JP2002279794A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2002279794A
JP2002279794A JP2001079767A JP2001079767A JP2002279794A JP 2002279794 A JP2002279794 A JP 2002279794A JP 2001079767 A JP2001079767 A JP 2001079767A JP 2001079767 A JP2001079767 A JP 2001079767A JP 2002279794 A JP2002279794 A JP 2002279794A
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circuit
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memory cell
program
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JP2001079767A
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Takuya Ariki
卓弥 有木
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Mitsubishi Electric Corp
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    • G11C29/84Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with improved access time or stability
    • G11C29/846Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with improved access time or stability by choosing redundant lines at an output stage

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッケージングされた後でも不良なメモリセ
ルをスペアメモリセルで置換することが可能か否かを容
易に検知することが可能な半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 SDRAMに含まれる判定回路12は、
冗長行デコーダ24および冗長列デコーダ28からの信
号/RRE1,/RRE2,/CRE1,/CRE2に
基づいて、アドレス信号がプログラムされていないプロ
グラム回路があるか否かを判定し、判定結果に応じたレ
ベルの信号/REIを出力バッファ13および信号出力
端子T1を介して外部に出力する。したがって、SDR
AMがパッケージングされた後でも、端子T1に現われ
る信号REのレベルを検出することにより、リペア可能
か否かを容易に知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置に
関し、特に、不良なメモリセルをスペアメモリセルで置
換する冗長方式が採用された半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ダイナミックランダムアクセ
スメモリ(以下、DRAMと称す)のような半導体記憶
装置では、不良な行または列をスペアの行または列で置
換する冗長方式が採用されている。半導体記憶装置に
は、不良な行または列に対応するアドレス信号をプログ
ラムするための複数のヒューズが設けられており、それ
らのヒューズはウェハ状態でレーザ光を用いてブローさ
れる。複数のヒューズによってプログラムされたアドレ
ス信号が入力された場合は、不良な行または列の代わり
にスペアの行または列が選択される。したがって、冗長
方式によれば、不良な行または列を有する半導体記憶装
置を救済することができ、半導体記憶装置の歩留まりの
向上を図ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、半導体記憶装
置がパッケージングされた後に不良な行または列が発見
される場合があり、このような場合は従来の冗長方式で
は救済することができなかった。そこで最近では、高電
圧によってブローされる電気ヒューズを使用することに
より、半導体記憶装置がパッケージングされた後でも不
良な行または列をスペアの行または列で置換することが
可能な冗長方式が研究されている。特に、サーバ機のよ
うに高い信頼性を維持しなければならないシステムにお
いては、システムの信頼性向上の一環として半導体記憶
装置がパッケージングされた後でもその半導体記憶装置
を救済することが可能な冗長方式が求められている。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、パ
ッケージングされた後でも不良なメモリセルをスペアメ
モリセルで置換することが可能な否かを容易に検知する
ことが可能な半導体記憶装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体記
憶装置は、冗長方式が採用された半導体記憶装置であっ
て、それぞれに固有のアドレス信号が予め割当てられた
複数のメモリセルと、複数のメモリセルのうちの不良な
メモリセルと置換するためのスペアメモリセルと、外部
から与えられたアドレス信号に従って、複数のメモリセ
ルのうちのいずれかのメモリセルを選択するデコーダ
と、不良なメモリセルのアドレス信号をプログラムする
ための少なくとも1つの第1のヒューズを含み、外部か
ら与えられたアドレス信号が少なくとも1つの第1のヒ
ューズによってプログラムされていることに応じてデコ
ーダを非活性化させるとともにスペアメモリセルを選択
するプログラム回路と、デコーダによって選択されたメ
モリセルおよびプログラム回路によって選択されたスペ
アメモリセルのデータ信号の書込/読出を行なうための
書込/読出回路と、プログラム回路にアドレス信号がプ
ログラムされているか否かを判定し、判定結果に応じた
レベルの信号を出力する第1の判定回路とを備えたもの
である。
【0006】好ましくは、スペアメモリセルおよびプロ
グラム回路は複数組設けられ、第1の判定回路は、アド
レス信号がプログラムされていないプログラム回路があ
るか否かを判定し、判定結果に応じたレベルの信号を出
力する。
【0007】また好ましくは、半導体記憶装置がパッケ
ージングされた後に見つけられた不良なメモリセルのア
ドレス信号がプログラムされたプログラム回路があるか
否かを判定し、判定結果に応じたレベルの信号を出力す
る第2の判定回路がさらに設けられる。
【0008】また好ましくは、第1の判定回路は、第2
の判定回路によって半導体記憶装置がパッケージングさ
れた後に見つけられた不良なメモリセルのアドレス信号
がプログラムされたプログラム回路があると判定された
場合は、アドレス信号がプログラムされていないプログ
ラム回路があるか否かに関係なく、アドレス信号がプロ
グラムされていないプログラム回路はないと判定する。
【0009】また好ましくは、それぞれ複数のプログラ
ム回路に対応して設けられ、各々が、対応のプログラム
回路にアドレス信号がプログラムされている場合にブロ
ーされる第2のヒューズを含み、その第2のヒューズが
ブローされている場合は第1のレベルの信号を出力し、
その第2のヒューズがブローされていない場合は第2の
レベルの信号を出力する複数のレジスタがさらに設けら
れ、第1の判定回路は、複数のレジスタの出力信号に基
づいて判定する。
【0010】また好ましくは、書込/読出回路と外部と
の間でデータ信号の授受を行なうためのデータ入出力端
子と、読出モード時は書込/読出回路によって読出され
たデータ信号をデータ入出力端子に与え、判定モード時
は第1の判定回路の出力信号をデータ入出力端子に与え
る切換回路とがさらに設けられる。
【0011】また好ましくは、少なくとも1つの第1の
ヒューズを選択的にブローさせて不良なメモリセルのア
ドレス信号をプログラムするためのブロー回路がさらに
設けられる。
【0012】また好ましくは、第1のヒューズをブロー
させるためのブロー電圧を生成し、ブロー回路を介して
第1のヒューズに与えるブロー電圧発生回路がさらに設
けられる。
【0013】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、この発
明の実施の形態1によるシンクロナスDRAM(以下、
SDRAMと称す)の全体構成を示すブロック図であ
る。図1において、このSDRAMは、クロックバッフ
ァ1、制御信号バッファ2、制御信号ラッチ回路3、ア
ドレスバッファ4、アドレスラッチ回路5、コマンドデ
コーダ6、メモリアレイ7、行選択回路8、列選択回路
9、入力バッファ10、出力バッファ11、判定回路1
2、および出力バッファ13を備える。
【0014】クロックバッファ1は、信号CKEが活性
化レベルの「H」レベルにされたことに応じて活性化さ
れ、外部クロック信号CLKを制御信号ラッチ回路3、
アドレスラッチ回路5などに伝達させる。制御信号バッ
ファ2および制御信号ラッチ回路3は、クロックバッフ
