JP5122850B2 - 熱利用装置の制御方法 - Google Patents

熱利用装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5122850B2
JP5122850B2 JP2007085144A JP2007085144A JP5122850B2 JP 5122850 B2 JP5122850 B2 JP 5122850B2 JP 2007085144 A JP2007085144 A JP 2007085144A JP 2007085144 A JP2007085144 A JP 2007085144A JP 5122850 B2 JP5122850 B2 JP 5122850B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
bath
temperature
heat source
storage tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007085144A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007292446A (ja
Inventor
和茂 前田
幸嗣 桝本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2007085144A priority Critical patent/JP5122850B2/ja
Publication of JP2007292446A publication Critical patent/JP2007292446A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5122850B2 publication Critical patent/JP5122850B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、燃料電池やガスエンジン等を熱源とする熱利用装置の制御方法に関するものである。
近年、燃料電池やガスエンジン等の熱源で発生される排熱を利用する熱利用装置が家庭においても用いられるようになっている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。従来の熱利用装置について図6に基づいて説明する。
図6に示す熱利用装置はいわゆるコージェネレーションシステムであり、熱源1は燃料電池等の電力発生手段であり、電力発生時に熱源から発生する排熱により高温の湯を生成するものである。生成された高温の湯は、熱源で発生した熱を温水として貯える貯湯槽2に貯湯され、例えば台所での給湯や、風呂の湯として貯湯槽2より供給される。貯湯槽2には水道等の水源71からの給水路72が減圧弁73を介して接続されており、使用されて減った分が給水されるようになっている。給水路72の途中からはバイパス管25が分岐していて、このバイパス管25は貯湯槽2から湯を出湯する出湯管23の途中に設けた混合弁24に接続されており、混合弁24における混合比を調節して使用者に供給する湯温を調節するようになっている。また、出湯管23はボイラー等の補助熱源4’に接続されており、貯湯槽2から出湯される湯温が所定の温度に達していない時に加熱することができる。図6中、符号42は給湯用の出湯管、43aは風呂追い焚き用の往き管、43bは風呂追い焚き用の戻り管、21および22は貯湯槽2から熱源1への往管および復管、Uは貯湯槽2および補助熱源4’を備えた貯湯槽ユニット、6は各種設定を行う設定用端末を示す。
このような熱利用装置にあっては、全体で一つのシステムとなっているため、通常は導入するにあたって全体がシステム化されたものをまとめて導入するが、この場合、既存の給湯装置が設置してあってもそのボイラー等の熱源は不要となってしまい、また、初期費用も全体がシステム化されたものを導入すると高額となってしまう。そこで、もともと単体で給湯装置が利用されている場合、これを補助熱源としてシステムに組み込んで利用する熱利用装置が考えられた。ここで、単体の給湯装置について図7に基づいて説明する。
単体の給湯装置4は、バーナーの加熱手段(図示せず)を内部に備えると共に給水管72が接続されており、給水管72より給水された水を加熱手段で加熱して出湯管(後述する給湯用の出湯管42、風呂追い焚き用の往き管43a)より湯を供給するものである。加熱された湯は風呂の湯張り水として利用される以外は給湯利用として、湯張り水として利用される場合は風呂の湯張りや足し湯等の風呂利用として出湯されるもので、それぞれ給湯用の出湯管42、風呂追い焚き用の往き管43aから出湯される。また、給湯装置4では、給湯利用の湯温の設定温度、風呂利用の湯温の設定温度をそれぞれ設定しておくことができ、この設定は、使用者がリモコンである設定用端末6’から行い、この設定情報を給湯装置4の給湯制御部41が設定用端末6’より取得して、設定に沿った制御を行うものである。
給湯利用および風呂利用のための出湯管は上記のように給湯用の出湯管42、風呂追い焚き用の往き管43aと異なっており、使用者が出湯するにあたりいずれの利用かについては給湯制御部41によって認識され、湯温が各利用時の設定温度となるように制御される。
また、この給湯装置4にあっては、風呂湯張り運転、足し湯運転、湯張りと足し湯を自動で行う風呂自動運転、等の運転が実行可能となっている。
このような単体の給湯装置をシステムに組み込む場合、熱源と、貯湯槽とシステムとしての熱利用装置全体の制御部となる貯湯槽制御部とを備えた貯湯槽ユニットに、前記単体の給湯装置を組み合わせ、貯湯槽からの出湯管を給湯装置の入力側に接続し、貯湯槽からの湯は給湯装置を経由して各出湯管に出湯される。そして、設定用端末からの設定情報は、システム全体の貯湯槽制御部に取得され、貯湯槽から出湯される湯温の調節や、補助熱源としての給湯装置による加熱の制御を行うものである。
ところで、上記のような単体の給湯装置をシステムに組み込んだ熱利用装置にあっては、出湯動作がなされて、給湯装置の給湯用の出湯管、風呂追い焚き用の往き管のいずれかから出湯がされても、貯湯槽制御部には、貯湯槽から給湯装置への出湯が認識されるだけで、湯の利用が給湯利用か風呂利用のいずれかは認識されない。このため貯湯槽制御部は、貯湯槽より出湯して使用者に湯を供給するにあたって、供給する湯温を給湯利用の設定温度とするか風呂利用の設定温度とするかの判断を直接行うことができない。そこで、貯湯槽から出湯される湯に必要以上の水をミキシングし、十分温度を下げた状態で給湯装置に供給し、給湯装置が判定した、運転状態に従った、設定温度にまで加熱、湯温制御するようにすることが考えられるが、この場合、貯湯槽の湯を有効に利用できないので、省エネルギー性が著しく損なわれる問題があった。
