JP2004517871A - 2−(2−ヒドロキシフェニル)−2h−ベンゾトリアゾールの製造方法 - Google Patents

2−(2−ヒドロキシフェニル)−2h−ベンゾトリアゾールの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004517871A
JP2004517871A JP2002556178A JP2002556178A JP2004517871A JP 2004517871 A JP2004517871 A JP 2004517871A JP 2002556178 A JP2002556178 A JP 2002556178A JP 2002556178 A JP2002556178 A JP 2002556178A JP 2004517871 A JP2004517871 A JP 2004517871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
benzotriazole
chemical formula
phenyl
reduction reaction
hydroxyphenyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002556178A
Other languages
English (en)
Inventor
ジョンキュ キム
チュルファン チェ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LG Chem Ltd
Original Assignee
LG Chem Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LG Chem Ltd filed Critical LG Chem Ltd
Publication of JP2004517871A publication Critical patent/JP2004517871A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D249/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D249/16Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D249/18Benzotriazoles
    • C07D249/20Benzotriazoles with aryl radicals directly attached in position 2

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

本発明は2−(2−ヒドロキシフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールの製造方法に関し、特に経済的に高収率の化合物を製造することができる下記の化学式1で表示される2−(2−ヒドロキシフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールの製造方法に関する。
本発明はこのために、2−(2−ヒドロキシフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールの製造方法において、a)非極性溶媒と水とを含む溶媒及び塩基存在下で下記の化学式2で表示される化合物に無触媒または相転移触媒下でヒドラジン水和物を添加して1次還元反応させ、下記の化学式3で表示される化合物を製造する段階、及びb)前記a)段階で製造された下記の化学式3で表示される化合物に水を添加して無触媒または相転移触媒下で亜鉛粉末及び硫酸を添加して2次還元反応させる段階を含む下記の化学式1で表示される2−(2−ヒドロキシフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールの製造方法を提供する。
[化学式1]
Figure 2004517871

[化学式2]
Figure 2004517871

[化学式3]
Figure 2004517871

(前記化学式1、2及び3の式において、Xはハロゲンまたは水素であり、Rは水素、C〜C12アルキル、C〜Cシクロアルキル、フェニルまたはフェニル−C〜Cアルキルであり、R´はC〜C12アルキル、C〜Cシクロアルキル、フェニル、またはフェニル−C〜Cアルキル)
本発明によるベンゾトリアゾールの製造方法はひとつの非極性溶媒で1次還元反応を実施した後、中間体を別途の精製や分離工程なくそのまま2次還元反応を実施するので工程が簡単で溶媒交換による製品損失をなくすことができるので、経済的に高い収率の最終生成物を得ることができる。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は2−(2−ヒドロキシフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールの製造方法に関し、特に経済的に高収率の化合物を製造することができる下記の化学式1で表示される2−(2−ヒドロキシフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールの製造方法に関する。
【0002】
[化学式1]
Figure 2004517871
