JPH09278651A - 経皮吸収貼付剤 - Google Patents

経皮吸収貼付剤

Info

Publication number
JPH09278651A
JPH09278651A JP8360996A JP8360996A JPH09278651A JP H09278651 A JPH09278651 A JP H09278651A JP 8360996 A JP8360996 A JP 8360996A JP 8360996 A JP8360996 A JP 8360996A JP H09278651 A JPH09278651 A JP H09278651A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
hydrochloride
drug
percutaneous absorption
polyoxyethylene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8360996A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Yamaya
誠司 山家
Kunio Yoneto
邦夫 米戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP8360996A priority Critical patent/JPH09278651A/ja
Publication of JPH09278651A publication Critical patent/JPH09278651A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い薬物放出性を有すると共に、皮膚刺激性
の低い経皮吸収貼付剤を提供する。 【解決手段】 支持体の片面に、常温で皮膚に粘着性を
有する粘着剤層が設けられてなる経皮吸収貼付剤におい
て、粘着剤層中に、薬物、ラウリン酸ジエタノールアミ
ドならびにジアルカノールアミン及び/又はトリアルカ
ノールアミンを含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は経皮吸収貼付剤に関
するものあり、さらに詳しくは、薬物の経皮吸収性に優
れ、皮膚刺激性の少ない経皮吸収貼付剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、従来の経口剤、注射剤等の欠
点を補うために、種々の薬物が経皮吸収製剤化されてい
る。例えば、特開昭57−185217号公報には、粘
着剤層に向精神薬であるフルラゼパム又はフルニナラゼ
パムを含有する医薬製剤が開示されている。しかし、近
年では、単に経皮吸収製剤化するだけでなく、取り扱い
易くするため、より小面積で薬物放出性を高める研究が
盛んに行われるようになり、経皮吸収製剤に吸収促進剤
を添加する方法が検討されている。しかしながら、経皮
吸収製剤に吸収促進剤を添加すると、薬物の放出性が増
大する反面、皮膚刺激性も大きくなるという問題点があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点を
解決するために、高い薬物放出性を有すると共に、皮膚
刺激性の低い経皮吸収貼付剤を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
【0005】本発明の経皮吸収貼付剤は、支持体の片面
に、常温で皮膚に粘着性を有する粘着剤層が設けられて
なる経皮吸収貼付剤において、粘着剤層中に、薬物、経
皮吸収促進剤ならびにジアルカノールアミン及び/又は
トリアルカノールアミンを含有することを特徴とする。
【0006】本発明で使用される粘着剤としては、薬物
を溶解することができ、かつ常温で皮膚に対して長時間
貼付し得る感圧接着性を有するものであれば、特に制限
はなく、例えば、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シ
リコーン系粘着剤等が使用可能であり、特に、これらの
中でアクリル系粘着剤が好ましい。
【0007】上記アクリル系粘着剤としては、例えば、
(メタ)アクリル酸アルキエステルを主体とする(共)
重合体が好適に使用されるが、(メタ)アクリル酸アル
キエステル及び該(メタ)アクリル酸アルキエステルと
共重合可能な官能性モノマーの共重合体であってもよ
い。
【0008】上記(メタ)アクリル酸アルキルエステル
としては、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリ
ル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸2−エ
チルヘキシル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸デ
シル、アクリル酸イソデシル、アクリル酸ラウリル、ア
クリル酸ステアリル、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸2−
エチルヘキシル、メタクリル酸イソオクチル、メタクリ
ル酸デシル、メタクリル酸イソデシル、メタクリル酸ラ
ウリル、メタクリル酸ステアリル等が挙げられ、これら
