JP2008141725A - 撮影装置及びその撮影装置に用いるファイル管理方法 - Google Patents

撮影装置及びその撮影装置に用いるファイル管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】PCへコピー済みのファイル情報を撮影装置側で検出して、コピー済みと済んでいないファイルを識別可能にするファイル識別可能方法を提供する。
【解決手段】撮影装置1は、ファイルを構成する撮影データをクラスタ単位で記録するファイル記録手段14と、PC2からの制御信号を受信する受信手段14と、受信された制御信号がファイルをコピーするコピーコマンドかを判別する判別手段14と、コピーコマンドと判別された場合に、PC2にコピーされている撮影データのクラスタ情報を記録する記録手段19と、ファイル記録手段により記録したすべてのクラスタ情報と、記録手段に記録されたクラスタ情報とを比較し、クラスタ情報がすべて一致するファイルを検出する検出手段14とを備え、検出されたファイルのみ削除する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内蔵された記録メディアに録画されている情報を外部記録装置に転送可能な撮影装置と、その撮影装置に用いるファイル管理方法に関する。
従来、撮影装置は、光ディスク、半導体メモリ、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)等の記録媒体を内蔵して、音声データ、静止画データや動画データ等のデータをその記録媒体に対して記録し、又はそれらのデータを記録媒体から再生する機能を有している。撮影装置としては、ビデオカメラ(カムコーダ)や電子スチルカメラ等があげられるが、以下、ビデオカメラを例として説明する。前述の光ディスクとしては、直径8cmサイズのデジタル・バーサタイル・ディスク(DVD:Digital Versatile Disk)が採用されている。また、半導体メモリとしては、SD(Secure Digital)メモリカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック(登録商標)等が採用されている。なお、以下の説明において、音声データ、静止画データや動画データを総称して撮影データという。
これらのビデオカメラに内蔵される記録媒体の容量は有限であるため、記録媒体の記録残容量が不足する前に、撮影データを外部記録装置のデータバックアップ領域に移動させる必要がある。例えば、外部記録装置として、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)があげられる。以下、外部記録装置はPCとして説明する。ビデオカメラは、ユニバーサル・シリアル・バス(USB:Universal Serial Bus)やIEEE1394などを用いた有線やIEEE802.11a/b/gなどを用いた無線によって、PCと接続することが可能である。ビデオカメラとPCとの間が接続されることにより、PCのデータバックアップ領域へ撮影データの転送が可能となる。例えば、データバックアップ領域として、PCに内蔵されたHDDや直径12cmサイズのDVDなどが用いられる。
ところで、ビデオカメラに内蔵された記録媒体からPCのデータバックアップ領域に撮影データをコピーした場合、ビデオカメラ内の記録媒体に記録されている撮影データは不要となる。一方、ビデオカメラ内の記録媒体からPCのデータバックアップ領域に撮影データを移動した場合、ビデオカメラ内の記録媒体に記録されたデータは残らない。しかし、撮影データを移動した場合には、PCの記録媒体の容量不足、接続ケーブルの不調、不慮の事故などの要因で撮影データが誤って削除される可能性がある。この誤って削除されることを防止するための画像データ(撮影データ)ファイルの伝送システムが、電子スチルカメラを例として、特許文献1に開示されている。
特開2002−252825号公報
従来の画像データファイルの伝送システムは、ユーザーが電子スチルカメラを操作してPCへ画像データファイルをコピーする。そして、PCが画像データファイルを受信後、受信完了信号を電子スチルカメラへ送信して電子スチルカメラ内の画像データファイルを削除する。従って、電子スチルカメラが操作する側(ホスト)であり、PCが操作される側(デバイス)となるシステム構成であった。
一方、PCと周辺機器とをUSBで接続して、Windows(登録商標)等のオペレーティングシステム(OS)付属のエクスプローラを用いることで、周辺機器からPCへの撮影データの転送が可能である。詳述すると、USBマスストレージクラスと呼ばれる仕様により、PC側からはその周辺機器が一つのドライブとして認識される。そのため、ユーザーは通常のドラッグ&ドロップ操作により、周辺機器内の記録媒体からPCへの撮影データの転送や削除を容易に行うことができる。現在では、このUSBマスストレージクラスに対応した周辺機器が多い。ビデオカメラもこの仕様を満たす周辺機器とすることができる。