前記化学式1の式において、Xはハロゲンまたは水素であり、Rは水素、C〜C12アルキル、C〜Cシクロアルキル、フェニルまたはフェニル−C〜Cアルキルであり、R´はC〜C12アルキル、C〜Cシクロアルキル、フェニル、またはフェニル−C〜Cアルキルである。
【0003】
【従来の技術】
ベンゾトリアゾールは紫外線吸収剤で、有機高分子物質の紫外線照射による劣化防止に有用なものであって、一般的に下記の化学式2を出発物質として還元反応によって下記の化学式3で表示される中間体を経て、前記ベンゾトリアゾールに還元する様々な方法が知られている。
[化学式2]
Figure 2004517871
[化学式3]
Figure 2004517871
(前記化学式2及び3の式において、Xはハロゲンまたは水素であり、Rは水素、C〜C12アルキル、C〜Cシクロアルキル、フェニルまたはフェニル−C〜Cアルキルであり、R´はC〜C12アルキル、C〜Cシクロアルキル、フェニル、またはフェニル−C〜Cアルキル)
【0004】
既知の方法の中でヒドラジンを還元剤として用いる方法は常圧下で反応を行うことができる長所があるが(U.S No. 4,001,266,Ger.Offen.DE 2,454,889, Fr Demande FR 2,292,708)、反応溶媒がジエチレングリコールジエチルまたはジメチルエーテルなどの値段の高いエーテル類を使用し、反応温度が100℃以上(実施例では130℃以上)になって副反応が起こって、これにともない多量の副生成物を生ずる。また、反応物に存在する水を蒸留するために反応時間が永くなる短所があり、エーテルは容易にパーオキシドを生成して反応物の加熱蒸留時の爆発の危険性も潜在的に持っている。
【0005】
また、前記化学式2で表示される誘導体を低級アルコールまたは水などの存在下で亜鉛粉末と反応させて前記化学式3で表示される中間体を合成することもできるが(日本特許公開 昭53−63379号)、この方法の場合、過剰の亜鉛(4当量)とアルカリ金属(4当量)を使用するので、反応後、亜鉛反応物の処理量が多くなり、過剰のアルカリ金属を中和するために廃水処理費用が増加する。
【0006】
他の方法として、ヒドラジンと亜鉛を還元剤として用いてアルコール溶媒下で実施した例もあるが、この場合は前記化学式3で表示されるN−オキシド化合物を製造する段階で結晶化及びろ過をした後、溶媒をクロロベンゼンに変更して使用せねばならぬので装置数が多くなって工程が複雑になるため工程時間が長くなる短所があり、N−オキシドろ過中、ろ液で製品の損失が生じ溶媒回収費用などの余分な経費がかかる問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記従来のこのような問題点を考慮して、溶媒を単一化して経済的に高収率に化合物を製造することができる前記化学式1で表示される2−(2−ヒドロキシフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールの製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、a)非極性溶媒と水とを含む溶媒及び塩基存在下で下記の化学式2で表示される化合物を無触媒または相転移触媒下でヒドラジン水和物を添加して1次還元反応させて下記の化学式3で表示される化合物を製造する段階、及びb)前記a)段階で製造された下記の化学式3で表示される化合物に水を添加して、無触媒または相転移触媒下で亜鉛粉末及び硫酸を添加して2次還元反応させる段階を含む下記化学式1で表示される2−(2−ヒドロキシフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールの製造方法を提供する。
[化学式1]
Figure 2004517871
[化学式2]
Figure 2004517871
[化学式3]
Figure 2004517871
前記化学式1、2及び3の式において、Xはハロゲンまたは水素であり、Rは水素、C〜C12アルキル、C〜Cシクロアルキル、フェニルまたはフェニル−C〜Cアルキルであり、R´はC〜C12アルキル、C〜Cシクロアルキル、フェニル、またはフェニル−C〜Cアルキルである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0010】
本発明は反応溶媒として水と共に値段が安い非極性溶媒を使用して前記化学式2で表示されるo−ニトロフェニルアゾヒドロキシフェニル化合物に還元剤としてヒドラジン水和物を添加して1次還元反応によって下記の化学式3で表示される中間体を製造した後、これを別途の分離や追加の精製工程なく塩基や酸の存在下で追加的に水だけを添加し還元剤として亜鉛粉末を使用して2次還元反応を行うことによって、高い収率で最終生成物を得ることができる前記化学式1で表示される2−(2−ヒドロキシフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールの製造方法に関する。本発明によれば、特に1次置換はひとつの非極性溶媒と水とよりなる溶媒のみで行い、また、2次還元反応は追加的な有機溶媒の投入なく水だけを追加的に供給して行うことによって、工程が簡単になり、溶媒交換による製品損失をなくすことができるので経済性に非常に優れている。
【0011】
本発明で前記化学式1による好ましい化合物は次の通りである。
