JP2002360653A - 浴室設備 - Google Patents

浴室設備

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JP2002360653A
JP2002360653A JP2001168071A JP2001168071A JP2002360653A JP 2002360653 A JP2002360653 A JP 2002360653A JP 2001168071 A JP2001168071 A JP 2001168071A JP 2001168071 A JP2001168071 A JP 2001168071A JP 2002360653 A JP2002360653 A JP 2002360653A
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Japan
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bathing
bathroom
hot water
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condition
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JP2001168071A
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English (en)
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Toshikazu Takemori
利和 竹森
Kazumi Michihiro
和美 道広
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適切な条件下での入浴、特に、半身浴を、容
易に、しかも確実に実践することができ、十分な快適性
及び入浴効果を享受することができるようにする。 【解決手段】 半身浴、全身浴を含む入浴方法の選択が
なされたとき、その時点における浴室内外の気温、水道
水温度等の周辺環境を検出し、これらを用いて入浴条件
の格納手段から入浴条件を読み込み、これらのうちか
ら、最適な入浴条件を選定して表示し、自動スイッチの
操作を待って、給湯装置、暖房装置及び送風装置を運転
制御し、選定された最適入浴条件を自動的に実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入浴者に快適な入
浴環境を提供する浴室設備に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】入浴
は、日常生活の緊張を緩和し、疲労の回復を図るための
有用な生活習慣として定着しており、特に、比較的少量
の湯を満たした浴槽内に入浴者が、上半身の略半分を湯
面上に出して入浴する半身浴は、体力的な負担が少な
く、読書、音楽鑑賞等の趣味、嗜好との併用により良好
なリラックス効果が得られる好ましい入浴方法として注
目されている。
【0003】またこのような半身浴は、夏期の外出によ
りほてった体を適度に冷やし、また夏期の室内での冷房
又は冬期の外出により冷えきった体を温めて、快適な温
熱中立状態を得るために有用である。本願発明者は、同
様の目的で従来から行われているシャワーと半身浴とを
種々の条件下において比較する体感試験を行ったとこ
ろ、半身浴により緩やかに得られる温熱中立状態は、シ
ャワーにより急峻に得られる温熱中立状態よりも長期に
亘って持続することが確かめられ、また被験者の主観と
しての満足度についても、シャワーよりも半身浴の方が
一般的に高いことが確かめられた。
【0004】ところが一方、半身浴において良好な満足
感を得るためには、入浴時の湯温が適正であることに加
えて、湯面上にある入浴者の体が曝される浴室内部の室
温を適正に保ち、更には、入浴時間も適正に管理する必
要があって、これらの情報を有しない入浴者は、半身浴
の快適性を十分に享受し得ていないのが実状である。
【0005】更に、一般的な入浴方法である全身浴にお
いても、入浴時の湯温、入浴時間等の入浴条件は、入浴
者夫々の判断により具体的な基準を持たずに決定されて