しかし、この場合、PCが操作する側(ホスト)となり、ビデオカメラが操作される側(デバイス)となる。デバイスとなるビデオカメラは、撮影データを自在にコントロールすることができない状態となるため、PCへのコピーが完了した撮影データを確実に検出して削除することが困難であった。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、撮影装置がPCのデータバックアップ領域へのコピーを完了した撮影データの情報を検出して、それらの撮影データを簡単に選択して削除できる撮影装置、その撮影装置に用いるファイル管理方法を提供することを目的とする。
本発明は、前述した従来の技術の課題を解決するため、撮影装置及びその撮影装置に用いるファイル識別方法を提供するものである。
外部記録装置(2)と有線または無線にて接続可能な撮影装置(1)において、被写体を撮影して撮影データを出力する撮影手段(11,12,13,14)と、撮影手段により撮影された撮影データを、第1のクラスタ情報が付与された1または複数のクラスタとして記録媒体(17)に記録し、1または複数のクラスタを1つのデータファイルとして管理する第1の記録手段(14)と、外部記録装置と撮影装置が接続された状態で、外部記録装置が記録媒体に記録された複数のデータファイルの内のいずれかを読み出す場合に、外部記録装置により供給される制御信号を受信する受信手段(14)と、制御信号が、データファイルをコピーするためのコピーコマンドであるか否かを判別するコピーコマンド判別手段(14)と、コピーコマンド判別手段によって、制御信号がコピーコマンドと判別された場合、外部記録装置が読み出すデータファイル内の撮影データに対応した第1のクラスタ情報を読み出し、第2のクラスタ情報として記録媒体(17,19)に記録する第2の記録手段(14)と、記録媒体に記録された1つのデータファイル内に含まれるすべての第1のクラスタ情報と第2のクラスタ情報とを比較して、第1のクラスタ情報と第2のクラスタ情報とが一致するデータファイルをコピー済みのデータファイルとして検出する検出手段(14)と、検出手段により検出されたコピー済みのデータファイルと、コピーされていないデータファイルとを識別可能にする識別可能化手段(14)とを備える撮影装置である。
また、識別可能化手段は、記録媒体(17,19)にフォルダを作成するフォルダ作成手段(14)と、フォルダ作成手段により作成されたフォルダ内に、検出手段においてコピー済みであるとして検出されたデータファイルを移動させるファイル移動手段(14)とを備える撮影装置である。
また、識別可能化手段は、記録媒体(17,19)にリストファイルを作成するリストファイル作成手段(14)と、リストファイル作成手段により作成されたリストファイルに対して、検出手段においてコピー済みであるとして検出されたデータファイルの情報を記録するファイル情報記録手段(14)とを備える撮影装置である。
また、識別可能化手段は、記録媒体(17,19)に記録されているデータファイルよりサムネイル画像を記録媒体に作成するサムネイル画像作成手段(14)と、検出手段において検出されたコピー済みデータファイルとコピーされていないデータファイルとを区別して表示する表示手段(14)とを備える撮影装置である。
また、記録媒体(17,19)は、ハードディスクドライブよりなる撮影装置である。
また、撮影データを記録する第1の記録媒体(17)と、第2のクラスタ情報を記録する第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体(19)を備える撮像装置である。
また、第1の記録媒体(17)は、ハードディスクドライブよりなる撮像装置である。
また、外部記録装置(2)と有線または無線にて接続可能な撮影装置(1)に用いられるファイル管理方法において、被写体を撮影して撮影データを出力する撮影ステップ(11,12,13,14)と、撮影ステップにより撮影された撮影データを、第1のクラスタ情報が付与された1または複数のクラスタとして記録媒体(17)に記録し、1または複数のクラスタを1つのデータファイルとして管理する第1の記録ステップ(14)と、外部記録装置と撮影装置が接続された状態で、外部記録装置が記録媒体に記録された複数のデータファイルの内のいずれかを読み出す場合に、外部記録装置により供給される制御信号を受信する受信ステップ(14)と、制御信号が、データファイルをコピーするためのコピーコマンドであるか否かを判別するコピーコマンド判別ステップ(14)と、コピーコマンド判別ステップによって、制御信号がコピーコマンドと判別された場合、外部記録装置が読み出すデータファイル内の撮影データに対応した第1のクラスタ情報を読み出し、第2のクラスタ情報として記録媒体(19)に記録する第2の記録ステップ(14)と、記録媒体に記録された1つのデータファイル内に含まれるすべての第1のクラスタ情報と第2のクラスタ情報とを比較して、第1のクラスタ情報と第2のクラスタ情報とが一致するデータファイルをコピー済みのデータファイルとして検出する検出ステップ(14)と、検出ステップにより検出されたコピー済みのデータファイルと、コピーされていないデータファイルとを識別可能にする識別可能化ステップ(14)とを含むファイル管理方法である。
また、識別可能化ステップは、記録媒体(17,19)にフォルダを作成するフォルダ作成ステップ(14)と、フォルダ作成ステップにより作成された前記フォルダ内に、検出ステップにおいてコピー済みであるとして検出されたデータファイルを移動させるファイル移動ステップ(14)とを含むファイル管理方法である。
