JP4048143B2 - 給湯器のリモコン装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入浴時間、入浴者の消費エネルギ(熱量)等を表示する給湯器のリモコン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
入浴は健康維持の主要な要素であり、長湯は健康や美容に良いといわれるが、入浴時間の計時には、リモコン装置に表示された時計表示を利用し、入浴者が浴槽に入る時刻と出る時刻を確認している。このような入浴時間に対する消費エネルギを知ることは、健康維持のための情報として有益である。
【0003】
従来、入浴に関する情報表示等を開示した特許文献には次のようなものがある。
【0004】
【特許文献1】
特開2001─183005号公報
【0005】
【特許文献2】
特開平9─154824号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許文献1には、浴湯循環濾過装置に関し、入浴時間と湯温より消費エネルギを表示することが開示されているが、給湯器のリモコン装置を用いたものではなく、エネルギ計算に個人情報が用いられていないため、消費エネルギは入浴者個人の消費エネルギを示したものではなく、その値は参考程度のものである。また、特許文献2には、入浴装置に関し、摂取カロリーをもとに、入浴パターンを決めることが開示されているが、摂取カロリーに対応する入浴パターンの目標設定にすぎず、消費エネルギの演算やその提示ではない。
【0007】
そこで、本発明は、入浴者の身体データを参照し、入浴時間とともに消費エネルギを提示する給湯器のリモコン装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の給湯器のリモコン装置は、浴室に設置された給湯器のリモコン装置であって、年齢及び性別を表す個体データにより分類された基礎代謝基準値、入浴の単位時間当たりの代謝量比を記憶する記憶手段(RAM54、ROM52)と、年齢及び性別を表す個体データを入力し、入浴開始指示を入力する入力手段(開始ボタン20)と、前記入浴開始指示から入浴時間を計時し、入力された前記個体データが表す年齢及び性別により、前記記憶手段から前記基礎代謝基準値及び前記代謝量比を読み出し、前記入浴時間と前記基礎代謝基準値と前記代謝量比とを用いて、演算式:
消費エネルギ=〔基礎代謝基準値x〕×〔(A+1)x〕×〔体重x〕×n
但し、(A+1)x:入浴時の代謝量比、n:入浴時間。
からn分時のエネルギ消費量を演算し、このエネルギ消費量を表す提示出力を発生する制御手段(CPU50)と、前記提示出力に基づき、前記n分時のエネルギ消費量を提示する提示手段(表示部36)とを備えた構成である。
【0009】
係る構成とすれば、既存のリモコン装置の付加機能として、入浴時間に対応したエネルギ消費量が提示される。エネルギ消費量の演算は、個体データ毎に又は身体データ毎の基礎代謝基準値を記憶手段から読み出し、入浴開始指示に基づいて入浴時間を計時し、その計時時間と、予め選択された個体データ又は身体データに対応する基礎代謝基準値とを用いてエネルギ消費量が演算される。その演算結果であるエネルギ消費量が個体データ又は身体データに応じて表示される。
【0010】
上記目的を達成するには、前記エネルギ消費量は、単位時間毎に演算され、入浴時間に対応する前記エネルギ消費量である構成としてもよい。
【0011】
上記目的を達成するには、前記エネルギ消費量の提示は、単位時間毎に算出された前記エネルギ消費量の表示値を更新して表示する構成としてもよい。単位時間毎に演算値を更新すれば、入浴者は入浴時間の経過とともに、エネルギ消費量を知ることができ、エネルギ消費量から入浴時間を調整することが可能になる。
【0012】
上記目的を達成するには、前記提示手段には前記計時時間を表示する構成としてもよい。計時時間を表示すれば、入浴者が自己の入浴時間とエネルギ消費量との関係を知ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の給湯器のリモコン装置の実施形態を図1を参照して説明する。図1は、その実施形態に係る給湯器のリモコン装置を示している。この実施形態では、浴室2に浴槽4とともにリモコン装置として例えば、浴室リモコン6が設置され、この浴室リモコン6によって操作される本体コントローラ8を備えた給湯器10が浴室2の外に設置されている。給湯器10と浴槽4とは、循環路11及び循環口13を通して連結され、浴槽4への給湯又は浴槽水BWの追焚きが行われる。
