JP2000045365A - 人体局部洗浄装置 - Google Patents

人体局部洗浄装置

Info

Publication number
JP2000045365A
JP2000045365A JP21523198A JP21523198A JP2000045365A JP 2000045365 A JP2000045365 A JP 2000045365A JP 21523198 A JP21523198 A JP 21523198A JP 21523198 A JP21523198 A JP 21523198A JP 2000045365 A JP2000045365 A JP 2000045365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
injection
washing
chemical solution
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21523198A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuta Kondo
龍太 近藤
Masahiko Matsunaka
雅彦 松中
Hideki Ono
英樹 大野
Yasuhiro Kawamoto
恭宏 河本
Hiroaki Yonekubo
寛明 米久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP21523198A priority Critical patent/JP2000045365A/ja
Publication of JP2000045365A publication Critical patent/JP2000045365A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は肛門部およびビデ部などの局部洗浄
に用いる人体局部洗浄装置に関し、薬液混入洗浄の実現
と洗浄後の薬液残留による悪影響を防止する人体局部洗
浄装置を実現する。 【解決手段】 注入部10と、薬液等の注入を設定する
注入設定手段25とを備え、薬液混入洗浄を実現するこ
とで人体局部洗浄装置に種々の健康機能を追加し、また
薬液混入洗浄後、薬液を洗い流して薬液が残留による悪
影響を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、肛門部およびビデ
部などの局部洗浄に用いる人体局部洗浄装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、肛門部やビデ部は不潔になりや
すく、皮膚病や痔病の予防のためにも清潔に保つことが
望まれており、従来から洗浄便座では加温した水道水を
洗浄水として用い、肛門部およびビデ部の温水洗浄を行
っていた。洗浄効果を高めるために、洗浄水に界面活性
剤を添加するもの(実開平5−7765号公報)や、洗
浄水として酸性水を用い、酸性水の収れん、制菌、殺菌
作用により肛門部、ビデ部を清潔に保つものが特開平6
−173316号公報、特開平6−173315号公
報、特開平6−158701号公報などに開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、界面活
性剤で洗浄を行うものでは、皮膚に界面活性剤が残ると
かゆみなどの炎症を起こすため、界面活性剤を充分に洗
い流す必要があり、洗浄に時間がかかる。一方、局部洗
浄に用いる人体局部洗浄装置では、供給された水を温水
に加熱するために温水タンクを有し、この中で電気ヒー
タにより温水を沸かし貯湯するためにタンク容量の制限
で、長時間洗浄を行うと湯切れを起こして洗浄水が冷た
くなり不快であるという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
解決するものであり、給水管および温水管が接続された
瞬間式の加熱手段と、前記加熱手段への給水を制御する
給水制御手段と、前記温水管に接続され人体に洗浄水を
吐出する吐出手段と、前記給水管から吐出手段に至る系
路の適所に薬液等を注入する注入部と、薬液等の注入を
設定する注入設定手段とを備えた構成としてある。そし
て、加熱手段を瞬間式として長時間温水を使用しても湯
切れを起こさず常に温水を供給し洗浄を行うとともに、
洗浄温水に薬液を注入することで洗浄力の向上や殺菌・
消毒機能の付加、温熱効果機能の付加などの効果を長時
間の洗浄で十分に得ることが可能となるものである。ま
た薬液混入洗浄後、温水だけの洗浄に切り換えて薬液を
洗い流し、皮膚に薬液が残り炎症を引き起こすことを防
止可能とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は上記課題を解決するため
に以下の構成より成る。すなわち第1の構成としては、
給水管および温水管が接続された瞬間式の加熱手段と、
前記加熱手段への給水を制御する給水制御手段と、前記
