JP4696849B2 - 操作スイッチ配線器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明負荷などの負荷の遠隔監視制御を行う遠隔監視制御システムに用いられる操作スイッチ配線器具に関するものである。
従来から、図11に示す構成の遠隔監視制御システムが知られている(例えば特許文献1参照)。この遠隔監視制御システムでは、2線式の信号線Lsに、リレー付き親器(以下制御親器と称す)101と、複数台のリレー付き子器(以下制御子器とす)102,102と、複数台の操作スイッチ配線器具103〜105と、アドレス設定用端末器106とが接続(マルチドロップ接続)されている。
ここに、本システムでは負荷への電源供給をオン/オフするためのリレーを制御するリモコン配線器具として2種類の配線器具(制御親器101および制御子器102)を備え、制御親器101はリレーを8回路分、制御子器102はリレーを4回路分ずつ備えている。一方、操作スイッチ配線器具103には、複数の負荷を予め個々に設定した制御状態に一括して制御するためのパターンスイッチの操作釦103aが複数個設けられ、各パターンスイッチの操作状態を監視している。また操作スイッチ配線器具104には、複数の負荷を同じ制御状態に一括して制御するためのグループスイッチの操作釦104aが設けられ、グループスイッチの操作状態を監視している。また操作スイッチ配線器具105には、対応する負荷を個別にオン/オフするための個別スイッチの操作釦105aが複数設けられ、複数の個別スイッチの操作状態を監視している。
制御親器101および制御子器102の備えるリレーと、操作スイッチ配線器具103〜105の備えるスイッチにはそれぞれ個別のアドレスが設定されており、制御親器101では、それらのアドレスを用いて操作スイッチ配線器具103〜105のスイッチおよび制御親器101、制御子器102のリレーを個別に認識する。
制御親器101は伝送制御装置としての機能を有しており、信号線Lsに対して、図12(a)に示すフォーマットの伝送信号Vsを送出する。すなわち、信号送出開始を示すスタートパルス信号ST、伝送信号Vsのモードを示すモードデータMD、制御子器102や操作スイッチ配線器具103〜105を各別に呼び出すためのアドレスデータAD、リレーや負荷を制御する制御データCD、伝送誤りを検出するためのチェックサムデータCS、制御子器102や操作スイッチ配線器具103〜105からの返送信号(監視データ)を受信するタイムスロットである信号返送期間WTよりなる双極性(±24V)の時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送されるようになっている(図12(b))。制御子器102および操作スイッチ配線器具103〜105では、信号線Lsを介して受信した伝送信号Vsにより伝送されたアドレスデータADがあらかじめ設定されているアドレスに一致すると、伝送信号Vsから制御データCDを取り込むとともに、伝送信号Vsの信号返送期間WTに監視データを電流モード信号(信号線Lsを適当な低インピーダンスを介して短絡することにより送出される信号)として返送する。
ここで、制御親器101から所望の制御子器102や操作スイッチ配線器具103〜105へデータを伝送する場合には、モードデータMDを制御モードとし、制御子器102の備えるリレーや操作スイッチ配線器具103〜105の備えるスイッチに割り当てたアドレスをアドレスデータADとする伝送信号Vsを信号線Lsに送出すれば、アドレスデータADに一致する制御子器102又は操作スイッチ配線器具103〜105が制御データCDを受け取り、信号返送期間WTに監視データを返送する。制御親器101では送出した制御データCDと信号返送期間WTに受信した監視データとの関係によって制御データCDが所望の制御子器102又は操作スイッチ配線器具103〜105に伝送されたことを確認する。制御子器102では受け取った制御データCDに従って対応するアドレスのリレーを制御する。また操作スイッチ配線器具103〜105では受け取った制御データCDに従ってリレーの動作確認表示を行なうための監視信号を出力する。
また制御親器101は、通常時にはモードデータMDをダミーモードとした伝送信号Vsを一定時間間隔で送出しており(常時ポーリング)、操作スイッチ配線器具103〜105が制御親器101に対して何らかの情報を伝送しようとするときには、ダミーモードの伝送信号Vsのスタートパルス信号STに同期させて図12(c)のような割込信号Viを発生させる。このとき、割込信号を発生した操作スイッチ配線器具103〜105は割込フラグを設定して制御親器101との以後の情報授受に備える。制御親器101では割込信号Viを受信すると、モードデータMDを割込ポーリングモードとしかつアドレスデータADの上位の半数のビットを順次増加させながら伝送信号を送出し、割込信号を発生した操作スイッチ配線器具103〜105では、割込ポーリングモードの伝送信号のアドレスデータADの上位の半数のビットが操作スイッチ配線器具103〜105の備えるスイッチのアドレスの上位の半数のビットに一致するときに、信号返送期間WTにアドレスの下位の半数のビットを制御親器101に返送する。
制御親器101が割込信号を発生した操作スイッチ配線器具103〜105のアドレス(つまり操作されたスイッチのアドレス)を獲得すると、モードデータMDを監視モードとし、獲得したアドレスデータADを持つ伝送信号を信号線Lsに送出するのであって、この伝送信号に対して操作スイッチ配線器具103〜105は伝送しようとする情報を信号返送期間WTに返送するのである。最後に、制御親器101は割込信号を発生した操作スイッチ配線器具103〜105に対して割込リセットを指示する信号を送出し、操作スイッチ配線器具103〜105の割込フラグを解除する。以上のようにして、操作スイッチ配線器具103〜105から制御親器101への情報伝送は、制御親器101から操作スイッチ配線器具103〜105への4回の信号伝送(ダミーモード、割込ポーリングモード、監視モード、割込リセット)によって完了する。また制御親器101が所望の制御子器102の動作状態を知ろうとするときには、モードデータMDを監視データとした伝送信号を送出するだけでよい。
上述の動作を簡単にまとめる。まず、各スイッチの操作釦103a〜105aの操作により入力データが発生すると、操作スイッチ配線器具103〜105から入力データに対応した監視データを制御親器101に返送し、制御親器101では、操作されたスイッチのアドレスと自己の備えるリレーのアドレスとが対応関係にある場合は、このリレーを制御し、操作されたスイッチのアドレスが制御子器102の備えるリレーのアドレスと対応関係にある場合は、この制御子器102に制御データCDを伝送し、制御子器102により対応するリレーを制御させている。なお制御親器101では、パターンスイッチやグループスイッチとリレーとのアドレスの対応関係を管理しており、何れかのスイッチの操作に応じて複数回路のリレーを一括して制御することが可能である。
ところで、上述の操作スイッチ配線器具105は複数の個別スイッチの操作状態を監視する端末器であり、この操作スイッチ配線器具105の構成について図13(a)〜(c)を参照して説明する。