識別可能化ステップは、記録媒体(17,19)にリストファイルを作成するリストファイル作成ステップ(14)と、リストファイル作成ステップにより作成されたリストファイルに対して、検出ステップにおいてコピー済みであるとして検出されたデータファイルの情報を記録するファイル情報記録ステップ(14)とを含むファイル管理方法である。
識別可能化ステップは、記録媒体(17,19)に記録されているデータファイルよりサムネイル画像を記録媒体に作成するサムネイル画像作成ステップ(14)と、検出ステップにおいて検出されたコピー済みデータファイルとコピーされていないデータファイルとを区別して表示する表示ステップ(14)とを含むファイル管理方法である。
本発明によれば、撮影装置及びその撮影装置に用いるファイル管理方法は前述の構成を有するので、撮影装置がデバイスとなる場合でも、撮影装置側において外部記録装置のデータバックアップ領域へのコピーが完了した撮影データの検出を行うことができる。そのため、撮影装置内の記録媒体に記録されている撮影データを簡単に選択して削除できる。すなわち、外部記録装置と撮影装置を接続して撮影データをコピーする際、撮影装置は外部記録装置のデータバックアップ領域へコピーした撮影データの情報を検出して、撮影装置内の例えばSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等に記憶しておく。そのため、撮影装置は、コピー済みの撮影データより構成されるデータファイルとコピー済みでないデータファイルとを容易に区別して表示させることができる。そして、コピーがすべて完了した後、ユーザーは撮影装置本体を操作することにより、外部記録装置へのコピーが完了したデータファイルを簡単に選択して、撮影装置内の記録媒体からそのデータファイルを削除することができる。
以下、本発明の実施形態に係るビデオカメラについて図1から図7を用いて説明する。図1は本発明の実施形態に係るビデオカメラの構成例を示すブロック図である。図2は本発明の実施形態におけるFATファイルシステムの一例を示す図である。図3は本発明の実施形態におけるデータファイルコピーの一連の流れを示すフローチャートである。図4は本発明の実施形態におけるコピーされたデータファイル検出の一連の流れを示すフローチャートである。図5は本発明の実施形態におけるデータファイル削除の一連の流れを示すフローチャートである。図6は本発明の実施形態におけるデータファイル削除の具体的な画面の一例を示す図である。図7は本発明の実施形態におけるデータファイル削除の具体的な画面の他の一例を示す図である。
図1は本発明の実施形態に係るビデオカメラの構成例を示すブロック図である。以下、ビデオカメラを例にして説明するが、ビデオカメラに限られるものではなく、同様の機能を有する電子スチルカメラなどの撮影機器であってもよい。最初に、ビデオカメラ1で撮影データを記録する場合について説明する。光学系11は被写体からの入射光をCCD(Charge Coupled Devices)12上に投射させる。CCD12は、光学系11より得られた被写体からの光を電気信号に変換して、その電気信号をアナログフロントエンド13へ供給する。なお、後述する信号処理ブロック14は、CCD12の垂直ドライバとして機能するタイミングジェネレータ/Vドライバ15へ同期信号を出力する。タイミングジェネレータ/Vドライバ15は、この同期信号に基づいてタイミング信号を生成し、そのタイミング信号に基づいてCCD12を動作させるためのCCD用駆動信号を出力する。CCD12は、このCCD用駆動信号により動作を制御される。
アナログフロントエンド13は、CCD12から供給された電気信号のノイズを除去して、AD(analog to digital)変換を行い、信号処理ブロック14へ供給する。信号処理ブロック14は、信号処理制御用の専用マイコンを搭載している。また、信号処理ブロック14は、ROM(Read Only Memory)16に記憶されているプログラムに基づいて、アナログフロントエンド13より供給された信号に対して所定の処理を行う。すなわち、動画に対してはMPEGコーデック圧縮、音声に対してはAC3コーデック圧縮、静止画に対してはJPEGコーデック圧縮等の信号処理を行って、撮影データを生成する。撮影データは、ビデオカメラ1に内蔵された又はコネクタを介して接続された記録媒体17に書き込まれる。なお、1または複数の撮影データが、1つのデータファイルで管理されて、後述する方法により記録媒体17に記録される。また、記録媒体17としては、HDD、半導体メモリ、DVD等が望ましく、特にHDD等のビデオカメラ1内から容易に取り出せない記録メディアで構成される場合に有効である。
前述のデータファイルは、ビデオカメラ1に取り付けられている液晶等の表示モニタ18により、画像表示させることができる。なお、表示モニタ18は後述するサムネイル画像の表示も可能である。また、データファイルは、ビデオ入出力端子(Video I/O、Audio I/O)に供給されて、外部接続したディスプレイ装置21に表示させることも可能である。また、データファイルは外部記録装置2に転送させることも可能である。ここでは、外部記録装置2は、PC2として説明する。ビデオカメラ1とPC2との間は、USBやIEEE1394などの有線接続、またはIEEE802.11gやWireless USBなどの無線接続が可能である。以下、ビデオカメラ1とPC2の間はUSB接続されるものとして説明する。
