JP3811684B2 - 風呂給湯器および風呂給湯器のリモートコントローラ制御方法 - Google Patents

風呂給湯器および風呂給湯器のリモートコントローラ制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴室に設置される浴室リモートコントローラと浴室以外に設置される1または2以上のリモートコントローラとが接続されかつ風呂の自動運転の可能な風呂給湯器およびそのリモートコントローラ制御方法にかかわり、特に、リモートコントローラの表示を省電力モードに切り換えることのできる風呂給湯器およびそのリモートコントローラ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
風呂給湯器の本体には、浴室に設置される浴室リモコンと台所等に設置される台所リモコン等の複数台のリモートコントローラが接続される。台所や浴室に設置されるリモートコントローラは、各種の操作スイッチと表示部を備えており、風呂給湯器の運転状態を遠隔から操作したり運転状況を確認したりすることが可能になっている。リモートコントローラの表示部には、風呂給湯器の運転状態や設定状態などを示す多数の情報が表示される。たとえば、給湯設定温度、風呂設定温度、設定水位、燃焼状態などを示す情報が表示される。かかる表示部には、バックライトを備えた液晶表示装置、蛍光表示管、LEDなどの表示素子が使用される。
【0003】
またリモートコントローラで消費される電力の大部分が表示部に費やされていることから、運転スイッチはオンであるが給湯動作など燃焼を伴う動作を行っていない待機中に、表示部の消灯される省電力モードへ移行するようにした器具もある。(たとえば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平2−133750号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来から使用されている省電力モードを備えた風呂給湯器では、表示を省電力モードにするか否かの制御を風呂や台所に設置されたすべてのリモートコントローラを区別することなく共通に行っており、給湯や追焚動作が行われて待機中の状態を脱すると、すべてのリモートコントローラで省電力モードが解除されるようになっている。このため、風呂給湯器の動作状態から見て、浴室に人が居ないと推定されるような場合でも、待機中でないときは、浴室リモートコントローラについても省電力モードが解除され、通常モードでの表示が行われていた。
【0006】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、器具が稼働中であっても、浴室に人が居ないと推定されるときは、浴室リモートコントローラだけを個別に省電力モードにすることのできる風呂給湯器およびそのリモートコントローラ制御方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]浴室に設置された浴室リモートコントローラ(100)からの指示とこれ以外の器具内外からの指示のいずれかに基づいて風呂の自動運転の可能な風呂給湯器(10)において、
前記器具内外からの指示に基づいて風呂の湯張りのため自動運転がオンになったとき、その後、人が入浴可能な状態になったと判定するための所定の入浴可能条件が成立するまで、前記浴室リモートコントローラ(100)の動作モードをその表示状態が非表示もしくは通常より節電された状態になる省電力モードに設定し、前記入浴可能条件が成立したとき前記省電力モードを解除する省電力モード管理手段(54)を有し、
前記所定の入浴可能条件は、沸上り完了の所定時間前になったこと、沸上り完了になったこと、浴槽水の温度が風呂設定温度より所定温度低い温度まで上昇したこと、および追焚をせずに注湯のみで沸上り完了になったことのいずれか1つに基づいて成立する
ことを特徴とする風呂給湯器(10)。
【0008】
[2]前記器具内外からの指示で風呂の自動運転をオンにしてから一定の猶予時間が経過した時点から、前記浴室リモートコントローラ(100)の動作モードを前記省電力モードに設定する
ことを特徴とする[1]に記載の風呂給湯器(10)。
【0009】
[3]前記風呂の自動運転は、前記入浴可能条件が成立してから所定の保温継続時間が経過するまで保温動作を継続した後、自動でオフになるものであり、
前記省電力モード管理手段(54)は、風呂の自動運転が自動でオフになったとき、少なくとも前記浴室リモートコントローラ(100)の動作モードを前記省電力モードに設定する
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の風呂給湯器(10)。
【0010】
[4]前記省電力モード管理手段(54)は、前記風呂の自動運転が自動でオフになる前に手動で自動運転がオフにされたとき、前記浴室リモートコントローラ(100)の動作モードを、そのあと一定時間が経過するまで、または保温開始から一定時間が経過するまで、または前記保温継続時間が経過するまでは前記省電力モードが解除された状態にし、前記一定時間もしくは前記保温継続時間が経過したとき前記省電力モードに設定する
ことを特徴とする[3]に記載の風呂給湯器(10)。
