JP2848117B2 - 半導体記憶回路 - Google Patents

半導体記憶回路

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JP2848117B2
JP2848117B2 JP4134584A JP13458492A JP2848117B2 JP 2848117 B2 JP2848117 B2 JP 2848117B2 JP 4134584 A JP4134584 A JP 4134584A JP 13458492 A JP13458492 A JP 13458492A JP 2848117 B2 JP2848117 B2 JP 2848117B2
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    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/50Marginal testing, e.g. race, voltage or current testing
    • GPHYSICS
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    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS

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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶回路に関し、
特に電源電圧を通常の動作電圧より上げて加速試験を行
なう半導体記憶回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体記憶回路は、一例として図
3に示すように、行,列マトリクス状に配列された複数
のメモリセルMC、選択レベルのときこれらメモリセル
MCを行単位で選択状態とする複数のワード線WL、及
び複数のメモリセルMCのうちの選択状態のメモリセル
のデータを列ごとに伝達する複数のビット線BLを備え
たメモリセルアレイ5と、遅延素子D1及びインバータ
IV1を備え、行アドレス制御信号RASを所定の時間
遅延しかつレベル反転してワード線WLを選択レベルに
駆動するためのワード線駆動信号RAを発生する駆動信
号発生回路1と、行アドレス信号ADに従って複数のワ
ード線WLのうちの所定のワード線を指定,選択するた
めのワード線選択信号WSを発生する行アドレスデコー
ダ3と、インバータIV3及びトランジスタQ1,Q2
を備え、ワード線駆動信号を受けてワード線選択信号W
Sにより指定,選択されたワード線WLをワード線駆動
信号RAによる選択レベルに駆動するワード線駆動回路
4と、メモリセルMCから読出されたデータを外部へ出
力する出力回路6と、この出力回路6からのデータや行
アドレス信号AD、行アドレス制御信号RAS等の信号
を入出力する端子(TMO等)とを有する構成となって
いる。
【0003】この半導体記憶回路において、特にメモリ
セルアレイ1にストレスを加える加速試験を行なう場
合、電源電圧(Vcc)を通常の動作電源電圧例えば
5.0Vから7.0V以上に上げて行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の半導体記憶
回路は、メモリセルアレイ等の加速試験を行なう場合、
各部に供給される電源電圧を通常の動作電源電圧より上
げて行なう構成となっているので、例えばメモリセルア
レイ1のワード線WLにワード線駆動信号RAによる選
択レベルの電圧が印加されなかったときにはメモリセル
アレイ1にストレスが加わらないで加速試験が済んでし
まうが、このストレスが加ったかどうかを確認できない
まま次の工程に進んでしまうという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、加速試験の際、メモリセ
ルアレイにストレスが加ったかどうかを判別することが
できる半導体記憶回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明の半導体記憶回
路は、ワード線と、ビット線と、前記ワード線の活性状
態に応答して前記ビット線に接続されるメモリセルと、
制御信号を遅延させるとともにその論理レベルを反転さ
せた駆動信号を生成する駆動信号発生回路と、前記駆動
信号の第1の論理レベルに応答して前記ワード線を前記
活性状態とするワード線駆動回路と、前記制御信号及び
前記駆動信号を受け前記制御信号が第2の論理レベルか
ら前記第1の論理レベルに変化した後も前記駆動信号が
引き続き前記第2の論理レベルを保持していることに応
