JP2015230879A - スイッチ装置及び負荷制御システム - Google Patents

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順霖 郭
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▲みん▼淇 王
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Abstract

【課題】配線の間違い等による故障の発生を抑制する。【解決手段】極性切替部13は過電流保護回路134を内蔵している。そして、出力端子132,133から出力される電流が上限値を越えた場合、過電流保護回路134からコントローラ131に停止信号を出力する。コントローラ131は、前記停止信号を受け取ると、Hブリッジ回路130の全ての電界効果トランジスタをオフして出力電流の供給を停止する。その結果、スイッチ装置1に過大な電流が継続して流れないので、配線の間違い等によるスイッチ装置1の故障の発生を抑制することができる。【選択図】 図2

Description

本発明は、スイッチ装置、及び当該スイッチ装置を用いて照明負荷などを制御する負荷制御システムに関する。
従来例として、特許文献1記載のスイッチ装置を例示する。この従来例は、電力線を介した負荷への電力の供給および遮断を切り替えるように構成され、壁に埋め込まれるスイッチボックス内に取り付けられる。
また、この従来例は、リレーユニットと、リレーユニットを制御する制御回路とを備える。リレーユニットは、電磁リレーおよび半導体リレーを有している。メカニカルリレーとしての電磁リレーは、接点および励磁コイルからなる。接点は、電力線において片切のメーク接点として設けられている。励磁コイルは、負荷(照明器具)と並列に設けられている。
半導体リレーは、開閉部および駆動部からなる。開閉部は、受光型の半導体素子を含んでおり、駆動部からの光の有無によりON/OFFする。駆動部は、発光型の半導体素子を含んでおり、制御回路から与えられるON/OFF制御信号に基づいて発光/発光停止する。
すなわち、特許文献1記載の従来例では、タッチパネルなどのスイッチ部が操作されると、制御回路が半導体リレーを制御して電磁リレーを駆動し、電力線を介した照明器具への電力供給を入切する。
特開2012−174513号公報
ところで、特許文献1記載の従来例では、電磁リレーの励磁コイルが、半導体リレーを介して負荷と同じ電源に接続されているので、配線の間違い(作業ミス)が生じ難い。しかしながら、励磁コイルが別の電源と接続される構成の場合、配線の間違いが生じる虞がある。そして、配線の間違いが生じた場合、励磁コイルに電流を流す経路に過大な電流が流れてしまい、スイッチ装置が故障する可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みて為された発明であり、配線の間違い等による故障の発生を抑制することを目的とする。
本発明のスイッチ装置は、電源から負荷への給電路を開閉するリモコンリレーを制御するスイッチ装置であって、前記リモコンリレーの駆動用の電力を作成する電源部と、前記電源部で作成される前記電力を前記リモコンリレーに供給する給電部と、操作入力を受け付ける操作部と、前記操作部が受け付ける前記操作入力に対応して、前記給電部による前記電力の供給を制御する制御部とを備え、前記給電部は、出力電流が所定の上限値を超えると、出力電流の供給を停止するように構成されることを特徴とする。
本発明の負荷制御システムは、電源から負荷への給電路を開閉するリモコンリレーと、請求項1のスイッチ装置とを有することを特徴とする。
本発明のスイッチ装置及び負荷制御システムは、配線の間違い等による故障の発生を抑制することができるという効果がある。
本発明に係るスイッチ装置の実施形態を示すブロック図である。 同上における給電部の回路構成図である。 同上の外観斜視図である。 同上の操作ハンドルを外した状態の外観斜視図である。 同上の動作説明用のタイミングチャートである。 本発明に係る負荷制御システムの実施形態を示すシステム構成図である。
以下、本発明に係るスイッチ装置の実施形態、並びに本発明に係る負荷制御システムの実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態では、負荷として照明負荷を例示するが、負荷の種類は照明負荷に限定されない。
