JP2002206800A - 風呂システムの制御方法 - Google Patents

風呂システムの制御方法

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JP2002206800A
JP2002206800A JP2001005968A JP2001005968A JP2002206800A JP 2002206800 A JP2002206800 A JP 2002206800A JP 2001005968 A JP2001005968 A JP 2001005968A JP 2001005968 A JP2001005968 A JP 2001005968A JP 2002206800 A JP2002206800 A JP 2002206800A
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closing operation
plug
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JP2001005968A
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Eiichi Tsuji
栄一 辻
Hideki Nomura
秀樹 野村
Yoshikane Kuboya
賢謙 久保谷
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Noritz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動排水栓の故障に基づく無駄なエネルギー
の消費を防止しつつ、自動排水栓に故障が発生した場合
でもユーザの意思に基づいて湯張り等を可能とする風呂
システムの制御方法を提供する。 【解決手段】 ユーザが開閉スイッチ操作して浴槽に設
置された自動排水栓を駆動モータの作動制御により閉駆
動させた後、リモコンの自動運転スイッチをON操作す
ると、駆動モータの作動量検出値が開から閉への所定作
動量か否かにより自動排水栓の栓体が閉作動異常か否か
を判定する(S1,S2)。閉作動異常であればリモコ
ンにより故障報知して(S4)、故障カウンタ値に
「1」を追加する(S5)。故障カウンタ値が「1」で
あれば自動による湯張り制御の実行を禁止してリターン
する(S6でNO,S7)。再度自動運転スイッチがユ
ーザによりON操作されれば(S1)、閉作動異常であ
っても故障報知しつつ自動による湯張り制御の実行禁止
を解除する(S2,S4〜S6,S8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽に対し設置さ
れる排水栓が開閉駆動式の自動排水栓である場合の風呂
システムの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、風呂システムとして、浴槽に対し
設置される排水栓が開閉駆動式の自動排水栓により構成
されたものが知られている。この自動排水栓は、例え
ば、図7に示すように浴槽100の底壁に対し開閉方向
に進退する栓体13′と、この栓体13′に進退作動力
を伝達するケーブル14′と、このケーブル14′を進
退駆動するモータ15′とから構成されており、ユーザ
が浴槽100のフランジ部に配設された開閉スイッチを
操作することにより、上記モータ15′が駆動されて栓
体13′が開閉作動されるようになっている。通常、上
記自動排水栓13′は独自のコントローラにより上記開
閉スイッチからの操作信号に基づいてモータ15′の駆
動制御が行われる一方、風呂釜200′の風呂釜コント
ローラ′はユーザにより栓体13′が閉操作されている
ことを前提として湯張り制御等の各種制御が上記自動排
水栓の駆動制御とは別個独立に行われるようになってい
る。
【0003】一方、上記自動排水栓のコントローラと風
呂釜のコントローラとを接続し、上記ケーブルの移動量
を上記モータ側で検出してこの検出信号を風呂釜のコン
トローラに出力することにより、風呂釜のコントローラ
に対し栓体が開状態か閉状態かの開閉検出情報の出力を
行うようにしたものも提案されている(例えば特開20
00−121151号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の自動
排水栓が故障した場合に、その故障状態のままで風呂釜