は単独で使用されても、二種以上が併用されてもよい。
【0009】上記官能性モノマーとしては、水酸基を有
するモノマー、カルボキシル基を有するモノマー、アミ
ド基を有するモノマー、アミノ基を有するモノマー、ピ
ロリドン環を有するモノマー等が挙げられる。
【0010】上記水酸基を有するモノマーとしては、例
えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート等のヒドロキシ
アルキル(メタ)アクリレート等が好適に使用される。
【0011】また、上記カルボキシル基を有するモノマ
ーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸などのα,β
−不飽和カルボン酸;マレイン酸ブチルなどのマレイン
酸モノアルキルエステル;(無水)マレイン酸、フマル
酸、クロトン酸等が好適に使用される。
【0012】上記アミド基を有するモノマーとしては、
例えば、アクリルアミド、ジメチルアクリルアミド、ジ
エチルアクリルアミド等のアルキル(メタ)アクリルア
ミド;ブトキシメチルアクリルアミド、エトキシメチル
アクリルアミド等のN−アルコキシ(メチル)アクリル
アミド;ジアセトンアクリルアミドなどが好適に使用さ
れる。
【0013】上記アミノ基を有するモノマーとしては、
例えば、ジメチルアミノアクリレート等が好適に使用さ
れる。
【0014】上記ピロリドン環を有するモノマーとして
は、例えば、N−ビニル−2−ピロリドン等が好適に使
用される。
【0015】上記粘着剤の構成成分中、N−ビニル−2
−ピロリドンの割合は、少なくなると薬物の飽和溶解度
が十分でなく、多くなると粘着性が低下するので、1〜
60重量%が好ましく、より好ましくは5〜30重量%
である。
【0016】上記アクリル系粘着剤としては、アルキル
基の炭素数4〜18の(メタ)アクリル酸アルキルエス
テルを25〜50重量%、アルキル基の炭素数3以下の
(メタ)アクリル酸アルキルエステルを20〜70重量
%及びN−ビニル−2−ピロリドン2〜40重量%を構
成成分とするものが好ましい。
【0017】上記(メタ)アクリル酸アルキエステルを
主体とする(共)重合体は、通常、重合開始剤の存在下
で上述のモノマーを配合して溶液重合を行うことにより
調製される。溶液重合を行う場合は、所定量の各種モノ
マーに酢酸エチル又はその他の重合溶媒を加え、攪拌装
置及び冷却還流装置を備えた反応器中で、アゾビス系、
過酸化物系等の重合開始剤の存在下、窒素雰囲気中で7
0〜90℃、8〜40時間反応させればよい。また、モ
ノマーは一括投入又は分割投入のいずれの方法であって
もよい。
【0018】上記アゾビス系重合開始剤としては、2,
2−アゾビス−イソ−ブチロニトリル、1,1'-アゾビ
ス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)、2,2'-
アゾビス(2,4−ジメチルバレリニトリル)等が挙げ
られ、上記過酸化物系重合開始剤としては、過酸化ラウ
ロイル、過酸化ベンゾイル、ジ(tert−ブチル)パ
ーオキサイド等が挙げられる。
【0019】上記アクリル系粘着剤には、必要に応じ
て、粘着性を調整するために粘着付与剤を添加してもよ
い。粘着付与剤としては、例えば、ロジン系樹脂、テル
ペン系樹脂、クマロン−インデン樹脂、石油系樹脂、テ
ルペン−フェノール樹脂等が挙げられ、好ましくは水添
ロジンエステル等のロジン系樹脂である。
【0020】上記ゴム系粘着剤としては、天然ゴム、ス
チレン−イソプレン−スチレン・ブロック共重合体、ポ
リイソプレン、ポリブテン、ポリイソブチレン、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体等のゴム弾性体を主成分とする
ものが挙げられる。上記ゴム弾性体には、上記粘着付与
剤が添加されてもよく、その添加量は、ゴム弾性体10
0重量部に対して20〜200重量部が好ましい。
【0021】上記ゴム系粘着剤には、必要に応じて、液
状ポリブテン、鉱油、ラノリン、液状ポリイソプレン、
液状ポリアクリレート等の軟化剤が添加されてもよい。
【0022】上記シリコーン系粘着剤としては、ポリオ
ルガノシロキサン等のシリコーンゴムを主成分とするも
のが挙げられる。
【0023】上記粘着剤には、必要に応じて、可塑剤;
酸化チタン、無水珪酸等の充填剤;ブチルヒドロキシト
ルエン等の老化防止剤が適量添加されてもよい。
【0024】本発明で用いられるラウリン酸ジエタノー
ルアミド及びポリオキシエチレンアルキルエーテルは薬
物の経皮吸収促進剤であって、両者のうちいずれか一方
が使用される。上記ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ルは、一般式RO(CH2 CH2 O) n Hで表されるも
のである。式中、Rはアルキル基又はアルケニル基を示
す。上記アルキル基又はアルケニル基の鎖長は、特に限
定されず、直鎖状又は分岐状のいずれでもよく、不飽和
結合の数も特に限定されない。上記アルキル基又はアル
ケニル基としては、ラウリル基、セチル基、ステアリル
基、オレイル基等が好ましい。nは、特に限定されない
が、2〜40が好ましく、より好ましくは2〜20であ
