JP2002110011A - 負荷制御システムの機能追加装置 - Google Patents

負荷制御システムの機能追加装置

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JP2002110011A
JP2002110011A JP2000293036A JP2000293036A JP2002110011A JP 2002110011 A JP2002110011 A JP 2002110011A JP 2000293036 A JP2000293036 A JP 2000293036A JP 2000293036 A JP2000293036 A JP 2000293036A JP 2002110011 A JP2002110011 A JP 2002110011A
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  • Relay Circuits (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の負荷制御システムに新たな機能を簡単に
追加可能とする。 【解決手段】リモコントランスRTからリレー巻線r0
への通電方向並びにリレー巻線r0の励磁電流を検出す
る電流検出部1と、リレー巻線r0に励磁電流を流して
リモコンリレーRRを駆動するリモコンリレー駆動部2
と、電流検出部1の検出結果に基づいてリレー巻線r0
に励磁電流を流すようにリモコンリレー駆動部2を制御
する制御部3と、制御部3によりトリガされて時間をカ
ウントするタイマ部4とを備える。負荷Lがオンした時
点からタイマ部4が動作しカウント時間がオン時間に達
すると制御部3がリモコンリレー駆動部2を制御して励
磁電流をリレー巻線r0に供給する。その結果、負荷L
がオンしてからオン時間経過後に自動的に負荷Lがオフ
する一時オン動作が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコンリレーを
用いて負荷への通電をオン・オフする負荷制御システム
に用いられ、このシステムに新たな機能を追加するため
の機能追加装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ラッチング型のリモコンリレーを
用いて負荷への通電をオン・オフする負荷制御システム
として、図34に示すようにリレー巻線L0を励磁する
ことで商用電源ACから負荷(例えば、照明負荷)Lへ
の給電経路に挿入される主接点r0を開閉し且つ主接点
r0に連動する補助接点r1によりリレー巻線L0の通
電方向を切り換えるリモコンリレーRRと、リレー巻線
L0に交流電流を供給する電源装置たるリモコントラン
スRTと、手動で操作可能な操作部を有し操作部の操作
に応じてリレー巻線L0に励磁電流を流すスイッチ装置
Sとを有するシステム構成のものが提供されている。但
し、リモコンリレーRR、リモコントランスRT並びに
スイッチ装置Sの具体的な構成については従来周知であ
るから詳しい説明は省略する。
【0003】ここで、上記従来システムの動作を簡単に
説明する。
【0004】図34は主接点r0がオフ、つまり負荷L
がオフ(消灯)している状態を示している。このオフ状
態では、リモコンリレーRRの補助接点r1がダイオー
ドDb側に切り換わっており、リモコントランスRT→
ダイオードDb→リレー巻線L0→スイッチ装置Sの接
点r2→発光ダイオードLD1及びコンデンサC1→リ
モコントランスRTの経路で電流I1が流れて発光ダイ
オードLD1が点灯し、負荷Lがオフであることを表示
している。なお、このときに流れる電流I1は発光ダイ
オードLD1を点灯するに十分であって、リレー巻線L
0を励磁してリモコンリレーRRを駆動する励磁電流よ
りも小さい微少な電流である。
【0005】このオフ状態からスイッチ装置Sの操作部
を押操作して接点r2を切り換えると、図35に示すよ
うにコンデンサC1の充電電荷が発光ダイオードLD1
を介して第1のサイリスタSR1のゲートに放電される
ため、第1のサイリスタSR1がターンオンし、リモコ
ントランスRT→ダイオードDb→リレー巻線L0→ス
イッチ装置Sの接点r2→第1のサイリスタSR1→リ
モコントランスRTの経路で電流I2が流れる。すなわ
ち、この電流I2はリレー巻線L0を励磁するのに十分
な大きさであるから、リモコンリレーRRが動作して主
接点r0が閉じると同時に補助接点r1がダイオードD
a側に反転して負荷Lがオン(点灯)する。なお、操作
部の押操作を継続して接点r2が切り換わったままであ
っても、コンデンサC1の放電後にはコンデンサC1か
ら第1のサイリスタSR1のゲートへの経路に電流が流
れないため、第1のサイリスタSR1は瞬時にしかオン
せず、リモコンリレーRRのばたつきは生じない。
【0006】一方、補助接点r2が反転すると、図36
に示すようにリモコントランスRT→スイッチ装置Sの
トランジスタTr1→発光ダイオードLD2→接点r2
→リレー巻線L0→ダイオードDa→リモコントランス
RTの経路で電流I3が流れて発光ダイオードLD2が
点灯し、負荷Lがオンであることを表示している。ま
た、リモコントランスRT→コンデンサC1→接点r2
の経路で流れる電流でコンデンサC1が充電される。な
お、このオン状態で流れる電流I3も発光ダイオードL
D2を点灯するのに十分であって、リレー巻線L0を励
磁してリモコンリレーRRを駆動する励磁電流よりも小
さい微少な電流である。
【0007】さらに、このオン状態からスイッチ装置S
の操作部を押操作して接点r2を切り換えると、図37
に示すようにコンデンサC1の充電電荷が発光ダイオー
ドLD2を介して放電され、この放電電流によってトラ
ンジスタTr1が導通して第2のサイリスタSR2のゲ
ートにコレクタ電流が流れるため、第2のサイリスタS
R2がターンオンし、リモコントランスRT→第2のサ
イリスタSR2→接点r2→リレー巻線L0→ダイオー
ドDa→リモコントランスRTの経路で電流I4が流れ
る。この電流I4はリレー巻線L0を励磁するのに十分
な大きさであるから、リモコンリレーRRが動作して主
接点r0が開くと同時に補助接点r1がダイオードDb
側に反転して負荷Lがオフ(消灯)する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来シ
ステムにおいては、スイッチ装置Sを操作して負荷Lを
オン(点灯)した時点から所定のオン時間が経過した後
に自動的に負荷Lをオフ(消灯)する一時動作(一時点
灯)や、負荷Lのオン(点灯)中にスイッチ装置Sが操
作された場合にスイッチ装置Sが操作された時点から所
定の遅れ時間が経過するまで負荷Lをオン(点灯)し続
け、遅れ時間が経過した時点で自動的に負荷Lをオフ
(消灯)する遅れオフ動作(遅れ消灯)を実現すること
ができなかった。つまり、上記一時動作や遅れオフ動作
の機能を実現するためには、スイッチ装置Sに代えて上
記機能を有する別の装置を用いる必要があった。また、
上記従来システムでは1つのスイッチ装置Sにより1つ
のリモコンリレーRRを制御する構成を例示したが、1
つのスイッチ装置で複数のリモコンリレーRRを制御す
る構成も提供されており、このような構成では1つのリ
モコンリレーRR(1回路)のみに一時動作や遅れオフ
動作の機能を追加することが困難な場合が多々ある。
【0009】本発明は上記事情に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、従来の負荷制御システ
ムに新たな機能を簡単に追加することができる負荷制御
システムの機能追加装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、リレー巻線を励磁することで電
源から負荷への給電経路に挿入される主接点を開閉し且
