JP7332504B2 - 風呂給湯装置 - Google Patents
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ここでいう風呂給湯装置は、給湯熱交換器と追い焚き熱交換器を共通のバーナで加熱する一缶二水路式給湯機に関するものである。
浴槽への注湯時、湯水は浴槽と接続された配管を通り浴槽へ注湯される。
水位センサは、追い焚き熱交換器へ接続され浴槽へ注湯される温水が流れる追い焚き循環通路に設置され、浴槽内の水圧を検知することにより浴槽内の水位を検出する。
また、台所で皿洗い程度の給湯の場合は、ユーザが入浴者の近くで見守りできていないため、見守りの重要度は高く、一方、浴室で浴槽から出てシャワーを使っている場合は入浴事故の可能性が低く見守りの重要度は低いと考えられる。
よって、本発明の請求項1によれば、バーナの燃焼量に基づいて水位検出動作を行うか否かを判断するので、特に見守りの重要度が高い場合に水位検出動作を行って入出浴検知することで見守り機能を実施することができる。
1は本実施形態の風呂給湯装置、2は灯油を燃料とし燃料を燃焼させて火炎を発生させる加熱手段としてのバーナ、3は台所や洗面所等に設けられた給湯栓、4は浴室以外に設置され、風呂給湯装置1を遠隔操作する操作手段としての操作リモコン、5は浴室内に設置された操作リモコン、50は浴槽である。
14は混合弁10で混合された湯の温度を検出する出湯温度検出手段としての出湯温度センサである。
この制御手段22は、給湯熱交換器6から流出させる湯の熱交出口目標温度を設定する目標温度設定手段23を有しており、給湯温度設定スイッチ19または風呂温度設定スイッチ20で設定された設定温度の湯を出湯する場合、熱交出口温度センサ13で検出される湯の温度が目標温度設定手段23で設定された熱交出口目標温度になるように、バーナ2の燃焼量を制御する。
すなわち、バーナ2によって給湯熱交換器6を流通する水へ与える加熱量を制御し、出湯温度センサ14で検出される湯の温度が給湯温度設定スイッチ19または風呂温度設定スイッチ20で設定した設定温度になるように混合弁10の開度を制御するものである。
また、追い焚き運転では、ふろ温度センサ28が風呂設定温度に達するように、バーナ2の燃焼量を制御する。
32は、バーナ2の燃焼開始を開始時間とし、燃焼停止を停止時間とするタイマー手段である。
制御手段22は、水位センサ29の検出結果から浴槽50の水位が上昇し入浴者が浴槽50に入浴したと判定すると、浴室以外の操作リモコン4にて、入浴中であることと、水位センサ29による水位検出動作は動作中であることを報知手段により報知する。
また、制御手段22は、水位センサ29の検出結果から浴槽50の水位が下がり入浴者が浴槽50から出浴したと判定すると、浴室以外の操作リモコン4にて、出浴中であることと、水位センサ29による水位検出動作は動作中であることを報知手段により報知する。
また、操作リモコン4には、給湯温度設定スイッチ19で設定された給湯設定温度と、風呂温度設定スイッチ20で設定された風呂設定温度と、流量センサ12による給湯運転の有無と、風呂流量センサ17による湯張り運転の有無と、湯張り量設定スイッチ(図示せず)で設定された湯張り量と、循環ポンプ27による追い焚き運転の有無とを表示する。
今、適宜箇所の給湯栓3が開栓されて給湯が開始されると、この水の流れを流量センサ12が検知し、バーナ2の燃焼を開始させる最低作動流量以上の流量になると、制御手段22は燃焼要求ありと判断し、バーナ2の燃焼を開始させ、給湯熱交換器6を流通する水を加熱するものである。
この時、給湯熱交換器6から流出させる湯の熱交出口目標温度は、操作リモコン4の給湯温度設定スイッチ19で設定された給湯設定温度(例えば40℃)よりも高温の予め定められた規定温度(例えば57℃)に目標温度設定手段23によって設定され、熱交出口温度センサ13で検出される湯温が規定温度になるように、制御手段22がバーナ2の燃焼量を制御するものである。
操作リモコン4の湯張りスイッチ21が操作され湯張り運転が指示されると、制御手段22は湯張り弁16を開弁すると共にバーナ2の燃焼を開始させ、浴槽50への湯張りを開始させる。
この時、目標温度設定手段23は、給湯熱交換器6から流出させる湯の熱交出口目標温度を、風呂温度設定スイッチ20で設定された風呂設定温度(例えば40℃)と同じ温度に設定し、制御手段22は、熱交出口温度センサ13で検出される湯温が風呂設定温度になるように、バーナ2の燃焼量を制御するものであり、出湯温度センサ14で検出される湯温が風呂設定温度になるように、混合弁10の開度を制御する。
ここで、給湯熱交換器6から流出される湯の温度は風呂設定温度なので、混合弁10は湯側の開度が全開でバイパス管9からの水と混合されることなく出湯され、湯張り管15を介して浴槽50に供給される。
操作リモコン4の追い焚きスイッチ36が操作されると、制御手段22は、保温制御手段37で循環ポンプ27を駆動させ、流水スイッチ26で浴槽水の流動が検知されてから5秒後に追い焚き熱交換器24内を流動する湯水の設定温度(例えば42℃)とふろ温度センサ28で検知された温度との差に固定値である追い焚き循環通路25の循環流量を乗じた値を燃焼量として算出し、算出された燃焼量に応じてバーナ2で最適な燃焼を行い、素早く風呂設定温度まで浴槽水を加熱する。
ステップS101で、制御手段22は、バーナ2の燃焼が開始され給湯熱交換器6を流通する水を加熱する給湯運転が開始されると、給湯中であると判断しステップS103へ遷移する。給湯中でない場合は、ステップS102へ遷移し水位センサ29による水位検出動作を行い、ステップS108で水位検出動作中であることを報知し、これを継続する。そして、この水位検出動作の結果を受けて入出浴検知を行いあわせて報知手段にて報知する。
また、燃焼時間Bは、具体的にはB=20秒とすることができる。
図3に示すように、燃焼量がA以上で燃焼時間がB以上の場合は、水位センサ29による水位検出動作を停止する。
浴室以外の例えば台所に設置された操作リモコン4の表示部4aに、水位検出動作の停止中または水位検出動作中である旨の文字やアイコンを用い、これらの点滅や文字のスライドイン表示またはスライドアウト表示を行うことでユーザが発見しやすい表示が可能であり、または水位検出動作の停止直後や水位検出動作の再開直後と、その後一定時間間隔でスピーカ4bにてブザー音を発するなどの手段を行うことでユーザへの注意喚起を行い、間違いなくユーザに報知が可能となる。
そして、浴室の操作リモコン5にて給湯設定温度が変更されると(例えば35℃から42℃へ)、浴室以外の操作リモコン4のスピーカ4bにてブザー音または音声により給湯設定温度が変更されたことの報知を行うことで、ユーザが入浴者が引き続き安全に入浴していることを知ることができる。
さらに、給湯設定温度の湯温(例えば42℃)で浴室のシャワーによる給湯運転が開始され、バーナ2の燃焼量が所定の20、000kcal/h以上で、バーナ2の燃焼時間が所定時間の20秒以上を経過した場合は、水位検出動作を停止し、浴室以外の操作リモコン4に水位検出動作が停止している旨を報知し、今回の給湯運転が終了するまで水位検出動作の停止を継続する。
さらに、入浴者が浴槽内で入浴中であるか出浴中であるかの入出浴検知の状況と、その判断の元になる水位検出動作が動作中か停止中かも合わせて操作リモコン4にて報知できるので、ユーザは、操作リモコン4から情報を得ることで、入浴者が安全に入浴しているかどうかをより正確に知ることができる。
また、水位検出動作を停止している場合は、操作リモコン4に水位検出動作が停止中であることが報知されるため、入出浴状態を確認したい場合にはユーザに給湯停止を促すことができるようになっている。
ゆえに、ユーザが例えば台所で皿洗いなどの家事を行っている場合でも、入浴者が安全に入浴しているかを確認でき、入浴中の事故を未然に防止する見守り機能が提供できる。
2 バーナ
4 操作リモコン
6 給湯熱交換器
7 給水通路
8 給湯通路
24 追い焚き熱交換器
25 追い焚き循環通路
29 水位センサ
50 浴槽
Claims (3)
- 給水通路から供給される水を加熱して給湯通路へ送出する給湯熱交換器と、
追い焚き循環通路を循環する循環湯水の追い焚きを行う追い焚き熱交換器と、
浴槽の湯水の水位を水圧により検出する水位センサと、
を備え、
前記給湯熱交換器と前記追い焚き熱交換器を加熱する共通のバーナが設けられ、前記水位センサによる水位検出動作が行われる風呂給湯装置において、
前記バーナの燃焼量に基づいて、前記水位センサによる水位検出動作を行うか否かを判定し、
前記バーナの燃焼量が所定の燃焼量以上でかつ、所定の燃焼時間以上を継続して給湯運転した場合は、前記水位センサによる水位検出動作を停止するとしたことを特徴とする風呂給湯装置。 - 浴室以外に操作リモコンが設けられており、前記水位検出動作を停止している場合は、前記操作リモコンに、前記水位検出動作を停止している旨を報知する報知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の風呂給湯装置。
- 当該水位検出動作の停止の解除は、給湯運転を停止した後に実施するとしたことを特徴とする請求項1または2に記載の風呂給湯装置。
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JP2020038573A JP7332504B2 (ja) | 2020-03-06 | 2020-03-06 | 風呂給湯装置 |
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Citations (2)
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