JP2005106440A - 貯湯式給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】貯湯タンクの貯湯温水と熱交換することによって浴槽水を追い焚きするようにした貯湯式給湯装置において、ふろの追い焚き運転が可能かどうかをより正確に見極めることができるようにする。
【解決手段】温水を貯湯する貯湯タンク2と、貯湯タンク2の貯湯温度を検出する貯湯温度センサ33と、ふろ循環回路22途中に設けられ浴槽水を貯湯タンク2に貯められた温水で加熱する熱交換器18と、ふろ循環回路22の熱交換器18の上流側に設けられたふろ戻り温度センサ23とを備え、浴槽水を熱交換器18に循環させて追い焚き運転するようにした貯湯式給湯装置において、追い焚き運転時に、ふろ戻り温度センサ23の検出するふろ温度に基づいて算出される追い焚きに要する熱量Q1と、貯湯温度センサ33で検出する貯湯温度に基づいて算出される追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2とに基づいて追い焚き運転を行うか否かを判断するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、貯湯タンクの貯湯温水を用いて浴槽の湯水を追い焚きする貯湯式給湯装置に関するものである。
従来よりこの種の電気温水器やヒートポンプ貯湯式給湯装置においては、貯湯タンクの貯湯温水を用いて浴槽の湯水を追い焚き可能とし、追い焚き指令があると、貯湯タンクに貯められた温水の温度を検出し、この温度が所定温度T1以上であれば、ふろ循環ポンプを駆動して浴槽水を熱交換器に循環させて貯湯タンクの高温水との熱交換により追い焚き運転を行い、追い焚き運転中に貯湯タンクの温度が追い焚きに不十分な温度まで低下すると、追い焚き運転を中止するようにしていたものであった。
特開2003−50048号公報
しかし、この従来のものでは、ふろの残り湯が低温かつ量が多いときなども貯湯温度が所定温度T1以上であれば追い焚き運転を行うものであるので、追い焚き運転の途中で貯湯タンクの熱量が追い焚きに不十分な熱量まで低下しても貯湯温度が所定温度T1以上であれば追い焚き運転を継続し、浴槽水をユーザーの所望する温度にまで昇温させるのに長時間を要し、いつまでも追い焚き運転が継続してしまいユーザーの利便性を損なうことがあった。
そこで、いつまでも追い焚き運転が継続してしまうことを防止するために、追い焚き運転を開始可能とする条件の所定温度T1を高い温度に設定したり、また、追い焚き運転を開始してから貯湯温度が所定温度T1より高い所定温度T2以下まで下がると追い焚き運転を中止するようにすることが考えられる。しかし、このようにすると、追い焚き運転で必要とする熱量は、ふろ温度やふろの残り湯量によって変動するため、追い焚き運転で必要とする熱量が少なかった場合に、実際には追い焚き運転を行うことが可能であるにもかかわらず追い焚き運転を行わなかったり中止してしまう場合があり、ユーザーの利便性を大きく損なうこととなってしまう。
そこで、本発明は上記課題を解決するため、請求項1では、温水を貯湯する貯湯タンクと、この貯湯タンクの貯湯温度を検出する貯湯温度センサと、ふろ循環ポンプを備え浴槽の湯水を循環させるふろ循環回路と、このふろ循環回路途中に設けられ浴槽水を前記貯湯タンクに貯められた温水で加熱する熱交換器と、前記ふろ循環回路の前記熱交換器の上流側に設けられたふろ戻り温度センサとを備え、前記ふろ循環ポンプを駆動して浴槽水を前記熱交換器に循環させて追い焚き運転するようにした貯湯式給湯装置において、前記追い焚き運転時に、前記ふろ戻り温度センサの検出するふろ温度に基づいて算出される追い焚きに要する熱量Q1と、前記貯湯温度センサで検出する貯湯温度に基づいて算出される追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2とに基づいて追い焚き運転を行うか否かを判断するようにした。
また、請求項2では、前記請求項1のものにおいて、前記追い焚きに要する熱量Q1は、前記ふろ戻り温度センサの検出するふろ温度と、予め記憶されたふろ湯量とに基づいて算出されるようにした。
