JP2005106330A - 給湯装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】温水発生装置1と、成層タイプの温水貯蔵手段2と、該温水貯蔵手段2の上部に貯蔵された温水温度或いは該温水貯蔵手段の上部から供給される温水温度Tta、Ttb、Toを計測する計測手段と、補助熱源装置3と、温水貯蔵手段2から供給される温水と水供給源4から供給される水とを混合するための混合手段5と、これ等を連通するラインと、該ラインの各々に介装された温度計測手段T及び流量計測手段Fと、制御手段7とを有し、温水貯蔵手段2の上部に所定温度以上の温水が閾値以上貯留されておらず、且つ、補助熱源装置3を稼動して熱需要に対応している場合に、成層タイプの温水貯蔵手段2の上部から供給される温水流量Foの増加を抑制する制御を行う様に構成されている。
【選択図】図1
Description
それによれば、貯湯槽102からの温水温度Toが給湯設定温度Tdより高い場合は、混合ユニット105で貯湯槽温水Fo(Foは貯湯槽102から流出する温水量)と上水Fc(Fcは混合ユニット105に送られる上水量)とを混合し、又、低い場合は給湯器103を燃焼させて設定温度Tdの給湯が可能となっている。
ここで貯湯槽102からの温水温度Toが給湯設定温度Tdより低い場合には、上水の混合量Fcを最小限に抑えるため、補助熱源機(給湯器103)が最小燃焼量から目標混合温度(混合ユニット直後の温水温度Tm)を演算して求め、そのようになるように混合ユニット105を制御する方法を採っている。
図13において符号Lは、上水ライン又は温水ラインを、符号108は給湯用リモートコントローラを示す。
ここで図14は従来技術における時間経過と給湯温度等との一態様を示す図である。
尚、図14において、B線は貯湯温度を、C線は貯湯槽からの温水流出量を、D線は上水の混合ユニット105への流入量を示す。
(1) 貯湯槽102から流出する温水温度To(即ちタンク内温水温度Ttに等しい;例えば40℃)が要求温度Td(需要温水温度:例えば42℃)よりも低いため、補助熱源機(給湯器103)を稼動させ給湯する。その際に給湯器103の運転に必要な最低加熱量を確保するため、上水量Fcを増加させ及び/又は貯湯槽102から流出する温水量Foを減少させ、混合ユニット105から流出する温水の温度Tmを低下させる(例えば要求給湯温度Tdが42℃で、貯湯槽102からの温水温度Toが40℃である場合は、給湯器103を運転してしまうと、給湯器103の運転に必要な最低加熱量を確保するため、例えば温水温度Tmは44℃まで上昇してしまう。そこで上水量Fcを増加させ及び/又は貯湯槽102から流出する温水量Foを減少させて、一旦給湯器103に入る温水温度Tmを、例えば38℃まで下げた後、給湯器103を運転してその38℃の温水を42℃まで上げる制御がとられる)。
(2) 一方、温水発生装置101は運転が継続されており、貯湯槽102への流入温水量Fiが貯湯槽102からの流出量Foを超える結果、温水発生装置101から出力された温水が貯湯槽102に蓄えられ、貯湯槽102からの流出温水温度Toは上昇する。
従って、貯湯槽102から流出する温水温度Toは貯湯槽102へ流入する温水温度Tiに略等しくなる(To≒Ti)。
(3) 貯湯槽102からの流出温水温度Toが要求給湯温度Tdを上回る結果、貯湯槽102からのみの給湯となる。即ち混合するための上水量Fcは減少し、貯湯槽102からの流出温水量Foは増加する。
(4) 貯湯槽102への流入温水量Fiに対して貯湯槽102からの流出量Foが増加する結果、温水発生装置101から出力される温水はすべて給湯に利用され、貯湯槽102からの流出温水温度Toは再び低下する。これに伴い、最終的に用いる給湯温度Tsも低下する。
(5) そして、貯湯槽102からの流出温水温度Toは設定給湯温度Td未満(To<Td)となり、再び(1)に戻る。
