JP2004325043A - 給湯・追焚装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リモコン装置20からの指令に基づき、浴槽8の湯張り機能又は浴槽水の追焚き機能を備えた給湯・追焚装置2であって、全身浴と半身浴に応じて浴槽水位又は湯温を設定する設定手段(設定スイッチ178)と、リモコン装置に設置されて全身浴に対応した湯張りを指令する湯張りスイッチ(ふろ自動スイッチ186)と、リモコン装置に設置されて、半身浴に対応する湯張りを指令する半身浴スイッチ(メニューボタン180、開始ボタン182)と、湯張りスイッチの操作により、設定手段で設定された全身浴に対応した湯張り及び湯温に制御し、半身浴スイッチの操作により、設定手段で設定された半身浴入浴に対応した湯張り及び湯温に制御する制御手段(本体コントローラ6)とを備えた構成である。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動湯張り機能を備える給湯・追焚装置に関し、自動給湯時、半身浴設定で所望の水位及び湯温に設定可能な給湯・追焚装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動湯張り機能を備える給湯・追焚装置は、予め湯温や浴槽水位を設定することができ、浴槽に対する給湯はその設定湯温及び設定水位に浴槽水位及び湯温を制御する機能を備えているとともに、給湯後、湯温や水位の変化を監視し、快適な入浴ができるように浴槽水位に給湯し、保温する機能を備えている。
【0003】
ところで、入浴方法には全身浴や半身浴があり、通常、浴槽内水位は全身浴に対応した水位が設定されており、半身浴は入浴者が調整する方法が一般的である。このような半身浴や全身浴に対応する入浴方法に関する先行特許文献には次のようなものがある。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−267255号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2002−360653号公報
【0006】
【特許文献3】
特開平6−235551号公報
【0007】
特許文献1には、全身浴か半身浴かの選択に応じた浴槽内水位を自動調整する風呂装置が開示され、特許文献2には半身浴か全身浴かの入浴方法の選択に対応した入浴条件の設定が可能な浴室設備について開示され、また、特許文献3には、入浴者によって入浴温度や水位等の入浴条件を自動設定する風呂制御装置が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の給湯・追焚装置では、自動湯張り時、水位及び湯温は任意に設定することが可能であるが、好みにより設定を変更するには一定の手順が必要であり、入浴者がその設定を変更するには煩わしいものである。
【0009】
半身浴では浴槽水位を低く設定し、全身浴水位とは全く別個に設定する必要がある。そのため、入浴者が水位が高いと感じたとき、応急措置として浴槽の排水栓を抜き、浴槽水を排出させる水位調節が必要である。このような水位調節を行うと、給湯・追焚装置が保温・足し湯モードである場合、自動的に足し湯が行われ、設定水位に浴槽水位が復帰し、半身浴ができないおそれがある。入浴者はその自動湯張り動作における保温動作を予めOFFする必要があるが、このような動作モードに配慮することは非常に面倒である。
【0010】
特許文献1に記載された風呂装置では排水制御によって半身浴に適する浴槽水位に制御することを開示したにすぎず、特許文献2に記載された浴室設備では半身浴に適する湯温や入浴時間等の入浴条件を制御することを開示したにすぎない。また、特許文献3に記載された風呂制御装置では、入浴者の好みの入浴条件を設定しているにすぎず、半身浴についての制御を行うものではない。
【0011】
そこで、本発明は、半身浴に適した浴槽水位や湯温の自動設定を可能にした給湯・追焚装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の給湯・追焚装置は、リモコン装置20からの指令に基づき、浴槽8の湯張り機能又は浴槽水の追焚き機能を備えた給湯・追焚装置2であって、全身浴と半身浴に応じて浴槽水位又は湯温を設定する設定手段(設定スイッチ178)と、前記リモコン装置に設置されて全身浴に対応した湯張りを指令する湯張りスイッチ(ふろ自動スイッチ186)と、前記リモコン装置に設置されて、半身浴に対応する湯張りを指令する半身浴スイッチ(メニューボタン180、開始ボタン182)と、前記湯張りスイッチの操作により、前記設定手段で設定された全身浴に対応した湯張り及び湯温に制御し、前記半身浴スイッチの操作により、前記設定手段で設定された半身浴入浴に対応した湯張り及び湯温に制御する制御手段(本体コントローラ6)とを備えたことを特徴とする。
