JP2016218322A - 内視鏡システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザのキー操作及び階層化されたフォルダを予め作成することなく、検査データの分類を簡略化することができる内視鏡システムを提供する。
【解決手段】内視鏡システム1は、被検体の検査画像を取得する撮像素子10と、被検体の外観画像を取得する頭部装着型ディスプレイ端末6と、頭部装着型ディスプレイ端末6により取得した外観画像に関連したフォルダを作成し、作成されたフォルダに検査画像を紐付けて記憶部4に記憶する制御部と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、内視鏡システムに関する。
従来より、内視鏡装置は、工業分野及び医療分野において広く利用されている。内視鏡装置は、観察対象物内に挿入する挿入部と、対象物内を撮像して得られた観察画像である内視鏡画像を表示する表示部を有する本体部とを備えて構成されたものが一般的である。内視鏡装置は、工業分野においては、その細長の挿入部をボイラ、エンジン等の内部に挿入して、内部の傷や腐食を観察、検査するために使用される。
工業分野の内視鏡は、エンジン内部のタービンブレード等のように、同形状の画像を複数枚撮影することが多いため、検査後の検査データを利用してレポート化を行う、あるいは、検査後の検査データを編集する際に、どこの画像を撮影したのかが画像から判別することが困難となる。
そこで、従来では、検査データにキー入力したコメントを付加して検査データを保存し、検査結果を別途編集していた。キー入力操作は、例えばリモートコントローラ(操作部)の十字キー等を用いて行うため、コメントの入力作業が煩雑で使用しないユーザも多かった。
そのため、例えば、特許文献1には、検査対象や検査日等の分類に応じて階層化されたフォルダを予め作成し、検査画像を決められた階層のフォルダに保存することで、検査対象の時系列変化の確認を容易に行うことができる内視鏡画像管理装置が開示されている。
特開2014−161379号公報
しかしながら、特許文献1の内視鏡画像管理装置では、予め分類を決め、フォルダの階層化を行う必要がいる。そのため、検査前に予め検査対象を把握してフォルダの階層を作成する必要があり、検査現場で突発的に発生した追加検査等を分類することができなかった。
そこで、本発明は、ユーザのキー操作及び階層化されたフォルダを予め作成することなく、検査データの分類を簡略化することができる内視鏡システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様の内視鏡システムは、被検体の検査画像を取得する撮像素子と、前記被検体の外観画像を取得する画像取得装置と、前記画像取得装置により取得した前記外観画像に関連したフォルダを作成するフォルダ作成部と、前記フォルダ作成部により作成された前記フォルダに前記検査画像を紐付けて記憶部に記憶する制御部と、を有する。
本発明の内視鏡システムによれば、ユーザのキー操作及び階層化されたフォルダを予め作成することなく、検査データの分類を簡略化することができる。
一実施形態に係る内視鏡システムの全体構成の一例を示す図である。 内視鏡システム1を用いて検査対象を検査する検査状況の一例を説明するための図である。 フォルダの作成及び画像の記録の例について説明するための図である。 LCD5に表示されるライブ画像に外観画像を重畳表示した例を説明するための図である。 LCD5に表示されるフォルダに外観画像を重畳表示した例を説明するための図である。 フォルダ作成及び画像記録処理の流れの例を示すフローチャートである。 熱交換器を検査する際の状態を説明するめの図である。 頭部装着型ディスプレイ端末6のカメラ20で取得した被検体の外観画像の例を示す図である。 頭部装着型ディスプレイ端末6のカメラ20で取得した被検体の外観画像をエリア分割した例を説明するための図である。 識別したアクセスポートAPの特徴付けの例を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
まず、図1を用いて、一実施の内視鏡システムの全体構成について説明する。図1は、一実施形態に係る内視鏡システムの全体構成の一例を示す図である。
図1に示すように、内視鏡システム1は、可撓性を有する細長の挿入部2と、挿入部2が接続される本体部3と、内視鏡画像等を記憶する記憶部4と、内視鏡画像や操作メニュー等が表示される表示部としての液晶パネル(以下、LCDと略す)5と、検査者(ユーザ)が頭部に装着する頭部装着型ディスプレイ端末6とを有して構成されている。なお、LCD5にタッチパネルが設けられていてもよい。また、記憶部4及びLCD5は、本体部3の外に設けられているが、本体部3に設けられていてもよい。