おり、仕事の合間、就寝前等の入浴時期、及び季節、外
気温等の周辺環境をも配慮した適切な入浴方法が実践さ
れているとは言い難く、入浴の効果が十分に発揮されて
いない。
【0006】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、適切な条件下での入浴を、容易に、しかも確実
に実践することができ、十分な快適性及び入浴効果を享
受することができる浴室設備を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明に係る
浴室設備は、浴室内部の室温を含む入浴環境の検出手段
と、半身浴及び全身浴の選択を含む入浴方法の選択手段
と、浴槽内部の湯温、浴室内部の室温及び所要入浴時間
の適正な組み合わせを格納してある入浴条件格納部と、
前記検出手段による検出結果及び前記選択手段による選
択内容に基づいて、前記入浴条件格納部に格納された入
浴条件を選定する選定手段と、該選定手段により選定さ
れた入浴条件を得るべく、前記浴槽の内部に給湯する給
湯装置の運転を制御する制御手段とを備えることを特徴
とする。
【0008】本発明においては、選択手段により選択さ
れた入浴方法と、検出手段により検出された入浴環境の
検出結果とを用い、入浴条件格納部に格納された適正な
入浴条件の組み合わせのうちから最適な入浴条件を選定
し、選定された入浴条件を満たすべく、浴槽内への給湯
のための給湯装置の運転を制御して最適な入浴条件を浴
室内に実現し、利用者に十分な快適性及び入浴効果を提
供する。
【0009】また第2発明に係る浴室設備は、第1発明
における選択手段が、複数種の半身浴の方法を選択可能
に構成してあることを特徴とする。
【0010】この発明においては、種々の目的を持って
行われる半身浴の方法を各別に選択可能とし、夫々に適
切な入浴条件を設定して半身浴を快適に行わせる。
【0011】また第3発明に係る浴室設備は、浴室の内
部を暖房する暖房装置と、浴室の内部に涼風を送り込む
送風装置とを備え、第1又は第2発明における制御手段
が、前記給湯装置と共に、前記暖房装置及び送風装置の
運転を制御する構成としてあることを特徴とする。
【0012】本発明においては、浴室内の暖房装置及び
浴室内への送風装置を備え、これらを給湯装置と共に運
転制御し、浴室の内部に、入浴環境の検出結果及び入浴
方法の選択内容に基づいて選定される入浴条件をより確
実に実現し、利用者に十分な快適性及び入浴効果を提供
する。
【0013】また第4発明に係る浴室設備は、第3発明
における入浴条件格納部が、前記選択手段により選択さ
れる入浴方法の夫々に対し複数種の入浴条件を格納して
おり、前記選定手段は、前記複数種の入浴条件から、前
記検出手段により検出された周辺環境下にてエネルギ消
費の少ない入浴条件を選定する構成としてあることを特
徴とする。
【0014】この発明においては、入浴条件格納部に格
納された複数の入浴条件から、実現に要するエネルギ消
費が少ない、即ち、省エネ効果が高い入浴条件を最適な
入浴条件として選定し、選定された入浴条件を満たすべ
く給湯装置の運転制御、更には、これに加えて、暖房装
置及び送風装置の運転制御を行って、利用者の経済的な
負担を軽減する。
【0015】更に第5発明に係る浴室設備は、第4発明
における選定手段により選定された入浴条件を表示する
表示手段と、該表示手段の表示の一部を変更すべく操作
される操作手段と、該操作手段の操作に応じて前記入浴
条件を、前記入浴条件格納部に格納された他の入浴条件
に更新する更新手段とを備えることを特徴とする。
【0016】この発明においては、選定された入浴条件
を表示手段に表示し、湯温、入浴時間等、利用者による
好みの要素が強い入浴条件について変更操作を受け付
け、この変更操作に従って先に選定された入浴条件を更
新し、更新された入浴条件を満たすべく給湯装置の運転
制御、更には、暖房装置及び送風装置の運転制御を行っ
て、利用者の好みに合った適正な入浴条件を浴室内に実
現し、一層の快適性を提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る浴室
設備を備える浴室内部の様子を示す斜視図である。
【0018】図示の如く浴室1は、4方(2方のみ図
示)を囲う側壁の上部を、2点鎖線により示す天板1aに
