JP2003097853A - 石油給湯装置 - Google Patents

石油給湯装置

Info

Publication number
JP2003097853A
JP2003097853A JP2002182576A JP2002182576A JP2003097853A JP 2003097853 A JP2003097853 A JP 2003097853A JP 2002182576 A JP2002182576 A JP 2002182576A JP 2002182576 A JP2002182576 A JP 2002182576A JP 2003097853 A JP2003097853 A JP 2003097853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
temperature
storage tank
water storage
water supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002182576A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Ishikura
修 石倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Nihon Yupro Corp
Original Assignee
Toto Ltd
Nihon Yupro Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd, Nihon Yupro Corp filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2002182576A priority Critical patent/JP2003097853A/ja
Publication of JP2003097853A publication Critical patent/JP2003097853A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な制御回路及び制御プログラムで、燃料
の無駄を無くすとともに、燃焼音、臭いを抑えることが
出来る石油給湯装置を提供する。 【解決手段】 貯湯槽と、貯湯槽内の温水温度を検出す
る貯湯温度検出手段と、貯湯槽内の温水を加熱するため
電磁ポンプにて燃料供給するバーナにて燃焼するバーナ
燃焼手段と、貯湯槽に接続された入水管又は出水管に設
けられた流量検出手段と、給水源の水と貯湯槽の温水を
混合する混合弁と、混合弁の駆動や貯湯槽内の温水温度
を設定された温度で制御する制御手段と、給湯温度の設
定を行なう遠隔操作手段とを備えた石油給湯装置におい
て、流量検出手段の出力より給湯装置の運転が行なわれ
ていると判断した場合には貯湯槽内の温水温度を例えば
80℃に維持し、流量検出手段の出力より給湯装置の運
転が行なわれていないと判断した場合には貯湯槽内の温
水温度を例えば45℃へ下げることとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯湯槽と、前記貯
湯槽内の温水温度を検出する貯湯温度検出手段と、前記
貯湯槽内の温水を加熱するため電磁ポンプにて燃料供給
するバーナにて燃焼するバーナ燃焼手段とを備えた石油
給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の貯湯槽を備えた給湯装置において
は、貯湯槽内の温水温度をリモコンで設定された設定温
度または所定の高温(例えば80℃)に保温するため
に、最大燃焼能力でバーナをオンオフ制御することによ
り燃焼制御をしていた。また、例えば特開2001−6
5885に見られる風呂追い焚き機能を備えた給湯装置
がある。以下にその内容を詳述する。この給湯装置は、
貯湯槽内の温水温度を所定範囲の高温域(目標維持温度
80℃)に保持しながら、貯湯槽内の温水を加熱する燃
焼量を給湯運転やその他の運転の機能に応じて異ならせ
るものである。具体的には、風呂追い焚き運転時以外は
バーナを最大能力でオンオフ燃焼しないようにしてお
り、例えば、給湯運転中のみの場合は、設定給湯温度と
検出入水温度と検出入水流量より算出された必要給湯熱
量をもとにバーナーを燃焼させる。また、給湯装置の運
転が行なわれていない場合、すなわち、給湯及び風呂追
い焚き運転のいずれも運転していない場合においては、
点火後、燃焼能力を一定時間毎に一定能力分だけ上昇さ
せるようにし、ゆっくりと燃焼能力を上昇させるように
している。そして、目標維持温度(80℃)に達した後
は、貯湯槽内の温度に応じた能力でバーナーの燃焼を行
なうようにしている。したがって、バーナーが頻繁にオ
ンオフすることによって、或いは燃焼音が大きいことに
よって生じる耳障りや不快感を解消することが出来る。
しかしながら、この給湯装置においては、バーナーの燃
焼量を可変させる必要があり、そのため、電磁ポンプ等
の制御回路及び制御プログラムが複雑となるという問題
がある。また、給湯装置の運転が行なわれていない場合
においても、貯湯槽内の温水温度が所定範囲の高温域
(目標維持温度80℃)に保持されているため、燃料の
無駄が発生するという問題もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の貯
湯槽を備えた給湯装置では、お湯を使用していない場合
においても、貯湯槽内の温水温度をリモコン等により設
定された温度に保温するために、特に高温設定時にはバ
ーナのオンオフが頻繁に繰り返され、燃料の無駄が発生
するとともに、燃焼音が大きい、臭いが気になる等の問
題があった。また、特開2001−65885に見られ
る給湯装置においては、バーナーの燃焼量を可変させる
