JPH0563219B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0563219B2
JPH0563219B2 JP61222797A JP22279786A JPH0563219B2 JP H0563219 B2 JPH0563219 B2 JP H0563219B2 JP 61222797 A JP61222797 A JP 61222797A JP 22279786 A JP22279786 A JP 22279786A JP H0563219 B2 JPH0563219 B2 JP H0563219B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rhamnolipid
oil
salt
bound
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61222797A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6377535A (ja
Inventor
Yutaka Ishigami
Yasuo Gama
Yoshitaka Uji
Katsunobu Masui
Juji Shibayama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP61222797A priority Critical patent/JPS6377535A/ja
Publication of JPS6377535A publication Critical patent/JPS6377535A/ja
Publication of JPH0563219B2 publication Critical patent/JPH0563219B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/73Polysaccharides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/33Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
    • A61K8/36Carboxylic acids; Salts or anhydrides thereof
    • A61K8/361Carboxylic acids having more than seven carbon atoms in an unbroken chain; Salts or anhydrides thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この発明は、化粧品、医薬部外品、医薬品、ト
イレタリー製品、洗浄剤、食品等に関係する各種
産業分野において広く利用できる乳化組成物に関
するものである。 〔従来の技術〕 近年、乳化に関する数多くの研究がなされ、新
規の乳化剤および乳化技術の進歩は著しく、安定
性の非常によい乳化組成物(エマルジヨン)が各
種産業分野で広く利用されるようになつた。しか
しその多くは合成された界面活性剤(非イオン
性、陽イオン性、陰イオン性または両性のもの)
を使用したものであり、一般消費者間では安全性
の面でかなり多くの不安感が持たれている。また
安定性も比較的高く使用感も良好である高級脂肪
酸石鹸、硼砂−蜜ロウ系の乳化剤も従来から使用
されては来たが、皮膚刺激の点または起泡性が大
きくて皮膚に塗布した後いつまでも白さが消えな
いという点などで決して好ましいものとは言えな
い。したがつて、このような欠点を改善するた
め、バイオサーフアクタント系の乳化剤が注目さ
れるようになり、たとえば特開昭59−39338号に
開示されているような糖脂質を用いた乳化組成物
が開発された。しかし、このような糖脂質を使用
した乳化組成物は、糖脂質が非イオン性界面活性
剤であるため乳化安定性が悪く、そのために糖脂
質を多価アルコール中に溶解してこれに油層成分
を加え微細な粒子のエマルジヨンにするというよ
うな非水乳化のための特別な手段が必要となり、
また得られた乳化組成物の適用範囲には自ずから
制約があるなど決して望ましいものであるとはい
えない。 〔発明が解決しようとする問題点〕 このように従来の技術においては、一般消費者
の安全に対する不安感が払拭し得る安全性ととも
に、乳化安定性、使用感、起泡性などの点でも充
分に満足することができ適用範囲においても制約
のない乳化組成物は得られないという問題点があ
つた。 〔問題点を解決するための手段〕 上記の問題点を解決するために、この発明は水