温水管に接続され人体に洗浄水を吐出する吐出手段と、
前記給水管から吐出手段に至る系路の適所に薬液等を注
入する注入部と、薬液等の注入を設定する注入設定手段
とを備えたものである。
【0006】そして、種々の機能を有する薬液を注入す
ることができ、薬液混入洗浄を実現することで、人体局
部洗浄装置に殺菌・消毒機能や温熱効果機能といった新
しい機能を追加することができる。また薬液混入洗浄
後、温水だけの洗浄に切り換えて薬液を洗い流し、皮膚
に薬液が残り炎症を引き起こす等の悪影響を防止するこ
ともできる。
【0007】また第2の構成としては、注入部は洗浄水
が通過する際に後流の増速によって内圧が低下し薬液等
を自然吸引する減圧部を備えたものである。
【0008】そして、洗浄水の流速を増加させるだけの
簡単構成により減圧部を生じさせ、この減圧部の内圧低
下で薬液等の自然吸引が可能となるので、新しい機能を
付加する薬液混入のための構成を自然吸引作用を利用し
てコストをかけず簡単に実現することができる。
【0009】また第3の構成としては、注入部に接続さ
れ薬液等を注入する強制注入手段と、注入部の洗浄水流
量を検知する流量検知手段と、前記流量検知手段の信号
に基づいて前記強制注入手段を制御する制御器を備えた
ものである。
【0010】そして、流量検知手段の信号に基づいて強
制注入手段を制御して薬液の注入量を調節することが可
能となるので、洗浄水量の変化があっても薬液の混入濃
度を一定に保つことができ、薬液により付加される健康
機能の効果を十分に発揮することが可能となる。
【0011】また第4の構成としては、注入部の下流の
給水管または温水管に薬液等を混合するための混合タン
クを備えたものである。
【0012】そして、強制注入手段により間欠的に薬液
を注入しても混合タンクで十分に撹拌混合できるので、
濃度が間欠的に変化することなく確実に均一化でき、薬
液等による健康機能の効果をより十分に発揮させること
ができる。
【0013】また第5の構成としては、注入管を通じて
注入部に連結され、外気に連通可能な開口部を有する容
積部を備えたものである。
【0014】そして、使用者が手軽に種々の薬液を選
択、交換することにより、好みや必要に応じて健康機能
を選び、薬液混入洗浄を行うことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0016】(実施例1)図1において、給水管1から
供給された水は、給水制御手段であり洗浄水量を調節す
るモータ駆動の流量制御弁2、洗浄水の流量を検出する
流量検知手段である流量センサ3、給水される水の温度
を検出する入水温検知手段である入水サーミスタ4を経
て、瞬間式の加熱手段である熱交換器5に至る。熱交換
器5には温度の異常上昇を検出した場合、熱交換器5へ
の通電を直接絶つハイリミットスイッチ6、熱交換器5
内の水の有無を検出する空気検出サーミスタ7を備えて
いる。熱交換器5の出口近傍の温水管8には、洗浄水の
温度を検出する出湯温検知手段である温水サーミスタ9
が設けられている。そして温水管8には薬液等を注入す
る注入部10と、注入された薬液等を混合・撹拌するた
めの混合タンク11が設けられるとともに、温水管8の
端末には先端に吐出手段である洗浄ノズル12を有した
洗浄ノズルユニット13が接続されている。洗浄ノズル
12はモータにより突出や引込みが制御される形式のも
のである。また、洗浄ノズル12と熱交換器5の間の注
入部10には、外気に連通する開口部である薬液投入口
14とその蓋15を有する容積部としての薬液タンク1
6が電磁弁17を有する注入管18を介して連結され、
薬液タンク16に入れた薬液等を温水管8に注入できる
ようになっている。なお注入部10は給水管1から吐出
手段12に至る系路(給水管1、吐出手段12を含む)
のいずれかの位置(適所)に設けられてあればよい。
【0017】洗浄ノズル12から吐出された洗浄水は、
便座19に着座した使用者の局部を洗浄するために利用
される。便座19には、使用者の便座19への着座を検
出する着座スイッチ20が設けられている。なお、図1
においては、洗浄ノズルユニット13は肛門用のみを示
しているが、ビデ用の洗浄ノズルユニットは、類似構成
で別に設けてあり、図の上での表現は割愛している。
【0018】洗浄ノズル12からの洗浄水の供給の指示
はリモコン21からなされる。リモコン21には、洗浄
設定手段である肛門洗浄スイッチ22、同じく女性局部
洗浄用のビデ洗浄スイッチ23、同じく洗浄水の停止ス
イッチ24、薬液等の注入設定手段である注入スイッチ
25、流量と温度の調節部26、この調節部26による
流量か温度の調節を切り替える切替スイッチ27が設け
られている。
【0019】また、30はリモコン21からの無線信号
の受信や図1の点線で連絡を表現された各構成要素と接
続した制御器で、内部に流量センサ3および入水サーミ
スタ4および温水サーミスタ9の信号に基づき熱交換器
5の加熱量である通電量を制御する通電量制御部28
や、流量制御弁2を作動させ洗浄水量調節と給水停止を