のコントローラが湯張り制御に入ると、多大なエネルギ
ーの浪費を招くことがある。
【0005】例えば、ユーザが入浴のために開閉スイッ
チにより閉操作したものの自動排水栓の故障により栓体
が閉状態まで変換作動しない場合に、その故障を知らず
にユーザがリモコンの自動運転スイッチをONすると風
呂釜のコントローラは湯張り制御を開始してしまうこと
にる。すると、浴槽内に湯張りのためにお湯が落とし込
まれてもそのお湯は開状態の栓体から排水されてしま
い、湯張りをいくら継続しても設定水位には至らず風呂
釜のコントローラは設定水位が検出されるまで、あるい
は、設定水位までの湯張りに相当する湯量が落とし込ま
れるまで湯張り制御を継続することになる。この結果、
湯張りのための水やこの水を加熱するために消費される
燃料(ガス等)が無駄になってしまう。
【0006】このような不都合は自動排水栓のコントロ
ーラから風呂釜のコントローラに対し開閉検出情報の出
力が行われるように構成された風呂システムにおいても
起こり得る。すなわち、ユーザが開閉スイッチを閉操作
してモータが駆動したとしても、例えばケーブルから栓
体に対する作動力伝達系の異常等の何らかの異常で栓体
が閉状態には至らず、実際には開状態のままであること
が起こり得る。そして、ユーザが自動排水栓の故障を知
らずに上記リモコンの自動運転スイッチをONしてしま
うと、風呂釜のコントローラは上記ケーブルの進退作動
量が正常であれば栓体は閉状態であると判定して湯張り
制御を開始してしまうことにる。すると、上記の例と同
様に風呂釜のコントローラが湯張り制御をいくら継続し
ても設定水位には至らず、この結果、上記と同様にエネ
ルギーの浪費を招くことになる。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、自動排水栓の
故障に基づく無駄なエネルギーの消費を防止し得る風呂
システムの制御方法を提供することにある。加えて、自
動排水栓に故障が発生した場合でもユーザの意思に基づ
いて湯張り等を可能とすることも併せて目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、開閉駆動により開閉される自動排水栓
が浴槽に設置され、この浴槽に接続された風呂釜の作動
が風呂釜コントローラにより制御され、この風呂釜コン
トローラは少なくとも上記浴槽に対し湯張りする湯張り
制御を行うようにしてなる風呂システムの制御方法を対
象として以下の特定事項を備えるようにした。すなわ
ち、上記風呂釜コントローラに上記自動排水栓に閉作動
異常が生じているか否かを判定する排水栓故障判定部を
設け、この排水栓故障判定部により上記自動排水栓に閉
作動異常が生じていると判定されたとき上記風呂釜コン
トローラによる湯張り制御の実行を禁止するようにする
ことを基本特定事項とする(請求項1)。
【0009】上記請求項1によれば、排水栓故障判定部
により自動排水栓に閉作動異常が生じていると判定され
ると、風呂釜コントローラによる湯張り制御の実行が禁
止されるため、ユーザが湯張りをさせるために例えばリ
モコンの運転スイッチをONしたとしても湯張りが実行
されることはない。これにより、自動排水栓の故障に基
づく水やこの水を加熱するための燃料の無駄な消費を防
止することが可能になる。
【0010】上記請求項1においては、さらに報知手段
を設け、排水栓故障判定部により自動排水栓に閉作動異
常が生じていると判定されたとき上記報知手段により閉
作動異常が生じている旨を報知させるようにしてもよい
(請求項2)。この場合には、ユーザに対し自動排水栓
が閉作動異常状態であることを容易かつ確実に認識させ
ることが可能になり、ユーザをして自動排水栓を閉じさ
せる対処を早期に行わせることが可能になる。なお、上
記報知手段としては、風呂釜コントローラに接続された
リモコンを用いればよく、このリモコンにより音声報
知、文字等の表示による報知もしくは警告灯の点灯・点
滅等による報知を行うようにすればよい。
【0011】また、上記請求項1又は請求項2において
は、排水栓故障判定部による判定を風呂釜の湯張り制御
の開始についての操作信号の入力の度に実行するように
し、上記排水栓故障判定部により上記自動排水栓に閉作
動異常が生じていると判定されたとき、その閉作動異常
判定が1回目である場合には湯張り制御の実行を禁止す
る一方、上記閉作動異常判定が2回目以降である場合に
