JP2000161773A - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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JP2000161773A
JP2000161773A JP10340723A JP34072398A JP2000161773A JP 2000161773 A JP2000161773 A JP 2000161773A JP 10340723 A JP10340723 A JP 10340723A JP 34072398 A JP34072398 A JP 34072398A JP 2000161773 A JP2000161773 A JP 2000161773A
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Japan
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water
bathtub
hot water
hot
circulation
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JP10340723A
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English (en)
Inventor
Toru Tsuruta
透 鶴田
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JFE Steel Corp
Toto Ltd
Nihon Yupro Corp
Original Assignee
Toto Ltd
Kawasaki Steel Corp
Nihon Yupro Corp
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Publication date
Application filed by Toto Ltd, Kawasaki Steel Corp, Nihon Yupro Corp filed Critical Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給湯機の自動運転の運転状態を音声情報また
は文字情報で報知し、使用者に給湯機の運転状態を明確
に報知する。 【解決手段】 浴槽への自動給湯開始時に「お湯はり中
です」と音声報知し、実行中は「お湯はり中」と文字表
示する。自動給湯中の浴槽内の残水を確認開始時に「残
水確認中です」と音声報知し、実行中は「残水確認中」
と文字表示する。自動給湯中の湯温の確認開始時に「ふ
ろ温度確認中です」と音声報知し、実行中は「ふろ温度
確認中」と文字表示する。ふろ設定温度まで沸き上がる
と「入浴可能です」と音声報知し、「入浴可能」と文字
表示する。沸き上がり後の湯の追焚開始時に「保温追焚
中」と音声報知し、実行中は「保温追焚中」と文字表示
する。自動スイッチOFF後の循環配管のパージ給湯開
始時に「配管パージ運転中です」と音声報知し、実行中
は「配管パージ運転中」と文字表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給湯機の自動運転
を指示する操作スイッチを備えたリモコン装置と、該操
作スイッチの操作に応じて給湯機の動作を制御する動作
制御部とを備えた給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽へ追焚配管を通じて、あらか
じめ設定された水位まで自動給湯する自動給湯機能付給
湯機においては、追焚熱交換器と浴槽の間で浴槽の循環
口に接続した循環配管に圧力センサーを設け、該圧力セ
ンサーにより検出した浴槽の循環口より上の水位を基準
水位として記憶し、該基準水位を基準として設定水位ま
で自動給湯を行っていた。詳しくは、給湯機の運転を指
示する操作リモコンの自動スイッチがONされると、浴
槽への給湯と、循環口より上の水位に達したかの確認を
