JP2004331592A - 美白剤を配合した皮膚外用剤、石鹸、入浴剤、繊維処理剤、繊維 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】10−ウンデシレン酸又はその誘導体を美白剤として含有する皮膚外用剤、石鹸、入浴剤、繊維処理剤又は繊維。
【選択図】 なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、美白剤を配合した皮膚外用剤、石鹸、入浴剤、繊維処理剤、繊維に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ウンデシレン酸は、炭素数11の不飽和脂肪酸であり、人の皮膚に含まれる成分として皮膚の清浄作用の主役を努めている。工業的にはひまし油の熱分解で得られる。抗真菌作用が知られており、外用薬として、あるいはウンデシレン酸のグリセリンエステルは抗菌剤として使用されている(特許文献1)。また最近では、トレハロースエステルが抗菌剤として開発されている(特許文献2および特許文献3)。我々はこれまでにトレハロースなどの糖質とウンデシレン酸などの脂肪酸の酵素触媒によるエステル化反応技術を開発してきた。
チロシナーゼの阻害活性をもつアルブチンやコウジ酸などの天然物は、化粧品などの分野において美白剤としてよく用いられている(例えば、非特許文献1、2、3及び4参照)。しかしながら、ウンデシレン酸またはその塩、或いはそのエステル誘導体のチロシナーゼ阻害作用についてはこれまでにまったく知られておらず、これらの化合物が美白剤としての皮膚外用剤や石鹸、入浴剤、繊維処理剤及び繊維等に配合して使用された例はない。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−114669号公報
【特許文献2】
特開2001−278752号公報
【特許文献3】
特開平5−137994号公報
【非特許文献1】
薬学雑誌、112(4)、pp.276−282、1992
【非特許文献2】
薬学雑誌、115(8)、pp.626−632、1995
【非特許文献3】
バイオインダストリー、11(4)、206,1994
【非特許文献4】
Biosci.Biotech.Biochem.、61、11、pp.1926−1928、1997.
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、美白効果に優れた美白剤を含有する皮膚外用剤、石鹸、入浴剤、繊維処理剤、繊維を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、以下に示す美白剤を含有する皮膚外用剤、石鹸、入浴剤、繊維処理剤、繊維が提供される。
(1)(i)10−ウンデシレン酸、
(ii)下記一般式(1)
【化26】
M−OOC−(CH2)8−CH=CH2 (1)
〔式中、Mは塩形成性陽イオンを示す〕
で表されるウンデシレン酸誘導体、
(iii)下記一般式(2)
【化27】
S−(OH)q−1OOC−(CH2)8−CH=CH2 (2)
〔式中、S−(OH)q−1は糖質からそれに結合するq(q:1以上の整数)個の水酸基のうちの1つを除いた糖質残基を示す〕
で表されるウンデシレン酸誘導体、
(iv)下記一般式(3)
【化28】
R−(OH)q−1−OOC−(CH2)8−CH=CH2 (3)
〔式中、R−(OH)q−1は一つの脂肪族アルコールからそれに結合するq(q:1以上の数)個の水酸基のうちの1つを除いた脂肪族アルコール残基を示す〕
で表されるウンデシレン酸誘導体、
(v)下記一般式(4)
【化29】
A−(OH)q−1−OOC−(CH2)8−CH=CH2 (4)
〔式中、A−(OH)q−1は芳香族ヒドロキシ化合物からそれに結合するq(q:1以上の数)個の水酸基のうちの1つを除いた芳香族ヒドロキシ化合物残基を示す〕
で表されるウンデシレン酸誘導体及び(vi)下記一般式(5)
【化30】
Y−(OH)q−1−OOC−(CH2)8−CH=CH2 (5)
〔式中、Y−(OH)q−1は脂肪族ヒドロキシカルボン酸からそれに結合するq(q:1以上の数)個の水酸基のうちの1つを除いたヒドロキシカルボン酸残基を示す〕
で表されるウンデシレン酸誘導体、
の中から選ばれる少なくとも1種の化合物からなる美白剤を石鹸全量に対して0.001〜20.0質量%で含有する石鹸。
(2)前記(1)に記載の美白剤を入浴剤全量に対して0.001〜20.0質量%で含有する入浴剤。
(3)前記(1)に記載の美白剤を石鹸全量に対して0.001〜20.0質量%で含有する石鹸。
(4)前記(1)に記載の美白剤を繊維処理剤全量に対して0.001〜20.0質量%で含有する繊維処理剤。
(5)前記(1)に記載の美白剤を繊維全量に対して0.001〜20.0質量%で含有する繊維。
【0006】
【発明の実施の形態】
前記一般式(1)において、Mは塩形成性陽イオン(カチオン)を示す。この陽イオンMは、従来公知の各種の陽イオンであることができる。このようなものには、Na+、K+、Li+等の1価陽イオンや、Mg2+、Ca2+、Zn2+等の2価陽イオンが包含される。
【0007】
前記一般式(2)において、S−(OH)q−1は、q個の水酸基が結合している糖質S−(OH)qからその1つの水酸基を除いた糖質残基を示す。
糖質に結合する水酸基の数qは、特に制約されないが、通常、1以上であり、好ましくは2〜20、より好ましくは2〜10である。
糖質S−(OH)qには単糖類、ヌクレオシド、オリゴ糖類、多糖類及びその部分加水分解物ならびにそれらの誘導体(糖アルコール、ウロン酸、ヌクレオチド、アスコルビン酸等)、アミノ糖、ヌクレオチド類等が挙げられる。
【0008】
例えば、単糖類としてはグルコース、フルクトース、マンノース、ガラクトース、フコース、ラムノース等のヘキソースやアラビノース、キシロース、リボース、リキソース等のペントースが例示できる。
オリゴ糖類としては、スークロース、マルトース、セロビオース、ラクトース、トレハロース等の二糖類、ラフィノース、マルトトリオース等の三糖類、マルトテトラオース、マルトペンタオース、サイクロデキストリン等が例示できる。