2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−3−tert−ジ−アミル−5−メチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−5−tert−オクチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−3−5−ビス−α、α−ジメチルベンジルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−3−5−ジ−tert−ブチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール。
【0012】
本発明ではこのために、下記のような2段階の還元反応を通じて前記化学式1で表示されるベンゾトリアゾールを製造する。
【0013】
本発明は出発物質として前記化学式2で表示されるo−ニトロフェニルアゾヒドロキシフェニル化合物を使用し、これを塩基と共に反応器に投入した後、溶媒として非極性溶媒と水を添加する。その後、反応温度50乃至140℃、好ましくは60乃至100℃の温度を維持しながら還元剤としてヒドラジン水和物を一定の時間滴加して反応を進行させた後、高性能液体クロマトグラフィ(HPLC)で反応の完結を確認して前記化学式3で表示される中間体を製造する1次還元反応を行う。
【0014】
前記非極性溶媒は、好ましくはo、m、p−キシレン、エチルベンゼン、トルエン、及びベンゼンからなる群より1種以上選択される。
【0015】
前記塩基はアルカリ金属塩が好ましく、アルカリ金属塩の具体的な例は水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムが好ましい。
【0016】
この時、反応は無触媒下でまたは相転移触媒存在下で全て進行が可能であり、相転移触媒の使用時には反応速度がさらに速くなる。前記相転移触媒はテトラエチルベンジルアンモニウムクロライド、テトラブチルアンモニウムクロライド、テトラブチルアンモニウムブロマイド、ヒドロキノン、アントラキノン及びカテコールからなる群より1種または2種以上選択されるのが好ましい。
【0017】
前記還元剤として用いられるヒドラジン水和物は0.5乃至0.7モル当量で滴加方法によって投入され、1次還元反応は数分ないし数時間内に完結され、通常は1/2乃至4時間かかる。
【0018】
前記過程の後に、1次還元反応が終結すれば下記のような方法で2次還元反応を実施して前記化学式1で表示されるベンゾトリアゾールを製造する。
【0019】
つまり、前記化学式3で表示される中間体化合物を硫酸または塩酸で中和した後、水層を除去して微量の無機塩を除去するために水で洗浄する。その後、水層が除去された有機層に水を追加し、還元剤として亜鉛粉末1乃至1.3モル当量を一括投入した後、次に硫酸1乃至2モル当量を反応温度50乃至100℃範囲下で滴加すると、1/2乃至3時間以内に2次還元反応が完了する。この時、亜鉛粉末と硫酸の投入順序を変えて硫酸を投入しても同一の結果を得ることができる。
【0020】
前記2次還元反応が完了すれば攪拌を中止して下層の水層を除去する。この時、水層には亜鉛スルフェートが含まれている。未反応の亜鉛はろ過し除去してろ液を脱色剤で脱色した後、再結晶、乾燥過程を経て高純度の前記化学式1で表示されるベンゾトリアゾールを製造する。
【0021】
このように、従来のベンゾトリアゾールを製造するための還元方法が低級アルコールまたは水などの存在下で過剰の亜鉛(4当量)とアルカリ金属(4当量)を使用して反応させるので、亜鉛反応物処理量が多くなり、過剰のアルカリ金属を中和するために廃水処理費用が増加し、溶媒を置換するために結晶化、ろ過、そして精製の追加工程が必要となり、ろ液に製品損失があるのに反し、本発明では非極性溶媒を単一溶媒として用いて還元反応を実施するので亜鉛(1乃至1.3当量)とアルカリ金属(1乃至2当量)の使用量が相対的に減って、中間体での不純物の分離や精製のための追加工程が必要なく、これにより金属還元剤の量を少なく使用しても高収率でベンゾトリアゾールを製造することができるので経済性が優れている。
【0022】
以下、本発明を次の実施例に基づいてさらに詳細に説明する。しかし、本発明がこれらの実施例によって限定されるわけではない。
【0023】
[実施例1]
2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールの製造
2−ニトロ−2−ヒドロキシ−5−メチルアゾベンゼン(89.1%)144g、水酸化ナトリウム(50%)80g、及び溶媒としてo−キシレン190gと水190gを500ml反応器に入れて温度を60〜80℃に維持しながら還元剤であるヒドラジン水和物(80%)18.8gを30分間滴加した。
【0024】
2時間攪拌して反応を完結させ、高性能液体クロマトグラフィで分析した結果、出発物質として使用した2−ニトロ−2−ヒドロキシ−5−メチルアゾベンゼンがなくなって2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール−N−オキシドが生成したことをもって、1次還元反応が終結したことが確認できた。反応物を硫酸で中和した後に層分離して、下層の水層を除去して残渣を水で洗浄した。
【0025】
再びこの反応液に水190g、亜鉛粉末(96%)42.6gを投入した後、硫酸(95%)77gを30分間滴加しながら温度を60〜80℃に維持して2次還元反応を実施した。2時間攪拌して反応を完結させ、未反応の亜鉛粉末はろ過して除去し、下層の水層は層分離して除去した。硫酸溶液で有機層中の着色物質を抽出して除去し、脱色剤を使用して脱色した後、メタノール300gを投入して結晶化した。
【0026】