より覆い、また下部を床板1bにより覆って構成されてい
る。該浴室1の内部には、床板1b上の略半部を占める浴
槽10が一側の側壁に沿って設置され、床板1b上の残りの
半部に洗い場11が形成されている。
【0019】浴槽10の一側には、該浴槽10の内部を臨む
よう給湯口12が設けてある。この給湯口12は、図中に破
線により示す如く、同側の側壁の外部に配設された給湯
装置2に接続されている。給湯装置2は、水道管20を介
して供給される水道水を多数の細径の加熱チューブ内に
分流させ、この間にガス炎の作用により加熱して送り出
す公知の装置であり、浴槽10の内部には、前記給湯装置
2から送出され、前記給湯口12から放出される湯により
満たされるようになしてある。
【0020】また洗い場11の一側には、前記給湯装置2
に接続され、該給湯装置2からの送出湯と水道水とを適
宜に混合して放出する混合水栓13が設けてある。該混合
水栓13には、洗い場11の床面を臨む蛇口14が設けられ、
また、可撓性を有する給湯ホースを介してシャワーヘッ
ド15が接続されており、前記混合水栓13からの放出湯又
は放出水は、前記蛇口14又はシャワーヘッド15に切換え
供給され、前記洗い場11上での体洗い、洗面及び洗髪に
使用されるようになしてある。
【0021】このようにして給湯口12、蛇口14又はシャ
ワーヘッド15から放出される湯の温度(湯温)は、前記
給湯装置2において、水道水の給水量制御及び/又はガ
ス炎の強度制御により適宜に調節可能である。該給湯装
置2には、浴槽10上部の浴室1の側壁に設けた操作盤3
に内蔵された運転制御部4(図3参照)から制御指令が
与えられており、この制御指令に応じて給湯装置2は、
前述した湯温調節動作により所定温度に保った所定量の
湯を、前記給湯口12を経て浴槽10内に溜めるお湯はり運
転を行うと共に、混合水栓13の開放操作時に、所定温度
の湯を前記蛇口14又はシャワーヘッド15に供給する給湯
運転を行う。
【0022】また浴室1の天板1aには、暖房装置5及び
送風装置6が配設されている。暖房装置5は、外気を吸
気して熱媒との熱交換により昇温せしめ浴室1内に送り
込むことにより、該浴室1内部を暖房する公知の装置で
ある。また送風装置6は、外気を吸気し、浴室1の内部
に涼風として送り込む装置であり、送り込まれる涼風が
洗い場11側に流れないよう、図示の如く、浴槽10の上方
に配設されている。
【0023】このような暖房装置5及び送風装置6に
は、前記運転制御部4から制御指令が与えられており、
この制御指令により暖房装置5は、浴室1の内部を室温
を所定の設定温度に保つべく運転制御され、また送風装
置6は、オンオフ及び送風の強弱の切換えを行わせるべ
く運転制御される。
【0024】図2は、操作盤3の構成例を示す平面図で
ある。図示の如く操作盤3には、電源スイッチ30、自動
運転スイッチ31及び手動運転スイッチ32を備える運転操
作部3aと、全身浴スイッチ33、ウォームアップ浴スイッ
チ 34a、中立浴スイッチ 34b及びクールダウン浴スイッ
チ 34cを備える入浴方法選択部3bと、湯温表示部35、室
温表示部36、涼風表示部37及び入浴時間表示部38を備え
る入浴条件表示部3cとが設けられている。
【0025】入浴方法選択部3bの全身浴スイッチ33は、
一般的な入浴方法である「全身浴」を選択する場合に操
作されるスイッチである。入浴方法選択部3bのウォーム
アップ浴スイッチ 34a、中立浴スイッチ 34b及びクール
ダウン浴スイッチ 34cは、上半身の略半分を湯面上に出
して行う「半身浴」を選択する場合に操作されるスイッ
チであり、ウォームアップ浴スイッチ 34aは、夏期の冷
房又は冬期の外出により冷えきった体を温めることを目
的とした「半身浴」を行う場合に、またクールダウン浴
スイッチ 34cは、夏期の外出によりほてった体を適度に
冷やすことを目的とした「半身浴」を行う場合に、更に
中立浴スイッチ 34bは、温熱中立状態を保ちつつ、読
書、音楽鑑賞等の入浴者の趣味、嗜好との併用により、
十分なリラックス感を得ることを目的とした「半身浴」
を行う場合に夫々操作される。
【0026】入浴条件表示部3cの湯温表示部35、室温表
示部36、涼風表示部37及び入浴時間表示部38は、前記入
浴方法選択部3bの操作により入浴者が選択した入浴方法