多糖類およびその部分加水分解物としては、デンプン、グリコーゲン、セルロース、キチン、キトサン、マンナン、プルラン、ガードラン、キシラン、ガラクトマンナン、グルコマンナン、デキストラン、ヒアルロン酸等の多糖およびそれらの部分加水分解物(例えば、デキストリン)などが挙げられる。
【0009】
アミノ糖としては、グルコサミン、ガラクトサミンやノイラミン酸等のシアル酸等が、配糖体としては、アルブチン、サリシン、ポプリン等が挙げられる。
ヌクレオシド類としてはアデノシン、グアノシン、ウリジン、シチジン、チミンリボシド、2’−デオキシアデノシン、2’−デオキシグアノシン、2’−デオキシウリジン、2’−デオキシシチジン、2’−デオキシチミジン等が例示できる。
【0010】
ヌクレオチド類としてはアデノシン5’−リン酸、グアノシン5’−リン酸、シチジン5’−リン酸、ウリジン5’−リン酸、デオキシアデノシン5’−リン酸、デオキシグアノシン5’−リン酸、デオキシシチジン5’−リン酸、デオキシチミジン5’−リン酸、アデノシン5’−二リン酸、グアノシン5’−二リン酸、シチジン5’−二リン酸、ウリジン5’−二リン酸、デオキシアデノシン5’−二リン酸、デオキシグアノシン5’−二リン酸、デオキシシチジン5’−二リン酸、デオキシチミジン5’−二リン酸、アデノシン5’−三リン酸、グアノシン5’−三リン酸、シチジン5’−三リン酸、ウリジン5’−三リン酸、デオキシアデノシン5’−三リン酸、デオキシグアノシン5’−三リン酸、デオキシシチジン5’−三リン酸、デオキシチミジン5’−三リン酸等が例示できる。
【0011】
S−(OH)q−1を与える好ましい糖質は、単糖類や二糖類である。より好ましくはグルコース、マンノース、ガラクトース、スークロース、マルトース、トレハロース、ウリジン、チミンリボシドである。
【0012】
前記一般式(3)において、R−(OH)q−1は、脂肪族アルコールR−(OH)qからそれに結合するq個の水酸基のうちの1つを除いた脂肪族アルコール残基を示す。
脂肪族アルコールに含まれる水酸基の数qは、1以上であり、特に制約されないが、通常、1〜5、好ましくは1〜3である。
脂肪族アルコールR−(OH)qには、飽和アルコールや不飽和アルコールが包含される。その炭素数は、1〜20、好ましくは1〜10、より好ましくは1〜5である。
飽和アルコールには、鎖状アルコール及び環状アルコールが包含される。不飽和アルコールには、2重結合や3重結合を有する鎖状アルコール及び環状アルコールが包含される。
【0013】
鎖状アルキルアルコールの具体例としては、1−プロパノール、1−ブタノール、ジエチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオール、グリセリン等の飽和鎖状アルコールや、3−ブテン−1−オール、5−ヘキセン−1−オール、7−オクテン−1−オール、9−デセン−1−オール、3−ブチン−1−オール、5−ヘキシン−1−オール、7−オクチン−1−オール等の不飽和鎖状アルコールが例示される。
環状アルコールの具体例としては、シクロヘキシルアルコール、1,3−シクロヘキサンジオール、1,3,5−シクロヘキサントリオール等が例示される。
【0014】
前記一般式(4)において、A−(OH)q−1は、芳香族ヒドロキシ化合物A−(OH)qからそれに結合するq個の水酸基のうちの1つを除いた芳香族ヒドロキシ残基を示す。
芳香族アルコールに含まれる水酸基の数qは、1以上であり、好ましくは1〜10、より好ましくは1〜6、さらに好ましくは1〜3である。
芳香族アルコールにおいて、その炭素数は6〜20、好ましくは6〜18である。その芳香族環には、ベンゼン環の他、ベンゼン環から2〜3個結合した縮合多環芳香族環や、2〜3個のベンゼン環が直接又は2価連結基を介して連結した鎖状多環芳香族環が包含される。
前記芳香族環の具体例としては、例えば、ベンゼン環、ナフタレン環、アントラセン環、フェナントレン環、ビフェニル環、ビフェニルアルカン環等が例示される。
前記芳香族環は、炭素数1〜6の低級アルキル基や低級アルコキシ基、アルデヒド基等の置換基を1〜4個有していてもよい。
【0015】
ベンゼン環を連結する2価連結基には、炭素数1〜6の低級アルキレン基、エステル基(−COO−)、エーテル基(−O−)、チオエーテル基(−S−)、アミノ基(−NR−、R:低級アルキル基)、アルケニレン基(例えば、−CH=CH−CH2−等)、ケト基を有する低級アルキレン基(例えば、−CH2−CO−等)等が挙げられる。
【0016】
芳香族ヒドロキシ化合物中の水酸基(−OH)は、芳香族環に直接結合したフェノール性水酸基である他、メチレン基やエチレン基等の低級アルキレン基を介して芳香族環に結合したアルコール性水酸基や、連結基に結合したアルコール性水酸基であることができる。
【0017】
本発明で用いる芳香族ヒドロキシ化合物A−(OH)qにおいて、そのAがベンゼン環の場合、その炭素数は6〜12、好ましくは6〜10程度である。そのAがナフタレンの場合、その炭素数は10〜16、好ましくは10〜14程度である。そのAがベンゼン環が2個連結した構造の鎖状多環芳香族環の場合、その炭素数は12〜20、好ましくは12〜18である。
【0018】
芳香族ヒドロキシ化合物の具体例としては、フェノール、ベンジルアルコール、フェニルエチルアルコール、ベンジドロール、ベンジリックアシッド、ナフトール、ナフチルエチルアルコール、クレゾール、ピロガロール、バニリン、バニリルアルコール、アニシルアルコール、ベンゾリックアシッドレゾルシノールエステル、ベンゾイン、カテコール、ヒドロキノン、イソチモール、フロログルシノール、ペラトリルアルコール、コリフェリルアルコール等が挙げられる。
【0019】
前記一般式(5)において、Y−(OH)q−1は、脂肪族ヒドロキシカルボン酸Y−(OH)qからそれに結合するq個の水酸基のうち1つを除いた脂肪族ヒドロキシカルボン酸残基を示す。
脂肪族ヒドロキシカルボン酸に含まれる水酸基の数qは、1以上であり、好ましくは1〜20、より好ましくは1〜10、さらに好ましくは1〜5である。
【0020】
