JP4674503B2 - 手足浴装置 - Google Patents

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Description

本発明は、手足を同時に加温することのできる手足浴装置に関するものである。
従来から、足を挿入して加温することで全身の温熱効果を得ようとする足温浴器があり、上記足温浴器の加温方式としては、お湯を浸すことで足を加温する方式のもの(特許文献1参照)と、加熱液体粒子を足にあてて加温する方式のもの(特許文献2参照)とが知られている。ところで、人体の抹消血管は両手足に集中するものであって、上記した従来の足温浴器ではそのうち両足を加温するだけなので全身の温熱効果を充分に得るには至らず、特に手足の両方が冷えて眠れないような末端冷え性の人にとっては不充分なものであった。
特開平11−89909号公報 特開2004−357943号公報
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、手足を同時に加温することで全身を温める温熱効果を効果的に得ることのできる手足浴装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る手足浴装置を、足挿入空間S1内に挿入される足を加温する足温浴器1と、手挿入空間S2内に挿入される手を加温する手温浴器2と、足挿入空間S1内の温度及び手挿入空間S2内の温度をそれぞれ変化させる制御手段と、足挿入空間S1の周期的な温度変化と手挿入空間S2の周期的な温度変化のタイミングを一致させるか又はずらすかを変更可能な操作ボタン32と、を備え、前記足温浴器1は、液体を加熱して加熱液体粒子を発生させるヒータ8と、該ヒータ8に電力を供給する電源部9と、発生した加熱液体粒子を足挿入空間S1内に吐出する吐出手段6と、を有し、前記手温浴器2は、手挿入空間S2内を加熱するヒータ21と、該ヒータ21への電力を足温浴器1の電源部9から供給する電源コード22と、を有し、前記制御手段は、上記操作ボタン32の操作に応じて、電源部9から足温浴器1及び手温浴器2の各ヒータ8、21に供給する電力を経時的に変化させて足挿入空間S1の周期的な温度変化と手挿入空間S2の周期的な温度変化を制御することを特徴としたものとする。上記構成の手足浴装置にあっては、抹消血管の集中する両手両足部分を同時に加温することができ、したがって全身の温熱効果を充分に得ることができる。また、手足の両方に冷えを訴えるような末端冷え性の人にとっては、両手足が同時に温められることで暖まり感やその持続感等の使用満足度が高く得られることとなる。また、足挿入空間S1の温度変化と手挿入空間S2の温度変化のタイミングを一致させて、全身の温熱効果や実感としての温まり感を更に効果的に得ることができる。また、足挿入空間S1の温度変化と手挿入空間S2の温度変化のタイミングをずらして、実感としての全身の温まり感を抑制しながらも全身の温熱効果を充分に得ることができる。
更に上記構成の手足浴装置にあっては、上記手温浴器2の手挿入空間S2が、手先から肘までを覆う長さに形成してあることが好適である。このようにすることで、使い勝手に影響しない範囲で保温範囲を広げることができる。手挿入空間S2の挿入側の開口付近では温度勾配が生じて手先側より温度が低下するが、肘までの長さを確保することで手挿入空間S2内での手の加温は充分に確保される
なお、以上述べた各構成は、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜組合せ可能である。
本発明は、手足を同時に加温して全身を温める温熱効果を効果的に得ることができるという効果を奏する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。本発明の実施形態における一例の手足浴装置は、図1、図2に示すような手温浴器2と、図3、図4に示すような足温浴器1とを具備するもので、両者1,2は後述の電源コード22により電気的に接続されている。