答して動作判定信号を活性化させる動作判定回路と、電
源電圧が所定のレベルを超えると電源電圧判別信号を活
性化させる電源電圧判別回路と、記憶素子を含み前記動
作判定信号及び前記電源電圧判別信号がいずれも活性化
していることに応答して前記記憶素子に書込みを行う判
定結果記憶回路とを備えている。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。
【0009】この実施例が図3に示された従来の半導体
記憶回路と相違する点は、行アドレス制御信号RASを
ワード線駆動回路1と同一時間遅延させる遅延素子D
2、この遅延素子D2の出力信号とワード線駆動信号R
Aとを入力する2入力NOR型の論理ゲートG1、この
論理ゲートG1の出力信号と行アドレス制御信号RAS
とを入力する2入力NAND型の論理ゲートG2、及び
この論理ゲートG2の出力信号をレベル反転して動作判
定信号Zとして出力するインバータIV2を備え、ワー
ド線駆動回路4にワード線駆動信号RAが伝達される
タイミングに選択レベルのワード線駆動信号RAが伝
達されないときアクティブレベルとなる動作判定信号
Zを発生する動作判定回路2と、ダイオード接続のトラ
ンジスタQ3〜Q5、抵抗R1、及びインバータIV
4,IV5を備え、電源電圧Vccが所定のレベル(例
えば7V)を越えるとアクティブレベルとなる電源電圧
判別信号OVを出力する電源電圧判別回路7と、動作判
定信号Zと電源電圧判別信号OVとを入力する2入力N
AND型の論理ゲートG3、ゲートにこの論理ゲートG
3の出力信号を受けソースに電源電圧Vccを受けるP
型のトランジスタQ6、ゲートとドレインに電源電圧V
ccを受けるN型のトランジスタQ7、テストモード信
号TMと電源電圧判別信号OVとを入力する2入力NA
ND型の論理ゲートG4、この論理ゲートG4の出力信
号をレベル反転するインバータIV7、ゲートにこのイ
ンバータIV7の出力信号を受けドレインをトランジス
タQ6ドレインとトランジスタQ7のソースとに接続す
るN型のトランジスタQ8、このトランジスタQ8のソ
ースと接地電位点との間に接続されたヒューズF1、テ
ストモード信号TMをレベル反転するインバータIV
6、及びこのインバータIV6の出力信号とテストモー
ド信号TMとによりオン、オフ制御されるトランスファ
ゲートTG1を備え、テストモード時(テストモード信
号TMアクティブレベル時)、動作判定信号Z及び電源
電圧判別信号OVが共にアクティブレベルのときヒュー
ズF1を切断状態の第1の状態に、少なくとも何れか一
方がインアクティブレベルのとき非切断状態の第2の状
態に設定し、かつテストモード時、ヒューズF1の状態
を複数の端子のうちの特定の端子TMOに伝達する判定
結果記憶回路8とを設けた点にある。
【0010】次にこの実施例の動作について説明する。
図2(A),(B)はこの実施例の動作を説明するため
の各部信号の波形図である。
【0011】ワード線駆動信号RAと遅延素子D2の出
力信号(節点N1の信号)とはちょうどレベルが反転し
た関係となっているので、論理ゲートG1の出力は常に
低レベル(L)のインアクティブレベルとなっている。
すなわち、ワード線駆動信号RAが正常に伝達されてい
れば動作判別信号Zは常にインアクティブレベルとなっ
ている(図2(A))。
【0012】ここで、何らかの原因でワード線駆動回路
4にワード線駆動信号RAが伝達されなかったとすると
(図2(B))、ワード線駆動信号RAと、遅延素子D
2により遅延されたRAS信号(接点N1の信号)がと
もに低レベルであり、論理ゲートG1の出力は高レベル
となる。ここでRAS信号が高レベルに変化すると論理
ゲートG1の出力は、遅延素子D2の遅延期間中高レベ
ルを維持する。これにより、論理ゲートG2の入力がと
もに高レベルとなり、論理ゲートG2及びインバータI
V2の出力にはこの論理ゲートG2の入力端の信号の遅
延時間差だけアクティブレベルとなるパルスが発生す
る。すなわち、ワード線駆動回路4ワード線駆動信号
RAが伝達されるタイミングに、ワード線駆動信号RA
が正常に伝達されなければ、所定の期間アクティブレベ
ルとなる動作判定信号Zが出力される。
【0013】また、テストモードに入り(テストモード
信号TMがアクティブレベル)、加速試験状態となると
電源電圧Vccが7.0V以上に上げられる。すると電
源電圧判別回路7から高レベル(アクティブレベル)の
電源電圧判別信号OVが出力される。
【0014】従って、テストモードにおける加速試験状
態のとき、ワード線駆動回路4にワード線駆動信号RA
が伝達されるべきタイミングにその伝達がなければ、判
定結果記憶回路8の論理ゲートG3の出力は、動作判定
信号Zのアクティブレベルと同期して低レベルとなりト