必要があり、そのため、電磁ポンプ等の制御回路及び制
御プログラムが複雑となるという問題がある。また、給
湯装置の運転が行なわれていない場合においても、貯湯
槽内の温水温度が所定範囲の高温域(目標維持温度80
℃)に保持されているため、燃料の無駄が発生するとい
う問題もある。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、保温温度を変更すること
により、簡単な制御回路及び制御プログラムで、燃料の
無駄を無くすとともに、燃焼音、臭いを抑えることが出
来る石油給湯装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するために、請求項1においては、貯湯槽
と、前記貯湯槽内の温水温度を検出する貯湯温度検出手
段と、前記貯湯槽内の温水を加熱するため電磁ポンプに
て燃料供給するバーナにて燃焼するバーナ燃焼手段と、
前記貯湯槽に接続された入水管又は出水管に設けられた
流量検出手段と、給水源の水と前記貯湯槽の温水を混合
する混合弁と、前記混合弁の駆動や前記貯湯槽内の温水
温度を設定された温度で制御する制御手段と、給湯温度
の設定を行なう遠隔操作手段とを備えた石油給湯装置に
おいて、前記制御手段は、前記貯湯温度検出手段の検出
温度と前記流量検出手段の出力に応じ、前記貯湯槽内の
温水温度を予め決められた設定温度に再設定することと
し、流量検出手段の出力より給湯装置の運転が行なわれ
ていると判断した場合には貯湯槽内の温水温度を例えば
80℃に維持し、流量検出手段の出力より給湯装置の運
転が行なわれていないと判断した場合には貯湯槽内の温
水温度を例えば45℃へ下げることとしたので、バーナ
ーの燃焼量を可変させる必要はなく、簡単な制御回路及
び制御プログラムでバーナのオンオフ回数を減少させ、
燃焼音、臭いを抑えることが出来る。さらには、燃料の
無駄を削減することが出来る。
【0006】請求項2においては、貯湯槽と、前記貯湯
槽内の温水温度を検出する貯湯温度検出手段と、前記貯
湯槽内の温水を加熱するため電磁ポンプにて燃料供給す
るバーナにて燃焼するバーナ燃焼手段と、前記貯湯槽に
接続された入水管又は出水管に設けられた流量検出手段
と、給水源の水と前記貯湯槽の温水を混合する混合弁
と、前記混合弁の駆動や前記貯湯槽内の温水温度を設定
された温度で制御する制御手段と、給湯温度の設定を行
なう遠隔操作手段とを備えた石油給湯装置において、前
記流量検出手段の出力が所定時間OFF継続の場合、前
記制御手段は、前記貯湯槽内の温水温度を予め決められ
た設定温度と前記遠隔操作手段で設定された給湯温度の
温度幅で保温制御することとし、流量検出手段の出力よ
り給湯装置の運転が行なわれていると判断した場合には
貯湯槽内の温水温度を例えば80℃に維持し、流量検出
手段の出力より給湯装置の運転が行なわれていないと判
断した場合には貯湯槽内の温水温度をリモコンで設定さ
れた給湯温度(例えば45℃)と前記80℃の間で保温
制御することとしたので、バーナーの燃焼量を可変させ
る必要はなく、簡単な制御回路及び制御プログラムでバ
ーナのオンオフ回数を減少させ、燃焼音、臭いを抑える
ことが出来る。さらには、燃料の無駄を削減することが
出来る。
【0007】請求項3は、貯湯槽と、前記貯湯槽内の温
水温度を検出する貯湯温度検出手段と、前記貯湯槽内の
温水を加熱するため電磁ポンプにて燃料供給するバーナ
にて燃焼するバーナ燃焼手段と、前記貯湯槽に接続され
た入水管又は出水管に設けられた流量検出手段と、前記
貯湯槽内に配置され、前記貯湯槽内の温水と浴槽内の湯
とを熱交換するための風呂熱交換器と、前記風呂熱交換
器と前記浴槽とをつなぐ循環配管と、前記循環配管に設
けられた循環ポンプ及び風呂水流スイッチと、給水源の
水と前記貯湯槽の温水を混合する混合弁と、前記混合弁
の駆動や前記貯湯槽内の温水温度を設定された温度で制
御する制御手段と、給湯温度の設定を行なう遠隔操作手
段とを備えた石油給湯装置において、前記制御手段は、
前記貯湯温度検出手段の検出温度と風呂追焚要求の有無
と前記流量検出手段の出力に応じ、前記貯湯槽内の温水
温度を予め決められた設定温度に再設定することとし、
風呂追い焚き機能を備えた石油給湯装置において、風呂
追焚要求があり風呂追い焚き運転が行なわれていると判
断した場合には貯湯槽内の温水温度を例えば80℃に維
持し、風呂追焚要求がなく風呂追い焚き運転が行なわれ
ていないと判断した場合、かつ流量検出手段の出力より
給湯運転が行なわれていないと判断した場合には貯湯槽
内の温水温度を例えば45℃へ下げることとしたので、
バーナーの燃焼量を可変させる必要はなく、簡単な制御
回路及び制御プログラムでバーナのオンオフ回数を減少
させ、燃焼音、臭いを抑えることが出来る。さらには、
燃料の無駄を削減することが出来る。
【0008】請求項4においては、貯湯槽と、前記貯湯
槽内の温水温度を検出する貯湯温度検出手段と、前記貯
湯槽内の温水を加熱するため電磁ポンプにて燃料供給す
るバーナにて燃焼するバーナ燃焼手段と、前記貯湯槽に
接続された入水管又は出水管に設けられた流量検出手段
と、前記貯湯槽内に配置され、前記貯湯槽内の温水と浴
槽内の湯とを熱交換するための風呂熱交換器と、前記風
呂熱交換器と前記浴槽とをつなぐ循環配管と、前記循環
配管に設けられた循環ポンプ及び風呂水流スイッチと、
給水源の水と前記貯湯槽の温水を混合する混合弁と、前
記混合弁の駆動や前記貯湯槽内の温水温度を設定された
温度で制御する制御手段と、給湯温度の設定を行なう遠
隔操作手段とを備えた石油給湯装置において、前記制御
手段は、前記貯湯温度検出手段の検出温度と風呂追焚要
求の有無と前記流量検出手段の出力に応じ、前記貯湯槽
内の温水温度を予め決められた設定温度と前記遠隔操作
手段で設定された給湯温度の温度幅で保温制御すること
とし、風呂追い焚き機能を備えた石油給湯装置におい
て、風呂追焚要求があり風呂追い焚き運転が行なわれて
