JP5588130B2 - メチレンビス(ベンゾトリアゾリルフェノール)化合物の製造方法 - Google Patents
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- GVOJHPJZFDPCHV-UHFFFAOYSA-N Nc(cc1)ccc1ON Chemical compound Nc(cc1)ccc1ON GVOJHPJZFDPCHV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Description
一方、特許文献3に記載されている濃硫酸中でメチレンビス(ベンゾトリアゾリルフェノール)化合物を製造する方法は、硫酸の強い酸化力によって副反応生成物が生成し易いという問題がある。
(1)有機溶媒が炭化水素又はハロゲン化炭化水素である。
(2)酸触媒が、ドデシルベンゼンスルホン酸、トリフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸又はジクロロ酢酸からなる群より選ばれる有機酸、又は塩化鉄(III)、塩化マグネシウム、塩化亜鉛、三フッ化ホウ素、三塩化チタン、四塩化チタン、三塩化モリブテン、五塩化モリブテン、臭化亜鉛、三塩化ホウ素、三臭化ホウ素、フッ化アルミニウム、塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、塩化ガリウム(II)、塩化スズ、臭化スズ、三フッ化アンチモン、五フッ化アンチモン、三塩化アンチモン、五塩化アンチモン、塩化ビスマス、トリイソブチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリメチルアルミニウム、ジエチルアルミニウム、ジエチルアルミニウムクロライド、ジエチル亜鉛及び金属トリフラートからなる群より選ばれるルイス酸である。
ベンゾトリアゾリルフェノール化合物が下記一般式(III):
該4−ヒドロキシアルキルフェノール化合物と、下記一般式(IV):
該2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−ヒドロキシアルキルフェノール化合物を、有機溶媒中にて、有機酸及びルイス酸からなる群より選ばれる酸触媒の存在下、ホルムアルデヒドもしくはパラホルムアルデヒド、トリオキサン及びジメトキシメタンからなる群より選ばれるホルムアルデヒド誘導体と反応させる工程を含む方法にもある。
(2)上記(1)の工程で得られた4−ヒドロキシアルキルフェノール化合物と、前記一般式(IV)で表される2−ニトロベンゼンジアゾニウム塩とを反応させる工程。
(1)4−ヒドキロキシフェネチルアルコールの合成
撹拌装置、温度計、滴下漏斗及び還流冷却器を備えた内容量50mLのガラス製反応器に、4−アミノフェネチルアルコール412mg(3.0ミリモル)を濃度1モル/Lの硫酸水溶液6mLに溶解させて調製した4−アミノフェネチルアルコール溶液を投入した。次いで、氷冷下、4−アミノフェネチルアルコール溶液を撹拌しながら、該溶液に亜硝酸ナトリウム252mg(3.6ミリモル)を水1mLに溶解して調製した亜硝酸ナトリウム水溶液を滴下し、さらに15分間撹拌して、4−アミノフェネチルアルコールをジアゾ化させてジアゾ化合物とした後、尿素72mg(1.2ミリモル)を水1mLに溶解させて調製した尿素水溶液を滴下し、5分間撹拌した。さらに撹拌を続けながら100℃の温度で1時間加熱して、ジアゾ化合物を水で分解反応させた。反応終了後、反応液を室温まで放冷し、反応液に酢酸エチルを加えて撹拌した後、静置し、有機層を分取した。有機層を濃縮し、得られた濃縮物をカラムクロマトグラフィーで精製した。精製後の濃縮物を1H−NMRで分析したところ、4−ヒドキロキシフェネチルアルコールが372mg生成したことが確認された(収率:90%)。
1H−NMR(300MHz,CDCl3):δ1.42(t,J=6.2Hz,1H)、2.80(t,J=6.6Hz,2H)、3.83(dt,J=6.2,6.5Hz,2H)、4.84(br,1H)、6.78(d,J=8.1Hz,2H)、7.10(d,J=8.1Hz,2H)
撹拌装置、温度計、滴下漏斗及び還流冷却器を備えた内容量50mLのガラス製反応器に、2−ニトロアニリン304mg(2.2ミリモル)を濃塩酸0.84mLに溶解させて調製した2−ニトロアニリン溶液を投入し、70℃の温度に加熱して30分間撹拌した後、氷冷した。次いで、氷冷下、2−ニトロアニリン溶液を撹拌しながら、該溶液に亜硝酸ナトリウム152mg(2.2ミルモル)を水0.56mLに溶解して調製した亜硝酸ナトリウム水溶液を、1時間かけて滴下した後、さらに1時間撹拌を続けて2−ニトロベンゼンジアゾニウムの塩酸塩水溶液を調製した。
