JP3928058B2 - 給湯器のリモコン装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リモコン操作に対応して音による報知を用いた給湯器のリモコン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
給湯器にはリモコン装置が設置されているが、このリモコン装置は、ふろ温度、シャワー温度、現在時刻、ふろの沸き上がり予約時刻等を設定することができる。その設定はリモコン装置に設置されたボタン入力等で行われ、その設定状態はリモコン装置の表示部で視覚的に確認することができるが、確認音を併用するものも提案されている。
【0003】
このリモコン装置に関する特許文献には、次のようなものが存在する。
【特許文献1】
特開2000−39145号公報
【0004】
【特許文献2】
特開2002−243271号公報
【0005】
【特許文献3】
特開2002−45349号公報
【0006】
特許文献1には給湯機の制御装置として、押したスイッチ毎に音を発生させ、発生音によりスイッチ操作を確認することが開示されている。また、特許文献2には、給湯温度や風呂温度の設定状態を音声で知らせる技術が開示されている。また、特許文献3には体脂肪率測定結果を視覚的に表示するものが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許文献1に開示されている制御装置では押したスイッチを音で知ることができるが、その音で数値変化を知ることができない。また、特許文献2に開示されたものでは、音声記憶容量が必要であり、頻繁な音の発生は耳障りとなる。また、特許文献3に開示された技術は、体脂肪率の測定結果を表示するのみである。このような技術では、めがねを外して入浴する場合、湯気等でリモコン装置の表示部が曇り、表示された数値を認識するにはその曇りを除去する必要がある等、厄介である。
【0008】
そこで、本発明は、音を用いて情報を提示し、聴覚による確認、識別を可能にして利便性を高めた給湯器のリモコン装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の給湯器のリモコン装置にあっては、給湯制御部(本体コントローラ6)と連係される、給湯器のリモコン装置であって、設定値の変更時に操作され、前記設定値を上昇させる上ボタン(174)、前記設定値を下降させる下ボタン(176)を備える操作スイッチと、前記操作スイッチの操作又は前記設定値に応じた音を発生する発音手段(スピーカ170)と、前記操作スイッチにより前記設定値が変更されるとき、設定値変更を表す第1の報知音を前記操作スイッチの前記上ボタン又は前記下ボタンの操作の度に前記発音手段に発生させ、前記操作スイッチの前記上ボタン又は前記下ボタンの操作により前記設定値が変更され、その設定値が予め設定されている基準値に一致したとき、前記第1の報知音と異な第2の報知音を前記発音手段に発生させ、前記上ボタン又は前記下ボタンの操作により変更された前記設定値が限界値に到達した場合には、前記第1の報知音又は前記第2の報知音とは異なる禁止音を前記発音手段に発生させる制御手段(CPU90)とを備えた構成としたものである。
【0010】
上記目的を達成するには、前記制御手段は、前記設定値に時刻を割り当て、この時刻が前記操作スイッチによって変更されるとき、特定の時間間隔で前記第1の報知音を前記発音手段に発生させ、前記基準値に相当する時刻に前記時刻が一致したとき、前記第2の報知音を前記発音手段に発生させる構成としてもよい。
【0011】
上記目的を達成するには、前記基準値が標準温度、上限温度又は下限温度であって、前記設定値である設定温度が前記操作スイッチで変更されるとき、その変更の度に前記第1の報知音を発音させ、その設定温度が前記標準温度、前記上限温度又は前記下限温度に一致したとき、前記第2の報知音を発生させる構成としてもよい。
【0012】
上記目的を達成するため、本発明の給湯器のリモコン装置にあっては、体脂肪率の計測手段(給湯・追焚装置本体4)を備える給湯制御部(本体コントローラ6)と連係される、給湯器のリモコン装置であって、前記給湯器の動作状態や設定情報を表示する表示部(166)と、前記計測手段に前記体脂肪率の計測動作を開始させる操作スイッチ(上ボタン174、下ボタン176等)と、前記操作スイッチの操作、計測結果に応じた音を発生する発音手段(スピーカ170)と、前記操作スイッチの操作により、前記計測手段に前記体脂肪率の計測を開始させ、前記計測手段の計測値を前記表示部に表示するとともに、前記体脂肪率の計測開始を表す報知音を発生させ、測定された体脂肪率のレベルに応じた数の報知音を前記発音手段に発生させる制御手段(CPU90)とを備えた構成としたものである。
【0013】
上記目的を達成するには、前記計測手段は、体脂肪率、心拍数又は消費カロリーの何れか1以上の計測機能を備えた構成としてもよい。
【0014】
上記目的を達成するには、前記制御手段は、複数段階のレベル範囲を設定するとともに、各レベル範囲毎に異なる報知音を割り当て、各レベル範囲に応じてそのレベル範囲を表す前記報知音を前記発音手段に発生させる構成としてもよい。
【0015】
上記目的を達成するには、前記報知音は、異なる周波数又は発音数で区別される構成としてもよい。
【0016】
上記目的を達成するには、前記報知音は、メロディである構成としてもよい。
【0017】