行う給水制御部29を有している。この制御器30に
は、流量センサ3および入水サーミスタ4の信号と通電
量制御部28での通電量から演算を行い算出される出湯
温演算値と温水サーミスタ9の信号に基づいた出湯温測
定値を比較する比較部31も設けられ、比較部31での
結果により出湯温度の演算値と測定値が設定された許容
値より大きい場合給水を停止するようになっている。
【0020】図2に熱交換器5の詳細を示す。電気的に
加熱を行う電気ヒータであるセラミックヒータ32は両
側に設けた銅板33、34で挟持され、その外側に内部
に流路を有した樹脂製のケース35、36が設けられ、
これらのケース35、36はシール材37等にて銅板3
3、34に押圧されて構成されている。また、銅板33
の表面にはハイリミットスイッチ6が、またケース35
の上部には空気検出サーミスタ7が取りつけられてい
る。
【0021】図3、図4に洗浄ノズル12の詳細を示
す。図3は洗浄ノズル12を上部から見た上面図であ
り、図4は側面から見た切り欠き断面図である。
【0022】洗浄ノズル12内の流路は、洗浄ノズルユ
ニット13に形成された流路38から、洗浄ノズル12
内の流路39、40に至るに従って流路断面積が次第に
減り、ノズル口41近傍で並行部42を経て拡大部43
でややラッパ状に拡大する構成となっている。この構成
により、空気混入手段(図示せず)を用いて空気を混入
した温水が供給された時は、空気混入による作用と拡大
部43の作用により、洗浄水が比較的広い範囲に揺動さ
れて人体局部に吐出される。すなわち、温水が並行部4
2から拡大部43にさしかかった時に発生する左あるい
は右の壁に付着するコアンダ現象が、ランダムに混入し
た空気により乱され左右に噴流は揺動して供給される。
空気の混入を止めると、並行部42の作用により温水は
直噴状態で比較的狭い範囲に吐出される。この現象を利
用して、温水中に空気を混入させる、させないの選択を
行う事により、洗浄噴流を揺動と直噴に切り替えて供給
することができるようになっている。
【0023】図5に注入部10の詳細を示す。44は温
水管8途中の注入部10に設けたエジェクタ手段であ
り、エジェクタノズル45、減圧部である薬液吸引口4
6、逆止弁47を有し、薬液吸引口46は注入管18に
つながっている。エジェクタ手段44はエジェクタノズ
ル45を洗浄水が通過することにより流速が高められ、
薬液吸引口46の圧力が負圧状態となることによって効
果的に洗浄水に薬液等を混入できる。逆止弁47は、薬
液吸引口46の圧力が負圧状態の時は開弁して薬液等を
吸引し、薬液吸引口46の圧力が正圧状態となると閉弁
して外部に洗浄水が噴出するのを防止する。
【0024】次にこの実施例の動作について説明する。
電源が投入され肛門洗浄スイッチ22が操作されると、
使用者が便座19に着座し着座スイッチ20がオンとな
っている状態で温水サーミスタ9の温度判別に移行す
る。この温水サーミスタ9で検出されるの温度が所定値
(50℃)以下の場合は制御器30が安全と判断し、5
0℃を越える場合は危険と判断する。危険と判断された
場合は、人体局部に対する以後の洗浄水の吐出動作は行
わない。この判断により、人体局部に洗浄ノズル12か
ら高温の温水が吐出されることを防止し、万が一の場合
の安全を確保する。なお、使用中においても、熱交換器
5の温度制御系の故障や洗浄水量の急激な低下などによ
り温水温度が50℃を越えた場合は、温水サーミスタ9
がこれを検出し、ただちに流量制御弁2で温水の供給を
停止する。
【0025】続いて流量制御弁2を開き、洗浄ノズル1
2を徐々に突出させ、しばらく時間をおいて流量センサ
3の値を読み込む。流量が0.2l/分以上であると水
の流れがあると制御器30が判断し、通電量制御部28
は熱交換器5への通電を始めて、セラミックヒータ32
を発熱させて洗浄水の加熱を行う。そして、リモコン2
1で設定された流量値を読み込み、流量センサ3で検出
される値とこの設定値を比較し流量制御弁2を制御して
設定通りの値を得る流量制御動作が行われる。
【0026】この後所望の洗浄水温度が得られるよう
に、制御を行う。リモコン21で設定された温度Ts
(℃)と、流量センサ3で検出される流量値Q(l/
分)と、入水サーミスタ4で検出される入水温度値Ti
(℃)とから、水の比熱を4.2(J/K/g)として
投入される電力量W(W)が、 W=η×4.2×(Ts−Ti)×Q×1000/60 から計算される。ここでηはあらかじめ求められた熱交
換器5の効率である。制御器30では、この値をFF制
御として用い、設定温度Ts(℃)と温水サーミスタ9
の検出温度To(℃)が制御器30で比較されてFB制
御に用いられ、FF制御とFB制御の複合制御により通
電量が決定され、通電量制御部28を通じて熱交換器5
の加熱量の調節が行われる。
【0027】このように、FF制御とFB制御の複合制
御により温度調節が行われ、また流量センサ3や入水サ
ーミスタ4のばらつきをFF制御時の電力量Wの誤差と