また、請求項3では、前記請求項1のものにおいて、前記ふろ循環回路に浴槽の水位を検出する水位センサを設け、前記追い焚きに要する熱量Q1は、前記ふろ戻り温度センサの検出するふろ温度と、前記水位センサで検出するふろ水位とに基づいて算出されるようにした。
また、請求項4では、前記請求項1〜3のものにおいて、前記追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2は、前記貯湯温度センサで検出する貯湯温度と、前記ふろ戻り温度センサで検出するふろ温度とに基づいて算出されるようにした。
また、請求項5では、前記請求項1〜3のものにおいて、前記追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2は、前記貯湯温度センサで検出する貯湯温度と、追い焚き目標温度とに基づいて算出されるようにした。
また、請求項6では、前記請求項1〜3のものにおいて、前記追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2は、前記貯湯温度センサで検出する貯湯温度と、前記ふろ戻り温度センサで検出するふろ温度と、追い焚き目標温度とに基づいて算出されるようにした。
本発明の請求項1によれば、追い焚きに必要な熱量Q1と追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2とを算出し、これらを比較して追い焚き運転を行うか否かを判断するようにしたので、追い焚き運転途中で貯湯熱量が足りなくなったり、実際は追い焚き運転ができるのに追い焚き運転を行わなかったりするような不都合がなく、ふろの追い焚き運転が可能かどうかをより正確に見極めることができ、ユーザーの利便性を大きく向上させることができる。
また、請求項2によれば、追い焚きに必要な熱量Q1を、実際のふろ温度と、予め記憶されたふろ湯量とに基づいて算出するので、追い焚きに必要な熱量Q1をより精度良く算出でき、ふろ追い焚き運転の可否をより正確に見極めることが可能となる。
また、請求項3によれば、追い焚きに必要な熱量Q1を、実際のふろ温度と、水位センサで検出するふろ水位とに基づいて算出するので、追い焚きに必要な熱量Q1をより精度良く算出でき、ふろ追い焚き運転の可否をより正確に見極めることが可能となる。
また、請求項4によれば、追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2を、貯湯タンクの貯湯温度と、実際のふろ温度とに基づいて算出するので、追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2をより精度良く算出でき、ふろ追い焚き運転の可否をより正確に見極めることが可能となる。
また、請求項5によれば、追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2を、貯湯タンクの貯湯温度と、追い焚き目標温度とに基づいて算出するので、追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2をより精度良く算出でき、ふろ追い焚き運転の可否をより正確に見極めることが可能となる。
また、請求項6によれば、追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2を、貯湯タンクの貯湯温度と、実際のふろ温度と、追い焚き目標温度とに基づいて算出するので、追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2をより精度良く算出でき、ふろ追い焚き運転の可否をより正確に見極めることが可能となる。