或いは、成層タイプの温水貯蔵手段(2)の上部から供給される温水温度(To)と、水供給源(4)から供給される水(上水)の温度(Tc)と、熱需要に対して供給される温水の流量(Fs)とを計測し、前記補助熱源装置(3)の必要最低加熱量(Q0)をも参照して、前記水供給源(4)から供給される水(上水)の流量(Fc)の下限値(Fb)を求め、前記水供給源(4)から供給される水(上水)の流量(Fc)が下限値(Fb)未満とならない様に制御することが好ましい。
その結果、成層タイプの温水貯蔵手段(2)の温水のみで熱需要に対処する運転モードと切り換わること無く、補助熱源機(3)を稼動する運転モードが継続するので、熱需要に対して供給される温水温度が一定に保たれる。
その結果、例えば給湯用の蛇口(6)の開閉を繰り返す場合に、補助熱源装置(3)を稼動する運転モードと稼動しない運転モードとが切り換わることに起因する給湯温度の不均一が解消される。
図1において第1実施形態の給湯装置は、温水発生装置である例えば燃料電池1と温水貯蔵手段である成層タイプの貯湯槽2と補助熱源装置である例えばバックアップバーナ3と貯湯槽2から出湯された温水と水(上水)を混同する混合手段であるミキシングバルブ5とを有している。
更に給湯用リモートコントローラ8も信号ラインLtdによってコントロールユニット7に接続されており、給湯用リモコン8によって給湯温度を設定すると、その設定温度および各位置での温度状況や給湯量に従ってコントロールユニット7はミキシングバルブ5における流入する温水量と給水量の混合比や、バックアップバーナ3の運転等を制御するべく制御信号を発信するように構成されている。
先ず給湯需要が発生したことを給湯ラインL8に介装された流量Fs計測用の流量計Fによって検知しており(ステップS1)、コントロールユニット7は、貯湯槽2内に設置した温度センサT(温度Tta計測用)又は貯湯槽2外周に設けた温度センサT(温度Ttb計測用)によって、貯湯槽2上部に閾値(機器の仕様や運転条件により、ケース・バイ・ケースで決定される)以上の温水が蓄えられていないか否かを判断する(ステップS2)。
ここで、貯湯槽2は閉鎖式であるため、常時、温水或いは水が貯留している。従って、「温水が蓄えられていない」という文言は「貯湯槽2が空である」という意味ではなく、一定以上の温度の温水が蓄えられていないことを意味している。
なお、貯湯槽2に設置された温度Tta、Ttb計測用の温度センサに代えて、給湯ラインL6に介装された温度To計測用の温度センサTの計測結果により、貯湯槽2上部に閾値以上の温水が蓄えられていないか否かを判断することが可能である。
補助熱源装置(バックアップバーナ)3を稼動する必要がない場合(ステップS3がNO)は、稼動する必要が生じるまで貯湯槽の温水による給湯を行って(ステップS5、ステップS7がNOのループ)、補助熱源装置(バックアップバーナ)3を稼動する必要が生じたら(ステップS3がYES)、ステップS6に進む。
出湯量Foの増加抑制制御の具体的内容については後述する。
当該上限値Taは以下の関係式から容易に求めることが出来る。
バックアップバーナ3の必要最低加熱量をQ0[J]、給湯設定温度をTd[K(絶対温度)]とすれば、給湯流量はFs[リットル/min]であるので、
(Td−Ta)×Fs×60[min]×4.2[J/kcal]=Q0
の関係式から
Ta=Td−(Q0/(Fs×60×4.2))
として求めればよい。
当該上限値Faは以下の関係式から容易に求めることが出来る。
To×Fo+Tc(Fs−Fo)=Tm×Fs
の関係式より、
Fo=Fs(Tm−Tc)/(To−Tc)
ここで、Tm=Taとすれば、
Ta=Td−Q0/(Fs×60×4.2)であるから、
Fo=(Td−Tc−Q0/(Fs・C))/(To−Tc)
で導き出されるFoが上限値Faである。
そして、Fo≦Faとなるように制御する。
当該下限値Fbは以下の関係式から容易に求めることが出来る。
To(Fs−Fc)+Tc×Fc=Tm×Fs
の関係式より、
Fc=Fs(Tm−To)/(Tc−To)
ここで、Tm=Taとすれば、
Ta=Td−Q0/(Fs×60×4.2)であるから、
Fc=Fs(Td−To−Q0/(Fs×60×4.2))/(Tc−To)
