JP2000136561A - 人体局部洗浄装置 - Google Patents

人体局部洗浄装置

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JP2000136561A
JP2000136561A JP31177498A JP31177498A JP2000136561A JP 2000136561 A JP2000136561 A JP 2000136561A JP 31177498 A JP31177498 A JP 31177498A JP 31177498 A JP31177498 A JP 31177498A JP 2000136561 A JP2000136561 A JP 2000136561A
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JP
Japan
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cleaning
blood flow
water
washing
temperature
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Application number
JP31177498A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Yonekubo
寛明 米久保
Ryuta Kondo
龍太 近藤
Hideki Ono
英樹 大野
Hideo Shinoda
▲ひで▼穗 篠田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄水を供給して人体局部を洗浄する人体局
部洗浄装置において、通常洗浄に加え血流量増加洗浄を
可能とする。 【解決手段】 洗浄水を加熱する熱交換器12と、洗浄
対象に加熱された洗浄水を供給する洗浄ノズル17と、
洗浄水の供給を調節する流量制御弁10と、温水サーミ
スタ16と、通常の洗浄を行う肛門洗浄スイッチ25
と、洗浄温度を通常洗浄と異ならせる血流スイッチ29
を備え、血流スイッチ29の設定により、所定の血流量
増加条件に従って通常洗浄温度よりも高い温度の洗浄水
を供給し、所定の時間で洗浄を停止し、肛門部の血流の
増加を効果的に図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は温水で人体局部を洗
浄するとともに血流増加洗浄も行う人体局部洗浄装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の人体局部洗浄装置には、図
17に示すようなものがあった(例えば特開平5−33
377号公報)。
【0003】図17は洗浄水の供給系を示す概略図であ
るが、1はポンプであり、ポンプ1の上流側には給水配
管2が接続され、下流側には空気混入部3が接続されて
いる。空気混入部3はセラミックを素材とした円筒状の
吸引ヘッド4を有しており、コンプレッサー5から送ら
れる空気をここで水に混入している。この構成により、
給水配管2から供給された洗浄水はポンプ1によって加
圧され空気混入部3へと至る。空気混入部3ではコンプ
レッサー5から供給された空気が、吸引ヘッド4により
微細化されて洗浄水中に流入する。さらに空気混入部3
を経た洗浄水は熱交換器6へと至り、この熱交換器6で
適温になるまで加熱された洗浄水が、ノズル装置7に供
給され人体局部に向けて噴出される。この作用により、
ノズル装置7から噴出される洗浄水は空気を含み、人体
局部の洗浄時に柔らかな体感が得られるものとなってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような従来の人体局部洗浄装置では、洗浄温水は供給で
きても、血流増加に対しては何ら考慮されていなかった
ため、使用者は痔疾の予防や治療などの目的で血流量の
増加を図った洗浄を行うことができなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は上記した課題
を解決するものであり、加熱手段と、洗浄対象に洗浄水
を供給する吐出手段と、洗浄水の供給制御を行う水量調
節手段と、洗浄水の温度制御を行う温度調節手段と、通
常の洗浄を行う通常洗浄設定手段と、水量あるいは温度
あるいは水量と温度を通常洗浄と異ならせる血流増加洗
浄設定手段と、温度調節手段を制御する制御手段を備え
て構成し、血流増加洗浄設定手段の設定により所定の血
流増加条件に従って温度調節や水量調節を行い、的確に
人体局部の血流増加を図るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1の発明における洗浄
装置は、洗浄水を加熱する加熱手段と、洗浄対象に加熱
された洗浄水を供給する吐出手段と、洗浄水の供給を調
節する水量調節手段と、洗浄水の温度を調節する温度調