繰り返し、循環口より上の水位まで達した時の浴槽の水
位を前記圧力センサーにより検出し、基準水位として記
憶していた。ここで、循環口より上の水位に達したかど
うかの確認は、前記循環配管に設けられた循環ポンプを
運転して、前記循環配管の水流を検出するために設けら
れている水流検出器によって行われる。すなわち、水流
検出器が水流を検出した時は循環口より上の水位に達し
たと判断される。そして、この基準水位を基準として設
定水位までの自動給湯を行っていた。その後、あらかじ
め設定されているふろ沸き上がり温度まで追焚を行っ
て、自動給湯完了をブザーで報知していた。その後、所
定時間ごとに循環ポンプを運転し、前記循環配管に設け
られたふろ温度センサーにより、ふろの湯が冷めていな
いかを確認し、冷めている場合は、再度、ふろ沸き上が
り温度まで追焚を行って保温していた。また、さらに
は、浴槽の湯の水位が低下した場合は、再度設定水位ま
で自動給湯を行い浴槽内の湯の水位を設定水位まで復帰
させていた。さらに、操作リモコンの自動スイッチがO
FFされた後に浴槽の排水栓を外し浴槽の湯が排水され
ると、浴槽内の湯の水位が前記基準水位を下回った時点
で、入浴により汚れた追焚配管内の湯をパージするため
に10リットルの水を追焚配管を通じて、浴槽へ給湯し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、自動スイッチをONした後に、浴槽への給湯
だけでなく、循環口より上の水位に達したかの確認を繰
り返したり、追焚、ふろ温度の確認、水位復帰運転など
を自動で行うため、使用者は給湯機の運転状態が判らな
いという問題点があった。さらには、浴槽の湯を排水す
るときの追焚配管内の湯のパージ動作は、操作スイッチ
の操作によらず、給湯機が自動で行うため、使用者は追
焚配管内の湯のパージ動作が行われていることが判らな
いという問題点があった。そこで、本発明は上記課題を
解決するためになされたもので、本発明の目的は、給湯
機の運転状態、特に自動運転の運転状態を音声情報また
は文字情報で報知し、使用者に給湯機の運転状態を明確
に報知することのできる給湯装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するために請求項1は、給湯機の自動運転を
指示する操作スイッチを備えたリモコン装置と、該操作
スイッチの操作に応じて給湯機の動作を制御する動作制
御部を備えた給湯装置において、動作制御部の動作状態
をリモコン装置にて音声情報または文字情報で報知する
運転状態報知手段を備えた。よって、操作スイッチを操
作した後、給湯機の自動運転状態が音声情報または文字
情報で報知されるため使用者は給湯機の運転状態を明確
に知ることができる。
【0005】請求項2は、前記リモコン装置は、操作ス
イッチとして少なくとも、浴槽への自動給湯を行う自動
スイッチまたは浴槽の水を自動で沸かし上げる追焚スイ
ッチを備えている。よって、自動スイッチまたは追焚ス
イッチをONした後の複雑な動作が音声情報または文字
情報で報知されるため使用者は給湯装置の自動運転状態
を明確に知ることができる。
【0006】請求項3は、給湯機の自動運転を指示する
操作スイッチを備えたリモコン装置と、該操作スイッチ
の操作に応じて給湯機の動作を制御する動作制御部と、
追焚熱交換器と浴槽の間で前記浴槽の循環口に接続した
循環配管を通じて浴槽の水を循環するための循環ポンプ
と、前記循環配管の水流を検出するための水流検出器
と、前記循環ポンプを運転し前記水流検出器が水流を検
出した場合は循環口以上の残水ありと判断する残水検出
手段を備えた給湯装置において、前記残水確認手段の作
動を前記リモコン装置にて音声情報または文字情報で報
知する運転状態報知手段を備えた。よって、自動スイッ
チをONした後に浴槽への給湯が断続的になされている
時に残水確認手段の作動が音声情報または文字情報で報
知されるため使用者は残水確認手段が作動したことを明
確に知ることができる。ここで、残水確認手段とは、循
環ポンプを駆動させたときに水流検出器が水流を検出す
れば、浴槽に残水があると判別する機構をいう。