で導き出されるFcが下限値Fbである。
そして、Fc≧Fbとなるように制御する。
その結果、成層タイプの温水貯蔵手段である貯湯タンク2の温水のみで熱需要に対処する運転モードと切り換わること無く、バックアップバーナ3を稼動する運転モードが継続するので、熱需要に対して供給される温水温度が一定に保たれる。
ここで図3は、図13、図14の従来技術で説明したのとは別のタイプの給湯温度変動の事例を説明するための図であり、時間経過と給湯温度との一態様を示す図である。
図3の給湯変動では、所定の時間内(45分間内)に複数回の給湯需要が断続的に発生する場合における経過時間と給湯温度との関係を表した図である。例えば、45分の所定時間内に3人が入浴、或いはシャワーを使う場合を想定している。
その結果、図3でしめす給湯温度変動特性において、Vノッチ状の温度降下(例えば1回目の需要中のTα1→Tβ1)及び温度復帰(Tβ1→Tα1)、すなわち、運転条件の切替(バックアップバーナの稼動の有無)に起因する温度変化が発生してしまう。そして、係る温度変化の発生は、給湯温度の不均一という従来技術と同様な問題を生じてしまう。
すなわち、図4で示す様に、図3で示す様なノッチ状の温度変化が発生してからタイマにより所定時間(例えば45分間)を計測し、係る所定時間の間は補助熱源機3を稼動させる運転のみを実施して、貯湯槽2からの温水供給のみで給湯需要を賄う運転は行わないのである。
図5で示す第2実施形態のシステム構成としては、図1の第1実施形態のシステム構成に対して、コントロールユニット70内にタイマ70aを組込み、温水発生装置である燃料電池10側に燃料電池10を運転した場合に運転信号を発信する運転信号発信手段9を組込んだ点が異なるのみで、その他の構成は実質的に図1の第1実施形態と同様である。
先ず、給湯ラインL8に介装した流量Fs計測用の流量計Fによって給湯需要が発生したことを検知する(ステップS11)。給湯需要が発生したならば、コントロールユニット70は、貯湯槽2内に設置した温度センサT(温度Tta計測用)又は貯湯槽2外周に設けた温度センサT(温度Ttb計測用)によって、貯湯槽2上部に閾値(機器の仕様や運転条件により、ケース・バイ・ケースで決定される)以上の温水が蓄えられているか否かを判断する(ステップS12)。
そして、給湯需要が終了したのか否かを判断して(ステップS14)、終了していないのなら(ステップS14がNO)、ステップS12以降を繰り返す。一方終了であれば(ステップS14がYES)、そのまま制御を停止する。
一方、温水発生装置1から温水が出力されていなければ(ステップS15がNO)、バックアップバーナ3を点火・稼動して給湯を行い(ステップS17)、ステップS22で給湯が終了していないと判断される場合には(ステップS22がNO)バックアップバーナ3を稼動して給湯を続行する(ステップS22がNOのループ)。
一方、ステップS22で給湯が終了と判断される場合には(ステップS22がYES)、そのまま制御を停止する。
すなわち、所定時間が経過していない状態(ステップS18がNO)では、給湯需要が存在すれば、必ずバックアップバーナ3を稼動して当該給湯需要に対処するのである。そのため、タイマ70aで所定時間を計測している限りにおいては、貯湯槽2で貯えられた温水のみで給湯需要に対処する運転からバックアップバーナ3を稼動する運転へ切り替える必要は無く、図3で示す制御特性のように、断続的に給湯需要が発生する毎にノッチ状の温度変化が生じることは、第2実施形態では防止される。
ステップS20でバックアップバーナ3を稼動した後、或いは、ステップS21でバックアップバーナ3を非稼動とした後、再びステップS18に戻る。以下、所定時間が完了するまでステップS18が「NO」のループを継続する。
そして、所定時間が完了すれば(ステップS18がYES)、タイマ70aをリセット(ステップS23)して、制御を終了する。
図6におけるステップS18が「NO」のループが、図4の「タイマ計時(例えば45分)」に相当する。