に対し、操作盤3に内蔵された運転制御部4(図3参
照)において、以下に示す如く選定される入浴条件(湯
温、室温、涼風の強弱、入浴時間)を表示すべく設けて
あり、各表示部35〜38には、表示内容を増減夫々に変更
するための操作手段(図中に三角マークで示す押しボタ
ン)が付設されている。
【0027】図3は、本発明に係る浴室設備の制御系の
構成を示すブロック図である。前記運転制御部4は、C
PU40、ROM41、RAM42、及び入出力インターフェ
イス43を備え、入浴方法選択部3bの操作内容、及び入浴
条件表示部3cの前記操作手段の操作内容に従って入浴条
件を選定し、選定された入浴条件を実現すべく、前記運
転操作部3aの操作に応じて前記給湯装置2、暖房装置5
及び送風装置6の運転制御動作を行う構成となってお
り、運転操作部3a、入浴方法選択部3b及び入浴条件表示
部3cの操作内容と共に、湯温センサ16、室温センサ17、
外気温センサ18及び水温センサ19により夫々検出される
周辺環境の検出結果が入力されている。
【0028】図1には、湯温センサ16、室温センサ17、
外気温センサ18及び水温センサ19の配設位置が示されて
いる。湯温センサ16は、浴槽10内部の湯温を検出するも
のであり、図示の如く、浴槽10の底面に設置された温度
センサにより構成することができる。
【0029】また室温センサ17は、浴室1内部の室温を
検出するものであり、浴室1内部の適宜位置に設置され
た温度センサにより構成することができる。なお、浴室
1内部の室温は、外気に面する側壁に対する遠近等、そ
の位置に応じた差が大きいことから、浴室1内の異なる
位置に複数の室温センサ17,17…を配し、これらによる
検出温度の平均値を室温とするのが望ましい。
【0030】また外気温センサ18は、外気温を検出する
ものであり、浴室1外部の適宜位置に配された温度セン
サにより構成することができる。この外気温センサ18の
検出結果は、以下の手順において、暖房装置5の運転に
消費されるエネルギの算出に用いられることから、外気
温センサ18の配設位置は、暖房装置5の近傍、より詳し
くは、外気の給気口の近傍に設定するのが望ましい。
【0031】また水温センサ19は、給湯装置2に供給さ
れる水道水の温度を検出するものであり、該給湯装置2
に配管された水道管20の中途に配した温度センサにより
構成することができる。この水温センサ19による検出結
果は、以下の手順において、給湯装置2の運転に消費さ
れるエネルギの算出に用いられる。
【0032】運転制御部4のROM41には、種々の環境
下において多くの被験者に対して行われた入浴試験の結
果として得られた入浴条件が格納されている。入浴試験
は、多くの被験者を種々の環境下にて入浴(半身浴及び
全身浴)させ、入浴中及び入浴前後の深部温、血圧及び
脈拍の変化を調べる手順により行い、最適な入浴条件
は、全身浴の場合、血圧及び脈拍の変化により推定され
る入浴中の体力的な負担が大きくなく、しかも入浴によ
って上昇した深部温が、入浴後に良好に維持されること
を基準とし、被験者の主観による満足感を加味して設定
してある。
【0033】また半身浴の場合の最適な入浴条件は、前
述した3種の入浴方法、即ち、ウォームアップ浴、中立
浴及びクールダウン浴の夫々の目的に合うように設定し
てある。ウォームアップ浴における最適な入浴条件は、
全身浴の場合と同様、入浴によって上昇した深部温が、
入浴後に良好に維持されると共に、入浴中の体力的な負
担が全身浴の場合よりも一層小さいことを基準として、
被験者の満足感を加味して設定してある。
【0034】また、中立浴における最適な入浴条件は、
入浴中及び入浴後の深部温が温熱中立状態を長期に亘っ
て維持することを基準として、更に、クールダウン浴に
おける最適な入浴条件は、入浴中に入浴前よりも低下し
て温熱中立状態となった深部温が、入浴後に適宜の時間
に亘って継続することを基準として、夫々被験者の満足
感を加味して設定してある。
【0035】以下にROM41に格納された入浴条件の一
例を示す。この入浴条件は、浴槽10内部の湯温の高低、
浴室1内部の室温の高低、浴室1内部への送風の強弱
(有無を含む)、及び入浴時間の組み合わせとして、前
記入浴方法の夫々に対して設定されている。