挿入部2の先端部7には、CCDまたはCMOS等の撮像素子10が設けられている。なお、撮像素子10の撮像面側には、図示しない対物レンズが配置されている。また、挿入部2の先端部7の基端側には、先端部7を所望の方向に湾曲させる図示しない湾曲部が設けられている。
また、挿入部2の先端部7には、視野方向や視野角特性等の光学特性を変換する図示しない光学アダプタが取り付け可能になっている。検査者は、検査箇所あるいは検査状況等に合わせて、視野方向や視野角特性が異なる光学アダプタを選択し、先端部7に取り付けることができる。
本体部3は、各種操作を行うための操作部11を有する。操作部11は、各種操作を行うための操作ボタンや湾曲部を湾曲させる湾曲ジョイスティック等を含んで構成されている。なお、操作部11は、本体部3に設けられているが、本体部3と電気的に接続され、操作者が本体部3から離れた場所で操作することができるリモートコントローラ等であってもよい。
また、本体部3は、頭部装着型ディスプレイ端末6からの画像データ(例えば、被検体の外観画像)を受信するアンテナ12と、アンテナ12を介して頭部装着型ディスプレイ端末6からの被検体の外観画像を受信する無線モジュール13と、撮像素子10からの撮像信号に所定の画像処理を施すカメラコントロールユニット(以下、CCUという)14と、撮像素子10からの内視鏡画像を保存するためのフォルダと、頭部装着型ディスプレイ端末6からの被検体の外観画像とを紐付けて、記憶部4に記憶する制御部15とを有する。制御部15は、内視鏡画像を保存するためのフォルダに被検体の外観画像を重畳してLCD5に表示させるOSD(On Screen Display)16を備える。
画像取得装置としての頭部装着型ディスプレイ端末6は、スマートグラスあるいはグーグルグラス(登録商標)等のメガネ型ウエアラブル端末である。この頭部装着型ディスプレイ端末6は、検査者の視点の画像を撮影するカメラ20と、カメラ20により撮影された画像を表示するディスプレイ21と、検査者の音声を検出するマイク22と、検査者の目の動きを検出するアイセンサ23とを有する。また、頭部装着型ディスプレイ端末6は、カメラ20により撮影した動画あるいは静止画を無線送信により本体部3のアンテナ12に送信することができる。
マイク22は、検査者の所定の音声を検出し、カメラ20に出力する。検査者が例えば「キャプチャ」と発声すると、マイク22がこの所定の音声を検出し、検出結果をカメラ20に出力する。カメラ20は、マイク22の検出結果に応じて静止画を撮影し、無線によりアンテナ12に撮影した静止画を送信する。
なお、頭部装着型ディスプレイ端末6での静止画の取得は、音声に限定されるものではない。例えば、検査者の所定の目の動きをアイセンサ23で検出し、静止画を取得するようにしてもよい。また、図示しない操作ボタンを操作し、ディスプレイ21にメニュー表示を行い、表示されたメニューから静止画取得操作を行い、静止画を取得するようにしてもよい。
アイセンサ23は、作業者の所定の目の動きを検出し、カメラ20に出力する。検査者が例えば「ウィンク」すると、アイセンサ23がこの所定の目の動きを検出し、検出結果をカメラ20に出力する。カメラ20は、アイセンサ23の検出結果に応じて静止画を撮影し、無線によりアンテナ12に撮影した静止画を送信する。
頭部装着型ディスプレイ端末6により取得された静止画(被検体の外観画像)は、アンテナ12を介して無線モジュール13により受信される。無線モジュール13は、受信した頭部装着型ディスプレイ端末6からの被検体の外観画像を制御部15に出力する。なお、被検体の外観画像は、頭部装着型ディスプレイ端末6で取得しているが、これに限定されることなく、例えば、無線送信機能を有したデジタルカメラで取得し、本体部3に無線送信するようにしてもよい。
フォルダ作成部としての制御部15は、無線モジュール13から被検体の外観画像が入力されると、後述するように、第1階層にフォルダを作成し、作成したフォルダに頭部装着型ディスプレイ端末6から被検体の外観画像を紐付けて記憶部4に記憶する。そして、制御部15は、CCU14から撮像素子10により撮像された内視鏡画像が入力されると、作成したフォルダに内視鏡画像を保存する。