る。
【0025】上記ポリオキシエチレンアルキルエーテル
としては、ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテ
ル、ポリオキシエチレン(4.2)ラウリルエーテル、ポリ
オキシエチレン(9)ラウリルエーテル、ポリオキシエ
チレン(21)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン
(25)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(2)セ
チルエーテル、ポリオキシエチレン(5.5)セチルエーテ
ル、ポリオキシエチレン(7)セチルエーテル、ポリオ
キシエチレン(10)セチルエーテル、ポリオキシエチレ
ン(15)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(20)セ
チルエーテル、ポリオキシエチレン(23)セチルエーテ
ル、ポリオキシエチレン(25)セチルエーテル、ポリオ
キシエチレン(30)セチルエーテル、ポリオキシエチレ
ン(40)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(2)ス
テアリルエーテル、ポリオキシエチレン(4)ステアリ
ルエーテル、ポリオキシエチレン(20)ステアリルエー
テル、ポリオキシエチレン(2)オレイルエーテル、ポ
リオキシエチレン(7)オレイルエーテル、ポリオキシ
エチレン(10)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン
(15)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン(20)オ
レイルエーテル、ポリオキシエチレン(50)オレイルエ
ーテル等が挙げられる。
【0026】上記ポリオキシエチレンアルキルエーテル
の中でも、特にポリオキシエチレン(9)ラウリルエー
テルを用いると、良好な経皮吸収促進効果が得られる。
【0027】上記経皮吸収促進剤の含有量は、少なくな
ると十分な薬物放出性が発現せず、多くなると薬物放出
性が高くなるが皮膚刺激性が大きくなるので、粘着剤層
中0.1〜15重量%が好ましく、より好ましくは1〜
5重量%である。
【0028】本発明で用いられるジアルカノールアミン
及びトリアルカノールアミンは、上記経皮吸収促進剤と
併用することにより、薬物の経皮吸収促進効果を相乗的
に増大させる作用がある。ジアルカノールアミン及びト
リアルカノールアミンは、単独で用いられてもよく、両
者が併用されてもよい。
【0029】上記ジアルカノールアミンのアルカノール
基の構造は特に限定されず、直鎖状又は分岐状のいずれ
であってもよく、例えば、ジエタノールアミン、ジn−
プロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、ジブ
タノールアミン等が挙げられる。
【0030】上記トリアルカノールアミンのアルカノー
ル基の構造は特に限定されず、直鎖状又は分岐状のいず
れであってもよく、例えば、トリエタノールアミン、ト
リn−プロパノールアミン、トリイソプロパノールアミ
ン、トリブタノールアミン等が挙げられる。
【0031】上記ジアルカノールアミン及び/又はトリ
アルカノールアミンの含有量は、少なくなると薬物放出
を促進する効果が発現せず、多くなると粘着剤層が可塑
化し、凝集力や粘着力が低下するので、粘着剤層中0.
1〜30重量%に限定され、好ましくは1〜25重量%
である。
【0032】本発明で使用される薬物としては、経皮的
に生体膜を透過しうるものであれば特に限定されず、例
えば、次のものが挙げられる。薬物の例としては、全身
麻酔剤、睡眠・鎮痛剤、解熱消炎鎮痛剤、ステロイド系
抗炎症剤、興奮・覚醒剤、鎮暈剤、精神神経用剤、局所
麻酔剤、骨格筋弛緩剤、自立神経用剤、鎮痙剤、抗パー
キンソン病、抗ヒスタミン剤、強心剤、不整脈用剤、利
尿剤、血圧降下剤、血管収縮剤、血管拡張剤、動脈硬化
用剤、呼吸促進剤、呼吸促進剤、鎮咳去痰剤、消化性潰
瘍治療剤、利胆剤、ホルモン剤、泌尿生殖器及び肛門用
剤、寄生性皮膚疾患用剤、皮膚軟化剤、ビタミン剤、無
機質製剤、止血剤、血液凝固阻止剤、肝臓疾患用剤、習
慣性中毒用剤、痛風治療剤、糖尿病用剤、抗悪性腫瘍
剤、放射線医薬品、漢方製剤、抗生物質、化学療法剤、
駆虫剤・抗原虫剤、麻薬などが挙げられる。
【0033】解熱消炎鎮痛剤としては、アセトアミノフ
ェノン、フェナセチン、メフェナム酸、ジクロフェナッ
クナトリウム、フルフェナム酸、アスピリン、サリチル
酸ナトリウム、アミノピリン、アルクロフェナック、イ
ブプロフェン、ナプロキセン、フルルビプロフェン、ケ
トプロフェン、アンフェナックナトリウム、メピリゾー
ル、インドメタシン、ペンタゾシン、ピロキシカム等;
ステロイド系抗炎症剤としては、ヒドロコルチゾン、ト
リアムシノロン、デキサメタゾン、ベタメタゾン、プレ
ドニゾロン等が、それぞれ挙げられる。
【0034】血管拡張剤としては、塩酸ジルチアゼム、
四硝酸ペンタエリスリトール、硝酸イソソルビド、トラ
ピジル、ニコランジル、ニトログリセリン、乳酸プレニ
ラミン、モルシドミン、亜硝酸アミド、塩酸トラゾリン
