JP2004335075A - 半導体メモリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 入力されたアドレスがリペアアドレスか否かを判断して、ノーマル回路及びリダンダンシー回路のいずれかを駆動することができ、その制御信号を出力するタイミングのマージンを安定化させることができる半導体メモリ装置を提供すること。
【解決手段】 リダンダンシー回路制御用のイネーブル信号を生成するイネーブル信号生成手段500と、入力されたアドレスからラッチしてラッチアドレス信号を出力するアドレスラッチ手段400と、該アドレスが格納されたリペアアドレスと一致する場合、リペア信号を活性化する複数のリペアアドレス比較部100_1〜Nと、リペア信号活性化までの遅延時間のモデリング用にイネーブル信号からレプリカ信号を出力するリペアアドレス比較レプリカ700と、レプリカ信号に応じてリペア信号からノーマル回路またはリダンダンシー回路を駆動するように制御するリペア回路制御部600とを装備する。
【選択図】 図12

Description

本発明は、半導体メモリ装置に関し、特に、欠陥セルを予備用セルで代替するためのリペア回路を有する半導体メモリ装置に関する。
半導体メモリ装置においては、多くの単位セルのうち一つでも欠陥セルがあると、その半導体メモリ装置は正常に動作しない不良品となる。しかし、欠陥は通常一部のセルのみに発生するので、一部の欠陥セルのために半導体メモリ装置全体を不良品として廃棄することは歩留まり面において非効率的である。
このため、現在では半導体メモリ装置内に予備用セルを用意しておき、該予備用セルを欠陥セルに代えて動作させることによって、半導体メモリ装置全体を蘇生させる対策が取られており、これによって歩留まりの向上が可能となっている。
このような予備用セルは、通常、所定セルアレイごとにスペアロー(SPARE ROW)及びスペアカラム(SPARE COLUMN)として、ロー/カラムのライン単位で用意されており、代替動作のための置換もロー/カラムのライン単位で行われる。
詳細には、通常ウェハ状態で行われる半導体メモリ装置のテストで欠陥セルが検出されると、該欠陥セルに代えて予備用セルを動作させるアドレス信号変換のためのプログラムが半導体メモリ装置内のリペア回路になされる。これによって半導体メモリ装置は、欠陥セルがあるラインを選択するアドレス信号が入力されると、予備用セルのラインを選択するようになる。
このように従来の技術に係る半導体メモリ装置は、正常動作するノーマルセルを選択するアドレス信号を受けて、該ノーマルセルを選択するノーマル回路の他に、欠陥セルを選択するアドレス信号を受けて、欠陥セルに代えて予備用セルを選択するように、アドレス経路を変更するリダンダンシー回路部を備えている。
図1は、従来の技術に係る半導体メモリ装置のリペア回路を示すブロック図である。
図示のように、従来の技術に係る半導体メモリ装置のリペア回路は、アドレスラッチ部40と、複数のリペアアドレス比較部10_1〜10_Nと、フューズ初期化回路20と、リペア回路制御部60とを備えている。
アドレスラッチ部40は、バッファリングされた外部入力アドレス信号EAT<0:M−1>をラッチするものである。上記のような半導体メモリ装置は複数のバンクを備えており、外部入力アドレス信号EAT<0:M−1>は、各バンクごとに入力されるようになっている。
複数のリペアアドレス比較部10_1〜10_Nは、アドレスラッチ部40によってラッチされて出力されたラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>によって選択されたアドレスが、アドレス経路の変更を要するリペアアドレスに一致するか否かを判断し、該判断結果に従ってリペア信号HITZ<0:N−1>を出力するものである。例えば、リペアアドレス比較部が32個存在する場合、32個のリペアアドレスを判断し、32個のアドレスをリペアすることができるようになっている。
フューズ初期化回路20は、複数のリペアアドレス比較部10_1〜10_Nを初期化するものである。
リペア回路制御部60は、複数のリペアアドレス比較部10_1〜10_Nから出力されるリペア信号HITZ<0>〜HITZ<N−1>を組み合わせて、ノーマルセルへのアクセス、または予備用セルへのアクセスを制御するものである。
尚、アドレスラッチ部40によってラッチされたデータは、フリーデコーダー30に伝送され、そこでフリーデコードされて主デコーダー(図示せず)へ出力されるようになっている。
図2は、図1のリペアアドレス比較部10_1を示すブロック図である。図示していないが、別のリペアアドレス比較部10_2〜10_Nについても同様の構成となっている。
図示のように、リペアアドレス比較部10_1は、フューズイネーブル部11_1と、複数の単位リペアアドレス比較部11_2〜11_M−1と、信号組合わせ部12とを備えている。
フューズイネーブル部11_1は、フューズ初期化回路20から供給されたフューズリセット信号FUSE_RESETを受けて、信号組合わせ部12をイネーブルさせるフューズイネーブル信号FUSE_ENABLEを出力するものである。
複数の単位リペアアドレス比較部11_2〜11_M−1は、それぞれ、アドレスラッチ部40から供給されたラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>の1ビット(例えば、RAZ<2>)とリペアアドレスの1ビットとを比較してアドレス比較信号FUSE_COMPARE<2>〜<M−1>を出力するものである。
信号組合わせ部12は、フューズイネーブル信号FUSE_ENABLEによってイネーブルされ、複数の単位リペアアドレス比較部11_2〜11_M−1から供給された複数のアドレス比較信号FUSE_COMPARE<2>〜<M−1>を組み合わせて、リペアアドレス比較部10_1に入力されたアドレスがリペアアドレスであるか否かを判断するものである。
図3は、図2のフューズイネーブル部11_1を示す回路図である。
図示のように、フューズイネーブル部11_1は、一端が電源電圧VDDに接続されており、フューズリセット信号FUSE_RESETをゲートで受けるMOSトランジスタMP1と、一端が接地電圧VSSに接続されており、フューズリセット信号FUSE_RESETをゲートで受けるMOSトランジスタMN1と、MOSトランジスタMP1の他端とMOSトランジスタMN1の他端ノードXとの間に設けられたイネーブルフューズFENと、ノードXに印加された信号を反転して出力するインバータI1と、ノードXと接地電圧VSSとの間に設けられており、インバータI1からの出力をゲートで受けるMOSトランジスタMN2と、インバータI1からの出力を反転してフューズイネーブル信号FUSE_ENABLEを出力するインバータI2とを備えている。
図4は、図2の単位リペアアドレス比較部11_2を示す回路図である。図示していないが、別の単位リペアアドレス比較部11_3〜11_M−1についても同様の構成となっている。
図示のように、単位リペアアドレス比較部11_2は、一端が電源電圧VDDに接続されており、フューズリセット信号FUSE_RESETをゲートで受けるMOSトランジスタMP2と、一端が接地電圧VSSに接続されており、フューズリセット信号FUSE_RESETをゲートで受けるMOSトランジスタMN3と、MOSトランジスタMP3の他端とMOSトランジスタMN2の他端ノードYとの間に設けられたアドレスフューズFと、ノードYに印加された信号を反転して出力するインバータI3と、ノードYと接地電圧VSSとの間に設けられており、インバータI3からの出力をゲートで受けるMOSトランジスタMN4と、アドレスフューズFが破断されている場合にターンオンされ、入力されたラッチアドレス信号RAZをそのまま伝送する伝送ゲートT1と、ラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>の1ビットRAZ<2>を受けてこれを反転するインバータI5と、アドレスフューズFが破断していない場合にインバータI5からの出力をアドレス比較信号FUSE_COMPARE<2>として出力する伝送ゲートT2とを備えている。
図5は、図2の信号組合わせ部12を示す回路図である。
図示のように、信号組合わせ部12は、フューズイネーブル信号FUSE_ENABLE、及びアドレス比較信号FUSE_COMPARE<2>、FUSE_COMPARE<3>を受けるNORゲートNOR1と、アドレス比較信号FUSE_COMPARE<7>〜<9>を受けるNORゲートNOR3と、アドレス比較信号FUSE_COMPARE<10>〜<12>を受けるNORゲートNOR4と、NORゲートNOR1及びNORゲートNOR2からの出力を受けるNANDゲートND1と、NORゲートNOR3及びNORゲートNOR4からの出力を受けるNANDゲートND2と、NANDゲートND1及びNANDゲートND2からの出力を受けるNORゲートNOR5と、NORゲートNOR5からの出力を反転して、リペア信号HITZ<0>を出力するインバータI6とを備えている。
図6は、図1のアドレスラッチ部40の一部を示す回路図である。図示したアドレスラッチ部40の一部は、バンク制御部50から供給された制御信号AE、RAEに応じて、1ビットのラッチアドレス信号BAZ<0:M−1>、RAZ<2:M−1>の1ビット(例えば、BAZ<1>、RAZ<1>)をフリーデコーダー30及びリペアアドレス比較部10_1〜10_Nへ出力するものである。
図6に示すように、アドレスラッチ部40は、制御信号AEに応じてターンオンされ、外部入力アドレス信号EATを伝送する伝送ゲートT3と、伝送ゲートT3から出力された信号をラッチする2つのインバータI11、I8と、制御信号AE及びインバータI8からの出力を受けるNANDゲートND3と、NANDゲートND3からの出力を反転してフリーデコーダー30にラッチアドレス信号BAZとして出力するインバータI9と、制御信号RAE及びインバータI8からの出力を受けるNANDゲートND4と、NANDゲートND4からの出力を反転してリペアアドレス比較部10_1〜10_Nに1ビットのラッチアドレス信号(例えば、RAZ<1>)として出力するインバータI10とを備えている。
インバータI11は、同図に拡大して示したように、3相インバータであって、インバータI7からの出力及び制御信号AEの状態に応じて、インバータI8からの出力を反転してインバータI8に入力するようになっている。
図7は、図1のアドレスラッチ部40の別の一部を示す回路図であって、制御信号AEに応じて外部入力アドレス信号EATをラッチしてフリーデコーダー30へ出力する部分を示している。
図示のように、アドレスラッチ部は制御信号AEに応じてターンオンされ、外部入力アドレス信号EATを伝送する伝送ゲートT4と、伝送ゲートT4からの出力をラッチするインバータI14、I15と、これらのインバータI14、I15によりラッチされるアドレス信号をバッファリングしてフリーデコーダー30へ出力する直結型のインバータI16、I17とを備えている。
図8は、図1のリペア回路制御部60を示す回路図である。図示したリペア回路制御部60は、図1に示したようなリペアアドレス比較部が32個存在する場合に対応する回路となっている。
図示のように、リペア回路制御部60は、複数のリペアアドレス比較部10_1〜10_Nから出力される複数のリペア信号HITZ<0>〜HIT<31>のうち、リペア信号HITZ<0>〜<3>を受けるNANDゲートND3と、リペア信号HITZ<4>〜<7>を受けるNANDゲートND4と、リペア信号HITZ<8>〜<11>を受けるNANDゲートND5と、リペア信号HITZ<12>〜<15>を受けるNANDゲートND6と、リペア信号HITZ<16>〜<19>を受けるNANDゲートND7と、リペア信号HITZ<20>〜<23>を受けるNANDゲートND8と、リペア信号HITZ<24>〜<27>を受けるNANDゲートND9と、リペア信号HITZ<28>〜<31>を受けるNANDゲートND10と、NANDゲートND3及びNANDゲートND4からの出力を受けるNORゲートNOR6と、NANDゲートND5及びNANDゲートND6からの出力を受けるNORゲートNOR7と、NANDゲートND7及びNANDゲートND8からの出力を受けるNORゲートNOR8と、NANDゲートND9及びNANDゲートND10からの出力を受けるNORゲートNOR9と、NORゲートNOR6及びNORゲートNOR7からの出力を受けるNANDゲートND11と、NORゲートNOR8及びNORゲートNOR9からの出力を受けるNANDゲートND12と、NANDゲートND11及びNANDゲートND12からの出力を受けるNORゲートNOR10と、NORゲートNOR10からの出力を反転してリダンダンシー回路イネーブル信号RED_ENABLEを出力するインバータI19と、バンク制御部から供給された遅延制御信号AED2を反転して出力するインバータI18と、NANDゲートND11及びNANDゲートND12からの出力とインバータI18からの出力とを受けるNORゲートNOR9と、NORゲートNOR9からの出力をバッファリングしてノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLEを出力する直結型のインバータI20、I21とを備えている。
