JP2663435B2 - 給湯装置 - Google Patents
給湯装置Info
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- JP2663435B2 JP2663435B2 JP62120403A JP12040387A JP2663435B2 JP 2663435 B2 JP2663435 B2 JP 2663435B2 JP 62120403 A JP62120403 A JP 62120403A JP 12040387 A JP12040387 A JP 12040387A JP 2663435 B2 JP2663435 B2 JP 2663435B2
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- Japan
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- hot water
- temperature
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- water supply
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、シャワー等に用いられるもので、給湯温度
を変えられる給湯装置に関するものである。 従来の技術 従来のこの種の給湯装置は、第３図に示すように、水
入口１と湯入口２とを有し、図示はしていないが湯入口
２には給湯機が接続され例えば80℃の湯がいつでも供給
されるようになっている。水入口１から供給された水を
湯入口２から供給された湯とは混合されて適温となり、
湯出口３から例えばシャワーへ給湯される。水と湯は混
合弁４によって混合されるが、混合弁４はモータ５によ
って駆動され、その結果得られる給湯温度はセンサ６で
検出され、温度設定器７の設定値とを制御器８で比較し
て給湯温度を設定値に制御するようになっていた。制御
器８は第４図に示すように、センサ６の信号はAD変換器
９を介してマイクロコンピュータ10へ、また温度設定器
７の信号もAD変換器11を介して同様にマイクロコンピュ
ータ10へ入力され、比較されて、モータ正反転回路12を
介してモータ５を駆動し、給湯温度を設定値に制御する
ようになっていた。第５図はマイクロコンピュータ10の
フロー図である。（例えば、特開昭61−149679号公報） 発明が解決しようとする問題点 ところで、近年シャワーの設置率が向上し、その手軽
さから、特に夏期において汗をサッと流す手段として人
気を博している。ところが、上記のような構成では、一
定した温度が得られるものの、暑い夏に汗を流したつも
りでもシャワー終了後に汗が吹き出て何のためにシャワ
ーを使ったのかわからなくなってしまう。これはシャワ
ーを浴びるだけでも体が暖まるので汗が吹き出るもので
あり、ましてや風呂につかった後では長時間汗がひかず
に気持ち悪い思いをしなければならない。そのため、ぬ
るいシャワーを使う人もいるが、最初からぬるいのでは
爽快感に欠け、また、最初から水を浴びるのは不快であ
り、年寄にとっては危険でもある。 本発明はかかる従来の問題を解消するもので、夏の汗
をシャワーで快適に洗い流せ、かつシャワー終了時には
スッキリと汗がひいている、夏用のシャワーを提供する
ことを目的とする。 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の給湯装置は、湯
を供給する供給手段の給湯温度を徐々に下降させるべ
く、指令手段からの指令によって給湯温度可変手段を制
御する制御手段を備えたものである。 作用 本発明は上記した構成によって、シャワー使用者が指
令手段から指令を与えるとシャワーの最初は暖いお湯に
よって汗を爽快に洗い流すことができ、その後は徐々に
温度が下がるので、異和感、不快感温度ショックがなく
シャワーに当り続けることが出来、給湯温度の下降と共
に体のほてりもおさまり、シャワーを終えた後では汗が
完全に引いてしまうので、発汗による不快感がなくなる
のである。 実 施 例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。 第１図、第２図において、制御器が８′となって温度
設定器７の信号は直接AD変換器11に入力させずに夏シャ
ワースイッチ（指令手段）13を介して入力すると共に、
放電タイマー14が接続され、また給湯温度の下限を設定
する下限設定器15の信号がAD変換器16を介してマイクロ
コンピュータ10に入力されている。なお、図示はしない
が湯出口３には止水弁が接続され、マイクロコンピュー
タ10によって付勢される。 上記構成において、温度設定器７で設定される給湯温
度でシャワーを使って汗を流した最後に、夏シャワース
イッチ13を操作してオフすると、AD変換器11の入力信号
は放電タイマー14の放電に従って徐々に電源電圧Vccに
近づいて行き、温度設定を徐々に下げる。従って給湯温
度は設定温度から徐々に下がるが、その温度が下限設定
器15で定めた温度に到達したことをマイクロコンピュー
