JP4445884B2 - 給湯システム - Google Patents

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本発明は、給湯機から出湯される湯を、台所、浴室、洗面所などの複数の給湯先に対して異なる温度で同時に供給できるようにされた給湯システムに関する。
従来の給湯システムの具体例としては、特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された給湯システムは、給湯機と湯水混合ユニットとが組み合わされたものであり、前記湯水混合ユニットは、前記給湯機から出湯した湯に水を混合させることによってその温度調整を行なう複数の湯水混合弁を有している。また、前記給湯機および湯水混合ユニットには、複数のリモコンが通信接続されている。これら複数のリモコンは、たとえば台所、浴室、洗面所などの給湯先に設置され、かつこれらが設置された給湯先に給湯が行なわれるときの目標給湯温度を設定できるようになっている。
このような構成の給湯システムによれば、給湯機から湯水混合ユニットに湯が供給された際に、複数の湯水混合弁を利用して異なる温度の湯を生成することが可能である。このため、台所、浴室、洗面所などの複数の給湯先に対して、各リモコンで設定された目標給湯温度の湯を同時に供給することができる。
しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように、未だ改善すべき余地があった。
すなわち、前記従来技術においては、各リモコンが1つの給湯先のみに対応しており、台所に設置されるリモコンは台所のみの目標給湯温度を設定変更可能となっている。同様に、浴室に設置されるリモコンは浴室のみ、洗面所に設置されるリモコンは洗面所のみの目標給湯温度を設定可能となっている。ところが、このような構成では、ユーザがたとえば浴室の目標給湯温度を変更する場合、このユーザは浴室まで足を運ぶ必要があり、面倒である。
これを解消する手段としては、たとえば台所に設置されるリモコンを集中リモコンとし、この集中リモコンを操作することによって他の給湯先の目標給湯温度についても設定変更できるように構成することが考えられる。ところが、このように集中リモコンを用いる場合には、次のような新たな問題点を生じることが想定される。すなわち、集中リモコンを用いる場合には、ユーザがたとえば浴室でシャワーを使用している最中に、他のユーザがそのことに気付かないまま、台所の集中リモコンを操作し、浴室の目標給湯温度を変更する虞れがある。このような変更がなされたのでは、シャワーを使用しているユーザの意思に反してそのシャワー温度が急激に変更されることとなる。したがって、このような不具合を発生しないようにしつつ、リモコン操作の利便性を高めることが望まれる。
なお、特許文献1に記載されたリモコンは、給湯先の目標給湯温度を変更可能であるが、これとは異なり、たとえば集中リモコンによって目標給湯流量(最大流量)を変更できるようにした場合には、ユーザが湯を使用している際に他のユーザによってその給湯流量が勝手に変更される虞れを生じる。また、複数のリモコンのそれぞれに運転スイッチが設けられている場合には、たとえば浴室でシャワーを使用している際に、台所のリモコンの運転スイッチが操作されて運転オフとされることによって、前記シャワーが湯から水に突然切り換わってしまう虞れもある。したがって、このようなことも適切に回避することが望まれる。
特開2003−83603号公報
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、使い勝手が良く、かつ複数の給湯先のいずれかで湯を使用している際に他の給湯先に設置されているリモコンの操作によってその給湯条件が勝手に変更されるような虞れも適切に回避することが可能な給湯システムを提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供される給湯システムは、給湯機と、この給湯機から出湯した湯に水を混合させることによりその温度調整を行なう複数の湯水混合手段、これら複数の湯水混合手段によって温度調整された湯水を複数の給湯先に供給することが可能に複数の外部配管を接続するための複数の接続口を終端に有する複数の配管、および制御手段を具備している湯水混合ユニットと、この湯水混合ユニットに通信接続されて前記複数の給湯先に対応して設けられ、かつ対応する給湯先ごとに目標給湯温度および目標給湯流量の少なくとも一方の給湯条件を設定してそのデータを前記湯水混合ユニットに送信可能な複数のリモコンと、を備えている、給湯システムであって、前記複数のリモコンの少なくとも1つは、対応する給湯先以外の給湯先についても前記給湯条件を変更設定可能な集中リモコンとされており、前記湯水混合ユニットの前記複数の接続口を終端に有する複数の配管には、前記複数の給湯先のそれぞれに対応し、かつ前記複数の給湯先のいずれかに給湯が行なわれた際にその給湯流量を検出して検出信号を出力可能な複数の流量センサが設けられており、前記湯水混合ユニットの前記制御手段は、前記複数の給湯先のいずれかに対する給湯動作が開始されるときに、前記複数の流量センサから出力される検出信号に基づいて給湯先を判別し、かつこの判別された給湯先についての前記給湯条件が前記集中リモコンによって変更されることが禁止されるように、前記集中リモコンを設定変更禁止モードとするための信号出力を行ない、その後に前記給湯動作が終了したときには、前記集中リモコンの設定変更禁止モードを解除するための信号出力を行なう構成とされており、前記集中リモコンに対応する給湯先とは別の他の給湯先に給湯がなされることによって前記集中リモコンが前記設定変更禁止モードとなったときには、前記集中リモコンにおいて前記他の給湯先についての前記給湯条件が変更されることは禁止される一方、前記集中リモコンに対応する給湯先についての前記給湯条件が変更されることは許容される構成とされ、前記集中リモコンに対応する給湯先のみに給湯がなされるときには、前記集中リモコンは前記設定変更禁止モードに設定されないように構成されていることを特徴としている。
本発明によれば、第1に、集中リモコンを利用することによってこの集中リモコンが設置されている給湯先とは別の給湯先の給湯条件についても変更することができるために、使い勝手が良いものとなる。たとえば、集中リモコンが台所に設置されている場合には、ユーザは台所にいたままで浴室や洗面所などの他の給湯先の給湯条件を変更することが可能となり、浴室や洗面所にわざわざ足を運ぶ必要はなくなる。第2に、複数の給湯先のいずれかに給湯が行なわれているときには、湯水混合ユニットの制御手段が所定の信号出力を行なうことによって集中リモコンを設定変更禁止モードとし、前記給湯が行なわれている給湯先の給湯条件を集中リモコンでは変更できないようにすることができる。したがって、たとえば浴室でシャワーを使用している最中に、台所に設置された集中リモコンによってそのシャワーの温度や湯量が勝手に変更されるといった不具合が適切に回避されることとなる。また、前記構成によれば、集中リモコンが設定変更禁止モードに設定された場合であっても、この集中リモコンに対応する給湯先の給湯条件については、ユーザが自由に変更することができるために、より便利となる。さらに、前記構成によれば、複数の給湯先のいずれかに給湯がなされる場合であっても、その給湯先が、集中リモコンに対応する給湯先のみであるときには、集中リモコンは設定変更禁止モードにはならない。したがって、集中リモコンに対応する給湯先のみに給湯がなされる場合には、この集中リモコンが本来有している機能に制限が加えられず、この集中リモコンを操作して複数の給湯先の給湯条件を変更することが可能となる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記集中リモコンは、運転のオン・オフを切り換え可能な運転スイッチを備えており、かつ前記設定変更禁止モード時には、前記運転スイッチの操作による運転オフも禁止されるように構成されている。
このような構成によれば、いずれかの給湯先に給湯が行なわれている最中に、集中リモコンの運転スイッチが操作されることによってその給湯が勝手に停止され、湯が水に切り換わってしまうという不具合も適切に解消されることとなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記集中リモコンは、前記設定変更禁止モードになったときには、少なくとも設定変更が禁止されている給湯条件を変更しようとするスイッチ操作がなされた時点において、この集中リモコンが前記設定変更禁止モードであることを示唆する報知動作を行なうように構成されている。
このような構成によれば、集中リモコンが設定変更禁止モードに設定されている際の前記報知動作に基づいて、ユーザは給湯条件の設定変更ができない旨の事情を容易に理解することができる。したがって、設定変更禁止モード時に所定の項目が変更できない際に、これを故障であるとユーザが過誤判断する虞れも適切に解消される。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記集中リモコンが前記設定変更禁止モードに設定されることを許容するモードと、許容しないモードとのいずれかを選択して設定可能な設定手段をさらに備えている。
このような構成によれば、集中リモコンに設定変更禁止モードが設定されることを許容するか否かをユーザが任意に選択することができ、ユーザにとってより便利となる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記集中リモコンは、この集中リモコンに対応する給湯先、およびこれとは別の他の給湯先の双方に同時給湯が行なわれているときには、前記他の給湯先についての給湯条件の変更は禁止する一方、この集中リモコンが対応する給湯先についての給湯条件の変更は許容するように構成されている。