【0013】
係る構成とすれば、設定手段により浴槽水位や湯温が全身浴又は半身浴に応じて制御手段に設定される。そこで、湯張りスイッチにより湯張りを指令すると、全身浴に応じた湯張り及び湯温設定が行われ、半身浴スイッチにより半身浴を指令すると、半身浴に応じた湯張り及び湯温に制御される。
【0014】
上記目的を達成するためには、前記制御手段は、全身浴と半身浴とを浴槽水位及び湯温を異なる設定範囲に自動設定する構成としてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1を参照して説明する。図1はその実施形態に係る給湯・追焚装置の概要を示している。
【0016】
給湯・追焚装置2は、給湯・追焚装置本体4と、給湯制御部を構成する本体コントローラ6とを備え、浴槽8への給湯、シャワーその他の一般給湯を行うとともに、浴槽8内の浴槽水BWの追焚きを行う。給湯・追焚装置本体4には給水Wが水道管等により導びかれ、給湯要求時、温水HWが給湯管に供給される。また、この給湯・追焚装置本体4と浴槽8の循環口10との間には循環路12が往管14及び戻り管16で構成され、浴槽8への給湯又は給水はこれら往管14又は戻り管16を通じて行われ、浴槽水BWの追焚きは循環路12を通じて行われる。本体コントローラ6は給湯や追焚き等の制御を行う手段であり、本体コントローラ6の操作は通信ケーブル18を通じてリモコン装置20により行われる。リモコン装置20は設置場所に応じて例えば、浴室リモコン22、台所リモコン24、その他、増設リモコン26で構成される。
【0017】
給湯・追焚装置本体4には、例えば、図2に示すように、給湯用熱交換器28、風呂用熱交換器30等が設置され、給湯用熱交換器28にはバーナ32、風呂用熱交換器30にはバーナ34が設置され、各バーナ32、34には燃料用ガスGが供給されるが、この燃料用ガスGのガス供給管36には、切替え、調整等の手段として、上流側からガス元弁38、ガス比例弁40、給湯ガス弁42、給湯ガス切替弁44、ふろガス弁46が設けられている。各バーナ32、34には共通の給気ファン48が設置され、個別にフレームロッド50、52、イグナイタ53、55が設置されている。
【0018】
入水管54には入水温度センサ56、給水量センサ58、熱交換器28の出湯側管路60には、熱交温度センサ62、出湯温度センサ64、水制御弁66、熱交換器28のバイパス管路にはバイパス水制御弁70、出湯側管路60と戻り管16との間の出湯管72には、注湯電磁弁74、注水量センサ76、逆止弁78、戻り管16にはポンプ80、切替弁82、水位センサ84、ふろ戻り温度センサ86が設置されている。ポンプ80にはポンプ流水スイッチ88が設置され、切替弁82には切替弁開リミットスイッチ82A、切替弁閉リミットスイッチ82Bが設置されている。水位センサ84は戻り管16に作用する浴槽水BWの圧力により、浴槽水BWの水位を検出する。
【0019】
本体コントローラ6は、例えば、図3に示すように、制御手段及び演算手段としてCPU(Central Processing Unit )90、記憶手段としてROM(Read−Only Memory)92、RAM(Random−Access Memory)94、クロック回路96、送受信回路98、電源回路100、インターフェイス回路(I/F)102、104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、アナログ・ディジタル(A/D)変換回路126、128、130、132、134、駆動回路136、138、140、142、144、146、148、150、152、154、156、158等が設置され、電源回路100には交流電源が供給される。I/F102〜124は水位センサ84等の各種センサからの検出信号をCPU90側に入力するための手段であり、アナログ・ディジタル変換回路126〜134は検出信号がアナログ信号の場合にディジタル信号に変換する手段であり、また、駆動回路136〜158はCPU90の出力信号に応じて駆動出力を給湯ガス弁42等の駆動手段に供給する手段である。
【0020】
また、リモコン装置20の浴室リモコン22について、図4を参照して説明する。図4は、浴室リモコン22の前面パネルの構成を示している。
【0021】