本実施形態の負荷制御システムは、図6に示すように、スイッチ装置1と、3つのリモコンリレー2(2A,2B,2C)とを有する。ただし、以下の説明では、3つのリモコンリレーを区別する場合に「2A」、「2B」、「2C」の符号を付し、3つのリモコンリレーを区別しない場合は「2」の符号を付している。同様に、3つの照明負荷を区別する場合に「4A」、「4B」、「4C」の符号を付し、3つの照明負荷を区別しない場合は「4」の符号を付している。
リモコンリレー2は従来周知であって、主接点20、リレー巻線21、補助接点22、ダイオード23,24などで構成される。主接点20は、電源(交流電源3)から照明負荷4への給電路に挿入される。リレー巻線21の一端に補助接点22の共通端子が接続される。なお、リレー巻線21の他端は一方の信号端子に接続される。
補助接点22の一方の切換端子にダイオード23のアノードが接続され、補助接点22の他方の切換端子にダイオード24のカソードが接続される。補助接点22は、主接点20と連動するように構成され、例えば、主接点20が開状態(図6参照)のときは共通端子がダイオード23側の切換端子に接続され、主接点20が閉状態のときは共通端子がダイオード24側の切換端子に接続される。なお、ダイオード23のカソードとダイオード24のアノードが他方の信号端子に接続される。また、図示は省略しているが、一方のダイオード23のアノード−カソード間にコンデンサと抵抗の直列回路(微分回路)が挿入される。
信号端子間に直流電圧が印加されると、一方の信号端子→リレー巻線21→補助接点22→ダイオード23→他方の信号端子の経路で励磁電流が流れるので、主接点20が開状態から閉状態に切り替わる(オンする)。主接点20がオンすると、主接点20に連動して補助接点22がダイオード24側に切り替わるので、リレー巻線21に励磁電流が流れなくなる。ただし、リモコンリレー2は永久磁石を有するラッチング型のリレーであるから、励磁電流が停止した後も主接点20が閉状態に維持される。
また、信号端子間に逆極性の直流電圧が印加されると、他方の信号端子→ダイオード24→補助接点22→リレー巻線21→一方の信号端子の経路で励磁電流が流れるので、主接点20が閉状態から開状態に切り替わる(オフする)。主接点20がオフすると、主接点20に連動して補助接点22がダイオード23側に切り替わるので、リレー巻線21に励磁電流が流れなくなる。ただし、励磁電流が停止した後も主接点20は開状態に維持される。
リモコンリレー2(の主接点20)がオンすると、交流電源3からリモコンリレー2を介して照明負荷4に交流電力が供給されて照明負荷4がオン(点灯)する。また、リモコンリレー2(の主接点20)がオフすると、交流電源3からリモコンリレー2を介して照明負荷4に交流電力が供給されなくなり、照明負荷4がオフ(消灯)する。ただし、本実施形態の負荷制御システムでは、交流電源3から照明負荷4A、4B、4Cへの各給電路に、リモコンリレー2A、2B、2Cとは別にスイッチ5A、5B、5Cが挿入されている。これらのスイッチ5A、5B、5Cは、例えば、壁に埋込配設される壁スイッチであって、操作ハンドル(図示せず)が操作される毎に接点を開閉するように構成される。つまり、リモコンリレー2がオン状態のとき、スイッチ5A、5B、5Cが操作されることで各照明負荷4A、4B、4Cが個別にオン・オフされる。また、スイッチ5A、5B、5Cの接点が閉じているとき、リモコンリレー2のオン・オフに応じて照明負荷4がオン・オフする。
次に、本実施形態のスイッチ装置1について説明する。
本実施形態のスイッチ装置1は、図1に示すように、制御部10、操作部11、給電部12、電源部15、定電圧回路16、表示部17などを備える。
制御部10は、マイクロコントローラ(例えば、Microchip Technology Inc.製 PIC16F1503など)と、マイクロコントローラで実行されるプログラムとで構成されることが好ましい。
電源部15は、交流電源3から供給される交流電力(例えば、実効値が100〜120ボルトの交流電力)を直流電力(例えば、24ボルトの直流電力)に変換するように構成される。このような電源部15は、例えば、従来周知である絶縁型のスイッチング電源回路で実現される。
定電圧回路16は、電源部15の出力電圧(24ボルトの直流電圧)を、低電圧(例えば、5ボルト)の直流電圧に降圧し且つ安定化するように構成される。このような定電圧回路16は、例えば、従来周知である降圧チョッパ回路と3端子レギュレータとで実現される。なお、以下の説明では、定電圧回路16の出力電圧を制御電圧と呼ぶ。制御電圧は、制御部10の電源端子(図示せず)に入力される。