このような構成によれば、集中リモコンに対応する給湯先とこれとは別の他の給湯先との双方に同時に給湯が行なわれるときに、他の給湯先についての給湯条件が勝手に変更されることは適切に防止される一方、集中リモコンに対応する給湯先の給湯条件については集中リモコンを操作するユーザの意思に沿うように適切に変更することが可能となり、やはり便利である。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明に係る給湯システムの一実施形態を示している。本実施形態の給湯システムAは、給湯機1、湯水混合ユニット2、および複数のリモコン3(3A〜3C)を備えている。リモコン3Aは、複数の給湯先についてのデータ設定が可能な集中リモコンである。リモコン3B,3Cは、対応する1つの給湯先のみについてのデータ設定が可能な個別リモコンである。
給湯機1は、たとえばガス燃焼式の給湯機であり、その基本的なハード構成は、従来既知のものと同様である。具体的には、この給湯機1は、缶体11内に送風ブロア16から燃焼用空気を送り込みながら、燃焼器12により燃料ガスを燃焼させるようになっている。この燃焼器12の上方には、水管13を有する熱交換器14が設けられている。水管13の入水口13aには、水道管などの給水管40Aが接続されている。熱交換器14の熱交換により得られた湯は、水管13の出湯口13bから出湯し、配管41を介して湯水混合ユニット2の給湯口21aに供給されるようになっている。
給湯機1は、制御部10を備えている。この制御部10は、CPUやこれに付属する各種のメモリを具備して構成されており、また湯水混合ユニット2やリモコン3との通信を行なうための通信機能も備えている。この制御部10は、出湯温度の変更制御を実行する。この制御は、燃焼器12に対する燃料ガスの供給量調整、あるいは熱交換器14を通過した湯に水を混合させるバイパス経路13cに設けられている流量調整弁15の開度を調整するなどして行なわれる。この給湯機1においては、後述する複数の給湯栓6A〜6Cのいずれかが開状態とされることにより水管13内に水流が生じ、かつその流量が予め定められた閾値を超えると、燃焼器12などが駆動するようになっている。また、前記流水量が前記の閾値以下に減少すると、燃焼器12などの駆動が停止されるようになっており、このような制御も制御部10が担当している。
複数のリモコン3A〜3Cは、たとえば台所、浴室、および洗面所にそれぞれ設置されている。これらは、いずれも運転のオン・オフ切り換え用の運転スイッチ31a、目標給湯温度や目標給湯流量(最大給湯流量)などのデータを入力設定するための複数の操作スイッチ31b、データ表示を行なうための表示部32、および制御部30を備えている。制御部30は、給湯機1の制御部10と同様に、CPUやこれに付属する各種のメモリを具備して構成されており、また給湯機1の制御部10との間で通信線50を介して通信を行なう通信機能も備えている。通信線50には、給湯機1から各リモコン3に対して駆動電力を供給すべく直流電圧印加がなされており、前記データ通信方式としては、AM変調波が重畳されて伝送される重畳2芯方式が用いられている。各リモコン3において操作スイッチ31bが操作されることによって目標給湯温度などのデータが入力設定されると、このデータは、湯水混合ユニット2の後述する制御部20に送信される。
ただし、リモコン3B,3Cは、これらが設置されている浴室または洗面所のみについて目標給湯温度などの給湯条件のデータを入力設定できるのに対し、リモコン3Aは、それらリモコン3B,3Cで設定されたデータを取り込んで記憶可能であるとともに、台所、浴室、洗面所のいずれの給湯先についても目標給湯温度などの給湯条件のデータを入力設定できるようになっている。このリモコン3Aは、湯水混合ユニット2から所定の信号を受信したときには、設定変更禁止モードとなるが、その詳細については後述する。また、このリモコン3Aは、操作スイッチ31b、またはこれとは別に設けられた専用の操作スイッチが操作されることにより、前記設定変更禁止モードの設定を許容するモードと許容しないモードとのいずれかを選択して設定できるように構成されている。
湯水混合ユニット2は、給湯口21aを有する湯用の配管21A、給水管40Bが接続された入水口21bを有する水用の配管21B、これらの配管21A,21Bに流れる湯と水を所定の比率で混合させて所望温度の湯を生成するための複数の湯水混合弁23(23A〜23C)、およびこれら複数の湯水混合弁23の駆動制御を行なう制御部20を備えている。複数の湯水混合弁23の下流側には、複数の配管24A〜24Cが接続されており、またこれらの終端の接続口24a〜24cには、外部配管60A〜60Cが接続されている。これら外部配管60A〜60Cの終端には、台所、浴室、および洗面所に配された複数の給湯栓6A〜6Cが取り付けられている。なお、配管24Cは、2つの接続口24cを有するように分岐しており、たとえば家屋の1階および2階のそれぞれの洗面所への給湯が可能となっている。