【0014】
そして、浴室リモコン6を用いることにより、入浴者が給湯器の各種設定変更を行ったり、動作状態を確認することができるとともに、入浴時の消費エネルギ(消費カロリー)の測定及びその表示をすることができる。
【0015】
次に、浴室リモコン6について、図2を参照して説明する。図2は浴室リモコン6の構成の一例を示している。
【0016】
この浴室リモコン6には、運転スイッチ12、給湯温度を昇降させるスイッチとして上ボタン14、下ボタン16、設定ボタン18、開始ボタン20、インターホンの通話スイッチ22、停止ボタン24、追いだきスイッチ26、ふろ自動スイッチ28、メニューボタン30、スピーカ32、マイクロホン34、表示部36等が設置されている。表示部36には、セグメント表示部38、省電力表示部40が設けられており、セグメント表示部38には、ふろ情報表示部42、給湯情報表示部44及び時計表示部46等が設けられている。86はふろ自動表示部、88は追いだき表示部である。
【0017】
次に、浴室リモコン6の回路構成を図3を参照して説明する。図3は、浴室リモコン6の回路構成を示している。
【0018】
この浴室リモコン6には、制御手段及び演算手段としてCPU(Central Processing Unit )50、記憶手段としてROM(Read-Only Memory)52、RAM(Random-Access Memory)54、EEPROM56、音声用ROM58、クロック回路60、タイマー62、音声信号変調・データ変換回路64、音声データ送受信回路66、音声データ変換・復調回路68、制御データ送受信回路70、インターホン/音声切替回路72、音声データ出力回路74及びインターフェイス回路(I/F)76、表示部36のセグメント表示部38の駆動回路78、表示回路80、セグメント表示部38、省電力表示部40、他の表示手段としてふろ自動表示部86、追いだき表示部88等が設置されている。
【0019】
次に、給湯器10を図4を参照して説明する。図4は、給湯器10の概要を示している。
【0020】
給湯器10には、給湯用熱交換器90、風呂用熱交換器92等が設置され、給湯用熱交換器90にはバーナ94、風呂用熱交換器92にはバーナ96が設置され、各バーナ94、96には燃料用ガスGが供給されるが、この燃料用ガスGのガス供給管98には、切替え、調整等の手段として、上流側からガス元弁100、ガス比例弁102、給湯ガス弁104、給湯ガス切替弁106、ふろガス弁108が設けられている。各バーナ94、96には共通の給気ファン110が設置され、個別にフレームロッド112、114及びイグナイタ116が設置されている。浴槽4の循環口13には循環路11を構成する戻り管134及び往き管135を介して熱交換器92が接続されている。
【0021】
入水管118には入水温度センサ120、給水量センサ122、熱交換器90の出湯側管路124には、熱交温度センサ126、出湯温度センサ128、水制御弁130、熱交換器90のバイパス管路にはバイパス水制御弁132、出湯側管路124と循環路11の戻り管134との間の出湯管136には、注湯電磁弁138、注水量センサ140、逆止弁142、戻り管134にはポンプ144、切替弁146、水位センサ148、ふろ戻り温度センサ150が設置されている。ポンプ144にはポンプ流水スイッチ152が設置され、切替弁146には切替弁開リミットスイッチ154、切替弁閉リミットスイッチ156が設置されている。水位センサ148は戻り管134に作用する浴槽水BWの圧力により、浴槽水BWの水位を検出する。
【0022】
次に、本体コントローラ8について、図5を参照して説明する。図5は、本体コントローラ8の構成の一例を示している。
【0023】