脂肪族ヒドロキカルボン酸Y−(OH)qには、ヒドロキシル基とカルボン酸を連結する連結基は、アルキレン基、アルケニレン基、アルキニレン基が挙げられる。その炭素数は1〜20、好ましくは1〜10、より好ましくは1〜5である。
【0021】
脂肪族ヒドロキシカルボン酸化合物の具体例としては、2−ヒドロキシ−3−ブチノイックアシッド、2−ヒドロキシカプロイックアシッド、2−ヒドロキシカプリリックアシッド、2−ヒドロキシイソブチリックアシッドなどが挙げられる。
【0022】
本発明の皮膚外用剤、石鹸、入浴剤、繊維処理剤、繊維は、その活性成分として、美白剤を含有することを特徴とする。この場合、美白剤としては、(i)10−ウンデシレン酸、(ii)一般式(1)で表されるウンデシレン酸誘導体、(iii)一般式(2)で表されるウンデシレン酸誘導体、(iv)一般式(3)で表されるウンデシレン酸誘導体、(v)一般式(4)で表されるウンデシレン酸誘導体及び(vi)一般式(5)で表されるウンデシレン誘導体の中から選ばれる少なくとも1種が用いられる。
本発明の皮膚外用剤、石鹸、入浴剤、繊維処理剤、繊維において、その美白剤の含有量は、0.001〜20.0質量%、好ましくは0.01〜10質量%である。
【0023】
本発明の皮膚外用剤は、従来公知の各種の形態(剤型)であることができる。このような形態には、クリーム、乳液、ゼリー、美容液、パック、ピールオフ型パック、固形ファンデーション、乳化型ファンデーション、化粧水、ローション、コールドクリーム等が包含される。
本発明の皮膚外用剤は、美白剤の他、その剤型に応じた慣用の補助成分(例えば、界面活性剤等)を含有する。
【0024】
本発明の皮膚外用剤は、それに含まれる10−ウンデシレン酸及び/又はその誘導体が良好なチロシナーゼ阻害作用を有するので、すぐれた美白効果を示す。その塗布量は、特に制約されないが、通常、皮膚1m2当り、美白剤の質量で、0.001〜1g、好ましくは0.01〜0.1g程度である。
本発明の美白剤を含有する石鹸、入浴剤、繊維処理剤及び繊維は、それに含まれている美白剤により、高い美白効果を示すものである。
【0025】
【実施例】
次に本発明を実施例により詳述する。
【0026】
(美白剤の製造例)
製造例1
(10−ウンデシレン酸ナトリウム塩の合成方法)
10−ウンデシレン酸5g(23.8mmol)を1.23gのNaOH(23.8mmol)を溶解した水溶液10mlに加えて、1時間撹拌した。反応液を凍結乾燥し、11gの白色結晶[10−ウンデシレン酸ナトリウム塩](化合物I)を得た。
【0027】
製造例2
トレハロース・二水和物5.7g(15mmol)と、ウンデシレン酸ビニル3.2g(15mmol)とを含むDMF溶液30mlにバチルス属細菌由来アルカリ性プロテアーゼ(Bioplase SP−10;ナガセケムテックス社製)を400mg添加し35℃で10日間反応した。反応液を濾過し酵素を除去した後、メタノール、水を加え、ヘキサンで数回水層を洗浄し、該水層を濃縮後、シリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:メタノール=85:15)で生成物を単離した。こうして無色粉末状生成物[トレハロース6−ウンデシレン酸エステル](化合物II)3.0gを得た(収率60%)。構造はNMRで確認した。
【0028】
NMR装置:Jeol JNM−EX270、67.8MHz 13C−NMR:δ93.35(C1)、71.61(C2)、72.89(C3)、71.61(C4)、72.62(C5)、60.87(C6)、93.24(C1’)71.52(C2’)、72.83(C3’)、70.17(C4’)、69.71(C5’)、63.13(C6’)172.87(C=O)、24.5、28.31、28.49、28.56、28.75、33.23、33.59(CH2)、138.85(CH=)、114.67(CH2=).Anal.Calcd for C23H40O12(508.27):C、54.34;H、7.95、Found:C、52.78;H、8.04
融点:146−147℃
【0029】
製造例3
スクロース10.3g(30mmol)とウンデシレン酸ビニル25.2g(120mmol)とを含むDMF溶液100mlに放線菌由来アルカリ性プロテアーゼ(ALP−901;東洋紡績株式会社製)を1g加えて35℃で7日間反応した。製造例1と同様の方法で反応液を処理し、無色粉末状生成物[スクロース1’−ウンデシレン酸エステル](化合物III)9.5gを得た(収率64%)。構造はNMRで確認した。
【0030】
13C−NMR:δ92.15(C1)、71.43(C2)、72.97(C3)、69.87(C4)、72.83(C5)、60.54(C6)、62.29(C1’)、102.23(C2’)、76.62(C3’)、73.34(C4’)、82.79(C5’)、61.96(C6’)、172.42(C=O)、24.50、28.31、28.49、28.54、28.75、33.23、33.57(CH2)、138.87(CH=)、114.67(CH2=).Anal.Calcd for C23H40O12(508.63):C、54.31;H、7.94、Found:C、53.89;H、8.05
融点:114−116℃
【0031】
製造例4
グルコース10.8g(60mmol)とウンデシレン酸ビニル25.2g(120mmol)とを含むDMF溶液100mlに放線菌由来アルカリ性プロテアーゼ(ALP−901;東洋紡績株式会社製)を1g加えて35℃で7日間反応した。製造例1と同様の方法で反応液を処理し、無色粉末状生成物[グルコース6−ウンデシレン酸エステル](化合物IV)10.0gを得た(収率48%)。構造はNMRで確認した。
【0032】
13C−NMR:δ92.33(C1)、70.61(C2)、72.94(C3)、72.24(C4)、69.19(C5)、63.9(C6)、172.94(C=O)、24.51、28.32、28.49、28.54、28.79、28.75、33.24、33.52(CH2)、138.83(CH=)、114.63(CH2=).Anal.Calcd for C17H30O7(346.47):C、58.92;H、8.75、Found:C、59.22; H、8.78