このリモコン装置では、例えば、給湯温度、時刻設定等の操作に対応する基準音を設定する。また、浴室で表示が見難い状況でも、温度設定時の目安となる。そして、給湯温度では、操作スイッチの例えば、上下スイッチを押すと、第1の報知音を発生させ、例えば、40℃に変更されると、基準音を表す別の音を発生させる。
【0018】
また、時刻の設定では、操作スイッチの上下スイッチを押すと、そのスイッチを押す度に第1の報知音を発生し、1時間毎に異なる周波数で第2の報知音を発生させ、正午で基準音となる。また、体脂肪率の測定結果を表示以外にメロディで知らせる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施形態に係る給湯器のリモコン装置の概要を示している。
【0020】
給湯器としての給湯・追焚装置2は、給湯・追焚装置本体4と、給湯制御部を構成する本体コントローラ6とを備え、浴槽8への給湯、シャワーその他の一般給湯を行うとともに、浴槽8内の浴槽水BWの追焚きを行うものである。給湯・追焚装置本体4には給水Wが水道管等により導びかれ、給湯要求時、温水HWが給湯管に供給される。また、この給湯・追焚装置本体4と浴槽8の循環口10との間には循環路12が往管14及び戻り管16で構成され、浴槽8への給湯又は給水はこれら往管14又は戻り管16を通じて行われ、浴槽水BWの追焚きには、循環路12を通じて行われる。本体コントローラ6は給湯や追焚き等の制御を行う手段であり、本体コントローラ6の操作は通信ケーブル18を通じてリモコン装置20により行われる。リモコン装置20は設置場所に応じて例えば、台所リモコン26、浴室リモコン24、その他、増設リモコン22で構成される。
【0021】
給湯・追焚装置本体4には、例えば、図2に示すように、給湯用熱交換器28、風呂用熱交換器30等が設置され、給湯用熱交換器28にはバーナ32、風呂用熱交換器30にはバーナ34が設置され、各バーナ32、34には燃料用ガスGが供給されるが、この燃料用ガスGのガス供給管36には、切替え、調整等の手段として、上流側からガス元弁38、ガス比例弁40、給湯ガス弁42、給湯ガス切替弁44、ふろガス弁46が設けられている。各バーナ32、34には共通の給気ファン48が設置され、個別にフレームロッド50、52、イグナイタ53が設置されている。
【0022】
入水管54には入水温度センサ56、給水量センサ58、熱交換器28の出湯側管路60には、熱交温度センサ62、出湯温度センサ64、水制御弁66、熱交換器28のバイパス管路にはバイパス水制御弁70、出湯側管路60と戻り管16との間の出湯管72には、注湯電磁弁74、注水量センサ76、逆止弁78、戻り管16にはポンプ80、切替弁82、水位センサ84、温度センサ86が設置されている。ポンプ80にはポンプ流水スイッチ88が設置され、切替弁82には切替弁開リミットスイッチ82A、切替弁閉リミットスイッチ82Bが設置されている。水位センサ84は戻り管16に作用する浴槽水BWの圧力により、浴槽水BWの水位を検出する。
【0023】
本体コントローラ6は、例えば、図3に示すように、制御手段及び演算手段としてCPU(Central Processing Unit )90、記憶手段としてROM(Read-Only Memory)92、RAM(Random-Access Memory)94、クロック回路96、送受信回路98、電源回路100、インターフェイス回路(I/F)102、104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、アナログ・ディジタル(A/D)変換回路126、128、130、132、134、駆動回路136、138、140、142、144、146、148、150、152、154、156、158等が設置され、電源回路100にはトランス160を通じて交流電源が供給される。I/F102〜124は水位センサ84等の各種センサからの検出信号をCPU90側に入力するための手段であり、アナログ・ディジタル変換回路126〜134は検出信号がアナログ信号の場合にディジタル信号に変換する手段であり、また、駆動回路136〜158はCPU90の出力信号に応じて駆動出力を給湯ガス弁42等の駆動手段に供給する手段である。
【0024】
また、リモコン装置20として浴室リモコン24には、例えば、図4に示すように、筐体162の前面パネル部164の表示部166が設置され、この表示部166の左右及び下側に、運転スイッチ168、インターホン装置のスピーカ170及びマイクロホン172、通話スイッチ173、給湯温度設定用の上ボタン174、下ボタン176、設定ボタン178、メニューボタン180、開始ボタン182、停止ボタン184、ふろ自動スイッチ186、追焚きスイッチ188等が設置されている。また、表示部166には、セグメント表示部190、省電力表示部192、ふろ自動表示部194、追焚き表示部196等の各種表示部が設定されている。
【0025】