ビデオカメラ1とPC2とがUSBにより接続された場合、PC2側からはそのビデオカメラ1の記録媒体17が1つのドライブとして認識される構成となっている。すなわち、ビデオカメラ1は前述のUSBマスストレージクラス仕様に対応した機器である。よって、PC2はホスト、ビデオカメラ1はデバイスとの関係になり、PC2はビデオカメラ1の記録媒体17に記録されているデータファイルの読み出し、あるいは記録媒体17に対してデータファイルの書き換え及び削除することができる。
しかし、PC2からビデオカメラ1内のデータファイルの書き換えや削除が可能となっているために、ビデオカメラ1内の記録媒体17上のデータファイルがコピー中に誤って削除されることがある。例えば、削除される要因として、ユーザーによるPC2の誤操作、撮影データの受け側となるPC2側の記録容量不足、転送可能なファイル数やファイルサイズの制限、PC2の不具合、接続信号線の切断、ビデオカメラ1またはPC2の電源の遮断などが挙げられる。
このため、ビデオカメラ1では、記録媒体17上のデータファイルの削除や書き換えができないようにするモード(PC書き込み禁止モード)を設けている。このモードは、設定メニューや専用スイッチなどにより、ビデオカメラ1の記録媒体17上のデータファイルの削除及び書き換えができないようにフラグを立てるモードである。このモードを設けることにより、ビデオカメラ1の記録媒体17上のデータファイルは不慮の事故があった場合でも保護されている。
図2は、データファイルの保存としてFAT(File Allocation Table)ファイルシステムを使用した例を示している。FATファイルシステムでは、記録媒体17上のセクタはクラスタと呼ばれる単位にまとめられて管理される。1つのクラスタには1つの撮影データが割り当てられる。データファイルは、そのファイルに含まれるクラスタの数に対応した1または複数の撮影データで構成される。1つのデータファイルに含まれるクラスタの個数、すなわち撮影データの個数は撮影時間によるものである。
FATと呼ばれるテーブルには、あるクラスタにおいて、撮影データの続きの情報に相当する次のクラスタ番号が記録されている。また、FATのテーブルとは別にディレクトリと呼ばれるテーブルがある。ディレクトリにはファイル名と先頭のクラスタ番号の情報が記録されている。また、データ領域には、1つのクラスタに1つの撮影データを割り当てて、すべての撮影データが記録される。ここで、1つの撮影データに割り当てられた1つのクラスタ番号を第1のクラスタ情報という。
図2に示すFATファイルシステムにおいて、「A」、「B」、「C」のデータファイルが記録されている。ここで、データファイル「A」には撮影データ「a1」、「a2」、「B」のデータファイルには撮影データ「b1」、「b2」、「b3」、「C」のデータファイルには撮影データ「c」がそれぞれ含まれている。例えば、データファイル「A」を読み出す場合には、ディレクトリのファイル名「A」を参照して先頭のクラスタ番号「0」の情報を得る。次に、FATの中で、この先頭のクラスタ番号「0」を参照して、次のクラスタ番号「1」の情報を得る。更に、FATの中で、このクラスタ番号「1」を参照して、次のクラスタ番号「終了」の情報を得る。「終了」は、そのファイルに含まれる撮影データの最後のクラスタ番号であったことを意味する。そして、このクラスタ番号「0」と「1」に対応したデータ領域の撮影データ「a1」及び「a2」を読み出す。
上述のようにPC2からはそのビデオカメラ1の記録媒体17が1つのドライブとして認識される。そのため、ビデオカメラ1側は、PC2によるデータファイルの読み出しが単純に再生するために行われているのか、それともコピーのために行われているのかを判別することができない。そこで、PC2は単純な再生のために読み出す信号(再生コマンド)、またはコピーのために読み出す信号(コピーコマンド)をCPU(Central Processing Unit)22(図1)の指示によりバス24(図1)を通してビデオカメラ1側へ供給する。ビデオカメラ1は、それらの信号に基づいて、後述する読み出されたデータファイルを特定する処理に進むか否かを判断することができる。これらの信号を供給するプログラムは、ソフトウェアをインストールするなどしてPC2内に予め記憶されている。
図3は、ビデオカメラ1からPC2へデータファイルをコピーするフローチャートを示している。最初に、ビデオカメラ1はUSBによりPC2と接続される(図3、ステップS01)。次に、PC2から供給された信号は、コピーコマンドか否かを判定する(図3、ステップS02)。コピーコマンドでない場合(再生コマンドの場合)(N)、PC2で再生するためにデータファイルが読み出される。よって、ビデオカメラ1の記録媒体17から読み出されたデータファイルを削除することはできないので、クラスタ番号を記録する処理は行わない。そして、PC2で再生するために、ビデオカメラ1の記録媒体17からデータファイルが読み出される(図3、ステップS06)。再生のための読み出しが終了した後、PC2との接続を切断して処理を終了する(図3、ステップS06)。
