコンの大きさが設定される。
このサイズ切替テーブルを用いて上記例のように画像ファイルが記録されたフォルダ「A」〜「B」を画像表示装置28に記録する場合、フォルダ「A」は、画像ファイルの記録数が総記録数に対して650/1000であるから、そのフォルダアイコンの大きさは縦×横が10×10mmに設定される。また、フォルダ「B」は、画像ファイルの記録数が総記録数に対して260/1000であるから、そのフォルダアイコンの大きさは縦×横が7×7mmに設定され、フォルダ「C」は、画像ファイルの記録数が総記録数に対して90/1000であるから、そのフォルダアイコンの大きさは縦×横が5×5mmに設定される。
このように、CPU12は、各フォルダに記録された画像ファイルの記録数の割合に応じて各フォルダのフォルダアイコンの大きさを設定する。そして、その設定した大きさでフォルダアイコンが表示されるようにフォルダの一覧を画像表示装置28に表示させる。
この際、画像表示装置28には、図15に示すように、記録メディア32に記録されている画像ファイルの総数(総枚数)が左上隅に表示されるとともに、各フォルダに実際に記録されている画像ファイルの数(枚数)が、各フォルダのフォルダアイコンの右隣に表示される。
このように、本実施の形態のデジタルスチルカメラによれば、記録メディア32に作成されているフォルダを画像表示装置28に一覧表示させる際、各フォルダに記録されている画像ファイルの数に応じてフォルダアイコンが拡縮されて表示されるため、一覧表示されたフォルダアイコンを見れば、現在、各フォルダにどのくらいの画像ファイルが記録されているかを一目で把握することができる。
また、本実施の形態のように、各フォルダアイコンと共に総記録枚数と各フォルダごとの記録枚数を表示することにより、各フォルダの使用状況をより明確に把握することができる。
なお、本実施の形態では、各フォルダに記録された画像ファイルの数(枚数)に応じてフォルダアイコンの大きさを変えて表示するようにしているが、各フォルダに記録されている画像ファイルの容量に応じてフォルダアイコンの大きさを変えるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、各フォルダアイコンにアイコン画像を表示させているが、アイコン画像は表示させなくてもよい。
さらに、上述した一連の実施の形態では、本発明を静止画の記録・再生が可能なデジタルスチルカメラに適用した場合を例に説明したが、静止画の他に動画の記録・再生が可能なデジタルスチルカメラにも同様に適用することができる。
また、上述した一連の実施の形態では、本発明をデジタルスチルカメラに適用した場合を例に説明したが、本発明の適用は、これに限定されるものではない。たとえば、動画の記録・再生を行なうデジタルビデオカメラやカメラ付き携帯電話機、カメラ付きPDA、カメラ付きパーソナルコンピュータ等の撮影機能を備えた電子機器(撮像装置)の他、記録媒体にファイルを記録する機器全般に適用することができる。すなわち、ファイルを記録媒体に記録する機器であれば、すべての機器に適用することができ、その記録媒体に記録するファイルの種類に関しても、なんら限定されるものではない。したがって、本発明に従って作成したフォルダにテキストファイルやドキュメントファイル、音楽ファイル等を格納することもできる。そして、この場合にファイルの実体を格納するのではなく、そのファイルのショートカット(ショートカットファイル)を格納することもできる。
また、撮影機能を備えた電子機器以外に本発明を適用した場合、アイコン画像に使用する画像データを取得する手段(画像入力手段)については、デジタルカメラに限らずスキャナを利用してもよいし、また、画像データが記録された画像データベースから取得するようにしてもよい。
また、アイコン画像に使用する画像データは、動画像データの中の一コマを切り出して使用してもよい。