また、この浴室リモコン24には、例えば、図5に示すように、制御手段及び演算手段としてCPU(Central Processing Unit )200、記憶手段としてROM(Read-Only Memory)202、RAM(Random-Access Memory)204、クロック回路206、音声用ROM208、タイマー209、音声信号変調・データ変換回路210、音声データ送受信回路212、音声データ変換・復調回路214、制御データ送受信回路216、インターホン/音声切替回路218、音声データ出力回路220及びインターフェイス回路(I/F)221、222、223、224、225、226、227、228、229、230、記述した表示部166として駆動回路231、表示回路232、233、234、セグメント表示部190、省電力表示部192、ふろ自動表示部194、追焚き表示部196等が設置されている。音声信号変調・データ変換回路210は、CPU200の指示によりマイクロホン172の音声信号をデータ変換して変調する手段であり、その音声データは音声データ送受信回路212を通して本体コントローラ6に送信され、他のリモコン22、26との通話が行われる。他のリモコン22、26や本体コントローラ6からの音声信号は、音声データ送受信回路212を通して受信され、音声データ変換・復調回路214を通して復調され、スピーカ170から音声として出力される。制御データ送受信回路216は、浴室リモコン24と本体コントローラ6との制御データの送受を行う手段である。I/F221〜230は運転スイッチ168等の各種スイッチからの操作信号をCPU200側に入力するための手段である。
【0026】
この浴室リモコン24において、第1及び第2の報知音としての基準音は、音声データとして音声用ROM208に格納されており、CPU200は、音声ROM208上の格納アドレスと、ROM202に格納されている、回数に関するデータを参照し、指定回数に応じて音声データ出力回路220に格納アドレス及び出力指示を出力するとともに、インターホン/音声切替回路218を音声側に切り替える。音声データ出力回路220は指示された音声用ROM208上のアドレスの音声データを読み込み、音声データとしてインターホン/音声切替回路218を経由してスピーカ170へ音声信号を出力し、スピーカ170から基準音等が発生する。ピッ、ポッ、ファン等の音色、即ち、周波数の異なる音は、異なる音声データとして音声用ROM208の異なるアドレスに格納されている。そこで、音声の切替えは音声用ROM208内の格納アドレスを音声データ出力回路220に指示することにより切り替えている。また、『ピッ、ピッ、ピッ』というような同音の繰り返しは音声データ出力回路220への出力指示を複数回出力することで実現する。
【0027】
音声用ROM208における、アドレスと報知音及び音声メッセージの関係の一例を表1に示す。
【0028】
【表1】
Figure 0003928058
【0029】
この場合、『ピッ』音は例えば、2(kHz)、『ポッ』音は例えば、1(kHz)の周波数の録音であり、言葉(音声メッセージ)と同等に扱っている。そこで、音質を変更する場合は必要な数だけ事前に音声用ROM208に記憶しておけばよい。基準音を発生する場合、CPU200は音声データ出力回路220へ対しc番地を指定し、それをインターホン/音声切替回路218を音声側に切り替える。CPU200からの指示を受けると、音声データ出力回路220では音声用ROM208のc番地のデータが読み込まれるとともに、それが出力データに変換される。この出力データは、インターホン/音声切替回路218に出力され、このとき、インターホン/音声切替回路218は音声側に切り替えられているので、スピーカ170には基準音が出力される。
【0030】
禁止音を発する場合、CPU200は音声データ出力回路220に対し、音声用ROM208のa番地の音を出力する指示を3回行い、その結果、『ピッ』『ピッ』『ピッ』の繰返し音を表すデータが形成され、繰返し音が発せられることになる。
【0031】
そこで、スイッチ操作を行うと、その信号がI/F221〜230を経由してCPU200に加えられ、CPU200がその入力に対してROM202内に記憶されたプログラムを実行することで、発生音の選択を行い、音声用ROM208上の格納アドレスと回数に関するデータをROM202から読み出し、指定回数回、音声データ出力回路220に格納アドレスと出力指示を出力し、同時にインターホン/音声切替回路218を音声側に切り替える。この結果、選択された音がスピーカ170から出力される。音声データ出力回路220は、出力の終了をCPU200に通知し、その信号をもとにCPU200はインターホン/音声切替回路218をインターホン装置側に切り替えることができる。
【0032】
ところで、インターホン装置のマイクロホン172が拾った音は音声信号変調・データ変換回路210に加えられ、音声データ送受信回路212を経て本体コントローラ6に送信される。また、インターホン装置の相手からの音声は、本体コントローラ6から音声データ送受信回路212に受信され、音声データ変換・復調回路214、インターホン/音声切替回路218を経由してスピーカ170に加えられて再生される。
【0033】
そして、図6は、浴室リモコン24の表示部166の全表示を示している。この全表示において、8の字セグメント表示と「分」は保温時間の表示であり、これは風呂の設定保温時間を表示する。また、8の字セグメント表示と「℃」はふろ温度表示であり、これは、風呂の沸き上げ設定温度を℃で表示する。追焚き表示部196側の炎マーク238はふろ燃焼表示であり、ふろ燃焼中に表示される。「たし湯」表示は、たし湯運転中に表示される。「ぬるく」表示はぬるく運転中に表示される。ふろ水位表示(水位バー)240は風呂の設定水位を表示する。「予約」表示は予約スイッチが「入」のとき表示される。「予約」時刻表示は風呂が沸く時刻を表示する。「現在時刻」表示は現在時刻を表示し、給湯温度の表示は給湯の設定温度を℃で表示する。242は給湯燃焼表示としての炎マークであり、給湯燃焼中を表示する。省電力表示部192(省電力ランプ)は省電力機能の動作中に点灯する。「ポンプ」表示はポンプ運転中を表示し、「優先」表示は浴室リモコン24に優先があるときに表示される。メニューバー244は現在設定してあるメニューの下へ表示される。