いると判断した場合には貯湯槽内の温水温度を例えば8
0℃に維持し、風呂追焚要求がなく風呂追い焚き運転が
行なわれていないと判断した場合、かつ流量検出手段の
出力より給湯運転が行なわれていないと判断した場合に
は貯湯槽内の温水温度をリモコンで設定された給湯温度
(例えば45℃)と前記80℃の間で保温制御すること
としたので、バーナーの燃焼量を可変させる必要はな
く、簡単な制御回路及び制御プログラムでバーナのオン
オフ回数を減少させ、燃焼音、臭いを抑えることが出来
る。
【0009】請求項5においては、貯湯槽と、前記貯湯
槽内の温水温度を検出する貯湯温度検出手段と、前記貯
湯槽内の温水を加熱するため電磁ポンプにて燃料供給す
るバーナにて燃焼するバーナ燃焼手段と、前記貯湯槽に
接続された入水管又は出水管に設けられた流量検出手段
と、前記貯湯槽内の温水温度を設定された温度で制御す
る制御手段と、給湯温度の設定を行なう遠隔操作手段と
を備えた石油給湯装置において、前記制御手段は、前記
貯湯温度検出手段の検出温度と前記流量検出手段の出力
に応じ、前記貯湯槽内の温水温度を予め決められた設定
温度に再設定することとし、流量検出手段の出力より給
湯装置の運転が行なわれていると判断した場合には貯湯
槽内の温水温度を遠隔操作手段で設定した給湯温度に維
持し、流量検出手段の出力より給湯装置の運転が行なわ
れていないと判断した場合には貯湯槽内の温水温度を例
えば40℃へ下げることとしたので、バーナーの燃焼量
を可変させる必要はなく、簡単な制御回路及び制御プロ
グラムでバーナのオンオフ回数を減少させ、燃焼音、臭
いを抑えることが出来る。さらには、燃料の無駄を削減
することが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の第一の実施形態に係る石
油給湯装置の構成図である。上記石油給湯装置30は、
図示のように、燃焼缶体1、給水源(図示しない)から
燃焼缶体1内に設けられた貯湯槽2に水を供給するため
の給水管10、及びバーナ13で加熱された貯湯槽2内
の温水を給湯栓(図示しない)に供給するための出湯管
19、給湯管11で構成されている。
【0012】貯湯槽2には、貯湯槽2内の温水温度を検
出する貯湯温度センサ9が備えられている。更に、給水
管10から分岐し、貯湯槽2を介さずに出湯管19に接
続されたバイパス管17と、バイパス管17と出湯管1
9の合流部には、貯湯槽2内の温水と、バイパス管17
から送られてきた水をステッピングモータMにより混合
制御する混合弁18が備えられている。
【0013】また、給水管10には、給水源からの水の
温度Tcを検出する入水温度センサ14、及び水の量Q
を検出する水量センサ8、混合弁18よりも上流側の出
湯管19には、貯湯槽2の出口温度Thを検出する貯湯
槽出口温度センサ15、混合弁18よりも下流側の給湯
管11には、混合された後の混合湯温Tmを検出する混
合湯温検出センサ16が備えられている。
【0014】なお、混合弁18には、要求熱量が機器の
持つ最大能力を超えた際に水量を絞るための水量調節機
能も備えられている。
【0015】また、バーナ13は、燃焼するのに必要な
空気を供給するためのファン3、灯油が供給され炎が形
成されるノズル5、着火する際に必要な点火プラグ6、
火炎の有無を検出するCdS7等で構成されている。ま
た、バーナ13に設けられたノズル5に灯油を供給する
ための灯油供給管12が設けられ、灯油供給管12に
は、ノズル5に灯油を圧送するための電磁ポンプ4が備
えられている。
【0016】上記石油給湯装置は更に、上記各センサ1
4、8、15、16、9からの検出信号(Tc、Q、T
h、Tm、Tk)およびリモコン32に設けられた給湯
温度設定スイッチからの設定温度信号(Ts)に基づ
き、電磁ポンプ4、バーナ13、混合弁18等の制御を
行なう制御部31をも備える。
【0017】以上の構成に基づいて給湯動作を説明す
る。今、リモコン32により石油給湯装置の運転スイッ
チがオンされた状態では、実際に給湯栓等によりお湯の
使用が行なわれていない場合であっても、所定の高温
(例えば80℃)に貯湯槽2内の温水温度を保温するた
めに、貯湯温度センサ9からの検出信号Tkをもとに、
バーナ13が最大燃焼能力でのオンオフ(Tkが79℃
以下で着火、Tkが81℃以上で消火)を繰り返す。そ
して、実際にお湯の使用が開始されると、給水源からの
水は、給水管10、水量センサ8、貯湯槽2、出湯管1
9の経路で貯湯槽2より出てくる。
【0018】制御部31は、給水管10の入水温度セン
サ14による検出入水温度Tcと、水量センサ8による
検出入水流量Qと、出湯管19の貯湯槽出口温度センサ
15による検出出湯温度Thと、使用者によってリモコ
ン32で設定された設定給湯温度Tsとから、湯水混合
後の温水が設定給湯温度Tsになるように、バイパス管
17を流れる水と出湯管19を流れる温水との混合比を
演算して、その演算された混合比になるように混合弁1
8に対して制御信号を出力する。
【0019】これによって、出湯管19からの温水とバ
イパス管17からの水とが適切な混合比で混合され、リ
モコン32で設定された設定給湯温度Tsの温水となっ
て、給湯管11に流れる。この間、バーナ13は、貯湯
槽2内の温水を所定の高温(例えば80℃)に維持する
ための燃焼動作(Tkが79℃以下で着火、Tkが81
℃以上で消火)を行なう。
【0020】なお、ここでは、出湯管19とバイパス管
17との結合部に混合弁18を設けた構造としたが、バ
イパス管17に水の量を調節する流量調節弁を設けた構
造としてもよい。
【0021】図2にて本発明の第一の実施形態に係る動
作を説明する。まず、ステップS1にて水量センサ8が
水流を検知したか否かを判断し、水流を検知していない
と判断した場合は、所定時間が経過したか否かを判断す
る(ステップS2)。ステップS2で水流の検知がない