図9は、図1のバンク制御部50の一部50_1を示すブロック図である。図示したバンク制御部の一部50_1は、制御信号AEを受けて、各々予め決められた時間だけ遅延させた制御信号AED1、及び遅延制御信号AED2を出力するものである。
以下、図1乃至図9に示した従来の技術に係る半導体メモリ装置におけるリペア処理について説明する。
上述したように上記のようなテストによって欠陥セルが検出されると、予備用セルが代わりにアクセスされるようにするためのリペア処理が施される。この処理では、一つのアドレス経路を変換するのに、図1のリペアアドレス比較部10_1〜10_Nのうちいずれか1つが選択されて用いられる。
具体的には、まず、選択されたリペアアドレス比較部(例えば、10_1)のフューズイネーブル部11_1に組み込まれたイネーブルフューズFEN(図3参照)にレーザーを照射して、イネーブルフューズFENを溶かして破断させる。次いで、リペアされるべきアドレスに応じて、リペアアドレス比較部(例えば、10_1)に含まれる複数の単位リペアアドレス比較部11_2〜11_M−1のそれぞれに設けられたアドレスフューズF(図4参照)のうち、該当するものを選択的に破断させる。このようにして、一つのリペアアドレス比較部(例えば、10_1)内に、一つのリペアアドレスが格納される。半導体メモリ装置が、リペアアドレス比較部を32個備えている場合、全部で32個のアドレス経路の変更が可能となる。
次に、上記のようにリペア処理された上記半導体メモリ装置のリペア回路の動作を説明する。
図10は、図1の半導体メモリ装置のリペア回路を動作させる各信号のタイミングチャートを示している。
まず、データのアクセスのために外部入力アドレス信号EAT<0:M−1>が入力されると、該信号はアドレス入力バッファ(図示せず)によってバッファリングされた後、アドレスラッチ部40でラッチされ、図10に示すように、バンク制御部50から供給された制御信号AEに応じて、フリーデコーダー30にノーマルのラッチアドレス信号BAZ<0:M−1>が出力される。フリーデコーダー30は、ノーマルのラッチアドレス信号BAZ<0:M−1>をデコードし、該デコード信号は主デコーダー(図示せず)へ出力される。該主デコーダーは、フリーデコーダー30から出力されたデコード済みのアドレス信号ADD<0:M−1>を用いてデコードを行う。その結果としてのデコード信号は、データがアクセスされるべき単位セルを選択するのに使用される。
また、外部入力アドレス信号EAT<2:M−1>は、アドレスラッチ部40でラッチされ、図10に示すように、バンク制御部50から供給された制御信号RAEに応じて、複数のリペアアドレス比較部10_1〜10_Nにラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>が出力される。尚、複数のリペアアドレス比較部10_1〜10_Nに入力されるラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>は、外部入力アドレス信号EAT<0:M−1>より2ビット分小さくなっている。これは、通常、このような半導体メモリ装置では、ノーマルワードラインをリダンダンシー用のワードラインで代替する場合、一度のリペアアドレスを用いて4個のリダンダンシー用のワードラインで代替するためである。
ラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>は、複数のリペアアドレス比較部10_1〜10_Nでリペアアドレスと一致するか否かが判断され、その結果を受けて、リペア信号HITZ<0:N−1>が出力される。リペア信号HITZ<0:N−1>を出力するために、複数のリペアアドレス比較部10_1〜10_Nは、図1に示すように、フューズリセット信号FUSE_RESET及びラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>を受ける。
フューズリセット信号FUSE_RESETは、図10に示すように、半導体メモリ装置の初期動作時にロー−ハイ−ローレベルのパルス形態で、フューズイネーブル部11_1、及び複数の単位リペアアドレス比較部11_2〜11_M−1に出力される信号である。フューズイネーブル信号FUSE_ENABLE、及びアドレス比較信号FUSE_COMPARE<2:M−1>は、このフューズリセット信号FUSE_RESETに応じて出力される。例えば、フューズイネーブル部11_1に組み込まれたイネーブルフューズFENが破断されている場合、フューズイネーブル信号FUSE_ENABLEは、フューズイネーブル部11_1でローレベルに活性化されて信号組合わせ部12に出力され、信号組合わせ部12をイネーブルさせる。
ラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>は、各ビット毎に対応する単位リペアアドレス比較部11_2〜11_M−1に伝送され、格納されているリペアアドレスの各ビットと比較され、その結果、アドレス比較信号FUSE_COMPARE<2:M−1>が出力される。例えば、単位リペアアドレス比較部11_2に組み込まれたフューズFが破断されている場合、ラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>の1ビットRAZ<2>は、単位リペアアドレス比較部11_2で変換されず、そのままの状態でアドレス比較信号FUSE_COMPARE<2>として出力される。一方、組み込まれたフューズFが破断されていない場合、ラッチアドレス信号<2:M−1>の1ビットRAZ<2>は、単位リペアアドレス比較部11_2で反転されて、アドレス比較信号FUSE_COMPARE<2>として出力される。
上記のようにして生成されたフューズイネーブル部11_1、及び複数の単位リペアアドレス比較部11_2〜11_M−1は、信号組合わせ部12によって組み合わせられ、その結果、リペア信号HIZ<0>が出力される。例えば、フューズイネーブル部11_1、及び複数の単位リペアアドレス比較部11_2〜11_M−1から供給された信号が全てローレベルである場合、信号組合わせ部12は、リペア信号HIZ<0>をローレベルに活性化して出力する。尚、図5の信号組合わせ部は単位リペアアドレスが11個の場合を示している。
このように複数の単位リペアアドレス比較部11_2〜11_M−1に各々組み込まれたアドレスフューズFを選択的に破断しておくことによって、各々のリペアアドレス比較部10_1〜10_Nに格納されたリペアアドレスとラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>とが一致するか否かを判断し、該判断結果が一致するリペアアドレス比較部では、リペア信号HITZ<0:N>をローレベルにイネーブルさせて出力することができる。
リペア信号HITZ<0:N−1>のうちのいずれか一つでもローレベルになると、リペア回路制御部60に組み込まれたNANDゲートND3〜ND10のいずれかにローレベルのリペア信号HITZ<0:N−1>が入力されることとなり、該信号が入力されたNANDゲートの出力はハイレベルになる。これによって、第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP、または第2のリペア感知ノードHIT_SUM_DOWNのいずれかのレベルがハイレベルになり、リダンダンシー回路イネーブル信号RED_ENABLEがハイレベルとして出力されるので、リダンダンシー回路をイネーブル状態にすることができる。この場合、ノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLEはローレベルとして出力され、ノーマル回路はディセーブル状態となる。
リダンダンシー回路がイネーブル状態になる場合、ラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>により選択されたアドレスはリペアアドレスと一致しているので、データアクセスはノーマルセルを代替した予備用セルでなされるようになる。
一方、複数のリペアアドレス比較部10_1〜10_Nで各々格納されたリペアアドレスとラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>とを比較した結果、両者が一致しない場合、リペア信号HITZ<0:N−1>は全てハイレベルとして出力される。この場合、リペア回路制御部60の第1リペア感知ノードHIT_SUM_UP、及び第2のリペア感知ノードHIT_SUM_DOWNのレベルが共にローレベルになる。したがって、リダンダンシー回路イネーブル信号RED_ENABLEはローレベルとして出力され、リダンダンシー回路は非活性化状態になり、ノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLEはハイレベルとして出力され、ノーマル回路は活性化状態となる。この場合、ラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>により選択されたアドレスはリペアアドレスではないので、ノーマルセルへのデータアクセスがなされる。
図8に示すように、ノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLEの生成の際、リペア回路制御部60に入力された遅延制御信号AED2が参照される。遅延制御信号AED2は、図9に示したバンク制御部50の一部50_1が、制御信号AEを一定時間だけ遅延させて生成する信号である。遅延制御信号AED2は、第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP、及び第2のリペア感知ノードHIT_SUM_DOWNのレベルが変わった後、ハイレベルとしてリペア回路制御部60へ入力され、これによって、ノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLEが出力される。
上記のように、従来の技術に係る半導体メモリ装置においては、フューズ初期化回路20からフューズリセット信号FUSE_RESETがリペアアドレス比較部10_1〜10_Nへ出力されると、各リペアアドレス比較部10_1〜10_Nに組み込まれたフューズイネーブル部11_1において、フューズイネーブル信号FUSE_ENABLEが生成され、該信号を受けた信号組合わせ部12によって、リペア信号HITZ<0:N−1>が生成されるようになっている。そして、リダンダンシー回路イネーブル信号RED_ENABLE、及びノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLEは、図9に示すように、このリペア信号HITZ<0:N−1>に応じて出力されるようになっている。
フューズリセット信号FUSE_RESETは、半導体メモリ装置の初期動作時に直ちに生成される信号であって、フューズイネーブル信号FUSE_ENABLEは、このフューズリセット信号FUSE_RESETに応じて直ちに生成される信号である。リダンダンシー回路イネーブル信号RED_ENABLE、及びノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLEは、リペア信号HITZ<0:N−1>に応じて出力されるので、フューズイネーブル信号FUSE_ENABLEによって、リダンダンシー回路イネーブル信号RED_ENABLE、及びノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLEの出力タイミングを制御することはできなかった。そのため、上述した従来の技術に係る半導体メモリ装置においては、制御信号AEを一定時間だけ遅延させて生成した遅延制御信号AED2を用意しておき、これに応じて、リダンダンシー回路イネーブル信号RED_ENABLE、及びノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLEが出力されるようになっていた。
しかしながら、上述した従来の技術に係る半導体メモリ装置のような構成では、以下のような不具合が発生していた。