得られた固体を洗浄及び乾燥して高純度の2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール98.7g(収率理論値の88%)を得て、硫酸抽出液とろ過液から5.6g(収率理論値の5%)の生成物をさらに得た。
【0027】
[実施例2]
前記実施例1と同一な方法で実施するものの、1次還元反応後に硫酸(95%)77gを先に投入した後、亜鉛粉末(96%)42.6gを分割投入した。その結果、実施例1とほとんど同一な収率で2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールを得た。
【0028】
[実施例3]
2−(2−ヒドロキシ−3−3級−ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾールの製造
2−ニトロ−4−クロロ−2−ヒドロキシ−3−3級−ブチル−5−メチルアゾベンゼン(77.4%)173g、水酸化ナトリウム(50%)46g、ヒドロキノン、及び溶媒としてo−キシレン207gと水104gを1000ml反応器に入れて温度を70〜96℃に維持しながら還元剤であるヒドラジン水和物(80%)15.5gを40分間滴加した。
【0029】
4時間攪拌して反応を完結させ、高性能液体クロマトグラフィで分析した結果、出発物質として使用した2−ニトロ−4−クロロ−2−ヒドロキシ−3−3級−ブチル−5−メチルアゾベンゼンがなくなって、2−(2−ヒドロキシ−3−3級−ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−N−オキシドが生成したことをもって1次還元反応が終結したことが確認できた。反応物を硫酸で中和した後、層分離して下層の水層を除去して残渣を水で洗浄した。
【0030】
再びこの反応液に水207g、亜鉛粉末(96%)34gを投入した後、硫酸(95%)63gを40分間滴加しながら温度を60〜80℃に維持して2次還元反応を実施した。1時間攪拌して反応を完結させ、未反応の亜鉛粉末はろ過して除去し、下層の水層は層分離して除去した。硫酸溶液で有機層中の着色物質を抽出して除去し、脱色剤を使用して脱色をした後、メタノール400gを投入して結晶化した。
【0031】
生成した固体を洗浄及び乾燥して高純度の2−(2−ヒドロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール86.6g(収率理論値の87%)を得て、硫酸抽出液とろ過液から3.4g(収率理論値の3%)の生成物をさらに得た。
【0032】
[実施例4]
前記実施例3と同一な方法で実施するものの、1次還元反応の後、硫酸(95%)63gを先に投入した後、亜鉛粉末(96%)34gを分割投入した。その結果、前記実施例3とほとんど同一な収率で2−(2−ヒドロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾールを得た。
【0033】
[実施例5]
前記実施例3と同一な方法で実施するものの、1次還元反応時触媒としてヒドロキノンの代わりにテトラブチルアンモニウムクロライドを使用して、2次還元反応時触媒としてテトラブチルアンモニウムクロライドを使用した。その結果、1次還元反応が4時間から2時間に短縮されて、2次還元反応は1時間に短縮された。また、2−(2−ヒドロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾールの収率は実施例3とほとんど同一な結果を得た。
【0034】
[実施例6]
2−(2−ヒドロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾールの製造
2−ニトロ−4−クロロ−2−ヒドロキシ−3−5−ジ−tert−ブチル−アゾベンゼン(69.2%)161g、水酸化ナトリウム(50%)34g、ヒドロキノン、及び溶媒としてo−キシレン174gと水174gを500ml反応器に入れて温度を70〜96℃に維持しながら還元剤であるヒドラジン水和物(80%)10.7gを40分間滴加した。
【0035】
4時間攪拌して反応を完結させ、高性能液体クロマトグラフィで分析した結果、出発物質として使用した2−ニトロ−4−クロロ−2−ヒドロキシ−3−5−ジ−tert−ブチル−アゾベンゼンがなくなって、2−(2−ヒドロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−N−オキシドが生成したことをもって、1次還元反応が終結したことが確認できた。反応物を硫酸で中和した後、層分離して下層の水層を除去して残渣を水で洗浄した。
【0036】
再びこの反応液に水174g、亜鉛粉末(96%)23.3gを投入した後、硫酸(95%)44gを30分間滴加しながら温度を60〜80℃に維持して2次還元反応を実施した。2時間攪拌して反応を完結させ、未反応の亜鉛粉末はろ過して除去し、下層の水層は層分離して除去した。硫酸溶液で有機層中の着色物質を抽出して除去し、脱色剤を使用して脱色をした後、メタノール400gを投入して結晶化した。
【0037】
生成した固体を洗浄及び乾燥して高純度の2−(2−ヒドロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール88.0g(収率理論値の86%)を得て、硫酸抽出液とろ過液とから3.1g(収率理論値の3%)の生成物をさらに得た。
【0038】
[実施例7]