は上記湯張り制御の実行禁止を解除するようにしてもよ
い(請求項3)。つまり、1回目の閉作動異常判定のと
きには湯張り制御の実行を禁止するものの、それでもユ
ーザが例えばリモコンの運転スイッチをONして湯張り
制御開始についての操作信号が入力されれば、この入力
に伴い実行された判定がやはり閉作動異常判定であって
も、それが2回目以降の閉作動異常判定である場合には
上記湯張り制御の実行禁止を解除するようにするもので
ある。
【0012】この請求項3の場合には、1回目の閉作動
異常判定に伴う湯張り制御の禁止により水や燃料の無駄
な消費を防止し得る一方、1回目の上記湯張り制御の禁
止によりユーザが自動排水栓の故障に対する処置、例え
ば手動操作により閉状態にするなどの処置を行った後に
上記運転スイッチを再度ON操作したものと判断して、
ユーザの意思表示(操作信号の入力)に基づいて湯張り
制御の禁止を解除して湯張りを行わせることが可能とな
る。この際、請求項2に従属する請求項3の場合には、
閉作動異常判定の1回目も2回目も共に報知手段による
報知が行われるため、1回目の報知により上記の故障に
対する処置の必要性をユーザに対し確実に認識させ得る
上に、2回目の報知により自動排水栓の開閉駆動に異常
があることをより確実に認識させ得ることになる。
【0013】さらに、以上の請求項1〜請求項3のいず
れかにおける排水栓故障判定部による判定として、自動
排水栓が開閉駆動制御された際にその自動排水栓の作動
量を検出して排水栓故障判定部に出力する作動量検出手
段を設け、この作動量検出手段から出力される検出作動
量が開から閉への所定の作動量よりも小さいとき自動排
水栓に閉作動異常が生じていると判定するようにすれば
よい(請求項4)。これにより、排水栓故障判定部での
閉作動異常判定を容易かつ確実に行い得ることになり、
請求項1〜請求項3による作用を確実に達成させ得るこ
とになる。
【0014】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の風呂シ
ステムの制御方法によれば、自動排水栓の故障、特に閉
作動異常に基づく水やこの水を加熱するための燃料の無
駄な消費を防止することができる。
【0015】特に請求項2によれば、ユーザに対し自動
排水栓が閉作動異常状態であることを容易かつ確実に認
識させることができ、ユーザをして自動排水栓を手動で
閉じさせる等の対処を早期に行わせることができる。
【0016】また、請求項3によれば、1回目の閉作動
異常判定に伴う湯張り制御の禁止により水や燃料の無駄
な消費を防止することができる一方、1回目の上記湯張
り制御の禁止に基づきユーザが自動排水栓を何らかの方
法で閉操作するなどの処置を行った後に湯張りを行おう
とした場合にそのユーザの意思表示に基づき湯張り制御
の禁止を解除して湯張りさせることができる。この際、
報知手段による報知に基づき1回目には自動排水栓の故
障に対する処置の必要性をユーザに対し確実に認識させ
ることができる上に、2回目には自動排水栓の開閉駆動
にやはり異常があることをより確実に認識させることが
できる。
【0017】さらに、請求項4によれば、排水栓故障判
定部での閉作動異常の判定を容易かつ確実に得ることが
できるようになり、上記請求項1〜請求項3による効果
を確実に達成することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0019】図1は本発明の実施形態が適用される風呂
システムを示し、この風呂システムは、循環アダプタ一
体型の自動排水栓12が設置された浴槽100と、風呂
釜コントローラ5により作動制御されて給湯機能、湯張
り機能、強制循環式の追い焚き機能を発揮する給湯器付
き風呂釜200とを循環配管300により接続してなる
ものである。そして、上記風呂釜コントローラ5には1
又は2以上(図1の例では2つのものを図示)のリモコ
ン50が接続されている。
【0020】上記給湯器付き風呂釜200を図2に基づ
いて詳細に説明する。上記給湯器付き風呂釜200は、
給湯回路2と、浴槽100内の湯水の追い焚きを行う風
呂の追い焚き循環回路3と、給湯回路2からの出湯を追
い焚き循環回路3に注湯して上記浴槽1への湯張りを行
う注湯回路4とを備えたものである。
【0021】上記給湯回路2は、水道管に接続された給
水管路21から給湯側熱交換器22に導入される水を給
