JP2011153801A - 給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】省エネ化を実現しつつ、利用者の使い勝手も向上することができる給湯装置を提供する。
【解決手段】台所リモコン装置2と風呂リモコン装置1とを給湯装置の制御装置3に信号接続する。リモコン装置1,2にはそれぞれ給湯装置によって給湯する湯の温度を設定するための給湯温度設定手段56,58と、どちらのリモコン装置1,2の給湯温度設定手段56,58によって設定された設定温度で給湯を行うかの優先権を決定する優先決定手段55,57とを設け、各リモコン装置1,2には予め省エネ水量を設定する。優先対応給湯制御手段54が、優先権が決定されているリモコン装置1,2の給湯温度設定手段56,58によって設定された設定温度の湯を、そのリモコン装置1,2に設定されている省エネ水量で出湯するように省エネモードの給湯動作を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、給湯機能を有する給湯装置に関するものである。
給湯先への給湯機能を備えた給湯装置には、様々なものが提案されており、例えば、給湯装置周辺の騒音を検出し、その騒音が小さいときに、給湯装置内部のバーナの最大燃焼量を制限することにより、バーナ燃焼時の音を小さくする機能を備えたものが提案されている(例えば、特許文献1、参照)。この提案には、給湯装置周辺の騒音が小さい時には、給湯流量(出湯流量)を絞って少ない流量で給湯を行うことによって、バーナの燃焼量を小さくしても給湯の湯温を設定温度に保つようにし、低い温度の湯が出湯されることによる不快感をなくすようにしていることが記載されている。
特開平8−33198号公報
しかしながら、前記提案のように、給湯装置周辺の騒音が小さい時には給湯流量を小さく絞って出湯するようにすると、給湯装置周辺の騒音が小さくても、都合によって多めの給湯流量での出湯を行いたい場合に所望の流量の出湯を行うことができずに使い勝手が悪いといった問題があった。また、最近では、給湯装置の性能向上によってバーナの燃焼量が大きくても以前に比べて騒音を小さくできるようになっており、そのような給湯装置においては、給湯装置周辺の音に対応させるよりも、むしろ、省エネルギー化(省エネ化)の観点から給湯流量の制御を行うことが望ましいのではないかと、本発明者は考えている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、省エネ化を実現しつつ、利用者の使い勝手も向上することができる給湯装置を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、次の構成をもって課題を解決する手段としている。すなわち、第1の発明は、浴室配置の風呂リモコン装置と浴室以外の場所に配置される非風呂リモコン装置とに接続されている給湯装置であって、該非風呂リモコン装置と風呂リモコン装置には、それぞれ前記給湯装置によって給湯する湯の温度を設定するための給湯温度設定手段と、非風呂リモコン装置と風呂リモコン装置のどちらのリモコン装置の給湯温度設定手段によって設定された設定温度で給湯を行うかの優先権を決定する優先決定手段とが設けられており、また、前記風呂リモコン装置には予め省エネ水量が設定されており、前記風呂リモコン装置に優先権が決定されているときには前記風呂リモコン装置の給湯温度設定手段によって設定された設定温度の湯を前記風呂リモコン装置に設定されている省エネ水量で出湯するように省エネモードの給湯動作を行い、前記非風呂リモコン装置に優先権が決定されているときには前記非風呂リモコン装置の給湯温度設定手段によって設定された設定温度の湯を給湯先に設けられている給湯栓の開度に応じた水量で出湯するように制御する優先対応給湯制御手段が設けられている構成をもって課題を解決する手段としている。
また、第2の発明は、前記第1の発明の構成に加え、前記優先対応給湯制御手段は、風呂リモコン装置に優先権が決定されているときには、給湯の開始時に予め定められた省エネ開始猶予期間が経過するまでは給湯先に設けられている給湯栓の開度に応じた水量の出湯を行い、前記省エネ開始猶予期間が経過した以降に出湯の水量を絞って前記風呂リモコン装置に設定されている省エネ水量の出湯を行うように省エネモードの給湯動作を行う構成としたことを特徴とする。
さらに、第3の発明は、前記第1または第2の発明の構成に加え、前記非風呂リモコン装置には予め省エネ水量が設定されており、優先対応給湯制御手段は、前記非風呂リモコン装置に優先権が決定されているときには前記非風呂リモコン装置の給湯温度設定手段によって設定された設定温度の湯を給湯栓の開度に応じた水量の代わりに前記非風呂リモコン装置に設定されている省エネ水量で出湯するように省エネモードの給湯動作を行う構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第4の発明は、前記第3の発明の構成に加え、優先対応給湯制御手段は、非風呂リモコン装置に優先権が決定されているときには、給湯の開始時に予め定められた省エネ開始猶予期間が経過するまでは給湯先に設けられている給湯栓の開度に応じた水量の出湯を行い、前記省エネ開始猶予期間が経過した以降に出湯の水量を絞って前記非風呂リモコン装置に設定されている省エネ水量の出湯を行うように省エネモードの給湯動作を行う構成としたことを特徴とする。
さらに、第5の発明は、前記第1乃至第4のいずれか一つの発明の構成に加え、前記省エネ水量の出湯を行うことによって、該省エネ水量の出湯の代わりに給湯先に設けられている給湯栓の開度に応じた水量の出湯を行う場合に比べて削減できるエネルギー削減量を算出する削減エネルギー算出手段を有することを特徴とする。
さらに、第6の発明は、前記第5の発明の構成に加え、前記風呂リモコン装置と非風呂リモコン装置の少なくとも一方には、削減エネルギー算出手段によって算出したエネルギー削減量に対応してエネルギー削減量の情報を報知する報知手段を有することを特徴とする。
さらに、第7の発明は、前記第1乃至第6のいずれか一つの発明の構成に加え、前記風呂リモコン装置と非風呂リモコン装置の少なくとも一方には、省エネモードの給湯動作を行っていることを報知する報知手段が設けられていることを特徴とする。