本発明は、温水を貯湯する貯湯タンク2と、この貯湯タンク2の貯湯温度を検出する貯湯温度センサ33と、ふろ循環ポンプ20を備え浴槽6の湯水を循環させるふろ循環回路22と、このふろ循環回路22途中に設けられ浴槽水を前記貯湯タンク2に貯められた温水で加熱する熱交換器18と、前記ふろ循環回路22の前記熱交換器18の上流側に設けられたふろ戻り温度センサ23とを備え、前記ふろ循環ポンプ20を駆動して浴槽水を前記熱交換器18に循環させて追い焚き運転するようにした貯湯式給湯装置において、前記追い焚き運転時に、前記ふろ戻り温度センサ23の検出するふろ温度に基づいて算出される追い焚きに要する熱量Q1と、前記貯湯温度センサ33で検出する貯湯温度に基づいて算出される追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2とに基づいて追い焚き運転を行うか否かを判断するようにしたものであるので、追い焚き運転途中で貯湯熱量が足りなくなって追い焚き運転がいつまでも継続したり、実際は追い焚き運転ができるのに追い焚き運転を行わなかったりするような不都合がなく、ふろの追い焚き運転が可能かどうかをより正確に見極めることができ、ユーザーの利便性を大きく向上させることができるものである。
なお、ここで、追い焚きに要する熱量Q1は少なくともふろ温度に基づいて算出されるものであればよく、また、追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2は少なくとも貯湯温度に基づいて算出されるものであればよいものである。
次に、本発明の実施例1について説明すると、この貯湯式給湯装置は、時間帯別契約電力の電力単価が安価な深夜時間帯に湯水を沸き上げて貯湯し、この貯湯した湯水を給湯に用いるもので、1は湯水を貯湯する貯湯タンク2を備えた貯湯タンクユニット、3は貯湯タンク内の湯水を加熱する加熱手段としてのヒートポンプユニット、4は台所や洗面所等に設けられた給湯栓、5はこの貯湯式給湯装置を遠隔操作するリモコン、6は浴槽である。
前記貯湯タンクユニット1の貯湯タンク2は、上端に出湯管7と、下端に給水管8とが接続され、さらに、下部にヒーポン循環回路を構成するヒーポン往き管9と、上部にヒーポン循環回路を構成するヒーポン戻り管10とが接続され、前記ヒートポンプユニット3によってヒーポン往き管9から取り出した貯湯タンク2内の湯水を沸き上げてヒーポン戻り管10から貯湯タンク2内に戻して貯湯され、給水管8からの給水により貯湯タンク2内の湯水が押し上げられて貯湯タンク2内上部の高温水が出湯管7から押し出されて給湯されるものである。
前記ヒートポンプユニット3は、圧縮機11と凝縮器としての冷媒−水熱交換器12と電子膨張弁13と強制空冷式の蒸発器14で構成されたヒートポンプ回路15と、貯湯タンク2内の湯水を前記ヒーポン往き管9およびヒーポン戻り管10を介して冷媒−水熱交換器12に循環させるヒーポン循環ポンプ16と、それらの駆動を制御するヒーポン制御部17とを備えており、ヒートポンプ回路15内には冷媒として二酸化炭素が用いられて超臨界ヒートポンプサイクルを構成しているものである。なお、冷媒に二酸化炭素を用いているので、低温水を電熱ヒータなしで約90℃の高温まで沸き上げることが可能なものである。
ここで、前記冷媒−水熱交換器12は冷媒と被加熱水たる貯湯タンク2内の湯水とが対向して流れる対向流方式を採用しており、超臨界ヒートポンプサイクルでは熱交換時において冷媒は超臨界状態のまま凝縮されるため効率良く高温まで被加熱水を加熱することができ、被加熱水の冷媒−水熱交換器12入口温度と冷媒の出口温度との温度差が一定になるように前記電子膨張弁12または圧縮機11を制御することで、COP(エネルギー消費効率)がとても良い状態で被加熱水を加熱することが可能なものである。
次に、18は前記浴槽6の湯水を加熱するためのステンレス製の蛇管よりなる熱交換器で、貯湯タンク2内の上部に配置されていると共に、この熱交換器18にはふろ往き管19およびふろ循環ポンプ20を備えたふろ戻り管21よりなるふろ循環回路22が接続されて浴槽6の湯水が循環可能にされ、浴槽6内の湯水が貯湯タンク2内の高温水により加熱されて保温あるいは追い焚きが行われるものである。
23はふろ戻り管21を介して熱交換器18に流入する浴槽水の温度を検出するふろ戻り温度センサ、24は熱交換器18を流出してふろ往き管19を介して浴槽6へ流れる浴槽水の温度を検出するふろ往き温度センサである。25はふろ戻り管21に設けられた水位センサで、ふろ循環口26から上の浴槽水位を検出するものである。