本発明が適用されたデジタルスチルカメラの一実施形態を示すブロック図 記録メディアの記録領域に作成されるフォルダの構造を示す概念図 画像表示装置に一覧表示させるフォルダの表示例を示す図 メニュー画面の表示例を示す図 「撮影モード」の下での「フォルダ作成モード」の説明図 「再生モード」の下での「フォルダ作成モード」の説明図 メニュー画面の表示例を示す図 「撮影モード」の下での「アイコン画像変更モード」の説明図 「再生モード」の下での「アイコン画像変更モード」の説明図 「アイコン画像削除モード」の説明図 「フォルダ削除モード」の説明図 本実施の形態のデジタルスチルカメラの撮影・再生・フォルダ編集の処理の流れを示すフローチャート 本実施の形態のデジタルスチルカメラの撮影・再生・フォルダ編集の処理の流れを示すフローチャート 記録メディアの交換時におけるフォルダ管理情報の引継ぎ処理の手順を示すフローチャート 第3の実施の形態のデジタルスチルカメラにおけるフォルダの表示例を示す図 フォルダアイコンの表示方法の説明図
符号の説明
10…デジタルスチルカメラ、12…CPU、16…ROM、17…EEPROM、18…メモリ、20…VRAM、22…モード選択スイッチ、24…レリーズボタン、26…操作手段、28…画像表示装置、30…メディアソケット、32…記録メディア、34…メディアコントローラ、38…カラーCCD固体撮像素子(CCD)、40…レンズユニット、52…アナログ処理部(CDS/AMP)、48…画像信号処理回路、60…ビデオエンコーダ

Claims (36)

  1. 記録媒体の記録領域にフォルダを作成し、該フォルダにファイルを格納して管理するためにコンピュータを、
    前記記録媒体の記録領域にフォルダの作成を指示する手段、
    フォルダの作成指示に応じて前記記録媒体の記録領域にフォルダを作成する手段、
    作成されたフォルダのアイコン画像に使用する画像データを入力する手段、
    入力された画像データに基づきフォルダのアイコン画像を作成する手段、
    前記記録媒体の記録領域に作成されたフォルダと、そのフォルダのアイコン画像の情報を記憶装置に記憶する手段、
    前記記録媒体の記録領域に作成されているフォルダの一覧表示を指示する手段、
    フォルダの一覧表示の指示に応じて前記記録媒体の記録領域に作成されているフォルダの一覧を前記記憶装置に記憶されている情報に基づいて前記アイコン画像が表示されたフォルダアイコンによって表示装置に表示させる手段、
    として機能させることを特徴とするファイル管理プログラム。
  2. ファイルの格納先とするフォルダを前記フォルダアイコンによって前記表示装置に一覧表示されたフォルダの中から選択する手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする請求項1に記載のファイル管理プログラム。
  3. フォルダの連続作成を指示する手段、
    フォルダの連続作成の指示に応じて先に作成されたフォルダの下位層にフォルダを作成する手段、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とする請求項1又は2に記載のファイル管理プログラム。
  4. アイコン画像の変更を希望するフォルダを前記フォルダアイコンによって前記表示装置に一覧表示されたフォルダの中から選択する手段、
    選択されたフォルダの新たなアイコン画像に使用する画像データを入力する手段、
    入力された画像データに基づきフォルダの新たなアイコン画像を作成する手段、
    前記記憶装置に記憶された情報を書き換える手段、
    として機能させることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のファイル管理プログラム。
  5. 記録媒体の記録領域にフォルダを作成し、該フォルダにファイルを格納して管理するファイル管理方法において、
    フォルダの作成指示に応じて前記記録媒体の記録領域にフォルダを作成するステップと、
    作成されたフォルダのアイコン画像に使用する画像データを入力するステップと、
    入力された画像データに基づきフォルダのアイコン画像を作成するステップと、
    前記記録媒体の記録領域に作成されたフォルダと、そのフォルダのアイコン画像の情報を記憶装置に記憶するステップと、
    フォルダの一覧表示の指示に応じて前記記録媒体の記録領域に作成されているフォルダの一覧を前記記憶装置に記憶されている情報に基づいて前記アイコン画像が表示されたフォルダアイコンによって表示装置に表示させるステップと、
    からなることを特徴とするファイル管理方法。