さらに、第8の発明は、前記第1乃至第7のいずれか一つの発明の構成に加え、前記風呂リモコン装置と非風呂リモコン装置の少なくとも一方には、省エネモードの給湯動作を行っていることを報知する報知手段が設けられていることを特徴とする。
さらに、第9の発明は、前記第1乃至第8のいずれか一つの発明の構成に加え、前記風呂リモコン装置と非風呂リモコン装置の少なくとも一方には、給湯装置の省エネモードの給湯動作機能をオン設定するエコ運転オン操作部が設けられていることを特徴とする。
さらに、第10の発明は、前記第1乃至第9のいずれか一つの発明の構成に加え、前記風呂リモコン装置と非風呂リモコン装置の少なくとも一方には、給湯装置の省エネモードの給湯動作機能をオフ設定するエコ運転解除操作部が設けられていることを特徴とする。
さらに、第11の発明は、前記第10の発明の構成に加え、前記エコ運転解除操作部を有するリモコン装置には、給湯装置の動作指令操作手段を含む複数の操作手段が設けられて、これらの操作手段のうち予め定められた複数の操作手段が前記エコ運転解除操作部と成し、該エコ運転解除操作部としての複数の操作手段を同時に操作することにより給湯装置の省エネモードの給湯動作機能がオフ設定される構成としたことを特徴とする。
さらに、第12の発明は、前記第10または第11の発明の構成に加え、前記優先権が決定されている側のリモコン装置のエコ運転解除操作部により省エネモードの給湯動作機能がオフ設定された後に予め定められたオン待機時間が経過したときには、前記省エネモードの給湯動作機能のオン設定を自動的に行う自動オン設定手段を有することを特徴とする。
さらに、第13の発明は、前記第10または第11または第12の発明の構成に加え、前記優先権が決定されている側のリモコン装置のエコ運転解除操作部により省エネモードの給湯動作機能がオフ設定の操作が行われてから予め定められたオフ待機時間が経過した後に、前記省エネモードの給湯動作機能がオフ設定される構成としたことを特徴とする。
本発明によれば、優先対応給湯制御手段が設けられており、その一つの形態として、風呂リモコン装置に優先権が決定されているときには、風呂リモコン装置の給湯温度設定手段によって設定された設定温度の湯を風呂リモコン装置に設定されている省エネ水量で出湯するように省エネモードの給湯動作を行い、非風呂リモコン装置に優先権が決定されているときには非風呂リモコン装置の給湯温度設定手段によって設定された設定温度の湯を給湯先に設けられている給湯栓の開度に応じた水量で出湯するように制御する。したがって、非風呂リモコン装置に優先権を決定すれば、例えば台所で給湯利用をしている利用者が所望の設定温度の湯を所望の量だけ出湯できるので、使い勝手を良好にでき、その一方で、風呂リモコン装置に優先権を決定すれば、例えば浴室でシャワー等を利用する利用者が、省エネ水量での出湯により使いすぎを抑制でき、省エネ化を実現できる。
また、別の形態として、非風呂リモコン装置にも予め省エネ水量を設定し、優先対応給湯制御手段が、前記非風呂リモコン装置に優先権が決定されているときには、非風呂リモコン装置の給湯温度設定手段によって設定された設定温度の湯を非風呂リモコン装置に設定されている省エネ水量で出湯するように省エネモードの給湯動作を行う構成とすれば、非風呂リモコン装置に優先権を決定した場合に、給湯利用を非風呂リモコン装置に設定されている省エネ水量で行うことができる。そのため、どちらのリモコン装置に優先権が決定されている場合でも、給湯利用において使いすぎを抑制でき、より一層の省エネ化を実現できる。
また、非風呂リモコン装置にも省エネ水量を設定する構成においては、非風呂リモコン装置と風呂リモコン装置にそれぞれ省エネ水量を設定するので、各々の場所における給湯利用に対応させて、使い勝手と省エネ化とを両立できるような省エネ水量を設定でき、より一層使い勝手と省エネ化とを両立しやすくできる。
さらに、風呂リモコン装置に優先権が決定されているときに、優先対応給湯制御手段が、給湯の開始時に予め定められた省エネ開始猶予期間が経過するまでは給湯先に設けられている給湯栓の開度に応じた水量の出湯を行い、前記省エネ開始猶予期間が経過した以降に出湯の水量を絞って前記風呂リモコン装置に設定されている省エネ水量の出湯を行うように省エネモードの給湯動作を行うようにすると、給湯利用時の使い勝手をより向上させることができる。
また、同様に、優先対応給湯制御手段は、非風呂リモコン装置に優先権が決定されているときには、給湯の開始時に予め定められた省エネ開始猶予期間が経過するまでは給湯先に設けられている給湯栓の開度に応じた水量の出湯を行い、前記省エネ開始猶予期間が経過した以降に出湯の水量を絞って前記非風呂リモコン装置に設定されている省エネ水量の出湯を行うように省エネモードの給湯動作を行う構成とすることによっても、給湯利用時の使い勝手をより向上させることができる。
つまり、これらの構成によると、給湯の開始時に、予め定められた省エネ開始猶予期間が経過するまでは、給湯先に設けられている給湯栓の開度に応じた水量の出湯を行うことにより、給湯開始時は所望の流量の湯を使うことができる。また、たとえ前回の給湯から今回の給湯までに時間がたっている場合に、給湯装置と給湯先とをつなぐ管路内の水が冷えていても、その水は給湯開始時から短時間で出終わり、その後、設定温度程度の湯が出湯されることになるので、利用者の使い勝手を向上させることができる。そして、前記省エネ開始猶予期間が経過した以降は出湯の水量を絞り、予め定められる省エネ水量の出湯を行うことにより、省エネ化を実現することができる。
さらに、省エネ水量の出湯を行うことによって、該省エネ水量の出湯の代わりに給湯先に設けられている給湯栓の開度に応じた水量の出湯を行う場合に比べて削減できるエネルギー削減量を算出する削減エネルギー算出手段を設けることにより、省エネ水量の出湯を行うことにより、どの程度のエネルギー削減が実現できたかを求めることができる。
さらに、風呂リモコン装置と非風呂リモコン装置の少なくとも一方に、削減エネルギー算出手段によって算出したエネルギー削減量に対応してエネルギー削減量の情報を報知する報知手段を設けることによって、省エネ水量の出湯を行うことにより、どの程度のエネルギー削減が実現できたかを利用者に知らせることができる。そのため、利用者が省エネ化の度合いを知ることができるようになるので、例えば利用者の省エネ化の実現の意識を高めることができる。