ァ1からの外部クロック信号CLKに同期して、外部制
御信号/CS,/RAS,/CAS,/WE,DQMを
コマンドデコーダ6に伝達させる。アドレスバッファ4
およびアドレスラッチ回路5は、クロックバッファ1か
らの外部クロック信号CLKに同期して、外部アドレス
信号A0〜Am(ただし、mは0以上の整数である)を
行選択回路8および列選択回路9に伝達させる。コマン
ドデコーダ6は、制御信号ラッチ回路3からの外部制御
信号/CS,/RAS,/CAS,/WE,DQMに従
って種々の内部制御信号を生成し、SDRAM全体を制
御する。
【0015】メモリアレイ7は、図2に示すように、メ
モリブロック7aおよびセンスアンプ+入出力制御回路
7bを含む。メモリブロック7aは、複数行複数列(図
2では図面の簡単化のために3行3列とされている)に
配置された複数のメモリセルMCと、それぞれ所定数
(図2では2つ)の行に対応して設けられた所定数のワ
ード線WLと、残りの各行に対応して設けられたスペア
ワード線SWLと、それぞれ複数列に対応して設けられ
た複数のビット線対BL,/BLとを含む。所定数の行
のうちの不良な行のワード線WLは、1本のスペアワー
ド線SWLで置換される。メモリセルMCは、アクセス
用のトランジスタと情報記憶用のキャパシタとを含む周
知のものである。
【0016】センスアンプ+入出力制御回路7bは、デ
ータ入出力線対IO,/IO(IOP)と、それぞれ所
定数(図では2つ)の列に対応して設けられた所定数の
列選択線CSLと、残りの各列に対応して設けられスペ
ア列選択線SCSLと、各列に対応して設けられた列選
択ゲート14、センスアンプ15およびイコライザ16
とを含む。所定数の列のうちの不良な列の列選択線CS
Lは、1本のスペア列選択線SCSLで置換される。
【0017】列選択ゲート14は、対応の列のビット線
対BL,/BLとデータ入出力線対IO,/IOとの間
に接続された1対のNチャネルMOSトランジスタを含
む。NチャネルMOSトランジスタのゲートは、対応の
列の列選択線CSLまたはスペア列選択線SCSLを介
して列選択回路9に接続される。列選択回路9によって
列選択線CSLまたはスペア列選択線SCSLが選択レ
ベルの「H」レベルに立上げられると、NチャネルMO
Sトランジスタが導通し、ビット線対BL,/BLとデ
ータ入出力線対IO,/IOとが結合される。
【0018】センスアンプ15は、センスアンプ活性化
信号SE,/SEがそれぞれ「H」レベルおよび「L」
レベルになったことに応じて、ビット線対BL,/BL
間の微小電位差を電源電圧VCCに増幅する。イコライ
ザ16は、ビット線イコライズ信号BLEQが活性化レ
ベルの「H」レベルになったことに応じて、ビット線対
BLと/BLの電位をビット線電位VBLにイコライズ
する。メモリアレイ7には、このようなメモリブロック
7aおよびセンスアンプ+入出力制御回路7bが複数組
設けられている。
【0019】行選択回路8は、外部制御信号/RASが
活性化レベルの「L」レベルに立下げられたときの外部
アドレス信号A0〜Amである行アドレス信号に従っ
て、各メモリブロック7aに属する複数のワード線W
L,SWLのうちのいずれかのワード線を選択し、その
ワード線を選択レベルの「H」レベルに立上げる。列選
択回路9は、外部制御信号/CASが活性化レベルの
「L」レベルに立下げられたときの外部アドレス信号A
0〜Amである列アドレス信号に従って、各メモリブロ
ック7aに対応する複数の列選択線CSL,SCSLの
うちのいずれかの列選択線を選択し、その列選択線を選
択レベルの「H」レベルに立上げる。
【0020】データ入出力線対IOPの他方端は、図1
に示すように、入力バッファ10および出力バッファ1
1に接続される。入力バッファ10は、書込モード時
に、外部から与えられたデータDn(ただし、nは0以
上の整数である)をデータ入出力線対IOPを介して選
択されたメモリセルMCに与える。出力バッファ11
は、読出モード時に、選択されたメモリセルMCからの
読出データQnを外部に出力する。判定回路12および
出力バッファ13については、後に詳述する。
【0021】次に、図1および図2で示したSDRAM
の動作について説明する。書込モード時においては、列
選択回路9によって列アドレス信号に応じた列の列選択
線CSLまたはSCSLが選択レベルの「H」レベルに
立上げられ、その列の列選択ゲート14が導通する。
【0022】入力バッファ10は、クロックバッファ1
からの外部クロック信号CLKに同期して、外部から与
えられた書込データDnをデータ入出力線対IO,/I
Oを介して選択された列のビット線対BL,/BLに与
える。書込データDnは、ビット線対BL,/BL間の
電位差として与えられる。次いで、行選択回路8によっ
て、行アドレス信号に応じた行のワード線WLまたはS
WLが選択レベルの「H」レベルに立上げられ、その行
のメモリセルMCのトランジスタが導通する。選択され
たメモリセルMCのキャパシタには、ビット線BLまた
は/BLの電位に応じた量の電荷が蓄えられる。
【0023】読出モード時においては、まずビット線イ
コライズ信号BLEQが「L」レベルに立下げられてイ
コライザ16が非活性化され、ビット線BL,/BLの
イコライズが停止される。次いで、行選択回路8によっ
て行アドレス信号に対応する行のワード線WLまたはS
WLが選択レベルの「H」レベルに立上げられる。これ
に応じて、ビット線BL,/BLの電位は、活性化され
たメモリセルMCのキャパシタの電荷量に応じて微小量
だけ変化する。
【0024】次いで、センスアンプ活性化信号SE,/
SEがそれぞれ「L」レベルおよび「H」レベルとな
り、センスアンプ15が活性化される。ビット線BLの
電位がビット線/BLの電位よりも微小量だけ高い場合
は、ビット線BLの電位が「H」レベルまで引上げられ
るとともに、ビット線/BLの電位が「L」レベルまで
引下げられる。逆に、ビット線/BLの電位がビット線
BLの電位よりも微小量だけ高い場合は、ビット線/B
Lの電位が「H」レベルまで引上げられるとともに、ビ
ット線BLの電位が「L」レベルまで引下げられる。
【0025】次いで、列選択回路9によって列アドレス
信号に対応する列の列選択線CSLまたはSCSLが選
択レベルの「H」レベルに立上げられ、その列の選択ゲ
ートが導通する。選択された列のビット線対BL,/B
Lのデータが列選択ゲート14およびデータ入出力線対
IO,/IOを介して出力バッファ11に与えられる。
出力バッファ11は、クロックバッファ1からの外部ク
ロック信号CLKに同期して、読出データQnを外部に
出力する。
【0026】以下、このSDRAMの特徴となるスペア
イネーブル判定モードについて詳細に説明する。図3
は、行選択回路8および列選択回路9の構成を示すブロ
ック図である。ただし、図面および説明の簡単化のた
め、メモリアレイ7は1組のメモリブロック7aおよび
センスアンプ+入出力制御回路7bのみを含むものと
し、メモリブロック7aには2本のスペアワード線SW
Lおよび2本のスペア列選択線SCSLが設けられてい
るものとする。
【0027】図3において、行選択回路8は、行制御回
路21、行プリデコーダ22、行デコーダ23および冗
長行デコーダ(RRD)24を含む。行制御回路21
は、コマンドデコーダ6からの信号に従って、行プリデ
コーダ22、行デコーダ23および冗長行デコーダ24
を制御する。行プリデコーダ22は、行アドレス信号を
プリデコードしてプリデコード信号X0〜Xmを生成
し、そのプリデコード信号X0〜Xmを行デコーダ23
および冗長行デコーダ24に与える。行デコーダ23
は、行プリデコーダ22からのプリデコード信号X0〜
Xmに従って、複数のワード線WLのうちのいずれかの
ワード線WLを選択し、そのワード線WLを選択レベル
の「H」レベルにする。
【0028】冗長行デコーダ24は、行プリデコーダ2
2からのプリデコード信号X0〜Xmが不良な行を指定
するものである場合は、信号RHを活性化レベルの
「H」レベルにして行デコーダ23を非活性化させると
ともに、その不良な行のワード線WLと予め置換された
スペアワード線SWLを選択レベルの「H」レベルにす
る。また、冗長行デコーダ24は、スペアワード線SW
L,SWLがワード線WLと置換可能か否かを示す信号
/RRE1,/RRE2を判定回路12に与える。
【0029】すなわち冗長行デコーダ24は、図4に示
すように、ブロー回路30、プログラム回路31a,3
1b、レジスタ32a,32b、ドライバ33a,33
bおよびORゲート34を含む。ブロー回路30は、行
制御回路21からの信号によって制御され、プログラム
回路31a,31bの各々に含まれる複数のヒューズを
ブローさせて、不良な行に対応するプリデコード信号X
0〜Xmをプログラム回路31a,31bの各々に記憶
させる。また、ブロー回路30は、行制御回路21から
の信号によって制御され、レジスタ32a,32bの各
々に含まれるヒューズをブローさせて対応のスペアワー
ド線SWLがワード線WLと置換済みであることを記憶
させる。
【0030】プログラム回路31aは、図5に示すよう
に、ヒューズF0〜Fm、NチャネルMOSトランジス
タ35.0〜35.m、PチャネルMOSトランジスタ
36,37およびインバータ38,39を含む。ヒュー
ズF0〜Fmの一方端子は、ともにノードN1に接続さ
れる。NチャネルMOSトランジスタ35.0〜35.