【0007】請求項4は、給湯機の自動運転を指示する
操作スイッチを備えたリモコン装置と、該操作スイッチ
の操作に応じて給湯機の動作を制御する動作制御部と、
追焚熱交換器と浴槽の間で浴槽の循環口に接続した循環
配管を通じて前記浴槽の水を循環するための循環ポンプ
と、前記循環配管の水流を検出するための水流検出器
と、前記循環配管に設けられた温度センサーと、前記循
環ポンプを運転し前記水流検出器が水流を検出している
時に前記温度センサーにより浴槽内の湯の温度を検出す
る温度確認手段を備えた給湯装置において、前記温度確
認手段の作動を前記リモコン装置にて音声情報または文
字情報で報知する運転状態報知手段を備えた。よって、
自動スイッチや追焚スイッチをONした後に温度確認手
段の作動が音声情報または文字情報で報知されるため、
使用者は温度確認手段が作動したことを明確に知ること
ができる。ここで、温度確認手段とは、循環ポンプを駆
動させて水流スイッチが検出しているときに、循環配管
を流れる湯温がふろ設定温度に達しているか確認する機
構をいう。
【0008】請求項5は、給湯機の自動運転を指示する
操作スイッチを備えたリモコン装置と、該操作スイッチ
の操作に応じて給湯機の動作を制御する動作制御部と、
追焚熱交換器と浴槽の間で浴槽の循環口に接続した循環
配管を通じて前記浴槽の水を循環するための循環ポンプ
と、前記循環配管の水流を検出するための水流検出器
と、浴槽内の水位を検出するための圧力センサーと、前
記浴槽内の水位が所定値以下になった時点で循環配管の
残水を排出するための残水排出手段を備えた給湯装置に
おいて、該残水排出手段の作動を前記リモコン装置にて
音声情報または文字情報で報知する運転状態報知手段を
備えた。よって、浴槽の湯を排水しているときの残水排
出手段の作動が音声情報または文字情報で報知されるた
め、使用者は残水排出手段が作動したことを明確に知る
ことができる。ここで、残水排出手段とは、自動運転終
了後に浴槽の湯を排出して浴槽の水位が所定値以下とな
ったときに、循環配管の残水を浴槽に排出させる機構を
指し、例えば浴槽の水位が所定値以下となったときに、
所定量の湯を循環配管に供給することで達成できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に
係る自動給湯機能付給湯機の構成図である。前記自動給
湯機能付給湯機(以下給湯機と記述する)は、図1に示
すように、燃焼のための燃焼部Aと、給湯を行うための
給湯経路Bと、湯はり・追焚を行うための湯はり・追焚
経路Cを有し、さらには給湯機を制御するための電装基
板2と、電装基板2に電気を供給するための電源プラグ
34と、漏電防止のための漏電安全装置33と、給湯機
内部の温度を検出するための気温サーミスタ36を備え
ている。燃焼部Aと、給湯経路Bと、湯はり・追焚経路
Cについては、以下に詳しく述べる。
【0010】まず燃焼部Aについて詳細に説明する。燃
焼部Aにおいて、給湯機に供給されるガスは、ガスの供
給を開始または停止するための元ガス電磁弁9から、開
度を可変することにより燃焼量を調節するためのガス比
例弁8を通り、バーナ6A、6B、6C、6Dの下部に
あり、要求熱量に応じて燃焼時のバーナ6A、6B、6
C、6Dの本数を切り替えるための切替弁7A、7B、
7C、7Dを通過し、バーナ6A、6B、6C、6Dに
流れ込む。バーナ6A、6B、6C、6Dの下部には、
燃焼に必要な空気をバーナ6A、6B、6C、6Dに供
給するためのファン10が設けてあり、バーナ6A、6
B、6C、6Dの上部にはバーナ6A、6B、6C、6
Dに点火するための点火プラグ5と、火炎を検出するた
めのフレームロッド4と、さらに給湯機に供給された水
を加熱するための給湯加熱管38と浴槽50の湯を循環
させて加熱するための追焚加熱管45を備えた一缶二水
路方式の瞬間式熱交換器3と、追焚のための燃焼時に給
湯加熱管38内の湯の沸騰防止のために給湯加熱管38
内の温度を検出するための給湯沸騰防止サーミスタ13
と、熱交換器3の上部には燃焼によって発生する排気を
出すための排気口1を備えている。また熱交換器3に
は、過熱防止安全装置である温度ヒューズ11、残火安