さらに、風呂リモコン装置と非風呂リモコン装置の少なくとも一方に、省エネモードの給湯動作を行っていることを報知する報知手段を設けることにより、省エネモードの給湯動作によって、給湯流量が小さくされたことを利用者に知らせることができる。そのため、利用者に湯の使いすぎを認識させることができ、利用者の省エネ化実現の意識を高めることができる。
さらに、風呂リモコン装置と非風呂リモコン装置の少なくとも一方に、省エネモードの給湯動作機能をオン設定するエコ運転オン操作部を設けることにより、エコ運転オン操作部の操作によって、容易に給湯装置の省エネモードの給湯動作機能をオン設定することができる。
さらに、風呂リモコン装置と非風呂リモコン装置の少なくとも一方に、給湯装置の省エネモードの給湯動作機能をオフ設定(解除)するエコ運転解除操作部を設けることにより、リモコン装置のエコ運転解除操作部を利用者が操作することによって、必要に応じて給湯装置の省エネモードの給湯動作機能をオフ設定することができる。
さらに、リモコン装置に設けられている給湯装置の動作指令操作手段を含む複数の操作手段のうち、予め定められた複数の操作手段をエコ運転解除操作部と成し、該エコ運転解除操作部としての複数の操作手段を同時に操作することにより給湯装置の省エネモードの給湯動作機能がオフ設定される構成とすることにより、省エネモードの給湯動作機能をオフ設定するための専用の操作部を設ける必要が無く、その分だけ装置構成を簡略化できる。また、複数の動作指令操作手段を同時に操作しなければ省エネモードの給湯動作機能を解除できないので、省エネモードの給湯動作を容易には解除できないため、給湯装置によってできるだけ省エネモードの給湯動作で給湯動作を行うようにすることができ、省エネ化の実現に貢献できる。
さらに、優先権が決定されている側のリモコン装置のエコ運転解除操作部により省エネモードの給湯動作機能がオフ設定された後に予め定められたオン待機時間が経過したときには、前記省エネモードの給湯動作機能のオン設定を自動的に行う自動オン設定手段を設けると、例えば利用者の都合によって省エネモードの給湯動作機能を解除しても、その後、前記オン待機設定時間経過後には、再び自動的に省エネモードの給湯動作機能がオン設定されるので、より省エネ化を実現しやすいし、省エネモードの給湯機能のオンオフを頻繁に行う必要もない。
さらに、優先権が決定されている側のリモコン装置のエコ運転解除操作部により省エネモードの給湯動作機能がオフ設定の操作が行われてから予め定められたオフ待機時間が経過した後に、前記省エネモードの給湯動作機能がオフ設定される構成とすることにより、省エネモードの給湯動作機能の解除がすぐには行われない分だけ、省エネ化を実現しやすい。
本発明に係る給湯装置の一実施例における制御構成を説明するためのブロック構成図である。 実施例の給湯装置のシステム構成図である。 実施例の給湯装置の省エネモードの給湯動作と、この給湯動作時のリモコン装置による報知動作を説明するための模式的な説明図である。 非風呂リモコン装置と風呂リモコン装置の操作状況を模式的に示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図2には、本発明に係る給湯装置の一実施例におけるシステム構成が模式的に示されている。同図に示すように、この給湯装置27には、追い焚きバーナ16と、2つの燃焼面を持つ給湯バーナ10とが設けられており、該給湯バーナ10の上側には給湯熱交換器7が、前記追い焚きバーナ16の上側には追い焚き熱交換器15がそれぞれ設けられている。給湯熱交換器7の入側には給水通路5が設けられ、該給水通路5には、入水温度センサ6と流量センサ4とが介設されている。給湯熱交換器7の出側には給湯温度センサ8が設けられており、給湯通路11が接続されている。給湯通路11には、水量制御弁49が介設されている。
前記追い焚き熱交換器15の入側には、管路19と追い焚き循環ポンプ21とを介して戻り管23が接続され、追い焚き熱交換器15の出側に往管24が接続されている。往管24と戻り管23とは浴槽26に接続されており、これら往管24、戻り管23、追い焚き熱交換器15、管路19を有して追い焚き循環通路25が形成されている。該追い焚き循環通路25は、注湯通路14を介して前記給湯通路11に接続されており、注湯通路14には、水位センサ20と注湯電磁弁23と流量センサ12とが介設されている。なお、図2において、符号22は流水スイッチ、符号9は給湯バーナ10へのガス通路、符号17は追い焚きバーナ16へのガス通路を、それぞれ示している。
給湯装置27の制御装置3には、風呂リモコン装置1と非風呂リモコン装置としての台所リモコン装置2とが信号接続されている。風呂リモコン装置1は浴室に配置されており、台所リモコン装置2は、風呂以外の配置場所である台所に、配置されている場合が多いが、例えばリビングダイニングキッチンの場合には、リビングに配置されている場合もある(この場合、リビングリモコン装置と称してもよい)。給湯装置27は、リモコン装置1,2の運転スイッチをオンした状態で給湯管路11から給湯先に設けられている給湯栓(図示せず)を開くことにより、給湯機能の動作が開始される。
この動作は、制御装置3内の燃焼制御部(図示せず)の制御によって、入水温度センサ6による入水温と、流量センサ4による給湯量に基づき、給湯温度センサ8により検出される給湯温(出湯温)が給湯設定温度となるように、給湯バーナ10を燃焼して行われる。そして、このバーナ燃焼10により、給湯栓の開度に応じた水量の水を給湯熱交換器7に通して湯を作成し、給湯管路11を通して台所や浴室等の給湯先へ湯を供給する。なお、バーナ燃焼の上限に達しても給湯設定温度とならない場合には、給湯設定温度となるまで水量制御弁49で水量を絞って設定温度の湯を給湯先に供給するようにするような場合もあるが、これを含めて、給湯栓の開度に応じた水量で給湯先から出湯される。
また、本実施例の給湯装置27は、前記給湯機能の動作の他に、湯張り機能の動作、追い焚き機能の動作、保温機能の動作を連続的に行う自動運転の機能や、追い焚き単独運転の機能を有している。自動運転の機能は、リモコン装置1,2の少なくとも一方に設けられている自動スイッチをオンすることにより開始するものであり、注湯電磁弁13が開かれ、前記給湯機能の動作と同様に給湯熱交換器7を通って加熱された湯が、給湯管路11から注湯路14に入り、戻り管23と往管24を有して構成される追い焚き循環路25を通して浴槽26へ落とし込まれる。