この浴室リモコン22の筐体162の前面パネル部164に表示部166が設置され、この表示部166の左右及び下側に、運転スイッチ168、インターホン装置のスピーカ170及びマイクロホン172、通話スイッチ173、給湯温度設定用の上ボタン174、下ボタン176、設定ボタン178、メニューボタン180、開始ボタン182、停止ボタン184、ふろ自動スイッチ186、ふろ自動表示部194、追焚きスイッチ188、追焚き表示部196等が設置されている。また、表示部166には、セグメント表示部190、省電力表示部192等の各種表示部が設定されている。
【0022】
また、この浴室リモコン22には、例えば、図5に示すように、制御手段及び演算手段としてCPU(Central Processing Unit )200、記憶手段としてROM(Read−Only Memory)202、RAM(Random−Access Memory)204、クロック回路206、音声用ROM208、タイマー209、音声信号変調・データ変換回路210、音声データ送受信回路212、音声データ変換・復調回路214、制御データ送受信回路216、インターホン/音声切替回路218、音声データ出力回路220及びインターフェイス回路(I/F)221、222、223、224、225、226、227、228、229、230、駆動回路231、表示回路232、233、234、セグメント表示部190、省電力表示部192、ふろ自動表示部194、追焚き表示部196等が設置されている。音声信号変調・データ変換回路210は、CPU200の指示によりマイクロホン172の音声信号をデータ変換して変調する手段であり、その音声データは音声データ送受信回路212を通して本体コントローラ6に送信され、他のリモコン24、26との通話が行われる。他のリモコン24、26や本体コントローラ6からの音声信号は、音声データ送受信回路212を通して受信され、音声データ変換・復調回路214を通して復調され、スピーカ170から音声として出力される。制御データ送受信回路216は、浴室リモコン22と本体コントローラ6との制御データの送受を行う手段である。I/F221〜230は運転スイッチ168等の各種スイッチからの操作信号をCPU200側に入力するための手段である。
【0023】
図6は、浴室リモコン22の表示部166の全表示を示している。この全表示において、ふろ表示251は、8の字セグメント表示と「分」は入浴時間の表示である。また、給湯表示253は、8の字セグメント表示と「℃」は給湯温度の表示である。ふろ表示251側の炎マーク238はふろ燃焼表示であり、ふろ燃焼中に表示される。「たし湯」表示は、たし湯運転中に表示される。「ぬるく」表示はぬるく運転中に表示される。ふろ水位表示(水位バー)240は風呂の設定水位を表示する。「予約」表示は予約スイッチが「入」のとき表示される。「予約」時刻表示は風呂が沸く時刻を表示する。「現在時刻」表示は現在時刻を表示する。242は給湯燃焼表示としての炎マークであり、給湯燃焼中を表示する。省電力表示部192(省電力ランプ)は省電力機能の動作中に点灯する。「ポンプ」表示はポンプ運転中を表示し、「優先」表示は浴室リモコン22に優先があるときに表示される。また、「半身浴」表示は半身浴モードにあるとき表示され、メニューバー244は現在設定してあるメニューの下へ表示される。また、255は、浴槽8への注湯を示している。
【0024】
また、リモコン装置20の台所リモコン24について、図7及び図8を参照して説明する。図7は台所リモコン24の前面パネルの構成を示し、図8は台所リモコン24の扉を開いた前面パネル部の構成を示している。この台所リモコン24において、浴室リモコン22と共通部分には共通符号を付してある。
【0025】
この台所リモコン24の筐体262の前面パネル部264に表示部166が設置され、この表示部166の左右及び下側に、運転スイッチ168、インターホン装置のスピーカ170及びマイクロホン172、通話スイッチ173、給湯温度設定用の上ボタン174、下ボタン176、設定ボタン178、ふろ自動スイッチ186、セグメント表示部190等の各種表示部が設定されている。
【0026】
また、この台所リモコン24の前面パネル部264の下部には給湯温度設定用の上ボタン174、下ボタン176を備える扉266が設けられ、この扉266を開くと、前面パネル部264には設定スイッチ178、上ボタン174、下ボタン176が設置されている。また、この台所リモコン24は、既述した図5に示す浴室リモコン22と同様の制御部を備えているが、共通符号を付してその説明を省略する。
【0027】
