JP2004516916A - カルボキシル基を含有する非ステロイドの抗炎症剤を投与するための経皮治療吸収システム及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、カルボキシル基を含有する非ステロイドの抗リウマチ薬の群からの少なくとも一つの活性な成分を含有する経皮治療吸収システム(TTS)に関する。前記システムは、後部層(1)、活性な成分を含有するマトリックス層(2)、及び除去可能な保護層(3)を含む。本発明のシステムは、カルボキシル基を含有するポリアクリラート接着剤を主材料としたマトリックス層(2)によって特徴付けられ、前記層は、オレイン酸及びカリウムイオンを含有し、カリウムイオンの割合は、全てのカルボキシル基を含有するマトリックス成分の合計の当量に関して、5及び50%の間にある。

Description

【0001】
本発明は、カルボキシル基を含有する非ステロイドの消炎薬向きの経皮治療吸収システム(TTS)に関する。本発明は、より詳しくは、カルボキシル基を含有するポリアクリラートの感圧性接着剤を主材料としたマトリックスを有する上述の種類のTTSに関する。本発明は、上述の種類のTTSを製造する工程をさらに含む。
【0002】
カルボキシル基を含有する非ステロイドの抗リウマチ薬又は消炎薬(NSAID)の群の作用物質は、炎症、炎症性関節症、リウマチ性症候群、及びそれらによって引き起こされた痛みの状態の治療に広く使用される。
【0003】
一方、作用物質のこの群に属する物質は、例えば、インドメタシン、アセメタシン、トルメチン、ジクロフェナック、及びロナゾラックのような酢酸の誘導体の群の構成員であり、一方、例えば、イブプロフェン、フルルビプロフェン、フェノプロフェン、ケトプロフェン、ナプロキセン、及びチアプロフェンのようなプロピオン酸誘導体(プロフェン)の群の構成員である。
【0004】
経口吸入は、しばしば、胃腸の領域における胃の疾患及び出血のような副作用を引き起こすので、局所又は経皮の投与は、原則として好ましい。これを、ゲル、クリーム、軟膏剤、又は皮膚にくっつくパッチを使用して、行うことができる。後者は、それらが、長い時間の間貼り付けの位置に残留することができるという、そうでなければ、例えば軟膏剤については、それらの塗布がより容易であるという付加的な利点を有する。
【0005】
ある含有量のNSAIDを有するTTSは、例えば、DE 198 30 649 A1から知られている。この刊行物は、当技術の事情に関係するそれになされた文と同様に、ここでは、参照によって明白に含まれる。
【0006】
DE 198 30 649 A1から、浸透エンハンサーのような脂肪酸及びカルボキシル基を含有する接着剤のマトリックスとNASID、特にケトプロフェン、フルルビプロフェン、又はイブプロフェンの組み合わせで、高い放出率を達成することが可能であることが明らかになる。
【0007】
しかしながら、今日、さらなる研究は、DE 198 30 649 A1における例1、2、及び特に3に従うマトリックスの調合物が、それらの高い含有量の作用物質及び可塑化脂肪酸による、非常に柔らかい軟度及び大いに不満を抱かせる粘着性を有することを見出すことに帰着した。加えて、新たに調製した状態で、特に裏当て層として使用されるポリエチレンテレフタラート(PET)において、作用物質を含有するマトリックス層の固着に関して、PETフィルム及び弾性PET織物を使用したときの両方で、問題が認められた。これは、特に、PETが、機械的応力に耐えるその能力のためだけでなく、それが作用物質に対するバリアー性を有するので、裏当て層用の最も大いに好適な材料であるという事実のために、不利である。結果として、このようなPET材料における作用物質のマトリックスの乏しい固着は、カルボキシル基を含有するNSAIDを含有するTTSを製造するためのDE 198 30 649 A1に開示された調合物の使用において、大きな限定を必然的に伴う。
【0008】
感圧性接着層の粘着及び同時に作用物質のイブプロフェンの放出を改善するために、アルカリの水酸化物の添加が、JP4074119Aに提案されてきた。しかしながら、浸透を高める脂肪酸の添加は、この文書には提供されてない。
【0009】