特開2004−347196号公報 特開2005−55033号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、熱源と、熱源で発生した熱を温水として貯える貯湯槽貯湯槽と熱利用装置全体の制御部となる貯湯槽制御部とを備えた貯湯槽ユニットと、前記貯湯槽ユニットとは別の補助熱源としての給湯装置とを組み合わせて熱利用装置を構成し、前記給湯装置は給湯利用と風呂利用とを使い分け可能とすると共に風呂湯張り運転、足し湯運転、風呂湯張りと風呂水位を一定に保つ足し湯と風呂温度を一定に保つ追い焚きを自動で行う風呂自動運転の各運転を可能とし、使用者が設定用端末より入力した給湯利用時の湯温の設定温度、風呂利用時の湯温の設定温度、風呂湯張り運転のON/OFF、足し湯運転のON/OFF、風呂自動運転のON/OFFの設定情報を貯湯槽制御部が取得して、該貯湯槽制御部が貯湯槽より出湯される湯温の調節と補助熱源による加熱・加熱禁止の制御を行って使用者に供給する湯温を制御する熱利用装置において、湯温の制御を行うことで、貯湯の有効利用と補助熱源の不要な燃焼の抑制で、省エネルギー性が実現しつつ、最適な湯温の出湯を得ることができる制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る発明を、図1を参照しながら説明すると、熱源1と、熱源で発生した熱を温水として貯える貯湯槽2と熱利用装置5全体の制御部となる貯湯槽制御部3とを備えた貯湯槽ユニットUと、前記貯湯槽ユニットUとは別の補助熱源としての給湯装置4とを組み合わせて熱利用装置5を構成し、前記給湯装置4は給湯利用と風呂利用とを使い分け可能とすると共に風呂湯張り運転、足し湯運転、風呂湯張りと風呂水位を一定に保つ足し湯と風呂温度を一定に保つ追い焚きを自動で行う風呂自動運転の各運転を可能とし、給湯装置4の給湯用の出湯管42から出湯されるか、風呂追い焚き用の往き管43aまたは、風呂追い焚き用の往き管43aおよび戻り管43bから出湯されるか、を認識できない貯湯槽制御部3が、使用者が設定用端末6より入力した給湯利用時の湯温の設定温度、風呂利用時の湯温の設定温度、風呂湯張り運転のON/OFF、足し湯運転のON/OFF、風呂自動運転のON/OFFの設定情報取得して、該貯湯槽制御部3が貯湯槽2より出湯される湯温の調節と補助熱源による加熱・加熱禁止の制御を行って使用者に供給する湯温を制御する熱利用装置における制御方法であって、風呂湯張り運転または足し湯運転がONの状態で貯湯槽の湯を出湯する場合、貯湯槽制御部3が補助熱源による加熱の禁止を給湯装置4に指示すると共に使用者に供給する湯温を風呂利用時の設定温度となるように制御することを特徴とするものである。
このような方法によれば、給湯装置4の給湯用の出湯管42から出湯されるか風呂追い焚き用の往き管43aから出湯されるか認識できない貯湯槽制御部3において運転状態を基に供給する湯温の制御を行うことができて、給湯利用か風呂利用かの情報を取得しなくても、ほぼ使用者が所望する湯(すなわち給湯利用時の設定温度または風呂利用時の設定温度の湯)を供給することができるようになり、これにあたって給湯装置4から貯湯槽制御部3へ給湯利用か風呂利用かの情報を授受するための構成を具備する必要がないため、設備費の低減を図ることができる。
また請求項2に係る発明を、図1を参照しながら説明すると、熱源1と、熱源で発生した熱を温水として貯える貯湯槽2と熱利用装置5全体の制御部となる貯湯槽制御部3とを備えた貯湯槽ユニットUと、前記貯湯槽ユニットUとは別の補助熱源としての給湯装置4とを組み合わせて熱利用装置5を構成し、前記給湯装置4は給湯利用と風呂利用とを使い分け可能とすると共に風呂湯張り運転、足し湯運転、風呂湯張りと風呂水位を一定に保つ足し湯と風呂温度を一定に保つ追い焚きを自動で行う風呂自動運転の各運転を可能とし、給湯装置4の給湯用の出湯管42から出湯されるか、風呂追い焚き用の往き管43aまたは、風呂追い焚き用の往き管43aおよび戻り管43bから出湯されるか、を認識できない貯湯槽制御部3が、使用者が設定用端末6より入力した給湯利用時の湯温の設定温度、風呂利用時の湯温の設定温度、風呂湯張り運転のON/OFF、足し湯運転のON/OFF、風呂自動運転のON/OFFの設定情報取得して、該貯湯槽制御部3が貯湯槽2より出湯される湯温の調節と補助熱源による加熱・加熱禁止の制御を行って使用者に供給する湯温を制御する熱利用装置における制御方法であって、風呂湯張り運転または足し湯運転または風呂自動運転がONにされてから一定時間内に貯湯槽の湯を出湯する場合、貯湯槽制御部3が補助熱源による加熱の禁止を給湯装置3に指示すると共に使用者に供給する湯温を風呂利用時の設定温度となるように制御することを特徴とするものである。
このような方法によれば、給湯装置4の給湯用の出湯管42から出湯されるか風呂追い焚き用の往き管43aから出湯されるか認識できない貯湯槽制御部3において運転状態を基に供給する湯温の制御を行うことができて、給湯利用か風呂利用かの情報を取得しなくても、ほぼ使用者が所望する湯を供給することができるようになり、これにあたって給湯装置4から貯湯槽制御部3へ給湯利用か風呂利用かの情報を授受するための構成を具備する必要がないため、設備費の低減を図ることができる。
また請求項3に係る発明を、図1を参照しながら説明すると、熱源1と、熱源で発生した熱を温水として貯える貯湯槽2と熱利用装置5全体の制御部となる貯湯槽制御部3とを備えた貯湯槽ユニットUと、前記貯湯槽ユニットUとは別の補助熱源としての給湯装置4とを組み合わせて熱利用装置5を構成し、前記給湯装置4は給湯利用と風呂利用とを使い分け可能とすると共に風呂湯張り運転、足し湯運転、風呂湯張りと風呂水位を一定に保つ足し湯と風呂温度を一定に保つ追い焚きを自動で行う風呂自動運転の各運転を可能とし、給湯装置4の給湯用の出湯管42から出湯されるか、風呂追い焚き用の往き管43aまたは、風呂追い焚き用の往き管43aおよび戻り管43bから出湯されるか、を認識できない貯湯槽制御部3が、使用者が設定用端末6より入力した給湯利用時の湯温の設定温度、風呂利用時の湯温の設定温度、風呂湯張り運転のON/OFF、足し湯運転のON/OFF、風呂自動運転のON/OFFの設定情報取得して、該貯湯槽制御部3が貯湯槽2より出湯される湯温の調節と補助熱源による加熱・加熱禁止の制御を行って使用者に供給する湯温を制御する熱利用装置における制御方法であって、風呂湯張り運転と足し湯運転と風呂自動運転とがOFFの状態で貯湯槽の湯を出湯する場合、貯湯槽制御部3が補助熱源による加熱の禁止を給湯装置4に指示すると共に使用者に供給する湯温を給湯利用時の設定温度となるように制御することを特徴とするものである。
このような方法によれば、給湯装置4の給湯用の出湯管42から出湯されるか風呂追い焚き用の往き管43aから出湯されるか認識できない貯湯槽制御部3において運転状態を基に供給する湯温の制御を行うことができて、給湯利用か風呂利用かの情報を取得しなくても、ほぼ使用者が所望する湯を供給することができるようになり、これにあたって給湯装置4から貯湯槽制御部3へ給湯利用か風呂利用かの情報を授受するための構成を具備する必要がないため、設備費の低減を図ることができる。