つ主接点に連動する補助接点によりリレー巻線の通電方
向を切り換えるリモコンリレーと、リレー巻線に交流電
流を供給する電源装置と、手動で操作可能な操作部を有
し操作部の操作に応じてリレー巻線に励磁電流を流すス
イッチ装置とを備えた負荷制御システムに用いられ、電
源装置からリレー巻線への通電方向並びにリレー巻線の
励磁電流を検出する検出手段と、リレー巻線に励磁電流
を流してリモコンリレーを駆動する駆動手段と、検出手
段の検出結果に基づいてリレー巻線に励磁電流を流すよ
うに駆動手段を制御する制御手段とを具備することを特
徴とし、検出手段で検出するリレー巻線への通電方向並
びにリレー巻線の励磁電流の検出結果に基づき、制御手
段が駆動手段を制御してリレー電流に励磁電流を流すた
め、スイッチ装置によらずに負荷への給電を停止した
り、あるいはスイッチ装置の操作のタイミングと実際に
負荷への給電を開始又は停止するタイミングとをずらす
といったような新たな機能を、従来の負荷制御システム
に簡単に追加することができる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、制御手段は、スイッチ装置によってリレー巻線に励
磁電流を流して電源から負荷への給電が開始された時点
から所定のオン時間が経過した後に駆動手段を制御して
リレー巻線に励磁電流を流すことで電源から負荷への給
電を停止する一時オン動作を行うことを特徴とし、従来
の負荷制御システムに一時オン動作の機能を簡単に追加
することができる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、制御手段は、電源から負荷への給電中にスイ
ッチ装置によってリレー巻線に励磁電流を流す操作が行
われた場合に励磁電流がリレー巻線に流れるのを阻止
し、スイッチ装置で上記操作が行われた時点から所定の
遅れ時間が経過した後に駆動手段を制御してリレー巻線
に励磁電流を流して電源から負荷への給電を停止する遅
れオフ動作を行うことを特徴とし、従来の負荷制御シス
テムに遅れオフ動作の機能を簡単に追加することができ
る。
【0013】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、制御手段は、スイッチ装置によってリレー巻線に励
磁電流を流して電源から負荷への給電が開始された時点
から所定のオン時間が経過した後に駆動手段を制御して
リレー巻線に励磁電流を流すことで電源から負荷への給
電を停止する一時オン動作と、電源から負荷への給電中
にスイッチ装置によってリレー巻線に励磁電流を流す操
作が行われた場合に励磁電流がリレー巻線に流れるのを
阻止し、スイッチ装置で上記操作が行われた時点から所
定の遅れ時間が経過した後に駆動手段を制御してリレー
巻線に励磁電流を流して電源から負荷への給電を停止す
る遅れオフ動作との何れか一方が実行可能であって、制
御手段が行う動作を、一時オン動作又は遅れオフ動作に
選択して設定する選択手段を備えたことを特徴とし、従
来の負荷制御システムに一時オン動作又は遅れオフ動作
の機能を簡単に追加することができるとともに、1台で
一時オン動作又は遅れオフ動作を選択して行うことがで
きるために使い勝手が向上する。
【0014】請求項5の発明は、請求項2又は3又は4
の発明において、オン時間又は遅れ時間を可変して設定
する時間設定手段を備えたことを特徴とし、用途や使用
状況に応じて適切なオン時間又は遅れ時間を設定するこ
とができるために使い勝手が向上する。
【0015】請求項6の発明は、請求項1〜5の何れか
の発明において、駆動手段は、電源装置から供給される
電流を励磁電流とすることを特徴とし、従来の電源装置
を利用することで新たな電源の追加が不要になる。
【0016】請求項7の発明は、請求項1〜5の何れか
の発明において、励磁電流を供給してリモコンリレーを
駆動するための駆動電源を備えたことを特徴とし、別途
電源を接続する必要がないから端子構造等の簡素化が図
れる。
【0017】請求項8の発明は、請求項1〜7の何れか
の発明において、各手段を納装する器体に、リレー巻線
への通電経路と接続されたリモコンリレーの信号端子に
直接接続されるリレー側端子部、並びにスイッチ装置が
接続されるスイッチ側端子部を設けたことを特徴とし、
リモコンリレーの設置場所に配設する際にスペースを効
率的に利用することができる。また、スイッチ装置が多
回路用の場合であっても任意の1回路に簡単に機能を追
加することができる。
【0018】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、リモコンリレーのケースに形成された段部と係合す
る係合部を器体に設けたことを特徴とし、リモコンリレ
ーのケースに対する器体のがたつきを防ぐことができ
る。
【0019】請求項10の発明は、請求項1〜7の何れ
かの発明において、各手段を納装する器体を、規格化さ
れた分電盤協約寸法に形成したことを特徴とし、リモコ
ンリレーとともにリレー制御盤に配設することができ、
スイッチ装置が多回路用の場合であっても任意の1回路
に簡単に機能を追加することができる。
【0020】請求項11の発明は、請求項1〜7の何れ
かの発明において、各手段を納装する器体を、規格化さ
れた大角形連用配線器具の取付枠に取付可能としたこと
を特徴とし、例えば、スイッチ装置が大角形連用配線器
具の取付枠に取付可能であれば、スイッチ装置とともに
取付枠に取り付けて施工することができ、施工作業が容
易になるとともにスペースを効率的に利用することがで
きる。
【0021】請求項12の発明は、請求項4又は8又は
10又は11の発明において、各手段を納装する器体の
表面に選択手段の操作部を露設したことを特徴とし、選
択手段の操作部が操作し易くなる。
【0022】請求項13の発明は、請求項5又は8又は
10又は11各手段を納装する器体の表面に時間設定手
段の操作部を露設したことを特徴とし、時間設定手段の
操作部が操作し易くなる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。なお、リモコンリレーRR、
リモコントランスRT並びにスイッチ装置Sは従来と同
一のものであるから詳しい説明並びに図示は省略する。
また、以下の各実施形態においては負荷として照明負荷
を例示するが、負荷の種類が照明負荷に限定されるもの
ではない。
【0024】(実施形態1)図1は本実施形態の機能追
加装置(一時点灯・遅れ消灯アダプタ)A1を示すブロ
ック図であり、図2は本実施形態を含む負荷制御システ
ムのシステム構成の一例を示す構成図である。すなわ
ち、図2に示すように機能追加装置A1は、従来のシス
テム構成に対してリモコンリレーRRとリモコントラン
スRT及びスイッチ装置Sとの間に挿入され、リモコン
トランスRTから供給される交流電流を励磁電流として
リモコンリレーRRを駆動することにより、一時点灯並
びに遅れ消灯の機能を追加するものである。
【0025】機能追加装置A1は、図1に示すようにリ
モコントランスRTからリレー巻線r0への通電方向並
びにリレー巻線r0の励磁電流を検出する電流検出部1
と、リレー巻線r0に励磁電流を流してリモコンリレー
RRを駆動するリモコンリレー駆動部2と、電流検出部
1の検出結果に基づいてリレー巻線r0に励磁電流を流
すようにリモコンリレー駆動部2を制御する制御部3
と、制御部3によりトリガされて時間をカウントするタ
イマ部4と、制御部3が行う動作を、一時点灯と遅れ消
灯の何れか一方に選択して設定する機能選択部5と、リ
モコントランスRTから供給される交流電力から各部の
動作電源を作成して供給する電源回路部6と、後述する
オン時間並びに遅れ時間を可変して設定する時間設定部
7とを具備する。また、電流検出部1にはリレー側端子
部の一対の端子T4,T5を介してリモコンリレーRR
の信号端子Ta,Tbが接続され、リモコンリレー駆動
