JP3812349B2 - 風呂給湯装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴槽への給湯及び浴槽内の浴水を保温する風呂給湯装置に関し、特に浴槽内の浴水に差し湯を行なうことができる風呂給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術として、使用者が浴槽内の浴水の温度を低いと感じて差し湯を行ないたい場合に、差し湯スイッチをオンすると所定温度の温水を差し湯する風呂給湯装置がある。
【0003】
このような風呂給湯装置では、差し湯終了後、循環ポンプを運転させず浴水を攪拌しないものと、循環ポンプを運転させて浴水を攪拌するものとがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術において、差し湯終了後、循環ポンプを運転させず浴水を攪拌しないものでは、浴槽内の温度分布が悪くなり、人が浴水を攪拌しなければならない煩わしさがあり、使い勝手が悪いという問題がある。また、差し湯終了後、循環ポンプを運転させて浴水を攪拌するものでは、浴槽内に人が居る場合、高温の湯が体に当たって不快であるという問題がある。
【0005】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、差し湯終了後、浴槽内の温度分布を良くすると共に、使用者に不快感を与えない風呂給湯装置を提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、浴槽(1)内に人が居るか居ないかを検出し、浴槽(1)内の浴水に差し湯を行なった後、人が居ない場合には所定の浴水の循環を行ない、人が居る場合には所定の浴水の循環を行なわない差し湯制御を行なう制御手段(200)を具備することを特徴とする。
【0007】
これにより、使用者が浴水温を上げたいことを入力すると、風呂給湯装置は設定された温度上昇量分だけ上がるように差し湯が行なわれるうえ、差し湯終了後、人が居ない場合には浴水の循環を行なって浴槽内の温度分布を良くし、人が居る場合には浴水の循環を行なわないため、高温の湯を人の体に当てて不快にさせることがない。
【0008】
請求項2に記載の発明では、浴槽(1)内の浴水に差し湯を行なった後、自動保温制御を行なっていない場合に所定の浴水の循環を行ない、自動保温制御を行なっている場合には所定の浴水の循環を行なわない差し湯制御を行なう制御手段(200)を具備することを特徴とする。
【0009】
これにより、使用者が浴水温を上げたいことを入力すると、風呂給湯装置は設定された温度上昇量分だけ上がるように差し湯が行なわれる。また、差し湯終了後、自動保温制御を行なっていない場合には、浴水温が低下したことによる差し湯要求であったと判断し、差し湯後の浴槽内でぬるい浴水と熱い差し湯とが温度差の大きいままで滞留することによる使用者の不快感を解消するために、浴水の循環を行なって浴槽内の温度分布を均一にする。
【0010】
また、差し湯終了後、自動保温制御を行なっている場合には、浴水温を高くして入浴したいことによる差し湯要求であったと判断し、浴水と差し湯との温度差も大きなものではなく、差し湯後の浴槽内の温度分布もさほど悪くないと判断し、浴水の循環を行なわないため、高温の湯を人の体に当てて不快にさせることがない。また、浴槽内に人が居るか居ないかを判断するのと比べて、制御が簡単となる。
【0011】
請求項3に記載の発明では、浴水の温度が安定するまで、所定の浴水の循環を行なったことを特徴とする。これにより、浴水の温度分布を均一とするのに充分なだけ、浴水の循環による攪拌が行われる。
【0012】
尚、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0014】
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態における風呂給湯装置の概略構成を示す模式図である。
【0015】
風呂給湯装置の本体ユニット100(図1中2点鎖線で囲んだ部分)は、浴室近傍の屋外適所に配置されている。1は浴槽であり浴室内に配置されている。浴槽1の内壁面下端部近傍には浴槽1内の浴水を吸い込む吸入口2と、浴槽1内に湯を吐出する吐出口3が設けられている。10は循環回路であり、その両端は、吸入口2と吐出口3とに接続しており、浴槽1内の浴水を本体ユニット100内で循環できるように配置されている。
【0016】
循環回路10は、後述する配管20との接続点21より下流側にある往き管10aと、接続点21より上流側にある戻り管10bとで構成されている。戻り管10bには、循環回路10内に浴槽1内の浴水を循環するための循環ポンプ11が配置されている。本例では、循環ポンプ11は、ハウジング内のインペラを回転させることにより浴水を圧送するタイプの電動ポンプを用いている。