節手段と、通常の洗浄を行う通常洗浄設定手段と、水量
あるいは温度あるいは水量と温度を通常洗浄と異ならせ
る血流増加洗浄設定手段と、血流増加洗浄設定手段の設
定により所定の血流増加条件に従って水量調節手段と温
度調節手段を制御する制御手段を備えて構成するもので
ある。そして血流増加洗浄設定手段の設定に従って制御
手段の制御により、水量調節手段や温度調節手段を制御
し、水量あるいは温度あるいは水量と温度を通常洗浄と
異ならせて供給し、水量や温度の依存性の高い人体局部
の血流量を増加させるものである。
【0007】本発明の第2の発明における洗浄装置は、
第1の発明の構成において血流増加洗浄設定手段により
血流増加洗浄が設定された場合、制御手段は、通常洗浄
温度以上に洗浄温度を高くするものである。そして、温
度依存性の高い人体局部の血流量を通常洗浄時以上に増
加させるものである。
【0008】本発明の第3の発明における洗浄装置は、
第1の発明の構成において血流増加洗浄設定手段により
血流増加洗浄が設定された場合、制御手段は、時間の経
過とともに洗浄温度あるいは変動させた洗浄温度の平均
値を高くするものである。そして、高温域まで温度上昇
感を低減した状態で洗浄水温度をあげることにより、温
度依存性の高い人体局部の血流量を一層増加させるもの
である。
【0009】本発明の第4の発明における洗浄装置は、
第2あるいは第3の発明の構成に加え、血流増加洗浄設
定手段により血流増加洗浄が設定された場合、制御手段
は、洗浄温度に上限を設けるものである。そして、血流
増加洗浄時に使用者に熱過ぎた感じを抱かせることを防
ぎ、また無駄にエネルギーを使用することも防ぐもので
ある。
【0010】本発明の第5の発明における洗浄装置は、
第2あるいは第3の発明の構成に加え、血流増加洗浄設
定手段により血流増加洗浄が設定された場合、制御手段
は通常温度に連動させて血流増加洗浄の温度を設定する
ものである。そして、通常洗浄時よりも高く洗浄水温度
が設定される血流増加洗浄への移行時に、通常時と温度
的にあまり違和感が生じないように配慮しているもので
ある。
【0011】本発明の第6の発明における洗浄装置は、
第1の発明の構成に加え血流増加洗浄設定手段により血
流増加洗浄が設定された場合、制御手段は、通常洗浄水
量以上に洗浄水量を多くするものである。そして流量依
存性の高い血流増加洗浄時に血流量を一層増加させるも
のである。
【0012】本発明の第7の発明における洗浄装置は、
第1の発明の構成に加え血流増加洗浄設定手段により血
流増加洗浄が設定された場合、制御手段は時間の経過と
ともに洗浄水量あるいは変動させた洗浄水量の平均値を
高くするものである。そして、高流量域まで流量上昇感
を低減した状態で、洗浄水量をあげることにより、流量
依存性の高い人体局部の血流量を一層増加させるもので
ある。
【0013】本発明の第8の発明における洗浄装置は、
第6あるいは第7の発明の構成に加え、血流増加洗浄設
定手段により血流増加洗浄が設定された場合、制御手段
は、洗浄水量に上限を設けるものである。そして、血流
増加洗浄時に大流量に設定され洗浄水量が多すぎて飛び
散りを生じたり、無駄にエネルギーを使用することを防
ぐものである。
【0014】本発明の第9の発明における洗浄装置は、
第6あるいは第7の発明の構成に加え、血流増加洗浄設
定手段により血流増加洗浄が設定された場合、制御手段
は通常水量に連動させて血流増加洗浄の水量を設定する
ものである。そして、通常洗浄時よりも多く洗浄水量が
設定される血流増加洗浄時に、通常の洗浄時とあまり違
和感が生じないように配慮しているものである。
【0015】本発明の第10の発明における洗浄装置
は、第1の発明の構成に加え、血流増加洗浄設定手段に
より血流増加洗浄が設定された場合、制御手段は、洗浄
水量を固定し洗浄温度を変化させるものである。そし
て、洗浄水温のみ高くすることにより、洗浄水の飛び散
りをなくし節水化を図って、洗浄水の温度に依存して血
流増加洗浄を実現するものである。
【0016】本発明の第11の発明における洗浄装置
は、第1の発明の構成に加え、血流増加洗浄設定手段に
より血流増加洗浄が設定された場合、制御手段は、洗浄
水量と洗浄温度を変化させるとともに洗浄水量よりも洗
浄温度の変化率を大きくするものである。そして、洗浄
水の飛び散りを少なくし節水化を図りつつ、洗浄水の温
度と流量に依存して血流増加洗浄を実現するものであ
る。
【0017】本発明の第12の発明における洗浄装置
は、第1から第11の発明の構成に加え、血流増加洗浄
設定手段により血流増加洗浄が設定された場合、制御手
段は洗浄時間を制限するものである。そして血流増加に
顕著な効果が期待できる時間の範囲内で血流増加洗浄を
行い、洗浄水温度を上げるためのエネルギーの節約や洗
浄水の節水化を図るものである。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0019】(実施例1)図1は人体局部洗浄装置を温