  6. ファイルの格納先とするフォルダを前記フォルダアイコンによって前記表示装置に一覧表示されたフォルダの中から選択するステップを含むことを特徴とする請求項5に記載のファイル管理方法。
  7. フォルダの連続作成の指示に応じて先に作成されたフォルダの下位層にフォルダを作成するステップを含むことを特徴とする請求項5又は6に記載のファイル管理方法。
  8. アイコン画像の変更を希望するフォルダを前記フォルダアイコンによって前記表示装置に一覧表示されたフォルダの中から選択するステップと、
    選択されたフォルダの新たなアイコン画像に使用する画像データを入力するステップと、
    入力された画像データに基づきフォルダの新たなアイコン画像を作成するステップと、
    前記記憶装置に記憶された情報を書き換えるステップと、
    を含むことを特徴とする請求項5、6又は7に記載のファイル管理方法。
  9. 記録媒体の記録領域にフォルダを作成し、該フォルダにファイルを格納して管理するファイル管理装置において、
    前記記録媒体の記録領域にフォルダの作成を指示するフォルダ作成指示手段と、
    前記フォルダ作成指示手段のフォルダ作成指示に応じて前記記録媒体の記録領域にフォルダを作成するフォルダ作成手段と、
    前記フォルダ作成手段によって作成されたフォルダのアイコン画像に使用する画像データを入力する画像入力手段と、
    前記画像入力手段から入力された画像データに基づきフォルダのアイコン画像を作成するアイコン画像作成手段と、
    前記記録媒体の記録領域に作成されたフォルダと、そのフォルダのアイコン画像の情報を記憶するフォルダ情報記憶手段と、
    前記記録媒体の記録領域に作成されているフォルダの一覧表示を指示するフォルダ表示指示手段と、
    前記フォルダ表示指示手段による表示指示に応じて前記記録媒体の記録領域に作成されているフォルダの一覧を前記フォルダ情報記憶手段に記憶されている情報に基づいて前記アイコン画像が表示されたフォルダアイコンによって表示装置に表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とするファイル管理装置。
  10. ファイルの格納先とするフォルダを前記フォルダアイコンによって前記表示装置に一覧表示されたフォルダの中から選択する記録先フォルダ選択手段を備えたことを特徴とする請求項9に記載のファイル管理装置。
  11. フォルダの連続作成を指示するフォルダ連続作成指示手段を有し、前記フォルダ作成手段は、前記フォルダ連続作成指示手段によるフォルダの連続作成の指示に応じて先に作成されたフォルダの下位層にフォルダを作成することを特徴とする請求項9又は10に記載のファイル管理装置。
  12. アイコン画像の変更を希望するフォルダを前記フォルダアイコンによって前記表示装置に一覧表示されたフォルダの中から選択するフォルダ選択手段と、
    前記画像入力手段から入力された画像データに基づき前記フォルダ選択手段で選択されたフォルダの新たなアイコン画像を作成する新規アイコン画像作成手段と、
    前記フォルダ選択手段によって選択されたフォルダのアイコン画像の情報を前記新規アイコン画像作成手段で作成された新たなアイコン画像の情報に書き換えて前記フォルダ情報記憶手段に記憶させるフォルダ情報更新手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項9、10又は11に記載のファイル管理装置。
  13. 撮影指示に応じて撮像手段から取得された画像データを所定形式の画像ファイルとして記録媒体に記録するとともに、前記記録媒体に記録された画像ファイルを表示手段に再生表示可能な撮像装置において、
    前記撮像装置のモードをフォルダ作成モードに設定するフォルダ作成モード設定手段と、
    前記フォルダ作成モードの下、撮影指示に応じて前記記録媒体の記録領域にフォルダを新規作成するフォルダ作成手段と、
    前記フォルダ作成モードの下、新規作成されたフォルダのアイコン画像を作成するアイコン画像作成手段であって、撮影指示に応じて前記撮像手段から画像データを取得し、該画像データに基づき前記アイコン画像を作成するアイコン画像作成手段と、
    前記記録媒体の記録領域に作成されたフォルダと、そのフォルダのアイコン画像の情報を記憶するフォルダ情報記憶手段と、