操作スイッチ配線器具105は、造営面に埋込配設される器体110を備え、器体110前面の右側部には8個の可撓片112が上下方向に並べて設けられ、各可撓片112の左側には負荷の動作状態を示すLEDのような表示ランプ113が配置されている。各可撓片112は長手方向の一端側を除く全周にスリットが形成されて、一端側で器体110に片持ち支持されており、長手方向の他端側には円柱状の押釦112aが一体に形成されている。器体110の内部には、各可撓片112に対向してタクトスイッチからなる個別スイッチ(図示せず)が収納されており、押釦112aを押動して可撓片112を内側に撓ませることによって、可撓片112の裏面側で個別スイッチを押操作できるようになっている。また、器体110の内部にはロータリスイッチからなるアドレス設定スイッチが収納され、このアドレス設定スイッチの回転摘み114が器体110前面の中央部に露設されており、回転摘み114の回転位置に応じて8個の個別スイッチのアドレスが、1〜8、9〜16、17〜24、25〜32、33〜40、41〜48の何れかに設定される。例えば回転摘み114を用いてアドレスを9〜16に設定すると、8個の個別スイッチのアドレスが上から順番に9、10、11…16に設定される。
また器体110の前面には化粧カバー111が取着される。化粧カバー111は、器体110の前面と略同じ大きさに形成された矩形板状のカバー本体116を有し、カバー本体116裏面の左右両側部に突設された弾性係止爪片(図示せず)を、器体110前面の左右両側部に開口する係止孔115に係止させることによって器体110の前面に取着されている。カバー本体116には、器体110の前面に設けられた押釦112aおよび表示ランプ113に対向する部位に、押釦112aおよび表示ランプ113を挿通させる貫通孔(図示せず)が形成されており、カバー本体116の前面側には可撓性を有する樹脂製の表銘板117が貼り付けられる。この表銘板117はメンブレンシートと呼ばれるもので、各押釦112aに対向する部位には前方に向かって膨出する操作釦105aが形成されている。また、表銘板117には、カバー本体116の裏面側に取り付けられたネームカード118と表示ランプ113とに対向する部位にそれぞれ光透過部119、120が形成されており、これらの光透過部を通してネームカード118の文字や表示ランプ113の光が外部より視認可能になっている。
特開平3−94597号公報
上記構成の遠隔監視制御システムでは、負荷を個別に操作する個別スイッチの操作を監視する操作スイッチ配線器具105と、グループスイッチ又はパターンスイッチの操作を監視する操作スイッチ配線器具103,104とを設けており、各個別スイッチのアドレスを設定したり、グループ制御やパターン制御で一括制御する負荷のアドレスを設定する場合には、専用のアドレス設定用端末器106を用意する必要があり、システム全体のコストアップの要因になっていた。またアドレス設定用端末器106を用いてグループ制御やパターン制御の設定を行う場合は、グループ制御やパターン制御の制御対象となる負荷のアドレスに対応させて、グループ番号やパターン番号(グループスイッチやパターンスイッチのアドレス)を設定しなければならず、専門の知識を有する作業者しか設定作業を行うことが出来ず、また設定に長時間を要するという問題があり、そのうえ設定作業中はシステム全体がアドレスの設定状態となるため、通常の負荷制御を行うことができないという問題もあった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、専用の設定器を用いることなく、グループ制御の対象とする負荷を容易に設定できる操作スイッチ配線器具を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、個別のアドレスが割り当てられた操作スイッチのスイッチ操作を監視する操作スイッチ配線器具と、個別のアドレスが割り当てられたリレーの開閉を制御するリモコン配線器具とを信号線に接続し、操作スイッチ配線器具は、操作スイッチの操作に応じた操作情報とアドレス情報とを含む伝送信号を信号線に出力し、リモコン配線器具は、信号線を介して受信した伝送信号に含まれるアドレス情報が対応するリレーのアドレスに一致すると、アドレス情報に対応するリレーを開閉する遠隔監視制御システムに用いられる操作スイッチ配線器具であって、操作スイッチとして、リレーのアドレスに対応付けたアドレスが個別に割り当てられて、対応するリレーを個別にオン/オフするための複数個の個別スイッチと、各個別スイッチの内の1乃至複数を1つのグループとして当該グループの個別スイッチに対応するリレーを一括してオン/オフするためのグループスイッチとを備えるとともに、各個別スイッチの押操作に応じて対応するリレーをオン/オフさせる伝送信号を出力する操作モード、又は、各個別スイッチの押操作に応じて当該個別スイッチをグループに登録するか否かを設定するグループ設定モードの何れかに動作モードを切り替えるモード切替手段を備え、器体の前面には、各個別スイッチの押釦とグループスイッチの押釦とモード切替手段が配置され、各個別スイッチの押釦及びモード切替手段を露出させた状態で器体の前面を覆うようにして器体に回動自在に取着され、回動動作に応じて裏面でグループスイッチの押釦を押すハンドル本体と、各個別スイッチの押釦及びモード切替手段を露出させる位置と各個別スイッチの押釦及びモード切替手段を覆う位置との間で回動自在にハンドル本体に取着された扉体とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、モード切替手段によって動作モードをグループ設定モードに切り替えると、個別スイッチを押操作することによって、当該個別スイッチをグループに登録するか否かを設定できるので、対応するリレーを個別にオン/オフするための個別スイッチを、グループ設定の手段として兼用することができ、したがって専用の設定器を使用しなくても、操作スイッチ配線器具自体でグループ設定を行うことができるから、グループ設定の設定作業が容易で、且つ、設定作業中も遠隔監視制御システムは通常の制御動作を行うから、負荷の制御が行えなくなることもない。しかも、グループスイッチとは別に個別スイッチを設けているので、通常はグループスイッチを用いてグループに登録されたリレーを一括してオン/オフしている場合でも、個別スイッチを用いて所望のリレーのみを個別にオン/オフすることができるから、使い勝手が向上する。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、モード切替手段が押釦スイッチからなり、当該押釦スイッチの押操作に応じて、動作モードが操作モード又はグループ設定モードに交互に切り替えられることを特徴とする。
この発明によれば、押釦スイッチの押操作によって動作モードを操作モード又はグループ設定モードの何れかに切り替えることができる。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、複数の個別スイッチに割り当てられるアドレスの設定値の組み合わせを、個々の個別スイッチにそれぞれ割り付けるとともに、動作モードとして、何れかの個別スイッチが押操作されると当該個別スイッチに割り付けたアドレスの設定値の組み合わせに基づいて複数の個別スイッチのアドレスを設定するアドレス設定モードを設け、モード切替手段によって動作モードが操作モード、グループ設定モード又はアドレス設定モードの何れかに切り替えられることを特徴とする。