等;不整脈用剤としては、塩酸プロカインアミド、塩酸
リドカイン、塩酸プロプラノロール、塩酸アルプレノロ
ール、アテノロール、ナドロール、酒石酸メトプロロー
ル、アジマリン、ジソピラミド、塩酸メキシチレン等;
血圧降下剤としては、塩酸エカラジン、インダパミド、
塩酸クロニジン、塩酸ブニトロロール、塩酸ラベタロー
ル、カプトプリル、酢酸グアナベンズ、メブタメート、
硫酸ベタニジン等が、それぞれ挙げられる。
【0035】鎮咳去痰剤としては、クエン酸カルベタペ
ンタン、クロペラスチン、タンニン酸オキセラジン、塩
酸クロブチノール、塩酸クロフェダノール、塩酸ノスカ
ピン、塩酸エフェドリン、塩酸イソプロテレノール、塩
酸クロルプレナリン、塩酸メトキシフェナミン、塩酸プ
ロカテロール、塩酸ツロブテロール、塩酸クレンブテロ
ール、フマル酸ケトチフェン等;抗悪性腫瘍剤として
は、シクロフォスファミド、フルオロウラシル、デガフ
ール、マイトマイシンC、塩酸プロカルバジン、ドキシ
フルリジン、ラニムスチン等;局所麻酔剤としては、ア
ミノ安息香酸エチル、塩酸テトラカイン、塩酸プロカイ
ン、塩酸ジブカイン、塩酸オキシブプロカイン、塩酸プ
ロピトカイン等が、それぞれ挙げられる。
【0036】ホルモン剤としては、プロピルチオウラシ
ル、チアマゾール、酢酸メテノロン、エストラジオー
ル、エストリオール、プロゲステロン等;抗ヒスタミン
剤としては、塩酸ジフェノンヒドラミン、マレイン酸ク
ロルフェニラミン、プロメタジン、塩酸シプロヘプタジ
ン、塩酸ジフェニルピラリン等;血液凝固促進剤として
は、ワルファリンカリウム、塩酸チクロピジン等;鎮痙
剤としては、臭化メチルアトロピン、スコポラミン等;
全身麻酔剤としては、チオペンタールナトリウム、ペン
トバルビタールナトリウム等;催眠・鎮痛剤としては、
ブロムワレリル尿素、アモバルビタール、フェノバルビ
タール等;抗癲癇剤としてはフェニトインナトリウム
等;興奮剤・覚醒剤としては塩酸メタンフェタミン等
が、それぞれ挙げられる。
【0037】鎮暈剤としては、塩酸ジフェニドール、メ
シル酸ベタヒスチン等;精神神経用剤としては、塩酸ク
ロルプロマジン、チオリダジン、メプロバメート、塩酸
イミプラミン、クロルジアゼポキシド、ジアゼパム等;
骨格筋弛緩剤としては、塩酸スキサメトニウム、塩酸エ
ペリゾン等;自律神経用剤としては、臭化ネオスチグミ
ン、塩化ベタネコール等;抗パーキンソン剤としては塩
酸アマンタジン等;利尿剤としては、ヒドロフルメチア
ジド、イソソルビド、フロセミド等;血管収縮剤として
は塩酸フェニレフリン等;呼吸促進剤としては、塩酸ロ
ベリン、ジモルホラミン、塩酸ナロキソン等;消化性潰
瘍治療剤としては、臭化グリコピロニウム、プログルミ
ド、塩酸セトラキサート、シメチジン、スピゾフロン等
が、それぞれ挙げられる。
【0038】利胆剤としては、ウルソデスオキシコール
酸、オサルミド等;泌尿生殖器及び肛門用剤としては、
ヘキサミン、スパルティン、ジノプロスト、塩酸リトド
リン等;寄生性皮膚疾患用剤としては、サリチル酸、シ
クロピロクスオラミン、塩酸クロコナゾール等;皮膚軟
化剤としては尿素等;ビタミン剤としては、カルシトリ
オール、塩酸チアミン、リン酸リボフラビンナトリウ
ム、塩酸ピリドキシン、ニコチン酸アミド、パンテノー
ル、アスコルビン酸等;無機質製剤としては、塩化カル
シウム、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム等;止血剤
としてはエタンシラート等が、それぞれ挙げられる。
【0039】肝臓疾患用剤としてはチオプロニン等;習
慣性中毒用剤としてはシアナミド等;痛風治療剤として
は、コルヒチン、プロベネシド、スルフィンピラゾン
等;糖尿病用剤としては、トルブタミド、クロルプロパ
ミド、グリミジンナトリウム、グリブゾール、塩酸ブホ
ルミン、インスリン等;抗生物質としては、ベンジルペ
ニシリンカリウム、プロピシリンカリウム、クロキサシ
リンナトリウム、アンピシリンナトリウム、塩酸バカン
ピシリン、カルベニシリンナトリウム、セファロリジ
ン、セフォキシチンナトリウム、エリスロマイシン、ク
ロラムフェニコール、テトラサイクリン、硫酸カナマイ
シン、サイクロセリン等;化学療法剤としては、イソニ
アシド、ピラジナミド、エチオナミド等;麻薬として
は、塩酸モルヒネ、リン酸コデイン、塩酸コカイン、塩
酸ペチジン等が、それぞれ挙げられる。
【0040】上記薬物の含有量は、薬物の種類、製剤の
使用目的により異なるが、少なくなると薬物の高い放出
性が得られず、多くなると粘着剤層の凝集力や粘着力が
低下するので、通常、粘着剤層中0.01〜50重量%
が好ましい。
【0041】薬物の粘着剤に対する飽和溶解度は粘着剤
の組成により異なるが、薬物を飽和溶解度に可能な限り
近い濃度で粘着剤層中に相溶させ、結晶析出が起こらな
いようにすることにより、薬物の高い放出性が得られ
る。尚、粘着剤層中に薬物が過飽和量存在したり、薬物
の結晶が析出していても、特に支障はない。また、薬物
又は経皮吸収促進剤をカプセル化したり、薬物又は経皮
吸収促進剤の貯蔵層を設けることも可能である。
【0042】本発明で使用される支持体としては、柔軟
性を有すると共に経皮吸収貼付剤に自己支持性を付与
し、かつ粘着剤層中の薬物の揮散や移行を防止する役目