撹拌装置、温度計、滴下漏斗及び還流冷却器を備えた内容量50mLのガラス製反応器に、上記(1)で合成した4−ヒドキロキシフェネチルアルコール276mg(2.0ミリモル)と水酸化ナトリウム80mg(2.0ミリモル)と炭酸ナトリウム60mg(0.56ミリモル)とを水3.0mLに溶解させて調製した混合溶液を投入した。次いで、混合液の液温を約15℃に維持しながら、該混合液に上記(2)で調製した2−ニトロベンゼンジアゾニウムの塩酸塩水溶液を1時間かけて滴下した後、室温下で12時間撹拌して反応させた。反応終了後、反応液中の固形物をろ過により回収し、減圧乾燥して4−(2−ヒドロキシエチル)−2−[(2H−ニトロフェニル)アゾ]フェノール545mg(収率:95%)を得た。
撹拌装置、温度計、滴下漏斗及び還流冷却器を備えた内容量50mLのガラス製反応器に、上記(3)で合成した2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(2−ヒドロキシエチル)フェノール255mg(1.0ミリモル)、パラホルムアルデヒド15mg(0.5ミリモル)、塩化鉄(III)16mg(0.1ミリモル)、塩化メチレン2mLを投入し、撹拌しながら50℃の温度で24時間加熱して反応させた。反応終了後、反応液を室温まで放冷し、反応液中の白色固形物をろ過により回収し、固形物を飽和重曹水と酢酸エチルとで洗浄した。洗浄後の白色固形物を1H−NMRで分析したところ、2,2’−メチレンビス[6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(2−ヒドロキシエチル)フェノール]が299mg生成したことが確認された(収率:57%)。
1H−NMR(300MHz,CDCl3):δ2.89(t,J=6.4Hz,4H)、3.86(dt,J=5.9,6.4Hz,4H)、4.29(s,2H)、7.36(s,2H)、7.49(dd,J=3.1,6.6Hz,4H)、7.94(dd,J=3.1,6.6Hz,4H)、8.19(d,J=2.19Hz,2H)、11.6(s,2H)
但し、本実施例は、本発明の実施例ではない。
撹拌装置、温度計、滴下漏斗及び還流冷却器を備えた内容量50mLのガラス製反応器
に、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−tert−オクチルフェノール323mg(1.0ミリモル)、パラホルムアルデヒド15mg(0.5ミリモル)、塩化鉄(III)16mg(0.1ミリモル)、塩化メチレン2mLを投入し、撹拌しながら
加熱して50℃の温度で24時間反応させた。反応終了後、反応液を室温まで放冷し、反応液に飽和重曹水と酢酸エチルとを加えて撹拌した後、静置し、有機層を分取した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮して白色の濃縮物を得た。得られた白色濃縮物を1H
−NMRで分析したところ、2,2’−メチレンビス[6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−tert−オクチルフェノール]が377mg生成したことが確認され(収率:57%)。
1H−NMR(300MHz,CDCl3):δ0.70(s,18H)、1.39(s,12H)、1.73(s,4H)、4.30(s,2H)、7.36(d,J=2.2Hz,2H)、7.47(dd,J=3.2,6.6Hz,4H)、7.93(dd,J=3.2,Hz,4H)
但し、本実施例は、本発明の実施例ではない。
撹拌装置、温度計、滴下漏斗及び還流冷却器を備えた内容量50mLのガラス製反応器に、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−tert−オクチルフェノール646mg(2.0ミリモル)、パラホルムアルデヒド30mg(1.0ミリモル)、ドデシルベンゼンスルホン酸326mg(1.0ミリモル)、トルエン2mLを投入し、撹拌しながら加熱して120℃の温度で24時間反応させた。反応終了後、反応液を室温まで放冷し、反応液に飽和重曹水と酢酸エチルとを加えて撹拌した後、静置し、有機層を分取した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮して白色の濃縮物を得た。得られた白色濃縮物を1H−NMRで分析したところ、2,2’−メチレンビス[6−(2H−ベンゾ
トリアゾール−2−イル)−4−tert−オクチルフェノール]が598mg生成したことが確認された(収率:57%)。
(1)酢酸4−(2−ヒドロキシエチル)フェニルの合成