例えば、一つのリペアアドレス比較部(例えば、10_1)のフューズイネーブル部11_1に組み込まれたイネーブルフューズFENだけを破断させておき、残りの単位リペアアドレス比較部11_2〜11_M−1のアドレスフューズFを破断させていない場合、すなわち、リペアアドレスが全て「1」で構成されている場合を想定する。この場合、リペアアドレス比較部に入力されるアドレスが全て「1」の場合だけ、信号組合わせ部12に入力される全てのアドレス比較信号FUSE_COMPARE<2>〜<12>、及びフューズイネーブル信号FUSE_ENABLEが全てローレベルになる。即ち、リペア信号HITZ<0>がローレベルとなる。
この場合、リペア信号HITZ<0>は、図10に示したように、プリチャージ状態となるプリチャージ区間PCGで、ローレベルとなっていると、図8に示したリペア回路制御部60によって、第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP、または第2のリペア感知ノードHIT_SUM_DOWNのいずれかはハイレベルになる。
そして、次に入力されたアドレスがリペアアドレスでない場合、プリチャージ区間PCGにおいて、第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP、または第2のHIT_SUM_DOWNのいずれかは、ハイレベルになっている状態から共にローレベルの状態に戻されなければならない。
しかしながら、通常、リペア回路制御部60は、半導体メモリ装置の動作中にリペア信号がハイレベルからローレベルに入力される場合に応じて、高速で動作するように構成されている。
図11は、図1の半導体メモリ装置で使用される各信号のタイミングチャートを示している。図11に示すように、第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP、または第2のHIT_SUM_DOWNは、ローレベルからハイレベルには高速で変換されるが、ハイレベルからローレベルには、それより時間がかかるようになっている。
このため上記のような場合、図11に示すように、リダンダンシー回路イネーブル信号RED_ENABLE、及びノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLEの出力タイミングを調節するために、バンク制御部50から遅延制御信号AED2を出力するタイミングのマージンが、第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP、または第2のHIT_SUM_DOWNがハイレベルからローレベルに変換される場合と、ローレベルからハイレベルに変換される場合とで、大きく異なっている。
第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP、または第2のHIT_SUM_DOWNがローレベルからハイレベルに変換される場合、遅延制御信号AED2のマージンAは十分に大きく、問題にならない場合もあった。しかし、ハイレベルからローレベルに変換される場合には、遅延制御信号AED2のマージンBが小さく、適切なタイミングでリダンダンシー回路イネーブル信号RED_ENABLE、及びノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLEが出力されず、エラーが発生してしまう場合があった。
上記のように、従来の技術に係る半導体メモリ装置においては、ラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>が複数のリペアアドレス比較部10_1〜10_Nに入力さるだけで、リペア信号HITZが生成され、リペア回路制御部60へ出力される。また、バンク制御部50では、制御信号AEを一定時間だけ遅延させた遅延制御信号AED2が生成され、リペア回路制御部60へ出力される。そのため、第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP、及び第2のリペア感知ノードHIT_SUM_DOWNのレベルが変わるタイミングと、遅延制御信号AED2の入力タイミングとの間に相当なマージンの差が生じてしまうという問題があった。また、追加マージンの確保のために動作速度を遅くしなければならなかった。
上述したような半導体メモリ装置では、入力されたアドレスがリペアアドレスか否かを判断し、該判断結果に従ってノーマルセル又は予備用セルのいずれをアクセスするかを決める動作が必要となるので、リペア回路制御部60の動作マージンは半導体メモリ装置の動作に相当な影響を及ぼす。
したがって、第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP、及び第2のリペア感知ノードHIT_SUM_DOWNのレベルが変わるタイミングと、制御信号の入力タイミングとの間のマージンが不安定になると、半導体メモリ装置の動作上の信頼性が大きく低下してしまう。また、これを克服するため追加マージンを確保すると、動作速度が遅くなってしまうという問題があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、入力されたアドレスがリペアアドレスか否かを判断して、ノーマル回路及びリダンダンシー回路のいずれかを駆動することができ、且つ、ノーマル回路及びリダンダンシー回路の制御信号を出力するタイミングのマージンを安定化させることができる半導体メモリ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る半導体メモリ装置は、リペア回路を有する半導体メモリ装置であって、リダンダンシー回路を制御するためのイネーブル信号を生成するイネーブル信号生成手段と、外部入力アドレス信号をラッチしてラッチアドレス信号を出力するアドレスラッチ手段と、異なるリペアアドレスが各々格納可能に構成されており、前記ラッチアドレス信号のアドレスが、格納された前記リペアアドレスと一致する場合、リペア信号を活性化して出力する複数のリペアアドレス比較部と、前記ラッチアドレス信号が前記リペアアドレス比較部に入力されてから前記リペア信号が活性化されるまでの遅延時間をモデリングするために前記イネーブル信号を受けてイネーブルレプリカ信号を出力するリペアアドレス比較レプリカと、前記イネーブルレプリカ信号に応じてイネーブルされ、前記複数のリペアアドレス比較部から供給された前記リペア信号によって、ノーマル回路または前記リダンダンシー回路を駆動するように制御するリペア回路制御部とを備えていることを特徴としている。
また、前記リペアアドレス比較部が、前記イネーブル信号に応じて活性化されるようになっていることが望ましい。
また、前記リペアアドレス比較部が、組み込まれたイネーブルフューズが破断されているか否かに従って、前記イネーブル信号を受け、フューズイネーブル信号を活性化して出力するフューズイネーブル部と、前記ラッチアドレス信号の1ビットと、格納されたリペアアドレスの1ビットとを各々比較する複数の単位リペアアドレス比較部と、前記フューズイネーブル信号によってイネーブルされ、前記複数の単位リペアアドレス比較部における比較結果に応じて、前記リペア信号を出力する信号組合わせ部とを備えていることが望ましい。
また、前記フューズイネーブル部が、ゲートを介してフューズリセット信号を受けるように配設され、一端が電源電圧に接続された第1のMOSトランジスタと、ゲートを介して前記フューズリセット信号を受けるように配設され、一端が接地電圧に接続された第2のMOSトランジスタと、前記第1のMOSトランジスタの他端と前記第2のMOSトランジスタの他端との間に設けられたイネーブルフューズと、前記第2のMOSトランジスタの前記他端に入力端が接続された第1のインバータと、該第1のインバータの入力端と接地電圧との間に連結され、前記第1のインバータの出力端にゲートが接続された第3のMOSトランジスタと、前記第1のインバータの出力端に入力端が接続された第2のインバータと、前記第1のインバータ及び第2のインバータの出力により制御され、前記イネーブルフューズが破断されている場合にターンオンされ、前記イネーブル信号を受けて前記フューズイネーブル信号として出力する第1の伝送ゲートと、前記第1のインバータ及び第2のインバータの出力により制御され、前記イネーブルフューズが破断されていない場合にターンオンされ、前記第2のMOSトランジスタの前記他端に印加された信号を前記フューズイネーブル信号として出力する第2の伝送ゲートとを備えていることが望ましい。
また、前記フューズイネーブル部が、前記単位リペアアドレス比較部で前記ラッチアドレス信号の1ビットが入力され、前記格納されたリペアアドレスの1ビットと比較されるまでにかかる遅延時間をモデリングするための遅延時間モデリングキャパシタンスを、前記第1の伝送ゲートの入力ノードと接地電圧との間に備えていることが望ましい。
また、前記単位リペアアドレス比較部が、ゲートを介して前記フューズリセット信号を受けるように配設され、一端が電源電圧に接続された第4のMOSトランジスタと、ゲートを介して前記フューズリセット信号を受けるように配設され、一端が接地電圧に接続された第5のMOSトランジスタと、前記第4のMOSトランジスタの他端と前記第5のMOSトランジスタの他端との間に設けられたアドレスフューズと、前記第5のMOSトランジスタの前記他端に入力端が接続された第3のインバータと、該第3のインバータの入力端と接地電圧との間に接続され、前記第3のインバータの出力端にゲートが接続された第6MOSトランジスタと、前記第3のインバータの出力端に入力端が接続された第4のインバータと、前記第3のインバータ及び第4のインバータの出力により制御され、前記アドレスフューズが破断されている場合にターンオンされ、前記ラッチアドレス信号の1ビットを前記信号組合わせ部へ出力する第3の伝送ゲートと、前記第3のインバータ及び第4のインバータの出力により制御され、前記アドレスフューズが破断されていない場合にターンオンされ、前記ラッチアドレス信号の1ビットを反転して前記信号組合わせ部へ出力する第4の伝送ゲートとを備えていることが望ましい。
また、前記信号組合わせ部が、前記フューズイネーブル信号及び前記複数の単位リペアアドレス比較部から供給された比較信号を受けるように配設された複数の第1のNORゲートと、前記複数の第1のNORゲートから供給された信号を組合わせる複数の第1のNANDゲートと、前記複数の第1のNANDゲートから供給された信号を組合わせる第2のNORゲートと、前記第2のNORゲートからの出力を反転して前記リペア信号を出力する第5のインバータとを備えていることが望ましい。
また、前記リペアアドレス比較レプリカが、前記複数の単位リペアアドレス比較部から供給された比較信号が前記第1のNORゲートによって遅延される時間を模倣するため、前記イネーブル信号を受けるように配設された第3のNORゲートと、前記第1のNORゲートからの出力が前記第1のNANDゲートによって遅延される時間を模倣するため、前記第3のNORゲートからの出力を受けるように配設された第2のNANDゲートと、前記第1のNANDゲートからの出力が前記第2のNORゲートによって遅延される時間を模倣するため、前記第2のNANDゲートからの出力を受けるように配設された第4のNORゲートとを備えていることが望ましい。
また、前記リペアアドレス比較レプリカが、前記第4のNORゲートから供給された信号の位相及びレベルを、前記リペアアドレス比較部から出力されて前記リペア回路制御部へ供給されるリペア信号の位相及びレベルに合わせて調整する出力制御部を、さらに備えていることが望ましい。
また、前記フューズイネーブル部が、ゲートを介してフューズリセット信号を受けるように配設され、一端が電源電圧に接続された第7のMOSトランジスタと、ゲートを介して前記フューズリセット信号を受けるように配設され、一端が接地電圧に接続された第8のMOSトランジスタと、前記第7のMOSトランジスタの他端と前記第8のMOSトランジスタの他端との間に設けられたイネーブルフューズと、前記第8のMOSトランジスタの前記他端に入力端が接続された第8のインバータと、該第8のインバータの入力端と接地電圧との間に連結され、前記第8のインバータの出力端にゲートが接続された第9のMOSトランジスタと、前記イネーブル信号及び前記第8のインバータからの出力を受けて、前記フューズイネーブル信号として出力する第7のNANDゲートとを備えていることが望ましい。
また、前記信号組合わせ部が、前記フューズイネーブル信号及び前記複数の単位リペアアドレス比較部から供給された比較信号を受けるように配設された複数の第1のNORゲートと、前記複数の第1のNORゲートから供給された信号を組合わせる複数の第1のNANDゲートと、前記複数の第1のNANDゲートから供給された信号を組合わせる第2のNORゲートと、前記第2のNORゲートからの出力を反転して前記リペア信号として出力する第5のインバータとを備えていることが望ましい。