まず足温浴器1について説明すると、この足温浴器1は左右両足を足先から脹脛まで挿入可能な足挿入空間S1を有する本体部3を備えたもので、本体部3の足先側には液体(本例では水)が充填される液体タンク4と、液体タンク4内の液体が供給されたうえで加熱されて加熱液体粒子(本例ではスチーム)を発生させる加熱手段5と、加熱手段5で発生させた加熱液体粒子を空気と混合させたうえで足挿入空間S1内に吐出させる吐出手段6とを備えている。ここでの足先側は挿入された足の向く方向を基準とする。
上記液体タンク4は本体部3に着脱自在に設置されており、液体タンク4を本体部3に装着すれば該液体タンク4内に充填してある液体が後述の加熱タンク7内にまで供給される構造である。また上記加熱手段5は、供給された液体を貯蔵しておく加熱タンク7と、加熱タンク7の側面に添設されるヒータ8と、ヒータ8に電力を供給する電源部9(図4参照)とを具備するものであり、上記電源部9は本体部3内の制御回路10と電気的に接続させてある。
また上記吐出手段6は、加熱タンク7から延設されて該加熱タンク7内で発生した加熱液体粒子が流出する加熱液体粒子流路11(図4参照)と、加熱液体粒子流路11の下流端に連結されて加熱液体粒子に空気を混合させる混合部12と、混合部12に足挿入空間S1内の空気を送り込む空気流路13と、混合部12内の混合空気を足挿入空間S1内に吐出させる混合空気吐出流路14とを具備するものであり、本例にあっては混合部12でのベンチュリ効果により空気流路13内に空気が吸い込まれるようになっているが、空気吸入用の送風ポンプ等を空気流路13内に配してあっても構わない。
足挿入空間S1の底部に設置される足置き台16は、その上面に多数の突起部17を有して足裏の露出面積を増やすように設けたものであり、足置き台16の下方空間18を経て混合空気吐出流路14から足挿入空間S1内に混合空気が送り込まれるようになっている。
上記足温浴器1にあっては、足挿入空間S1内の加熱液体粒子と空気とが混合して成る混合空気を空気流路13を経て混合部12内に吸入し、加熱手段5から供給される新たな加熱液体粒子と混合させたうえで再度足挿入空間S1内に供給するといった循環の流れを生み出し、短時間で足挿入空間S1内に加熱液体粒子を充満させることが可能である。
混合部12には混合空気の温度を検知するサーモスタット19を備えており、このサーモスタット19の検知結果に基づいて後述のように設定温度内で温度上昇と温度降下を繰り返すように混合空気の温度を変化させ、上記温度変化によって使用者に刺激を与えて効果的に温かさを実感させながら血行促進を図る。上記温度変化は、電源部9からヒータ8に供給する電力量を経時的に変化させることで行う。
次に、手温浴器2について説明すると、この手温浴器2は手先から肘までを挿入可能な長さの手挿入空間S2を有する本体部20を備えたものであり、本体部20は布等の柔軟な材料を用いて袋状に形成されている。上記本体部20は、手挿入空間S2の近接個所に加熱手段として熱源であるヒータ21を配し、このヒータ21に電力を供給する電源コード22を本体部20の手元側の側部から外部に延出させている。ここでの手元側は挿入された手の向く方向を基準とする。右手用の本体部20(図1中の右側)から延出される一対の電源コード22は、本体部20の手元側の側部に備えてある電力入切スイッチ23を介して延出されており、上記一対の電源コード22の一方は左手用の本体部20(図1中の左側)に接続されてこの左手用の本体部20内のヒータ21に電力を供給し、他方は足温浴器1の電源部9に接続されて右手用及び左手用の本体部20内のヒータ21に電力を供給するものである。即ち電源部9からは足温浴器1内のヒータ8と、手温浴器2の左右の本体部20内のヒータ21とに電力を供給する構造である。