撹拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容量50mLのガラス製反応器に、4−アミノフェネチルアルコール412mg(3.0ミリモル)を酢酸5mLに溶解させて調製した4−アミノフェネチルアルコール溶液を投入した。次いで、氷冷下、4−アミノフェネチルアルコール溶液を撹拌しながら、該溶液に亜硝酸ナトリウム420mg(6.0ミリモル)を少量ずつ加え、その後1時間撹拌して4−アミノフェネチルアルコールをジアゾ化させてジアゾ化合物とした。さらに撹拌を続けながら100℃の温度で1時間加熱してジアゾ化合物を反応させた。反応終了後、反応液を室温まで放冷した後、反応液を減圧下で濃縮した。得られた濃縮物を1H−NMRで分析したところ、酢酸4−(2−ヒドロキシエチル)フェニルが生成したことが確認された。
1H−NMR(300MHz,CDCl3):δ2.29(s,3H)、2.84(t,J=6.5Hz,2H)、3.83(t,J=6.5Hz,2H)、7.02(d,J=8.43Hz,2H)、7.23(d,J=8.43Hz,2H)
撹拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容量50mLのガラス製反応器に、上記(1)で得られた酢酸4−(2−ヒドロキシエチル)フェニルをメタノールに溶解させて調製した酢酸4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル溶液を投入した。次いで、室温下、酢酸4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル溶液に炭酸カリウム414mg(3.0ミリモル)を投入し、撹拌して酢酸4−(2−ヒドロキシエチル)フェニルをメタノールで分解反応させた。反応終了後、反応液に酢酸エチルを加えて撹拌した後、静置し、有機層を分取した。有機層を乾燥、濃縮した後、得られた濃縮物をカラムクロマトグラフィーで精製した。精製後の濃縮物を1H−NMRで分析したところ、4−ヒドキロキシフェネチルアルコールが382mg生成したことが確認された(収率:92%)。
(1)N−[4−(2−アセトキシエチル)フェニル]アセトアミドの合成
撹拌装置、温度計、滴下漏斗及び還流冷却器を備えた内容量50mLのガラス製反応器に、4−アミノフェネチルアルコール2.74g(20.0ミリモル)と塩化メチレン10mLとを投入し、撹拌して4−アミノフェネチルアルコールを溶解させた後、ピリジン4.9mL(60ミリモル)を投入した。次いで、氷冷下、無水酢酸5.7mLをゆっくり滴下し、室温下で1時間撹拌して反応させた。反応終了後、反応液に濃度5%の塩酸水溶液と酢酸エチルとを加えて撹拌した後、静置し、有機層を分取した。有機層を飽和重曹水と飽和食塩水とで洗浄した後、乾燥、濃縮した。得られた濃縮物を1H−NMRで分析したところ、N−[4−(2−アセトキシエチル)フェニル]アセトアミドが4.41g生成したことが確認された(収率:99.7%)。
1H−NMR(300MHz,CDCl3):δ2.03(s,3H)、2.13(s,3H)、2.88(t,J=6.96Hz,2H)、4.24(t,J=6.96Hz,2H)、7.12(d,J=8.43Hz,2H)、7.45(d,J=8.43Hz,2H)、8.33(br,1H)
撹拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容量50mLのガラス製反応器に、上記(1)で得られたN−[4−(2−アセトキシエチル)フェニル]アセトアミド222mg(1.0ミリモル)と無水酢酸10mLと酢酸5mLとを投入し、撹拌してN−[4−(2−アセトキシエチル)フェニル]アセトアミドを溶解させた。次いで、氷冷下、N−[4−(2−アセトキシエチル)フェニル]アセトアミド溶液を撹拌しながら、該溶液に亜硝酸ナトリウム140mg(2.0ミリモル)を少しずつ加え、その後1時間撹拌してN−[4−(2−アセトキシエチル)フェニル]アセトアミドをジアゾ化させてジアゾ化合物とした。さらに撹拌を続けながら100℃の温度で1時間加熱してジアゾ化合物を反応させた。反応終了後、反応液を室温まで放冷し、反応液にメタノール5mLを加え、減圧下で濃縮した。得られた濃縮物に飽和重曹水と酢酸エチルとを加えて撹拌した後、静置し、有機層を分取した。有機層を乾燥、濃縮し、得られた濃縮物をカラムクロマトグラフィーで精製した。精製後の濃縮物を1H−NMRで分析したところ、酢酸4−(2−アセトキシエチル)フェニルが175mg生成したことが確認された(収率:79%)。
1H−NMR(300MHz,CDCl3):δ2.04(s,3H)、2.29(s,3H)、2.93(t,J=7.0Hz,2H)、4.27(t,J=7.0Hz,2H)、7.02(d,J=8.43Hz,2H)、7.22(d,J=8.43Hz,2H)
撹拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容量50mLのガラス製反応器に、上記(2)で得られた酢酸4−(2−アセトキシエチル)フェニル667mg(3.0ミリモル)をメタノール5mLに溶解させて調製した溶液を投入した。次いで、室温下、酢酸4−(2−アセトキシエチル)フェニル溶液に炭酸カリウム828mg(6.0ミリモル)を投入し、撹拌して、酢酸4−(2−アセトキシエチル)フェニルをメタノールで分解反応させた。反応終了後、反応液を濃縮し、得られた濃縮物をカラムクロマトグラフィーで精製した。精製後の濃縮物を1N−NMRで分析したところ、4−ヒドキロキシフェネチルアルコールが382mg生成したことが確認された(収率:92%)。