部2にはスイッチ側端子部の3つの端子T1,T2,T
3を介してスイッチ装置Sの接続端子Tm,Tn並びに
リモコントランスRTの出力端子To,Toがそれぞれ
接続される(図2参照)。
【0026】電流検出部1は、図3に示すように端子T
4,T5とリモコンリレー駆動部2とを接続する信号線
La,Lbに流れる電流をダイオードD5,D6を介し
て取り込む検出回路1aと、一方の信号線Laに切換接
点f,gを介して並列接続された抵抗Rx及びインダク
タLxの直列回路からなるリレー動作抑止回路1bとを
具備し、検出回路1aは切換接点f,gを切り換えるた
めのリレーRy1を備えている。検出回路1aではダイ
オードD5,D6を介して取り込んだ電流のレベルを励
磁電流に対応した閾値と比較することで信号線La,L
bに流れる励磁電流を検出するとともに、何れのダイオ
ードD5,D6が導通するかによって信号線La,Lb
を流れる電流の向き(通電方向)を検出し、検出結果を
示す信号(検出信号)を制御部3に出力している。ま
た、リレー動作抑止回路1bは電流検出部1を通過する
励磁電流を減衰させてリモコンリレーRRのリレー巻線
r0が励磁されるのを抑止するものであって、一時点灯
の場合には用いられず、遅れ消灯の場合にのみ用いられ
る。
【0027】図4に示すようにリモコンリレー駆動部2
は、スイッチ側端子部の端子T1に共通接点cが接続さ
れたリレー接点部r4と、制御部3により制御されてリ
レーRy2を駆動しリレー接点部r4を切り換える駆動
回路2aと、リレー接点部r4を介してリモコントラン
スRTからリレー巻線r0への通電経路中に挿入された
サイリスタSR3と、リレー接点部r4が接点x側から
接点y側へ切り換えられたときにサイリスタSR3をタ
ーンオンするターンオン回路とを具備する。このターン
オン回路は、リレー接点部r4が接点x側に切り換えら
れているときに充電され、接点y側に切り換えられたと
きに放電するコンデンサC2、コンデンサC2の放電に
よってオンするトランジスタTr2等で構成される。
【0028】さらに詳しく説明すると、コンデンサC2
の一端が抵抗R1を介してリレー接点部r4の接点xに
接続され、コンデンサC2の他端と接点yとの間にサイ
リスタSR3が接続される。サイリスタSR3のゲート
は、サイリスタSR3と並列に接続された分圧抵抗R
3,R4、ダイオードD1、トランジスタTr2の直列
回路における分圧抵抗R3,R4の接続点に接続され
る。さらに、トランジスタTr2のベースは、コンデン
サC3を介してトランジスタTr2のエミッタに接続さ
れるとともに、ダイオードD2と抵抗R2の直列回路を
介して抵抗R1とコンデンサC2の接続点に接続され
る。また、端子T1,T2が電流検出部1を介して端子
T4,T5に接続され、端子T3がコンデンサC2とサ
イリスタSR3及びトランジスタTr2のエミッタとの
接続点に接続される。
【0029】一方、制御部3は論理回路あるいはマイク
ロコンピュータにより構成され、後述するように機能選
択部5で選択設定された機能(一時点灯又は遅れ消灯)
を実現するべく、電流検出部1からの検出信号とタイマ
部4によるオン時間又は遅れ時間のカウントに基づいて
リモコンリレー駆動部2の駆動回路2aを駆動制御す
る。機能選択部5は後述する操作部15を操作すること
で切り換えられる切換接点イ、ロ(図示せず)を有し、
例えば、接点イ側に切り換えられていれば一時点灯、接
点ロ側に切り換えられていれば遅れ消灯に設定されてい
るものとして制御部3に認識される。また、時間設定部
7は後述する操作部16を操作することで抵抗値が変化
する可変抵抗器からなり、制御部3においては可変抵抗
器の抵抗値に応じてオン時間並びに遅れ時間が設定され
る。
【0030】次に、図5〜図8を参照して機能追加装置
A1を中心に本実施形態における負荷制御システムの動
作を説明する。但し、基本的な動作は従来例と共通であ
り、共通する点については説明を省略する。
【0031】まず、機能選択部5によって一時点灯が選
択設定されている場合について説明する。この場合、制
御部3は電流検出部1の検出回路1aを制御してリレー
Ry1を駆動し、リレー接点を切換接点gに切り換えて
リレー動作抑止回路1bを信号線Laから切り離してい
る。
【0032】図5は主接点r0がオフ、つまり負荷Lが
消灯している状態を示している。このオフ状態では、リ
モコンリレーRRの補助接点r1がダイオードDb側に
切り換わっており、リモコントランスRT→機能追加装
置A1の端子T2→機能追加装置A1の端子T5→ダイ
オードDb→リレー巻線L0→機能追加装置A1の端子
T4→機能追加装置A1の端子T1→スイッチ装置Sの
接点r2→発光ダイオードLD1及びコンデンサC1→
リモコントランスRTの経路で電流I1が流れて発光ダ
イオードLD1が点灯し、負荷Lが消灯していることを
表示している。また、機能追加装置A1においては、端
子T3→コンデンサC2→抵抗R1→リレー接点部r4
の接点x→端子T1の経路でリモコントランスRTから
供給される電流I1’によってコンデンサC2が充電さ
れる。
【0033】このオフ状態からスイッチ装置Sの操作部
を押操作して接点r2を切り換えると、図6に示すよう
にコンデンサC1の充電電荷が発光ダイオードLD1を
介して第1のサイリスタSR1のゲートに放電されるた
め、第1のサイリスタSR1がターンオンし、リモコン
トランスRT→機能追加装置A1の端子T2→機能追加
装置A1の端子T5→ダイオードDb→リレー巻線L0
→機能追加装置A1の端子T4→機能追加装置A1の端
子T1→スイッチ装置Sの接点r2→第1のサイリスタ
SR1→リモコントランスRTの経路で電流I2が流
れ、リモコンリレーRRが動作して主接点r0が閉じる
と同時に補助接点r1がダイオードDa側に反転して負
荷Lがオン(点灯)する。また、機能追加装置A1の電
流検出部1では信号線La,Lbに流れる電流のレベル
を閾値と比較することで上記電流(励磁電流)I2を検
出するとともにその通電方向を検出して検出信号を制御
部3に出力する。制御部3では上記検出信号に基づいて
負荷Lがオフ(消灯)からオン(点灯)に切り換わった
ことを検知すると、タイマ部4をトリガして時間のカウ
ントを開始させる。
【0034】一方、補助接点r2が反転すると、図7に
示すようにリモコントランスRT→スイッチ装置Sのト
ランジスタTr1→発光ダイオードLD2→接点r2→
機能追加装置A1の端子T1→機能追加装置A1の端子
T4→リレー巻線L0→ダイオードDa→機能追加装置
A1の端子T5→機能追加装置A1の端子T2→リモコ
ントランスRTの経路で電流I3が流れて発光ダイオー
ドLD2が点灯し、負荷Lがオン(点灯)であることを
表示している。
【0035】そして、タイマ部4のカウント時間が時間
設定部7で設定されているオン時間に達する(カウント
アップする)と、制御部3が制御信号を出力してリモコ
ンリレー駆動部2の駆動回路2aによりリレーRy2を
駆動させてリレー接点部r4を接点xから接点yに切り
換える。リレー接点部r4が接点yに切り換わると、図
8に示すようにコンデンサC2の充電電荷がトランジス
タTr2のエミッタに放電され、この放電電流によって
トランジスタTr2が導通する。トランジスタTr2が
導通するとトランジスタTr2、ダイオードD1並びに
分圧抵抗R4を介してサイリスタSR3のゲートにトラ
ンジスタTr2のコレクタ電流が流れるため、サイリス
タSR3がターンオンし、リモコントランスRT→端子
T3→サイリスタSR3→リレー接点部r4の接点y→
端子T4→リレー巻線L0→ダイオードDa→端子T5
→端子T2→リモコントランスRTの経路で電流I5が
流れる。この電流I5はリレー巻線L0を励磁するのに
十分な大きさであるから、リモコンリレーRRが動作し
て主接点r0が開くと同時に補助接点r1がダイオード
Db側に反転して負荷Lがオフ(消灯)する。つまり、