前記実施例6と同一な方法で実施するものの、2次還元反応時硫酸と亜鉛粉末の投入順序を変えた。その結果、実施例6とほとんど同一な収率で2−(2−ヒドロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾールを得た。
【0039】
[実施例8]
前記実施例6と同一な方法で実施するものの、1次及び2次還元反応時触媒として全てテトラブチルアンモニウムクロライドを使用し、その結果、実施例6と同一な収率で2−(2−ヒドロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾールを得た。この時、1次反応時間は1時間30分に、2次反応時間は1時間に短縮された。
【0040】
[実施例9]
2−(2−ヒドロキシ−3−tert−ジ−アミル−5−メチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールの製造
2−ニトロ−2−ヒドロキシ−3−5−ジ−tert−アミル−アゾベンゼン(85.3%)95g、水酸化ナトリウム(50%)34g、ヒドロキノン、及び溶媒としてo−キシレン127g及び水127gを500ml反応器に入れて温度を75〜105℃に維持しながらヒドラジン水和物(80%)8.0gを20分間滴加した。
【0041】
4時間攪拌して反応を完結させ、高性能液体クロマトグラフィで分析した結果、出発物質として使用したヒドロキシ−5−アゾベンゼンがなくなって、2−(2−ヒドロキシ−3−5−ジ−tert−アミルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール−N−オキシドが生成したことをもって、1次還元反応が終結したことが確認できた。反応物を硫酸で中和した後、層分離して下層の水層を除去して残渣を水で洗浄した。
【0042】
再びこの反応液に水207g、亜鉛粉末(96%)34gを投入した後、硫酸(95%)63gを40分間滴加しながら温度を60〜80℃に維持して2次還元反応を実施した。2時間攪拌して反応を完結させ、未反応の亜鉛粉末はろ過して除去し、下層の水層は層分離して除去した。硫酸溶液で有機層中の着色物質を抽出して除去し、脱色剤を使用して脱色をした後、メタノール400gを投入して結晶化した。
【0043】
生成した固体を洗浄、乾燥して高純度の2−(2−ヒドロキシ−3−tert−ジ−アミル−5−メチルフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール88.6g(収率理論値の86%)を得て、硫酸抽出液とろ過液とから3.1g(収率理論値の3%)の生成物をさらに得た。
【0044】
[実施例10]
前記実施例9と同一な方法で実施するものの、2次還元反応時硫酸と亜鉛粉末の投入順序を変えた。その結果、実施例9とほとんど同一な収率で2−(2−ヒドロキシ−3−tert−ジ−アミル−5−メチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールを得た。
【0045】
[実施例11]
前記実施例9と同一な方法で実施するものの、1次及び2次還元反応時触媒として全てテトラブチルアンモニウムクロライドを使用し、その結果、実施例9と同一な収率で2−(2−ヒドロキシ−3−tert−ジ−アミル−5−メチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールを得た。この時、1次反応時間は1時間30分に、2次反応時間は1時間に短縮された。
【0046】
[実施例12]
2−(2−ヒドロキシ−5−tert−オクチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールの製造
前記実施例1と同一な方法で実施するものの、出発物質として2−ニトロ−2−ヒドロキシ−5−tert−オクチル−アゾベンゼン(91%)を使用しており、その結果、理論値の93%の収率で2−(2−ヒドロキシ−5−tert−オクチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールを収得した。
【0047】
[実施例13]
前記実施例12と同一な方法で実施するものの、2次還元反応時硫酸と亜鉛粉末の投入順序を変えた。その結果、実施例12とほとんど同一な収率で2−(2−ヒドロキシ−5−tert−オクチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールを得た。
【0048】
[実施例14]
前記実施例12と同一な方法で実施するものの、1次及び2次還元反応時触媒として全てテトラブチルアンモニウムクロライドを使用し、その結果、実施例12と同一な収率で2−(2−ヒドロキシ−5−tert−オクチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールを得た。この時、1次反応時間は1時間30分に、2次反応時間は1時間に短縮された。
【0049】
[実施例15]
2−(2−ヒドロキシ−3−5−ビス−α、α−ジメチルベンジルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールの製造
前記実施例3と同一な方法で実施するものの、出発物質として2−ニトロ−2−ヒドロキシ−3−5−ビス−α、α−ジメチルベンジルアゾベンゼン(84.1%)を使用しており、その結果、理論値の93%の収率で2−(2−ヒドロキシ−3−5−ビス−α、α−ジメチルベンジルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールを収得した。