【0011】
[5]浴室に設置された浴室リモートコントローラ(100)からの指示とこれ以外の器具内外からの指示のいずれかに基づいて風呂の自動運転の可能な風呂給湯器(10)のリモートコントローラ制御方法において、
前記器具内外からの指示に基づいて風呂の湯張りのため自動運転がオンになったとき、その後、人が入浴可能な状態になったと判定するための所定の入浴可能条件が成立するまで、前記浴室リモートコントローラ(100)の動作モードをその表示状態が非表示もしくは通常より節電された状態になる省電力モードに設定し、前記入浴可能条件が成立したとき前記省電力モードを解除し、前記所定の入浴可能条件は、沸上り完了の所定時間前になったこと、沸上り完了になったこと、浴槽水の温度が風呂設定温度より所定温度低い温度まで上昇したこと、および追焚をせずに注湯のみで沸上り完了になったことのいずれか1つに基づいて成立する
ことを特徴とする風呂給湯器(10)のリモートコントローラ制御方法。
【0012】
[6]前記器具内外からの指示で風呂の自動運転をオンにしてから一定の猶予時間が経過した時点から、前記浴室リモートコントローラ(100)の動作モードを前記省電力モードに設定する
ことを特徴とする[5]に記載の風呂給湯器(10)のリモートコントローラ制御方法。
【0013】
[7]前記風呂の自動運転が、前記入浴可能条件が成立してから所定の保温継続時間が経過するまで保温動作を継続した後、自動でオフになる場合において、
風呂の自動運転が自動でオフになったとき、少なくとも前記浴室リモートコントローラ(100)の動作モードを前記省電力モードに設定する
ことを特徴とする[5]または[6]に記載の風呂給湯器(10)のリモートコントローラ制御方法。
【0014】
[8]前記風呂の自動運転が自動でオフになる前に手動で自動運転がオフにされたとき、前記浴室リモートコントローラ(100)の動作モードを、そのあと一定時間が経過するまで、または保温開始から一定時間が経過するまで、または前記保温継続時間が経過するまでは前記省電力モードが解除された状態にし、前記一定時間もしくは前記保温継続時間が経過したとき前記省電力モードに設定することを特徴とする[7]に記載の風呂給湯器(10)のリモートコントローラ制御方法。
【0015】
次に、前記各項に記載された発明の作用について説明する。
省電力モード管理手段(54)は、風呂給湯器(10)に接続される複数のリモートコントローラ(100、200)のうち、浴室以外に設置されたリモートコントローラ(200)で風呂の自動運転をオンにする操作が行われたことやタイマ予約がタイムアップしたことになど、浴室リモートコントローラ(100)以外の器具内外からの指示に基づいて風呂の湯張りのため自動運転がオンにされたときは、その後、人が入浴可能な状態になったと判定するための所定の入浴可能条件が成立するまで、浴室に設置されたリモートコントローラ(100)の動作モードをその表示状態が非表示もしくは通常より節電された状態になる省電力モードに設定する。そして入浴可能条件が成立したとき、省電力モードを解除して通常の表示を行う。
【0016】
器具内外からの指示には、上記のほか、電話回線やインターネットを通じた遠隔操作も含まれる。また入浴可能条件は、風呂の沸き上げが完了のほか、沸き上げ完了の所定時間前(たとえば5分前)になったときや、注湯によって浴槽への湯張りが完了したときに成立するものであってもよい。
【0017】
浴室以外に設置された台所リモートコントローラ(200)からの操作やタイマ予約がオンになるなど器具内外からの指示によって風呂の自動運転がオンになった場合には、その時点で浴室に人が居ないであろうし、また湯張りや沸き上げの完了またはそれらの完了が近づくことによって人の入浴可能条件が成立するまでは、浴室に人が居ないと推定される。一方、入浴可能条件が成立すると、人の入浴が予想される。そこで、入浴可能条件が成立するまでは浴室リモートコントローラ(100)を省電力モードに設定し、入浴可能条件の成立後は省電力モードを解除する。これにより、浴室に人が居ないと推定されるときに無駄に浴室リモートコントローラ(100)で通常の表示動作が行われなくなって節電効果を得ることができる。
【0018】
浴室以外に設置されたリモートコントローラ(200)からの指示など器具内外からの指示で風呂の自動運転をオンにした後、一定の猶予時間が経過した時点から、浴室リモートコントローラ(100)の動作モードを省電力モードに設定してもよい。たとえば台所リモートコントローラ(200)に風呂設定温度や設定水位を表示する機能がない場合には、操作者が風呂設定温度や設定水位を確認するために、自動運転スイッチを操作した後で浴室リモートコントローラ(100)の表示を見に行く場合がある。そこで、浴室以外に設置されたリモートコントローラ(200)で風呂の自動運転がオンにされてからしばらくの間は省電力モードに入らないようにすることで、上記の確認行為に対応しつつ、節電効果を得ることができる。
【0019】
風呂の自動運転が、入浴可能条件が成立してから所定の保温継続時間が経過するまで保温動作を継続した後、自動でオフになるものである場合において、省電力モード管理手段(54)は、風呂の自動運転が自動でオフになったとき、少なくとも浴室リモートコントローラ(100)の動作モードを省電力モードに設定する。保温継続時間の経過後は、人の入浴がほぼ無いと推定されるので、省電力モードに自動で切り換えることで、節電できる。