ランジスタQ6はオンとなり、このとき論理ゲートG
4、インバータIV7によりトランジスタQ6、Q8を
介してヒューズF1に電流が流れこれを切断する。
【0015】一方、ワード線駆動回路4に正常にワード
線駆動信号RAが伝達されていれば動作判定信号Zは常
にインアクティブレベルであるのでトランジスタQ6は
オフとなっており、トランジスタQ7のオン抵抗をヒュ
ーズF1が切断されない程度に十分大きく設定しておけ
ば、ヒェーズF1は切断されない。
【0016】このヒューズF1が切断状態にあるか非切
断状態にあるかは、テストモード信号TMをアクティブ
レベルにし電流電圧Vccを7.0V以上に上げること
により、トランスファゲートTG1及びトランジスタQ
8をオンにし、端子TMOから知ることができる。すな
わち、トランジスタQ6は通常はオフとなっているが
(動作判定信号Zがアクティブレベルのわずかな期間だ
けオン)、高抵抗ながらトランジスタQ7は常にオンと
なっているので、ヒューズF1が切断状態であれば、端
子TMOは電流電圧Vccレベル、非切断状態であれば
接地電位レベルとなる。
【0017】こうして、加速試験時にワード線駆動回路
4に正常にワード線駆動信号RAが伝達されたかどう
か、すなわちメモリセルアルイ1にストレスが加ったか
どうかを判定することができる。
【0018】なお、この実施例において、トランジスタ
Q6をP型としたが、N型としてもよく、この場合は論
理ゲートG3の出力信号をインバータによりレベル反転
してN型のトランジスタQ6のゲートに印加すればよ
い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ワード線
駆動回路にワード線駆動信号が伝達されるべきタイミン
グにこのワード線駆動信号が伝達されたかどうかを判定
してこの判定結果を記憶すると共にこの記憶内容を特定
の端子から読出せる構成とすることにより、加速試験
時、メモリセルアレイにストレスが加ったかどうかを判
別することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示された実施例の動作を説明するための
各部信号の波形図である。
【図3】従来の半導体記憶回路の一例を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 駆動信号発生回路 2 動作判定回路 3 行アドレスデコーダ 4 ワード線駆動回路 5 メモリセルアレイ 6 出力回路 7 電源電圧判別回路 8 判定結果記憶回路 BL ビット線 D1、D2 遅延素子 F1 ヒューズ G1〜G4 論理ゲート IV1〜IV7 インバータ MC メモリセル Q1〜Q8 トランジスタ TG1 トランスファゲート WL ワード線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワード線と、ビット線と、前記ワード線
    の活性状態に応答して前記ビット線に接続されるメモリ
    セルと、制御信号を遅延させるとともにその論理レベル
    を反転させた駆動信号を生成する駆動信号発生回路と、
    前記駆動信号の第1の論理レベルに応答して前記ワード
    線を前記活性状態とするワード線駆動回路と、前記制御
    信号及び前記駆動信号を受け前記制御信号が第2の論理
    レベルから前記第1の論理レベルに変化した後も前記駆
    動信号が引き続き前記第2の論理レベルを保持している
    ことに応答して動作判定信号を活性化させる動作判定回
    路と、電源電圧が所定のレベルを超えると電源電圧判別
    信号を活性化させる電源電圧判別回路と、記憶素子を含
    み前記動作判定信号及び前記電源電圧判別信号がいずれ
    も活性化していることに応答して前記記憶素子に書込み
    を行う判定結果記憶回路とを備える半導体記憶回路。
  2. 【請求項2】 前記動作判定回路は、前記制御信号を遅
    延する遅延素子と、前記駆動信号及び前記遅延素子の出
    力の論理レベルがいずれも前記第2の論理レベルである
    ことに応答してその出力を活性化状態とする第1の論理
    ゲート回路と、前記制御信号が前記第1の論理レベルで
    あり且つ前記第1の論理ゲート回路の前記出力が前記活
    性化状態であることに応答して前記動作判定信号を活性
    化させる第2の論理ゲート回路とからなることを特徴と
    する請求項1記載の半導体記憶回路。
  3. 【請求項3】 前記遅延素子による遅延時間と前記駆動
    信号発生回路による遅延時間とは実質的に同一であるこ
    とを特徴とする請求項2記載の半導体記憶回路。
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