全装置であるハイリミットスイッチ12とが備えてあ
る。
【0011】次に給湯経路Bについて詳細に説明する。
給湯経路Bは、給水源と給湯機を接続する逆止弁内蔵給
水接続口27と、逆止弁内蔵給水接続口27を通じて給
湯機に水を供給するための給水管37と、給水管37に
設けられ給湯機に供給される水の流量を検出するための
給水水量センサー18と、給水管37に設けられ給水温
度を検出するための給水サーミスタ14と、断水等によ
り給水管37内が負圧になった時に水の逆流を防止する
ために給水管37内に大気圧を導くバキュームブレーカ
31と、バキュームブレーカ31に連動し大気を取り入
れるためのオーバーフロー口32と、給水管37に接続
し熱交換器3を通る給湯加熱管38と、給湯加熱管38
に設けられ熱交換器3出口の湯の温度を検出するための
熱交サーミスタ15と、給湯加熱管38に接続し加熱さ
れた湯を通すためのA給湯管39と、熱交換器3をバイ
パスして給水管37とA給湯管39に接続されるバイパ
ス管48と、バイパス管48に設けられ水の逆流を防止
するための逆止弁24Aと、A給湯管39を通過する湯
とバイパス管48を通過する水とを混合して設定温度の
湯を作るためのミキシングバルブ20と、ミキシングバ
ルブ20により混合された湯をカランに供給するための
B給湯管40と、B給湯管40に設けられ混合された湯
量を制御するための水量比例弁21と、B給湯管40に
設けられ混合された湯の温度を検出するための給湯サー
ミスタ16とで構成されている。
【0012】次に湯はり・追焚経路Cについて詳細に説
明する。湯はり・追焚経路Cは、B給湯管40から分岐
したA湯はり管41と、A湯はり管41に設けられ、自
動給湯時に湯の供給を開始または停止するための温水電
磁弁23と、浴槽50に供給する湯の流量を検出するた
めのふろ水量センサー19と、浴槽50への給湯流量を
制御するためのふろ水量比例弁30と、自動給湯時に湯
の流れの逆流を防止するための逆止弁24B、24C
と、A湯はり管41に接続されるB湯はり管42と、B
湯はり管42に設けられ浴槽50と熱交換器3の間の水
流を検出するための水流検出器22(以下水流スイッチ
と記述する)と、浴槽50の壁面に設置された循環口3
5(以下循環アダプタと記述する)以上の水位を検出す
るための圧力センサー28(以下水位センサーと記述す
る)と、B湯はり管42に接続され浴槽50の湯を循環
させるための循環ポンプ25と、循環ポンプ25に接続
されるD湯はり管44と、D湯はり管44に設けられ循
環ポンプ25を運転した時に浴槽50内の湯の温度を検
出するためのふろサーミスタ17と、D湯はり管44と
循環アダプタ35を接続するふろ戻り管47と、B湯は
り管42に接続し熱交換器3を迂回させる迂回経路を形
成するための熱交三方弁29と、熱交三方弁29を介し
て浴槽50に湯を供給するためのC湯はり管43と、C
湯はり管43と循環アダプタ35に接続するふろ往き管
46と、循環ポンプ25等の水抜きのための水抜栓26
とから構成されている。
【0013】図2は、本発明の実施形態に係わる浴室リ
モコン9の外観図である。浴室リモコン9には、給湯設
定温度やふろ設定温度などを表示する表示部21と、表
示部21内に文字情報をドットマトリックス表示で表示
する文字情報表示部22と、給湯機を運転可能状態にす
るための運転スイッチ23と、運転スイッチ23がON
状態の時に点灯する点灯部23Aと、浴槽にふろ往き管
4とふろ戻り管5を通じて湯を給湯するための自動スイ
ッチ24と、自動スイッチ24がON状態の時に点灯す
る点灯部24Aと、浴槽の湯を自動で沸かし上げるため
の追焚スイッチ25と、追焚スイッチ25がON状態の
時に点灯する点灯部25Aと、給湯設定温度の優先権を
得るための優先スイッチ26と、優先スイッチ26がO
N状態の時に点灯する点灯部26Aと、音声を発生させ
たりブザー音を鳴動させるためのスピーカー27と、給
湯設定温度を設定するための給湯温度設定スイッチ28
A,28Bが備えられている。
【0014】図3は本発明の実施形態に係わる自動給湯
運転の制御フローである。自動スイッチ24がONされ
ると(ステップS1a)、配管内にある空気をパージす
るために浴槽50へ15L給湯する(ステップS2)。
次に循環ポンプ25を例えば45秒運転させて(ステッ
プS3)、水流スイッチ22がONしたか否か、つま
り、浴槽50内の水が循環アダプタ35を超えているか
否か判断する(ステップS4)。水流スイッチがONし
た場合は浴槽50内の湯が循環アダプタ35を超えてい
るため循環ポンプ25を停止させ(ステップS5b)、
ステップS14に進む。ステップS4で水流スイッチ2
2がONしなかった時は、浴槽50内の水がまだ循環ア
ダプタ35を超えていないため、循環ポンプ25を停止
させて(ステップS5a)、次に1次給湯として、最も
小さい浴槽で循環アダプタ35に達するまでの給湯量で
ある40Lを給湯する(ステップS6)。次に再度循環
ポンプ25を例えば45秒運転させて(ステップS
7)、水流スイッチ22がONしたか否か、つまり、浴
槽50内の水が循環アダプタ35を超えたか否か判断す
る(ステップS8)。水流スイッチ22がONしなかっ
た時は、浴槽50内の水がまだ循環アダプタ35を超え
ていないため、循環ポンプ25を停止させて(ステップ
S9)、予備給湯を20L行う(ステップS10)。ス
テップS8で水流スイッチ22がONするまで、つま
り、浴槽50内の水が循環アダプタ35を超えるまでス
テップS7、S8、S9、S10を繰り返す。ステップ
S8で水流スイッチ22がONすると循環ポンプ25を
停止し(ステップS11)、水面が確実に循環アダプタ
35より上になるようにするために、さらに20L給湯
する(ステップS12)。次に水位センサー28で浴槽
50内の湯の水位を検出し、その時に検出した水位を基
準水位H0とする(ステップS13)。
【0015】次に基準水位H0を基準として、設定水位
Hsまで給湯する(ステップS14)。次に、循環ポン
プ25を運転し(ステップS15)、水流スイッチ22
が例えば45秒連続ONしている場合(ステップS1
6)、浴槽50内の湯の温度(ふろ温度Tf)とリモコ
ンで設定された温度(ふろ設定温度Tfs)を比較し(ス
テップS17)、ふろ温度Tfがふろ設定温度Tfsに達
していない場合は、ふろ設定温度Tfsまで追焚きを行う
(ステップS18)。ふろ温度Tfがふろ設定温度Tfs
に達したら循環ポンプ25を停止する(ステップS1
9)。次に現在水位Heを検出し(ステップS20)、
現在水位Heと設定水位Hsを比較して(ステップS2
1)、現在水位Heが設定水位Hsを下回っている場合は
再度ステップS14に戻り、設定水位Hsまで給湯す
る。現在水位Heが設定水位Hsを超えている場合は、ス
テップS17で沸き上がりを確認してから10分経過し
たか否を確認する(ステップS22)。10分経過した
場合はステップS15に戻り、再び、ふろ温度Tfとふ
ろ設定温度Tfsを比較する。ステップS17で沸き上が
りを確認してから10分経過していない場合は、自動ス
イッチ24がOFFされていないかを確認し(ステップ
S23a)、OFFされた場合はフローを完了し、自動
スイッチ24がOFFされていない場合はステップS2
1に戻り、再び、現在水位Heと設定水位Hsを比較す
る。
【0016】図4は本発明の実施形態に係わる追焚運転
の制御フローである。追焚スイッチ25がONされると
(ステップS1b)、循環ポンプ25を運転させて(ス
テップS15)、水流スイッチ22が、例えば45秒連
続でONしたか否か、つまり、浴槽50内の水が循環ア
ダプタ35を超えているか否か判断する(ステップS1
6)。水流スイッチ22が45秒連続ONしている時
に、浴槽50内の湯の温度(ふろ温度Tf)がリモコン
で設定された温度(ふろ設定温度Tfs)に達していない
場合は(ステップS17)、設定された温度(ふろ設定
温度Tfs)まで追焚きを行う(ステップS18)。浴槽
50内の湯の温度(ふろ温度Tf)がリモコンで設定さ
れた温度(ふろ設定温度Tfs)に達したら循環ポンプ2
5を停止する(ステップS19)。ステップS17で沸
き上がりを確認してから10分経過したか否を確認する
(ステップS22)。10分経過した場合はステップ1