相成分および油相成分に乳化剤としてα−デセン
酸を結合したラムノ脂質またはその塩類を添加し
た乳化組成物とする手段を採用したものである。
以下その詳細を述べる。 まず、この発明の水相成分は、たとえば水のほ
か、エタノール、プロパノール、イソプロパノー
ルなどの一価アルコール類、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,3−ブチレング
リコール、1,4−ブチレングリコール、ヘキシ
レングリコール、ジエチレングリコール、グリセ
リン、ジグリセリン、トリグリセリンもしくはそ
れ以上のポリグリセリン、グルコース、マルトー
ス、マルチトール、シヨ糖、ソルビトールなどの
分子内に2個以上の水酸基を有する多価アルコー
ル類、その他従来から化粧品、医薬品外品、医薬
品、トイレタリー製品、洗浄剤、食品等の分野で
既に使用されている水相成分であり、これらは2
個以上の混合物であつてもかまわない。 つぎに、この発明の油相成分は、たとえば流動
パラフイン、スクワラン、ワセリン等の液状もし
くは半固体(グリース)状の炭化水素類、オクチ
ルドデシルミリステート、イソプロピルパルミテ
ート、イソプロピルミリステート、セチル−2−
エチルヘキサノエート、グリセリルトリ−2−エ
チルヘキサノエート、ビタミンAパルミテート、
ビタミンEアセテート等のエステル油類、固形パ
ラフイン、マイクロクリスタリンワツクス、セレ
シンワツクス、蜜ロウ、鯨ロウ等のワツクス類、
オリーブ油、大豆油、杏仁油、サフラワー油、ア
ーモンド油、椿油、グレープシード油、ホホバ
油、ヒマシ油等の植物油脂類、牛脂、豚脂、ミン
ク油、タートル油等の動物性油脂類、セタノー
ル、ステアリルアルコール、セトステアリルアル
コール、オレイルアルコール、オクチルドデカノ
ール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール
類、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸等
の高級脂肪酸類、ジメチルシリコーン、メチルフ
エニルシリコーン、環状シリコーン等のシリコー
ン油類などの従来から化粧品、医薬部外品、医薬
品、トイレタリー製品、洗浄剤、食品等の分野で
使用されている油相成分であつて、これらは2種
以上の混合物であつてもかまわない。 さらにこの発明の乳化剤成分であるα−デセン
酸を結合したラノム脂質は炭化水素資化性菌とし
てこの発明の発明者らが自然界から分離した菌株
〔シユードモナス(Pseudomonas)BOP100〕を、
n−パラフインを含む無機塩培地で培養して得ら
れるものであり、このα−デセン酸を結合したラ
ノム脂質の塩とは、たとえばナトリウム塩、カリ
ウム塩、リチウム塩、アンモニウム塩、カルシウ
ム塩、マグネシウム塩などの無機塩、リジン、ア
ルギニン、ヒスチジン、オルニチンなどの塩基性
アミノ酸との塩およびこれら塩基性アミノ酸を構
成成分とする塩基性オリゴペプチド、モノエタノ
ールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミンなどの塩基性アミン等との塩であつて、
これら塩は予め別途生成されても、また乳化組成
物の製造過程に生成されるものであつてもこの発
明に支障を来たすものではない。ここで、α−デ
セン酸を結合したラノム脂質は分子構造上親水基
であるラムノピラノース(糖部)と末端カルボキ
シル基と、さらに親油基であるデセノイル基と2
モルのヒドロキシデカンとそれらの分岐アルキル
鎖とを有していて非イオン性と陰イオン性とを兼
ね備えているので、その界面活性は非常に高く、
前記特開昭59−39338号に記載されたような特別
な乳化方式を採らなくとも良質の乳化組成物が得
られることになる。そして上記末端カルボキシル
基と前述の塩基とを適宜反応(中和)させるとそ
の中和の程度によつて乳化組成物のPH値を、たと
えば乳化組成物として好ましい値4〜8の範囲内
で任意に調整することが可能である。 以上この発明のおける必須成分である水相成
分、油相成分およびα−デセン酸を結合したラム
ノ脂質またはその塩の三者の配合割合はそれぞれ
15〜95重量%、1〜75重量%、0.1〜15重量%で
あることが望ましい。なぜならば水相成分が15重
量%未満の少量では可溶化および乳化が困難とな
り、逆に95重量%を超える多量では乳化組成物が
不安定となるので好ましくなく、油相成分が1重
量%未満の少量では乳化組成物が不安定となり、
また75重量%を超える多量では乳化が困難になる
ことから好ましくなく、α−デセン酸を結合した
ラムノ脂質またはその塩は0.1重量%未満の少量
では添加した効果が得られず乳化が不充分であ
り、15重量%を超える多量では粘度が高くなり溶
解が困難となつて好ましくないからである。な
お、この発明の乳化組成物に、これら必須成分の
ほかにたとえば薬効物質、紫外線吸収剤、防腐殺
菌剤、酸化防止剤、着香料、着色料、増粘剤、安
定剤等の各種添加剤、または通常の場合使用する
必要はないが、特殊な使用目的によつては従来使
用されている非イオン性、陰イオン性、陽イオン
性、両性の界面活性剤のほか、カゼイン、カゼイ
ンナトリウム、サポニン、レシチン、ムチン等の
合成もしくは天然の界面活性剤を併用してもよい
が、これら必須成分以外の成分の添加量はこの発
明の乳化組成物の特性を阻害しないように30重量
%以下であることが望ましい。 これら各成分を配合した後ホモジナイザー等の
攪拌機による通常の乳化手段を用いれば容易にこ
の発明の乳化組成物が得られる。 〔作用〕 前記したとおり、この発明の必須成分の一つで
あるラムノ脂質の糖部分が非イオン性親水基とし
て、また末端カルボキシル基が陰イオン性親水基
として作用し、さらにデセノイル基および2モル
のヒドロキシデカンとそれらの分岐アルキル鎖が
親油基として作用するため、乳化がきわめて容易
であり乳化安定性も良いと推定される。 〔実施例〕 炭化水素資化性菌として自然界から分離したシ
ユードモナスBOP100を5%のn−パラフインを
含む無機塩培地(PH7.0、窒素源NaNO3)中で30
℃、5日間振とう培養し、得られた発酵液を酸性
下でエーテル抽出し、その後シリカゲルカラムク
ロマトグラフイー(クロロホルム:メタノール=
95:5)で単離精製して、α−デセン酸を結合し
た2種類のラムノ脂質(以下これらをラムノ脂質
Aおよびラムノ脂質Bと略称する)を得た。 ラムノ脂質A:〔2−O−α−デセノイル−α
−L−ラムノピラノシル−β′−ヒドロキシデカノ
イル−β−ヒドロキシデカノイクアシド〕 ラムノ脂質B:〔2−O−(2−O−α−デカノ
イル−α−L−ラムノピラノシル)−α−L−ラ
ムノピラノシル−β−ヒドロキシデカノイル−β
−ヒドロキシデカノイクアシド〕 これら構成式からラムノ脂質Aは1個のラムノ
ース残基を有し、2個のラムノース残基を有する
ラムノ脂質Bの前駆体と考えられ、発酵液1リツ
トル当りの最大生産量はラムノ脂質Aで3.4g、
ラムノ脂質Bで10.2gであり、消費されたパラフ
インに対して44%の収率であつた。これらのラム
ノ脂質において親水基は糖部分と末端カルボキシ
ル基であり、親油基はデセノイル基および2モル
のヒドロキシデカンとそれらの分岐アルキル鎖と
である。そして基本物性としてラムノ脂質Aおよ
びBのナトリウム塩の水溶液の表面張力を測定す
ると、これら水溶液の表面張力の低下能はいずれ
も大きく、臨界ミセル濃度(CMC)における表
面張力値(γcnc)は28mN/mであつた。またラ
ムノ脂質Bのナトリウム塩の表面占有面積は1分
子当り79.1平方オングストロームであつた。さら
にラムノ脂質AおよびBのPBSリン酸緩衝液
(PH7.35)に臨界ミセル濃度を測定するために、
8−アニリノ−1−ナフタレンスルホネート
(ANS)10μMの存在下におけるミセル形成によ
る螢光強度と濃度との関係を求め、得られた結果
を図に示したが、ラムノ脂質Aのナトリウム塩の
臨界ミセル濃度が5.50×10-5(0.0036%)であるの
に対してBのそれは1.68×10-4M(0.0135%)であ
つて、通常のアニオン界面活性剤のそれ(たとえ
ばドデシル硫酸ナトリウムで約0.2%)に比べて
遥かに小さい値であつた。 さらに、ラムノ脂質AおよびBのα−銅フタロ
シアニンブルーに対する分散力を調べた。すなわ
ち、難分散性の分散質であるα−銅フタロシアニ
ンブルー50mgを30mlの目盛付き試験管に採取し、
試料水溶液20mlを加え30℃にして振とう機で垂直
に毎秒120回、振幅25cmの振とうを行なつた後同
温度下4時間静置し、ついで試験管の液面から5
mlの目盛線までピペツトの先端を差し込み、その
部分から2mlを吸いとり、別の試験管に移す。こ
れに水を25ml加えた液Aについて、比色計(日本
電色社製:積分球式ヘーズメータNDH−20D型、
JIS−K6714準拠)を用いてその透過率を測定し、
次式から分散力を求めた。 分散力=TO−TS/TO×100 〔ここで、TOは被検溶液2mlに水25mlを加え
た水溶液の透過率、TSは前記液Aの透過率〕
【表】 得られた分散力の値を第1表にまとめたが、い
ずれのラムノ脂質のナトリウム塩もドデシル硫酸
ナトリウムよりもかなり強い分散力を有し、ポリ
オキシエチレン(11)ノニルフエニルエーテルの
それに優るとも劣らないものであることがわかつ
た。 また、ラムノ脂質AおよびBの動的自然沈降法
による木綿布およびフエルト片に対する浸透力に
ついても測定した。すなわち、予め30℃の恒温槽
に少なくとも30分静置した被検液の液面に5mmの
高さから木綿布またはフエルトの試験片をピンセ
ツトで挾み水平に静かに落し、試験片が被検液面
に触れた瞬間から試験片が液面下に完全に沈没す
るまでの時間(秒数)を測定した。なお、
【表】 試験布は一辺2cmの正方形で重量が0.250±
0.005gのものであり、使用前に湿度60%のデシ
ケータ中に放置して調湿されたものである。得ら
れた結果を第2表にまとめたが、ラムノ脂質のナ
トリウム塩の浸透作用は0.1%またはそれ以下の
低濃度においても有効な結果を示すことがわか
る。 なお、培養して得られたα−デセン酸を結合し
たラムノ脂質の0.5%水溶液を水酸化ナトリウム
でPH値を7.0に調製し、この液を用いて健康な成
人女性15人に対する皮膚刺激試験を行なつた。対
照品として精製水を選び本邦基準に従つて判定し
たところ、皮膚刺激は対照試料の精製水と同様全
く認められなかつた。 以上述べた諸特性(表面張力、分散力、浸透
力、安全性等)を有するラムノ脂質AおよびBを
用いて各種の乳化組成物を調製した。配合割合は
すべて重量%である。 実施例 1〜7: 第3表に示す割合で配合した相および相
を、それぞれ75℃に加温した後相を相に加え
てホモジナイザーで攪拌し、それを室温まで冷却
して乳化組成物を得た。得られた乳化組成物の粒
子径(μm)および安定性を調べ、その結果を第
3表に併記した。
【表】
【表】 比較例 1: 第3表に示したような組成とした以外は実施例
1と全く同じ操作を行なつて乳化組成物を調製し
ようとしたが、乳化せず分離を起こして粒子径お
よび安定性の測定は不可能であつた。 実施例 7,8: 相 ラムノ脂質A 0.5 グリセリン 4.0 1,3−ブチレングリコール 6.0 4%NaOH水溶液 1.2 キサンタンガム 0.1 グリチルレチン酸ジカリウム 0.05 カルボキシビニルポリマー 0.05 精製水 76.4 相 スクワラン 4.0 グリセリルトリ−2−エチルヘキサノエート
6.0 鯨ロウ 0.5 セタノール 1.0 パラベン 0.2 上記の割合で配合した相および相を実施例
1と全く同様の操作で混合攪拌し、40℃まで冷却
して乳液組成物を得た。得られた乳液組成物につ
いて特性値を調べ、その結果を第4表にまとめた
が、きわめて良好な乳化物であつた。さらに得ら
れた乳化組成物に対して成人女子20名による
〔効果〕
以上述べたとおり、この発明の乳化組成物は生
分解性、安全性、安定性が良好であり、主要成分
であるα−デセン酸を結合したラムノ脂質は一つ
の分子内に非イオン性と陰イオン性と具備した界
面活性剤であり、乳化領域が広くまた適用範囲も
広く、弱酸性から弱アルカリ性に至るまでの広い
範囲のPH値の調整も容易であり、乳化組成物の起
泡性が小さくその結果皮膚化粧料に適用したとき
も白さが出ず、またラムノ脂質の濃度が低くても
前記の諸効果が現われるので、経済的にも有利で
ある。したがつて、この発明の意義はきわめて大
きいといえる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明におけるラムノ脂質の濃度と螢光
強度との関係を示す図面である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水相成分および油相成分に乳化剤成分として
    α−デセン酸を結合したラムノ脂質またはその塩
    類を添加したことを特徴とする乳化組成物。 2 α−デセン酸を結合したラムノ脂質が、炭化
    水素資化性菌として自然界から分離したシユード
    モナスBOP100をn−パラフインを含む無機塩培
    地で培養して得られるものである特許請求の範囲
    第1項記載の乳化組成物。
JP61222797A 1986-09-19 1986-09-19 乳化組成物 Granted JPS6377535A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61222797A JPS6377535A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 乳化組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61222797A JPS6377535A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 乳化組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6377535A JPS6377535A (ja) 1988-04-07
JPH0563219B2 true JPH0563219B2 (ja) 1993-09-10

Family

ID=16788043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61222797A Granted JPS6377535A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 乳化組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6377535A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9102945D0 (en) * 1991-02-12 1991-03-27 Unilever Plc Detergent composition
US5455232A (en) * 1992-02-04 1995-10-03 Piljac; Goran Pharmaceutical preparation based on rhamnolipid
EP1415538A1 (en) * 2002-11-04 2004-05-06 Puratos Naamloze Vennootschap Rhamnolipids in bakery products
BR112015025049B1 (pt) 2013-04-25 2021-03-09 Unilever Ip Holdings B.V. composição fluida de limpeza
EP3023431B1 (de) * 2014-11-19 2017-01-04 Evonik Degussa GmbH Konzentrierte, niedrigviskose Rhamnolipid-Zusammensetzungen

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6377535A (ja) 1988-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9839588B2 (en) Skin external preparation comprising an aqueous dispersion of finely dispersed wax, nonionic surfactant, and ionic water-soluble thickener
KR101154693B1 (ko) 크림상 o/w형 유화 조성물 및 그의 제조 방법
WO2008001902A1 (fr) Produit cosmétique et procédé pour la production de celui-ci
KR950003411B1 (ko) 겔상 에멀젼의 제조방법 및 이들로부터 o/w 에멀젼의 제조방법
KR101633639B1 (ko) 자기회합 겔 특성을 이용한 세포막 유사 구조의 나노 겔타입의 에멀젼 및 그를 이용한 화장료 조성물
JP6057461B2 (ja) αゲル構造体およびそれを含有する化粧料または皮膚外用剤
JP2017222594A (ja) 水中油型乳化外用剤組成物
JP2001181180A (ja) 油中水型乳化組成物
JPH09309813A (ja) 皮膚外用剤
JPH0812568A (ja) 化粧料
JP4717171B2 (ja) セラミド類を含有する透明分散液の製造方法
JPH0563219B2 (ja)
JP4524098B2 (ja) 水中油型用の乳化剤組成物、及び該組成物を含有する化粧料
JPH078333B2 (ja) 多価アルコール中油型乳化組成物及び水中油型乳化組成物
JP2008088104A (ja) W/o/w型乳化物及び外用剤及び化粧料
JPH09151112A (ja) 微細エマルション組成物
JP2000072618A (ja) 皮膚外用剤用乳化剤
JPS62204842A (ja) 水中油型乳化組成物
JP2748962B2 (ja) 親水性ゲル状組成物および水中油型乳化組成物
JPH0720543B2 (ja) ゲル状エマルシヨン及び水中油型エマルシヨンの製造方法
JPH06293624A (ja) 乳化型化粧品
JPS6230546A (ja) 多塩基酸型バイオサ−フアクタント系乳化組成物
JPS596938A (ja) 乳化組成物
WO2022163336A1 (ja) セラミド類含有組成物
JPH0366281B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term