また、前記リペアアドレス比較レプリカが、前記イネーブル信号を受ける第9のインバータと、前記複数の単位リペアアドレス比較部から供給された比較信号が前記第1のNORゲートによって遅延される時間を模倣するため、前記第9のインバータからの出力を受けるように配設された第8のNORゲートと、前記複数の単位リペアアドレス比較部から供給された比較信号が前記第1のNANDゲートによって遅延される時間を模倣するため、前記第8のNORゲートからの出力を受けるように配設された第8のNANDゲートと、前記複数の単位リペアアドレス比較部から供給された比較信号が前記第2のNORゲートによって遅延される時間を模倣するため、前記第8のNANDゲートからの出力を受けるように配設された第9のNORゲートとを備えていることが望ましい。
また、前記リペアアドレス比較レプリカが、前記第4のNORゲートから供給された信号の位相及びレベルを、前記リペアアドレス比較部から出力されて前記リペア回路制御部へ供給されるリペア信号の位相及びレベルに合わせて調整する出力制御部を、さらに備えていることが望ましい。
また、前記リペア回路制御部が、前記複数のリペアアドレス比較部から供給された複数のリペア信号を受けて組合わせ、その結果に応じてリペア感知ノードのレベルをドライブするリペア信号組合わせ部と、該リペア信号組合わせ部が、前記複数のリペア信号を受けてから前記リペア感知ノードのレベルをドライブするまでの遅延時間をモデリングし、前記モデリングした遅延時間後に前記イネーブルレプリカ信号を出力するリペア信号経路レプリカと、前記リペア感知ノードのレベルに応じて、前記リダンダンシー回路を駆動するためのリダンダンシー回路イネーブル信号を出力する第1の出力部と、前記リペア信号経路レプリカからの前記イネーブルレプリカ信号によってイネーブルされ、前記リペア感知ノードのレベルに応じて前記ノーマル回路を駆動するためのノーマル回路イネーブル信号を出力する第2の出力部とを備えていることが望ましい。
また、前記リペア信号組合わせ部が、前記複数のリペア信号を受ける複数の第3のNANDゲートと、該複数の第3のNANDゲートから供給された信号を組合わせる複数の第5のNORゲートと、前記複数の第5のNORゲートから供給された信号を組合わせるための複数の第4のNANDゲートとを備えていることが望ましい。
また、前記リペア信号経路レプリカが、前記複数のリペアアドレス比較部から供給されたリペア信号が前記第3のNANDゲートによって遅延される時間を模倣するため、前記リペアアドレス比較レプリカからの前記イネーブルレプリカ信号を受けるように配設された第5のNANDゲートと、前記第3のNANDゲートが前記第5のNORゲートによって遅延される時間を模倣するため、前記第5のNANDゲートからの出力を受けるように配設された第7のNORゲートと、前記第5のNORゲートからの出力が前記第4のNANDゲートによって遅延される時間を模倣するため、前記第7のNORゲートからの出力を受けるように配設された第6のNANDゲートとを備えていることが望ましい。
また、前記リペア信号経路レプリカが、前記第6のNANDゲートから供給された信号の位相及びレベルを、前記リペア信号組合わせ部で前記リペア感知ノードをドライブする信号の位相及びレベルに合わせて調整する出力制御部を、さらに備えていることが望ましい。
また、前記リペア回路制御部の第2の出力部が、前記リペア感知ノードに印加された信号と前記リペア信号経路レプリカから供給されたイネーブル信号を受ける第6のNORゲートと、該第6のNORゲートからの出力をバッファリングして、前記ノーマル回路イネーブル信号を出力するバッファとを備えていることが望ましい。
本発明によれば、入力されたアドレスがリペアアドレスか否かを判断して、ノーマル回路及びリダンダンシー回路のいずれかを駆動することができ、且つ、ノーマル回路及びリダンダンシー回路の制御信号を出力するタイミングのマージンを安定化させることができる。これにより、半導体メモリ装置の動作上の信頼性を向上させることができる。
また、本発明によれば、入力されたアドレスをリペアアドレスと比較するのに必要なタイミングのマージンを縮めることができ、リペア回路部の動作速度を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図12は、本発明の実施の形態に係る半導体メモリ装置のリペア回路を示すブロック図である。
図示のように、本実施の形態に係る半導体メモリ装置は、リダンダンシー回路を駆動制御するためのイネーブル信号RAE_FUSEを生成するイネーブル信号生成手段となるバンク制御部500と、外部入力アドレス信号EAT<0:M−1>をラッチしてラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>を出力するアドレスラッチ手段となるアドレスラッチ部400と、異なるリペアアドレスが各々格納可能に構成されており、アドレスラッチ部400によってラッチされたラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>のアドレスが、格納されたリペアアドレスと一致する場合、リペア信号HITZ<0:N−1>を活性化して出力する複数のリペアアドレス比較部100_1〜100_Nと、ラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>がリペアアドレス比較部100_1〜100_Nに入力されてからリペア信号HITZ<0:N−1>が活性化されるまでの遅延時間をモデリングするためにイネーブル信号RAE_FUSEを受けてイネーブルレプリカ信号AED_FUSEを出力するリペアアドレス比較レプリカ700と、イネーブルレプリカ信号AED_FUSEに応じてイネーブルされ、複数のリペアアドレス比較部100_1〜100_Nから出力されたリペア信号HITZ<0:N−1>によって、リダンダンシー回路イネーブル信号RED_ENABLE、及びノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLEを出力してノーマル回路またはリダンダンシー回路を駆動するように制御するリペア回路制御部600とを備えている。
複数のリペアアドレス比較部100_1〜100_Nは、バンク制御部500から供給されたイネーブル信号RAE_FUSEに応じて活性化されるようになっている。
図13は、図12のリペアアドレス比較部100_1を示すブロック図である。図示していないが、別のリペアアドレス比較部10_2〜100_Nについても同様の構成となっている。
図示のように、一つのリペアアドレス比較部100_1は、組み込まれたイネーブルフューズが破断されているか否かに従って、イネーブル信号RAE_FUSEを受け、フューズイネーブル信号FUSE_ENABLEを活性化して出力するフューズイネーブル部110_1と、ラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>の1ビット(例えば、RAZ<2>)と、格納されたリペアアドレスの1ビットとを各々比較する複数の単位リペアアドレス比較部110_1〜110_M−1と、フューズイネーブル信号FUSE_ENABLEによってイネーブルされ、複数の単位リペアアドレス比較部110_1〜110_M−1における比較結果に応じてリペア信号HITZ<0>を出力する信号組合わせ部120とを備えている。
図14は、第1の実施の形態に係る半導体メモリ装置における図13のフューズイネーブル部110_1を示す回路図である。
図示のように、フューズイネーブル部100_1は、ゲートを介してフューズリセット信号FUSE_RESETを受けるように配設され、一端が電源電圧VDDに接続された第1のMOSトランジスタMP3と、ゲートを介してフューズリセット信号FUSE_RESETを受けるように配設され、一端が接地電圧VSSに接続された第2のMOSトランジスタMN5と、第1のMOSトランジスタMP3の他端と第2のMOSトランジスタMN5の他端との間に設けられたイネーブルフューズFENと、第2のMOSトランジスタMN5の前記他端に入力端が接続された第1のインバータI22と、第1のインバータI22の入力端と接地電圧VSSとの間に連結され、第1のインバータI22の出力端にゲートが接続された第3のMOSトランジスタMN6と、第1のインバータI22の出力端に入力端が接続された第2のインバータI23と、第1のインバータI22及び第2のインバータI23の出力により制御され、イネーブルフューズFENが破断されている場合にターンオンされ、イネーブル信号RAE_FUSEを受けてフューズイネーブル信号FUSE_ENABLEとして出力する第1の伝送ゲートT5と、第1のインバータI22及び第2のインバータI23の出力により制御され、イネーブルフューズFENが破断されていない場合にターンオンされ、第2のMOSトランジスタMN5の前記他端に印加された信号をフューズイネーブル信号FUSE_ENABLEとして出力する第2の伝送ゲートT6とを備えている。
フューズイネーブル部110_1は、単位リペアアドレス比較部110_2からラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>の1ビットRAZ<2>が入力され、格納されたリペアアドレスの1ビットと比較されるまでにかかる遅延時間をモデリングするための遅延時間モデリングキャパシタンスを、第1の伝送ゲートT5の入力ノードと接地電圧との間に備えている。本実施の形態では、この遅延時間モデリングキャパシタンスは第6のインバータI24に該当する。図示のように、第6のインバータI24は、入力されたイネーブル信号RAE_FUSEを第1の伝送ゲートT5に出力するように接続されている。
図15は、図13の単位リペアアドレス比較部110_2〜110_M−1を示す回路図である。
図示のように、単位リペアアドレス比較部110_2は、ゲートを介してフューズリセット信号FUSE_RESETを受けるように配設され、一端が電源電圧VDDに接続された第4のMOSトランジスタMP5と、ゲートを介してフューズリセット信号FUSE_RESETを受けるように配設され、一端が接地電圧VSSに接続された第5のMOSトランジスタMN9と、第5のMOSトランジスタMN9の他端とMOSトランジスタMP5の他端との間に設けられたアドレスフューズFと、第5のMOSトランジスタMN9の前記他端に入力端が接続された第3のインバータI34と、第3のインバータI34の入力端と接地電圧VSSとの間に接続され、第3のインバータI34の出力端にゲートが接続された第6のMOSトランジスタMN10と、第3のインバータI34の出力端に入力端が接続された第4のインバータI35と、第3のインバータI34及び第4のインバータI35の出力により制御され、アドレスフューズFが破断されている場合にターンオンされ、ラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>の1ビットRAZ<2>を信号組合わせ部120へ出力する第3の伝送ゲートT9と、第3のインバータI34及び第4のインバータI35の出力により制御され、アドレスフューズFが破断されていない場合にターンオンされ、ラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>の1ビットRAZ<2>を反転する第7のインバータI36を介して信号組合わせ部120へ出力する第4の伝送ゲートT10とを備えている。
図16は、図13の信号組合わせ部120を示す回路図である。
図示のように、信号組合わせ部120は、フューズイネーブル信号FUSE_ENABLE及び複数の単位リペアアドレス比較部110_1〜110_M−1から供給された比較信号FUSE_COMPARE<2>〜<M>を受けるように配設された複数の第1のNORゲートNOR22〜NOR25と、複数の第1のNORゲートNOR22〜NOR25から供給された信号を組合わせる複数の第1のNANDゲートND29、ND30と、複数の第1のNANDゲートND29、ND30から供給された信号を組合わせる第2のNORゲートNOR26と、第2のNORゲートNOR26からの出力を反転してリペア信号HITZ<0>を出力するための第5のインバータI37とを備えている。
図17は、第1の実施の形態に係る半導体メモリ装置における図12のバンク制御部500のうち、制御信号RAEからイネーブル信号RAE_FUSEを生成するイネーブル信号生成部500_1を示す回路図である。