【0036】(1) 冬期のウォームアップ浴 冬期のウォームアップ浴は、外出等により冷えきった体
を芯から温め、適度な発汗を促し、健康の増進を図るこ
とを目的として行われる半身浴である。この場合、浴槽
10内部の湯温は、体温よりも高い(38℃以上)ことが
不可欠である。また、浴室1内部の室温は、入室時にお
けるヒートショックを防止するため20℃以上とする必
要があり、また、入浴中に上半身の冷えを防止するた
め、比較的高温に保つ必要がある。これらのことから入
浴条件は、表1の如く設定される。
【0037】
【表1】
【0038】(2) 夏期のウォームアップ浴 夏期のウォームアップ浴は、室内での冷房により冷えた
体を適度に温め、血行を促進して良好な体調を保つため
に行われる半身浴である。この場合、冬期のウォームア
ップ浴と同様、浴槽10内部の湯温は、体温よりも高く
(38℃以上)する必要がある一方、浴室1内の室温は
十分に高く、暖房装置5による制御はできないことか
ら、実際の室温に応じて適正湯温を設定し、送風装置6
の動作による涼風の送り込みにより補う。これらのこと
から、入浴条件は、表2の如く設定される。
【0039】
【表2】
【0040】(3) 中立浴 中立浴は、読書、音楽鑑賞との併用により、良好なリラ
ックス感を実現し、自律神経系の休息を図ることを目的
として、通常、30分以上の長時間に亘って行われる半
身浴であり、湯温を体温(37℃)の前後とし、室温も
低めとする。また、高湯温を採用する場合、送風装置6
の動作により浴室1内部に涼風を送り込み、体温の過度
の上昇を防ぐ。これらのことから、入浴条件は、表3の
如く設定される。
【0041】
【表3】
【0042】(4) クールダウン浴 クールダウン浴は、夏期の外出によりほてった体を適度
に冷やし、発汗を抑制して清涼感を得るべく行われる半
身浴である。この場合、浴槽10内部の湯温は、体温より
も低く(36℃以下)する必要がある。また、浴室1内
の室温は十分に高く暖房装置5による制御はできないこ
とから、実際の室温に応じて適正湯温を設定し、高湯温
を採用する場合、送風装置6の動作により浴室1内部に
涼風を送り込み体温の低下を促す。これらのことから、
入浴条件は、表4の如く設定される。
【0043】
【表4】
【0044】(5) 全身浴 全身浴は、体を芯から温め、適度な発汗を促し、健康の
増進を図ることを目的として行われる。全身浴の場合、
同様の目的で行われる半身浴、即ち、ウォームアップ浴
の場合よりも室温を低くすることができ、入浴時間も短
くてよく、入浴条件は、表5の如く設定される。
【0045】
【表5】
【0046】表5において、浴室1の室温を20℃以上
とするのは、入室時におけるヒートショックを防ぐため
であり、高湯温を採用する場合、送風装置6の動作によ
り浴室1内部に涼風を送り込み、体温の過度の上昇を防
ぐ。また夏期において、浴室1内の室温が25℃を超え
る場合、湯温を最低(37℃)とし、入浴時間を短くし
て対応する。
【0047】なお、全身浴の場合も、温熱中立浴及びク
ールダウン浴を実施することが可能である。温熱中立浴
の場合、半身浴におけるよりも室温を低くし、更に、送
風装置6による涼風の送り込みにより体感温度を下げれ
ばよく、またクールダウン浴の場合、半身浴におけるよ
りも湯温を高くすればよい。但し、図2に示す操作盤3
は、全身浴の選択手段を1種(全身浴スイッチ31)備え
るのみであり、全身浴による温熱中立浴及びクールダウ
ン浴の実施は想定されていない。
【0048】運転制御部4のCPU40においては、入力
として与えられる入浴方法選択部3bの操作内容に基づい
て、ROM41に記憶された以上の如き入浴条件の選定が
行われ、この選定の結果は入浴条件表示部3cに出力さ
れ、湯温表示部35、室温表示部36、涼風表示部37及び入
浴時間表示部38に夫々表示される。
【0049】図4は、運転制御部4の動作内容を示すフ
ローチャートである。運転制御部4は、運転操作部3aの
電源スイッチ30のオン操作に応じて動作を開始し、入浴
方法選択部3bの操作、即ち、全身浴スイッチ33、クール
ダウン浴スイッチ 34a、中立浴スイッチ 34b及びクール
ダウン浴スイッチ 34cのいずれかのオン操作により入浴
方法の選択がなされたか否かを監視し(ステップ1)、
また運転操作部3aの手動スイッチ32のオン操作がなされ
