JP2010281484A - 給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給湯装置から供給される湯が、混合栓で入水管から供給される水と混合されて出湯される場合に、湯の過剰な使用を抑制することができる給湯装置を提供する。
【解決手段】混合栓27から出湯される湯の目標流量と目標温度とを設定する目標出湯レベル設定手段33と、入水管7から供給される水の温度Tcと、出湯温度センサ23により検出される湯の温度Thと、流量センサ18により検出される湯の流量Wsと、目標温度Tsetとに基づいて、混合栓27からの出湯流量である混合栓出湯流量Wkを算出する混合栓出湯流量算出手段35と、混合栓出湯流量Wkと目標流量とを比較して、湯の使用状況を浴室リモコン50及び台所リモコン70に設けられたエコランプの表示により報知する湯使用状況報知手段32とを備る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、湯の使用状況を報知する機能を備えた給湯装置に関する。
従来より、給湯装置からの出湯流量を流量センサで検出して、流量センサの検出流量が設定流量を超えているか否か制御部で判断し、検出流量が設定流量を超えているときには、湯の使用が過剰である旨を報知する音声メッセージの出力又は表示をリモコンで行うようにした給湯装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−201178号公報
上記特許文献1に記載された給湯装置によれば、出湯管の先端が単水栓に接続され、給湯装置から供給される湯がそのまま単水栓を介して出湯されるときは、給湯装置の流量センサで検出される出湯流量が単水栓からの出湯流量と等しくなるので、湯の使用が過剰であることを正しく判断することができる。
しかし、出湯管の先端が混合栓に接続されているときには、使用者は、好ましい温度の湯が得られるように、混合栓を操作して出湯管から供給される湯と入水管から供給される水との混合割合を調節する。そのため、流量センサで検出される給湯装置からの出湯流量よりも、混合栓からの出湯流量の方が多くなる。
その結果、使用者が設定流量を超える流量で混合栓からの湯を使用していても、流量センサの検出流量が設定流量を超えずに、湯の使用が過剰である旨の報知がなされない場合が生じ得る。そして、この場合には、湯の過剰な使用を抑制するという効果が得られない。
そこで、本発明は、給湯装置から供給される湯が、混合栓で入水管から供給される水と混合されて出湯される場合に、湯の過剰な使用を抑制することができる給湯装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、入水管及び出湯管と接続され、該入水管から供給される水を加熱して該出湯管に供給する加熱手段と、前記入水管から供給される水の温度を検出する入水温度検出手段と、前記出湯管から供給される湯の温度を検出する出湯温度検出手段と、前記出湯管から供給される湯の流量を検出する流量検出手段と、報知手段とを備え、前記出湯管及び前記入水管と接続され、前記出湯管から供給される湯と前記入水管から供給される水とを、所定比率で混合して出湯する混合栓を介して、湯を供給する給湯装置に関する。
そして、本発明の第1の態様は、前記混合栓から出湯される湯の目標流量と目標温度とを設定する目標出湯レベル設定手段と、前記入水温度検出手段により検出される水の温度と、前記出湯温度検出手段により検出される湯の温度と、前記流量検出手段により検出される湯の流量と、前記目標温度とに基づいて、前記混合栓からの出湯流量である混合栓出湯流量を算出する混合栓出湯流量算出手段と、前記混合栓出湯流量と前記目標流量とを比較して、湯の使用状況を前記報知手段により報知する湯使用状況報知手段とを備えたことを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記混合栓出湯流量算出手段は、前記混合栓から供給される湯の流量である前記混合栓出湯流量を算出する。そして、前記湯使用状況報知手段は、前記混合栓接続認識手段により、前記出湯管が混合栓と接続されていると認識されているときに、前記混合栓出湯流量と前記目標流量とを比較して、湯の使用状況を前記報知手段により報知する。このように、前記混合栓出湯流量と前記目標流量とを比較することによって、使用者が湯の使用流量として認識する混合栓からの出湯流量について、前記目標流量に対する過剰等を報知して、湯の過剰な使用を抑制することができる。
また、前記第1の態様において、前記混合栓出湯流量算出手段は、以下の式(1)により、前記混合栓出湯流量を算出することができる。
Wk=Ws×(Th−Tc)/(Tset−Tc) ・・・・・ (1)
但し、Wk:混合栓出湯流量、Ws:出湯管からの出湯流量、Th:出湯温度検出手段による検出温度、Tc:入水温度検出手段による検出温度、Tset:目標温度。
