JP2001201178A - 給湯装置 - Google Patents
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- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Abstract
る。 【解決手段】 出湯管6上に、出湯水量を調節する流量
調整弁8と、出湯水量を検出する水量センサ9とを設け
る。また、給湯装置1の制御部10には、該給湯装置1
で使用を予定する水量(設定水量)を予め登録してお
く。そして、給湯装置1の運転中は、上記制御部10に
おいて出湯水量と設定水量とを比較し、出湯水量が設定
水量を超える場合には、その旨を外部に報知するか、あ
るいは、流量調整弁8を制御して出湯水量を設定水量と
なるように調節する。
Description
より詳細には、家庭用給湯装置において無駄な出湯を抑
制し省エネルギー化を図る技術に関する。
操作装置(以下、リモコン装置)を備えた給湯装置が提
案されているが、この種の給湯装置においては、通常、
リモコン装置の前面に表示部が設けられ、この表示部上
にユーザが出湯を希望する給湯温度(給湯設定温度)が
表示されている。そして、かかる給湯装置においては、
カラン等の先栓が開かれると給湯運転が開始され、その
後は先栓を閉じて出湯を停止させない限り同一温度(給
湯設定温度)での出湯が実現されるように、給湯装置各
部が制御されている。
うな従来の給湯装置においては、以下のような問題があ
りその改善が望まれていた。
出湯温度を中心に給湯運転が制御されており、出湯水量
の調節は専らユーザによる先栓の緩急および開閉操作に
委ねられているため、上記リモコン装置の表示部には出
湯水量は表示されていなかった。
ーザは正確な出湯水量を知ることができず、その結果、
湯水の使用目的(たとえば、風呂への落とし込みや食器
等の洗浄といった目的)に合った適正な水量を超えて出
湯が行われることが多く、水や給湯装置の燃料(ガスな
ど)を無駄に消費してしまう傾向があった。
れたものであって、その目的とするところは、過剰な出
湯を抑制可能な給湯装置を提供することにある。
め、本発明の請求項1に記載の給湯装置は、出湯水量を
検出する水量検出手段と、給湯装置で使用を予定する設
定水量を登録するための設定水量記憶手段と、上記水量
検出手段で検出された出湯水量と上記設定水量記憶手段
に記憶されている設定水量とを比較する比較判定手段
と、上記比較判定手段での比較の結果、上記出湯水量が
設定水量を超える場合にその旨を報知する報知手段とを
備えたことを特徴とする。
においては、上記水量検出手段で出湯水量が検出される
とともに、この検出された出湯水量が上記設定水量記憶
手段に登録(記憶)された設定水量と常時比較される。
そして、検出された実際の出湯水量が上記設定水量を超
えた場合には、報知手段によってその旨が外部に報知さ
れる。そのため、この請求項1の給湯装置によれば、ユ
ーザは予め上記設定水量を湯水の使用目的に応じて適正
範囲内に設定しておくことにより、設定水量を超える過
剰な出湯をいち早く知る事が出来、その結果、無駄な出
湯を容易に抑制することが可能となる。
としては、所定の警報音や音声メッセージの出力など、
ユーザの聴覚に訴える報知が採用され得る他、出湯過剰
を示す所定の表示を行うなどユーザの視覚に訴える報知
を採用することもできる。またさらに、これらを組み合
わせて報知することもできる。
は、出湯水量を検出する水量検出手段と、給湯装置で使
用を予定する設定水量を登録するための設定水量記憶手
段と、上記水量検出手段で検出された出湯水量と、上記
設定水量記憶手段に記憶されている設定水量とを比較す
る比較判定手段とを備え、出湯経路上に外部からの制御
信号に基づいて出湯水量を調節可能な水量調節手段が設
けられるとともに、上記比較判定手段での比較結果に基
づいて、上記水量調節手段に対して上記設定水量を超え
て出湯しないように制御信号を出力する水量制御手段を
備えることを特徴とする。
ば、上記水量検出手段によって検出された出湯水量が上
記設定水量を超えると、水量制御手段から水量調節手段
に対して出湯水量の抑制を指令する制御信号が出力され
るので、出湯水量は常に設定水量の範囲内に制御され
る。そのため、この給湯装置によれば、ユーザは出湯水
量を気にせずに湯水を使用した場合においても、設定水
量の範囲内で無意識のうちに無駄な出湯を抑制すること
が可能となる。
は、上記請求項1または2に記載の給湯装置において、
装置外部との通信を行う通信手段が設けられ、この通信
手段を介して装置外部から与えられるデータに基づいて
上記設定水量記憶手段に登録されている設定水量の更新
が可能とされていることを特徴とする。