次に、27は出湯管7からの湯と給水管9から分岐された給水バイパス管28からの低温水を混合する電動ミキシング弁より構成された給湯混合弁であり、その下流の給湯管29に設けた給湯温度センサ30で検出した湯温がリモコン5でユーザーが設定した給湯設定温度になるように混合比率が制御されるものである。
31は給湯管29から分岐されてふろ戻り管21に連通された湯張り管で、この湯張り管31には、浴槽6への湯張りの開始/停止を行う湯張り弁32と、浴槽6への湯張り量をカウントするふろ流量カウンタ33と、浴槽水が給湯管29へ逆流するのを防止する逆止弁34とが設けられているものである。
次に、35は貯湯タンク2の上下方向に複数個配置された貯湯温度センサで、この実施形態では5つの貯湯温度センサが配置され上から35a、35b、35c、35d、35eと呼び、この貯湯温度センサ35が検出する温度情報によって、貯湯タンク2内にどれだけの熱量が残っているかを検知し、そして貯湯タンク2内の上下方向の温度分布を検知するものである。
前記リモコン5には、給湯設定温度を設定する給湯温度設定スイッチ36、およびふろ設定温度を設定するふろ温度設定スイッチ37がそれぞれ設けられていると共に、浴槽6へふろ設定温度の湯をリモコン5の湯張り量設定スイッチ(図示せず)で設定された湯張り量だけ湯張りし所定時間保温させるふろ自動スイッチ38と、浴槽水を追い焚きさせる追い焚きスイッチ39が設けられているものである。
40は貯湯タンクユニット1内の各センサの入力を受け各アクチュエータの駆動を制御するマイコンを有し制御部を構成する給湯制御部である。この給湯制御部40に前記リモコン5が無線または有線により接続されユーザーが任意の給湯設定温度およびふろ設定温度を設定できるようにしているものである。
なお、41は貯湯タンク2の過圧を逃す過圧逃し弁、42は給水の圧力を減圧する減圧弁、43は給湯する湯水の量をカウントする給湯流量カウンタ、44は給水の温度を検出する給水温度センサである。
次に、この実施例1の作動を説明する。
まず、深夜電力時間帯になって貯湯温度センサ35が貯湯タンク2内に翌日に必要な熱量が残っていないことを検出すると、給湯制御部40はヒーポン制御部17に対して沸き上げ開始指令を発する。指令を受けたヒーポン制御部17は圧縮機11を起動した後にヒーポン循環ポンプ16を駆動開始し、貯湯タンク2下部に接続されたヒーポン往き管9から取り出した5〜20℃程度の低温水を冷媒−水熱交換器12で70〜90℃程度の高温に加熱し、貯湯タンク2上部に接続されたヒーポン戻り管10から貯湯タンク2内に戻し、貯湯タンク2の上部から順次積層して高温水を貯湯していく。貯湯温度センサ35が必要な熱量が貯湯されたことを検出すると、給湯制御部40はヒーポン制御部17に対して沸き上げ停止指令を発し、ヒーポン制御部17は圧縮機11を停止すると共にヒーポン循環ポンプ16も停止して沸き上げ動作を終了するものである。
次に、給湯運転について説明すると、給湯栓4を開くと、給水管8からの給水が貯湯タンク2内に流れ込む。そして貯湯タンク2に貯められた高温水が出湯管7を介して給湯混合弁27へ流入し、給水バイパス管28からの低温水と混合され、給湯制御部40により給湯混合弁27の混合比率が調整されて給湯設定温度の湯が給湯栓4から給湯される。そして、給湯栓4の閉止によって給湯が終了するものである。
次に、浴槽6への湯張り運転について説明すると、リモコン5のふろ自動スイッチ38が操作されると、給湯制御部40が湯張り弁32を開弁する。そして、給湯混合弁27によってふろ設定温度に調整された湯水が湯張り管31からふろ戻り管21を介して浴槽6へ湯張りされ、湯張り管31途中に設けられたふろ流量カウンタ33が所定の湯張り量V1をカウントすると給湯制御部40が湯張り弁32を閉弁して湯張り運転を終了するものである。
ここで、この湯張り運転では、前記給湯制御部40が湯張りを開始してから水位センサ25が変化を検出するまでの湯量をふろ流量カウンタ33で積算し、これを浴槽6の底面からふろ循環口26での湯量V2として記憶すると共に、それ以降の湯張り量と水位変化に基づいて浴槽6の単位水位当りの湯量V3を算出して記憶するようにしている。