して記憶し補正していく制御も組み合わせるなどできる
ので、設定温度や流量設定を変更しても応答が早く精度
の高い制御が実現でき、制御速度の向上やオーバーシュ
ートの防止などが図れ、使用者が熱いと感じたり冷たい
と感じたりせず快適に洗浄できる。
【0028】また、設定温度を変更したい場合は、リモ
コン21の流量と温度の調節を切り替える切替スイッチ
27を温度側に切り替え、調節部26で温度の調節をす
る。流量設定を変更したい場合は、切替スイッチ27を
流量側に切り替え、調節部26で流量設定の調節を行
う。
【0029】流量制御弁2で設定流量に調節され、熱交
換器5で設定温度に調節された温水は洗浄ノズルユニッ
ト13に至る。ここで注入設定手段である注入スイッチ
25が操作されると、注入管18に設けられた電磁弁1
7が開成する。薬液タンク16には、使用者が前もって
投入した界面活性剤や殺菌・消毒薬などの薬液が満たさ
れている。混入する薬液等の例としては、殺菌・消毒
薬、石鹸液や界面活性剤、酸性水やアルカリイオン水、
冷水や温水、炭酸発生剤などの入浴剤に使われるような
もの等々、種々の健康機能効果を持つものがある。使用
者は蓋15を開け薬液投入口14から前述のような薬液
を投入することが可能になっているので、使用者が手軽
に種々の薬液を選択、交換することにより、好みや必要
に応じて健康機能を選び、薬液混入洗浄を行うことがで
きる。
【0030】電磁弁17の開成により薬液タンク16内
の薬液が注入管18を通って注入部10から自然吸引に
より洗浄水に注入される。注入部10では、洗浄水の流
速を増加させるだけの簡単構成により減圧部の内圧低下
で薬液等の自然吸引が可能となっているので、薬液等を
混入するための専用の駆動源が不要であり、自然吸引作
用を利用してコストをかけず簡単に実現可能なことによ
り低コスト化と装置の小型化が実現できる。またエジェ
クタ手段44を通過する洗浄水の流速、すなわち洗浄水
の流量と薬液吸引口46から吸引される薬液量は比例す
るため、洗浄水の流量を変化させた場合においても洗浄
水と薬液等の混入比率を洗浄に好適な所定の比率に維持
できる効果がある。
【0031】そして、薬液等が混入した洗浄水は混合タ
ンク11に導かれる。混合タンク11の入口側は、導入
された洗浄水が下方から混合タンク11内で旋回しなが
ら流れ込むように配管されており、上方から流出する。
これにより、注入した薬液が混合タンクで十分に撹拌混
合できるので、濃度が変化することなく確実に均一化で
き、薬液等による健康機能の効果をより十分に発揮させ
ることができる。
【0032】十分に撹拌混合された薬液等を有する洗浄
水は、洗浄ノズルユニット13に至り洗浄ノズル12か
ら吐出される。この結果、種々の機能を有する薬液を注
入した薬液混入洗浄を実現することで、人体局部洗浄装
置に殺菌・消毒機能や温熱効果機能といった新しい機能
を追加することができる。
【0033】また、洗浄ノズルユニット13で空気混入
手段(図示せず)から空気を混入すると、空気が混入さ
れた温水での洗浄の場合、洗浄ノズル12の作用で洗浄
水は人体局部の比較的広い範囲を揺動して洗浄する。そ
して空気の混入による洗浄ノズル12部の噴出流速の向
上と気泡のはじける作用により、従来の温水だけで洗浄
する場合と比較して洗浄効果や使用者の体感を損なう事
なく、流量が半分以下で洗浄ができる。このことは実験
的にも確認されている。さらに、瞬間式の熱交換器5を
用いることにより、従来の貯湯式加熱手段より小型化さ
れ、また湯切れの問題が解消するうえに貯湯時の放熱損
失が無くなるため、これも約半分の電力使用量で済むこ
とになり、洗浄水の流量が半分で済むこととあいまっ
て、大幅な電力使用量の低減が実現できる。また、瞬間
式の熱交換器は入水温度が低いときを考慮すると2.5
KW(25A)程度の定格が必要であり、家庭用の一般
コンセントでは15Aまでという制約があって利用が困
難であったものが、流量の低減により1.2KW程度で
済むことになり一般コンセントでの利用が可能となる。
【0034】薬液混入の洗浄中に再度注入スイッチ25
を操作すると、電磁弁17が閉成し薬液等の注入を停止
することができる。これにより、薬液混入洗浄後、温水
だけの洗浄に切り換えて薬液を洗い流し、皮膚に薬液が
残り炎症を引き起こす等の悪影響を防止することもでき
る。
【0035】熱交換器5による洗浄水の加熱などは、停
止スイッチ24が操作されるまで続行する。停止スイッ
チ24が操作され停止が指示された場合は、まず熱交換
器5への通電が停止され、セラミックヒータ32への通
電が絶たれる。この停止動作の場合、流量センサ3が停
止側の所定値(0.18l/分)以下なる以前に、停止
スイッチ24の停止指示に従ってセラミックヒータ32
への通電を止め、安全を確保している。このため、セラ
ミックヒータ32への通電の停止動作を流量センサ3の
信号に頼って行う場合と比較して、早くセラミックヒー
タ32を止めることができ、流れの停止がこれ以降に行
われる効果とあいまって、後沸きによる温度上昇を小さ
くできる。