このように、本発明の目的は、上述の作用物質の投与に適切であると共に、DE 198 30 649 A1に記載されたそれらの有利な性質に対して卓越するが、上述の欠点を有さない、経皮治療吸収システムを提供することである。
【0010】
さらに、非水性媒体において、即ち有機溶媒においてNSAIDを含有する重合体のマトリックスを調製することが可能でなければならないことが要求される。これは、本発明を実現することに適切なカルボキシル基を含有する感圧性接着税の大部分を、有機溶液においてのみ処理することができるので、重要である。
【0011】
この目的は、作用物質を含有するマトリックスを、カルボキシル基を含有するポリアクリラートの感圧性接着剤を主材料として調製するという、及び
それが、ある含有量のオレイン酸及びカリウムイオンを有し、カリウムイオンの成分量が、全てのカルボキシル基を含有するマトリックス成分の合計の当量に対して、5から50%までの範囲にあるという事実によって、請求項1の前提部の特徴を有するTTSにおいて達成される。
【0012】
驚くべきことに、浸透を高める脂肪酸としてのオレイン酸及びアルカリの水酸化物としての水酸化カリウムを使用することによってのみ、非水性媒体において、典型的には酢酸エチルにおいて、作用物質のマトリックスを調製することが可能であることが見出された。不溶性の沈殿物としての脂肪酸の塩の沈殿は、この場合には起こらない。このような沈殿が起こらないという事実は、おそらく、オレイン酸及びカリウムイオンの本発明の添加によって形成されたオレイン酸−カリウム塩の特異的な性質による。有機溶媒の存在下で他のアルカリの脂肪酸の塩を使用するとき、沈殿が起こる(例1から8まで及び表1参照)。
【0013】
オレイン酸及びカリウムイオンの組み合わせから結果として生じる、この有利な性質のために、本発明によるマトリックス層を製造するために、有機溶液において利用される、任意のカルボキシル基を含有する感圧性接着剤、例えば、National Starch社による“Durotak”の名称で販売された感圧性接着剤を使用することは、原則として可能である。本発明によるTTSにおいて、マトリクスにおけるオレイン酸の沈殿を、確かに予防することができるので、TTSは、非常に均質なマトリックス層によって特徴付けられる。好ましくは、このマトリックス層は、単一の相のみからなり、即ち、それは、乳濁液又は懸濁液又は多相の重合体の混合物ではない。
【0014】
本発明によるマトリックス層は、DE 198 30 649 A1と比較して、加えて、感圧性接着剤のマトリックスの著しく改善された粘着及びPET材料の裏当て層に対する完全な固着をもつ。JP4074119と比較して、含有されたオレイン酸の浸透を高める作用による作用物質の皮膚の浸透における実質的な改善に帰着する。
【0015】
本発明による作用物質のマトリックスの製造に関するカルボキシル基を含有するポリアクリラートの接着剤として、National Starch社による“Durotak”の名前で販売されたカルボキシル基を含有する感圧性接着剤、特に感圧性接着剤Durotak 387−2353が、好ましく使用される。これらを除けば、アクリル及び/又はメタクリル酸及びそれらの誘導体、例えば、2−エチルヘキシル=アクリラートのフリーラジカル重合によって製造される他のポリアクリラート接着剤は、原則として、同様に適切である。加えて、このような重合体は、さらなるコモノマー、例えば、酢酸ビニルもまた含有してもよい。個々の場合において、異なるカルボキシル基を含有するポリアクリラートの感圧性接着剤の適切な混合物もまた利用してもよい。
【0016】
マトリックス層の単位面積当たりの重量は、好ましくは、30−120g/mの範囲にあり、50−80g/mの範囲における単位面積当たりの重量は、特に好適である。
【0017】
本発明のマトリックス層に含有されたカリウムイオンは、好ましくは、水酸化カリウムとして添加される。本発明の調合物は、カルボキシル基を含有する感圧性接着剤と同様に、少なくとも三つのカルボキシル基を含有する成分、すなわち、作用物質、オレイン酸を有するので、それを、これらのカルボキシル基を含有する成分の塩の形成が、どんな比においても、起こるという大きな困難を伴ってのみ決定することができる。この理由のために、この塩の形成に関する実験的な研究を行った。
【0018】