mはそれぞれヒューズF0〜Fmの他方端子と接地電位
GNDのラインとの間に接続され、それらのゲートはそ
れぞれプリデコード信号X0〜Xmを受ける。インバー
タ38,39は、ノードN1と出力ノードN2との間に
直列接続される。ノードN2に現われる信号は、このプ
ログラム回路31aの出力信号RH1となる。Pチャネ
ルMOSトランジスタ36は、電源電位VCCのライン
とノードN1との間に接続され、そのゲートはプリチャ
ージ信号/PRを受ける。PチャネルMOSトランジス
タ37は、電源電位VCCのラインとノードN1との間
に接続され、そのゲートはインバータ38の出力信号を
受ける。
【0031】ヒューズF0〜Fmは、それぞれ不良な行
に対応するプリデコード信号X0〜Xmが「H」レベル
の場合にブローされる。行選択動作時は、まずプリチャ
ージ信号/PRが一定時間だけ「L」レベルにされてノ
ードN1が「H」レベルに充電され、信号RH1が
「H」レベルになる。また、インバータ38の出力信号
が「L」レベルになってPチャネルMOSトランジスタ
37が導通し、ノードN1が「H」レベルに保持され
る。次いで、プリデコード信号X0〜Xmが入力され
る。入力されたプリデコード信号X0〜Xmとプログラ
ムされたプリデコード信号X0〜Xmとが一致しない場
合は、NチャネルMOSトランジスタ35.0〜35.
mのうちの少なくとも1つのNチャネルMOSトランジ
スタを介してノードN1から接地電位GNDのラインに
電流が流出し、ノードN1が「L」レベルになって信号
RH1が「L」レベルになる。また、入力されたプリデ
コード信号X0〜Xmとプログラムされたプリデコード
信号X0〜Xmとが一致した場合は、ノードN1から接
地電位GNDのラインに電流が流出せず、ノードN1お
よび信号RH1は「H」レベルのまま変化しない。プロ
グラム回路31bはプログラム回路31aと同じ構成で
ある。
【0032】図4に戻って、ドライバ33aは、プリデ
コード信号X0〜Xmが入力された後にプログラム回路
31aの出力信号RH1が「H」レベルのまま変化しな
い場合は、対応のスペアワード線SWLを「L」レベル
から「H」レベルに立上げる。ドライバ33bは、プリ
デコード信号X0〜Xmが入力された後にプログラム回
路31bの出力信号RH2が「H」レベルのまま変化し
ない場合は、対応のスペアワード線SWLを「L」レベ
ルから「H」レベルに立上げる。ORゲート34は、信
号RH1,RH2を受け、信号RHを出力する。信号R
Hがプリデコード信号X0〜Xmの入力後も「H」レベ
ルのまま変化しない場合は、行デコーダ23が非活性化
され、各ワード線WLは「L」レベルに固定される。
【0033】レジスタ32aは、図6に示すように、電
源電位VCCのラインと接地電位GNDのラインとの間
に直列接続されたPチャネルMOSトランジスタ40、
NチャネルMOSトランジスタ41およびヒューズ42
を含む。MOSトランジスタ40,41のゲートはそれ
ぞれ接地電位GNDおよび電源電位VCCを受ける。M
OSトランジスタ40,41の各々は、抵抗素子を構成
する。PチャネルMOSトランジスタ40の電流駆動力
は、NチャネルMOSトランジスタ41の電流駆動力よ
りも小さく設定されている。MOSトランジスタ40,
41の間のノードN3に現われる信号は、レジスタ32
aの出力信号/RRE1となる。
【0034】ヒューズ42は、ヒューズF0〜Fmのブ
ロー時にブローされる。ヒューズ42がブローされてい
ない場合は、ノードN3に流入する電流よりも流出する
電流の方が大きくなるので、信号/RRE1は「L」レ
ベルとなる。ヒューズ42がブローされている場合は、
ノードN3から電流が流出しなくなるので、信号/RR
E1は「H」レベルになる。レジスタ32bもレジスタ
32aと同じ構成である。レジスタ32a,32bの出
力信号/RRE1,/RRE2は、判定回路12に与え
られる。
【0035】図3に戻って、列選択回路9は、列制御回
路25、列プリデコーダ26、列デコーダ27および冗
長列デコーダ(RCD)28を含む。列制御回路25
は、コマンドデコーダ6からの信号に従って、列プリデ
コーダ26、列デコーダ27および冗長列デコーダ28
を制御する。列プリデコーダ26は、列アドレス信号を
プリデコードしてプリデコード信号Y0〜Ymを生成
し、そのプリデコード信号Y0〜Ymを列デコーダ27
および冗長列デコーダ28に与える。列デコーダ27
は、列プリデコーダ26からのプリデコード信号Y0〜
Ymに従って、複数の列選択線CSLのうちのいずれか
の列選択線CSLを選択し、その列選択線CSLを選択
レベルの「H」レベルにする。
【0036】冗長列デコーダ28は、列プリデコーダ2
6からのプリデコード信号Y0〜Ymが不良な列を指定
するものである場合は、信号CHを活性化レベルの
「H」レベルにして列デコーダ27を非活性化させると
ともに、その不良な列の列選択線CSLと予め置換され
たスペア列選択線SCSLを選択レベルの「H」レベル
にする。また、冗長列デコーダ28は、スペア列選択線
SCSL,SCSLが列選択線CSLと置換可能か否か
を示す信号/CRE1,/CRE2を判定回路12に与
える。
【0037】すなわち冗長列デコーダ28は、図7に示
すように、ブロー回路50、プログラム回路51a,5
1b、レジスタ52a,52b、ドライバ53a,53
bおよびORゲート54を含む。ブロー回路50は、列
制御回路25からの信号によって制御され、プログラム
回路51a,51bの各々に含まれる複数のヒューズを
ブローさせて、不良な列に対応するプリデコード信号Y
0〜Ymをプログラム回路51a,51bの各々に記憶
させる。また、ブロー回路50は、列制御回路25から
の信号によって制御され、レジスタ52a,52bの各
々に含まれるヒューズをブローさせて、対応のスペア列
選択線SCSLが列選択線CSLと置換済みであること
を記憶させる。プログラム回路51a,51bの構成
は、図5で示したプログラム回路31aと同じである。
またレジスタ52a,52bの構成は、図6で示したレ
ジスタ32aと同じである。
【0038】ドライバ53aは、プリデコード信号Y0
〜Ymが入力された後にプログラム回路51aの出力信
号CH1が「H」レベルのまま変化しない場合は、対応
のスペア列選択線SCSLを「L」レベルから「H」レ
ベルに立上げる。ドライバ53bは、プリデコード信号
Y0〜Ymが入力された後にプログラム回路51bの出
力信号CH2が「H」レベルのまま変化しない場合は、
対応のスペア列選択線SCSLを「L」レベルから
「H」レベルに立上げる。ORゲート54は、信号CH
1,CH2を受け、信号CHを出力する。信号CHがプ
リデコード信号Y0〜Ymの入力後も「H」レベルのま
ま変化しない場合は、列デコーダ27が非活性化され、
各列選択線CSLは「L」レベルに固定される。レジス
タ52a,52bの出力信号/CRE1,/CRE2
は、判定回路12に与えられる。
【0039】判定回路12は、図8に示すように、AN
Dゲート55〜58およびORゲート59,60を含
む。ANDゲート55は、レジスタ32a,32bの出
力信号/RRE1,/RRE2を受ける。ANDゲート
56は、レジスタ52a,52bの出力信号/CRE
1,CRE2を受ける。ANDゲート57は、ANDゲ
ート55の出力信号φ55と、コマンドデコーダ6から
の信号RJとを受ける。信号RJは、ワード線WLと置
換可能なスペアワード線SWLがあるか否かを判定する
行リペアイネーブル判定モード時に「H」レベルになる
信号である。ANDゲート58は、ANDゲート56の