【0020】
また風呂の自動運転が自動でオフになる前に手動で自動運転がオフにされたときは、そのあと一定時間が経過するまで、または保温開始から一定時間が経過するまで、または前記保温継続時間が経過するまでは省電力モードの解除された状態(通常の表示動作)を維持し、一定時間もしくは保温継続時間が経過したとき、省電力モードに設定する。自動運転をオフにしても、すぐに浴槽水の温度は下がらないので、節約の観点から、入浴の終了する前に手動で自動運転がオフにされる場合がある。そこで、手動でオフされた場合であっても、その後の一定時間(たとえば30分)もしくは保温継続時間が経過するまでは省電力モードの解除された状態を維持することで、浴室リモートコントローラの表示が消えてしまうという不便さを解消することができる。なお一定時間が経過する前に保温継続時間が経過した場合には、保温継続時間が経過したとき省電力モードに移行してもよいし、保温継続時間を過ぎても一定時間が経過するまでは省電力モードの解除された状態を維持するように構成してもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
本発明の実施の形態にかかる風呂給湯器10は、水栓やシャワーヘッドに給湯したり浴槽内へ注湯したりする機能と、浴槽内の水を追い焚きする機能を備えている。また注湯機能と追焚機能とを組み合わせることによって風呂の自動運転機能を備えている。風呂の自動運転では、浴槽に風呂設定温度の湯を設定水位まで湯張りする。その後、所定の保温継続時間(たとえば4時間)が経過するまで、風呂設定温度および設定水位を維持する保温動作を行い、保温継続時間が経過したとき、風呂の自動運転を自動的にオフするようになっている。
【0022】
風呂給湯器10は、器具本体20と、器具本体20に接続された浴室リモートコントローラ100と台所リモートコントローラ200とから構成される。浴室リモートコントローラ100および台所リモートコントローラ200は器具本体20と2芯ケーブルでそれぞれ接続されており、各種の情報を器具本体20との間で送受信し得るようになっている。
【0023】
詳細には、器具本体20と浴室リモートコントローラ100および台所リモートコントローラ200との間の通信は、たとえば100msを周期に繰り返し行われる。1周期の間に、器具本体20から浴室リモートコントローラ100への表示情報等の送信と、器具本体20から台所リモートコントローラ200への表示情報等の送信と、浴室リモートコントローラ100から器具本体20へのスイッチ操作に関わる情報の送信と、台所リモートコントローラ200から器具本体20へのスイッチ操作に関わる情報の送信が行われる。器具本体20からリモートコントローラ100、200へ送信される表示情報は、それぞれのリモートコントローラにおけるすべての表示項目のオンオフを毎回指示するものである。
【0024】
器具本体20は、図示省略の燃焼室の下方に配置されたバーナ21と、このバーナ21の排気下流(図では上方)に配置された熱交換器22を備えている。熱交換器22は、熱受熱管である給湯水管30と追焚水管40の双方が共通のフィン23を通る、いわゆる一缶二水路型の熱交換器になっている。熱交換器22を通る給湯水管30の一端には給水源に通じる給水管31が接続され、他端には出湯用の水栓等に通じる給湯管32が接続されている。給水管31の途中には、通水量を検出するための水量センサ33が配置してある。水栓が開かれること等に起因した給湯水管30内の通水を水量センサ33が検出すると、バーナ21を点火して燃焼させ、設定温度の湯が出るようにバーナ21の燃焼量が制御される。
【0025】
熱交換器22を通る追焚水管40の一端には浴槽5内の水を熱交換器22へ戻すためのふろ戻管41が接続され、他端には熱交換器22で加熱後の水を浴槽5へ送り込むためのふろ往管42が接続されている。ふろ戻管41の途中には、ふろポンプ43のほか、図示省略の水位センサ、ふろ水流スイッチ、ふろサーミスタが設けてある。ふろポンプ43を駆動することで浴槽5内の水がふろ戻管41、熱交換器22の追焚水管40およびふろ往管42を経由して循環し、同時にバーナ21を燃焼させることで、風呂の追い焚き動作が行われる。
【0026】
給湯管32とふろ戻管41は注湯連絡管45で接続されている。注湯連絡管45の途中には、電磁弁46が設けてある。常時は電磁弁46は閉止されている。浴槽5への注湯動作を行うとき、電磁弁46を開き、バーナ21を燃焼させる。これにより、給水源からの水が熱交換器22の給湯水管30を通る際に加熱されて湯になり、これが注湯連絡管45およびふろ戻管41、ふろ往管42を経て浴槽5に流れ込むようになっている。
【0027】