を果たすものが好ましい。このような支持体の素材とし
ては、例えば、酢酸セルロース、エチルセルロース、ポ
リエチレンテレフタレート、可塑化酢酸ビニル−塩化ビ
ニル共重合体、ポリアミド、エチレン−メチルアクリレ
ート共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、可塑化
ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリ塩化ビニリデン等
の樹脂フィルム:アルミニウムシート等が挙げられ、こ
れらの素材は単層で用いられても、2種以上の積層体と
して用いられてもよい。また、アルミニウムシート以外
の素材は、織布や不織布の形態で用いられてもよい。
【0043】さらに、上記支持体としては、皮膚面に追
従性を有する素材から形成されるものが好ましく、この
ような性質を有する素材としては、例えば、ポリエチレ
ンテレフタレートとエチレン−酢酸ビニル共重合体との
ラミネートフィルム、ポリエチレンテレフタレートとエ
チレン−メチルアクリレート共重合体とのラミネートフ
ィルムなどが挙げられる。
【0044】上記支持体の厚みは、500μm以下が好
ましく、より好ましくは5〜150μmである。
【0045】本発明の経皮吸収貼付剤は、通常の粘着テ
ープの製造方法にしたがって製造される。例えば、溶剤
塗工法、ホットメルト塗工法、電子線硬化エマルジョン
塗工法等従来公知の粘着テ−プの製造方法が使用可能で
あるが、特に溶剤塗工法が好適に使用される。
【0046】上記溶剤塗工法では、上記粘着剤を適当な
溶媒で希釈し、これに、薬物、経皮吸収促進剤、必要に
応じて、その他の添加剤を適当な溶媒に溶解ないし分散
させ、得られた溶液ないし分散液を支持体片面に塗布
し、乾燥させて溶媒を除去することにより、支持体上に
所定の厚みの粘着剤層を形成し経皮吸収貼付剤を作製す
ることができる。また、この溶液ないし分散液を剥離紙
上に一旦塗工、乾燥した後、支持体に密着させてもよ
い。
【0047】上記粘着剤層の厚さは、使用目的により異
なるが、薄くなると経皮吸収貼付剤の単位面積当たりの
薬物量が不足すると共に粘着力が不十分となり、厚くな
ると支持体付近の粘着剤層に含有される薬物が十分に拡
散せず、薬物放出量が低下するので、10〜200μm
が好ましい。
【0048】この剥離紙は、粘着剤層を保護する目的
で、使用時まで貼付されていてもよい。剥離紙として
は、例えば、ポリエチレンテレフタレートのフィルムを
シリコーン処理したものが用いられ、その厚みは100
0μm以下が好ましく、より好ましくは30〜200μ
mである。
【0049】上記で得られた経皮吸収貼付剤は、通常は
薬物を経皮的又は経粘膜的に体内循環器系へ投与する目
的で、皮膚ないし粘膜の表面に直接貼付する。さらに、
該経皮吸収貼付剤は薬物を皮膚ないし粘膜の疾患部の治
療を目的として皮膚ないし粘膜に貼付されることもあ
る。
【0050】(作用)通常、経皮吸収貼付剤の粘着剤層
に経皮吸収促進剤を添加すると、薬物の放出性が向上
し、より大きい薬物放出性を得ようとすると添加量を増
やさざるを得ず、その結果皮膚刺激が大きくなることが
知られている。本発明では、経皮吸収促進剤と、ジアル
カノールアミン及び/又はトリアルカノールアミンとを
併用することにより、経皮吸収促進剤の添加量を増やす
ことなく、薬物の放出性を向上させることができ、しか
も皮膚刺激を低減させることができる。
【0051】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を説明す
る。 (実施例1)アクリル酸2−エチルヘキシル302g及
びN−ビニル−2−ピロリドン98gをセパラブルフラ
スコに仕込み、さらに酢酸エチル400gを加えて、モ
ノマー濃度が50重量%となるように調節した。この溶
液を窒素雰囲気下、80℃に加熱し、2gの過酸化ラウ
ロイルをシクロヘキサン100gに溶解した重合開始剤
及び酢酸エチル243gを少量ずつ添加し、12時間に
わたって重合反応を行った。かくして、固形分濃度35
重量%、粘度1.5×104 cpsを有するアクリル系
粘着剤の酢酸エチル溶液を得た。得られたアクリル系粘
着剤溶液に、硝酸イソソルビド、ラウリン酸ジエタノー
ルアミド、ジエタノールアミンを、固形分濃度がそれぞ
れ15重量%、1重量%、1重量%となるように添加し
た。この溶液を、厚み35μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルムのシリコーン処理面上に、乾燥後の厚さ
が80μmとなるように塗工、乾燥して粘着剤層を形成
し、さらに厚さ35μmのポリエチレンテレフタレート
とエチレン−酢酸ビニル共重合体との積層フィルムを、
粘着剤層がポリエチレンテレフタレート側と接するよう
に積層し、経皮吸収貼付剤を作製した。
【0052】(実施例2)アクリル系粘着剤溶液におけ
る硝酸イソソルビド、ラウリン酸ジエタノールアミド、
ジエタノールアミンを、固形分濃度がそれぞれ15重量
%、2重量%、3重量%となるように添加したこと以外
は、実施例1と同様にして経皮吸収貼付剤を作製した。
【0053】(実施例3)アクリル系粘着剤溶液におけ
る硝酸イソソルビド、ラウリン酸ジエタノールアミド、
ジエタノールアミンを、固形分濃度がそれぞれ15重量