代わりに、含有された水酸化カリウムの量を、マトリックスのカルボキシル基を含有する成分の合計の当量の百分率で示すことが好適である(例9参照)。次に、水酸化カリウムの等価物の100%の量は、全てのカルボキシル基を含有するマトリックス成分の中和に相当する。マトリックスのフィルムの粘着における著しい増加は、水酸化カリウムの等価物の少なくとも5%、より良くは10%の量が添加されるときのみ起こることが認められてきた。一方、KOHの添加された量が、水酸化カリウムの等価物の50%の値を超えるとすれば、マトリックスの層又はマトリックスのフィルムは、厚さにおける大きな損失を被る。同時に、マトリックスの親水性は、マトリックスのフィルムが、それが皮膚に付けられると共にその厚さが縮小するとき、湿気の摂取により赤くなるように、強く増加する。
【0019】
好ましくは、KOHは、水酸化カリウムの等価物の10から40%までの量で添加され、最適な結果は、水酸化カリウムの等価物の約30%で達成される。
【0020】
オレイン酸の含有量は、マトリックス層に対して、実質上、5及び25重量%の間に等しくてもよく、好ましくは、オレイン酸は、10−20重量%の量で添加される。
【0021】
カルボキシル基を含有するNSAIDの群からの作用物質として、好ましくは、イブプロフェン、フルルビプロフェン、フェノプロフェン、ケトプロフェン、ナプロキセン、及びチアプロフェンが使用され、イブプロフェンは、特に好適であるが、しかしながら、この群の作用物質の他の代表、例えば、最初に述べた作用物質を同様に使用することができる。好ましくは、作用物質は、実質的に、(S)−エナンチオマーとして存在する。マトリックスにおける作用物質の濃度は、好ましくは、実質上、5から25重量%まで、特に好ましくは10から20重量%までに等しい。
【0022】
本発明の特別な実施例によれば、感圧性接着剤が、アルミニウムイオンによって架橋されて存在することが提供される。架橋試薬として、好ましくは、アセチルアセトナートアルミニウムが使用される。架橋によって、接着剤の層の粘着は、付加的に改善される。アセチルアセトナートアルミニウムは、好ましくは、0.01から0.2重量%までの濃度で添加され、0.05から0.1重量%の濃度の範囲が特に好適である。上述した百分率は、作用物質を含有する接着剤のマトリックスにおけるアルミニウムイオンの濃度として計算される。
【0023】
本発明は、このような実施例をさらに含み、ここで、TTSの作用物質を含有するマトリックスの層とそれの裏当て層との間に、システムが皮膚に付けられるときに閉鎖性の効果を有する、水蒸気を遮断する中間層がある(図2参照)。この中間層は、好ましくは、炭化水素の重合体、例えば、ポリイソブチレン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、又はスチレンのブタジエン若しくはイソプレンのとのブロック共重合体で作り上げられる。中間層の単位面積当たりの重量は、10から100g/mまでの範囲に、好ましくは、20から80mの範囲にある。
【0024】
このような中間層を提供することは、特に、裏当て層が、水蒸気浸透性の材料で作られる場合に、利点である。
【0025】
本発明のTTSの裏当て層用の材料として、好ましくは、ポリエチレンテレフタラート(PET)のフィルムが、しかしながら、特に好ましくは、縦方向及び横方向の弾性の空気及び水蒸気浸透性のPETの織物が使用される。しかし、当業者に知られた他のポリエステルのフィルム又は織物を、同様に使用してもよく、弾性を有する材料が好適である。
【0026】
取り外し式の保護層のために、(例えば、シリコン化を通じて)剥離性にしておいたプラスチックのフィルム、例えば、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタラート(PET)又は類似の材料のプラスチックのフィルムが考慮される。
【0027】
本発明によるTTSの構造を、図1及び2を参照して例によって説明することにする。これらは、各々がTTSを断面図で示す、概略の単純化された図面である。
【0028】
図1は、裏当て層(1)及び均質な作用物質を含有するマトリックス層(2)からなるTTSを示す。マトリックス層(2)の皮膚に面する側は、取り外し式の保護層(3)によって覆われる。
【0029】