図6で示す制御では、タイマ70aにより「所定時間(例えば45分)」の経過が計測されれば、タイマ70aはリセット(ステップS23)されて、制御が終了する。そのため、所定時間が経過した瞬間にバックアップバーナ3の稼動が停止して貯湯槽2内の温水のみで給湯需要を賄い、貯湯槽内の温水が無くなってから再びバックアップバーナ3を稼動(運転切替)することとなる。そして、係る運転切替の際に、図3で示す様なノッチ状の温度変化が発生してしまうのである。
換言すれば、第3実施形態では、「所定時間(例えば45分)」が経過する前後にまたがって給湯需要が生じている場合に、不適当な温度変化(Tα3からTβ3までの温度変化)の発生を防止することが出来る。
但し、制御の内容が図6とは相違している。
より詳細に述べれば、図8で示す第3実施形態の制御は、図6で示す第2実施形態の制御と概略同様であるが、ステップS18がNOのループの内容が相違している。
そして、ステップS18がNOのループについては、図6と共通するステップNo.に添字「A」を付している。
以下、図8のステップS18がNoのループを中心に説明する。
ステップS18において、タイマ70aで計測される時間が「所定時間」を経過していなければ(ステップS18がNo)、給湯需要が存在しているか否かを判断する(ステップS19A)。
給湯需要が存在する場合(ステップS19AがYES)には、バックアップバーナ3を稼動する(ステップS20A)。図6で示す制御と同様に、所定時間が経過していない状態(ステップS18がNO)では、給湯需要が存在すれば、必ずバックアップバーナ3を稼動して当該給湯需要に対処するのである。
そのため、図8の制御では、ステップS18が「NO」のループに入った際に、給湯需要が発生すると、タイマ70aで計測された時間が「所定時間」を経過しているか否かとは無関係に、給湯需要が終了するまでバックアップバーナ3を稼動する状態、すなわちステップS19Aが「YES」のループが継続されるのである。
従って、給湯需要が発生している最中に、所定時間が経過しても、バックアップバーナ3が稼動する状態が継続するので、運転切替に起因する希望しない温度変化(図7中、点線で示すノッチ状の温度変化)の発生が防止される。
例えば、給湯需要が終了すれば、ステップS19Aでは「NO」と判断され、バックアップバーナ3は非稼動となる(ステップS21A)のである。
その他の制御については、上述した通り、図6で示す制御と同様である。
図6で示す制御と概略同様であるが、図9の制御では、タイマ70aで計測された時間が「所定時間」を経過した(図9:ステップS18でYES)後、給湯需要が終了しているか否かを判断し(ステップS25)、給湯需要が終了していない場合には(ステップS25がNO)ステップS20に行き、バックアップバーナ3を稼動させている。
その他の構成及び制御については、図7、図8の第3実施形態と同様である。
第4実施形態の構成は第2実施形態と同様であるので、第4実施形態については、その制御を示すフローチャートである図10のみを示す。尚、図10において、図6と同一符号のステップにおける作用については、図6を参照して上述したのと同様である。
(A) 貯湯槽2に貯えられた温水のみにより給湯需要を賄うモード(ステップS13,S14)、
(B) 元々バックアップバーナ3を終始稼動しなければ給湯需要を賄うことが出来ない状態における運転モード(ステップS17、S22)、
(C) 図3で示すようなノッチ状の温度変化を防止するために(たとえ貯湯槽2に貯えられた温水のみを供給可能でも)所定時間内は必ずバックアップバーナ3を稼動する運転モード(ステップS16、S18〜S21、S23)、
の3つの運転モードに判別するために、ステップS12における「貯湯槽2上部に閾値以上の温水が貯えられているか否か」の判断(論理回路)と、ステップS15における「燃料電池1から温水が出力されているか否か」の判断(論理回路)とを用いている。
「貯湯槽2に溜まっている温水温度が需要温水温度よりも高温ではなく、且つ、燃料電池1(温水発生装置)から温水が出力されている」状態であるか否かを判断する(ステップS32)ためには、ミキシングバルブ5を調整して上水の混合割合を増加させた際に、すなわち、ラインL6を流れる温水流量Foを減少し且つラインL3を流れる上水流量を増加した際に、ラインL6を流れる温水温度Toが上昇したか否かで判定する。貯湯槽2に貯まっている温水温度が需要温水温度よりも高温ではなく、且つ、燃料電池1(温水発生装置)から温水が出力されている状態であれば、ラインL6を流れる温水流量Foを減少し且つラインL3を流れる上水流量を増加すれば、ラインL6を流れる温水温度Toが上昇するのである。
ここで、ステップS32が「NO」の状態、すなわち「貯湯槽2に溜まっている温水温度が需要温水温度よりも高温ではなく、且つ、燃料電池1(温水発生装置)から温水が出力されている」のではない状態としては、貯湯槽2に貯えられた温水のみにより給湯需要を賄える状態(上述したモード(A)に該当する場合)と、元々バックアップバーナ3を終始稼動しなければ給湯需要を賄うことが出来ない状態(上述したモード(B)に該当する場合)とが考えられる。
上述したモード(A)、(B)何れの場合に該当するのかを判断するため、ステップS32が「NO」であれば、ステップS33において、バックアップバーナ3の稼動が必要な状態であるか否かを判断する。
一方、バックアップバーナ3の稼動が必要な場合は、元々バックアップバーナ3を終始稼動しなければ給湯需要を賄うことが出来ない状態(上述したモード(B)に該当する)と判断して、ステップS13、S14の制御を行う。
第4実施形態の他の構成及び作用については、第2実施形態と同様である。
第5実施形態は図7、図8で説明した第3実施形態と同様である。
ただし、図8のステップS12、S15が、図11においては、図10を参照して上述したステップS32、S33(上述した通りであるため、詳細は省略する)に変更されている点のみが異なっている。
その他の構成及び作用効果については、第5実施形態は第3実施形態と同様である。
図12の制御は、図9で説明した(第3実施形態の)変形例と同様である。
図9のステップS12、S15が、図12では(図10を参照して上述した)ステップS32、S33(上述した通りであるため、詳細は省略する)に変更されている点のみが異なっている。
その他の構成及び作用効果については、第5実施形態の変形例は、第3実施形態の変形例と同様である。
例えば、図示の各実施形態で用いられている全てのセンサが、本発明で必須な訳ではなく、制御の態様如何によっては、省略可能である。
また、図示の実施形態では、運転信号発信手段9によって温水が出力されているか否かを判定しているが、
(a) ラインL5を流れる温水温度Tiが閾値以上である場合、
(b) ラインL5を流れる温水流量が閾値以上である場合、
(c) 温水発生装置である燃料電池10の運転を制御する装置(図示せず)から燃料電池10へ送られる運転指令信号が存在する場合、
の何れか1つに該当する場合には、「温水が出力されている」と判定することが出来る。
2・・・貯湯槽/温水貯蔵手段
3・・・補助熱源装置
4・・・上水道
5・・・ミキシングバルブ/混合手段
6・・・給湯用蛇口
7、70・・・コントロールユニット/制御手段
70a・・・タイマ
8・・・給湯用リモートコントローラ
9・・・運転信号発生手段
T・・・温度センサ
F・・・流量計
L1〜L8・・・給水・給湯ライン
Li・・・入力信号ライン
Lo・・・制御信号ライン
Claims (6)
- 温水発生装置と、成層タイプの温水貯蔵手段と、該温水貯蔵手段の上部に貯蔵された温水温度或いは該温水貯蔵手段の上部から供給される温水温度を計測する計測手段と、補助熱源装置と、温水貯蔵手段から供給される温水と水供給源から供給される水とを混合するための混合手段と、これ等を連通するラインと、該ラインの各々に介装された温度計測手段及び流量計測手段と、制御手段とを有し、該制御手段は、成層タイプの温水貯蔵手段の上部に所定温度以上の温水が閾値以上貯留されておらず、且つ、補助熱源装置を稼動して熱需要に対応している場合に、成層タイプの温水貯蔵手段の上部から供給される温水流量の増加を抑制する制御を行う様に構成されていることを特徴とする給湯装置。
- 温水発生装置と、成層タイプの温水貯蔵手段と、該温水貯蔵手段の上部に貯蔵された温水温度或いは該温水貯蔵手段の上部から供給される温水温度を計測する計測手段と、補助熱源装置と、温水貯蔵手段から供給される温水と水供給源から供給される水とを混合するための混合手段と、これ等を連通するラインと、該ラインの各々に介装された温度計測手段及び流量計測手段と、制御手段とを有し、該制御手段は、計時手段を備え、成層タイプの温水貯蔵手段の上部に所定温度以上の温水が閾値以上貯留されているか否かの判断と、温水発生装置から温水が出力されているか否かの判断とをそれぞれ行うと共に、前記温水貯蔵手段の上部に所定温度以上の温水が閾値以上貯留されておらず、前記温水発生装置から温水が出力されている場合に、補助熱源装置を稼動して熱需要に対応した時に、前記計時手段による所定時間の計測を開始し、当該所定時間が経過する以前には熱需要に対しては前記補助熱源装置を稼動させて当該熱需要に対処する制御を行う様に構成されていることを特徴とする給湯装置。
- 温水発生装置と、成層タイプの温水貯蔵手段と、該温水貯蔵手段の上部に貯蔵された温水温度或いは該温水貯蔵手段の上部から供給される温水温度を計測する計測手段と、補助熱源装置と、温水貯蔵手段から供給される温水と水供給源から供給される水とを混合するための混合手段と、これ等を連通するラインと、該ラインの各々に介装された温度計測手段及び流量計測手段と、制御手段とを有し、該制御手段は、計時手段を備え、成層タイプの温水貯蔵手段に貯まっている温水の温度が需要温水温度よりも高温ではなく且つ温水発生装置から温水が出力されている状態であるか否かを判断し、成層タイプの温水貯蔵手段に貯まっている温水の温度が需要温水温度よりも高温ではなく且つ温水発生装置から温水が出力されている場合に、補助熱源装置を稼動して熱需要に対応した時に、前記計時手段による所定時間の計測を開始し、当該所定時間が経過する以前には熱需要に対しては前記補助熱源装置を稼動させて当該熱需要に対処する制御を行う様に構成されていることを特徴とする給湯装置。
- 請求項1の給湯装置の制御方法において、成層タイプの温水貯蔵手段の上部に所定温度以上の温水が閾値以上貯留されていないか否かを判定する工程と、補助熱源装置を稼動して熱需要に対応する必要があるか否かを判定する工程と、成層タイプの温水貯蔵手段の上部に所定温度以上の温水が閾値以上貯留されておらず、且つ、補助熱源装置を稼動して熱需要に対応する場合に、成層タイプの温水貯蔵手段の上部から供給される温水流量の増加を抑制する工程、とを含んでいることを特徴とする給湯装置の制御方法。
- 請求項2の給湯装置の制御方法において、成層タイプの温水貯蔵手段の上部に所定温度以上の温水が閾値以上貯留されているか否かを判定する工程と、温水発生装置から温水が出力されているか否かを判定する工程と、成層タイプの温水貯蔵手段の上部に所定温度以上の温水が閾値以上貯留されておらず且つ前記温水発生装置から温水が出力されている場合に、補助熱源装置を稼動して熱需要に対応した時に時間計測を開始し、所定時間が経過したか否かを判定する時間計測工程を含み、該時間計測工程に際して、前記所定時間が経過する以前には熱需要に対しては前記補助熱源装置を稼動させて当該熱需要に対処する制御を行うことを特徴とする給湯装置の制御方法。
- 請求項3の給湯装置の制御方法において、成層タイプの温水貯蔵手段に貯まっている温水の温度が需要温水温度よりも高温ではなく且つ温水発生装置から温水が出力されている状態であるか否かを判定する工程と、成層タイプの温水貯蔵手段に貯まっている温水の温度が需要温水温度よりも高温ではなく且つ温水発生装置から温水が出力されている場合に、補助熱源装置を稼動して熱需要に対応した時に時間計測を開始し、所定時間が経過したか否かを判定する時間計測工程を含み、該時間計測工程に際して、前記所定時間が経過する以前には熱需要に対しては前記補助熱源装置を稼動させて当該熱需要に対処する制御を行うことを特徴とする給湯装置の制御方法。
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