JP3694016B2 - 被い機能付き椅子 - Google Patents

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この発明は、座った人の足元から上半身の一部までを保温することが可能な椅子に関する。
日常生活における暖房設備として、椅子の座部や背もたれ部に暖房装置を備えるような暖房機能付きの椅子が特許文献1に記載されている。
また、日本における代表的な暖房装置としてコタツがある。コタツは、机下の空間を布団等の布材で被い、その被われた空間内に暖房装置を配置して構成され、その空間を暖房装置によって暖めて使用する。近年では、掘りコタツ等の普及も進んでいる。
特開平09−276077号公報
しかしながら、特許文献1のような暖房機能付きの椅子の場合、座った人には、座部や背もたれ部との接触部によって熱が伝わるが、その接触部分のみしか暖を得ることしかできず、それ以外の部分は外気にさらされる。従って、暖房機能としては十分でない。また、暖房装置から発生する熱は、座部や背もたれ部を介して外部に放散されるため、暖房効率も良いとは言い得ない。また、接触によって人に熱が伝達される構造であるため、低温火傷の危険を有しており、従ってこれを防ぐための安全装置等を追加するなど、一定の対策が必要となってくる。
また、コタツは、上記椅子に比べると暖房機能も十分で暖房効率もよいが、床面に座して使用するため、使用する際には、座る・立ち上がるといった動作が要求される。従って、コタツは、足腰の弱い者にとって利用しやすいとは言い難く、座る・立ち上がるという動作に関して言えば、上記暖房機能付きの椅子の方に利点がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、少なくとも座した人の足部を効果的に暖房することができる被い機能付き椅子の提供である。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明の被い機能付き椅子は、座部に座る人の少なくとも足部を被う機能を備えた被い機能付き椅子であって、前記座部の下側には、側部と後方側が封鎖されて椅子正面側に開口を有する内部空間が形成され、その内部空間には、前記開口を収納口として前記椅子正面側に引き出される引出しが組み込まれ、その引出しを閉めた状態で前記開口が塞がれるようになっており、その引出しには、前記座部に座る人の少なくとも足部を被う柔軟性のあるカバーが、前記引出しの前板に連結されるとともに、そのカバーは折りたたみ又は自由な屈曲又は丸めることにより全体が前記引出し内に収納され、その引出しが引き出され、その中に収容されているカバーが広げられて前記座部に座る人の少なくとも足部がそのカバーで被われるようになっており、かつその引出しは、前記前板と底板とによって構成され、引き出された状態においては、その引出しの底板が、前記座部に座る人の足を置く足置き板をなし、前記内部空間と前記引出しとの少なくとも一方には、前記引出しの出し入れに干渉しない位置に暖房装置が組み込まれ、かつその暖房装置は、前記座部の下側の前記引出しを収納する内部空間に臨むように設けられており、前記引出しが引き出され、その中に収容されているカバーが広げられて、前記座部に座る人の少なくとも足部がそのカバーで被われるとともに、前記暖房装置から発生する熱により前記カバーが被う空間が暖房されることを特徴とする。
この被い機能付き椅子は、座した人に掛けられるカバーが被う空間内部に熱を閉じ込めるように構成されており、椅子に座した人はすわりながらにして暖を得ることができる。また、椅子構造をなすため、使用者は立ち上がったり座ったりする動作を楽に行うことができ、また長時間座ることによる腰痛や足の痺れもないため、足腰の弱い人も利用することができる。また、この被い機能付き椅子の場合、暖房装置等が無くとも、椅子に座した人自身を熱の発生源として、その熱をカバーで被われる空間に蓄積して留めることができるため、暖房効果が得られる。従って、無駄な電力消費等もなく、省エネにも役立つ。さらに、カバーを使用しないときには、一般的な椅子と同様にして使用することもできる。このとき、カバーは、邪魔にならないように引出し内に収納することが可能となっている。