図示のように上記本体部20は左手用と右手用とがそれぞれ専用に設けてあり、左右一対の袋状を成す本体部20の手挿入空間S2内に左手又は右手のみが挿入可能なサイズに形成している。本体部20側部には挿入する手が左側或いは右側か、及び手の平側或いは手の甲側かを表示するタグ24を設けている。例えば、右手用の本体部20のタグ24の甲側には「右甲側」と記載し、左手の本体部20のタグ24の甲側には「左甲側」と記載する。なお図示はしないが、例えば本体部20が両端の開口した袋状又は長筒状であってその両端開口から左右の手を挿入可能な形状であってもよく、この場合には一つの本体部20で両手を同時に加温可能である。
また本体部20の手挿入空間S2を囲む布地部分は第一層25と第二層26とから成る断熱性の二重構造から成り、この第一層25と第二層26との間の空間27内にヒータ21を配している。上記各層25,26はそれぞれが布状の柔軟体であり且つ断熱性能を持ったものである。本例ではヒータ21を手の平側の二重構造内の空間27内にのみ配しているが、手の甲側の二重構造内の空間27にも配してあっても構わない。但しヒータ21を一方にのみ配する場合には本例の如く手の平側に配することが適当である。この場合、手の甲側は手の平側の熱が回って温められるので手の平側よりも低い温度となるが、手の抹消血管は手の甲側より手の平側に集中していることから手は効果的に加温される。
ヒータ21による加温温度を検知するサーモスタット28は本体部20の手の平側に配してあり、足温浴器1と同様にこのサーモスタット28の検知結果に基づいて設定温度内で温度上昇と温度降下を繰り返すように手挿入空間S2内の温度を変化させ、上記温度変化により使用者に刺激を与える。上記温度変化は、足温浴器1の電源部9からヒータ21に供給する電力量を経時的に変化させることで行う。使用時には手の平側が最も温度上昇し易くなるのだが、この部分の温度で温度制御をすることで異常温度上昇を回避して火傷を効果的に防止することができる。
電力入切スイッチ23の入切操作部15は、電力入切スイッチ23の電源コード22との接続部分よりも手元側に備えてあり、これにより使用者にとってのスイッチ操作を容易にしている。また電力入切スイッチ23はコネクタを介して本体部20と着脱自在に備えてあってもよく、この場合は非使用時に取り外して収納性を向上させることが可能であるとともに本体部20の洗濯も容易となる。
また袋状を成す本体部20の手元部分には、手挿入空間S2の挿入面積の大小を調整可能とするホック部29を備えており、手の太い使用者であればホック部29を留めずに挿入面積を大とし、手の細い使用者であればホック部29を留めて挿入面積を小にするとともに使用時に熱が逃げることを防止するものである。上記ホック部29は手の甲側の鉤部材を手の平側の受部材に押し込んで係止するスナップ状のものなので、両手を本体部20に挿入した状態でも操作が容易である。
図1に示す符号30は本体部20の手挿入空間S2内に着脱自在に挿入される柔軟な袋状のインナーであり、吸汗性及び洗濯性が高いものとして形成してあるので、手の加温時にはこのインナー30を手挿入空間S2内に装着して該インナー30内に手を挿入して用い、使用後には取り外して洗濯すれば清潔に使用可能である。
更に図示はしていないが、手温浴器2の袋状を成す本体部20の少なくとも手先部分を開放するチャック機構を備えてあってもよい。この場合、必要な時だけチャック機構を操作して先端部分を開放すれば、手挿入空間S2内に手を挿入した状態のままで足温浴器1を操作する作業や或いは何かを掴むといった作業が容易となる。また手挿入空間S2内の温度が高いと感じる時にチャック機構を開放すれば温度調整手段ともなる。
加えて図示はしていないが、左手用の本体部20の外面に面状ファスナを設けるとともに、右手用の本体部20の外面に上記左手側の面状ファスナが着脱自在に係合する面状ファスナを設けておくことも好適である。例えば左右一方の本体部20の手の甲側と、他方の本体部20の手の平側とに対応する面状ファスナを設けておけば、左右両方の本体部20内に手を挿入した状態のままで左右の面状ファスナーを係合させたうえで、本体部20から容易に手を引き出すことができる。