また請求項4に係る発明を、図1を参照しながら説明すると、熱源1と、熱源で発生した熱を温水として貯える貯湯槽2と熱利用装置5全体の制御部となる貯湯槽制御部3とを備えた貯湯槽ユニットUと、前記貯湯槽ユニットUとは別の補助熱源としての給湯装置4とを組み合わせて熱利用装置5を構成し、前記給湯装置4は給湯利用と風呂利用とを使い分け可能とすると共に風呂湯張り運転、足し湯運転、風呂湯張りと風呂水位を一定に保つ足し湯と風呂温度を一定に保つ追い焚きを自動で行う風呂自動運転の各運転を可能とし、給湯装置4の給湯用の出湯管42から出湯されるか、風呂追い焚き用の往き管43aまたは、風呂追い焚き用の往き管43aおよび戻り管43bから出湯されるか、を認識できない貯湯槽制御部3が、使用者が設定用端末6より入力した給湯利用時の湯温の設定温度、風呂利用時の湯温の設定温度、風呂湯張り運転のON/OFF、足し湯運転のON/OFF、風呂自動運転のON/OFFの設定情報取得して、該貯湯槽制御部3が貯湯槽2より出湯される湯温の調節と補助熱源による加熱・加熱禁止の制御を行って使用者に供給する湯温を制御する熱利用装置における制御方法であって、風呂自動運転がONの状態で貯湯槽の湯を出湯する場合、貯湯槽制御部3が補助熱源による加熱の禁止を給湯装置4に指示すると共に使用者に供給する湯温を給湯利用時の設定温度と風呂利用時の設定温度のうちの低い方の温度となるように制御することを特徴とするものである。
風呂自動運転がONの状態で貯湯槽2の湯を出湯する場合には、一般に風呂自動運転は長時間にわたってONとなるため、この間の出湯は風呂利用か給湯利用かは確率的に大差ない状態であり、出湯する湯温を風呂利用時の設定温度と給湯利用時の設定温度のうちの低い方の温度として、高い方の温度として出湯した場合に低い方の温度を望んでいて、高い温度の湯を吐出することで発生する恐れのある、火傷などの事故を回避することができる。
また請求項5に係る発明を、図1を参照しながら説明すると、熱源1と、熱源で発生した熱を温水として貯える貯湯槽2と熱利用装置5全体の制御部となる貯湯槽制御部3とを備えた貯湯槽ユニットUと、前記貯湯槽ユニットUとは別の補助熱源としての給湯装置4とを組み合わせて熱利用装置5を構成し、前記給湯装置4は給湯利用と風呂利用とを使い分け可能とすると共に風呂湯張り運転、足し湯運転、風呂湯張りと風呂水位を一定に保つ足し湯と風呂温度を一定に保つ追い焚きを自動で行う風呂自動運転の各運転を可能とし、給湯装置4の給湯用の出湯管42から出湯されるか、風呂追い焚き用の往き管43aまたは、風呂追い焚き用の往き管43aおよび戻り管43bから出湯されるか、を認識できない貯湯槽制御部3が、使用者が設定用端末6より入力した給湯利用時の湯温の設定温度、風呂利用時の湯温の設定温度、風呂湯張り運転のON/OFF、足し湯運転のON/OFF、風呂自動運転のON/OFFの設定情報取得して、該貯湯槽制御部3が貯湯槽2より出湯される湯温の調節と補助熱源による加熱・加熱禁止の制御を行って使用者に供給する湯温を制御する熱利用装置における制御方法であって、風呂自動運転がONの状態で貯湯槽の湯を出湯する場合、貯湯槽制御部3が、まず、補助熱源による加熱の禁止を給湯装置4に指示すると共に使用者に供給する湯温を給湯利用時の設定温度と風呂利用時の設定温度のうちの低い方の温度となるように制御し、その後、給湯装置4から給湯利用と風呂利用のいずれの利用かの情報を取得してその利用時の設定温度となるように湯温を制御することを特徴とするものである。
風呂自動運転がONの状態で貯湯槽2の湯を出湯する場合には、一般に風呂自動運転は長時間にわたってONとなるため、この間の出湯は風呂利用か給湯利用かは確率的に大差ない状態であり、出湯する湯温を風呂利用時の設定温度と給湯利用時の設定温度のうちの低い方の温度として、高い方の温度として出湯した場合に低い方の温度を望んでいて、高い温度の湯を吐出することで発生する恐れのある、火傷などの事故を回避することができ、その後、給湯装置4から給湯利用と風呂利用のいずれの利用かの情報を取得して、確実に使用者が望む温度の湯を供給することができる。
また請求項6に係る発明を、図2を参照しながら説明すると、熱源1と、熱源で発生した熱を温水として貯える貯湯槽2と熱利用装置5全体の制御部となる貯湯槽制御部3とを備えた貯湯槽ユニットUと、前記貯湯槽ユニットUとは別の補助熱源としての給湯装置4とを組み合わせて熱利用装置5を構成し、前記給湯装置4は給湯利用と風呂利用とを使い分け可能とすると共に風呂湯張り運転、足し湯運転、風呂湯張りと風呂水位を一定に保つ足し湯と風呂温度を一定に保つ追い焚きを自動で行う風呂自動運転の各運転を可能とし、給湯装置4の給湯用の出湯管42から出湯されるか、風呂追い焚き用の往き管43aまたは、風呂追い焚き用の往き管43aおよび戻り管43bから出湯されるか、を認識できない貯湯槽制御部3が、使用者が設定用端末6より入力した給湯利用時の湯温の設定温度、風呂利用時の湯温の設定温度、風呂湯張り運転のON/OFF、足し湯運転のON/OFF、風呂自動運転のON/OFFの設定情報取得して、該貯湯槽制御部3が貯湯槽2より出湯される湯温の調節と補助熱源による加熱・加熱禁止の制御を行って使用者に供給する湯温を制御する熱利用装置における制御方法であって、風呂自動運転がONの状態で貯湯槽の湯を出湯する場合、貯湯槽制御部3が、まず、補助熱源による加熱の禁止を給湯装置4に指示すると共に使用者に供給する湯温を給湯利用時の設定温度と風呂利用時の設定温度のうちの低い方の温度となるように制御し、その後、給湯装置4の給湯用の出湯管42と風呂追い焚き用の往き管43aの一方または両方に設けた流量計44の計測情報を取得して、該計測情報から給湯利用と風呂利用のいずれの利用かを判断し、その利用時の設定温度となるように湯温を制御することを特徴とするものである。
風呂自動運転がONの状態で貯湯槽2の湯を出湯する場合には、一般に風呂自動運転は長時間にわたってONとなるため、この間の出湯は風呂利用か給湯利用かは確率的に大差ない状態であり、出湯する湯温を風呂利用時の設定温度と給湯利用時の設定温度のうちの低い方の温度として、高い方の温度として出湯した場合に低い方の温度を望んでいて、高い温度の湯を吐出することで発生する恐れのある、火傷などの事故を回避することができ、その後、流量計44の計測値を取得して、確実に使用者が望む温度の湯を供給することができる。
また請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6に係る発明において、前記給湯装置に供給される温水の温度、前記給湯装置から使用者に供給される温水の温度の何れか若しくは両方を検出する温度検出手段を備え、貯湯槽の湯を出湯する場合、その検出温度の何れか若しくは両方が、前記熱利用装置が制御目標とする出湯温度よりも低い場合は、出湯開始から検出温度と制御目標とする温度との温度差および出湯流量によって予め定めた時間、制御目標とする温度を検出温度と制御目標とする温度との温度差および出湯流量によって予め定めた温度だけ高く設定して制御することを特徴とするものである。