本発明の被い機能付き椅子では、前記カバーは、前記引出しに対して着脱可能に組み付けられているものであっても良い。これにより、カバーを取り外すことができるため、カバーをまるごと洗うことが可能となり、被い機能付き椅子を清潔に保つことができる。
本発明の被い機能付き椅子では、前記引出しは、少なくとも前板と底板とを備えて構成され、引き出された状態においては、その引出しの底板が、前記座部に腰掛けた人の足を置く足置き板をなすものであっても良い。本発明の被い機能付き椅子は、引出しを椅子の正面側に引き出すことで、その引出しを椅子に座した人の足置きスペースとして利用することができる。また、このとき、引出しの前板と底板とは、カバーで被われる空間のうち、椅子に座した人の足元部分の空間の正面側と底面側とを被う。従って、足元の空間は、カバーだけでなく引出しの前板および底板によっても被われるため、その空間の熱を外部に逃し難い構造となる。更に言えば、引出しを構成する前板や底板等は一般的には板材であるため、カバーが布材である場合には、カバーよりも高い保温効果を有する場合がある。こうした場合、カバーに被われる空間のうち、引出しの板材が被う部分と重なる部分に関しては、布材が被わないよう布材を小さくすることもできる。
本発明の被い機能付き椅子は、前記内部空間と前記引出しとの少なくとも一方にはその引出しの出し入れに干渉しない位置に暖房装置が組み込まれており、前記引出しが引き出され、その中に収容されているカバーが広げられて前記座部に座る人の少なくとも足部がそのカバーで被われるとともに、前記暖房装置から発生する熱により足部を被う前記カバーの内部空間が暖房されるものであっても良い。これにより、カバーで被われる空間には熱が導かれ、その空間を暖めることができるとともに、カバーによってその空間から熱が逃れにくくなっているため、コタツのような暖房効率の高い暖房効果を得ることができる。
本発明の被い機能付き椅子では、前記暖房装置は、前記座部の下側の前記引出しを収容する内部空間に臨むように設けられているものであっても良い。熱を発生させる暖房機能が椅子下部の内部空間に設けられているため、発生した熱は、椅子の内部空間から出てカバー内部の空間に達すると、その上部まで効率的に行き渡る。
また、この場合、本発明の被い機能付き椅子では、前記暖房装置は、前記座部の下側の前記引出しを収容する内部空間に臨むように設けられ、かつその内部空間にはその暖房装置で暖められた空気を前記開口の外に流動させるファンが設置されているものであっても良い。これにより、椅子下部の内部空間に設けられた暖房装置で発生した熱を、カバーに被われる保温空間に効率的に導くことが可能となる。
本発明の被い機能付き椅子では、前記暖房装置は、前記引出しの底板の上に設けられ又はその底板内に埋設されており、その暖房装置の組み込まれた引出しの底板が足置き板とされてその上に前記座部に座る人の足が乗せられるようになっているものであっても良い。また、前記暖房装置は、前記引出しの前板にその裏面に臨むように組み込まれているものであっても良く、底板および前板の双方に備えられていても良い。暖房装置は、カバーによって被われる保温空間の下側に備えられるため、保温空間の上側まで暖気を効率的に導くことができる。また、暖房装置が底板に設けられている場合には、底板は足置き場となるため、足の裏を直接暖めることも可能となる。
前記被い機能付椅子において、前記カバーはその内部に電気的な発熱手段を備えて、自身が前記暖房装置を兼ねた発熱機能を有する暖房機能付のカバーとされており、前記引出しが引き出され、その中に収容されているその暖房機能付のカバーが広げられて前記座部に座る人の少なくとも足部がそのカバーで被われるとともに、前記暖房機能付のカバーから発生する熱により前記座部に座る人の少なくとも足部が暖房されるものであっても良い。カバーに被われる保温空間に熱を伝える暖房装置として、暖房機能を備えたカバーを採用することができる。保温空間を被うカバー自体を暖房装置とすることで、保温空間内には効率的に熱が行き渡る。