融点:119−121℃
【0033】
製造例5
1−フェニルエタノール4.3g(35.2mmol)と10−ウンデシレン酸ビニル12.8g(104.9mmol)を含むジイソプロピルエーテル溶液100mlにPseudomonas cepacia由来のリパーゼ(Lipase PS;天野エンザイム社製)を1g加えて35℃で7日間反応した。反応液を濾過し、酵素を除去した後、ジイソプロピルエーテルを留去し、シリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1)で生成物を単離した。こうして、無色透明の液体[フェニル−1−イル−10−ウンデシレン酸エステル](化合物V)3.8gを得た。(収率25%)。
【0034】
13C−NMR:δ141.68、128.47、127.83、126.03(C6H5)、72.25(CO)、22.2(CH3)、172.95(C=O)、24.5、28.31、28.47、28.53、28.78、28.74、33.24、33.52(CH2)、138.82(CH=)、114.61(CH2=)Anal.Calcd for C19H28O2(288.17):C、79.19;H、9.72、Found:C、79.21;H、9.85
【0035】
製造例6〜12
以下に製造例2の酵素法によって得られた10−ウンデシレン酸エステルの例を次表に示した。
【0036】
【表1】
【0037】
[チロシナーゼ阻害活性の評価]
前記ウンデシレン酸誘導体のチロシナーゼ阻害活性について、プロリンを用いた方法で測定した(Analytical Biochemistry、179、375−381、1989)。pH7.5の0.1Mリン酸緩衝液に溶解した0.749MのL−プロリン40μl、0.037Mの1,2−ジヒドロキシベンゼン40μl、実施例1で得られた種々の濃度のウンデシレン酸誘導体溶液1.41mlを吸光度用キュベット中で撹拌した。ついで、350μg/mlのチロシナーゼ(マッシュルーム由来、SIGMA)溶液を10μl加え、撹拌下、吸光度の変化を10秒間525nmで測定した。結果を表2に示す。
【0038】
【表2】
【0039】
表2の結果より、本発明で使用される美白剤は、コウジ酸に比べ、同等のチロシナーゼ阻害活性効果を示すことが確認され、優れた美白効果を奏することがわかる。
【0040】
(実施例)
以下に、本発明の皮膚外用剤等を実施例に基づいてさらに詳細に説明する。なお、配合量は特記しない限りすべて質量%で示す。
【0041】
実施例1
(クリーム)
(A)成分組成(%)
(1)ステアリン酸:6.0、(2)ステアリルアルコール:3.0、(3)イソプロピルミリステート:18.0、(4)グリセリンモノステアリン酸エステル:3.0、(5)プロピレングリコール:10.0、(6)10−ウンデシレン酸:10.0、(7)苛性カリ:0.2、(8)エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩:0.01、(9)酢酸トコフェロール:0.1、(10)ブチルパラベン適量、(11)香料;適量、(12)イオン交換水:残余
(B)製法
(12)に、(5)、(7)および(8)を加えて溶解し、70℃に保った(水相)。その他の成分を混合して加熱溶解して70℃に保ち(油相)、水相に油相を徐々に加えて70℃で予備乳化を行った。次いでホモミキサーにて均一に乳化した後、よくかき混ぜながら30℃まで冷却し、クリームを得た。
【0042】
実施例2
(クリーム)
(A)成分組成(%)
(1)ステアリン酸:5.0、(2)ソルビタンモノステアリン酸エステル:2.5、(3)ソルビタンモノステアリン酸エステル:1.5、(4)アルブチン:7.0、(5)亜硫酸水素ナトリウム:0.03、(6)プロピレングリコール:10.0、(7)10−ウンデシレン酸ナトリウム塩(化合物I):1.0、(8)グリセリントリオクタノエート:10.0、(9)スクワレン:5.0、(10)パラジメチルアミノ安息香酸オクチル:3.0、(11)エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩:0.01、(12)エチルパラベン:0.3、(13)香料:適量、(14)イオン交換水:残余
(B)製法
(14)に(6)および(11)を加えて溶解し、70℃に保った(水相)。その他の成分を混合して加熱溶解して70℃に保ち(油相)、水相に油相を徐々に加えて70℃で予備乳化を行った。次いでホモミキサーにて均一に乳化した後、よくかき混ぜながら30℃まで冷却し、クリームを得た。
【0043】
実施例3
(クリーム)
(A)成分組成(%)
(1)ステアリルアルコール:7.5、(2)ステアリン酸:1.5、(3)水添ラノリン:2.0、(4)スクワラン:5.0、(5)2−オクチルドデシルアルコール:6.0、(6)セチルエーテル:3.0、(7)グリセリンモノステアリン酸エステル:2.0、(8)プロピレングリコール:5.0、(9)プラセンタエキス:0.1、(10)ヒアルロン酸ナトリウム:0.1、(11)オクチルシンナメート:4.0、(12)トレハロース6−O−10−ウンデシレン酸(化合物III):0.5、(13)エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩:0.03、(14)エチルパラベン:0.3、(15)香料:適量(16)イオン交換水:残余
(B)製法
(16)に(8)および(13)を加えて溶解し、70℃に保った(水相)。その他の成分を混合して加熱溶解して70℃に保ち(油相)、水相に油相を徐々に加えて70℃で予備乳化を行った。次いでホモミキサーにて均一に乳化した後、よくかき混ぜながら30℃まで冷却し、クリームを得た。
【0044】
実施例4
(クリーム)
(A)成分組成(%)