ステップS02でコピーコマンドの場合(Y)、ビデオカメラ1の信号処理ブロック14は、すべてのデータファイルがコピーされたか否かを判定する(図3、ステップS03)。すべてのデータファイルがPC2へコピーされた場合(N)、PC2との接続を切断して、後述するクラスタ番号の記録処理を終了する(図3、ステップS04)。PC2へコピーするデータファイルが残っている場合(N)、データファイルの転送が始まる。データファイルの転送は、そのファイル内に含まれる撮影データ毎に行われる。信号処理ブロック14は、転送された撮影データのクラスタ番号を第2のクラスタ情報としてSDRAM19(図1)に記録する(図3、ステップS05)。そして、ステップS04に戻る。なお、SDRAM19は、PC2側からアクセスできない一時的に記録内容を保持できる記録装置である。
なお、ビデオカメラ1の記録媒体17からPC2のデータバックアップ領域23(図1)にコピーする場合、PC2内のCPU22は、ビデオカメラ1の記録媒体17上のFATとディレクトリの情報を読み取って、その情報からデータ領域(図2)に記録されている撮影データをコピーする。なお、データバックアップ領域23は、HDD、半導体メモリ、DVD等で構成される。
図4は、ビデオカメラ1からPC2へコピーされたファイルを検出するフローチャートを示している。ビデオカメラ1とPC2との接続が切断された後(図3、ステップS05)、信号処理ブロック14はコピーされて削除してもよいデータファイルを移動するために、新規フォルダをSDRAM19に作成する(図4、ステップS11)。なお、新規のフォルダ名には、削除やコピーが完了したことを示すもの(例えば、「delete」、「copied」)、コピーの日付や時刻等の情報(例えば、PC20061102-1042)を加えてもよい。
そして、SDRAM19に記録されているクラスタ番号(第2のクラスタ情報)があるか否かを判断する(ステップS12)。記録されているクラスタ番号がない場合(N)、処理を終了する。記録されているクラスタ番号がある場合(Y)、SDRAM19に記録されているクラスタ番号を1つ読み出す(図4、ステップS13)。
次に、ディレクトリ(図2)の中の先頭クラスタ番号と、ステップS13で読み出したクラスタ番号が一致するか否かを判断する(図4、ステップS14)。双方のクラスタ番号が一致しない場合(N)、読み出されたクラスタ番号を読み出し済みにして(図4、ステップS20)、後述するステップS19に進む。双方のクラスタ番号が一致する場合(Y)、FATの情報からそのクラスタ番号を含むデータファイル内のすべてのクラスタ番号(第1のクラスタ情報)を取得する(図4、ステップS15)。データファイル内のすべてのクラスタ番号(第1のクラスタ情報)がSDRAM19に記録されているクラスタ番号(第2のクラスタ情報)であるか否かを判断する(図4、ステップS16)。
ステップS16で、1つのデータファイル内に含まれるはずのクラスタ番号(第1のクラスタ情報)に対して、SDRAM19に一部のみのクラスタ番号(第2のクラスタ情報)が記録されている場合(N)、PC2のデータバックアップ領域23に完全な形でコピーが済んでいないことになるので、データファイルは新規フォルダ内へは移動されずに、後述するステップS18に進む。SDRAM19にすべてのクラスタ番号(第2のクラスタ情報)が記録されている場合(Y)、PC2のデータバックアップ領域23に完全な形でコピーが済んだことになるので、記録媒体17からステップS11で作成された新規フォルダにそのデータファイルを移動する(図4、ステップS17)。そして、そのデータファイル内のすべてのクラスタ番号(第2のクラスタ情報)をSDRAM19から削除する(図4、ステップS18)。以上のようにして、コピー済みのデータファイルとコピーが済んでいないデータファイルとを識別可能にする。
そして、一回も読み出されていないクラスタ番号(第2のクラスタ情報)がSDRAM19に記録されているのか否かを判断する(図4、ステップS19)。一回も読み出されていないクラスタ番号(第2のクラスタ情報)がない場合(N)、処理を終了する。一回も読み出されていないクラスタ番号(第2のクラスタ情報)がある場合(Y),ステップS13に戻って同様の処理を繰り返す。以上のようにして、コピー済みのデータファイルを特定してファイル管理が行われる。
ここで、図3、4に示したフローチャートを具体例に基づいて説明する。例えば、PC2のCPU22よりコピーのために読み出されて、ビデオカメラ1のSDRAM19に記録されているクラスタ番号(第2のクラスタ情報)が「0、1、2、3」の場合を考える。信号処理ブロック14は、SDRAM19からクラスタ番号「0」を読み出す。ディレクトリを参照して、クラスタ番号「0」は先頭のクラスタ番号に一致するとの情報を取得する。そして、FATを参照して、そのファイルの全クラスタ番号(第1のクラスタ情報)は「0、1」であるとの情報を取得する。クラスタ番号(第2のクラスタ情報)「0、1」はSDRAM19にすべて記録されている。よって、クラスタ番号「0、1」に相当するファイル「A」はPC2のデータバックアップ領域23に完全にコピーされたことになる。よって、ファイル「A」はコピー済みのものとして検出されて、新規フォルダに移動され、クラスタ番号(第2のクラスタ情報)「0、1」は、SDRAM19から削除される。