以上述べたように、半身浴スイッチとしてメニューボタン180及び開始スイッチ182が設置され、このメニューボタン180の操作により、表示部166のメニュー表示「半身浴」を選択することができる。この「半身浴」の選択と、開始スイッチ182の操作により、半身浴モードの水位及び湯温での湯張りが行われる。この場合、半身浴の最低水位は通常水位、即ち、全身浴の水位の最低水位より低い設定水位にシフトさせる。
【0028】
この半身浴モードの動作を図9ないし図11を参照して説明する。図9ないし図11は、半身浴モードの動作を表すフローチャートである。
【0029】
半身浴は、リラクゼーション効果のある入浴方法であり、鳩尾程度の水位と38℃程度の温度が最適であることが知られている。この半身浴に必要な給湯においては、自動湯張りと同様に、湯張り、追焚き、足し湯を行うが、浴槽水位と湯温は全身浴とは別に設定される。全身浴モードにおいて、浴槽水位は、所定のレベル範囲例えば、30〜60〔cm〕の所定のレベル間隔により段階設定であり、湯温は、所定の温度範囲例えば、37〜48〔℃〕の所定の温度間隔により段階設定となる。また、半身浴モードにおいて、浴槽水位は、所定のレベル範囲例えば、26〜36〔cm〕の所定のレベル間隔により段階設定であり、湯温は所定の温度範囲例えば、37〜48〔℃〕の所定の温度間隔により段階設定となる。半身浴モードでは、例えば、図12に示すように、浴室リモコン22の表示部166に湯温等が表示される。
【0030】
そこで、半身浴を行う場合、メニューモードにおいて、メニューボタン180により「半身浴」を選択し(ステップS1)、このとき、表示部166には「半身浴」が点滅し(図12)、半身浴モードへの移行を報知する(ステップS2)。開始ボタン182を押すと(ステップS3)、機能ON受付音を発し、「半身浴」が点滅から点灯に変わり(ステップS4)、動作中以外の表示は消灯、「半身浴」表示及びメニューバー244が点灯し、メニューモードが終了する。この場合、他動作中に「半身浴」をONした場合(ステップS5)、今まで表示していたメニューバー244が消灯し、「半身浴」の下に移る。ここで、半身浴モードに移行するが、操作されているリモコン装置20の種類を判定し(ステップS6)、この実施形態では、浴室リモコン22か否かを判定する。このような判定を行うのは、浴室リモコン22の操作では設定内容の変更を可能にし、浴室リモコン22以外では設定内容の変更を禁止し、例えば、台所リモコン24で半身浴モードに移行する場合には即座に半身浴モードを実行することになる(ステップS24〜S32)。
【0031】
浴室リモコン22では、「半身浴」が点灯すると、一定時間後例えば、1秒後に『半身浴ふろ水位を変更する場合は、上下ボタンで入力して、設定ボタンを押して下さい。』を所定回例えば、2回発し(ステップS7)、「半身浴」の「ふろ水位」が点滅表示し、半身浴用のふろ水位変更モードになる(ステップS8)。
【0032】
ふろ水位設定(ステップS9〜S14)後、設定ボタン178を押すと、『ポッ』(所定の周波数例えば、1kHz)音を発し(ステップS15)、ふろ水位変更モードが終了する。「半身浴」の「ふろ水位」は点灯表示になる。このふろ水位変更モードが終了すると、『半身浴ふろ温度を変更する場合は、上下ボタンで入力して、設定ボタンを押して下さい。』を所定回例えば、2回を発し(ステップS16)、「半身浴」の「ふろ温度」が点滅表示し、半身浴用のふろ温度変更モードになる(ステップS17)。
【0033】
ふろ温度設定後、設定ボタン178を押すと(ステップS18〜S22)、『ポッ』(例えば、周波数1kHz)音を発し(ステップS23)、ふろ温度変更モードが終了し、「半身浴」の「ふろ温度」が点灯表示し、半身浴モードが開始される(設定終了にて半身浴になる)。半身浴モードが開始されると、「湯」(例えば、浴槽下部の赤色バー)が左から右へ順に点灯し、『お湯張りを始めます。おふろの栓はしましたか』を所定回例えば、2回発する(ステップS24)。半身浴用ふろ水位、ふろ温度変更モード中に上ボタン174、下ボタン176を押さないまま、一定時間例えば、5秒以上経過すると、変更モードを終了し、半身浴モードを開始する。この場合、上ボタン174又は下ボタン176が押された後、一定時間例えば、10秒、上ボタン174又は下ボタン176が押されていないときは、一定時間例えば、5秒が経過すると、変更モードを終了し、半身浴モードを開始する(ステップS25)。このような時間設定を行ってモード変更を行うのは、処理の迅速性と簡易性を高めるためである。
【0034】
半身浴用ふろ水位、ふろ温度を変更中に開始ボタン182が押された場合には告知手段として例えば、機能ON受付音を発し、変更モードを終了し、半身浴動作を開始する。また、半身浴用ふろ水位、ふろ温度を変更中に停止ボタン184を押すと、告知手段として例えば、機能OFF受付音を発し、変更モードを終了し、半身浴動作を終了する。半身浴動作中、「半身浴」表示及びそのメニューバー244が点灯しているとき、停止ボタン184を押すと、告知手段として例えば、機能OFF受付音を発し、「半身浴」表示及びそのメニューバー244、「湯」表示が消灯し、半身浴動作を終了する。半身浴動作中、「半身浴」表示及びそのメニューバー244の点灯、消灯に拘わらず、メニューボタン180で「半身浴」を選択し(「半身浴」点滅中)、停止ボタン184を押すと、機能OFF受付音を発し、「半身浴」表示、「湯」表示が消灯し、動作を終了する。半身浴(保温を含む)が終了すると、「半身浴」表示が消灯し、半身浴動作が終了する。
【0035】
また、この場合、台所リモコン24又は増設リモコン26で半身浴動作を開始させると、「半身浴」表示及びそのメニューバー244が点灯し、例えば、発声予告のメロディー、『お湯張りを始めます。おふろの栓はしましたか。』を所定回例えば、2回発する。この場合、水位、湯温の変更はできない。
【0036】
半身浴注湯の90%が終了した時点(ステップS26)で、半身浴完了予告を表すメロディーやメッセージとして、例えば、『もうすぐおふろに入れます。』を所定回例えば、2回発する(ステップS27)。自動湯張りが完了すると(ステップS28)、例えば、発声予告のメロディー、『おふろが沸きました。』を所定回例えば、2回発する(ステップS29)。半身浴動作(保温を含む)が終了する(ステップS28〜S32)と、半身浴OFFとなるとともに、「半身浴」表示が消灯する。半身浴動作中に半身浴をOFFすると、半身浴動作はこの時点で終了となり、「半身浴」表示も消灯する。
【0037】
このような操作により半身浴が行われ、半身浴の後、ふろ自動スイッチ186を押すことにより、全身浴に移行することが可能である。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、次の効果が得られる。
a 自動湯張り運転とは別に半身浴モードが設定され、全身浴モードでは通常の自動運転の設定で湯張りを行い、半身浴モードでは、半身浴設定にて自動注湯を行うことができる。2種類の設定により、特別なハードウェアの追加を伴わず、手軽に全身浴か半身浴かを行うことができる。
b 入浴者が自動給湯に配慮しながら浴槽栓を開閉する等の操作が不要となり、半身浴設定で自動的に沸き上げ、半身浴を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る給湯・追焚装置の概要を示す図である。
【図2】給湯・追焚装置を示す図である。
【図3】本体コントローラの構成を示すブロック図である。
【図4】浴室リモコンの概要を示す図である。
【図5】浴室リモコンの構成を示すブロック図である。
【図6】浴室リモコンの表示部の表示内容を示す図である。
【図7】台所リモコンの概要を示す図である。
【図8】台所リモコンの扉を開いた状態を示す図である。
【図9】半身浴動作を示すフローチャートである。
【図10】図9に続く半身浴動作を示すフローチャートである。
【図11】図9、図10に続く半身浴動作を示すフローチャートである。
【図12】浴室リモコンの表示部の表示内容を示す図である。
【符号の説明】
2 給湯・追焚装置
6 本体コントローラ
8 浴槽
20 リモコン装置
178 設定スイッチ(設定手段)
180 メニューボタン(半身浴スイッチ)
182 開始ボタン(半身浴スイッチ)
186 ふろ自動スイッチ(湯張りスイッチ)
Claims (2)
- リモコン装置からの指令に基づき、浴槽の湯張り機能又は浴槽水の追焚き機能を備えた給湯・追焚装置であって、
全身浴と半身浴に応じて浴槽水位又は湯温を設定する設定手段と、
前記リモコン装置に設置されて全身浴に対応した湯張りを指令する湯張りスイッチと、
前記リモコン装置に設置されて、半身浴に対応する湯張りを指令する半身浴スイッチと、
前記湯張りスイッチの操作により、前記設定手段で設定された全身浴に対応した湯張り及び湯温に制御し、前記半身浴スイッチの操作により、前記設定手段で設定された半身浴入浴に対応した湯張り及び湯温に制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする給湯・追焚装置。 - 前記制御手段は、全身浴と半身浴とを浴槽水位及び湯温を異なる設定範囲に自動設定することを特徴とする請求項1記載の給湯・追焚装置。
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