ここで、内視鏡システム1を用いて検査対象を検査する検査状況と、フォルダの作成及び画像の記録について説明する。図2は、内視鏡システム1を用いて検査対象を検査する検査状況の一例を説明するための図であり、図3は、フォルダの作成及び画像の記録の例について説明するための図である。
図2(a)は、検査対象のエンジンEの外観を示している。エンジンEには、挿入部2を挿入するためのアクセスポートAPが設けられている。アクセスポートAPには、検査対象を識別するために、例えば「アクセスポート」及び「AP01」という文字列が隣接して設けられている。
図2(b)に示すように、エンジンE内には、ブレードB1〜B7が配置されている。検査者は、アクセスポートAPに挿入部2を挿入し、エンジンE内のブレードB1〜B7の内視鏡検査を行う。
検査者は、検査を開始する際に、頭部装着型ディスプレイ端末6のカメラ20により検査対象であるエンジンEの外観画像を取得する。この際、どこのアクセスポートAPを検査するのかを認識することができるように、アクセスポートAPに隣接して設けられている文字列等も合わせて撮影する。静止画を取得する場合、上述したように、検査者が「キャプチャ」等の所定の音声を発声することで、頭部装着型ディスプレイ端末6のカメラ20が撮影している外観画像(例えば図2(a)の疎破線24の範囲の静止画像)を取得する。このように取得された被検体の外観画像は、本体部3に無線送信され、アンテナ12及び無線モジュール13を介して制御部15に入力される。
制御部15は、頭部装着型ディスプレイ端末6から被検体の外観画像が入力されると、入力された被検体の外観画像が記憶部4に記憶されているか否かを判断する。すなわち、制御部15は、「AP01」のアクセスポートAPが既に検査済みか否かを判断している。制御部15は、入力された被検体の外観画像が記憶部4に記憶されていないと判断した場合、第1階層にフォルダを作成するとともに、入力された被検体の外観画像と作成したフォルダとを紐付けて記憶部4に記憶する。
検査者がアクセスポートAPに挿入部2を挿入し、撮像素子10によりブレードB1〜B7の内視鏡画像(検査画像)を取得すると、取得した内視鏡画像がCCU14を介して制御部15に入力される。制御部15は、図3(a)に示すように、作成した第1階層のフォルダ30の下に検査画像(ここでは、ブレードB1.jpeg〜ブレードB7.jpeg)を保存する。
一方、制御部15は、入力された被検体の外観画像が記憶部4に記憶されていると判断した場合、第1階層のフォルダ30の下に第2階層にフォルダを作成し、作成した第2階層のフォルダの下に内視鏡画像を保存する。より具体的には、制御部15は、図3(b)に示すように、既に検査済みの検査画像(ここでは、ブレードB1.jpeg〜ブレードB7.jpeg)を第2階層に作成した「1回目」のフォルダ32に保存し、新たに検査した検査画像(ここでは、ブレードB6.jpeg及びブレードB7.jpeg)を第2階層に作成した「2回目」のフォルダ33に保存する。なお、ファイル名は、第1階層のフォルダ30、あるいは、第2階層のフォルダ32及び33に内視鏡画像を保存する際に、制御部15が自動的に付加する。
また、OSD16は、LCD5に表示されるライブ画像に頭部装着型ディスプレイ端末6で取得した被検体の外観画像を重畳表示することができる。
図4は、LCD5に表示されるライブ画像に外観画像を重畳表示した例を説明するための図である。LCD5には、撮像素子10で撮像されているブレードB1のライブ画像が表示されている。OSD16は、このライブ画像に頭部装着型ディスプレイ端末6で取得したエンジンEの外観画像31を重畳してLCD5に表示する。この結果、図4に示すように、ライブ画像(内視鏡画像)に頭部装着型ディスプレイ端末6で取得した被検体の外観画像31を重畳した画像をLCD5に表示することができる。
なお、ライブ画像に重畳する被検体の外観画像31は、記憶部4に記憶されている画像に限定されることなく、例えば、頭部装着型ディスプレイ端末6で取得しているライブ画像を撮像素子10で取得しているライブ画像に重畳し、LCD5に表示するようにしてもよい。また、頭部装着型ディスプレイ端末6で取得した被検体の外観画像31をライブ画像に重畳するか否かは、ユーザが操作部11を操作して切り替えることができる。
また、OSD16は、LCD5に表示されるフォルダに頭部装着型ディスプレイ端末6で取得した被検体の外観画像を重畳表示することができる。