このほか器具本体20は、出湯温度や追い焚きする浴槽水の温度を検出するための各種サーミスタ、バーナ21への給排気を行うための燃焼ファン、バーナ21へ燃焼ガスを供給するためのガス供給管、バーナ21への燃焼ガスの供給をオンオフするガス電磁弁、供給するガス量を調整するためのガス比例弁などを備えている。器具本体20は、各種制御の中枢的役割を果たすCPU(中央処理装置)と、プログラムや各種の固定的データを記憶するROM(リード・オンリ・メモリ)と、プログラムを実行する上で一時的に必要になるデータ等を記憶するためのRAMとを主要部として構成された制御部50を有している。制御部50には、前記した水量センサ33、電磁弁46、ふろポンプ43のほか各種電磁弁、サーミスタ等が電気的に接続されている。また制御部50には、浴室に設置された浴室リモートコントローラ100と台所に設置された台所リモートコントローラ200がそれぞれ2芯ケーブルを介して接続されている。
【0028】
制御部50は、バーナ21の燃焼を制御する燃焼制御手段51と、風呂の自動運転を管理する風呂自動運転管理部52と、保温継続時間の計測等を行うタイマ53と、待機中等に浴室リモートコントローラ100と台所リモートコントローラ200を非表示にする等によって表示の節電を図る省電力モード管理手段54と、浴室リモートコントローラ100および台所リモートコントローラ200のそれぞれと各種情報の送受信を行う通信手段55としての機能を果たしている。
【0029】
浴室リモートコントローラ100は、人の操作を受け付けるための複数のスイッチ111〜126と、情報を表示するための複数の表示部131〜149と、スイッチに内蔵されたランプ151〜154と、運転ランプ155と、マイクの機能を兼ねたスピーカ101と、浴室リモートコントローラ100の動作を統轄制御する制御部160とを有している。制御部160は、CPU、ROM、RAMを主要部とする回路で構成されている。制御部160は、浴室リモートコントローラ100の動作を統括制御するものであり、各スイッチ111〜126の操作を受け付ける操作管理部161と、表示部131〜149の表示内容およびランプ151〜155の点灯を制御する表示制御部162と、器具本体20との間で通信を行う通信手段163を備えている。
【0030】
図2は、浴室リモートコントローラ100の外観をその正面から表したものである。リモートコントローラ100の有するスイッチには、図2に示すように、呼び出しスイッチ111と、優先スイッチ112と、おいだきスイッチ113と、自動スイッチ114がある。また詳細設定用に、給湯アップスイッチ115と、給湯ダウンスイッチ116と、湯量アップスイッチ117と、湯量ダウンスイッチ118と、ふろ温度アップスイッチ119と、ふろ温度ダウンスイッチ120とがある。このほか、ゆらぎシャワースイッチ121と、たし湯スイッチ122と、ぬる湯スイッチ123と、保温時間スイッチ124と、運転スイッチ125と、音量スイッチ126とがある。これらは図示省略の開閉可能な蓋で通常はカバーされている。
【0031】
呼び出しスイッチ111は、浴室内から台所リモートコントローラ200など他の箇所に設置されたもう1つのリモートコントローラとの間でインターフォン機能を有効にし、かつ相手を呼び出すためのスイッチである。優先スイッチ112は、台所リモートコントローラ200など他の箇所に設置されたリモートコントローラよりも当該浴室リモートコントローラ100で設定した給湯設定温度を優先するためのスイッチである。おいだきスイッチ113は、風呂の追焚運転の開始や停止を行うためのスイッチである。
【0032】
自動スイッチ114は、風呂の自動運転の開始や停止を行うためのスイッチである。風呂の自動運転をオンにすると、設定された水位まで設定された温度の湯を自動で浴槽5に湯張りし、かつその温度および水位を設定された保温継続時間(たとえば4時間)が経過するまで維持するように器具本体20が動作する。
【0033】
給湯アップスイッチ115は、給湯設定温度を上げるためのスイッチであり、給湯ダウンスイッチ116は、給湯設定温度を下げるためのスイッチである。湯量アップスイッチ117は、浴槽設定水位を上げるためのスイッチであり、湯量ダウンスイッチ118は、浴槽設定水位を下げるためのスイッチである。ふろ温度アップスイッチ119は、ふろを保温する際の設定温度や追い焚き時の設定温度を上げるためのスイッチであり、ふろ温度ダウンスイッチ120は、同温度を下げるためのスイッチである。
【0034】
ゆらぎシャワースイッチ121は、シャワーの温度又は勢いを、人に心地よいとされるF分の1の揺らぎで変化させるためのスイッチである。たし湯スイッチ122は、浴槽にたし湯するためのスイッチである。ぬる湯スイッチ123は、浴槽に水を入れて湯温を下げるためのスイッチである。保温時間スイッチ124は、自動運転中の保温継続時間を変更するためのスイッチである。運転スイッチ125は、器具本体20の運転をオンオフするためのメインスイッチである。音量スイッチ126は、先に説明したインターフォン機能を作動させた際に、相手方からの声の大きさを変更するためのスイッチである。音量スイッチ126の左横には、マイクとしても機能するスピーカが内蔵されている。
【0035】
浴室リモートコントローラ100が備える多数の表示部のうち、給湯に関する表示項目の表示部としては、給湯設定温度の設定において台所リモートコントローラ200など他のリモートコントローラより優先される状態にあることを「優先」の文字で表示する優先表示部131と、シャワーの温度又は勢いが揺らぎに設定されていることを「ゆらぎ」の文字で表示するゆらぎ表示部132と、炎の絵柄を変動させて給湯側の燃焼を通知する給湯燃焼表示部133と、給湯設定温度を数字で表示する給湯設定温度表示部134がある。