たか否かを監視する(ステップ2)。
【0050】この結果、入浴方法の選択がなされたと判
定された場合には、ステップ3に進み、以下の手順によ
り入浴条件の設定が行われる。一方、手動スイッチ32の
オン操作がなされたと判定された場合には、入浴条件の
設定を行わずにステップ7に進み、給湯装置2、暖房装
置5及び送風装置6に制御指令を発し、入浴準備のため
の運転動作を行わせる。なおこの運転動作は、予め設定
された標準的な入浴条件に従い、更に、前記入浴条件表
示部3cの各表示部に付設された操作手段の操作を受付
け、この操作に応じて運転条件を変更しつつ行われる。
【0051】入浴方法の選択がなされた場合、運転制御
部4は、前記室温センサ17、外気温センサ18及び水温セ
ンサ19の検出結果、即ち、浴室1内外の気温及び水道水
の水温を取込み(ステップ3)、次いで、ROM41に記
憶された入浴条件を読み込む(ステップ4)。
【0052】ステップ4においては、入浴方法選択部3b
の各スイッチ、即ち、全身浴スイッチ33、ウォームアッ
プ浴スイッチ 34a、中立浴スイッチ 34b及びクールダウ
ン浴スイッチ 34cのいずれがオン操作されたかに応じ
て、前記表1〜表5に示す入浴条件のいずれかが一括し
て読み込まれる。なお、ウォームアップ浴スイッチ 34a
の操作によりウォームアップ浴が選択された場合、その
時点における季節に応じて表1及び表2に示す入浴条件
のいずれかが選択される。季節の判定は、外気温センサ
18により検出される外気温に基づいて行ってもよく、ま
た運転制御部3に内蔵された時計の計時内容に基づいて
行ってもよい。
【0053】次いで運転制御部4は、読み込まれた入浴
条件のうちから最適な入浴条件を選定し、この結果を入
浴条件表示部3cに出力し、湯温表示部35、室温表示部3
6、涼風表示部37及び入浴時間表示部38に夫々表示させ
る(ステップ5)。この最適入浴条件の選定は、例え
ば、下記の評価関数を用いて行われる。
【0054】 E=A×(TS −Tair )+B×(WS −W) …(1)
【0055】式中のTS は、夫々の入浴条件における浴
室1内部の設定室温(℃)、Tairは、浴室1の現状の
室温(℃)である。またAは、浴室1の室温を1℃上昇
させるために必要な熱量(J/℃)であり、外気温の関
数として与えられる。即ち、前記(1)式の左辺第1項
は、入浴条件に含まれる室温を実現するために必要な暖
房装置5の消費エネルギ(J)を示している。
【0056】(1)式中のWS は、夫々の入浴条件にお
ける浴槽10内部の設定湯温(℃)、Wは、水道水の水温
(℃)である。またBは、浴槽10内の湯温を1℃上昇さ
せるために必要な熱量(J/℃)であり、浴槽10内の湯
量の関数として与えられる。即ち、前記(1)式の左辺
第2項は、入浴条件に含まれる湯温を実現するために必
要な給湯装置2の消費エネルギ(J)を示している。
【0057】従って、前記(1)式により求められるE
は、夫々の入浴条件を実現するために消費される総エネ
ルギ(J)となる。ステップ5においては、ステップ4
において読み込まれた入浴条件の夫々について、前記室
温センサ17、外気温センサ18及び水温センサ19の検出結
果を前記(1)式に適用して総エネルギEを求め、得ら
れた結果が最小となる入浴条件を最適入浴条件として選
定する。
【0058】次いで運転制御部4は、運転操作部3aの自
動スイッチ31のオン操作がなされたか否かを監視し(ス
テップ6)、オン操作がなされたと判定された場合に
は、現状における入浴条件が承認されたと判定し、給湯
装置2、暖房装置5及び送風装置6に制御指令を発し、
入浴準備のための運転動作を行わせ(ステップ7)、前
記入浴条件を実現して一連の動作を終了する。なおこの
運転動作は、入力として与えられる前記湯温センサ16及
び室温センサ17の検出結果に基づくフィードバック制御
により行われる。
【0059】自動スイッチ31のオン操作がなされない場
合、運転制御部4は、入浴条件表示部3cの各表示部に付
設された操作手段の操作により入浴条件の変更がなされ
たか否かを監視する(ステップ8)。この変更操作がな
されない場合、現状の入浴条件を保ったままステップ6
に戻り、自動スイッチ31のオン操作を待つ。
【0060】また前記変更操作が行われた場合、先に選
