JP2005277669A - ファイル処理装置、及び電子カメラ装置 - Google Patents

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達彦 池畑
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史朗 長岡
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Abstract

【課題】 画像ファイルの転送時間の効率化を図る。
【解決手段】 管理ファイル100には、(1)DCF規格のディレクトリ名(第1のディレクトリ名)と、DCF規格非準拠でユーザが任意に指定できるディレクトリ名(第2のディレクトリ名)との対応、(2)第1のディレクトリが管理している画像ファイルが他の機器(情報処理装置20)に転送されたか否かを示したフラグ情報(データ転送フラグα)が記録されている。電子カメラ装置10は、第1のディレクトリが他の機器に転送されていない画像データを少なくとも1つ管理することとなった際に、データ転送フラグαを転送済みから未転送を示すフラグに書き換える。情報処理装置20は、画像データの転送要求があった際、データ転送フラグαが未転送となっているディレクトリの管理する画像データを電子カメラ装置10から情報処理装置20へ転送し、データ転送フラグαを転送済みを示すフラグに書き換える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ファイル処理装置に係り、特に電子カメラ等の機器で撮影・記録された画像データを転送する否かの判断手段を有したファイル処理装置に関する。
DCF(Design rule for Camera File system)規格に準拠した電子カメラ装置は、撮影して得られた画像データを記録媒体に保存する際に、カメラファイルシステム規格であるDCF Ver1.0により取り決められた内容を有する構造でファイル管理を行なっている。
このDCF規格では、データ記録時のファイル名称や、そのファイルを保持するディレクトリ(フォルダ)の名称ならびに保存場所等について、約束事項が細かく規定されている。例えば、従来のDCFの規格におけるファイルの区別は、ディレクトリの場合は3桁、ファイルの場合は4桁の数字だけでその区別を行っている。
このようなDCF規格に基づくファイル管理構造は、電子カメラ装置側自身が記録されたデータ群を管理する上では非常に便利である。
しかし、ユーザ側から見た場合、記録したデータ群に対して、ユーザが任意のファイル名を付けることが許されていないとともに、管理を行なう上で重要な構成となるディレクトリに対しても、ユーザが任意の名称を付けることが許されていないため、取り扱いが不便になるという問題が生じている。特に、DCF規格対応の電子カメラ装置に接続される記録媒体の容量は、年々増加の一途をたどっており、将来的に、無線技術を用いることによって、記録媒体がPC(Personal Computer)サーバのハードディスクそのものになる等、大容量の記録媒体に画像を直接記録・保存するようになった場合、上記問題は顕著となる。
この問題を解決するために、DCF規格に準拠した既存のファイル管理構造との互換性を維持した上で、ユーザが任意のファイル名やディレクトリ名を付けることを可能として、ファイル管理におけるユーザの利便性を効果的に向上させ得る電子カメラ装置及びファイル管理方法が提案されており、このような手法を用いれば希望するファイルを容易に検索することが可能となる(例えば特許文献1参照)。
特開2002−142185号公報(第7頁、図4参照)
上述のように、DCF規格に準拠した既存のファイル管理構造との互換性を維持した上で、ユーザが任意のファイル名やディレクトリ名を付けることを可能としたファイル管理方法が提案されておりこれにより希望するファイルを検索することが容易となる。