(1)ステアリン酸:6.5、(2)ソルビタンモノステアリン酸エステル:2.0、(3)ソルビタンモノステアリン酸エステル:1.5、(4)プロピレングリコール:10.0、(5)スークロース1’−O−10−ウンデシレン酸エステル(化合物III):0.5、(6)グリセリントリオクタノエート:10.0、(7)スクワレン:5.0、(8)ヒアルロン酸ナトリウム:1.0、(9)エチレンジアミン四酢酸三ナトリウム塩:0.01、(10)グルコース:0.5、(11)アスコルビン酸グルコシド:5.0、(12)エチルパラベン:0.3、(13)香料:適量、(14)イオン交換水:残余
(B)製法
(14)に(4)および(9)を加えて溶解し、70℃に保った(水相)。その他の成分を混合して加熱溶解して70℃に保ち(油相)、水相に油相を徐々に加えて70℃で予備乳化を行った。次いでホモミキサーにて均一に乳化した後、よくかき混ぜながら30℃まで冷却し、クリームを得た。
【0045】
実施例5
(乳液)
(A)成分組成(%)
(1)ステアリン酸:2.0、(2)セチルアルコール:1.5、(3)ワセリン:5.0、(4)デカメチルシクロペンタシロキサン:1.0、(5)流動パラフィン:10.0、(6)POE(10)モノオレイン酸エステル:2.0、(7)ポリエチレングリコール(PEG1500):3.0、(8)トリエタノールアミン:1.0、(9)ヒアルロン酸ナトリウム:0.05、(10)グルコース6−O−10−ウンデシレン酸エステル(化合物IV):1.0、(11)カルボキシビニルポリマー:0.05、(12)アスコルビン酸グルコシド:3.0、(13)亜硫酸水素ナトリウム:0.01、(14)エチルパラベン:0.3、(15)香料:適量(16)イオン交換水:残余
(B)製法
少量の(16)に(11)を溶解し(A相)、残りの(16)に(7)、(8)および(13)を加え、加熱溶解して70℃に保った(水相)。他の成分を混合し、加熱融解して70℃に保ち(油相)、水相に油相を添加して予備乳化を行った。次いでA相を加えてホモミキサーで均一に乳化後、よくかき混ぜながら30℃まで冷却し、乳液を得た。
【0046】
実施例6
(乳液)
(A)成分組成(%)
(1)セチルアルコール:1.0、(2)シリコーン化合物:2.0、(3)流動パラフィン(中粘度):3.0、(4)プロピレングリコール:5.0、(5)グリセリン:2.0、(6)4−メトキシ−4−t−ブチルベンゾイルメタン:3.5、(7)エタノール:15.0、(8)カルボキシビニルポリマー:0.3、(9)水酸化カリウム:適量、(10)防腐剤:適量、(11)プラセンタエキス:5.0(12)フェニル−1−イル−10−ウンデシレン酸エステル(化合物V):3.0、(13)イオン交換水:残余
(B)製法
(13)と(7)に胎盤抽出物を加温溶解し、さらに(4)以下の水溶性成分を溶解して、70℃に保った(水相)。他の油性成分を混合し、加熱融解して70℃に保った(油相)。水相に油相を加え、予備乳化を行い、ホモミキサーで均一に乳化し、乳化後、よくかき混ぜながら30℃まで冷却し、乳液を得た。
【0047】
実施例7
(乳液)
(A)成分組成(%)
(1)ステアリン酸:2.5、(2)セチルアルコール:1.0、(3)ワセリン:5.0、(4)流動パラフィン:10.0、(5)モノオレイン酸エステル:2.0、(6)ポリエチレングリコール(PEG1500):3.0、(7)トリエタノールアミン:1.0、(8)グリセロールαモノ10−ウンデシレン酸エステル(化合物VI):1.0、(9)グリチルリチン酸:0.5、(10)アミノ酸:0.3、(11)カルボキシビニルポリマー:0.05、(12)亜硫酸水素ナトリウム:0.01、(13)アルブチン:3.0、(14)エチルパラベン:0.3、(15)香料:適量、(16)イオン交換水:残余
(B)製法
少量の(16)に(11)を溶解し(A相)、残りの(16)に(6)、(7)および(12)を加え、加熱溶解して70℃に保った(水相)。他の成分を混合し、加熱融解して70℃に保ち(油相)、水相に油相を添加して予備乳化をった。次いでA相を加えてホモミキサーで均一に乳化後、よくかき混ぜながら30℃まで冷却し、乳液を得た。
【0048】
実施例8
(乳液)
(A)成分組成(%)
(油相部)
ステアリルアルコール:2.0、スクワレン:2.0、ワセリン:2.5、脱臭液状ラノリン:1.5、月見草油:2.0、ミリスチン酸イソプロピル:5.0、グリセリンモノオレエート:2.0、硬化ヒマシ油:2.0、酢酸トコフェロール:0.05、10−ウンデシレン酸エステルグリセロール(化合物IV):1.0、トラネキサム酸:5.0、エチルパラベン:0.2、ブチルパラベン:0.1、香料:適量
(水相部)
グリセリン:5.0、ヒアルロン酸ナトリウム:0.01、カルボキシビニルポリマー:0.2、水酸化カリウム:0.2、亜硫酸水素ナトリウム:0.01、精製水:残余
(B)製本
油相部および水相部を各々70℃にて溶解し、水相部に油相部を混合し、乳化機で乳化後、熱交換機で30℃まで冷却し、乳液を得た。
【0049】
実施例9
(ゼリー)
(A)成分組成(%)
(1)95%エタノール:10.0、(2)ジプロピレングリコール:12.5、(3)オレイルエーテル:2.0、(4)カルボキシビニルポリマー:1.0、(5)アルブチン:0.5、(6)亜硫酸水素ナトリウム:0.03、(7)ヘキサンジオールモノ10−ウンデシレン酸エステル(化合物VIII):5.0、(8)苛性ソーダ:0.15、(9)L−アルギニン:0.1、(10)2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン:スルホン酸ナトリウム:0.05、(11)メチルパラベン:0.2、(12)エチレンジアミン四酢酸三ナトリウム塩:0.05、(13)香料:適量、(14)イオン交換水:残余
(B)製本
(14)に(4)を均一に溶解した(水相)。(1)に(3)を溶解し、水相に添加した。さらに、その他の成分を添加し、最後に(8)および(9)を添加して中和し、増粘させてゼリーを得た。
【0050】
実施例10
(美容液)
(A)成分組成(%)
(A相)
95%エタノール:10.0、オクチルドデカノール:1.1、メチルパラベン:0.2、パントテニールエチルエーテル:0.1、ブタンジオールモノ10−ウンデシレン酸エステル(化合物IX):1.0
(B相)
水酸化カリウム:0.1、
(C相)
グリセリン:5.0、ジプロピレングリコール:10.0、亜硫酸水素ナトリウム:0.03、カルボキシビニルポリマー:0.2、トラネキサム酸:3.0、精製水:残余