この発明によれば、モード切替手段によって動作モードをアドレス設定モードに切り替えると、何れかの個別スイッチを押操作することで、この個別スイッチに割り付けたアドレスの設定値の組み合わせに基づいて、複数の個別スイッチのアドレスが設定されるので、各個別スイッチのアドレスを設定する手段を別途設ける必要がなく、部品数を減らして操作スイッチ配線器具の小型化や低コスト化を図ることができる。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、モード切替手段が押釦スイッチからなり、当該押釦スイッチの押操作に応じて、動作モードが操作モード、グループ設定モード又はアドレス設定モードの何れかに所定の順番で切り替えられることを特徴とする。
この発明によれば、押釦スイッチの押操作によって動作モードを操作モード又はグループ設定モードの何れかに切り替えることができる。
本発明によれば、モード切替手段によって動作モードをグループ設定モードに切り替えると、個別スイッチを押操作することによって、当該個別スイッチをグループに登録するか否かを設定できるので、対応するリレーを個別にオン/オフするための個別スイッチを、グループ設定の手段として兼用することができ、したがって専用の設定器を使用しなくても、操作スイッチ配線器具自体でグループ設定を行うことができるから、グループ設定の設定作業を容易に行えるという効果があり、そのうえ設定作業中も遠隔監視制御システムは通常の制御動作を行うから、負荷の制御が行えなくなることもない。しかも、グループスイッチとは別に個別スイッチを設けているので、通常はグループスイッチを用いてグループに登録されたリレーを一括してオン/オフしている場合でも、個別スイッチを用いて所望のリレーのみを個別にオン/オフすることができるから、使い勝手が向上する。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本発明に係る操作スイッチ配線器具の実施形態1を図1〜図5に基づいて説明する。尚、以下の説明では特に断りがないかぎり、図2(a)の向きにおいて上下左右の方向を規定し、図2(a)中の正面を前面という。したがって図3中の右端は後端になる。
この操作スイッチ配線器具1は、従来技術で説明した遠隔監視制御システムに用いられるものであり、遠隔監視制御システムのシステム構成および動作については従来技術で説明したものと同様であるので、その説明は説明を省略する。
図5は操作スイッチ配線器具1の回路ブロック図であり、マイクロコンピュータよりなるコントロール部1aと、後述する複数個(例えば8個)の個別スイッチ20およびグループスイッチ21からなる操作入力部1bと、後述のアドレス設定スイッチ22からなるアドレス設定部1cと、後述のモード切替スイッチ23(モード切替手段)からなるモード設定部1dと、信号線Lsを介して伝送信号を受信する信号入力部1eと、信号線Lsを介して伝送信号を送信する信号出力部1fと、個々の個別スイッチ20に対応して設けた8個の発光ダイオードLD1およびグループスイッチ21に対応して設けた発光ダイオードLD2からなる表示部1gと、信号線Lsを介して送信される複極の伝送信号Vsを全波整流することによって内部電源を生成する電源部1hとを主要な構成として備える。
図1は操作スイッチ配線器具1の分解斜視図であり、操作スイッチ配線器具1の器体10は合成樹脂製のボディ11とカバー12とを結合して構成され、カバー12の前面にはハンドル部材30(ハンドル本体31と扉体32とからなる)が回動自在に取着される。この器体10は、埋込型の配線器具用に規格化された一連の取付枠に3個まで取着可能な単位寸法の埋込型配線器具を短幅方向に3個並べた寸法(3個モジュール寸法)と略同じ寸法に形成されており、前面を露出させた状態で施工面に埋込配設される。
ボディ11は前面が開口した縦長の略箱状であって、長手方向に沿う両側壁の前縁からは各一対の組立舌片14が前方に向かって突設されている。一方、カバー12は後面が開口した縦長の略箱状であって、長手方向に沿う両側壁には一対の組立突起15が上下に離間して突設されており、この組立突起15を組立舌片14に設けた係止孔13に係合させることで、ボディ11とカバー12とが結合されている。
カバー12の上下両側壁の前縁からは取付片16,16が上下両側に向かってそれぞれ延出しており、各取付片16には施工面に埋設された埋込ボックス(図示せず)にねじ止めするためのボックスねじを挿通する長孔17と、壁材などに器体10を直付けするための取付ねじを挿通するねじ挿通孔18と、ハンドル部材30を露出させる窓孔が前面に開口するプレート100(図13(a)参照)を取着するためのプレートねじ用のねじ孔19とが少なくとも設けてある。
器体10の内部には、タクトスイッチからなる8個の個別スイッチ20と、タクトスイッチからなるグループスイッチ21と、ロータリスイッチからなるアドレス設定スイッチ22と、スライドスイッチよりなるモード切替スイッチ23と、発光ダイオードLD1,LD2とを含み、図5の回路を形成する回路部品が実装されたプリント配線板24が収納されている。各8個の個別スイッチ20および発光ダイオードLD1はそれぞれ上下方向に並べてプリント配線板24の左右両側部に列設されており、各個別スイッチ20はプリント配線板24の右側部に配列されるとともに、各発光ダイオードLD1はプリント配線板24の左側部において対応する個別スイッチ20と略同じ高さ位置に配置されている。また、グループスイッチ21はプリント配線板24の上下方向略中央において個別スイッチ20よりもやや左寄りの位置に配置され、このグループスイッチ21に対応する発光ダイオードLD2はプリント配線板24の左側部においてグループスイッチ21と略同じ高さ位置に配置されている。またアドレス設定スイッチ22とモード切替スイッチ23とはそれぞれグループスイッチ21の下側に上下に並べて配置されている。なおボディ11の背面には信号線Lsを接続するためのねじ端子46が設けられ、ねじ端子46を介してプリント配線板24と信号線Lsとが電気的に接続されるようになっている。
一方、カバー12の前面には、上述の8個の個別スイッチ20およびグループスイッチ21にそれぞれ対応する部位に、各個別スイッチ20の操作子に被せた押釦20aを前後移動自在に挿通させる挿通孔25aと、グループスイッチ21の押釦21aを前後移動自在に挿通させる挿通孔25bとが貫設されるとともに、発光ダイオードLD1,LD2にそれぞれ対向する部位に、発光ダイオードLD1,LD2がそれぞれ備える直方体状のレンズ体を挿通させる挿通孔26が貫設されている。また、カバー12の前面には、アドレス設定スイッチ22に対向する部位に、アドレス設定スイッチ22の操作子22aを挿通させる挿通孔27aが貫設されるとともに、モード切替スイッチ23の摘み23aをスライド移動自在に挿通させる挿通孔27bが貫設されている。なお、アドレス設定スイッチ22の操作子22aにはドライバなどの工具を用いて回転させるために溝22bを形成してある。またカバー12の前面には、操作子22aが挿通される挿通孔27aの周りに矩形板状の銘板28が貼り付けられ、銘板28に設けた透孔28aを通して操作子22aが露出している。なお銘板28には、操作子22aの切替位置を示す目盛や、各目盛に切り替えた時に設定されるアドレスを示す数字(例えば「1〜8」、「9〜16」など)が表示されている。