出力信号φ56と、コマンドデコーダ6からの信号CJ
とを受ける。信号CJは、列選択線CSLと置換可能な
スペア列選択線SCSLがあるか否かを判定する列リペ
アイネーブル判定モード時に「H」レベルになる信号で
ある。ORゲート59は、ANDゲート57,58の出
力信号φ57,φ58を受け、信号/REIを出力す
る。ORゲート60は、信号RJ,CJを受け、信号O
Cを出力する。
【0040】行リペアイネーブル判定モード時は、信号
RJ,CJがそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベル
になる。2本のスペアワード線SWLのうちの少なくと
も1本が未使用の場合は、信号/RRE1,/RRE2
のうちの少なくとも1つの信号が「L」レベルになり、
ANDゲート55の出力信号φ55が「L」レベルにな
る。2本のスペアワード線SWLがともに使用されてい
る場合は、信号/RRE1,/RRE2がともに「H」
レベルになり、ANDゲート55の出力信号φ55が
「H」レベルになる。信号RJ,CJがそれぞれ「H」
レベルおよび「L」レベルであるので、ANDゲート5
5の出力信号φ55がANDゲート57およびORゲー
ト59を通過して信号/REIとなる。また、出力信号
OCは、「H」レベルになる。
【0041】また、列リペアイネーブル判定モード時
は、信号RJ,CJがそれぞれ「L」レベルおよび
「H」レベルになる。2本のスペア列選択線SCSLの
うちの少なくとも1本が未使用の場合は、信号/CRE
1,/CRE2のうちの少なくとも1つの信号が「L」
レベルになり、ANDゲート56の出力信号φ56が
「L」レベルになる。2本のスペア列選択線SCSLが
ともに使用されている場合は、信号/CRE1,/CR
E2がともに「H」レベルになり、ANDゲート56の
出力信号φ56が「H」レベルになる。信号RJ,CJ
がそれぞれ「L」レベルおよび「H」レベルであるの
で、ANDゲート56の出力信号φ56はANDゲート
58およびORゲート59を通過して信号/REIとな
る。また、出力信号OCは、「H」レベルになる。
【0042】また、通常動作時は、信号RJ,CJはと
もに「L」レベルになり、信号OC,/REIもともに
「L」レベルになる。信号OC,/REIは、出力バッ
ファ13に与えられる。図3に戻って、出力バッファ1
3は、信号OCが「H」レベルの場合は信号/REIと
同じレベルの信号REを出力端子T1に与え、信号OC
が「L」レベルの場合は出力端子T1をハイインピーダ
ンス状態にする。
【0043】図9は、図1〜図8に示したSDRAMの
行リペアイネーブル判定モードを示すタイムチャートで
ある。外部制御信号/RAS,/CAS,…によって行
リペアイネーブル判定コマンドROWREが入力される
と、そのコマンドROWREが外部クロック信号CLK
の立上がりエッジに応答してコマンドデコーダ6に与え
られる。コマンドデコーダ6によって信号RJが活性化
レベルの「H」レベルに立上げられると、リペア可能か
否かに応じて図8のANDゲート57の出力信号φ57
が「L」レベルまたは「H」レベルになり、信号/RE
Iが「L」レベルまたは「H」レベルになる。また、出
力信号OCが「H」レベルになり、出力バッファ13に
よって出力端子T1に信号/RE2と同じレベルの信号
REが出力される。信号/REが「H」レベルの場合
は、不良な行のワード線WLをスペアワード線SWLと
置換することが不可能であり、信号/REが「L」レベ
ルの場合は可能である。信号/REが「L」レベルの場
合は、不良な行を指定するアドレス信号A0〜Amと行
リペア実行コマンドを入力してブロー回路30にヒュー
ズのブローを実行させ、プログラム回路31aまたは3
1bに不良な行に対応するプリデコード信号X0〜Xm
を記憶させる。列リペアイネーブル判定モードも行リペ
アイネーブル判定モードと同様である。
【0044】したがって、このSDRAMによれば、パ
ッケージングが終了した製品の状態で、不良な行(およ
び/または列)のワード線WL(および/または列選択
線CSL)をスペアワード線SWL(および/またはス
ペア列選択線SCSL)で置換することが可能か否かを
判定することができ、可能と判定した場合は不良な行
(および/または列)のワード線WL(および/または
列選択線CSL)をスペアワード線SWL(および/ま
たはスペア列選択線SCSL)で置換することができ
る。
【0045】[実施の形態2]図10は、この発明の実
施の形態2によるSDRAMの要部を示す回路図であ
る。図10を参照して、このSDRAMが実施の形態1
のSDRAMと異なる点は、判定回路12が判定回路6
1で置換されている点と、信号RCJが導入されている
点である。信号RCJは、スペアワード線SWLで置換
するかスペア列選択線SGSLで置換するかに関係なく
不良なメモリセルMCをスペアのメモリセルMCで置換
することが可能か否かを判定するリペアイネーブル判定
モード時に「H」レベルにされる信号である。コマンド
デコーダ6は、リペアイネーブル判定コマンドが入力さ
れたことに応じて、信号RCJを活性化レベルの「H」
レベルにする。
【0046】判定回路61は、図8で示した判定回路1
2のORゲート60をORゲート62で置換し、ORゲ
ート63,64、ANDゲート65および切換スイッチ
66を追加したものである。ORゲート62は、信号R
J,CJ,RCJを受け、信号OCを出力する。ORゲ
ート63は信号RJ,RCJを受け、その出力信号φ6
3は信号RJの代わりにANDゲート57に与えられ
る。ORゲート64は信号CJ,RCJを受け、その出
力信号φ64は信号CJの代わりにANDゲート58に
与えられる。
【0047】ORゲート59の出力信号は、スイッチ6
6の一方切換端子66aに入力される。ANDゲート6
5はANDゲート57,58の出力信号を受け、AND
ゲート65の出力信号はスイッチ66の他方入力端子6
6bに入力される。信号RCJが「L」レベルの場合
は、スイッチ66の一方切換端子66aおよび共通端子
66c間が導通する。信号RCJが「H」レベルの場合
は、スイッチ66の他方切換端子66bおよび共通端子
66c間が導通する。共通端子66cに現われる信号
は、判定回路61の出力信号/REIとなる。
【0048】リペアイネーブル判定モード時は、信号R
CJが「H」レベルになり、信号RJ,CJがともに
「L」レベルになる。これにより、ORゲート62,6
3,64の出力信号OC,φ63,φ64がともに
「H」レベルになるとともにスイッチ66の端子66
b,66c間が導通し、ANDゲート55,56の出力
信号φ55,φ56がANDゲート57,58を通過し
てORゲート59およびANDゲート65に入力され、
ANDゲート65の出力信号がスイッチ66を通過して
信号/REIになる。したがって、信号/RRE1,/
RRE2,/CRE1,/CRE2のうちの少なくとも
1つが「L」レベルの場合は信号/REIが「L」レベ
ルになり、2本のスペアワード線SWLおよび2本のス
ペア列選択線SCSLのうちの少なくとも1つがまだ使
用されておらず、リペア可能であることがわかる。ま
た、信号/RRE1,/RRE2,/CRE1,/CR
E2がともに「H」レベルの場合は信号/REIが
「H」レベルになり、2本のスペアワード線SWLおよ
び2本のスペア列選択線SCSLが既に使用されており
リペア不可能であることがわかる。
【0049】行リペアイネーブル判定モード時または列
リペアイネーブル判定モード時は、信号RJまたはCJ
が「H」レベルになるとともに信号CJまたはRJと信