    前記フォルダ情報記憶手段に記憶された情報に基づいて前記記録媒体の記録領域に作成されたフォルダの一覧を前記アイコン画像が表示されたフォルダアイコンによって前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記表示手段に表示されたフォルダアイコンの中から所望のフォルダアイコンを選択して、前記撮像手段から取得された画像データの記録先となるフォルダを選択する記録先フォルダ選択手段と、
    前記記録先フォルダ選択手段によって選択されたフォルダに前記撮像手段から取得された画像データを記録させる記録制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  14. 前記フォルダ作成手段は、前記フォルダ作成モードの下、撮影指示に応じて前記記録媒体の記録領域にフォルダを新規作成した後、更に撮影指示が出されると、その新規作成されたフォルダの下位層にフォルダを新規作成することを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
  15. 前記撮像装置のモードをアイコン画像変更モードに設定するアイコン画像変更モード設定手段と、
    前記アイコン画像変更モードの下、前記表示制御手段によって前記表示手段に前記フォルダアイコンで一覧表示されたフォルダの中から所望のフォルダアイコンを選択して、アイコン画像の変更を希望するフォルダを選択するフォルダ選択手段と、
    前記フォルダ選択手段によって選択されたフォルダの新規アイコン画像を作成する新規アイコン画像作成手段であって、前記アイコン画像変更モードの下、撮影指示に応じて前記撮像手段から画像データを取得し、該画像データに基づき前記新規アイコン画像を作成する新規アイコン画像作成手段と、
    前記フォルダ選択手段によって選択されたフォルダのアイコン画像の情報を新規アイコン画像の情報に書き換えて前記フォルダ情報記憶手段に記憶させるフォルダ情報更新手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項13又は14に記載の撮像装置。
  16. 撮影指示に応じて撮像手段から取得された画像データを所定形式の画像ファイルとして記録媒体に記録するとともに、前記記録媒体に記録された画像ファイルを表示手段に再生表示可能な撮像装置において、
    前記撮像装置のモードをフォルダ作成モードに設定するフォルダ作成モード設定手段と、
    前記フォルダ作成モードの下、前記表示手段に再生表示される画像の中からアイコン画像に使用する画像を選択する画像選択手段と、
    前記フォルダ作成モードの下、前記画像選択手段の画像選択動作に応じて前記記録媒体の記録領域にフォルダを新規作成するフォルダ作成手段と、
    前記フォルダ作成モードの下、前記画像選択手段の画像選択動作に応じて新規作成されたフォルダのアイコン画像を作成するアイコン画像作成手段であって、前記画像選択手段によって選択された画像の画像データに基づき前記アイコン画像を作成するアイコン画像作成手段と、
    前記記録媒体の記録領域に作成されたフォルダと、そのフォルダのアイコン画像の情報を記憶するフォルダ情報記憶手段と、
    前記フォルダ情報記憶手段に記憶された情報に基づいて前記記録媒体の記録領域に作成されたフォルダの一覧を前記アイコン画像が表示されたフォルダアイコンによって前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記表示手段に表示されたフォルダアイコンの中から所望のフォルダアイコンを選択して、前記撮像手段から取得された画像データの記録先となるフォルダを選択する記録先フォルダ選択手段と、
    前記記録先フォルダ選択手段によって選択されたフォルダに前記撮像手段から取得された画像データを記録させる記録制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  17. 前記フォルダ作成手段は、前記画像選択手段の画像選択動作に応じて前記記録媒体の記録領域にフォルダを新規作成した後、更に前記画像選択手段によって画像選択動作が行なわれると、その新規作成されたフォルダの下位層にフォルダを新規作成することを特徴とする請求項16に記載の撮像装置。