同様にして、残りのクラスタ番号「2、3」について説明する。信号処理ブロック14は、SDRAM19からクラスタ番号「2」を読み出す。ディレクトリを参照して、クラスタ番号「2」は先頭のクラスタ番号であるとの情報を取得する。そして、FATを参照すると、そのファイルの全クラスタ番号(第1のクラスタ情報)は「2、3、6」であるとの情報を取得する。そのクラスタ番号「2、3、6」に含まれるクラスタ番号「6」は、SDRAM19に記録されていない。よって、クラスタ番号「2、3、6」に相当するファイル「B」はPC2のデータバックアップ領域23へのコピー中に処理が終了されたことになる。よって、ファイル「B」はコピーが済んでいないものとして検出され、ファイル「B」は新規フォルダに移動されることはない。そして、クラスタ番号(第2のクラスタ情報)「2、3」は、SDRAM19から削除される。
上述の説明は、ビデオカメラ1側での検出方法について説明したが、PC2側でデータファイルが完全にコピーされたか否かを検出する構成としてもよい。ビデオカメラ1とPC2とが接続された場合、PC2は、ビデオカメラ1の記録媒体17上に記録されているすべてのファイルサイズを予め読み出す。ビデオカメラ1の記録媒体17からPC2のデータバックアップ領域23にコピーされた後、そのコピーされたファイルサイズと予め読み出されたファイルサイズとを比較する。両者のファイルサイズが同じであれば、すべてのデータファイルを読み出したことになる。そして、PC2はビデオカメラ1に対してコピー完了の信号を送信する。コピー完了の信号を受信したビデオカメラ1側は、記録媒体17内のデータファイルはコピー済みのものとして処理を行う。
次に、コピーが完了したものとして検出されたデータファイルを削除する方法について、図5、6を参照して説明する。図5は、コピーが完了したファイルを削除するフローチャートを示している。図6は、コピーが完了したファイルを削除するまでの具体的な画面の一例を示している。
最初に、画像表示またはファイル削除を選択するために、信号処理ブロック14は「画像表示選択画面」(図6(a))を表示モニタ18に表示する(図5、ステップS21)。そして、表示された「画像表示選択画面」の中から、「終了」(図6(a))が選択されたか否かを判断する(図5、ステップS22)。ユーザーにより、「終了」が選択された場合、処理を終了する。「終了」以外が選択された場合、コピーされたファイル「PCコピー情報表示」(図6(a))が選択されたか否かを判断する(図5、ステップS23)。ユーザーにより、「画像表示」(図6(a))が選択された場合(N)、データファイルを削除する処理は行わず、所定の画像を表示する処理(図5、ステップS28)へ進む。本発明はデータファイルの削除方法に関するものであるので、ステップS28以降の画像表示については省略する。
ユーザーにより、「PCコピー情報表示」が選択された場合(Y)、新規フォルダへ移動されたデータファイルの中から削除するデータファイルを選択するために、「削除ファイル選択画面」(図6(b))を表示する(図5、ステップS24)。「削除ファイル選択画面」には、PC2にコピーされたデータファイルに関する日時等の情報が表示される。ユーザーにより、「削除ファイル選択画面」から何れかの削除ファイルが選択されると、「削除ファイル確認画面」(図6(c))を表示する(図5、ステップS25)。例えば、「削除ファイル確認画面」として「2005/10/18 PCコピーを削除しますか?」という画面を表示し、「Yes」(図6(c))が選択されたか否かを判断する(図6、ステップS26)。
ユーザーにより、「削除ファイル確認画面」から「No」が選択された場合(N)、ステップS21に戻る。「削除ファイル確認画面」から「Yes」が選択された場合(Y)、信号処理ブロック14はステップS24で選択されたデータファイルを削除する(図5、ステップS27)。その後、ステップS21に戻り同様の処理を繰り返す。なお、ステップS21で削除するデータファイルを複数選択することも可能である。
図7は、コピーが完了したデータファイルを削除するまでの具体的な画面の別の一例を示している。最初に、画像表示または他のメニューを選択するために、信号処理ブロック14は「画像表示選択画面」(図7(a))を表示モニタ18に表示する。そして、ユーザーにより「画像表示」(図7(a))が選択された場合、信号処理ブロック14はSDRAM19内に記録媒体17及びSDRAM19に記録されたデータファイルのサムネイル画像を作成する。そして、「サムネイル画像表示画面」(図7(b))が表示される。なお、サムネイル画像は、「画像表示」(図7(a))が選択された場合に作成される場合に限るものではない。例えば、撮影データが記録媒体17に記録されるときにサムネイル画像を作成して、そのサムネイル画像を記録媒体17に記録しておく方法でもよい。
サムネイル画像を表示する際、PC2のデータバックアップ領域23へコピー済みのデータファイルについては、サムネイル画像にコピー済みが分かるように表示がなされる。例えば、図7(b)に示した「PCコピー」の表示である。また、コピーが完了したデータファイルのサムネイル画像には、日時などの情報を表示してもよい。以上のように表示することで、コピー済みのデータファイルとコピーが済んでいないデータファイルの識別を可能にする。