記給湯装置が装置外部との通信を行う通信手段を備えて
構成される。つまり、この通信手段は、装置外部から与
えられる信号(データ)を、給湯装置において読み取り
可能な信号に変換して給湯装置に供給する。したがっ
て、たとえば、この通信手段を公衆電話回線と接続する
ことにより、該公衆電話回線を介して屋外から設定水量
を更新することが可能となる。
は、上記請求項3の給湯装置において、装置外部から設
定水量を設定するデータが与えられた場合に、上記設定
水量記憶手段に登録されている設定水量が、予め定めら
れた所定の条件にしたがって、既に登録されている既存
の設定水量または装置外部から与えられた新たな設定水
量のいずれか一方に更新されるように構成されることを
特徴とする。
部から設定水量を設定するデータが与えられた場合にお
いて、上記設定水量記憶手段に記憶されている設定水量
を常にこの外部から与えられるデータで更新するのでは
なく、与えられたデータが、予め定めた所定条件に適合
した場合にのみ更新するように構成される。したがっ
て、この請求項4の給湯装置によれば、たとえば上記所
定条件として「小さい設定水量で更新する」という条件
が設定されていると、装置外部から新たに設定水量のデ
ータが与えられた場合でも、この与えられた新たな設定
水量の値が、既に登録されている設定水量の値より小さ
くなければ登録は更新されない。このように請求項4の
発明によれば、上記所定条件を任意に設定することで、
更新の有無等をユーザの希望にしたがって設定すること
ができる。
は、上記給湯装置において、上記設定水量記憶手段に登
録されている設定水量が装置外部から与えられる新たな
設定水量に更新された場合に、その旨を外部に報知する
手段を備えることを特徴とする。すなわち、この発明で
は、上記設定水量が装置外部から与えられる新たな設定
水量に更新された場合に、その更新の事実をユーザに知
らせる報知手段が設けられる。なお、この際の報知態様
についても、上記請求項1の場合と同様である。
は、上記給湯装置における出湯水量および設定水量が、
所定時間内の積算水量として与えられることを特徴とす
る。すなわち、この発明では、上述した出湯水量の管理
が全て積算水量に基づいて行われる。
施形態を図1乃至図3に基づいて詳細に説明する。
構成を示しており、この実施形態の給湯装置1は、給湯
装置本体2とリモコン装置3とを主要部として構成され
る。
水道と接続された入水管4から供給される上水を熱交換
器5で加熱して出湯管6から出湯するように構成された
公知の形態よりなる給湯器であって、図中符号7は、上
記入水管4と出湯管6とをバイパスするバイパス配管を
示している。
管6の配管中(出湯経路上)に流量調整弁(水量調節手
段)8と、水量センサ(水量検出手段)9を備えてお
り、これらはいずれも後述する制御部10と電気的に接
続されている。
節するものであって、上記制御部10から与えられる制
御信号によって弁の開度の調節が可能に構成されてい
る。具体的には、この流量調整弁8は、上記制御信号に
よって動作が制御されるサーボモータと、該サーボモー
タと連携して動作する弁体とで構成され、これにより、
上記制御部10から与えられる制御信号に基づいて出湯
水量の調節が可能とされている。
の水量(出湯水量)を検出するためのセンサであって、
この水量センサ9としては公知の形態よりなる流量セン
サが好適に採用される。そして、この水量センサ9で検
出された出湯水量は、電気信号の形態で上記制御部10
に与えられている。
制御する制御基板であって、具体的には、図示しない中
央処理装置(CPU)と記憶装置(ROM,RAM)と
入出力装置(I/Oポート)を備えた周知の形態よりな
るマイクロコンピュータを主要部として構成される。
は、上記記憶装置内に格納された所定の制御プログラム
に基づいて、上記リモコン装置3から出力される遠隔操
作指令ならびに給湯装置各部に設けられたセンサ類(上
記出湯水量センサ9を含む)から出力されるセンサ検出
値データを取り込んで、給湯設定温度での出湯を実現す
るように、給湯装置各部(上記流量調整弁8を含む)に
対して所定の動作指令(上記制御信号を含む)を出力す
るとともに、給湯器の運転状況を示すデータをリモコン
装置3に対して出力するように構成されている。
いては、このマイクロコンピュータは、上記制御プログ
ラムの設定によって、上記水量センサ9で検出した出湯
水量を上記リモコン装置3に出力するように構成されて
いる。
る記憶手段(具体的には、データの書き換え可能な記憶
領域)内には、後述する設定水量を記憶する領域(設定
水量記憶手段)が設けられている。ここに、設定水量と
は、給湯装置1で使用を予定する出湯水量の上限の意で
あり、本実施形態では、この設定水量はユーザにより任