本体コントローラ8は、制御手段及び演算手段としてCPU(Central Processing Unit )160、記憶手段としてROM(Read-Only Memory)162、RAM(Random-Access Memory)164、クロック回路166、送受信回路168、電源回路170、インターフェイス回路(I/F)172、174、176、178、180、182、184、186、188、190、192、194、アナログ・ディジタル(A/D)変換回路196、198、200、202、204、駆動回路206、208、210、212、214、216、218、220、222、224、226、228等が設置され、電源回路170には交流電源が供給される。I/F172〜194は水位センサ148等の各種センサからの検出信号をCPU160側に入力するための手段であり、アナログ・ディジタル変換回路196〜204は検出信号がアナログ信号の場合にディジタル信号に変換する手段であり、また、駆動回路206〜228はCPU160の出力信号に応じて駆動出力を給湯ガス弁104等の駆動手段に供給する手段である。
【0024】
ところで、本発明の給湯器のリモコン装置において、入浴者の消費エネルの演算には、例えば、次のような計算方法が用いられる。
【0025】
入浴時における消費エネルギ(カロリー)は安静時の代謝量と入浴によるエネルギ消費量の合計で求められる(消費エネルギ=安静時の代謝量+入浴によるエネルギ消費量)。安静時の代謝量は基礎代謝量に対して年齢と性別毎にほぼ一定の関係があり、成年男子、成年女子、年少者(6〜15歳)でそれぞれ1.25、1.15、1.20となる。代謝量は、表1及び表2の通りである(杉春夫編集、杉春夫、斉藤望、佐藤昭夫執筆「栄養・健康科学シリーズ/運動生理学」の第49頁より転載)。
【0026】
【表1】
Figure 0004048143
【0027】
【表2】
Figure 0004048143
【0028】
入浴によるエネルギ消費量は基礎代謝量に対して一定の1.00である。基礎代謝量は、性別、年齢が同じであれば体重に比例し、1kgあたりの基礎代謝基準値は、性別、年齢毎に決まる。そこで、入浴時における消費エネルギ(カロリー)は、杉春夫編集、杉春夫、斉藤望、佐藤昭夫執筆「栄養・健康科学シリーズ/運動生理学」第61頁によれば、
消費エネルギ=1分あたりの基礎代謝基準値×(安静時の代謝量比+入浴によるエネルギ消費比)×体重(kg)×入浴時間(分) ・・・(1)
である。従って、身体データ(性別、年齢、体重)と入浴時間により入浴時における消費エネルギが算出される。
【0029】
このような基礎代謝量を参照して作成された演算データは、ROM52、RAM54に格納されている。図6に示すように、RAM54はワークメモリや記憶メモリ等として構成され、入浴者データは身体データ番号に編成され、身体データは例えば、体重、身長、性別及び年齢から構成される。身体データ番号は、0、1、2、3、4・・・に編成され、年齢に対応するテーブル番号はROM52に格納されている。例えば、1〜2歳はテーブル番号0、3〜5歳はテーブル番号1、6〜8歳はテーブル番号2・・・・50〜69歳はテーブル番号9、70歳以上はテーブル番号10に割り当てられている。そして、ROM52には、図7に示すように、代謝テーブルが構成されており、テーブル番号毎、即ち、年齢毎に男性及び女性の1kg、1分あたりの基礎代謝基準値が格納され、また、図8に示すように、テーブル番号毎に基礎代謝量に対する入浴時代謝量比が男性及び女性毎に格納されている。このような演算データの構成は一例であり、本発明が係る構成に限定されるものではない。ところで、前記入浴時代謝量比とは、安静時の代謝量比と入浴によるエネルギ消費比を加算したもので、次式から求められる値である。
入浴時代謝量比=安静時の代謝量比(A)+1 ・・・(2)
【0030】
次に、このような演算方法を用いた消費エネルギの測定処理を図9を参照して説明する。図9は、測定処理プログラムを示すフローチャートである。
【0031】
入浴中の消費エネルギを知りたい入浴者は、入浴を開始した際、リモコン装置の例えば、浴室リモコン6のメニューボタン30により「cal」を選択し、次に、開始ボタン20を押すと、機能ONを表す受付音が発せられ、「cal」が点滅から点灯に変わり、「cal」の下の「カーソル」が点灯し、消費エネルギ測定モードになる(ステップS1)。
【0032】
この消費エネルギ測定モードに移行すると、身体データの設定モードに移行し(ステップS2)、身体データの選択及び設定(体重、身長、性別、年齢)を行う。