まま所定時間が経過したと判断すると、ステップS3で
貯湯槽2内の温水の保温温度を例えば45℃等の適温に
設定する。このとき、バーナ13は、貯湯槽2内の温水
を45℃に維持するための燃焼動作(Tkが44℃以下
で着火、Tkが46℃以上で消火)を行なう。ここでの
所定時間とは、シャワー使用時等の一時使用停止後の再
使用を考慮して数分間とするが、ゼロでもよい。また、
ステップS1で水流を検知した場合、ステップS2で所
定時間が経過していない場合は、貯湯槽2内の温水の保
温温度を所定の高温(例えば80℃)に設定する(ステ
ップS4)。このとき、バーナ13は、貯湯槽2内の温
水を80℃に維持するための燃焼動作(Tkが79℃以
下で着火、Tkが81℃以上で消火)を行なう。
【0022】図3にて、図2の動作に基づく貯湯槽内の
温水温度の変化を説明する。外気温度25℃で、シャワ
ー等の給湯使用時において貯湯槽内の温水温度を80℃
に保温している時に、シャワー等の給湯使用が中止され
て石油給湯装置が待機状態となると、45℃で保温しよ
うとするが、80℃から45℃まで貯湯槽内の温水温度
が低下し燃焼を開始するまで、約7.5時間要する。そ
の後、45℃で保温するために約4.5時間ごとに燃焼
を行なう。ちなみに、80℃で保温しようとすると約1
時間ごとに燃焼を行なう。
【0023】このように、湯水の混合手段を備えた給湯
装置において、待機状態時に貯湯槽2内の温水温度を4
5℃に保温することにより、80℃から45℃への温度
低下にかかる時間及びその後の保温動作において外気温
度との差が小さい適温設定時の方が高温設定時に比べて
放熱スピードが遅いということより、待機状態時のバー
ナのオンオフ回数が少なくなり、動作音、臭いを抑える
ことが出来る。さらには、燃料の無駄を削減することが
出来る。また、バーナーの燃焼量を可変させる必要はな
いので簡単な制御回路及び制御プログラムで実現出来
る。
【0024】また、お湯の使用を開始した時には、貯湯
槽内の温水温度の設定を所定の高温(例えば80℃)に
復帰させることとしたので、リモコンでお湯の使用温度
を高温(例えば50℃)に設定していた場合、出湯開始
直後はリモコンでの設定温度より低い適温付近(45
℃)のお湯が出てくるが、次第にリモコンで設定された
温度のお湯が出てくるようになる。この時、リモコンで
設定した温度よりは低いが、適温付近のお湯は最初から
使用することができるので、使い勝手の低下を最小限に
抑えることが出来る。
【0025】次に、図4及び図5にて本発明の第一の実
施形態に係る他の動作を説明する。まず、図4にて示す
ように、ステップS5にて水量センサ8が水流を検知し
たか否かを判断し、水流を検知していないと判断した場
合は、所定時間が経過したか否かを判断する(ステップ
S6)。ステップS6で水流の検知がないまま所定時間
が経過したと判断すると、ステップS7で貯湯槽2内の
温水の保温温度をリモコン32での設定温度Tsと所定
の高温(例えば80℃)の間に維持するための燃焼動作
を行なう。このとき、バーナ13は、図5に示すよう
に、貯湯槽2内の温水をリモコン32での設定温度Ts
(例えば40℃)と所定の高温(例えば80℃)の間に
維持するように燃焼動作(Ts以下で着火、80℃以上
で消火)を行なう。ここでの所定時間とは、シャワー使
用時等の一時使用停止後の再使用を考慮して数分間とす
るが、ゼロでもよい。また、ステップS5で水流を検知
した場合、ステップS6で所定時間が経過していない場
合は、そのままステップS5へ戻る。
【0026】このように、湯水の混合手段を備えた給湯
装置において、待機状態時に貯湯槽2内の温水温度をリ
モコン32での設定温度Tsと所定の高温(例えば80
℃)の間に保温することにより、待機状態時のバーナの
オンオフ回数が少なくなり、動作音、臭いを抑えること
が出来る。さらには、燃料の無駄を削減することが出来
る。また、バーナーの燃焼量を可変させる必要がないの
で簡単な制御回路及び制御プログラムで実現出来る。
【0027】また、お湯の使用を開始した時には、リモ
コンでの設定温度Tsの温度のお湯が最初から出てくる
ので、使い勝手の低下はない。
【0028】次に、図6にて本発明の第二の実施形態に
係る石油給湯装置を説明する。特にことわらない限り、
図1と同じ符号が付与されたものは同一のものである。
石油給湯装置30は、図示のように、燃焼缶体1、給水
源(図示しない)から燃焼缶体1内に設けられた貯湯槽
2に水を供給するための給水管10、及びバーナ13で
加熱された貯湯槽2内の温水を給湯栓(図示しない)に
供給するための出湯管19、給湯管11で構成されてい
る。
【0029】貯湯槽2には、貯湯槽2内の温水温度を検
出する貯湯温度センサ9が備えられている。更に、給水
管10から分岐し、貯湯槽2を介さずに出湯管19に接
続されたバイパス管17と、バイパス管17と出湯管1
9の合流部には、貯湯槽2内の温水と、バイパス管17
から送られてきた水をステッピングモータMにより混合
制御する混合弁18が備えられている。
【0030】また、給水管10には、給水源からの水の
温度Tcを検出する入水温度センサ14、及び水の量Q
を検出する水量センサ8、混合弁18よりも上流側の出
湯管19には、貯湯槽2の出口温度Thを検出する貯湯
槽出口温度センサ15、混合弁18よりも下流側の給湯
管11には、混合された後の混合湯温Tmを検出する混
合湯温検出センサ16が備えられている。
【0031】なお、混合弁18には、要求熱量が機器の
持つ最大能力を超えた際に水量を絞るための水量調節機
能も備えられている。
【0032】また、バーナ13は、燃焼するのに必要な
空気を供給するためのファン3、灯油が供給され炎が形
成されるノズル5、着火する際に必要な点火プラグ6、
火炎の有無を検出するCdS7等で構成されている。ま
た、バーナ13に設けられたノズル5に灯油を供給する
ための灯油供給管12が設けられ、灯油供給管12に
は、ノズル5に灯油を圧送するための電磁ポンプ4が備
えられている。
【0033】また、貯湯槽2内には風呂熱交換器20が
備えられ、浴槽26に設けられた循環アダプタ25に循
環配管24を介して接続されている。さらに、循環配管
24には、浴槽26内のお湯を攪拌するために循環ポン
プ21、お湯の温度を検出するための風呂温度センサ2
2、お湯の有無を検出するための風呂水流スイッチ23
が備えられる。
【0034】上記石油給湯装置は更に、上記各センサ1
4、8、15、16、9、22からの検出信号(Tc、
Q、Th、Tm、Tk、Thr)およびリモコン32に
設けられた給湯温度設定スイッチおよび風呂温度設定ス
イッチからの設定温度信号(Ts、Tsh)に基づき、
電磁ポンプ4、循環ポンプ21、バーナ13、混合弁1
8等の制御を行なう制御部31をも備える。
【0035】以上の構成に基づいて給湯動作及び風呂追
焚動作を説明する。今、リモコン32により石油給湯装
置の運転スイッチがオンされた状態では、実際に給湯栓
等によりお湯の使用が行なわれていない場合であって
も、所定の高温(例えば80℃)に貯湯槽2内の温水温
度を保温するために、バーナ13が最大燃焼能力でのオ
ンオフ(79℃以下で着火、81℃以上で消火)を繰り
返す。そして、実際にお湯の使用が開始されると、給水
源からの水は、給水管10、水量センサ8、貯湯槽2、
出湯管19の経路で貯湯槽2より出てくる。
【0036】制御部31は、給水管10の入水温度セン
サ14による検出入水温度Tcと、水量センサ8による
検出入水流量Qと、出湯管19の貯湯槽出口温度センサ
15による検出出湯温度Thと、使用者によってリモコ
ン32で設定された設定給湯温度Tsとから、湯水混合
後の温水が設定給湯温度Tsになるように、バイパス管
17を流れる水と出湯管19を流れる温水との混合比を
演算して、その演算された混合比になるように混合弁1
8に対して制御信号を出力する。
【0037】これによって、出湯管19からの温水とバ
イパス管17からの水とが適切な混合比で混合され、リ
モコン32で設定された設定給湯温度Tsの温水となっ
て、給湯管11に流れる。この間、バーナ13は、貯湯
槽2内の温水を所定の高温(例えば80℃)に維持する
ための燃焼動作(79℃以下で着火、81℃以上で消
火)を行なう。
【0038】なお、ここでは、出湯管19とバイパス管
17との結合部に混合弁18を設けた構造としたが、バ
イパス管17に水の量を調節する流量調節弁を設けた構
造としてもよい。また、風呂の追焚動作は、循環ポンプ
21が作動することにより、浴槽26内のお湯が風呂熱
交換器20を介して貯湯槽2内の温水で間接加熱される
ことにより行なわれ、リモコン32により設定された風
呂設定温度Tshまで浴槽26内のお湯が沸かし上げら
れる。
【0039】次に、図7にて本発明の第二の実施形態に
係る動作を説明する。まず、ステップS8にて水量セン
サ8が水流を検知したか否かを判断し、水流を検知して
いないと判断した場合は、浴槽のお湯の追焚要求がある
か否かを判断する(ステップS9)。ステップS9で
は、具体的には、浴槽のお湯の保温動作中であるか否
か、またはリモコンで風呂設定温度Tshを高くしたか
否かを判断し、保温動作中の場合や風呂設定温度を高く
した場合を追焚要求があるとする。あるいは、追焚要求
の有無に代えて、風呂水流スイッチ23の出力の有無や
循環ポンプ21への制御部31からの作動指令の有無で
判断してもよい。
【0040】なお、保温動作中とは、定期的(例えば1
5分毎)に循環ポンプ21を作動させて浴槽のお湯の温
度を風呂温度センサ22で検出し、温度低下が見られた
ら自動的に風呂設定温度Tshまで沸き上げる動作を行
っている一定時間(例えば6時間)の間を指す。
【0041】ステップS9で追焚要求がないと判断され
ると、所定時間が経過したか否かを判断する(ステップ
S10)。ステップS10で水流の検知がないまま所定
時間が経過したと判断すると、ステップS11で貯湯槽
2内の温水の保温温度を例えば45℃等の適温とする。
このとき、バーナ13は、貯湯槽2内の温水を45℃に
維持するための燃焼動作(Tkが44℃以下で着火、T
kが46℃以上で消火)を行なう。ここでの所定時間と
は、シャワー使用時等の一時使用停止後の再使用を考慮
して数分間とするが、ゼロでもよい。また、ステップS
8で水流を検知した場合、ステップS9で浴槽のお湯の
追焚要求がある場合、ステップS10で所定時間が経過
していない場合は、貯湯槽2内の温水の保温温度を所定
の高温(例えば80℃)とする(ステップS12)。こ
のとき、バーナ13は、貯湯槽2内の温水を80℃に維
持するための燃焼動作(Tkが79℃以下で着火、Tk
が81℃以上で消火)を行なう。
【0042】この場合も、貯湯槽内の温水温度の変化は
図3に示すようになる。外気温度25℃で、シャワー等
の給湯使用時や浴槽のお湯の保温動作中において貯湯槽
内の温水温度を80℃に保温している時に、シャワー等
の給湯使用や浴槽のお湯の保温動作が中止されて石油給
湯装置が待機状態となると、45℃で保温しようとする
が、80℃から45℃まで貯湯槽内の温水温度が低下し
燃焼を開始するまで、約7.5時間要する。その後、4
5℃で保温するために約4.5時間ごとに燃焼を行な
う。ちなみに、80℃で保温しようとすると約1時間ご
とに燃焼を行なう。
【0043】このように、湯水の混合手段を備えた風呂
追い焚き機能付き給湯装置において、待機状態時に貯湯
槽2内の温水温度を45℃に保温することにより、80
℃から45℃への温度低下にかかる時間及びその後の保
温動作において外気温度との差が小さい適温設定時の方
が高温設定時に比べて放熱スピードが遅いということよ
り、待機状態時のバーナのオンオフ回数が少なくなり、
動作音、臭いを抑えることが出来る。さらには、燃料の