  18. 前記撮像装置のモードをアイコン画像変更モードに設定するアイコン画像変更モード設定手段と、
    前記アイコン画像変更モードの下、前記表示制御手段によって前記表示手段に一覧表示されたフォルダアイコンの中から所望のフォルダアイコンを選択して、アイコン画像の変更を希望するフォルダを選択するフォルダ選択手段と、
    前記フォルダ選択手段によって選択されたフォルダの新規アイコン画像を作成する新規アイコン画像作成手段であって、前記アイコン画像変更モードの下、前記表示手段に再生表示された画像の中から前記画像選択手段によって選択された画像に基づき前記新規アイコン画像を作成する新規アイコン画像作成手段と、
    前記フォルダ選択手段によって選択されたフォルダのアイコン画像の情報を新規アイコン画像の情報に書き換えて前記フォルダ情報記憶手段に記憶させるフォルダ情報更新手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項16又は17に記載の撮像装置。
  19. フォルダの一覧表示の指示に応じて記録媒体の記録領域に作成されているフォルダの一覧をフォルダアイコンによって表示装置に表示させるためにコンピュータを、
    各フォルダに格納されているファイルの個数又は容量に応じて各フォルダのフォルダアイコンの大きさを変えて前記表示装置に表示させる手段として機能させることを特徴とするファイル管理プログラム。
  20. 各フォルダに記録されているファイルの個数又は容量を各フォルダのフォルダアイコンの近傍に表示させるとともに、前記記録媒体に記録されているファイルの総個数又は総容量を前記表示装置に表示させる手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする請求項19に記載のファイル管理プログラム。
  21. フォルダの一覧表示の指示に応じて記録媒体の記録領域に作成されているフォルダの一覧をフォルダアイコンによって表示装置に表示させるファイル管理方法において、
    各フォルダに格納されているファイルの個数又は容量に応じて各フォルダのフォルダアイコンの大きさを変えて前記表示装置に表示させることを特徴とするファイル管理方法。
  22. 各フォルダに記録されているファイルの個数又は容量を各フォルダのフォルダアイコンの近傍に表示させるとともに、前記記録媒体に記録されているファイルの総個数又は総容量を前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項21に記載のファイル管理方法。
  23. フォルダの一覧表示の指示に応じて記録媒体の記録領域に作成されているフォルダの一覧をフォルダアイコンによって表示装置に表示させるファイル管理装置において、
    各フォルダに格納されているファイルの個数又は容量を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出されたファイルの個数又は容量に応じて各フォルダのフォルダアイコンの大きさを変えて前記表示装置に表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とするファイル管理装置。
  24. 前記表示制御手段は、各フォルダに記録されているファイルの個数又は容量を各フォルダのフォルダアイコンの近傍に表示させるとともに、前記記録媒体に記録されているファイルの総個数又は総容量を前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項23に記載のファイル管理装置。
  25. 記録媒体の記録領域にフォルダを作成し、該フォルダに撮像手段を介して取得した画像データを所定形式の画像ファイルとして記録する撮像装置において、
    表示手段と、
    前記記録媒体の記録領域に作成されたフォルダの一覧をフォルダアイコンによって前記表示手段に表示させる表示制御手段であって、各フォルダに記録された画像ファイルの個数又は容量に応じて各フォルダのフォルダアイコンの大きさを変えて表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  26. 前記表示制御手段は、各フォルダに記録されている画像ファイルの個数又は容量を各フォルダのフォルダアイコンの近傍に表示させるとともに、前記記録媒体に記録されている画像ファイルの総個数又は総容量を表示させることを特徴とする請求項25に記載の撮像装置。