湯側燃焼バーナ23の燃焼熱により加熱し、加熱後の湯
水を出湯管路24を通して下流端の給湯栓25まで給湯
させるようになっている。上記給水管路21と出湯管路
24との間にはバイパス管路26が設けられて、調整弁
27による水の混合調節により温度調整が行われるよう
になっている。
【0022】上記給水管路21には入水量センサ28
と、入水温度センサ29とが配設されている一方、上記
出湯管路24には水量調整弁30と、上記給湯栓25も
しくは注湯回路4に供給される湯水の温度を検出する給
湯温度センサ31とが配設されている。
【0023】上記追い焚き循環回路3は、それぞれ自動
排水栓12の循環アダプタ部に連通接続された戻り管路
32及び往き管路36からなる循環配管300を備え、
上記戻り管路32から循環ポンプ33の作動により追い
焚き用熱交換器34に戻される浴槽1内の湯水を追い焚
き加熱部としての追い焚き側燃焼バーナ35の燃焼熱に
より加熱し、加熱後の湯水を往き管路36を通して再び
上記浴槽1内に供給して追い焚き循環加熱させるように
なっている。上記戻り管路32には、循環湯水の循環方
向上流側から順に、水圧検出により浴槽1の水位を検出
する水位センサ37と、上記循環ポンプ33と、循環流
の通過によりフラップが開いて循環判定のON信号が出
力される水流スイッチ38と、追い焚き側熱交換器34
に流入される循環湯水の温度を検出する風呂湯温度セン
サ39とが配設されている。また、往き管路36には加
熱後の循環湯水の温度を検出する追い焚き湯温度センサ
40が配設されている。
【0024】上記注湯回路4は、上流端が上記出湯管路
24の下流側から分岐し、途中で二つに分岐して一方の
下流端が上記循環ポンプ33の吐出側の戻り管路32に
連通する第1注湯管路41と、他方の下流端が上記往き
管路36に連通する第2注湯管路42とを備えており、
これらの注湯管路41,42を通して上記給湯回路2か
らの注湯湯水を追い焚き循環回路3の上記戻り管路32
及び往き管路36の双方に流入させて浴槽100に注湯
し得るようになっている。上記注湯回路4の上流端側位
置には注湯流量を検出する注湯量センサ43が介装さ
れ、各注湯管路41,42には開閉制御により注湯の切
換を行う注湯電磁弁44,45が配設され、また、各注
湯電磁弁44,45の下流側位置には二段配置の逆止弁
46,47が配設されている。これにより、追い焚き循
環回路3側からの循環湯水の給湯回路2側への逆流入を
阻止するようになっている。
【0025】なお、図2において、61,62はそれぞ
れ燃焼用空気を供給する送風ファン、63は燃料ガスを
供給するガス供給管であり、このガス供給管63は元ガ
ス電磁弁64及び電磁比例弁65を介して給湯側燃焼バ
ーナ23と追い焚き側燃焼バーナ36とのそれぞれに燃
料ガスを供給するようになっている。
【0026】次に、循環アダプタ一体型の自動排水栓1
2について説明する。この自動排水栓12は、図3に示
すように浴槽100の底壁101を貫通して取り付けら
れるものであり、栓体13が上下方向に移動可能に支持
され、内部に吸水孔121と吐水孔122と排水孔12
3とが形成されたものである。上記栓体13は栓部13
1と軸部132とからなり、軸部132が上記自動排水
栓12の中心位置において上下方向に移動可能に案内支
持されている。上記吸水孔121は一端が上記栓体13
を貫通して浴槽100内に開口され、他端が戻り管路3
2に連通接続されている。上記吐水孔122は一端が上
記栓体13を貫通して浴槽100内に開口され、他端が
往き管路36に連通接続されている。また、上記排水孔
123は自動排水栓12の外周側位置においてドーナッ
ツ環状に形成され、一端が浴槽100内に開口され、他
端が排水管124に連通接続されている。そして、上記
栓体13が上動することにより上記排水孔123の一端
が浴槽100内と連通されて開状態(図3の一点鎖線参
照)とされる一方、上記栓体13が下動することにより
上記排水孔123の一端が閉状態(図3の実線参照)と
されるようになっている。
【0027】上記栓体13の開状態と閉状態との相互変
換は軸部132に連結された作動ワイヤ14の押し引き
作動により行われ、この作動ワイヤ14は図4に示す駆
動部15の駆動によりガイドチューブ141内を摺動し
て押し引き作動されるようになっている。上記駆動部1
5は浴槽100のフランジ部102に支持され、例えば
ステッピングモータにより構成された駆動モータ151
と、この駆動モータ151により正逆回転される軸体1
52と、この軸体152の回転力が進退力に変換されて
進退する軸体153とを備えている。そして、上記軸体
153の先端にカップリング154を介して上記作動ワ
イヤ14が連結されている。
【0028】上記駆動部15は自動排水栓コントローラ
16により作動制御され、この自動排水栓コントローラ
16は上記フランジ部102の上面に配設された開閉ス
イッチ161の操作信号を受けて上記駆動モータ151
を栓体13の開閉変換に要する所定の進退作動量に対応
する分だけ回転作動させるようになっている。この回転
作動に基づく作動ワイヤ14の進退作動量が例えば磁気
式の位置センサ162により検出され、この検出信号を
受けて上記自動排水栓コントローラ16は栓体13が開
状態にあるか閉状態にあるかを確認するようになってい
る。そして、上記自動排水栓コントローラ16は風呂釜
コントローラ5(図5参照)に対し接続端子等により接
続されると、その風呂釜コントローラ5に対し自己の識
別情報、すなわち、循環アダプタ一体型の自動排水栓1
2であることの識別情報を出力する一方、上記位置セン
サ162により検出された進退作動量を栓体13の開閉
作動状態に関する情報として出力するようになってい
る。上記位置センサ162が本発明の作動量検出手段を
構成している。
【0029】上記の給湯器付き風呂釜200はMPU及
びメモリ等を備えた風呂釜コントローラ5によって、給
湯制御や、湯張り制御及び追い焚き制御からなる風呂自
動制御等の各制御がリモコン50等からの出力及び上記
の各種センサからの出力等に基づいて行われる他、自動
排水栓12の故障判定に基づく制御を行うようになって
いる。
【0030】上記風呂釜コントローラ5は、図5に特に
風呂自動制御に係る部分を抜き出して示すように給湯器
付き風呂釜200に対する風呂自動制御を行う風呂自動
制御部51と、自動排水栓12が特に閉作動異常である
か否かを判定する排水栓故障判定部52と、この排水栓
故障判定部52による判定結果に基づき自動排水栓12
の閉作動異常時の処理を行う排水栓故障時処理部53と
を備えている。
【0031】上記風呂自動制御部51は、リモコン50
の自動運転スイッチがユーザによりONされることによ
りその操作信号の出力を受けて制御を開始し、まず、浴
槽100に対しユーザが上記リモコン50に設定した設
定水位まで湯張りする湯張り制御を行い、その次に、上
記リモコン50にユーザが設定した風呂設定温度まで浴
槽100内の湯水を追い焚きする追い焚き制御を行うよ
うになっている。
【0032】上記湯張り制御は、給湯回路2の燃焼バー
ナ23(図2参照)を燃焼作動させて所定温度の出湯を
注湯回路4を通して循環配管300に注湯し、この注湯
を循環配管300及び自動排水栓12の循環アダプタ部
を通して浴槽100に落とし込むものである。また、上
記追い焚き制御は浴槽100内に追い焚きし得る湯水が
存在することを前提として循環ポンプ33を作動させ、
燃焼バーナ35を燃焼作動させることにより浴槽内の湯
水を循環配管300を通して熱交換器34との間で循環
させつつ追い焚き加熱するものである。
【0033】上記排水栓故障判定部52は、上記自動排
水栓コントローラ16側から位置センサ162により検
出された進退作動量の出力を受け、この検出作動量が栓
体13の開状態から閉状態への変換に要する所定の作動
量よりも小さい場合には栓体13が閉作動異常であると
判定する一方、検出作動量が上記所定の作動量に合致し
ていれば閉作動正常であると判定するようになってい
る。そして、この判定結果を上記排水栓故障時処理部5
3に出力するようになっている。
【0034】上記排水栓故障時処理部53は、上記閉作
動異常判定が出力される度にその回数をカウントする故
障カウンタ531と、上記閉作動異常判定が出力されて
いる間、報知手段としてのリモコン50により自動排水
栓12が閉作動異常である旨を報知する報知処理部とを
備えている。そして、上記故障カウンタ値が「1」のと
きには上記風呂自動制御部51による湯張り制御の実行
を禁止する一方、上記故障カウンタ値が「2」以上のと
きには上記湯張り制御の実行禁止を解除するようになっ
ている。なお、上記故障カウンタ531は、閉作動異常
判定が出力されないようになれば、すなわち、閉作動正
常と判定されればリセットされるようになっている。
【0035】以下、上記風呂釜コントローラ5による制