タが検知すると止水弁を付勢して給湯を停止するもので
ある。 上記構成では、供給手段として湯と水とを混合して給
湯するもので構成しているので、給湯温度の可変幅が大
きくとれ、下限設定値を低くとれる特長を有するが、そ
れ程下降させる必要がない場合には、給湯温度が調節で
きる湯沸器を用いて、その設定値を徐々に変えて行く構
成でも良い。 また、水温まで下降させてしまうのであれば、下限設
定器15は不要であり、温度設定の下降をマイクロコンピ
ュータ10のプログラムで行う場合には、放電タイマー14
も不要になり、この実施例に限定されるものではない。 発明の効果 以上のように本発明の給湯装置によれば、供給手段の
指令手段からの指令によって給湯温度を徐々に下降させ
るべく、給湯温度の可変手段を制御する制御手段を有し
ているので、特に夏場などの暑い季節において、使い始
めは従来通りの適温で汗を爽快に洗い流すことができ、
その後徐々に給湯温度が下がることによって、異和感、
不快感なく、体のほてりをおさえることができ、使い終
えた後は完全に汗が引き、従来のような入浴後、シャワ
ー使用後の不快な発汗を解消できる効果がある。この構
成では徐々に温度が下がるので温度ショックがなく、め
んどうな操作も不要なので、お年寄も含め、家族全員
が、安全手軽に快適な浴後を過ごすことができる。ま
た、不快感なく水浴ができるので健康増進にも役立つも
のである。
を変えられる給湯装置に関するものである。 従来の技術 従来のこの種の給湯装置は、第３図に示すように、水
入口１と湯入口２とを有し、図示はしていないが湯入口
２には給湯機が接続され例えば80℃の湯がいつでも供給
されるようになっている。水入口１から供給された水を
湯入口２から供給された湯とは混合されて適温となり、
湯出口３から例えばシャワーへ給湯される。水と湯は混
合弁４によって混合されるが、混合弁４はモータ５によ
って駆動され、その結果得られる給湯温度はセンサ６で
検出され、温度設定器７の設定値とを制御器８で比較し
て給湯温度を設定値に制御するようになっていた。制御
器８は第４図に示すように、センサ６の信号はAD変換器
９を介してマイクロコンピュータ10へ、また温度設定器
７の信号もAD変換器11を介して同様にマイクロコンピュ
ータ10へ入力され、比較されて、モータ正反転回路12を
介してモータ５を駆動し、給湯温度を設定値に制御する
ようになっていた。第５図はマイクロコンピュータ10の
フロー図である。（例えば、特開昭61−149679号公報） 発明が解決しようとする問題点 ところで、近年シャワーの設置率が向上し、その手軽
さから、特に夏期において汗をサッと流す手段として人
気を博している。ところが、上記のような構成では、一
定した温度が得られるものの、暑い夏に汗を流したつも
りでもシャワー終了後に汗が吹き出て何のためにシャワ
ーを使ったのかわからなくなってしまう。これはシャワ
ーを浴びるだけでも体が暖まるので汗が吹き出るもので
あり、ましてや風呂につかった後では長時間汗がひかず
に気持ち悪い思いをしなければならない。そのため、ぬ
るいシャワーを使う人もいるが、最初からぬるいのでは
爽快感に欠け、また、最初から水を浴びるのは不快であ
り、年寄にとっては危険でもある。 本発明はかかる従来の問題を解消するもので、夏の汗
をシャワーで快適に洗い流せ、かつシャワー終了時には
スッキリと汗がひいている、夏用のシャワーを提供する
ことを目的とする。 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の給湯装置は、湯
を供給する供給手段の給湯温度を徐々に下降させるべ
く、指令手段からの指令によって給湯温度可変手段を制
御する制御手段を備えたものである。 作用 本発明は上記した構成によって、シャワー使用者が指
令手段から指令を与えるとシャワーの最初は暖いお湯に
よって汗を爽快に洗い流すことができ、その後は徐々に
温度が下がるので、異和感、不快感温度ショックがなく
シャワーに当り続けることが出来、給湯温度の下降と共
に体のほてりもおさまり、シャワーを終えた後では汗が
完全に引いてしまうので、発汗による不快感がなくなる
のである。 実 施 例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。 第１図、第２図において、制御器が８′となって温度
設定器７の信号は直接AD変換器11に入力させずに夏シャ
ワースイッチ（指令手段）13を介して入力すると共に、
放電タイマー14が接続され、また給湯温度の下限を設定
する下限設定器15の信号がAD変換器16を介してマイクロ
コンピュータ10に入力されている。なお、図示はしない
が湯出口３には止水弁が接続され、マイクロコンピュー
タ10によって付勢される。 上記構成において、温度設定器７で設定される給湯温
度でシャワーを使って汗を流した最後に、夏シャワース
イッチ13を操作してオフすると、AD変換器11の入力信号
は放電タイマー14の放電に従って徐々に電源電圧Vccに
近づいて行き、温度設定を徐々に下げる。従って給湯温
度は設定温度から徐々に下がるが、その温度が下限設定
器15で定めた温度に到達したことをマイクロコンピュー