【0036】そして、所定時間水を熱交換器5に流し後
沸きを防止した後、流量制御弁2で給水を止める。続い
て、洗浄ノズルユニット13は、洗浄水の供給が停止さ
れ、ノズル自身を洗浄する吐出力もなくなったことを流
量センサ3が検出して引込み動作が行われる。
【0037】使用中に、給水管1から大量の空気が混入
した水が送られて来たり、断水が起こり水の流動が停止
した場合は、所定値(0.18l/分)以下となったこ
とを流量センサ3が検出してセラミックヒータ32への
通電を絶ち、空焚きや異常温度上昇を防止している。ま
た、制御器30が故障し温水温度が上昇する場合は、ハ
イリミットスイッチ6(60℃設定)が機能し、セラミ
ックヒータ32への通電を元から直接切り、流量制御弁
2を閉じて温水の供給を停止する。
【0038】温水の供給が行われていない時に、熱交換
器5の予熱運転を行う場合は、まず空気検出サーミスタ
7で熱交換器5中の空気の有無が検出される。周囲が空
気の場合は、熱交換器5に通水が行われていないので、
熱交換器5への通電は行わない。
【0039】また薬液混入洗浄使用中、あるいは使用前
に薬液が消費され薬液タンク内16の液面が所定位置以
下に下がると、薬液量検知手段である薬液タンク16に
設けたフロートスイッチ47がオフになり、電磁弁17
を閉成するとともに薬液の補充を使用者に知らせること
ができるようにもなっている。
【0040】ビデ洗浄スイッチ23が押された場合の温
水供給、停止動作も上記した肛門洗浄時の動作と同様で
あるので、詳しい説明は割愛する。
【0041】この実施例では、注入部10および混合タ
ンク11を温水管8の途中に設けたが、給水管に設けて
もよい。
【0042】また、瞬間型の加熱手段として、セラミッ
クヒータ32を有した熱交換器5を例にとったが、ヒー
タはシーズヒータやリボンヒータをマイカで絶縁したヒ
ータなど他の電気的加熱手段も有り得る。また、電気的
な加熱でなく燃焼熱を利用する方法も有り得る。
【0043】また、給水制御手段として止水機能を有し
た流量制御弁2を例にとったが、元電磁弁と流量制御弁
を直列に設けたものや、単独に設けた元電磁弁、また水
ポンプなどであってもよい。
【0044】また、吐出手段として空気混入によって揺
動する洗浄ノズル12を例に取ったが、揺動しない形式
であったり、単に空気混じりの温水を吐出するシャワー
などであってもよい。
【0045】また、洗浄設定手段としてリモコンに設け
た停止スイッチ24、肛門洗浄スイッチ22、ビデ洗浄
スイッチ23を例にとったが、直接給水管、温水管の流
路を開閉する開閉バルブであってもよい。
【0046】また、注入設定手段として注入スイッチ2
5を例にとったが、薬液タンク16を複数設けて注入す
る薬液を選択できる手段であってもよい。
【0047】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて図6を用いて説明する。図1〜図5と同符号のも
のは相当する構成要素であり、詳細な説明は省略する。
【0048】図6において、注入管18の途中には強制
注入手段である薬液ポンプ48が接続されており、制御
器30にはこの薬液ポンプ48を制御する薬液ポンプ制
御部49が設けられている。
【0049】使用者により洗浄設定手段が操作されて洗
浄が開始し、注入設定手段である注入スイッチ25が操
作されると、注入管18に設けられた薬液ポンプ48が
駆動を始める。薬液タンク16には、使用者が好みや必
要に応じて投入した界面活性剤や殺菌・消毒薬などの薬
液が満たされており、制御器30は読み込んでいる流量
センサ3の値に基づき薬液ポンプ48を制御し、予め定
めた洗浄水量と薬液の注入量の比、即ち薬液の濃度が所
定値になるように、薬液ポンプ48に印可される電圧を
制御する。薬液ポンプ48は電圧によってモータの回転
数が変化し、注入される薬液の量が変化するのである。
【0050】この結果、流量センサ3の信号に基づいて
薬液ポンプ48を制御して薬液の注入量を調節すること
が可能となるので、洗浄水量の変化があっても薬液の混
入濃度を薬液混入洗浄に好適な所定の濃度に一定に保つ
ことができ、薬液により付加される健康機能の効果を十
分に発揮することが可能となる。
【0051】そして、薬液等が混入した洗浄水は混合タ
ンク11に導かれる。混合タンク11の入口側は、導入
された洗浄水が下方から混合タンク11内で旋回しなが
ら流れ込むように配管されており、上方から流出する。
これにより、注入した薬液が混合タンクで十分に撹拌混
合できるので、薬液ポンプ48として容積型のポンプを
用い間欠的に薬液を注入したとしても混合タンク11で
十分に撹拌混合できるので、濃度が間欠的に変化するこ
となく確実に均一化でき、薬液等による健康機能の効果
をより十分に発揮させることができる。
【0052】その後、十分に撹拌混合された薬液等を有
する洗浄水は、洗浄ノズルユニット13に至り洗浄ノズ
ル12から吐出され、薬液混入洗浄が行われる。これに
より、人体局部洗浄装置に殺菌・消毒機能や温熱効果機