この好適な構造は、例9に記載する構造に相当する。
【0030】
図2は、本発明によるTTSのさらに好適な構造を示し、その構造は、同様にして、裏当て層(1)、均質な作用物質を含有するマトリックス層(2)、及び取り外し式の保護層(3)を有する。付加的に、マトリックス層(2)と裏当て層(1)の間に、水蒸気を遮断する中間層(4)がある。
【0031】
例1乃至8
アルカリの脂肪酸の塩の溶解度
試験を以下のように行った。表1に示した脂肪酸を、10重量%の濃度で酢酸エチル中に溶解させた。その後、その溶液に、示したアルカリの水酸化物のメタノール溶液(10重量%)の2滴を添加した。白色の沈殿物が、滴下する位置で生じた(N)かどうか、又は溶液が、澄んだままであった(K)かどうかを記録した。結果を表1に示す。
【0032】
表1
【0033】
【表1】
Figure 2004516916
TTSの製造に最も頻繁に使用した脂肪酸の中で、オレイン酸のカリウム塩のみは、酢酸エチルに可溶であることを証明した(例8)。
【0034】
例9
作用物質イブプロフェンを含有するTTSの調製
組成
【0035】
【表2】
Figure 2004516916
百分率は、マトリックスの重量に関する。
【0036】
感圧性接着剤の重合体に架橋して結合した
**この部分は、全てのカルボキシル基を含有する成分の合計の当量の29%に相当する。
【0037】
調製:
例9を調製するために、最初に、オレイン酸を、Durotakの感圧性接着剤の溶液(Durotak 387−2353:National Starch社)中へ攪拌する。その後、10%(重量%)メタノール溶液の形態で水酸化カリウムを、攪拌すると同時に、ゆっくり添加する。最後に、イブプロフェンを、この調剤に溶解させ、粉末状の架橋試薬のアセチルアセトナートアルミニウムを添加し、溶解まで攪拌する。被覆物に適切な粘度を調節するために、酢酸エチルを、要求に従って完成した溶液に添加する。
【0038】
この接着剤の溶液を、シリコン化したポリエステルのフィルム(PET 100μm)に被覆する。被覆物の厚さを、取り出し空気炉において60℃で10分の乾燥後、60から80g/mまでの単位面積当たりの重量を有するフィルムが得られるように、調節する。接着剤の乾燥したフィルムには、裏当て層として(KOB Karl Otto Braun社による)縦方向及び横方向の弾性のPETの織物が提供される。その後、適切な大きさ及び形状の個々のパッチが、この積層物から打ち抜かれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
裏当て層(1)及び均質な作用物質を含有するマトリックス層(2)からなるTTSを示す。
【図2】
本発明によるTTSのさらに好適な構造を示し、その構造は、同様にして、裏当て層(1)、均質な作用物質を含有するマトリックス層(2)、及び取り外し式の保護層(3)を有する。

Claims (13)

  1. 裏当て層(1)、作用物質を含有するマトリックス層(2)、及び取り外し式の保護層(3)を有する、カルボキシル基を含有する非ステロイドの抗リウマチ薬の群からのある含有量の少なくとも一つの作用物質を伴った経皮治療吸収システム(TTS)において、
    カルボキシル基を含有するポリアクリラートの感圧性接着剤を主材料としたマトリックス層(2)によって特徴付けられ、
    前記マトリックス層(2)は、ある含有量のオレイン酸及びカリウムイオンを有し、
    前記カリウムイオンの成分の量は、全てのカルボキシル基を含有するマトリックス成分の合計の当量に対して、5から50%までの範囲にあるTTS。
  2. 前記カリウムイオンの成分の量は、全てのカルボキシル基を含有するマトリックス成分の合計の当量に対して、10から40%までの範囲にあることを特徴とする請求項1記載のTTS。
  3. 前記マトリックス層におけるオレイン酸の含有量は、5から25重量%まで、好ましくは10−20重量%であることを特徴とする請求項1又は2記載のTTS。
  4. それは、プロピオン酸誘導体の群からの少なくとも一つの作用物質を含有し、
    前記単数又は複数の作用物質は、好ましくは、イブプロフェン、フルルビプロフェン、フェノプロフェン、ケトプロフェン、ナプロキセン、及びチアプロフェンを含む群から選択され、