水洗浄便座に適用したシステムの構成図である。図1に
おいて、給水管8から供給された水は、洗浄水の供給開
始と供給停止を行う水量調節手段である元電磁弁9と、
洗浄水の流量を調節する同じく水量調節手段である流量
制御弁10、また、水の流量を検出する流量センサ11
を経て、瞬間型の加熱手段である熱交換器12に至る。
熱交換器12には温度の異常上昇を検出し通電を絶つハ
イリミットスイッチ13、熱交換器12内の水の有無を
検出する空気検出サーミスタ14を備えている。
【0020】熱交換器12の出口近傍の温水管15に
は、洗浄水を検出する温度調節手段の一部を構成する温
水サーミスタ16が設けられている。温水管15の端末
には、先端に吐出手段である洗浄ノズル17が設けられ
洗浄ノズルユニットを成している。洗浄ノズル17はモ
ータ18により突出や引込みが制御される形式のもので
ある。洗浄ノズル17と熱交換器12の間で、内部空気
管19と外部空気管20を介して、外部に設けた空気混
入手段であるモータ駆動の空気ポンプ21から温水に空
気が混入される。そして洗浄ノズル17から供給された
温水は、便座22に着座した使用者の局部を洗浄あるい
は血流増加洗浄を行うために利用される。便座22に
は、使用者の着座を検出する着座スイッチ23が設けら
れている。
【0021】洗浄ノズル17からの温水の吐出の指示は
リモコン24からなされる。リモコン24には、通常洗
浄設定手段である肛門洗浄スイッチ25、ビデ洗浄スイ
ッチ26、洗浄の停止スイッチ27、水量と温度の微調
節部28、血流増加洗浄設定手段である血流スイッチ2
9が設けられている。
【0022】また、リモコン24からの無線の信号の受
信や図1で点線で連絡を表現された構成要素との制御を
行うとともに、内部に血流増加条件制御部30と洗浄時
間制限部31を有した制御手段である制御器32が設け
られている。さらに制御器32には、血流スイッチ29
が設定された場合と肛門洗浄スイッチ25により通常洗
浄が設定され場合で、温度、水量、空気混入量などの血
流増加制御条件を変更する制御条件変更部33が設けら
れている。
【0023】なお、図1においては、洗浄ノズルユニッ
ト18は肛門用のみを示しているが、ビデ用の洗浄ノズ
ルユニットは、類似構成で別に設けてあり、図の上での
表現は割愛している。
【0024】図2に熱交換器12の詳細を示す。電気的
に加熱を行うセラミックヒータ34が両側に設けた銅板
35、36で挟持され、その外側に内部に流路37を有
した樹脂製のケース38、39が設けられ、これらのケ
ース38、39はシール材40にて銅板35、36に押
圧されて構成されている。また、銅板35の表面にはハ
イリミットスイッチ13が、またケース38の上部には
空気検出サーミスタ14が取りつけられている。
【0025】図3、図4に洗浄ノズル17の詳細を示
す。図3は洗浄ノズル17を上部から見た上面図であ
り、図4は側面から見た一部切り欠き断面図である。洗
浄ノズル17内の流路は、洗浄ノズルユニット18に形
成された流路41から、洗浄ノズル17内の流路42、
43に至るに従って流路断面積が次第に減り、ノズル口
44近傍で並行部45を経て拡大部46でややラッパ状
に拡大する構成となっている。この構成により、空気を
混入した温水が供給された時は、空気混入による作用と
拡大部46の作用により、洗浄水が比較的広い範囲に揺
動された状態で人体局部に供給される。空気の混入を止
めると、並行部45の作用により温水は直噴状態で比較
的狭い範囲にスポット的に吐出される。
【0026】図5に空気を混入した場合と、空気の混入
を停止した場合の、洗浄噴流の形状を示す。空気を混入
した場合は空気の混入効果により、ノズルの拡大部46
において、気泡混じりの温水が内癖面に付着離脱をラン
ダムに行う結果、吐出される噴流は広い範囲に拡散され
る。空気の混入を停止した場合は、このような効果が発
生しないため、並行部45で案内された温水がスポット
的に供給される。
【0027】図6に洗浄開始後の血流増加の概念を示
す。図6は洗浄水量と洗浄水温度を一定として、連続的
に肛門部を洗浄した場合の肛門管周辺の血流量をレーザ
ー血流計で測定した結果である。基本的に血流量は洗浄
水の温度が高くなれば血流量が増し、洗浄水量が増える
と血流量が増加する傾向にあるが、以下の条件が付随条
件としてある。
【0028】洗浄ノズル17から供給される洗浄水の温
度として適している範囲は、34℃〜42℃である。温
度が低すぎると冷感を伴うだけでなく、肛門部の毛細血
管が拡大されなくなり、温熱による血流増加の効果は少
なくなる。温度が高すぎると、特に通常の洗浄よりも長
い時間当てねばならない温熱治療目的の洗浄の場合、熱
すぎて長時間の温水を当てるにはふさわしくなく、高温
による不快感からの局部周辺筋肉の収縮により血流量は
若干低下する傾向にある。人体の局部の特性から、洗浄