【0034】
この給湯器のリモコン装置において、操作スイッチとして上ボタン174、下ボタン176を操作する度に第1の報知音として電子音を発生し、設定値が予め設定されている基準値に一致したとき、第1の報知音と異なった基準音として第2の報知音として電子音を発生する。
【0035】
この場合、第2の報知音として基準音の発生条件は、例えば、次のように設定される。
【0036】
(1) 給湯温度変更・・・40℃が設定されたとき、『基準音』を発する。
(2) ふろ温度変更・・・40℃が設定されたとき、『基準音』を発する。
(3) 保温時間変更・・・4時間が設定されたとき、『基準音』を発する。
(4) ふろ水位変更・・・水位設定:42cmが設定されたとき、『基準音』を発する。
(5) 水量設定:180リットルが設定されたとき、『基準音』を発する。
(6) 現在時刻変更・・・PM12:00が設定されたとき、『基準音』を発する。
【0037】
次に、リモコン装置の操作及び基準音を発する処理動作を図7を参照して説明する。図7は、給湯温度設定モードにおける給湯温度の設定変更を示すフローチャートである。
【0038】
給湯温度設定モードにおいて、給湯温度変更(蛇口、シャワー等の温度)では、通常モード(他の変更モードに入っていない状態)の場合、上ボタン174、下ボタン176を押すと、給湯温度を変更することができる(ステップS1及びステップS2)。即ち、設定変更が可能なとき上ボタン174を1回押す毎に給湯設定温度が1段階ずつ高くなり(ステップS3)、下ボタン176を1回押す毎に給湯設定温度が1段階ずつ低くなる(ステップS4)。
【0039】
上ボタン174が押された場合、現在、給湯中か否かを判定し(ステップS5)、給湯中の場合には上限値として一定温度例えば、55℃の設定が可能であり(ステップS6)、給湯中でない場合には上限値として一定温度、例えば、60℃が設定可能である。
【0040】
現在、設定値が上限値以上か否かを判定し(ステップS8)、現在の設定値が上限値以上の場合、禁止音を発生する(ステップS16)。上限値以上でない場合には新設定として一定値、例えば、50℃以上か否かを判定する(ステップS9)。給湯設定温度(優先側)≧50℃となると、例えば、以下のメッセージを発する(ステップS10)。
【0041】
『警報予告』(メロディー)
『熱い温度にセットされました。注意して下さい。』
『熱い温度にセットされました。注意して下さい。』を発生させ、現設定を新設定値に変更する(ステップS14)。
【0042】
また、新設定値が一定値、例えば、50℃未満の場合には、その設定値が40℃か否かを判定し(ステップS11)、40℃の場合には基準音を発生し(ステップS12)、また、40℃でない場合には基準音でない音『ピッ』を発生させ(ステップS13)、現設定を新設定値に変更する(ステップS14)。
【0043】
そして、下ボタン176が押された場合、新設定値を現設定値の1段階低い値に設定し(ステップS4)、その場合、現設定値が一定値例えば、37℃の場合には禁止音を発生し(ステップS16)、また、現設定値が37℃以外の場合には新設定値が50℃以上か否かを判定する(ステップS9)。
【0044】
このように、給湯温度設定モードでは、60℃(最高位)までくると、その位置のままになる。押し操作する度に、『ピッ』(2kHz)音を発する(ステップS13)。60℃に達している場合には『ピッ・ピッ・ピッ』と受付け禁止音を発する(ステップS16)。
【0045】
そして、給湯使用中(燃焼中)に、55℃以下の設定から55℃より上の設定への変更はできない。もし変更しようとした場合には、禁止音を発することになる。
【0046】
また、ステップS10において、音声を発声しているとき、さらに上ボタン174を押すと、設定温度は上がり、発声が終了し、操作音『ポッ』(1kHz)音+メッセージを発声する。最高温度に達したときは禁止音が優先である。音声発生中に下ボタン176を押して50℃より下の温度になった場合には、音声の発声を停止する。給湯温度調節以外のスイッチが押された場合にも音声の発声を停止する。
【0047】
そして、給湯設定温度は、例えば、14通りである。具体的には、37℃、38℃、39℃、40℃(:標準温度)、41℃、42℃、43℃、44℃、45℃、46℃、47℃、50℃、55℃、60℃である。
【0048】
また、設定温度変更が可能なとき、下ボタン176を1回押す毎(ステップS4)に、給湯温度設定が1段階ずつ低くなる。ただし、37℃(最低位)までくるとその位置のままになる。押し操作する度に、『ピッ』(2kHz)音を発する。37℃に達している場合には、禁止音を発する(ステップS16)。
【0049】
また、標準給湯温度である40℃を選択したとき、『ピッ』(2kHz)音ではなく基準音を発する。この場合、基準音=『ピッ』『ポッ』以外の音を発し、例えば、『ファン』といった報知音を発する。
【0050】
次に、設定ボタン178及び関連内容(設定モード中のモード切替え)について説明する。
【0051】