図2を参照して湯水混合ユニット2の構造をさらに詳述する。各湯水混合弁23の入湯・入水用の上流口には、配管21A,21Bの終端またはそれらの分岐配管が接続されている。各湯水混合弁23は、たとえば電動モータMの駆動によって弁本体23aを動作させることにより湯と水の混合割合を変更自在である。配管21A,21Bのうち、各湯水混合弁23よりも上流側には、一対の開閉弁22A,22B、入湯温度ならびに入水温度を検出するための一対の温度センサ70A,70B、および各湯水混合弁23からの逆流を防止する複数の逆止弁74が設けられている。各湯水混合弁23の下流側の配管24A〜24Cには、各湯水混合弁23から流出した湯の温度を検出するための温度センサ71、各湯水混合弁23から流出する湯の最大流量を制限するための過流出防止弁72、および流量センサ73が設けられている。前記した各種センサからの信号は制御部20に送信され、また前記した各種の弁(逆止弁を除く)は、制御部20により駆動制御される。
制御部20は、給湯機1の制御部10と同様に、CPUやこれに付属する各種のメモリを具備して構成されており、図1に示すように、通信線51を介して給湯機1の制御部10との間で通信を行なう通信機能も具備している。この通信方式も、先に述べたのと同様な重畳2芯方式である。ただし、湯水混合ユニット2には、たとえば商用電源から電力供給が行なわれるようになっており、通信線51を利用した電力供給は行なわれない。制御部20は、通信線51,50を介して各リモコン3の制御部30との間でも通信可能であり、各リモコン3や給湯機1との間で後述するようなデータ通信を行なうように構成されている。
次に、前記した給湯システムAの作用、ならびに湯水混合ユニット2の制御部20の動作処理手順の一例について、図3に示したフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、リモコン3A〜3Cの操作スイッチ31bが操作されることにより、台所、浴室、および洗面所のそれぞれの目標給湯温度などのデータが設定されると、これらのデータは湯水混合ユニット2の制御部20に送信され、かつこの制御部20に記憶される(S1:YES,S2)。次いで、給湯栓6A〜6Cのいずれかが開かれて給湯が開始されるときには(S3:YES)、制御部20は、複数の流量センサ73からの流量検出信号に基づいて給湯栓6A〜6Cのいずれが給湯先であるかを判断し、給湯機1の制御部10に対して出湯温度の指示データを送信する(S4,S5)。この指示データは、前記目標給湯温度のデータに基づいて制御部20が決定するものであり、たとえば目標給湯温度よりも5〜10°C程度高めの温度である。給湯機1は、前記指示データにしたがった温度の湯を湯水混合ユニット2に向けて出湯することとなる。制御部20は、給湯機1から出湯してきた湯が目標給湯温度となるように、前記給湯先に対応する湯水混合弁23を制御する(S6)。この湯水混合弁23によって温度調整された湯が所定の給湯先に供給されることとなる。
制御部20は、前記したような給湯制御を実行することに伴い、給湯が実行されていることを示すデータ、およびその給湯先を示すデータを含む信号出力を行ない、これを各リモコン3に送信する(S7)。この信号出力は、集中リモコンとしてのリモコン3Aを設定変更禁止モードにするためのものであり、リモコン3Aの制御部30は、この信号を受信することにより、前記給湯先についての目標給湯温度などのデータの変更を禁止するモードとなる。その際のリモコン3Aにおける具体的な動作内容については、後述する。次いで、前記給湯動作が終了すると、制御部20は、その旨のデータを各リモコン3に送信する(S8:YES,S9)。これにより、リモコン3Aの設定変更禁止モードが解除される。リモコン3Aを設定変更禁止モードに設定し、またはその解除を行なわせるための信号出力は、1つの給湯先への給湯が開始され、または終了する都度に行なわれるようになっている。したがって、たとえば2つの給湯先に並行して給湯が行なわれる場合、制御部20は、それら2つの給湯動作のそれぞれに対応した信号出力を行なう。
次に、図4のフローチャートを参照してリモコン3Aの制御部30の動作処理手順の一例について説明する。
まず、制御部30は、湯水混合ユニット2から前記した設定変更禁止モードを設定するための信号を受信すると、制御部30は、そのような設定変更禁止モードを許容する設定が予めなされているか否かを判断する。設定変更禁止モードの設定が許容されていない場合、制御部30は、そのようなモード設定は実行しない(S12:NO)。この場合、リモコン3Aは通常通りに操作可能であり、いずれかの給湯先に給湯が行なわれている最中であっても、リモコン3Aの操作スイッチ31bを操作して、各給湯先の目標給湯温度などを任意に変更することが可能である。
