JP2003194399A - 湯張り用閉止弁を備えた電気温水器 - Google Patents

湯張り用閉止弁を備えた電気温水器

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JP2003194399A
JP2003194399A JP2001397101A JP2001397101A JP2003194399A JP 2003194399 A JP2003194399 A JP 2003194399A JP 2001397101 A JP2001397101 A JP 2001397101A JP 2001397101 A JP2001397101 A JP 2001397101A JP 2003194399 A JP2003194399 A JP 2003194399A
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JP
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hot water
water
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electric
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JP2001397101A
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Satoshi Ichinei
智 市根井
Hisahiro Kobayashi
久浩 小林
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Housetec Inc
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Housetec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者などに対して浴槽に高温の湯が湯張り
される虞のあることを喚起できる電気温水器を提供す
る。 【解決手段】 貯湯タンク出口からの湯と貯湯タンク入
口配管から分岐した給水を混合する混合装置の下流には
水路の開閉を行う閉止弁と、混合湯温を検知する温度セ
ンサと、水流を検知する装置を設け、浴槽に湯張りする
水通路をなし、湯張り設定温度(TS)を設定するリモ
コンと、これらの運転を制御する制御部を備えた電気温
水器における制御部からの閉止弁に閉の信号が出ている
とき、水流を検知する装置により水流を検知すると、閉
止弁の開故障と判断して、リモコンに閉止弁の故障を表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湯張り用閉止弁を
備えた電気温水器に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように電気ヒータ3により加
熱する電気温水器1の一つとして、制御部4を介して制
御される混合装置11で貯湯タンク2からの湯をリモコ
ン5の湯張り設定温度(TS)となるように湯水混合
し、湯張りする構造のものが知られている。この電気温
水器1において給湯経路16,17は、台所などの一般
給湯と浴槽への湯張りに分かれていて、混合装置11の
風呂湯張り経路17下流の配管途中には、閉止弁21お
よび温度センサ13が設けられており、一般的な湯張り
動作は、使用者が、湯張り水位を設定し、リモコン5の
湯張りスイッチを押し、閉止弁21が開き、混合装置1
1でリモコン5の湯張り設定温度(TS)になるよう
に、貯湯タンク2からの湯とタンク入口からの給水を湯
水混合し、浴槽へ湯張りを行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この電気温水
器1では、閉止弁21が開状態で故障し、かつ混合装置
11が貯湯タンク側開放状態で故障した場合、浴槽に貯
湯タンク2で沸上げた熱湯がそのまま湯張りされること
になる可能性がある。
【0004】本発明は、熱湯湯張りの原因の1つである
閉止弁の開故障をリモコンに表示することにより、使用
者などに対して浴槽に高温の湯が湯張りされる虞のある
ことを喚起できる電気温水器を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のものに関
する。 (1)電気ヒータにより加熱された湯を貯める貯湯タン
クと、この貯湯タンクの電気ヒータにより加熱された湯
温(Th)を検知する温度センサと、貯湯タンク出口か
らの湯と貯湯タンク入口配管から分岐した給水を混合す
る混合装置と、この混合装置の下流には水路の開閉を行
う閉止弁と、混合湯温を検知する温度センサと、水流を
検知する装置を設け、浴槽に湯張りする水通路をなし、
湯張り設定温度(TS)を設定するリモコンと、これら
の運転を制御する制御部を備えた電気温水器であって、
制御部からの前記閉止弁に閉の信号が出ているとき、前
記水流を検知する装置により水流を検知すると、閉止弁
の開故障と判断して、リモコンに前記閉止弁の故障を表
示する、電気温水器。 (2)閉止弁の故障時は、貯湯タンク内の電気ヒータへ
の通電を制御して、加熱温度の上限をリモコンの湯張り
設定温度(TS)の上限以下に制御する上記(1)記載
の電気温水器。
【0006】
【発明の実施の形態】閉止弁の故障をリモコンに表示す
ることにより使用者などに対して注意を喚起するととも
に、リモコンの湯張り設定温度よりも高い温度の湯が湯
張りされるのを防止するために、閉止弁の故障時は、貯
湯タンク内の電気ヒータへの通電を制御して、加熱温度
の上限をリモコンの湯張り設定温度(TS)の上限以下
に制御して、リモコンの湯張り設定温度(TS)以上に
加熱しないようにするのが好ましい。通常、この湯張り
上限温度(TG)としては、熱傷を起こす可能性が低く
且つ湯としても使用できる温度、例えば50℃程度であ
る。
【0007】
【実施例】以下、図1乃至図3を参照して本発明の実施
例を具体的に説明する。図1は、本発明の一実施例によ
る電気温水器1の構成図であり、電気温水器1内には貯