【0017】
戻り管10bの循環ポンプ11より上流側には、戻り管10bの経路を連通または遮断する電動弁12が設けられている。電動弁12はサーボモータ等により経路を緩やかに開閉する電動弁であり、ソレノイド等により経路を瞬時に開閉する電磁弁よりも浴槽1が配置された浴室内へ伝わる作動音を低減することができる。
【0018】
戻り管10bの電動弁12が設けられた位置より上流側には、圧力検出手段である水位センサ13が配設されており、戻り管10b内の圧力情報を浴槽1内の水位情報として後述する制御装置200に出力するようになっている。
【0019】
一方、往き管10aには、往き管10aを通過する浴水を加熱する加熱手段である電気ヒータ14が設けられている。往き管10aの電気ヒータ14より上流側にはフロースイッチ15が設けられており、往き管10a内の浴水の流れの有無を後述する制御装置200に出力するようになっている。
【0020】
また、循環回路10と後述する配管20との接続点21には、水温検出手段である水温センサ16が配設されており、接続点21の温度情報、すなわち、循環回路10内の水もしくは配管20から往き管10aに流入する水の温度情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。
【0021】
構成30〜34が本実施形態における給湯手段である。30は貯湯タンクであり、図示しないヒートポンプ装置もしくは電気ヒータ等により加熱され、導入管31より供給された高温の湯を内部貯えるようになっている。本例では、貯湯タンク30は、導入管31より供給された高温の湯を内部貯えるものであったが、導入管31から水道水等を導入し、貯湯タンク30内で電気ヒータ等により加熱して高温の湯として貯えるものであってもよい。
【0022】
34は温調弁であり、貯湯タンク30から高温の湯を導出する導出管32と水道水を導入する水道水導入管33との合流点に配置されている。そして、温調弁34は開口面積比を調節することにより、高温の湯と水道水との混合比率を調節できるようになっている。
【0023】
温調弁34の出口側と循環回路10の接続点21とは、給湯通路である配管20で繋がれている。配管20にはこの経路を連通または遮断する開閉手段である電磁弁22が設けられている。
【0024】
配管20の電磁弁22と温調弁34との間には、流量カウンタ23が配設されており、配管20を流れる湯の流量情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。また、配管20の電磁弁22と接続点21との間には、逆止弁24が配設されており、配管20の給湯圧力が循環回路10内を循環する浴水の圧力より低い場合に、浴水が配管20を逆流しないようになっている。
【0025】
70は外気温を検出する外気温検出手段である外気温センサ(温度センサ)であり、屋外に配置された本体ユニット100内の外気温を検出しやすい適所に配置されている。そして外気温センサ70は、外気の温度情報を後述する制御装置200に出力するようになっている。
【0026】
また、図1中の200は制御手段である制御装置であり、水位センサ13からの圧力情報、フロースイッチ15からの浴水の流れの有無、水温センサ16からの温度情報、流量カウンタ23からの流量情報、外気温センサ70からの温度情報および浴室内に配置された操作盤40に設けられた差し湯スイッチ41からの信号等に基づいて、後述する手順に従って循環ポンプ11、電動弁12、電気ヒータ14、電磁弁22および温調弁34を制御するように構成されている。
【0027】
次に、上記構成に基づき風呂給湯装置の作動を説明する。
【0028】
図2は、制御装置200の全体概略制御動作を示すフローチャートである。また、図3は、その全体概略制御動作と使用者の入浴による、浴水の水位の変化例を示したグラフである。
【0029】
図2に示すように、制御装置200は、風呂給湯装置に電力供給されているときには、操作盤40の差し湯スイッチ41や図示しない他のスイッチからの信号に基づいて、自動湯張り自動保温制御S11、足し湯制御S12、差し水制御S13および差し湯制御S14のいずれかを実行する。
【0030】
まず、自動湯張り自動保温制御について説明する。
【0031】
操作盤40の図示しない自動湯張りスイッチがオンされ、オン信号が制御装置200に入力されると、制御装置200は自動湯張り自動保温制御S11を実行する。制御装置200は、まず、電磁弁22を開き、電動弁12を開くとともに、循環ポンプ11を停止する。このとき電気ヒータ14には通電していない。