一方、前記とは異なり、設定変更禁止モードの設定が許容されている場合には、制御部30は、このモードを設定する(S12:YES,S13)。次いで、制御部30は、表示部32に前記モードが設定されていることをユーザに察知させるための画像表示を行なわせる。画像表示に代えて、表示ランプを点灯あるいは点滅させるなどの他の表示手段を採用することができることは勿論である。
制御部30は、設定変更禁止モードの設定時において、リモコン3Aのスイッチ操作がなされると、その操作内容が禁止項目に該当するか否かを判断する(S15:YES,S16)。制御部30は、操作内容が禁止項目には該当しないと判断したときには、前記スイッチ操作を有効とし、それに対応した処理を実行する(S16:NO,S21)。これに対し、操作内容が禁止項目に該当すると判断したときには、その操作を無効とし、このことをユーザに察知させる手段として、たとえば表示部32にその旨の画像表示を行なわせる(S16:YES,S17,S18)。もちろん、前記の旨は、音声出力などによって報知させるようにしてもかまわない。
設定変更禁止モード時において、設定変更が禁止されている項目は、具体的には、運転オフ操作、および給湯が現になされている給湯先についての目標給湯温度ならびに目標給湯流量の変更操作である。リモコン3Aにおいて、設定変更禁止モードが設定されたときには、これらの操作を有効に行なうことはできない。したがって、たとえば浴室でシャワーが使用されている際に、台所においてこのリモコン3Aが操作されることによってシャワーの温度や流量が勝手に変更されたり、あるいは運転オフとされてシャワーが湯から水に突然切り換わるといった不具合を生じないようにすることができる。浴室でシャワーが使用される場合、リモコン3Aにおいて設定変更が禁止される給湯条件は、浴室についての給湯条件のみであり、浴室以外の台所や洗面所の給湯条件の変更は禁止されない。したがって、浴室への給湯がなされているときであっても、リモコン3Aを利用して台所や洗面所の給湯条件を変更することができるために便利である。
なお、集中リモコン3Aが設定変更禁止モードに設定されたときに、目標給湯温度などの給湯条件の変更を禁止する場合の態様としては、たとえば次の2つの態様が考えられる。第1の態様は、給湯が行なわれている先が台所、浴室、および洗面所のいずれであるかを問わず、現に給湯が行なわれている給湯先の給湯条件の変更を一律に禁止する態様である。この第1の態様では、たとえば、集中リモコン3Aが設置されている台所に給湯が行なわれている場合には、この台所に関する給湯条件を変更しようとしても、その変更はできない。これに対し、第2の態様は、集中リモコン3Aが設置されている台所に関する給湯条件は例外として扱い、その変更を許容する態様である。より具体的には、この第2の態様は、浴室または洗面所に給湯が行なわれているときには、その給湯先についての給湯条件の変更を禁止するものの、台所の給湯条件については、仮にこの台所に給湯がなされているとしても、その変更を許容する態様である。集中リモコン3Aが設置されている台所に給湯が行なされる場合、この集中リモコン3Aを操作するユーザは、台所に給湯がなされていることを知りつつ、あえてその操作を行なっている場合が多いと考えられるが、前記第2の態様によれば、そのような場合に好適に対応し得るものとなる。本発明では、前記した第2の態様が適用される。前記第2の態様の場合には、たとえば集中リモコン3Aが設置されている台所と、これとは別の浴室との双方に同時給湯がなされているときには、台所についての給湯条件の変更は許容される一方、浴室についての給湯条件の変更は禁止されることとなる。
運転スイッチ31aは、リモコン3B,3Cにも設けられているために、たとえば浴室でシャワーが使用されている際に、洗面所でリモコン3Cの運転スイッチ31aが操作されて運転オフにされることも防止されることがより好ましい。このため、本実施形態では、湯水混合ユニット2の制御部20から集中リモコン3Aを設定変更禁止モードにするための信号出力があったときには、この信号出力に基づいて、個別リモコン3B,3Cのうち、少なくとも給湯先には対応しない側の個別リモコン(浴室給湯がなされているときには個別リモコン3Cであり、洗面所給湯がなされているときには個別リモコン3Bである)を、運転オフ禁止モードに設定し、この個別リモコン3Bまたは3Cにおける運転オフ操作が無効とされるように構成されている。