図5は、LCD5に表示されるフォルダに外観画像を重畳表示した例を説明するための図である。図5に示すように、OSD16は、フォルダ30のアイコンをLCD5に表示する際に、フォルダ30に紐付けられている外観画像31を重畳して表示する。また、検査者が「AP02」のアクセスポートAPの外観画像を頭部装着型ディスプレイ端末6で取得した場合、制御部15により新たにフォルダ34が作成される。OSD16は、新たに作成されたフォルダ34のアイコンに「AP02」のアクセスポートAPの外観画像35を重畳して表示する。
次に、このように構成された内視鏡システムのフォルダ作成及び画像記録処理について説明する。図6は、フォルダ作成及び画像記録処理の流れの例を示すフローチャートである。
まず、制御部15は、画像データを取得したか否かを判定する(ステップS1)。画像データを取得していないと判定した場合、NOとなり、ステップS1に戻り、同様の処理を繰り返す。一方、画像データを取得したと判定した場合、YESとなり、制御部15は、頭部装着型ディスプレイ端末6で取得した画像か否かを判定する(ステップS2)。
制御部15は、無線モジュール13から入力された画像かCCU14から入力された画像を判定することで、頭部装着型ディスプレイ端末6で取得した画像か否かを判定している。すなわち、制御部15は、無線モジュール13から入力された画像の場合、頭部装着型ディスプレイ端末6で取得した画像と判定し、CCU14から入力された画像の場合、頭部装着型ディスプレイ端末6で取得した画像でないと判定する。
頭部装着型ディスプレイ端末6で取得した画像と判定した場合、YESとなり、制御部15は、取得済みの画像か否かを判定する(ステップS3)。本実施形態では、記憶部4に記憶されている画像と頭部装着型ディスプレイ端末6で取得した画像とを比較する画像処理を行い、取得済みのアクセスポートAPの画像か否かを判定する。なお、頭部装着型ディスプレイ端末6で取得する画像(被検体の外観画像)はアクセスポートAPの画像に限定されるものではなく、他の画像であってもよい。
取得済みの画像でないと判定した場合、NOとなり、制御部15は、第1階層でフォルダを作成し、記録先フォルダに設定する(ステップS4)。そして、制御部15は、作成したフォルダに頭部装着型ディスプレイ端末6で取得した画像を紐付けて記憶部4に保存する(ステップS5)。次に、OSD16は、作成されたフォルダのアイコンに頭部装着型ディスプレイ端末6で取得した画像を重畳してLCD5に表示し(ステップS6)、ステップS1に戻る。
一方、ステップS3において、取得済みの画像であると判定した場合、YESとなり、制御部15は、第2階層でフォルダを作成し、記録先フォルダに設定し(ステップS7)、ステップS1に戻り、同様の処理を繰り返す。
また、ステップS2において、頭部装着型ディスプレイ端末6で取得した画像でないと判定した場合、NOとなり、制御部15は、設定された記録先フォルダにファイル名を付けて内視鏡画像を保存し(ステップS8)、ステップS1に戻り、同様の処理を繰り返す。
以上の処理により、頭部装着型ディスプレイ端末6で被検体の外観画像を取得すると、制御部15は、階層化したフォルダを作成し、フォルダに頭部装着型ディスプレイ端末6で取得した被検体の外観画像を紐付けて記憶部4に記憶する。さらに、制御部15は、階層化したフォルダの下に撮像素子10で撮影した検査画像を保存する。検査者は、フォルダに紐付けられた画像、すなわち、頭部装着型ディスプレイ端末6で取得した被検体の外観画像を確認することで、そのフォルダに紐付けて保存されている内視鏡画像がどの被検体の画像であるのかを容易に認識することができる。
よって、本実施形態の内視鏡システムによれば、ユーザのキー操作及び階層化されたフォルダを予め作成することなく、検査データの分類を簡略化することができる。
(変形例)
次に、上述した実施形態の変形例について説明する。
変形例では、被検体として熱交換器を検査する場合について説明する。図7は、熱交換器を検査する際の状態を説明するめの図である。図8は、頭部装着型ディスプレイ端末6のカメラ20で取得した被検体の外観画像の例を示す図であり、図9は、頭部装着型ディスプレイ端末6のカメラ20で取得した被検体の外観画像をエリア分割した例を説明するための図である。
熱交換器40は、図7に示すように、複数、ここでは、8つのアクセスポートAPを有して構成されている。このように複数のアクセスポートAPが存在する場合、エンジンEのアクセスポートAPと異なり、アクセスポートAPを識別するための文字列等が付けられていない。そのため、検査者は、これから検査を行うアクセスポートAPを指差しする。