  27. 記録媒体の記録領域に複数のフォルダを作成し、該複数のフォルダの中から指定されたフォルダにファイルを記録するためにコンピュータを、
    指定されたフォルダに格納するファイルに対して1つの記録媒体のなかで重複しないファイル名を付与する手段として機能させることを特徴とするファイル管理プログラム。
  28. 前記記録媒体の記録領域に作成されるフォルダには、個々のフォルダを識別するためのフォルダ名が付与され、記録先のフォルダに与えられたフォルダ名と、その記録先のフォルダ内で個々のファイルを識別するために与えられるファイル番号とを組み合わせて生成されるファイル名を付与することを特徴とする請求項27に記載のファイル管理プログラム。
  29. 記録媒体の記録領域に複数のフォルダを作成し、該複数のフォルダの中から指定されたフォルダにファイルを記録するファイル管理方法において、
    指定されたフォルダに格納するファイルに対して1つの記録媒体のなかで重複しないファイル名を付与することを特徴とするファイル管理方法。
  30. 前記記録媒体の記録領域に作成されるフォルダには、個々のフォルダを識別するためのフォルダ名が付与され、記録先のフォルダに与えられたフォルダ名と、その記録先のフォルダ内で個々のファイルを識別するために与えられるファイル番号とを組み合わせて生成されるファイル名を付与することを特徴とする請求項29に記載のファイル管理方法。
  31. 記録媒体の記録領域に複数のフォルダを作成し、該複数のフォルダの中から指定されたフォルダにファイルを記録するファイル管理装置において、
    前記フォルダに記録する画像ファイルにファイル名を付与して記録する記録制御手段を備え、該記録制御手段は、指定されたフォルダに格納するファイルに対して1つの記録媒体のなかで重複しないファイル名を付与することを特徴とするファイル管理装置。
  32. 前記記録媒体の記録領域に作成されるフォルダには、個々のフォルダを識別するためのフォルダ名が付与され、前記記録制御手段は、記録先のフォルダに与えられたフォルダ名と、その記録先のフォルダ内で個々のファイルを識別するために与えられるファイル番号とを組み合わせて生成されるファイル名を付与することを特徴とする請求項31に記載のファイル管理装置。
  33. 記録媒体の記録領域に複数のフォルダを作成し、該複数のフォルダの中から指定されたフォルダに撮像手段を介して取得した画像データを所定形式の画像ファイルとして記録する撮像装置において、
    前記フォルダに記録する画像ファイルにファイル名を付与して記録する記録制御手段を備え、該記録制御手段は、1つの記録媒体のなかで重複しないファイル名を付与して画像ファイルを記録することを特徴とする撮像装置。
  34. 前記記録媒体の記録領域に作成されるフォルダには、個々のフォルダを識別するためのフォルダ名が付与され、前記記録制御手段は、記録先のフォルダに与えられたフォルダ名と、その記録先のフォルダ内で個々の画像ファイルを識別するために与えられるファイル番号とを組み合わせて生成されるファイル名を画像ファイルに付与して画像ファイルを記録することを特徴とする請求項33に記載の撮像装置。
  35. 記録媒体の記録領域にフォルダを作成し、該フォルダに撮像手段を介して取得した画像データを所定形式の画像ファイルとして記録する撮像装置において、
    表示手段と、
    前記記録媒体の記録領域に作成されたフォルダの一覧をフォルダアイコンによって前記表示手段に表示させる表示制御手段であって、上位層のフォルダのフォルダアイコンに対して下位層のフォルダのフォルダアイコンを横方向に展開して表示させるとともに、同一階層のフォルダのフォルダアイコンを縦方向に並列して表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  36. 記録領域にフォルダを作成し、該フォルダにファイルを格納する記録媒体において、
    記録領域に作成されているフォルダと、そのフォルダのアイコン画像の情報が所定の記録領域に記録されていることを特徴とする記録媒体。
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