また、前記第1の態様において、遠隔操作用の第1リモコン及び第2リモコンと、前記第1リモコンに設けられた前記報知手段としての第1報知手段と、前記第2リモコンに設けられた前記報知手段としての第2報知手段とを備え、前記目標出湯レベル設定手段は、前記目標流量として、前記第1リモコン用の第1目標流量と前記第2リモコン用の第2目標流量とを設定すると共に、前記目標温度として、前記第1リモコン用の第1目標温度と前記第2リモコン用の第2目標温度とを設定し、前記混合栓出湯流量算出手段は、前記混合栓出湯流量として、前記第1リモコン用の第1混合栓出湯流量を前記第1目標温度に基づいて算出すると共に、前記第2リモコン用の第2混合栓出湯流量を前記第2目標温度に基づいて算出し、前記湯使用状況報知手段は、前記第1混合栓出湯流量と前記第1目標流量とを比較して、湯の使用状況を前記第1報知手段により報知すると共に、前記第2混合栓出湯流量と前記第2目標流量とを比較して、湯の使用状況を前記第2報知手段により報知することを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記目標出湯レベル設定手段により、前記目標流量及び前記目標温度として、前記第1リモコン用の前記第1目標流量及び前記第1目標温度と、前記第2リモコン用の前記第2目標流量及び前記第2目標温度が設定される。また、前記混合栓出湯流量算出手段により、前記混合栓出湯流量として、前記第1リモコン用の前記第1混合栓出湯流量が前記第1目標温度に基づいて算出されると共に、前記第2リモコン用の前記第2混合栓出湯流量が前記第2目標温度に基づいて算出される。
そして、前記湯使用状況報知手段は、前記第1リモコンについては、前記第1混合栓出湯流量と前記第1目標流量とを比較して、前記第1報知手段により湯の使用状況を報知する。また、前記湯使用状況報知手段は、前記第2リモコンについては、前記第2混合栓出湯流量と前記第2目標流量とを比較して、前記第2報知手段により湯の使用状況を報知する。これにより、前記第1リモコンと前記第2リモコンが、使用される湯の流量や温度が異なる箇所(例えば、浴室と台所)に設置されている場合に、個別に設定した条件により各リモコンで湯の使用状況を報知することができる。
次に、本発明の第2の態様は、前記混合栓から出湯される湯の目標流量と目標温度とを設定する目標出湯レベル設定手段と、前記入水温度検出手段により検出される水の温度と、前記出湯温度検出手段により検出される湯の温度と、前記目標流量と、前記目標温度とに基づいて、前記目標流量且つ前記目標温度の湯を前記混合栓から供給するために必要となる前記出湯管からの出湯流量である必要出湯流量を算出する必要出湯流量算出手段と、前記必要出湯流量と前記流量検出手段により検出される湯の流量とを比較して、湯の使用状況を前記報知手段により報知する湯使用状況報知手段とを備えたことを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記必要出湯流量算出手段は、前記目標流量且つ前記目標温度の湯を前記混合栓から供給するために必要となる前記必要出湯流量を算出する。そして、前記湯使用状況報知手段は、前記必要出湯流量と前記流量検出手段により検出される湯の流量とを比較して、湯の使用状況を前記報知手段により報知する。このように、前記必要出湯流量と前記流量検出手段により検出される湯の流量とを比較することによって、使用者が湯の使用流量として認識する混合栓からの出湯流量について、前記目標流量に対する過剰等を報知して、湯の過剰な使用を抑制することができる。
また、前記第2の態様において、前記必要出湯流量算出手段は、以下の式(2)により、前記必要出湯流量を算出することができる。
Wn=Wset×(Tset−Tw)/(Th−Tc) ・・・・・ (2)
但し、Wn:必要出湯流量、Wset:目標流量、Tset:目標温度、Th:出湯温度検出手段による検出温度、Tc:入水温度検出手段による検出温度。
また、前記第2の態様において、遠隔操作用の第1リモコン及び第2リモコンと、前記第1リモコンに設けられた前記報知手段としての第1報知手段と、前記第2リモコンに設けられた前記報知手段としての第2報知手段とを備え、前記目標出湯レベル設定手段は、前記目標流量として、前記第1リモコン用の第1目標流量と前記第2リモコン用の第2目標流量とを設定すると共に、前記目標温度として、前記第1リモコン用の第1目標温度と前記第2リモコン用の第2目標温度とを設定し、前記必要出湯流量算出手段は、前記必要出湯流量として、前記第1リモコン用の第1必要出湯流量を前記第1目標流量と前記第1目標温度に基づいて算出すると共に、前記第2リモコン用の第2必要出湯流量を前記第2目標流量と前記第2目標温度に基づいて算出し、前記湯使用状況報知手段は、前記第1必要出湯流量と前記流量検出手段により検出される湯の流量とを比較して、湯の使用状況を前記第1報知手段により報知すると共に、前記第2必要出湯流量と前記流量検出手段により検出される湯の流量とを比較して、湯の使用状況を前記第2報知手段により報知することを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記目標出湯レベル設定手段により、前記目標流量及び前記目標温度として、前記第1リモコン用の前記第1目標流量及び前記第1目標温度と、前記第2リモコン用の前記第2目標流量及び前記第2目標温度が設定される。また、前記必要出湯流量算出手段により、前記必要出湯流量として、前記第1リモコン用の前記第1必要出湯流量が前記第1目標流量及び前記第1目標温度に基づいて算出されると共に、前記第2リモコン用の前記第2必要出湯流量が前記第2目標流量及び前記第2目標温度に基づいて算出される。