次に、ふろの追い焚き運転について図2に示すフローチャートに基づいて説明する。リモコン5の追い焚きスイッチ39がONされ、追い焚き運転の開始指示があると、給湯制御部40は貯湯タンク2に取り付けられている貯湯温度センサ35が検出する貯湯温度をチェックし、熱交換器18の近傍の貯湯温度が熱交換に最低限必要と考えられる所定温度T1(ここでは50℃)以上であるかを判定する(ステップ1、以下S1と略す)。
そして、熱交換器18近傍の貯湯温度が所定温度T1以上あると(S1でYes)、給湯制御部40はふろ循環ポンプ20を駆動開始して(S2)貯湯タンク2内の上部に貯められた高温水と浴槽水とを熱交換させふろの追焚き運転を開始する。
このとき、ふろ戻り温度センサ23でふろ温度を検出し、この検出した追い焚き開始時の実際のふろ温度と、このふろ設定温度に基づく追い焚き目標温度と、予め入力されて記憶している所定の湯張り量V1とから追い焚きに必要な熱量Q1を算出する(S3)。
なお、前記追い焚き目標温度は、ふろ温度が前記ふろ温度設定スイッチ37で設定されたふろ設定温度未満の場合はこのふろ設定温度を追い焚き目標温度とし、ふろ温度がふろ設定温度以上の場合はこのふろ設定温度より所定温度(例えば2℃)高い温度を追い焚き目標温度として設定されるものである。
また、追い焚きに必要な熱量Q1を算出するのに、ユーザーが設定する所定の湯張り量V1を用いたが、この所定の湯張り量V1は、ユーザーがリモコン5を操作して直接入力した湯張り量に限られず、追い焚きに必要な熱量Q1を算出するに足りる値で、浴槽6の容量を超えない値であればよく、例えば、浴槽6の標準的な容量を用いたり(予め複数用意しておいた容量から選択するような構成でもよい)、他には、ユーザーが設定水位を指定するようなものでは、湯張り時にこの設定水位に至るまでの湯張り量をふろ流量カウンタ33でカウントした値を記憶しておいて、これを所定の湯張り量V1として用いてもよい。これらのように予め記憶されている湯張り量V1を用いることで、追い焚きに必要な熱量Q1を算出するのに要する時間を短縮することができる。
そして、貯湯温度センサ35で検出する熱交換器18近傍の貯湯温度と、温度検出する熱交換器18近傍の予め定められた容量とから追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2を算出する(S4)。
この追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2を算出するとき、検出された貯湯温度からふろ戻り温度センサ23で検出するふろ温度を減算した値や、検出された貯湯温度から前記追い焚き目標温度を減算した値や、検出された貯湯温度からふろ温度と追い焚き目標温度の平均値を減算した値を用いるとより正確に追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2を算出することができる。
ここで、貯湯温度から追い焚き目標温度を減算した値を用いて貯湯熱量Q2を算出することにより、浴槽水の全量を最後まで追い焚きすることが可能な貯湯熱量Q2が貯湯タンク2内にあるかどうかを判断することができるものである。
そして、前記S3およびS4のステップで算出した追い焚きに必要な熱量Q1と追い焚きに使用できる熱量Q2を比較し、追い焚きに必要な熱量Q1に対して追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2が十分に余裕がある場合(S5でYes)、具体的にはQ2/Q1が所定値(ここでは1.2)以上ある場合は、貯湯タンク2内の熱量で追い焚き運転を行うことが可能と判断して、追い焚き運転を継続して行う。
ここで、貯湯タンク2内の貯湯温水と浴槽水の熱交換では、浴槽水に与えられる熱量が貯湯タンク2の容量と貯湯温度によって限られており、追い焚き運転が進行するに伴って貯湯温水と浴槽水との温度差が小さくなっていく。そのため、追い焚きに必要な熱量Q1と追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2の差が少ないときは熱交換効率が悪くなり、追い焚きに時間がかかることとなるものであるから、追い焚きに必要な熱量Q1に対して追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2が十分に余裕がある場合に追い焚き運転を行うことを可能と判断するようにして、追い焚きをいつまでも継続するような不具合を解決しているものである。