制御部30は、湯水混合ユニット2から設定変更禁止モードを解除すべき旨の信号を受信したときには、これにしたがって前記モードを解除する(S19:YES,S20)。この解除動作により、リモコン3Aを通常通りに操作することが可能となる。リモコン3B,3Cの双方または一方を運転オフ禁止モードに設定していた場合には、リモコン3Aの前記解除動作と同様なタイミングでそのモードを解除させればよい。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る給湯システムの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
上述した実施形態では、集中リモコン3Aが設定変更禁止モードに設定される動作は、給湯が台所、浴室、および洗面所のいずれになされているかには関係なくなされているが、本発明においては、給湯が行なわれる先が集中リモコンの設置された場所のみである場合には、集中リモコンが設定変更禁止モードに設定されない構成とされる。このような構成によれば、たとえば集中リモコン3Aが設置されている台所に対してのみ給湯がなされ、他の浴室や洗面所には給湯がなされていないときには、集中リモコン3Aは設定変更禁止モードに設定されないこととなる。したがって、その際には、集中リモコン3Aを利用することによって、台所、浴室、および洗面所の全ての給湯先の給湯条件を変更することが可能となる。前記同様に、リモコン3B,3Cを運転オフ禁止モードに設定する場合も、実際に給湯がなされている箇所に設置されているリモコンについては運転オフ禁止モードに設定しなくてもよい。
本発明に係る給湯システムでは、集中リモコンを複数設けることも可能である。この場合、全てのリモコンを集中リモコンとすることもできる。また、集中リモコンは、複数の給湯先の全箇所についての給湯条件を変更できる構成とされることが好ましいものの、やはりこれに限定されない。集中リモコンとしては、たとえば台所、浴室、洗面所の計3箇所の給湯先があるのに対し、それらのうちの2箇所のみの給湯先の給湯条件を変更設定し得るに過ぎないものでもよい。さらに、各リモコンは、目標給湯温度と目標給湯流量との双方のデータを設定できる必要はなく、それらの一方のみのデータ設定が可能なものとされていてもよい。
湯水混合ユニットの湯水混合手段としては、前記した湯水混合弁23とは異なる構造の湯水混合手段を用いることが可能である。この湯水混合手段は、複数設けられていればよく、その具体的な数も限定されない。給湯システムの構成要素間の通信方式は、重畳2芯方式に代えて、たとえばワイヤレス通信方式(赤外線通信などの光通信を含む)などの他の通信方式を採用することもできる。
本発明でいう給湯機としては、湯水混合ユニットとの間でデータ通信を行なわないものを用いることが可能である。また、瞬間式のものに代えて、貯湯式のものを用いることもできる。瞬間式のものとしては、ガス燃焼式に代えて、それ以外のオイル燃焼式のものを用いてもよく、また貯湯式のものとしては、電気温水器などのヒータを用いた加熱方式に代えて、たとえはヒートポンプを用いた加熱方式、あるいは太陽熱を利用した加熱方式でもよい。給湯機は、要は湯を生成し、これを湯水混合ユニットに供給する機能を備えていればよい。
湯水混合ユニットやリモコンの各制御部には、前述した制御以外として、種々の制御を行なわせることが可能である。図1に示した給湯システムAの符号を参照して、その具体例を以下に簡単に示す。また、図5〜図8のフローチャートも参照する。
図5に示すように、湯水混合ユニット2の制御部20には、浴室の浴槽への湯張り制御機能を具備させることが可能である。この制御では、浴室の浴槽に湯を張る場合に、まずリモコン3が操作されて浴槽への給湯量(積算給湯量)が設定入力されると、このデータが制御部20に送信されて記憶される(S30:YES,S31)。次いで、浴室の給湯栓6B(図1ではシャワー給湯栓として示されているが、本実施形態では湯張り用の給湯栓である)が開かれることによって、浴室への給湯が開始されると(S32:YES)、制御部20は、浴室に対応する流量センサ73からの流量検知信号に基づき、その積算給湯量を計測する(S33)。そして、この計測値が前記設定値に達すると、その時点で浴室に対応する過流出防止弁72を動作させ、給湯流量が少量となるように絞る(S34:YES,S35)。その際、過流出防止弁72を全閉にはしない。また、制御部20は、これに伴って、たとえば「浴室のカランを閉めてください」といった音声出力、あるいはアラーム鳴動などの報知動作をリモコン3に行なわせる(S36)。この報知動作により、ユーザは、湯張り量が所望の設定量に達したことを察知するために、その後浴室の給湯栓6Bはユーザによって閉められる。すると、流量センサ73によって検出されている流量は減少することとなり、このことに基づいて制御部20は給湯栓6Bが閉められたものと判断し、前記の報知動作を終了させる(S37:YES,S38)。なお、給湯栓6Bが閉められない場合であっても、所定時間が経過した時点で前記報知動作を終了させ、これにより音声出力などの報知動作が余りにも長時間にわたって継続しないようにする(S39:YES,S38)。このような一連の制御によれば、所望量の湯を浴槽に適切に張ることができるばかりか、報知動作の開始および停止動作を制御部20の制御によって適正なタイミングで行なわせることができる。なお、本実施形態のように、所望の積算給湯量で給湯を行なわせる制御は、浴槽への湯張りに限らず、台所やその他の給湯先への給湯にも適用することが可能である。
図6に示すように、制御部20には、給水系統の漏れ検知制御を行なわせることも可能である。この制御では、まず制御部20は、複数の流量センサ73から送信されてくる検知信号に基づき、各給湯経路の微小漏れ監視を行なっている(S40)。この微小漏れ監視では、予め指定された範囲の比較的少流量の水流(たとえば1リットル/分程度の流量の水流)が、同一の給湯経路において連続して発生し、かつその連続時間が所定時間に達したか、あるいはその積算流量が所定量に達したかが判断されており、そのような条件が満たされると、制御部20は、リモコン3に報知動作を行なわせる(S40:YES,S41:YES,S42)。この報知動作は、たとえば「台所のカランを閉めてください」といった音声出力、あるいは表示部32への画像表示などにより行なわせる。制御部20は、前記水流が発生している給湯経路を流量センサ73からの信号に基づいて判断することができるため、前記報知動作に際しては、水流が生じている給湯先を特定した報知動作が可能である。給湯栓が開いていたことに起因して前記水流が発生していた場合には、給湯栓が閉められると、その水流は停止し、またはその流量が減少する。すると、その旨が流量センサ73を介して制御部20によって察知され、この制御部20は、その時点で前記報知動作を終了させる(S43:YES,S44)。これに対し、給湯栓が適切に閉まっていた場合には、ユーザが給湯栓をさらに強く閉めたとしても、前記水流の流量は減少しない。したがって、この場合には、所定時間が経過しない限り、あるいは特別なスイッチ操作などが行なわれない限りは、前記の報知動作は継続して実行される(S43:NO,S45:NO)。このことにより、ユーザは給湯栓から水漏れを生じているのではなく、その給湯栓に繋がっている配管経路途中において水漏れが発生していることを的確に察知できることとなる。
図7に示すように、制御部20には、給湯流量設定制御を行なわせることも可能である。この制御では、まずリモコン3において特定の操作がなされることにより、制御部20が流量設定モードとなる(S50:YES,S51)。リモコン3からは予め給湯先の指定がなされており、制御部20は、前記流量設定モードになると、その指定された給湯先に対応する過流出防止弁72を最大開口状態とする(S52)。ユーザは、この状態で前記給湯先の給湯栓を開いて湯を流出させ、その流量を自分の好みの流量に調整する。すると、その流量が一定となった状態が所定時間継続した時点で、制御部20はその流量の値を判断する。そして、この流量が、その給湯先について予め定められている流量の許容範囲内であれば、その値を記憶する(S53:YES,S54:YES,S55)。許容範囲を超えている場合には、エラー表示を行ない、異なる流量で再度試みることを促す報知動作をリモコン3に行なわせる(図示略)。制御部20は、前記のようにして流量の値を記憶させた後には、前記流量設定モードを解除する(S56)。そして、その後前記給湯先の給湯栓が開かれると、制御部20は、前記記憶された流量で給湯が行なわれるように、過流出防止弁72を制御する(S57:YES,S58)。給湯流量を数値で指定する場合、不馴れなユーザでは、どの程度の数値にすればよいのかを適切に判断することができない場合があるが、前記したように実際に湯を流出させる手順で給湯流量を設定させれば、給湯流量をユーザの要望に適切に合致したものにすることができる。
図8に示すように、制御部20には、対人監視制御を行なわせることも可能である。この制御の前提として、台所のリモコン3Aは、浴室内をモニタするためのモニタ手段を備えている。このモニタ手段としては、たとえば浴室のリモコン3Bとの間でインターホン通話を可能とする手段、あるいは浴室に設置された監視カメラ(図示略)によって撮像された画像を表示する手段などを用いることができる。まず、浴室の給湯栓6Bが開かれて給湯が開始されると、制御部20は、リモコン3Aのモニタ手段をオンとする(S60:YES,S61)。このことにより、台所において浴室内の監視が可能となる。次いで、給湯が終了すると、タイマ設定がなされ、所定時間が経過すると制御部20はリモコン3Aのモニタ手段をオフとする(S62:YES,S63,S64:YES,S65)。このような制御によれば、浴室で湯が断続的に使用される場合であっても、その期間中はモニタ手段を継続してオンにしておくことが可能である。もちろん、このような制御に代えて、たとえば最初の給湯開始時点でタイマセットを行なうようにしてもよい。前記した一連の制御によれば、浴室で湯が使用されるときには、制御部20の制御によってモニタ手段が確実にオンとなるために、モニタ手段がオンにされることなく浴室が使用される虞れが適切に回避される。前記の例では、浴室内の監視について説明したが、前記のような監視制御は、浴室以外の給湯先に対しても行なうことが可能である。
本発明に係る給湯システムの一例を示す説明図である。 図1に示す給湯システムに用いられている湯水混合ユニットの説明図である。 図1および図2に示された湯水混合ユニットの制御部の動作処理手順の一例を示すフローチャートである。 図1に示された給湯システムのリモコンの制御部の動作処理手順の一例を示すフローチャートである。 湯水混合ユニットの制御部の動作処理手順の他の例を示すフローチャートである。 湯水混合ユニットの制御部の動作処理手順の他の例を示すフローチャートである。 湯水混合ユニットの制御部の動作処理手順の他の例を示すフローチャートである。 湯水混合ユニットの制御部の動作処理手順の他の例を示すフローチャートである。
符号の説明
A 給湯システム
1 給湯機
2 湯水混合ユニット
3A リモコン(集中リモコン)
3B,3C リモコン(個別リモコン)
6A〜6C 給湯栓
20 制御部(制御手段)
23 湯水混合弁(湯水混合手段)
31a 運転スイッチ(リモコンの)
31b 操作スイッチ(リモコンの)

Claims (5)

  1. 給湯機と、
    この給湯機から出湯した湯に水を混合させることによりその温度調整を行なう複数の湯水混合手段、これら複数の湯水混合手段によって温度調整された湯水を複数の給湯先に供給することが可能に複数の外部配管を接続するための複数の接続口を終端に有する複数の配管、および制御手段を具備している湯水混合ユニットと、
    この湯水混合ユニットに通信接続されて前記複数の給湯先に対応して設けられ、かつ対応する給湯先ごとに目標給湯温度および目標給湯流量の少なくとも一方の給湯条件を設定してそのデータを前記湯水混合ユニットに送信可能な複数のリモコンと、
    を備えている、給湯システムであって、
    前記複数のリモコンの少なくとも1つは、対応する給湯先以外の給湯先についても前記給湯条件を変更設定可能な集中リモコンとされており、
    前記湯水混合ユニットの前記複数の接続口を終端に有する複数の配管には、前記複数の給湯先のそれぞれに対応し、かつ前記複数の給湯先のいずれかに給湯が行なわれた際にその給湯流量を検出して検出信号を出力可能な複数の流量センサが設けられており、
    前記湯水混合ユニットの前記制御手段は、前記複数の給湯先のいずれかに対する給湯動作が開始されるときに、前記複数の流量センサから出力される検出信号に基づいて給湯先を判別し、かつこの判別された給湯先についての前記給湯条件が前記集中リモコンによって変更されることが禁止されるように、前記集中リモコンを設定変更禁止モードとするための信号出力を行ない、その後に前記給湯動作が終了したときには、前記集中リモコンの設定変更禁止モードを解除するための信号出力を行なう構成とされており、
    前記集中リモコンに対応する給湯先とは別の他の給湯先に給湯がなされることによって前記集中リモコンが前記設定変更禁止モードとなったときには、前記集中リモコンにおいて前記他の給湯先についての前記給湯条件が変更されることは禁止される一方、前記集中リモコンに対応する給湯先についての前記給湯条件が変更されることは許容される構成とされ、
    前記集中リモコンに対応する給湯先のみに給湯がなされるときには、前記集中リモコンは前記設定変更禁止モードに設定されないように構成されていることを特徴とする、給湯システム。
  2. 前記集中リモコンは、運転のオン・オフを切り換え可能な運転スイッチを備えており、かつ前記設定変更禁止モード時には、前記運転スイッチの操作による運転オフも禁止されるように構成されている、請求項1に記載の給湯システム。
  3. 前記集中リモコンは、前記設定変更禁止モードになったときには、少なくとも設定変更が禁止されている給湯条件を変更しようとするスイッチ操作がなされた時点において、この集中リモコンが前記設定変更禁止モードであることを示唆する報知動作を行なうように構成されている、請求項1または2に記載の給湯システム。
  4. 前記集中リモコンが前記設定変更禁止モードに設定されることを許容するモードと、許容しないモードとのいずれかを選択して設定可能な設定手段をさらに備えている、請求項1ないし3のいずれかに記載の給湯システム。
  5. 前記集中リモコンは、この集中リモコンが対応する給湯先、およびこれとは別の他の給湯先の双方に同時給湯が行なわれているときには、前記他の給湯先についての給湯条件の変更は禁止する一方、この集中リモコンが対応する給湯先についての給湯条件の変更は許容するように構成されている、請求項1ないし4のいずれかに記載の給湯システム
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