そして、前記湯使用状況報知手段は、前記第1リモコンについては、前記第1必要出湯流量と前記流量検出手段により検出される湯の流量とを比較して、前記第1報知手段により湯の使用状況を報知する。また、前記湯使用状況報知手段は、前記第2リモコンについては、前記第2必要出湯流量と前記流量検出手段により検出される湯の流量とを比較して、前記第2報知手段により湯の使用状況を報知する。これにより、前記第1リモコンと前記第2リモコンが、使用される湯の流量や温度が異なる箇所(例えば、浴室と台所)に設置されている場合に、個別に設定した条件により各リモコンで湯の使用状況を報知することができる。
本発明の給湯装置の構成図。 図1に示した浴室リモコンの構成図。 図1に示した台所リモコンの構成図。 浴室リモコン及び台所リモコンにより目標流量を設定する際の表示態様を示した説明図。 混合栓からの出湯流量に基づいてエコランプの表示を決定する処理のフローチャート。 浴室リモコンにおけるエコランプの表示態様を示した説明図。 浴室リモコンにおけるエコランプの他の表示態様を示した説明図。 給湯装置からの出湯流量に基づいてエコランプの表示を決定する処理のフローチャート。 浴室リモコン及び台所リモコンにより目標流量を設定する際の他の表示態様を示した説明図。
本発明の実施の形態について、図1〜図9を参照して説明する。図1を参照して、本実施の形態の給湯装置1は、給湯装置本体2と、給湯装置本体2を遠隔操作するための浴室リモコン50及び台所リモコン70とにより構成されている。
給湯装置本体2には、バーナ3、バーナ3に燃焼用空気を供給するファン4、及び給湯装置1の全体的な作動を制御するコントローラ30が備えられている。バーナ3は、その上方に配置された熱交換器6を加熱する。熱交換器6は、上流側の端部が水道管等に接続された入水管7と、下流側の端部が混合栓27に接続された出湯管8との間に接続されている。なお、バーナ3と熱交換器6により本発明の加熱手段が構成される。
バーナ3は、燃焼量の異なる3つの燃焼部(第1燃焼部10a,第2燃焼部10b,第3燃焼部10c)により構成され、これらの燃焼部の組合せによって複数段の燃焼量範囲が設定できるようになっている。バーナ3には、ガス供給管11により燃料ガスが供給される。
ガス供給管11には、上流側から順に、元ガス電磁弁12、ガス比例弁13、切替ガス電磁弁14a,14b,14cが設けられている。元ガス電磁弁12を開弁した状態で、切替ガス電磁弁14a,14b,14cを開弁することによって、対応する第1燃焼部10a,第2燃焼部10b,第3燃焼部10cに燃料ガスが供給される。バーナ3の近傍には、バーナ3に点火するための点火プラグ16と、バーナ3の燃焼炎を検出するフレームロッド17が設けられている。また、点火プラグ16に高電圧を印加して火花放電を生じさせるイグナイタ15が設けられている。
入水管7には、入水管7に供給される水の流量(=出湯管8からの出湯流量)を検出する流量センサ18(本発明の流量検出手段に相当する)と、入水管7に供給される水の流量を調節する水量サーボ19とが設けられている。また、熱交換器6をバイパスして、熱交換器6の下流側と上流側を連通するバイパス管9と、バイパス管9の開度を調節してバイパス比(熱交換器側に供給される水の流量に対するバイパス管9側に供給される水の流量の比率)を変更するバイパスサーボ24が設けられている。
熱交換器6には、2個の過熱防止素子(バイメタルスイッチ20及び温度ヒューズ21)が設けられている。出湯管8には、熱交換器6の出口付近の湯の温度を検出する缶体温度センサ22と、出湯管8から供給される湯の温度を検出する出湯温度センサ23(本発明の出湯温度検出手段に相当する)が設けられている。
コントローラ30は、マイクロコンピュータやメモリ34等により構成された電子ユニットであり、このマイクロコンピュータに給湯装置1の制御用プログラムを実行させることによって、このマイクロコンピュータが、給湯制御手段31、湯使用状況報知手段32、目標出湯レベル設定手段33、混合栓出湯流量算出手段35、及び必要出湯流量算出手段36として機能する。なお、混合栓出湯流量算出手段35は、後述する第1実施形態で用いられる構成であり、必要出湯流量算出手段36は、後述する第2実施形態で用いられる構成である。