(1)N−[4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル]アセトアミドの合成
撹拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた内容量50mLのガラス製反応器に、撹拌装置及び還流冷却器を備えた内容量50mLのガラス製反応器に、4−アミノフェネチルアルコール412mg(3.0ミリモル)と、無水酢酸10mLとを投入し、30分間撹拌して反応させた。反応終了後、反応液中の反応生成物を1N−NMRで分析したところ、反応生成物はN−[4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル]アセトアミドであり、反応液はN−[4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル]アセトアミド溶液であることが確認された。
上記(1)で得られたN−[4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル]アセトアミド溶液に酢酸5mLを加えた後、氷冷下、該溶液を撹拌しながら、該溶液に亜硝酸ナトリウム420mg(6.0ミリモル)を少量ずつ加えて、その後30分撹拌してN−[4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル]アセトアミドをジアゾ化させてジアゾ化合物とした。その後、さらに撹拌を続けながら100℃の温度に加熱してジアゾ化合物を反応させた。反応終了後、室温まで放冷し、反応液にメタノール5mLを加え、減圧下濃縮した。得られた濃縮液に飽和重曹水と酢酸エチルとを加えて撹拌した後、静置し、有機層を分取した。有機層を乾燥、濃縮し、得られた濃縮物をカラムクロマトグラフィーで精製した。精製した濃縮物を1N−NMRで分析したところ、酢酸4−(2−ヒドロキシエチル)フェニルが421mg生成したことが確認された(収率:77%)。
撹拌装置及び還流冷却器を備えた内容量50mLのガラス製反応器に、上記(2)で得られた酢酸4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル421mg(2.33ミリモル)をメタノール5mLに溶解させて調製した溶液を投入した。次いで、室温下、炭酸カリウム414mg(3.0ミリモル)を投入し、撹拌して、酢酸4−(2−ヒドロキシエチル)フェニルをメタノールで分解反応させた。反応終了後、反応液を濃縮し、得られた濃縮物をカラムクロマトグラフィーで精製した。精製後の濃縮物を1N−NMRで分析したところ、4−ヒドキロキシフェネチルアルコールが316mg生成したことが確認された(収率:98%)。
Claims (6)
- 下記一般式(I):
- 有機溶媒が炭化水素又はハロゲン化炭化水素である請求項1に記載の方法。
- 酸触媒が、塩化鉄(III)、塩化マグネシウム、塩化亜鉛、三フッ化ホウ素、三塩化チタン、四塩化チタン、三塩化モリブテン、五塩化モリブテン、臭化亜鉛、三塩化ホウ素、三臭化ホウ素、フッ化アルミニウム、塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、塩化ガリウム(II)、塩化スズ、臭化スズ、三フッ化アンチモン、五フッ化アンチモン、三塩化アンチモン、五塩化アンチモン、塩化ビスマス、トリイソブチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリメチルアルミニウム、ジエチルアルミニウム、ジエチルアルミニウムクロライド、ジエチル亜鉛及び金属トリフラートからなる群より選ばれるルイス酸である請求項1に記載の方法。
- 4−ヒドロキシアルキルフェノール化合物が下記一般式(V):
- 下記一般式(VII):
水もしくはメタノールと接触させて分解させることによって、下記一般式(III):
該4−ヒドロキシアルキルフェノール化合物と、下記一般式(IV):
該2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−ヒドロキシアルキルフェノール化合物を、有機溶媒中にて、有機酸及びルイス酸からなる群より選ばれる酸触媒の存在下、ホルムアルデヒドもしくはパラホルムアルデヒド、トリオキサン及びジメトキシメタンからなる群より選ばれるホルムアルデヒド誘導体と反応させる工程を含む方法。
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