押し操作により、ふろ温度、保温時間、ふろ水位(水量)、現在時刻、音量の各設定変更モードに切り替わり、カーソル表示246がそれぞれの表示の横に移動する。例えば、図8の(A)はその表示を示す。
【0052】
ここで、設定ボタン178を1回押すと『ポッ』(周波数1kHz)音を発し、ボタンを離してからふろ温度の設定変更モードになり、さらにボタンを1回押すと(ここからは押したときが動作の基準)、『ポッ』(周波数1kHz)音を発し、保温時間の設定変更モードになる。同様に、1回ずつ設定ボタン178を押していくと、ふろ水位設定変更モード、現在時刻設定変更モード、音量設定変更モードの順に変更モードが変化する。
【0053】
音量設定変更モード中に、設定ボタン178を押すか、各モード中にボタン操作が5秒間ないと、変更操作を行った設定に対して『・・・セットされました』を2回、セット終了メッセージ音声を発し、通常モードに戻る。例えば、ふろ温度とふろ水位を変更したときは、『ふろ温度、ふろ水位、セットされました』と音声を発し、通常モードに戻る。
【0054】
各設定変更モードに入るのは、ふろ温度は設定ボタン178を離したとき、その他は設定ボタン178を押したときからとし、その時点から1秒後に各モードに入ったことを知らせるメッセージを発する。
【0055】
また、現在時刻は、現在時刻の設定操作が終了した時点(設定ボタン178を押して次の設定変更に移るか、ボタンが押されないで5秒経過したとき)で、設定値でスタートする。
【0056】
電源投入初回の設定変更は現在時刻から始まり、ふろ水位で終了する。ふろ水位設定変更モード中に設定ボタン178を押すと、それまでに変更した設定と合わせ、『・・・セットされました』を2回、セット終了メッセージ音声を発する。
【0057】
運転スイッチ168がOFF中、アラーム中、メンテモード中、メニューモード中、体脂肪率測定中、身体データ変更中、半身浴データ設定中、予約時刻設定中では、各設定の変更はできない。
【0058】
次に、ふろ温度設定モードの動作を図9を参照して説明する。図9は、ふろ温度設定モードにおけるふろ温度の設定変更を示すフローチャートである。
【0059】
通常モード(他の変更モードに入っていない状態)のとき、設定ボタン178を押すと、報知音として『ポッ』(周波数1kHz)音が発せられ、設定ボタン178を放したときに、三角形のカーソル表示246(図6)が「ふろ温度」の右側に点灯、表示され、ふろ温度設定表示として「ふろ温度」と「℃」表示が点滅し、その表示開始から所定時間の経過後、例えば、1秒後に音声メッセージとして『ふろ温度です。上下ボタンで入力して下さい。』が2回発せられ(ステップS21)、ふろ温度の設定変更が可能となる。
【0060】
この処理の後、タイマー209(図5)に一定時間例えば、10秒がセットされ(ステップS22)、ボタン入力があるか否かが判定され(ステップS23)、ボタン入力があった場合には、タイマー209に一定時間例えば、5秒がセットされ(ステップS24)、また、ボタン入力がない場合にはタイマー209のタイムアップか否かが判定され(ステップS25)、タイムアップでない場合にはボタン入力の判定処理(ステップS23)に戻る。タイマー209がタイムアップした場合には『ふろ温度セットされました』との音声メッセージが発せられ(ステップS26)、設定変更処理を終了する。
【0061】
タイマー209に5秒をセットした(ステップS24)後、入力ボタンが操作されたか否かを判定し(ステップS27)、上ボタン174を押す度に設定値は1段階ずつ上昇し(ステップS28)、現設定が所定温度例えば、48℃か否かを判定し(ステップS29)、現設定が48℃である場合には禁止音を発生し(ステップS30)、現設定が48℃でない場合には新設定が標準温度例えば、40℃であるか否かを判定し(ステップS31)、標準温度でない場合には、報知音として『ピッ』音を発し(ステップS32)、標準温度である場合には、報知音として基準音を発し(ステップS33)、現設定を新設定に変更し(ステップS34)、ボタン入力の判定(ステップS23)に戻る。
【0062】
また、入力ボタンが操作されたか否かを判定し(ステップS27)、下ボタン176を押す度に設定値は1段階ずつ下降し(ステップS35)、現設定が所定温度例えば、37℃か否かを判定し(ステップS36)、現設定が37℃である場合には禁止音を発生し(ステップS30)、現設定が37℃でない場合には新設定が標準温度例えば、40℃であるか否かを判定し(ステップS37)、標準温度でない場合には、報知音として『ピッ』音を発し(ステップS38)、標準温度である場合には、報知音として基準音を発し(ステップS39)、現設定を新設定に変更し(ステップS40)、ボタン入力の判定(ステップS23)に戻る。
【0063】
以上述べたふろ温度設定モードにおいては、次のような処理が実行される。
【0064】
「ふろ温度」が点滅しているとき、上ボタン174を1回押す毎に、ふろ温度が1段階ずつ高くなる。ただし、48℃(最高位)までくるとその位置のままになる。押し操作する度に、『ピッ』(2kHz)音を発する。48℃に達している場合には、禁止音を発する。
【0065】
また、「ふろ温度」が点滅しているとき、下ボタン176を1回押す毎に、ふろ温度が1段階ずつ低くなる。ただし、37℃(最低位)までくるとその位置のままになる。押し操作する度に、『ピッ』(2kHz)音を発する。37℃に達している場合には、禁止音を発する。
【0066】