コントローラ30には、フレームロッド17の燃焼炎検出信号、流量センサ18の流量検出信号、缶体温度センサ22の温度検出信号、バイメタルスイッチ20及び温度ヒューズ21の過熱検出信号、及び出湯温度センサ23の温度検出信号が入力される。また、コントローラ30から出力される制御信号によって、ファン4、元ガス電磁弁12、ガス比例弁13、切替ガス電磁弁14a,14b,14c、イグナイタ15、水量サーボ19、及びバイパスサーボ24の作動が制御される。
給湯制御手段31は、給湯装置1が運転状態にあるときに、混合栓27が開けられて入水管7への給水が開始され、流量センサ18により所定の作動流量以上の流量が検出されたときに、バーナ3の点火処理を行う。そして、給湯制御手段31は、出湯温度センサ23により検出される出湯管8からの給湯温度が、浴室リモコン50又は台所リモコン70による設定温度となるように、ファン4の回転速度、ガス比例弁13の開度、及び切替ガス電磁弁10a,10b,10cの開閉を制御して、バーナ3の燃焼量を調節する。
さらに、給湯制御手段31は、入水管7への給水量が多過ぎて設定温度での給湯ができないときに、水量サーボ19により入水管7への給水量を制限する。また、給湯制御手段31は、使用者が断続的に湯を使用する際の出湯温度の変動を抑制するために、バイパスサーボ24によりバイパス比を調節する。
また、出湯管8は入水管7と共に混合栓27に接続されており、給湯装置1から出湯管8を介して供給される湯は、混合栓27で入水管7から供給される水と混合されて出湯される。そして、混合栓27における出湯管8からの湯と入水管7からの水の混合比は、使用者によるレバー28の操作に応じて変更される。
次に、図2を参照して、浴室リモコン50(本発明の第1リモコンに相当する)の構成について説明する。浴室リモコン50には、給湯装置1を給湯運転が可能な運転状態と給湯運転が不能な待機状態とに切替えるための運転スイッチ51、浴槽(図示しない)に所定量の湯を供給する自動湯張り運転の実行を指示するための自動スイッチ52、浴槽内の湯の追焚きを指示するための追焚きスイッチ53、台所リモコン70に対して呼出音の出力を指示するための呼出しスイッチ54、湯の使用流量に応じた報知を行なうエコランプ55(本発明の報知手段及び第1報知手段に相当する)、音声やブザー音を出力するスピーカ56、給湯温度の変更等を指示するためのUPスイッチ57とDOWNスイッチ58、及び、給湯装置本体2の作動状態等を表示する表示器59が備えられている。
さらに、浴室リモコン50のスイッチカバー60の下には、浴槽への所定量の給水を指示するためのぬる湯スイッチ61、浴槽への所定量の給湯を指示するための足し湯スイッチ62、自動湯張り運転における湯張り量の設定モードへの移行とこの設定モードからの復帰を指示するための風呂湯量スイッチ63、スピーカ56の音量設定モードへの移行とこの設定モードからの復帰を指示するための音量スイッチ64、台所リモコン70による設定温度よりも浴室リモコン50による設定温度を優先することを指示するための優先スイッチ65、自動湯張り運転が完了した後の浴槽内の湯の保温時間の設定モードへの移行とこの設定モードからの復帰を指示するための保温時間スイッチ66、自動湯張り運転時の浴槽への給湯温度(風呂温度)の設定モードへの移行とこの設定モードからの復帰を指示するための風呂温度スイッチ67、及び、スイッチが操作されておらず、且つ湯が使用されていない時間が一定時間以上継続したときに、表示器59を消灯するセーブモードの設定と、使用する湯の目標流量(混合栓27からの出湯流量の目標値)の設定モードへの移行とこの設定モードからの復帰を指示するためのセーブスイッチ68が備えられている。そして、使用者は、スイッチカバー60を開けてこれらのスイッチを操作することができる。
次に、浴室リモコン50による湯の目標流量の設定手順について説明する。使用者は、先ずセーブスイッチ68を長押し(例えば3秒以上)する。これにより、浴槽リモコン50は、湯の目標流量の設定モードとなる。そして、使用者は、UPスイッチ57又はDOWNスイッチ58を操作して湯の目標流量を設定する。
ここで、図4(a)は、湯の目標流量の設定モードにおける表示器59の表示状態を示している。セーブスイッチ68の長押し操作により、湯の目標流量の設定モードに移行すると、100で示したように、現状の目標流量(図では初期設定の7リットル/分)が点滅表示される。なお、目標流量は、以下の表1に示したように、初期設定及び1〜5(7リットル/分〜12リットル/分)の6段階のエコ流量レベルによって設定される。
Figure 2010281484
そして、使用者がUPスイッチ57又はDOWNスイッチ58を操作すると、それに応じて、101で示したように表示器59の表示が切替わる(図ではエコ流量レベル2:9リットル/分が表示されている)。また、使用者がセーブスイッチ68を操作すると、102に示したように、表示器59の表示(図ではエコ流量レベル3:10リットル/分が表示されている)が点滅から点灯に切替わって、目標流量の設定モードから復帰し、エコ流量レベルが確定する。