湯タンク2があり、給水継手7より給水された水は、電
気ヒータ3により直接的に加熱される。また、電気温水
器1には給水給湯のための継手を有し、給水経路8とし
ては前記給水継手7から給水経路8を通り貯湯タンク2
に給水する一方、前記給水経路8を3方向に分岐し、混
合装置10,11に接続する。給湯経路としては、タン
ク出口パイプ9を分岐し、貯湯タンク2の出口から前記
混合装置10,11にタンク出口パイプ9を接続し貯湯
タンク2から得られる温水と給水からの水を混合して自
在に温度調節を可能とする構造とした上で、混合装置1
0により温度調節し、一般給湯継手18を通して台所な
どへ湯を給湯し、また、風呂湯張り経路17の途中に
は、水路の開閉を行う閉止弁21、及び水流を検知する
水量センサ15を設け、混合装置11により温度調節
し、風呂給湯継手19を通して浴槽へ湯を湯張りする。
貯湯タンク2の湯温(TH)は温度センサ20で、出湯
温度(TK)は温度センサ12,13で検知されてい
る。ここで、リモコン5は、リモコンコード6を介して
制御部4に接続されている。
【0008】ここで、一般的な湯張り動作について説明
する。使用者がリモコン5にて、湯張り水位を設定し、
湯張りスイッチを押す。制御部4で閉止弁21に開とす
る信号を送り、閉止弁が開となり、混合装置11で貯湯
タンク2出口からの湯と貯湯タンク2入口配管から分岐
した給水をリモコン5の湯張り設定温度(TS)になる
ように混合し、風呂給湯継手19を通り、浴槽へ湯張り
する。このとき、水流センサ15により水流を検知し、
湯張り量を算出することで、リモコン5で設定された湯
張り水位まで湯張りすることができる。
【0009】本発明では、制御部4により閉止弁21を
閉とする信号が出ているのに、水流センサにより水流を
検知したとき、閉止弁21の開故障と判断し、制御部4
によりリモコン5に閉止弁21の故障を表示する。ここ
で、使用者に、閉止弁21が故障し、浴槽へ電気ヒータ
3により加熱された熱湯が湯張りされる虞のあることを
認識させることができ、やけどすることを注意喚起する
ことができるようにしている。
【0010】また、制御部4により閉止弁21の故障を
検出時に、貯湯タンク2内の電気ヒータ3への通電は、
通常の90℃加熱制御に対し、加熱温度を湯張り上限温
度(TG)以下と設定変更することで、高い温度の湯が
湯張りされるのを予防することができるようにする。通
常、湯張り上限温度(TG)は、例えば50℃であり、
熱傷を起こす危険性が低く、かつ全く湯が使えなくなる
こともなくてよい。
【0011】
【発明の効果】本発明においては、リモコンに閉止弁の
故障を表示する構成としており、使用者に、閉止弁が故
障し、浴槽へ電気ヒータにより加熱された湯が湯張りさ
れる虞のあることを認識させることができる。
【0012】また、閉止弁が開故障時に、貯湯タンク内
の電気ヒータによる加熱温度の上限を下げるようにする
ことで、より安全な湯温で湯を湯張りすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電気温水器の構成図で
ある。
【図2】閉止弁の故障判断フローチャートである。
【図3】ヒータ加熱制御フローチャートである。
【符号の説明】
1 電気温水器 2 貯湯タンク 3 電気ヒータ 4 制御部 5 リモコン 6 リモコンコード 7 給水継手 8 給水経路 9 タンク出口パイプ 10 混合装置(一般
給湯用) 11 混合装置(風呂用) 12 温度センサ
(一般給湯用) 13 温度センサ(風呂用) 14 水量センサ
(一般給湯用) 15 水量センサ(風呂用) 16 給湯経路(一
般給湯用) 17 湯張り経路(湯張り用) 18 給湯継手(一
般給湯用) 19 給湯継手(風呂用) 20 温度センサ 21 閉止弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気ヒータにより加熱された湯を貯める
    貯湯タンクと、この貯湯タンクの電気ヒータにより加熱
    された湯温(Th)を検知する温度センサと、貯湯タン
    ク出口からの湯と貯湯タンク入口配管から分岐した給水
    を混合する混合装置と、この混合装置の下流には水路の
    開閉を行う閉止弁と、混合湯温を検知する温度センサ
    と、水流を検知する装置を設け、浴槽に湯張りする水通
    路をなし、湯張り設定温度(TS)を設定するリモコン
    と、これらの運転を制御する制御部を備えた電気温水器
    であって、制御部からの前記閉止弁に閉の信号が出てい
    るとき、前記水流を検知する装置により水流を検知する
    と、閉止弁の開故障と判断して、リモコンに前記閉止弁
    の故障を表示する、電気温水器。
  2. 【請求項2】 閉止弁の故障時は、貯湯タンク内の電気
    ヒータへの通電を制御して、加熱温度の上限をリモコン
    の湯張り設定温度(TS)の上限以下に制御する請求項
    1記載の電気温水器。
JP2001397101A 2001-12-27 2001-12-27 湯張り用閉止弁を備えた電気温水器 Pending JP2003194399A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008082635A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 貯湯式給湯機
JP2011002123A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Panasonic Corp 貯湯式給湯機
CN107421109A (zh) * 2017-09-23 2017-12-01 广东威博电器有限公司 电热水器及其保护装置、控制方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011002123A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Panasonic Corp 貯湯式給湯機
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