能といった新しい機能を追加することができる。
【0053】また薬液混入洗浄使用中、あるいは使用前
に薬液が消費され薬液タンク内16の液面が所定位置以
下に下がると、薬液量検知手段である薬液タンク16に
設けたフロートスイッチ47がオフになり、薬液ポンプ
48への電圧供給が停止するとともに薬液の補充を使用
者に知らせる。したがって、使用者はこの知らせを受け
て薬液タンク16内に薬液を補充することにより薬液混
入洗浄を再開することができる。
【0054】この実施例で、流量検知手段として直接的
に流量を検出する流量センサ3を例にとったが、流量制
御弁の開度信号を検出したり、熱交換器に洗浄水を供給
する給水ポンプを設けてその回転数を検出するなど間接
的な流量検知手段であってもよい。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明の人体局部洗浄装置
によれば次のような効果が得られる。
【0056】(1)請求項1記載の発明によれば種々の
機能を有する薬液を注入することができ、薬液混入洗浄
を行うことで人体局部洗浄装置に殺菌・消毒機能や温熱
効果機能といった新しい機能の追加をコンパクトに実現
することができる。また薬液混入洗浄の効果が十分発揮
できるだけの長時間の洗浄を行っても、温水温度が低下
して使用者に不快感を与えることを防ぎ、さらに薬液混
入洗浄後に温水だけの洗浄に切り換えて薬液を洗い流
し、皮膚に薬液が残り炎症を引き起こす等の悪影響を防
止することもできる。
【0057】(2)請求項2記載の発明によれば、洗浄
水の流速を増加させるだけの簡単構成により減圧部を生
じさせ、この減圧部の内圧低下で薬液等の自然吸引が可
能となるので、新しい機能を付加する薬液混入のための
構成を自然吸引作用を利用してコストをかけず簡単に実
現することができる。
【0058】(3)請求項3記載の発明によれば、流量
検知手段の信号に基づいて強制注入手段を制御して薬液
の注入量を調節することが可能となるので、洗浄水量の
変化があっても薬液の混入濃度を一定に保つことがで
き、薬液により付加される健康機能の効果を十分に発揮
することが可能となる。
【0059】(4)請求項4記載の発明によれば、強制
注入手段により間欠的に薬液を注入しても混合タンクで
十分に撹拌混合できるので、濃度が間欠的に変化するこ
となく確実に均一化でき、薬液等による健康機能の効果
をより十分に発揮させることができる。
【0060】(5)請求項5記載の発明によれば、使用
者が手軽に種々の薬液を選択、交換することにより、好
みや必要に応じて健康機能を選び、薬液混入洗浄を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における人体局部洗浄装置の
説明図
【図2】同装置に用いた熱交換器要部の分解斜視図
【図3】同装置に用いた洗浄ノズル部の上面図
【図4】同装置に用いた洗浄ノズル部の一部切り欠き断
面図
【図5】同装置に用いた注入部の要部断面図
【図6】本発明の実施例2における人体局部洗浄装置の
説明図
【符号の説明】
1 給水管 2 流量制御弁(給水制御手段) 3 流量センサ(流量検知手段) 5 熱交換器(加熱手段) 8 温水管 10 注入部 11 混合タンク 12 洗浄ノズル(吐出手段) 14 薬液投入口(開口部) 16 薬液タンク(容積部) 18 注入管 25 注入スイッチ(注入設定手段) 45 薬液吸引口(減圧部) 48 薬液ポンプ(強制注入手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 英樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 河本 恭宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 米久保 寛明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2D038 AA02 JA00 JB04 JH02 JH12 KA03 KA14 KA22 ZA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給水管および温水管が接続された瞬間式の
    加熱手段と、前記加熱手段への給水を制御する給水制御
    手段と、前記温水管に接続され人体に洗浄水を吐出する
    吐出手段と、前記給水管から吐出手段に至る系路の適所
    に薬液等を注入する注入部と、薬液等の注入を設定する
    注入設定手段とを備えた人体局部洗浄装置。
  2. 【請求項2】注入部は洗浄水が通過する際に後流の増速
    によって内圧が低下し薬液等を自然吸引する減圧部を備
    えた請求項1記載の人体局部洗浄装置。
  3. 【請求項3】注入部に接続され薬液等を注入する強制注
    入手段と、注入部の洗浄水流量を検知する流量検知手段
    と、前記流量検知手段の信号に基づいて前記強制注入手
    段を制御する制御器を備えた請求項1記載の人体局部洗