水を当て出してから多少時間が経過して血流量の増加が
見られ出し、5分〜6分程度までは増加するがそれ以上
当てても血流量の増加はなくなり、逆に減少していく。
この現象は温度が上がることにより毛細血管中に出て来
る血管拡張物質が血流量の増加とともに流され、逆に毛
細血管が収縮し始めるためと推定される。通常洗浄の場
合の洗浄温度は32℃〜40℃であるが、血流増加洗浄
が設定された場合、前述の34℃〜42℃の範囲に入る
ように自動的に制御条件変更部33で設定が変更され
る。また洗浄水量は、血流増加のためには増した方が効
果があるが、空気量は洗浄ノズル17から吐出される流
速が上がりすぎ、痔疾患者の場合痛感を伴う恐れがある
ため、ソフト感が得られる空気量にまで混入量を落とし
た方がよい。なお、血流量の増加と痔疾の治療効果の相
関については、各種の文献から周知の事実である。
【0029】次にこの実施例1の動作について説明す
る。まず、通常洗浄時の動作について述べる。電源が投
入され、空気検出サーミスタ14で熱交換器12に空気
が介在されていないと判別された状態で待機が行われ
る。肛門洗浄スイッチ25が操作されると、使用者が便
座22に着座し着座スイッチ23がオンとなっているこ
とを判別して、空気ポンプ21を起動し、元電磁弁9を
開け、モータ18で洗浄ノズル17を徐々に突出させ
る。しばらくして流量センサ11の値を読み込み流量が
0.2リットル/分以上になると、熱交換器12への通
電を始めて、セラミックヒータ35にて洗浄水の加熱を
行う。そして、リモコン24で設定された水量値を読み
込み、流量センサ11で検出される値と、この設定値を
比較し流量制御弁10を制御して設定通りの値を得る水
量制御動作が行われる。そして、読み込んだ流量センサ
11の値に基づき空気ポンプ21を制御し、予め定めた
洗浄水量と空気の混入量の比が所定値になるように、空
気ポンプ21に印可される電圧を制御する。空気ポンプ
21は電圧によってモータの回転数が変化し、吐出され
る空気量が変化する。洗浄水量と空気の混入量の関係
は、洗浄水量にほぼ比例している。 この後、所望の洗
浄水温度が得られるようにリモコン24で設定された温
度と温水サーミスタ16の温度が制御器32で比較さ
れ、熱交換器12の加熱量の調節が行われる。設定温度
を変更したい場合は、リモコン24の水量と温度の調節
を切り替え、微調節部28で温度の調節をする。また、
水量設定を変更したい場合は水量側に切り替え、微調節
部28で水量設定値の調節を行う。水量設定が変えられ
ると前述したように、洗浄水量に応じて自動的に空気の
混入量を変える動作を行う。
【0030】洗浄温水は洗浄ノズルユニット18に至る
と、空気ポンプ21から供給される空気と混入され、洗
浄ノズル17から人体局部に吐出される。この空気が混
入された洗浄の場合、洗浄ノズル17の作用で洗浄水は
人体局部の比較的広い範囲を揺動して洗浄する。そして
空気の混入による洗浄ノズル17部の噴出流速の向上と
気泡のはじける作用により、従来の温水だけで洗浄する
場合と比較して洗浄効果や使用者の体感を損なう事な
く、半分以下の水量で洗浄ができる。
【0031】また、瞬間型の熱交換器12を用いること
により、従来の貯湯式の加熱手段と比較して、連続的に
洗浄ができる。熱交換器12による洗浄水の加熱や洗浄
の供給は、所定時間が経過すると時間制限部31の働き
で自動的に停止され、空気ポンプ21による空気混入動
作も停止される。そして、洗浄水の停止忘れや長時間使
い過ぎて人体局部の洗浄効果が飽和状態となった場合
の、消費電力の節約に役立っている。上記の所定時間内
の洗浄において停止スイッチ27が操作された場合は、
まず熱交換器12への通電が停止され、セラミックヒー
タ35への通電が絶たれる。この停止動作の場合、流量
センサ11が停止側の所定値(0.18リットル/分)
以下なる以前に、停止スイッチ27の停止指示に従って
セラミックヒータ35への通電を止め、安全を確保して
いる。続いて、元電磁弁9を止め、洗浄ノズル17の引
込み動作がモータ18で行われる。
【0032】次に血流増加洗浄時の動作について述べ
る。血流スイッチ29が押された場合は、上述した通常
洗浄の場合とは空気ポンプ21の回転数を変える点と、
温度条件が異なる他、動作は類似している。血流スイッ
チ29が操作され血流増加洗浄が指示されると、使用者
が便座22に着座し着座スイッチ23がオンとなってい
る状態で、元電磁弁9を「開」とし、モータ18で洗浄
ノズル17を突出させる。流量センサ11の値が0.2
リットル/分以上になるとセラミックヒータ35を発熱
させて洗浄水の加熱を行う。そして、リモコン24で設
定された通常洗浄の水量値を読み込み、通常洗浄時と同
一の水量で洗浄を行う。そして空気ポンプ21の回転数
を変え空気混入量を通常洗浄よりも落とし、ソフト感が
得られるようにしている。 また、リモコン24で設定
された温度と温水サーミスタ16の温度が制御器32で
比較され、熱交換器12の加熱量の調節が行われるが、
この時の洗浄水の温度は、図7に示すように、通常洗浄
時の温度設定に連動して高めに設定されている。
【0033】設定温度を変更したい場合は、通常洗浄時
と同様にリモコン24の水量と温度の調節を切り替え、
微調節部28で温度の調節をする。この設定温度変更時
においては前述したように、通常洗浄時とは温度は異な
った値を取る。
【0034】流量制御弁11で設定水量に調節され、熱
交換器12で設定温度に調節された温水は洗浄ノズルユ
ニット18に至り、洗浄ノズル17から人体局部に吐出
される。この時、血流スイッチ29が押された洗浄にお
いては、洗浄ノズル17がモータ18により人体に対し
て前後に繰り返し駆動されながら供給される。これは、
空気量が少なく比較的狭い範囲で供給される血流増加洗
浄の場合においても、広い範囲に温水を供給し温熱効果
を高めるためである。血流スイッチ29が押されてから
7分経過した時点で、血流洗浄は自動的に停止される。
これは血流増加効果が認められる7分前後を過ぎて温水
を供給しても、無駄に電力を消費することにとなり、省
エネルギーに反するものとなることを防ぐためである。
この時、タイムアップの表示をリモコン24に行う。
【0035】上記の所定時間内においては、停止スイッ
チ27が操作された場合の動作は、通常洗浄の場合と同
様直ちに洗浄は止められる。また、通常洗浄から血流増
加洗浄への移行、またその逆の移行は、肛門洗浄スイッ
チ25、血流スイッチ29の操作により直ちに制御され
るものである。この時、洗浄条件も洗浄時間も含めて、
新たに指示された条件に移行するものである。また、い
かなる使用条件においても、停止スイッチ27が操作さ
れた時は、直ちにセラミックヒータ35への通電を止
め、温水の供給を停止する。なお、瞬間型の熱交換器1
2を用いることにより、従来の貯湯式の加熱手段と比較
して、通常洗浄と血流増加洗浄で、直ちに温度を変えら
れる利点を有している。
【0036】(実施例2)次に実施例2について図8に
基づいて説明する。
【0037】この実施例2においては、血流スイッチ2
9の操作により、血流増加洗浄時の洗浄水温度は、通常
洗浄の設定温度レベルを基点として時間の経過とともに
上昇して行く。そして所定の時間7分以内に、洗浄水温
度として設定された上限温度に達した場合は、その上限
温度を維持するように制御が行われる。また、図8にお
いてレベル3やレベル5のように通常洗浄水温度が低い
場合は、制限時間まで上昇し続ける。
【0038】この実施例においては、洗浄水温度は通常
洗浄時の温度と大きく変わらないため、使用者は通常洗
浄の後、血流増加洗浄を行っても違和感を覚えずにす
む。
【0039】(実施例3)次に実施例3について図9に
基づいて説明する。
【0040】この実施例3においては、血流スイッチ2
9の操作により、血流増加洗浄時の洗浄水温度は、通常
洗浄の設定温度レベルを基点として通常洗浄温度に連動
させて若干洗浄温度を下げて洗浄を開始している。そし
て時間の経過とともに洗浄温度を5分間かけて上昇さ
せ、5分以降7分までは通常洗浄温度に連動させて洗浄
温度を一定に保っている。通常洗浄温度がレベル5の場
合、5分以降は洗浄水温度としては上限の42℃として
いる。
【0041】この実施例においては、痔疾患者のために
刺激を少なくする意味で若干低めの温度から洗浄を開始
し、次第に温度を上げて行くため、温度依存性の高い人
体の血流増加条件に沿って洗浄が刺激の少ない状態で実
現できている。また、通常洗浄の場合の水量に血流増加
洗浄の水量を設定しているため、通常洗浄から切り替え
た時に違和感が少なくて済む。
【0042】(実施例4)次に実施例4について図10
に基づいて説明する。
【0043】この実施例4においては、血流スイッチ2
9の操作により、血流増加洗浄時の洗浄水温度は、通常
洗浄の設定温度レベルを基点として通常洗浄温度に連動
させて若干洗浄温度を下げて洗浄を開始している。そし
て時間の経過とともに洗浄温度をゆらがせてゆらぎの平
均温度が次第に上昇していくように制御している。時々
スパイク状の上下温度差の大きな変化を織り交ぜ、しか
もゆらぎの高点の温度が42℃を越えないように制御し
ている。
【0044】この実施例においては、温度をゆらがせて
その平均的温度を次第に上げて行くため、時間がかかる
血流増加洗浄において単調感をなくし、使用者にとって
感覚的に時間を短く感じる状態で、血流量増加洗浄が実
現できている。
【0045】(実施例5)次に実施例5について図11
に基づいて説明する。
【0046】この実施例5においては、血流スイッチ2
9の操作により血流増加洗浄が指示された時は、制御手
段は、通常水量に連動させて血流増加洗浄の開始水量を
設定するとともに、通常洗浄水量以上に洗浄水量を多く
して洗浄を行っている。また所定の7分に達したら洗浄
を停止している。
【0047】そして、通常洗浄から血流増加洗浄に移行