定された入浴条件を変更内容に従って更新し、この結果
を入浴条件表示部3cに出力して表示させ(ステップ
9)、ステップ6に戻って自動スイッチ31のオン操作を
待ち、オン操作がなされた場合、給湯装置2、暖房装置
5及び送風装置6に制御指令を発し、入浴準備のための
運転動作を行わせ(ステップ7)、更新された又は更新
されない入浴条件を実現して一連の動作を終了する。
【0061】以上の動作がなされることにより浴室1の
利用者は、電源スイッチ30のオン操作を行った後、入浴
方法選択部3bの操作により所望の入浴方法を選択し、こ
の選択の後、入浴条件表示部3cに表示される湯温、室
温、涼風の強弱、入浴時間を視認し、この内容が満足で
ある場合には、自動スイッチ31をオン操作すればよい。
【0062】このとき浴室1内には、最適な入浴条件で
の入浴準備が自動的に実現され、利用者は、夫々の目的
に合った快適な入浴(全身浴又は半身浴)を楽しむこと
ができ、更に、入浴時間表示部38に表示された入浴時間
を守ることにより、十分な入浴効果を享受することがで
きる。なお、このとき実現される入浴条件は、前述の如
く、消費エネルギを最小とするように選定されたもので
あり、利用者の経済的負担を軽減することができる。
【0063】一方、入浴条件表示部3cに表示された入浴
条件に不満がある場合、利用者は、対応する表示部に付
設された操作手段を操作して入浴条件を変更した後、自
動スイッチ31をオン操作すればよい。このとき浴室1内
には、更新後の入浴条件での入浴準備が自動的に実現さ
れる。
【0064】なお、前記ステップ9における入浴条件の
更新は、前記ステップ4において読み込まれた複数の入
浴条件の範囲内、即ち、多くの被験者を対象として行わ
れた入浴試験の結果、良好であるとされた入浴条件の範
囲内にて行われるから、更新後の入浴条件に従って実現
される浴室1内の環境は適正なものであり、この環境下
での入浴によっても入浴者は、十分な快適性及び入浴効
果を享受することができる。
【0065】以上の如き入浴条件の変更は、利用者の好
みにより、湯温又は入浴時間に対して行われることが多
い。従って、先の入浴機会において変更された湯温又は
入浴時間を記憶しておき、前記ステップ5における最適
入浴条件の選定を、前記記憶の内容を基準として行わせ
るようにしてもよい。例えば、先の入浴機会において湯
温の変更操作が行われ、40℃の湯温が選定された場
合、次の入浴機会における最適入浴条件の選定を湯温を
40℃に固定して行う。これにより、同一の利用者に対
し、該利用者の好みを優先した最適入浴条件が選定、表
示されることとなり、その後の変更操作が不要となって
使い勝手の向上を図ることができる。
【0066】なお以上の説明は、給湯装置2と共に、暖
房装置5及び送風装置6を備える浴室1における実施の
形態について述べたが、本発明は、暖房装置5及び送風
装置6の一方又は両方を備えていない浴室1においても
実施可能である。但しこの場合、前記表1〜表5に示す
多くの入浴条件のうち、一部の入浴条件の実現が不可能
であり、入浴方法選択部3aによる選択範囲が制限される
ことがある。
【0067】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明の第1発明に係
る浴室設備においては、選択手段により選択された入浴
方法と、検出手段により検出された入浴環境の検出結果
とを用い、入浴条件格納部に格納された入浴条件を選定
し、選定された入浴条件を満たすべく給湯装置の運転制
御を行うから、浴室内に最適な入浴条件を確実に実現す
ることができ、特に、好ましい入浴方法である半身浴
を、適正な条件下にて容易に実践することができ、利用
者に十分な快適性及び入浴効果を享受させることができ
る。
【0068】また第2発明に係る浴室設備においては、
半身浴の方法を複数種選択可能としたから、種々の目的
を持って行われる半身浴を、夫々に適正な条件下にて容
易に実践させることができる。
【0069】また第3発明に係る浴室設備においては、
浴室内の暖房装置及び浴室内への送風装置を備え、これ
らを給湯装置と共に運転制御する構成としたから、入浴
環境及び入浴方法に基づいて選定される入浴条件を、浴
室の内部に、より広範囲に確実に実現することができ、
満足すべき快適性及び入浴効果を利用者に提供すること