そして、ふろ往き温度センサ24で検出する温度とふろ戻り温度センサ23で検出する温度の差が所定値以上であると、浴槽水の加熱が効率的に行われていると判断し(S6でYes)、浴槽水の温度が目標追い焚き温度に達するまで追い焚き運転を継続する(S7)。
最終的に、ふろ戻り温度センサ23で検出するふろ温度がふろ設定温度に達すると(S7でYes)、給湯制御部38はふろ循環ポンプ20を駆動停止して(S8)、追い焚き運転を終了する(S9)ようにしているものである。
また、追い焚き運転を開始してから、追い焚きに必要な熱量Q1に対して追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2が少しの余裕しかなく、具体的にはQ2/Q1が所定値(ここでは1.2)未満である場合は(S5でNo)、貯湯タンク2内の熱量で追い焚き運転を行うことが不可能と判断して、循環ポンプ20を停止して追い焚き運転を中止する(S10)。このとき、追い焚き運転を中止した旨をリモコン5にて音声や文字等で報知することが好ましい。
また、追い焚き運転スイッチ37がONされたときに、貯湯温度センサ35が熱交換能力に最低限必要と考えられる所定温度T1(ここでは50℃)未満であることを検出すると(S1でNo)、S10のステップへ進み追い焚き運転を行わないようにしているものである。
また、追い焚き運転が開始された後に、ふろ往き温度センサ24で検出する温度とふろ戻り温度センサ23で検出する温度の差が所定値未満であることを検出すると、浴槽水の加熱が効率的に行われていないと判断し(S6でNo)、S10のステップに進みふろ循環ポンプ20を停止すると共に追い焚き運転を中止するようにしているものである。
このように、追い焚きに必要な熱量Q1と追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2とを算出し、これらに基づいて追い焚き運転を行うか否かを判断するようにしているので、追い焚き運転途中で貯湯熱量が足りなくなったり、実際は追い焚き運転ができるのに追い焚き運転を行わなかったりするような不都合がなく、ふろの追い焚き運転が可能かどうかをより正確に見極めることができ、ユーザーの利便性を大きく向上させることができる。
なお、前記S4の追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2を算出するステップで、貯湯温度から追い焚き目標温度を減算した値を用いて貯湯熱量Q2を算出することにより、浴槽水の全量を最後まで追い焚きすることができない場合に追い焚き運転を中止することができ、いつまでも追い焚き運転完了しないままに継続してしまうようなことがなくなるものである。
また、追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2を算出するステップで、熱交換器18近傍の貯湯温度を貯湯温度センサ35で検出し、これに熱交換器18近傍の予め定められた容量を積算して熱量計算するようにしているが、この予め定められた容量とは追い焚きに寄与可能な熱量を保有した貯湯領域の容量であればよく、例えば、前記所定温度T1以上を検出する最下層の貯湯温度センサ35の高さから貯湯タンク2内の熱交換器18の上端までの容量を算出して用いることも可能であり、このようにした方がより正確に追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2を算出することができる。
また、前記S3の追い焚きに必要な熱量Q1を算出するステップにて、水位センサ25で検出する実際の浴槽水位と、前記湯張り運転時に記憶しておいた単位水位当たりの湯量V3および浴槽6底面からふろ循環口26までの湯量V2を用いて、追い焚き運転開始時の浴槽6内の実際の残り湯量を算出して、この実際の残り湯量と実際のふろ温度および追い焚き目標温度から追い焚きに必要な熱量Q1を算出するようにすれば、より正確な熱量Q1を求めることができ、ふろの追い焚き運転が可能かどうかをより正確に見極めることができ、ユーザーの利便性を大きく向上させることができる。