しかしながら、撮影した画像を一時的あるいは長時間保管するのは、撮影した当該電子カメラ装置ではなく、例えばPC(Personal Computer)等をはじめとする他の機器に転送することが多い。ここで、記録媒体の記憶許容が小さい場合には、他の機器に転送する機会も多いため特に問題はない。しかし、電子カメラ装置が大容量の記憶装置を有する場合、当該カメラ内の記憶装置の容量が長期間、許容量に達しないため、ユーザはPC等への転送の機会が減ってしまう。また、転送したとしても必ずしもカメラ内の転送済み画像データを消去するとは限らない。従って、1つのカメラ内に転送済みと未転送の画像データが混在することとなる。このため過去に当該電子カメラ装置内のどの画像ファイルをPCへ転送したかを忘れてしまう場合も生じる。この場合、データ転送の確実性を考えると、場合により本来は転送したかもしれない画像ファイルの全てを再度PCへ転送する作業を行うこととなり、結果として転送時間の大幅な浪費をもたらすこととなる。
そこで、本システムは、本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、DCF規格に準拠した既存のファイル管理構造との互換性を維持し、かつ電子カメラ装置とPC等の他の機器との間で画像ファイルの転送に関する同期を保つ仕組み備えたファイル処理装置を提供することで、画像ファイルの転送時間の効率化を図ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るファイル処理装置は、撮影して得られた画像データを所定の規格に準拠したファイル管理構造で内蔵された記録媒体に記録する第1の機器と、この第1の機器とデータ転送可能に接続された第2の機器とを備えたファイル処理装置において、前記所定の規格に準拠したファイル管理構造で記録されたディレクトリ名である第1のディレクトリ名に対して、前記所定の規格に準拠しない形態のディレクトリ名である第2のディレクトリ名を入力するディレクトリ名入力手段と、前記第1のディレクトリ名を記録名称とし、この第1のディレクトリ名とこの第1のディレクトリ名に対応する前記第2のディレクトリ名との対応と、前記第1のディレクトリ名を有するディレクトリが管理している前記画像ファイルが前記第2の機器に転送されたか否かを示した転送フラグとを前記記録媒体に記録する管理ファイル作成手段と、前記第1のディレクトリ名を有するディレクトリが前記第2の機器に転送されていない画像データを少なくとも1つ管理することとなった際に、前記管理ファイル作成手段により作成された前記転送フラグを未転送を示すフラグに書き換える第1のフラグ書換手段と、前記第1の機器から前記第2の機器への画像データの転送要求があった際、前記転送フラグが未転送を示したフラグを有する前記管理ファイルに対応する前記第1のディレクトリが管理する全ての前記画像ファイルを前記第1の機器から前記第2の機器へ転送する画像転送手段と、前記画像転送手段により前記第1の機器から前記第2の機器へ全ての画像ファイルが転送された際に、前記ファイル管理手段により作成された前記転送フラグを転送完了を示すフラグに書き換える第2のフラグ書換手段とを具備することを特徴としている。
また、本発明の電子カメラ装置は、撮影して得られた画像データを所定の規格に準拠したファイル管理構造で内蔵された記録媒体に記録する電子カメラ装置において、前記所定の規格に準拠したファイル管理構造で記録されたディレクトリ名である第1のディレクトリ名に対して、前記所定の規格に準拠しない形態のディレクトリ名である第2のディレクトリ名を入力するディレクトリ名入力手段と、前記第1のディレクトリ名を記録名称とし、この第1のディレクトリ名とこの第1のディレクトリ名に対応する前記第2のディレクトリ名との対応と、前記第1のディレクトリ名を有するディレクトリが管理している前記画像ファイルが外部機器に転送されたか否かを示した転送フラグとを前記記録媒体に記録する管理ファイル作成手段と、前記第1のディレクトリ名を有するディレクトリが前記外部機器に転送されていない画像データを少なくとも1つ管理することとなった際に、前記管理ファイル作成手段により作成された前記転送フラグを未転送を示すフラグに書き換える第1のフラグ書換手段とを具備することを特徴としている。
画像ファイルの転送時間の効率化を図ることができる。
(第1の実施の形態)
以下に、本発明によるファイル処理装置の第1の実施の形態を図1乃至図5を参照して説明する。図1は本発明によるファイル処理装置の実施の形態を示すブロック図である。