そして、ユーザーにより、サムネイル画像の1つが選択されると、「削除ファイル確認画面」(図7(c))を表示する。例えば、「削除ファイル確認画面」として「PCコピーファイルを削除しますか?」(図7(C))という表示がなされる。ユーザーにより、「削除ファイル確認画面」から「Yes」(図7(c))が選択されると、信号処理ブロック14は選択されたファイルを削除する。なお、ファイルの削除は、「PC書込み禁止モード」を解除して、PC2からビデオカメラ1へアクセスして行ってもよい。
上述した実施形態では、コピー済みのデータファイルとコピー済みでないデータファイルとの識別を可能にする方法として、コピー済みのデータファイルをフォルダに移動、あるいはサムネイル画像により表示するものとして説明した。しかし、コピー済みのデータファイル名をリストに記録することにより、識別可能としてもよい。例えば、ステップS11で、新規のコピー済みリストをSDRAM19に作成する。そして、ステップS17でこのコピー済みリストにファイル名を記録する。コピー済みファイルには、そのファイル名、コピーの日付や時刻、そして通信により得られたコンピュータ名や型番、操作ユーザー名等のPC2の情報を加えてもよい。新規フォルダと、新規のコピー済みリストの双方を作成するとしてもよい。撮影データは記録媒体(第1の記録媒体)に記録され、新規フォルダや新規のコピー済みリストはSDRAM19(第2の記録媒体)に作成されものとして説明したが、新規フォルダや新規のコピー済みリストは記録媒体17(第1の記録媒体)に作成されるとしてもよい。また、新規フォルダや新規のリストを作成せず、コピー済みのデータファイルのみにコピー済みのフラグを立て、このフラグに基づいてデータファイルを削除してもよい。
また、上述した実施形態では、ビデオカメラ1側でコピー済みのデータファイルを検出してユーザーに報知し、それに基づいてユーザーがファイルを削除する指示を与えるというファイル管理方法となっている。しかし、ビデオカメラ1側でコピー済みのデータファイルを検出すると共に、検出されたデータファイルを自動的に削除する方法にしてもよい。
なお、USB接続及びUSBマスストレージクラスによる転送方法を用いて説明したが、それと同等の機能を有する転送方法であればよい。例えば、ビデオカメラ1とPC2の間を無線LANで接続し、PTP/IP(Picture Transfer Protocol over Internet Protocol)と呼ばれる通信プロトコルを用いることにより、上述してきたPC2側での操作が可能である。
本発明に係る撮影装置及びその撮像装置に用いるファイル管理方法は、外部記録装置と接続して、データファイルを転送できるよう構成されたビデオカメラ、または電子スチルカメラなどに適用可能である。
本発明の実施形態に係るビデオカメラの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるFATファイルシステムの一例を示す図である。 本発明の実施形態におけるデータファイルコピーの一連の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態おけるコピーされたデータファイル検出の一連の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態におけるデータファイル削除の一連の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態におけるデータファイル削除の具体的な画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態におけるデータファイル削除の具体的な画面の他の一例を示す図である。
符号の説明
1 ビデオカメラ
2 外部記録装置(PC:パーソナルコンピュータ)
11 光学系
12 CCD
13 アナログフロントエンド
14 信号処理ブロック
15 タイミングジェネレータ/Vドライバ
16 ROM
17 記録媒体
18 表示モニタ
19 SDRAM
21 テレビ
22 CPU
23 データバックアップ領域
24 バス

Claims (11)

  1. 外部記録装置と有線または無線にて接続可能な撮影装置において、
    被写体を撮影して撮影データを出力する撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影された撮影データを、第1のクラスタ情報が付与された1または複数のクラスタとして記録媒体に記録し、前記1または複数のクラスタを1つのデータファイルとして管理する第1の記録手段と、
    前記外部記録装置と前記撮影装置が接続された状態で、前記外部記録装置が記録媒体に記録された複数の前記データファイルの内のいずれかを読み出す場合に、前記外部記録装置により供給される制御信号を受信する受信手段と、
    前記制御信号が、前記データファイルをコピーするためのコピーコマンドであるか否かを判別するコピーコマンド判別手段と、
    前記コピーコマンド判別手段によって、前記制御信号が前記コピーコマンドと判別された場合、前記外部記録装置が読み出すデータファイル内の撮影データに対応した第1のクラスタ情報を読み出し、第2のクラスタ情報として記録媒体に記録する第2の記録手段と、