    浄装置。
  4. 【請求項4】注入部の下流の吐出手段までの系路に薬液
    等を混合するための混合タンクを備えた請求項1ないし
    3のいずれか1項に記載の人体局部洗浄装置。
  5. 【請求項5】注入管を通じて注入部に連結され、外気に
    連通可能な開口部を有する容積部を備えた請求項1ない
    し4のいずれか1項に記載の人体局部洗浄装置。
JP21523198A 1998-07-30 1998-07-30 人体局部洗浄装置 Pending JP2000045365A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21523198A JP2000045365A (ja) 1998-07-30 1998-07-30 人体局部洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21523198A JP2000045365A (ja) 1998-07-30 1998-07-30 人体局部洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000045365A true JP2000045365A (ja) 2000-02-15

Family

ID=16668892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21523198A Pending JP2000045365A (ja) 1998-07-30 1998-07-30 人体局部洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000045365A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003027557A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Matsushita Electric Works Ltd 局部洗浄装置
JP2005016113A (ja) * 2003-06-25 2005-01-20 Matsushita Electric Works Ltd 局部洗浄装置
JP2005146552A (ja) * 2003-11-12 2005-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd トイレ装置
JP2007120073A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Kyoritsu Seiyaku Kk 水洗便器用薬液供給装置及び水洗便器用薬液供給方法
JP2007224622A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Matsushita Electric Works Ltd 水洗便器装置
WO2008044791A1 (fr) * 2006-10-13 2008-04-17 Panasonic Electric Works Co., Ltd. Dispositif de toilettes
JP2009517203A (ja) * 2005-11-29 2009-04-30 クレアホリック・ソシエテ・アノニム 洗浄装置
CN104818754A (zh) * 2015-04-01 2015-08-05 厦门科牧智能技术有限公司 一种电子坐便器水箱恒温加热系统
JP2017190665A (ja) * 2016-04-15 2017-10-19 越陽科技(厦門)有限公司 知能型便蓋の洗浄装置
JP2019027012A (ja) * 2017-07-25 2019-02-21 Toto株式会社 衛生洗浄装置
WO2021241198A1 (ja) * 2020-05-28 2021-12-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 衛生洗浄装置

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003027557A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Matsushita Electric Works Ltd 局部洗浄装置
JP4736262B2 (ja) * 2001-07-13 2011-07-27 パナソニック株式会社 局部洗浄装置
JP4581344B2 (ja) * 2003-06-25 2010-11-17 パナソニック株式会社 局部洗浄装置
JP2005016113A (ja) * 2003-06-25 2005-01-20 Matsushita Electric Works Ltd 局部洗浄装置
JP2005146552A (ja) * 2003-11-12 2005-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd トイレ装置