する場合、また逆の場合に違和感を少なくし、かつ水量
依存性の高い血流増加条件に沿って血流増加が顕著な時
間範囲で効果的な洗浄を行っている。
【0048】(実施例6)次に実施例6について図12
に基づいて説明する。
【0049】この実施例6においては、血流スイッチ2
9の操作により、血流増加洗浄が指示された時は、血流
増加洗浄時の洗浄水量は、通常洗浄の設定水量レベルを
基点として時間の経過とともに上昇して行く。そして所
定の時間7分以内に、洗浄水量として設定された上限に
達した場合は、その上限水量を維持するように制御が行
われる。また、図12においてレベル1やレベル3のよ
うに通常洗浄水量が低い場合は、制限時間まで上昇し続
ける。
【0050】この実施例においては、洗浄水量は通常洗
浄時の水量と大きく変わらないため、使用者は通常洗浄
から血流増加洗浄に移行した場合でも違和感を覚えずに
すむ。
【0051】(実施例7)次に実施例7について図13
に基づいて説明する。
【0052】この実施例7においては、血流スイッチ2
9の操作により、血流増加洗浄が指示された時は、血流
増加洗浄時の洗浄水量は、通常洗浄の設定水量レベルを
基点として、通常洗浄水量に連動させて若干洗浄水量を
下げて洗浄を開始している。
【0053】そして時間の経過とともに洗浄水量を5分
間かけて上昇させ、5分以降7分までは通常洗浄水量に
連動させて洗浄水量を一定に保っている。通常洗浄水量
がレベル5の場合、5分以降は洗浄水量としては上限の
0.6リットル/分となっている。この実施例において
は、痔疾患者のために刺激を少なくする意味で若干低め
の水量から洗浄を開始し、次第に水量を上げて行くた
め、刺激が少なくかつ水量依存性の高い人体の血流増加
条件に沿って、血流増加洗浄が実現できている。また、
通常洗浄の場合の水量設定に血流増加洗浄の水量を設定
しているため、通常洗浄血流増加洗浄に切り替えた時に
違和感が少なくて済む。
【0054】(実施例8)次に実施例8について図14
に基づいて説明する。
【0055】この実施例8においては、血流増加洗浄時
の洗浄水量は、通常洗浄の設定水量レベルを基点として
通常洗浄水量に連動させて若干洗浄水量を下げて洗浄を
開始している。そして時間の経過とともに洗浄水量をゆ
らがせてゆらぎの平均水量が次第に上昇していくように
制御している。時々スパイク状の上下水量差の大きな変
化を織り交ぜ、しかもゆらぎの高点の水量が0.6リッ
トル/分を下回るように制御している。
【0056】この実施例においては、水量をゆらがせて
その平均的水量を次第に上げて行くため、時間がかかる
血流増加洗浄において単調感をなくし、使用者が時間を
感覚的に短く感じる状態で血流増加洗浄が実現できる。
【0057】(実施例9)次に実施例9について図15
に基づいて説明する。
【0058】この実施例9においては、血流増加洗浄時
の洗浄温度は時間経過とともに次第に上昇させ、洗浄水
量は時間の経過があっても一定としている。
【0059】この実施例においては、血流増加条件に関
連の深い洗浄水温度と洗浄水量の内、洗浄水温度のみを
上昇させているため、洗浄水量が増えて飛び散るなどの
弊害が少なく温度に依存した血流増加洗浄が実現できて
いる。
【0060】(実施例10)次に実施例10について図
16に基づいて説明する。
【0061】この実施例10においては、血流増加洗浄
時の洗浄温度と洗浄水量の双方を時間経過とともに次第
に上昇させ、かつ洗浄水量よりも洗浄温度の変化率を大
きくしている。
【0062】この実施例においては、血流増加条件に関
連の深い洗浄水温度と洗浄水量の双方を増やすととも
に、洗浄水量よりも洗浄温度の変化率を大きくし、洗浄
水量が増えて飛び散るなどの弊害が少なくし、温度と水
量に依存した血流増加洗浄を実現している。
【0063】以上の10の実施例以外にも、洗浄水量と
温度の組合せは各種考えられ、血流量を増すための条件
として水量を増やす、温度を高くすることを人体や洗浄
に弊害を生じない範囲で実現できれば、血流増加洗浄と
して成立し得る。
【0064】なお上記の実施例では、加熱手段として、
瞬間式のセラミックヒータ35を有した熱交換器12を
例にとったが、ヒータはシーズヒータやリボンヒータを
マイカで絶縁したヒータなど他の電気的加熱手段も有り
得る。また、電気的な加熱でなく燃焼熱を利用する方法
も有り得る。
【0065】また、吐出手段として空気混入によって揺
動する洗浄ノズル17を例に取ったが、揺動しない形式
であったり、単に空気混じりの温水を吐出するシャワー
であってもよい。
【0066】また、水量調節手段として元電磁弁9と流
量調節弁10を例にとったが、単独に設けた元電磁弁や
単独に設けた止水機能を有した流量調節弁、また水ポン
プなどであってもよい。
【0067】また、温度調節手段としてセラミックヒー
タ35を調節する温水サーミスタ16と制御器32を例
にとったが、洗浄水温度を調節する湯水混合弁であって
もよい。