またカバー12の前面側には、グループスイッチ21の押操作を行うためのハンドル本体31がカバー12の前面を略覆う形で回動自在に取着されている(図2および図3参照)。カバー12前面の左側端部には、ハンドル本体31を枢着するために斜め前方に突出する一対の軸部29が一体に突設してあり、軸部29の前端部はカバー12の長手方向に沿った円柱状に形成されている。一方、ハンドル本体31は合成樹脂により矩形板状に形成されており、左右方向及び上下方向の寸法がプレート100の窓孔の左右方向寸法および上下方向寸法と略同じ寸法に形成されている。ハンドル本体31の背面の短手方向一端部には、図4(a)に示すように、板ばねにより形成された金属製の軸受用ばね体33bをはめ込み用穴33aに装着した軸受部33が設けてあり、はめ込み用穴33aに一対の軸部29をはめ込むことによってハンドル本体31は軸部29を回動中心として回動自在に枢支される。なおハンドル本体31裏面の他端側には一対の抜止片34,34が後方に向かって突設されており、各抜止片34はカバー12の前壁に設けた挿入孔12aを通してカバー12の内側に挿入され、抜止片34の先端の爪が挿入孔12aの周縁部と係止することによって、ハンドル本体31の回動範囲を規制している。
またハンドル本体31の裏面には、カバー12の挿通孔25bから露出するグループスイッチ21の押釦21aに対向する部位に押突起35が突設されており、ハンドル部材30の右側部を押操作すると、ハンドル本体31が軸部29を支点にして回動して、裏面の押突起35が押釦21aを押動することにより、グループスイッチ21がオンになる。一方、ハンドル部材30を押圧する力を無くすと、グループスイッチ21の押釦21aや軸受用ばね体33bなどの反力を受けてハンドル本体31が復帰位置に戻り、グループスイッチ21がオフになる。
またハンドル本体31には、カバー12の挿通孔25aに対向する位置に押釦20aを前後動自在に挿通させる丸孔36が貫設されるとともに、挿通孔27bに対向する位置にスライド摘み23aをスライド移動自在に挿通させる角孔37が貫設され、さらに挿通孔26に対向する位置に発光ダイオードLD1,LD2のレンズ体を挿通させる透孔38が貫設されている。
またハンドル本体31には、個別スイッチ20の押釦20aと、モード切替スイッチ23のスライド摘み23aと、個別スイッチ20に対応して設けた発光ダイオードLD1とが露出する部位を開閉自在に覆う扉体32が回動自在に枢着されている。扉体32は矩形板状であって、左側部の上下両端部から側方に向かって突出するアーム40,40が一体に形成されている。ハンドル本体31の左端部には他の部位よりも前方に突出する突台部41が設けられ、この突台部41の上下両側面には軸孔41aが形成されている。而して扉体32は、アーム40の先端に設けた軸(図示せず)を、突台部41の上下両側面の軸孔41aに枢支させることによって、押釦20a、スライド摘み23a及び発光ダイオードLD1を露出させる位置と、押釦20a、スライド摘み23a及び発光ダイオードLDを覆う位置とを選択自在としてハンドル本体31の前面に回動自在に取着されている。なおハンドル本体31又は扉体32には、扉体32が閉じた状態を保つためのラッチ手段を備えておくことが好ましい。
扉体32の前面側には矩形板状のネームカバー42が嵌め込まれる嵌合凹所32aが形成され、この嵌合凹所32aの底部には扉体32を厚み方向に貫通する窓孔32bが形成されており、嵌合凹所32a内に前面側からネームカード43を収めた状態で、ネームカバー42を前面側からはめ込むと、ネームカバー42と窓孔32bの周縁部との間にネームカード43が保持される。この時、ネームカバー42の中央部に設けた透過窓42aを通してネームカード43の前面の表示(グループスイッチ21による制御対象の表示)を前面側から目視できるとともに、嵌合凹所32aに設けた窓孔32bを通してネームカード43の裏面の表示(個別スイッチ20による制御対象の表示)を裏面側からも目視できるようになっている。また扉体32の左端部には、ハンドル本体31に設けた透孔38に対向する部位に、上下方向に沿って走る凹溝32cが形成され、この凹溝32cには長尺の表示ライン44が嵌め込まれている。なお凹溝32cの底面には、グループスイッチ21に対応して設けた発光ダイオードLD2と対向する部位に扉体32を厚み方向に貫通する窓孔39が形成されており、発光ダイオードLD2の光が窓孔39と表示ライン44に設けた透光窓44aとを通して外部から視認できるようになっている。
次にこの操作スイッチ配線器具1を組み立てる手順について説明する。先ず回路部品が実装されたプリント配線板24をボディ11の内部に収納した後、ボディ11の前面にカバー12を被せ、組立舌片14の係止孔13に組立突起15を係合させることでボディ11とカバー12とを結合し、器体10の組立を完了する。このときプリント配線板24に実装された個別スイッチ20およびモード切替スイッチ23の操作子には、それぞれ、押釦20aおよびスライド摘み23aが被せられており、押釦20aおよびスライド摘み23aはカバー12に設けた挿通孔25a,27bを通して前方に突出する。また発光ダイオードLD1,LD2と、グループスイッチ21の押釦21aと、アドレス設定スイッチ22の操作子22aは、カバー12に設けた挿通孔26,25b,27aを通してカバー12の前面に露出する。次にハンドル部材30の組立について説明する。扉体32の嵌合凹所32a内にネームカード43を収納した状態で、前面側から嵌合凹所32a内にネームカバー42を嵌め込むとともに、凹溝32cに表示ライン44を嵌め込んで、扉体32に表示ライン44を固定する。そして扉体32のアーム40,40に設けた軸部を、ハンドル本体31の突台部41の上下面に設けた軸孔41aに軸支させることによって、扉体32をハンドル本体31の前面側に回動自在に取着し、ハンドル部材30の組立を完了する。器体10およびハンドル部材30の組立がそれぞれ完了すると、ハンドル部材30を器体10の前面に被せて、ハンドル本体31の背面に設けた軸受部33に器体10の軸部29を嵌め込むとともに、ハンドル本体31の抜止片34をカバー12の挿入孔12aに挿入することによって、ハンドル部材30が器体10の前面に対して回動自在に取着され、操作スイッチ配線器具1の組立が完了する。
図2は操作スイッチ配線器具1の組立完了状態を示しており、同図(a)のように扉体32を閉じた状態では、個別スイッチ20およびモード切替スイッチ23の操作を行うことはできず、ハンドル部材30を押操作することで、グループスイッチ21の操作のみ行うことができ、透光窓44aを通して発光ダイオードLD2の点灯状態を視認することが可能になっている。一方、同図(b)のように扉体32を開くと、個別スイッチ20の押釦20aやモード切替スイッチ23のスライド摘み23aを操作したり、発光ダイオードLD1,LD2の点灯状態を視認することが可能になる。