    前記イブプロフェンは、特に好適であることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載のTTS。
  5. それは、酢酸誘導体の群の少なくとも一つの作用物質を含有し、
    前記単数又は複数の作用物質は、好ましくは、インドメタシン、アセメタシン、トルメチン、ジクロフェナック、及びロナゾラックを含む群から選択されることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載のTTS。
  6. 前記作用物質は、実質的に(S)−エナンチオマーとして存在することを特徴とする請求項4又は5記載のTTS。
  7. 前記作用物質を含有するマトリックスにおける前記作用物質の濃度は、実質上、5から25重量%まで、好ましくは10から20重量%までに等しいことを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項記載のTTS。
  8. 前記カルボキシル基を含有する感圧性接着剤の重合体のマトリックスは、アルミニウムイオンによって架橋されて存在することを特徴とする請求項1乃至7いずれか1項記載のTTS。
  9. 前記マトリックス層は、均質な構造のものであり、単一の相のみからなることを特徴とする請求項1乃至8いずれか1項記載のTTS。
  10. 前記裏当て層は、ポリエステルのフィルム、好ましくはポリエチレンテレフタラートのフィルム、特に好ましくは弾性のポリエステルの織物からなることを特徴とする請求項1乃至9いずれか1項記載のTTS。
  11. 前記作用物質を含有するマトリックス層と前記裏当て層との間に、好ましくは炭化水素の重合体で作り上げられる、水蒸気を遮断する中間層が配置され、
    前記中間層の単位面積当たりの重量は、10から100g/mまで、特に好ましくは10から80mまで、であることを特徴とする請求項1乃至10いずれか1項記載のTTS。
  12. カルボキシル基を含有する非ステロイドの抗リウマチ薬の群からのある含有量の少なくとも一つの作用物質を有する経皮治療吸収システム(TTS)の製造用の工程であって、
    前記システムは、裏当て層、カルボキシル基を含有するポリアクリラートの感圧性接着剤を主材料とした作用物質を含有するマトリックス層、及び取り外し式の保護層を有する工程において、
    以下の
    a)有機溶液に前記カルボキシル基を含有するポリアクリラートの感圧性接着剤を提供するステップ、
    b)攪拌することによって、5から25重量%までのオレイン酸を添加するステップ、
    c)全てのカルボキシル基を含有するマトリックス成分の合計の当量に対して、5から50%までの範囲にあるKOHの量で、攪拌の下で、メタノールの溶液のKOHの10%溶液(重量%)を添加するステップ、
    d)攪拌によって感圧性接着剤の調剤に溶解させられる、カルボキシル基を含有する非ステロイドの抗リウマチ薬の群からの前記作用物質を添加するステップ、
    e)前記作用物質を含有する接着剤のマトリックスにおけるアルミニウムイオンとして各々計算される、0.01から0.2重量%まで、好ましくは0.05から0.1重量%までのアセチルアセトナートアルミニウムの濃度で、粉末状の形態でアセチルアセトナートアルミニウムを添加し、完全な溶液が生じるまで攪拌するステップ、
    f)前記感圧性接着剤の溶液をシリコン化されたポリエステルのフィルムへ被覆し、前記溶媒を除去するために乾燥するステップ、
    g)前記乾燥した層を、裏当て層としての弾性のポリエステルのフィルム又は弾性のポリエステルの織物で覆うステップ、
    h)個々のTTSを打ち抜くステップによって特徴付けられる工程。
  13. ステップf)に続けて、
    感圧性接着剤の前記乾燥した層を、その後前記裏当て層が貼り付けられる(ステップg)、好ましくはポリイソブチレン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、又はブタジエン若しくはイソプレンとスチレンのブロック共重合体の群から選択される、炭化水素の重合体の中間層で覆うことを特徴とする請求項12記載の工程。
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