【0068】また、通常洗浄設定手段としてリモコンに
設けた肛門洗浄スイッチ25、ビデ洗浄スイッチ26を
例にとったが、直接給水管、温水管の流路を開閉する開
閉バルブであってもよい。
【0069】また、血流増加洗浄設定手段として、血流
スイッチ29を例にとったが、直接給水管、温水管の流
路を開閉する開閉バルブであってもよい。
【0070】
【発明の効果】以上のように本発明の洗浄装置によれば
次のような効果が得られる。
【0071】(1)血流増加洗浄設定手段の設定に従っ
て水量調節手段や温度調節手段を調節し、人体局部の血
流量を増加させ得る所定の血流量増加条件に従って水量
あるいは温度あるいは水量と温度を通常洗浄と異ならせ
て供給することにより、通常洗浄に比較して人体局部の
血流量を増加させられる。
【0072】(2)血流増加洗浄が設定された場合、通
常洗浄温度以上に洗浄温度を高くして構成することによ
り、洗浄水温度を通常洗浄時より高めにし、温度依存性
の高い人体局部の血流量を通常洗浄時以上に効果的に増
加させられる。
【0073】(3)制御手段は時間の経過とともに洗浄
温度あるいは変動させた洗浄温度の平均値を高くして構
成することにより、温度上昇感を低減した状態で高温域
まで洗浄水温度をあげることができ、違和感なく温度依
存性の高い人体局部の血流量を一層増加させることがで
きる。
【0074】(4)血流増加洗浄設定手段により血流増
加洗浄が設定された場合、洗浄温度に上限を設けること
により、血流量増加洗浄時に熱くなり過ぎる感じを防
ぎ、体感をよい状態に維持しながら、無駄にエネルギー
を使用することも防げる。
【0075】(5)血流増加洗浄設定手段により血流増
加洗浄が設定された場合、通常温度に連動させて血流増
加洗浄の開始温度を設定して構成することにより、通常
洗浄時よりも高く洗浄水温度が設定される血流量増加洗
浄時に、通常洗浄時とあまり使用上の違和感が生じない
ようにできる。
【0076】(6)血流増加洗浄設定手段により血流増
加洗浄が設定された場合、制御手段は、通常洗浄水量以
上に洗浄水量を多くすることにより、流量依存性の高い
血流量増加洗浄時に血流量を通常洗浄時に比べて増加さ
せることができる。
【0077】(7)制御手段は時間の経過とともに洗浄
水量あるいは変動させた洗浄水量の平均値を高くして構
成することにより、高流量域まで流量上昇感を低減して
洗浄水量をあげることができ、流量依存性の高い人体局
部の血流量を通常洗浄時に比べ一層増加させることがで
きる。
【0078】(8)血流増加洗浄設定手段により血流増
加洗浄が設定された場合、制御手段は、洗浄水量に上限
を設けることにより、流量増加洗浄時に流量が多すぎて
飛び散りを生じたり、無駄にエネルギーを使用すること
を防ぐことができる。
【0079】(9)血流増加洗浄設定手段により血流増
加洗浄が設定された場合、通常水量に連動させて血流増
加洗浄の水量を設定して構成することにより、通常洗浄
時よりも多く洗浄水量が設定される血流量増加洗浄時
に、通常時とあまり違和感が生じな範囲で使用ができ
る。
【0080】(10)血流増加洗浄設定手段により血流
増加洗浄が設定された場合、洗浄水量を固定し洗浄温度
を変化させることにより、洗浄水の飛び散りをなくし節
水化を図って、血流量増加洗浄を実現できる。
【0081】(11)血流流増加洗浄設定手段により血
流増加洗浄が設定された場合、洗浄水量と洗浄温度を変
化させるとともに、洗浄水量よりも洗浄温度の変化率を
大きくすることにより、洗浄水の飛び散りを少なくし節
水化を図って、一層の血流量増加洗浄を実現できる。
【0082】(12)血流増加洗浄設定手段により血流
増加洗浄が設定された場合、制御手段は洗浄時間を制限
することにより、血流量増加に顕著な効果が期待できる
範囲で血流量増加洗浄を行い、洗浄水温度をあげるため
のエネルギーの節約や洗浄水の節水化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における洗浄装置の構成
【図2】同装置に用いた熱交換器の要部分解斜視図
【図3】同装置に用いた洗浄ノズル部の上面図
【図4】同装置に用いた洗浄ノズル部の一部切り欠き側
面断面図
【図5】同装置の洗浄切り替え概念図
【図6】人体局部の血流増加洗浄時における血流量の変
化図
【図7】本発明の第1の実施例における血流量増加洗浄
制御説明図
【図8】本発明の第2の実施例における血流量増加洗浄
制御説明図
【図9】本発明の第3の実施例における血流量増加洗浄
制御説明図
【図10】本発明の第4の実施例における血流量増加洗
浄制御説明図
【図11】本発明の第5の実施例における血流量増加洗
浄制御説明図
【図12】本発明の第6の実施例における血流量増加洗
浄制御説明図
【図13】本発明の第7の実施例における血流量増加洗
浄制御説明図
【図14】本発明の第8の実施例における血流量増加洗
浄制御説明図
【図15】本発明の第9の実施例における血流量増加洗