機能追加装置A1の働きにより、スイッチ装置Sを操作
して負荷Lが点灯してから所定のオン時間経過後に自動
的に(スイッチ装置Sを操作せずに)負荷Lを消灯する
ことができ、一時点灯の機能が実現できるものである。
なお、オン時間のカウント中にスイッチ装置Sが操作さ
れた場合には、従来例で説明したようにスイッチ装置S
の第2のサイリスタSR2を介して流れる励磁電流I4
でリモコンリレーRRが動作して主接点r0が開いて負
荷Lが消灯し、電流検出部1にて励磁電流I4が検出さ
れると制御部3がタイマ部4のカウント動作を停止して
一時点灯の動作を中断する。また、リモコンリレーRR
を手動で動作させて負荷Lを点灯した場合、電流検出部
1では励磁電流I1を検出しないから、制御部3はタイ
マ部4をトリガしない。
【0036】次に、機能選択部5によって遅れ消灯が選
択設定されている場合について説明する。
【0037】スイッチ装置SによってリモコンリレーR
Rを動作させて負荷Lを点灯した場合、機能追加装置A
1の電流検出部1がリモコンリレーRRを動作させるた
めの励磁電流I1を検出し、検出回路1aがリレーRy
2を駆動してリレー接点を切換接点fに切り換えて信号
線Laにリレー動作抑止回路1bを接続する。
【0038】この点灯状態からスイッチ装置Sの操作部
を押操作すると第1のサイリスタSR1がターンオンし
て励磁電流I4が流れようとするが、機能追加装置A1
の信号線Laに接続されているリレー動作抑止回路1b
によって励磁電流I4が減衰してリレー巻線L0を励磁
することができず、リモコンリレーRRが動作せずに負
荷Lの点灯状態が保持される。このとき、制御部3では
電流検出部1にて励磁電流I4が検出されるとタイマ部
4をトリガして時間のカウントを開始させると同時に検
出回路1aにリレーRy1を駆動させてリレー接点を切
換接点gに切り換え、信号線Laからリレー動作抑止回
路1bを切り離す。
【0039】そして、タイマ部4のカウント時間が時間
設定部7で設定されている遅れ時間に達する(カウント
アップする)と、一時点灯のオン時間のカウントアップ
時と同様に制御部3がリモコンリレー駆動部2を制御し
て励磁電流I5をリレー巻線L0に流し、リモコンリレ
ーRRが動作して主接点r0が開くと同時に補助接点r
1がダイオードDb側に反転して負荷Lが消灯する。つ
まり、機能追加装置A1の働きにより、負荷Lの点灯中
にスイッチ装置Sを操作してから所定の遅れ時間経過後
に負荷Lを消灯することができ、遅れ消灯の機能が実現
できるものである。なお、遅れ時間のカウント中にスイ
ッチ装置Sが操作された場合には、従来例で説明したよ
うにスイッチ装置Sの第2のサイリスタSR2を介して
流れる励磁電流I4でリモコンリレーRRが動作して主
接点r0が開いて負荷Lが消灯し、電流検出部1にて励
磁電流I4が検出されると制御部3がタイマ部4のカウ
ント動作を停止して遅れ消灯の動作を中断する。また、
リモコンリレーRRを手動で動作させて負荷Lを消灯し
た場合、電流検出部1では励磁電流I4を検出しないか
ら、制御部3はタイマ部4をトリガしない。
【0040】ところで、本実施形態の機能追加装置A1
は図9に示すような外観構造を有している。合成樹脂に
より略箱形に形成された器体10の内部に上記各部1〜
7が納装される。器体10の上部には上方及び前方へ開
口する凹所10aが形成され、凹所10aの底面には端
子ねじ12及び端子板13からなるねじ締め式の端子T
1〜T3が設けてある。なお、各端子T1〜T3間の絶
縁を確保するため、各端子T1〜T3の間には凹所10
aの底面から絶縁壁11が立設されている。
【0041】また、器体10の背面にはリモコンリレー
RRのケース100に形成された段部104と係合する
係合部10bが形成され、係合部10bの上方である背
面側の上部には略コ字型の2つの端子板14が背面に略
直交するように背方へ向けて突設されており、これら2
つの端子板14がリレー側端子部の端子T4,T5とな
る。
【0042】さらに、器体10前面の凹所10aの下側
には、機能選択部5の操作部15並びに時間設定部7の
操作部16が設けてある。すなわち、機能選択部5の操
作部15は機能選択部5を構成するスライドスイッチを
操作するものであって、器体10の前面下部に形成され
た操作溝10c内でスライド自在に設けてある。なお、
操作溝10cの下部両側には選択可能な機能(一時点灯
及び遅れ消灯)の文字が記されており、操作部15を各
文字の方へスライドさせることで各文字で表された機能
が選択されるようにしてある。また、時間設定部7の操
作部16は時間設定部7を構成する可変抵抗器の抵抗値
を変化させるものであって、略円形に形成されて器体1
0の前面下部に回動自在に配設される。操作部16の前
面には略十字型の溝16aが形成されており、この溝1
6aにドライバの先端を挿入してドライバを回すことで
操作部16の回動が可能となっている。なお、器体10
前面の操作部16の周囲には操作部16によって設定さ
れるオン時間又は遅れ時間の目安となる数字が記されて
おり、操作部16を操作して溝16aを各数字に合わせ
ることで各数字で表されたオン時間又は遅れ時間に設定
されるようにしてある。このように機能選択部5及び時
間設定部7の操作部15,16を器体10の表面に露設
しているため、各操作部15,16が操作し易くなるも
のである。
【0043】一方、リモコンリレーRRは図10に示す
ような外観構造を有し、日本工業規格(JIS)で規格
化された電灯分電盤用協約形配線用遮断器(JIS C
8370 附属書5参照)の寸法(以下、「分電盤協
約寸法」という)に形成されたケース100を備えてい
る。ケース100の長手方向の一端側に補助接点r2や
リレー巻線L0に接続された一対の信号端子Ta,Tb
が設けられ、他端側に主接点r0に接続された一対の接
続端子Tc,Tdが設けられている。また、ケース10
0の上面には主接点r0を手動で開閉するための操作ハ
ンドル103が設けられている。さらに、ケース100
の信号端子Ta,Tbが設けられている側の端面には側
方へ突出する段部104が形成されている。つまり、信
号端子Ta,Tbの下側に別の端子が設けられた場合
に、段部104の部位に別の端子を設けることでケース
100の上部側から下側の端子が締め付け可能となる。
なお、リモコンリレーRRの詳細な構造は従来周知であ
るから図示並びに説明を省略する。
【0044】而して、本実施形態の機能追加装置A1
は、図10に示すように器体10の背面に突設された端
子板14,14からなる端子T4,T5を信号端子T
a,Tbに接続することでリモコンリレーRRに機械的
及び電気的に接続される。また、このときに器体10背
面の係合部10bがケース100の段部104と係合す
ることでケース100に対する器体10のがたつきを防
ぐことができる。
【0045】本実施形態は上述のように構成されるもの
であるから、従来の負荷制御システムに一時オン(一時
点灯)や遅れオフ(遅れ消灯)の新たな機能を簡単に追
加することができる。しかも、器体10に突設された端
子板14,14をリモコンリレーRRの信号端子Ta,
Tbに直接接続する構成であるから、リモコンリレーR
Rの設置場所(分電盤やリレー制御盤など)に配設する
際にスペースを効率的に利用することができ、また、ス
イッチ装置Sが多回路用の場合であっても任意の1回路
に簡単に機能を追加することができるという利点があ
る。また、機能選択部5を具備することで1台の機能追
加装置A1にて複数の機能を選択することができため、
使い勝手が向上するという利点がある。さらに、時間設
定部7を具備することにより、用途や使用状況に応じて
適切なオン時間や遅れ時間を設定することができ、これ
によっても使い勝手が向上するという利点がある。しか
も、本実施形態ではリモコンリレーRRを駆動するため
の励磁電流をリモコントランスRTの供給電流から得て
いるので、励磁電流用に新たな電源の追加が不要になる