このような構成とすることで、出湯開始から湯温が制御目標の温度となるまでの時間(立ち上がり時間)を短縮することができる。
また請求項8に係る発明は、請求項1乃至請求項6に係る発明において、前記給湯装置に供給される温水の温度、前記給湯装置から使用者に供給される温水の温度の何れか若しくは両方を検出する温度検出手段を備え、貯湯槽の湯を出湯する場合、その検出温度の何れか若しくは両方が、前記熱利用装置が制御目標とする出湯温度よりも低い場合は、出湯開始から検出温度と制御目標とする温度との温度差および出湯流量によって予め定めた時間、補助熱源による加熱を給湯装置に許可することを特徴とするものである。
このような構成とすることで、出湯開始から湯温が制御目標の温度となるまでの時間(立ち上がり時間)を短縮することができる。
本発明にあっては、省エネルギー性と使い勝手を損なうことなく、既設の給湯装置を補助熱源として利用することができて、設備の有効利用を図ることができると共に設備費を低減させることができる。
以下、本発明の一実施形態について図1に基づいて説明する。熱利用装置5はいわゆるコージェネレーションシステムであり、本発明においては、熱源1と、貯湯槽ユニットUと、貯湯槽ユニットUとは別の給湯装置4からなる補助熱源とで主体が構成される。
貯湯槽ユニットUは、熱源で発生した熱を温水として貯える貯湯槽2(以下、単に「貯湯槽2」という)と貯湯槽制御部3とを備えている。本実施形態では燃料電池が熱源1となっていて、この熱源1からの排熱を熱源として利用するものである。熱源1としては特に燃料電池に限定されず、ガスエンジン等の他のものであってもよく、また、太陽熱利用の熱発生部等も利用することができる。
貯湯槽2には、熱源1の熱を回収している熱交換器(図示せず)への往管21、熱交換器からの復管22が接続され、往管21を流れてきた低温の湯水が熱交換器にて加熱されて高温の湯水となって復管22を流れて貯湯槽2へと戻される。また貯湯槽2には、水道等の水源71から水を供給するための給水路72が接続してあり、途中に設けた減圧弁73を介して水を供給することができる。貯湯槽2には、内部の湯を出湯する出湯管23が接続してあり、この出湯管23の他端は後述する給湯装置に接続される。この出湯管23の途中には混合弁24が設けてあり、この混合弁24には上記給水路72の途中から分岐したバイパス管25が接続してあり、貯湯槽2からの湯とバイパス管25を流れてきた水を適宜混合して供給する湯温を制御することができる。
貯湯槽制御部3は、前記混合弁24の混合量の制御のほか、後述する給湯装置4の給湯制御部41への指示、設定用端末6の情報取得等、熱利用装置5全体の制御を行うものである。
給湯装置4は、図示しないが、バーナー等からなる加熱手段、加熱手段により加熱される熱交換器を備えており、熱交換器の被加熱媒体の入力側に上記貯湯槽2からの出湯管23が接続されると共に、出力側には給湯装置4の出湯管が接続される。この給湯装置4の出湯管は給湯用の出湯管42、風呂追い焚き用の往き管43aとに分岐されている。また、最近の給湯装置では、風呂湯張り時間を短縮するために、風呂追い焚き用往き管43aを電動弁(図示せず)を介して風呂追い焚き用戻り管43bに分岐させ、風呂追い焚き用往き管43aと風呂追い焚き用戻り管43bの両方を使うものが主流となっているが、ここでは説明を簡単にするため、風呂湯張りに風呂追い焚き用往き管43aのみを用いる場合で説明する。以下の説明で単に出湯管というときは、給湯用の出湯管42、風呂追い焚き用の往き管43aの一方または両方をいうものとする。風呂追い焚き用の往き管43aには電動弁(図示せず)が設けてあり、給湯制御部41に制御されて風呂追い焚き用の往き管43aへの出湯・停止を自動で行うことができる。
この給湯装置4においては、使用者が給湯用の出湯管42に接続されているカラン等を開にして出湯動作を行った場合には、給湯利用として給湯用の出湯管42から出湯され、風呂の湯張り等のための出湯動作を行った場合には、風呂利用として風呂追い焚き用の往き管43aから出湯されて浴槽内に吐出され、給湯利用と風呂利用の両方が使い分け可能となっている。また更に、浴槽内の湯張り水を給湯装置4に戻すための風呂追い焚き用の戻り管43bが設けてあり、ぬるくなった湯張り水を追焚きして再び風呂追い焚き用の往き管43aから浴槽内に吐出することができる。
また、この熱利用装置5には、使用者が各種設定を行う設定用端末6が設けてある。設定用端末6は、図示はしないが使用者が設定を入力する入力部を備え、入力部より入力された設定情報は内部のメモリーに記憶されると共に、有線または無線で貯湯槽制御部3に取得される。設定項目としては、給湯利用の湯温、風呂利用の湯温、後述する運転(風呂湯張り運転、足し湯運転、風呂自動運転)のON/OFFが挙げられ、他にも設定項目があるがここでは説明を省略する。これらの運転は貯湯槽制御部3により全体が制御され、各動作は給湯制御部41に指示して制御を行う。この貯湯槽制御部3から給湯制御部41への指示は、元々具備されていた通信手段、例えば、給湯装置4と給湯装置4に接続されていた設定用端末6’の間の通信手段により行う。また特に図示はしないが、この熱利用装置5においては、給水路72内の水の温度、貯湯槽2内の温度、往管21内の水の温度、貯湯槽2から出湯した湯の温度、貯湯槽2の出湯管23の混合弁24より下流側の湯の温度、給湯装置4からの出湯管23内の湯の温度を計測する温度センサーが設けてあって、これらの計測値は貯湯槽制御部3に取得される。以下、上記各運転について説明する。
風呂湯張り運転は、使用者が設定用端末6の入力部より入力する。なお、設定用端末6からの入力は、各運転毎、設定項目毎に異なる釦やスイッチがあって、対応する釦やスイッチを操作するようにしてもよいが、共通の釦やスイッチの操作の仕方(押す回数、押す時間、押す間隔等)を異ならせてもよく、また他の方法であってもよく、特に限定されない。風呂湯張り運転になると、所定量(例えば100〜400リットル)の湯が風呂設定温度に調整されて浴槽内に吐出され、湯張りが終了する。
足し湯運転は、使用者が設定用端末6より入力すると、所定量(例えば10リットル、20リットル程度の量)の湯が風呂設定温度に調整されて浴槽内に吐出され、足し湯が終了する。
風呂自動運転は、使用者が設定用端末6より入力すると、まず風呂への湯張りが開始され、風呂へ風呂設定温度に調整された所定量の湯が風呂追い焚き用の往き管43aより供給される。湯張りが終了すると、湯張り水の温度が下がった場合に追焚きを風呂設定温度になるまで自動で行うと共に、湯張り水の量が減った場合に再び風呂利用として湯を供給する足し湯を自動で行う。湯張り水の量は湯張り水量計測手段(図示せず)によって計測されて貯湯槽制御部3に取得される。なお、湯張り水量計測手段による湯張り水の量の計測は、図示しないが浴槽壁に設けてある湯の吐出口である循環アダプターより水位が上である場合には計測され、循環アダプターより水位が下である場合には計測されない。