【0032】
これにより、高温の湯と水道水とが温調弁34で混合された温水は、配管20を介して接続点21から循環回路10に流入する。このとき、循環ポンプ11は駆動しておらず、電動弁12も開いているので、配管20から接続点21で循環回路10に流入した温水は、往き管10aと戻り管10bに流れ込む。
【0033】
往き管10aに流れ込んだ温水は、吐出口3から浴槽1内に吐出し、戻り管10bに流れ込んだ温水は、停止している循環ポンプ11内を通過し、吸入口2から浴槽1内に吐出する。従って、往き管10aのみから湯張りする場合よりも速やかに湯張りをすることができる。
【0034】
このとき制御装置200は、図示しない温度設定スイッチからの信号と水温センサ16からの温度情報とに基づいて温調弁34を制御し、高温の湯と水道水との混合比率を調節して吸入口2および吐出口3から吐出する湯の温度を調節する。そして、図3に示すように設定水位まで湯張りしたら、電磁弁22を閉じて湯張りを終了する。
【0035】
但し、浴槽1への湯張りが初期所定回数(本例では3回)以内の湯張りである場合には、制御装置200は、循環ポンプ11を停止し、電気ヒータ14には通電しないまま、電動弁12を閉じ、電磁弁22を開く。これにより、貯湯タンク30内の高温の湯と水道水導入管33から供給される水とが温調弁34で混合され、配管20と往き管10aを介して吐出口3から浴槽1内に湯張りされる。
【0036】
ここで、制御装置200は、湯張りが進行しているときに、流量カウンタ23からの流量情報と水位センサ13からの圧力情報とに基づき、水位センサ13からの圧力情報で浴槽1内の水位を算出するための基準水位データや、風呂データ(水位に対する供給水量の各ポイントデータ等)を記憶する。
【0037】
湯張りが終了したら、次に、制御装置200は自動保温制御に移行する。
【0038】
電動弁12を開き、電磁弁22を閉じ、循環ポンプ11を駆動して循環回路10内に浴槽1内の浴水を循環させる。そして、水温センサ16が検出する温度が図示しない温度設定スイッチの設定温度よりも低い場合には電気ヒータ14に通電し、循環回路10内を流れる浴水を加熱する。水温センサ16が検出する温度が図示しない温度設定スイッチの設定温度以上の場合には電気ヒータ14には通電しない。
【0039】
次に、足し湯制御について説明する。
【0040】
操作盤40の図示しない足し湯スイッチがオンされ、オン信号が制御装置200に入力されると、制御装置200は足し湯制御S12を実行する。制御装置200は、まず、電磁弁22を開き、電動弁12を開くとともに、循環ポンプ11を停止する。このとき電気ヒータ14には通電していない。これにより、高温の湯と水道水とが温調弁34で混合された温水は、初期所定回数以降の自動湯張り時と同様に、吸入口2および吐出口3から浴槽1内に吐出する。
【0041】
このとき制御装置200は、図示しない温度設定スイッチからの信号と水温センサ16からの温度情報とに基づいて温調弁34を制御し、高温の湯と水道水との混合比率を調節して吸入口2および吐出口3から吐出する湯の温度を調節する。そして、図3に示すように設定水位まで足し湯をしたら、電磁弁22を閉じて足し湯を終了する。
【0042】
次に、差し水制御について説明する。
【0043】
操作盤40の図示しない差し水スイッチがオンされてオン信号が制御装置200に入力すると、制御装置200は以下の差し水制御S13を実行する。
【0044】
制御装置200は、まず、電磁弁22を開き、電動弁12を開くと共に、循環ポンプ11を停止する。この時電気ヒータ14には通電していない。また、水道水のみが配管20に流れ込むように温調弁34を制御する。これにより、水道水は吸入口2及び吐出口3から浴槽1内に吐出する。そして、浴槽1内に水道水を所定量吐出したら、電磁弁22を閉じて差し水を終了する。
【0045】
次に、本発明の要部である差し湯制御について図4に基づいて説明する。図4は第1実施形態における制御装置200での、差し湯制御の概略の流れを示すフローチャートである。
【0046】
図4のステップS21で、操作盤40の差し湯スイッチ41がオンされてオン信号が制御装置200に入力すると、制御装置200は以下の差し湯制御を実行する。差し湯制御は大きく分けて、ステップS22からステップS28までの注湯と、ステップS31からステップS34までの攪拌とからなる。
【0047】
差し湯スイッチ41は、1回オンされると、現在の浴水温Tから設定した温度上昇量Δt(例えば1℃)だけ上がるだけの差し湯が行なわれる。まずステップS22で、水温センサ16から差し湯する前の現在湯温(浴水温T)と、水位センサ13から差し湯する前の現在水位を取り込んでおく。
【0048】