%、3重量%、1重量%となるように添加したこと以外
は、実施例1と同様にして経皮吸収貼付剤を作製した。
【0054】(実施例4)ジエタノールアミンに代えて
トリエタノールアミンを使用し、アクリル系粘着剤溶液
における硝酸イソソルビド、ラウリン酸ジエタノールア
ミド、トリエタノールアミンを、固形分濃度がそれぞれ
15重量%、3重量%、2重量%となるように添加した
こと以外は、実施例1と同様にして経皮吸収貼付剤を作
製した。
【0055】(実施例5)ラウリン酸ジエタノールアミ
ドに代えてポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル
を使用し、アクリル系粘着剤溶液における硝酸イソソル
ビド、ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル、ジ
エタノールアミンを、固形分濃度がそれぞれ15重量
%、1重量%、1重量%となるように添加したこと以外
は、実施例1と同様にして経皮吸収貼付剤を作製した。
【0056】(実施例6)ラウリン酸ジエタノールアミ
ドに代えてポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル
を、ジエタノールアミンに代えてトリエタノールアミン
をそれぞれ使用し、アクリル系粘着剤溶液における硝酸
イソソルビド、ポリオキシエチレン(9)ラウリルエー
テル、トリエタノールアミンを、固形分濃度がそれぞれ
15重量%、2重量%、2.5重量%となるように添加
したこと以外は、実施例1と同様にして経皮吸収貼付剤
を作製した。
【0057】(実施例7)ジエタノールアミンに代えて
ジイソプロパノールアミンを使用し、アクリル系粘着剤
溶液における硝酸イソソルビド、ラウリン酸ジエタノー
ルアミド、ジイソプロパノールアミンを、固形分濃度が
それぞれ15重量%、1重量%、10重量%となるよう
に添加したこと以外は、実施例1と同様にして経皮吸収
貼付剤を作製した。
【0058】(実施例8)ラウリン酸ジエタノールアミ
ドに代えてポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル
を、ジエタノールアミンに代えてジイソプロパノールを
それぞれ使用し、アクリル系粘着剤溶液における硝酸イ
ソソルビド、ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテ
ル、ジイソプロパノールを、固形分濃度がそれぞれ15
重量%、2重量%、25重量%となるように添加したこ
と以外は、実施例1と同様にして経皮吸収貼付剤を作製
した。
【0059】(実施例9)ゴム弾性体としてスチレン−
イソプレン−スチレン・ブロック共重合体100重量
部、粘着付与剤として脂環族水素添加石油樹脂140重
量部及び軟化剤としてポリブテン25重量部をシクロヘ
キサン490重量部に溶解させて固形分濃度35重量%
のゴム系粘着剤のシクロヘキサン溶液を得た。上記ゴム
系粘着剤溶液に、薬物としてインドメタシン、ラウリン
酸ジエタノールアミド、ジエタノールアミンを、固形分
濃度がそれぞれ10重量%、2重量%、3重量%となる
ように添加した。このゴム系粘着剤溶液を使用し、実施
例1と同様にして経皮吸収貼付剤を作製した。
【0060】(実施例10)ジエタノールアミンに代えて
トリエタノールアミンを使用し、ゴム系粘着剤溶液にお
ける、インドメタシン、ラウリン酸ジエタノールアミ
ド、トリエタノールアミンを、固形分濃度がそれぞれ1
0重量%、1重量%、0.5重量%となるように添加し
たこと以外は、実施例1と同様にして経皮吸収貼付剤を
作製した。
【0061】(比較例1)アクリル系粘着剤溶液に硝酸
イソソルビドのみを、固形分濃度15重量%となるよう
添加したこと以外は、実施例1と同様にして経皮吸収貼
付剤を得た。
【0062】(比較例2)アクリル系粘着剤溶液に、硝
酸イソソルビド、ラウリン酸ジエタノールアミドを、固
形分濃度がそれぞれ15重量%、1重量%となるよう添
加したこと以外は、実施例1と同様にして経皮吸収貼付
剤を得た。
【0063】(比較例3)アクリル系粘着剤溶液に、硝
酸イソソルビド、ラウリン酸ジエタノールアミドを、固
形分濃度がそれぞれ15重量%、2重量%となるよう添
加したこと以外は、実施例1と同様にして経皮吸収貼付
剤を得た。
【0064】(比較例4)アクリル系粘着剤溶液に、硝
酸イソソルビド、ラウリン酸ジエタノールアミドを、固
形分濃度がそれぞれ15重量%、5重量%となるよう添
加したこと以外は、実施例1と同様にして経皮吸収貼付
剤を得た。
【0065】(比較例5)ラウリン酸ジエタノールアミ
ドに代えてポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル
を使用し、アクリル系粘着剤溶液に、硝酸イソソルビ
ド、ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテルを、固
形分濃度がそれぞれ15重量%、1重量%となるよう添
加したこと以外は、実施例1と同様にして経皮吸収貼付
剤を得た。
【0066】(比較例6)ラウリン酸ジエタノールアミ
ドに代えてポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル
を使用し、アクリル系粘着剤溶液に、硝酸イソソルビ
ド、ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテルを、固
形分濃度がそれぞれ15重量%、2重量%となるよう添
加したこと以外は、実施例1と同様にして経皮吸収貼付
剤を得た。
【0067】(比較例7)ラウリン酸ジエタノールアミ
ドに代えてジエタノールアミンを使用し、 アクリル系
粘着剤溶液に、硝酸イソソルビド、ジエタノールアミン
を、固形分濃度がそれぞれ15重量%、1重量%となる
よう添加したこと以外は、実施例1と同様にして経皮吸
収貼付剤を得た。
【0068】(比較例8)ラウリン酸ジエタノールアミ
ドに代えてジイソプロパノールアミンを使用し、アクリ
ル系粘着剤溶液に、硝酸イソソルビド、ジイソプロパノ
ールアミンを、固形分濃度がそれぞれ15重量%、2重
量%となるよう添加したこと以外は、実施例1と同様に
して経皮吸収貼付剤を得た。
【0069】(比較例9)ゴム系粘着剤溶液に薬物とし
てインドメタシンのみを、固形分濃度10重量%となる
よう添加したこと以外は、実施例1と同様にして経皮吸
収貼付剤を得た。
【0070】(比較例10)ゴム系粘着剤溶液に、インド
メタシン、ラウリン酸ジエタノールアミドを固形分濃度
がそれぞれ10重量%、1重量%となるよう添加したこ
と以外は、実施例1と同様にして経皮吸収貼付剤を得
た。
【0071】(比較例11)ゴム系粘着剤溶液に、インド
メタシン、ラウリン酸ジエタノールアミドを固形分濃度
がそれぞれ10重量%、2重量%となるよう添加したこ
と以外は、実施例1と同様にして経皮吸収貼付剤を得
た。
【0072】上記実施例及び比較例で得られた経皮吸収
貼付剤につき、下記の評価を行い、その結果を表1及び
2に示した。 (1)薬物移行量 経皮吸収貼付剤を直径2cmの円形に切り抜いた試料
を、モルモット(雄性、5週齢)の除毛された腹部に貼
付して24時間経過後、試料を腹部より剥離してメタノ
ールで薬物を抽出し、試料中の薬物残存量を液体クロマ
トグラフにより定量した。薬物初期含有量から薬物残存
量を差し引いた値を薬物移行量とした。
【0073】(2)皮膚刺激性 経皮吸収貼付剤を直径2cmの円形に切り抜いた試料
を、モルモット(雄性、5週齢)の除毛された腹部に貼
付して24時間経過後、試料を腹部より剥離して、紅斑
の程度を目視観察し、次の基準で判定した。尚、サンプ
ル数n=5で試験を行い、その平均点を表に示した。 0点:紅斑なし 1点:辛うじて識別できるごく軽度の紅斑 2点:明らかな紅斑 3点:中程度の紅斑 4点:深紅色の強い紅斑
【0074】
【表1】
【0075】
【表2】
【0076】
【発明の効果】本発明の経皮吸収貼付剤の構成は、上述
の通りであり、経皮吸収促進剤と、ジアルカノールアミ
ン及び/又はトリアルカノールアミンとを併用すること
により、経皮吸収促進剤の添加量を増やさずに、薬物の
経皮吸収性を向上させることができるので、皮膚刺激を
低減させることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体の片面に、常温で皮膚に粘着性を有
    する粘着剤層が設けられてなる経皮吸収貼付剤におい
    て、粘着剤層中に、薬物、ラウリン酸ジエタノールアミ
    ドならびに粘着剤層に対して0.1〜30重量%のジア
    ルカノールアミン及び/又はトリアルカノールアミンを
    含有することを特徴とする経皮吸収貼付剤。
  2. 【請求項2】支持体の片面に、常温で皮膚に粘着性を有
    する粘着剤層が設けられてなる経皮吸収貼付剤におい
    て、粘着剤層中に、薬物、一般式RO(CH2CH
    2 O)n H(式中、Rはアルキル基又はアルケニル基を
    示す)で表されるポリオキシエチレンアルキルエーテル
    ならびに粘着剤層に対して0.1〜30重量%のジアル
    カノールアミン及び/又はトリアルカノールアミンを含
    有することを特徴とする経皮吸収貼付剤。
JP8360996A 1996-04-05 1996-04-05 経皮吸収貼付剤 Pending JPH09278651A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8360996A JPH09278651A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 経皮吸収貼付剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8360996A JPH09278651A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 経皮吸収貼付剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09278651A true JPH09278651A (ja) 1997-10-28

Family