なお、風呂湯張り運転で吐出する湯量や足し湯運転で吐出する湯量等は使用者が設定可能である。
そして、本発明の第1の実施形態においては、風呂湯張り運転または足し湯運転がONの状態で貯湯槽2の湯を出湯する場合、貯湯槽制御部3は、補助熱源による加熱の禁止を給湯制御部41に指示すると共に、使用者に供給する湯温を風呂利用時の設定温度となるように混合弁24を調節して制御するものである。出湯動作が為されると、給湯装置4の給湯用の出湯管42または風呂追い焚き用の往き管43aから出湯されると共に貯湯槽2から出湯されるのであるが、貯湯槽制御部3は給湯利用か風呂利用かを直接認識することができない。風呂湯張り運転または足し湯運転がONの状態で貯湯槽2の湯を出湯する場合には、風呂利用である可能性が高いため、湯温を風呂利用時の設定温度とするものである。
このように、既存の給湯装置4を利用してコージェネレーションシステムとしての熱利用装置5を構成することで、既存の給湯装置4の加熱手段を補助熱源として利用可能とすると共に給湯制御部41によって上記各運転を可能としたものにおいて、給湯装置4の給湯用の出湯管42から出湯されてるか風呂追い焚き用の往き管43aから出湯されるか認識できない貯湯槽制御部3において運転状態を基に供給する湯温の制御を行うことができて、給湯利用か風呂利用かの情報を取得しなくても、ほぼ使用者が所望する湯(すなわち給湯利用時の設定温度または風呂利用時の設定温度の湯)を供給することができるようになり、これにあたって給湯制御部41から貯湯槽制御部3へ給湯利用か風呂利用かの情報を授受するための構成を具備する必要がないため、設備費の低減を図ることができる。
また、本発明の第2の実施形態においては、風呂湯張り運転または風呂自動運転または足し湯運転がONにされてから一定時間内に貯湯槽2の湯を出湯する場合、貯湯槽制御部3が補助熱源による加熱の禁止を給湯制御部41に指示すると共に使用者に供給する湯温を風呂利用時の湯温の設定温度となるように制御するものである。この場合(および以下の実施形態)でも、出湯動作が為されても貯湯槽制御部3は給湯利用か風呂利用かを直接認識することができない。風呂湯張り運転または風呂自動運転または足し湯運転がONにされてから一定時間内に貯湯槽2の湯を出湯する場合には、風呂利用である可能性が高いため、湯温を風呂利用時の設定温度とするものである。
これにより、運転状態を基に供給する湯温の制御を行うことができて、給湯利用か風呂利用かの情報を取得しなくても、ほぼ使用者が所望する湯を供給することができるようになり、これにあたって給湯制御部41から貯湯槽制御部3へ給湯利用か風呂利用かの情報を授受するための構成を具備する必要がないため、設備費の低減を図ることができる。
また、本発明の第3の実施形態においては、風呂湯張り運転と風呂自動運転と足し湯運転とがOFFの状態で貯湯槽2の湯を出湯する場合、貯湯槽制御部3が補助熱源による加熱の禁止を給湯制御部41に指示すると共に使用者に供給する湯温を給湯利用時の湯温の設定温度となるように制御するものである。風呂湯張り運転と風呂自動運転と足し湯運転とがOFFの状態で貯湯槽2の湯を出湯する場合には、給湯利用である可能性が高いため、湯温を給湯利用時の設定温度とするものである。
これにより、運転状態を基に供給する湯温の制御を行うことができて、給湯利用か風呂利用かの情報を取得しなくても、ほぼ使用者が所望する湯を供給することができるようになり、これにあたって給湯制御部41から貯湯槽制御部3へ給湯利用か風呂利用かの情報を授受するための構成を具備する必要がないため、設備費の低減を図ることができる。
また、本発明の第4の実施形態においては、風呂自動運転がONの状態で貯湯槽2の湯を出湯する場合、貯湯槽制御部3が補助熱源による加熱の禁止を給湯制御部41に指示すると共に使用者に供給する湯温を給湯利用時の湯温の設定温度と風呂利用時の湯温の設定温度の低い方の温度となるように制御するものである。風呂自動運転がONの状態で貯湯槽2の湯を出湯する場合には、一般に風呂自動運転は長時間にわたってONとなるため(例えば最初の入浴者が風呂に入る時から最後の入浴者の入浴が終わるまでの時間にわたって)、この間の出湯は風呂利用か給湯利用かは確率的に大差ない状態(3:7〜7:3程度)であるため、出湯する湯温を風呂利用時の設定温度と給湯利用時の設定温度のうちの低い方の温度として、高い方の温度として出湯した場合に低い方の温度を望んでいて、高い温度の湯を吐出することで発生する恐れのある、火傷などの事故を回避することができる。
また、本発明の第5の実施形態においては、風呂自動運転がONの状態で貯湯槽2の湯を出湯する場合、貯湯槽制御部3が、まず、補助熱源による加熱の禁止を給湯制御部41に指示すると共に使用者に供給する湯温を給湯利用時の湯温の設定温度と風呂利用時の湯温の設定温度の低い方の温度となるように制御し、その後、給湯制御部41から給湯利用と風呂利用のいずれの利用かの情報を取得してその利用時の湯温の設定温度となるように制御するものである。風呂自動運転がONの状態で貯湯槽2の湯を出湯する場合には、はじめは第4の実施形態と同様に風呂利用時の設定温度と給湯利用時の設定温度のうちの低い方の温度として出湯することで、高い方の温度として出湯した場合に低い方の温度を望んでいて、高い温度の湯を吐出することで発生する恐れのある、火傷などの事故を回避することができ、その後、給湯制御部41から給湯利用と風呂利用のいずれの利用かの情報を取得して、確実に使用者が望む温度の湯を供給することができる。
また、図2に示す本発明の第6の実施形態においては、風呂自動運転がONの状態で貯湯槽2の湯を出湯する場合、貯湯槽制御部3が、まず、補助熱源による加熱の禁止を給湯制御部41に指示すると共に使用者に供給する湯温を給湯利用時の湯温の設定温度と風呂利用時の湯温の設定温度の低い方の温度となるように制御し、その後、給湯装置4の給湯用の出湯管42と風呂追い焚き用の往き管43aの一方または両方に設けた流量計44の計測値情報を取得して、該計測値情報から給湯利用と風呂利用のいずれの利用かを判断し、その利用時における湯温の設定温度となるように制御するものである。本実施形態では図に示すように給湯用の出湯管42に流量計44が設けてあると共に、流量計44の計測値は貯湯槽制御部3に取得され、貯湯槽制御部3にて給湯利用か風呂利用のいずれであるかが認識される。
風呂自動運転がONの状態で貯湯槽2の湯を出湯する場合には、はじめは第4の実施形態や第5の実施形態と同様に風呂利用時の設定温度と給湯利用時の設定温度のうちの低い方の温度として出湯することで、高い方の温度として出湯した場合に低い方の温度を望んでいて、高い温度の湯を吐出することで発生する恐れのある、火傷などの事故を回避することができ、その後、流量計44の計測値を取得して、確実に使用者が望む温度の湯を供給することができる。