次にステップS23で、循環ポンプ11をオフして循環回路10の循環を止め、配管20から注湯できる状態にすると共に、電気ヒータ14への通電がオンしていればこれもオフする。
【0049】
次にステップS24で、電磁弁22を開いて浴槽1への注湯を開始し、ステップS25で、注湯する湯温を温調弁34で制御する。このステップS25の温調弁制御は、外気温センサ70から外気温を入力し、外気温に応じて温調弁34を制御する。
【0050】
この時制御装置200は、水温センサ16からの温度情報に基づいて配管20から接続点21で循環回路10に流れ込む温水の温度、すなわち差し湯の温度を検出する。そして、この検出した差し湯の温度が、外気温に応じた値となるように、温調弁34の開口面積比を調節する。
【0051】
本実施形態では、外気温が−10℃以下では浴槽1内に吸入口2および吐出口3から供給される差し湯の温度は約80℃とし、外気温が−10℃から30℃までは外気温が高くなるに応じて差し湯の温度を低くし、外気温が30℃以上では差し湯の温度は約60℃としている。
【0052】
差し湯の温度を約80〜約60℃の範囲で制御するのは、貯湯タンク30内の高温の湯の温度が若干変動しても温調弁34で確実に安定して得られる温水の最高温度が約80℃であり、60℃以下になると差し湯による浴槽1内の浴水温上昇効果が小さくなるためである。
【0053】
従って、例えば貯湯タンク30内の高温の湯の温度を確実に90℃以上に保つことができれば、差し湯の最高温度を約90℃とすることもできるが、約80℃の場合と比較して、差し湯時に浴槽1内の吸入口2や吐出口3の周辺の浴水の温度が高くなり、使用者に不快感を与えやすい。
【0054】
次にステップS26で、先に取りこんだ湯温と水位(湯量)の浴水を温度上昇量Δtだけ上げるには、現在注湯している温度の湯ではどれだけの量を注湯すればよいか、注湯量を演算する。そして、ステップS27で、流量カウンタ23の値から演算した注湯量だけの注湯が行われたら、ステップS28で電磁弁22を閉じて注湯を終了する。
【0055】
次に、温度分布を均一とするために、攪拌としての浴水の循環を行なうが、まずステップS31で、水位センサ13の情報から、浴槽1内に人が居るか居ないかを判断を行なう。
【0056】
これは、図3に表わすように、入浴前の安定した水位に対して、人が浴槽1内に入浴すると水位が上昇し、且つ、人の動きによって水位が変動するため、この水位の変化を捉えて人の存在を判断している。しかし、浴槽1内に人が居ることの検出は、この方法に限るものではなく、人検知センサ等他の検出手段を用いてもよい。
【0057】
人が居ないと判断される場合は、ステップS32で、循環ポンプ11を駆動させ、攪拌としての浴水の循環を行なう。そして、ステップS33で、水温センサ16の情報から、浴水温が安定したことを確認し、ステップS34で、循環ポンプ11を停止させて差し湯制御を終了する。これにより、浴水の温度分布を均一とするのに充分なだけ、浴水の循環による攪拌が行われる。
【0058】
また、ステップS31で、人が居ると判断される場合は、循環ポンプ11での攪拌のための浴水循環は行なわず、差し湯制御を終了する。
【0059】
上述の作動により、使用者が浴水温Tを上げたいことを入力すると、風呂給湯装置は設定された温度上昇量Δt分だけ上がるように差し湯が行なわれるうえ、差し湯終了後、人が居ない場合には浴水の循環を行なって浴槽1内の温度分布を良くし、人が居る場合には浴水の循環を行なわないため、高温の湯を人の体に当てて不快にさせることがない。
【0060】
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態での差し湯制御について図5に基づいて説明する。図5は第2実施形態における制御装置200での、差し湯制御の概略の流れを示すフローチャートである。尚、前提となる風呂給湯装置の構成は、図1に示す実施形態であり、作動ついても図2に示す制御装置200の全体概略制御動作は同様であるため説明を省略し、異なる差し湯制御の内容についてのみ説明する。
【0061】
図5のステップS41で、操作盤40の差し湯スイッチ41がオンされてオン信号が制御装置200に入力すると、制御装置200は以下の差し湯制御を実行する。差し湯制御は大きく分けて、ステップS42からステップS46までの注湯と、ステップS51からステップS54までの攪拌とからなる。
【0062】
差し湯スイッチ41は、1回オンされると、現在の浴水に対して設定した所定量だけの差し湯が行なわれる。まずステップS42で、循環ポンプ11をオフして循環回路10の循環を止め、配管20から注湯できる状態にすると共に、電気ヒータ14への通電がオンしていればこれもオフする。
【0063】