湯張りが完了したときに注湯電磁弁13が閉じられ、風呂温度センサ18によって検出される検出温度が湯張り設定温度(風呂設定温度)よりも低いときには追い焚き機能の動作が行われる。この追い焚き機能の動作は、循環ポンプ21が駆動されて浴槽26の湯水が追い焚き循環路25を通して循環されるものである。自動運転の動作においては、引き続き、予め設定された設定時間だけ、浴槽湯水の温度が風呂の設定温度よりも許容範囲を越えて低くならないように、保温機能の動作が行なわれる。なお、追い焚き単独運転の機能は、通常リモコン装置1に設けられている追い焚きスイッチが押されたときに、前記追い焚き機能の動作を行うものである。
図1には、本実施例の給湯装置27の特徴的な制御構成が模式的なブロック図により示されている。同図に示すように、リモコン装置1,2はそれぞれ、エコ運転オン操作部30、エコ運転解除操作部31、省エネ関連情報可変設定手段32、報知手段33を有している。また、風呂リモコン装置1は、優先決定手段55、給湯温度設定手段56を有し、台所リモコン装置2は、優先決定手段57、給湯温度設定手段58を有している。制御装置3は、優先対応給湯制御手段54、燃焼制御部50、メモリ部40、削減エネルギー算出手段39を有しており、優先対応給湯制御手段54は、流量センサ4と流量制御弁49に電気的に接続されている。
なお、図3(d)には、風呂リモコン装置1の外観図の一例が示されており、同図に示すリモコン装置1は、表示画面41を有し、該表示画面41の側部には、スピーカ47と、複数の操作手段が設けられている。この操作手段は、給湯装置27の可動の有無を操作するための運転スイッチ42と、給湯装置27の追い焚き運転を指示する追い焚きスイッチ43と、給湯装置27の自動運転を指示する自動スイッチ44と、通話スイッチ45と、エコ運転スイッチ(エコ運転ボタン)46であり、スイッチ42,43,44は、給湯装置27の動作指令操作手段として機能する。リモコン装置1,2の態様は特に限定されるものではないが、本実施例に適用されている台所リモコン装置2は、風呂リモコン装置1の追い焚きスイッチ43を除いた構成を有している。
給湯温度設定手段56,58は、給湯装置27によって給湯する湯の温度を設定するための手段であり、リモコン装置1,2に設けられている適宜の操作手段(例えば図3(d)の符号60を参照)を操作することにより、適宜の給湯温度が設定される。図3(d)に示すように、設定された給湯設定温度は、リモコン装置1の表示画面41に表示される。なお、ここでは、給湯設定温度が42℃に設定されている。また、台所リモコン装置2においても同様に、表示画面41に表示される。
優先決定手段55,57は、台所リモコン装置2と風呂リモコン装置1のどちらのリモコン装置の給湯温度設定手段によって設定された設定温度で給湯を行うかの優先権を決定する手段であり、例えば図3(d)の優先決定ボタン61を操作することにより設定される。なお、図3(d)には、風呂リモコン装置1の優先決定手段55によって優先権が決定された状態を示しており、優先権が決定された側のリモコン装置1,2の表示画面41には、「優先」の文字が表示される。
エコ運転オン操作部30は、給湯装置27の省エネモードの給湯動作をオン設定する(給湯通路27が省エネモードの給湯動作を行うようにする)操作部であり、前記エコ運転スイッチ46により形成されている。エコ運転スイッチ46をオンする(ここでは押す)と、このオン信号(オン設定信号)が制御装置3の優先対応給湯制御手段54に加えられる。
エコ運転解除操作部31は、給湯装置27の省エネモードの給湯動作機能をオフ設定(解除)する操作部であり、この解除信号を優先対応給湯制御手段54に加える。本実施例において、エコ運転解除操作部31は、リモコン装置1,2の前記スイッチ42〜46のうち、適宜の複数(ここでは2つ)のスイッチにより形成され、そのスイッチを同時に操作する(押す)ことにより、給湯装置27の省エネモードの給湯動作機能が解除される構成と成している。
なお、エコ運転スイッチ46がエコ運転解除操作部31も兼用する構成とし、エコ運転スイッチ46がオンの状態で、さらにエコ運転スイッチ46を押すことにより、給湯装置27の省エネモードの給湯動作機能がオフ設定される構成としたり、専用のエコ運転解除操作部31を設けたりすることもできるが、できれば本実施例のような態様として、省エネモードの給湯動作機能のオフ設定(解除)は、容易に行えないようにすることが好ましい。
また、エコ運転スイッチ46を省略し、例えば給湯の開始毎に、自動的に省エネモードの給湯動作機能のオン設定が行われるようにしてもよい。このようにすると、省エネモードの給湯動作機能のオン設定のためのエコ運転スイッチ46を省略できる。そして、前記の如く、リモコン装置1,2の前記スイッチ42〜46のうち、適宜の複数(ここでは2つ)のスイッチにより形成され、そのスイッチを同時に操作する(押す)ことにより、給湯装置27の省エネモードの給湯動作機能が解除される構成とすれば、省エネモードの給湯動作機能のオフ設定のための特別なスイッチ等も不要となり、リモコン装置1,2の操作面をすっきりさせることができる。
省エネ関連情報可変設定部32は、給湯装置27によって行う省エネモードの給湯動作に関する情報を設定するものであり、本実施例においては、風呂リモコン装置1と台所リモコン装置2で、それぞれ省エネ水量を設定できるようにしている。例えば風呂リモコン装置1では、省エネ水量を8リットル/分に設定し、台所リモコン装置2では、省エネ水量を5リットル/分に設定する等、適宜の値が設定される。また、省エネモードの給湯動作時に、給湯の開始時に予め定められた省エネ開始猶予期間が経過するまでは給湯先に設けられている給湯栓の開度に応じた水量の出湯を行い、前記省エネ開始猶予期間が経過した以降に出湯の水量を絞って省エネ水量の出湯を行うように、前記省エネ開始猶予期間も、各リモコン装置1,2の省エネ関連情報可変設定部32により設定される。この値は、例えば2分といった値に設定される。これらの値は、制御装置3のメモリ部40に格納される。