このファイル処理装置1は、電子カメラ装置10と、情報処理装置20とで構成されており、この電子カメラ装置10と情報処理装置20とは、お互いにデータ転送を可能とするI/F(インターフェース)30とで接続されている。
次に、各要素の構成を説明する。
電子カメラ装置10は、制御部11と、記憶部12と、操作部14と、表示部15と、撮像部16とを主たる構成要素としている。また、記憶部12と、操作部14と、表示部15と、撮像部16は、それぞれ制御部11と接続されている。
ここで、撮像部16は、撮影された被写体の光学像を電気的な画像信号に変換する。この撮像部16から出力された画像信号は、CPU(Central Processing Unit)を内蔵した制御部11に供給される。
制御部11は、記憶部12の記憶領域及び格納されたプログラムを利用して、入力された画像信号に所定の信号処理を施した後、電子カメラ装置10に対して着脱自在な記録媒体13に、DCF規格に対応したファイル管理構造で保存している。
また、制御部11は、操作部14及び表示部15を介してユーザにより入力設定された任意のファイル名を、後述する拡張子「XML」を有する管理ファイル100として、記録媒体13に書き込む機能を有している。
ここで、記録媒体13に書き込まれた拡張子「XML」を有する管理ファイル100は、記録媒体13から読み出されて制御部11のCPUにより解析される。
尚、管理ファイル100そのもののファイル名称や管理ファイル100内の記述に2バイト文字が使われている場合、制御部11は、図示せぬ漢字ROM(Read Only Memory)から該当する文字コードを読み出し、操作部14及び表示部15に対して画像データとともに、ファイル名及びディレクトリ名等も表示させる。
一方、情報処理装置20は、制御部21と、記憶部22と、操作部24と、表示部25とを主たる構成要素としており、各要素はバスBで接続されている。
ここで、制御部21は、記憶部22の記憶領域、及び格納されたプログラムを利用してユーザからの操作部24、表示部25を介したファイル転送要求に対し、電子カメラ装置10内の記録媒体13からI/F30を介して画像データを読み込み、これを記憶部22に記憶させる。尚、制御部21は、記録媒体13内に記憶されているファイルを表示部25を介して表示させることが可能であり、ユーザは、表示部25に表示されたファイルの中から希望するファイルだけを記憶部22に転送するよう要求することも可能である。
I/F30は、電子カメラ装置10と情報処理装置20とをデータ転送可能に接続するものであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)規格、無線LAN(Local Area Network)規格、BT(Bluetooth)規格、IEEE(the Institute of Electrical and Electronics Engineers Inc.)1394規格等の通信規格に準拠したインターフェースである。
次に、本発明の適用されるファイル管理構造の基本例について説明する。図2は、本発明のファイルの管理構造の基本例を示した図である。図2において、管理ファイル100以外の部分はDCF規格に準拠した構成となっている。
即ち、記録媒体13のルートディレクトリの直下には、DCIMというディレクトリが存在する。電子カメラ装置10で撮影されたデータは、このディレクトリ内に、「100TOSHI」のように、頭3桁の数字(100〜999)と、開発元が独自にDOS(Disk Operationg System)で使用可能な後ろの5文字で構成されたディレクトリが作成され、その中にPDR_0001.JPGのように、開発元が独自にDOSで使用可能な頭4文字と4桁の数字(0001〜9999)で構成されたファイルとして保存される。これはDCFの規格で決められている事柄であり、異なるメーカー間で静止画が正しく再生できるのは、この取り決めが遵守されているからである。
一方、管理ファイル100は、上記DCF規格とは独立した形で存在し、本実施例では、1つのディレクトリに対して、1つの管理ファイル100が存在している。
即ち、「100TOSHI」なるディレクトリに対応して「100TOSHI.XML」という管理ファイル100が存在し、以下、「101TOSHI」に対応して「101TOSHI.XML」なる管理ファイル100、「102TOSHI」に対応して「102TOSHI.XML」なる管理ファイル100、「103TOSHI」に対応して「103TOSHI.XML」なる管理ファイル100が存在する。尚、電子カメラ装置側の処理性能によっては、複数のディレクトリを1つの管理ファイル100で管理するようにしても良い。
また、この管理ファイル100は、そのファイル名が対応するディレクトリと同じ名前を有し、かつ、XML(eXtensible Markup Language)の記述に従うため、拡張子名は「XML」であることを特徴としている。
図3は管理ファイル100の記述形式の例を示した図である。ここでは、図2で示した「100TOSHI.XML」のファイルの記述を示したものである。管理ファイル100は、ディレクトリ名情報、転送フラグ情報の2つの情報から成り立っている。尚、この情報以外の他の情報を適宜管理するような構成にしても良い。
ここで、ディレクトリ名情報とは、管理ファイル100が管理しているディレクトリの名前を示している部分である。ここでは、ユーザにより“旅行”というディレクトリ名が指定されているため、DCF規格に準拠した「100TOSHI」なるディレクトリ名は、ユーザに対しては表示部15を介して“旅行”というディレクトリ名で表示することとなる。
一方、転送フラグ情報とは、ディレクトリが管理している画像ファイルが他の機器に転送されたか否かを示すフラグ情報であり、この転送フラグ情報は「True」又は「False」のデータ転送フラグαが設定されている。ここで「True」とは、ディレクトリが管理している画像ファイルの全てが既に他の機器(ここでは情報処理装置20)に転送されたことを示しており、「False」とはディレクトリが管理している画像ファイルの中に少なくとも1枚、未だ他の機器(ここでは情報処理装置20)に転送されていない画像ファイルが残っていることを示している。
次に、ファイル処理装置1を用いて実際に画像ファイルを電子カメラ装置10から情報処理装置20へ転送させた場合の処理の流れを説明する。図4は、本発明の実施の形態に係るファイル処理装置1における電子カメラ装置10側での処理の流れを示した図である。ここでは、図2に示すように、DCF規格に準拠したディレクトリが「100TOSHI」〜「103TOSHI」まで4つ存在し、それぞれに対応する管理ファイル100が「100TOSHI.XML」〜「103TOSHI.XML」の4つで管理しており、それぞれのディレクトリ名がユーザにより“旅行”、“公園”、“会議”、“イベント”というディレクトリ名が指定されているとする。
また、「100TOSHI」なるディレクトリに既に画像ファイルとして“PDR_0001.JPG”と“PDR_0002.JGP”と“PDR_0003.JGP”の3枚が記録媒体13に記録されているものとする。その上で、ここでは更に電子カメラ装置10を用いて撮影を行い“100TOSHI”に“PDR_0004.JGP”が記録される場合で説明を行う。
尚、100TOSHI.XMLは、“PDR_0004.JGP”が記録される直前までは、図3に示すようにデータ転送フラグαが「true」になっているものとする。
まず、図4に示すように電子カメラ装置10は記録ディレクトリの設定が行われたか否かを判断する(ステップS101)。この記録ディレクトリの設定とは、電子カメラ装置10が撮影した画像ファイルの管理を行うディレクトリのことであり、操作部14や表示部15を介してユーザにより設定されるようにしても良いし、記録媒体13を電子カメラ装置10に接続した場合に制御部11の判断で自動的に所定のディレクトリに設定するようにしても良い。
但し、新たにディレクトリを作成する場合は、DFC規格に準拠した手法で作成される。
これにより制御部11が記録ディレクトリの設定が行われていないと判断した場合は(ステップS101のNo)、この設定が行われるまでステップS101の判断を続けることとなる。
一方、制御部11が記録ディレクトリの設定が行われたと判断した場合には(ステップS101のYes)、記録ディレクトリに対応した管理ファイル100が決定される(ステップS102)。即ち、ステップS101により新たに記録媒体13上に記録ディレクトリが作成されたのであれば、これに対応した管理ファイル100が記録媒体13上に作成され、かつ、この管理ファイル100がデータ転送フラグαが書き換わる管理ファイル100としての対象となる。一方、既存の記録ディレクトリが指定されたのであれば、この記録ディレクトリに対応する管理ファイル100が、データ転送フラグαが書き換わる管理ファイル100としての対象となる。
ここでは、ユーザによりステップS101として「100TOSHI」が設定されたとする。図2に示すように、既に「100TOSHI」に対応する管理ファイル100として「100TOSHI.XML」が存在しているため、対象となる管理ファイル100は「100TOSHI.XML」ということになる。
次に、制御部11は、撮影記録動作が行われたか否かを判断する(ステップS103)。この判断は、ユーザにより操作部14内の図示せぬシャッターボタンが押されたか否かで判断する。
その結果、制御部11は撮影記録動作が行われていないと判断した場合には(ステップS103のNo)、撮影記録動作がおこなれるまでステップS103の判断を継続することとなる。
一方、制御部11は撮影記録動作が行われたと判断した場合には(ステップS103のYes)撮影した画像ファイルを記録媒体13へ記録する(ステップS104)。ここでは撮影記録動作により図2に示すPDR_0004.JPGが記録される。
更に制御部11は、データ転送フラグαの書き換えを行う(ステップS105)。即ち、制御部11は、記録媒体13に記録されている管理ファイル100の内のデータ転送フラグαを「true」から「false」に編集する。ここでデータ転送フラグαとは既述のように「false」と「true」とのどちらかに設定が可能なフラグであり、「false」は、該当するディレクトリの中に他の機器へ画像ファイルが転送されていないものが1つでも存在する場合に設定される。一方、「true」は該当するディレクトリの中にある画像ファイルの全てが既に他の機器へ転送されている場合設定される。
従って、ステップS102で新たなディレクトリが作成され、管理ファイル100が新たに作成された場合には、このディレクトリが作成された直後にはまだ、画像ファイルは1枚も存在しないため、対応する管理ファイル100のデータ転送フラグαはまずは、「true」が設定されることとなる。
ここでは、設定された記録ディレクトリである「100TOSHI」の下には既に3つの画像ファイル(「PDR_0001.JPG」〜「PDR_0003.JPG」)が存在しており、ステップS103におい新たに1枚画像ファイル(「「PDR_0004.JPG」」)が記録されるため、対応する管理ファイル100である「100TOSHI.XML」内のデータ転送フラグαは、ステップS105により「true」から「false」に書き換えられることとなる。これにより、記録媒体13内の管理ファイル100は図3(a)から図3(b)のように編集されることとなる。
以上の処理を行うことで電子カメラ装置10側での処理が終了する。
次に、情報処理装置20を用いて画像ファイルを電子カメラ装置10から情報処理装置20へ転送させた場合の処理の流れを説明する。図5は、本発明の実施の形態に係るファイル処理装置1における情報処理装置20での処理の流れを示した図である。ここでは上述の例と同様に、DCF規格に準拠したディレクトリである「100TOSHI」に既に3枚の画像ファイルがあり、更に電子カメラ装置10の処理によって4枚目である「PDR_0004.JPG」の画像ファイルが記録された結果、管理ファイル100のデータ転送フラグαが「false」になった場合で説明する。尚、図2においては、管理ファイル100が「100TOSHI.XML」〜「103TOSHI.XML」まで4つ存在するが、「100TOSHI.XML」のデータ転送フラグαのみが「false」に設定されており、残りの管理ファイル100は「true」が設定されているものとする。
まず、図5に示すように情報処理装置20の制御部21は、操作部24、表示部25を介してユーザにより、ファイルの転送要求があったか否かを判断する(ステップS201)。その結果、制御部21がファイル転送要求が無いと判断した場合には(ステップS201のNo)、制御部21はファイル転送要求があるまでこの判断を続けることとなる。
一方、制御部21はファイル転送要求があったと判断した場合には(ステップS201のYes)、I/F30を介して記録媒体13から管理ファイル100を読み込む(ステップS202)。
次に、制御部21は、読み込んだ管理ファイル100の中のデータ転送フラグαのが「false」が設定されているか否かを判断する。(ステップS203)。
この判断により、制御部21は、読み込んだ管理ファイル100のデータ転送フラグαは「false」に設定されていないと判断したときは(ステップS203のNo)、後述するステップS207の処理を行う。
一方、制御部21は、読み込んだ管理ファイル100のデータ転送フラグαは「false」に設定されていると判断したときは(ステップS203のYes)、当該管理ファイル100に対応するディレクトリを記憶部22に記憶する(ステップS204)。ここでは「100TOSHI」を読み込んだ結果「100TOSHI.XML」が「false」になっていると判断する。
次に、制御部21は、記憶部22に記憶したディレクトリが管理する画像ファイルの全てをI/F30を介して記録媒体13から転送し、記憶部22に記憶する(ステップS205)。尚、制御部21はディレクトリ内の画像ファイルの中に既に以前転送した画像ファイルがある場合はこの転送した画像ファイル以外を転送するような処理を行うようにしても良い。ここではPDR_0001.JPG〜PDR_0004.JPGが情報処理装置20に転送される。
次に、管理ファイル100内のデータ転送フラグαを「true」に設定する(ステップS206)。これにより、画像転送がされたディレクトリに対応する管理ファイル100は転送完了を意味するデータ転送フラグα(即ち、「true」)に設定されたことになる。ここでは、図3(b)だった管理ファイル100が図3(a)のように書き換えられることとなる。
次に、制御部21は、記録媒体13に他の管理ファイル100があるか否かを判断する(ステップS207)。
これにより制御部21が記録媒体13に他に管理ファイル100があると判断した場合には(ステップS207のYes)、ステップS202に戻り、当該他の管理ファイル100を読み込むこととなる。
一方、制御部21が記録媒体13に他に管理ファイル100がないと判断した場合には(ステップS207のNo)、本発明の実施の形態に係るファイル処理装置1における情報処理装置20での処理の流れが終了する。ここでは、他の管理ファイル100内のデータ転送フラグαは全て「true」であるので本処理が終了する。
上述した処理を行うことで、従来データ転送の確実性を考えると、場合により本来は転送したかもしれない画像ファイルの全てを再度PC等の他の機器へ転送する作業を行い、結果として転送時間の大幅な浪費をもたらすこととなっていた。しかし、本ファイル処理装置を用いることで、DCF規格に準拠した既存のファイル管理構造との互換性を維持し、かつ電子カメラ装置とPC等の他の機器との間で画像ファイルの転送に関する同期を保つ仕組みが実現できる。これにより不必要な画像転送が減少する。従って画像ファイルの転送時間の効率化を図ることが可能となる。
尚、本発明は、DCF規格に準拠したファイルに限定されず、所定の規格に準拠していればどのようなファイル構造に適用しても良い。
(第2の実施の形態)
以下に本発明の第2の実施の形態を図6〜図7を参照して説明する。図6は、電子カメラ装置10の表示部15にディレクトリを表示させるための流れ図を示したものである。
尚、本発明の第2の実施の形態である電子カメラ装置のブロック図は第1の実施の形態のブロック図である図1の中の電子カメラ装置10を流用できるため、この電子カメラ10の説明は省略する。
まず、図6において電子カメラ装置10の制御部11は、操作部14を介してユーザにより記録媒体13に記録されているディレクトリ表示の要求があるか否かを確認する(ステップS300)。これにより、制御部11が本要求が無いと判断した場合は(ステップS300のNo)、制御部11は本要求があるまでこの判断を続けることとなる。
一方、制御部11がディレクトリの表示要求があったと判断した場合には(ステップS300のYes)、制御部11は、記録媒体13に管理ファイル100が存在するか否かを確認する(ステップS301)。
その結果、制御部11は記録媒体13に管理ファイル100が存在しないと判断した場合には(ステップS301のNo)、表示部15にディレクトリが存在しない旨を表示して本処理が終了する(ステップS310)。一方、制御部11は記録媒体13に管理ファイル100が存在すると判断した場合には(ステップS301のYes)、次に、管理ファイル100毎に対応するディレクトリが存在するかを確認する(ステップS302)。
図2の例を用いて説明すれば、まず図2の「100TOSHI.XML」の存在を確認したとすると、図3に示すようにこの管理ファイル100の記述から「100TOSHI=旅行」を確認する。従って、制御部11は、「100TOSHI」なるディレクトリ名はユーザにより“旅行”という名前がつけられていることを確認し、これを記憶部12に記憶する。そして、DCIMディレクトリの直下に「100TOSHI」なるディレクトリが実際に存在するかの確認を行う。このような確認を「101TOSHI.XML」〜「103TOSHI.XML」についても同様に行う。
次に、各管理ファイル100に対応する各ディレクトリ毎に、記録媒体13からディレクトリ表示のための1つの画像ファイルを検索する(ステップS303)。例えば、図2に示すように、「旅行」に対応する「100TOSHI」なるディレクトリには、画像ファイルがPDR_0001.JPG〜PDR_0004.JPGまで存在するが、この中から一番初めに検索される画像ファイル(ここでは「PDR_0001.JPG」とする)を記憶部12に記憶する。この処理は各ディレクトリ毎に行う。
更に、管理ファイル100毎にデータ転送フラグαの設定を確認し、記憶部12に記憶する(ステップS304)。
次に、制御部11は、記憶部12に記憶した情報を元に表示部15にディレクトリの表示を行う(ステップS305)。このディレクトリの表示は、例えば、図7(b)に示すように、ディレクトリの外形を現す形状の中に、ステップS303で記憶した画像ファイルのイメージ図を重畳し、その横に対応するディレクトリ名をユーザが指定したディレクトリ名で表示する形式をとる。更にその際にデータ転送フラグαの設定状況を表示する。例えば、データ転送フラグαが「false」である場合には「未転送」、「true」である場合には「転送済み」を表示させる。結果として図7(b)のようにディレクトリの名前の横に転送状況が表示され、本処理が終了する。
このように、電子カメラ装置10が図6のような制御を行うことにより、従来では図7(a)に示すように、ディレクトリ表示の際には、表示部15からはDCF規格に準拠したディレクトリ名しか表示できなかったが、図7(b)に示すようにユーザ指定した任意のディレクトリ名でディレクトリ表示ができ、かつ、この際に画像データの転送状況を表示させることで、そのディレクトリ内の画像データが情報処理装置20等の他の機器へ転送された否かが瞬時に判断できる。
従って、既に転送したディレクトリ内の画像を再度転送する作業を減らすことができ、結果として、画像ファイルの転送時間の効率化を図ることができる。
尚、本発明は、DCF規格に準拠したファイルに限定されず、所定の規格に準拠していればどのようなファイル構造に適用しても良いことは上述した第1の実施の形態と同様である。
本発明によるファイル処理装置の実施の形態を示すブロック図 本発明のファイルの管理構造の基本例を示した図。 管理ファイル100の記述形式の例を示した図。 本発明の実施の形態に係るファイル処理装置1における電子カメラ装置10側での処理の流れを示した図。 本発明の実施の形態に係るファイル処理装置1における情報処理装置20での処理の流れを示した図。 電子カメラ装置10の表示部15にディレクトリを表示させるための流れ図。 電子カメラ10にディレクトリを表示させた図。
符号の説明
1 ファイル処理装置
10 電子カメラ装置
11 制御部
12 記憶部
13 記録媒体
14 操作部
15 表示部
16 撮像部
20 情報処理装置
21 制御部
22 記憶部
24 操作部
25 表示部
30 I/F
100 管理ファイル
B バス