【0036】
風呂に関する表示項目を表示する表示部としては、自動運転が予約中であることを「予約」の文字で表示する予約表示部141と、現在時刻もしくは予約時刻を表示する時刻表示部142と、炎の絵柄を変動させて風呂側の燃焼を通知する風呂燃焼表示部143と、風呂の設定温度を表示する風呂設定温度表示部144とがある。さらに、浴槽の設定水位を表示する水位表示部145と、風呂の保温中であることを「保温」の文字で表示する本表示部146と、浴槽に水または湯を注水中もしくは追焚中であることを矢印の点滅で表示する矢印表示部147と、水の注水中であることを「水」の文字で表示する水表示部148と、湯の注水中であることを「湯」の文字で表示する湯表示部149を備えている。
【0037】
これらの表示部は、それぞれ独立した蛍光表示管で構成されており、独立に点灯・消灯可能になっている。さらに、呼び出しスイッチ111、優先スイッチ112、おいだきスイッチ113、自動スイッチ114にはそれぞれ個別のランプ151〜154が内蔵されている。運転ランプ155は、風呂給湯器10が運転オンの状態であることを示すものである。
【0038】
台所リモートコントローラ200は、複数のスイッチ211〜216と、複数の表示部221〜223と、スイッチに内蔵されたランプ241、242と、運転ランプ243と、マイクの機能を兼ねたスピーカ201と、台所リモートコントローラ200の動作を統轄制御する制御部260とを有している。制御部260は、CPU、ROM、RAMを主要部とする回路で構成されている。制御部260は、台所リモートコントローラ200の動作を統括制御するものであり、制御部160と同様に操作管理部261と、表示制御部262と、通信手段263を備えている。
【0039】
スイッチとしては、呼び出しスイッチ211、自動スイッチ212、給湯アップスイッチ213、給湯ダウンスイッチ214、運転スイッチ215、音量スイッチ216がある。表示部としては、優先表示部221と、給湯設定温度表示部222と、給湯燃焼表示部223がある。これらは浴室リモートコントローラ100における同じ名称のスイッチおよび表示部とその機能が同一であり、それらの説明を省略する。
【0040】
器具本体20の制御部50が有する省電力モード管理手段54は、浴室リモートコントローラ100および台所リモートコントローラ200の動作モードを、表示が通常通り行われる通常モードと非表示になる省電力モードとに切り換える機能を有している。省電力モード管理手段54は、器具の運転がオンになっており、かつ出湯などに基づく燃焼動作の行われていない待機中は、浴室リモートコントローラ100および台所リモートコントローラ200の双方を省電力モードにする。なお省電力モード中に何らかのスイッチ操作があると一時的に(たとえば3分間)通常モードに復帰し、再び省電力モードに戻るように動作モードが制御される。また待機中に出湯が始まると通常モードに復帰する。その後、出湯が停止して待機中に戻ってから所定時間(たとえば10分)が経過すると、再び省電力モードへ移行するようになっている。
【0041】
省電力モードにおいて、浴室リモートコントローラ100および台所リモートコントローラ200は、運転ランプ155、243を除いて非表示になる。通常モードでは、給湯設定温度表示部134、222、風呂設定温度表示部144、水位表示部145は常時オンになり、その他の表示項目は必要に応じてオンになる。たとえば優先スイッチ112の操作によって優先状態になると優先表示部131がオンになり、かつ優先スイッチ112に内蔵したランプがオンになる等である。
【0042】
省電力モード管理手段54は、台所リモートコントローラ200の運転スイッチ215が操作されて風呂の自動運転がオンになった場合には、風呂が沸上るまで、浴室リモートコントローラ100を省電力モードにする等の機能を有している。当該機能を果たすため、省電力モード管理手段54は、送信元判定手段61と、沸上り判定手段62と、動作モード制御手段63の機能を有している。
【0043】
送信元判定手段61は、通信手段55がいずれかのリモートコントローラ100、200から、風呂の自動運転をオンにする操作がなされたことを表す情報を受信したとき、その送信元のリモートコントローラが浴室リモートコントローラ100以外であるか否かを判定する。なおタイマ予約された時刻の到来によって風呂の自動運転がオンになったか否かについても判定する機能を有している。
【0044】
沸上り判定手段62は、風呂自動運転管理部52が風呂の自動運転を開始してから人が入浴可能な状態になったことを判定するための所定の沸上り条件が成立したか否かを判定する機能を有する。沸上り条件は、ここでは沸上り完了の所定時間前(たとえば5分前)に成立するようになっている。このほか、沸上り完了時に成立したり、浴槽水の温度が風呂設定温度より所定温度低い温度まで上昇したときに成立したりするように構成してもよい。これらに限らず、注湯のみで(追焚をせずに)沸上り完了となるものも含み、人がほぼ入浴可能な状態になったことを判定し得る条件であればよい。
【0045】