【0050】
[実施例16]
前記実施例15と同一な方法で実施するものの、2次還元反応時硫酸と亜鉛粉末の投入順序を変えた。その結果、実施例15とほとんど同一な収率で2−(2−ヒドロキシ−3−5−ビス−α、α−ジメチルベンジルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールを得た。
【0051】
[実施例17]
前記実施例15と同一な方法で実施するものの、1次及び2次還元反応時触媒として全てテトラブチルアンモニウムクロライドを使用し、その結果、実施例15と同一な収率で2−(2−ヒドロキシ−3−5−ビス−α、α−ジメチルベンジルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールを得た。この時、1次反応時間は1時間30分に、2次反応時間は1時間に短縮された。
【0052】
[実施例18]
2−(2−ヒドロキシ−3−5−ジ−tert−ブチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールの製造
前記実施例3と同一な方法で実施するものの、出発物質として2−ニトロ−2−ヒドロキシ−3−5−ジ−tert−ブチルアゾベンゼン(89%)を使用しており、その結果、理論値の92%の収率で2−(2−ヒドロキシ−3−5−ジ−tert−ブチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールを収得した。
【0053】
[実施例19]
前記実施例18と同一な方法で実施するものの、2次還元反応時硫酸と亜鉛粉末の投入順序を変えた。その結果、実施例18とほとんど同一な収率で2−(2−ヒドロキシ−3−5−ジ−tert−ブチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールを得た。
【0054】
[実施例20]
前記実施例18と同一な方法で実施するものの、1次及び2次還元反応時触媒として全てテトラブチルアンモニウムクロライドを使用し、その結果、実施例18と同一な収率で2−(2−ヒドロキシ−3−5−ジ−tert−ブチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールを得た。この時、1次反応時間は1時間30分に、2次反応時間は1時間に短縮された。
【0055】
【発明の効果】
以上で説明したように、本発明によるベンゾトリアゾールの製造方法はひとつの非極性溶媒で1次還元反応を実施した後、中間体を別途の精製や分離工程なくそのまま2次還元反応を実施するので、工程が簡単で溶媒交換による製品損失をなくすことができて経済的に高い収率の最終生成物を得ることができる。

Claims (6)

  1. a)非極性溶媒と水とを含む溶媒及び塩基存在下で下記の化学式2で表示される化合物を無触媒または相転移触媒下でヒドラジン水和物を添加して1次還元反応させて下記の化学式3で表示される化合物を製造する段階、及び
    b)前記a)段階で製造された下記の化学式3で表示される化合物に水を添加し、無触媒または相転移触媒下で亜鉛粉末及び硫酸を添加して2次還元反応させる段階を含む下記の化学式1で表示される2−(2−ヒドロキシフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールの製造方法:
    [化学式1]
    Figure 2004517871
    [化学式2]
    Figure 2004517871
    [化学式3]
    Figure 2004517871
    前記化学式1、2及び3の式において、
    Xはハロゲンまたは水素であり、
    Rは水素、C〜C12アルキル、C〜Cシクロアルキル、フェニルまたはフェニル−C〜Cアルキルであり、
    R´はC〜C12アルキル、C〜Cシクロアルキル、フェニル、またはフェニル−C〜Cアルキルである。
  2. 前記a)の非極性溶媒がo−、m−、p−キシレン、これらの混合キシレン、エチルベンゼン、トルエン、及びベンゼンからなる群より1種以上選択されることを特徴とする、請求項1に記載の2−(2−ヒドロキシフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールの製造方法。
  3. 前記a)とb)の相転移触媒がテトラエチルベンジルアンモニウムクロライド、テトラブチルアンモニウムクロライド、テトラブチルアンモニウムブロマイド、ヒドロキノン、アントラキノン、及びカテコールからなる群より1種または2種以上選択されることを特徴とする、請求項1に記載の2−(2−ヒドロキシフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールの製造方法。
  4. 前記a)のヒドラジン水和物の当量が0.5乃至0.7モルであることを特徴とする、請求項1に記載の2−(2−ヒドロキシフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールの製造方法。
  5. 前記b)の亜鉛粉末の当量が1モル乃至1.3モルであることを特徴とする、請求項1に記載の2−(2−ヒドロキシフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールの製造方法。