また、標準ふろ温度である40℃を選択したとき、『ピッ』(2kHz)音ではなく、基準音を発する。この場合、ふろ温度は、以下の12通りである。37〔℃〕/38〔℃〕/39〔℃〕/40〔℃〕(:標準温度)/41〔℃〕/42〔℃〕/43〔℃〕/44〔℃〕/45〔℃〕/46〔℃〕/47〔℃〕/48〔℃〕
【0067】
「ふろ温度」が点滅しているとき、上ボタン174、下ボタン176が押されないまま、5(10)秒経過すると点滅が終了し、設定変更操作があったならば、『ふろ温度セットされました。』を2回発し、設定変更モードから通常モードに戻る。一度でも上ボタン174、下ボタン176が押された場合は所定時間例えば、5秒、一度も押されなかった場合は所定時間例えば、10秒で通常モードに復帰する。
【0068】
ふろ温度設定変更モード中に、設定ボタン178を押すとセット終了メッセージは発せず、保温時間変更モードに移り、設定変更モードに入れない条件のときはふろ温度の変更はできない。
【0069】
このような処理は保温時間の設定、ふろ水位の設定及び変更についても同様である。
【0070】
また、現在時刻の設定変更モードに入ると、『ポッ』(周波数1kHz)音を発し、カーソル表示246が現在時刻の右に点灯し、時計表示部に「現在時刻」を点滅表示し、ボタンを押した時点から1秒後より『現在時刻です。上下ボタンで入力して下さい。』を2回発し、現在時刻の変更が可能となる。
【0071】
現在時刻変更モードとなると、上ボタン174を1回押すと、『ピッ』(2kHz)音を発し、現在時刻が1分ずつ進む。1秒以上押し続けると、0.25秒の間隔で10分ずつ現在時刻が進む。その際、分の1の位は切り捨てられる。
【0072】
10分単位で変更しているとき、上ボタン174を押し続け、開始時の分になったら0.5秒の間隔で30分ずつ現在時刻が進む。その際、分の1の位は切り捨てられる。
【0073】
30分単位で変更しているとき、上ボタン174を押し続け、3時間分変更されると0.5秒の間隔で1時間ずつ現在時刻が進む。その際、分は切り捨てられる。
【0074】
連続で変更しているとき、時刻変更に合わせて『ピッ』(2kHz)音を発し、1時間毎(2:00、3:00・・・)に『ポッ』(周波数1kHz)音を発し、PM12:00になったら基準音を発する。
【0075】
下ボタン176を押すことにより、現在時刻を戻すことができる。方法は進ませる方法と同じである。
【0076】
「現在時刻」が点滅しているとき、上ボタン174、下ボタン176が押されないまま、5(10)秒経過すると点滅が終了し、以前に変更した設定について『・・・、・・・、セットされました。』と音声を発して、設定変更モードから通常モードに戻る。一度でも上ボタン174、下ボタン176が押された場合は所定時間例えば、5秒、一度も押されなかった場合は所定時間例えば、10秒で元に戻る。
【0077】
現在時刻変更モードを終了したとき(設定ボタン178を押す、上ボタン174、下ボタン176が押されないまま、5秒経過)、現在時刻が変更されていれば、本体コントローラ6へ変更された現在時刻を送信する。設定変更モードに入れない条件のときは現在時刻の変更はできない。
【0078】
以上が基準音を発する詳細操作であるが、基準音を発することにより毎回読み上げるような煩わしさを伴わず、尚かつ音声ICの容量を増やすことなく、現在の設定値の目安が付け易くなり、操作性の向上を図ることができる。
【0079】
次に、体脂肪率測定の処理を図10及び図11を参照して説明する。図10及び図11は、体脂肪率測定処理を示している。図10及び図11において、A、B及びCは、フローチャート間の連結部分を示している。
【0080】
通常モードから「体脂肪」メニューを選択し、その開始ボタン182を入力すると(ステップS41)、機能をONする受付音が発せられ、体脂肪率測定モードに移行し(ステップS42)、『浴槽の外でしばらくお待ち下さい』と音声メッセージが発せられ(ステップS43)、水位の取り込みが行われると(ステップS44)、『ゆっくりと入浴して下さい』との音声メッセージが発せられる(ステップS45)。所定時間として例えば、5秒が経過した後(ステップS46)、個人情報をセットすると(ステップS47)、『肩までつかり体を動かさないで下さい』という音声メッセージが発せられる(ステップS48)。ここで、上昇水位の測定が行われ(ステップS49)、体脂肪率計算処理(ステップS50)、体脂肪率表示(ステップS51)、体脂肪率の測定が完了したか否かの判定処理(ステップS52)を経て、体脂肪率の表示に対応した完了音が発せられる(ステップS53)。再度の測定について、『もう一度測定する場合は10秒以内に、開始ボタンを押して下さい』『データを変更する場合は設定ボタンを押して下さい』との音声メッセージが発せられ(ステップS54)、開始ボタン182の入力(ステップS55)、設定ボタン178の入力(ステップS56)の後、所定時間として例えば、10秒経過の後(ステップS57)、通常モードに復帰する。
【0081】
この体脂肪率測定処理では、自動保温中に体脂肪動作可能な場合、メニューボタン180により「体脂肪」を選択しているとき(「体脂肪」点滅中)、開始ボタン182を押すと、機能をONする受付音を発し、「体脂肪」が点滅から点灯に変わり、「体脂肪」の下のメニューバー244が点灯、メニューモードが終了し、体脂肪率測定モードになる。この場合、その表示は例えば、図8の(B)のようになる。他動作中に「体脂肪」をONした場合、今まで表示していたメニューバー244が消灯し、「体脂肪」の下に移り、自動保温中以外のときはメニューボタン180を押しても「体脂肪」は表示されない。