(B)製本
A相およびC相をそれぞれ均一に溶解し、C相にA相を加えて可溶化した。次いでB相を加えて溶解し、美容液を得た。
【0051】
実施例11
(パック)
(A)成分組成(%)
(A相)ジプロピレングリコール:6.0、硬化ヒマシ油:5.0
(B相)ベンジルアルコール10−ウンデシレン酸(化合物X):0.5、オリーブ油:5.0、酢酸トコフェロール:0.2、エチルパラベン:0.2、香料:適量
(C相)ポリビニルアルコール(ケン化度90、重合度2000):13.0、エタノール:7.0、アルブチン:3.0、亜硫酸水素ナトリウム:0.03、精製水:残余
(B)製法
A相、B相、C相をそれぞれ均一に溶解し、A相にB相を加えて可溶化後、これをC相に加えて充填し、パックを得た。
【0052】
実施例12
(ピールオフ型パック)
(A)成分組成(%)
(アルコール相)
95%エタノール:10.0、オレイルアルコールエーテル:2.0、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン:3.5、防腐剤:適量、香料:適量、7−O−10−ウンデシレン酸エステル(化合物XI):3.0
(水相)
トラネキサム酸:2.0、ポリビニルアルコール:12.0、グリセリン:3.0、ポリエチレングリコール(PEG1500):1.0、イオン交換水:残余
(B)製法
80℃にて水相を調製し、50℃に冷却する。ついで室温で調製したアルコール相を添加後均一に混合し、放冷し、ピールオフ型パックを得た。
【0053】
実施例13
(固形ファンデーション)
(A)成分組成(%)
(1)タルク:43.1、(2)カオリン:15.0、(3)セリサイト:10.0、(4)亜鉛華:7.0、(5)二酸化チタン:3.8、(6)黄色酸化鉄:2.9、(7)黒色酸化鉄:0.2、(8)スクワラン:8.0、(9)イソステアリン酸:4.0、(10)モノオレイン酸ソルビタン:3.0、(11)オクタン酸イソセチル:2.0、(12)2−(10−ウンデシレノイル)−3−ブチノイックアシッド(化合物XII):1.0、(13)防腐剤:適量、(14)香料:適量
(B)製法
(1)〜(7)の粉末成分をブレンダーで十分混合し、これに(8)〜(11)の油性成分、(12)、(13)、(14)を加え、よく混練した後、容器に充填、成形し、固形ファンデーションを得た。
【0054】
実施例14
[乳化型ファンデーション(クリームタイプ)]
(A)成分組成(%)
(粉体部)二酸化チタン:10.1、セリサイト:5.4、カオリン:3.0、黄色酸化鉄:0.8、黒色酸化鉄:0.2
(油相)デカメチルシクロペンタシロキサン:11.5、流動パラフィン:4.5、ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン:4.0
(水相)精製水:50.0、1,3−ブチレングリコール:4.5、トレハロース6−O−ウンデシレン酸エステル(化合物II):1.0、トラネキサム酸:2.0、ソルビタンセスキオレイン酸エステル:3.0、防腐剤:適量、香料:適量
(B)製法
水相を加熱攪拌後、十分に混合粉砕した粉体部を添加してホモミキサー処理する。さらに加熱混合した油相を加えてホモミキサー処理した後、攪拌しながら香料を添加して室温まで冷却し、乳化型ファンデーションを得た。
【0055】
実施例15
(化粧水)
(A)成分組成(%)
エタノール:8.0、1,3−ブチレングリコール:5.0、オレイルアルコールエーテル:1.8、スークロース1’−O−ウンデシレン酸エステル(化合物III):0.5、アスコルビン酸マグネシウム:3.0、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム:0.1、ピロリドンカルボン酸ナトリウム:0.5、プルラン:0.05、ホホバ油:0.5、苛性カリ:0.015、エチレンジアミン四酢酸三ナトリウム塩:0.01、香料:0.1、イオン交換水:残量
(B)製法
上記の各成分を攪拌混合して化粧水を得た。
【0056】
実施例16
(ローション)
(A)成分組成(%)
(1)精製水:40.0、(2)ジプロピレングリコール:5.0、(3)1,3−ブチレングリコール:10.0、(4)ポリエチレングリコール(PEG400):10.0、(5)エチルアルコール:20.0、(6)硬化ヒマシ油:3.0、(7)パラメトキシケイ皮酸オクチル:1.0、(8)グルコース6−O−ウンデシレン酸エステル(化合物IV):1.0、(9)アルブチン:4.0、(10)亜硫酸水素ナトリウム:0.03、(11)アスコルビン酸グルコシド:5.0、(12)トリエタノールアミン:5.0、(13)香料:適量
(B)製法
(5)に(6)、(7)および(13)を溶解する(アルコール相)。一方、エタノールに(8)および(9)をあらかじめ溶解し、さらに(1)にその他の多価アルコールを添加し、十分に溶解させた(水相)。水相にアルコール相を添加し、十分に攪拌し、ローションを得た。
【0057】
実施例17
(化粧水)
(A)成分組成(%)
グリセロールαモノ10−ウンデシレン酸エステル(化合物VI):0.5、プラセンタ:0.2、ハイドロキノン−β−D−(N−アセチルグルコサミン):0.1、ジメチルミリスチルアミンオキシド:0.01、エタノール:9.0、オレイルエーテル:1.0、アスコルビン酸グルコシド:5.0、防腐剤:適量、香料:適量、精製水:残余
(B)製法
上記の各成分を攪拌混合して化粧水を得た。
【0058】
実施例18
(ローション)
(A)成分組成(%)
エチルアルコール:55.0、硬化ヒマシ油エーテル:2.0、酸化防止剤:適量、防腐剤:適量、香料:適量、エチレングリコール10−ウンデシレン酸エステル(化合物VII):5.0、コウジ酸:3.0、ヘキサメタリン酸ナトリウム:適量、イオン交換水:残余
(B)製法
上記の各成分を攪拌混合してローションを得た。
【0059】
実施例19
(ローション)
(A)成分組成(%)
(アルコール相)95%エタノール:55.0、硬化ヒマシ油:2.0、酸化防止剤:適量、防腐剤:適量、ヘキサンジオールモノ10−ウンデシレン酸エステル(化合物VII):1.0