このようにしてエコ流量レベルが確定すると、目標出湯レベル設定手段33は、上記表1に示したように、浴室リモコン50について、エコ流量レベルに応じて第1設定流量から第3設定流量を設定し、各設定流量のデータをメモリ34に記憶する。なお、エコ流量レベルに応じて設定される第1設定流量から第2設定流量までの範囲が、本発明の目標流量及び第1目標流量に相当する。
次に、図3を参照して、台所リモコン70(本発明の第2リモコンに相当する)の構成について説明する。台所リモコン70には、給湯装置1を運転状態と待機状態を切替えるための運転スイッチ71、自動湯張り運転の実行を指示するための自動スイッチ72、湯の使用流量に応じた報知を行なうエコランプ73(本発明の報知手段及び第2報知手段に相当する)、音声やブザー音を出力するスピーカ74、給湯温度の変更等を指示するためのUPスイッチ75とDOWNスイッチ76、及び給湯装置本体2の作動状態等を表示する表示器77が備えられている。
さらに、台所リモコン70のスイッチカバー80の下には、時刻合わせモードへの移行と時刻合わせモードからの復帰を指示するための時計合わせスイッチ81、使用する湯の目標流量の設定モードへの移行とこの設定モードからの復帰を指示するためのエコスイッチ82、セーブモードを設定するためのセーブスイッチ83、スピーカ74の音量設定モードへの移行とこの設定モードからの復帰を指示するための音量スイッチ84、自動湯張り運転における湯張り量の設定モードへの移行とこの設定モードからの復帰を指示するための風呂湯量スイッチ85、自動湯張り運転における浴槽への給湯温度(風呂温度)の設定モードへの移行とこの設定モードからの復帰を指示するための風呂温度スイッチ86、及び、追焚き運転の実行と停止を指示するための追焚きスイッチ87が備えられており、使用者は、スイッチカバー80を開けてこれらのスイッチを操作することができる。
次に、台所リモコン70による湯の目標流量の設定手順について説明する。使用者は先ずエコスイッチ82を操作し、これにより、台所リモコン70は、湯の目標流量の設定モードとなる。そして、使用者は、UPスイッチ75又はDOWNスイッチ76を操作して湯の目標流量を設定する。
ここで、図4(b)は、湯の目標流量の設定モードにおける表示器77の表示状態を示している。エコスイッチ82の操作により、湯の目標流量の設定モードに移行すると、110で示したように、現状の目標流量(図では初期設定の4リットル/分)が点滅表示される。なお、目標流量は、以下の表2に示したように、初期設定及び1〜3(4リットル/分〜7リットル/分)の4段階のエコ流量レベルによって設定される。
Figure 2010281484
そして、使用者がUPスイッチ75又はDOWNスイッチ76を操作すると、それに応じて、111に示したように表示器77の表示が切替わる(図ではエコ流量レベル2:6リットル/分)。また、使用者がエコスイッチ82を操作すると、112に示したように、表示器77の表示(図ではエコ流量レベル3:7リットル/分)が点滅から点灯に切替わって、湯の目標流量の設定モードから復帰し、エコ流量レベルが確定する。
このようにしてエコ流量レベルが確定すると、目標出湯レベル設定手段33は、上記表2に示したように、台所リモコン70について、エコ流量レベルに応じた第1設定流量から第3設定流量を設定し、各設定流量をメモリ34に記憶する。なお、エコ流量レベルに応じて設定される第1設定流量から第2設定流量までの範囲が、本発明の目標流量及び第2目標流量に相当する。
[第1実施形態]
次に、図5に示したフローチャートに従って、コントローラ30による浴室リモコン50のエコランプ55の消灯/点灯/点滅の切換え処理の第1実施形態について説明する。なお、コントローラ30は、台所リモコン70のエコランプ73についても消灯/点灯/点滅を切換えるが、処理内容は浴室リモコン50の場合と同様であるので、ここでは説明を省略する。
コントローラ30は、給湯装置本体2への通電により動作を開始して、STEP1からSTEP2に進み、エコランプ55を消灯する。続くSTEP3で、コントローラ30はエコランプ表示が有効となっているか否かを判断する。なお、使用者は、セーブスイッチ68を長押し操作して、現状の目標流量が点滅表示された状態となっているときに、UPスイッチ57とDOWNスイッチ58を同時に押すことによって、エコランプ55の表示を無効(常時消灯状態)にすることができる。
STEP3でエコランプ表示が有効であるときはSTEP4に進み、エコランプ表示が無効であるときにはSTEP2に分岐する。STEP4で、コントローラ30は運転状態であるか否かを判断し、運転状態であるときはSTEP5に進み、待機状態であるときにはSTEP2に分岐する。STEP5で、コントローラ30は、給湯出湯中であるか否かを判断し、給湯出湯中であるときはSTEP6に進み、給湯出湯中でないときにはSTEP2に分岐する。
そのため、STEP2〜STEP5のループにおいては、(a)エコランプ表示が有効、(b)運転状態、(c)給湯出湯中、という3つの条件が満たされたときに、このループを抜けてSTEP6,STEP7の処理が実行される。