意の値に設定される。なお、この設定水量の設定方法
は、好ましくは後述するリモコン装置3のスイッチ操作
によるものとされるが、たとえば、給湯装置本体2側に
操作部を設けて、この操作部により設定するように構成
することも可能である。
Uは、給湯装置1の運転中、上記記憶装置に記憶された
設定水量と、上記水量センサ9で検出された出湯水量と
を比較する比較判定手段としても機能するよう上記制御
プログラムが設定されている。すなわち、このマイクロ
コンピュータは、上記制御プログラムの設定により、給
湯装置の運転中は、上記設定水量と出湯水量とを比較す
る処理を行い、出湯水量が設定水量を超えるか否かの判
断を行うように構成される(比較判定手段)。
は、上記比較判断の結果、出湯水量が設定水量を超えて
いる(つまり、出湯水量が過剰である)と判断した場合
には、後述する処理(出湯水量の過剰報知処理と出湯水
量の抑制処理)を行うように設定されている。
と電気的に接続された遠隔操作装置であって、給湯装置
本体2の各種遠隔操作を行うための複数の操作スイッチ
11,11,…と、該操作スイッチ11の操作内容や給
湯装置本体2の運転状況を表示する表示パネル12と、
同様に操作スイッチ11の操作内容等を音声等で知らせ
る音声出力部13と、図示しない制御部とを主要部とし
て構成される。
部10とリモコン装置3とを接続する通信線(本実施形
態では二芯ケーブルが採用される)を示しており、この
通信線14を介して給湯装置本体2の制御部10とリモ
コン装置3の制御部との間で各種信号の授受が可能とさ
れている。
3の操作内容や給湯装置本体2の運転状況を目視確認可
能な状態で表示するための装置あって、この表示パネル
12としては、たとえば、蛍光表示管や液晶パネル等の
周知の表示装置が採用される。そして、本実施形態にお
いては、この表示パネル12の表示箇所の一部には、出
湯水量の表示が割り当てられる。なお、本実施形態で
は、この出湯水量の表示は、図2符号aに示すように
「10.0l/分」のように文字で出湯水量を示す構成
を採用したが、この出湯水量の表示は出湯水量を目視確
認できるように表示されればよく、たとえば目盛りを点
灯させる等他の表示態様によることも可能である。
音声メッセージを出力するスピーカで構成され、このス
ピーカはリモコン装置3内に収容される警告音や音声メ
ッセージの生成装置(図示せず)と接続され、これらの
生成装置により生成された警告音や音声メッセージを聴
取可能な音量で出力可能とれている。なお、上記警告音
や音声メッセージの生成装置としては、従来より周知の
信号生成装置や音声合成装置が好適に採用される。
装置1においては、該給湯装置1の給湯運転中は、上記
水量センサ9で検出された出湯水量が給湯装置本体2の
制御部10からリモコン装置3に送信され、この送信デ
ータに基づいてリモコン装置3の表示パネル12上に出
湯水量が目視確認可能に表示される(図2符号a参
照)。
制御部10においては、上述した如く、水量センサ9で
検出された出湯水量と記憶装置内に記憶された設定水量
とが比較され、出湯水量が上記設定水量を超えていない
かが判断され、出湯水量が設定水量を超えていると判断
された場合は、上記制御プログラムにしたがって以下の
処理が行われる。
量の過剰報知処理と出湯水量の抑制処理について説明す
るが、出湯水量過剰が検出された場合、これらのうちの
いずれか一方の処理を行わせるか、あるいは双方並行し
て行わせるかについては、上記制御プログラムによって
適宜設定される。また、これらの処理は、上記制御プロ
グラム上でユーザが選択できるように設定することも可
能である。
を超えていると判断されると、制御部10からリモコン
装置3に対してその旨を示す信号が送信される。
らの信号を受信すると、リモコン装置3の制御部の処理
にしたがってその旨が報知手段によって外部に報知され
る。つまり、リモコン装置3の報知手段として上記音声
出力部13が用いられる場合、当該音声出力部13を通
じて所定の警報音または所定の音声メッセージが外部に
出力される。なお、この報知手段は、出湯水量の過剰を
外部に報知できる形態であればよく、上述した音声出力
部13による報知の他、たとえば、上記表示パネル12
の一部に出湯水量過剰を示す表示を割り当てて表示させ
てもよく、また、これらを組み合わせてユーザの聴覚と
視覚の双方に訴える報知するように構成することも可能
である。
と判断した場合、上記流量調整弁9に対して出湯水量を
抑制する旨の指令が出力される。具体的には、上記制御
部10において、出湯水量と設定水量とを比較して出湯
水量の過剰分を演算し、この過剰分に相当する水量の出
湯を抑制するように、換言すれば、出湯水量が設定水量
を超えないように上記流量調整弁8に対して制御信号が