そして、本例の手足浴装置にあっては、上記足温浴器1と上記手温浴器2とを同時に通電制御し、全身の毛細血管のうち70%を占める両手両足部分を同時に加温することで、全身の温熱効果が充分に得られるものである。また、手足の両方に冷えを訴えるような冷え性の人にとっては、両手足が同時に温められることで暖まり感やその持続感等の使用満足度が高く得られることとなる。
足温浴器1の足挿入空間S1内の周期的な温度変化と、手温浴器2の手挿入空間S2内の周期的な温度変化は、共に足温浴器1の本体部3内の制御回路10により制御されるものであり、本体部3の足先側上面に配される操作部31上の各種操作ボタン32を押圧操作することで足温浴器1側及び手温浴器2側の設定温度を変更可能としている。ここで、手と足では温度変化に対する感受性が異なることから、足温浴器1側の標準の設定温度を42〜46℃とし、手温浴器2側の標準の設定温度を38〜44℃としているが、各個人毎にもの手と足での冷え症の程度が異なるので、ボタン操作により手足の上記設定温度や周期変化のタイミングを各冷え性の程度に合わせて変更可能とすることが好適である。
図5には、足挿入空間S1の温度上昇及び温度降下のタイミングと手挿入空間S2の温度上方及び温度降下のタイミングが一致するように、両者の温度変化を同期させた場合を示している。足温浴器1においてはヒータ8への通電のオンオフ制御により温度変化を生じさせ、手温浴器2においてはヒータ21への通電のオンオフ制御により温度変化を生じさせており、図示のように手足で温度上昇及び温度降下のタイミングが一致することで全身の温熱効果や実感としての温まり感が更に効果的に得られることとなる。
図6には、足挿入空間S1の温度上昇及び温度降下のタイミングと手挿入空間S2の温度上昇及び温度降下のタイミングが所定時間だけずれるように、両者の温度変化を同期させた場合を示している。図5のように温度の周期変化のタイミングを一致させた場合には熱過ぎると感じる使用者も存在するので、その場合は図6のように温度の周期変化のタイミングを適宜時間だけずらすことで、実感としての全身の温まり感は抑制しながらも全身の温熱効果は充分に付与することが可能である。
更に、例えば手足の左右で独立して設定温度や温度変化のタイミングを調整可能にすることも好適である。本例にあっては設定温度の変更は各ヒータ8,21への供給電力の大小切換えにより制御し、温度変化のタイミングは各ヒータ8,21への通電のオンオフの切換え時期によるが、他の手段であっても構わない。
また、足温浴器1側の運転が終了すれば手温浴器2側の運転も自動的に終了するように制御回路10にて制御することも好適である。これにより足温浴器1側の運転終了のタイマを設定しておけば、手温浴器2側も足温浴器1側のタイマに合わせて運転終了することとなり、例え使用者が居眠りをした場合であっても手を火傷する恐れがなくなる。なお手温浴器2側の運転停止は本体部20に備えてある電力入切スイッチ23の入切操作部15のスライド操作によっても可能である。
以上、本発明の足温浴器1を足に加熱液体粒子をあてて加温する方式のもので説明してきたが、これが足挿入空間S1内にお湯を溜めることで足を加温する方式や、更に別の方式のものであっても構わない。また手温浴器2にあっても例えば本体部20外に備えてあるヒータで熱した温風を送風機で本体部20内に送り込むような方式や、更に別の方式のものであっても構わない。
次に、本発明の実施形態における他例の手足浴装置について図7に基づいて説明するが、既述した一例と同様の構成については同一符号を付して詳しい説明を省略し、一例とは異なる特徴的な構成についてのみ以下に詳述する。
本例の手足浴装置の足温浴器1は一例と同様であって、液体を加熱してスチームのような加熱液体粒子を発生させる加熱手段5と、加熱手段5で発生させた加熱液体粒子を足挿入空間S1内に吐出する吐出手段6とを備えるものである。これに対し本例の手温浴器2は、手先から肘までを覆う長さの一例と同様の袋状の本体部20を有するものの、手挿入空間S2内を加熱する加熱手段としてはヒータ21等の代わりに、手挿入空間S2の手先側部分と連通接続される加熱液体粒子供給用のパイプ40を本体部20から延出し、このパイプ40を足温浴器1の吐出手段6を形成する混合部12と連通接続させている。なおここでの連通孔は図示していない。