動作モード制御手段63は、風呂の自動運転オンの操作が浴室リモートコントローラ100以外のリモートコントローラでなされたと判定された場合、もしくは予約時刻の到来によってオンしたと判定された場合に、風呂の自動運転がオンになってから先の沸上り条件が成立するまでの間、浴室リモートコントローラ100の動作モードをその表示状態が非表示もしくは通常より節電された状態のいずれかになる省電力モードに設定し、かつ沸上り条件が成立したとき等に、省電力モードを解除する機能を果たすものである。
【0046】
図4は、風呂の自動運転がオンにされた場合における風呂給湯器10の省電力モードに係わる動作の流れを示している。なお、先に説明したように、待機中は、浴室リモートコントローラ100および台所リモートコントローラ200は省電力モードになっている。器具本体20は、風呂の自動運転のオン操作がなされると、風呂の自動運転を開始し(ステップS401)、浴室リモートコントローラ100を通常モードに切り換える(ステップS402)。なお、台所リモートコントローラ200については、スイッチ操作が行われたことや給湯使用に基づいて省電力モードが解除される。したがって、出湯等の動作がなければ、10分など所定時間の経過後に、省電力モードに自動的に移行する。
【0047】
次に、今回のスイッチ操作が浴室リモートコントローラ100で行われたものであるか否かを調べ(ステップS403)、浴室リモートコントローラ100以外で行われた場合には(ステップS403:Y)、5分経過してから(ステップS404)、浴室リモートコントローラ100を省電力モードに切り換える(ステップS405)。本実施の形態では、風呂設定温度や設定水位など風呂に関連する項目が台所リモートコントローラ200に表示されない。このため、台所リモートコントローラ200で風呂の自動運転のオン操作をした人が、そのあと浴室に来て、浴室リモートコントローラ100で風呂設定温度や設定水位を確認する場合がある。かかる事態に対応すべく、自動運転がオンにされてから5分間は浴室リモートコントローラ100を通常モードにし、5分経過後に浴室リモートコントローラ100を省電力モードに切り換えている。なお、浴室リモートコントローラ100からのスイッチ操作で風呂の自動運転がオンにされた場合は(ステップS403;N)、最後のスイッチ操作から10分など所定時間の経過後に、省電力モードに自動的に移行する(ステップS405)。
【0048】
風呂の自動運転をオンにしてから人が入浴可能な状態に沸上るまでは(ステップS406;N)、浴室に人が居ないと推定されるので、沸上り条件が成立するまで浴室リモートコントローラ100を省電力モードに切り換えている。これにより、人の居ない浴室で浴室リモートコントローラ100の表示が無駄に行われることが防止され、節電効果を得ることができる。
【0049】
沸上り条件が成立すると(ステップS406:Y)、人の入浴が推定されるので、浴室リモートコントローラ100の省電力モードを解除して通常モードに切り換える(ステップS407)。その後、保温継続時間が経過するまでに、風呂の自動運転が手動のスイッチ操作でオフにされた場合は(ステップS408:Y)、操作後、一定時間が経過するまでもしくは保温継続時間が経過するまでは(ステップS410;N)、通常モードでの表示を継続し、一定時間もしくは保温継続時間が経過したとき(ステップS410;Y)、浴室リモートコントローラ100を再び省電力モードに切り換える。
【0050】
手動オフされないときは(ステップS408;N)、保温継続時間の経過によって自動的にオフになるまで(ステップS409:N)、通常モードでの表示を継続する。保温継続時間の経過によって自動的に風呂の自動運転がオフになると(ステップS409:Y)、浴室リモートコントローラ100を再び省電力モードに切り換える。
【0051】
風呂の自動運転が自動的にオフになった場合には、その後の入浴が推定されないので、浴室リモートコントローラ100を省電力モードに切り換える。一方、風呂の自動運転をオフにしても、しばらくは浴槽水の温度低下が少なく入浴可能なので、節約のために、実際に入浴を終える少し前に手動で風呂の自動運転をオフにする人もいる。このことを考慮し、風呂の自動運転が手動でオフされた場合は、その後、一定時間(たとえば30分)が経過するまで浴室リモートコントローラ100の表示を通常モードに維持している。なお、一定時間に代えて、保温継続時間が経過するまで通常モードを維持するように構成してもよい。また一定時間経過前に保温継続時間が到来したときは、保温継続時間の経過時点で省電力モードに移行したり、保温継続時間が過ぎても一定時間が経過するまでは省電力モードの解除した状態を維持するように構成してもよい。
【0052】
タイマ予約によって風呂の自動運転がオンになった場合は、浴室リモートコントローラ100以外のリモートコントローラで風呂の自動運転がオンになった場合と同様の流れで動作する。
【0053】
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成はこれに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があってもかまわない。
【0054】