送信される(水量制御手段)。
れば、ユーザは、現在使用中の水量(出湯水量)を、リ
モコン装置3の表示パネル12上の表示をもって正確に
把握できるようになり、ユーザはこの表示に基づいて無
駄な出湯をなくす操作を行うことが可能となる。
め使用を予定する出湯水量(設定水量)が登録され、か
つこの登録された設定水量と実際の出湯水量とが常時制
御部10内で比較されているので、その比較結果に基づ
いて過剰出湯を報知乃至抑制する処理を行うことで、ユ
ーザは過剰な出湯をいち早く知ることが可能となり、ま
た、過剰出湯の発生を未然に防止することが可能とな
る。
に示す給湯装置1′は、上記実施形態1に示す給湯装置
1に、装置外部と通信を行う通信装置(通信手段)15
を設けてなるもので、給湯装置1′の制御部10は、こ
の通信装置15を介して装置外部(図示例では、他局通
信装置18)とデータの送受信が可能とされている。
上記通信装置15が設けられる点を除き、その他の構成
は上記実施形態1の給湯装置1とほぼ同様であるので、
実施形態1の給湯装置1と同じ機能を果たす部位につい
はて同一の符号を付して説明を省略する。
装置1′の外部と通信を行うための通信装置であって、
本実施形態では、公衆電話回線16を介して装置外部と
通信を行う通信装置とされる。
湯装置本体2の制御部10と通信線17を介して電気的
に接続されており、上記公衆電話回線16を介して入力
されるデータを受信して、このデータを給湯装置本体2
の制御部10において処理可能なデータにプロトコルを
変換して上記制御部10に送信する機能(インターフェ
ース機能)を備えて構成される。
この通信装置15を備えることによって装置外部から制
御部10に記憶された設定水量の書き換えが可能とさ
れ、これにより、装置外部の他局通信装置18から給湯
装置本体2に登録されている設定水量を遠隔的に更新す
ることが可能とされる。
おいて過剰出湯時に出湯水量を抑制する処理が行われる
場合には、該給湯装置1′の出湯水量を外部から制限す
ることが可能となる。
量と他局通信装置18から設定される設定水量が相違す
ることが予想されるため、給湯装置本体2′の内部処理
として以下のような処理を制御プログラム上で規定して
おくことが好ましい。
は既に制御部10内に登録されている既存の設定水量
と、新たに他局通信装置18を介して外部から与えられ
る新しい設定水量とを比較する処理が行われ、この比較
結果に基づき、予め定められた所定の条件にしたがって
制御部10に記憶する設定水量が上記新旧いずれか一方
の設定水量に更新される。
制御部10において上記新旧双方の設定水量を比較した
結果、いずれか水量の小さい方の設定水量を選択するよ
うに予め定めておくことが好ましい。つまり、設定水量
によって出湯水量を制限する目的は、通常、湯水の使用
量を少なくすることにあるから、予め制御プログラム上
で、水量の小さい方を選択するように設定しておくこと
により、上記目的を果たすことができるからである。
に限らず、たとえば、他局通信装置18からの設定を優
先としたり、あるいは水量の大きい方を優先とするな
ど、出湯水量を制限する目的に応じてプログラム上で適
宜設計変更可能であることはもちろんである。
て他局通信装置18側からの設定水量が選択された場
合、ユーザは設定水量が変更されたことを知ることがで
きないので、上記制御部10では設定水量が書き換えら
れると、その旨を上記リモコン装置3に送信し、リモコ
ン装置3で報知するように構成することが好ましい。具
体的には、この報知態様としては、上記過剰出湯の報知
と同様に、表示パネル12および/または音声出力部1
3を用いて、視覚・聴覚により認識可能とされるのが望
ましい。
れば、給湯装置本体2内に登録された設定水量を外部か
ら更新することができるので、たとえば、水不足等で使
用水量を制限したいような場合に、外部から出湯流量を
制限することが可能となる。
第3の実施形態は、上記実施形態1および2の改変例で
あって、本実施形態においては、上記出湯水量および設
定水量の双方が、いずれも所定期間内における積算水量
として与えられる。
は、設定水量と比較される出湯水量として、水量センサ
9で検出された水量(つまり、単位時間当たりの流量)
が用いられていたが、本実施形態ではかかる流量に替え
て積算水量が用いられる。
御部10には、上記水量センサ9で検出される水量を積
算する手段が制御プログラム上で構成される他、同制御
プログラムによって積算開始時や積算時間も設定され
る。なお、この積算開始時並びに積算時間の設定は、た
とえば制御部10の内部クロック等を用いて日単位や週
単位等で任意に設定され得る。
れば、上記出湯水量を一定期間の積算水量として管理で
きるようになり、一日や一週間等といった一定期間内の