が可能となる。
【0070】また第4発明に係る浴室設備においては、
入浴方法及び入浴環境に応じて選定される入浴条件を各
複数用意し、これらのうち、実現に要するエネルギ消費
の少ない入浴条件を選定するから、省エネ効果を高め、
利用者の経済的な負担を軽減することができる。
【0071】更に第5発明に係る浴室設備においては、
選定された入浴条件を表示する表示手段と、表示内容を
変更する変更手段とを備え、該変更手段による変更がな
されたとき、これに応じて入浴条件を更新する構成とし
たから、湯温、入浴時間等の好みの要素が強い部分を利
用者の好みに合わせた適正な入浴条件を浴室内に実現す
ることができ、入浴効果を損なうことなく快適性の一層
の向上を図ることが可能となる等、本発明は優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る浴室設備を備える浴室内部の様子
を示す斜視図である。
【図2】運転操作のための操作盤の構成例を示す平面図
である。
【図3】本発明に係る浴室設備の制御系の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】運転制御部の動作内容を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 浴室 2 給湯装置 3 操作盤 3a 運転操作部 3b 入浴方法選択部 3c 入浴条件表示部 4 運転制御部 5 暖房装置 6 送風装置 10 浴槽 11 洗い場 16 湯温センサ 17 室温センサ 18 外気温センサ 19 水温センサ 42 入力操作部 43 温まり度表示部
フロントページの続き Fターム(参考) 2D032 GA00 3L024 CC05 CC30 DD01 DD21 DD36 DD37 DD46 EE05 EE11 FF01 FF06 FF09 FF15 GG02 GG03 GG06 HH21 4C094 AA01 BA15 BA18 DD14 EE11 EE12 EE20 FF02 FF15 FF18 GG03 GG12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室内部の室温を含む入浴環境の検出手
    段と、 半身浴及び全身浴の選択を含む入浴方法の選択手段と、 浴槽内部の湯温、浴室内部の室温及び所要入浴時間の適
    正な組み合わせを格納してある入浴条件格納部と、 前記検出手段による検出結果及び前記選択手段による選
    択内容に基づいて、前記入浴条件格納部に格納された入
    浴条件を選定する選定手段と、 該選定手段により選定された入浴条件を得るべく、前記
    浴槽の内部に給湯する給湯装置の運転を制御する制御手
    段とを備えることを特徴とする浴室設備。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、複数種の半身浴の方法
    を選択可能に構成してある請求項1記載の浴室設備。
  3. 【請求項3】 浴室の内部を暖房する暖房装置と、浴室
    の内部に涼風を送り込む送風装置とを備え、前記制御手
    段は、前記給湯装置と共に、前記暖房装置及び送風装置
    の運転を制御する構成としてある請求項1又は請求項2
    記載の浴室設備。
  4. 【請求項4】 前記入浴条件格納部は、前記選択手段に
    より選択される入浴方法の夫々に対し複数種の入浴条件
    を格納しており、前記選定手段は、前記複数種の入浴条
    件から、前記検出手段により検出された周辺環境下にて
    エネルギ消費の少ない入浴条件を選定する構成としてあ
    る請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の浴室設備。
  5. 【請求項5】 前記選定手段により選定された入浴条件
    を表示する表示手段と、該表示手段の表示の一部を変更
    すべく操作される操作手段と、該操作手段の操作に応じ
    て前記入浴条件を、前記入浴条件格納部に格納された他
    の入浴条件に更新する更新手段とを備える請求項4記載
    の浴室設備。
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