御を図6に基づいて詳細に説明する。まず、リモコン5
0の風呂の自動運転スイッチがユーザによりON操作さ
れると、そのON操作信号を受けて自動排水栓12が閉
作動異常であるか否かの判定を排水栓故障判定部52か
ら出力される判定結果に基づいて行う(ステップS1で
YES、ステップS2)。
【0036】ステップS2で自動排水栓12の閉作動が
正常と判定されれば故障カウンタ531をリセットした
後(ステップS3)、風呂自動制御部51による湯張り
制御の開始を許可し、風呂自動制御部51による制御を
開始する(ステップS8)。
【0037】一方、上記ステップS2で自動排水栓12
の閉作動が異常と判定されればリモコン50に対し自動
排水栓12が閉作動異常である旨の報知処理を行う(ス
テップS4)。この報知処理は例えば音声回路を介して
の音声報知及びリモコン50の液晶表示部に対する文字
表示による報知の一方もしくは双方により行う。
【0038】次に、故障カウンタ531に「1」を追加
カウントさせる(ステップS5)。ここで、故障カウン
タ531がリセットされた状態(故障カウンタ値=0)
で閉作動異常の判定が今回初めてであれば故障カウンタ
値は「1」とされる。また、閉作動正常の判定が出力さ
れないまま、引き続いて2回目の閉作動異常判定が出力
されると追加カウントにより故障カウンタ値は「2」と
なる。
【0039】そして、ステップS5で追加カウントされ
た故障カウンタ値が「1」であれば、風呂自動制御部5
1による湯張り制御の実行を禁止してリターンする(ス
テップS6でNO、ステップS7)。
【0040】リターン後、リモコン50の自動運転スイ
ッチがユーザにより再度ONされなければ、上記の湯張
り制御の実行の禁止を継続する一方(ステップS1でN
O、ステップS7、リターン)、上記自動運転スイッチ
がユーザにより再度ONされれば、排水栓故障判定部5
2による判定を再度繰り返す(ステップS1でYES、
ステップS2)。この判定結果が閉作動正常となれば、
それまでの故障カウンタ531をリセットした風呂自動
制御部51による湯張り制御の実行禁止を解除して湯張
り制御を開始する(ステップS2でNO、ステップS
3、ステップS8)。一方、上記判定結果が閉作動異常
であれば、ステップS4のリモコン50による故障報知
を行いつつも、故障カウンタ値が「2」となるため(ス
テップS5)、上記1回目の湯張り制御の実行禁止を解
除して風呂自動制御部51による湯張り制御を開始させ
る(ステップS6でYES、ステップS8)。
【0041】つまり、1回目の閉作動異常判定によりリ
モコン50から故障報知が行われ、かつ、自動運転スイ
ッチをON操作したものの湯張りが実行されないにも拘
わらず、ユーザが自動運転スイッチを再度ON操作した
場合には、自動排水栓12の閉作動異常に気付いたユー
ザ自身が例えば栓体13を手動で閉操作するなどの処置
をした後、湯張りを実行させるという明確な意思表示を
上記再度のON操作が表していると判断して、ステップ
S4での故障報知を行いながらも湯張り制御の実行禁止
を解除して湯張り制御を開始させるようにする。あるい
は、排水栓故障判定部52での判定を位置センサ162
からの検出作動量に基づいて行っているため、栓体13
の実際の動きとは必ずしも合致していないおそれもあ
る。例えば、検出作動量は所定の作動量ではないため閉
作動異常と判定されても、実際には栓体13は正常に閉
作動しているおそれがある。このため、栓体13の閉状
態を確認したユーザが湯張りを実行させるために上記自
動運転スイッチを再度ON操作した場合には、栓体13
は閉状態にあると判断してステップS4での故障報知を
行いながらも湯張り制御の実行禁止を解除して湯張り制
御を開始させるようにする。
【0042】以上により、自動排水栓12の閉作動異常
の場合にはたとえユーザによる自動運転スイッチのON
操作が行われても湯張り制御の実行を禁止して水や燃料
等の無駄な消費を阻止することができる一方、その後に
故障認識により対策したユーザによりもしくは実際の栓
体13の状態を確認したユーザにより湯張りを実行させ
るという意思表示(自動運転スイッチの再度のON操
作)があれば上記湯張り制御の実行禁止を解除してユー
ザの湯張り意思を実現させることができる。
【0043】<他の実施形態>なお、本発明は上記実施
形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態