頭部装着型ディスプレイ端末6のカメラ20は、図8に示すように、検査者が指差しした熱交換器40の外観画像を取得する。そして、頭部装着型ディスプレイ端末6は、図9に示すように、エリア分割した外観画像から検査者が指差ししたアクセスポートAPを識別し、特徴付けを行う。
図10は、識別したアクセスポートAPの特徴付けの例を説明するための図である。
頭部装着型ディスプレイ端末6は、識別したアクセスポートAPに枠41、あるいは、色42を付加する。なお、頭部装着型ディスプレイ端末6は、識別したアクセスポートAPに隣接して、所定の文字列(ここでは「AP02」)を付加するようにしてもよい。これにより、頭部装着型ディスプレイ端末6は、被検体の外観画像に複数存在するアクセスポートAPから検査者が指差ししたアクセスポートAPを特徴付けし、どこのアクセスポートに挿入部2を挿入したかを一目で判別可能にする。
頭部装着型ディスプレイ端末6は、このように特徴付けを行った被検体の外観画像を本体部3に無線送信する。本体部3の制御部15は、頭部装着型ディスプレイ端末6から被検体の外観画像が送信されると、上述した実施形態と同様に、第1階層にフォルダを作成し、作成したフォルダと被検体の外観画像を紐付ける。検査者は、挿入部2を検査対象のアクセスポートAPに挿入して検査を行うと、制御部15は、撮像素子10により撮影された内視鏡画像を作成したフォルダに保存する。
この結果、変形例の内視鏡システム1によれば、上述した実施形態と同様に、ユーザのキー操作及び階層化されたフォルダを予め作成することなく、検査データの分類を簡略化することができる。
なお、本明細書におけるフローチャート中の各ステップは、その性質に反しない限り、実行順序を変更し、複数同時に実行し、あるいは実行毎に異なった順序で実行してもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
1…内視鏡システム、2…挿入部、3…本体部、4…記憶部、5…LCD、6…頭部装着型ディスプレイ端末、7…先端部、10…撮像素子、11…操作部、12…アンテナ、13…無線モジュール、14…CCU、15…制御部、16…OSD、20…カメラ、21…ディスプレイ、22…マイク、23…アイセンサ、30,32〜34…フォルダ。

Claims (9)

  1. 被検体の検査画像を取得する撮像素子と、
    前記被検体の外観画像を取得する画像取得装置と、
    前記画像取得装置により取得した前記外観画像に関連したフォルダを作成するフォルダ作成部と、
    前記フォルダ作成部により作成された前記フォルダに前記検査画像を紐付けて記憶部に記憶する制御部と、
    を有することを特徴とする内視鏡システム。
  2. 前記制御部は、前記フォルダに前記外観画像を紐付けて前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システム。
  3. 前記検査画像を表示する表示部を更に有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内視鏡システム。
  4. 前記検査画像に前記外観画像を重畳して前記表示部に表示する重畳部を更に有することを特徴とする請求項3に記載の内視鏡システム。
  5. 前記重畳部は、前記外観画像を前記フォルダのアイコンに重畳して前記表示部に表示することを特徴とする請求項4に記載の内視鏡システム。
  6. 前記制御部は、前記画像取得装置で取得した前記外観画像が前記記憶部に存在する場合、作成された前記フォルダの下に新たなフォルダを作成し、前記新たなフォルダに前記検査画像を紐付けて記憶することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の内視鏡システム。
  7. 前記画像取得装置は、ユーザ視点のカメラを有した頭部装着型ディスプレイ端末であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の内視鏡システム。
  8. 前記頭部装着型ディスプレイ端末は、ユーザの所定の音声を検出するマイクを有し、
    前記マイクが前記所定の音声を検出した際に、前記外観画像を取得することを特徴とする請求項7に記載の内視鏡システム。
  9. 前記頭部装着型ディスプレイ端末は、ユーザの所定の目の動きを検出するアイセンサを有し、
    前記アイセンサが前記所定の目の動きを検出した際に、前記外観画像を取得することを特徴とする請求項7に記載の内視鏡システム。
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