という利点がある。
【0046】ところで、機能選択部5及び時間設定部7
は必ずしも具備する必要はなく、図11に示すように機
能選択部5と時間設定部7の両方を省略して操作部1
5,16を有しない器体10を形成してもよい。あるい
は、図12に示すように時間設定部7のみを具備して操
作部16だけを器体10に設けるようにしたり、その反
対に、図13に示すように機能選択部5のみを具備して
操作部15だけを器体10に設けてもよい。
【0047】(実施形態2)図14は本実施形態の機能
追加装置A2を示すブロック図であり、図15は本実施
形態を含む負荷制御システムのシステム構成の一例を示
す構成図である。而して、実施形態1の機能追加装置A
1がリモコントランスRTから供給される交流電流を励
磁電流としてリモコンリレーRRを駆動するのに対し、
本実施形態の機能追加装置A2は励磁電流を供給してリ
モコンリレーRRを駆動するための駆動電源たる電源蓄
積部8を備えた点に特徴がある。但し、基本的な構成は
実施形態1と共通であるから、共通する構成については
同一の符号を付して説明を省略する。
【0048】機能追加装置A2は、図14に示すように
電流検出部1、リモコンリレー駆動部2’、制御部3、
タイマ部4、機能選択部5、電源回路部6’、時間設定
部7並びに電源蓄積部8を具備する。また、電流検出部
1にはスイッチ側端子部の端子T1を介してスイッチ装
置Sの接続端子Tmが接続されるとともに端子T2を介
してリモコントランスRTの出力端子Toが接続され、
リモコンリレー駆動部2’にはリレー側端子部の一対の
端子T4,T5を介してリモコンリレーRRの信号端子
Ta,Tbがそれぞれ接続される(図15参照)。な
お、電源回路部6’はリモコントランスRTからスイッ
チ装置S、機能追加装置A2並びにリモコンリレーRR
からなる閉ループに定常的に流れる電流(発光ダイオー
ドLD1,LD2を点灯する電流)により各部の動作電
源を作成するものである。
【0049】電源蓄積部8は、図16に示すように上記
閉ループに流れる電流を信号線LaからダイオードD
7,D8を介して取り込むとともにコンデンサ等の電荷
蓄積要素を有する蓄積回路8aに電荷を蓄積しており、
蓄積回路8aに蓄積された電荷を励磁電流の電源とす
る。また、リモコンリレー駆動部2’は蓄積回路8aの
出力端子と信号線Laとの間にダイオードD9を介して
接続された接点部r5と、制御部3から与えられる制御
信号により動作して接点部r5を開閉するリレーRy3
を駆動する駆動回路2a’とを具備する。すなわち、リ
モコンリレー駆動部2’ではリレーRy3を駆動して接
点部r5を閉じることで蓄積回路8aに蓄積された電荷
を信号線Laに放出することでリモコンリレーRRに励
磁電流を供給するのである。
【0050】次に本実施形態の機能追加装置A2の動作
を説明する。
【0051】まず、機能選択部5によって一時点灯が選
択設定されている場合、制御部3は電流検出部1の検出
回路1aを制御してリレーRy1を駆動し、リレー接点
を切換接点gに切り換えてリレー動作抑止回路1bを信
号線Laから切り離している。この状態でスイッチ装置
Sが操作されてリモコンリレーRRが駆動されることに
より負荷Lが点灯すると、電流検出部1では信号線L
a,Lbに流れる電流のレベルを閾値と比較することで
励磁電流I2を検出するとともにその通電方向を検出し
て検出信号を制御部3に出力する。制御部3では上記検
出信号に基づいて負荷Lがオフ(消灯)からオン(点
灯)に切り換わったことを検知すると、タイマ部4をト
リガして時間のカウントを開始させる。
【0052】そして、タイマ部4のカウント時間が時間
設定部7で設定されているオン時間に達すると、制御部
3が制御信号を出力してリモコンリレー駆動部2’の駆
動回路2a’がリレーRy3を駆動して接点部r5を閉
じ、蓄積回路8aに蓄積された電荷を信号線Laに放出
することでリモコンリレーRRに励磁電流を供給する。
これにより、リモコンリレーRRが動作して主接点r0
が開いて負荷Lが消灯する。つまり、機能追加装置A2
の働きにより、スイッチ装置Sを操作して負荷Lが点灯
してから所定のオン時間経過後に自動的に(スイッチ装
置Sを操作せずに)負荷Lを消灯することができ、一時
点灯の機能が実現できるものである。なお、オン時間の
カウント中にスイッチ装置Sが操作された場合には、従
来例で説明したようにスイッチ装置Sの第2のサイリス
タSR2を介して流れる励磁電流I4でリモコンリレー
RRが動作して主接点r0が開いて負荷Lが消灯し、電
流検出部1にて励磁電流I4が検出されると制御部3が
タイマ部4のカウント動作を停止して一時点灯の動作を
中断する。また、リモコンリレーRRを手動で動作させ
て負荷Lを点灯した場合、電流検出部1では励磁電流I
2を検出しないから、制御部3はタイマ部4をトリガし
ない。
【0053】次に、機能選択部5によって遅れ消灯が選
択設定されている場合について説明する。この場合、ス
イッチ装置SによってリモコンリレーRRを動作させて
負荷Lを点灯すると、機能追加装置A2の電流検出部1
がリモコンリレーRRを動作させるための励磁電流I2
を検出し、検出回路1aがリレーRy2を駆動してリレ
ー接点を切換接点fに切り換えて信号線Laにリレー動
作抑止回路1bを接続する。この点灯状態からスイッチ
装置Sの操作部を押操作すると励磁電流I4が流れよう
とするが、機能追加装置A2の信号線Laに接続されて
いるリレー動作抑止回路1bによって励磁電流I4が減
衰してリレー巻線L0を励磁することができず、リモコ
ンリレーRRが動作せずに負荷Lの点灯状態が保持され
る。このとき、制御部3では電流検出部1にて励磁電流
I4が検出されるとタイマ部4をトリガして時間のカウ
ントを開始させると同時に検出回路1aにリレーRy2
を駆動させてリレー接点を切換接点gに切り換え、信号
線Laからリレー動作抑止回路1bを切り離す。
【0054】そして、タイマ部4のカウント時間が時間
設定部7で設定されている遅れ時間に達すると、一時点
灯のオン時間のカウントアップ時と同様に制御部3が制
御信号を出力してリモコンリレー駆動部2’から電源蓄
積部8を電源としてリモコンリレーRRに励磁電流を供
給し、リモコンリレーRRを動作させて主接点r0を開
き、負荷Lを消灯する。つまり、機能追加装置A2の働
きにより、負荷Lの点灯中にスイッチ装置Sを操作して
から所定の遅れ時間経過後に負荷Lを消灯することがで
き、遅れ消灯の機能が実現できるものである。なお、遅
れ時間のカウント中にスイッチ装置Sが操作された場合
には、従来例で説明したようにスイッチ装置Sの第2の
サイリスタSR2を介して流れる励磁電流I4でリモコ
ンリレーRRが動作して主接点r0が開いて負荷Lが消
灯し、電流検出部1にて励磁電流I4が検出されると制
御部3がタイマ部4のカウント動作を停止して遅れ消灯
の動作を中断する。また、リモコンリレーRRを手動で
動作させて負荷Lを消灯した場合、電流検出部1では励
磁電流I4を検出しないから、制御部3はタイマ部4を
トリガしない。
【0055】一方、本実施形態の機能追加装置A2は図
17に示すような外観構造を有しており、器体10の凹
所10a底面には端子ねじ12及び端子板13からなる
ねじ締め式の端子T1,T2が段違いに設けられてい
る。但し、これ以外の構造は実施形態1と同一であるか
ら詳しい説明は省略する。
【0056】本実施形態は上述のように構成されるもの
であり、励磁電流を供給してリモコンリレーRRを駆動
するための電源蓄積部8を備えたので、実施形態1のよ
うにリモコントランスRTから励磁電流用の電源供給を
受ける必要がないから、端子構造等の簡素化が図れると
いう利点がある。
【0057】ところで、本実施形態においても機能選択
部5及び時間設定部7は必ずしも具備する必要はなく、
図18に示すように機能選択部5と時間設定部7の両方
を省略して操作部15,16を有しない器体10を形成