また、本発明の被い機能付き椅子では、その椅子が備えられている引出しが収納された状態にあるときに、引出しの前板が引出しの収納空間にふたをする役割を果たすものであることが望ましい。本発明の被い機能付き椅子を使用しないときや、暖房機能を利用せず、一般的な椅子として使用するようなときには、外部に椅子の内部空間(引出しの収納空間)がさらされることは外観上好ましくない。従って、引出しの前板が、上記内部空間にふたをする役割を果たすものであれば、暖房装置(カバー等)が外部に露出せず、これらによって椅子全体の外観が損なわれることはない。
また、本発明の被い機能付き椅子では、前記引出しは、前記底板と前記前板とで形成される略L字形状をなすものであってもよい。本発明の引出しは、カバー(以下、保温カバーとも言う)を収納するものであり、底板と前板以外に、背面板・左右側面板を特に必要としない。従って、前板と底板とのみからなる構造とすることで材料を減らし、コストダウンを図ることができる。
以下、本発明の被い機能付き椅子の一実施例を、図面を用いて説明する。図1は、本発明の被い機能付き椅子の暖房機能を利用している状態を示した図であり、図2はその断面図である。また、図3は、本発明の被い機能付き椅子の暖房機能を利用していない状態を示す図であり、図4は、図3の引出し6を引き出した状態を示す図である。
図1および図2に示すように、本発明の被い機能付き椅子(以下、単に椅子とも略す)1は、背もたれ部2、座部3とからなる椅子の腰掛部分と、この腰掛部分の下側を構成する椅子下部4と、その椅子下部4の内部空間40に収納可能とされる引出し6と、保温カバー5と、暖房装置10とを主として構成される。なお、本発明の被い機能付き椅子は、図1のような椅子構造に限られるものではなく、ソファーやマッサージチェア、車椅子、さらにはベッドなどをベースとすることもでき、少なくとも人が腰掛ける座部を有し、その下に引出しを設けることが可能な構造を備えるものであれば十分適用可能である。
椅子下部4は、椅子1の正面側のみが開口した内部空間40を有する構造をなす。その内部空間40には、図3および図4が示すように、引出し6が椅子1の正面側に出し入れ可能に備えられており、引出しが閉じた状態にある場合には、その開口が塞がれるように構成されている。この引出し6は、前板6aと底板6bとからなる略L字型の形状をなしており、その前板6aには保温カバー5の一端が固定されている。
保温カバー5は、座部3に座した人の少なくとも足部を被うように、更に望ましくは足元から上半身の必要な部分までを正面から被うように掛けて使用するものである。従って、この保温カバー5は、少なくともその程度の大きさを必要とし、さらに言えば、図1に示すように、人に掛けられた状態において、椅子下部4の側面下端に近いところまでが被われる程度の大きさを有することが望ましい。これにより、保温カバー5で囲まれた領域(保温空間)50の熱が外部に逃れにくくすることができる。また、この保温カバー5は、未使用時には、折りたたむことで引出し6に収納され、椅子下部4の内部空間40内にしまっておくことができる。従って、この保温カバー5は、引出しに収納可能であるために、折り畳んだり、自由に屈曲させたり、丸めたりできるような素材である必要があり、例えば布材のような柔軟性のある素材を用いることができる。さらに、この保温カバー5は引出しに対して着脱可能に取り付けられているため、保温カバーのみを丸洗いすることが可能である。本実施例では、引出し6の前板6aに保温カバー5の一部が取り付けられている。なお、本実施例における保温カバーとしては、コタツ等に用いる布団等を用いるものとするが、本発明はこれに限定されるものではなく、少なくとも被った空間内の熱を保持することができ、かつ柔軟性のある素材であれば、特に限定はされない。