(水相)ジプロピレングリコール:5.0、ヘキサメタリン酸ナトリウム:適量、イオン交換水:残余
(B)製法
常法に従いアルコール相および水相を調製後、可溶化してローションを得た。
【0060】
実施例20
(コールドクリーム)
(A)成分組成(%)
固形パラフィン:5.0、蜜ロウ:10.0、ワセリン:15.0、流動パラフィン:41.0、グリセリンモノステアリン酸エステル:2.0、ソルビタンモノラウリン酸エステル:2.0、アスコルビン酸リン酸マグネシウム:2.0、4−メトキシ−4−t−ブチルベンゾイルメタン:3.5、石鹸粉末:0.1、硼砂:0.2、ブタンジオールモノ10−ウンデシレン酸エステル(化合物IX):3、イオン交換水:残余、香料:適量、防腐剤:適量、酸化防止剤:適量(B)製法
上記の各成分を攪拌混合してコールドクリームを得た。
【0061】
実施例21
(石鹸)
石鹸(牛脂:やし油=65:35):91.6、10−ウンデシレン酸:3.0、パルミチン酸:4.0、グリセリン:1.0、酸化チタン:0.3、EDTA:0.03、EHDP:0.07(%)
上記の各成分を攪拌混合して石鹸を得た。
【0062】
実施例22
(石鹸)
石鹸(牛脂:やし油=60:40):93.2、10−ウンデシレン酸ナトリウム塩:3.0、PEG#600:2.0、酸化チタン:0.2、EHDP:0.3、香料1.3(%)
上記の各成分を攪拌混合して石鹸を得た。
【0063】
実施例23
(石鹸)
石鹸(パーム油:パーム核油=70:30):90.48、トレハロース6−O−10ウンデシレン酸(化合物II):5.0、アラントイン:0.2、パルミチン酸:4.0、2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニルエーテル0.2、EDTA:0.02、EHDP:0.1(%)
上記の各成分を攪拌混合して石鹸を得た。
【0064】
実施例24
(石鹸)
石鹸(牛脂:やし油=65:35):91.6、スークロース1’−O−10−ウンデシレン酸エステル(化合物III):3.0、パルミチン酸:4.0、グリセリン:1.0、酸化チタン:0.3、EDTA:0.03、EHDP:0.07(%)
上記の各成分を攪拌混合して石鹸を得た。
【0065】
実施例25
(石鹸)
石鹸(牛脂:やし油=60:40):93.2、グルコース6−O−10−ウンデシレン酸エステル(化合物IV):3.0、PEG#600:2.0、酸化チタン:0.2、EHDP:0.3、香料1.3(%)
上記の各成分を攪拌混合して石鹸を得た。
【0066】
実施例26
(石鹸)
石鹸(パーム油:パーム核油=70:30):90.48、フェニル−1−イル−10−ウンデシレン酸エステル(化合物V):5.0、アラントイン:0.2、パルミチン酸:4.0、2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニルエーテル0.2、EDTA:0.02、EHDP:0.1(%)
上記の各成分を攪拌混合して石鹸を得た。
【0067】
実施例27
(石鹸)
石鹸(牛脂:やし油=65:35):91.6、グリセロールαモノ10−ウンデシレン酸エステル(化合物VI):3.0、パルミチン酸:4.0、グリセリン:1.0、酸化チタン:0.3、EDTA:0.03、EHDP:0.07(%)
上記の各成分を攪拌混合して石鹸を得た。
【0068】
実施例28
(石鹸)
石鹸(牛脂:やし油=60:40):93.2、エチレングリコール10−ウンデシレン酸エステル(化合物VII):3.0、PEG#600:2.0、酸化チタン:0.2、EHDP:0.3、香料1.3(%)
上記の各成分を攪拌混合して石鹸を得た。
【0069】
実施例29
(石鹸)
石鹸(パーム油:パーム核油=70:30):90.48、ヘキサンジオールモノ10−ウンデシレン酸エステル(化合物VIII):5.0、アラントイン:0.2、パルミチン酸:4.0、2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニルエーテル0.2、EDTA:0.02、EHDP:0.1(%)
上記の各成分を攪拌混合して石鹸を得た。
【0070】
実施例30
(石鹸)
石鹸(牛脂:やし油=65:35):91.6、ブタンジオールモノ10−ウンデシレン酸エステル(化合物IV):3.0、パルミチン酸:4.0、グリセリン:1.0、酸化チタン:0.3、EDTA:0.03、EHDP:0.07(%)
上記の各成分を攪拌混合して石鹸を得た。
【0071】
実施例31
(石鹸)
石鹸(牛脂:やし油=60:40):93.2、ベンジルアルコール10−ウンデシレン酸エステル(化合物X):3.0、PEG#600:2.0、酸化チタン:0.2、EHDP:0.3、香料1.3(%)
上記の各成分を攪拌混合して石鹸を得た。
【0072】
実施例32
(石鹸)
石鹸(パーム油:パーム核油=70:30):90.48、コウジ酸7−O−10−ウンデシレン酸エステル(化合物XI):5.0、アラントイン:0.2、パルミチン酸:4.0、2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニルエーテル0.2、EDTA:0.02、EHDP:0.1(%)
上記の各成分を攪拌混合して石鹸を得た。
【0073】
実施例33
(石鹸)
石鹸(牛脂:やし油=65:35):91.6、2−(10−ウンデシレノイル)−3−ブチノイック酸(化合物XII):3.0、パルミチン酸:4.0、グリセリン:1.0、酸化チタン:0.3、EDTA:0.03、EHDP:0.07(%)
上記の各成分を攪拌混合して石鹸を得た。
【0074】
実施例34
(入浴剤)
硫酸ナトリウム:45、炭酸水素ナトリウム:53、10−ウンデシレン酸:1、香料:1(%)、色素:適量
上記の各成分を攪拌混合して入浴剤を得た。
【0075】
実施例35
(入浴剤)
硫酸ナトリウム:45、炭酸水素ナトリウム:51、10−ウンデシレン酸ナトリウム塩(化合物I):3、香料:1(%)、色素:適量
上記の各成分を攪拌混合して入浴剤を得た。
【0076】
実施例36
(入浴剤)
