JP2004532130A - ロールスタンドのロールの冷却及び潤滑をするための方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、ロール、特にロールスタンドのワークロールと、これらの間を圧延の際に通って移送される圧延ストリップの冷却及び/又は潤滑をするための方法に関する。
【背景技術】
【0002】
特に、薄い最終厚さへと薄スラブの圧延をする際には、高い減面率が個々のロールスタンドにおいて必要である。この場合、ロール、特にワークロールにおいて異常に高い機械的な、しかしながらまた熱的な負荷が生じる。これは、主として前方のスタンドにおいて、ロールの表面が、圧延されるストリップの数が増加すると共に粗悪になるという結果を伴う。これは、粗くなるロールの形で、更にはロールの「剥離」という形で現れ、その際、ところどころで酸化物層がロールから剥離する。その際に生じる不規則なロール粗さは、最終的にストリップ表面にスケールを押し込むことになり、これによりストリップ表面の品質は、同様に不利なものに変えられる。
【0003】
極端に高い減面率の場合、ワークロールの振動、即ち両方のワークロールの捩れによる振動も相互に生じてしまう。
【0004】
スタンドのストリップ入側及び出側において良好にロール冷却をすることによって、ロール温度及びこれと共にロールの幾何学的な膨張は制限され得るが、しかしながらこのロール冷却は、圧延間隙内での高い熱的負荷及びこれと共に前記の困難さを回避し得ない。
【0005】
従来技術では、特許文献1により、圧延間隙の直前でのストリップ表面及びロール表面の冷却によって圧延間隙内での高い熱的負荷に対向する措置が示されている。
【0006】
これにより、ロール及び圧延ストリップの表面層の冷却をする際に、比較的僅かなロール内への熱流が引き起こされる。しかしながら、この方法で十分な冷却作用を得るためには、比較的大量の水量が必要とされ、その際、それにもかかわらず、この作用は、高い減面率の場合には十分でない。
【0007】
ロール剥離及びスケールの押込みを回避もしくは低減する別の方法は、特許文献2に記載された方式によれば、ロールを潤滑する点にある。
【0008】
更に、同様に定着している作用方法は、ロールに圧延間隙の前でオイルと水の混合物を塗布する点にある。その際、僅かな水量が、オイルのためのキャリアとして使用される。潤滑剤添加物によって、摩擦値は軽減され、部分的に、ロールを摩耗しないように保護する薄いオイル分離層が発生させられるべきである。
【0009】
経済的な理由から、並びに環境保護の理由から、オイルと水の混合物を発生させるためのオイルの添加は、例えば特許文献1に記載の冷却ビーム内で、大量の水量を使用する場合に望ましくない。これは、水量が大量である場合、混合比を最適に維持し、潤滑作用が得られるように、相応に大量のオイル量も必要となるという別の理由も有する。この理由から、多重に、オイルを塗布するためのキャリアとしての僅かな水量を有する独立した小さな潤滑ビームが使用される。
【0010】
しかしながらまたこの方法の場合でも、結果は、減面率が高い場合、ロール剥離及びロール粗さに関して決して満足すべきものでない。振動の著しい減衰が認められるに過ぎない。
【0011】
他の技術の分野からは、機械加工プロセスにおいてワークピースの潤滑及び冷却をするため、特許文献3によれば、ワークピースに少なくとも2つの互いに混合可能でない液体、即ち、刃とワークピースとの間の摩擦を低下させるための基体、並びに刃及びワークピースを冷却するための基体を供給することが公知であり、その際、両方の基体は、別々に互いに貯蔵され、独立した供給ラインを介してアプリケーション機構に移送され、そしてこのアプリケーション機構から加工すべきワークピースに吹き付けられる。
【0012】
これについて、その明細書には、この方法及び装置により、潤滑作用及び冷却作用の本質的な向上が得られ、このために必要な手段、及び、材料、エネルギ及び装置の消費が、できるだけ狭い経済的な限界内に維持されることが書いてある。
【0013】
更に、工具の別々の位置で潤滑剤及び冷却剤を塗布することによって、またこれにより形成される極端に高い付着性及び剪断強度の潤滑剤フィルムによって、本質的に改善された潤滑作用及びその結果低減された摩擦が、僅かな摩擦熱しか有していないワークピース、工具、及び切粉において生じ、これにより、これを通じて有利な冷却条件のために、同時に加工される表面の品質が改善され、機械のエネルギ必要量が軽減され、そして工具の耐用年数が向上させられることが書いてある。
【0014】