暖房装置10は、椅子下部4の内部空間40において、引出し6の開閉動作に対して干渉することが無いように配置される。本実施例の暖房装置10は、内部空間40を構成する座部3側の面に固定され、外部に電源を求める電源コード11を有する。本発明において使用される暖房装置10の熱源は、発熱抵抗体であるヒーターを用いるものとし、図示されない操作部、例えばリモコンや椅子の一部に取り付けられた操作パネルのスイッチ等をONとすることで発熱状態となる。なお、本発明の暖房装置は、引出しが引き出されたことに基づいて暖房装置がONされるとしても良く、同時に引出しが収納されることに基づいて暖房装置がOFFされるものであっても良い。また、本発明の暖房装置は、上記ヒーターに限定するものではなく、少なくとも保温空間内に熱を伝達することができれるものであれば、特に限定されない。また、この暖房装置に対しては、発生した熱を上記保温空間50に伝達し易くする手段として、例えば図2のようにファン12等を設けることができる。
ここで、本発明の被い機能付き椅子1の暖房機能を使用していない状態について説明する。この場合、図3に示すような状態となる。この状態では、通常の椅子と同じように腰掛けとして使用することができるが、椅子1の暖房機能を利用することはできない。これは、椅子下部4の内部空間40が、保温カバー5が被う空間50と連通していないためであり、この状態で暖房装置が発熱しても、外部に熱が伝わらないからである。なお、図3の状態においては、暖房装置10や保温カバー5等の暖房設備が外部に露出せず、内部空間40に収納されているため、これらによって椅子の外観が損なわれることはなく、一般的な椅子と同様にして利用することができる。
次に、図3に示した本発明の被い機能付き椅子1の暖房機能を使用する場合について説明する。椅子1の暖房機能を利用するためには、まず、椅子下部4に収納されている引出し6を引き出した状態(開状態)とする必要がある(図4参照)。次いで、この引出し6に収納されている保温カバー5を広げるとともに、座部3に腰掛けて、図1に示すように保温カバー5を上半身の胸部まで掛ける。そして、図示されないスイッチをONとすることで、椅子下部4の内部空間40に備えられた暖房装置40を発熱させる。これにより、暖房装置で発生した熱が、内部空間40を介して保温カバーで被われる空間(保温空間)50に導入され、この保温空間50が暖められる。なお、保温カバー5が掛けられる位置は、腰までであったり、首下までであったりと、利用者の好みにより自由に変更してよい。なお、暖房装置OFF状態であっても、椅子に座した人が保温カバー5をかけていれば、人そのものが暖房装置の役割を果たすため、座した人がある程度の暖を得ることは可能ではある。
なお、本発明における暖房装置の配置位置は、本実施例のような椅子下部4の内部空間の座部3側に限定されるものではなく、上記保温空間50内部に熱を伝えることが可能であれば特に限定されないが、引出しが椅子下部4に収納された状態において外部に露出することがない位置に備えられることが、外観上望ましい。
以下、上記実施例とは異なる本発明の実施例について説明する。図5〜7は、上記実施例とは暖房装置の配置に関して違いを有する実施例である。図5に示す実施例は、暖房装置10が引出しの前板6aに設けられた被い機能付き椅子1aである。この場合、暖房装置10からの熱は、保温空間50の足元部分から上方に伝わり、保温空間全体を暖めることができる。また、図6に示す実施例は、暖房装置10が引出しの底板6bに設けられた被い機能付き椅子1bである。この場合、図5の場合と同様にして保温空間全体を暖めることができるとともに、底板6bは椅子に座した人の足置き板となっているため、底板6bに足を乗せることで、足を直接的に暖めることも可能となる。図7は、保温カバー5の内部に電気的な発熱手段を有しており、保温カバー5自体が暖房装置をなす被い機能付き椅子1cであり、例えば保温カバー5として電気毛布のようなものを採用した場合である。この場合、保温空間50内には、その空間を被う保温カバー5から直接的に熱が伝えられる。なお、図6や図7の場合は、暖房装置部分から接触によって直接的に熱が伝わる構造を有するが、これらの場合は、暖房装置部分との接触状態から非接触状態となることは、足腰の弱いものであっても比較的容易である。なお、暖房装置は必ずしも1つ1箇所である必要はなく、例えばこれらの実施例を組み合わせたような形態をなしても良い。