5に戻る。ステップS17で沸き上がりを確認してから
10分経過していない場合は、追焚スイッチ25がOF
Fされていないかを確認し(ステップS23a)、OF
Fされた場合はフローを完了し、追焚スイッチ25がO
FFされていない場合はステップS22に戻る。
【0017】図5は本発明の実施形態である配管パージ
運転の制御フローである。自動スイッチ24がOFFさ
れると(ステップS1a)、現在水位Heと基準水位H0
を比較し(ステップS31)、現在水位Heが基準水位
H0を下回っている場合は循環配管の湯をパージするた
めの配管パージ給湯を15リットル給湯する(ステップ
S32)。これにより循環配管内にある入浴により汚れ
た湯がパージされる。
【0018】図6は、本発明の実施形態における音声情
報の一覧表である。各ステップに応じて浴室リモコン9
のスピーカー27からこれらの音声情報が報知される。
さらに図7は、本発明の実施形態における文字情報の一
覧表である。各ステップに応じて浴室リモコン9の文字
情報表示部22にこれらの文字情報が表示される。浴槽
50への自動給湯が行われている時には(ステップS
2,S6,S10,S12,S14)、各ステップに移
行した時に音声で「お湯はり中です。」と報知される。
さらに各ステップが実施されている間、文字情報で「お
湯はり中」と表示される。循環ポンプ25を運転し水流
スイッチ22の水流検出情報により浴槽50内の残水を
確認している時には(ステップS3,S4,S7,S
8,S11)、各ステップに移行した時に音声で「残水
確認中です。」と報知される。さらに各ステップが実施
されている間、文字情報で「残水確認中」と表示され
る。循環ポンプ25を運転しふろサーミスタ17の検出
情報により浴槽50内の湯温を確認している時には(ス
テップS15,S16,S17)、各ステップに移行し
た時に音声で「ふろ温度確認中です。」と報知される。
さらに各ステップが実施されている間、文字情報で「ふ
ろ温度確認中」と表示される。ふろ設定温度Tfsまで沸
き上がると(ステップS22)、音声で「入浴可能で
す。」と報知される。さらに、文字情報で「入浴可能」
と表示される。浴槽50内の湯を追焚している時には
(ステップ18)、ステップS18に移行した時に音声
で「保温追焚中」と報知される。さらに、ステップ18
が実施されている間、文字情報で「保温追焚中」と表示
される。自動スイッチがOFF状態で浴槽50内の湯が
排水され、現在水位Heが基準水位H0を下回った時には
循環配管のパージ給湯が行われ(ステップS32)、ス
テップS32に移行した時に音声で「配管パージ運転中
です。」と報知される。さらに、ステップS32が実施
されている間、文字情報で「配管パージ運転中」と表示
される。配管パージ運転が完了すると(ステップS32
以降)、音声で「配管パージ運転が完了しました。」と
報知される。さらに、文字情報で「配管パージ運転完
了」と表示される。この文字情報は、次に浴室リモコン
9のスイッチが操作されるまで表示される。これらの音
声情報、文字情報により、使用者に給湯機の自動運転状
態を明確に報知することができる。なお、この実施形態
では、給湯機の自動運転時の状態を音声と文字情報の両
方で報知しているが、どちらか一方のみによる報知とし
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る自動給湯機能付給湯機
の構成図
【図2】本発明の実施形態に係わる浴室リモコン9の外
観図
【図3】本発明の実施形態に係わる自動給湯運転の制御
フロー
【図4】本発明の実施形態に係わる追焚運転の制御フロ
【図5】本発明の実施形態である配管パージ運転の制御
フロー
【図6】本発明の実施形態における音声情報の一覧表
【図7】本発明の実施形態における文字情報の一覧表
【符号の説明】
9 …浴室リモコン 21…表示部 22…文字情報表示部 23…運転スイッチ 24…自動スイッチ 25…追焚スイッチ 27…スピーカー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鶴田 透 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜43番1号 日本 ユプロ株式会社内 Fターム(参考) 3L024 CC06 DD02 DD13 DD17 DD22 EE02 FF02 FF06 FF08 FF15 FF18 GG06 GG12 GG38 5K048 AA06 BA14 EB07 EB10 EB12 EB14 FB05 FB11 HA04 HA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯機の自動運転を指示する操作スイッ
    チを備えたリモコン装置と、該操作スイッチの操作に応
    じて給湯機の動作を制御する動作制御部を備えた給湯装
    置において、前記動作制御部の動作状態を前記リモコン
    装置にて音声情報または文字情報で報知する運転状態報
    知手段を備えたことを特徴とする給湯装置。
  2. 【請求項2】 前記リモコン装置は、操作スイッチとし
    て少なくとも、浴槽への自動給湯を行う自動スイッチま
    たは浴槽の水を自動で沸かし上げる追焚スイッチを備え
    ていることを特徴とした請求項1に記載の給湯装置。
  3. 【請求項3】 給湯機の自動運転を指示する操作スイッ
    チを備えたリモコン装置と、該操作スイッチの操作に応
    じて給湯機の動作を制御する動作制御部と、追焚熱交換
    器と浴槽の間で前記浴槽の循環口に接続した循環配管を
    通じて浴槽の水を循環するための循環ポンプと、前記循
    環配管の水流を検出するための水流検出器と、前記循環
    ポンプを運転し前記水流検出器が水流を検出した場合は
    循環口以上の残水ありと判断する残水検出手段を備えた
    給湯装置において、前記残水確認手段の作動を前記リモ
    コン装置にて音声情報または文字情報で報知する運転状
    態報知手段を備えたことを特徴とする給湯装置。
  4. 【請求項4】 給湯機の自動運転を指示する操作スイッ
    チを備えたリモコン装置と、該操作スイッチの操作に応
    じて給湯機の動作を制御する動作制御部と、追焚熱交換
    器と浴槽の間で浴槽の循環口に接続した循環配管を通じ
    て前記浴槽の水を循環するための循環ポンプと、前記循
    環配管の水流を検出するための水流検出器と、前記循環
    配管に設けられた温度センサーと、前記循環ポンプを運
    転し前記水流検出器が水流を検出している時に前記温度
    センサーにより浴槽内の湯の温度を検出する温度確認手
    段を備えた給湯装置において、前記温度確認手段の作動
    を前記リモコン装置にて音声情報または文字情報で報知
    する運転状態報知手段を備えたことを特徴とする給湯装
    置。
  5. 【請求項5】 給湯機の自動運転を指示する操作スイッ
    チを備えたリモコン装置と、該操作スイッチの操作に応
    じて給湯機の動作を制御する動作制御部と、追焚熱交換
    器と浴槽の間で浴槽の循環口に接続した循環配管を通じ
    て浴槽の水を循環するための循環ポンプと、前記循環配
    管の水流を検出するための水流検出器と、前記浴槽内の
    水位を検出するための圧力センサーと、浴槽内の水位が
    所定値以下になった時点で前記循環配管の残水を排出す
    るための残水排出手段を備えた給湯装置において、前記
    残水排出手段の作動を前記リモコン装置にて音声情報ま
    たは文字情報で報知する運転状態報知手段を備えたこと
    を特徴とする給湯装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004325043A (ja) * 2003-04-28 2004-11-18 Takagi Ind Co Ltd 給湯・追焚装置
JP2012052705A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Rinnai Corp 風呂給湯装置

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