更に、刃又はワークピースの潤滑及び冷却をするための十分似たような方法は、特許文献4から公知であり、これによれば、刃及びワークピースを相対運動させる場合、機械加工領域の方向に、先ず潤滑剤が、その後始めて冷却剤が、ワークピース及び工具の必要な冷却に応じて吹き付けられる。加えて、刃又は工具又はワークピースの温度が確認され、両方の液体の一方の供給率が確認された温度に応じて調節される。
【特許文献1】
独国特許第41 34 599号明細書
【特許文献2】
欧州特許出願公開第09 08 248号明細書
【特許文献3】
欧州特許第0 69 07 66号明細書
【特許文献4】
独国特許出願公開第43 09 134号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
前記従来技術から出発して、本発明の課題は、ロール冷却及びロール潤滑を高い負荷を受けるロールスタンドにおいて改善し、潤滑剤の使用を経済的に行なう点にある。
【課題を解決するための手段】
【0016】
この課題を解決するため、本発明は、請求項1の上位概念で言及した様式の、ロール、特にロールスタンドのワークロールと、これらの間を圧延の際に通って移送される圧延ストリップの冷却及び潤滑をするための方法において、冷却剤としてスプレー噴流の形の水を、並びに潤滑剤としてオイル、オイルと空気の混合物、オイルと水の混合物、又はオイルと水と空気の混合物を使用し、その際、媒体−水もしくは潤滑剤−が、ロールもしくは圧延ストリップに別々に供給され、かつロール表面もしくは圧延ストリップ表面のスタンド入側での異なった塗布位置に塗布されるように構成されている。
【0017】
これから、両方の媒体である水及び潤滑剤の潤滑作用又は冷却作用それぞれの最適な利用と、これと共に同時に力及び作業の必要量の軽減とが、ロールにおける最小化された摩擦値を条件として得られることが大いに有利である。研磨されたロールの表面は、それ自身最も高い応力に耐える。これまでに観察されたロールにおける材料剥離は阻止される。圧延されるストリップの表面は、最適に平滑に維持される。ストリップ表面上でのスケール封入及びビビリ疵は、低減されている。
【0018】
本発明の一形態にあっては、オイル、オイルと空気の混合物、オイルと水の混合物、又はオイルと水と空気の混合物の形の潤滑剤が、できるだけ付着力のあるフィルムを得るために、十分に水のないロール表面の領域に塗布されるように構成されている。これにより、ロール表面上でのオイルフィルムの良好な拡散が保証され、従って、オイルフィルムが、良好に付着し、容易に後から作用するスプレー水によって洗い落とされ得ず、その完全な潤滑作用を維持する。同じ効果は、グリースと媒体の混合物のための潤滑剤成分としてグリースを使用する場合にも得られる。
【0019】
本発明による方法の別の形態については、冷却媒体及び潤滑剤を塗布するための作用領域が、スクレーパによって互いに分離されることが提案される。加えて、有利なことに、いずれにしても存在するいわゆるスクレーパは、水及び潤滑剤のための作用箇所を簡単なやり方で分離するために利用される。出側のワークロール冷却の冷却水は、バックアップロールによって遮蔽される。
【0020】
更に、境界条件及び生じる要件に応じて、潤滑剤だけがこの有効な作用箇所に塗布されるか、圧延ストリップ冷却部だけが稼動させられるかのいずれかが行なわれるように構成されている。
【0021】
本発明の別の発展構成にあっては、圧延間隙の前の入側での水噴流による作用が、ストリップ上面及び/又はストリップ下面において行なわれ、その際、水噴流が、特にストリップに対して整向されること、そして潤滑剤による作用が、−回転方向に見て−水作用の領域の前の入側でのロールの上下それぞれ1つの領域において行なわれることが提案される。即ち、本発明によれば、水の直接の作用が、圧延間隙の前でストリップ上面及び/又はストリップ下面において行なわれ、その際、水噴流は、予め塗布された潤滑油をできるだけ洗い落とさないように、主としてストリップに整向されている。それにもかかわらず、本発明による水噴流の整向によって間接的に付加的なロール表面の冷却が行なわれる。
【0022】
ストリップ表面及びロール表面の冷却並びにロール潤滑の組み合わせた使用を最適化するため、本発明の別の提案によれば、入側のロール冷却部は、潤滑部が稼動中である場合に停止させられ、その際、過剰な水は、入側から出側のロール冷却部の強化をするために使用される。出側でのロールの別の集中的な冷却は、もっぱら水スプレー噴流により実施される。潤滑部が稼動中でない場合には、入側のロール冷却部が稼動させられる。
【0023】
本発明の変形例にあっては、入側での、かつ圧延間隙のできるだけ直前での水噴流によるストリップへの作用が、ストリップ走行方向に対抗する噴流方向で行なわれるという措置も使用することができ、その際、この場合でも、水及び潤滑剤のための作用箇所の分離は行なわれなければならない。
【0024】
冷却媒体としてのスプレー噴流の形の水と潤滑剤とを使用して、ロール、特にロールスタンドのワークロールと、これらの間で圧延され、かつこれらの間を通って移送される圧延ストリップの本発明による冷却及び/又は潤滑をするための装置は、媒体−水及び潤滑剤−に、それぞれ独立したリザーブタンク並びに水のための作用機構及び潤滑剤のための作用機構への別々の供給部が割り当てられているように構成されている。
【0025】
水もしくは潤滑剤のための両方のスプレービームの作用箇所を互いに分離するために、装置の一形態にあっては、潤滑剤スプレー機構の配設が、上部ロールにおいてはスクレーパの上で、また下部ロールにおいてはスクレーパの下で行われていることが提案され、これにより、有利な方法で、いずれにしてもロールスタンドにおいて存在するスクレーパが起用され得る。
【0026】
本発明による装置の更なる形成のために、入側の上のスクレーパの下及び入側の下のスクレーパの上に、それぞれ1つの圧延ストリップに対して整向されたスプレー噴流のための転向板もしくは水拡散板が、スプレー水を圧延ストリップにできるだけ一様に、また帯状構成なく分配するために使用され得る。
【0027】
これは、最善の冷却剤噴流の一様性を圧延面の幅にわたって得るために、各側が、1つの板であってもよく、しかしながらまた、水噴流を漏斗状に収束させる2つの転向板であってもよい。
【0028】
選択的に、ストリップの冷却のために、例えば独国特許第28 04 982号明細書に記載のいわゆるウォータカーテンも使用され得、その際、長方形のスリットから水が流出し、ストリップに対して噴射される。その際、ウォータカーテンの最適化は、例えば洗浄目的もしくは不安定な水量のために、できるだけ有利な条件を実現するために、流出スリットの開口幅が調整可能であるように構成されている。
【0029】
上のスクレーパの上もしくは下のスクレーパの下での潤滑剤の塗布は、潤滑剤を塗布した後で再び回収することを可能にする。
これから、潤滑剤作用の別の発明形態が得られ、その際、ロールに吹き付けられる潤滑剤は、遮蔽殻内に制限され、かつ後方又は側方へと導き出され、従って、潤滑剤の導出もしくは再生もしくは廃棄は、残りの冷却媒体から分離されるように可能にされる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0030】
本発明の詳細、特徴及び利点は、図面に概略的に図示された実施例の以下の説明から分かる。
【0031】
図1によれば、圧延ストリップ1は、詳細には図示されてないロールスタンドのワークロール2,3の間で、その厚さを、約50%だけ唯一の圧延パスで縮小される。同様に詳細には図示されてない後続のスタンドは、おおよそ同じ大きさの減面率を有する。高い機械的な、しかしながらまた大きな熱的な負荷を制限するため、そしてロール表面を圧延されるストリップの数が増加する場合でも劣化させないために、後続の措置とストリップ表面の冷却及びロール表面の潤滑を組み合わせた使用が実施される。
【0032】
示された冷却及び潤滑装置の場合、媒体−水もしくは潤滑剤−は、それぞれ詳細には示されてない独立したリザーブタンク、並びに水4,5のための作用機構11,11’;11’’及び潤滑剤10,10’のための別々の作用機構12,12’への別々の供給部に割り当てられている。一般に、これらの作用機構は、潤滑及び冷却ビームとして形成される。上のワークロール3に対する潤滑剤ビーム12の配設は、スクレーパ9の上で行われている。潤滑剤ビーム12’の配設は、下のワークロール2に対して、スクレーパ8の下で行なわれている。ストリップ1の上面を冷却するための上の水冷ビーム11は、スクレーパ9の下に、また圧延ストリップ1の下面を冷却するための下の水冷ビーム11は、スクレーパ8の上に配設されている。水冷ビーム11によって、水スプレー噴流4,5は、ワークロール2,3の圧延間隙の前の圧延ストリップ表面に整向される。圧延ストリップ1の上の転向板14によって、また圧延ストリップ1の下の転向板13によって、水スプレー噴流4,5は、これらの水スプレー噴流ができるだけ直接圧延間隙の入側の領域内に当たり、そこで、最適な作用のための圧延ストリップ1を直接冷却するため及びワークロール2,3を間接的に冷却するための作用領域7,7’内に到達するように偏向される。
【0033】
選択的な転向板の配設は、図3からも分かる。この場合、2つの転向板によって水噴流は、噴流の最適な画一性を圧延幅にわたって得ることができるように、漏斗状に収束させられる。
【0034】
潤滑剤スプレー噴流10,10’を発生させるため、潤滑ビーム12,12’が設けられている。潤滑剤は、できるだけ付着力のあるフィルムを得るために、ワークロールのロール表面の十分に水のない領域に塗布される。その際、スプレーオイル10,10’は、−ロール回転の方向に見て−スクレーパ8,9の直前の位置で塗布される。
【0035】
ワークロール2,3の別の集中的な冷却のため、ワークロールの出側に、別の水冷ビーム11’が配設されており、これらの水冷ビームから、もっぱら、水スプレー噴流4,5がロール表面に対して整向されている。出側のワークロール冷却部11’の冷却水は、バックアップロール15,15’によって遮蔽され、従って、領域6,6’は、乾燥したままである。
【0036】
潤滑及び冷却ビーム11,12は、入側の水冷部11’が、潤滑部が稼動中である場合に停止させられ、潤滑部が稼動中でない場合に、ロール冷却部11’’は稼動させられる。入側のロール冷却部11’’が停止させられている場合、過剰な水は、そこから出側のロール冷却部の強化をするために、即ちそこに配設された冷却ビーム11’に供給される。また、別々の作用機構と組み合わされたロール冷却部及びロール潤滑部を排他的な水冷部に転換することも可能であり、その際、示された全ての水冷ビーム11,11’;11’’は、稼動させられており、潤滑ビーム12は、全て停止されている。
【0037】
配設の別の形態を、図2は、圧延間隙の直前のストリップ冷却部のために示す。ここで、水4,5は、長方形のスリットから流出し、ストリップ1に対して噴射される。手動であっても、モータ操作可能であっても良いカム調整部19で、スリット又は開口幅は、軸の回転により連続的に調節可能である。
【0038】
更に、図3に対応する潤滑剤供給部の形態は、ワークロールに吹き付けられる潤滑剤10,10’が、遮蔽殻16,16’内でロールの傍らを案内され、再び戻されるように構成されている。旋廻可能な遮蔽殻は、潤滑剤10,10’のための供給ライン17,17’並びに導出ライン18,18’を示す。
【0039】
構成に応じて、潤滑剤は、側方からも導き出され、次に回収される。これにより、必要な場合、潤滑剤の再生もしくは廃棄が可能である。これにより、潤滑剤が冷却循環回路内で濃縮されることが回避される。
【0040】
図1〜3に示された潤滑剤及び水スプレー噴流のための潤滑及び冷却ビームの配設と、この新しい配設で実現されるロールスタンドのワークロールの冷却及び潤滑をするための方法は、示された実施例に制限されているばかりでなく、方法が本発明を満足する限りは他の変形例も包含する。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】概略的に図示された水及び潤滑剤のスプレー噴流によるロール冷却及びロール潤滑装置の側面図を示す。
【図2】ウォータカーテンを使用した場合の圧延間隙の直前のストリップ冷却のためのノズルの別の配設を示す。
【図3】潤滑剤を別々に導出するための転向板並びに遮蔽殻の選択的な配設を示す。
【符号の説明】
【0042】
1 圧延ストリップ
2 下のワークロール
3 上のワークロール
4 上の水スプレー噴流
5 下の水スプレー噴流
6 潤滑剤の作用領域
7 水の作用領域
8 下のスクレーパ
9 上のスクレーパ
10 潤滑剤
11 水の作用機構
12 潤滑剤の作用機構
13 下の転向板
14 上の転向板
15 バックアップロール
16 遮蔽殻
17 供給ライン
18 導出ライン
19 カム調整部
Claims (17)
- ロール、特にロールスタンドのワークロール(2,3)と、これらの間で圧延され、かつこれらの間を通って移送される圧延ストリップ(1)の冷却及び/又は潤滑をするための方法において、
冷却媒体としてスプレー噴流(4,5)の形の水を、また潤滑剤としてオイル、オイルと空気の混合物、オイルと水の混合物、又はオイルと水と空気の混合物、更にはグリースもしくはグリースと媒体の混合物を使用し、その際、両方の媒体−水もしくは潤滑剤−が、ロールもしくは圧延ストリップに別々に供給され、かつロール表面もしくは圧延ストリップ表面のスタンド入側での異なった塗布位置に塗布されることを特徴とする方法。 - オイル、オイルと空気の混合物、オイルと水の混合物、又はオイルと水と空気の混合物、更にはグリースもしくはグリースと媒体の混合物の形の潤滑剤が、できるだけ付着力のあるフィルムを得るために、十分に水のないロール表面の領域に塗布されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 両方の媒体である水もしくは潤滑剤を塗布するための作用領域(6,7;6’,7’)が、スクレーパ(8,9)によって互いに分離されることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
- 境界条件及び要件に応じて、潤滑剤だけが塗布されるか、圧延ストリップ冷却部だけが稼動させられるかのいずれかが行なわれることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の方法。
- 圧延間隙の前の入側での水噴流(4,5)による作用(7,7’)が、ストリップ上面及び/又はストリップ下面において行なわれ、その際、水噴流(4,5)が、特にストリップ(1)に対して整向されること、そして潤滑剤(10,10’)による作用が、−回転方向に見て−水作用(7,7’)の領域の前の入側でのロール(2,3)の上下それぞれ1つの領域(6,6’)において行なわれることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の方法。
- スタンド出側でのロール(2,3)の別の集中的な冷却が、もっぱら水スプレー噴流(4,5)により実施されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の方法。
- 潤滑剤(10)が、−ロール回転の方向に見て−スクレーパ(8,9)の直前の位置でロールに塗布され、冷却媒体(4,5)が、圧延間隙のできるだけ直前に圧延ストリップに塗布されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の方法。
- 水による圧延ストリップ(1)へのできるだけ一様な作用のために、水スプレー噴流(4,5)が、転向板もしくは水拡散板により、それぞれ上下でストリップ(1)に対して偏向されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の方法。
- 圧延ストリップを冷却するために、ウォータカーテンが使用され、このウォータカーテンが、長方形のスプレーノズル開口部から流出し、ストリップに対して整向されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の方法。
- ウォータカーテンの更なる形成のために、スプレーノズル開口部が、調整可能な開口幅を備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の方法。
- 入側での、かつ圧延間隙のできるだけ直前での水噴流(4,5)によるストリップへの作用が、ストリップ走行方向に対抗する噴流方向で行なわれることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の方法。
- 冷却媒体としての水スプレー噴流(4,5)と潤滑剤(10,10’)とを使用して、ロールスタンドのロール(2,3)と、これらの間で圧延され、かつこれらの間を通って移送される圧延ストリップ(1)の冷却及び/又は潤滑を制御するための方法において、
入側のロール冷却部(11’’)が、潤滑部が稼動中である場合に停止させられ、潤滑部が稼動中でない場合に稼動させられること、そして入側のロール冷却部が停止させられている場合、過剰な水が、そこから出側のロール冷却部の強化をするために使用されることを特徴とする方法。 - 特に請求項1〜12に記載の方法を実施するための、冷却媒体としてのスプレー噴流(4,5)の形の水と潤滑剤(10,10’)とを使用して、ロール、特にロールスタンドのワークロール(2,3)と、これらの間で圧延され、かつこれらの間を通って移送される圧延ストリップ(1)の冷却及び/又は潤滑をするための装置において、
媒体−水もしくは潤滑剤−に、それぞれ独立したリザーブタンク並びに水(4,5)のための作用機構(11,11’,11’’)及び潤滑剤(10,10’)のための作用機構(12)への別々の供給部が割り当てられていることを特徴とする装置。 - 潤滑剤スプレー機構(12)の配設が、上部ロール(3)においてはスクレーパ(9)の上で、また下部ロール(2)においてはスクレーパ(8)の下で行われていることを特徴とする請求項13に記載の装置。
- 入側の上のスクレーパ(9)の下及び入側の下のスクレーパ(8)の上に、それぞれ1つの圧延ストリップ(1)に対して整向された水スプレー噴流(4,5)のための転向板(13,14)もしくは水拡散板が配設されていることを特徴とする請求項13又は14に記載の装置。
- 冷却剤噴流(4,5)を漏斗状に収束させる2つの転向板(13,14)が設けられており、これにより、冷却剤噴流の一様性が圧延ストリップ(1)の幅にわたって更に改善されるように構成されていることを特徴とする請求項15に記載の装置。
- ロールに吹き付けられる潤滑剤(10,10’)が、遮蔽殻(16,16’)内に制限され、かつ後方又は側方へと導き出されること、そして潤滑剤の再生もしくは廃棄をするための導出ライン(18,18’)が、他の冷却媒体から分離されるように設けられていることを特徴とする請求項13〜16のいずれか1つに記載の装置。
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