なお、この省エネ開始猶予期間は、給湯先までの配管内の湯水が冷えているにもかかわらず、給湯流量を小さくすると、冷えた水が出終わるのに時間がかかり、利用者が不快な思いをするので、その分は、給湯栓の開度に応じた流量で早めに出そうというものと、冷えた水が出終わった直後、すなわち利用者が湯の使用を始めようとした直後に給湯流量が小さくなると、使い勝手が悪く、利用者にストレスを与えるので、例えば1分くらいは給湯栓の開度に応じた水量での出湯を行うものである。
なお、冷えた水が出終わるまでに要する時間は、配管の距離に応じた値なので、工事業者が給湯装置内のディップスイッチ(切換スイッチ)やリモコン等を用いて設定してもよい。また、この値は、例えば給湯栓の開度に応じて可変してもよい。つまり、例えば給湯流量が10リットル/分のときに配管中の通過時間が40秒の場合には、給湯流量が8リットル/分のときには配管中の通過時間は50秒、6リットル/分のときには配管中の通過時間は53秒となるので、給湯栓の開度に応じて(つまり、給湯流量に応じて)、給湯流量が8リットル/分のときにはその値を50秒とするといったように可変してもよい。
また、台所リモコン装置2が設定されている台所の給湯先から給湯装置27までの距離と、風呂リモコン装置1が設定されている風呂の給湯先から給湯装置27までの距離とは異なる場合が多いので、給湯先に応じて前記配管中の通過時間を変えるようにしてもよい。この場合、リモコン装置1,2の優先権がどちらにあるのか(リモコン装置1,2のうち、どちらのリモコン装置で設定した給湯設定温度に基づいて給湯バーナ10の燃焼制御を行うか)によって前記通過時間設定値を可変するとよい。
さらに、例えば前回使用時から今回使用時までの使用待機時間が5分以内の場合は前回使用時に加熱されて配管内に滞留している湯が冷めていない状態で配管内が満たされているので、通過時間設定値を0としてもよい。また、前記使用待機時間中に配管内の湯の温度が低下する低下量は外気温によって異なるので、配管中の通過時間設定値を0とする使用待機時間を、外気温が5℃の時には3分以内、外気温が10℃の時には4分以内、外気温が15℃の時には5分以内、外気温が20℃の時には6分以内とする等、通過時間設定値を0とする使用待機時間を、外気温に応じて(あるいは、夏場と冬場によって)可変するようにしてもよい。
さらに、配管内を湯が通過するときに、夏場においては通過中に湯温は下がらないが、冬場には湯温が下がるので、サーミスタ等で外気温を検出し、その検出値に応じて、例えば冬場は省エネ開始猶予時間を例えば10秒加算した値に(追加補正)してもよい。また、この加算値も、給湯装置27から給湯先までの距離(配管距離)に応じ、例えば台所までの配管距離に比べ、浴室までの配管距離が2倍の場合には、20秒とするといったようにしてもよい。さらに、朝一番での使用は、配管が冷えているので、季節に応じた省エネ開始猶予期間に、さらに例えば10秒加算してもよい。
なお、省エネ関連情報可変設定部32は、例えばリモコン装置1,2に専用の操作部を設けて形成してもよいが、例えばリモコン装置1,2に予め設けられているスイッチ42〜46の操作と、給湯設定温度等の給湯関連情報を設定する操作手段の操作とを組み合わせて操作を行うことで、前記各値の設定が行えるようにしてもよい。
優先対応給湯制御手段54は、風呂リモコン装置1と台所リモコン装置2のうちの優先決定手段55,57の操作によって優先権が決定されている側のリモコン装置のエコ運転オン操作部30からのオン信号(省エネモードの給湯動作のオン設定信号)を受けてから、そのリモコン装置のエコ運転解除操作部31からの解除信号(給湯装置27の省エネモードの給湯動作の解除信号)が加えられるまでの間、前記優先権が決定されている側のリモコン装置の省エネ関連情報可変設定部32により設定された設定条件で、省エネモードの給湯動作を行うものである。
例えば、図4(a)〜図4(f)には、台所リモコン装置2と風呂リモコン装置1の操作状況が模式的に示されており、各操作部の操作オン状態が実線により示され、操作オフ状態が破線により示されている。図4(a)に示すように、台所リモコン装置2の優先決定手段57がオンされていて台所リモコン装置2に優先権が決定されており、台所リモコン装置2のエコ運転オン操作部30(エコ運転スイッチ46)がオンされている場合は、台所リモコン装置2の給湯温度設定手段56で設定されている給湯設定温度で、台所リモコン装置2の省エネ関連情報可変設定部32で設定されている条件に対応させて、省エネ開始猶予期間経過後に、台所リモコン装置2に設定されている省エネ水量で出湯するように省エネモードの給湯動作を行う。
また、図4(b)に示すように、風呂リモコン装置1の優先決定手段55がオンされていて風呂リモコン装置1に優先権が決定されており、風呂リモコン装置1のエコ運転オン操作部30(エコ運転スイッチ46)がオンされている場合は、風呂リモコン装置1の給湯温度設定手段56で設定されている給湯設定温度で、風呂リモコン装置1の省エネ関連情報可変設定部32で設定されている条件に対応させて、省エネ開始猶予期間経過後に、風呂リモコン装置1に設定されている省エネ水量で出湯するように省エネモードの給湯動作を行う。
一方、図4(c)に示すように、台所リモコン装置2の優先決定手段57がオンされていて台所リモコン装置2に優先権が決定されており、台所リモコン装置2のエコ運転オン操作部30(エコ運転スイッチ46)がオンされていない(省エネモードの給湯動作を行うように設定されていない)または、エコ運転解除操作部31による操作によって省エネモードの給湯動作を解除(行わないように)されている場合は、風呂リモコン装置1のエコ運転スイッチ46がオンされていても、省エネモードの給湯動作は行わないようにする。
また、図4(d)に示すように、風呂リモコン装置1の優先決定手段55がオンされていて風呂リモコン装置1に優先権が決定されており、風呂リモコン装置1のエコ運転オン操作部30(エコ運転スイッチ46)がオンされていない(省エネモードの給湯動作を行うように設定されていない)または、エコ運転解除操作部31による操作によって省エネモードの給湯動作を解除(行わないように)されている場合は、台所リモコン装置2のエコ運転スイッチ46がオンされていても、省エネモードの給湯動作は行わないようにする。
なお、省エネモードの給湯動作の制御に際し、優先対応給湯制御手段54は、燃焼制御部50に制御指令を加え、給湯バーナ10の燃焼制御を通常の給湯動作時と同様に燃焼制御部50により行い、給湯流量の制御は、優先対応給湯制御手段54が水量制御弁49の開弁量の制御によって行う。また、優先対応給湯制御手段54は、前記省エネモードの給湯動作時に、その流量制御情報を、リモコン装置1,2の報知手段33に加える。