図示のように、イネーブル信号生成部500_1は、制御信号RAEを受けるように配設された複数のインバータI25、I26等が直列接続されたインバータ列と、該インバータ列からの出力及び電源電圧VDDを受けるように配設されたNANDゲートND13と、NANDゲートND13からの出力を反転させるインバータI27とを備えている。このような構成によって、受信した制御信号RAEを一定時間だけ遅延させてイネーブル信号RAE_FUSEとして出力することができるようになっている。
図18は、第1の実施の形態に係る半導体メモリ装置における図12のリペアアドレス比較レプリカを示す回路図である。
図示のように、リペアアドレス比較レプリカ700は、複数の単位リペアアドレス比較部110_2〜110_M−1から供給された比較信号FUSE_COMPARE<2>〜<M>が第1のNORゲートNOR22〜25によって遅延される時間を模倣するため、イネーブル信号RAE_FUSEと、接地電圧VSSとを受けるように配設された第3のNORゲートNOR11と、第1のNORゲートNOR22〜25からの出力が第1のNANDゲートND29、ND30によって遅延される時間を模倣するため、第3のNORゲートNOR11からの出力と、電源電圧VDDとを受けるように配設された第2のNANDゲートND15と、第1のNANDゲートND29、ND30からの出力が第2のNORゲートNOR26によって遅延される時間を模倣するため、第2のNANDゲートND15からの出力と、接地電圧VSSとを受けるように配設された第4のNORゲートNOR12とを備えている。
また、リペアアドレス比較レプリカ700は、第4のNORゲートNOR12から供給された信号の位相及びレベルを、リペアアドレス比較部100_1から出力されてリペア回路制御部600へ供給されるリペア信号HITZ<0>の位相及びレベルに合わせて調整し、イネーブルレプリカ信号AED_FUSEを出力する出力制御部700_1を、さらに備えている。
図19は、図12のリペア回路制御部600を示す回路図である。本実施の形態では、リペアアドレス比較部が32個設けられており、32個のリペア信号が出力される場合を示すが、別の実施の形態では、適宜変更可能である。
図示のように、リペア回路制御部600は、複数のリペアアドレス比較部100_1〜100_Nから供給された複数のリペア信号HITZ<0>を受けて組合わせ、その結果に応じて第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP、第2のリペア感知ノードHIT_SUM_DOWNのレベルをドライブするリペア信号組合わせ部610、620と、リペア信号組合わせ部610、620が、複数のリペア信号HITZ<0>〜<31>を受けてから第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP、及び第2のリペア感知ノードHIT_SUM_DOWNのレベルをドライブするまでの遅延時間をモデリングし、該モデリングした遅延時間後にリペアアドレス比較レプリカ700からのイネーブルレプリカ信号AED_FUSEを出力するリペア信号経路レプリカ650と、第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP、及び第2のHIT_SUM_DOWNのレベルに応じて、リダンダンシー回路を駆動するためのリダンダンシー回路イネーブル信号RED_ENABLEを出力する第1の出力部630と、リペア信号経路レプリカ650からのイネーブルレプリカ信号AED_FUSEによってイネーブルされ、第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP、及び第2のリペア感知ノードHIT_SUM_DOWNのレベルに応じてノーマル回路を駆動するためのノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLEを出力する第2の出力部640とを備えている。
リペア信号組合わせ部610、620は、複数のリペア信号HITZ<0>〜<31>を受ける複数の第3のNANDゲートND17〜ND24と、該複数の第3のNANDゲートND17〜ND24から供給された信号を組合わせる複数の第5のNORゲートNOR15〜NOR18と、複数の第5のNORゲートNOR15〜NOR18から供給された信号を組合わせる複数の第4のNANDゲートND25、ND26とを備えている。
第1の出力部630は、第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP、及び第2のリペア感知ノードHIT_SUM_DOWNに印加された信号を受けるNORゲートNOR19と、NORゲートNOR19からの出力を受けてリダンダンシー回路イネーブル信号RED_ENABLEを出力するインバータI131とを備えている。
第2の出力部640は、第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP、及び第2のリペア感知ノードHIT_SUM_DOWNに印加された信号と、リペア信号経路レプリカ650から供給された経路レプリカ信号AED_TRACとを受ける第6のNORゲートNOR20と、2つの直列接続されたインバータI132、I133で構成され、第6のNORゲートNOR20からの出力をバッファリングして、ノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLEを出力するバッファとを備えている。
図20は、図19のリペア信号経路レプリカ650を示す回路図である。
図示のように、リペア信号経路レプリカ650は、複数のリペアアドレス比較部100_1〜100_Nから供給されたリペア信号HIT<0>〜<N>が第3のNANDゲートND17〜ND24によって遅延される時間を模倣するため、リペアアドレス比較レプリカ700からのイネーブルレプリカ信号AED_FUSEと、電源電圧VDDとを受けるように配設された第5のNANDゲートND27と、第3のNANDゲートND17〜ND24からの出力がNORゲートNOR15〜NOR18によって遅延される時間を模倣するため、第5のNANDゲートND27からの出力を受けるように配設された第7のNORゲートNOR21と、、複数のリペアアドレス比較部100_1〜100_Nから供給されたリペア信号HITZ<0>〜HITZ<N>がNANDゲートND25、ND26によった遅延時間を模倣するため、第7NORゲートNOR21からの出力を受けて第6のNANDゲートND28とを備えている。
また、リペア信号経路レプリカ650は、第6のNANDゲートND28から供給された信号の位相及びレベルを、リペア信号組合わせ部610、620で第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP、及び第2のリペア感知ノードHIT_SUM_DOWNをドライブする信号の位相及びレベルに合わせて調整する出力制御部600_1をさらに備えている。
以下、図12乃至図20に示した本発明の第1の実施の形態に係る半導体メモリ装置におけるリペア処理について説明する。
上述したように上記のようなテストによって欠陥セルが検出されると、予備用セルで代わりにアクセスされるようにするためのリペア処理が施される。この処理では、一つのアドレス経路を変換するのに、図12のリペアアドレス比較部100_1〜100_Nのうちいずれか1つが選択されて用いられる。
具体的には、まず、選択されたリペアアドレス比較部(例えば、100_1)のフューズイネーブル部110_1に組み込まれたイネーブルフューズFEN(図14参照)にレーザーを照射して、イネーブルフューズFENを溶かして破断させる。次いで、リペアアドレスに応じて、リペアアドレス比較部(例えば、100_1)に含まれる複数の単位リペアアドレス比較部110_2〜110_M−1のそれぞれに設けられたアドレスフューズF(図15参照)のうち、該当するものを選択的に破断させる。このようにして、一つのリペアアドレス比較部(例えば、100_1)内に、一つのリペアアドレスが格納される。半導体メモリ装置が、リペアアドレス比較部を32個備えている場合、全部で32個のアドレス経路の変更が可能となる。
次に、上記のようにリペア処理された半導体メモリ装置のリペア回路の動作を説明する。
図21は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体メモリ装置のリペア回路を動作させる各信号のタイミングチャートを示している。
まず、データアクセスのために外部入力アドレス信号EAT<0:M−1>が入力されると、該信号はアドレス入力バッファ(図示せず)によってバッファリングされた後、アドレスラッチ部400でラッチされ、図21に示すように、バンク制御部500から供給された制御信号AEに応じて、フリーデコーダー300にノーマルのラッチアドレス信号BAZ<0:M−1>が出力される。フリーデコーダー300は、ノーマルのラッチアドレス信号BAZ<0:M−1>をデコードし、該デコード信号は主デコーダー(図示せず)へ供給される。該主デコーダーは、フリーデコーダー300から供給されたデコード済みのアドレス信号ADD<0:M−1>を用いてデコードを行う。ここでデコード信号は、データがアクセスされる単位セルを選択するのに使用される。
本実施の形態に係る半導体メモリ装置においては、図12に示すように、ノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLE、及びリダンダンシー回路イネーブル信号RED_ENABLEは、リペア信号HITZ<0:N−1>及びイネーブルレプリカ信号AED_FUSEに応じてリペア回路制御部600によって生成される。
リペア信号HITZ<0:N−1>は、図12に示すように、ラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>、フューズリセット信号FUSE_RESET、及びイネーブル信号RAE_FUSEに応じて複数のリペアアドレス比較部100_1〜100_Nによって生成される。
ラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>は、図21に示すように、アドレスラッチ部400でラッチされた外部入力アドレス信号EAT<2:M−1>を用いて、バンク制御部500から供給された制御信号RAEに応じて、複数のリペアアドレス比較部100_1〜100_Nに出力される。尚、複数のリペアアドレス比較部100_1〜100_Nに入力されるラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>は、外部入力アドレス信号EAT<0:M−1>より2ビット分小さくなっている。これは、通常、このような半導体メモリ装置では、ノーマルワードラインをリダンダンシー用ワードラインで代替する場合、一度のリペアアドレスを用いて4個のリダンダンシー用ワードラインで代替するためである。
ラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>は、複数のリペアアドレス比較部100_1〜100_Nで、リペアアドレスと一致するか否かが判断され、該判断結果に応じてリペア信号HITZ<0:N−1>が出力される。
フューズリセット信号FUSE_RESETは、図21に示すように、半導体メモリ装置の初期動作時にロー−ハイ−ローレベルのパルス形態で、フューズイネーブル部110_1、及び複数の単位リペアアドレス比較部110_2〜110_M−1とへ出力される信号である。
イネーブル信号RAE_FUSEは、図17に示したように、バンク制御部500のイネーブル信号生成部500_1で、制御信号RAEを一定時間だけ遅延させて生成される信号である。イネーブル信号RAE_FUSEは、図21に示すように、制御信号RAEがハイレベルになるのに応じてローレベルになる。
リペア信号HITZ<0:N−1>は、上述したラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>、フューズリセット信号FUSE_RESET、及びイネーブル信号RAE_FUSEに応じて生成されるが、図13に示すように、その過程で、アドレス比較信号FUSE_COMPARE<2>〜<M>、及びフューズイネーブル信号FUSE_ENABLEが生成される。
アドレス比較信号FUSE_COMPARE<2>は、図13に示すように、フューズリセット信号FUSE_RESET及びラッチアドレス信号の各ビットRAZ<2>〜<M−1>に応じて、単位リペアアドレス比較部110_2〜M−1によって生成される信号である。図15に示すように、単位リペアアドレス比較部(例えば、110_2)のアドレスフューズフューズFが破断されている場合、第3の伝送ゲートT9がターンオンされた状態となるので、ラッチアドレス信号の各ビット(例えば、RAZ<2>)は、第3の伝送ゲートT9からそのままのレベルで出力される。アドレスフューズフューズFが破断されていない場合には、第4の伝送ゲートT10がターンオンされた状態となるので、ラッチアドレス信号の各ビット(例えば、RAZ<2>)は、第7のインバータI36で反転された後、第4の伝送ゲートT4から反転したレベルで出力される。