また、本発明においては、これらの暖房装置がなくてもよい。図1のように椅子に座した人を保温カバーで被った状態では、座した人そのものが暖房装置の役割を果たすため、暖房装置が備えられていなくとも保温空間内にある程度の熱を伝え、留めることができる。
本発明の保温付き椅子の使用状態を示す概略図 本発明の保温付き椅子の使用状態における断面図 本発明の保温付き椅子の引出しが閉じた状態を示す概略図 本発明の保温付き椅子の引出しが閉じた状態を示す断面図 暖房装置を引出しの底板に備えた本発明の保温付き椅子を示す概略図 暖房装置を引出しの前板に備えた本発明の保温付き椅子を示す概略図 保温カバーが暖房装置をなす本発明の保温付き椅子を示す概略図
符号の説明
1,1a,1b,1c 被い機能付き椅子
2 背もたれ部
3 座部
4 椅子下部
5 カバー(保温カバー)
6 引出し
6a 前板
6b 底板
10 暖房装置
11 ファン
12 電源コード
40 内部空間
50 保温空間

Claims (6)

  1. 座部に座る人の少なくとも足部を被う機能を備えた被い機能付き椅子であって、
    前記座部の下側には、側部と後方側が封鎖されて椅子正面側に開口を有する内部空間が形成され、その内部空間には、前記開口を収納口として前記椅子正面側に引き出される引出しが組み込まれ、その引出しを閉めた状態で前記開口が塞がれるようになっており、その引出しには、前記座部に座る人の少なくとも足部を被う柔軟性のあるカバーが、前記引出しの前板に連結されるとともに、そのカバーは折りたたみ又は自由な屈曲又は丸めることにより全体が前記引出し内に収納され、その引出しが引き出され、その中に収容されているカバーが広げられて前記座部に座る人の少なくとも足部がそのカバーで被われるようになっており、かつその引出しは、前記前板と底板とによって構成され、引き出された状態においては、その引出しの底板が、前記座部に座る人の足を置く足置き板をなし、
    前記内部空間と前記引出しとの少なくとも一方には、前記引出しの出し入れに干渉しない位置に暖房装置が組み込まれ、かつその暖房装置は、前記座部の下側の前記引出しを収納する内部空間に臨むように設けられており、前記引出しが引き出され、その中に収容されているカバーが広げられて、前記座部に座る人の少なくとも足部がそのカバーで被われるとともに、前記暖房装置から発生する熱により前記カバーが被う空間が暖房されることを特徴とする被い機能付き椅子。
  2. 前記カバーは、前記引出しに対して着脱可能に組み付けられている請求項1に記載の被い機能付き椅子。
  3. 前記暖房装置は、前記座部の下側の前記引出しを収容する内部空間に臨むように設けられ、かつその内部空間にはその暖房装置で暖められた空気を前記開口の外に流動させるファンが設置されている請求項1又は2に記載の被い機能付き椅子。
  4. 前記暖房装置は、前記引出しの底板の上に設けられ又はその底板内に埋設されており、その暖房装置の組み込まれた引出しの底板が足置き板とされてその上に前記座部に座る人の足が乗せられるようになっている請求項1又は2に記載の被い機能付き椅子。
  5. 前記暖房装置は、前記引出しの前板にその裏面に臨むように組み込まれている請求項1又は2に記載の被い機能付き椅子。
  6. 前記被い機能付椅子において、前記カバーはその内部に電気的な発熱手段を備えて、自身が前記暖房装置を兼ねた発熱機能を有する暖房機能付のカバーとされており、
    前記引出しが引き出され、その中に収容されているその暖房機能付のカバーが広げられて前記座部に座る人の少なくとも足部がそのカバーで被われるとともに、前記暖房機能付のカバーから発生する熱により前記座部に座る人の少なくとも足部が暖房される請求項1ないし5のいずれか1項に記載の被い機能付き椅子。
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