報知手段33は、省エネ開始猶予期間が経過した以降は給湯流量を小さくすることを、例えば音声と表示の少なくとも一方により報知する。優先対応給湯制御手段54により、風呂リモコン装置1に設定された設定条件で省エネモードの給湯動作が行われると、給湯栓の開度が図3(a)の特性線aに示すように、一定であるのに対し、例えば、図3(b)の特性線bに示すように、前記省エネ開始猶予期間が経過するまで給湯栓の開度に対応した流量となり、省エネ開始猶予期間が経過した以降は、省エネ水量に絞られる。
そこで、報知手段33は、例えば、この図3(b)の特性線bに示すようなグラフをリモコン装置1,2の表示部に表示する。なお、この時間と給湯流量との関係グラフの表示は、給湯開始直後から時々刻々と行ってもよいし、前記省エネ開始猶予期間が経過したときに表示を開始して、その後、時々刻々と行ってもよい。また、報知手段33は、前記省エネ開始猶予期間が経過したときに、スピーカから、図3(d)に示すような内容の音声を発信する。ここで、音声の代わりに、ブザーやチャイムよって給湯流量が省エネ水量に絞られたことを報知するようにしてもよいし、ブザーやチャイムによる報知の後に、音声発信を行ってもよい。また、グラフ表示を行わずに、音声発信による報知のみでもよい。さらに、報知手段33は、図3(d)のBで示した枠内のように、マーク表示を行ってもよい。なお、このようなマークは、省エネモードの動作のオン設定時に表示するようにしてもよいし、流量が絞られるときに表示するようにしてもよい。
また、給湯流量を小さくして、その旨を、報知手段33によって音声等により報知しているときに運転スイッチ42を押すと、省エネモードの給湯動作機能を解除できるようにしてもよい。なお、通常は、運転スイッチ42がオンされていてリモコン装置1,2が可動状態のときに運転スイッチ42を押すと、リモコン装置1,2の運転オフ(可動無し)になるが、この場合は、リモコン装置1,2はオン(可動状態)のままで省エネモードの給湯動作の解除のみを行う構成とする。
削減エネルギー算出手段39は、前記省エネ開始猶予期間が経過した以降に省エネ水量の出湯を行うことによって、前記省エネ開始猶予期間が経過した以降も給湯栓の開度に応じた水量の出湯を行う場合に比べて削減できるエネルギー削減量を算出する。なお、風呂リモコン装置1に優先権が設定されていて、図3(b)に示したような流量制御を行う場合は、Aに示す部分のエネルギー削減量が算出される。例えば、このエネルギー削減量を熱量計算により求めると、次式(1)により求めることができる。
熱量=(設定温度−入水温度)×流量/効率・・・(1)
なお、ここで、流量は、給湯栓の開度に応じた水量から省エネ水量を差し引いた値となり、効率は、一定としたり、燃焼面毎の値としたりすることができる。削減エネルギー算出手段39は、求めたエネルギー削減量の値を、リモコン装置1,2の報知手段33に加える。
報知手段33は、削減エネルギー算出手段39によって算出したエネルギー削減量に対応して、エネルギー削減量の情報も報知する。このエネルギー削減量の情報報知は、例えばリモコン装置1,2の表示画面41にエネルギー削減量の情報を表示することにより行うことができる。表示方法としては、エネルギー削減量の数値を表示してもよいし、グラフィック表示を行うようにしてもよい。また、例えば図3(e)に示すように、1つ以上の葉の絵をエネルギー削減量に対応させて、エネルギー削減量が大きいほど葉の数を増やして表示するようにしてもよい。このように、葉の絵などを用いて表示を行うと、省エネ効果を利用者に一目で確認させることができるので、好ましい。
また、エネルギー削減量の情報表示を数値にて表示する場合に、給湯毎に、そのエネルギー削減量のみを表示してもよいし、給湯毎のエネルギー削減量の表示に加え、例えば給湯装置27の予め定められる単位使用期間におけるエネルギー削減量の積算値の表示を行ってもよいし、エネルギー削減量の積算値のみの表示を行ってもよい。
さらに、エネルギー削減量の情報報知は、音声発信により行ってもよいし、音声発信と表示の両方により行ってもよい。音声発信による報知も、給湯毎のエネルギー削減量のみでもよいし、給湯毎のエネルギー削減量と前記単位使用期間におけるエネルギー削減量の積算値の両方でもよいし、エネルギー削減量の積算値のみでもよい。
また、前記の如く流量制御を行うと、エネルギー削減の効果に加え、使用ガス量や二酸化炭素発生量も削減することができる。そこで、使用ガス削減量の算出手段や発生二酸化炭素削減量の算出手段を設け、エネルギー削減量に加え、使用ガス量の削減量や二酸化炭素発生量の削減量を求める機能を設けてもよい。この場合、削減できる使用ガス量は、例えば次式(2)により求めることができ、削減できる二酸化炭素発生量は、例えば次式(3)により求めることができる。
使用ガス削減量=熱量/1m当たりの発熱量・・・(2)
発生二酸化炭素削減量=使用ガス量×(CO換算係数)+流量×(CO換算係数)・・(3)
ここで、CO換算係数は、二酸化炭素係数のことであり、二酸化炭素排出量に換算する原単位である。この原単位は、燃料とするガス(天然ガスやプロパンガス)に応じたり、電気の発電所の種類(東京電力(株)の場合、COの排出量の少ない水力発電の割合が20%、原子力発電が24%である等)に応じたりして算出することが望ましい。また、流量は、前記と同様に、給湯栓の開度に応じた水量から省エネ水量を差し引いた値となる。
本実施例は以上のように構成されており、風呂リモコン装置1と台所リモコン装置2とにそれぞれ省エネ開始猶予期間と省エネ水量を設定し、リモコン装置1,2の優先権に対応させて流量制御を行うので、各々の場所における給湯利用に対応させて、使い勝手と省エネ化とを両立できる。
なお、本発明は前記実施例に限定されることはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、前記実施例では、風呂リモコン装置1と台所リモコン装置2にそれぞれ、省エネ開始猶予期間を与えたが、どちらか一方にのみ省エネ開始猶予期間を与えてもよいし、いずれのリモコン装置1,2にも省エネ開始猶予期間を与えずに、給湯開始直後から、省エネ水量での出湯を行うようにしてもよい。なお、給湯開始時から給湯流量を絞る制御を行うときには、その状態を、給湯流量を絞らない場合と比較してグラフ表示を行ってもよい。