  6. 前記b)の硫酸の当量が1モル乃至2モルであることを特徴とする、請求項1に記載の2−(2−ヒドロキシフェニル)−2H−ベンゾトリアゾールの製造方法。
JP2002556178A 2001-01-15 2002-01-15 2−(2−ヒドロキシフェニル)−2h−ベンゾトリアゾールの製造方法 Pending JP2004517871A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2001-0002241A KR100383919B1 (ko) 2001-01-15 2001-01-15 2-(2-히드록시페닐)-2h-벤조트리아졸의 제조방법
PCT/KR2002/000062 WO2002055508A1 (en) 2001-01-15 2002-01-15 Method for preparing 2-(2-hydroxyphenyl)-2h-benzotriazole

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004517871A true JP2004517871A (ja) 2004-06-17

Family

ID=19704652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002556178A Pending JP2004517871A (ja) 2001-01-15 2002-01-15 2−(2−ヒドロキシフェニル)−2h−ベンゾトリアゾールの製造方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6559316B2 (ja)
EP (1) EP1351944A1 (ja)
JP (1) JP2004517871A (ja)
KR (1) KR100383919B1 (ja)
CN (1) CN1226293C (ja)
WO (1) WO2002055508A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6743273B2 (en) 2000-09-05 2004-06-01 Donaldson Company, Inc. Polymer, polymer microfiber, polymer nanofiber and applications including filter structures
CN102295613B (zh) * 2010-06-25 2013-12-25 吉林师范大学 制造2-(2’-羟基5’-叔辛基苯基)苯并三唑的方法
CN102060794A (zh) * 2010-12-30 2011-05-18 利安隆(天津)化工有限公司 苯并三唑类紫外线吸收剂的粗品精制方法
CN104327002A (zh) * 2014-09-16 2015-02-04 德州宏坤医药中间体有限公司 苯并三唑类紫外线吸收剂的生产工艺
CN105153058B (zh) * 2015-08-06 2018-02-09 天津大学 一种苯并三唑类化合物的合成方法
CN105153057A (zh) * 2015-10-20 2015-12-16 北京天罡助剂有限责任公司 一种四氢苯并三唑类化合物的连续合成方法
CN105602009A (zh) * 2016-02-17 2016-05-25 黄秀茹 一种用于聚合物的添加剂及其添加剂组合物、聚合物组合物
CN105542314A (zh) * 2016-02-17 2016-05-04 黄秀茹 一种用于聚合物的含磷添加剂
CN105601995A (zh) * 2016-02-17 2016-05-25 黄秀茹 一种用于聚合物的添加剂及其添加剂组合物、聚合物组合物及其作为光稳定剂的用途
CN105542313A (zh) * 2016-02-17 2016-05-04 黄秀茹 一种用于聚合物的添加剂
CN105694099B (zh) * 2016-03-09 2017-03-15 天津利安隆新材料股份有限公司 一种用于聚合物的添加剂
CN105924404B (zh) * 2016-05-23 2019-06-14 启东金美化学有限公司 一种紫外线吸收剂uv-p的制备方法
CN105884703A (zh) * 2016-05-31 2016-08-24 启东金美化学有限公司 一种紫外线吸收剂uv-ps的制备方法
CN106008378A (zh) * 2016-05-31 2016-10-12 启东金美化学有限公司 苯并三唑类紫外线吸收剂的制备方法
CN106008379A (zh) * 2016-05-31 2016-10-12 启东金美化学有限公司 苯并三唑类光稳定剂的制备方法
CN106083749A (zh) * 2016-05-31 2016-11-09 启东金美化学有限公司 一种苯并三唑类紫外线吸收剂的制备方法
CN108342789A (zh) * 2016-08-14 2018-07-31 张天奇 一种用于抗紫外线纤维面料的抗紫外线助剂
CN108492918A (zh) * 2016-08-14 2018-09-04 耿云花 一种防晒裂电力电缆
CN108497649A (zh) * 2016-08-14 2018-09-07 张天奇 一种防紫外线太阳伞