次に、本発明の第7の実施形態について説明する。本実施形態では、上記第1の実施形態〜第6の実施形態のいずれかの実施形態において、貯湯槽2から給湯装置4に供給される温水の温度と、給湯装置4から使用者に供給される温水の温度の何れか若しくは両方を検出する温度検出手段8を備え、貯湯槽2の湯を出湯する場合、その検出温度の何れか若しくは両方が、熱利用装置5が制御目標とする出湯温度よりも低い場合、あるいは予め定めた温度差以上に低い場合は、出湯開始から、検出温度と制御目標とする温度との温度差および出湯流量に応じて予め定めてある所定の時間、制御目標とする温度を、検出温度と制御目標とする温度との温度差および出湯流量によって予め定めてある所定の温度だけ通常より高く設定して制御するものである。本実施形態では、図3に示すように、温度検出手段8として、貯湯槽2から給湯装置4に供給される温水の温度を検出するため出湯管23に設けられる温度検出手段81と、給湯装置4から給湯用として出湯するための給湯用の出湯管42に設けられる温度検出手段82と、給湯装置4から風呂追焚き用として出湯するための風呂追焚き用の出湯管43aに設けられる温度検出手段83と、を備え、更に、給湯装置4に風呂追焚き用の浴槽水を搬送する風呂追焚き用戻り管43bに設けられる温度検出手段84を備えている。
そして、本実施形態のみならず上述した第1の実施形態〜第6の実施形態では、使用者が給湯利用または風呂利用として給湯装置4から出湯する(すなわち貯湯槽2の湯を給湯装置4に出湯して給湯装置4から出湯する)場合、上述したようにそれぞれ出湯される湯温に設定温度Tが設定されていて、出湯される湯温を前記設定温度Tを制御目標の温度として制御するものであるが、本実施形態では、使用者が出湯を開始した時点から湯温が設定温度Tとなるまでの時間を短縮するため、出湯開始時の湯温が制御目標とする温度よりも、予め定めた温度以上低い場合は、出湯開始から一定時間Δt、制御目標とする温度を通常の温度(即ち各利用の設定温度T)より高い温度Tに設定して温度制御を行うものである。
第1の実施形態〜第6の実施形態では、図4(a)に示すように、使用者が給湯利用または風呂利用として給湯装置4から出湯するにあたり、出湯される湯温を制御目標の温度(設定温度T)となるように制御して、出湯開始から時間t程度で出湯される湯温が制御目標の温度Tとなるところを、本実施形態では、図4(b)に示すように、出湯開始から一定時間Δt、出湯される湯温の制御目標の温度を通常の温度(設定温度T)よりも所定温度高いTに設定することで、湯温が本来の制御目標である設定温度Tとなるまでの温度の変化速度が大きく、出湯開始から湯温が制御目標の温度(設定温度T)となるまでの時間(立ち上がり時間)が前記時間tよりも短い時間tで済むものである。
次に、本発明の第8の実施形態について説明する。本実施形態では、上記第1の実施形態〜第6の実施形態のいずれかの実施形態において、貯湯槽2から給湯装置4に供給される温水の温度と、給湯装置4から使用者に供給される温水の温度の何れか若しくは両方を検出する温度検出手段8を備え、貯湯槽2の湯を出湯する場合、その検出温度の何れか若しくは両方が、熱利用装置5が制御目標とする出湯温度よりも低い場合、あるいは予め定めた温度差以上に低い場合は、出湯開始から、検出温度と制御目標とする温度との温度差および出湯流量に応じて予め定めてある所定の時間、補助熱源4’による加熱を給湯装置4に許可するものである。本実施形態では、温度検出手段8として、第7の実施形態と同様に図3に示すように、貯湯槽2から給湯装置4に供給される温水の温度を検出するため出湯管23に設けられる温度検出手段81と、給湯装置4から給湯用として出湯するための給湯用の出湯管42に設けられる温度検出手段82と、給湯装置4から風呂追焚き用として出湯するための風呂追焚き用の出湯管43aに設けられる温度検出手段83と、を備え、更に、給湯装置4に風呂追焚き用の浴槽水を搬送する風呂追焚き用戻り管43bに設けられる温度検出手段84を備えている。
そして、本実施形態のみならず上述した第1の実施形態〜第6の実施形態では、使用者が給湯利用または風呂利用として給湯装置4から出湯する(すなわち貯湯槽2の湯を給湯装置4に出湯して給湯装置4から出湯する)場合、上述したようにそれぞれ出湯される湯温に設定温度Tが設定されていて、出湯される湯温を前記設定温度Tを制御目標の温度として制御するものであるが、本実施形態では、使用者が出湯を開始した時点から湯温が設定温度Tとなるまでの時間を短縮するため、出湯開始時の湯温が制御目標とする出湯温度よりも、予め定めた温度以上低い場合は、出湯開始から一定時間Δt、補助熱源4’による加熱を給湯装置4に許可して、補助熱源4’による加熱を行うものである。
第1の実施形態〜第6の実施形態では、図5(a)に示すように、使用者が給湯利用または風呂利用として給湯装置4から出湯するにあたり、出湯される湯温を制御目標の温度(設定温度T)となるように制御して、出湯開始から時間tで出湯される湯温が制御目標の温度Tとなるところを、本実施形態では、図5(b)に示すように、出湯開始から一定時間Δt、補助熱源4’による加熱を給湯装置4に許可して、補助熱源4’による加熱を行うことで、湯温が制御目標である設定温度Tとなるまでの温度の変化速度が大きく、出湯開始から湯温が制御目標の温度となるまでの時間(立ち上がり時間)が前記時間tよりも短い時間tで済むものである。
熱利用装置の一実施形態の構成図である。 熱利用装置の他の実施形態の構成図である。 熱利用装置の更に他の実施形態の構成図である。 (a)は第7の実施形態以外の場合の温度のタイムチャートの一例であり、(b)は第7の実施形態の温度のタイムチャートである。 (a)は第8の実施形態以外の場合の温度のタイムチャートの一例であり、(b)は第8の実施形態の温度のタイムチャートである。 従来の熱利用装置の構成図である。 従来の給湯装置の構成図である。
符号の説明
1 熱源
2 貯湯槽
3 貯湯槽制御部
4 給湯装置
41 給湯制御部
5 熱利用装置
6 設定用端末
72 給水路
U 貯湯槽ユニット

Claims (8)

  1. 熱源と、熱源で発生した熱を温水として貯える貯湯槽と熱利用装置全体の制御部となる貯湯槽制御部とを備えた貯湯槽ユニットと、前記貯湯槽ユニットとは別の補助熱源としての給湯装置とを組み合わせて熱利用装置を構成し、前記給湯装置は給湯利用と風呂利用とを使い分け可能とすると共に風呂湯張り運転、足し湯運転、風呂湯張りと風呂水位を一定に保つ足し湯と風呂温度を一定に保つ追い焚きを自動で行う風呂自動運転の各運転を可能とし、給湯装置の給湯用の出湯管から出湯されるか、風呂追い焚き用の往き管または、風呂追い焚き用の往き管および戻り管から出湯されるか、を認識できない貯湯槽制御部が、使用者が設定用端末より入力した給湯利用時の湯温の設定温度、風呂利用時の湯温の設定温度、風呂湯張り運転のON/OFF、足し湯運転のON/OFF、風呂自動運転のON/OFFの設定情報を取得して、該貯湯槽制御部が貯湯槽より出湯される湯温の調節と補助熱源による加熱・加熱禁止の制御を行って使用者に供給する湯温を制御する熱利用装置における制御方法であって、風呂湯張り運転または足し湯運転がONの状態で貯湯槽の湯を出湯する場合、貯湯槽制御部が補助熱源による加熱の禁止を給湯装置に指示すると共に使用者に供給する湯温を風呂利用時の設定温度となるように制御することを特徴とする熱利用装置の制御方法。