【0082】
体脂肪率測定モードに入ると、時計表示部、AM、PM表示を消灯し、「体脂肪」表示が点灯し、例えば、0.5秒後に下記メッセージを発し、『浴槽の外でしばらくお待ち下さい』、『浴槽の外でしばらくお待ち下さい』との音声メッセージの後、本体コントローラ6から0点取込みの終了信号が送信されると、下記メッセージを発する。例えば、『発声予告』(メロディー)、『ゆっくりと入浴して下さい。』『ゆっくりと入浴して下さい。』を発した後、例えば、5秒後、下記メッセージを発し、時計表示部の最上位桁に番号0が点滅表示する。そして、『発声予告』(メロディー)、『あなたの番号を上下ボタンで入力して設定ボタンを押して下さい』、『あなたの番号を上下ボタンで入力して設定ボタンを押して下さい』との音声メッセージが発せられ、このとき、上ボタン174、下ボタン176を押すと、『ピッ』(2kHz)音を発し、時計表示部のデータ番号表示が切り替わり、身体データの表示もデータ番号に合わせて記憶されているデータを表示する。表示する身体データは性別と年齢とする。記憶されているデータがない場合は、身体データを無表示にする。このとき、データ番号だけの表示になる。
【0083】
ここで、上ボタン174を押すと、データ番号が0→1→2→3→4→5→0・・・の順で切り替わり、下ボタン176を押すと、データ番号が0→5→4→3→2→1→0・・・の順で切り替わる。
【0084】
身体データが入っているデータ番号の所で設定ボタン178を押すと、『ポッ』(1kHz)音を発し、表示している番号、身体データが点灯に変わり、『データを変更する場合は、設定ボタンを押して下さい。』を2回発し、身体データ変更モードに入ることもできる。設定ボタン178を押さないと5秒後に体積測定に移行する。
【0085】
身体データが入っていないデータ番号の所で設定ボタン178を押すと、表示している番号が点灯に変わり、『設定ボタンを押して、データを入力して下さい。』を2回発し、身体データ入力を促す。
【0086】
このような条件で設定ボタン178を押した場合、体重変更モードとなり、所定時間として例えば、10秒経過する前に開始ボタン182を押すと機能をONする受付音を発し、体脂肪率測定に移行する。体積測定に入ると、以下のメッセージを発声する。例えば、『肩までつかり、体を動かさないで下さい』、『肩までつかり、体を動かさないで下さい』とのメッセージが発せられる。
【0087】
この場合、表示は、「体積」表示及び時計表示部の最下位桁にまず0を表示し、「l」(リットル)を表示するが、本体コントローラ6より体積データが送信されてきたら、その体積データを時計表示部の下3桁に表示する。そして、体積変化が安定し、5秒の平均データ測定状態に入ると、「体積」「l」時計表示部の体積表示を消灯し、時計表示部の最下位桁に5→4→3→2→1と1秒おきにカウントダウン表示を行い、『発声予告』(メロディー)音を発して、「体積」「l」表示と、時計表示部にホールドされた体積を表示する。
【0088】
そして、カウントダウン中に体を動かし、上昇水位を取れなかった場合、カウントを5に戻すとともに以下のメッセージを発し、水位の安定を再度待ってからカウントダウンを始める。この場合、音声メッセージとして、『発声予告』(メロディー)、『体を動かさないで下さい』、『体を動かさないで下さい』が発せられ、所定時間の経過後例えば、3秒後、「体積」「l」表示が消え、「%」を表示し、時計表示部の下3桁に体脂肪率を表示する。このとき、1桁と2桁目の間にある、小数点を点灯する。また、3桁目の0は表示しない。この場合、表示は図8の(C)となる。
【0089】
このような体脂肪率の範囲に合わせて、体脂肪率測定の完了音を発する回数を変更する。ステップS53では、測定された体脂肪率に対応して次のような完了音が発せられる。
【0090】
【表2】
Figure 0003928058
【0091】
そして、所定時間経過後、例えば、2秒後、音声メッセージを発する。この音声メッセージは、『発声予告』(メロディー)、『もう一度測定する場合は、10秒以内に、開始ボタンを押して下さい』、『データを変更する場合は、設定ボタンを押して下さい』、『もう一度測定する場合は、10秒以内に、開始ボタンを押して下さい』、『データを変更する場合は、設定ボタンを押して下さい』等である。この音声メッセージの発声後、所定時間以内、例えば、10秒以内に開始ボタン182が押されないと、体脂肪率表示を消灯し、通常の時計表示に戻る。10秒以内に開始ボタン182を押すと、体積測定に戻る。10秒以内に設定ボタン178を押すと、身体データ入力モードになる。
【0092】
このように、測定結果を表示するだけでなく、音で知ることが可能になり、視覚障害者やめがねを外した入浴中においての利便性を高めることができる。体脂肪率測定結果を測定値の範囲毎に音の回数に置き換えて通知する例を示したが、音の回数の代わりに異なるメロディーで通知することも可能である。
【0093】
また、体脂肪率の測定結果のみならず、心拍数、消費カロリー等、入浴時に測定可能な数値を報知音で通知するようにしてもよい。
【0094】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、次の効果が得られる。
a 数値設定やその値をリモコン表示とともに報知音で告知することができ、報知音によってその設定や変更を知ることができる。
b 同様に、体脂肪率等の測定処理や、その測定結果をその表示とともに報知音で告知することができ、その測定手順や測定結果を音で認識することができる。
c 音声メッセージに報知音を併用させることができ、音声メッセージのみの場合に比較し、表示内容ないし通知内容の認識を高めることができる。
d 視覚的表示、聴覚的表示等、表示の多様性により、利用者の利便性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る給湯器のリモコン装置の概要を示すブロック図である。
【図2】給湯・追焚装置本体の構成を示す図である。
【図3】本体コントローラの構成を示すブロック図である。
【図4】浴室リモコンの表示部の構成を示す図である。
【図5】浴室リモコンの構成を示すブロック図である。
【図6】浴室リモコンの表示部の表示内容を示す図である。
【図7】給湯温度設定モードの給湯温度の設定変更動作を示すフローチャートである。
【図8】表示部の表示内容を示し、(A)はふろ温度設定変更モード中の表示、(B)は体脂肪率測定開始時の表示、(C)は体脂肪率測定結果の表示を示している。
【図9】ふろ温度設定モードのふろ温度の設定変更動作を示すフローチャートである。
【図10】体脂肪率測定の処理を示すフローチャートである。
【図11】体脂肪率測定の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 給湯・追焚装置(給湯器)
4 給湯・追焚装置本体(計測手段)
6 本体コントローラ(給湯制御部)
20 リモコン装置
90 CPU(制御手段)
166 表示部
170 スピーカ(発音手段)
174 上ボタン(操作スイッチ)
176 下ボタン(操作スイッチ)

Claims (8)

  1. 給湯制御部と連係される、給湯器のリモコン装置であって、
    設定値の変更時に操作され、前記設定値を上昇させる上ボタン、前記設定値を下降させる下ボタンを備える操作スイッチと、
    前記操作スイッチの操作又は前記設定値に応じた音を発生する発音手段と、
    前記操作スイッチにより前記設定値が変更されるとき、設定値変更を表す第1の報知音を前記操作スイッチの前記上ボタン又は前記下ボタンの操作の度に前記発音手段に発生させ、前記操作スイッチの前記上ボタン又は前記下ボタンの操作により前記設定値が変更され、その設定値が予め設定されている基準値に一致したとき、前記第1の報知音と異な第2の報知音を前記発音手段に発生させ、前記上ボタン又は前記下ボタンの操作により変更された前記設定値が限界値に到達した場合には、前記第1の報知音又は前記第2の報知音とは異なる禁止音を前記発音手段に発生させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする給湯器のリモコン装置。
  2. 前記制御手段は、前記設定値に時刻を割り当て、この時刻が前記操作スイッチによって変更されるとき、特定の時間間隔で前記第1の報知音を前記発音手段に発生させ、前記基準値に相当する時刻に前記時刻が一致したとき、前記第2の報知音を前記発音手段に発生させることを特徴とする請求項1記載の給湯器のリモコン装置。
  3. 前記基準値が標準温度、上限温度又は下限温度であって、前記設定値である設定温度が前記操作スイッチで変更されるとき、その変更の度に前記第1の報知音を発音させ、その設定温度が前記標準温度、前記上限温度又は前記下限温度に一致したとき、前記第2の報知音を発生させることを特徴とする請求項1記載の給湯器のリモコン装置。
  4. 体脂肪率の計測手段を備える給湯制御部と連係される、給湯器のリモコン装置であって、
    前記給湯器の動作状態や設定情報を表示する表示部と、
    前記計測手段に前記体脂肪率の計測動作を開始させる操作スイッチと、
    前記操作スイッチの操作、計測結果に応じた音を発生する発音手段と、
    前記操作スイッチの操作により、前記計測手段に前記体脂肪率の計測を開始させ、前記計測手段の計測値を前記表示部に表示するとともに、前記体脂肪率の計測開始を表す報知音を発生させ、測定された体脂肪率のレベルに応じた数の報知音を前記発音手段に発生させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする給湯器のリモコン装置。
  5. 前記計測手段は、体脂肪率、心拍数又は消費カロリーの何れか1以上の計測機能を備えたことを特徴とする請求項4記載の給湯器のリモコン装置。
  6. 前記制御手段は、複数段階のレベル範囲を設定するとともに、各レベル範囲毎に異なる報知音を割り当て、各レベル範囲に応じてそのレベル範囲を表す前記報知音を前記発音手段に発生させることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の給湯器のリモコン装置。
  7. 前記報知音は、異なる周波数又は発音数で区別されることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の給湯器のリモコン装置。
  8. 前記報知音は、メロディであることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の給湯器のリモコン装置。
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