してもよい。あるいは、図19に示すように時間設定部
7のみを具備して操作部16だけを器体10に設けるよ
うにしたり、その反対に、図20に示すように機能選択
部5のみを具備して操作部15だけを器体10に設けて
もよい。
【0058】(実施形態3)本実施形態の機能追加装置
A3は実施形態1と同一の回路構成を有するものであっ
て、図21に示すように分電盤協約寸法に形成された器
体20を備えている。
【0059】器体20は全体が略凸形に形成され、突台
部21の長手方向の一端側に端子ねじ22及び端子板2
3からなるねじ締め式の端子T1〜T3が設けられ、他
端側には端子ねじ22及び端子板23からなるねじ締め
式の端子T4,T5が設けられている。また、各端子T
1〜T3間並びに端子T4,T5間には絶縁を確保する
ために絶縁壁24が立設されている。さらに、突台部2
1上面の長手方向略中央には凹所21aが形成されてお
り、この凹所21aの底面に機能選択部5の操作部25
並びに時間設定部7の操作部26が設けてある。
【0060】機能選択部5の操作部25は実施形態1に
おける操作部15と同一の構造を有し、凹所21a底面
に形成された操作溝21b内でスライド自在に設けてあ
る。なお、操作溝21bの近傍には選択可能な機能(一
時点灯及び遅れ消灯)の文字が記されている。また、時
間設定部7の操作部26も実施形態1における操作部1
6と同一の構造を有し、凹所21a底面に回動自在に配
設される。なお、凹所21a底面の操作部26の周囲に
は操作部26によって設定されるオン時間又は遅れ時間
の目安となる数字が記されている。このように機能選択
部5及び時間設定部7の操作部25,26を器体20の
表面に露設しているため、各操作部25,26が操作し
易くなるものである。
【0061】而して、本実施形態の機能追加装置A3は
分電盤協約寸法に形成された器体20を備えているか
ら、リモコンリレーRRとともにリレー制御盤に配設す
ることができるとともに、スイッチ装置Sが多回路用の
場合であっても任意の1回路に簡単に機能を追加するこ
とができるという利点がある。
【0062】なお、機能選択部5及び時間設定部7は必
ずしも具備する必要はなく、図22に示すように機能選
択部5と時間設定部7の両方を省略して操作部25,2
6を有しない器体20を形成してもよい。あるいは、図
23に示すように時間設定部7のみを具備して操作部2
6だけを器体20に設けるようにしたり、その反対に、
機能選択部5のみを具備して操作部25だけを器体20
に設けてもよい。
【0063】(実施形態4)本実施形態の機能追加装置
A4は実施形態2と同一の回路構成を有するものであっ
て、図24に示すように分電盤協約寸法に形成された器
体20を備えている。但し、器体20は実施形態3の機
能追加装置A3の器体20とほぼ同一の構造であって、
突台部21の長手方向一端側に2つの端子T1,T2が
設けられている点のみが異なる。よって、これ以外の構
造については実施形態3と同一の符号を付して説明を省
略する。
【0064】而して、本実施形態の機能追加装置A4も
分電盤協約寸法に形成された器体20を備えているか
ら、リモコンリレーRRとともにリレー制御盤に配設す
ることができるとともに、スイッチ装置Sが多回路用の
場合であっても任意の1回路に簡単に機能を追加するこ
とができるという利点がある。
【0065】なお、機能選択部5及び時間設定部7は必
ずしも具備する必要はなく、図25に示すように機能選
択部5と時間設定部7の両方を省略して操作部25,2
6を有しない器体20を形成してもよい。あるいは、図
26に示すように時間設定部7のみを具備して操作部2
6だけを器体20に設けるようにしたり、その反対に、
機能選択部5のみを具備して操作部25だけを器体20
に設けてもよい。
【0066】(実施形態5)図27は本実施形態の機能
追加装置A5を示すブロック図であり、図28は本実施
形態を含む負荷制御システムのシステム構成の一例を示
す構成図である。而して、実施形態1の機能追加装置A
1がリモコンリレーRRに直接接続されるのに対し、本
実施形態の機能追加装置A5はリモコントランスRTを
介してリモコンリレーRRに接続され、且つスイッチ装
置Sに直接接続される回路構成としている。但し、これ
以外の基本的な回路構成は実施形態1と共通であるか
ら、共通する構成については同一の符号を付して説明を
省略する。
【0067】而して、本実施形態の機能追加装置A5
は、図29に示すように端子T2,T5の代わりに端子
T3と送り配線された端子T6を設けた点が回路構成上
で実施形態1の機能追加装置A1と異なるだけでリモコ
ンリレー駆動部2や電流検出部1の回路構成は共通であ
る。よって、本実施形態における負荷制御システムの動
作も実施形態1のものと共通であるから説明は省略す
る。
【0068】一方、本実施形態の機能追加装置A5は図
30に示すような外観構造を有している。合成樹脂製の
器体30は金属製の組立枠31,31によりボディとカ
バーを結合して構成されており、JISで規格化された
大角形連用配線器具の1個モジュール寸法(JIS C
8375参照)に形成されている。器体30の前面略
中央にはボス部32が突設されており、このボス部32
の前面に機能選択部5の操作部15並びに時間設定部7
の操作部16が設けられている。なお、2つの操作部1
5,16の構造は実施形態1のものと共通であるから説
明は省略する。また、器体30背面の四隅にはねじ締め
式の端子T1,T3,T4,T6が設けられている。さ
らに、組立枠31には、図示しない大角形連用配線器具
の合成樹脂製の取付枠(JIS C 8375参照)が
具備する係止孔に係止する一対の係止爪31a,31
a、並びに図示しない大角形連用配線器具の金属製の取
付枠(JIS C 8375参照)が具備する固着用爪
部が係合する係合孔31bが形成してあり、係止爪31
a,31a又は係合孔31bを使って合成樹脂製又は金
属製の取付枠に取り付けることができる。
【0069】ここで、スイッチ装置Sも大角形連用配線
器具の1個モジュール寸法に形成されており、図31に
示すように機能追加装置A5とスイッチ装置Sを同じ取
付枠に連接して取り付けることができる。なお、取付枠
の前面側にはプレート枠40が取り付けられ、さらにプ
レート枠40の前面側に化粧プレート41が取り付けら
れる。化粧プレート41には略中央にボス部の前面を露
出する開口窓41aが設けてあり、この開口窓41aを
通してスイッチ装置Sの操作部50並びに負荷Lの状態
を表示する発光ダイオードLD1,LD2が外部に臨ま
せてある。但し、機能追加装置A5は化粧プレート41
によって覆い隠されるため、機能選択部5の操作部15
や時間設定部7の操作部16を操作する場合には化粧プ
レート41をプレート枠40から取り外す必要がある。
【0070】本実施形態は上述のように構成されるもの
であって、例えば、リレー制御盤内に機能追加装置A1
〜A4を配設するスペースがない場合であっても、スイ
ッチ装置Sとともに本実施形態の機能追加装置A5を取
付枠に取り付けて施工することができ、施工作業が容易
になるとともにスペースを効率的に利用することができ
るという利点がある。
【0071】ところで、本実施形態においても機能選択
部5及び時間設定部7は必ずしも具備する必要はなく、
図32に示すように機能選択部5と時間設定部7の両方
をボス部32から省略して操作部15,16を有しない
器体30を形成してもよい。あるいは、図33に示すよ
うに時間設定部7のみを具備して操作部16だけを器体
30のボス部32に設けるようにしたり、その反対に、
機能選択部5のみを具備して操作部15だけを器体30
に設けてもよい。
【0072】
【発明の効果】請求項1の発明は、リレー巻線を励磁す
ることで電源から負荷への給電経路に挿入される主接点
を開閉し且つ主接点に連動する補助接点によりリレー巻
線の通電方向を切り換えるリモコンリレーと、リレー巻