硫酸ナトリウム:45、炭酸水素ナトリウム:52、トレハロース6−O−10−ウンデシレン酸(化合物II):2、香料:1(%)、色素:適量
上記の各成分を攪拌混合して入浴剤を得た。
【0077】
実施例37
(入浴剤)
硫酸ナトリウム:40、炭酸水素ナトリウム:57、スークロース1’−O−10−ウンデシレン酸エステル(化合物III):2、香料:1(%)、色素:適量
上記の各成分を攪拌混合して入浴剤を得た。
【0078】
実施例38
(入浴剤)
硫酸ナトリウム:44、炭酸水素ナトリウム:52、グルコース6−O−10−ウンデシレン酸エステル(化合物IV):3、香料1(%)、色素:適量
上記の各成分を攪拌混合して入浴剤を得た。
【0079】
実施例39
(入浴剤)
硫酸ナトリウム:45、炭酸水素ナトリウム:53、フェニル−1−イル−10−ウンデシレン酸エステル(化合物V):1、香料1(%)、色素:適量
上記の各成分を攪拌混合して入浴剤を得た。
【0080】
実施例40
(入浴剤)
硫酸ナトリウム:50、炭酸水素ナトリウム:47、グリセロールαモノ10−ウンデシレン酸エステル(化合物VI):2、香料1(%)、色素:適量
上記の各成分を攪拌混合して入浴剤を得た。
【0081】
実施例41
(入浴剤)
硫酸ナトリウム:49、炭酸水素ナトリウム49:エチレングリコール10−ウンデシレン酸エステル(化合物VII):1、香料1(%)、色素:適量
上記の各成分を攪拌混合して入浴剤を得た。
【0082】
実施例42
(入浴剤)
硫酸ナトリウム:50、炭酸水素ナトリウム:48、ヘキサンジオールモノ10−ウンデシレン酸エステル(化合物VIII):1、香料1(%)、色素:適量
上記の各成分を攪拌混合して入浴剤を得た。
【0083】
実施例43
(入浴剤)
硫酸ナトリウム:49、炭酸水素ナトリウム:49、ブタンジオールモノ10−ウンデシレン酸エステル(化合物IV):1、香料1(%)、色素:適量
上記の各成分を攪拌混合して入浴剤を得た。
【0084】
実施例44
(入浴剤)
硫酸ナトリウム:48、炭酸水素ナトリウム:50、ベンジルアルコール10−ウンデシレン酸エステル(化合物X):1、香料1(%)、色素:適量
上記の各成分を攪拌混合して入浴剤を得た。
【0085】
実施例45
(入浴剤)
硫酸ナトリウム:51、炭酸水素ナトリウム:47、コウジ酸7−O−10−ウンデシレン酸エステル(化合物XI):1、香料1(%)、色素:適量
上記の各成分を攪拌混合して入浴剤を得た。
【0086】
実施例46
(入浴剤)
硫酸ナトリウム:52、炭酸水素ナトリウム:48、2−(10−ウンデシレノイル)−3−ブチノイック酸(化合物XII):1、香料1、色素:適量
上記の各成分を攪拌混合して入浴剤を得た。
【0087】
実施例47〜59
表3に繊維処理剤の成分組成(%)を示す。
【0088】
【表3】
【0089】
上記の各成分を60℃で攪拌して、エマルジョンの繊維処理剤を得た。
【0090】
実施例60〜72
(繊維)
実施例60〜72で得た繊維処理剤を使用し、市販の繊維に吸着させた。
表4に美白剤を含む繊維の具体例を示す。
【0091】
【表4】
【0092】
各処理剤100gに対して、それぞれ1gの繊維を浸析し、脱水後、100℃で乾燥させた。
【0093】
【発明の効果】
本発明の皮膚外用剤、石鹸、入浴剤、繊維処理剤、繊維は、それに含まれる美白剤が高いチロシナーゼ阻害作用を有することから、高い美白効果を示す。
Claims (5)
- (i)10−ウンデシレン酸、
(ii)下記一般式(1)
で表されるウンデシレン酸誘導体、
(iii)下記一般式(2)
で表されるウンデシレン酸誘導体、
(iv)下記一般式(3)
で表されるウンデシレン酸誘導体、
(v)下記一般式(4)
で表されるウンデシレン酸誘導体及び(vi)下記一般式(5)
で表されるウンデシレン酸誘導体、
の中から選ばれる少なくとも1種の化合物からなる美白剤を皮膚外用剤全量に対して0.001〜20.0質量%で含有する皮膚外用剤。 - (i)10−ウンデシレン酸、
(ii)下記一般式(1)
で表されるウンデシレン酸誘導体、
(iii)下記一般式(2)
で表されるウンデシレン酸誘導体、
(iv)下記一般式(3)
で表されるウンデシレン酸誘導体、
(v)下記一般式(4)
で表されるウンデシレン酸誘導体及び(vi)下記一般式(5)
で表されるウンデシレン酸誘導体、
の中から選ばれる少なくとも1種の化合物からなる美白剤を石鹸全量に対して0.001〜20.0質量%で含有する石鹸。 - (i)10−ウンデシレン酸、
(ii)下記一般式(1)
で表されるウンデシレン酸誘導体、
(iii)下記一般式(2)
で表されるウンデシレン酸誘導体、
(iv)下記一般式(3)
で表されるウンデシレン酸誘導体、
(v)下記一般式(4)
で表されるウンデシレン酸誘導体及び(vi)下記一般式(5)
で表されるウンデシレン酸誘導体、
の中から選ばれる少なくとも1種の化合物からなる美白剤を入浴剤全量に対して0.001〜20.0質量%で含有する入浴剤。 - (i)10−ウンデシレン酸、
(ii)下記一般式(1)
で表されるウンデシレン酸誘導体、
(iii)下記一般式(2)
で表されるウンデシレン酸誘導体、
(iv)下記一般式(3)
で表されるウンデシレン酸誘導体、
(v)下記一般式(4)
で表されるウンデシレン酸誘導体及び(vi)下記一般式(5)
で表されるウンデシレン酸誘導体、
の中から選ばれる少なくとも1種の化合物からなる美白剤を繊維処理剤全量に対して0.001〜20.0質量%で含有する繊維処理剤。 - (i)10−ウンデシレン酸、
(ii)下記一般式(1)
で表されるウンデシレン酸誘導体、
(iii)下記一般式(2)
で表されるウンデシレン酸誘導体、
(iv)下記一般式(3)
で表されるウンデシレン酸誘導体、
(v)下記一般式(4)
で表されるウンデシレン酸誘導体及び(vi)下記一般式(5)
で表されるウンデシレン酸誘導体、
の中から選ばれる少なくとも1種の化合物からなる美白剤を繊維全量に対して0.001〜20.0質量%で含有する繊維。
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