この操作スイッチ配線器具1には8個の個別スイッチ20が設けられており、各個別スイッチ20のアドレスを、制御親器101又は制御子器102が備えるリレーのアドレスと対応付けることによって、各個別スイッチ20の操作に応じて対応するリレーを開閉することができる。この操作スイッチ配線器具1を用いる遠隔監視制御システムでは最大で48個のリレーを制御することができ、48個のリレーを8個ずつ6つのグループに分けることによって、1台の操作スイッチ配線器具1で1グループ分のリレーの操作を行えるようにしている。そして48個のリレーに対して1から48までのアドレスを割り当てているので、例えばアドレス番号が1〜8、9〜16、17〜24、25〜32、33〜40、41〜48のリレーをそれぞれ1つのグループとして、1台の操作スイッチ配線器具1により1グループ分の制御を行っている。なお操作スイッチ配線器具1の備える8個の個別スイッチ20には、上側から順番に連続したアドレスが昇順で割り当てられる。ハンドル部材30を外した状態で、器体10の前面に露出するアドレス設定スイッチ22の操作子22aをドライバなどの工具で回転させると、先頭アドレス(一番上にある個別スイッチ20のアドレス)が1、9、17、25、33、41の8通りに切り替えられるので、8個の個別スイッチ20に割り当てたアドレスの組み合わせが1〜8、9〜16、…、41〜48の何れかに切替設定されるのである。
また、扉体32を開いた状態でモード切替スイッチ23のスライド摘み23aを操作すると、配線器具の動作モードが、各個別スイッチ20およびグループスイッチ21の押操作に応じて対応するリレーをオン/オフさせる伝送信号を出力する操作モード、又は、個別スイッチ20の押操作に応じてグループスイッチ21により一括操作されるグループに当該個別スイッチ20を登録するか否かを設定するグループ設定モードの何れかに切り替えられる。
ここで、扉体32を開いた状態でモード切替スイッチ23のスライド摘み23aをOFF側に切り替えると、コントロール部1aの動作モードが操作モードに切り替わる。この操作モードにおいて個別スイッチ20の押釦20aが押操作されると、押操作された個別スイッチ20から操作入力がコントロール部1aに与えられ、上述の割込処理を経て信号出力部1fから制御親器101へ押操作された個別スイッチ20のアドレスを監視データとする伝送信号Vsが送信される。この時、制御親器101では、受信した伝送信号Vsに含まれるアドレスが制御親器101の備えるリレーのアドレスと一致していれば、このリレーの開閉を制御し、一致していなければ対応する制御子器102に制御信号を送信し、制御子器102により対応するアドレスのリレーを開閉させるのである。その後、制御親器101から操作スイッチ配線器具1に対して対応するリレーの制御状態が返送されると、コントロール部1aが、対応する発光ダイオードLD1を赤色(負荷ON時)又は緑色(負荷OFF時)で点灯させるので、発光ダイオードLD1の発光色をもとに負荷のON/OFFを把握することができる。
また操作モードにおいて、図2(a)のように扉体32を閉じた状態でハンドル部材30(つまり扉体32)の右側部を押すと、ハンドル部材30が軸部29を中心に回動し、ハンドル本体31の裏面に設けた押突起35でグループスイッチ21の押釦21aが押操作され、グループスイッチ21からの操作入力がコントロール部1aに与えられる。この時、コントロール部1aでは、後述のグループ設定モードにおいて一括制御のグループに登録された個別スイッチ20のアドレスを、上述の割込処理を経て信号出力部1fから制御親器101へ伝送信号Vsにより送信させ、制御親器101により上述と同様の処理を行わせて、グループに登録された個別スイッチに対応するリレーを制御させる。その後、制御親器101から操作スイッチ配線器具1に対して上記グループに対応するリレーの制御状態が返送されるので、コントロール部1aは、グループスイッチ21に対応して設けた発光ダイオードLD2を点灯(グループON時)又は消灯(グループOFF時)させることで、一括制御対象のリレー(つまり負荷)のオン/オフ状態を表示することができる。
一方、扉体32を開いた状態でモード切替スイッチ23のスライド摘み23aをON側に切り替えると、コントロール部1aの動作モードがグループ設定モードに切り替わる。このグループ設定モードにおいて、一括制御のグループに登録されていない個別スイッチ20の押釦20aを押操作すると、コントロール部1aはこの個別スイッチ20をグループに登録するとともに、対応する発光ダイオードLD1を例えば赤色で点灯させる。また、グループ設定モードにおいて一括制御のグループに登録されている個別スイッチ20の押釦20aを押操作すると、コントロール部1aはこの個別スイッチ20をグループから除外するとともに、対応する発光ダイオードLD1を消灯させる。すなわちグループ設定モードにおいては個別スイッチ20を押操作しても、グループに登録するか否かが切り替わるだけで、対応する負荷をオン/オフすることはできない。そして、グループの設定作業が終了した場合に、モード切替スイッチ23のスライド摘み23aをOFF側に切り替えると、グループに登録された個別スイッチ20のアドレスが記憶され、コントロール部1aの動作モードが操作モードに切り替わる。
以上説明したように本実施形態では操作スイッチ配線器具1が備える複数個(例えば8個)の個別スイッチ20を用いて対応するリレーを個別にオン/オフできるとともに、ハンドル部材30を用いてグループスイッチ21を押操作することで、一括制御のグループに登録された1乃至複数の個別スイッチ20に対応するリレーを一括してオン/オフすることができる。したがって、通常時はグループスイッチ21を用いて複数の負荷(例えば照明器具など)を一括してオン/オフするとともに、特定の負荷のメンテナンス時(例えばランプ交換時など)には、扉体32を開いて対応する個別スイッチ20を押操作することで、所望の負荷のみオフすることができるから、使い勝手が向上するという利点がある。さらに、モード切替スイッチ23を用いてコントロール部1aの動作モードをグループ設定モードに切り替えると、個別スイッチ20を押操作することによって、当該個別スイッチ20を一括制御のグループに登録するか否かを設定できるので、個々のリレーをオン/オフするために設けた個別スイッチ20を、グループ設定の手段として兼用することができ、専用の設定器を使用しなくても、操作スイッチ配線器具自体でグループ設定を行うことができる。しかも個別スイッチ20を押操作することで、この個別スイッチ20を一括制御対象のグループに登録するか否かが設定できるから、専門的な知識を持たないユーザでも感覚的にグループ設定が行え、設定作業を簡単にできる。さらにグループ制御の対象を設定する間も遠隔監視制御システムは通常の制御動作を行うから、この間に負荷の制御が行えなくなることもない。
(実施形態2)
本発明の実施形態2を図6〜図8に基づいて説明する。実施形態1ではモード切替手段をスライドスイッチからなるモード切替スイッチ23で構成しているのに対して、本実施形態では図6及び図7に示すように、タクトスイッチのような押釦スイッチからなるモード切替スイッチ45を用い、モード切替スイッチ45を押操作する毎に、コントロール部1aの動作モードを、操作モード又はグループ設定モードの何れかに交互に切り替えている。尚、モード切替スイッチ45以外の構成は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