線に交流電流を供給する電源装置と、手動で操作可能な
操作部を有し操作部の操作に応じてリレー巻線に励磁電
流を流すスイッチ装置とを備えた負荷制御システムに用
いられ、電源装置からリレー巻線への通電方向並びにリ
レー巻線の励磁電流を検出する検出手段と、リレー巻線
に励磁電流を流してリモコンリレーを駆動する駆動手段
と、検出手段の検出結果に基づいてリレー巻線に励磁電
流を流すように駆動手段を制御する制御手段とを具備す
るので、検出手段で検出するリレー巻線への通電方向並
びにリレー巻線の励磁電流の検出結果に基づき、制御手
段が駆動手段を制御してリレー電流に励磁電流を流すた
め、スイッチ装置によらずに負荷への給電を停止した
り、あるいはスイッチ装置の操作のタイミングと実際に
負荷への給電を開始又は停止するタイミングとをずらす
といったような新たな機能を、従来の負荷制御システム
に簡単に追加することができるという効果がある。
【0073】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、制御手段は、スイッチ装置によってリレー巻線に励
磁電流を流して電源から負荷への給電が開始された時点
から所定のオン時間が経過した後に駆動手段を制御して
リレー巻線に励磁電流を流すことで電源から負荷への給
電を停止する一時オン動作を行うので、従来の負荷制御
システムに一時オン動作の機能を簡単に追加することが
できるという効果がある。
【0074】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、制御手段は、電源から負荷への給電中にスイ
ッチ装置によってリレー巻線に励磁電流を流す操作が行
われた場合に励磁電流がリレー巻線に流れるのを阻止
し、スイッチ装置で上記操作が行われた時点から所定の
遅れ時間が経過した後に駆動手段を制御してリレー巻線
に励磁電流を流して電源から負荷への給電を停止する遅
れオフ動作を行うので、従来の負荷制御システムに遅れ
オフ動作の機能を簡単に追加することができるという効
果がある。
【0075】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、制御手段は、スイッチ装置によってリレー巻線に励
磁電流を流して電源から負荷への給電が開始された時点
から所定のオン時間が経過した後に駆動手段を制御して
リレー巻線に励磁電流を流すことで電源から負荷への給
電を停止する一時オン動作と、電源から負荷への給電中
にスイッチ装置によってリレー巻線に励磁電流を流す操
作が行われた場合に励磁電流がリレー巻線に流れるのを
阻止し、スイッチ装置で上記操作が行われた時点から所
定の遅れ時間が経過した後に駆動手段を制御してリレー
巻線に励磁電流を流して電源から負荷への給電を停止す
る遅れオフ動作との何れか一方が実行可能であって、制
御手段が行う動作を、一時オン動作又は遅れオフ動作に
選択して設定する選択手段を備えたので、従来の負荷制
御システムに一時オン動作又は遅れオフ動作の機能を簡
単に追加することができるとともに、1台で一時オン動
作又は遅れオフ動作を選択して行うことができるために
使い勝手が向上するという効果がある。
【0076】請求項5の発明は、請求項2又は3又は4
の発明において、オン時間又は遅れ時間を可変して設定
する時間設定手段を備えたので、用途や使用状況に応じ
て適切なオン時間又は遅れ時間を設定することができる
ために使い勝手が向上するという効果がある。
【0077】請求項6の発明は、請求項1〜5の何れか
の発明において、駆動手段は、電源装置から供給される
電流を励磁電流とするので、従来の電源装置を利用する
ことで新たな電源の追加が不要になるという効果があ
る。
【0078】請求項7の発明は、請求項1〜5の何れか
の発明において、励磁電流を供給してリモコンリレーを
駆動するための駆動電源を備えたので、別途電源を接続
する必要がないから端子構造等の簡素化が図れるという
効果がある。
【0079】請求項8の発明は、請求項1〜7の何れか
の発明において、各手段を納装する器体に、リレー巻線
への通電経路と接続されたリモコンリレーの信号端子に
直接接続されるリレー側端子部、並びにスイッチ装置が
接続されるスイッチ側端子部を設けたので、リモコンリ
レーの設置場所に配設する際にスペースを効率的に利用
することができ、また、スイッチ装置が多回路用の場合
であっても任意の1回路に簡単に機能を追加することが
できるという効果がある。
【0080】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、リモコンリレーのケースに形成された段部と係合す
る係合部を器体に設けたので、リモコンリレーのケース
に対する器体のがたつきを防ぐことができるという効果
がある。
【0081】請求項10の発明は、請求項1〜7の何れ
かの発明において、各手段を納装する器体を、規格化さ
れた分電盤協約寸法に形成したので、リモコンリレーと
ともにリレー制御盤に配設することができ、スイッチ装
置が多回路用の場合であっても任意の1回路に簡単に機
能を追加することができるという効果がある。
【0082】請求項11の発明は、請求項1〜7の何れ
かの発明において、各手段を納装する器体を、規格化さ
れた大角形連用配線器具の取付枠に取付可能としたの
で、例えば、スイッチ装置が大角形連用配線器具の取付
枠に取付可能であれば、スイッチ装置とともに取付枠に
取り付けて施工することができ、施工作業が容易になる
とともにスペースを効率的に利用することができるとい
う効果がある。
【0083】請求項12の発明は、請求項4又は8又は
10又は11の発明において、各手段を納装する器体の
表面に選択手段の操作部を露設したので、選択手段の操
作部が操作し易くなるという効果がある。
【0084】請求項13の発明は、請求項5又は8又は
10又は11各手段を納装する器体の表面に時間設定手
段の操作部を露設したので、時間設定手段の操作部が操
作し易くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示すブロック図である。
【図2】同上を含む負荷制御システムのシステム構成図
である。
【図3】同上における電流検出部の概略回路構成図であ
る。
【図4】同上におけるリモコンリレー駆動部の概略回路
構成図である。
【図5】同上の動作説明図である。
【図6】同上の動作説明図である。
【図7】同上の動作説明図である。
【図8】同上の動作説明図である。
【図9】同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は背面図、(d)は上面図である。
【図10】同上のリモコンリレーに接続した状態を示
し、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は正面
図、(d)は背面図である。
【図11】同上の他の構造を示し、(a)は正面図、
(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は上面図であ
る。
【図12】同上のさらに他の構造を示し、(a)は正面
図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は上面図
である。
【図13】同上のさらにまた他の構造を示す正面図であ
る。
【図14】実施形態2を示すブロック図である。
【図15】同上を含む負荷制御システムのシステム構成
図である。
【図16】同上における電流検出部、リモコンリレー駆
動部2並びに電源蓄積部の概略回路構成図である。
【図17】同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は背面図、(d)は上面図である。
【図18】同上の他の構造を示し、(a)は正面図、