号RCJが「L」レベルになり、信号RJ,CJがOR
ゲート63,64を通過してANDゲート57,58に
入力されるとともにスイッチ66の端子66a,66c
間が導通する。したがって、このときは判定回路61は
図8の判定回路12と同じ構成になる。
【0050】[実施の形態3]図11は、この発明の実
施の形態3によるSDRAMの要部を示す回路ブロック
図である。図11を参照して、このSDRAMが実施の
形態1のSDRAMと異なる点は、冗長行デコーダ24
および冗長列デコーダ28と判定回路12との間に二重
リペア防止回路70が設けられている点である。
【0051】二重リペア防止回路70は、ORゲート7
1〜76およびラッチ回路77〜80を含む。ORゲー
ト71は、冗長行デコーダ24のプログラム回路31
a,31bの出力信号RH1,RH2を受ける。ORゲ
ート72は、レジスタ32aの出力信号/RRE1とO
Rゲート71の出力信号φ71とを受ける。ORゲート
73は、レジスタ32bの出力信号/RRE2とORゲ
ート71の出力信号φ71とを受ける。ORゲート7
2,73の出力信号φ72,73は、信号/RRE1,
/RRE2の代わりに判定回路12に与えられる。
【0052】ORゲート74は、冗長列デコーダ28の
プログラム回路51a,51bの出力信号CH1,CH
2を受ける。ORゲート75は、レジスタ52aの出力
信号/CRE1とORゲート74の出力信号φ74とを
受ける。ORゲート76は、レジスタ52bの出力信号
/CRE2とORゲート74の出力信号φ74とを受け
る。ORゲート75,76の出力信号φ75,φ76
は、信号/CRE1,/CRE2の代わりに判定回路1
2に与えられる。ラッチ回路77〜80の各々は、リン
グ状に接続された2つのインバータを含む。ラッチ回路
77〜80は、それぞれORゲート72,73,75,
76の出力信号φ72,φ73,φ75,φ76のレベ
ルをラッチする。
【0053】図12は、図11で説明したSDRAMの
行リペアイネーブル判定モードを示すタイムチャートで
ある。外部制御信号/RAS,/CAS,…によって行
リペアイネーブル判定コマンドROWREが入力される
と、そのコマンドROWREが外部クロック信号CLK
の立上がりエッジに応答してコマンドデコーダ6に与え
られ、コマンドデコーダ6によって信号RJが「H」レ
ベルに立上げられる。また、コマンドROWREの入力
と同時に、スペアワード線SWLで置換すべき不良な行
のワード線WLに対応する外部アドレス信号A0〜Am
が入力され、その外部アドレス信号A0〜Amに応答し
てプリデコード信号X0〜Xmが生成され、そのプリデ
コード信号X0〜Xmがプログラム回路31a,31b
に与えられる。
【0054】プログラム回路31a,31bに与えられ
たプリデコード信号X0〜Xmが既にスペアワード線S
WLで置換されている不良な行のワード線WLを指定す
るものである場合は、プログラム回路31a,31bの
出力信号RH1またはRH2がプリデコード信号X0〜
Xmの入力後も「H」レベルのまま変化せず、ORゲー
ト71の出力信号φ71は「H」レベルになる。ORゲ
ート71の出力信号φ71が「H」レベルになると、レ
ジスタ32a,32bの出力信号/RRE1,/RRE
2に関係なくORゲート72,73の出力信号φ72,
φ73がともに「H」レベルになり、図8で示した判定
回路12のANDゲート55の出力信号φ55が「H」
レベルになる。信号RJ,CJがそれぞれ「H」レベル
および「L」レベルになっているので、ANDゲート5
5の出力信号φ55がANDゲート57およびORゲー
ト59を通過して信号/REIとなる。また信号OCが
「H」レベルになって信号/REIと同じレベルの信号
/REが出力端子T1に出力される。したがって、信号
/REは信号φ55と同じ「H」レベルとなり、リペア
不可能であることがわかる。
【0055】一方、プログラム回路31a,31bに与
えられたプリデコード信号X0〜Xmがまだスペアワー
ド線SWLで置換されていない行のワード線WLを指定
するものである場合は、プログラム回路31a,31b
の出力信号RH1,RH2がともに「L」レベルにな
り、ORゲート71の出力信号φ71は「L」レベルに
なる。この場合は、レジスタ32a,32bの出力信号
/RRE1,/RRE2がORゲート72,73を通過
してそのまま判定回路12に入力される。したがって、
この場合は、実施の形態1と同様にプリデコード信号X
0〜Xmと関係なく、レジスタ32a,32bの出力信
号/RRE1,/RRE2のみによってリペアが可能か
否かが判定される。
【0056】この実施の形態3では、スペアワード線S
WLで置換しようとしているワード線WLが既にスペア
ワード線SWLで置換されている場合は、信号/REが
「H」レベルになってリペア不可能と判定される。した
がって、1本のワード線WLが2本のスペアワード線S
WLで置換され、2本のスペアワード線SWLが同時に
選択レベルの「H」レベルにされることが防止される。
【0057】[実施の形態4]図13は、この発明の実
施の形態4によるSDRAMの要部を示す回路図であ
る。図13を参照して、このSDRAMが実施の形態1
のSDRAMと異なる点は、データ入出力端子T2が信
号/RE用の出力端子を兼ねている点と、データQ0用
の出力バッファが信号/RE用の出力バッファを兼ねて
いる点である。
【0058】このSDRAMの出力バッファは、トラン
スファーゲート81,82、クロックドインバータ8
3,84、ラッチ回路85,86、PチャネルMOSト
ランジスタ87、NチャネルMOSトランジスタ88、
およびインバータ89〜93を含む。MOSトランジス
タ87,88は、それぞれ電源電位VCCQのラインお
よび接地電位GNDのラインとデータ入出力端子T2と
の間に接続される。トランスファーゲート81の一方端
子は信号/REを受け、その他方端子はクロックドイン
バータ83およびインバータ91,92を介してPチャ
ネルMOSトランジスタ87のゲートに接続される。ト
ランスファーゲート82の一方端子は読出データ信号Q
0を受け、その他方端子はトランスファーゲート81の
他方端子に接続されるとともにインバータ90、クロッ
クドインバータ84およびインバータ93を介してNチ
ャネルMOSトランジスタ88のゲートに接続される。
【0059】ラッチング回路85,86の各々は、リン
グ状に接続された2つのインバータを含む。ラッチ回路
85,86は、それぞれクロックドインバータ83,8
4の出力信号のレベルをラッチする。信号OCは、トラ
ンスファーゲート81のNチャネルMOSトランジスタ
側のゲートおよびトランスファーゲート82のPチャネ
ルMOSトランジスタのゲートに直接入力されるととも
に、インバータ89を介してトランスファーゲート81
のPチャネルMOSトランジスタ側のゲートおよびトラ
ンスファーゲート82のNチャネルMOSトランジスタ
側のゲートに入力される。
【0060】リペアイネーブル判定モード時は、信号O
Cが活性化レベルの「H」レベルになり、トランスファ
ーゲート81が導通するとともにトランスファーゲート
82が非導通になる。これにより、信号/REIがトラ
ンスファーゲート81およびインバータ83,91,9
2を介してPチャネルMOSトランジスタ87のゲート
に入力されるとともに、信号/REIがトランスファー
ゲート81およびインバータ90,84,93を介して
NチャネルMOSトランジスタ88のゲートに入力され
る。
【0061】信号/REIが活性化レベルの「L」レベ
ルの場合は、PチャネルMOSトランジスタ87が非導
通になるとともにNチャネルMOSトランジスタ88が
導通し、データ入出力端子T2が「L」レベルになる。
信号/REIが非活性化レベルの「H」レベルの場合
は、PチャネルMOSトランジスタ87が導通するとと
もにNチャネルMOSトランジスタ88が非導通にな
り、データ入出力端子T2が「H」レベルになる。
【0062】通常動作時は、信号OCが非活性化レベル
の「L」レベルになり、トランスファーゲート82が導
通するとともにトランスファーゲート81が非導通にな
る。データ信号Q0が「L」レベルの場合は、Pチャネ
ルMOSトランジスタ87が非導通になるとともにNチ
ャネルMOSトランジスタ88が導通し、データ入出力
端子T2が「L」レベルになる。データ信号Q0が
「H」レベルの場合は、PチャネルMOSトランジスタ
87が導通するとともにNチャネルMOSトランジスタ
88が非導通になり、データ入出力端子T2が「L」レ
ベルになる。
【0063】この実施の形態4では、データQ0用の出
力バッファおよびデータ入出力端子T2が信号/RE用
の出力バッファおよび出力端子を兼ねるので、実施の形
態1よりも回路面積が小さくなるとともに端子数が少な
くなる。
【0064】[実施の形態5]図14は、この発明の実
施の形態5によるSDRAMの要部を示すブロック図で
ある。図14を参照して、このSDRAMが実施の形態
1のSDRAMと異なる点は、ヒューズをブローさせる
ためのブロー電圧VHを発生するブロー電圧発生回路1
00が設けられている点である。
【0065】ブロー電圧発生回路100は、コマンドデ
コーダ6からの信号RREP,CREPに応答してブロ
ー電圧VHおよび信号/PORHを生成しブロー回路3
0,50に与える。コマンドデコーダ6は、外部制御信
号/RAS,/CAS,…によって行リペアコマンドが
入力されたことに応じて信号RREPを活性化レベルの
「H」レベルにし、外部制御信号/RAS,/CAS,
…によって列リペアコマンドが入力されたことに応じて
信号CREPを活性化レベルの「H」レベルにする。ブ
ロー回路30,50は、信号/PORHが活性化レベル
の「L」レベルにされている期間にブロー電圧VHをヒ
ューズに与えてそのヒューズをブローさせる。
【0066】詳しく説明するとブロー電圧発生回路10
0は、図15に示すように、NORゲート101、フリ
ップフロップ102、リングオシレータ103、インバ
ータ106、チャージポンプ回路107、POR回路1
20およびパルス発生回路121を含む。NORゲート
101は、信号RREP,CREPを受ける。フリップ
フロップ102は、2つのNANDゲートを含み、NO
Rゲート101の出力信号が「L」レベルに立下げられ
たことに応じてセットされ、信号/PORが「L」レベ
ルになったこと、または信号/RESが「L」レベルに
なったことに応じてリセットされる。リングオシレータ
103は、その一方入力ノードがフリップフロップ10
2の出力信号PEを受けるNANDゲート104と、N
ANDゲート104の出力ノードと他方入力ノードとの
間に直列接続された偶数段(図では4段)のインバータ
105とを含む。フリップフロップ102がセットされ
て信号PEが「H」レベルになるとリングオシレータ1
03が活性化され、リングオシレータ103からインバ
ータ106を介してチャージポンプ回路107にクロッ
ク信号CLKDが与えられる。
【0067】チャージポンプ回路107は、インバータ
108,109、キャパシタ110〜112およびNチ
ャネルMOSトランジスタ113〜119を含む。イン
バータ108,109、キャパシタ112およびNチャ
ネルMOSトランジスタ119は、インバータ106の
出力ノードと電源ノードN5との間に直列接続される。
NチャネルMOSトランジスタ117,118は、それ
ぞれ電源電位VCCのラインとNチャネルMOSトラン
ジスタ119のゲートおよびドレインとの間に接続され
る。キャパシタ111は、インバータ109の出力ノー
ドとNチャネルMOSトランジスタ119のゲートとの
間に接続される。キャパシタ110は、インバータ10
8の出力ノードとNチャネルMOSトランジスタ11
7,118のゲート(ノードN6)との間に接続され
る。NチャネルMOSトランジスタ113は、ダイオー
ド素子を構成し、電源電位VCCのラインとノードN6
との間に接続される。NチャネルMOSトランジスタ1
14〜116の各々はダイオード素子を構成し、Nチャ
ネルMOSトランジスタ114〜116はノードN6と
電源電位VCCのラインとの間に直列接続される。
【0068】クロック信号CLKDが「L」レベルの期
間は、インバータ108の出力ノードが「L」レベルに
なってキャパシタ110がVCC−Vth(ただし、V
thはNチャネルMOSトランジスタのしきい値電圧で
ある)に充電される。クロック信号CLKDが「L」レ
ベルから「H」レベルに立上げられると、インバータ1
08の出力ノードが「L」レベルから「H」レベルに立
上げられてノードN6の電位が上昇する。ノードN6の
電位がVCC+3Vthを超えるとNチャネルMOSト
ランジスタ114〜116が導通するので、ノードN6
の電位はVCC+3Vthに保持され、NチャネルMO
Sトランジスタ117,118は導通状態に保持され
る。
【0069】クロック信号CLKDが「H」レベルの期
間は、インバータ109の出力ノードが「L」レベルに
なってキャパシタ111,112が電源電位VCCに充
電される。クロック信号CLKDが「H」レベルから
「L」レベルに立下げられると、インバータ109の出
力ノードが「L」レベルから「H」レベルに立上げら
れ、NチャネルMOSトランジスタ119のゲートおよ
びドレインの電位が2VCCになり、キャパシタ112
の電荷がNチャネルMOSトランジスタ119を介して
電源ノードN5に供給される。電源ノードN5の電位V
1は、クロック信号CLKDの立下がりエッジごとに上
昇し、2VCC−Vthまで上昇する。
【0070】POR回路120は、ブロー電圧VHが0
Vから参照電位VR(VR<2VCC−Vth)の間は
信号/PORHを「L」レベルにし、ブロー電圧VHが
参照電圧VRを超えたことに応じて信号/PORHを
「H」レベルにする。また、POR回路120は、信号
/RESが「L」レベルになったことに応じてリセット
され、信号/PORHを「L」レベルにする。
【0071】パルス発生回路121は、遅延回路122
およびNANDゲート123を含む。信号/PORH
は、NANDゲート123の一方入力ノードに直接入力
されるとともに、遅延回路122を介してNANDゲー
ト123の他方入力ノードに入力される。NANDゲー
ト123の出力信号が、リセット信号/RESとなる。
【0072】信号/PORHが「L」レベルの期間は、
NANDゲート123の出力信号/RESは「H」レベ
ルになる。信号/PORHが「L」レベルから「H」レ
ベルに立上げられると、遅延回路122の遅延時間経過
後にNANDゲート123の出力信号/RESは「H」
レベルから「L」レベルに立上げられる。信号/RES
が「L」レベルに立下げられると、POR回路120は
リセットされて信号/PORHが「L」レベルに立下げ
られ、信号/RESが「H」レベルに立上げられる。
【0073】図16は、図14および図15で示したブ
ロー電圧発生回路100の行リペアモード時の動作を示
すタイムチャートである。外部制御信号/RAS,/C
AS,…によって行リペアコマンドRRepが入力され
ると、そのコマンドRRepが外部クロック信号CLK
の立上がりエッジに応答してコマンドデコーダ6に与え
られ、信号RREPがパルス的に「H」レベルに立上げ
られる。これにより、フリップフロップ102がセット
されて信号PEが「H」レベルに立上げられ、リングオ
シレータ103が活性化されてクロック信号CLKDが
生成される。
【0074】クロック信号CLKDの各立下がりエッジ
に応答してチャージポンプ回路107から電源ノードN
5に電荷が供給され、電源ノードN5の電圧VHが徐々
に上昇する。電源ノードN5の電圧VHが参照電圧VR
を超えると、POR回路120によって信号/PORH
が「L」レベルから「H」レベルに立上げられる。信号
/PORHが「H」レベルになると、ブロー回路30,
50によるヒューズのブローが開始される。
【0075】信号/PORHの立上がりエッジから遅延
回路122の遅延時間経過後に、パルス発生回路121
によって信号/RESが「H」レベルから「L」レベル
に立下げられる。信号/RESの立下がりエッジに応答
してフリップフロップ102およびPOR回路120が
リセットされ、信号PE,/PORHが「L」レベルに
立下げられる。信号PEの立下がりエッジに応答してリ
ングオシレータ103およびチャージポンプ回路107
が非活性化され、信号/PORHの立下がりエッジに応
答して信号/REが「H」レベルに戻る。列リペアモー
ド時は、信号RREPの代わりに信号CREPがパルス
的に「H」レベルに立上げる点が異なるだけで、行リペ
アモード時と同じ動作が行なわれる。
【0076】この実施の形態5では、SDRAM内にブ
ロー電圧発生回路100を設けたので、ヒューズをブロ
ーさせるときでもブロー電圧VHをSDRAMに別途与
える必要がない。したがって、ユーザは電源電圧VCC
用の電源以外の電源を用意する必要がないので、リペア
を容易に実行することができる。
【0077】なお、この実施の形態5では、POR回路
120およびフリップフロップ102を信号/RESで
リセットしたが、ブロー回路30,50の各々からブロ
ー完了を示す信号を発生させ、その信号によってPOR
回路120およびフリップフロップ102をリセットし
てもよい。
【0078】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0079】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る半導体記
憶装置では、それぞれに固有のアドレス信号が予め割当
てられた複数のメモリセルと、不良なメモリセルと置換
するためのスペアメモリセルと、外部から与えられたア
ドレス信号に従って複数のメモリセルのうちのいずれか
のメモリセルを選択するデコーダと、不良なメモリセル
のアドレス信号をプログラムするための少なくとも1つ
の第1のヒューズを含み、外部から与えられたアドレス
信号が少なくとも1つの第2のヒューズによってプログ
ラムされていることに応じてデコーダを非活性化させる
とともにスペアメモリセルを選択するプログラム回路
と、選択されたメモリセルおよびスペアメモリセルのデ
ータ信号の書込/読出を行なうための書込/読出回路
と、プログラム回路にアドレス信号がプログラムされて
いるか否かを判定し、判定結果に応じたレベルの信号を
出力する第1の判定回路とが設けられる。したがって、
第1の判定回路の出力信号のレベルを検出することによ
り、半導体記憶装置がパッケージングされた後でも、不
良なメモリセルをスペアメモリセルで置換することが可
能か否かを容易に知ることができる。
【0080】好ましくは、スペアメモリセルおよびプロ
グラム回路は複数組設けられ、第1の判定回路は、アド
レス信号がプログラムされていないプログラム回路があ
るか否かを判定し、判定結果に応じたレベルの信号を出
力する。この場合は、第1の判定回路の出力信号のレベ
ルを検出することにより、複数のプログラム回路の中に
アドレス信号がプログラムされていないプログラム回路
があるか否かを知ることができ、不良なメモリセルをス
ペアメモリセルで置換することが可能か否かを容易に知
ることができる。
【0081】また好ましくは、半導体記憶装置がパッケ
ージングされた後に見つけられた不良なメモリセルのア
ドレス信号がプログラムされたプログラム回路があるか
否かを判定し、判定結果に応じたレベルの信号を出力す
る第2の判定回路がさらに設けられる。この場合は、同
じアドレス信号が2以上のプログラム回路にプログラム
されるのを防止することができ、2以上のスペアメモリ
セルが同時に選択されるのを防止することができる。
【0082】また好ましくは、第1の判定回路は、第2
の判定回路によって半導体記憶装置がパッケージングさ
れた後に見つけられた不良なメモリセルのアドレス信号
がプログラムされたプログラム回路があると判定された
場合は、アドレス信号がプログラムされていないプログ
ラム回路があるか否かに関係なく、アドレス信号がプロ
グラムされていないプログラム回路はないと判定する。
この場合は、第1の判定回路の出力信号のレベルを検出
するだけで、複数のプログラム回路の中にアドレス信号
がプログラムされていないプログラム回路があるか否か
を知ることができ、かつ2以上のスペアメモリセルが同
時に選択されるのを防止することができる。
【0083】また好ましくは、それぞれ複数のプログラ
ム回路に対応して設けられ、各々が、対応のプログラム
回路にアドレス信号がプログラムされている場合にブロ
ーされる第2のヒューズを含み、その第2のヒューズが
ブローされている場合は第1のレベルの信号を出力し、
その第2のヒューズがブローされていない場合は第2の
レベルの信号を出力する複数のレジスタがさらに設けら
れ、第1の判定回路は、複数のレジスタの出力信号に基
づいて判定する。この場合は、複数のレジスタの出力信
号のレベルを検出することにより、複数のプログラム回
路の中にアドレス信号がプログラムされていないプログ
ラム回路があるか否かを容易に知ることができる。
【0084】また好ましくは、書込/読出回路と外部と
の間でデータ信号の授受を行なうためのデータ入出力端
子と、読出モード時は書込/読出回路によって読出され
たデータ信号をデータ入出力端子に与え、判定モード時
は第1の判定回路の出力信号をデータ入出力端子に与え
る切換回路とがさらに設けられる。この場合は、第1の
判定回路の出力信号をデータ入出力端子を介して外部に
取出すことができ、第1の判定回路の出力信号を外部に
取出すための端子を別途設ける必要がない。
【0085】また好ましくは、少なくとも1つの第1の
ヒューズを選択的にブローさせて不良なメモリセルのア
ドレス信号をプログラムするためのブロー回路がさらに
設けられる。この場合は、半導体記憶装置がパッケージ
ングされた後でも、不良なメモリセルをスペアメモリセ
ルで容易に置換することができる。
【0086】また好ましくは、第1のヒューズをブロー
させるためのブロー電圧を生成し、ブロー回路を介して
第1のヒューズに与えるブロー電圧発生回路がさらに設
けられる。この場合は、ヒューズをブローさせるための
ブロー電圧を半導体記憶装置に別途与える必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるSDRAMの
全体構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示したメモリアレイの構成を示す回路
ブロック図である。
【図3】 図1に示した行選択回路および列選択回路の
構成を示すブロック図である。
【図4】 図3に示した冗長行デコーダの構成を示す回
路ブロック図である。
【図5】 図4に示したプログラム回路の構成を示す回
路図である。
