JPH07233050A - 外用貼付剤 - Google Patents

外用貼付剤

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JPH07233050A
JPH07233050A JP2546894A JP2546894A JPH07233050A JP H07233050 A JPH07233050 A JP H07233050A JP 2546894 A JP2546894 A JP 2546894A JP 2546894 A JP2546894 A JP 2546894A JP H07233050 A JPH07233050 A JP H07233050A
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JP
Japan
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agent
weight
patch
sensitive adhesive
pressure
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Application number
JP2546894A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Nekama
務 根釜
Naoko Nishida
尚子 西田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】非ステロイド性消炎鎮痛剤外用貼付剤に筋弛緩
剤を含有させることにより、肩関節周囲炎、腰痛等に対
する効果が高く、使用の簡便な外用貼付剤を提供する。 【構成】支持体上に非ステロイド性消炎鎮痛剤と筋弛緩
剤とを含有する粘着剤組成物からなる粘着剤層が形成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、肩関節周囲炎、腰痛等
に対して効果のある外用貼付剤に関する。
【0002】
【従来の技術】非ステロイド性消炎鎮痛外用剤としては
多くのものが上市され、肩関節周囲炎、腰痛などに頻繁
に用いられてきた。特に最近では、投与量を精度よく調
整できると共に使用が簡便であるとの理由から、種々の
貼付剤の開発が盛んに進められており、例えば、消炎鎮
痛パップ剤(特開平3−31686号公報)、インドメ
タシンを薬剤とする消炎鎮痛用貼付剤(特公昭59−7
688号公報)、ケトプロフェンを薬剤とする皮膚外用
剤(特開平2−212423号公報)等が開示されてい
る。
【0003】また、実際に臨床の場で次の製剤が肩関節
周囲炎、腰痛などに用いられている。 (1)フルルビプロフェン貼付剤の市販品として、アド
フィードR 、ステイバン R 、ゼポラスR 等が挙げられ
る。 (2)インドメタシン貼付剤の市販品として、カトレッ
R 、イドメシンパップ R 、インサイドパップR 等が挙
げられる。 (3)ケトプロフェン貼付剤の市販品として、モーラス
R 、ミルタックスR 、ケフィーナR 等が挙げられる。
【0004】しかしながら、これらの貼付剤は、非ステ
ロイド性消炎鎮痛剤のみを配合した製剤であり、実際の
臨床で肩関節周囲炎、腰痛などを治療する場合、より一
層の効果を高めるために、経口筋弛緩剤の併用が行われ
ている。患者にとって外用剤と経口剤を併用するのは非
常に不便であり、コンプライアンスが低下するという問
題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みてなされたものであり、その目的は、非ステロイド
性消炎鎮痛剤外用貼付剤に筋弛緩剤を含有させることに
より、肩関節周囲炎、腰痛等に対する効果が高く、使用
の簡便な外用貼付剤を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の外用貼付剤は、
支持体上に非ステロイド性消炎鎮痛剤と筋弛緩剤とを含
有する粘着剤組成物からなる粘着剤層が形成されてい
る。
【0007】上記支持体としては、貼付剤に通常使用さ
れているものであればいずれも使用可能であり、例え
ば、ポリエチレン、酢酸セルロース、エチルセルロー
ス、ポリエチレンテレフタレート、可塑化酢酸ビニル−
塩化ビニル共重合体、ナイロン、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、可塑
化ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリ塩化ビニリデ
ン、アルミニウム等がの素材の単層シート、2種以上の
積層体が用いられる。さらに、アルミニウム以外の素材
の織布や不織布も支持体として用いられる。
【0008】本発明の外用貼付剤は、テープ製剤、パッ
チ製剤、パップ製剤、プラスター製剤等として利用され
るが、使用時の簡便性を考慮するとテープ製剤又はパッ
チ製剤が好ましい。
【0009】上記粘着剤組成物に用いられる粘着剤とし
ては、これらの製剤を常温で皮膚表面に長時間固定しう
るも粘着力を有するものであれば特に制限はなく、外用
貼付剤がテープ製剤、パッチ製剤及びパップ製剤の場合
の粘着剤としては、例えば、アクリル系粘着剤、ゴム系
粘着剤、シリコン系粘着剤が好適に使用される。しかし
ながら、粘着物性及びコスト等を考慮するとアクリル系
粘着剤又はゴム系粘着剤が好ましい。
【0010】上記アクリル系粘着剤としては、炭素数4
〜12の脂肪族アルコールと(メタ)アクリル酸から得
られる(メタ)アクリル酸アルキルエステルの(共)重
合体、又は上記(メタ)アクリル酸アルキルエステルと
その他の官能性モノマーとの共重合体が用いられる。
【0011】上記(メタ)アクリル酸アルキルエステル
としては、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリ
ル酸イソブチル、アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリ
ル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸オクチ
ル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリ
ルデシル、(メタ)アクリル酸イソデシル、(メタ)ア
クリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ステアリル等が
挙げられる。
【0012】上記その他の官能性モノマーとしては、水
酸基を有するモノマー、カルボキシル基を有するモノマ
ー、アミド基を有するモノマー、ピロリドン環を有する
モノマーが用いられる。
【0013】上記水酸基を有するモノマーとしては、2
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシ
プロピル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
【0014】上記カルボキシル基を有するモノマーとし
ては、(メタ)アクリル酸等のα、β−不飽和カルボン
酸;マレイン酸ブチル等のマレイン酸モノアルキルエス
テル;(無水)マレイン酸、フマル酸、クロトン酸等が
挙げられる。
【0015】上記アミド基を有するモノマーとしては、
アクリルアミド、ジメチルアクリルアミド、ジエチルア
クリルアミド等のアルキル(メタ)アクリルアミド;ブ
トキシメチルアクリルアミド、エトキシメチルアクリル
アミド等のアルキルエーテルメチロール(メタ)アクリ
ルアミド;ダイアセトンアクリルアミド等が挙げられ
る。
【0016】上記ピロリドン環を有するモノマーとして
は、N−ビニルピロリドンなどが挙げられる。
【0017】上記その他の官能性モノマー以外に、酢酸
ビニル、スチレン、α−メチルスチレン、塩化ビニル、
アクリロニトリル、エチレン、プロピレン、ブタジエン
等も使用可能である。
【0018】上記アクリル系粘着剤は、上記モノマーを
従来公知の重合方法によって(共)重合するこにより得
られ、アクリル系粘着剤の全(共)重合成分中、(メ
タ)アクリル酸アルキルエステルは50重量%以上含有
されるのが好ましい。
【0019】上記ゴム系粘着剤としては、天然ゴム、合
成イソプレンゴム、ポリイソブチレン、ポリビニルエー
テル、ポリウレタン、ポリイソプレン、ポリブタジエ
ン、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプ
レン共重合体、スチレン−イソプレン−スチレンブロッ
ク共重合体等をベースとするものが挙げられる。
【0020】上記シリコン系粘着剤としては、ポリオル
ガノシロキサンを主成分とするシリコンゴムが挙げられ
る。
【0021】上記各粘着剤組成物には、必要に応じて、
各種添加剤が添加されてもよい。このような添加剤とし
ては、例えば、ロジン系樹脂、ポリテルペン樹脂、クマ
ロン−インデン樹脂、石油系樹脂、テルペンフェノール
樹脂などの粘着付与剤;液状ポリブテン、鉱油、ラノリ
ン、液状イソブチレン、液状ポリアクリレート等の可塑
剤;充填剤;老化防止剤等があげあられる。
【0022】また、上記外用貼付剤がパップ剤の場合の
粘着剤組成物に用いられる粘着剤としては、アルギン酸
ナトリウム、ゼラチン、コーンスターチ、トラガントガ
ム等の天然ポリマー;メチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロース等のセル
ロース系ポリマー;デキストリン、カルボキシメチルデ
ンプン等のデンプン系ポリマー;ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリル酸ナトリウム、メトキシエチレン−無
水マレイン酸共重合体;ポリビニルエーテル、ポリビニ
ルピロリドン等の合成ポリマーをベースポリマーとする
ものが挙げられる。
【0023】パップ剤の粘着剤組成物には、必要に応じ
て、精製水、グリセリン、プロピレングリコール等の多
価アルコールの保湿剤;カオリン、ベントナイト、亜鉛
華、二酸化チタン等の無機充填剤;架橋剤;老化防止剤
などが添加されてもよい。
【0024】本発明の外用貼付剤には、後述の薬物の経
皮透過性を向上させる目的で、必要に応じて、経皮吸収
促進剤が含有されてもよい。このような経皮吸収促進剤
としては、ミリスチン酸イソプロピル、セバシン酸ジエ
チル、ソルビタンモノラウレート、グリセリンモノオレ
ート、オレイルリン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリ
ウム、オクチルフェニルエーテル、ポリエチレングリコ
ール付加オクチルフェニルエーテル、ラウリルエーテ
ル、ポリエチレングリコール付加ラウリルエーテル、ソ
ルビタンモノオレート、ポリエチレングリコール付加ソ
ルビタンモノオレート、ラウロイルジエタノールアミ
ド、ラウロイルサルコシン、オレオイルサルコシンシュ
ガーエステル、レシチン、グリチルレシチン、尿素、サ
リチル酸、チオグリコール酸カルシウム、乳酸、乳酸エ
ステル、オリーブ油、スクアレン、ラノリン、流動パラ
フィン、グリセリンなどが用いられる。
【0025】上記経皮吸収促進剤の使用量は、少なくな
ると効果がなく、多くなると皮膚刺激性が大きくなり発
赤やかゆみを生じる恐れがあるので、粘着剤組成物中
0.01〜20重量%が好ましく、より好ましくは0.