(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は上面図であ
る。
【図19】同上のさらに他の構造を示し、(a)は正面
図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は上面図
である。
【図20】同上のさらにまた他の構造を示す正面図であ
る。
【図21】実施形態3を示し、(a)は上面図、(b)
は正面図、(c)は側面図である。
【図22】同上の他の構造を示し、(a)は上面図、
(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図23】同上のさらに他の構造を示し、(a)は上面
図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図24】実施形態4を示し、(a)は上面図、(b)
は正面図、(c)は側面図である。
【図25】同上の他の構造を示し、(a)は上面図、
(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図26】同上のさらに他の構造を示し、(a)は上面
図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図27】実施形態5を示すブロック図である。
【図28】同上を含む負荷制御システムのシステム構成
図である。
【図29】同上におけるリモコンリレー駆動部2の概略
回路構成図である。
【図30】同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は背面図である。
【図31】同上の施工状態を示し、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
【図32】同上の他の構造を示し、(a)は正面図、
(b)は側面図、(c)は背面図である。
【図33】同上のさらに他の構造を示し、(a)は正面
図、(b)は側面図、(c)は背面図である。
【図34】従来の負荷制御システムの動作説明図であ
る。
【図35】同上の動作説明図である。
【図36】同上の動作説明図である。
【図37】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
1 電流検出部 2 リモコンリレー駆動部 3 制御部 4 タイマ部 5 機能選択部 6 電源回路部 7 時間設定部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リレー巻線を励磁することで電源から負
    荷への給電経路に挿入される主接点を開閉し且つ主接点
    に連動する補助接点によりリレー巻線の通電方向を切り
    換えるリモコンリレーと、リレー巻線に交流電流を供給
    する電源装置と、手動で操作可能な操作部を有し操作部
    の操作に応じてリレー巻線に励磁電流を流すスイッチ装
    置とを備えた負荷制御システムに用いられ、電源装置か
    らリレー巻線への通電方向並びにリレー巻線の励磁電流
    を検出する検出手段と、リレー巻線に励磁電流を流して
    リモコンリレーを駆動する駆動手段と、検出手段の検出
    結果に基づいてリレー巻線に励磁電流を流すように駆動
    手段を制御する制御手段とを具備することを特徴とする
    負荷制御システムの機能追加装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、スイッチ装置によってリレ
    ー巻線に励磁電流を流して電源から負荷への給電が開始
    された時点から所定のオン時間が経過した後に駆動手段
    を制御してリレー巻線に励磁電流を流すことで電源から
    負荷への給電を停止する一時オン動作を行うことを特徴
    とする請求項1記載の負荷制御システムの機能追加装
    置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、電源から負荷への給電中に
    スイッチ装置によってリレー巻線に励磁電流を流す操作
    が行われた場合に励磁電流がリレー巻線に流れるのを阻
    止し、スイッチ装置で上記操作が行われた時点から所定
    の遅れ時間が経過した後に駆動手段を制御してリレー巻
    線に励磁電流を流して電源から負荷への給電を停止する
    遅れオフ動作を行うことを特徴とする請求項1又は2記
    載の負荷制御システムの機能追加装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、スイッチ装置によってリレ
    ー巻線に励磁電流を流して電源から負荷への給電が開始
    された時点から所定のオン時間が経過した後に駆動手段
    を制御してリレー巻線に励磁電流を流すことで電源から
    負荷への給電を停止する一時オン動作と、電源から負荷
    への給電中にスイッチ装置によってリレー巻線に励磁電
    流を流す操作が行われた場合に励磁電流がリレー巻線に
    流れるのを阻止し、スイッチ装置で上記操作が行われた
    時点から所定の遅れ時間が経過した後に駆動手段を制御
    してリレー巻線に励磁電流を流して電源から負荷への給
    電を停止する遅れオフ動作との何れか一方が実行可能で
    あって、制御手段が行う動作を、一時オン動作又は遅れ
    オフ動作に選択して設定する選択手段を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の負荷制御システムの機能追加装
    置。
  5. 【請求項5】 オン時間又は遅れ時間を可変して設定す
    る時間設定手段を備えたことを特徴とする請求項2又は
    3又は4記載の負荷制御システムの機能追加装置。
  6. 【請求項6】 駆動手段は、電源装置から供給される電
    流を励磁電流とすることを特徴とする請求項1〜5の何
    れかに記載の負荷制御システムの機能追加装置。
  7. 【請求項7】 励磁電流を供給してリモコンリレーを駆
    動するための駆動電源を備えたことを特徴とする請求項
    1〜5の何れかに記載の負荷制御システムの機能追加装
    置。
  8. 【請求項8】 各手段を納装する器体に、リレー巻線へ
    の通電経路と接続されたリモコンリレーの信号端子に直
    接接続されるリレー側端子部、並びにスイッチ装置が接
    続されるスイッチ側端子部を設けたことを特徴とする請
    求項1〜7の何れかに記載の負荷制御システムの機能追
    加装置。
  9. 【請求項9】 リモコンリレーのケースに形成された段
    部と係合する係合部を器体に設けたことを特徴とする請
    求項8記載の負荷制御システムの機能追加装置。
  10. 【請求項10】 各手段を納装する器体を、規格化され
    た分電盤協約寸法に形成したことを特徴とする請求項1
    〜7の何れかに記載の負荷制御システムの機能追加装
    置。
  11. 【請求項11】 各手段を納装する器体を、規格化され
    た大角形連用配線器具の取付枠に取付可能としたことを
    特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の負荷制御シス
    テムの機能追加装置。
  12. 【請求項12】 各手段を納装する器体の表面に選択手
    段の操作部を露設したことを特徴とする請求項4又は8
    又は10又は11記載の負荷制御システムの機能追加装
    置。
  13. 【請求項13】 各手段を納装する器体の表面に時間設
    定手段の操作部を露設したことを特徴とする請求項5又
    は8又は10又は11記載の負荷制御システムの機能追
    加装置。
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