【図6】 図4に示したレジスタの構成を示す回路図で
ある。
【図7】 図3に示した冗長列デコーダの構成を示す回
路ブロック図である。
【図8】 図1に示した判定回路の構成を示す回路図で
ある。
【図9】 図1〜図8で示したSDRAMの行リペアイ
ネーブル判定モード時の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図10】 この発明の実施の形態2によるSDRAM
の判定回路の構成を示す回路図である。
【図11】 この発明の実施の形態3によるSDRAM
の判定回路の要部を示す回路ブロック図である。
【図12】 図11で説明したSDRAMの行リペアイ
ネーブル判定モード時の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図13】 この発明の実施の形態4によるSDRAM
の要部を示す回路図である。
【図14】 この発明の実施の形態5によるSDRAM
の要部を示すブロック図である。
【図15】 図14に示したブロー電圧発生回路の構成
を示す回路ブロック図である。
【図16】 図14および図15で示したSDRAMの
行リペアモード時の動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 クロックバッファ、2 制御信号バッファ、3 制
御信号ラッチ回路、4アドレスバッファ、5 アドレス
ラッチ回路、6 コマンドデコーダ、7 メモリアレ
イ、8 行選択回路、9 列選択回路、10 入力バッ
ファ、11,13 出力バッファ、12,61 判定回
路、14 列選択ゲート、15 センスアンプ、16
イコライザ、MC メモリセル、WL ワード線、SW
L スペアワード線、BL,/BL ビット線対、CS
L 列選択線、SCSL スペア列選択線、21 行制
御回路、22 行プリデコーダ、23 行デコーダ、2
4冗長行デコーダ、25 列制御回路、26 列プリデ
コーダ、27 列デコーダ、28 冗長列デコーダ、3
0,50 ブロー回路、31a,31b,51a,51
b プログラム回路、32a,32b,52a,52b
レジスタ、33a,33b,53a,53b ドライ
バ、34,54,59,60,62〜64,71〜76
ORゲート、F0−Fm,42 ヒューズ、35.0
〜35.m,41,81,88,113〜119 Nチ
ャネルMOSトランジスタ、36,37,40,87
PチャネルMOSトランジスタ、38,39,89〜9
3,105,106,108,109 インバータ、5
5〜58 ANDゲート、66 切換スイッチ、70
二重リペア防止回路、77〜80,85,86 ラッチ
回路、81,82 トランスファーゲート、83,84
クロックドインバータ、100 ブロー電圧発生回
路、101 NORゲート、102 フリップフロッ
プ、103 リングオシレータ、104,123 NA
NDゲート、110〜112 キャパシタ、120 P
OR回路、121 パルス発生回路、122遅延回路。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冗長方式が採用された半導体記憶装置で
    あって、 それぞれに固有のアドレス信号が予め割当てられた複数
    のメモリセル、 前記複数のメモリセルのうちの不良なメモリセルと置換
    するためのスペアメモリセル、 外部から与えられたアドレス信号に従って、前記複数の
    メモリセルのうちのいずれかのメモリセルを選択するデ
    コーダ、 不良なメモリセルのアドレス信号をプログラムするため
    の少なくとも1つの第1のヒューズを含み、外部から与
    えられたアドレス信号が前記少なくとも1つの第1のヒ
    ューズによってプログラムされていることに応じて前記
    デコーダを非活性化させるとともに前記スペアメモリセ
    ルを選択するプログラム回路、 前記デコーダによって選択されたメモリセルおよび前記
    プログラム回路によって選択されたスペアメモリセルの
    データ信号の書込/読出を行なうための書込/読出回
    路、および前記プログラム回路にアドレス信号がプログ
    ラムされているか否かを判定し、判定結果に応じたレベ
    ルの信号を出力する第1の判定回路を備える、半導体記
    憶装置。
  2. 【請求項2】 前記スペアメモリセルおよび前記プログ
    ラム回路は複数組設けられ、 前記第1の判定回路は、アドレス信号がプログラムされ
    ていないプログラム回路があるか否かを判定し、判定結
    果に応じたレベルの信号を出力する、請求項1に記載の
    半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記半導体記憶装置がパッケー
    ジングされた後に見つけられた不良なメモリセルのアド
    レス信号がプログラムされたプログラム回路があるか否
    かを判定し、判定結果に応じたレベルの信号を出力する
    第2の判定回路を備える、請求項2に記載の半導体記憶
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の判定回路は、前記第2の判定
    回路によって前記半導体記憶装置がパッケージングされ
    た後に見つけられた不良なメモリセルのアドレス信号が
    プログラムされたプログラム回路があると判定された場
    合は、アドレス信号がプログラムされていないプログラ
    ム回路があるか否かに関係なく、アドレス信号がプログ
    ラムされていないプログラム回路はないと判定する、請
    求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 さらに、それぞれ前記複数のプログラム
    回路に対応して設けられ、各々が、対応のプログラム回
    路にアドレス信号がプログラムされている場合にブロー
    される第2のヒューズを含み、該第2のヒューズがブロ
    ーされている場合は第1のレベルの信号を出力し、該第
    2のヒューズがブローされていない場合は第2のレベル
    の信号を出力する複数のレジスタを含み、 前記第1の判定回路は、前記複数のレジスタの出力信号
    に基づいて判定する、請求項2から請求項4のいずれか
    に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記書込/読出回路と外部との
    間でデータ信号の授受を行なうためのデータ入出力端
    子、および読出モード時は前記書込/読出回路によって
    読出されたデータ信号を前記データ入出力端子に与え、
    判定モード時は前記第1の判定回路の出力信号を前記デ
    ータ入出力端子に与える切換回路を備える、請求項1か
    ら請求項5のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記少なくとも1つの第1のヒ
    ューズを選択的にブローさせて不良なメモリセルのアド
    レス信号をプログラムするためのブロー回路を備える、
    請求項1から請求項6のいずれかに記載の半導体記憶装
    置。
  8. 【請求項8】 さらに、前記第1のヒューズをブローさ
    せるためのブロー電圧を生成し、前記ブロー回路を介し
    て前記第1のヒューズに与えるブロー電圧発生回路を備
    える、請求項7に記載の半導体記憶装置。
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