【0033】
この場合、複数人数分の身体データが例えば、RAM54に格納され、この身体データは、それぞれに0,1,2,3,4,5・・・のデータ番号が割り当てられる。このRAM54は、浴室リモコン6と接続された給湯器10の制御装置である本体コントローラ8に設けられていてもよく、その場合には制御データ送受信回路70を経由して必要な身体データを読み出し、浴室リモコン6で使用することができる。
【0034】
この場合、それぞれのデータ番号毎に体重、身長、性別、年齢がRAM54に格納されており、入浴者は自分のデータ番号を浴室リモコン6の表示部36上で選択することにより、消費エネルギ計算に必要な身体データを毎回入力することなく利用することができる。
【0035】
そして、CPU50はRAM54より選択されたデータ番号に対応して記憶された身体データを読み込み、消費エネルギ計算に必要な身体データの取得が終了し、身体データ設定モードを完了する。必要に応じて、選択したデータ番号に対する身体データをその時点で浴室リモコン6上の操作により変更するとともに、RAM54に格納することが可能である。
【0036】
このような操作により、消費エネルギ測定モードとなり、タイマー62を起動させ、計時、即ち、時間の測定を開始する(ステップS3)。なお、タイマー62は、浴室リモコン6と接続された給湯器10側の本体コントローラ8側に設けられていてもよく、その場合には制御データ送受信回路70を経由し、その計時データを浴室リモコン6側で利用することが可能である。
【0037】
消費エネルギ測定モードになったら、表示部36内のふろ情報表示部42に測定時間を示す1分間隔でアップするタイマー値を表示する。この時間表示は0〜90までとし、90分経過すると自動的に消費エネルギ測定モードは終了する。ステップ7)。
【0038】
タイマー62が1分毎にアップする度に(ステップS5)、消費エネルギ表示とともに、報知音をスピーカ32より発し、入浴者に浴室リモコン6の表示確認を促し、今までの消費エネルギを表示部36の時計表示部46に0.1kcal単位で10秒間表示する(図10参照)。消費エネルギを表示しているとき、表示部36の「kcal」を点灯する(ステップS6)。図10は、その表示の一例である。
【0039】
そして、消費エネルギ計算は次のように行う。既述の表1及び表2に記載された性別、年齢毎に決まる1kg、1分あたりの基礎代謝基準値(以後「基礎代謝基準値」とする)と、年齢と性別毎に決まる基礎代謝量に対する入浴時の代謝量比(以後「A+1」とする)はROM52に格納しており、CPU50は、選択した身体データ番号(xとする)よりxの体重「体重x」を取得し、xの性別、年齢情報によりROM52よりxに対する基礎代謝基準値「基礎代謝基準値x」と入浴時の代謝量比「(A+1)x」を取得する。そこで、CPU50は取得したデータにより演算を行う。その際、演算式(消費エネルギ演算式)はタイマー値をn分時とすると、消費エネルギは、
消費エネルギ=〔基礎代謝基準値x〕×〔(A+1)x〕×〔体重x〕×n・・・(3)
となり、n分時における消費エネルギが算出される。
【0040】
この演算及びその表示から、一定時間、例えば、10秒経過すると、「kcal」が消灯し、時計表示部46は現在時刻表示(通常表示)となる。
【0041】
消費エネルギ測定中(90分以内)、入浴を終了する際は、停止ボタン24を押す等の操作を行うと(ステップS4)、機能OFFを受け付ける報知音が発せられ、入浴者のその時点までの測定時間、消費エネルギを10秒間表示し(ステップS9)、消費エネルギの測定及びその表示動作を終了する。
【0042】
消費エネルギ測定モードが終了するとき、表示部36のふろ情報表示部42はふろ温度、時計表示部46は現在の時刻表示に戻り、「kcal」を消灯し、動作を終了する(ステップS8)。
【0043】