無駄を削減することが出来る。また、バーナーの燃焼量
を可変させる必要はないので簡単な制御回路及び制御プ
ログラムで実現出来る。
【0044】また、お湯の使用を開始した時には、貯湯
槽内の温水温度の設定を所定の高温(例えば80℃)に
復帰させることとしたので、リモコンでお湯の使用温度
を高温に設定していた場合、出湯開始直後はリモコンで
の設定温度より低い適温付近のお湯が出てくるが、次第
にリモコンで設定されたお湯が出てくるようになる。こ
の時、リモコンで設定した温度よりは低いが、適温付近
のお湯は最初から使用することができるので、使い勝手
の低下を最小限に抑えることが出来る。
【0045】また、追焚要求が発生した場合にも、貯湯
槽2内の温水温度の設定を高温(例えば80℃)に復帰
させることとしたので、風呂熱交換器20での間接加熱
の効率も上がり、お風呂の沸き上げも支障なく行える。
【0046】なお、ここでは、保温動作中の一定時間
(例えば6時間)の間は貯湯槽2の温水を高温にするこ
ととしたが、定期的(例えば15分毎)な循環ポンプ2
1の作動時または作動前(例えば5分前)に貯湯槽2の
温水を高温に復帰させることとして、バーナーのオンオ
フ回数を更に減少させることも出来る。
【0047】または、図5に示すように、貯湯槽2内の
温水の保温温度をリモコン32での設定温度Tsと所定
の高温(例えば80℃)の間に維持するための燃焼動作
を行なうようにしてもよい。このとき、バーナ13は、
貯湯槽2内の温水をリモコン32での設定温度Ts(例
えば40℃)と所定の高温(例えば80℃)の間に維持
するように燃焼動作(Ts以下で着火、80℃以上で消
火)を行なう。
【0048】このように、湯水の混合手段を備えた風呂
追い焚き機能付き給湯装置において、待機状態時に貯湯
槽2内の温水温度をリモコン32での設定温度Tsと所
定の高温(例えば80℃)の間に保温することにより、
待機状態時のバーナのオンオフ回数が少なくなり、動作
音、臭いを抑えることが出来る。さらには、燃料の無駄
を削減することが出来る。また、バーナーの燃焼量を可
変させる必要がないので簡単な制御回路及び制御プログ
ラムで実現出来る。
【0049】また、お湯の使用を開始した時には、リモ
コンでの設定温度Tsの温度のお湯が最初から出てくる
ので、使い勝手の低下はない。
【0050】さらに、図8にて、本発明の第三の実施形
態に係る石油給湯装置を説明する。特にことわらない限
り、図1と同じ符号が付与されたものは同一のものであ
る。石油給湯装置30は、図示のように、燃焼缶体1、
給水源(図示しない)から燃焼缶体1内に設けられた貯
湯槽2に水を供給するための給水管10、及びバーナ1
3で加熱された貯湯槽2内の温水を給湯栓(図示しな
い)に供給するための給湯管11で構成されている。給
水管10には、水の量Qを検出する水量センサ8が備え
られ、貯湯槽2には、貯湯槽2内の温水温度を検出する
貯湯温度センサ9が備えられている。
【0051】また、バーナ13は、燃焼するのに必要な
空気を供給するためのファン3、灯油が供給され炎が形
成されるノズル5、着火する際に必要な点火プラグ6、
火炎の有無を検出するCdS7等で構成されている。
【0052】さらに、バーナ13に設けられたノズル5
に灯油を供給するための灯油供給管12が設けられ、灯
油供給管12には、ノズル5に灯油を圧送するための電
磁ポンプ4が備えられている。
【0053】上記石油給湯装置は更に、上記各センサ
8、9からの検出信号(Q、Tk)およびリモコン32
に設けられた給湯温度設定スイッチからの設定温度信号
(Ts)に基づき、電磁ポンプ4、バーナ13等の制御
を行なう制御部31をも備える。
【0054】以上の構成に基づいて給湯動作を説明す
る。今、リモコン32により石油給湯装置の運転スイッ
チがオンされた状態では、実際に給湯栓等によりお湯の
使用が行なわれていない場合であっても、リモコン32
で設定された温度Tsに貯湯槽2内の温水温度を保温す
るために、バーナ13が最大燃焼能力でのオンオフを繰
り返す。
【0055】そして、実際にお湯の使用が開始される
と、給水源からの水は、給水管10、水量センサ8、貯
湯槽2、給湯管11の経路で、給湯栓よりリモコン32
で設定された温度のお湯が出てくる。この間、バーナ1
3は、貯湯槽2内の温水をリモコンで設定された温度T
sに維持するための燃焼動作を行なう。
【0056】次に、図9にて本発明の第三の実施形態に
係る動作を説明する。まず、ステップS13にて水量セ
ンサ8が水流を検知したか否かを判断し、水流を検知し
ていないと判断した場合は所定時間が経過したか否かを
判断する(ステップS14)。ステップS14で水流の
検知がないまま所定時間が経過したと判断すると、ステ
ップS15でリモコンでの設定温度Tsが例えば50℃
以上の高温であるか否かを判断する。ここでの所定時間
とは、シャワー使用時等の一時使用停止後の再使用を考
慮して数分間とするが、ゼロでもよい。ステップS15
でTsが高温(例えば50℃以上)に設定されていると
判断されると、貯湯槽2内の温水の保温温度を例えば4
0℃等の適温とする(ステップS16)。また、ステッ
プS13で水流を検知した場合、ステップS14で所定
時間が経過していない場合、ステップS15でリモコン
での設定温度Tsが高温(例えば50℃以上)でない場
合は、貯湯槽2内の温水の保温温度は、リモコンでの設
定温度Tsとする(ステップS17)。
【0057】このように、リモコンでの設定温度Tsが
高温(例えば50℃以上)である場合、お湯を使用して
いない待機状態時には、貯湯槽2内の温水温度をリモコ
ンでの設定値Tsより低い適温(例えば40℃)に設定
することとしたので、50℃以上の温度から40℃への
温度低下にかかる時間及びその後の保温動作において外
気温との差が小さい適温設定時の方が高温設定時に比べ
て放熱スピードが遅いということにより、待機状態時の
バーナのオンオフ回数が少なくなり、動作音、臭いを抑
えることが出来る。さらには、燃料の無駄を削減するこ
とが出来る。また、バーナーの燃焼量を可変させる必要
はないので簡単な制御回路及び制御プログラムで実現出
来る。
【0058】また、お湯の使用を開始した時には、貯湯
槽2内の温水温度の設定をリモコンでの設定温度に復帰
させることとしたので、リモコンで高温(例えば60
℃)に設定していた場合、出湯開始直後はリモコンでの
設定温度より低い適温(40℃)のお湯が出てくるが、
次第にリモコンで設定されたお湯が出てくるようにな
る。この時、リモコンで設定した温度よりは低いが、適
温のお湯は最初から使用することができるので、使い勝
手の低下を最小限に抑えることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施形態に係る石油給湯装置
の構成図
【図2】 本発明の第一の実施形態に係る動作を示すフ
ローチャート図
【図3】 図2の動作に基づく貯湯槽内の温水温度の変
化を示す図
【図4】 本発明の第一の実施形態に係る他の動作を示
すフローチャート図
【図5】 図4の動作に基づく貯湯槽内の温水温度の変
化を示す図
【図6】 本発明の第二の実施形態に係る石油給湯装置
の構成図
【図7】 本発明の第二の実施形態に係る動作を示すフ
ローチャート図
【図8】 本発明の第三の実施形態に係る石油給湯装置
の構成図
【図9】 本発明の第三の実施形態に係る動作を示すフ
ローチャート図
【符号の説明】
1…燃焼缶体 2…貯湯槽 3…ファン 4…電磁ポンプ 5…ノズル 6…点火プラグ 7…CdS 8…水量センサ 9…貯湯温度センサ 10…給水管 11…給湯管 12…灯油供給管 13…バーナ 14…入水温度センサ 15…貯湯槽出口温度センサ 16…混合湯温検出センサ 17…バイパス管 18…混合弁 19…出湯管 20…風呂熱交換器 21…循環ポンプ 22…風呂温度センサ 23…風呂水流スイッチ 24…循環配管 25…循環アダプタ 26…浴槽 30…石油給湯装置 31…制御部 32…リモコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24D 17/00 F24H 1/00 602C F24H 1/00 602 F24D 17/00 G Fターム(参考) 3K005 AA10 AB13 AB14 AB19 AC06 BA01 CA01 DA04 EB05 3L024 CC07 CC30 DD03 DD04 DD13 DD21 DD27 EE02 GG03 GG06 GG24 GG25 GG28 HH19 HH22 HH24 3L025 AC05 3L073 AA04 AA14 AA15 AA18 AA19 AB09 AB16 AC10 AD02 AD03 AD06 AD08 AE10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯湯槽と、前記貯湯槽内の温水温度を検
    出する貯湯温度検出手段と、前記貯湯槽内の温水を加熱
    するため電磁ポンプにて燃料供給するバーナにて燃焼す
    るバーナ燃焼手段と、前記貯湯槽に接続された入水管又
    は出水管に設けられた流量検出手段と、給水源の水と前
    記貯湯槽の温水を混合する混合弁と、前記混合弁の駆動
    や前記貯湯槽内の温水温度を設定された温度で制御する
    制御手段と、給湯温度の設定を行なう遠隔操作手段とを
    備えた石油給湯装置において、前記制御手段は、前記貯
    湯温度検出手段の検出温度と前記流量検出手段の出力に
    応じ、前記貯湯槽内の温水温度を予め決められた設定温
    度に再設定することを特徴とする石油給湯装置。
  2. 【請求項2】 貯湯槽と、前記貯湯槽内の温水温度を検
    出する貯湯温度検出手段と、前記貯湯槽内の温水を加熱
    するため電磁ポンプにて燃料供給するバーナにて燃焼す
    るバーナ燃焼手段と、前記貯湯槽に接続された入水管又
    は出水管に設けられた流量検出手段と、給水源の水と前
    記貯湯槽の温水を混合する混合弁と、前記混合弁の駆動
    や前記貯湯槽内の温水温度を設定された温度で制御する
    制御手段と、給湯温度の設定を行なう遠隔操作手段とを
    備えた石油給湯装置において、前記流量検出手段の出力
    が所定時間OFF継続の場合、前記制御手段は、前記貯
    湯槽内の温水温度を予め決められた設定温度と前記遠隔
    操作手段で設定された給湯温度の温度幅で保温制御する
    ことを特徴とする石油給湯装置。
  3. 【請求項3】 貯湯槽と、前記貯湯槽内の温水温度を検
    出する貯湯温度検出手段と、前記貯湯槽内の温水を加熱
    するため電磁ポンプにて燃料供給するバーナにて燃焼す
    るバーナ燃焼手段と、前記貯湯槽に接続された入水管又
    は出水管に設けられた流量検出手段と、前記貯湯槽内に
    配置され、前記貯湯槽内の温水と浴槽内の湯とを熱交換
    するための風呂熱交換器と、前記風呂熱交換器と前記浴
    槽とをつなぐ循環配管と、前記循環配管に設けられた循
    環ポンプ及び風呂水流スイッチと、給水源の水と前記貯
    湯槽の温水を混合する混合弁と、前記混合弁の駆動や前
    記貯湯槽内の温水温度を設定された温度で制御する制御
    手段と、給湯温度の設定を行なう遠隔操作手段とを備え
    た石油給湯装置において、前記制御手段は、前記貯湯温
    度検出手段の検出温度と風呂追焚要求の有無と前記流量
    検出手段の出力に応じ、前記貯湯槽内の温水温度を予め
    決められた設定温度に再設定することを特徴とする石油
    給湯装置。
  4. 【請求項4】 貯湯槽と、前記貯湯槽内の温水温度を検
    出する貯湯温度検出手段と、前記貯湯槽内の温水を加熱
    するため電磁ポンプにて燃料供給するバーナにて燃焼す
    るバーナ燃焼手段と、前記貯湯槽に接続された入水管又
    は出水管に設けられた流量検出手段と、前記貯湯槽内に
    配置され、前記貯湯槽内の温水と浴槽内の湯とを熱交換
    するための風呂熱交換器と、前記風呂熱交換器と前記浴
    槽とをつなぐ循環配管と、前記循環配管に設けられた循
    環ポンプ及び風呂水流スイッチと、給水源の水と前記貯
    湯槽の温水を混合する混合弁と、前記混合弁の駆動や前
    記貯湯槽内の温水温度を設定された温度で制御する制御
    手段と、給湯温度の設定を行なう遠隔操作手段とを備え
    た石油給湯装置において、前記制御手段は、前記貯湯温
    度検出手段の検出温度と風呂追焚要求の有無と前記流量
    検出手段の出力に応じ、前記貯湯槽内の温水温度を予め
    決められた設定温度と前記遠隔操作手段で設定された給
    湯温度の温度幅で保温制御することを特徴とする石油給
    湯装置。
  5. 【請求項5】 貯湯槽と、前記貯湯槽内の温水温度を検
    出する貯湯温度検出手段と、前記貯湯槽内の温水を加熱
    するため電磁ポンプにて燃料供給するバーナにて燃焼す
    るバーナ燃焼手段と、前記貯湯槽に接続された入水管又
    は出水管に設けられた流量検出手段と、前記貯湯槽内の
    温水温度を設定された温度で制御する制御手段と、給湯
    温度の設定を行なう遠隔操作手段とを備えた石油給湯装
    置において、前記制御手段は、前記貯湯温度検出手段の
    検出温度と前記流量検出手段の出力に応じ、前記貯湯槽
    内の温水温度を予め決められた設定温度に再設定するこ
    とを特徴とする石油給湯装置。
JP2002182576A 2001-07-17 2002-06-24 石油給湯装置 Pending JP2003097853A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002182576A JP2003097853A (ja) 2001-07-17 2002-06-24 石油給湯装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001217151 2001-07-17
JP2001-217151 2001-07-17
JP2002182576A JP2003097853A (ja) 2001-07-17 2002-06-24 石油給湯装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003097853A true JP2003097853A (ja) 2003-04-03

Family

ID=26618886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002182576A Pending JP2003097853A (ja) 2001-07-17 2002-06-24 石油給湯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003097853A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007132559A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Corona Corp 貯湯式給湯装置
JP7456956B2 (ja) 2021-02-16 2024-03-27 株式会社コロナ 即湯機能付き給湯機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007132559A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Corona Corp 貯湯式給湯装置
JP4705838B2 (ja) * 2005-11-09 2011-06-22 株式会社コロナ 貯湯式給湯装置
JP7456956B2 (ja) 2021-02-16 2024-03-27 株式会社コロナ 即湯機能付き給湯機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003097853A (ja) 石油給湯装置
JP4002371B2 (ja) 給湯器付風呂装置
JP2004347196A (ja) 給湯システム
JP3551497B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP2005315434A (ja) 給湯機の給湯温度制御装置
JP3854700B2 (ja) バイパスミキシング方式の給湯器における出湯制御装置
JP3098730B2 (ja) 給湯装置
JP3872908B2 (ja) 給湯機
JP3331165B2 (ja) 給湯装置
JP3714209B2 (ja) 給湯システム
JP3273000B2 (ja) 給湯装置
JP2003090609A (ja) 給湯システム
JP4029249B2 (ja) 循環水加熱制御方法及び循環水加熱制御装置
JP2003294311A (ja) 給湯装置
JPH09243170A (ja) ガス給湯器
JP2001056149A (ja) 給湯機
JP3140958B2 (ja) ガス給湯器
JP3569121B2 (ja) 給湯装置
JP3901310B2 (ja) 給湯器およびその制御方法
JP2591238Y2 (ja) 給湯器およびその燃焼制御装置
JP2004264019A (ja) 給湯器の加熱制御装置
JP2001027446A (ja) 風呂装置
JP2001056151A (ja) 給湯機
JP2003106647A (ja) 貯湯式給湯機
JP2003214702A (ja) 湯水混合ユニット