  2. 熱源と、熱源で発生した熱を温水として貯える貯湯槽と熱利用装置全体の制御部となる貯湯槽制御部とを備えた貯湯槽ユニットと、前記貯湯槽ユニットとは別の補助熱源としての給湯装置とを組み合わせて熱利用装置を構成し、前記給湯装置は給湯利用と風呂利用とを使い分け可能とすると共に風呂湯張り運転、足し湯運転、風呂湯張りと風呂水位を一定に保つ足し湯と風呂温度を一定に保つ追い焚きを自動で行う風呂自動運転の各運転を可能とし、給湯装置の給湯用の出湯管から出湯されるか、風呂追い焚き用の往き管または、風呂追い焚き用の往き管および戻り管から出湯されるか、を認識できない貯湯槽制御部が、使用者が設定用端末より入力した給湯利用時の湯温の設定温度、風呂利用時の湯温の設定温度、風呂湯張り運転のON/OFF、足し湯運転のON/OFF、風呂自動運転のON/OFFの設定情報を取得して、該貯湯槽制御部が貯湯槽より出湯される湯温の調節と補助熱源による加熱・加熱禁止の制御を行って使用者に供給する湯温を制御する熱利用装置における制御方法であって、風呂湯張り運転または足し湯運転または風呂自動運転がONにされてから一定時間内に貯湯槽の湯を出湯する場合、貯湯槽制御部が補助熱源による加熱の禁止を給湯装置に指示すると共に使用者に供給する湯温を風呂利用時の設定温度となるように制御することを特徴とする熱利用装置の制御方法。
  3. 熱源と、熱源で発生した熱を温水として貯える貯湯槽と熱利用装置全体の制御部となる貯湯槽制御部とを備えた貯湯槽ユニットと、前記貯湯槽ユニットとは別の補助熱源としての給湯装置とを組み合わせて熱利用装置を構成し、前記給湯装置は給湯利用と風呂利用とを使い分け可能とすると共に風呂湯張り運転、足し湯運転、風呂湯張りと風呂水位を一定に保つ足し湯と風呂温度を一定に保つ追い焚きを自動で行う風呂自動運転の各運転を可能とし、給湯装置の給湯用の出湯管から出湯されるか、風呂追い焚き用の往き管または、風呂追い焚き用の往き管および戻り管から出湯されるか、を認識できない貯湯槽制御部が、使用者が設定用端末より入力した給湯利用時の湯温の設定温度、風呂利用時の湯温の設定温度、風呂湯張り運転のON/OFF、足し湯運転のON/OFF、風呂自動運転のON/OFFの設定情報を取得して、該貯湯槽制御部が貯湯槽より出湯される湯温の調節と補助熱源による加熱・加熱禁止の制御を行って使用者に供給する湯温を制御する熱利用装置における制御方法であって、風呂湯張り運転と足し湯運転と風呂自動運転とがOFFの状態で貯湯槽の湯を出湯する場合、貯湯槽制御部が補助熱源による加熱の禁止を給湯装置に指示すると共に使用者に供給する湯温を給湯利用時の設定温度となるように制御することを特徴とする熱利用装置の制御方法。
  4. 熱源と、熱源で発生した熱を温水として貯える貯湯槽と熱利用装置全体の制御部となる貯湯槽制御部とを備えた貯湯槽ユニットと、前記貯湯槽ユニットとは別の補助熱源としての給湯装置とを組み合わせて熱利用装置を構成し、前記給湯装置は給湯利用と風呂利用とを使い分け可能とすると共に風呂湯張り運転、足し湯運転、風呂湯張りと風呂水位を一定に保つ足し湯と風呂温度を一定に保つ追い焚きを自動で行う風呂自動運転の各運転を可能とし、給湯装置の給湯用の出湯管から出湯されるか、風呂追い焚き用の往き管または、風呂追い焚き用の往き管および戻り管から出湯されるか、を認識できない貯湯槽制御部が、使用者が設定用端末より入力した給湯利用時の湯温の設定温度、風呂利用時の湯温の設定温度、風呂湯張り運転のON/OFF、足し湯運転のON/OFF、風呂自動運転のON/OFFの設定情報を取得して、該貯湯槽制御部が貯湯槽より出湯される湯温の調節と補助熱源による加熱・加熱禁止の制御を行って使用者に供給する湯温を制御する熱利用装置における制御方法であって、風呂自動運転がONの状態で貯湯槽の湯を出湯する場合、貯湯槽制御部が補助熱源による加熱の禁止を給湯装置に指示すると共に使用者に供給する湯温を給湯利用時の設定温度と風呂利用時の設定温度のうちの低い方の温度となるように制御することを特徴とする熱利用装置の制御方法。
  5. 熱源と、熱源で発生した熱を温水として貯える貯湯槽と熱利用装置全体の制御部となる貯湯槽制御部とを備えた貯湯槽ユニットと、前記貯湯槽ユニットとは別の補助熱源としての給湯装置とを組み合わせて熱利用装置を構成し、前記給湯装置は給湯利用と風呂利用とを使い分け可能とすると共に風呂湯張り運転、足し湯運転、風呂湯張りと風呂水位を一定に保つ足し湯と風呂温度を一定に保つ追い焚きを自動で行う風呂自動運転の各運転を可能とし、給湯装置の給湯用の出湯管から出湯されるか、風呂追い焚き用の往き管または、風呂追い焚き用の往き管および戻り管から出湯されるか、を認識できない貯湯槽制御部が、使用者が設定用端末より入力した給湯利用時の湯温の設定温度、風呂利用時の湯温の設定温度、風呂湯張り運転のON/OFF、足し湯運転のON/OFF、風呂自動運転のON/OFFの設定情報を取得して、該貯湯槽制御部が貯湯槽より出湯される湯温の調節と補助熱源による加熱・加熱禁止の制御を行って使用者に供給する湯温を制御する熱利用装置における制御方法であって、風呂自動運転がONの状態で貯湯槽の湯を出湯する場合、貯湯槽制御部が、まず、補助熱源による加熱の禁止を給湯装置に指示すると共に使用者に供給する湯温を給湯利用時の設定温度と風呂利用時の設定温度のうちの低い方の温度となるように制御し、その後、給湯装置から給湯利用と風呂利用のいずれの利用かの情報を取得してその利用時の設定温度となるように湯温を制御することを特徴とする熱利用装置の制御方法。
  6. 熱源と、熱源で発生した熱を温水として貯える貯湯槽と熱利用装置全体の制御部となる貯湯槽制御部とを備えた貯湯槽ユニットと、前記貯湯槽ユニットとは別の補助熱源としての給湯装置とを組み合わせて熱利用装置を構成し、前記給湯装置は給湯利用と風呂利用とを使い分け可能とすると共に風呂湯張り運転、足し湯運転、風呂湯張りと風呂水位を一定に保つ足し湯と風呂温度を一定に保つ追い焚きを自動で行う風呂自動運転の各運転を可能とし、給湯装置の給湯用の出湯管から出湯されるか、風呂追い焚き用の往き管または、風呂追い焚き用の往き管および戻り管から出湯されるか、を認識できない貯湯槽制御部が、使用者が設定用端末より入力した給湯利用時の湯温の設定温度、風呂利用時の湯温の設定温度、風呂湯張り運転のON/OFF、足し湯運転のON/OFF、風呂自動運転のON/OFFの設定情報を取得して、該貯湯槽制御部が貯湯槽より出湯される湯温の調節と補助熱源による加熱・加熱禁止の制御を行って使用者に供給する湯温を制御する熱利用装置における制御方法であって、風呂自動運転がONの状態で貯湯槽の湯を出湯する場合、貯湯槽制御部が、まず、補助熱源による加熱の禁止を給湯装置に指示すると共に使用者に供給する湯温を給湯利用時の設定温度と風呂利用時の設定温度のうちの低い方の温度となるように制御し、その後、給湯装置の給湯用の出湯管と風呂追い焚き用の往き管の一方または両方に設けた流量計の計測情報を取得して、該計測情報から給湯利用と風呂利用のいずれの利用かを判断し、その利用時の設定温度となるように湯温を制御することを特徴とする熱利用装置の制御方法。