また、前記実施例では、風呂リモコン装置1と台所リモコン装置2の両方で省エネ水量を設定するようにしたが、台所リモコン装置2側では、省エネ水量を設定せず、エコ運転オン操作部30やエコ運転解除操作部31を省略した構成としてもよい。この場合、優先対応給湯制御手段54は、台所リモコン装置2に優先権が決定されているときには、台所リモコン装置2の給湯温度設定手段58によって設定された設定温度の湯を、給湯先に設けられている給湯栓の開度に応じた水量で出湯するように制御するようにすればよい。
さらに、前記実施例では、風呂リモコン装置1と台所リモコン装置2の両方にエコ運転オン操作部30とエコ運転解除操作部31を設けたが、風呂リモコン装置1と台所リモコン装置2の少なくとも一方において、これらの操作部30,31の一方または両方を省略することもできる。
例えば図4(e)に示すように、風呂リモコン装置1にはエコ運転オン操作部30がない場合には、台所リモコン装置2の優先決定手段57がオンされていて台所リモコン装置2に優先権がある場合に、台所リモコン装置2のエコ運転解除操作部31からの解除信号が加えられるまでの間、台所リモコン装置2の省エネ関連情報可変設定部32により設定された設定条件で、省エネモードの給湯動作を行う。なお、この場合は、図4(f)に示すように、風呂リモコン装置1の優先決定手段55をオンして風呂リモコン装置1に優先権を移動させたら、台所リモコン装置2のエコ運転解除操作部31からの解除信号が加えられるまでの間、風呂リモコン装置1の省エネ関連情報可変設定部32により設定された設定条件に変えて、省エネモードの給湯動作を行う。
さらに、優先対応給湯制御手段54は、例えば、前記優先権が決定されている側のリモコン装置のエコ運転解除操作部31から省エネモードの給湯動作機能の解除信号が出力されたときに、省エネモードの給湯動作機能を一時的に解除し、予め定められたオン待機設定時間が経過した後には、自動的に、省エネモードの給湯動作機能を再開する(前記オン待機設定時間経過後に省エネモードの給湯動作機能のオン設定を自動的に行う自動オン設定手段をモード切換手段34に設ける)ようにしてもよい。このようにすると、例えば利用者の都合によって省エネモードの給湯動作機能を解除しても、その後、前記オン待機設定時間経過後には、再び自動的に省エネモードの給湯動作機能がオン設定されるので、より省エネ化を実現しやすいし、省エネモードの給湯機能のオンオフを頻繁に行う必要もない。
さらに、優先対応給湯制御手段54は、前記優先権が決定されている側のリモコン装置のエコ運転解除操作部31によって、省エネモードの給湯動作機能が解除されても、予め定められたオフ待機設定時間が経過するまでは、省エネモードの給湯動作機能の解除は行わないようにてもよい。この場合にも、省エネモードの給湯動作機能の解除がすぐには行われない分だけ、省エネ化を実現しやすい。
さらに、風呂リモコン装置1と台所リモコン装置2の少なくとも一方に、ガス量制御情報を与え、その値に基づき、省エネモードの給湯動作時に、給湯バーナ10に供給するガス量を小さくしてもよい。この場合、給湯温度を給湯設定温度に保つ場合には、給湯流量が小さくなり、また、給湯流量を絞らずに、給湯栓の開度に応じた流量に保つ場合には、給湯温度が設定温度よりも低く制御される。
さらに、リモコン装置1,2の報知手段33は省略することもできる。ただし、報知手段33を設けて、省エネモードの給湯動作によって給湯流量が小さくされたことを報知したり、この給湯流量の制御動作によって削減されるエネルギー削減量を報知したりすることによって、利用者の省エネ実行意識を高めることができるため、報知手段33を設ける方が好ましい。
さらに、リモコン装置1,2のエコ運転オン操作部30、エコ運転解除操作部31の少なくとも一方を省略し、これらの機能を制御装置3側に設けてもよい。ただし、リモコン装置1,2に、エコ運転オン操作部30、エコ運転解除操作部31を設けて前記実施例のように機能させることにより、使い勝手を向上できる。
さらに、リモコン装置1,2に、時計機構を設け、この時計機構によって計測する時刻が朝一番や夕方であるかに応じて、または、午前であるか午後であるかに応じて、優先対応給湯制御手段54による制御方法を変える機能を設けてもよい。この場合、例えば、朝一番での使用、すなわち、配管が冷えているときには、配管内の冷えた水が出終わっても湯の熱が配管に奪われ、冷えてしまった湯が出てくるので、その分を見込んで省エネ開始猶予期間を設定するようにしているが、リモコン装置1,2の優先権が風呂リモコン装置1にある場合は、給湯をシャワーとして使用する可能性が高く、体全体で湯の温度を感じるので、省エネ開始猶予期間をさらに長めに設定すると共に、浴室の混合水栓の混合比がスムーズに切り換わって湯温に変化を与えないように、図3(c)に示すように、流量を徐々に絞っていく制御としてもよい。なお、台所リモコン装置2に優先権が決定されている場合に、省エネ開始猶予期間の後に給湯流量を小さくする場合は、図3(b)に示すような流量制御とする。
さらに、リモコン装置1,2の少なくとも一方には、リモコン装置1,2の未使用時の時間が予め定められる設定時間経過したときには、リモコン装置1,2の運転をオフする機能を設け、節電が行えるようにしてもよい。
さらに、任意のリモコン装置の優先権をスイッチのオンオフで設定する代わりに、リモコン装置の配置場所やリモコン装置自体に、リモコン装置の配置場所に人がいることを検知する適宜の人感センサを設け、該人感センサによってリモコン装置の近くに人がいることを感知したときに、そのリモコン装置の優先権を自動的にオンさせる構成を設けてもよい。なお、台所リモコン装置2と風呂リモコン装置1の両方の配置場所に人がいることが検知されたときには、風呂リモコン装置1を優先させることが好ましい。
さらに、前記実施例では、給湯装置27に風呂リモコン装置1と台所リモコン装置2を信号接続したが、必要に応じ、洗面所に設けるリモコン装置を信号接続してもよいし、例えば暖房機能等を有する給湯装置には居間に設けるリモコン装置を信号接続してもよく、リモコン装置の信号接続数や配置態様等は適宜設定されるものである。