また、この実施例1において、追い焚き運転の開始条件は前記S1のステップのように、熱交換器18に近接した貯湯温度センサ35bの検出温度によって判断しているが、貯湯温度センサ35aの検出温度を取り入れたり、貯湯タンク2全体の熱量を判断に取り入れたりしても良いもので、また逆に、このステップを省いてしまってもよいものである。
また、追い焚きに必要な熱量Q1と追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2とを算出し、これらに基づいて追い焚き運転を行うか否かの判断のタイミングは、浴槽水を熱交換器18で加熱する前でも可能なものであって、この場合、ふろ循環回路20に熱交換器18をバイパスするバイパス回路45と、熱交換器18側とバイパス回路45側とを切換える三方弁46を設け、追い焚きスイッチ39の操作により追い焚き運転開始指示がなされると、浴槽水を熱交換器18に循環させずにバイパス回路45だけに循環させ、この状態でふろ温度や貯湯温度、およびふろ水位等を検出するようにすればよい。
また、この実施例1において、熱交換器18を貯湯タンク2内に配置したが、これに限らず、熱交換器18を貯湯タンク2外に配置し、貯湯温水を熱交換器18に循環させる方式としても良いものである。また、貯湯水を加熱する手段としてヒートポンプ式を採用したが、これに限らず、貯湯タンク2内に電熱ヒータを配置したものでも良いものである。
本発明の実施例1の貯湯式給湯装置の概略構成図。 実施例1の追い焚き運転を説明するフローチャート。
符号の説明
2 貯湯タンク
6 浴槽
18 熱交換器
20 ふろ循環ポンプ
22 ふろ循環回路
23 ふろ戻り温度センサ
25 水位センサ
35 貯湯温度センサ

Claims (6)

  1. 温水を貯湯する貯湯タンクと、この貯湯タンクの貯湯温度を検出する貯湯温度センサと、ふろ循環ポンプを備え浴槽の湯水を循環させるふろ循環回路と、このふろ循環回路途中に設けられ浴槽水を前記貯湯タンクに貯められた温水で加熱する熱交換器と、前記ふろ循環回路の前記熱交換器の上流側に設けられたふろ戻り温度センサとを備え、前記ふろ循環ポンプを駆動して浴槽水を前記熱交換器に循環させて追い焚き運転するようにした貯湯式給湯装置において、前記追い焚き運転時に、前記ふろ戻り温度センサの検出するふろ温度に基づいて算出される追い焚きに要する熱量Q1と、前記貯湯温度センサで検出する貯湯温度に基づいて算出される追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2とに基づいて追い焚き運転を行うか否かを判断するようにしたことを特徴とする貯湯式給湯装置。
  2. 前記追い焚きに要する熱量Q1は、前記ふろ戻り温度センサの検出するふろ温度と、予め記憶されたふろ湯量とに基づいて算出されることを特徴とする請求項1記載の貯湯式給湯装置。
  3. 前記ふろ循環回路に浴槽の水位を検出する水位センサを設け、前記追い焚きに要する熱量Q1は、前記ふろ戻り温度センサの検出するふろ温度と、前記水位センサで検出するふろ水位とに基づいて算出されることを特徴とする請求項1記載の貯湯式給湯装置。
  4. 前記追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2は、前記貯湯温度センサで検出する貯湯温度と、前記ふろ戻り温度センサで検出するふろ温度とに基づいて算出されることを特徴とする請求項1〜3記載の貯湯式給湯装置。
  5. 前記追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2は、前記貯湯温度センサで検出する貯湯温度と、追い焚き目標温度とに基づいて算出されることを特徴とする請求項1〜3記載の貯湯式給湯装置。
  6. 前記追い焚きに使用できる貯湯熱量Q2は、前記貯湯温度センサで検出する貯湯温度と、前記ふろ戻り温度センサで検出するふろ温度と、追い焚き目標温度とに基づいて算出されることを特徴とする請求項1〜3記載の貯湯式給湯装置。
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