1〜10重量%である。
【0026】上記粘着剤組成物には、薬物として非ステ
ロイド性消炎鎮痛剤及び筋弛緩剤が含有される。非ステ
ロイド性消炎鎮痛剤としては、非ステロイド性でかつ消
炎鎮痛効果を有する薬物であれば特に限定されず、この
ような非ステロイド性消炎鎮痛剤としては、例えば、イ
ンドメタシン、ケトプロフェン、サリチル酸、アスピリ
ン、アセトアミノフェン、ジクロフェナックナトリウ
ム、イブプロフェン、スリンダック、ナプロキセン、フ
ルフェナム酸、イブフェナック、フェンブフェン、アル
クロフェナック、フェニルブタゾン、メフェナム酸、ベ
ンザダック、ピロキシカム、フルルビブプロフェン、ペ
ンタゾシン、塩酸ブプレノルフィン、酒石酸ブトルファ
ノール等が挙げられる。
【0027】上記筋弛緩剤としては、例えば、塩化アル
クロニウム、塩化スキサメトニウム、塩化ツボクラリ
ン、塩酸スキサメトニウム、塩酸チザニジン、カルバミ
ン酸クロルフェネシン、クロルゾキサゾン、クロルメザ
ノン、臭化バンクロニウム、ジアゼパム、ダントロレン
ナトリウム、バクロフェン、アフロクァロン、メトカル
バモール等が挙げられる。
【0028】上記非ステロイド性消炎鎮痛剤及び筋弛緩
剤の使用量は、少なくなると経皮吸収効果が十分でな
く、実用的な投与面積(150cm2 以下)で薬効発現
に十分な薬物の血中濃度が得られず、多くなると粘着剤
層に割れが生じ易くなるので、粘着剤組成物中0.01
〜30重量%が好ましく、より好ましくは0.1〜20
重量%である。
【0029】上記粘着剤組成物を使用して支持体上に粘
着剤層を形成する方法としては、溶液塗工法、ホットメ
ルト塗工法、電子線効果エマルジョン塗工法等従来公知
の方法が用いられるが、溶液塗工法が好ましい。溶液塗
工法では、まず、粘着剤組成物を適当な溶媒で粘度調節
した後、支持体上に塗布、乾燥して溶媒を除去すること
により、粘着剤層が形成される。また、粘着剤組成物を
剥離紙上に塗布、乾燥させた後、支持体上に転写、積層
することにより、粘着剤層を形成してもよい。この剥離
紙は使用時まで貼付されていてもよい。
【0030】上記粘着剤層の厚さは、薄くなると所定量
の薬物を含有させることができず、さらにテープ製剤及
びパッチ製剤の場合十分な粘着性が得られず、多くなる
と粘着剤層中の薬物が皮膚表面に到達し難くなり、十分
な薬効が得られなくなるので、30〜1000μmが好
ましい。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 (実施例1)粘着剤の調製 アクリル酸2−エチルヘキシル65モル%及びN−ビニ
ルピロリドン65モル%からなるモノマーと、モノマー
の0.02重量%に相当するヘキサメチレングリコール
ジメタクリレートをセパラブルフラスコに仕込み、重合
初期のモノマー濃度が85重量%となるように酢酸エチ
ルを加えた。この溶液を窒素雰囲気下、60℃に加熱
し、重合開始剤である過酸化ラウロイルの酢酸エチル溶
液を逐次少量ずつ添加し32時間重合反応を行って、重
合体を得た。この重合体に酢酸エチルを加えて固形分濃
度35重量%のアクリル系粘着剤を得た。
【0032】粘着剤組成物の調製 上記アクリル系粘着剤86重量部(固形分換算)に、ケ
トプロフェン(日本バルク薬品社製)3重量部、カルバ
ミン酸クロルフェネシン(日本バルク薬品社製)10重
量部及びラウロイルサルコシン(ナカライデスク社製)
1重量部を加え、さらに、固形分濃度25重量%となる
ように酢酸エチルを加え、ディゾルバーで十分に攪拌溶
解させて粘着剤組成物を得た。
【0033】外用貼付剤の作製 上記粘着剤組成物を、50μm厚のポリエチレンテレフ
タレート剥離紙上に塗布し、60℃のギヤオーブン中で
30分間乾燥させて100μm厚の粘着剤層を形成し
た。次いで、この粘着剤層上にポリエチレンテレフタレ
ート/エチレン−酢酸ビニル共重合体のラミネートフィ
ルム(38μm厚)を積層して外用貼付剤を作製した。
【0034】(実施例2)粘着剤の調製 スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(日
本ゼオン社製「QTC3420」)100重量部、ポリ
ブテン(日本石油化学社製「HV−300F」)33重
量部、粘着付与剤として脂環族飽和炭化水素樹脂(荒川
化学社製「アルコンP−90」)283重量部及び流動
パラフィン(日興製薬社製)250重量部をシクロヘキ
サノンに溶解して、固形分濃度が45重量%のゴム系粘
着剤を得た。
【0035】粘着剤組成物の調製 上記ゴム系粘着剤86.5重量部(固形分換算)に、フ
ルルビプロフェン(日本バルク薬品社製)0.5重量
部、クロルメザノン(日本バルク薬品社製)10重量部
及び乳酸(丸石製薬社製)3重量部を加え、さらに、固
形分濃度40重量%となるようにシクロヘキサンを加
え、ディゾルバーで十分に攪拌溶解させて粘着剤組成物
を得た。
【0036】外用貼付剤の作製 上記粘着剤組成物を使用して、実施例1と同様にして支
持体に塗布し、外用貼付剤を作製した。
【0037】(実施例3)ポリアクリル酸ナトリウム
(日本純薬社製「アロンビスAH」)1重量部、ケイ酸
アルミニウム(和光純薬社製)8重量部及びグリセリン
(丸石製薬社製)20重量部を混合分散させて分散液
(A)を得た。別途、ポリエチレングリコール400
(和光純薬社製)2重量部、ポリソルベート80(和光
純薬社製)3重量部、インドメタシン(日本バルク薬品
社製)0.5重量部及びジアゼパム(日本バルク薬品社
製)0.5重量部を加温し溶解させ溶液(B)を得た。
次に、ゼラチン(和光純薬社製)8重量部、カルボキシ
ビニルポリマー(和光純薬社製)0.5重量部及びアル
ギン酸ナトリウム(和光純薬社製)2.5重量部に、精
製水54重量部を加えて加温溶解させた後、上記分散液
(A)を加えて混合し、さらに上記溶液(B)を加えて
均一に攪拌混合した。この混合物を、厚さ100μmと
なるように不織布(支持体)に塗布して粘着剤層を形成
した後、粘着剤層にポリエチレンフィルムを被覆して貼
付剤(パップ剤)を作製した。
【0038】(比較例1)カルバミン酸クロルフェネシ
ンを全く添加しなかったこと以外は、実施例1と同様に
して外用貼付剤を作製した。
【0039】(比較例2)クロルメザノンを全く添加し
なかったこと以外は、実施例2と同様にして外用貼付剤
を作製した。
【0040】(比較例3)ジアゼパムを全く添加しなか
ったこと以外は、実施例3と同様にして外用貼付剤を作
製した。
【0041】上記実施例及び比較例で得られた外用貼付
剤につき、下記のラット皮膚移行性試験をを行い、その
結果を表1に示した。 〈ラット皮膚移行性試験〉外用貼付剤を直径1cmの円
形(面積3.14cm2 )に打ち抜き、毛刈りしたラッ
トの背部に貼付しガーゼで覆い、上からサージカルテー
プで固定した。貼付12時間後に貼付剤を剥離し、貼付
剤中に残存する薬物量を測定し、初期の薬物量との差か
ら薬物移行量を求めた。
【0042】
【表1】
【0043】
【発明の効果】本発明の外用貼付剤は、上述の構成であ
り、非ステロイド性消炎鎮痛剤と筋弛緩剤を含有させる
ことにより、肩関節周囲炎、腰痛等に対する治療効果が
高く、使用方法も非常に簡便である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/44 31/60 45/06 AAH ABE

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に非ステロイド性消炎鎮痛剤と筋
    弛緩剤とを含有する粘着剤組成物からなる粘着剤層が形
    成されていることを特徴とする外用貼付剤。
JP2546894A 1994-02-23 1994-02-23 外用貼付剤 Pending JPH07233050A (ja)

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