Claims (7)

  1. 撮影して得られた画像データを所定の規格に準拠したファイル管理構造で内蔵された記録媒体に記録する第1の機器と、この第1の機器とデータ転送可能に接続された第2の機器とを備えたファイル処理装置において、
    前記所定の規格に準拠したファイル管理構造で記録されたディレクトリ名である第1のディレクトリ名に対して、前記所定の規格に準拠しない形態のディレクトリ名である第2のディレクトリ名を入力するディレクトリ名入力手段と、
    前記第1のディレクトリ名を記録名称とし、この第1のディレクトリ名とこの第1のディレクトリ名に対応する前記第2のディレクトリ名との対応と、前記第1のディレクトリ名を有するディレクトリが管理している前記画像ファイルが前記第2の機器に転送されたか否かを示した転送フラグとを前記記録媒体に記録する管理ファイル作成手段と、
    前記第1のディレクトリ名を有するディレクトリが前記第2の機器に転送されていない画像データを少なくとも1つ管理することとなった際に、前記管理ファイル作成手段により作成された前記転送フラグを未転送を示すフラグに書き換える第1のフラグ書換手段と、
    前記第1の機器から前記第2の機器への画像データの転送要求があった際、前記転送フラグが未転送を示したフラグを有する前記管理ファイルに対応する前記第1のディレクトリが管理する全ての前記画像ファイルを前記第1の機器から前記第2の機器へ転送する画像転送手段と、
    前記画像転送手段により前記第1の機器から前記第2の機器へ全ての画像ファイルが転送された際に、前記ファイル管理手段により作成された前記転送フラグを転送完了を示すフラグに書き換える第2のフラグ書換手段と、
    を具備することを特徴するファイル処理装置。
  2. 前記第1のフラグ書換手段は、前記第1の機器が行い、前記第2のフラグ書換手段は、前記第2の機器が行うことを特徴とする請求項1記載のフィル処理装置。
  3. 前記画像転送手段は、第1の機器から第2の機器へ転送されていない画像データのみを転送することを特徴とする請求項1に記載のファイル処理装置。
  4. 前記第1の機器は電子カメラ装置であり、前記第2の機器は情報処理装置であることを特徴とする請求項1に記載のファイル処理装置。
  5. 撮影して得られた画像データを所定の規格に準拠したファイル管理構造で内蔵された記録媒体に記録する電子カメラ装置において、
    前記所定の規格に準拠したファイル管理構造で記録されたディレクトリ名である第1のディレクトリ名に対して、前記所定の規格に準拠しない形態のディレクトリ名である第2のディレクトリ名を入力するディレクトリ名入力手段と、
    前記第1のディレクトリ名を記録名称とし、この第1のディレクトリ名とこの第1のディレクトリ名に対応する前記第2のディレクトリ名との対応と、前記第1のディレクトリ名を有するディレクトリが管理している前記画像ファイルが外部機器に転送されたか否かを示した転送フラグとを前記記録媒体に記録する管理ファイル作成手段と、
    前記第1のディレクトリ名を有するディレクトリが前記外部機器に転送されていない画像データを少なくとも1つ管理することとなった際に、前記管理ファイル作成手段により作成された前記転送フラグを未転送を示すフラグに書き換える第1のフラグ書換手段と、を具備することを特徴とする電子カメラ装置。
  6. 前記第1の機器から前記外部機器への画像データの転送要求があった際、前記転送フラグが未転送を示したフラグを有する前記管理ファイルに対応する前記第1のディレクトリが管理する全ての前記画像ファイルを前記第1の機器から前記外部機器へ転送する画像転送手段と、
    前記画像転送手段により前記第1の機器から前記外部機器へ全ての画像ファイルが転送された際に、前記ファイル管理手段により作成された前記転送フラグを転送完了を示すフラグに書き換える第2のフラグ書換手段と、
    を具備することを特徴する請求項6に電子カメラ装置。
  7. 前記第2のディレクトリ名の名称と前記転送フラグの設定状況とを表示する表示手段とを具備することを特徴する請求項6に記載の電子カメラ装置。
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