タが検知すると止水弁を付勢して給湯を停止するもので
ある。 上記構成では、供給手段として湯と水とを混合して給
湯するもので構成しているので、給湯温度の可変幅が大
きくとれ、下限設定値を低くとれる特長を有するが、そ
れ程下降させる必要がない場合には、給湯温度が調節で
きる湯沸器を用いて、その設定値を徐々に変えて行く構
成でも良い。 また、水温まで下降させてしまうのであれば、下限設
定器15は不要であり、温度設定の下降をマイクロコンピ
ュータ10のプログラムで行う場合には、放電タイマー14
も不要になり、この実施例に限定されるものではない。 発明の効果 以上のように本発明の給湯装置によれば、供給手段の
指令手段からの指令によって給湯温度を徐々に下降させ
るべく、給湯温度の可変手段を制御する制御手段を有し
ているので、特に夏場などの暑い季節において、使い始
めは従来通りの適温で汗を爽快に洗い流すことができ、
その後徐々に給湯温度が下がることによって、異和感、
不快感なく、体のほてりをおさえることができ、使い終
えた後は完全に汗が引き、従来のような入浴後、シャワ
ー使用後の不快な発汗を解消できる効果がある。この構
成では徐々に温度が下がるので温度ショックがなく、め
んどうな操作も不要なので、お年寄も含め、家族全員
が、安全手軽に快適な浴後を過ごすことができる。ま
た、不快感なく水浴ができるので健康増進にも役立つも
のである。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例における給湯装置の構成図、
第２図は同装置における回路図、第３図は従来の給湯装
置の構成図、第４図は同装置における回路図、第５図は
同回路図のマイクロコンピュータのフロー図である。 ４……混合弁、５……モータ、６……センサ（4,5とで
供給手段を構成）、７……温度設定器（可変手段）、
８′……制御器、13……夏シャワースイッチ（指令手
段）、14……放電タイマー、15……下限設定器（８′,1
3,14とで制御手段を構成）。
第２図は同装置における回路図、第３図は従来の給湯装
置の構成図、第４図は同装置における回路図、第５図は
同回路図のマイクロコンピュータのフロー図である。 ４……混合弁、５……モータ、６……センサ（4,5とで
供給手段を構成）、７……温度設定器（可変手段）、
８′……制御器、13……夏シャワースイッチ（指令手
段）、14……放電タイマー、15……下限設定器（８′,1
3,14とで制御手段を構成）。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．湯を供給する供給手段と、前記供給手段の給湯温度
を可変する可変手段と、指令手段からの指令によって前
記供給手段の給湯温度を徐々に下降させるべく前記可変
手段を制御する制御手段とからなる給湯装置。 ２．供給手段は、湯と水とを混合して給湯する混合手段
で構成された特許請求の範囲第１項記載の給湯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62120403A JP2663435B2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | 給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62120403A JP2663435B2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | 給湯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63285383A JPS63285383A (ja) | 1988-11-22 |
| JP2663435B2 true JP2663435B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=14785350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62120403A Expired - Fee Related JP2663435B2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | 給湯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2663435B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61116186A (ja) * | 1984-11-09 | 1986-06-03 | Toto Ltd | バスシヤワ−装置 |
-
1987
- 1987-05-18 JP JP62120403A patent/JP2663435B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63285383A (ja) | 1988-11-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |