JP2007218538A - ヒートポンプ式給湯装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エネルギー効率に優れたヒートポンプ式給湯装置を提供する。
【解決手段】ヒートポンプ式給湯装置は追い焚き機能部品として、貯湯タンク10内の湯を浴槽9内に注湯する湯張り用混合弁15a、給湯用配管17a、湯張り用開閉弁2、および浴槽流入配管19といった注湯手段と、循環ポンプ7、浴槽流出配管18、および浴槽流入配管19といった循環手段と、湯張り用混合弁15a、湯張り用開閉弁2、および循環ポンプ7を制御するECU40と、を有し、追い焚き運転時、ECU40が、循環ポンプ7、湯張り用開閉弁2、および湯張り用混合弁15aを作動し、浴水を循環回路で循環させながら貯湯タンク10内の高温の湯を浴水と混合させて浴槽9内に注湯する制御を実行している。
【選択図】図3
【解決手段】ヒートポンプ式給湯装置は追い焚き機能部品として、貯湯タンク10内の湯を浴槽9内に注湯する湯張り用混合弁15a、給湯用配管17a、湯張り用開閉弁2、および浴槽流入配管19といった注湯手段と、循環ポンプ7、浴槽流出配管18、および浴槽流入配管19といった循環手段と、湯張り用混合弁15a、湯張り用開閉弁2、および循環ポンプ7を制御するECU40と、を有し、追い焚き運転時、ECU40が、循環ポンプ7、湯張り用開閉弁2、および湯張り用混合弁15aを作動し、浴水を循環回路で循環させながら貯湯タンク10内の高温の湯を浴水と混合させて浴槽9内に注湯する制御を実行している。
【選択図】図3
Description
本発明は、ヒートポンプユニットを用いて貯湯タンク内に沸き上げた湯を追い焚き時に浴槽へ供給するヒートポンプ式給湯装置に関する。
従来、この種のヒートポンプ式給湯装置としては、タンク下方からヒートポンプにタンク内の湯を供給して加熱し、タンク上部からタンク内に貯湯することにより沸き上げ運転を行うとともに、貯湯タンク内の中ほどの高さに追い焚き手段として追い焚き用熱交換器を備え、追い焚き用熱交換器に浴槽内の湯を通過させて、貯湯タンク内の高温の湯と熱交換させることによって浴水を追い焚きする装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−265320号公報
特許文献1のヒートポンプ式給湯装置においては、深夜沸き上げ完了直後には貯湯タンク内の温度がほぼ全域で高温となるものの、その後、給湯などの用途で貯湯タンク内の湯が使われ、この使用された湯量に等しい低温の水が給水配管から貯湯タンク内に供給される。この際、貯湯タンク内の大部分は、高温の湯と低温の水とによって占められているものの、両者の間には中温域の水が存在している。
追い焚きが開始されると、追い焚き用熱交換器の周囲の高温の湯と浴槽内の湯とが熱交換される。その結果、追い焚き終了時には、貯湯タンク内において追い焚き用熱交換器よりも下方で湯の温度が低下し、追い焚き開始時に比べて中温域の水の割合が増大する。そして、追い焚き終了後、貯湯タンク内において中温域の水が占める割合が多い状態で沸き上げ運転が開始されると、ヒートポンプに供給される水として中温域の水が占める割合が大きくなってしまう。
ところで、一般的に、ヒートポンプに供給される給水温度が高くなるほど、ヒートポンプの成績係数(COP)が低下することが一般的に知られている。
以上のことから、追い焚き終了後、何らかの手段によって貯湯タンク内の中温域の水が取り出されず、貯湯タンク内において中温域の水が占める割合が多い状態で沸き上げ運転が開始されると、沸き上げ運転時に中温域の水を大量に沸き上げるので、成績係数(COP)が悪化してエネルギー効率が悪くなるという問題があった。
そこで、本発明の目的は上記問題点に鑑みてなされたものであり、エネルギー効率に優れたヒートポンプ式給湯装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。すなわち、第1の発明は、ヒートポンプユニット(20)の給湯運転によって貯湯タンク(10)内に貯湯された湯を利用して浴槽(9)内の浴水を加熱するヒートポンプ式給湯装置であって、貯湯タンク(10)内の湯を浴槽(9)内に注湯する注湯手段(2、15a、17a、19)と、浴槽(9)内の浴水を配管(18、19)を介して循環させる循環手段(7)と、注湯手段(2、15a)および循環手段(7)を制御する制御手段(40)と、を備える。そして、追い焚き運転時、制御手段(40)は、循環手段(7)および注湯手段(2、15a)を作動し、浴槽(9)内の浴水を循環させながら貯湯タンク(10)内の高温の湯を浴水と混合させて浴槽(9)内に注湯する。
この第1の発明によれば、追い焚き時間の短い追い焚き性能を発揮でき、従来の追い焚き用熱交換器を備えるヒートポンプ式給湯装置よりも貯湯タンク内の中温域の水を減少させるので、エネルギー効率を向上することができる。また、従来の追い焚き用熱交換器を含めたその他の配管経路を不要にできる上に、効率に優れたシステムを採用することができる。
さらに、浴槽内の浴水を循環させながら貯湯タンク内の高温の湯と浴水を混合させるので、追い焚き時における浴槽内の浴水温度上昇が滑らかになり、浴槽内のユーザーにマイルドな加熱感覚を与えることができる。
第2の発明は、ヒートポンプユニット(20)の給湯運転によって貯湯タンク(10)内に貯湯された湯を利用して浴槽(9)内の浴水を加熱するヒートポンプ式給湯装置であって、貯湯タンク(10)内の湯を浴槽(9)内に注湯する注湯手段(2、15a、17a、19)と、浴槽(9)内の浴水を配管(18、19)を介して循環させる循環手段(7)と、注湯手段(2、15a)および循環手段(7)を制御する制御手段(40)と、を備える。
そして、追い焚き運転時、制御手段(40)は、設定温度に基づいて追い焚き目標温度を決定し、浴槽(9)内の浴水温度の情報を取得し、注湯手段(2、15a)を作動して貯湯タンク(10)内の一定量の湯を浴槽(9)内に注湯した後、浴水温度が追い焚き目標温度に達していないと判断したときは、浴槽(9)内の浴水を循環させながら貯湯タンク(10)内の湯を浴水と混合させて浴槽(9)内に注湯する。
この第2の発明によれば、追い焚き運転時、注湯手段を作動して貯湯タンク内の一定量の湯を浴槽内に注湯した後、浴水温度が追い焚き目標温度に達していないときは、浴水を循環させながら貯湯タンク内の湯と混合させて浴槽内に注湯することにより、追い焚き時間を短縮することができるとともに、追い焚き時における浴槽内の浴水温度上昇が滑らかになり、浴槽内のユーザーにマイルドな加熱感覚を与えることができる。また、従来の追い焚き用熱交換器を含めたその他の配管経路を不要にできる上に、効率に優れたシステムを採用することができる。
第3の発明は、上記発明のいずれかにおいて、さらに追い焚き運転時、制御手段(40)は、浴槽(9)内への追い焚き開始時からの累積注湯量、および浴槽(9)内の湯量の各情報を取得し、累積注湯量が所定量以上になったときに注湯を終了するとともに、取得した浴槽(9)内の湯量情報に基づいて所定量を可変させることが好ましい。この第3の発明によれば、浴槽内の浴水があふれないように注湯することができ、追い焚き時間も短縮することができる。
次の発明は、第2の発明または第3の発明において、さらに制御手段(40)は、追い焚き運転開始時に、決定した追い焚き目標温度と取得した浴水温度情報との差に基づいて浴槽(9)内に注湯する一定量を決定することが好ましい。この発明によれば、追い焚き目標温度と浴水温度情報との差に基づいて注湯量を決定することにより、追い焚き時間を短縮し、運転効率を高めることができる。
次の発明は、第2の発明または第3の発明において、さらに制御手段(40)は、一定量の注湯を行った後、浴水温度情報が決定した追い焚き目標温度に達していないと判断したときは、追い焚き目標温度と浴水温度情報との差に基づいて一定量を決定し直すことが好ましい。この発明によれば、追い焚き目標温度と浴水温度情報との差に基づいて一定量を決定し直すことにより、追い焚き時間を短縮し、運転効率を高めることができる。
次の発明は、上記発明のいずれかにおいて、さらに循環手段(7)を構成する循環ポンプ(7)は、貯湯タンク(10)内の湯が浴水の循環回路(18、19)に合流する合流部(5)から浴槽(9)内に流れるまでに構成される浴槽流入配管(19)に設けられることが好ましい。
この発明によれば、合流部の下流の配管に循環ポンプを設けることにより、上流側の合流部を加圧する流れを形成することがないので、浴水と混合する湯の量を減少させてしまうことがなく浴水と湯を適正な混合比に調整したり、安定した混合比を維持したりすることができる。さらに、逆止弁が故障した場合でも上流側の合流部を加圧しないため、浴水が貯湯タンク側に逆流することを防止できる。
次の発明は、上記発明のいずれかにおいて、さらに浴水温度を検出する循環温度サーミスタ(26)は、浴水が浴槽(9)から流出してから貯湯タンク(10)内の湯と混合する合流部(5)に至るまでに構成される浴槽流出配管(18)に設けることが好ましい。この発明によれば、循環浴水に合流する湯の温度の影響を受けることなく、循環浴水温度を検出することができる。
次の発明は、上記発明のいずれかにおいて、さらに循環する浴水と貯湯タンク(10)内の湯とが混合する合流部(5)に三方弁(30)を設け、制御手段(40)は、三方弁(30)を制御して浴水と湯の混合比を調節することが好ましい。この発明によれば、循環浴水と混合させる高温の湯量を浴槽内の浴水の状況に応じて適量に制御することが可能となる。また、浴槽内のユーザーのフィーリングに対して細やかな制御が可能となる。また、浴水の循環を制御するための開閉弁等を別途必要としない。
次の発明は、上記発明のいずれかにおいて、さらに貯湯タンク(10)内の湯が流出して温度調節された後、循環する浴水と混合される合流部(5)に至るまでの経路(17a)に流量調整弁(31)を設けたことが好ましい。この発明によれば、浴水に混合させる湯量を浴槽内の浴水の状況に応じて適量に制御することが可能となる。また、浴槽内のユーザーのフィーリングに対して細やかな制御が可能となる。
次の発明は、上記発明のいずれかにおいて、さらに制御手段(40)は、浴水がその循環回路(18、19)を循環するときに浴槽(9)内を流出してから貯湯タンク(10)内の湯と混合する合流部(5)に至るまでの間における浴水の各種情報を取得し、この情報に基づいて循環させる浴水と合流する湯との混合量を制御することが好ましい。
この発明によれば、追い焚き時間を適正に制御したり、短時間にしたりすることができるとともに、浴槽内のユーザーに対してマイルドな加熱感覚を与えることができる。
次に発明は、ヒートポンプユニット(20)によって加熱された湯を貯湯タンク(10)に貯湯し、貯湯タンク(10)内の湯を浴槽(9)内に供給するヒートポンプ式給湯装置であって、浴槽(9)内の浴水を浴槽(9)内から取り出した後、再び浴槽(9)内に戻す循環流路(18、19)と、循環流路(18、19)に接続され、貯湯タンク(10)内の湯を浴槽(9)に注湯する注湯流路(12、13、17a)と、浴槽(9)内の浴水を追い焚きする追い焚き運転時に、注湯流路(12、13、17a,19)を通る湯を循環流路(18,19)を循環する浴水と混合させる混合手段(2、15a)と、を有する。
この発明によれば、追い焚き時間の短い追い焚き性能を発揮でき、従来の追い焚き用熱交換器を備えるヒートポンプ式給湯装置よりも貯湯タンク内の中温域の水を減少させるので、エネルギー効率を向上することができる。また、浴槽内の浴水を循環させながら貯湯タンク内の高温の湯と浴水を混合させるので、追い焚き時における浴槽内の浴水温度上昇が滑らかになり、浴槽内のユーザーにマイルドな加熱感覚を与えることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
本実施形態によるヒートポンプ式給湯装置を図1から図3に基づいて説明する。図1は、本実施形態におけるヒートポンプ式給湯装置の概略構成を示した模式図である。図2は、ヒートポンプ式給湯装置の構成部品とECUとの関係を示した構成図である。図3は、本実施形態のヒートポンプ式給湯装置における追い焚き時の制御を示すフロー図である。
本実施形態によるヒートポンプ式給湯装置を図1から図3に基づいて説明する。図1は、本実施形態におけるヒートポンプ式給湯装置の概略構成を示した模式図である。図2は、ヒートポンプ式給湯装置の構成部品とECUとの関係を示した構成図である。図3は、本実施形態のヒートポンプ式給湯装置における追い焚き時の制御を示すフロー図である。
本実施形態のヒートポンプ式給湯装置は、貯湯式のヒートポンプ式給湯装置であり、主に一般家庭用として使用されるものであり、貯湯タンク10内に蓄えられた給湯用の湯を熱源として、台所、洗面所、浴室などへの給湯機能の他に、湯張りされた浴槽内の浴水を追い焚きする機能を有している。
図1に示すように、ヒートポンプ式給湯装置の給湯機能は、貯湯タンク10と、貯湯タンク10内の下部の水を貯湯タンク10内の最上部に送る流体加熱用流路21と、流体加熱用流路21を流れる水を加熱するヒートポンプユニット20と、貯湯タンク10内の湯を貯湯タンク10の外に送る給湯用流路(高温取り出し管12、中温取り出し管13、給湯用配管17、および給湯用配管17a)と、貯湯タンク10内の最下部へ水を供給するとともに給湯用配管17および17aへ水を供給する給水用流路(給水配管11)と、本給湯システムの作動を制御する制御手段であるECU40と、から構成されている。
そして、ヒートポンプ式給湯装置は追い焚き機能部品として、貯湯タンク10内の湯を浴槽9内に注湯する手段である注湯手段、浴槽9内の浴水を浴槽流出配管18および浴槽流入配管19を介して循環させる循環手段、および注湯手段と循環手段を制御する制御手段を有している。
注湯手段は、主に、貯湯タンク10内の湯と水とを混合させる湯張り用混合弁15a、湯張り用混合弁15aで混合された後の温水が流れる給湯用配管17a、給湯用配管17aに設けられた湯張り用開閉弁2、および浴槽流入配管19により構成されている。循環手段は、浴槽流出配管18と浴槽流入配管19で構成される循環回路内で浴槽の浴水を強制的に循環させる循環ポンプ7から構成されている。
高温取り出し管12、中温取り出し管13、および給湯用配管17aは、浴槽流出配管18および浴槽流入配管19からなる循環流路に接続され、貯湯タンク10内の湯を浴槽9内に注湯する注湯流路である。
貯湯タンク10は、給湯用の湯を蓄える容器であり、耐食性に優れた金属製、例えば、ステンレス製からなり、その外周部に図示しない断熱材が設けられ、高温の給湯用の湯を長時間に渡って保温することができる。貯湯タンク10は縦長形状であり、その底面に導入口10aが設けられ、この導入口10aには貯湯タンク10内に水道水を供給する給水用流路である給水配管11が接続されている。この給水配管11には温度検出手段である給水サーミスタ51が設けられ、給水配管11内の温度情報はECU40に出力される。
給水配管11には、導入される水道水の水圧が所定圧となるように調節するとともに、断水などにおける湯の逆流を防止する減圧弁1が設けられている。さらに、給水配管11は、後述する給湯用混合弁15および湯張り用混合弁15aに繋げられている。
他方、貯湯タンク10の最上部には導出口10bが設けられ、導出口10bには貯湯タンク10内に蓄えられた給湯用の湯のうち、高温の湯を導出するための給湯用流路である高温取り出し管12が接続されている。なお、この高温取り出し管12の経路途中には、図示しない逃がし弁が配設された排出配管が接続され、貯湯タンク10内の圧力が所定圧以上に上昇した場合には、貯湯タンク10内の湯を外部に排出して、貯湯タンク10等に損害を与えないように構成されている。
貯湯タンク10の中間部には、導出口10cが設けられ、導出口10cには貯湯タンク10内に蓄えられた給湯用の湯のうち、中温の湯を導出するための給湯用流路である中温取り出し管13が接続されている。
高温取り出し管12と中温取り出し管13との下流である合流部位には、高中温混合弁14が設けられている。高中温混合弁14は、給湯用混合弁15および湯張り用混合弁15aに流通させる給湯用水の湯温を調節する温度調節弁であり、それぞれの開口面積比を調節することで、高温取り出し管12から取り出した高温の蓄熱用流体と中温取り出し管13から取り出した中温の蓄熱用流体との混合比を調節することができる。
高中温混合弁14は、ECU40に電気的に接続されており、7個の貯湯サーミスタ55a、55b、55c、55d、55e、55f、55gからなる貯湯サーミスタ55、および湯温サーミスタ52より検出される温度情報に基づいて制御される。ここでは、湯温サーミスタ52で検出された温度情報が、浴槽設定温度、または設定温度に+2℃程度となるように、中温取り出し管13から取り出した中温の湯を積極的に混合させるようにして当該所定温度に温度調節している。
なお、湯温サーミスタ52は、高中温混合弁14の下流側に設けられ、高中温混合弁14で混合された給湯用水の湯温を検出している。高中温混合弁14の下流側は、給湯用流路である給湯用配管17とその給湯用配管17から分岐した給湯用配管17aとが接続されている。
給湯用配管17は、下流端に接続された給湯水栓、シャワー水栓等へ設定温度に温度調節された給湯用水を導く配管であり、その流路の中途に温度調節手段である給湯用混合弁15、温度検出手段である給湯サーミスタ53、および給湯検出手段である流量カウンタ54が設けられている。
給湯用配管17aは、その下流端が浴槽流出配管18と浴槽流入配管19からなる循環回路に繋がれ、浴槽内に湯張り、差し湯、たし湯などを行うときに、所定温度に温度調節された給湯用水を導く配管である。給湯用配管17aの流路の中途には、温度調節手段である湯張り用混合弁15a、温度検出手段である湯張り用給湯サーミスタ53a、湯張り用開閉弁2、給湯検出手段である湯張り用流量カウンタ3、および逆止弁4が設けられている。
給湯用混合弁15および湯張り用混合弁15aは、それぞれ給湯用配管17、給湯用配管17aの末端で出湯する給湯用水の湯温を調節する温度調節弁である。これらは、それぞれの開口面積比、つまり、高中温混合弁14で温度調節された給湯用水側の開度と給水配管11に連通する水側の開度の比率を調節することによって、出湯する湯温を設定温度に調節する。
給湯用混合弁15、湯張り用混合弁15aは、ECU40に電気的に接続されており、給水サーミスタ51、湯温サーミスタ52、給湯サーミスタ53、湯張り用給湯サーミスタ53aより検出される温度情報に基づいて制御される。
給湯サーミスタ53は給湯用配管17内の温度情報を、流量カウンタ54は給湯用配管17内の温度情報を、湯張り用給湯サーミスタ53aは給湯用配管17a内の温度情報を、湯張り用流量カウンタ54aは給湯用配管17a内の流量情報を、それぞれECU40に出力する。
なお、高中温混合弁14、給湯用混合弁15、および湯張り用混合弁15aは、それぞれの出口側に設けられた湯温サーミスタ52、給湯サーミスタ53、もしくは湯張り用給湯サーミスタ53aで検出される給湯用水の湯温に基づいてフィードバック制御が行われている。
また、流量カウンタ54、湯張り用流量カウンタ3がそれぞれの給湯用配管17、給湯用配管17a内の水の流れを検出したときは、それぞれの給湯用配管17、給湯用配管17aの末端にある給湯水栓、シャワー水栓、もしくは湯張り用開閉弁2が開弁されて給湯用水を出湯している状態となる。
湯張り用開閉弁2は、給湯用配管17aの流路を開閉する電磁弁であり、浴槽9内に浴水を湯張り、差し湯、たし湯などを行うときにECU40によって制御される。逆止弁4は、循環回路内の浴水が給湯用配管17a内に流通させないための弁である。
貯湯タンク10の下部には、貯湯タンク10内の最下部の水を吸入するための吸入口10dが設けられている。貯湯タンク10の上方には、貯湯タンク10内の最上部に湯を吐出する吐出口10eが設けられている。吸入口10dと吐出口10eは、流体加熱用流路21によって連通しており、流体加熱用流路21の一部はヒートポンプユニット20内に配置されている。
ヒートポンプユニット20は、冷媒として臨界温度の低い二酸化炭素を使用するヒートポンプサイクルと、貯湯タンク10の下部から水を取り出し、ヒートポンプサイクルによって加熱後に貯湯タンク10の上部に戻す流体加熱用流路21と、この流体加熱用流路21中に設置された図示しない給水ポンプとから少なくとも構成され、ECU40によって制御されている。ヒートポンプサイクルを超臨界ヒートポンプで構成した場合、一般的なヒートポンプサイクルよりも高温、例えば、85℃〜90℃程度の湯を貯湯タンク10内に蓄えることができる。ヒートポンプサイクルは、主に、料金設定の安価な深夜時間帯の深夜電力を利用して貯湯タンク10内の湯を沸き上げる沸き上げ運転を行う。
流体加熱用流路21には、ヒートポンプユニット20内の水−冷媒熱交換器に供給される水の温度を検出する入水温度サーミスタ22が設けられ、さらに水−冷媒熱交換器出口での沸き上げ温度を検出する沸き上げ温度サーミスタ23が設けられている。そして、いずれのサーミスタも温度情報をECU40に出力する。
貯湯タンク10の外壁面には、貯湯量および貯湯温度を検出するための貯湯温度検出手段である複数の貯湯サーミスタ55が貯湯タンク10の高さ方向に配置され、貯湯タンク10内に満たされた湯もしくは水の各水位レベルでの温度情報をECU40に出力している。したがって、ECU40は、貯湯サーミスタ55からの温度情報に基づいて、貯湯タンク10内上方の沸き上げられた湯と貯湯タンク10内下方の沸き上げられる前の水との境界位置を検出できるとともに、これにより貯湯量が検出できるようになっている。
なお、これらのうち、貯湯サーミスタ55aは、貯湯タンク10の最上部外壁面に設けられており、高温取り出し管12に吸入される高温の湯の温度である貯湯タンク10内最上部の湯温を検出する出湯サーミスタの機能も有している。また、貯湯サーミスタ55d、55eは中温取り出し管13とほぼ同一の高さに配置されている。これにより、中温取り出し管13から導出される湯温を検出する出湯サーミスタの機能も有している。貯湯サーミスタ55a、55b、55c、55d、55e、55f、55gは、例えば、タンク最上部からの湯量としてそれぞれ、20L、50L、100L、150L、200L、250L、330Lを検知する位置に設けてもよい。
浴槽流入配管19とともに循環回路を構成する浴槽流出配管18には、上流側、つまり浴槽9に近い側から順に、水圧センサ28、循環開閉弁27、および循環温度サーミスタ26が設けられている。浴槽流出配管18と浴槽流入配管19との連結部は、給湯用配管17との連結部でもあり、この地点を合流部5とする。また、浴槽流入配管19は、合流部5から下流に向かって順に、流水スイッチ6、循環ポンプ7、および追い焚き温度サーミスタ8を備え、浴槽9の内部を介して浴槽流出配管18と連通している。
水圧センサ28は、浴槽内に湯張りされた浴水の湯量、言い換えれば浴槽内の水位レベルを求めるための水圧を検出するセンサである。循環開閉弁27は循環回路を開閉する電磁弁である。循環温度サーミスタ26は、浴槽流出配管18を流通する浴水の湯温を検出する水温センサである。
流水スイッチ6は、循環ポンプ7が駆動することにより循環回路内を循環する浴水を検知する流水センサであり、ECU40がスイッチのON時間によって浴槽9内の浴水の有無を判断するために用いられる。循環ポンプ7は浴槽内の浴水を循環回路内で強制的に循環させる電動ポンプである。
追い焚き温度サーミスタ8は、浴槽流入配管19を流通する浴水の湯温を検出する水温センサであり、浴槽内に戻される浴水の温度を検出する。なお、水圧センサ28、流水スイッチ6、循環温度サーミスタ26、および追い焚き温度サーミスタ8は、それぞれの容積情報、流水情報および温度情報をECU40に出力し、循環開閉弁27、および循環ポンプ7はECU40によって制御される。
湯張り後に浴槽9内の浴水の温度を検出するときは、湯張り用開閉弁2を閉じるとともに、循環ポンプ67を作動させる。そして、浴槽9内の浴水は浴槽流出配管18、浴槽流入配管19、浴槽9内の順に循環されながら循環温度サーミスタ26によって浴水の湯温が検出されることになる。
追い焚きを行うときは、ECU40は、湯張り用開閉弁2を開き、湯張り用混合弁15aによって所定温度に調節された貯湯タンク10内の湯を合流部5から浴槽流入配管19に流入させ、浴槽9内に取り込む。あるいは、ECU40は、循環ポンプ7を作動し循環回路内で浴水を循環させながら、湯張り用開閉弁2を開き、当該温調された貯湯タンク10内の湯を合流部5から浴槽流入配管19に取り込み浴水と混合させて浴槽9内に取り込む。そして、いずれの場合も、循環温度サーミスタ26により検出された浴水の温度が所定温度になるまで追い焚きを実行する。
次に、ECU40は、マイクロコンピュータを主体として構成され、記憶手段として内蔵するROMまたはRAMには、あらかじめ設定された制御プログラムや更新可能な制御プログラムが備えられている。ECU40は、各サーミスタ22、23、51〜53、53a、55a〜55g、26、8からの温度情報、各流量カウンタ54、3からの流量情報、および台所リモコン24や風呂リモコン25の操作スイッチからの操作信号等に基づいて、ヒートポンプユニット20、各混合弁14、15、15a、各開閉弁2、27、および循環ポンプ7などのアクチュエータ類を制御する。
なお、台所リモコン24や風呂リモコン25には、電源操作部、給湯設定温度操作部、湯張り操作部、湯張り設定温度操作部、追い焚き操作部、追い焚き設定温度操作部などが設けられている。
次に、上記構成におけるヒートポンプ式給湯装置の作動を説明する。このヒートポンプ式給湯装置の作動は主にECU40によって実施される。まず、貯湯タンク10内に蓄えられた給湯用の湯を熱源として、台所、洗面所、浴室などへの給湯するときは、給湯水栓、シャワー水栓などを開弁することにより設定温度に応じた給湯用水が給湯用配管17から出湯する。
つまり、高中温混合弁14、給湯用混合弁15の制御によって、貯湯タンク10内の高温の湯、および中温の湯と給水配管11からの水が混合された混合湯が給湯用配管17を介して給湯水栓から出湯する。これにより、貯湯タンク10では、上部から高温の給湯水が導出され、給水配管11より水が貯湯タンク10の下方に導入される。
したがって、温度境界位置が貯湯タンク10内上方に移動することになる。つまり、給湯の用途に供するときには、順次温度境界位置が上方に変動するとともに、貯湯タンク10内の貯湯量が低下していく。そして、浴槽9内に湯張りすることにより、貯湯タンク10内の貯湯量が低下していくことになる。また、ユーザーが追い焚き操作部を操作しておくと、ECU40は、所定時間毎に浴水温度を検出してその浴水温度が追い焚き設定温度に未達であれば、貯湯タンク10側から供給する高温水の湯量を増加させるように制御する。
次に、本実施形態のヒートポンプ式給湯装置にける追い焚き時の運転を図3の制御フローを用いて説明する。まず、ユーザーの操作により、台所リモコン24や風呂リモコン25から追い焚き運転モードによる命令が送信されると、図3に示す制御フローがスタートする。追い焚き運転モードの選択は、ユーザーが台所リモコン24や風呂リモコン25に設けられたスイッチの一つである追い焚き操作部、追い焚き設定温度操作部を操作することにより行われる。
ECU40は、この追い焚き運転モードが設定されたことを認識すると、まず循環手段を構成する循環ポンプ7を作動する(ステップS100)。この循環ポンプ7の作動によって浴槽9の浴水が循環回路内を循環し、浴槽9内に残湯があるか否かを判断する(ステップS105)。この判断は、流水スイッチ6によって検出された信号に基づいて判断され。例えば、流水スイッチ6が所定時間以上ON状態であった場合には浴槽9内に残湯があると判断する。
ECU40は残湯なしと判断した場合には、循環ポンプ7を停止し(ステップS106)、浴槽9の栓が抜けている可能性があるので、ユーザーにその旨を報知した後(ステップS107)、追い焚き運転モードを終了する。報知はアラーム音や表示部の点滅などにより行う。
ECU40は、残湯ありと判断した場合には、追い焚き設定温度操作部の操作による追い焚き設定温度、浴槽9内の浴水温度などに基づいて追い焚き目標温度を設定する(ステップS110)。ECU40は、この追い焚き目標温度を、浴水温度が低いときは追い焚き設定温度に設定し、浴水温度が追い焚き設定温度に近いときには現在の温度に対して2℃程度高い温度に設定する。
そして、ECU40は、ステップS115で電磁弁である湯張り用開閉弁2を開弁し、さらに、湯張り用混合弁15aの開度を制御し、給水配管11を流れてくる水と貯湯タンク10内から流れてくる高温の湯とを適量の混合比で混合させる(ステップS120)。このように混合された湯は、給湯用配管17a内を流れ、循環回路と合流する合流部5で循環する浴水と混合された後、浴槽流入配管19を介して浴槽9内に注湯される。この適量の混合比で混合された湯は、前述の追い焚き目標温度よりも高温に温調されるものとし、例えば、約80℃の高温に温調してもよい。
このとき、高温に温調された湯は循環ポンプ7によって浴槽9内から流出した浴水と混合されてから浴槽9内に注湯されるため、浴槽9内のユーザーに対して熱すぎるなどの悪いフィーリングを与えないように配慮している。例えば、浴槽9内の浴水温度が40℃である場合は、注湯される湯温が80℃でも循環する浴水と混合することで60℃程度になった状態で浴槽9内に注湯されることになり、ユーザーのフィーリングを損なわない。
ECU40は、このように注湯を行いながら循環する浴水温度が追い焚き目標温度以上になったかどうかを判断し(ステップS125)、追い焚き目標温度以上になったと判断したときは、湯張り用開閉弁2を閉じるとともに(ステップS135)、湯張り用混合弁15aを制御して湯水混合制御および注湯を停止し(ステップS140)、さらに循環ポンプ7の作動を停止して(ステップS145)追い焚き運転を終了する。
一方、ECU40は、ステップS125で、循環する浴水温度が追い焚き目標温度よりも低温であると判断したときは、追い焚き運転開始時からの累積注湯量が所定量以上になったかどうかを判断する(ステップS130)。ECU40は、累積注湯量が所定量以上でないと判断した場合にはステップS120に飛んで引き続き湯水混合制御を実行し、累積注湯量が所定量以上になったと判断した場合にはステップS135を実行して、湯水混合制御を終了する処理を進行していく。
なお、ECU40は、追い焚き運転時、累積注湯量が所定量以上になったときに注湯を終了するとともに、さらに、取得した浴槽9内の湯量情報に基づいて当該所定量を可変させるように制御することが好ましい。この制御により、浴槽9内の浴水があふれないように注湯することができるとともに、追い焚き時間も短縮することができる。
また、ECU40は、浴水がその循環回路を循環するときに浴槽9内を流出してから合流部5に至るまでの間における浴水の各種情報を取得し、この各種情報に基づいて循環させる浴水と合流する湯との混合量を制御することが好ましい。この制御により、追い焚き時間を適正に制御したり、短時間にしたりすることができる。また、浴槽9内のユーザーに対してマイルドな加熱感覚を与え、快適なフィーリングを与えることができる。
このように本実施形態のヒートポンプ式給湯装置は、追い焚き運転時、ECU40が、循環ポンプ7、湯張り用開閉弁2、および湯張り用混合弁15aを作動し、浴水を循環回路で循環させながら貯湯タンク10内の高温の湯を浴水と混合させて浴槽9内に注湯する制御を実行している。この制御によれば、追い焚き時間の短い追い焚き性能を発揮でき、従来の追い焚き用熱交換器を備えるヒートポンプ式給湯装置よりもエネルギー効率を向上することができる。また、従来の追い焚き用熱交換器を含めたその他の配管経路を不要にした優れた効率のシステムを提供できる。
さらに、合流部5の下流に位置する浴槽流入配管19に循環ポンプ7を設けることが好ましい。この構成を採用した場合は、上流側の合流部を加圧する流れを形成することがないので、湯の混合量が減少してしまうことがなく浴水と湯を適正な混合比に調整したり、安定した混合比を維持したりすることができる。さらに、逆止弁4が故障した場合でも上流側の合流部5を加圧しないため、浴水が貯湯タンク10側に逆流することを防止できる。
さらに、合流部5と浴槽9をつなぐ浴槽流出配管18に循環温度サーミスタ26を設けることが好ましい。この構成を採用した場合には、循環する浴水に合流する湯の温度の影響を受けることなく、循環浴水温度を検出することができる。
(第2実施形態)
本実施形態は、第1実施形態のヒートポンプ式給湯装置に対して追い焚き運転時のECU40による処理手順のみが異なる実施形態であり、この追い焚き時の運転を図4の制御フローを用いて説明する。なお、本実施形態は、追い焚き運転時のECU40による処理手順を除く他の構成については、第1実施形態と同様であり、同様の作用効果を有する。
本実施形態は、第1実施形態のヒートポンプ式給湯装置に対して追い焚き運転時のECU40による処理手順のみが異なる実施形態であり、この追い焚き時の運転を図4の制御フローを用いて説明する。なお、本実施形態は、追い焚き運転時のECU40による処理手順を除く他の構成については、第1実施形態と同様であり、同様の作用効果を有する。
まず、ユーザーの操作により、台所リモコン24や風呂リモコン25から追い焚き運転モードによる命令が送信されると、図4に示す制御フローがスタートする。ECU40は、追い焚き運転モードが設定されたことを認識すると、まず循環ポンプ7を作動する(ステップS200)。この循環ポンプ7の作動によって浴槽9の浴水が循環回路内を循環し、流水スイッチ6の動作によって浴槽9内に残湯があるか否かを判断する(ステップS205)。ECU40は残湯なしと判断した場合には、循環ポンプ7を停止し(ステップS206)、浴槽9の栓が抜けている可能性があるため、ユーザーにその旨を報知した後(ステップS207)、追い焚き運転モードを終了する。
ECU40は、残湯ありと判断した場合には、追い焚き設定温度、浴槽9内の浴水温度などに基づいて追い焚き目標温度を設定する(ステップS210)。この追い焚き目標温度は、浴水温度が低いときは追い焚き設定温度に設定され、浴水温度が追い焚き設定温度に近いときには現在の温度に対して2℃程度高い温度に設定される。
次に、ECU40は、ステップS215で一旦、循環ポンプ7の作動を停止して、循環回路内における浴水の循環を停止する。そして、ECU40は、ステップS220で湯張り用開閉弁2を開弁し、さらに、湯張り用混合弁15aの開度を制御し、給水配管11を流れてくる水と貯湯タンク10内から流れてくる高温の湯とを適量の混合比で混合させる(ステップS225)。このように混合された湯は、給湯用配管17a内を流れ、浴槽流入配管19を介して浴槽9内に注湯されることになる。
ECU40は、浴槽9内への注湯を一定量分実行し(ステップS230)、一定量分の注湯が完了すると、湯張り用開閉弁2を閉じるとともに(ステップS235)、湯張り用混合弁15aを制御して湯水混合制御および注湯を停止する(ステップS240)。
なお、この一定量の注湯は、あらかじめECU40に記憶させた値とした場合には、例えば、10L、20L、30Lなどのような5L〜30Lの範囲の値とする。また、一定量は追い焚き運転中に検出した各種情報から変動させるように構成してもよく、例えば、一連の制御フローの中で再設定しなおして後の処理に反映させるように構成してもよい。具体的には、図4に示す制御フローにおいて、ECU40は一定量の注湯を行った後、浴水温度情報が決定した追い焚き目標温度に達していないと判断したときは、追い焚き目標温度と浴水温度情報との差に基づいて一定量を決定し直す処理を実行する。
ECU40は、浴槽9内への一定量の注湯が終了すると、循環ポンプ7の作動を開始し(ステップS245)、注湯後の浴水を循環回路内で循環させる。そして、ECU40は、循環する浴水温度が追い焚き目標温度以上になったかどうかを判断する(ステップS250)。浴水温度が追い焚き目標温度以上になったと判断したときは、循環ポンプ7の作動を停止して(ステップS255)追い焚き運転を終了する。
一方、ECU40は、ステップS250で、浴水温度が追い焚き目標温度よりも低温であると判断したときは、追い焚き運転開始時からの累積注湯量が所定量以上になったかどうかを判断する(ステップS251)。ECU40は、累積注湯量が所定量以上でないと判断した場合にはステップS215に飛んで引き続き湯水混合制御を実行して一定量の注湯を実行する。累積注湯量が所定量以上になったと判断した場合には循環ポンプ7の作動を停止して(ステップS255)追い焚き運転を終了する。
なお、ECU40は、第1実施形態と同様に、追い焚き運転時、累積注湯量が所定量以上になったときに注湯を終了するとともに、さらに、取得した浴槽9内の湯量情報に基づいて当該所定量を可変させるように制御することが好ましい。
また、ECU40は、第1実施形態と同様に、浴水がその循環回路を循環するときに浴槽9内を流出してから合流部5に至るまでの間における浴水の各種情報を取得し、この各種情報に基づいて循環させる浴水と合流する湯との混合量を制御することが好ましい。
また、ECU40が浴水温度を検出する場合には、浴水を循環回路内で循環させながら温度を検出する他に、浴水を循環させないで直接浴槽9内における温度を検出するように構成してもよい。
このように本実施形態のヒートポンプ式給湯装置は、追い焚き運転時、ECU40が、設定温度に基づいて追い焚き目標温度を決定し、浴槽9内の浴水温度の情報を取得し、循環ポンプ7、湯張り用開閉弁2、および湯張り用混合弁15aを作動して貯湯タンク10内の一定量の湯を浴槽9内に注湯した後、浴水温度が追い焚き目標温度に達していないと判断したときは、浴水を循環させながら貯湯タンク10内の湯を浴水と混合させて浴槽9内に注湯する制御を実行する。
この制御によれば、追い焚き時間を短縮することができるとともに、追い焚き時における浴槽9内の浴水温度上昇が滑らかになり、浴槽9内のユーザーにマイルドな加熱感覚を与えることができる。また、従来の追い焚き用熱交換器を含めたその他の配管経路を不要にした優れた効率のシステムを提供できる。
また、ECU40は、追い焚き運転開始時に、決定した追い焚き目標温度と取得した浴水温度情報との差に基づいて浴槽9内に注湯する一定量を決定することが好ましい。この制御を採用した場合には、追い焚き時間をさらに短縮し、運転効率を高めることができる。
また、ECU40は、一定量の注湯を行った後、浴水温度情報が決定した追い焚き目標温度に達していないと判断したときは、追い焚き目標温度と浴水温度情報との差に基づいて一定量を決定し直すことが好ましい。この制御を採用した場合においても、追い焚き時間をさらに短縮し、運転効率を高めることができる。
(第3実施形態)
本実施形態のヒートポンプ式給湯装置は、第1実施形態のヒートポンプ式給湯装置に対して、図1の合流部5に三方弁30を設けるとともに、循環開閉弁27を削除した構成である。なお、本実施形態のヒートポンプ式給湯装置における三方弁30および循環開閉弁27にかかる構成を除く他の構成については、第1実施形態と同様であり、同様の作用効果を有する。図5は、本実施形態のヒートポンプ式給湯装置の概略構成を示した模式図である。
本実施形態のヒートポンプ式給湯装置は、第1実施形態のヒートポンプ式給湯装置に対して、図1の合流部5に三方弁30を設けるとともに、循環開閉弁27を削除した構成である。なお、本実施形態のヒートポンプ式給湯装置における三方弁30および循環開閉弁27にかかる構成を除く他の構成については、第1実施形態と同様であり、同様の作用効果を有する。図5は、本実施形態のヒートポンプ式給湯装置の概略構成を示した模式図である。
図5に示すように、三方弁30は、循環回路を循環する浴水と温調された貯湯タンク10内の湯とが混合する合流部に設けられており、浴槽流出配管18から浴槽流入配管19に通じる管路、および給湯用配管17aから浴槽流入配管19に通じる管路の開閉や開口面積の調整を行うように構成されている。また、三方弁30は、ECU40により、各サーミスタからの温度情報、各流量カウンタ54、3からの流量情報、および台所リモコン24や風呂リモコン25の操作スイッチからの操作信号等に基づいてその開度が制御されて浴水と湯の混合比を調節するように構成されている。
上記構成において、追い焚き運転時に、三方弁30は、第1実施形態の制御フロー(図3参照)におけるステップS100からS110までの処理や、第2実施形態の制御フロー(図4参照)におけるステップS200からS210までおよびステップS245からステップS55の処理などの循環回路に浴水を循環させる場合には、循環ポンプ7の作動とともに浴槽流出配管18から浴槽流入配管19に通じる管路のみを開放する。
また、三方弁30は、第2実施形態の制御フロー(図4参照)におけるステップS215からS240までの処理のように循環ポンプ7を作動しない場合には、給湯用配管17aから浴槽流入配管19に通じる管路のみを開放し、その開口面積を調整して浴槽9内に供給する高温湯の量を適量に制御する。
また、三方弁30は、第1実施形態の制御フロー(図3参照)におけるステップS115からS145までの処理のように循環する浴水と高温の湯を混合させる場合には、給湯用配管17aから浴槽流入配管19に通じる管路の開口面積を調整するとともに、浴槽流出配管18から浴槽流入配管19に通じる管路を開放して、循環浴水と混合させる高温湯の量を適量に制御する。
このように本実施形態のヒートポンプ式給湯装置によれば、循環浴水と混合させる高温湯の量を浴槽9内の浴水の状況に応じて適量に制御することが可能となる。また、さらに三方弁30の開度を制御することにより、浴槽9につかっているユーザーのフィーリングに対して細やかな制御が可能となる。また、三方弁30は、浴水循環を制御するための開閉弁等を代用することができる。
(第4実施形態)
本実施形態のヒートポンプ式給湯装置は、第1実施形態のヒートポンプ式給湯装置に対して、図1の給湯用配管17a上で合流部5よりも上流に流量調整弁31を設ける構成である。なお、本実施形態のヒートポンプ式給湯装置における流量調整弁31にかかる構成を除く他の構成については、第1実施形態と同様であり、同様の作用効果を有する。図6は、本実施形態のヒートポンプ式給湯装置の概略構成を示した模式図である。
本実施形態のヒートポンプ式給湯装置は、第1実施形態のヒートポンプ式給湯装置に対して、図1の給湯用配管17a上で合流部5よりも上流に流量調整弁31を設ける構成である。なお、本実施形態のヒートポンプ式給湯装置における流量調整弁31にかかる構成を除く他の構成については、第1実施形態と同様であり、同様の作用効果を有する。図6は、本実施形態のヒートポンプ式給湯装置の概略構成を示した模式図である。
図6に示すように、流量調整弁31は、貯湯タンク10内の湯が流出して湯張り用混合弁15aによって温度調節された後、循環する浴水と混合する合流部5に至るまでの給湯用配管17a上に設けられている。流量調整弁31は、給湯用配管17aの開閉や開口面積の調整を行うように構成されている。また、流量調整弁31は、ECU40により、各サーミスタからの温度情報、各流量カウンタ54、3からの流量情報、および台所リモコン24や風呂リモコン25の操作スイッチからの操作信号等に基づいてその開度が制御されて浴水と混合する湯の量を調節するように構成されている。
このように本実施形態のヒートポンプ式給湯装置によれば、浴水に混合させる湯量を浴槽内の浴水の状況に応じて適量に制御することが可能となる。例えば、浴槽9内の浴水の温度が上昇するにつれて浴水と混合させる湯の量を減少するように流量調整弁31の開度を絞っていくことで、浴槽内のユーザーのフィーリングに対して細やかな制御を実行できる。
2 湯張り用開閉弁(注湯手段)
5 合流部
7 循環ポンプ(循環手段)
9 浴槽
10 貯湯タンク
15a 湯張り用混合弁(注湯手段)
17a 給湯用配管(注湯手段、経路)
18 浴槽流出配管(配管、循環回路)
19 浴槽流入配管(配管、循環回路)
20 ヒートポンプユニット
26 循環温度サーミスタ
30 三方弁
31 流量調整弁
40 ECU(制御手段)
5 合流部
7 循環ポンプ(循環手段)
9 浴槽
10 貯湯タンク
15a 湯張り用混合弁(注湯手段)
17a 給湯用配管(注湯手段、経路)
18 浴槽流出配管(配管、循環回路)
19 浴槽流入配管(配管、循環回路)
20 ヒートポンプユニット
26 循環温度サーミスタ
30 三方弁
31 流量調整弁
40 ECU(制御手段)
Claims (11)
- ヒートポンプユニット(20)の給湯運転によって貯湯タンク(10)内に貯湯された湯を利用して浴槽(9)内の浴水を加熱するヒートポンプ式給湯装置であって、
前記貯湯タンク(10)内の湯を前記浴槽(9)内に注湯する注湯手段(2、15a、17a、19)と、前記浴槽(9)内の浴水を配管(18、19)を介して循環させる循環手段(7)と、前記注湯手段(2、15a)および前記循環手段(7)を制御する制御手段(40)と、を備え、
追い焚き運転時、前記制御手段(40)は、前記循環手段(7)および注湯手段(2、15a)を作動し、前記浴槽(9)内の浴水を循環させながら前記貯湯タンク(10)内の高温の湯を前記浴水と混合させて前記浴槽(9)内に注湯することを特徴とするヒートポンプ式給湯装置。 - ヒートポンプユニット(20)の給湯運転によって貯湯タンク(10)内に貯湯された温水を利用して浴槽(9)内の浴水を加熱するヒートポンプ式給湯装置であって、
前記貯湯タンク(10)内の湯を前記浴槽(9)内に注湯する注湯手段(2、15a、17a、19)と、前記浴槽(9)内の浴水を配管(18、19)を介して循環させる循環手段(7)と、前記注湯手段(2、15a)および前記循環手段(7)を制御する制御手段(40)と、を備え、
追い焚き運転時、前記制御手段(40)は、設定温度に基づいて追い焚き目標温度を決定し、前記浴槽(9)内の浴水温度の情報を取得することとし、
前記注湯手段(2、15a)を作動して前記貯湯タンク(10)内の一定量の湯を前記浴槽(9)内に注湯した後、前記浴水温度が前記追い焚き目標温度に達していないと判断したときは、前記浴槽(9)内の浴水を循環させながら前記貯湯タンク(10)内の湯を前記浴水と混合させて前記浴槽(9)内に注湯することを特徴とするヒートポンプ式給湯装置。 - 追い焚き運転時、前記制御手段(40)は、前記浴槽(9)内への追い焚き開始時からの累積注湯量、および前記浴槽(9)内の湯量の各情報を取得し、
前記累積注湯量が所定量以上になったときに注湯を終了するとともに、取得した前記浴槽(9)内の湯量情報に基づいて前記所定量を可変させることを特徴とする請求項1または2に記載のヒートポンプ式給湯装置。 - 前記制御手段(40)は、追い焚き運転開始時に、前記追い焚き目標温度と前記取得した浴水温度との差に基づいて前記浴槽(9)内に注湯する一定量を決定することを特徴とする請求項2または3に記載のヒートポンプ式給湯装置。
- 前記制御手段(40)は、前記一定量の注湯を行った後、前記浴水温度が前記追い焚き目標温度に達していないと判断したときは、前記追い焚き目標温度と前記浴水温度情報との差に基づいて前記一定量を決定し直すことを特徴とする請求項2または3に記載のヒートポンプ式給湯装置。
- 前記循環手段(7)を構成する循環ポンプ(7)は、前記貯湯タンク(10)内の湯が浴水の循環回路(18、19)に合流する合流部(5)から前記浴槽(9)内に流れるまでに構成される浴槽流入配管(19)に設けたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のヒートポンプ式給湯装置。
- 浴槽(9)内の浴水温度を検出する循環温度サーミスタ(26)は、前記浴水が前記浴槽(9)から流出してから前記貯湯タンク(10)内の湯と混合する合流部(5)に至るまでに構成される浴槽流出配管(18)に設けたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のヒートポンプ式給湯装置。
- 循環する浴水と前記貯湯タンク(10)内の湯とが混合する合流部(5)に三方弁(30)を設け、
前記制御手段(40)は、前記三方弁(30)を制御して浴水と湯の混合比を調節することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のヒートポンプ式給湯装置。 - 前記貯湯タンク(10)内の湯が流出して温度調節された後、循環する浴水と混合される合流部(5)に至るまでの経路(17a)に流量調整弁(31)を設けたことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のヒートポンプ式給湯装置。
- 前記制御手段(40)は、浴水がその循環回路(18、19)を循環するときに前記浴槽(9)内を流出してから貯湯タンク(10)内の湯と混合する合流部(5)に至るまでの間における前記浴水の各種情報を取得し、この情報に基づいて循環させる浴水と前記循環回路(18、19)に合流する湯との混合量を制御することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のヒートポンプ式給湯装置。
- ヒートポンプユニット(20)によって加熱された湯を貯湯タンク(10)に貯湯し、前記貯湯タンク(10)内の湯を浴槽(9)内に供給するヒートポンプ式給湯装置であって、
前記浴槽(9)内の浴水を前記浴槽(9)内から取り出した後、再び前記浴槽(9)内に戻す循環流路(18、19)と、
前記循環流路(18、19)に接続され、前記貯湯タンク(10)内の湯を前記浴槽(9)に注湯する注湯流路(12、13、17a)と、
前記浴槽(9)内の浴水を追い焚きする追い焚き運転時に、前記注湯流路(12、13、17a,19)を通る湯を前記循環流路(18,19)を循環する浴水と混合させる混合手段(2、15a)と、を有することを特徴とするヒートポンプ式給湯装置。
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