ID=13807238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8360996A Pending JPH09278651A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 経皮吸収貼付剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09278651A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003521452A (ja) * 1998-08-04 2003-07-15 ジョンソン・アンド・ジョンソン・コンシューマー・カンパニーズ・インコーポレイテッド 活性薬剤用の局所的供給システム
JP2003525224A (ja) * 2000-02-01 2003-08-26 エルテーエス ローマン テラピー−ジステーメ アーゲー ザレプロンの投与のための経皮治療システム
JP2011051947A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Toa Eiyo Ltd 貯蔵安定性を改善した貼付剤包装品
WO2013005760A1 (ja) * 2011-07-07 2013-01-10 帝國製薬株式会社 セロトニン受容体拮抗薬含有貼付剤
JP2018090538A (ja) * 2016-12-05 2018-06-14 王子ホールディングス株式会社 経皮吸収型製剤

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003521452A (ja) * 1998-08-04 2003-07-15 ジョンソン・アンド・ジョンソン・コンシューマー・カンパニーズ・インコーポレイテッド 活性薬剤用の局所的供給システム
JP2003525224A (ja) * 2000-02-01 2003-08-26 エルテーエス ローマン テラピー−ジステーメ アーゲー ザレプロンの投与のための経皮治療システム
JP2011051947A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Toa Eiyo Ltd 貯蔵安定性を改善した貼付剤包装品
WO2013005760A1 (ja) * 2011-07-07 2013-01-10 帝國製薬株式会社 セロトニン受容体拮抗薬含有貼付剤
US20140179734A1 (en) * 2011-07-07 2014-06-26 Takashi Kamakura Adhesive skin patch containing serotonin receptor antagonist drug
JPWO2013005760A1 (ja) * 2011-07-07 2015-02-23 帝國製薬株式会社 セロトニン受容体拮抗薬含有貼付剤
US9205060B2 (en) 2011-07-07 2015-12-08 Teikoku Seiyaku Co., Ltd. Adhesive skin patch containing serotonin receptor antagonist drug
JP2018090538A (ja) * 2016-12-05 2018-06-14 王子ホールディングス株式会社 経皮吸収型製剤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3699527B2 (ja) テープ製剤
JPH02202813A (ja) 経皮吸収製剤
JPH0429927A (ja) 貼付剤
JP2003213222A (ja) 粘着剤およびこれを用いてなる貼付製剤
JPH09278651A (ja) 経皮吸収貼付剤
JPH10306023A (ja) 経皮吸収製剤及びその製造方法
JPH04103528A (ja) 経皮吸収製剤
JP4318467B2 (ja) 低皮膚刺激性硬膏剤及びその製造法
JPWO2006093066A1 (ja) 粘着基材及び該粘着基材を含む医療用貼付製剤
JP3615620B2 (ja) 貼付剤
JP3197039B2 (ja) テープ製剤
JP4194277B2 (ja) 架橋ポリマーを主成分とする粘着性成形体の製造方法
JPH1045571A (ja) 貼付剤
JPH09176604A (ja) 粘着剤組成物及びそれを用いた貼付剤
JPH07233050A (ja) 外用貼付剤
JPH07165563A (ja) テープ製剤
JPH0413617A (ja) 貼付剤
JPH06256173A (ja) 医療用貼付剤
JPH03291218A (ja) 貼付剤
JPH10287557A (ja) 貼付剤
JP3224582B2 (ja) 経皮吸収製剤
JPH085806B2 (ja) 経皮吸収製剤
JP3725613B2 (ja) 外用貼付剤
JP3176400B2 (ja) 薬物の表皮細胞層透過促進剤および経皮吸収製剤
JPH10182445A (ja) 外用貼付剤

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040204

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20040402

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040512