即ち本例にあっては、電源部9からは足温浴器1の加熱手段5を形成するヒータ8に電力を供給するとともに、ヒータ8への通電により足温浴器1側で生じた加熱液体粒子を足挿入空間S1と手挿入空間S2とに供給する構造である。なお、図7には手温浴器2の右手用の本体部20とこれを繋ぐパイプ40しか図示していないが、左手用の本体部20も同様のパイプ40で足温浴器1と連通接続させることは勿論である。
しかして上記構成の手足温浴装置にあっては、両手足を同時に加熱液体粒子で加温することができ、足温浴器1側と手温浴器2側において温度変化のタイミングが一致するので全身の温熱効果を大きくすることが可能である。
次に、本発明の実施形態における他例の手足浴装置について図8に基づいて説明するが、他例と同様の構成については同一符号を付して詳しい説明を省略し、他例とは相違する本例の特徴的な構成についてのみ以下に詳述する。
本例の手足温浴装置にあっては、手挿入空間S2の手先側部分と足温浴器1の混合部12とを連通接続させる他例と同様の吐出用のパイプ40を備えるとともに、手挿入空間S2の上記パイプ40と連通接続される部分よりも手元側の部分と足温浴器1内の空気流路13とを連通接続させる吸入用のパイプ50を備えている。なおパイプ50と空気流路13との連通孔は図示していない。
しかして上記構成の手足温浴装置にあっては、足温浴器1側で混合空気を循環させて足挿入空間S1内に短時間で加熱液体粒子を充満させることが可能であることは勿論、手温浴器2側にあっても手挿入空間S2内の混合空気をパイプ50及び空気流路13を経て混合部12内に吸入し、加熱手段5から供給される新たな加熱液体粒子と混合させたうえでパイプ40を通じて再度手挿入空間S2内に供給するといった循環の流れを生み出すことができる。したがって短時間で足挿入空間S1内と手挿入空間S2内に加熱液体粒子を充満させることが可能である。なお、図8には手温浴器2の右手用の本体部20とこれを繋ぐパイプ40及びパイプ50しか図示していないが、左手用の本体部20も同様のパイプ40及びパイプ50で足温浴器1と連通接続させることは勿論である。
本発明の実施形態における一例の手足浴装置の手温浴器を示す説明図である。 同上の手温浴器の本体部断面形状を示す説明図である。 同上の手足浴装置の足温浴器の側断面図である。 同上の足温浴器を足先側から見た一部破断説明図である。 同上の手足浴装置の温度制御方法を示す説明図である。 同上の手足浴装置の他の温度制御方法を示す説明図である。 本発明の実施形態における他例の手足浴装置を示す説明図である。 本発明の実施形態における更に他例の手足浴装置を示す説明図である。
1 足温浴器
2 手温浴器
5 加熱手段
6 吐出手段
10 制御回路
40 パイプ
S1 足挿入空間
S2 手挿入空間

Claims (2)

  1. 足挿入空間内に挿入される足を加温する足温浴器と、手挿入空間内に挿入される手を加温する手温浴器と、足挿入空間内の温度及び手挿入空間内の温度をそれぞれ周期的に変化させる制御手段と、足挿入空間の周期的な温度変化と手挿入空間の周期的な温度変化のタイミングを一致させるか又はずらすかを変更可能な操作ボタンと、を備え、上記足温浴器は、液体を加熱して加熱液体粒子を発生させるヒータと、該ヒータに電力を供給する電源部と、発生した加熱液体粒子を足挿入空間内に吐出する吐出手段と、を有し、上記手温浴器は、手挿入空間内を加熱するヒータと、該ヒータへの電力を足温浴器の電源部から供給する電源コードと、を有し、上記制御手段は、上記操作ボタンの操作に応じて、電源部から足温浴器及び手温浴器の各ヒータに供給する電力を経時的に変化させて足挿入空間の周期的な温度変化と手挿入空間の周期的な温度変化を制御することを特徴とする手足浴装置。
  2. 上記手温浴器の手挿入空間が、手先から肘までを覆う長さに形成してあることを特徴とする請求項1に記載の手足浴装置
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