を包含するものである。すなわち、上記実施形態では排
水栓故障判定部52での判定を位置センサ162から出
力させた検出作動量に基づいて判定しているが、これに
限らず、駆動部15の駆動モータ151の作動量を検出
しこの駆動モータ151の検出作動量に基づいて上記判
定を行うようにしてもよいし、あるいは、栓体13自体
の作動量を検出しこの栓体13の検出作動量に基づいて
上記判定を行うようにしてもよい。
【0044】あるいは、例えば風呂釜コントローラ5
と、自動排水栓コントローラ16もしくは位置センサ1
62とを接続せずに風呂釜コントローラ5側の独自の制
御により自動排水栓12の閉作動異常の判定を行うよう
にしてもよい。この場合には、例えば浴槽100に所定
の試し量の湯水を一定供給量ずつ落とし込み、その間の
浴槽100内の水位が所定の上昇度合で上昇するか否か
を水位センサ37(図2参照)により監視するようにす
ればよい。そして、所定の上昇度合で上昇すれば栓体1
3は正常に閉作動していると判定する一方、水位が上昇
しないあるいは所定の上昇度合では上昇しない場合には
栓体13に閉作動異常が生じていると判定するようにす
ればよい。
【0045】上記実施形態では、故障カウンタ値が
「2」になれば湯張り制御の実行禁止を解除して湯張り
制御の実行を許可するようにしているが、故障カウンタ
値が「3」になれば、すなわち、3回目の閉作動異常判
定になれば初めて上記湯張り制御の実行禁止を解除する
ようにしてもよい。
【0046】上記実施形態では、ユーザの湯張り実行の
意思表示を自動運転スイッチの再度のON操作により確
認して湯張り制御の実行禁止を解除させているが、例え
ばリモコン50の2種類のスイッチの同時ON操作、解
除用に別途設けたスイッチのON操作、あるいは、スイ
ッチ操作以外の操作等の予め設定した解除操作を行わせ
ることにより上記ユーザの湯張り実行の意思表示を確認
し、このようなスイッチ操作等の解除操作による操作信
号が入力した場合に限り湯張り制御の実行禁止を解除す
るようにしてもよい。なお、上記の別途設けたスイッチ
としては、リモコンに設けた解除専用スイッチもしくは
風呂釜コントローラ5に設けた解除用ディップスイッチ
等により構成すればよい。
【0047】また、上記実施形態では循環アダプタ一体
型の自動排水栓12を用いた例を示したが、これに限ら
ず、図7に示すような循環アダプタ11と自動排水栓と
が別個独立に浴槽100に対し設置された風呂システム
に本発明を適用してももちろんよく、この場合にも上記
実施形態と同様な作用・効果を得ることができる。
【0048】さらに、上記実施形態では自動排水栓12
の開閉を開閉スイッチ161を用いてユーザにより操作
させているが、これに限らず、リモコン50の自動運転
スイッチのON操作に基づく操作信号を受けて風呂釜コ
ントローラ5により駆動モータ151を駆動させ、これ
により、栓体13を強制的に閉駆動制御するようにして
もよい。つまり自動排水栓12の開閉駆動制御を、開閉
スイッチ161の開閉操作に基づき自動排水栓コントロ
ーラ16により行わせる場合と、リモコン50に対する
各種スイッチ操作に基づき上記風呂釜コントローラ5に
より行わせる場合との双方を併用しても、あるいは、上
記風呂釜コントローラ5による開閉駆動制御の単独によ
り行うようにしてもよい。上記のいずれかの風呂釜コン
トローラ5により閉駆動制御を行う場合にも、上記栓体
13に閉作動異常が生じている場合には排水栓故障判定
部52によりその閉作動異常が生じていると判定され、
排水栓故障時処理部53による上記実施形態と同様の処
理が行われる。また、上記の自動排水栓12の開閉駆動
制御を自動排水栓コントローラ16及び風呂釜コントロ
ーラ5の双方で行わせる場合には、開閉スイッチ161
によるユーザの閉め忘れもしくは開け忘れがあっても、
風呂釜コントローラ5により自動排水栓12を自動的に
開閉することができる一方、上記開閉スイッチ161に
基づきユーザの都合に応じた開閉作動を行わせることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態が適用される風呂システムの
例を示す模式図である。
【図2】給湯器付き風呂釜の詳細を示す模式図である。
【図3】循環アダプタ一体型の自動排水栓の例を示す部
分断面説明図である。
【図4】自動排水栓の駆動部の例を示す模式図である。
【図5】コントローラの構成を示すブロック図である。
【図6】コントローラの制御方法を示すフローチャート
である。
【図7】従来の風呂システムを示す模式図である。
【符号の説明】
5 風呂釜コントローラ 12 循環アダプタ一体型の自動排水栓(自動
排水栓) 13 栓体 50 リモコン(報知手段) 51 風呂自動制御部 52 排水栓故障判定部 53 排水栓故障時処理部 100 浴槽 161 開閉スイッチ(自動排水栓のスイッチ) 162 位置センサ(作動量検出手段) 200 給湯器付き風呂釜(風呂釜) 300 循環配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保谷 賢謙 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 Fターム(参考) 3L024 CC27 DD19 FF04 GG45

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉駆動により開閉される自動排水栓が
    浴槽に設置され、この浴槽に接続された風呂釜の作動が
    風呂釜コントローラにより制御され、この風呂釜コント
    ローラは少なくとも上記浴槽に対し湯張りする湯張り制
    御を行うようにしてなる風呂システムの制御方法におい
    て、 上記風呂釜コントローラに上記自動排水栓に閉作動異常
    が生じているか否かを判定する排水栓故障判定部を設
    け、この排水栓故障判定部により上記自動排水栓に閉作
    動異常が生じていると判定されたとき上記風呂釜コント
    ローラによる湯張り制御の実行を禁止するようにするこ
    とを特徴とする風呂システムの制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の風呂システムの制御方法
    であって、 報知手段を設け、 排水栓故障判定部により上記自動排水栓に閉作動異常が
    生じていると判定されたとき上記報知手段により閉作動
    異常が生じている旨を報知させるようにする、風呂シス
    テムの制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の風呂システ
    ムの制御方法であって、 排水栓故障判定部による判定を風呂釜の湯張り制御の開
    始についての操作信号の入力の度に実行するようにし、 上記排水栓故障判定部により上記自動排水栓に閉作動異
    常が生じていると判定されたとき、その閉作動異常判定
    が1回目である場合には湯張り制御の実行を禁止する一
    方、上記閉作動異常判定が2回目以降である場合には上
    記湯張り制御の実行禁止を解除するようにする、風呂シ
    ステムの制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    風呂システムの制御方法であって、 自動排水栓が開閉駆動制御された際にその自動排水栓の
    作動量を検出して排水栓故障判定部に出力する作動量検
    出手段を設け、この作動量検出手段から出力される検出
    作動量が開から閉への所定の作動量よりも小さいとき自
    動排水栓に閉作動異常が生じていると判定するようにす
    る、風呂システムの制御方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011153801A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Gastar Corp 給湯装置
JP2014228151A (ja) * 2013-05-17 2014-12-08 リンナイ株式会社 風呂給湯装置
JP2016205766A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 株式会社ハタノ製作所 浴槽の給湯システム
JP2017198379A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 リンナイ株式会社 風呂給湯装置
JP2018091568A (ja) * 2016-12-05 2018-06-14 三菱電機株式会社 給湯システム

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