トータル水量を容易に管理することが可能となる。
実施態様を示すものであり、本発明はこれに限定される
ことなくその発明の範囲内で種々設計変更可能である。
調節手段および水量検出手段はいずれも出湯管6の配管
上に配置されたが、これらは出湯水量を調節・検出でき
る部分であれば、他の位置に設けることも可能である。
や過剰出湯を表示・報知する表示手段および報知手段は
いずれもリモコン装置3に設けられたが、これらは給湯
装置本体2側に設けることも可能である。
記憶手段として制御部10のマイクロコンピュータが備
える記憶装置が用いられたが、この記憶装置としてはデ
ータの書き換えが可能であり、かつ、上記マイクロコン
ピュータによってデータの入出力管理が可能なものであ
れば、外部記憶装置を採用することも可能である。
置15は公衆電話回線16と接続される通信装置の形態
とされたが、この通信装置は外部と制御部10との通信
を実現するものであればよく、また、使用される通信回
線も公衆電話回線に限らず、いわゆるCATV回線や専
用通信回線、さらにはインターネット等、種々の通信回
線を用いることが可能である。しかも、上記実施形態で
は、この通信装置15は給湯装置本体2とは別体として
構成されたが、給湯装置本体2に内蔵させて構成するこ
とも可能である。
装置によれば、実際の出湯水量が予め使用を予定した設
定水量を超えた場合にその旨が報知手段で報知されるの
で、ユーザは出湯水量を正確に把握でき、しかも出湯目
的を超えた無駄な出湯があることを速やかに知ることが
可能となる。
ことにより、上述した無駄な出湯を抑制することが可能
となり、水や燃料の無駄を防止することが可能となる。
通信手段を介して装置外部から設定水量の書き換えが可
能とされることにより、たとえば水不足などのようにユ
ーザの意志に係わらず出湯水量を制限したいような場合
に、外部から出湯水量の制限を行うことが可能となる。
構成図である。
観図である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 出湯水量を検出する水量検出手段と、 給湯装置で使用を予定する設定水量を登録するための設
定水量記憶手段と、 前記水量検出手段で検出された出湯水量と、前記設定水
量記憶手段に記憶されている設定水量とを比較する比較
判定手段と、 前記比較判定手段での比較の結果、前記出湯水量が設定
水量を超える場合にその旨を報知する報知手段とを備え
たことを特徴とする給湯装置。 - 【請求項2】 出湯水量を検出する水量検出手段と、 給湯装置で使用を予定する設定水量を登録するための設
定水量記憶手段と、 前記水量検出手段で検出された出湯水量と、前記設定水
量記憶手段に記憶されている設定水量とを比較する比較
判定手段とを備え、 出湯経路上に外部からの制御信号に基づいて出湯水量を
調節可能な水量調節手段が設けられるとともに、前記比
較判定手段での比較結果に基づいて、前記水量調節手段
に対して前記設定水量を超えて出湯しないように制御信
号を出力する水量制御手段を備えることを特徴とする給
湯装置。 - 【請求項3】 装置外部との通信を行う通信手段が設け
られ、この通信手段を介して装置外部から与えられるデ
ータに基づいて前記設定水量記憶手段に登録されている
設定水量の更新が可能とされていることを特徴とする請
求項1または2に記載の給湯装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の給湯装置において、装
置外部から設定水量を設定するデータが与えられた場合
に、前記設定水量記憶手段に登録されている設定水量
が、予め定められた所定の条件にしたがって、既に登録
されている既存の設定水量または装置外部から与えられ
た新たな設定水量のいずれか一方に更新されることを特
徴とする給湯装置。 - 【請求項5】 前記設定水量記憶手段に登録されている
設定水量が、装置外部から与えられた新たな設定水量に
更新された場合に、その旨を外部に報知する手段を備え
たことを特徴とする請求項3または4に記載の給湯装
置。 - 【請求項6】 前記出湯水量および設定水量が、所定時
間内の積算水量として与えられることを特徴とする請求
項1ないし請求項5のいずれかに記載の給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000011149A JP4182614B2 (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | 給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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