操作部11は、モーメンタリ型の押釦スイッチ(図示せず)からなり、両端に制御電圧が印加され、高電位側の一端が制御部10の入力ポートの1つに接続される。すなわち、制御部10の入力ポートは、操作部11が操作されていないときにハイレベル(制御電圧)となり、操作部11が操作されているときにローレベルとなる。故に、制御部10は、前記入力ポートがローレベルとなることで操作部11から操作信号を受け取る。
表示部17は、例えば、発光色が赤色である赤色発光ダイオード(赤色LED)と、発光色が緑色である緑色発光ダイオード(緑色LED)とを有する(図示せず)。赤色LEDは、カソードが制御部10の出力ポートの1つに接続され、アノードに制御電圧が印加される。また、緑色LEDは、カソードが制御部10の出力ポートの他の1つに接続され、アノードに制御電圧が印加される。すなわち、表示部17の赤色LEDと緑色LEDは、制御部10によって各別にオン・オフ(点灯・消灯)される。
給電部12は、極性切替部13とトリガ部14とで構成される。極性切替部13は、図2に示すように、HブリッジドライバIC(例えば、ローム社製のBD6231など)で構成されることが好ましい。このHブリッジドライバICは、4つの電界効果トランジスタからなるHブリッジ回路130と、Hブリッジ回路130を制御するコントローラ131とを有する。Hブリッジ回路130には、電源部15の出力電圧(24ボルトの直流電圧)が入力される。Hブリッジ回路130(極性切替部13)の2つの出力端子132,133のうち、一方の出力端子132がリモコンリレー2のリレー巻線21側の信号端子に接続され、他方の出力端子133がトリガ部14に接続される。コントローラ131は、制御部10の2つの出力ポートから出力される制御信号に応じて、Hブリッジ回路130を駆動するように構成される。すなわち、コントローラ131は、制御部10の一方の出力ポートから制御信号が出力された場合、トリガ部14に接続されている側の出力端子133が高電位となる極性(向き)で、電源部15の出力電圧を印加するようにHブリッジ回路130を駆動する。また、コントローラ131は、制御部10の他方の出力ポートから制御信号が出力された場合、リモコンリレー2に接続されている側の出力端子132が高電位となる極性(向き)で、電源部15の出力電圧を印加するようにHブリッジ回路130を駆動する。
トリガ部14は、図2に示すように、複数(図示例では3つ)のフォトトライアックカプラ14A、14B、14Cで構成される。フォトトライアックカプラ14A、14B、14Cは、発光素子(LED)140と、フォトトライアック141とを有する。発光素子140の正極(アノード)に制御電圧が印加され、発光素子140の負極(カソード)がそれぞれ制御部10の異なる3つの出力ポートと各別に接続される。すなわち、各フォトトライアックカプラ14A、14B、14Cは、制御部10の各出力ポートがローレベルになると、発光素子140が発光し、フォトトライアック141がトリガされてオンする。そして、フォトトライアック141がオンしている間、極性切替部13によって切り替えられている極性(向き)で、電源部15からリモコンリレー2に励磁電流が供給可能となる。
次に、スイッチ装置1の外観及び構造について、図3と図4を参照して説明する。
本実施形態のスイッチ装置1は、取付枠200に取り付けられた状態で造営材(例えば、壁)に埋込配設される。
取付枠200は、例えば、日本工業規格で規格化されているワイドハンドル形スイッチ専用取付枠である。取付枠200の中央に矩形の窓孔(図示せず)が開口し、この窓孔内にスイッチ装置1の本体100が嵌め込まれる。窓孔の左右両側に在る側壁には、2個で1組の嵌合孔201が長手方向に沿ってそれぞれ3組ずつ設けられている。また、窓孔の上下両側には、取付片202がそれぞれ設けられている。各取付片202には、ボックスねじが挿通される長孔203が中央に設けられ、長孔203の左右両側に円形のねじ挿通孔204がそれぞれ設けられている。このような取付枠200は従来周知であって、壁に埋め込まれたスイッチボックスにボックスねじで固定されるか、あるいは、挟み金具(図示せず)を用いて壁板(石膏ボードなど)に固定される。
スイッチ装置1は、矩形箱形の合成樹脂成形体からなる本体100と、本体100の前面に揺動可能に取り付けられる操作ハンドル110とで構成される。本体100内には、複数枚のプリント配線板(図示せず)や複数個の速結端子(ねじなし端子)などが収納される。これらのプリント配線板には、図1及び図2に示した制御部10や操作部11、給電部12などを構成する回路部品(マイクロコントローラやHブリッジドライバICなど)が実装されている。また、最前列のプリント配線板における左端部には、表示部17(赤色LEDと緑色LED)が実装されている。さらに、最前列のプリント配線板における中央部には、操作部11(押釦スイッチ)が実装されている。
本体100の前壁において表示部17と対向する部位には、矩形の窓孔101が貫通している。すなわち、表示部17が発する赤色及び緑色の光が窓孔101を通して本体100の前方に照射される。
また、本体100の前壁において操作部11と対向する部位には、T字型の操作片102が撓み可能に設けられている。つまり、操作片102が後方に向けて撓められると、最前列のプリント配線板に実装されている操作部11(押釦スイッチ)が操作片102によってオンされる。
さらに、本体100の前壁の左側の端には、一対の軸部103が上下方向に並べて設けられている。これらの軸部103は、前端部分が円柱状に形成されており、操作ハンドル110の軸受け部(図示せず)が回転可能に取り付けられる。
また、本体100の左右両側の側面には、取付枠200の嵌合孔201と嵌合する爪104が、それぞれ上下方向に間隔を空けて並ぶように設けられている。
操作ハンドル110は、図3に示すように、合成樹脂材料によって縦長の矩形板状に形成される。操作ハンドル110の後面における左端の中央には、前記軸受け部が設けられる。そして、軸受け部が軸部103に取り付けられることにより、操作ハンドル110は、本体100に対して、軸部103を支点として揺動可能となる。つまり、操作ハンドル110は、前方から押操作されると、軸部103を支点として後方に揺動し、本体100の操作片102を後方に向けて撓ませて操作部11をオンさせる。
また、操作ハンドル110の左端の中央には、矩形の窓孔111が設けられている。さらに、この窓孔111には、透光性を有する合成樹脂材料(例えば、アクリル樹脂など)で形成されたカバー112が嵌め込まれている。すなわち、表示部17が発する光は、本体100の窓孔101を通過した後、操作ハンドル110の窓孔111及びカバー112を通して前方へ照射される。
次に、図5のタイムチャート並びに図1,図2を参照しながら、本実施形態のスイッチ装置1の動作を説明する。なお、図5における横軸は時間t、縦軸は電圧Vを示している。また、図5におけるAは、極性切替部13の一方の出力端子132の出力電圧を示し、図5におけるBは、極性切替部13の他方の出力端子133の出力電圧を示している。図5におけるC、D、Eは、それぞれ3つのフォトトライアックカプラ14A、14B、14Cの入力電圧を示し、F、G、Hは、3つのリモコンリレー2A、2B、2Cの信号端子間に印加される信号電圧をそれぞれ示している。
ここで、全てのスイッチ5がオンし、且つ全てのリモコンリレー2がオフしているとする。故に、この状態では、全ての照明負荷4が消灯している。また、スイッチ装置1において、制御部10は、緑色LEDのみを点灯することにより、表示部17に全ての照明負荷4が消灯していることを表示させている。
前記状態で操作ハンドル110が押操作されると、制御部10は、操作部11から操作信号を受け取る。操作信号を受け取った制御部10は、極性切替部13を制御して出力端子132を正極とし且つ出力端子133を負極とする極性に切り替える(t=t0)。続いて、制御部10は、フォトトライアックカプラ14Aの入力端子をローレベルとすることにより、リモコンリレー2Aの信号端子間に、リレー巻線21側を正とする信号電圧(24ボルトの直流電圧)を印加する(t=t1)。
リモコンリレー2Aにおいては、前記信号電圧が印加されることでリレー巻線21に励磁電流が流れるので、主接点20がオンするとともに補助接点22がダイオード24側に切り替わる。リモコンリレー2A(の主接点20)がオンすれば、交流電源3からリモコンリレー2Aを介して照明負荷4Aに交流電力が供給されて照明負荷4Aが点灯する。なお、リモコンリレー2Aの補助接点22がダイオード24側に切り替わると、励磁電流が流れなくなるので、フォトトライアックカプラ14Aのフォトトライアック141がターンオフする。つまり、制御部10は、リモコンリレー2Aに対して、パルス状の信号電圧を印加する(図5F参照)。
リモコンリレー2Aをオンした後、制御部10は、フォトトライアックカプラ14Bの入力端子をローレベルとすることにより、リモコンリレー2Bの信号端子間に、リレー巻線21側を正とする信号電圧(24ボルトの直流電圧)を印加する(t=t2)。
リモコンリレー2Bにおいては、前記信号電圧が印加されることでリレー巻線21に励磁電流が流れるので、主接点20がオンするとともに補助接点22がダイオード24側に切り替わる。リモコンリレー2B(の主接点20)がオンすれば、交流電源3からリモコンリレー2Bを介して照明負荷4Bに交流電力が供給されて照明負荷4Bが点灯する。なお、リモコンリレー2Bの補助接点22がダイオード24側に切り替わると、励磁電流が流れなくなるので、フォトトライアックカプラ14Bのフォトトライアック141がターンオフする。つまり、制御部10は、リモコンリレー2Aと同様にリモコンリレー2Bに対しても、パルス状の信号電圧を印加する(図5G参照)。
リモコンリレー2Bをオンした後、制御部10は、フォトトライアックカプラ14Cの入力端子をローレベルとすることにより、リモコンリレー2Cの信号端子間に、リレー巻線21側を正とする信号電圧(24ボルトの直流電圧)を印加する(t=t3)。
リモコンリレー2Cにおいては、前記信号電圧が印加されることでリレー巻線21に励磁電流が流れるので、主接点20がオンするとともに補助接点22がダイオード24側に切り替わる。リモコンリレー2C(の主接点20)がオンすれば、交流電源3からリモコンリレー2Cを介して照明負荷4Cに交流電力が供給されて照明負荷4Cが点灯する。なお、リモコンリレー2Cの補助接点22がダイオード24側に切り替わると、励磁電流が流れなくなるので、フォトトライアックカプラ14Cのフォトトライアック141がターンオフする。つまり、制御部10は、リモコンリレー2A、2Bと同様にリモコンリレー2Cに対しても、パルス状の信号電圧を印加する(図5H参照)。
さらに、制御部10は、全てのリモコンリレー2をオンした後、極性切替部13を制御して出力端子132,133を同電位とする(t=t4)。なお、制御部10は、赤色LEDのみを点灯することにより、表示部17に全ての照明負荷4が点灯したことを表示させる。
全ての照明負荷4が点灯している状態で操作ハンドル110が押操作されると、制御部10は、操作部11から操作信号を受け取る。操作信号を受け取った制御部10は、極性切替部13を制御して出力端子133を正極とし且つ出力端子132を負極とする極性に切り替える(t=t5)。続いて、制御部10は、フォトトライアックカプラ14Aの入力端子をローレベルとすることにより、リモコンリレー2Aの信号端子間に、リレー巻線21側を負とする信号電圧(24ボルトの直流電圧)を印加する(t=t6)。
リモコンリレー2Aにおいては、前記信号電圧が印加されることでリレー巻線21に逆向きの励磁電流が流れるので、主接点20がオフするとともに補助接点22がダイオード23側に切り替わる。リモコンリレー2A(の主接点20)がオフすれば、交流電源3から照明負荷4Aに交流電力が供給されなくなって照明負荷4Aが消灯する。なお、リモコンリレー2Aの補助接点22がダイオード23側に切り替わると、励磁電流が流れなくなるので、フォトトライアックカプラ14Aのフォトトライアック141がターンオフする。つまり、制御部10は、リモコンリレー2Aに対して、パルス状の信号電圧を印加する(図5F参照)。
リモコンリレー2Aをオフした後、制御部10は、フォトトライアックカプラ14Bの入力端子をローレベルとすることにより、リモコンリレー2Bの信号端子間に、リレー巻線21側を負とする信号電圧(24ボルトの直流電圧)を印加する(t=t7)。
リモコンリレー2Bにおいては、前記信号電圧が印加されることでリレー巻線21に逆向き励磁電流が流れるので、主接点20がオフするとともに補助接点22がダイオード23側に切り替わる。リモコンリレー2B(の主接点20)がオフすれば、交流電源3から照明負荷4Bに交流電力が供給されなくなって照明負荷4Bが消灯する。なお、リモコンリレー2Bの補助接点22がダイオード23側に切り替わると、励磁電流が流れなくなるので、フォトトライアックカプラ14Bのフォトトライアック141がターンオフする。つまり、制御部10は、リモコンリレー2Aと同様にリモコンリレー2Bに対しても、パルス状の信号電圧を印加する(図5G参照)。
リモコンリレー2Bをオフした後、制御部10は、フォトトライアックカプラ14Cの入力端子をローレベルとすることにより、リモコンリレー2Cの信号端子間に、リレー巻線21側を負とする信号電圧(24ボルトの直流電圧)を印加する(t=t8)。
リモコンリレー2Cにおいては、前記信号電圧が印加されることでリレー巻線21に逆向きの励磁電流が流れるので、主接点20がオフするとともに補助接点22がダイオード23側に切り替わる。リモコンリレー2C(の主接点20)がオフすれば、交流電源3から照明負荷4Cに交流電力が供給されなくなって照明負荷4Cが消灯する。なお、リモコンリレー2Cの補助接点22がダイオード23側に切り替わると、励磁電流が流れなくなるので、フォトトライアックカプラ14Cのフォトトライアック141がターンオフする。つまり、制御部10は、リモコンリレー2A、2Bと同様にリモコンリレー2Cに対しても、パルス状の信号電圧を印加する(図5H参照)。
さらに、制御部10は、全てのリモコンリレー2をオフした後、極性切替部13を制御して出力端子132,133を同電位とする(t=t9)。なお、制御部10は、緑色LEDのみを点灯することにより、表示部17に全ての照明負荷4が消灯したことを表示させる。
ここで、各リモコンリレー2A、2B、2Cの一方の信号端子(リレー巻線21に接続されている信号端子)は、スイッチ装置1の共通端子(極性切替部13の出力端子132)に接続される。また、各リモコンリレー2A、2B、2Cの他方の信号端子(ダイオード23,24に接続されている信号端子)は、それぞれトリガ部14の各フォトトライアックカプラ14A、14B、14Cの出力端子に接続される。
ところが、配線工事の際の作業ミスにより、例えば、スイッチ装置1の共通端子がトリガ部14の何れかのフォトトライアックカプラ14A、14B、14Cの出力端子に誤結線される可能性がある。このように誤結線された状態でスイッチ装置1が動作した場合、トリガ部14及び極性切替部13に過大な電流が流れてしまい、スイッチ装置1が故障する可能性がある。
これに対して、本実施形態のスイッチ装置1における給電部12は、出力電流が上限値を超えると、出力電流の供給を停止するように構成されている。すなわち、極性切替部13を構成するHブリッジドライバICは、地絡電流や短絡電流などの異常電流に対するICの保護を目的として、過電流保護回路134を内蔵している(図2参照)。そして、出力端子132,133から出力される電流が上限値を越えた場合、過電流保護回路134からコントローラ131に停止信号を出力する。コントローラ131は、前記停止信号を受け取ると、Hブリッジ回路130の全ての電界効果トランジスタをオフして出力電流の供給を停止する。その結果、スイッチ装置1に過大な電流が継続して流れないので、配線の間違い等によるスイッチ装置1の故障の発生を抑制することができる。なお、HブリッジドライバICに内蔵される過電流保護回路134に代えて、出力電流が上限値を超えたときに出力電流の供給を停止する過電流保護回路を給電部12に備えても構わない。
上述のように本実施形態のスイッチ装置1は、電源(交流電源3)から負荷(照明負荷4)への給電路を開閉するリモコンリレー2を制御するスイッチ装置である。本実施形態のスイッチ装置1は、リモコンリレー2の駆動用の電力を作成する電源部15と、電源部15で作成される前記電力をリモコンリレー2に供給する給電部12と、操作入力を受け付ける操作部11とを備える。また、本実施形態のスイッチ装置1は、操作部11が受け付ける前記操作入力に対応して、給電部12による前記電力の供給を制御する制御部10を備える。給電部12は、出力電流が所定の上限値を超えると、出力電流の供給を停止するように構成される。
また、本実施形態の負荷制御システムは、電源(交流電源3)から負荷(照明負荷4)への給電路を開閉するリモコンリレー2と、スイッチ装置1とを有する。
本実施形態のスイッチ装置1及び負荷制御システムは上述のように構成され、スイッチ装置1に過大な電流が継続して流れないので、配線の間違い等によるスイッチ装置1の故障の発生を抑制することができる。
1 スイッチ装置
2 リモコンリレー
3 交流電源(電源)
4 照明負荷(負荷)
10 制御部
11 操作部
12 給電部
13 極性切替部
15 電源部

Claims (2)

  1. 電源から負荷への給電路を開閉するリモコンリレーを制御するスイッチ装置であって、
    前記リモコンリレーの駆動用の電力を作成する電源部と、前記電源部で作成される前記電力を前記リモコンリレーに供給する給電部と、操作入力を受け付ける操作部と、前記操作部が受け付ける前記操作入力に対応して、前記給電部による前記電力の供給を制御する制御部とを備え、
    前記給電部は、出力電流が所定の上限値を超えると、出力電流の供給を停止するように構成されることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 電源から負荷への給電路を開閉するリモコンリレーと、請求項1のスイッチ装置とを有することを特徴とする負荷制御システム。
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