本実施形態ではプリント配線板24の下側部にタクトスイッチからなるモード切替スイッチ45と、モード表示用の発光ダイオードLD3とを左右に並べて実装してあり、カバー12の前面に設けた挿通孔27b内にモード切替スイッチ45の押釦45aを前後移動自在に挿入すると共に、カバー12の前面に設けた挿通孔27cを通して発光ダイオードLD3のレンズ体を前面側に露出させている。またハンドル本体31の前面には、モード切替スイッチ45の押釦45aおよび発光ダイオードLD3のレンズ体にそれぞれ対向する部位に挿通孔37a,37bが形成されており、挿通孔37aから露出する押釦45aをハンドル本体31の前面側から押操作できるとともに、挿通孔37bを通して発光ダイオードLD3の光を視認可能になっている。
次に本実施形態の動作について説明する。なお、操作モードおよびグループ設定モードにおける動作は実施形態1で説明したのと同様であるので、その説明は省略し、動作モードを切り替える際の動作について説明する。
このスイッチの動作モードを切り替える際は、扉体32を開いた状態で、タクトスイッチからなるモード切替スイッチ45の押釦45aを押操作すると、1回押し操作する毎にコントロール部1aの動作モードが操作モード又はグループ設定モードの何れかに交互に切り替えられる。
そして、動作モードが操作モードに切り替えられた場合、コントロール部1aは発光ダイオードLD3を緑色で点灯させるとともに、各個別スイッチ20およびグループスイッチ21にそれぞれ対応して設けた発光ダイオードLD1、LD2を、対応する負荷又はグループのON/OFFに応じて赤色(負荷ON時)或いは緑色(負荷OFF時)で点灯させる。つまり操作モードにおいては、実施形態1で説明したように各個別スイッチ20又はグループスイッチ21の操作に応じて、対応する個々のリレーのオン/オフ、或いは、グループ制御対象のリレーを一括してオン/オフできるようになっている。
一方、動作モードがグループ設定モードに切り替えられた場合、コントロール部1aは発光ダイオードLD3を赤色で点灯させるとともに、上記グループに登録された個別スイッチ20に対応する発光ダイオードLD1を赤色点灯させ、グループに登録されていない個別スイッチ20に対応する発光ダイオードLD1を消灯させている。このグループ設定モードにおいて、既にグループに登録されている個別スイッチ20を押操作すると、コントロール部1aがこの個別スイッチ20をグループから除外するとともに、対応する発光ダイオードLD1を消灯させる。一方、グループ設定モードにおいてグループに登録されていない個別スイッチ20を押操作すると、コントロール部1aはこの個別スイッチ20をグループに登録するとともに、対応する発光ダイオードLD1を赤色点灯させており、各発光ダイオードLD1の点灯/消灯から対応する個別スイッチ20がグループに登録されているか否かを容易に把握することができる。なお、グループ設定モードにおいては個別スイッチ20を押操作しても、対応する負荷をオン/オフすることはできないようになっている。
ところで、実施形態1のようにモード切替スイッチ23にスライドスイッチを用いる場合、スライドスイッチでは切替位置が保持されるため、グループ設定を終了した後にスライド摘み23aを操作モード側に戻す操作を使用者が忘れると、コントロール部1aがグループ設定モードのままで動作を続け、負荷のオン/オフ操作が行えなくなる。それに対して本実施形態のようにモード切替スイッチ45としてタクトスイッチを用いる場合、タクトスイッチは押操作する間だけ接点状態が反転するので、操作モードにおいてモード切替スイッチ45が押操作されると、コントロール部1aが、動作モードをグループ設定モードに切り換えるとともに、その後所定の設定時間が経過した時点で自動的に操作モードに復帰するようにしても良く、グループ設定モードのままで動作し続けて、負荷のオン/オフが行えなくなるといった不具合を防止できる。
また本実施形態では現在の動作モードを表示するための発光ダイオードLD3を設けているが、図8に示すように発光ダイオードLD3を無くして、グループ制御のON/OFFを表示する発光ダイオードLD2で現在の動作モードを表示するようにしても良い。すなわちこの操作スイッチ配線器具1では、モード切替スイッチ45によりコントロール部1aの動作モードが操作モードに切り換えられている場合、コントロール部1aがグループ制御のON/OFFに応じて発光ダイオードLD2を赤色(負荷ON時)又は緑色(負荷OFF時)で点灯させている。一方、モード切替スイッチ45によりコントロール部1aの動作モードがグループ設定モードに切り換えられた場合、コントロール部1aは発光ダイオードLD2を例えば緑色で点滅させており、発光ダイオードLD2の点滅状態から動作モードがグループ設定モードに切り換えられたことを容易に把握することができる。そして、このグループ設定モードにおいて、何れかの個別スイッチ20の押釦20aを押操作すると、この個別スイッチ20を一括制御のグループに登録するか否かが設定されるのである。
(実施形態3)
本発明の実施形態3を図9に基づいて説明する。実施形態1ではモード切替スイッチ23に2位置切替のスライドスイッチを用い、このモード切替スイッチ23により動作モードを操作モード又はグループ設定モードの何れかに切替設定しているのに対して、本実施形態では、アドレス設定スイッチ22を無くすと共に、3位置切替のスライドスイッチからなるモード切替スイッチ23を用い、このモード切替スイッチ23の切替操作に応じて、コントロール部1aの動作モードを、操作モード、グループ設定モード又は各個別スイッチ20のアドレスを設定するアドレス設定モードの何れかに切り替えるようにしてある。尚、モード切替スイッチ23以外の構成は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
本実施形態の操作スイッチ配線器具1では、実施形態1で説明したように個別スイッチ20を8個備えており、8個の個別スイッチ20に割り当てるアドレスの設定値の組み合わせが6通りに切り替えられるようになっている。すなわち、図10(a)中の一番上の個別スイッチ20から6番目の個別スイッチ20までに、それぞれ、アドレスの組み合わせとして、「1〜8」「9〜16」「17〜24」「25〜32」「33〜40」「41〜48」が割り当てられており、カバー12の前面にはアドレスの組み合わせを割り当てた個別スイッチ20に対応する発光ダイオードLD1の下側又は上側の位置に、設定値を示す文字(例えば「1〜8」「9〜16」「17〜24」「25〜32」「33〜40」「41〜48」)を表示してある。
次に本実施形態の動作について説明する。なお、操作モードおよびグループ設定モードにおける動作は実施形態1で説明したのと同様であるので、その説明は省略し、動作モードを切り替える際の動作と、アドレス設定モードにおける動作について説明する。
このスイッチ(コントロール部1a)の動作モードを切り替える際は、扉体32を開いた状態で、スライドスイッチからなるモード切替スイッチ23のスライド摘み23aを操作すると、スライド摘み23aの切替位置に応じて動作モードが操作モード、グループ設定モード又はアドレス設定モードの何れかに切り替えられる。