浄制御説明図
【図16】本発明の第10の実施例における血流量増加
洗浄制御説明図
【図17】従来の洗浄装置の系統図
【符号の説明】
8 給水管 9 元電磁弁(水量調節手段) 10 流量制御弁(水量調節手段) 12 熱交換器(加熱手段) 16 温水サーミスタ(温度検出手段) 17 洗浄ノズル(吐出手段) 21 空気ポンプ(空気混入手段) 25 肛門洗浄スイッチ(通常洗浄設定手段) 26 ビデ洗浄スイッチ(通常洗浄設定手段) 29 血流スイッチ(血流量増加洗浄設定手段) 32 制御器(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 英樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 篠田 ▲ひで▼穗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2D038 JA00 JB01 JF04 JH03 JH06 JH12 4C094 AA08 AA09 BC12 DD12 DD14 EE17 EE20 EE21 EE27 FF02 FF03 FF09 FF15 GG03 GG08

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄水を加熱する加熱手段と、洗浄対象に
    前記加熱手段で加熱された洗浄水を供給する吐出手段
    と、前記洗浄水の供給を調節する水量調節手段と、前記
    洗浄水の温度を調節する温度調節手段と、通常の洗浄を
    設定する通常洗浄設定手段と、水量あるいは温度あるい
    は水量と温度を通常洗浄と異ならせる血流増加洗浄設定
    手段と、前記血流増加洗浄設定手段の設定により所定の
    血流増加条件に従って前記水量調節手段と前記温度調節
    手段を制御する制御手段を備えた人体局部洗浄装置。
  2. 【請求項2】血流増加洗浄設定手段により血流増加洗浄
    が設定された場合、制御手段は、通常洗浄温度以上に洗
    浄温度を高くする請求項1記載の人体局部洗浄装置。
  3. 【請求項3】血流増加洗浄設定手段により血流増加洗浄
    が設定された場合、制御手段は、時間の経過とともに洗
    浄温度あるいは変動させた洗浄温度の平均値を高くする
    請求項2記載の人体局部洗浄装置。
  4. 【請求項4】血流増加洗浄設定手段により血流増加洗浄
    が設定された場合、制御手段は、設定できる洗浄温度に
    上限を設ける請求項2または3記載の人体局部洗浄装
    置。
  5. 【請求項5】血流増加洗浄設定手段により血流増加洗浄
    が設定された場合、制御手段は、通常温度に連動させて
    血流増加洗浄の洗浄温度を設定する請求項2または3記
    載の人体局部洗浄装置。
  6. 【請求項6】血流増加洗浄設定手段により血流増加洗浄
    が設定された場合、制御手段は、通常洗浄水量以上に洗
    浄水量を多くする請求項1記載の人体局部洗浄装置。
  7. 【請求項7】血流増加洗浄設定手段により血流増加洗浄
    が設定された場合、制御手段は、時間の経過とともに洗
    浄水量あるいは変動させた洗浄水量の平均値を高くする
    請求項6記載の人体局部洗浄装置。
  8. 【請求項8】血流増加洗浄設定手段により血流増加洗浄
    が設定された場合、制御手段は、設定できる洗浄水量に
    上限を設ける請求項6または7記載の人体局部洗浄装
    置。
  9. 【請求項9】血流増加洗浄設定手段により血流増加洗浄
    が設定された場合、制御手段は通常水量に連動させて血
    流増加洗浄の水量を設定する請求項6または7記載の人
    体局部洗浄装置。
  10. 【請求項10】血流増加洗浄設定手段により血流増加洗
    浄が設定された場合、制御手段は、洗浄水量を固定し洗
    浄温度を時間の経過とともに変化させる請求項1記載の
    人体局部洗浄装置。
  11. 【請求項11】血流増加洗浄設定手段により血流増加洗
    浄が設定された場合、制御手段は、洗浄水量と洗浄温度
    を時間の経過とともに変化させ、かつ洗浄水量よりも洗
    浄温度の変化率を大きくした請求項1記載の人体局部洗
    浄装置。
  12. 【請求項12】血流増加洗浄設定手段により血流増加洗
    浄が設定された場合、制御手段は、洗浄時間を制限する
    請求項1ないし11のいずれか1項記載の人体局部洗浄
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007061413A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Harman Pro:Kk ミストサウナ装置

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