フューズイネーブル信号FUSE_ENABLEは、図13に示すように、フューズリセット信号FUSE_RESET及びイネーブル信号RAE_FUSEに応じて、フューズイネーブル部110_1によって生成される信号である。図14に示すように、フューズイネーブル部(例えば、110_1)のイネーブルフューズFENが破断されている場合、第1の伝送ゲートT5がターンオンされた状態となるので、バンク制御部500からローレベルとなって入力されたイネーブル信号RAE_FUSEは、第6のインバータI24で反転された後、第1の伝送ゲートT5からハイレベルとなって出力される。第6のインバータI24は、イネーブル信号RAE_FUSEからフューズイネーブル信号FUSE_ENABLEが生成されるまでの時間を、図15に示した単位リペアアドレス比較部110_2に入力されたラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>の1ビットRAZ<2>からアドレス比較信号FUSE_COMPARE<2>が生成されるまでの時間に合わせるために設けられたものである。この第6のインバータI24は、第4の伝送ゲートT10前の第7のインバータI36に合わせて遅延時間を調節するためのものである。
一方、図14に示すフューズイネーブル部110_1のイネーブルフューズFENが破断されていない場合、第2の伝送ゲートT6がターンオンされた状態となるので、第1のインバータI22の入力端に印加されるハイレベルの信号がフューズイネーブル信号FUSE_ENABLEとして、第2の伝送ゲートT6から供給される。このように、フューズイネーブル部110_1がイネーブル信号RAE_FUSEからフューズイネーブル信号FUES_ENABLEを生成する過程は、単位リペアアドレス比較部110_2がアドレス信号RAZ<2:M−1>の1ビットRAZ<2>からアドレス比較信号FUSE_COMPARE<2>を生成する過程に合わせて構成されている。
したがって、イネーブルフューズFENまたはアドレスフューズFが破断されていない場合、フューズイネーブル部110_1では第2の伝送ゲートT6が常にターンオンされているので、フューズイネーブル信号FUSE_ENABLEはハイレベルとなり、単位リペアアドレス比較部110_2では第4の伝送ゲートT10が常にターンオンされているので、入力されたアドレス信号の1ビットRAZ<2>を反転させた信号が、アドレス比較信号FUSE_COMPARE<2>として出力される。
リペア信号HITZ<0:N−1>は、上記のようにして生成されたフューズイネーブル信号FUSE_ENABLEと、複数のアドレス比較信号FUSE_COMPARE<2>〜<12>とが、図16に示した信号組合わせ部120によって組み合わされることにより生成される。この過程については、従来の技術として示したものと同様である。また、本実施の形態においても、単位リペアアドレスが11個の場合を例示している。
従来の技術の説明で述べたように、フューズイネーブル信号FUSE_ENABLEと全てのアドレス比較信号FUSE_COMPARE<2>〜<12>とがローレベルとなる場合、リペア信号HITZ<0>はローレベルとなる。
図19に示すように、本実施の形態では、ノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLE、及びリダンダンシー回路イネーブル信号RED_ENABLEは、上記のようにして生成されたリペア信号HITZ<0:N−1>と、イネーブルレプリカ信号AED_FUSEとに応じて生成される。
イネーブルレプリカ信号AED_FUSEは、図18及び図21に示すように、イネーブル信号RAE_FUSEに応じて、リペアアドレス比較レプリカ700で生成される。リペアアドレス比較レプリカ700は、上記のようにフューズイネーブル信号FUSE_ENABLEと、複数のアドレス比較信号FUSE_COMPARE<2>〜<12>とを組み合わせてリペア信号HITZ<0:N−1>を出力する信号組合わせ部120にの信号処理過程に合わせて、イネーブル信号RAE_FUSEを所定時間だけ遅延させ、イネーブルレプリカ信号AED_FUSEとして出力する。イネーブルレプリカ信号AED_FUSEは、リペア回路制御部600をイネーブルさせる機能を果たす。
このようにして生成されたイネーブルレプリカ信号AED_FUSEは、リペアアドレス比較部100_1〜100_Nからリペア信号HITZ<0:N−1>が出力されるタイミングに対し、常に一定のマージンでリペア回路制御部600に入力される。
ノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLE、及びリダンダンシー回路イネーブル信号RED_ENABLEは、上記のようにして生成されたリペア信号HITZ<0:N−1>及びイネーブルレプリカ信号AED_FUSEに応じてリペア回路制御部600によって生成されるが、図19に示すように、その生成に先立ち、第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP及び第2のリペア感知ノードHIT_SUM_DOWNのレベルが決定され、経路レプリカ信号AED_TRACが生成される。
第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP及び第2のリペア感知ノードHIT_SUM_DOWNのレベルは、図21に示すように、リペア信号HITZ<0>〜<31>に応じて、リペア信号組合わせ部610、620によって決定される。
経路レプリカ信号AED_TRACは、イネーブルレプリカ信号AED_FUSEに応じて、図20に示したリペア信号経路レプリカ650によって生成される信号である。
このように構成された本実施の形態に係る半導体メモリ装置によれば、例えば、リペア信号HITZ<0>〜<31>が全てハイレベルで入力されると、第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP及び第2のリペア感知ノードHIT_SUM_DOWNは共にローレベルとなる。この場合、リダンダンシー回路イネーブル信号RED_ENABLEはローレベルとなるが、ノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLEは、経路レプリカ信号AED_TRACに依存する。即ち、経路レプリカ信号AED_TRACがローレベルとなった後にハイレベルとなる。
リペア信号経路レプリカ650は、上述したように、リペア信号組合わせ部610、620が第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP、及び第2のリペア感知ノードHIT_SUM_DOWNをドライブする位相及びレベルに合わせて、イネーブルレプリカ信号AED_FUSEを遅延させて出力するように構成されている。
したがって、本実施の形態に係る半導体メモリ装置によれば、リペア信号組合わせ部610、620が第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP、及び第2のリペア感知ノードHIT_SUM_DOWNをドライブするタイミングに合わせて、リペア信号経路レプリカ650が経路レプリカ信号AED_TRACを出力するようになっている。したがって、上記のような場合、経路レプリカ信号AED_TRACは、第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP及び第2のリペア感知ノードHIT_SUM_DOWNをドライブするタイミングに合わせてローレベルとなるので、ノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLEは、安定してハイレベルになる。
リダンダンシー回路イネーブル信号RED_ENABLEがローレベルの場合、リダンダンシー回路はディセーブル状態になり、ノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLEがハイレベルの場合、ノーマル回路がイネーブル状態になる。この場合、入力されたラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>はリペアアドレスに一致しないので、データアクセスはメモリセルアレイにノーマルセルをアクセスするようになる。
以上のように、本実施の形態に係る半導体メモリ装置によれば、リペアアドレス比較部100_1〜100_Nが、バンク制御部500から供給されたイネーブル信号RAE_FUSEに応じて、リペア信号HITZ<0>〜<N−1>をリペア回路制御部600へ出力する。
また、リペアアドレス比較部100_1〜100_Nを模倣したリペアアドレス比較レプリカ700は、バンク制御部500からイネーブル信号RAE_FUSEを受けて、遅延させた後、イネーブルレプリカ信号AED_FUSEをリペア信号HIT<0>の出力タイミングに合わせたマージンでリペア回路制御部600に出力する。
リペア回路制御部600では、リペア信号組合わせ部610、620が、リペア信号HITZ<0>〜<31>に応じてリペア感知ノードHIT_SUM_UP、HIT_SUM_DOWNのレベルをドライブすると共に、リペア信号経路レプリカ650が経路レプリカ信号AED_TRACを出力する。経路レプリカ信号AED_TRACは、リペア信号組合わせ部610、620の出力のタイミングに合わせて出力されるので、第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP、または第2のHIT_SUM_DOWNがローレベルからハイレベルに変換される場合、及びハイレベルからローレベルに変換される場合のいずれにおいても、第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UP、または第2のHIT_SUM_DOWNのレベル変化に対する経路レプリカ信号AED_TRACのマージンを略一定に保つことができる。したがって、ノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLEは、経路レプリカ信号AED_TRACに応じて安定して出力される。したがって、本実施の形態に係る半導体メモリ装置によれば、入力されたアドレスがリペアアドレスか否かを判断して、ノーマル回路及びリダンダンシー回路のいずれかを駆動することができ、且つ、ノーマル回路及びリダンダンシー回路の制御信号であるリダンダンシー回路イネーブル信号RED_ENABLE、及びノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLEを出力するタイミングのマージンを安定化させることができる。
また、本実施の形態に係る半導体メモリ装置によれば、イネーブル信号RAE_FUSEに応じて、リペアアドレス比較部100_1〜100_Nがラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>を比較するので、バンク制御部500がイネーブル信号RAE_FUSEを生成するまでは、リペア回路制御部600に活性化されたリペア信号HITZ<0>〜<N−1>が入力されない。これによって、リペアアドレス比較部100_1〜100_Nにおけるアドレスの比較動作のタイミングのマージンを縮めることができ、リペア回路部の動作速度を向上させることができる。
次いで、本発明の第2の実施の形態に係る半導体メモリ装置について説明する。
本実施の形態に係る半導体メモリ装置においても、先の実施の形態と同様に、図12に示したようなバンク制御部500Aと、アドレスラッチ部400と、複数のリペアアドレス比較部100_1A〜100_NAと、リペアアドレス比較レプリカ700Aと、リペア回路制御部600とを備えている。以下に示すように、各リペアアドレス比較部100_1A〜100_NAのフューズイネーブル部110_1A、バンク制御部500Aのイネーブル信号生成部500_1A、及びリペアアドレス比較レプリカ700Aを除く構成については、先の実施の形態に示したものと同様であるので、その詳細な説明を省略する。
図22は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体メモリ装置におけるフューズイネーブル部110_1Aを示す回路図である。
図示のように、フューズイネーブル部110_1Aは、ゲートを介してフューズリセット信号FUSE_RESETを受けるように配設され、一端が電源電圧VDDに接続された第7のMOSトランジスタMP4と、ゲートを介してフューズリセット信号FUSE_RESETを受けるように配設され、一端が接地電圧VSSに接続された第8のMOSトランジスタMN7と、第7のMOSトランジスタMN4の他端と第8のMOSトランジスタMP7の他端との間に設けられたイネーブルフューズFENと、第8のMOSトランジスタMN7の前記他端に入力端が接続された第8のインバータI28と、第8のインバータI28の入力端と接地電圧VSSとの間に連結され、第8のインバータI28の出力端にゲートが接続された第9のMOSトランジスタMN8と、イネーブル信号RAE_FUSE及び第8のインバータI28からの出力を受けて、フューズイネーブル信号FUSE_ENALBEとして出力する第7のNANDゲートND14とを備えている。
図23は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体メモリ装置におけるバンク制御部500Aのうち、制御信号RAEからイネーブル信号RAE_FUSEを生成するイネーブル信号生成部500_1Aを示す回路図である。
図示のように、イネーブル信号生成部500_1Aは、制御信号RAEを受けるように配設された複数のインバータI29、I30、…、I31、I32を備えている。このような構成によって、受信した制御信号RAEを一定時間だけ遅延させてイネーブル信号RAE_FUSEとして出力することができるようになっている。
図24は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体メモリ装置におけるリペアアドレス比較レプリカ700Aを示す回路図である。
図示のように、リペアアドレス比較レプリカ700Aは、イネーブル信号RAE_FUSEを受ける第9のインバータI33と、複数の単位リペアアドレス比較部110_1〜110_M−1から供給された比較信号FUSE_COMPARE<2>〜<M>が信号組合わせ部120の第1のNORゲートNOR22〜25によって遅延される時間を模倣するため、第9のインバータI30からの出力を受けるように配設された第8のNORゲートNOR13と、複数の単位リペアアドレス比較部110_1〜110_M−1から供給された比較信号FUSE_COMPARE<2>〜<M>が信号組合わせ部120の第1のNANDゲートND29、ND30によって遅延される時間を模倣するため、第8のNORゲートNOR13からの出力を受けるように配設された第8のNANDゲートND16と、複数の単位リペアアドレス比較部110_1〜110_M−1から供給された比較信号FUSE_COMPARE<2>〜<M>が信号組合わせ部120の第2のNORゲートNOR26によって遅延される時間を模倣するため、第8のNANDゲートND16からの出力を受けるように配設された第9のNORゲートNOR14とを備えている。
また、リペアアドレス比較レプリカ700Aは、第9のNORゲートNOR14から供給された信号の位相及びレベルを、リペアアドレス比較部100_1から出力されてリペア回路制御部600へ供給されるリペア信号HITZ<0>の位相及びレベルに合わせて調整し、イネーブルレプリカ信号AED_FUSEを出力する出力制御部700_2を、さらに備えている。
図25は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体メモリ装置のリペア回路を動作させる各信号のタイミングチャートを示している。図22〜図24に示したように、制御信号RAEに応じてイネーブル信号RAE_FUSEを生成する過程、イネーブル信号RAE_FUSEに応じてフューズイネーブル信号FUSE_ENABLE、及びイネーブルレプリカ信号AED_FUSEを生成する過程を除く信号処理の過程については、先の実施の形態に示したものと同様であるのでその説明を省略する。
本実施の形態においては、イネーブル信号RAE_FUSEは、イネーブル信号生成部500_1Aによって、制御信号RAEに応じて生成される。先の実施の形態では、イネーブル信号RAE_FUSEは制御信号RAEを遅延させて反転させたものとなっていたが、図25に示すように、遅延させるだけのものとすることもできる。
また、本実施の形態においては、図22に示したように、フューズイネーブル部110_1Aは、イネーブルフューズFENが破断されている場合、第8のインバータI28からの出力がハイレベルに保持され、イネーブル・フューズFENが破断されていない場合には、インバータI28からの出力がローレベルに保持されるようになっており、第7のNANDゲートND14は、この第8のインバータI28からの出力と、バンク制御部500のイネーブル信号生成部500_1Aから供給されたイネーブル信号RAE_FUSEとを入力された後に、フューズイネーブル信号FUSE_ENABLEを出力するようになっている。このように、フューズイネーブル部110_1Aを、イネーブル信号RAE_FUSEを別の出力と比較した後、フューズイネーブル信号FUSE_ENABLEを出力するように構成することもできる。
また、図24に示すように、本実施の形態におけるリペアアドレス比較レプリカ700Aは、先の実施の形態におけるリペアアドレス比較レプリカ700と比べて、イネーブル信号RAE_FUSEの位相を合せるための第9のインバータI33が備えられている点で異なっている。第9のインバータI33により、イネーブル信号生成部500_1Aにおいて、制御信号RAEを遅延させて出力されたイネーブル信号RAE_FUSEを反転させて入力することができる。
この結果、本実施の形態においても、先の実施の形態の場合と同様に、イネーブルレプリカ信号AED_FUSEをリペア回路制御部600において利用することができる。即ち、図19に示すように、各リペアアドレス比較部100_1A〜100_NAから供給されたリペア信号HITZ<0>〜<31>のうちのいずれか一つでもローレベルとなって入力されると、第1のリペア感知ノードHIT_SUM_UPまたは第2のリペア感知ノードHIT_SUM_DOWNがハイレベルとなる。このため、リダンダンシー回路イネーブル信号RED_ENABLEはハイレベルとなって、ノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLEはローレベルとなる。
リダンダンシー回路イネーブル信号RED_ENABLEがハイレベルとなって、リダンダンシー回路がイネーブル状態になると、ラッチアドレス信号RAZ<2:M−1>はリペアアドレスに一致するので、データアクセスはメモリセルアレイのノーマルセルに代えて予備用セルで行われる。
本実施の形態に係る半導体メモリ装置においても、先の実施の形態と同様の効果を得ることができる。即ち、入力されたアドレスがリペアアドレスか否かを判断して、ノーマル回路及びリダンダンシー回路のいずれかを駆動することができ、且つ、ノーマル回路及びリダンダンシー回路の制御信号であるリダンダンシー回路イネーブル信号RED_ENABLE、及びノーマル回路イネーブル信号NORMAL_ENABLEを出力するタイミングのマージンを安定化させることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明の技術的範囲を逸脱することなく、当業者は種々の変更等を行うことができ、これらも本発明の技術的範囲に属する。
従来の技術に係る半導体メモリ装置のリペア回路を示すブロック図である。 図1のリペアアドレス比較部を示すブロック図である。 図2のフューズイネーブル部を示す回路図である。 図2の単位リペアアドレス比較部を示す回路図である。 図2の信号組合わせ部を示す回路図である。 図1のアドレスラッチ部の一部を示す回路図である。 図1のアドレスラッチ部の別の一部を示す回路図である。 図1のリペア回路制御部を示す回路図である。 図1のバンク制御部の一部を示すブロック図である。 図1の半導体メモリ装置のリペア回路部を動作させる各信号のタイミングチャートを示している。 図1の半導体メモリ装置で使用される各信号のタイミングチャートを示している。 本発明の実施の形態に係る半導体メモリ装置のリペア回路を示すブロック図である。 図12のリペアアドレス比較部を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る半導体メモリ装置における図13のフューズイネーブル部を示す回路図である。 図13の単位リペアアドレス比較部を示す回路図である。 図13の信号組合わせ部を示す回路図である。 第1の実施の形態に係る半導体メモリ装置における図12のバンク制御部のイネーブル信号生成部を示す回路図である。 第1の実施の形態に係る半導体メモリ装置における図12のリペアアドレス比較レプリカを示す回路図である。 図12のリペア回路制御部を示す回路図である。 図19のリペア信号経路レプリカを示す回路図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体メモリ装置のリペア回路を動作させる各信号のタイミングチャートを示している。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体メモリ装置における図13のフューズイネーブル部の第2の実施の形態を示す回路図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体メモリ装置における図12のバンク制御部のイネーブル信号生成部を示す回路図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体メモリ装置における図12のリペアアドレス比較レプリカを示す回路図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体メモリ装置のリペア回路を動作させる各信号のタイミングチャートを示している。
符号の説明
100_1〜100_N、100_1A〜100_NA リペアアドレス比較部
110_1、110_1A フューズイネーブル部
110_2〜110_M−1 単位リペアアドレス比較部
120 信号組合わせ部
300 フリーデコーダー
400 アドレスラッチ部
500、500A バンク制御部
500_1、500_1A イネーブル信号生成部
600 リペア回路制御部
600_1 出力制御部
610、620 リペア信号組合わせ部
700、700A リペアアドレス比較レプリカ
F アドレスフューズ
FEN イネーブルフューズ
I22 第1のインバータ
I23 第2のインバータ
I34 第3のインバータ
I35 第4のインバータ
I37 第5のインバータ
I24 第6のインバータ
I36 第7のインバータ
I28 第8のインバータ
I33 第9のインバータ
MP3 第1のMOSトランジスタ
MN5 第2のMOSトランジスタ
MN6 第3のMOSトランジスタ
MP5 第4のMOSトランジスタ
MN9 第5のMOSトランジスタ
MN10 第6のMOSトランジスタ
MP4 第7のMOSトランジスタ
MN7 第8のMOSトランジスタ
MN8 第9のMOSトランジスタ
ND29、ND30 第1のNANDゲート
ND15 第2のNANDゲート
ND17〜24 第3のNANDゲート
ND25、ND26 第4のNANDゲート
ND27 第5のNANDゲート
ND28 第6のNANDゲート
ND14 第7のNANDゲート
ND16 第8のNANDゲート
NOR22〜NOR25 第1のNORゲート
NOR26 第2のNORゲート
NOR11 第3のNORゲート
NOR12 第4のNORゲート
NOR15〜NOR18 第5のNORゲート
NOR20 第6のNORゲート
NOR21 第7のNORゲート
NOR13 第8のNORゲート
NOR14 第9のNORゲート
T5 第1の伝送ゲート
T6 第2の伝送ゲート
T9 第3の伝送ゲート
T10 第4の伝送ゲート
ADD<0:M−1> アドレス信号
AE、RAE 制御信号
AED_FUSE イネーブルレプリカ信号
AED_TRAC 経路レプリカ信号
BAZ<0:M−1> ラッチアドレス信号
EAT<0:M−1> 外部入力アドレス信号
FUSE_COMPARE<2>〜<M−1> アドレス比較信号
FUSE_ENABLE フューズイネーブル信号
FUSE_RESET フューズリセット信号
HITZ<0>〜<N−1> リペア信号
NORMAL_ENABLE ノーマル回路イネーブル信号
RAZ<2:M−1> ラッチアドレス信号
RED_ENABLE リダンダンシー回路イネーブル信号
RAE_FUSE イネーブル信号

Claims (18)

  1. リペア回路を有する半導体メモリ装置であって、
    リダンダンシー回路を制御するためのイネーブル信号を生成するイネーブル信号生成手段と、
    外部入力アドレス信号をラッチしてラッチアドレス信号を出力するアドレスラッチ手段と、
    異なるリペアアドレスが各々格納可能に構成されており、前記ラッチアドレス信号のアドレスが、格納された前記リペアアドレスと一致する場合、リペア信号を活性化して出力する複数のリペアアドレス比較部と、
    前記ラッチアドレス信号が前記リペアアドレス比較部に入力されてから前記リペア信号が活性化されるまでの遅延時間をモデリングするために前記イネーブル信号を受けてイネーブルレプリカ信号を出力するリペアアドレス比較レプリカと、
    前記イネーブルレプリカ信号に応じてイネーブルされ、前記複数のリペアアドレス比較部から供給された前記リペア信号によって、ノーマル回路または前記リダンダンシー回路を駆動するように制御するリペア回路制御部と
    を備えていることを特徴とする半導体メモリ装置。
  2. 前記リペアアドレス比較部が、前記イネーブル信号に応じて活性化されるようになっていることを特徴とする請求項1記載の半導体メモリ装置。
  3. 前記リペアアドレス比較部が、
    組み込まれたイネーブルフューズが破断されているか否かに従って、前記イネーブル信号を受け、フューズイネーブル信号を活性化して出力するフューズイネーブル部と、
    前記ラッチアドレス信号の1ビットと、格納されたリペアアドレスの1ビットとを各々比較する複数の単位リペアアドレス比較部と、
    前記フューズイネーブル信号によってイネーブルされ、前記複数の単位リペアアドレス比較部における比較結果に応じて、前記リペア信号を出力する信号組合わせ部と
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の半導体メモリ装置。
  4. 前記フューズイネーブル部が、
    ゲートを介してフューズリセット信号を受けるように配設され、一端が電源電圧に接続された第1のMOSトランジスタと、
    ゲートを介して前記フューズリセット信号を受けるように配設され、一端が接地電圧に接続された第2のMOSトランジスタと、
    前記第1のMOSトランジスタの他端と前記第2のMOSトランジスタの他端との間に設けられたイネーブルフューズと、
    前記第2のMOSトランジスタの前記他端に入力端が接続された第1のインバータと、
    該第1のインバータの入力端と接地電圧との間に連結され、前記第1のインバータの出力端にゲートが接続された第3のMOSトランジスタと、
    前記第1のインバータの出力端に入力端が接続された第2のインバータと、
    前記第1のインバータ及び第2のインバータの出力により制御され、前記イネーブルフューズが破断されている場合にターンオンされ、前記イネーブル信号を受けて前記フューズイネーブル信号として出力する第1の伝送ゲートと、
    前記第1のインバータ及び第2のインバータの出力により制御され、前記イネーブルフューズが破断されていない場合にターンオンされ、前記第2のMOSトランジスタの前記他端に印加された信号を前記フューズイネーブル信号として出力する第2の伝送ゲートと
    を備えていることを特徴とする請求項3記載の半導体メモリ装置。
  5. 前記フューズイネーブル部が、
    前記単位リペアアドレス比較部で前記ラッチアドレス信号の1ビットが入力され、前記格納されたリペアアドレスの1ビットと比較されるまでにかかる遅延時間をモデリングするための遅延時間モデリングキャパシタンスを、前記第1の伝送ゲートの入力ノードと接地電圧との間に備えていることを特徴とする請求項4記載の半導体メモリ装置。
  6. 前記単位リペアアドレス比較部が、
    ゲートを介して前記フューズリセット信号を受けるように配設され、一端が電源電圧に接続された第4のMOSトランジスタと、
    ゲートを介して前記フューズリセット信号を受けるように配設され、一端が接地電圧に接続された第5のMOSトランジスタと、
    前記第4のMOSトランジスタの他端と前記第5のMOSトランジスタの他端との間に設けられたアドレスフューズと、
    前記第5のMOSトランジスタの前記他端に入力端が接続された第3のインバータと、
    該第3のインバータの入力端と接地電圧との間に接続され、前記第3のインバータの出力端にゲートが接続された第6MOSトランジスタと、
    前記第3のインバータの出力端に入力端が接続された第4のインバータと、
    前記第3のインバータ及び第4のインバータの出力により制御され、前記アドレスフューズが破断されている場合にターンオンされ、前記ラッチアドレス信号の1ビットを前記信号組合わせ部へ出力する第3の伝送ゲートと、
    前記第3のインバータ及び第4のインバータの出力により制御され、前記アドレスフューズが破断されていない場合にターンオンされ、前記ラッチアドレス信号の1ビットを反転して前記信号組合わせ部へ出力する第4の伝送ゲートと
    を備えていることを特徴とする請求項5記載の半導体メモリ装置。
  7. 前記信号組合わせ部が、
    前記フューズイネーブル信号及び前記複数の単位リペアアドレス比較部から供給された比較信号を受けるように配設された複数の第1のNORゲートと、
    前記複数の第1のNORゲートから供給された信号を組合わせる複数の第1のNANDゲートと、
    前記複数の第1のNANDゲートから供給された信号を組合わせる第2のNORゲートと、
    前記第2のNORゲートからの出力を反転して前記リペア信号を出力する第5のインバータと
    を備えていることを特徴とする請求項6記載の半導体メモリ装置。
  8. 前記リペアアドレス比較レプリカが、
    前記複数の単位リペアアドレス比較部から供給された比較信号が前記第1のNORゲートによって遅延される時間を模倣するため、前記イネーブル信号を受けるように配設された第3のNORゲートと、
    前記第1のNORゲートからの出力が前記第1のNANDゲートによって遅延される時間を模倣するため、前記第3のNORゲートからの出力を受けるように配設された第2のNANDゲートと、
    前記第1のNANDゲートからの出力が前記第2のNORゲートによって遅延される時間を模倣するため、前記第2のNANDゲートからの出力を受けるように配設された第4のNORゲートと
    を備えていることを特徴とする請求項7記載の半導体メモリ装置。
  9. 前記リペアアドレス比較レプリカが、
    前記第4のNORゲートから供給された信号の位相及びレベルを、前記リペアアドレス比較部から出力されて前記リペア回路制御部へ供給されるリペア信号の位相及びレベルに合わせて調整する出力制御部を、さらに備えていることを特徴とする請求項8記載の半導体メモリ装置。
  10. 前記フューズイネーブル部が、
    ゲートを介してフューズリセット信号を受けるように配設され、一端が電源電圧に接続された第7のMOSトランジスタと、
    ゲートを介して前記フューズリセット信号を受けるように配設され、一端が接地電圧に接続された第8のMOSトランジスタと、
    前記第7のMOSトランジスタの他端と前記第8のMOSトランジスタの他端との間に設けられたイネーブルフューズと、
    前記第8のMOSトランジスタの前記他端に入力端が接続された第8のインバータと、
    該第8のインバータの入力端と接地電圧との間に連結され、前記第8のインバータの出力端にゲートが接続された第9のMOSトランジスタと、
    前記イネーブル信号及び前記第8のインバータからの出力を受けて、前記フューズイネーブル信号として出力する第7のNANDゲートと
    を備えていることを特徴とする請求項3記載の半導体メモリ装置。
  11. 前記信号組合わせ部が、
    前記フューズイネーブル信号及び前記複数の単位リペアアドレス比較部から供給された比較信号を受けるように配設された複数の第1のNORゲートと、
    前記複数の第1のNORゲートから供給された信号を組合わせる複数の第1のNANDゲートと、
    前記複数の第1のNANDゲートから供給された信号を組合わせる第2のNORゲートと、
    前記第2のNORゲートからの出力を反転して前記リペア信号として出力する第5のインバータと
    を備えていることを特徴とする請求項10記載の半導体メモリ装置。
  12. 前記リペアアドレス比較レプリカが、
    前記イネーブル信号を受ける第9のインバータと、
    前記複数の単位リペアアドレス比較部から供給された比較信号が前記第1のNORゲートによって遅延される時間を模倣するため、前記第9のインバータからの出力を受けるように配設された第8のNORゲートと、
    前記複数の単位リペアアドレス比較部から供給された比較信号が前記第1のNANDゲートによって遅延される時間を模倣するため、前記第8のNORゲートからの出力を受けるように配設された第8のNANDゲートと、
    前記複数の単位リペアアドレス比較部から供給された比較信号が前記第2のNORゲートによって遅延される時間を模倣するため、前記第8のNANDゲートからの出力を受けるように配設された第9のNORゲートと
    を備えていることを特徴とする請求項11記載の半導体メモリ装置。
  13. 前記リペアアドレス比較レプリカが、
    前記第4のNORゲートから供給された信号の位相及びレベルを、前記リペアアドレス比較部から出力されて前記リペア回路制御部へ供給されるリペア信号の位相及びレベルに合わせて調整する出力制御部を、さらに備えていることを特徴とする請求項12記載の半導体メモリ装置。
  14. 前記リペア回路制御部が、
    前記複数のリペアアドレス比較部から供給された複数のリペア信号を受けて組合わせ、その結果に応じてリペア感知ノードのレベルをドライブするリペア信号組合わせ部と、
    該リペア信号組合わせ部が、前記複数のリペア信号を受けてから前記リペア感知ノードのレベルをドライブするまでの遅延時間をモデリングし、前記モデリングした遅延時間後に前記イネーブルレプリカ信号を出力するリペア信号経路レプリカと、
    前記リペア感知ノードのレベルに応じて、前記リダンダンシー回路を駆動するためのリダンダンシー回路イネーブル信号を出力する第1の出力部と、
    前記リペア信号経路レプリカからの前記イネーブルレプリカ信号によってイネーブルされ、前記リペア感知ノードのレベルに応じて前記ノーマル回路を駆動するためのノーマル回路イネーブル信号を出力する第2の出力部と
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の半導体メモリ装置。
  15. 前記リペア信号組合わせ部が、
    前記複数のリペア信号を受ける複数の第3のNANDゲートと、
    該複数の第3のNANDゲートから供給された信号を組合わせる複数の第5のNORゲートと、
    前記複数の第5のNORゲートから供給された信号を組合わせるための複数の第4のNANDゲートと
    を備えていることを特徴とする請求項14記載の半導体メモリ装置。
  16. 前記リペア信号経路レプリカが、
    前記複数のリペアアドレス比較部から供給されたリペア信号が前記第3のNANDゲートによって遅延される時間を模倣するため、前記リペアアドレス比較レプリカからの前記イネーブルレプリカ信号を受けるように配設された第5のNANDゲートと、
    前記第3のNANDゲートが前記第5のNORゲートによって遅延される時間を模倣するため、前記第5のNANDゲートからの出力を受けるように配設された第7のNORゲートと、
    前記第5のNORゲートからの出力が前記第4のNANDゲートによって遅延される時間を模倣するため、前記第7のNORゲートからの出力を受けるように配設された第6のNANDゲートと
    を備えていることを特徴とする請求項15記載の半導体メモリ装置。
  17. 前記リペア信号経路レプリカが、
    前記第6のNANDゲートから供給された信号の位相及びレベルを、前記リペア信号組合わせ部で前記リペア感知ノードをドライブする信号の位相及びレベルに合わせて調整する出力制御部を、さらに備えていることを特徴とする請求項16記載の半導体メモリ装置。
  18. 前記リペア回路制御部の第2の出力部が、前記リペア感知ノードに印加された信号と前記リペア信号経路レプリカから供給されたイネーブル信号を受ける第6のNORゲートと、
    該第6のNORゲートからの出力をバッファリングして、前記ノーマル回路イネーブル信号を出力するバッファと
    を備えていることを特徴とする請求項17記載の半導体メモリ装置。
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