次にステップS43で、電磁弁22を開いて浴槽1への注湯を開始し、ステップS44で、注湯する湯温を60℃となるよう温調弁34で制御する。次にステップS45で、流量カウンタ23の値から所定注湯量だけの注湯が行われたら、ステップS46で電磁弁22を閉じて注湯を終了する。
【0064】
但し、本発明での注湯は、第1実施形態に示したように、設定した温度上昇量Δt分だけ上がるように演算して注湯が行なってもよいし、ステップS44での温調弁制御も、第1実施形態に示したように、外気温に応じた湯温に制御するようにしてもよい。
【0065】
次に、温度分布を均一とするために、攪拌としての浴水の循環を行なうが、まずステップS51で、制御装置200内で、自動保温制御が行なわれているかどうかを確認する。
【0066】
自動保温制御が行なわれていない場合には、ステップS52で、循環ポンプ11を駆動させ、攪拌としての浴水の循環を行なう。そして、ステップS53で、水温センサ16の情報から、浴水温が安定したことを確認し、ステップS54で、循環ポンプ11を停止させて差し湯制御を終了する。
【0067】
これにより、浴水の温度分布を均一とするのに充分なだけ、浴水の循環による攪拌が行われる。但し、この浴水循環による攪拌は、所定時間だけ循環ポンプ11を駆動させるようにして制御を簡単としてもよい。
【0068】
ステップS51で、自動保温制御が行なわれている場合には、循環ポンプ11での攪拌のための浴水循環は行なわず、差し湯制御を終了する。
【0069】
上述の作動により、使用者が浴水温Tを上げたいことを入力すると、風呂給湯装置は設定された温度の湯で所定量だけ差し湯を行なう。そして、差し湯終了後、自動保温制御を行なっていない場合には、浴水温Tが低下したことによる差し湯要求であったと判断し、差し湯後の浴槽1内でぬるい浴水と熱い差し湯とが温度差の大きいままで滞留することによる使用者の不快感を解消するために、浴水の循環を行なって浴槽1内の温度分布を均一にする。
【0070】
また、差し湯終了後、自動保温制御を行なっている場合には、浴水温Tを高くして入浴したいことによる差し湯要求であったと判断し、浴水と差し湯との温度差も大きなものではなく、差し湯後の浴槽1内の温度分布もさほど悪くないと判断し、浴水の循環を行なわないため、高温の湯を人の体に当てて不快にさせることがない。また、浴槽内に人が居るか居ないかを判断するのと比べて、制御が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における風呂給湯装置の概略構成を示す模式図である。
【図2】本発明の実施形態における制御装置の全体概略制御動作を示すフローチャートである。
【図3】浴水の水位の変化例を示したグラフである。
【図4】本発明の第1実施形態における制御装置での差し湯制御の概略の流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施形態における制御装置での差し湯制御の概略の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 浴槽
200 制御装置(制御手段)
TS 保温設定温度
Claims (3)
- 温度調節された温水を浴槽(1)に供給すると共に、前記浴槽(1)内の浴水の一部を取り込んで戻す循環の中で、前記浴水の温度を保温設定温度(TS)に保つように保温制御する風呂給湯装置にあって、
前記浴槽(1)内に人が居るか居ないかを検出し、前記浴槽(1)内の浴水に差し湯を行なった後、人が居ない場合には所定の浴水の循環を行ない、人が居る場合には所定の浴水の循環を行なわない差し湯制御を行なう制御手段(200)を具備することを特徴とする風呂給湯装置。 - 温度調節された温水を浴槽(1)に供給すると共に、前記浴槽(1)内の浴水の一部を取り込んで戻す循環の中で、前記浴水の温度を保温設定温度(TS)に保つように保温制御する風呂給湯装置にあって、
前記浴槽(1)内の浴水に差し湯を行なった後、自動保温制御を行なっていない場合に所定の浴水の循環を行ない、自動保温制御を行なっている場合には所定の浴水の循環を行なわない差し湯制御を行なう制御手段(200)を具備することを特徴とする風呂給湯装置。 - 浴水の温度が安定するまで、前記の所定の浴水の循環を行なったことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の風呂給湯装置。
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| JP2002257410A (ja) | 2002-09-11 |
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