さらに、本発明の給湯装置のシステム構成は前記実施例で示した図2のシステム構成に限定されることはなく、適宜設定されるものである。つまり、給湯機能を有していれば、自動湯張り機能や追い焚き機能を有していなくてもよいし、暖房機能や太陽熱利用集熱機能などの他の機能を有していてもよい。
さらに、前記実施例では、ガスを燃焼させるバーナを備えた給湯装置としたが、本発明の給湯装置は、ガス以外の燃料を燃焼させて水を加熱して湯とする給湯装置としてもよいし、電気によって水を加熱して湯とする給湯装置としてもよく、その詳細は適宜設定されるものである。
本発明の給湯装置は、利用者の使い勝手を良好に維持しつつ、省エネ実行意識も高めることができるので、例えば一般家庭用の給湯装置として適用できる。
1 リモコン装置(風呂リモコン装置)
2 リモコン装置(非風呂リモコン装置)
3 制御装置
27 給湯装置
30 エコ運転オン操作部
31 エコ運転解除操作部
32 省エネ関連情報可変設定手段
33 報知手段
39 削減エネルギー算出手段
41 表示画面
49 水量制御弁
54 優先対応給湯制御手段
55,57 優先決定手段
56,58 給湯温度設定手段

Claims (12)

  1. 浴室配置の風呂リモコン装置と浴室以外の場所に配置される非風呂リモコン装置とに接続されている給湯装置であって、該非風呂リモコン装置と風呂リモコン装置には、それぞれ前記給湯装置によって給湯する湯の温度を設定するための給湯温度設定手段と、非風呂リモコン装置と風呂リモコン装置のどちらのリモコン装置の給湯温度設定手段によって設定された設定温度で給湯を行うかの優先権を決定する優先決定手段とが設けられており、また、前記風呂リモコン装置には予め省エネ水量が設定されており、前記風呂リモコン装置に優先権が決定されているときには前記風呂リモコン装置の給湯温度設定手段によって設定された設定温度の湯を前記風呂リモコン装置に設定されている省エネ水量で出湯するように省エネモードの給湯動作を行い、前記非風呂リモコン装置に優先権が決定されているときには前記非風呂リモコン装置の給湯温度設定手段によって設定された設定温度の湯を給湯先に設けられている給湯栓の開度に応じた水量で出湯するように制御する優先対応給湯制御手段が設けられていることを特徴とする給湯装置。
  2. 優先対応給湯制御手段は、風呂リモコン装置に優先権が決定されているときには、給湯の開始時に予め定められた省エネ開始猶予期間が経過するまでは給湯先に設けられている給湯栓の開度に応じた水量の出湯を行い、前記省エネ開始猶予期間が経過した以降に出湯の水量を絞って前記風呂リモコン装置に設定されている省エネ水量の出湯を行うように省エネモードの給湯動作を行う構成としたことを特徴とする請求項1記載の給湯装置。
  3. 非風呂リモコン装置には予め省エネ水量が設定されており、優先対応給湯制御手段は、前記非風呂リモコン装置に優先権が決定されているときには前記非風呂リモコン装置の給湯温度設定手段によって設定された設定温度の湯を給湯栓の開度に応じた水量の代わりに前記非風呂リモコン装置に設定されている省エネ水量で出湯するように省エネモードの給湯動作を行う構成としたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の給湯装置。
  4. 優先対応給湯制御手段は、非風呂リモコン装置に優先権が決定されているときには、給湯の開始時に予め定められた省エネ開始猶予期間が経過するまでは給湯先に設けられている給湯栓の開度に応じた水量の出湯を行い、前記省エネ開始猶予期間が経過した以降に出湯の水量を絞って前記非風呂リモコン装置に設定されている省エネ水量の出湯を行うように省エネモードの給湯動作を行う構成としたことを特徴とする請求項3記載の給湯装置。
  5. 省エネ水量の出湯を行うことによって、該省エネ水量の出湯の代わりに給湯先に設けられている給湯栓の開度に応じた水量の出湯を行う場合に比べて削減できるエネルギー削減量を算出する削減エネルギー算出手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の給湯装置。
  6. 風呂リモコン装置と非風呂リモコン装置の少なくとも一方には、削減エネルギー算出手段によって算出したエネルギー削減量に対応してエネルギー削減量の情報を報知する報知手段を有することを特徴とする請求項5記載の給湯装置。
  7. 風呂リモコン装置と非風呂リモコン装置の少なくとも一方には、省エネモードの給湯動作を行っていることを報知する報知手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載の給湯装置。
  8. 風呂リモコン装置と非風呂リモコン装置の少なくとも一方には、給湯装置の省エネモードの給湯動作機能をオン設定するエコ運転オン操作部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一つに記載の給湯装置。
  9. 風呂リモコン装置と非風呂リモコン装置の少なくとも一方には、給湯装置の省エネモードの給湯動作機能をオフ設定するエコ運転解除操作部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一つに記載の給湯装置。
  10. エコ運転解除操作部を有するリモコン装置には、給湯装置の動作指令操作手段を含む複数の操作手段が設けられて、これらの操作手段のうち予め定められた複数の操作手段が前記エコ運転解除操作部と成し、該エコ運転解除操作部としての複数の操作手段を同時に操作することにより給湯装置の省エネモードの給湯動作機能がオフ設定される構成としたことを特徴とする請求項9記載の給湯装置。
  11. 優先権が決定されている側のリモコン装置のエコ運転解除操作部により省エネモードの給湯動作機能がオフ設定された後に予め定められたオン待機時間が経過したときには、前記省エネモードの給湯動作機能のオン設定を自動的に行う自動オン設定手段を有することを特徴とする請求項9または請求項10記載の給湯装置。
  12. 優先権が決定されている側のリモコン装置のエコ運転解除操作部により省エネモードの給湯動作機能がオフ設定の操作が行われてから予め定められたオフ待機時間が経過した後に、前記省エネモードの給湯動作機能がオフ設定される構成としたことを特徴とする請求項9または請求項10または請求項11記載の給湯装置。
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