そして、モード切替スイッチ23を用いて動作モードが操作モードに切り替えられた場合、コントロール部1aは、各個別スイッチ20およびグループスイッチ21にそれぞれ対応して設けた発光ダイオードLD1、LD2を、対応する負荷又はグループのON/OFFに応じて赤色(負荷ON時)或いは緑色(負荷OFF時)で点灯させる。この操作モードにおいては、実施形態1で説明したように各個別スイッチ20又はグループスイッチ21の操作に応じて、個々のリレーのオン/オフしたり、複数のリレーを一括してオン/オフできるようになっている。
一方、モード切替スイッチ23を用いて動作モードがグループ設定モードに切り替えられた場合、コントロール部1aは、上記グループに登録された個別スイッチ20に対応する発光ダイオードLD1を赤色点灯させるとともに、グループに登録されていない個別スイッチ20に対応する発光ダイオードLD1を消灯させる。このグループ設定モードにおいて既にグループに登録されている個別スイッチ20を押操作すると、コントロール部1aは、この個別スイッチ20をグループから除外するとともに、対応する発光ダイオードLD1を消灯させる。一方、グループ設定モードにおいてグループに登録されていない個別スイッチ20を押操作すると、コントロール部1aは、この個別スイッチ20をグループに登録するとともに、対応する発光ダイオードLD1を赤色点灯させており、各発光ダイオードLD1の点灯/消灯からグループに登録されている個別スイッチ20を容易に把握することができる。なお、グループ設定モードでは個別スイッチ20を押操作しても、対応する負荷をオン/オフすることはできないようになっている。
次に、モード切替スイッチ23を用いて動作モードがアドレス設定モードに切り替えられた場合、コントロール部1aは、現在各個別スイッチ20に割り付けたアドレスの組み合わせに対応する発光ダイオードLD1を点灯させ、それ以外の発光ダイオードLD1を消灯させる。そして、アドレス設定モードにおいて、所望のアドレスが割り当てられた個別スイッチ20の押釦20aを押操作すると、コントロール部1aは、押操作された個別スイッチ20に予め割り当ててあるアドレスの組み合わせに基づいて、各個別スイッチ20のアドレスを設定するとともに、対応する発光ダイオードLD1を点灯させる。このように本実施形態では、複数(例えば6個)の個別スイッチ20にアドレスの組み合わせを予め割り当てておき、アドレス設定モードにおいて所望のアドレスに対応した個別スイッチ20を操作すると、この個別スイッチに予め割り当てておいたアドレスの組み合わせに基づいて、コントロール部1aが個々の個別スイッチ20にアドレスを割り付けるようになっているので、実施形態1又は2のスイッチに比べてアドレスを設定する手段(アドレス設定スイッチ22)を別途設ける必要が無くなり、部品数を減らして操作スイッチ配線器具1の小型化や低コスト化を図ることができる。
(実施形態4)
本発明の実施形態4を図10に基づいて説明する。上述の実施形態3ではモード切替スイッチ23に3位置切替のスライドスイッチを用い、このモード切替スイッチ23の切替操作に応じて、コントロール部1aの動作モードを、操作モード、グループ設定モード又はアドレス設定モードの何れかに切り替えているが、本実施形態では、実施形態2と同様、タクトスイッチのような押釦スイッチからなるモード切替スイッチ45を用い、このモード切替スイッチ45の押釦45aを押す毎に、コントロール部1aの動作モードを、操作モード、グループ設定モード又はアドレス設定モードの何れかに所定の順番で切り替えるようになっている。また、現在の動作モードを表示するための動作モード表示用の発光ダイオードLD3を設けており、コントロール部1aが発光ダイオードLD3の点灯状態を制御するようになっている。尚、モード切替スイッチ45以外の構成は実施形態3と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
本実施形態では、図10(a)(b)に示すようにプリント配線板24の下側部にタクトスイッチからなるモード切替スイッチ45と、モード表示用の発光ダイオードLD3とを左右に並べて実装してあり、カバー12の前面に設けた挿通孔27b内にモード切替スイッチ45の押釦45aを前後移動自在に挿入すると共に、カバー12の前面に設けた挿通孔27cを通して発光ダイオードLD3のレンズ体を前面側に露出させている。またハンドル本体31の前面には、モード切替スイッチ45の押釦45aおよび発光ダイオードLD3のレンズ体にそれぞれ対向する部位に挿通孔37a,37bが形成されており、挿通孔37aから露出する押釦45aをハンドル本体31の前面側から押操作できるとともに、挿通孔37bを通して発光ダイオードLD3の光を視認可能になっている。
次に本実施形態の動作について説明する。なお、操作モードおよびグループ設定モードにおける動作は実施形態1で説明したのと略同様であり、アドレス設定モードにおける動作は実施形態3で説明したのと略同様であるので、その説明は省略し、動作モードを切り替える際の動作について主に説明する。
このスイッチ(コントロール部1a)の動作モードを切り替える際は、扉体32を開いた状態で、タクトスイッチからなるモード切替スイッチ45の押釦45aを押操作すると、押釦45aを押操作する毎に動作モードが例えば操作モード→グループ設定モード→アドレス設定モード→操作モード…のように所定の順番でサイクリックに切り替わるようになっている。
そして、モード切替スイッチ45を用いて動作モードが操作モードに切り替えられた場合、コントロール部1aは、動作モードを表示するための発光ダイオードLD3を消灯させるとともに、各個別スイッチ20およびグループスイッチ21にそれぞれ対応して設けた発光ダイオードLD1、LD2を、対応する負荷又はグループのON/OFFに応じて赤色(負荷ON時)或いは緑色(負荷OFF時)で点灯させる。この操作モードにおいては、実施形態1で説明したように各個別スイッチ20又はグループスイッチ21の操作に応じて、対応する個々のリレーのオン/オフ、或いは、一括制御対象のグループのリレーを一括してオン/オフできるようになっている。
一方、モード切替スイッチ45を用いて動作モードがグループ設定モードに切り替えられた場合、コントロール部1aは、発光ダイオードLD3を例えば赤色で点灯させるとともに、上記のグループに登録された個別スイッチ20に対応する発光ダイオードLD1を赤色点灯させ、且つ、グループに登録されていない個別スイッチ20に対応する発光ダイオードLD1を消灯させる。このグループ設定モードにおいてグループに登録されている個別スイッチ20を押操作すると、コントロール部1aは、この個別スイッチ20をグループから除外するとともに、対応する発光ダイオードLD1を消灯させる。一方、グループ設定モードにおいてグループに登録されていない個別スイッチ20を押操作すると、コントロール部1aは、この個別スイッチ20をグループに登録するとともに、対応する発光ダイオードLD1を赤色点灯させており、各発光ダイオードLD1の点灯/消灯からグループに登録されている個別スイッチ20を容易に把握することができる。なお、グループ設定モードでは個別スイッチ20を押操作しても、対応する負荷をオン/オフすることはできないようになっている。