    前記記録媒体に記録された1つのデータファイル内に含まれるすべての第1のクラスタ情報と第2のクラスタ情報とを比較して、前記第1のクラスタ情報と前記第2のクラスタ情報とが一致するデータファイルをコピー済みのデータファイルとして検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記コピー済みのデータファイルと、コピーされていないデータファイルとを識別可能にする識別可能化手段と、
    を備えることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記識別可能化手段は、
    前記記録媒体にフォルダを作成するフォルダ作成手段と、
    前記フォルダ作成手段により作成された前記フォルダ内に、前記検出手段においてコピー済みであるとして検出された前記データファイルを移動させるファイル移動手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記識別可能化手段は、
    前記記録媒体にリストファイルを作成するリストファイル作成手段と、
    前記リストファイル作成手段により作成された前記リストファイルに対して、前記検出手段においてコピー済みであるとして検出された前記データファイルの情報を記録するファイル情報記録手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  4. 前記識別可能化手段は、
    前記記録媒体に記録されているデータファイルよりサムネイル画像を前記記録媒体に作成するサムネイル画像作成手段と、
    前記検出手段において検出されたコピー済みデータファイルとコピーされていないデータファイルとを区別して表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  5. 前記記録媒体は、ハードディスクドライブであることを特徴とする請求項1ないし4のいずか1項に記載の撮影装置。
  6. 前記撮影データを記録する第1の記録媒体と、前記第2のクラスタ情報を記録する第1の記録媒体とは異なる第2の記録媒体を備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記第1の記録媒体は、ハードディスクドライブであることを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  8. 外部記録装置と有線または無線にて接続可能な撮影装置に用いられるファイル管理方法において、
    被写体を撮影して撮影データを出力する撮影ステップと、
    前記撮影ステップにより撮影された撮影データを、第1のクラスタ情報が付与された1または複数のクラスタとして記録媒体に記録し、前記1または複数のクラスタを1つのデータファイルとして管理する第1の記録ステップと、
    前記外部記録装置と前記撮影装置が接続された状態で、前記外部記録装置が記録媒体に記録された複数の前記データファイルの内のいずれかを読み出す場合に、前記外部記録装置により供給される制御信号を受信する受信ステップと、
    前記制御信号が、前記データファイルをコピーするためのコピーコマンドであるか否かを判別するコピーコマンド判別ステップと、
    前記コピーコマンド判別ステップによって、前記制御信号が前記コピーコマンドと判別された場合、前記外部記録装置が読み出すデータファイル内の撮影データに対応した第1のクラスタ情報を読み出し、第2のクラスタ情報として記録媒体に記録する第2の記録ステップと、
    前記記録媒体に記録された1つのデータファイル内に含まれるすべての第1のクラスタ情報と第2のクラスタ情報とを比較して、前記第1のクラスタ情報と前記第2のクラスタ情報とが一致するデータファイルをコピー済みのデータファイルとして検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにより検出された前記コピー済みのデータファイルと、コピーされていないデータファイルとを識別可能にする識別可能化ステップと、
    を含むことを特徴とするファイル管理方法。
  9. 前記識別可能化ステップは、
    前記記録媒体にフォルダを作成するフォルダ作成ステップと、
    前記フォルダ作成ステップにより作成された前記フォルダ内に、前記検出ステップにおいてコピー済みであるとして検出された前記データファイルを移動させるファイル移動ステップと、
    を含むことを特徴とする請求項8記載のファイル管理方法。
  10. 前記識別可能化ステップは、
    前記記録媒体にリストファイルを作成するリストファイル作成ステップと、
    前記リストファイル作成ステップにより作成された前記リストファイルに対して、前記検出ステップにおいてコピー済みであるとして検出された前記データファイルの情報を記録するファイル情報記録ステップと、
    を含むことを特徴とする請求項8記載のファイル管理方法。
  11. 前記識別可能化ステップは、
    前記記録媒体に記録されているデータファイルよりサムネイル画像を前記記録媒体に作成するサムネイル画像作成ステップと、
    前記検出ステップにおいて検出されたコピー済みデータファイルとコピーされていないデータファイルとを区別して表示する表示ステップと、
    を含むことを特徴とする請求項8記載のファイル管理方法。
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