STEP6は混合栓出湯流量算出手段35による処理であり、混合栓出湯流量算出手段35は、以下の式(1)により混合栓27からの出湯流量である混合栓出湯流量Wkを算出する。
Wk=Ws×(Th−Tc)/(Tset−Tc) ・・・・・ (1)
但し、Wk:混合栓出湯流量、Ws:流量センサ18による検出流量(出湯管からの出湯流量)、Th:出湯温度センサの検出温度、Tc:入水管7から供給される水の温度、Tset:目標温度。
なお、本実施の形態では、混合栓出湯流量算出手段35は、バーナ3の燃焼量と流量センサ18による検出流量と出湯温度センサの検出温度とに基づいて、入水管7から供給される水の温度を算出(推定)する。そして、このようにして入水管7から供給される水の温度を算出する構成が、本発明の入水温度検出手段に相当する。また、本発明の入水温度検出手段として、入水管7に温度センサを設け、この温度センサにより入水管7から供給される水の温度を直接的に検出するようにしてもよい。
また、目標温度Tsetは、目標出湯レベル設定手段33により、浴室で使用される一般的な湯の温度である40℃に設定される。なお、湯の目標温度についても、上述した目標流量と同様にして、使用者の操作によって変更できるようにしてもよい。
次のSTEP7は、湯使用状況報知手段32による処理である。湯使用状況報知手段32は、混合栓出湯流量算出手段35により算出される混合栓出湯流量Wkを監視し、以下の表3に示したように、浴室リモコン50のエコランプ55の消灯/点灯/点滅を切換える。
Figure 2010281484
図6は、湯使用状況報知手段32による浴室リモコン50のエコランプ55の消灯/点灯/点滅の切替の制御例を示したものであり、縦軸が混合栓出湯流量Wkに設定され、横軸が時間tに設定されている。また、図中Faは給湯運転が実行される入水管7への入水流量の下限値(作動流量)Fbに対応した混合栓27からの出湯流量、F1は第1設定流量、F2は第2設定流量、F3は第3設定流量である。
図6の例では、t10で混合栓出湯流量WkがFa以上となって給湯運転が開始されている。そして、混合栓出湯流量Wkが第3設定流量F3以上となってから第1設定流量F1に達する前まで(t11〜t12)の間、湯使用状況報知手段32は、エコランプ55を点滅する。また、混合栓出湯流量Wkが第1設定流量F1以上となってから第2設定流量F2を超えるまでの間(t12〜t13)、湯使用状況報知手段32は、エコランプ55を点灯する。
そして、混合栓出湯流量Wkが第2設定流量F2を超えている間(t13〜t14)、湯使用状況報知手段32は、エコランプ55を消灯する。また、混合栓出湯流量Wkが減少して第2設定流量F2以下になってから第1設定流量F1未満になるまでの間(t14〜t15)、湯使用状況報知手段32は、エコランプ55を点灯する。また、混合栓出湯流量Wkがさらに減少して第1設定流量F1未満になってから第3設定流量未満になるまでの間(t15〜t16)、湯使用状況報知手段32は、エコランプ55を点滅させる。さらに、混合栓出湯流量Wkが第3設定流量F3未満となったt16以降で、湯使用状況報知手段32はエコランプ55を消灯する。
このように、湯使用状況報知手段32は、混合栓出湯流量Wkが適正範囲(F1≦Wk≦F2)に近付くに従って、エコランプ55を消灯→点滅→点灯と切替えている。そのため、使用者は、湯を使い始めるときに、エコランプ55の表示状態を視認して現状の混合栓出湯流量Wkと適正範囲との乖離度合いを確認しながら、混合栓27を開けていくことにより、混合栓出湯流量Wkを適正範囲内に容易に調節することができる。
また、湯使用状況報知手段32は、混合栓出湯流量Wkが適正範囲(F1≦Wk≦F2)を超えるとエコランプ55を消灯する。そして、このように、エコランプ55を点灯から消灯に切替えることによって、使用者に湯を使い過ぎていることを認識させて、湯の使用流量を減少させることを促すことができる。
次に、湯使用状況報知手段32によるエコランプ55の消灯/点滅/点灯の切替え制御の他の実施形態を、図7(a)及び図7(b)に示す。
図7(a)の実施形態では、上述した図6の場合と同様に、混合栓出湯流量Wkが第3設定流量F3から第1設定流量までの範囲にあるときに、エコランプ55を第1の点滅状態とするのに加えて、混合栓出湯流量WkがFaから第3設定流量F3までの範囲にあるときに、第1の点滅状態とは異なる(例えば点滅周期が相違する)第2の点滅状態とする。
そして、これにより、使用者に対して、現状の混合栓出湯流量Wkの目標流量範囲の下限(第1設定流量)からの乖離の程度を、さらに区分して視認させることができる。
また、図7(b)の実施形態では、目標出湯レベル設定手段33により、第1設定流量F1,第2設定流量F2,第3設定流量F3に加えて、第2設定流量よりも所定量多い第4設定流量F4が設定される。
そして、湯使用状況報知手段32は、現状の混合栓出湯流量Wkが第2設定流量F2から第4設定流量F4までの範囲(F2<Wk≦F4)にあるときに、エコランプ55を点滅状態とする。これにより、使用者に対して、現状の混合栓出湯流量Wkの目標流量範囲の上限(第2設定流量)からの乖離の程度を、区分して視認させることができる。
なお、第4設定流量F4よりも多い第5設定流量をさらに設定し、混合栓出湯流量Wkが第2設定流量F2よりも多く第4設定流量以下の範囲内(F2<Wk≦F4)にあるときに、エコランプ55を第3の点滅状態とし、混合栓出湯流量Wkが第4設定流量F4よりも多く第5設定流量F5以下の範囲内(F4<Wk≦F5)にあるときに、エコランプ55を第3の点滅状態と異なる第4の点滅状態としてもよい。
[第2実施形態]
次に、図8に示したフローチャートに従って、コントローラ30による浴室リモコン50のエコランプ55の消灯/点灯/点滅の切換え処理の第2実施形態について説明する。なお、コントローラ30は、台所リモコン70のエコランプ73についても消灯/点灯/点滅を切換えるが、処理内容は浴室リモコン50の場合と同様であるので、ここでは説明を省略する。
図8のSTEP1〜STEP5の処理は、上述した図5のSTEP1〜STEP5と同一であるので、ここでは説明を省略する。
STEP10は、必要出湯流量算出手段36による処理であり、必要出湯流量算出手段36は、以下の式(2)により、混合栓27から目標温度の湯を目標流量で出湯するために必要となる出湯管8から混合栓27への湯の供給流量である、必要出湯流量Wnを算出する。
Wn=Wset×(Tset−Tc)/(Th−Tc) ・・・・・ (2)
但し、Wn:必要出湯流量、Wset:目標流量、Tset:目標温度、Tc:入水管7から供給される水の温度。
なお、目標流量Wsetは、上述した第1実施形態と同様にして、浴室リモコン50と台所リモコン70について個別に設定される。そして、目標出湯流量算出手段36は、上述した第1設定流量〜第3設定流量を上記式のWsetに代入して、対応する必要出湯流量Wnを、第1必要設定流量,第2必要設定流量,第3必要設定流量として算出する。
続くSTEP11は湯使用状況報知手段32による処理である。第2実施形態では、湯使用状況報知手段32は、流量センサ18の検出流量Wsと、第1必要設定流量,第2必要設定流量,第3必要出湯流量を比較して、以下の表4に示したように、浴室リモコン50のエコランプ55の消灯/点灯/点滅を切換える。
Figure 2010281484
なお、本実施の形態では、使用者が浴室リモコン50により目標使用流量を設定するときに、図4を参照して上述したように、目標流量の設定値のみを表示したが、図9(a)の120に示したように、現状の目標流量の設定値121(図では10リットル/分)を点灯表示すると共に、現状の混合栓出湯流量122を点滅表示させるようにしてもよい。この場合、使用者は実際に湯を使用してその流量表示を確認しながら、浴室での目標流量を設定することができる。使用者が目標流量の設定を終了すると、130に示したように、現状の混合栓出湯流量122が点灯表示に切替わる。
同様にして、使用者が台所リモコン70により目標流量を設定するときに、図9(b)の140に示したように、現状の目標使用流量の設定値141(図では7リットル/分)を点灯表示すると共に、現状の混合栓出湯流量142を点滅表示させるようにしてもよい。この場合、使用者は実際に湯を使用してその流量表示を確認しながら、台所での目標流量を設定することができる。使用者が目標流量の設定を終了すると、150に示したように、現状の混合栓出湯流量142が点灯表示に切替わる。
また、本実施の形態では、本発明の報知手段として、浴室リモコン50のエコランプ55及び台所リモコン70のエコランプ73を使用したが、スピーカからの音声やブザー音の出力、表示器への文字表示等、他の種類の報知手段を用いて、混合栓27からの出湯流量が目標流量から乖離する度合を報知するようにしてもよい。
1…給湯装置、2…給湯装置本体、3…バーナ、7…入水管、8…出湯管、18…流量センサ、30…コントローラ、32…湯使用状況報知手段、33…目標出湯レベル設定手段、35…混合栓出湯流量算出手段、36…必要出湯流量算出手段、50…浴室リモコン、55…(浴室リモコンの)エコランプ、70…台所リモコン、73…(台所リモコンの)エコランプ。

Claims (6)

  1. 入水管及び出湯管と接続され、該入水管から供給される水を加熱して該出湯管に供給する加熱手段と、
    前記入水管から供給される水の温度を検出する入水温度検出手段と、
    前記出湯管から供給される湯の温度を検出する出湯温度検出手段と、
    前記出湯管から供給される湯の流量を検出する流量検出手段と、
    報知手段とを備え、
    前記出湯管及び前記入水管と接続され、前記出湯管から供給される湯と前記入水管から供給される水とを、所定比率で混合して出湯する混合栓を介して、湯を供給する給湯装置において、
    前記混合栓から出湯される湯の目標流量と目標温度とを設定する目標出湯レベル設定手段と、
    前記入水温度検出手段により検出される水の温度と、前記出湯温度検出手段により検出される湯の温度と、前記流量検出手段により検出される湯の流量と、前記目標温度とに基づいて、前記混合栓からの出湯流量である混合栓出湯流量を算出する混合栓出湯流量算出手段と、
    前記混合栓出湯流量と前記目標流量とを比較して、湯の使用状況を前記報知手段により報知する湯使用状況報知手段とを備えたことを特徴とする給湯装置。
  2. 請求項1記載の給湯装置において、
    前記混合栓出湯流量算出手段は、以下の式(1)により、前記混合栓出湯流量を算出することを特徴とする給湯装置。
    Wk=Ws×(Th−Tc)/(Tset−Tc) ・・・・・ (1)
    但し、Wk:混合栓出湯流量、Ws:出湯管からの出湯流量、Th:出湯温度検出手段による検出温度、Tc:入水温度検出手段による検出温度、Tset:目標温度。
  3. 請求項1又は請求項2記載の給湯装置において、
    遠隔操作用の第1リモコン及び第2リモコンと、
    前記第1リモコンに設けられた前記報知手段としての第1報知手段と、
    前記第2リモコンに設けられた前記報知手段としての第2報知手段とを備え、
    前記目標出湯レベル設定手段は、前記目標流量として、前記第1リモコン用の第1目標流量と前記第2リモコン用の第2目標流量とを設定すると共に、前記目標温度として、前記第1リモコン用の第1目標温度と前記第2リモコン用の第2目標温度とを設定し、
    前記混合栓出湯流量算出手段は、前記混合栓出湯流量として、前記第1リモコン用の第1混合栓出湯流量を前記第1目標温度に基づいて算出すると共に、前記第2リモコン用の第2混合栓出湯流量を前記第2目標温度に基づいて算出し、
    前記湯使用状況報知手段は、前記第1混合栓出湯流量と前記第1目標流量とを比較して、湯の使用状況を前記第1報知手段により報知すると共に、前記第2混合栓出湯流量と前記第2目標流量とを比較して、湯の使用状況を前記第2報知手段により報知することを特徴とする給湯装置。
  4. 入水管及び出湯管と接続され、該入水管から供給される水を加熱して該出湯管に供給する加熱手段と、
    前記入水管から供給される水の温度を検出する入水温度検出手段と、
    前記出湯管から供給される湯の温度を検出する出湯温度検出手段と、
    前記出湯管から供給される湯の流量を検出する流量検出手段と、
    報知手段とを備え、
    前記出湯管及び前記入水管と接続され、前記出湯管から供給される湯と前記入水管から供給される水とを、所定比率で混合して出湯する混合栓を介して、湯を供給する給湯装置において、
    前記混合栓から出湯される湯の目標流量と目標温度とを設定する目標出湯レベル設定手段と、
    前記入水温度検出手段により検出される水の温度と、前記出湯温度検出手段により検出される湯の温度と、前記目標流量と、前記目標温度とに基づいて、前記目標流量且つ前記目標温度の湯を前記混合栓から供給するために必要となる前記出湯管からの出湯流量である必要出湯流量を算出する必要出湯流量算出手段と、
    前記必要出湯流量と前記流量検出手段により検出される湯の流量とを比較して、湯の使用状況を前記報知手段により報知する湯使用状況報知手段とを備えたことを特徴とする給湯装置。
  5. 請求項4記載の給湯装置において、
    前記必要出湯流量算出手段は、以下の式(2)により、前記必要出湯流量を算出することを特徴とする給湯装置。
    Wn=Wset×(Tset−Tc)/(Th−Tc) ・・・・・ (2)
    但し、Wn:必要出湯流量、Wset:目標流量、Tset:目標温度、Th:出湯温度検出手段による検出温度、Tc:入水温度検出手段による検出温度。
  6. 請求項4又は請求項5記載の給湯装置において、
    遠隔操作用の第1リモコン及び第2リモコンと、
    前記第1リモコンに設けられた前記報知手段としての第1報知手段と、
    前記第2リモコンに設けられた前記報知手段としての第2報知手段とを備え、
    前記目標出湯レベル設定手段は、前記目標流量として、前記第1リモコン用の第1目標流量と前記第2リモコン用の第2目標流量とを設定すると共に、前記目標温度として、前記第1リモコン用の第1目標温度と前記第2リモコン用の第2目標温度とを設定し、
    前記必要出湯流量算出手段は、前記必要出湯流量として、前記第1リモコン用の第1必要出湯流量を前記第1目標流量と前記第1目標温度に基づいて算出すると共に、前記第2リモコン用の第2必要出湯流量を前記第2目標流量と前記第2目標温度に基づいて算出し、
    前記湯使用状況報知手段は、前記第1必要出湯流量と前記流量検出手段により検出される湯の流量とを比較して、湯の使用状況を前記第1報知手段により報知すると共に、前記第2必要出湯流量と前記流量検出手段により検出される湯の流量とを比較して、湯の使用状況を前記第2報知手段により報知することを特徴とする給湯装置。
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