次に、モード切替スイッチ45を用いて動作モードがアドレス設定モードに切り替えられた場合、コントロール部1aは、発光ダイオードLD3を例えば緑色で点灯させるとともに、現在各個別スイッチ20に割り付けたアドレスの組み合わせに対応する発光ダイオードLD1を点灯させ、それ以外の発光ダイオードLD1を消灯させる。そして、アドレス設定モードにおいて、所望のアドレスが割り当てられた個別スイッチ20の押釦20aを押操作すると、コントロール部1aは、押操作された個別スイッチ20に予め割り当ててあるアドレスの組み合わせに基づいて、各個別スイッチ20のアドレスを設定するとともに、対応する発光ダイオードLD1を点灯させる。
このように本実施形態では、タクトスイッチからなるモード切替スイッチ45を用い、このモード切替スイッチ45の押釦45aを押操作することによって、動作モードを操作モード、グループ設定モード又はアドレス設定モードの何れかに所定の順番でサイクリックに切り替えることができ、且つ、発光ダイオードLD3により動作モードの表示を行っているので、現在の動作モードを容易に把握することができる。しかもアドレス設定モードにおいては所望の個別スイッチ20を操作すると、この個別スイッチに予め割り当てておいたアドレスの組み合わせに基づいて、コントロール部1aが個々の個別スイッチ20にアドレスを割り付けるようになっているので、実施形態1又は2のスイッチに比べてアドレスを設定する手段(アドレス設定スイッチ22)を別途設ける必要が無くなり、部品数を減らして操作スイッチ配線器具1の小型化や低コスト化を図ることができる。
また実施形態3のようにモード切替スイッチ23にスライドスイッチを用いる場合、スライドスイッチでは切替位置が保持されるため、グループ設定やアドレス設定を終了した後にスライド摘み23aを操作モードの位置に戻す操作を使用者が忘れると、コントロール部1aがグループ設定モード又はアドレス設定モードで動作を継続し、負荷のオン/オフ操作が行えなくなる。それに対して本実施形態のようにモード切替スイッチ45としてタクトスイッチを用いる場合、タクトスイッチは押操作する間だけ接点状態が反転するので、モード切替スイッチ45の押操作に応じて、コントロール部1aの動作モードが操作モードからグループ設定モード、或いは、グループ設定モードからアドレス設定モードに切り換えられた際に、コントロール部1aが、モード切替時より所定の設定時間が経過した時点で動作モードを自動的に操作モードへ戻すようにしても良く、グループ設定モードやアドレス設定モードのままで動作し続けるために、負荷のオン/オフが行えなくなるといった不具合を防止できる。
なお、本発明の精神と範囲に反することなしに、広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この発明は、特定の実施形態に制約されるものではない。
実施形態1の操作スイッチ配線器具の分解斜視図である。 同上を示し、(a)は扉体を閉じた状態の正面図、(b)は扉体を開いた状態の正面図である。 同上を右側から見た側面図である。 同上を示し、(a)はハンドル部材を外した状態の説明図、(b)はA部拡大図である。 同上のブロック図である。 実施形態2の操作スイッチ配線器具の分解斜視図である。 同上を示し、(a)は扉体を開いた状態の正面図、(b)はハンドル部材を外した状態の正面図である。 同上の他の構成を示し、扉体を開いた状態の正面図である。 実施形態3の操作スイッチ配線器具を示し、(a)は扉体を開いた状態の正面図、(b)はハンドル部材を外した状態の正面図である。 実施形態4の操作スイッチ配線器具を示し、(a)は扉体を開いた状態の正面図、(b)はハンドル部材を外した状態の正面図である。 従来の遠隔監視制御システムの概略構成図である。 (a)〜(c)は同上に用いる伝送信号の説明図である。 遠隔監視制御システムに用いる操作スイッチ配線器具を示し、(a)は正面図、(b)は化粧カバーを外した状態の正面図、(c)は化粧カバーの正面図である。
符号の説明
1 操作スイッチ配線器具
20 個別スイッチ
21 グループスイッチ
23 モード切替スイッチ

Claims (4)

  1. 個別のアドレスが割り当てられた操作スイッチのスイッチ操作を監視する操作スイッチ配線器具と、個別のアドレスが割り当てられたリレーの開閉を制御するリモコン配線器具とを信号線に接続し、前記操作スイッチ配線器具は、前記操作スイッチの操作に応じた操作情報とアドレス情報とを含む伝送信号を信号線に出力し、前記リモコン配線器具は、信号線を介して受信した伝送信号に含まれるアドレス情報が対応するリレーのアドレスに一致すると、前記アドレス情報に対応するリレーを開閉する遠隔監視制御システムに用いられる操作スイッチ配線器具であって、
    前記操作スイッチとして、前記リレーのアドレスに対応付けたアドレスが個別に割り当てられて、対応するリレーを個別にオン/オフするための複数個の個別スイッチと、前記各個別スイッチの内の1乃至複数を1つのグループとして当該グループの個別スイッチに対応するリレーを一括してオン/オフするためのグループスイッチとを備えるとともに、各個別スイッチの押操作に応じて対応するリレーをオン/オフさせる伝送信号を出力する操作モード、又は、各個別スイッチの押操作に応じて当該個別スイッチを前記グループに登録するか否かを設定するグループ設定モードの何れかに動作モードを切り替えるモード切替手段を備え、
    器体の前面には、前記各個別スイッチの押釦と前記グループスイッチの押釦と前記モード切替手段が配置され、
    前記各個別スイッチの押釦及び前記モード切替手段を露出させた状態で前記器体の前面を覆うようにして前記器体に回動自在に取着され、回動動作に応じて裏面で前記グループスイッチの押釦を押すハンドル本体と、
    前記各個別スイッチの押釦及び前記モード切替手段を露出させる位置と前記各個別スイッチの押釦及び前記モード切替手段を覆う位置との間で回動自在にハンドル本体に取着された扉体とを備えたことを特徴とする操作スイッチ配線器具。
  2. 前記モード切替手段が押釦スイッチからなり、当該押釦スイッチの押操作に応じて、動作モードが操作モード又はグループ設定モードに交互に切り替えられることを特徴とする請求項1記載の操作スイッチ配線器具。
  3. 前記複数の個別スイッチに割り当てられるアドレスの設定値の組み合わせを、個々の個別スイッチにそれぞれ割り付けるとともに、動作モードとして、何れかの個別スイッチが押操作されると当該個別スイッチに割り付けたアドレスの設定値の組み合わせに基づいて複数の個別スイッチのアドレスを設定するアドレス設定モードを設け、前記モード切替手段によって動作モードが操作モード、グループ設定モード又はアドレス設定モードの何れかに切り替えられることを特徴とする請求項1記載の操作スイッチ配線器具。
  4. 前記モード切替手段が押釦スイッチからなり、当該押釦スイッチの押操作に応じて、動作モードが操作モード、グループ設定モード又はアドレス設定モードの何れかに所定の順番で切り替えられることを特徴とする請求項3記載の操作スイッチ配線器具。
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