たとえば、実施の形態では、浴室リモートコントローラ100以外のリモートコントローラで風呂の自動運転のオン操作がなされた場合に、その後、5分待ってから浴室リモートコントローラ100を省電力モードに切り換えたが、オン操作の後、すぐに省電力モードに切り換える(その前が待機中なら省電力モードをそのまま維持する)ように構成してもよい。特に、台所リモートコントローラ200において風呂設定温度等が表示される場合にあっては、5分の経過を待つ必要はない。
【0055】
また実施の形態では、風呂の自動運転がオンの間であっても、出湯動作やスイッチ操作がない限り台所リモートコントローラ200を省電力モードに維持したが、風呂の自動運転中は台所リモートコントローラ200を通常モードに設定してもよい。特に、台所リモートコントローラ200で風呂設定温度の表示が可能な場合には、風呂の自動運転中は台所リモートコントローラ200を通常モードに設定してもよい。この場合、風呂の自動運転の自動オフまたは手動オフに基づいて浴室リモートコントローラ100を省電力モードに切り換えるとき、同時に台所リモートコントローラ200も省電力モードに切り換えてもよい。
【0056】
省電力モードにおける表示項目は、通常モードに比べて節電できるものであればよく、実施の形態で例示したものに限定されない。また省電力モードでの動作は、蛍光管表示等を消灯するだけでなく、減光したり、液晶表示の場合ではバックライトのみを減光・消灯したり、照光スイッチやその他のLEDやランプ等も減光・消灯したり、音声案内の音声をなくしたりするなど、リモートコントローラでの節電に貢献するものであれば、いかなるものであってもよい。
【0057】
【発明の効果】
本発明にかかる風呂給湯器および風呂給湯器のリモートコントローラ制御方法によれば、浴室以外に設置されたリモートコントローラやタイマ予約のタイムアップなど浴室リモートコントローラ以外の器具内外からの指示に基づいて風呂の自動運転がオンになったとき、その後、人が入浴可能な状態になるまで、浴室リモートコントローラの表示を省電力モードに設定し、入浴可能になったとき省電力モードを解除して通常の表示を行うので、浴室に人が居ないと推定されるときに浴室リモートコントローラで無駄に通常の表示動作が行われなくなり、節電効果を得ることができる。
【0058】
浴室リモートコントローラ以外の器具内外からの指示に基づいて風呂の自動運転がオンにされた後、一定の猶予時間が経過してから浴室リモートコントローラを省電力モードに切り換えるものでは、操作されたリモートコントローラに風呂設定温度等の表示機能がない場合でも、操作後しばらくの間は、浴室リモートコントローラで風呂設定温度等を確認することが可能になり、利便性を損なわずに節電効果を得ることができる。
【0059】
風呂の自動運転が自動でオフになったとき、浴室リモートコントローラを省電力モードに設定するものでは、保温継続時間の経過後は、人の入浴がほぼ無いと推定されるので、省電力モードに切り換えることで、自動的に節電することができる。
【0060】
また風呂の自動運転が手動でオフにされたときは、その後に一定時間が経過するまで、または保温開始から一定時間が経過するまで、または保温継続時間が経過するまで通常モードを維持してから省電力モードに切り換えるものでは、入浴終了前に手動でオフにして倹約する利用者にも不便を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る風呂給湯器の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る浴室リモートコントローラを示す正面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る台所リモートコントローラを示す正面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る風呂給湯器の風呂自動運転がオンにされた場合における動作を示す流れ図である。
【符号の説明】
5…浴槽
10…風呂給湯器
20…器具本体
21…バーナ
22…熱交換器
23…フィン
30…給湯水管
31…給水管
32…給湯管
33…水量センサ
40…追焚水管
41…ふろ戻管
42…ふろ往管
43…ふろポンプ
45…注湯連絡管
46…電磁弁
50…制御部
51…燃焼制御手段
52…風呂自動運転管理部
53…タイマ
54…省電力モード管理手段
55…通信手段
61…送信元判定手段
62…沸上り判定手段
63…動作モード制御手段
100…浴室リモートコントローラ
101…スピーカ
111…呼び出しスイッチ
112…優先スイッチ
113…おいだきスイッチ
114…自動スイッチ
115…給湯アップスイッチ
116…給湯ダウンスイッチ
117…湯量アップスイッチ
118…湯量ダウンスイッチ
119…ふろ温度アップスイッチ
120…ふろ温度ダウンスイッチ
121…ゆらぎシャワースイッチ
122…たし湯スイッチ
123…ぬる湯スイッチ
124…保温時間スイッチ
125…運転スイッチ
126…音量スイッチ
131…優先表示部
132…ゆらぎ表示部
133…給湯燃焼表示部
134…給湯設定温度表示部
141…予約表示部
142…時刻表示部
143…風呂燃焼表示部
144…風呂設定温度表示部
145…水位表示部
146…本表示部
147…矢印表示部
148…水表示部
149…湯表示部
151〜154…ランプ
155…運転ランプ
160…制御部
161…操作管理部
162…表示制御部