JP4701602B2 (ja) * 2003-11-12 2011-06-15 パナソニック株式会社 トイレ装置
JP2007120073A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Kyoritsu Seiyaku Kk 水洗便器用薬液供給装置及び水洗便器用薬液供給方法
US9303394B2 (en) 2005-11-29 2016-04-05 Creaholic S.A. Washing device
JP2009517203A (ja) * 2005-11-29 2009-04-30 クレアホリック・ソシエテ・アノニム 洗浄装置
US8458826B2 (en) 2005-11-29 2013-06-11 Creaholic S.A. Washing device
JP2007224622A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Matsushita Electric Works Ltd 水洗便器装置
JPWO2008044791A1 (ja) * 2006-10-13 2010-02-18 パナソニック電工株式会社 便器装置
WO2008044791A1 (fr) * 2006-10-13 2008-04-17 Panasonic Electric Works Co., Ltd. Dispositif de toilettes
JP4996614B2 (ja) * 2006-10-13 2012-08-08 パナソニック株式会社 便器装置
US8381321B2 (en) 2006-10-13 2013-02-26 Panasonic Corporation Toilet apparatus
CN104818754A (zh) * 2015-04-01 2015-08-05 厦门科牧智能技术有限公司 一种电子坐便器水箱恒温加热系统
JP2017190665A (ja) * 2016-04-15 2017-10-19 越陽科技(厦門)有限公司 知能型便蓋の洗浄装置
JP2019027012A (ja) * 2017-07-25 2019-02-21 Toto株式会社 衛生洗浄装置
WO2021241198A1 (ja) * 2020-05-28 2021-12-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 衛生洗浄装置
CN114222845A (zh) * 2020-05-28 2022-03-22 松下知识产权经营株式会社 卫生清洗装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000045365A (ja) 人体局部洗浄装置
JP3331899B2 (ja) 人体局部洗浄装置
JPH10331236A (ja) 人体局部洗浄装置
JP2000329403A (ja) 湯水供給装置
TW201447072A (zh) 水龍頭
JPH0871566A (ja) 循環温浴器及び浴水殺菌方法
JP2005055101A (ja) 給湯装置
JP3672412B2 (ja) 人体局部洗浄装置
JP3331912B2 (ja) 洗浄装置
JP3331964B2 (ja) 人体洗浄装置
JP4112044B2 (ja) 人体局部洗浄装置
JP3973972B2 (ja) 人体局部洗浄装置
JP2588166Y2 (ja) 追焚機能付給湯装置
JP4175142B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP3812349B2 (ja) 風呂給湯装置
JP2588165Y2 (ja) 追焚機能付給湯装置
JP2003116730A (ja) 泡式入浴システム及び泡式入浴装置
JP3773357B2 (ja) 温水洗浄装置
JPH02104827A (ja) 衛生洗浄装置
JP2000136561A (ja) 人体局部洗浄装置
JP2004232898A (ja) 給湯装置
JPH04194551A (ja) 風呂装置における浴槽吐出温度制御方法
JP2000204637A (ja) 人体洗浄装置
JP2833263B2 (ja) 温水洗浄用タンク
JP2003313923A (ja) 衛生洗浄装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041108

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20041214

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061003

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061128

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061226