WO2018176202A1 (zh) * 2017-03-27 2018-10-04 涂志秀 一种用于聚合物的添加剂的制备方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3983132A (en) 1974-08-23 1976-09-28 Gaf Corporation Branched chain dodecyl isomeric mixtures of 2-(5-dodecyl-2-hydroxy phenyl) benzotriazole as stabilizers for heat and light sensitive materials
EP0130983B1 (en) * 1982-12-30 1987-10-21 The Boeing Company Variable-camber airfoil
DE3476752D1 (en) 1983-06-01 1989-03-23 Ciba Geigy Ag Process for the preparation of 2-arylbenzotriazoles
JPH01117871A (ja) 1987-10-30 1989-05-10 Kemipuro Kasei Kk 2‐フェニルベンゾトリアゾール‐n‐オキシド類の製造法
JPH02188581A (ja) * 1988-10-07 1990-07-24 Kuraray Co Ltd 2―ヒドロキシフエニルベンゾトリアゾール系化合物およびその用途
US5571924A (en) * 1995-07-12 1996-11-05 Ciba-Geigy Corporation Process for the preparation of benzotriazoles
US5675015A (en) * 1996-03-07 1997-10-07 Eastman Kodak Company Process for the preparation of benzotriazole derivatives

Also Published As

Publication number Publication date
US6559316B2 (en) 2003-05-06
CN1455773A (zh) 2003-11-12
KR100383919B1 (ko) 2003-05-14
WO2002055508A1 (en) 2002-07-18
KR20020061280A (ko) 2002-07-24
CN1226293C (zh) 2005-11-09
EP1351944A1 (en) 2003-10-15
US20030050480A1 (en) 2003-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004517871A (ja) 2−(2−ヒドロキシフェニル)−2h−ベンゾトリアゾールの製造方法
AU2011281421A1 (en) Process for preparing aminobenzoylbenzofuran derivatives
CN110741005A (zh) 用于制备1,3-苯并二氧杂环戊烯杂环化合物的方法
JP5588130B2 (ja) メチレンビス(ベンゾトリアゾリルフェノール)化合物の製造方法
CN107698538A (zh) 罗沙替丁醋酸酯盐酸盐的中间体3‑(1‑哌啶甲基)苯酚的新的制备方法
KR100634721B1 (ko) 4,4'-디할로겐-o-하이드록시디페닐 화합물의 제조방법
WO2020261158A1 (en) Processes of making 2-((1-benzyl-1h-indazol-3-yl)methoxy)-2-methylpropanoic acid and its derivatives
CN112159388A (zh) 一种硫酸乙烯酯衍生物的制备方法
JPH09507060A (ja) アリールエーテルの開裂方法
CN115417859B (zh) 一种苯甲酸利扎曲坦的合成方法
CN115181077B (zh) 一种低杂质含量的沃替西汀合成方法
US7282610B2 (en) Method of producing aromatic amine compound having alkylthio group
CN114057659B (zh) 一种甲磺草胺合成用中间体及其合成方法
US9303022B2 (en) Industrial method for the preparation of high-purity methiozolin
KR100701743B1 (ko) 밤부테롤의 신규한 제조 방법
JP4397579B2 (ja) 1−置換−4−カルバモイル−1,2,4−トリアゾール−5−オン誘導体の製造方法
JP2016108332A (ja) アミノ化合物の製造方法
JP2894366B2 (ja) デアセチルコルヒチンの製造方法
JP2769178B2 (ja) 2―フェニルベンゾトリアゾール類の製造法
JPS60222469A (ja) 2−フエニルベンゾトリアゾ−ル類の製造方法
JP2010018531A (ja) 3−ベンジルオキシベンゼンチオールの製造方法
JP3059476B2 (ja) 2‐フェニルベンゾトリアゾール類の製造法
JPH10114729A (ja) アミノフェノールの製造
JP2001354633A (ja) 2、5−ジアミノヒドロキノン及び/又はそのエーテル又はそれらの塩の製造方法
CN115677559A (zh) 一种昂丹司琼中间体四氢咔唑酮的一步合成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060425

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060926