  7. 請求項1乃至請求項6において、前記給湯装置に供給される温水の温度、前記給湯装置から使用者に供給される温水の温度の何れか若しくは両方を検出する温度検出手段を備え、貯湯槽の湯を出湯する場合、その検出温度の何れか若しくは両方が、前記熱利用装置が制御目標とする出湯温度よりも低い場合は、出湯開始から検出温度と制御目標とする温度との温度差および出湯流量によって予め定めた時間、制御目標とする温度を検出温度と制御目標とする温度との温度差および出湯流量によって予め定めた温度だけ高く設定して制御することを特徴とする熱利用装置の制御方法。
  8. 請求項1乃至請求項6において、前記給湯装置に供給される温水の温度、前記給湯装置から使用者に供給される温水の温度の何れか若しくは両方を検出する温度検出手段を備え、貯湯槽の湯を出湯する場合、その検出温度の何れか若しくは両方が、前記熱利用装置が制御目標とする出湯温度よりも低い場合は、出湯開始から検出温度と制御目標とする温度との温度差および出湯流量によって予め定めた時間、補助熱源による加熱を給湯装置に許可することを特徴とする熱利用装置の制御方法。
JP2007085144A 2006-03-31 2007-03-28 熱利用装置の制御方法 Expired - Fee Related JP5122850B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007085144A JP5122850B2 (ja) 2006-03-31 2007-03-28 熱利用装置の制御方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006099930 2006-03-31
JP2006099930 2006-03-31
JP2007085144A JP5122850B2 (ja) 2006-03-31 2007-03-28 熱利用装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007292446A JP2007292446A (ja) 2007-11-08
JP5122850B2 true JP5122850B2 (ja) 2013-01-16

Family

ID=38763214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007085144A Expired - Fee Related JP5122850B2 (ja) 2006-03-31 2007-03-28 熱利用装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5122850B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2026403B1 (en) 2007-08-15 2017-05-24 Nissan Motor Co., Ltd. Cell and battery incorporating the cell
JP5595053B2 (ja) * 2010-01-29 2014-09-24 株式会社ガスター 熱源機ユニットおよびその組み立て方法
JP6252762B2 (ja) * 2014-02-25 2017-12-27 株式会社ノーリツ 貯湯給湯システム
JP6597104B2 (ja) * 2015-04-15 2019-10-30 アイシン精機株式会社 コジェネレーションシステム
JP6982866B2 (ja) * 2016-11-30 2021-12-17 パーパス株式会社 給湯システム
JP2018091616A (ja) * 2017-12-26 2018-06-14 パーパス株式会社 給湯システム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4611577B2 (ja) * 2001-07-17 2011-01-12 東京瓦斯株式会社 加熱装置
JP4126282B2 (ja) * 2004-02-10 2008-07-30 リンナイ株式会社 給湯装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007292446A (ja) 2007-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10824178B2 (en) Heating and hot water supply apparatus and control method thereof
JP5122850B2 (ja) 熱利用装置の制御方法
KR20100001501A (ko) 온수 공급 시스템에서 저유량의 온수 사용시 온수 온도를제어하기 위한 방법
JP5436933B2 (ja) 給湯システム
JP2008275182A (ja) 排熱回収システム及び副蓄熱タンク
JP2012093062A (ja) 温水システム
JP6376390B2 (ja) 貯湯給湯システム
JP2011163659A (ja) 給湯システム
JP5836794B2 (ja) 貯湯システム
JP4546273B2 (ja) 給湯システム
JP5755532B2 (ja) 貯湯システム
JP6362469B2 (ja) 貯湯システム
JP6143092B2 (ja) 貯湯給湯装置
JP2003014295A (ja) 外部温水機器利用給湯装置
JP4183637B2 (ja) 給湯器及びその運転方法
JP2005274055A (ja) 給湯システム
JP3876877B2 (ja) ガス給湯暖房機
JP2004347196A (ja) 給湯システム
JP2004163008A (ja) コージェネレーションシステム
JP3814376B2 (ja) 水道直圧式給湯機
JP3203198B2 (ja) 温水供給装置
JP4682490B2 (ja) 給湯システム
JP2006003044A (ja) 給湯システム
JP5938208B2 (ja) 貯湯システム
JP2005147438A (ja) 貯湯式給湯装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121023

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121025

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees