JP4881637B2 - 給湯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、給湯熱交換器を備えた給湯装置に関するものである。
図6には、給湯装置の一例が模式的なシステム図により示されており、同図に示すような構成を備えた様々な給湯装置が用いられている(例えば特許文献1、参照)。
同図に示す給湯装置は、給湯バーナ(給湯側のバーナ)10と、該給湯バーナ10の燃焼によって通水の水を加熱する給湯熱交換器7と、該給湯熱交換器7の出口側に設けられた給湯通路11とを有しており、該給湯通路11には、給湯温度センサ8が設けられている。また、この例では、給湯通路11は2つに分岐され、その一方に台所の給湯栓27(27a)が設けられ、他方(分岐通路46側)には洗面所の給湯栓27(27b)が設けられている。洗面所の給湯栓27bは、給水栓44と共に混合水栓部29を形成している。
前記給湯熱交換器7の入口側には給水通路5が設けられており、この給水通路5には前記給湯熱交換器7への入水温度を検出する入水温度センサ6と給水流量を検出する流量センサ4とが設けられている。また、給水通路5から分岐された分岐給水通路45に前記給水栓44が設けられ、この給水栓44を開いて出湯される湯と前記給湯栓27bを開いて出水される水とが混合されて混合水栓部29の蛇口先端43から出るように形成されている。
また、前記給湯通路11には、注湯路14を介して追い焚き循環路25が接続されており、追い焚き循環路25は浴槽26に接続されている。追い焚き循環路25は戻り管23と往管24とを有し、風呂側のバーナ16によって追い焚き循環路25を通る湯水を加熱する追い焚き熱交換器15と、追い焚き循環路25を通して浴槽26の湯水を循環させる循環ポンプ21と、追い焚き循環路25の流水を検知する流水センサ22とが設けられている。
前記給湯側のバーナ10と風呂側のバーナ16には、それぞれ、バーナ10,16に燃料ガスを供給するガス管9,17が設けられており、また、バーナ10,16の下方側には、それぞれ、バーナ10,16の燃焼の給排気を行なう燃焼ファン(図示せず)が設けられており、該燃焼ファンの回転によって送られる空気と、前記ガス管9,17を通って供給されるガスとによってバーナ10,16の燃焼が行われる。
なお、前記注湯路14には、注湯電磁弁13と、注湯路14を通る湯水の流量を検出する流量センサ12と、浴槽26の水位を水圧によって検出する圧力センサの水位センサ20とが設けられている。
図6に示す給湯装置は、給湯機能と浴槽26への自動湯張り機能ならびに浴槽湯水の追い焚き機能を備えた複合型の給湯装置であり、以下に、この給湯装置の給湯機能について説明する。
給湯機能は、前記給湯栓27が開かれてから閉じられるまでの給湯利用期間に、前記給湯熱交換器7を通って加熱される水を前記給湯通路11を介して出湯する機能である。
給湯栓27の開により、給水通路5から給湯熱交換器7を介して給湯通路11に通水が行われ、それによって、流量センサ4により検出される流量が給水通路5を通水する最低作動流量以上の流量となると、制御装置3に設けられている燃焼制御部(同図には図示せず)が給湯バーナ10に点火して給湯バーナ10の燃焼を開始し、給湯熱交換器7を通る水を加熱して湯を作成し、その湯を給湯通路11を通して給湯先へ供給する。なお、制御装置3は、台所、浴室等に設けられたリモコン装置に接続されている。
この給湯機能の動作では、制御装置3が、入水温度センサ6による入水温と、流量センサ4による給湯量と、給湯温度センサ8による給湯温(出湯温)との検出情報に基づき、給湯湯温が前記リモコン装置としての台所リモコン(または風呂リモコン)で設定された給湯設定温度となるように、ガス通路9から供給されるガス量を図示されていない比例弁の開弁量によって制御する。
給湯機能の動作は給湯先の給湯栓27が閉止されることによって終了する。つまり、給湯栓27の閉止によって流量センサ4が通水の停止を検出したときに、制御装置3の燃焼制御部は給湯バーナ10へのガス供給を遮断し、給湯バーナ10の燃焼を停止する。
この給湯機能の動作は、シャワー使用時や、台所での食器洗浄時、洗面所での洗顔時、手い時、歯磨き時等、様々な時に行われるものであるが、最近では、給湯利用時の使い勝手をより良くするために、台所や洗面所等に、図4に示すようなレバー28を備えたワンレバー方式(レバー方式)の出湯水操作部を有する混合水栓が多く用いられるようになってきている。
この種の混合水栓は、出湯する湯水の温度が、レバー28の水平方向の操作位置によって決定され、出湯する湯水の流量が、レバー28の上下方向の操作位置によって決定されるものである。
例えば、レバー28を図6のシステムにおける混合水栓部29に適用すると、レバー28の水平方向の操作位置によって、図4(a)の状態では、給湯栓27bが開いて給湯設定温度の湯が出湯し、図4の(b)の状態では、給湯栓27bが開くとともに給水栓44が開き、給湯設定温度の湯と水とが混合され、給湯設定温度よりも低い温度の湯が出湯する。図4(c)の状態では、給水栓44のみが開いて、給湯熱交換器7による加熱が行われない状態の水が出るようになっている。
また、レバー28を上側に上げることにより出湯を行うタイプの場合は、図4(d)のHの位置に示すように、レバー28の先端を高く上げる方が、Lの位置に示すように、レバー28の先端を少しだけ上げるよりも多くの量の湯水が出るようになっている。その逆に、レバー28を下側に下げることにより出湯を行うタイプの場合は、レバー28の先端を大きく下げる方が、レバー28の先端を少しだけ下げるよりも多くの量の湯水が出るようになっている。
実公平5−28407号公報
ところで、図4に示したようなレバー操作の混合水栓は、レバー28を垂直方向に上げ下げするだけで湯水を出したり止めたりすることができるので、利用者は、例えば歯磨き時に歯ブラシをちょっと濡らすといったように、「湯」ではなくて水でも構わない場合にも給湯栓27を開いて給湯操作を行ってしまうことが多い。
それというのは、利用者は、レバー28の水平方向の位置について特に意識をせずに、前回利用時の位置にしたまま(つまり、水を出すために、図4(c)に示したような位置に水平方向の位置を調整することはしないで)、レバー28を垂直方向に上げ下げして利用することが多いため、特に意識をせずに、結果的に給湯操作を行ってしまうのである。
また、図5に示すような、給湯栓27と給水栓44とが個別に設けられているタイプのものであっても、利用者が、例えば右手に歯ブラシを持ったまま左手で給湯栓27を開き、歯ブラシを濡らすといったことをすることもある。
つまり、利用者は、湯水先端43から湯水を出すときに、その操作がしやすい状態での利用を行うために、湯ではなく水を出すだけでよい場合も、給水栓44のみを開く操作を的確に行うとは限らないため、給湯栓27が開かれることが多く、本発明者が、給湯栓27を開かれてから閉じられるまでの給湯利用期間の長さを調べたところ、給湯利用の全回数のうち、3分の1程度は、給湯利用期間の長さが10秒未満といった短時間であることが分かった。
しかしながら、給湯栓27が開かれると、「湯」ではなく水が出ればよいのにもかかわらず、給湯バーナ10への点火が行われ、燃料ガスと空気の供給によってバーナ燃焼が行われてしまうので、エネルギーを無駄に消費してしまうことになり、本発明者は、このような無駄なバーナ燃焼が、上記のような多くの割合で行われることは、非常に問題だと認識した。
本発明は、上記問題を解決するために成されたものであり、その目的は、給湯利用時のエネルギーの無駄な消費を抑制でき、利用維持費を安くできる給湯装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成をもって課題を解決するための手段としている。すなわち、第1の発明は、バーナと、該バーナの燃焼によって通水の水を加熱する給湯熱交換器と、該給湯熱交換器の出口側に設けられた給湯通路と、該給湯通路に設けられた給湯栓とを有し、該給湯栓が開かれてから閉じられるまでの給湯利用期間に前記給湯熱交換器を通って加熱される水を前記給湯通路を介して出湯する機能を備えた給湯装置であって、給湯設定温度と、前記給湯栓を開くことにより開始される今回の給湯利用時の給湯流量と、今回の給湯利用時の前記給湯熱交換器への入水温度と、前回の給湯利用終了時から今回の給湯利用開始時までの間隔と、前回の給湯利用継続時間との、少なくとも前回の給湯利用終了時から今回の給湯利用開始時までの間隔の時間を含む1つ以上の給湯関連情報を取り込む情報取り込み手段と、前記給湯栓が開かれたタイミングを検知する給湯栓開タイミング検知手段とを有し、前記給湯関連情報の個々の情報に関する条件と2つ以上の組み合わせ情報に関する条件との少なくとも1つの条件に対応させて給湯栓が開かれてからバーナの点火までの待機時間が設定され、該設定待機時間と前記条件との関係がバーナ点火タイミング情報として点火タイミング情報格納部に格納されており、前記情報取り込み手段により取り込まれる給湯関連情報と前記点火タイミング情報格納部に格納されているバーナ点火タイミング情報とを参照して今回の給湯利用時の給湯栓開から点火までの待機時間を決定する待機時間決定手段と、前記給湯栓開タイミング検知手段により検知される今回の給湯栓開タイミングを起点として前記待機時間決定手段により決定した決定待機時間が経過するまで連続して給湯が行われているときには前記決定待機時間が経過したときに前記バーナの点火を行う点火制御手段とを有し、該点火制御手段は前記前回の給湯利用終了時から今回の給湯利用開始時までの間隔の時間が予め設定した時間を越えたときに今回の給湯利用時から前記待機時間決定手段によって決定された待機時間の経過後にバーナの点火を行い、前回の給湯利用終了時から今回の給湯利用開始時までの間隔の時間が前記予め設定した時間以下のときには今回の給湯利用開始時に前記待機時間を待つことなくバーナの点火動作を行う構成をもって課題を解決する手段としている。
また、第2の発明は、バーナと、該バーナの燃焼によって通水の水を加熱する給湯熱交換器と、該給湯熱交換器の出口側に設けられた給湯通路と、該給湯通路に設けられた給湯栓とを有し、該給湯栓が開かれてから閉じられるまでの給湯利用期間に前記給湯熱交換器を通って加熱される水を前記給湯通路を介して出湯する機能を備えた給湯装置であって、給湯設定温度と、前記給湯栓を開くことにより開始される今回の給湯利用時の給湯流量と、今回の給湯利用時の前記給湯熱交換器への入水温度と、前回の給湯利用終了時から今回の給湯利用開始時までの間隔と、前回の給湯利用継続時間との、少なくとも1つの給湯関連情報を取り込む情報取り込み手段と、前記給湯栓が開かれたタイミングを検知する給湯栓開タイミング検知手段とを有し、前記給湯関連情報の個々の情報に関する条件と2つ以上の組み合わせ情報に関する条件との少なくとも1つの条件に対応させて給湯栓が開かれてからバーナの点火までの待機時間が設定され、該設定待機時間と前記条件との関係がバーナ点火タイミング情報として点火タイミング情報格納部に格納されており、前記情報取り込み手段により取り込まれる給湯関連情報と前記点火タイミング情報格納部に格納されているバーナ点火タイミング情報とを参照して今回の給湯利用時の給湯栓開から点火までの待機時間を決定する待機時間決定手段と、前記給湯栓開タイミング検知手段により検知される今回の給湯栓開タイミングを起点として前記待機時間決定手段により決定した決定待機時間が経過するまで連続して給湯が行われているときには前記決定待機時間が経過したときに前記バーナの点火を行う点火制御手段とを有するとともに、給水通路と、該給水通路に設けられた給水栓を開いて出水される水と給湯栓を開いて出湯される湯とを混合して出す混合水栓部とを有し、該混合水栓部には出湯水温度をレバーの水平方向の操作位置によって決定するレバー方式の出湯水操作部が設けられており、待機時間内に給湯栓が閉じられた場合には、利用者に、利用者が今回湯を使用しようとしたことの報知と前記レバーの水平方向の操作位置の確認を促す報知とを音声により行う報知部を、前記レバー方式の出湯水操作部の配設領域近傍に設けられたリモコン装置に設けたことを特徴とする。
さらに、第3の発明は、上記第1または第2の発明の構成に加え、情報取り込み手段は少なくとも給湯利用時の給湯流量の情報を取り込む構成と成し、前記情報取り込み手段によって取り込まれた給湯流量が予め定めたシャワー対応流量以上の時には給湯栓開からバーナ点火までの待機時間を無視して点火制御手段により直ちにバーナの点火を行うようにする点火待機キャンセル手段を有することを特徴とする。
本発明は、給湯設定温度と、給湯栓を開くことにより開始される今回の給湯利用時の給湯流量と、今回の給湯利用時の前記給湯熱交換器への入水温度と、前回の給湯利用終了時から今回の給湯利用開始時までの間隔と、前回の給湯利用継続時間との、給湯関連情報の個々の情報に関する条件と2つ以上の組み合わせ情報に関する条件との少なくとも1つの条件に対応させて、給湯栓が開かれてからバーナの点火までの設定待機時間と前記条件との関係を設定し、この関係を点火タイミング情報として格納し、また、前記給湯関連情報の少なくとも1つを取り込んで、該給湯関連情報の取り込み情報と前記点火タイミング情報とを参照して、給湯栓を開いてからバーナの点火を行うまでの待機時間を決定する。
そして、この決定待機時間が今回の給湯栓開タイミングを起点として経過するまで連続して給湯が行われているときには、前記決定待機時間が経過したときに前記バーナの点火を行うので、前記点火タイミング情報を的確に設定することにより、バーナの点火タイミングを的確にして、省エネ化(省エネルギー化)を図ることができる。
例えば利用者が歯ブラシを水で濡らすといった用途で利用する場合や、夏場等、水温が高いために湯ではなくて水による手洗いでもよい等、「湯」ではなく水が出ればよいような場合には、その給湯利用時(今回給湯利用時)の給湯流量が小さかったり、前回利用時の継続時間が短かったり、給湯熱交換器への入水温度が高かったり、給湯設定温度が低かったりする。
そこで、このような場合は、これらの条件の少なくとも一つに対応させて待機時間を適宜長めに設定し、設定待機時間が経過するまで連続して給湯が行われたときにのみバーナの点火が行われるようにすることで、設定待機時間が経過する前に利用が終了してしまった場合には、バーナの点火が行われず、無駄にバーナ燃焼が行われることを防ぐことができ、省エネ化を図ることができる。
また、その逆に、例えば冬場等、「湯」による手洗いが望まれるときには、前記設定待機時間を短く設定すれば、給湯栓が開かれてから殆ど間をおかずにバーナの点火を行うことにより、早めに給湯設定温度の湯を出湯でき、使い勝手も良好にできる。
また、本発明において、少なくとも給湯利用時の給湯流量の情報を取り込む構成と成し、取り込まれた給湯流量が予め定めたシャワー対応流量以上の時には給湯栓開からバーナ点火までの待機時間を無視して直ちにバーナの点火を行う構成によれば、給湯流量が予め定めたシャワー対応流量以上となって、利用者がシャワーを使用している可能性が高い場合は、直ちにバーナの点火を行うことにより、より使い勝手が良好な給湯装置を実現できる。
さらに、本発明において、給水通路に設けられた給水栓を開いて出水される水と給湯栓を開いて出湯される湯とを混合して出す混合水栓部に、出湯水温度をレバーの水平方向の操作位置によって決定するレバー方式の出湯水操作部を設け、待機時間内に給湯栓が閉じられた場合には、利用者に、湯を使用しようとしたことの報知と前記レバーの水平方向の操作位置の確認を促す報知とをレバー方式の出湯水操作部の配設領域近傍に設けられたリモコン装置から音声により行うものにおいては、利用者に、次回からはレバーの水平方向の操作位置を注意して使用してもらうようにでき、省エネ化をより一層図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、本実施形態例の説明において、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重複説明は省略又は簡略化する。
本実施形態例に係る給湯装置の一実施形態例は、従来例と同様のシステム構成を有する給湯装置であるが、混合水栓部29を台所に設け、給湯栓27aを浴槽26の上部側に配置している。
図1には、本実施形態例の特徴的なバーナ点火制御構成がブロック図により示されている。なお、以下の説明において、特に断らない限り、バーナとは、給湯バーナ10のことを示す。
同図に示すように、バーナ点火制御構成は、制御装置3に設けられた、情報取り込み手段31、給湯栓開タイミング検知手段32、時計機構33、待機時間決定手段34、点火タイミング情報格納部35、点火制御手段36、点火待機キャンセル手段37を有し、燃焼制御部38に接続されている。
情報取り込み手段31は、給湯設定温度と、前記給湯栓27を開くことにより開始される今回の給湯利用時の給湯流量と、今回の給湯利用時の前記給湯熱交換器7への入水温度と、前回の給湯利用終了時から今回の給湯利用開始時までの間隔と、前回の給湯利用継続時間との、少なくとも1つ(ここでは全部)の給湯関連情報を取り込む手段である。
情報取り込み手段31は、以下のようにして個々の給湯関連情報を取り込む。つまり、情報取り込み手段31は、台所リモコン(または風呂リモコン)に設けられている給湯温度設定手段30によって設定される給湯設定温度を取り込み、入水温度センサ6の検出温度を取り込むことにより、今回の給湯利用時の前記給湯熱交換器7への入水温度を取り込み、流量センサ4の検出流量を取り込むことにより、今回の給湯利用時の給湯流量を取り込む。
また、情報取り込み手段31は、流量センサ4の検出流量を取り込むと同時に、時計機構33の時間情報を取り込んで、前回の給湯利用終了時から今回の給湯利用開始時までの間隔と、前回の給湯利用継続時間とを取り込む。
給湯栓開タイミング検知手段32は、給湯栓27が開かれたタイミングを、流量センサ4の検知信号に基づいて検知する。
点火タイミング情報格納部35は、バーナ点火タイミング情報を格納している。本実施形態例では、前記給湯関連情報の個々の情報に関する条件と2つ以上の組み合わせ情報に関する条件との少なくとも1つの条件に対応させて、給湯栓27が開かれてから給湯バーナ10の点火までの待機時間が、例えば予め行われる実験結果等に基づいて予め設定され、この設定待機時間と前記条件との関係がバーナ点火タイミング情報として点火タイミング情報格納部35に格納されている。
バーナ点火タイミング情報は、グラフデータやテーブルデータ等、適宜の態様で与えられるものであり、その態様は特に限定されるものではないが、例えば(表1)のようなテーブルデータにより与えることができる。
Figure 0004881637
なお、前記給湯関連情報に関する条件に対応させた待機時間を、バーナ点火タイミング情報として予め設定して与える代わりに、演算式等を与えておき、給湯装置が、給湯関連情報に対応させてその都度、待機時間を設定し、バーナ点火タイミング情報として与えてもよい。
待機時間決定手段34は、前記情報取り込み手段31により取り込まれる給湯関連情報と、前記点火タイミング情報格納部35に格納されているバーナ点火タイミング情報とを参照して、今回の給湯利用時の給湯栓開から点火までの待機時間を決定する。
点火制御手段36は、前記給湯栓開タイミング検知手段32により検知される今回の給湯栓開タイミングを起点とし、待機時間決定手段34により決定した決定待機時間が経過するまで連続して給湯が行われているときには、前記決定待機時間が経過したときに、燃焼制御部38にバーナ点火指令を加え、給湯バーナ10の点火を行う。
点火待機キャンセル手段37は、メモリ部(図示せず)を有しており、このメモリ部に、予め定めたシャワー対応流量の値を格納している。そして、点火待機キャンセル手段37は、前記情報取り込み手段31によって取り込まれた給湯流量が前記シャワー対応流量以上の時には、点火制御手段36に即点火指令を加え、給湯栓開からバーナ点火までの待機時間を無視して点火制御手段により直ちに給湯バーナ10の点火を行うようにする。
図2、図3には、それぞれ、バーナ点火制御の例が示されている。なお、図2、図3に示す制御動作はその一例であり、本実施形態例のバーナ点火制御動作は、この例に限定されるものではない。
まず、図2について説明する。図2に示す制御動作例においては、ステップS1で風呂リモコンがオンかオフかを確認し、風呂リモコンがオンであればステップS2に進み、風呂リモコンがオフの時にはステップS3に進む。
ステップS2では、情報取り込み手段31が取り込む給湯流量の情報(流量センサ4の検出流量)が前記シャワー対応流量(ここでは6リットル/分)以上の時には、ステップS12に進み、給湯バーナ10の点火を行う。つまり、風呂リモコンがオンで、給湯流量がシャワー対応流量以上の時には、シャワー使用が予想されるので、点火待機キャンセル手段37が点火制御手段36に即、点火指令を加え、ステップS12で、点火制御手段36は、給湯栓開からバーナ点火までの待機時間を無視して直ちに給湯バーナ10の点火を行う。また、ステップS2で、情報取り込み手段31が取り込む給湯流量の情報が前記シャワー対応流量未満の時には、ステップS3に進む。
ステップS3では、待機時間決定手段35は、情報取り込み手段31により取り込まれる前回の給湯利用時の継続時間が10秒以上か否かを判断し、前回の給湯利用時の継続時間が10秒以上のときにはステップS4に進み、10秒未満の時にはステップS6に進む。
ステップS4では、待機時間決定手段34は、点火タイミング情報格納部35に格納されているバーナ点火タイミング情報と情報取り込み手段31により取り込んだ取り込み情報とを参照し、今回の給湯栓開からバーナの点火までの待機時間を決定し、決定待機時間とする。つまり、例えば表1を参照し、前回の給湯利用時の継続時間が10秒以上であることと、今回の給湯利用時の給湯流量は6リットル/分未満であることの、2つの給湯関連情報の組み合わせ情報に関する条件に対応する待機時間A(例えば3秒)を決定待機時間とする。
そして、ステップS5で、給湯栓開タイミング検知手段32により検知される今回の給湯栓開タイミングを起点とし、待機時間決定手段34により決定した決定待機時間が経過するまで、つまり、時間Aが経過するまでバーナ点火を待機し、時間Aが経過したら、ステップS11に進む。
一方、前記ステップS3からステップS6に進んだ場合は、ステップS6で、待機時間決定手段34は、情報取り込み手段31により取り込まれる今回の給湯流量が4リットル/分以上か否かを判断し、今回の給湯流量が4リットル/分以上のときにはステップS7に進み、4リットル/分以上未満の時にはステップS9に進む。
ステップS7では、待機時間決定手段34は、ステップS4と同様に、今回の給湯栓開からバーナの点火までの待機時間を決定し、決定待機時間とする。つまり、例えば表1を参照し、前回の給湯利用時の継続時間が10秒未満であることと、今回の給湯利用時の給湯流量は4リットル/分以上6リットル/分未満であることの、2つの給湯関連情報の組み合わせ情報に関する条件に対応する待機時間B(例えば8秒)を決定待機時間とする。
そして、ステップS8で、前記ステップS5と同様に、給湯栓開タイミング検知手段32により検知される今回の給湯栓開タイミングを起点とし、時間Bが経過するまでバーナ点火を待機し、時間Bが経過したら、ステップS11に進む。
また、前記ステップS6からステップS9に進んだ場合は、ステップS9で、待機時間決定手段34は、ステップS4、ステップS7と同様に、今回の給湯栓開からバーナの点火までの待機時間を決定し、決定待機時間とする。つまり、例えば表1を参照し、前回の給湯利用時の継続時間が10秒未満であることと、今回の給湯利用時の給湯流量は4リットル/分未満であることの、2つの給湯関連情報の組み合わせ情報に関する条件に対応する待機時間C(例えば10秒)を決定待機時間とする。
そして、ステップS10で、前記ステップS5、S8と同様に、給湯栓開タイミング検知手段32により検知される今回の給湯栓開タイミングを起点とし、時間Cが経過するまでバーナ点火を待機し、時間Cが経過したら、ステップS11に進む。
ステップS11では、点火制御手段36は、情報取り込み手段31により取り込まれる今回の給湯利用時の給湯流量が0か否かを判断する。そして、給湯流量が0でない場合、つまり、前記のようにしてそれぞれ決定した決定待機時間(AまたはBまたはC)が経過したときに給湯が継続して行われているとき(給湯栓が開いているとき)には、ステップS12に進み、給湯バーナ10への点火を行う。また、ステップS11で、情報取り込み手段31により取り込まれる今回の給湯利用時の給湯流量が0と判断された場合は、今回の給湯利用が終了したことになるので、ステップS1に戻る。
以上のように、図2の制御動作例は、今回利用時の給湯流量と、前回の給湯利用時間とに基づいて、待機時間を設定する例である。
次に、図3について説明する。図3の制御例においては、ステップS1で、給湯装置の使用開始が行われる際、ステップS2で、給湯栓27が開かれてから給湯バーナ10の点火までの待機時間の設定と制御を行うか否か、つまり、短時間キャンセルモードがオンされているか否かを選択し、短時間キャンセルモードをオンされていない場合(前記待機時間の設定と制御を行わない場合)は、ステップS19に進み、給湯栓が開かれてから給湯燃焼制御が開始されるまでの待機時間が無い(従来からの給湯燃焼制御)状態とする。
一方、短時間キャンセルモードがオンされている場合(前記待機時間の設定と制御を行う場合)は、ステップS3に進み、情報取り込み手段31が、給湯温度設定手段30で設定した給湯設定温度を取り込む。この給湯設定温度が40度以下の時には、ステップS4に進み、一方、給湯設定温度が40℃を越える場合はステップS19に進み、前記待機時間が無い状態とする。
ステップS4では、情報取り込み手段31は、流量センサ4の検出流量と時計機構33により測定される時間情報から、前回の使用から今回の使用までの時間を取り込み、この時間が5分を越える時には、ステップS5に進み、一方、前回の使用から今回の使用までの時間が5分以下の時には前記ステップS19に進み、前記待機時間が無い状態とする。
ステップS5では、情報取り込み手段31は、給湯流量(ここでは、Fリットル/分)を取り込み、この給湯流量Fが4リットル/分未満の時には、ステップS6に、4リットル/分以上、6リットル/分未満の時にはステップS7に、6リットル/分以上8リットル/分未満のときにはステップS8に、8リットル/分以上の時にはステップS9に、それぞれ進む。そして、ステップS9に進んだ場合は、前記待機時間が無い状態とする。
ステップS6、S7、S8では、それぞれ、情報取り込み手段31が、入水温度センサ6から入水温度(ここではG℃)の情報を取り込み、ステップS6で入水温度Gが20℃未満の時には、ステップS10で、前記待機時間無し、入水温度が20℃以上25℃未満の時には、ステップS11で、前記待機時間5秒、入水温度が25℃を越える時には、ステップS12で、前記待機時間10秒とする。
同様に、ステップS7で入水温度が20℃未満の時には、ステップS13で、前記待機時間無し、入水温度が20℃以上25℃未満の時には、ステップS14で、前記待機時間4秒、入水温度が25℃を越える時には、ステップS15で、前記待機時間8秒とし、また、ステップS8で入水温度が20℃未満の時には、ステップS16で、前記待機時間無し、入水温度が20℃以上25℃未満の時には、ステップS17で、前記待機時間3秒、入水温度が25℃を越える時には、ステップS18で、前記待機時間6秒とする。
以上のように、図3の制御動作例は、給湯設定温度、前回の給湯使用時から今回の給湯使用時までの時間、今回使用時の給湯流量、入水温度に基づいて、待機時間を設定する例であり、待機時間の設定後は、図2で示したフローチャートと同様に、待機時間経過後まで給湯が継続していたとき(給湯栓が開いていたとき)には、バーナ10の点火を行い、待機時間無しとした場合は、従来例と同様に、待機時間無しでバーナ10の点火を行う。
なお、本実施形態例は、混合水栓部29に、図4に示したようなワンレバー方式の出湯水操作部を設けており、前記待機時間内に給湯栓44が閉じられた場合には、利用者に、例えば「お湯を使用しようとしました。レバーの位置を確認してみて下さい。」といったような、利用者が今回湯を使用しようとしたことの報知と、レバー28の水平方向の操作位置の確認を促す報知とを、音声により行う報知部を、ワンレバー方式の出湯水操作部の配設領域(ここでは、台所)近傍に設けられたリモコン装置(つまり、ここでは、台所リモコン)に設けている。
そして、前記待機時間内に給湯栓44が閉じられた場合には、リモコン装置の報知部によって、前記のような音声による報知を行い、利用者に、次回からはレバー28の水平方向の操作位置を注意して使用してもらうようにする。
本実施形態例は、上記のように、バーナ点火制御構成を設け、給湯関連情報の個々の情報に関する条件と2つ以上の組み合わせ情報に関する条件との少なくとも1つの条件に対応させて、給湯栓27が開かれてから給湯バーナ10の点火までの設定待機時間と前記条件との関係を設定しておき、この関係を有する点火タイミング情報と前記給湯関連情報の取り込み情報とを待機時間決定手段34が参照し、給湯栓27が開かれてから給湯バーナ10の点火を行うまでの待機時間を決定するので、給湯関連情報の条件に対応させて的確に待機時間を決定することができる。
そして、バーナ点火制御手段36が、今回の給湯栓開タイミングを起点として、前記決定待機時間が経過するまで連続して給湯が行われているときには、前記決定待機時間が経過したときに給湯バーナ10の点火を行うので、給湯バーナ10の点火タイミングを的確に制御して、省エネ化(省エネルギー化)を図ることができる。
つまり、例えば利用者が歯ブラシを水で濡らすといった用途で利用し、「湯」ではなくても水が出ればよいような場合には、その給湯利用時(今回給湯利用時)の給湯流量が小さかったり、前回利用時の継続時間が短かったりする。このような場合は、適宜決定される決定待機時間を経過するまで連続して給湯が行われないので、給湯バーナ10の点火が行われない。したがって、本実施形態例は、従来のように、給湯栓27が開かれてから殆ど間をおかずに給湯バーナ10の点火を行う場合と異なり、無駄にバーナ燃焼が行われることを防ぐことができる。
なお、決定待機時間が経過しても給湯が行われている場合には、その時点で給湯バーナ10の点火が行われるので、水ではなく「湯」が必要とされる場合には、的確に給湯を行うことができる。
また、本実施形態例によれば、給湯流量が予め定めたシャワー対応流量以上の時には給湯栓開からバーナ点火までの待機時間を無視して直ちに給湯バーナ10の点火を行うので、利用者がシャワーを使用している可能性が高い場合は、直ちにバーナの点火を行うことにより、より使い勝手が良好な給湯装置を実現できる。
さらに、本実施形態例によれば、台所の混合水栓部29にワンレバー方式の出湯水操作部を設けており、待機時間内に給湯栓44が閉じられた場合には、利用者に、レバー28の水平方向の操作位置の確認を促す報知とを音声によって、台所リモコンの報知部により行うので、利用者に、次回からはレバー28の水平方向の操作位置を注意して使用してもらうようにすることができ、省エネ化をより一層確実に、図ることができる。
なお、本発明は上記実施形態例に限定されることはなく、様々な態様を採り得る。例えば、上記実施形態例では、情報取り込み手段31は、給湯設定温度と、前記給湯栓27を開くことにより開始される今回の給湯利用時の給湯流量と、今回の給湯利用時の前記給湯熱交換器7への入水温度と、前回の給湯利用終了時から今回の給湯利用開始時までの間隔と、前回の給湯利用継続時間の全ての情報を取り込むようにしたが、情報取り込み手段31は、上記情報のうち少なくとも1つの情報を取り込むようにすればよい。
そして、給湯関連情報の個々の情報に関する条件と2つ以上の組み合わせ情報に関する条件との少なくとも1つの条件に対応させて設定される、給湯栓が開かれてからバーナの点火までの待機時間と、取り込んだ給湯関連情報とにより待機時間が決定され、その決定待機時間に基づいて、バーナ点火制御動作が行われればよい。
また、上記実施形態例は、点火待機キャンセル手段37を設けたが、点火待機キャンセル手段37は省略することもできる。この場合でも、給湯流量が大きくてシャワー使用が予測される場合に対応させて、点火タイミング情報格納部35に格納する点火タイミング情報の待機時間を短く(0に近い値に)設定することにより、シャワー使用時の使い勝手を良好にできる。
さらに、上記実施形態例では、給湯通路11は2つに分岐され、その一方に台所の給湯栓27(27a)が、他方には洗面所の給湯栓27(27b)が設けられていたが、給湯通路11の分岐数や、給湯栓27の配設数、配設場所等、システムの詳細な構成は図6に示した例に限定されるものでなく、適宜設定されるものである。また、本発明の給湯装置は、給湯機能と自動湯張り機能および追い焚き機能を備えた複合的な給湯装置は限らず、給湯機能のみを有していてもよいし、給湯機能の他に、暖房機能等の他の機能を有していてもよい。
また、電気温水器等、貯湯タンク内に一定温度の湯を貯えており、リモコン装置の設定温度に応じて、前記貯えている湯と給水とを混合して出湯するタイプの貯湯タンク型温水器においては、条件に応じて、ミキシングを設定温度の湯ではなく、水に所定時間切り替えて、待機時間相当時間、水を出水させるように、混合弁開度を変えて対応してもよい。
さらに、上記実施形態例では、台所に混合水栓部29を設け、ワンレバー方式の出湯水操作部を設けたが、この種の出湯操作部を有する混合水栓部29の配設場所は台所とは限らず、洗面所等の他の場所でもよく、また、その配設数も1つでも複数でもよい。
なお、待機時間内に給湯栓44が閉じられたときに、利用者に、利用者が今回湯を使用しようとしたことの報知と前記レバーの水平方向の操作位置の確認を促す報知とを音声により行う報知部をリモコン装置に設ける場合、例えば洗面所にワンレバー方式の出湯水操作部を設ける時には、その付近に設けるリモコン装置(例えば風呂リモコン)に前記報知部を設けるとよい。
さらに、上記実施形態例では、ガス燃焼式の給湯装置としたが、給湯装置は石油燃焼式の給湯装置としてもよい。
本発明に係る給湯装置の一実施形態例における給湯バーナ点火制御構成を示すブロック図である。 上記実施形態例の動作の一例を示すフローチャートである。 上記実施形態例の動作の別の例を示すフローチャートである。 ワンレバー方式の混合水栓のレバー動作例を示す模式説明図である。 給湯栓と給水栓とを別々に操作するタイプの混合水栓の例を模式的に示す説明図である。 給湯装置の一例を示すシステム図である。
符号の説明
3 制御装置
4 流量センサ
5 給水通路
6 入水温度センサ
7 給湯熱交換器
10 給湯バーナ
11 給湯通路
30 給湯温度設定手段
31 情報取り込み手段
32 給湯栓開タイミング検出手段
33 時計機構
34 待機時間決定手段
35 点火タイミング情報格納部
36 点火制御手段
37 点火待機キャンセル手段
38 燃焼制御部

Claims (3)

  1. バーナと、該バーナの燃焼によって通水の水を加熱する給湯熱交換器と、該給湯熱交換器の出口側に設けられた給湯通路と、該給湯通路に設けられた給湯栓とを有し、該給湯栓が開かれてから閉じられるまでの給湯利用期間に前記給湯熱交換器を通って加熱される水を前記給湯通路を介して出湯する機能を備えた給湯装置であって、給湯設定温度と、前記給湯栓を開くことにより開始される今回の給湯利用時の給湯流量と、今回の給湯利用時の前記給湯熱交換器への入水温度と、前回の給湯利用終了時から今回の給湯利用開始時までの間隔と、前回の給湯利用継続時間との、少なくとも前回の給湯利用終了時から今回の給湯利用開始時までの間隔の時間を含む1つ以上の給湯関連情報を取り込む情報取り込み手段と、前記給湯栓が開かれたタイミングを検知する給湯栓開タイミング検知手段とを有し、前記給湯関連情報の個々の情報に関する条件と2つ以上の組み合わせ情報に関する条件との少なくとも1つの条件に対応させて給湯栓が開かれてからバーナの点火までの待機時間が設定され、該設定待機時間と前記条件との関係がバーナ点火タイミング情報として点火タイミング情報格納部に格納されており、前記情報取り込み手段により取り込まれる給湯関連情報と前記点火タイミング情報格納部に格納されているバーナ点火タイミング情報とを参照して今回の給湯利用時の給湯栓開から点火までの待機時間を決定する待機時間決定手段と、前記給湯栓開タイミング検知手段により検知される今回の給湯栓開タイミングを起点として前記待機時間決定手段により決定した決定待機時間が経過するまで連続して給湯が行われているときには前記決定待機時間が経過したときに前記バーナの点火を行う点火制御手段とを有し、該点火制御手段は前記前回の給湯利用終了時から今回の給湯利用開始時までの間隔の時間が予め設定した時間を越えたときに今回の給湯利用時から前記待機時間決定手段によって決定された待機時間の経過後にバーナの点火を行い、前回の給湯利用終了時から今回の給湯利用開始時までの間隔の時間が前記予め設定した時間以下のときには今回の給湯利用開始時に前記待機時間を待つことなくバーナの点火動作を行うことを特徴とする給湯装置。
  2. バーナと、該バーナの燃焼によって通水の水を加熱する給湯熱交換器と、該給湯熱交換器の出口側に設けられた給湯通路と、該給湯通路に設けられた給湯栓とを有し、該給湯栓が開かれてから閉じられるまでの給湯利用期間に前記給湯熱交換器を通って加熱される水を前記給湯通路を介して出湯する機能を備えた給湯装置であって、給湯設定温度と、前記給湯栓を開くことにより開始される今回の給湯利用時の給湯流量と、今回の給湯利用時の前記給湯熱交換器への入水温度と、前回の給湯利用終了時から今回の給湯利用開始時までの間隔と、前回の給湯利用継続時間との、少なくとも1つの給湯関連情報を取り込む情報取り込み手段と、前記給湯栓が開かれたタイミングを検知する給湯栓開タイミング検知手段とを有し、前記給湯関連情報の個々の情報に関する条件と2つ以上の組み合わせ情報に関する条件との少なくとも1つの条件に対応させて給湯栓が開かれてからバーナの点火までの待機時間が設定され、該設定待機時間と前記条件との関係がバーナ点火タイミング情報として点火タイミング情報格納部に格納されており、前記情報取り込み手段により取り込まれる給湯関連情報と前記点火タイミング情報格納部に格納されているバーナ点火タイミング情報とを参照して今回の給湯利用時の給湯栓開から点火までの待機時間を決定する待機時間決定手段と、前記給湯栓開タイミング検知手段により検知される今回の給湯栓開タイミングを起点として前記待機時間決定手段により決定した決定待機時間が経過するまで連続して給湯が行われているときには前記決定待機時間が経過したときに前記バーナの点火を行う点火制御手段とを有するとともに、給水通路と、該給水通路に設けられた給水栓を開いて出水される水と給湯栓を開いて出湯される湯とを混合して出す混合水栓部とを有し、該混合水栓部には出湯水温度をレバーの水平方向の操作位置によって決定するレバー方式の出湯水操作部が設けられており、待機時間内に給湯栓が閉じられた場合には、利用者に、利用者が今回湯を使用しようとしたことの報知と前記レバーの水平方向の操作位置の確認を促す報知とを音声により行う報知部を、前記レバー方式の出湯水操作部の配設領域近傍に設けられたリモコン装置に設けたことを特徴とする給湯装置。
  3. 情報取り込み手段は少なくとも給湯利用時の給湯流量の情報を取り込む構成と成し、前記情報取り込み手段によって取り込まれた給湯流量が予め定めたシャワー対応流量以上の時には給湯栓開からバーナ点火までの待機時間を無視して点火制御手段により直ちにバーナの点火を行うようにする点火待機キャンセル手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の給湯装置。
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