ここで、以上述べた処理について、図6ないし図8を参照し、ROM52、RAM54に格納された演算データを用いた具体的な処理を述べると、先ず、入浴者の身体データ番号が入力されると、選択された身体データ番号から入浴者年齢が読み込まれる。読み込んだ年齢データを元に年齢に対応するテーブル番号をROM52の代謝テーブルからテーブル番号を取得する。例えば、16歳であれば、その年齢16〜17歳を表すテーブル番号6となる。このテーブル番号と入浴者の身体データである性別により基礎代謝基準値が取得される。ここで、テーブル番号と入浴者身体データ性別とにより基礎代謝に対する入浴時代謝量比が取得される。そして、選択された身体データ番号から入浴者体重を読み込み、タイマー62より経過時間(n)を更新する。この結果、消費エネルギの計算が行われ、消費エネルギは、式(3) から算出される。そして、入浴時間n及び消費エネルギが表示部36に表示される。このような処理は、既述したように、停止又は90分経過までステップS4ないしS7が繰り返されることになる。
【0044】
このように、入浴者は特別なタイマーや電卓等を用いることなく、リモコン装置として、浴室2に設置されている浴室リモコン6を用いて入浴時間を知ることができるとともに、その入浴時間中の自己の消費エネルギを知ることができる。この場合、各個の身体データを使用するため、個人差を考慮した消費エネルギを求めることができる。
【0045】
なお、水位センサ148で検出される浴槽4の水位を利用し、その水位の変化時間を積算することにより、入浴時間、消費エネルギを算出するようにしてもよい。
【0046】
また、実施形態では、リモコン装置として浴室リモコン6を例示したが、浴室以外のリモコン装置を用いてもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、既設の給湯器のリモコン装置を用いて、簡単な操作で、入浴時間、消費エネルギを算出して表示させることができるとともに、その演算に個人情報を考慮して消費エネルギを算出しているので、正確な消費エネルギを知ることができる。しかも、浴室に特別な装置を持ち込む必要がなく、消費エネルギを知ることができ、消費エネルギを目安にして入浴時間を決定できる等、給湯器のリモコン装置の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る給湯器のリモコン装置を示す図である。
【図2】浴室リモコンの表示部の構成を示す図である。
【図3】浴室リモコンの構成を示すブロック図である。
【図4】給湯器の構造を示す図である。
【図5】本体コントローラの構成を示すブロック図である。
【図6】ROM及びRAMに格納されるデータ構成を示す図である。
【図7】ROMの代謝テーブルを示す図である。
【図8】ROMの代謝テーブルを示す図である。
【図9】消費エネルギの測定動作を示すフローチャートである。
【図10】表示部の表示を示す図である。
【符号の説明】
20 開始ボタン(入力手段)
36 表示部(提示手段)
50 CPU(制御手段)
52 ROM(記憶手段)
54 RAM(記憶手段)

Claims (4)

  1. 浴室に設置された給湯器のリモコン装置であって、
    年齢及び性別を表す個体データにより分類された基礎代謝基準値、入浴の単位時間当たりの代謝量比を記憶する記憶手段と、
    年齢及び性別を表す個体データを入力し、入浴開始指示を入力する入力手段と、
    前記入浴開始指示から入浴時間を計時し、入力された前記個体データが表す年齢及び性別により、前記記憶手段から前記基礎代謝基準値及び前記代謝量比を読み出し、前記入浴時間と前記基礎代謝基準値と前記代謝量比とを用いて、演算式:
    消費エネルギ=〔基礎代謝基準値x〕×〔(A+1)x〕×〔体重x〕×n
    但し、(A+1)x:入浴時の代謝量比、n:入浴時間。
    からn分時のエネルギ消費量を演算し、このエネルギ消費量を表す提示出力を発生する制御手段と、
    前記提示出力に基づき、前記n分時のエネルギ消費量を提示する提示手段と、
    を備えた構成としたことを特徴とする給湯器のリモコン装置。
  2. 前記エネルギ消費量は、単位時間毎に演算され、入浴時間に対応する前記エネルギ消費量である構成としたことを特徴とする請求項1記載の給湯器のリモコン装置。
  3. 前記エネルギ消費量の提示は、単位時間毎に算出された前記エネルギ消費量の表示値を更新して表示する構成としたことを特徴とする請求項1記載の給湯器のリモコン装置。
  4. 前記提示手段には、前記計時時間を表示する構成としたことを特徴とする請求項1記載の給湯器のリモコン装置。
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