163…通信手段
200…台所リモートコントローラ
201…スピーカ
211…呼び出しスイッチ
212…自動スイッチ
213…給湯アップスイッチ
214…給湯ダウンスイッチ
215…運転スイッチ
216…音量スイッチ
221…優先表示部
222…給湯設定温度表示部
223…給湯燃焼表示部
241、242…ランプ
243…運転ランプ
260…制御部
261…操作管理部
262…表示制御部
263…通信手段

Claims (8)

  1. 浴室に設置された浴室リモートコントローラからの指示とこれ以外の器具内外からの指示のいずれかに基づいて風呂の自動運転の可能な風呂給湯器において、
    前記器具内外からの指示に基づいて風呂の湯張りのため自動運転がオンになったとき、その後、人が入浴可能な状態になったと判定するための所定の入浴可能条件が成立するまで、前記浴室リモートコントローラの動作モードをその表示状態が非表示もしくは通常より節電された状態になる省電力モードに設定し、前記入浴可能条件が成立したとき前記省電力モードを解除する省電力モード管理手段を有し、
    前記所定の入浴可能条件は、沸上り完了の所定時間前になったこと、沸上り完了になったこと、浴槽水の温度が風呂設定温度より所定温度低い温度まで上昇したこと、および追焚をせずに注湯のみで沸上り完了になったことのいずれか1つに基づいて成立する
    ことを特徴とする風呂給湯器。
  2. 前記器具内外からの指示で風呂の自動運転をオンにしてから一定の猶予時間が経過した時点から、前記浴室リモートコントローラの動作モードを前記省電力モードに設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の風呂給湯器。
  3. 前記風呂の自動運転は、前記入浴可能条件が成立してから所定の保温継続時間が経過するまで保温動作を継続した後、自動でオフになるものであり、
    前記省電力モード管理手段は、風呂の自動運転が自動でオフになったとき、少なくとも前記浴室リモートコントローラの動作モードを前記省電力モードに設定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の風呂給湯器。
  4. 前記省電力モード管理手段は、前記風呂の自動運転が自動でオフになる前に手動で自動運転がオフにされたとき、前記浴室リモートコントローラの動作モードを、そのあと一定時間が経過するまで、または保温開始から一定時間が経過するまで、または前記保温継続時間が経過するまでは前記省電力モードが解除された状態にし、前記一定時間もしくは前記保温継続時間が経過したとき前記省電力モードに設定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の風呂給湯器。
  5. 浴室に設置された浴室リモートコントローラからの指示とこれ以外の器具内外からの指示のいずれかに基づいて風呂の自動運転の可能な風呂給湯器のリモートコントローラ制御方法において、
    前記器具内外からの指示に基づいて風呂の湯張りのため自動運転がオンになったとき、その後、人が入浴可能な状態になったと判定するための所定の入浴可能条件が成立するまで、前記浴室リモートコントローラの動作モードをその表示状態が非表示もしくは通常より節電された状態になる省電力モードに設定し、前記入浴可能条件が成立したとき前記省電力モードを解除し、前記所定の入浴可能条件は、沸上り完了の所定時間前になったこと、沸上り完了になったこと、浴槽水の温度が風呂設定温度より所定温度低い温度まで上昇したこと、および追焚をせずに注湯のみで沸上り完了になったことのいずれか1つに基づいて成立する
    ことを特徴とする風呂給湯器のリモートコントローラ制御方法。
  6. 前記器具内外からの指示で風呂の自動運転をオンにしてから一定の猶予時間が経過した時点から、前記浴室リモートコントローラの動作モードを前記省電力モードに設定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の風呂給湯器のリモートコントローラ制御方法。
  7. 前記風呂の自動運転が、前記入浴可能条件が成立してから所定の保温継続時間が経過するまで保温動作を継続した後、自動でオフになる場合において、
    風呂の自動運転が自動でオフになったとき、少なくとも前記浴室リモートコントローラの動作モードを前記省電力モードに設定する
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の風呂給湯器のリモートコントローラ制御方法。
  8. 前記風呂の自動運転が自動でオフになる前に手動で自動運転がオフにされたとき、前記浴室リモートコントローラの動作モードを、そのあと一定時間が経過するまで、または保温開始から一定時間が経過するまで、または前記保温継続時間が経過するまでは前記省電力モードが解除された状態にし、前記一定時間もしくは前記保温継続時間が経過したとき前記省電力モードに設定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の風呂給湯器のリモートコントローラ制御方法。
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